雪乃「八幡」back

雪乃「八幡」


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1:
八幡「え、今なんつった?」
雪乃「いや私は八幡とちゃんと言ってるのだけれど」
八幡「いきなり下の名前呼びとか勘違いしちゃうだろ、やめてくれ」
雪乃「だから私は八幡っと、おかしいわ……どうして八幡と呼んでしまうのかしら」
八幡「こっちが聞きたいわ、心臓に悪いから普通に呼んでくれ」
雪乃「そんな事わかってるわ、だからちゃんと八幡と呼んで……」
八幡「あーもうわかった、罰ゲームかなにかか?まさか雪ノ下も他の連中と同じ虫の狢だとは思わなかったよ」
雪乃「そんなことないわ!!私の意思とは関係なく八幡と言ってしまうの、信じて」
八幡「もういい、今日はもう帰るわ、またな」
雪乃「八幡!!待って違うの!」 
ガララッ バタン
2:
雪乃「ほんとどうしたのかしら、私はちゃんと八幡と言ってるのだけれど」
プルルルル
雪乃「電話……、こんな時に誰なの」
陽乃「ひゃっはろー、雪乃ちゃん元気ー?」
雪乃「一体何の用?」
陽乃「久しぶりに電話したのに素っ気ないなぁ」
雪乃「用がないなら切るわよ」
陽乃「ほんとに切ってもいいのかなぁ?」
雪乃「どういうつもり?」
陽乃「今日何か変わった事なかったかな?」
雪乃「何もないわ、要件はそれだけ?」
陽乃「あれれ??ほんとに何もなかった?そういや比企谷君はそこにいるよね?」
雪乃「八幡なら帰ったわ、あ」
3:
陽乃「雪乃ちゃん比企谷くんの事八幡って呼んでるんだぁ、いつのまにそんな仲になったの」
雪乃「全くそういう仲ではないわ、勘違いしないでもらえないかしら」
陽乃「でも今八幡って言ったよね?ちなみにこの会話録音済みだから無駄だよ?」
雪乃「うっ……」
陽乃「それでもう一度聞くけど、今日なにか変わった事なかったかな?」
雪乃「………」
陽乃「雪乃ちゃん?」
雪乃「八幡の事を八幡としか言えなくなってしまったわ、私の意思とは関係なく」
陽乃「ん??どういうことかな?八幡の事を八幡?」
雪乃「だから八幡って言いたいのだけれど、八幡と言ってしまうの」
陽乃「なるほどねぇ、噂に聞いてたけどすごい効き目なんだねぇ」
雪乃「どういうことかしら?もしかしてこれも姉さんの仕業なの?」
陽乃「さぁどうだろうね?」
4:
雪乃「いますぐこれをどうにかして!このままじゃ奉仕部の活動に支障をきたすわ」
陽乃「ふ?ん、どうやったら治るか知りたい?」
雪乃「はやく教えなさい!!」
陽乃「ん?どうしようかな?」
雪乃「いいから、どうやったら治るのか教えて!」
陽乃「その原因の彼とキスをすれば治るよ」
雪乃「はい?」
陽乃「比企谷くんとキスすれば、今の雪乃ちゃんに起こった異常な現象も治るって言ってるんだよ」
雪乃「そんなこと……、他に方法はないの?」
陽乃「ないよ、比企谷くんとキスして元に戻るか、一生比企谷君の事を八幡と呼ぶか、どっちか好きなの選べば?」
5:
翌日 奉仕部
結衣「ヒッキー今日遅いね」
雪乃「そうね……どこをほっつき歩いてるのかしら」
結衣「なんかいつもより今日暗かったし、なにかあったのかな…」
雪乃「そうね、きたら問い詰めましょうか」
ガララッ
八幡「うっす」
結衣「あーヒッキー遅い!!どこ行ってたの?」
八幡「いや、マッ缶買いいってたんだよ」
結衣「自販機までそんな時間かからないじゃーん」
八幡「まぁいろいろとな……」 チラッ
雪乃「………」
7:
結衣「ごめーんゆきのん、優美子にカラオケ誘われちゃった、今日はこれで帰るね!」
雪乃「そう、由比ヶ浜さんまた」
結衣「またねーゆきのん!ヒッキーも!バイバイ」
八幡「あぁ、またな」
ガラララッ バタン
八幡「それじゃ俺もそろそろ」
雪乃「あなたには用事はないでしょう?」
八幡「いや俺もいろいろと忙しいんだ」
雪乃「小町さんに確認はとってるわよ」
八幡「小町の野郎……」
雪乃「それで話があるのだけど……八幡」
8:
八幡「雪ノ下、俺をおちょくってるのか?」
雪乃「そ、そんなことはないわ」
八幡「じゃあなんでいきなり俺の事を下の名前で呼ぶようになったんだ」
雪乃「それは……今は話せないわ」
八幡「なんでだ?」
雪乃「とにかく今は黙って言うことを聞いてくれないかしら、お願い……」
八幡「はぁ………わかったよ、んでなんだ」
雪乃「とりあえず、立ってもらえるかしら」
八幡「おいおい、俺に何するきだよ」
雪乃「なにも危険な事はしないわ、とにかく座ったままじゃいろいろとやりにくいのよ…」
9:
八幡「んでどうするんだこっから」
雪乃「目を閉じてもらえなかしら?」
八幡「おい、いくら俺の眼が腐ってるからってひどくないか」
雪乃「いえ、今回のはそういう意味で言ったわけじゃなくて…」
八幡「どういう意味だよ、まじでこれ罰ゲームかなにかか、終わったら周りに隠れてる奴らが一斉にでてきたりしないよな」
雪乃「そんなことないわ、私を信用してちょうだい、いいから目を閉じて、お願い」
八幡「わかったよ、はやくしてくれよな」
雪乃(比企谷くんとキスするのよね……、いまさら止めるわけにも……)  ※心の声では比企谷呼びです
チュッ
10:
八幡「えっ!?///」
雪乃「/////////」
八幡「ゆっっきのした??今俺に……。」
雪乃「比企谷くん何顔を赤くしてるのかしら?」
八幡「あ、苗字呼びに戻ってる」
雪乃「勘違いしないでもらえないかしら?私が比企谷君を下の名前で呼ぶわけないじゃないっ」
八幡「いやでも、雪ノ下今俺にキスしたのは」
雪乃「夢でも見てたんじゃないかしら?私があなたにキスをするわけないわ、ほんと勘違いも甚だしい」
八幡「まぁそうだよな……俺の勘違いだったわ、変な事いってすまなかった、雪乃」
雪乃「今なんて言ったのかしら?」
八幡「俺の勘違いだったって」
雪乃「いえその後よ」
八幡「変なこといってすまなかった」
雪乃「その後!」
八幡「雪乃」
11:
雪乃「もう一度」
八幡「へ?」
雪乃「雪乃ってもう一度いいなさい、私の目を見て」
八幡「そんな改めて言われると恥ずかしいんだが……、雪乃っ」
雪乃「比企谷くん」
八幡「そういや俺だけ名前呼びってのもおかしいよな、雪乃も俺の事名前で呼んでくれよ、さっきまで言ってたように」
雪乃「わかってるわ、私だって比企谷くんのことを、比企谷くん!!って……あら……」
八幡「どうした?」
雪乃「おかしいわ………、私はちゃんと比企谷くん!って言ってるのに」
八幡「なんだよ……俺だけ下の名前で呼ぶってのもおかしいよな、んなら俺も雪ノ下呼びに戻すわ」
雪乃「それは駄目!!」
八幡「なんでだよ」
雪乃「どうしたのかしら………」
プルルルル
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