委員長「今日、転校生がくるらしいよ?」転校生「へえー」back

委員長「今日、転校生がくるらしいよ?」転校生「へえー」


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1:
―――教室
担任「あ、委員長ちょっと」
委員長「はい」
担任「明日から転校生が来るんだが、色々とよくしてやってほしい」
委員長「そうなんですか?わかりました」
担任「初めのうちは転校生も馴染めないで大変だと思うから、頼むな」
委員長「はい。がんばります」
担任「じゃあ、よろしくな」
委員長(転校生かぁ……どんな子だろう……?)
4:
―――翌日 教室
委員長「おっはよー」
委員長「今日も一番乗りー」
委員長「さてと、まずは花瓶の水でも……」
転校生「あ、おはよぉ」
委員長「誰?」
転校生「うち?今日から転校してきたんよ、よろしくぅ」
委員長「あなたが?」
転校生「うん♪」
委員長(なんだ、結構明るい子だ……これならすぐに馴染めるね)
5:
ヘイ、性別は?
8:
転校生「にしても、朝早いねぇ?」
委員長「え?そうかな?」
転校生「はやいわー。まだ八時になったところやし」
委員長「委員長としては朝から色々と雑務があるの」
転校生「へえー」
委員長「あ、丁度いいから手伝ってよ」
転校生「なにを?」
委員長「お掃除」
転校生「めんどぉ」
委員長「いいからいいから」
転校生「いややなぁ……」
11:
委員長「―――ありがとう、おかげで捗ったよ」
転校生「もう、朝からなにさせんのぉ?」
委員長「いいじゃない」
転校生「はぁ……あ、ちょとトイレに」
委員長「場所、わかる?」
転校生「うん、へーき」
委員長「そっか」
転校生「ほななー」
委員長「うん」
委員長(いい子そう。私がお節介するほどじゃないかも)
担任「おー、もう来てたのか。いつもごくろうさん」
委員長「あ、先生。おはようございます」
担任「ちょっと職員室まで来てくれないか?」
委員長「はい」
13:
―――職員室
担任「先に紹介しとくよ。この子が今日から転校してきた子だ」
女子「ど、どうも……」
委員長「え?!」
担任「ん?どうしてそんなに驚いているんだ?」
委員長「あ、いえ……」
委員長(じゃあ、さっきの子は……?)
女子「あ、あの……」
委員長「ん?」
女子「よよ、よろしくおねがい……します……」
委員長「あ、うん……よろしく……」
担任「人見知りする子みたいだからフォロー頼むな」
委員長「わ、わかりました……」
14:
これは予想外の展開支援
15:
―――教室
女子「きょ……今日から……転校してきました……」
生徒「前はどこに住んでたんですかー」
女子「は……えと、都内、です」
生徒「好きな音楽ってなにー?好きなアイドルっているー?」
女子「よ、よく……わかりません……」
担任「ほらほら、質問はあとにしろ」
女子「すいません……」
委員長(朝の子、探せば会えるのかな……?)
担任「じゃあ、席は委員長の隣な」
女子「は、はい……」
委員長「こっちこっち」
女子「すいません……」
委員長「なんで謝るの?」
女子「す、すいません……」
16:
―――昼休み
生徒「委員長ー、一緒にたべようー」
委員長「あ、ちょっとまってー」
委員長「ねえねえ、むこうでごはん、一緒にたべよ?」
女子「え……?」
委員長「お弁当じゃないの?」
女子「お、お弁当、です……」
委員長「なら、一緒に食べよ?」
女子「あ、はい……」
委員長「この子も一緒でいいよね?」
生徒「いいよー」
女子「うぅ……」
委員長「前の学校のこととか色々きかせてよ」
女子「は、はい……」
17:
生徒「ねえねえ、付き合ってた彼氏とかいないの?」
女子「い、いません……」
生徒「じゃあさー、好きなものってなに?」
女子「えと……読書……です」
生徒「あ、そう……」
委員長「あ、向こうの学校でなにか部活動とかしてた?」
女子「してません……」
委員長「え……えーと、じゃあ、あのー……仲のいい友達と離れて寂しくない?」
女子「……」
委員長「どうかした?」
女子「なんでも……ないです……」
委員長(大丈夫かな……この子……)
18:
―――放課後
委員長「きりーつ、れい」
生徒「「さよーならー」」
担任「気を付けて帰れよー」
委員長「さてと、黒板を綺麗にしますか」
女子「……」
委員長「ん?どうかした?」
女子「……っ」
委員長「あ、ちょっと!」
委員長「もう、言いたいことがあるなら言えばいいのに」
担任「委員長、どうだ?転校生の様子は」
委員長「うーん……少し、時間がかかりそうです」
担任「やっぱりか……ま、俺も気にかけるから、委員長は深く考えなくていいからな?」
委員長「はい、わかってますって」
20:
委員長「ふう、さて帰りますか」
転校生「あ、おったー」
委員長「え?」
転校生「いやー、やっとみつけたわぁ、あはは」
委員長「あなた!?」
転校生「朝はどーも」
委員長「あなた、このクラスの転校生じゃなかったの!?」
転校生「いやぁ、お恥ずかしい」
委員長「クラス……間違えたのね?」
転校生「いやぁ……そもそも学年がちゃうかってん」
委員長「へ?」
転校生「うち、後輩みたいやわぁ。先輩♪」
委員長「な……」
22:
委員長「学年を間違えるものかなぁ……」
転校生「間違えてもうたわぁ」
委員長「……」
転校生「でも、ここええわぁ。眺めとかきれーやし」
委員長「気になってたんだけど……関西から?」
転校生「うん。あ、やっぱり標準語のほうがええかしら?」
委員長「なってない。標準語になってないから」
転校生「あははー、むずいなー」
委員長「本当に後輩?」
転校生「せやでー。ほらほら、これ学生証」
委員長「にしてはフランクすぎない?」
転校生「うちのもちあじやー、あっはっはっは」
委員長「……」
24:
転校生「お……メール」
委員長「ちょっと、ここ携帯電話の持ち込みは禁止だよ?」
転校生「固いこといーなや……あ!!!」
委員長「ひっ!?ど、どうしたの?大声だして……」
転校生「ごめん、先輩!姉ちゃんがまっとるの忘れてたわ!!」
委員長「お姉ちゃん?この学校にいるの?」
転校生「そう!はよいかな……姉ちゃんの折檻はいやや!!」
委員長「お姉ちゃんって怖いの……?」
転校生「もうすっごい怖い!!」
委員長(どんな人だろう……)
転校生「じゃあ、またな!」
委員長「あ、ちょっと待って。私もついていってもいい?」
転校生「え?別にええけど……なんで?」
委員長「興味本位」
転校生「野次馬か……ええよ、いこ」
27:
―――玄関
転校生「ねーちゃーん!!」
委員長(私と同学年だったりして……)
女子「おっそいわ!!」
転校生「ご、ごめんて……」
女子「ほら!!はよ、帰るで!!」
転校生「ちょ、腕引っ張らんといてー」
女子「今日は買うもんがいっぱいあるっていったやろ!?」
転校生「せやかて……」
委員長「……」
女子「ん?……あ」
転校生「あ、姉ちゃん。紹介するな。うちの先輩第一号。名前は……まだ聞いてないわ!」
委員長「……あなたが?」
女子「……」
28:
姉…どんなひとなんだ…
29:
転校生「あれ?姉ちゃん、先輩としりあいなん?」
女子「あ……えと……」
委員長「あ、はは……結構、強気な性格ですね……」
女子「ちょっと……」
委員長「え?」
女子「こっち来て」
委員長「はい?」
女子「一緒にかえろっか?」
委員長「え?あの……腕、放して……」
女子「ええから」
委員長「えぇ……」
転校生「なんやー、姉ちゃんさっそく友達できてたんやー、ええなー」
31:
―――路地裏
委員長「な、なに……?」
女子「ええか?この事は秘密やで?」
委員長「どういうこと……?」
女子「関西弁なんてダサいやろ?」
委員長「は……?」
転校生「姉ちゃん、もしかして……脱関西を実行してたん!?」
女子「当たり前」
委員長「じゃあ、都内から来たって言うのも……」
女子「嘘や」
委員長「先生は知ってるの?」
女子「先生には初めから都内出身てことにしといてくれって頼んである」
委員長「なるほど……」
女子「……秘密やで?」
委員長「う、うん……わかった」
32:
女子「ふう……なら、いい。それじゃあ」
転校生「先輩、またなー」
委員長「う、うん……」
委員長「にしても秘密って……」
委員長「まあ、不用意に喋らなきゃいいか」
委員長(先生もそりゃ気にかけるよね……色んな意味で)
委員長「ま、いっか」
委員長「内向的な子じゃなさそうだし……」
委員長「かえろ」
34:
―――翌日 教室
委員長「今日も一番―――」
転校生「せーんぱーい!!」
委員長「わぁ!?」
転校生「あはー♪ええ匂いやわー♪」
委員長「な、なに!?抱きつかないでよ!!」
転校生「あっはっはっは、先輩って糞真面目やなー。まさか今日も八時にくるとは正直しんじてなかったわぁ」
委員長「別にいいでしょ……それで、今日もお掃除手伝ってくれるわけ?」
転校生「ええよー」
委員長「……ところでお姉さんは?」
転校生「姉ちゃん、あんまり朝がつよくないんよ。ま、遅刻はせんとおもうけど」
委員長「へえ……そうなんだ」
36:
―――8時27分 教室
生徒「今日、小テストだっけ?」
生徒「ええ!?」
委員長(……おそいなぁ)
女子「……」
委員長「あ、きた」
生徒「あ、おはよー、ギリギリだねー」
女子「す、すいません……」
委員長「おはよう」
女子「……」
委員長「えと……誰にも言ってない、よ?」
女子「……おはよう……ございます……」
委員長(やりにくいなぁ……)
37:
―――昼休み
委員長「ねえ、一緒に食べよ?」
女子「……」
委員長「な、なに……?」
女子「(ば、ばれてない?)」
委員長「(なにが?)」
女子「(わ、私が関西出身ってこと)」
委員長「(だから、誰にも言ってないってば)」
女子「(ホントにホント?)」
委員長「(本当だって)」
女子「……じゃあ、一緒に食べます」
委員長「はいはい、じゃあ、こっち」
女子「はい……」
生徒「はやくー」
委員長「ごめんごめん。さ、たべよ」
38:
生徒「ねえねえ、得意な科目ってなにー?」
女子「えと……音楽……です」
委員長(関西弁が出ないように意識してるからこんな喋り方なのかな?)
生徒「へえー、音楽やってたの?」
女子「ピアノをすこし……」
生徒「すっごいじゃん!!」
女子「そ、それほどでも……ないです」
担任「おーい、委員長いるかー」
委員長「はーい」
女子「あ……」
担任「そろそろ準備しないといけないと思ってな。今日のホームルームでやるから」
委員長「そうですね……もう一カ月ぐらいでしたね」
担任「ああ」
委員長「うっし!ついにきたよー、文化祭!!」
39:
―――ホームルーム
委員長「えーっと。それでは一ヶ月後に迫った文化祭について今日は話し合いたいと思います」
担任「ま、出し物を決めたら材料とか色々かわなきゃいけないからなー。早めに決めような」
委員長「です!」
生徒「やっぱり、食べ物屋さんがいいなー!」
生徒「だよねー」
生徒「劇のほうがよくねー?」
委員長「10分ほど考えてみてください。あとで意見をまとめますからー」
委員長(あはは?♪この瞬間が委員長してるって感じで好きなんだよね?♪)
女子「……」
委員長「ねえねえ、あなたは?」
女子「え?」
委員長「出し物、どうしたい?」
女子「……」
40:
―――他クラス
生徒「はーい、じゃあ、意見のある人ー」
転校生「はーい!!はーい!!!」
生徒「えっと、どうぞ」
転校生「漫才がいいと思います!!」
生徒「……」
転校生「あれ?みんな、嫌?」
生徒「漫才はちょっと……」
生徒「だよね……」
転校生「なによー。漫才たのしいでー?」
生徒「まあ、まあ。じゃあ、他に―――」
転校生「はーい!!」
生徒「どうぞ」
転校生「お化け屋敷!!!」
生徒「……あ、はい。お化け屋敷ですね」
41:
―――教室
委員長「はい。多数決の結果……喫茶店に決定しましたー」
パチパチパチ……
担任「じゃあ、今日は解散。徐々に忙しくなると思うけど、がんばろうな」
生徒「「はーい」」
女子「……」
委員長「ありがと」
女子「え?」
委員長「良い意見出してくれて」
女子「……別に」
担任「委員長、材料のことだが―――」
委員長「はーい」
女子「……」
42:
玄関
転校生「ねーちゃーん」
女子「ちょ!しーっ!!まだ、人がおるやろ!?」
転校生「あ、そっか。ごめん」
女子「もう……」
転校生「なあなあ、きいて。うちのクラスお化け屋敷することにしてん」
女子「あ、そう」
転校生「姉ちゃんのクラスは?」
女子「喫茶店」
転校生「ほんまー!?あはは、うち絶対いくわー」
女子「……はいはい」
43:
―――翌日 放課後
生徒「委員長、帰らないの?」
委員長「今日からちょっとね」
生徒「もう準備?」
委員長「買い出しとか色々あるから」
生徒「そっか、がんばってね」
委員長「ありがと」
女子「……」
委員長「結構、多いなぁ……」
女子「あ、あの……」
委員長「え?」
女子「手伝い……ましょうか?」
委員長「いいの?すごい助かるんだけど」
女子「はい……」
44:
―――ホームセンター
委員長「買う物はー」
女子「……ありがと」
委員長「なにがー?……お、ベニヤ板発見」
女子「関西出身なの……黙ってくれてるやろ?」
委員長「約束だもんねー……はい、これもって」
女子「おっと……東京の人はもっと薄情やとおもっとったわ」
委員長「私はそんなに口が軽くないよー……テープはどこだろ?」
女子「テープはあっちや……せやからお礼いったんやけど?」
委員長「お礼なんていいよ……あっちか」
女子「ありがと」
委員長「ほらほら、まだまだ買う物いっぱいあるよー」
生徒「―――あれって、委員長と転校生じゃん」
45:
委員長「あとは、これにこれっと」
女子「ちょっと買いすぎちゃうの?」
委員長「普通だよ。向こうの学校じゃあ、買わなかった?」
女子「うーん……先生が買ってくれてなぁ」
委員長「へえ、いいね」
女子「そんなことないって。先生の目利きが悪かったら粗悪品を掴まされるんやから」
委員長「ふーん、でも買わなくていいから楽じゃないかなー」
女子「だからー、板一枚にしてもまがっとったら大変やねんで?」
委員長「そーなの?」
女子「そうや」
委員長「じゃあ、これとこれも持ってね」
女子「ちょ!?もたせすぎやって!!」
委員長「文句いわない」
女子「なんでやねん!!」
生徒「……」
46:
委員長「でもさー、別に気にすることないと思うけど」
女子「なにが?」
委員長「方言でたっていいと思うよ?」
女子「気になってしまうんやから……仕方ないやん……」
委員長「そういうもの?」
女子「うん」
委員長「誰も何も言わないって」
女子「もう、ほっといて」
委員長「強情」
女子「お節介」
委員長「ふふ……さ、お会計にいこっか」
女子「はいはい」
生徒「―――へえ……転校生って関西弁だったんだぁ」
48:
―――翌日 学校
委員長「……今日は……いない」
転校生「―――隙あり!!背中が御留守やー♪」
委員長「きゃぁああああああ!!!!」
転校生「なははははは!!先輩の胸、おっきなー♪」
委員長「やめて!!!」
転校生「あ、もっと揉みたかったのに……」
委員長「やめてよぉ……」
転校生「ごめんごめん。スキンシップやん」
委員長「セクハラよ」
転校生「あ、そうそう。昨日、姉ちゃんとどっかいった?」
委員長「うん、行ったけど?」
転校生「やっぱりなー。なんか、すごい上機嫌やったから先輩となんかあったんやろーなーって」
委員長「私となにかあると上機嫌になるの?」
転校生「いややわぁー。わかっとるくせにー」
49:
委員長「わかんないけど?」
転校生「うそばっかりー」
委員長「どういうこと?」
転校生「姉ちゃん、先輩のことが大好きみたいやで?」
委員長「ええ?ホントに?」
転校生「うん。やっぱり、秘密を守ってくれてるのが大きいんちゃうかな?」
委員長「ふーん……そっか」
転校生「あ、先輩も嬉しいんやろー?」
委員長「まぁ、ね」
転校生「なんなら、今度お泊り会でもする?」
委員長「いいねー。しちゃおっか?」
転校生「じゃあ、一緒にお風呂やな!!」
委員長「い、いやよ!!」
転校生「ええやんええやん。先輩の体を隅々まで……けっけっけ」
委員長「目と手つきがやらしいからやめて!!」
50:
―――8時25分 教室
生徒「おっはよー」
生徒「なに?ニヤニヤして」
生徒「実はさぁ―――」
委員長「……」
委員長(今日もギリギリで来るのかな……?)
女子「……」
委員長「あ、きたきた」
生徒「あ、おはよー」
女子「お、おはよう、です」
委員長「おはよ」
女子「あ、おはよう」
委員長「(訛りがでてるよ)」
女子「(ホンマに!?)」
51:
―――昼休み
生徒「マジで?」
生徒「うん。見たって」
生徒「へえ……」
委員長「ほら、一緒に食べよ」
女子「はい……」
生徒「ねえねえ」
女子「は、はい?」
生徒「……なんでやねんって言ってみてよ」
女子「は……?」
委員長「……!?」
生徒「ばっきゅーん!」
女子「……」
生徒「あっれー?関西の人って撃たれたら絶対に「うっ!」って苦しんでくれるんじゃないの?あはは」
女子「……っ」
52:
委員長「みんな、ちょっと!!」
生徒「納豆嫌いってホント?」
生徒「ねえねえ、飴をいつでも持ってるんだよね?なんでー?」
女子「……信じてたのに……」
委員長「あ、ちょ……」
女子「嘘つき!!!」
委員長「待って!!」
生徒「あれ……どうしたんだろう?」
委員長「……みんな、あの子が関西出身だってどこで知ったの?」
生徒「昨日、ホームセンターで見たって人から聞いたけど?」
委員長「……見られてたのかぁ……誤解、とかなくちゃ……」
54:
―――放課後
女子「……」
委員長「あの……」
女子「……」
委員長「あ……」
担任「委員長、店のデザインだが……どうかしたのか?」
委員長「いえ、何でもありません」
担任「そうか?」
委員長「はい。それで、デザインがどうかしましたか?」
担任「ああ、こことここを―――」
委員長(無視しなくたって……いいのに……)
担任「きいてるか?」
委員長「あ!?あ、はい!すいません……」
担任「……」
55:
―――玄関
転校生「ねーちゃーん!!」
女子「……」
転校生「……あれ?どうかした?」
女子「別に」
転校生「嘘やろぉ。顔、めちゃくちゃ怖いねんけど……?」
女子「うるさい」
転校生「……姉ちゃん……」
女子「……」
転校生(姉ちゃん……目が赤くなってる)
女子「……っ」
転校生「姉ちゃん、帰りにジュース奢るわー♪」
女子「なんで?」
転校生「なんでもー」
56:
―――翌日 教室
委員長「はぁ……」
転校生「せんぱ―――おぉ!?」
委員長「私、これでも空手齧ってるから。ダイエットのために」
転校生「ちょ……スカートで上段蹴りはやめたほうが……」
委員長「なに?」
転校生「姉ちゃんとなんかあった?」
委員長「……」
転校生「姉ちゃん、元気ないくせになーんも喋ってくれへんくて……」
委員長「……実は……ばれちゃって」
転校生「え……?」
委員長「誤解なんだけど、彼女は私が広めたって思ってるみたい……」
転校生「なーる……それで」
委員長「貴女からも言ってほしいの。私が喋ったわけじゃないって」
転校生「うん。わかった。今日にでも言ってみる」
58:
―――昼休み
委員長「あの……一緒に……」
女子「今日……食堂……」
委員長「あ、そう……なんだ……」
女子「それじゃあ」
生徒「ちょっとー、その言い方はないんじゃないのー?」
生徒「そうだー」
女子「……っ!!」
生徒「な、なにあの目……こわ……」
生徒「流石、関西人……目つきが怖い……」
委員長「ちょっとみんな!!」
女子「……」
委員長「あ……」
委員長「もう……ちゃんと私の話をきいてよ……」
59:
―――放課後
委員長「文化祭の準備がありますんでー、残れる人は残ってくださーい」
生徒「どーする?」
生徒「私、のこるー」
女子「……」
生徒「あ、ちょっとちょっと」
女子「……なに?」
生徒「残って一緒に作業しようよ」
女子「……用事、あるから」
生徒「あ……」
委員長「あの、気を悪くしないでほしいんだけど……」
生徒「別にー。折角、謝ろうと思ったのになぁ……なにをあの態度」
委員長「はぁ……」
担任「……はいはい、残るのはいいがケガだけはすんなよー」
60:
―――玄関
女子「……」
転校生「あー!!ちょっと、ちゃんと持ってー!!」
生徒「もってるって!!」
転校生「ほんまにこれ重いな?」
女子(……あの子はうまくやってるんやね……)
転校生「あ、姉ちゃん!」
女子「先、帰るから」
転校生「姉ちゃん!!」
生徒「あれ、お姉さんなの?雰囲気、全然違うね」
転校生「やろ?」
生徒「普通に美人だし……」
転校生「うちも美少女やろ?」
生徒「はいはい」
転校生「ひどっ!!―――お姉ちゃん、大丈夫かなぁ?」
62:
―――翌日
委員長「……」
転校生「おはよー」
委員長「どう?」
転校生「全然ダメ。姉ちゃん、殆ど口利いてくれんのよ」
委員長「そっか……」
転校生「はぁ……ごめんなぁ?姉ちゃん、思いこみ激しい上に素直やないから」
委員長「ううん。別にいいよ……。ただ、このまま孤立しちゃいそうで」
転校生「先輩、こんなこと言うのは無責任かもしれんけど……姉ちゃんをまもったって」
委員長「うん。委員長の務めだし……それに」
転校生「それに?」
委員長「友達、だから」
転校生「先輩……かっこええわぁ♪すきやー!!!」
委員長「だから、抱きつかないでーー!!!」
63:
―――放課後
委員長「じゃあ、今日も―――」
担任「あー、今日は作業するなー」
委員長「ええ!?」
生徒「なんでですかー?」
担任「今日は俺が付き添うことができないからだ」
委員長「先生!そういうことはもっと早く!!」
担任「……何も内装作りだけが準備じゃないよな?」
委員長「え?」
担任「小物とか衣装とかまだまだ作らなきゃいけない」
委員長「そうですけど……」
担任「それぐらいなら家でもできるだろ?」
委員長「まあ、はい」
担任「そういうことだ」
委員長「意味がわかりません……」
64:
担任「はい、これ材料な」
委員長「え?」
担任「それから……ちょっと、こい」
女子「な、なんですか……?」
担任「はい」
女子「はぇ?」
担任「んじゃ、後は任せた」
委員長「あ、ちょっと、先生!?」
女子「ど、どういうこと……?」
委員長「……えと……任されたってことかな?」
女子「……」
委員長「あの……私の家でやる?」
女子「……今日は……」
委員長「……ね、やろ?」
女子「……任されたんじゃ……仕方ない……」
65:
―――委員長の自宅
女子「お邪魔します……」
委員長「どうぞ」
女子「……」
委員長「今、お茶だすねー」
女子「うん」
委員長「服のデザインは美術部の子が描いてくれてるみたいだから、まだできないんだけど、飾る小物とかを作らないといけないの」
女子「……」
委員長「はい、お茶」
女子「ありがとう……」
委員長「さてと、どうしよっか」
女子「貴女が……決めて」
委員長「二人でやろうよ、折角だし」
女子「……」
67:
委員長「……あの、誤解だからね?」
女子「……」
委員長「私……言ってないよ?」
女子「……」
委員長「ホームセンターに同じクラスの子がいて……それで……」
女子「知ってる……」
委員長「え?」
女子「妹から……きいた」
委員長「……そう……」
女子「……」
委員長「……」
女子「ごめん」
委員長「どうして謝るの?」
女子「だって……うち、貴女に酷いこと言ったから……」
委員長「そんなの、気にしてないよ?」
68:
女子「え……?」
委員長「だってあの状況じゃあ、ああ言いたくなるよ。逆の立場なら多分、私も言ってたし」
女子「……怒ってないの?」
委員長「怒ってるよ?」
女子「……」
委員長「それは嘘付き呼ばわりされたからじゃなくて、私を一日以上も無視したことに対してだからね?」
女子「あ……」
委員長「いい?友達に無視されるってどれだけ辛いか分かる?もう、寂しいったらないよ」
女子「でも、貴女にはいっぱい友達が……」
委員長「違うよ」
女子「なにが?」
委員長「貴女っていう友達は、一人だけ。その一人から無視されたら悲しいじゃない?」
女子「……なにそれ……言ってて恥ずかしくないん?」
委員長「……む……じゃあ、ストレートに言おうか?―――大好きな貴女に無視されて、悲しかったです」
女子「な……!?余計にはずかしいやん!!!あほー!!」
70:
俺も東京の高校行ってたら
今頃……///
71:
委員長「……ほら……私も恥ずかしいし……」
女子「うぅ……」
委員長「も、もういいから、作業はじめようよ……」
女子「……はい」
委員長「……ねえ」
女子「なに……?」
委員長「みんなも悪気があったわけじゃないの……やっぱりほら、珍しいから……」
女子「分かってる……」
委員長「ごめんね。なんか腫れもの触るみたいな雰囲気にだけはしたくなかったんだけど……」
女子「ううん、うちが素直になれてたら……それで良かったはずやし……貴女は悪くないよ」
委員長「……そっか」
女子「うん」
委員長「……」
女子「……み、みつめんといて……」
委員長「あ、ご、ごめん……つい……」
74:
女子「……いた!」
委員長「どうしたの!?」
女子「ごめん……指、切ってしもうたぁ……」
委員長「見せて……良かった、深くはないみたいね」
女子「でも……血は苦手……」
委員長「ま、舐めとけばいいよ。……ん」
女子「……!?!?!」
委員長「……はい。えっと、絆創膏もってくるね」
女子「あわわわ……」
委員長「どうしたの?顔、赤いけど?」
女子「な、なんでもない!ほ、ほっといて!!!」
委員長「なに、怒ってるの?」
女子「いいから!!早く、絆創膏!!」
委員長「はいはい」
女子(い、いきなり……指を舐めるなんて……なにかんがえとんの……もう)
78:
女子「……」
委員長「ふんふーん」
女子「……」
委員長「……どうしたの?さっきから怪我した指ばっかりみてるけど、痛いの?」
女子「あ!?え!?う、ううん!!なんでもないよー!!!」
委員長「そう?」
女子「う、うん……あ、それよりもう遅いし、うちはそろそろ……」
委員長「そっか。ありがとね、手伝ってくれて」
女子「ううん。うちも仲直りできてよかった」
委員長「私も」
女子「えへへ」
委員長「……また、明日ね」
女子「うん」
79:
―――翌日 教室
委員長「よっと、一番乗りー」
転校生「先輩!!!!!!」
委員長「……うるさい」
転校生「先輩、うちの姉ちゃんになにしたん!!?」
委員長「……なにが?」
転校生「もう、なんかずっとニヤニヤしてるし、話したら先輩のことばっかやし」
委員長「そうなの?」
転校生「しかもな、怪我した指を見つめては顔赤くして、足をバタバタさせるしやなー」
委員長「……指、痛かったのかな?」
転校生「もう先輩!ちゃんと姉ちゃんを責任もって元にもどしてー!!」
委員長「そ、そんなこといわれても……」
転校生「うわーん!!!」
委員長「ひゃぁぁ!!!嘆きながら胸をもむなぁぁぁ!!!」
81:
―――放課後
委員長「えっと、今日も残れる人は残ってくださいね」
生徒「よっしゃーやっちゃうよー」
女子「あ、あの……」
生徒「え?」
女子「う、うちもまぜてほしいなぁ……なんて」
生徒「うん!もっちろん!!」
女子「あ……♪」
生徒「ごめんね。私達、ちょっと興味本位で色々訊いちゃって……気分悪かったよね?」
女子「う、ううん。もう気にしてないから。ほら、それよりもはよ始めよう」
生徒「うん!」
委員長「……よかった」
担任「……お前に任せて正解だったな」
委員長「……先生……」
担任「ま、もう少しだけ気にかけてやってくれ。頼むな」
82:
萌え死ぬ
84:
―――午後6時30分
生徒「じゃあ、私帰るね」
委員長「ありがとう、遅くまで残ってくれて」
生徒「二人ともがんばってね」
女子「ありがとー」
委員長「……二人になっちゃったね?」
女子「え……お……そーやね……」
委員長「あ、そこペンキ付いちゃうよ?」
女子「え?あ、うん」
委員長「ほら、私の隣にきたほうが塗りやすいよ?こっちこっち」
女子「あ……うぅ……」
委員長「ここ塗って塗って」
女子「う……うん……」
委員長「……」
女子「……みつめんといて……やりにくい……」
87:
委員長「そういえば、指はもう平気」
女子「え?きゃ!?」
委員長「どうしたの?」
女子「ちょ……いきなり触ろうとするから……」
委員長「なによー、こっちは心配してるんですけどー?」
女子「いや、だから……こっちこんといて……」
委員長「なんでよー、このー!みせろー♪」
女子「きゃあ!!」
委員長「大人しくしろー!」
女子「うわーん!かんにんしてー!!!」
委員長「あ……」
女子「きゃ―――」
担任「―――おーい、そろそろキリのいいとこで……って、委員長!?なに彼女を押し倒してるんだ!?!」
委員長「あ、いえ……これは……彼女のことが心配で……」
担任「何の心配をしたら押し倒すんだよ!!」
88:
―――通学路
委員長「はぁ……なんで私だけが怒られて……」
女子「……」
委員長「で、指はもう平気なの?」
女子「お、おかげさまで……」
委員長「そっか。よかった」
女子「……ありがとう、心配してくれて」
委員長「友達だもん、当然じゃない?」
女子「……うん」
委員長「それより、これから忙しくなりそうなんだよねー。委員長としての雑務もあるしー」
女子「う、うちが出来る限る手伝うよ……だから、がんばろな!!」
委員長「お!いいねー。本来の元気が出てきた!?」
女子「うちはいつでも元気やし!」
委員長「おーし!じゃあ、がんばろうね!」
女子「うん!」
91:
―――数日後
生徒「じゅあーん!!喫茶店の制服できたよー!!」
委員長「おーかわいい」
生徒「メイド喫茶の制服のデザインを完璧に流用してみました」
女子「あー……だから、スカート短いんやね」
生徒「と、いうわけで……試着したい人ー!!!」
「「…………」」
生徒「誰もいないなら推薦でもいいよー」
委員長「……」
女子「じゃあ、委員長に……」
委員長「ぶっ!?」
生徒「おーいいかもー」
生徒「やれやれー」
委員長「ちょっと!まって!!やだー!!はなしてー!!!」
女子「ごめん……でも、みてみたいんや……貴女のミニスカート……」
92:
委員長「こ、これ……見えちゃうよ……」
生徒「かわいー!!」
生徒「すっげー」
女子「……」
委員長「だ、だめだよね?ねえ?こんなの風紀がみだれるよ……」
女子「……ええんちゃうの?」
委員長「うそぉ!?」
生徒「委員長、そのままでいいから写真とらせてー」
委員長「はぇ!?」
生徒「宣伝ポスターに使うから」
委員長「やめてー……」
女子「……かわええなー」
委員長「うらぎりものぉ……」
93:
―――午後6時30分
委員長「……ふん」
女子「ごめんて……いい加減、機嫌なおしてやー」
委員長「うるさい」
女子「もう……」
委員長「べーっだ」
女子「……うちも当日着るから」
委員長「……じゃあ、いいけど……さて、あとはここだけ塗って……」
女子「あ、スカートの裾が濡れてまうよ?」
委員長「え?どこ?」
女子「あー、だから、危ないって。ここやから。こうやってスカートの裾をあげてやなぁ」
担任「―――おーい……って、こらぁぁぁぁ!!!スカートをめくってなにやろうとしてんだ!!」
女子「え……いや、濡れるから……」
担任「ぬ、ぬれ……!?!何が濡れるんだ!!?やめなさい!!」
95:
―――玄関
女子「なんでうちだけ……」
委員長「なんか先生、妙に顔を赤くしてたね」
転校生「せんぱーい!ねーちゃーん!!」
女子「なんや、残ってたん?」
転校生「今、帰り?一緒にかえろー」
委員長「はいはい」
転校生「二人のクラスはどうなん?順調?」
委員長「うん」
女子「そっちは?」
転校生「こっちも大丈夫。もうあとはクオリティを上げていく段階やな……うん」
委員長「お化け屋敷だっけ?お姉さんと一緒に見に行くから、ね?」
女子「え?ええ!?見に行くの!?」
委員長「なんで?妹のクラスだし、普通はいくでしょ?」
転校生(にっしっしっし……)
96:
―――文化祭 当日
委員長「えー、この短いスカートは問題あるような気もしますが、今日一日頑張りましょう!!」
「「おおー!!」」
委員長「じゃあ、午前の店番の人たちは残ってあとは自由行動です」
生徒「どこいくー?」
生徒「体育館でライブあるってー」
女子「……へ、変やない?」
委員長「ううん、似合ってるよ?」
女子「そ、そうかな……?」
担任「無茶だけはするなよ?」
委員長「先生!?」
女子「む、無茶って……?」
担任「……ごほん。なんでもない」
委員長「先生、顔、赤いですよ?」
担任「う、うるさい!!」
97:
客「すいませーん」
委員長「はーい」
客「えっと、サイダーください」
委員長「少し待っててくださいねー」
客「く……見せそうでみえねえ……」
客「かわいなぁ……あの子……もうちょっとかがんでくれたら見えるんだけどなぁ……」
女子「……ふん!」
客「いってー!!!!何、足踏んでだよ!?」
女子「……」
客「お……こっちもかわいい……」
女子「お客様、あまり卑猥な目で見ないでください」
客「あ、すいません……」
生徒「ごめーん、こっち手伝ってー」
女子「はーい。今行くー」
98:
生徒「これ、お願い」
女子「まかせといてー」
客「すいませーん、注文いいですかー」
女子「あ、はーい」
委員長「あんまり焦らないでね?」
女子「へーきやって……いまいきま―――あ」
委員長「あ、危ない!!!」
生徒「―――なに、今凄い音が……げ」
女子「いたた……」
委員長「あたた……」
客「おぉ……しましま……」
客「意外だ……黒……」
女子「うわ!!!」
委員長「な!?だからやだったのにー!!!」
生徒「アンダースコートぐらい普通履くって……」
102:
―――午後
委員長「酷い目にあった……」
女子「ごめん……」
委員長「ま、いいけどね。さ、妹さんのクラスにいこっか」
女子「え……ホンマに?」
委員長「ホンマホンマ」
女子「えぇ……どうしても?」
委員長「……怖いの?」
女子「そ、そんなわけないやん!!たかが、文化祭のお化け屋敷やん!」
委員長「……なら、いこっか」
女子「うぇぇ……」
委員長「ほらほら!」
女子「あぁぁ……ひっぱらんといてぇ……」
103:
―――お化け屋敷
生徒「うえぇぇん……」
生徒「大丈夫?」
転校生「まいどー」
女子「……今出てきた子、泣いてた」
委員長「そんなに怖いのかな?」
転校生「あー!!せんぱーい!ねーちゃん!!」
委員長「きたよー」
転校生「うわーい!ささ、はいって。二人は特別に無料でええから」
委員長「……いいの?」
転校生「……秘密やで?」
委員長「なら、お言葉に甘えて。いこー♪」
女子「ひぃぃ……」
転校生(あっはっは……お代もらったらこっちが悪いわぁ……にっしっし)
104:
妹はかわいなぁ
106:
委員長「へえ……意外と雰囲気でてるー」
女子「……」
委員長「あのさ。そんなにしがみ付かれたら歩きにくいんだけど……?」
女子「……」
委員長(ダメだ……聞こえてない……)
おばけ「―――がぉぉぉぉ!!!」
委員長「おお」
女子「―――ぎゃぁあああああああ!!!!!!!」
委員長「ちょ!!そんなに強く抱きしめないで!!苦しい!!」
女子「いややー!!!たすけてー!!!」
委員長「こらこら……」
転校生「足からたべてやろーかー!!」
女子「いややー!!!あるけなくなるやんかーー!!!!」
委員長「……受付嬢が中に入ってきてどうするの?」
転校生「にっしっし……姉ちゃんの怖がるところが生でみたかってん……あっはっは」
107:
―――廊下
女子「ひっく……うぐ……」
委員長「よしよし、怖かったねえ」
転校生「姉ちゃん、ごめんて」
女子「……おやつ抜き」
転校生「ちょ!それは釣り合いとれてへんやん!!」
委員長「まあまあ。さてと、あなたも休憩になったの?」
転校生「ううん、うちは午前が自由時間やったから」
委員長「そっか……」
転校生「お姉ちゃんのことよろしくお願いします」
委員長「うん」
女子「どっかいけ……くそ妹」
委員長「こら」
109:
―――占い屋
生徒「どうですかー?」
女子「占いか……」
委員長「やってみよっか?」
女子「あ、うん」
生徒「どうぞー」
委員長「どれにするー?」
女子「あれでええんやないの?」
委員長「ま、どれでもいっか。すませーん」
生徒「ようこそ……って、女同士?」
委員長「なにか?」
生徒「ま、まあ……いいけど」
女子「……なんやの?」
生徒「じゃあ、占いますよ……貴女たちの相性度を……」
委員長「え?相性?」
110:
生徒「……でました」
女子「こんな普通のトランプでわかるん?」
生徒「……あなた達の相性度は……200%です!!」
委員長「……ぴんと来ませんが?」
生徒「まあ、結婚したら幸せな家庭になること請け合いなレベルですね」
女子「結婚!?!?」
委員長「……する?」
女子「え!?!」
委員長「なーんて、冗談冗談♪」
女子「も、もう!!からかわんといて!!」
生徒「じゃあ、これ結果の紙です。部屋にでも飾っていてください」
委員長「ありがとうございます。はい」
女子「……どないすんの……これ」
委員長「私たちの友情が本物だったってことで」
女子「……あほぉ」
112:
―――夕方
委員長「えー、みなさん。一日、お疲れさまでした!!」
生徒「マジでつかれたー」
委員長「片づけをして今日は終わりにしましょう!」
生徒「「はーい」」
女子「ほな、やろかな」
転校生「ねーちゃん」
女子「どないしたん?」
転校生「今日、クラスで打ち上げすることなったから帰りが少し遅くなるわ」
女子「そうなん?わかった。気を付けてな」
転校生「うん!」
担任「ほらほら、急いで片付けろよー」
生徒「はーい」
委員長「ベニヤ板破壊班こっちー」
生徒「うーっす」
115:
委員長ええ子やね
117:
生徒「―――じゃあね」
委員長「うん。またね」
担任「あとはゴミ捨てで終わりだな。委員長、最後まで悪かったな」
委員長「いえいえ」
担任「じゃあ、ゴミを捨てたら早く帰れよ?間違っても……その……」
委員長「はい?」
女子「なんやの?」
担任「あれだけはするなよ!!いいな!!」
委員長「あれって……?」
女子「わからん」
委員長「ま、いっか。じゃ、ゴミ捨てにいこ」
女子「せやな」
119:
―――玄関
委員長「ありがと、付き合ってくれて」
女子「ううん……大したことあらへんよ」
委員長「……」
女子「な、なによ……?」
委員長「ううん……やっぱり今の貴女が可愛いなって」
女子「なっ!?」
委員長「初めてあったときは暗い感じの子だなーって思ってたから、今は笑顔が見れて嬉しいよ?」
女子「あ、そう……」
委員長「なにー?照れた?」
女子「うっさいわ!こっちみんな!」
委員長「……いたっ!」
女子「え?!どないしたん!?」
委員長「目に……ゴミが……」
女子「えー……なんやの……ちょっとみせて」
120:
委員長「うえぇ……」
女子「もう……じっとして……」
委員長「……」
女子「……これかな?」
委員長「あ……痛くなくなった」
女子「そっか。よかったな」
委員長「あ、貴女もゴミがついてるよ?」
女子「どこにやね―――」
委員長「……ん」
女子「……」
委員長「ゴミを取ってくれたお礼のキス♪」
女子「……」
委員長「あれ?もしもーし?」
女子「―――あほぉぉぉぉお!!!!!」
委員長「あ、まってよー!!もしかしてファーストキスだったのー!?ごーめん!!」
127:
―――通学路
女子「……色魔め」
委員長「ひどいなぁ……謝ってるでしょ?」
女子「うっさいわ」
委員長「……ゆるしてったら」
女子「じゃあ、今からうちのために夜飯つくって。今日、妹が遅いから……」
委員長「え?そんなことで許してくれるの!?やるやる!!」
女子「うぐ……あ、あかん!!まだ、ゆるさへん!!」
委員長「えぇ……まだなにか?」
女子「……もう一回……」
委員長「なにが?」
女子「もう一回……その……」
委員長「はいはい……ん……」
女子「んぐ……ぷはぁ……ありが……ってちゃうわ!!誰がキスしろって―――もう、あほぉぉぉ!!!」
委員長「えへへー、相性200%なんだし、いいじゃないの。―――さ、一緒にご飯たべよ?」
               おしまい。
130:
お前ならもうちょっと頑張れるはずだ
頼む
132:
―――エピローグ
委員長「はーい、委員長特製カレーができたよー」
女子「……」
委員長「どーぞ♪」
女子「い、いただきます……」
委員長「どうかな?」
女子「う、うん……おいしい」
委員長「ありがと」
女子「……はよ、貴女もたべたら?」
委員長「うん、そうする」
女子「……」
委員長「……なに?なにかついてる?」
女子「い、いや……なんでもない」
委員長「ふーん」
女子(なんで……心臓が……くるしい……)
135:
女子「ごちそうさま」
委員長「お粗末さまでした」
女子「……もう八時か」
委員長「さてと、洗い物しよっと」
女子「あ、ええってうちがやるから」
委員長「え?いいよ、これはお詫びなんだから」
女子「もうええよ」
委員長「私がやるって……」
女子「うちが……」
委員長「ちょ……!おさないで……!」
女子「あ―――」
転校生「―――ただいまー、なんやええ匂いしてるなー、姉ちゃん今日はカレーにし―――うおぉぉぉ!?!?!」
女子「あ、おかえり……」
転校生「ご、ごゆっくり!!!」
委員長「あ、まってー!!別に襲われてるわけじゃないからー!!」
137:
転校生「もう……びっくりやわ」
女子「勘違いするからやろ」
転校生「お姉ちゃんの素行を見てたら勘違いするわ!」
女子「なんやて!?」
委員長「まあまあ……じゃあ、私はこの辺で」
転校生「ありがとう、先輩」
委員長「いえいえ」
女子「また、明日な」
委員長「うん」
転校生「せんぱーい!お別れのキース♪」
委員長「んぶ……!?―――はぁ、もうやめてよ!」
転校生「なはは。はい、次はお姉ちゃんの、番!」
女子「ええ!?―――し、しかたないな……ん……」
委員長「……ん……はい、じゃあね?」
女子「うん……ホンマにありがとう……」
       エピローグ END
138:
最高やわ
139:
乙乙
よかった
140:
キスしすぎだろwwwwww
143:
>>140
エピローグってそういうもんじゃないのか?
ともあれみんなお疲れさま
そして>>俺乙!!
148:
>>143
読みやすかった!乙
142:
よかったよー
144:
乙ペロペロ
145:

15

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