春香「プロデューサーさん! 年末ですよ、年末!」back

春香「プロデューサーさん! 年末ですよ、年末!」


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8:
P「年末かー、大掃除しなきゃならないことを考えると今から気が滅入るよ」
やよい「あ、じゃあ私がプロデューサーの
家まで行ってお手伝いしちゃいますね!」
P「えまてそれはまずい」
やよい「大丈夫です! 私、こう見えても家事は得意なんですよ!」
P「いやそういう問題じゃなストッ」
ーーーー
やよい「ううー、すっごく散らかってますー……でもでも、私もすっごく頑張れば何とかなるかなーって!」
P「いいから掃除しなくていいから自分で出来るから」
やよい「はわっ!? プロデューサー、ここここの本は……」
P「ああ……あああ……!」
やよい「プロデューサーもお父さんと同じで私みたいな子供が好きなんですねー」
P「……ちょっと待てやよいそれどういう」
やよい「はい、お掃除終わりです! ちゃんと普段から片付けないと駄目ですよ? それじゃあお邪魔しましたー!」
P「止める間もなく行ってしまった……」
それからというもの、プロデューサーはやよいの積極的な色仕掛けに毎日悩まされ最後には幸せなキスをしましたとさ おしまい
12:
P「よーし、そっちのダンボール下ろして。」
律子「これですね?」
P「それそれ。音無さんそっちのファイルの山整理お願いします。」
小鳥「はーい。」
律子「よっと。それにしてもプロデューサーが大掃除を提案するなんて意外ですね。」
P「そうか?」
律子「案外こういうことには疎そうだったので…」
P「まぁ、来年は勝負の年になるからな。気持ちよく迎えたいじゃないか。」
律子「そうですねぇ。年明けすぐにニューイヤーライブもありますし、忙しくなりそうですね。」
13:
小鳥「そいえば、去年って掃除しましたっけ?」
律子「いえ…掃除するほど物がなかったのえ…」
P「え?」
小鳥「プロデューサーさんが来てくれるまで、皆ほとんど仕事なかったっていうのはお話しましたよね?」
P「ええ。」
小鳥「去年の今ごろはもう、誰も何も仕事がなくて…」
小鳥「仕事がなければ衣装とか資料とかもないですから。すごいすっきりしてましたよね。」
律子「思い返すと、よくあれで事務所つぶれませんでしたよね。」
小鳥「確かに。社長さんのお陰…?」
律子「どうだか。」
P「んじゃあ、今年は大躍進だったってわけだ。」
律子「ええ。ほんとに、感謝してますよ。」
P「いや、俺の力じゃないよ。みんな下積みが長かった分、実力はかなりのもんだから。」
律子「それを引き出したのがプロデューサー、でしょう?」
16:
P「ん、そういわれるとなんか照れるな。」
小鳥「あ、これ…」
P「何かありました?」
小鳥「いえ。去年の年末にとったビデオが挟まってまして。」
律子「ビデオ?そんなのとりましたっけ?」
小鳥「ほら、屋上でとったじゃないですか。雪が降ってて春香ちゃんが派手に転んだあれですよ。」
律子「日常茶飯事過ぎて…」
小鳥「律子さんもいたと思うんですけど…折角だし見てみます?」
P「おっ いいですね。ちょっと興味あります。」
律子「…まぁ結構掃除も進みましたし、休憩がてら見ますか。」
小鳥「はい。ちょっと本体とってきますね。」
P「ええ。」
律子「…一年前、か。」
18:
P「ん?」
律子「一年しかたってないのに、随分変わりましたね。」
P「そうか?」
律子「ええ。良くも悪くも随分と変わりました。」
P「引っかかる物言いだけど、何か心配事か?」
律子「いえ。ただの考えごとです。」
律子「ここは今まで仲良しでやってきた事務所ですけど、仕事が本格的に舞い込んできたらこう、皆疎遠になるものかな、と思いまして。」
P「あいつらに限ってそりゃないだろう。」
P「年明けに初詣いけるようにスケジュールあわせてくれって懇願しにくるような奴らだからな。」
律子「え?道理でスケジュールが詰め詰めになってると思ったらそんなことが…」
P「まぁいいじゃないか。有名になってもあいつらはあいつらだし。きっと仲良く上手くやってくさ。」
律子「プロデューサーにそういわれると、そんな気がしてきますね。」
19:
P「俺達の仕事は、あいつらのプロデュースと身辺の管理だろ。上手いことスケジュールまわしてやれば大丈夫だ。」
律子「そんな余裕ありますかね?来年の今ごろは『去年の年末は閑古鳥が鳴いてたなぁ』なんて言うほど忙しくなってるかもしれませんよ。」
P「はっはっは。そんな台詞言ってみたいな。」
律子「でも、本当にそうなっちゃいそうな気もしますね。」
P「そうだな。あいつらの可能性は未知数だし。」
小鳥「プロデューサーさんも居ますし、ね。」
P「お、音無さん。いつの間に…?」
小鳥「なに二人で懐かしげな顔してるんですか?」
P「いえ。来年は忙しくなりそうだって話ですよ。」
小鳥「ん…そうですね。」
小鳥「あ、ビデオ本体ありましたよ。見ます?」
律子「ええ。ありがとうございます。」
小鳥「それじゃ。えい。」カチッ
20:
千早『ちょっと春香こっちこっち。もうビデオ回ってるわよ。』
春香『あわわわ待って待って!』
律子『春香!そこ凍ってる!』
春香『え?きゃああっ』ズデーン
春香『いったたた…』
律子『あーあ…』
真『先が思いやられるなぁ。そんなんじゃ来年頑張れないよ?』
春香『凍ってるなんて思わなかったんだもん…』
千早『もう。ほら。こっち。』
春香『あ、うん。』
高木『よし、これで全員、集まったね。それじゃあ、来年に向けて決起と行こうじゃないか。』
小鳥『決起って新年にやるもんじゃないんですか?』
高木『他の皆も新年に決起するんだ。うちは少し先にしておけば一足先に結果がでるかもしれない。』
小鳥『あはは…相変わらずですねぇ。』
21:
高木『うむ。それじゃあ天海君、今年も頼むよ。』
春香『はいっ。じゃあ皆、手を出して。』
千早『ええ。』
亜美『うわ…みんな手ちべたい…』
貴音『亜美の手は暖かいですね。』
亜美『ずっとポッケに突っ込んでたからね。』
真美『…あり?りっちゃんとぴよちゃんは?』
小鳥『え?居るわよ?』
真美『円陣入ろうよー』
律子『私達はいいわよ…アイドルじゃないし。』
春香『駄目ですよ?二人とも、765プロの一員なんですから。ほらほら。』
小鳥『うふふ。じゃあお言葉に甘えて入ろうかしら。』
律子『…そうですね。』
22:
春香『全員入りましたね?じゃあ、行きますよー。』
『765プロー!』
『『『『ファイトーーッ』』』』
律子「うわぁ…我ながら恥ずかしいですね…」
P「そうか?団結を感じていいと思うんだけどな。」
小鳥「そうですよ。今年もやります?」
P「いいですね。ちょうど今日夜あいてますし。律子、今度もちゃんと入れよ?」
律子「勘弁してください…」
小鳥「そいえば、ビデオには写ってないですけど、この前に全員で願い事を書いた風船を飛ばしたんですよね。」
P「へぇ、みんななんて書いたんですか?」
律子「確か、来年もみんなで楽しく過ごせますように…だったかしら。」
P「あはは…あいつららしいな。」
23:
律子「まぁ、私はいいと思いますよ。変に気負うより。」
P「じゃあ今年も同じ願いごとを書いて飛ばすか。」
小鳥「そうですね。」
P「じゃあさっさと掃除の続きを終わらせて書類片付けよう。」
律子「ええ。」
小鳥「はい。」
P「よし。ミニライブから皆が帰ってくるまでに終わらせて、今夜は決起集会だ。」
おわる
25:
よかった

29:
あみまみちゃーん
亜美「……」
真美「……」
亜美真美「鏡餅」
律子「雑。っていうかそれ年始」
30:
P「やよい、おとしだまをあげよう」
やよい「えっ!?そ、そんな悪いですよ!!」
やよい「それにまだお正月じゃないですよ!」
P「いいからいいから受け取りなさい」
やよい「あ、ありがとうございます・・・!!」
P「はい、落とし玉」ボトッ
やよい「・・・」
P「wwwwww」(酩酊中)
31:
?集会後 双海家?
亜美「ねえ真美ー。」
真美「んー?」
亜美「来年は二段ベッドの上下かわってよー。」
真美「いいけど、どして?」
亜美「こっからだと窓が見えなくてつまんないんだもん。」
真美「窓?真っ暗で何も見えないよ。」
亜美「でも空が見えるでしょ?」
真美「空…は見えるけど。」
亜美「さっき皆で見た空、綺麗だったじゃん。」
真美「うん。そだね。」
亜美「…誰か今、空見てたりするかな…」
真美「今夜の亜美は詩人ですなぁ。」
亜美「さっき皆で集まったからじゃない?」
真美「そっか。」
32:
亜美「なんかさ。」
真美「うん。」
亜美「亜美達、一年で三年分くらい大人になった気がする。」
真美「そうかも。仕事たくさんしたしね。」
亜美「…兄ちゃんって凄いよね。みんなにたくさん仕事とってきて。」
真美「うん。兄ちゃんっていつ休んでるんだろうね…」
真美「あ、ねえ亜美。」
亜美「む?」
真美「明日の初詣のときに、兄ちゃんに無病息災のお守り買ってあげよっか。」
亜美「お、いいね。みんなより先に行って買っとこっか。」
真美「寝坊したら許さないぜ?」
亜美「真美こそ。」
33:
亜美「…もう寝よっか。」
真美「そだね。ほんとに寝坊しそう。」
亜美「…こういうのピロートークって言うのかな?」
真美「ピロートークって恋人がするもんじゃないの?」
亜美「真美となら恋人になっても構わんですぜ。」
真美「真美も別にいいよ。」
亜美「んふふ…禁断の愛ですな。」
真美「もう…亜美のせいでヘンな夢みそうじゃん。」
亜美「どんなヘンな夢なのかな、真美君?」
真美「うえっ? …真美もう寝るっ。 おやすみっ。」
亜美「初い奴よのう…」
亜美「…ねえ真美。」
真美「…」
亜美「来年もよろしくね。」
真美「…うん。よろしく。」
34:
?同時刻 天海家?
千早「春香…暑い…」
春香「むにゃ…zzz」
千早「春香ってば…そんなにくっついたら暑いって…」
春香「んぅ…ああ、ごめん千早ちゃん。」
千早「もう…抱き枕でも買ったら?」
春香「千早ちゃんが居るからいいもん。」
千早「私明日はもう泊まってけないわよ?」
春香「わかってるわかってる。」
千早「ならいいけど。」
春香「…そいえば、去年も年末一緒にお泊りしたよね。」
千早「そうだったわね。」
春香「来年もきてくれる?」
千早「ええ。勿論よ。」
36:
春香「そっか。よかった。」
千早「でも、その寝るときに人に抱きつく癖?は直してちょうだい。」
春香「う…自覚ないんだよね…それ。」
千早「単に人肌が恋しいってだけじゃないの?」
春香「んー?そうかも。」
千早「…じゃあその寂しがりなところを直してもらわないと…」
春香「えぇー…それは難しいかも…」
千早「でしょうね。」
千早「まぁ、それならしょうがないわ。」
千早「人が恋しくなる気持ちは…私も分かるし。」
春香「うん。じゃあお言葉に甘えて。」
千早「…もう寝る?」
春香「うん。おやすみ。」
千早「おやすみなさい。」
38:
?同時刻 高槻家?
やよい「ほら、かすみ、もう寝ないと駄目だよ。」
かすみ「はぁい。」
やよい「電気消すね。」カチッ
かすみ「うん。おやすみなさい。」
やよい「おやすみなさい。」バタン
やよい「ふぅ」
やよい「私ももう寝ようかな…」
やよい「あ、でもその前に…洗物しないと。」
やよい「ぱぱっとやっちゃお。」ガラガラッ
やよい「でもこの時期のお水ってすごい冷たく…て……あれ?」
やよい「長介?」
長介「…姉ちゃん。まだ起きてたのか。」
やよい「長介こそ…。えっと、何してるの?」
長介「見ての通り、洗物だよ。」
39:
やよい「えっ…?」
長介「姉ちゃん、明日早いんだろ。やっとくからもう寝なよ。」
やよい「え、いいよいいよ。もうこんな時間なんだから、長介寝ないと。」
長介「俺は明日何もないから大丈夫。寝坊したら怒られるぞ。」
やよい「でも長介洗物なんてやったこと…」
長介「俺だって洗物くらい出来るよ。ほらほら。早く寝た寝た。」グイグイ
やよい「あぅ… あの、無理したらダメだよ。」
長介「わかってるよ。ほら。」
やよい「うん。ありがとう。長介。」
長介「ん。おやすみ。」
やよい「うん。おやすみ。」
?寝室?
やよい「…えへへ。」
やよい「長介、ちょっと格好よかったな。」
やよい「…成長してるのは、私達だけじゃないもんね。」
41:
やよい「おっきくなったなぁ 長介。」
やよい「きっと来年の終わりも、同じようなこと思うんだろうなぁ。」
やよい「ちょっと楽しみです。」
やよい「はわわ、もうこんな時間…折角長介がやってくれたんだから早く寝ないと。」
やよい「よし。」
やよい「おやすみなさい。」
おまけ おしまい
42:
おつー
4

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