小鳥「音無小鳥がアイドルを描く!」back

小鳥「音無小鳥がアイドルを描く!」


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1:
P「なんですか、それ?」
小鳥「あぁん、見ちゃダメですよ」
P「うちの公式サイトの編集画面ですよね」
小鳥「はい、新コンテンツの準備です」
P「ああ、みんなのイラストを募集するんでしたっけ?」
小鳥「そうです。それで気楽に投稿できるように、あらかじめ何枚か用意しておこうかと」
P「なるほど、それはどなたかに描いてもらったんですか?」
小鳥「いえ、恥ずかしながら私が」
P「え? 音無さん、イラスト描けるんですか?」
小鳥「ちょっとした趣味程度にですけどね」
P「へ?、それはぜひ見てみたいですね」
小鳥「えぇ? まだ下描きを何枚か描いただけだからダメですよ」
P「それで構いませんよ」
小鳥「私のほうが構うんですよ?」
P「ははは、いいじゃないですか」
小鳥「ダメですってば?」
P「そんなこと言わずに」
小鳥「ん?……もう、しょうがないですね。ちゃんと責任取ってくださいね?」
P「あはは」
小鳥「うふふ」
P「いや待て」
小鳥「え?」
P「どさくさにまぎれて、なに言ってるんですか」
小鳥「もう、プロデューサーさんのいけずぅ」
P「油断も隙も無いな……」
2:
以前のSSで使った絵もいくつか再利用してます。
3:
小鳥「その前に質問です」
P「はい?」
小鳥「ここがドラクエの世界だったとするじゃないですか」
P「ドラクエの?」
小鳥「そうです、?ということにしましょう」
P「はあ」
小鳥「みんなをそれぞれの職業にあてはめるとしたら、どうなりますか?」
P「職業に? ん?……」
小鳥「まずは春香ちゃんから」
P「春香は……みんなの先頭に立ってくれるし、やっぱり勇者ですかね」
小鳥「なるほど、千早ちゃんは?」
P「ビジュアル的に魔法使いかなぁ」
小鳥「雪歩ちゃん」
P「癒し系ってことで、僧侶で」
小鳥「真ちゃん」
P「本人は嫌がるだろうけど、やっぱり武闘家ですね」
小鳥「ふふふ、ここまでは私と同じですね」
P「まあ、妥当なところでしょうからね」
小鳥「そこで、最初の一枚」カチッ
P「おお、思ったより手が込んでますね」
小鳥「いやぁ、描いてて楽しくて」
P「この四人は、実にバランスのいい編成ですね」
小鳥「チームワークも良さそうですよね」
P「いざとなったら、僧侶が一番攻撃力がありそうですけど」
小鳥「最強装備はオリハルコンのスコップですね!」
P「ていうか、雪歩がいればアレフガルドまで掘り進められるような……」
5:
小鳥「他のみんなはどうですか?」
P「何人かは適役が思いつくけど、全員はどうだろ」
小鳥「ほほう、たとえば?」
P「貴音は賢者ですね」
小鳥「たしかに、イメージに合ってますね」
P「律子は商人で」
小鳥「ふふっ、律子さんが聞いたら怒りそうですけど」
P「ははっ、本人がいたら言いませんよ」
小鳥「あずささんは?」
P「ん?……イメージ的には僧侶かなぁ」
小鳥「あずささんは女戦士(ビキニアーマー)一択でしょう!」
P「言いたいことはわかりますけど、心の声を口に出すのはやめましょうよ」
小鳥「女戦士と書いてビキニアーマーと呼ぶのは、RPGの世界では常識です!」
P「へ?……」
小鳥「では、お姉さん組で二枚目です」カチッ
P「ん? 美希が勇者ですか?」
小鳥「そこはまあ、四強というか……」
P「四強? ……って、ああ」
小鳥「美希ちゃんなら、お姉さん組に入っても見劣りしないじゃないですか」
P「ははは、たしかに」
小鳥「個性的だけど、これはこれで面白いパーティだと思いますよ」
P「あずささんが頻繁に離脱しそうなんですが」
小鳥「そこはまあ、律子さんが慣れてますから」
P「ゲームの世界でもか、律子……」
6:
小鳥「あとは……響ちゃんと中学生組のみんなですね」
P「亜美真美は遊び人? ……は、さすがに悪いか」
小鳥「ふふふ、バニーガールの亜美ちゃん真美ちゃんも可愛いでしょうけどね」
P「ん?……ちょっと思いつかないですね」
小鳥「なら、ここからは私の独断でいいですか」
P「ええ、どうぞ」
小鳥「まずは、大正義やよいおりから」カチッ
P「……」
小鳥「お姫様チームです」
P「伊織はアリーナですか。これはハマリ役ですね」
小鳥「実写でアリーナ姫役をやっても、きっと似合うと思いますよ」
P「やよいは……誰ですか?」
小鳥「?のローラ姫です」
P「ああ、言われてみれば」
小鳥「これっていうビジュアルイメージがないから、見ただけじゃわかりにくいですよね」
P「髪を下せば、もっとそれっぽいんじゃないですか?」
小鳥「ローラ姫の衣装に加えて髪型まで変えたら、やよいちゃんだとわからせる自信がありません!」
P「ははは……」
小鳥「そのへんは、私のできる範囲ということで」
P「ところで、なんでいぬ美が?」
小鳥「?の犬姫様に決まってるじゃないですか」
P「セントバーナード姫!?」
7:
小鳥「では、このシリーズのラスト一枚」カチッ
P「クロコダイーーーン!」
小鳥「なに言ってるんですか、ワニ子ちゃんですよ」
P「ワニ子はおっさんじゃない!」
小鳥「ふふふ……プロデューサーさん、わかってますね」
P「は?」
小鳥「クロコダインをおっさん呼びとは」
P「そりゃまあ、ポップがそう呼んでたし……」
小鳥「さすが同世代!」
P「え?」
小鳥「え?」
P「……」
小鳥「……」
P「え?と……これはダイ大ですね」
小鳥「あ、はい」
P「たしかに、これもドラクエですね」
小鳥「ええ、そこは統一したかったので」
P「響がダイで、亜美真美がポップとマァムですか」
小鳥「そして、ワニ子ちゃんがクロコダインのおっさんです!」
P「はいはい、おっさんおっさん」
8:
小鳥「で、ここまではどうでしたか?」
P「どうって、今までの全部使えませんよ」
小鳥「ええっ!?」
P「わかっててやってるとしか思えないんですけど」
小鳥「な、なんのことですか??」
P「個人ならともかく、公式サイトでこれやったら大問題ですって」
小鳥「プロデューサーさんだって、結構盛り上がってたじゃないですか」
P「それとこれとは別問題です」
小鳥「版権キャラのコスプレはNGですか……」
P「コスプレ言うな」
小鳥「わかりました! では、これなら!」カチッ
P「なにもわかってない」
小鳥「ゆ、ゆで先生に描いてもらったことにすれば……」
P「訴えられたいんですか」
小鳥「そんな、律子さんみたいなこと言わないでくださいよ?」
P「なら、律子にも意見を聞いてみましょうか?」
小鳥「や、やだなぁ、冗談ですよ」
P「冗談で済まないことはやめてください」
9:
小鳥「こ、これなんかどうでしょう?」カチッ
P「このままだとアウトですね」
小鳥「よくある高校の軽音楽部じゃないですかぁ」
P「軽音楽部とかいったら、ますます言い訳できませんよ」
小鳥「むぅ……」
P「狙いすましたようなキャスティングだし」
小鳥「な、なんのことだか」
P「五人目はいないんですか?」
小鳥「あずにゃんですか?」
P「……」
小鳥「……」
P「たぶん一人だけ後輩で、小柄でツインテールだから、やよいでしょうかね?」
小鳥「そ、そうですね?」
P「まあ四人でも五人でも、アウトには変わりないんですけど」
小鳥「ふ、ふふ……いつまでそんな強気でいられるでしょうね」
P「はい?」
小鳥「これで終わりだと思ったら大間違いですよ」
P「ほう?」
小鳥「このあと、春香ちゃんが転ぶじゃないですか」
P「ああ、やっぱり転ぶんですね」
小鳥「舞台袖にいた顧問のプロデューサーさんが、いつものように巻き込まれるわけですよ」
P「俺、顧問なんですか」
小鳥「いわゆるラッキースケベってやつです」
P「はあ」
小鳥「では、ご覧ください! 矢●神リスペクトの、渾身の一枚!」
P「アウト」
小鳥「……」
P「……」
小鳥「え?」
P「え、じゃない」
小鳥「み、見てもいないのに?」
P「明らかにアイドルとして越えちゃいけない一線を越えてるでしょ、リスペクト的に」
小鳥「あっ! ●吹神じゃなくて、桂●和先生リスペクトだったら……」
P「同じことだっての」
小鳥「うぅ……せっかく頑張って描いたのに」
10:
P「もっと当たり障りのないのは無いんですか?」
小鳥「そういうことなら……これは?」カチッ
P「真美と……律子ですか?」
小鳥「はい、二人とも髪を下して、律子さんは眼鏡も外してみました」
P「なるほど、だいぶイメージが変わりますね」
小鳥「ですよね。真美ちゃんはグッと大人っぽく……」
P「うんうん」
小鳥「逆に、律子さんは歳相応に可愛らしい感じで」
P「そんな感じですね」
小鳥「やっぱり髪型変わると、誰だかわかるように描くのが難しいですけどね」
P「いやいや、いいですよ。こういうのでいいんですよ」
小鳥「そうですか? 私としては、ここからさらに……」
P「余計なことしない!」
小鳥「うぅ……」
11:
P「他には?」
小鳥「あとは、これとか」カチッ
P「ケモ耳ってやつですか?」
小鳥「そうです。それぞれのイメージに合わせて描いてみました」
P「なるほど、千早が猫で……貴音は狐? 狼?」
小鳥「狐ですね」
P「雪歩は……このしっぽは狸ですか?」
小鳥「はい。狸は、耳だけだとわかりにくいですよね」
P「雪歩はリスとかの小動物系な気がするけど、これはこれで……」
小鳥「三人とも、実際にやっても違和感ないと思いますよ」
P「千早は嫌がるでしょうけどねぇ」
小鳥「プロデューサーさんの言うことなら、ちゃんと聞いてくれますって」
P「だったら苦労しないんですけどね……」
小鳥「ふふふ」
12:
P「まだありますか?」
小鳥「ありますよ、はい」カチッ
P「ああ、なんか和みますね」
小鳥「ですよねぇ」
P「でも、なんでこの三人なんですか?」
小鳥「あずささんは、みんなのお姉さんじゃないですか」
P「ええ」
小鳥「響ちゃんは、妹キャラ代表ってことで」
P「やよいではなくて?」
小鳥「やよいちゃんは、妹だったりお姉さんだったり……」
P「……」
小鳥「たまにお母さんだったりするような存在だと……思うんです」
P「ああ、わかります」
小鳥「そのへんも、やよいちゃんの魅力ですからね」
P「じゃあこの場合は、やよいが母親ですか?」
小鳥「それはご想像にお任せします。ふふっ」
13:
P「次は?」
小鳥「次は伊織ちゃんです」カチッ
P「これは?」
小鳥「不思議の国のアリスです」
P「ああ、なるほど」
小鳥「いいですよね、アリス。著作権とか関係ないし」
P「いきなり生々しいことを言わないでください」
小鳥「コンプライアンスですよ、コンプライアンス!」
P「なにを今さら白々しい……あれ?」
小鳥「?」
P「この髪型は?」
小鳥「ああ、伊織ちゃんがここに来たばかりの頃は、こういう感じだったんですよ」
P「へ?」
小鳥「で、今はこうなったと」
P「なってないし、コンプライアンスはどこいった!?」
小鳥「ええ?」
P「アイドルの頭に物騒なものを搭載しないでください」
小鳥「これならスパロボに出られるかもしれないじゃないですか」
P「同じ技を使う機体がすでにいるっての」
小鳥「だったら、ハイメガキャ」
P「アニメじゃないのもダメです」
小鳥「ちぇ?」
14:
P「こっちは美希ですか?」
小鳥「私、思うんです」
P「はい?」
小鳥「真ちゃんだけじゃなく、きっと美希ちゃんも男装したらかっこいいって」
P「ああ、美希は真より身長ありますしね」
小鳥「ふふふ……私の目に狂いはありませんでした」
P「ほう、それは楽しみですね」
小鳥「いきますよ? えいっ」カチッ
 美希「ラ・マルセイエーズなの!」
P「オスカルは『なの』とか言わない!」
小鳥「オスカルじゃなくて美希ちゃんですよぉ」
P「髪型ぐらいしか美希の要素が残ってないじゃないですか」
小鳥「う……」
P「しかも、今までと絵柄が全然違うし」
小鳥「もともと私は、こういうお耽美系のほうが得意なんです!」
P「知らねえよ!」
小鳥「だったら、これは?」
 美希「ファイエルなの!」
P「銀河の歴史がまた1ページかよ!」
小鳥「よくご存じで」
P「堀●りょうさんの声で脳内再生しちゃったよ、ちくしょう!」
小鳥「……」
P「……」
小鳥「……せやかて工藤」ボソッ
P「くっ……ぷふっ……」プルプル
───
──
15:
P「いいですか、くれぐれも……」
小鳥「わかってますよ。ちょっと悪ノリしただけですから」
P「余計タチ悪い……」
小鳥「えへへ」
 やよい「はじまりました! 高槻ゴールド伝説です!」
 伊織「わー……」
P「お、やよいの番組が始まりましたね」
小鳥「もうそんな時間ですか」
P「今日は確か……」
小鳥「アマゾンのほうでしたっけ?」
 やよい「今からワニをつかまえまーす!」
 伊織「わー……」
小鳥「え?」
P「ワニ?」
 やよい「あばんすとらーっしゅ!」
 ワニ「ぐわぁぁぁぁぁ!!」
P小鳥「「!?」」
16:
 やよい「うっうー! つかまえましたー!」
 ワニ「」
P小鳥「「クロコダイーーーン!!」」
おわり
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