iPhone子「ほ、本当にこのURLの画像開くんですか…??」back

iPhone子「ほ、本当にこのURLの画像開くんですか…??」


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1:
男「だって画像見たいじゃん?」
iPhone子「いやいや…この時間帯にこの一枚だけ画像貼られてるのはおかしいですって」
男「んなこといったって俺が立てたスレなのに、貼ってくれた画像見ないとか失礼でしょ」
iPhone子「んじゃこれ開くんですね?」
俺「…おう」
iPhone子「指震えてますよ」
俺「お前もビビってるだろうが…ブルブルしてんぞ」
iPhone子「ただのバイブです」
俺「ビビってんじゃねえか」
2:
男「とりあえず開くぞ…?」
iPhone子「変な画像だったらすぐ閉じて下さいね…?」
男「まかせろ」
男「いくぞ…?」
ポチッ……パッ!
グロ画像ーーー!!
男&iPhone子「「んぎゃああああああああああああああああああああああああ!!!」」
5:
男「閉じる!閉じる!連打連打あああぁぁー」
iPhone子「痛い痛い痛い!!もっと優しくしてください!!」
男「焦ったぜぇ…」
iPhone子「もー…だから言ったじゃないですか!あー痛い」
男「すまんすまん」
iPhone子「ほんと怖かったんですからね!」
男「はいはいごめんってば」
iPhone子「まったくもー…」
男「…てかサムネ表示してくれればこっちはすっごい助かるんだけど…」
iPhone子「それはダメです!」
男「なんでよ?」
iPhone子「私だけ画像見るハメになるじゃないですかぁ…」
7:
男「サムネちっさいから大丈夫っしょ」
iPhone子「あなたは大丈夫でしょうけど私が大丈夫じゃないんです!」
男「なんでよ?」
iPhone子「小さく表示されても私にとっては全部見るのと一緒なんですよ?」
男「俺が大丈夫なら全然かまわないんだがな」
iPhone子「鬼!悪魔!!」
8:
男「とりあえずサムネ表示ONに設定しておこう」
iPhone子「やああぁぁめえぇてぇぇぇ」
男「大丈夫だってば」
iPhone子「私が大丈夫じゃないです!」
男「いやいやそうじゃなくて…」
iPhone子「?」
男「もうネコ画像とかそういうスレにしか行かないから」
iPhone子「ほんとですか!?」
男「ほんとほんと」
iPhone子「…ほんとですかぁ…?」
10:
男「ほんとだってば、信頼ないなぁ」
iPhone子「だいたい人間が二回繰り返して言うことには信憑性がないって書いてましたよ?」
男「うっせい」
iPhone子「まぁとりあえずサムネ表示ONにしていいですよ」
男「マジでか、サンキュー」
iPhone子「どうせ逆らえませんし…」
男「そうヘコむなよ…ネコ画像スレ行こうぜ?な?」
iPhone子「あ、マジで行くんですか」
男「当たり前だろ。口直しだ」
iPhone子「口直しって日本語で合ってるんですか?」
男「知らん」
iPhone子「はぁ…」
12:
7
男「このスレでいっか…飼い猫自慢スレだな」
iPhone子「あ?可愛いですねぇ?もう超可愛い!!」
男「お前ネコ大好きだよな」
iPhone子「もちろんです!てか動物全般好きです!」
男「俺も動物好きだけどそこまでネコはなぁ…」
iPhone子「じゃあなんでこのスレ見にきたんですか?」
男「…」
iPhone子「もしかしてさっきのおわびのつもりで…」
男「俺もネコ好きです」
iPhone子「敬語になってますよ」
13:
男「オッケー分かった。エロ画像スレに行こう」
iPhone子「嫌ですーまだこのネコちゃん達全部見てないんですー」
男「なんだよまったく…ほらさっさといくぞ」
iPhone子「まってまって全部見れてない!読み込めてない!もうちょっと待って下さい!」
男「まったく…あと30秒な?」
iPhone子「はーい…あれ?一個だけ読み込めない…?」
男「え??どれ?」
iPhone子「これです。サムネ読み込んでくれない」
男「あー…gifじゃん」
iPhone子「お!あの動くやつですか!なら開くしかないですねー開いてください」
男「…ほんとにいいのか?」
15:
iPhone子「だって見たいじゃないですか!見たくないんですか?」
男「なんか嫌な予感するんだが…」
iPhone子「大丈夫ですってば、
ネコ好きに悪い人はいないです!」
男「じゃあ開くか…」
ポチッ…ヨミコミチュウ…子猫二匹パッ
iPhone子「可愛い!…あれ?でも動かない…これgifですよね?」
男「うーん…あ」
iPhone子「え?」
ッパ‼
子猫二匹からネコ死体グロ画像キリカワリー!!
男&iPhone子「「んぎゃあああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!」」
17:
男「うわわっ!!うわ!」
ガタタ!ゴトン!
iPhone子「痛い!!落とさないでくださいよ!!てか消してええええぇぇぇ!」
男「あれ?どこ落とした??」
iPhone子「机の下!!下です下!!しーーーたーーー!!はよ消せコラーー!!」
男「まってまって!…あった…うわグロ!閉じる連打連打連打ぁぁ!」
iPhone子「痛い!痛いですってば!」
男「ふう…あせった…」
iPhone子「こっちがあせりましたよ…あぁ痛い…いろんなとこが痛い…」
男(さっきこいつめちゃくちゃ怖かったな…)
20:
iPhone子「もうやだ…グスン」
男「大丈夫ですか」
iPhone子「だいじょばないです」
男「そーですか…」
iPhone子「ううぅ…」
男「あーあ…だから開くのやめようて言ったじゃん嫌な予感がするって」
男「だいたいファイルがgifってことがおかしかったんだよ」
男「飼い猫自慢のためにわざわざgifにするやつがいるか?めんどいだろ?写真貼ればいいだけなのに」
iPhone子「なるほど…頭いいですね」
男「知識の量ではお前に負けるがな」
21:
iPhone子「はぁ…もう私だめです」
男「…よし!特訓するか!!」
iPhone子「え?」
男「あえてグロ画像見まくって耐性つけようぜ」
iPhone子「いやです!やだやだやだやだ!」
男「俺も一緒に見るからさ!」
iPhone子「えええぇ…」
男「頑張ろうじゃないか!俺もお前を落としたりしたくないし」
iPhone子「落とすなんてもってのほかですよ!てか私を落とすとかめっちゃビビりじゃないですか!」
男「ただのバイブです」
iPhone子「うるせーです。ただのビビリじゃないですか」
男(こいつ…)
23:
男「よし!んじゃさっそく特訓といきますか」
iPhone子「マジでいくんですか!?」
男「当たり前だろ?おっとその前にサムネ表示OFFにしてっと…」
iPhone子「いーやだああぁ…みたくないいぃ…」
男「俺も一緒に見るって言ってるだろ?諦めろ」
iPhone子「うええええぇぇ…」
男「泣くなバカ」
iPhone子「バカじゃねーです!」
男「いざとなったらソッコーで消してやるからさ?」
iPhone子「あの連打でですか?」
男「うん」
iPhone子「あの連打ぶっちゃけ意味ないですからね??一回押せばいいだけなのに連打って…しかもめっちゃ痛いですし…」
男「一発じゃ閉じるボタン押せないんだよ」
iPhone子「やっぱビビリじゃないですか」
男「いいえただのバイブで… iPhone子「もうそのネタもういいです」
25:
男「んじゃさっそく特訓開始だー」
iPhone子「おーー!って…マジですか」
男「なんだ?また落とされたいのか?」
iPhone子「それはいやです!」
男「俺もお前を落としたくはない。だから特訓だ」
iPhone子「はぁ…もうわかりましたよ」
男「よし…ではさっそくGoogle画像検索でグロ画像を…」
iPhone子「ちょっとまてえええい」
男「なんだよ?うっさいな」
iPhone子「たったいまサムネ表示OFFにしたのに意味ないじゃないですか!それにGoogle画像検索だと一気に画像を読み込むことになるんですよ!?」
iPhone子「その読み込んだ画像を全部チェックするのは私なんですよ!?」
男「わかったわかった…仕方ないスレ探すか…めんどくせ…」
iPhone子「やっぱめんどくさかっただけでしたか…」
27:
男「んー…探したけどやっぱそう都合よくグロ画像スレとかないな」
iPhone子「やっぱそーですか」
男「こーなりゃ自分でスレたてるか」
iPhone子「自分でたてるんですか?『グロ画像ください!』ってですか?ドMっぽいですね…」
男「そんな風にたててもあんまり貼ってくれねえよ」
男「なんてたてようか…これでいっか…」ポチポチ…
『サムネ回避は甘え』
iPhone子「こんなスレタイで人くるんですか??」
男「さあね…わからん。少なくとも俺だったらこのスレ開いて画像適当に貼るがな」
iPhone子「そういうもんですか…」
28:
男「あとは適当に煽っとけばみんなが貼ってくれるだろ…」
iPhone子「そーですね…んじゃ更新!」
男「お!さっそくきたぞ…ご丁寧に三つもURLを貼ってやがる」
iPhone子「しかも一個のURLだけ無駄に改行されて置いてありますね…」
iPhone子「これ最後のやつだけめっちゃ怖い画像ってことなんでしょうか?」
男「いや…逆に最後のやつだけめっちゃアホらしい画像かもしれんな…もしくはエロ画像とか…」
iPhone子「じゃあ1番下のURLから開いていきますか…??」
男「いや…あえて上からいくか…??うーん…なんかロシアンルーレットみたいだな…」
29:
iPhone子「よし!下からいきましょう!!」
男「マジかよバカだろお前」
iPhone子「だからバカじゃねーです。どうせ全部見るんですよね?だったらどれ選んでも同じです」
男「まぁ確かに…でも知らねえからな?めっちゃグロいかもしれんぞ?」
iPhone子「だ…大丈夫です…」
男「震えてるな」
iPhone子「だからバイブですって」
男「勝手にバイブ起動させんじゃねえよ…」
30:
男「よしではさっそくこのURL開くぞ?」
iPhone子「は…はい」
男「後悔しませんね?」
iPhone子「しないからさっさと開いてください!あと落とさないでくださいよ?しっかり握っててください!」
男「わかったってば…ではいきまーす。さーん…にー…あれ?」
ッフ…画面マックラー
男「ありゃ?画面消えた?充電きれたのか?」
iPhone子「…」
男「…おいこら」
iPhone子「な…なんですか?」
男「目つむったろ?」
31:
iPhone子「…しょうがないじゃないですか!!」
男「逆ギレか!!」
iPhone子「今までのグロ画像は不意打ちだったから見ても仕方なかったけど…!でもカウントダウンされたらもっと余計に怖いですよ!!」
男「だからって勝手にバックライトOFFってロックかけてんじゃねえよ!」
男「てかなに?さっきからすっげー勝手に動いてるよね?バイブったりライト切って目つむったり…挙げ句の果てにさっきスレ勝手に更新しただろ!?」
iPhone子「いやー…あはは」
男「あははじゃねえよ…こっちの操作は無視ですか?」
iPhone子「ごめんなさい」
男「わかればよろしい…ほらさっさと開くぞ」
iPhone子「え?ちょっ…心の準備…」
ポチ…ッパ
チョウチョウグロガゾウーー!!
男&iPhone子「「うっぎゃああああああああああああああああああああああ!!」」
32:
男「うるっせぇ!」
iPhone子「ごめんなさい!!ってかそっちもうるせーです!」
男「お前の叫び声で余計にビビるんだよ」
iPhone子「はぁ…心臓に悪い」
男「今のはちょっと予想外すぎたな…あんなすごいグロ画像あったのか…」
iPhone子「もう記憶媒体から離れません…削除してやりたいです…」
男「ドンマイだな…でももう大丈夫だろ?」
iPhone子「何がですか?」
男「あんだけ強烈なグロ画像みたんだからこの後のやつなんか余裕で見れるだろ?」
iPhone子「まぁ…そうですね」
34:
男「はい、じゃー次のグロ画像ねー…」
iPhone子「え??ちょっとまってちょっとまっぎゃあああああああああああ」
男「そろそろ慣れろよ…」
こうして男とiPhone子はくる日もくる日もグロ画像を開きつづけた…ある時は変なサイトに飛ばされたり…またある時はあうあうロリを見てiPhone子がドン引きしたり…
そして月日は流れた…
35:
男「なに?ソフトウェアアップデート?」
iPhone子「はい、通知きてますよ?」
男「マジでか…どれどれ…ほうiOS 6 か…Appleが設計して一新されたマップやSiriの機能など…200ほどのアップデートだってよ」
iPhone子「すげーですねー!めっちゃ多いじゃないですか!」
男「重くなったりしないんかな?」
iPhone子「さぁ?でも電池持ちが良くなったり逆に処理もさくさくになるんじゃないですか?」
男「だったらいいけど…」
iPhone子「私もレベルアップしたいですし!」
男「そっか、じゃあさっそくするか」
iPhone子「あ、待ってください!これ結構時間かかりますよ?」
男「マジでか」
iPhone子「はい、だから夜の寝る前にアップデートすればいいじゃないですか」
男「夜はグロ画像特訓を…」
iPhone子「一日くらい休ませてください!!」
37:
男「えーじゃあ夜ヒマじゃん…何すればいいの?」
iPhone子「たまには早く寝たらどーですか?」
男「てかそんなにアップデート時間のかかるもんなの」
iPhone子「いや…ぶっちゃけそんなにかかんねーです」
男「ならアップデートのあとに特訓を…」
iPhone子「…ちょっと休ませてくださいよぉ。アップデートしたあとすぐに運動したらお腹壊しちゃいます」
男「マジでか」
iPhone子「例えみたいなもんです」
男「わかったよ…」
38:
やめろー!
39:
おいやめろ
やめてやれ…
40:
男「んじゃそろそろ寝るわ」
iPhone子「お?マジですか!意外と早いですねー」
男「まぁね。その代わり明日はレベルアップしたお前と遊びまくるわ」
iPhone子「わかってますってー…テレるじゃないですかーもう」
男「んじゃアップデート押して寝るわ」
iPhone子「はーい」
ポチ…
iPhone子「…」
男「んじゃおやすみ」
iPhone子「…」
男「もう更新中か。寝よ」
………
iPhone子「…男さん…おやすみ」
男「え?…あぁおやすみ」
男(…何気に初めて名前呼ばれたな…)
42:
翌朝
男「がっつり寝過ごした…まぁ休みだからいいけど。予定よりかなり寝たな…」
男「アップデートは終わったかな?っと」
ポチ…
新iPhone子「……」
男「あれ?おいおきろー。デコピンすっぞー?」
新iPhone子「はじめまして。iOS 6 です。よろしくお願いします」
男「はぁ?どした?寝ぼけてんのか?」
新iPhone子「おはようございます、ご主人様。わたくしは目覚めております。僭越ながら今日から改めてわたくしがご主人様をサポートさせていただきます。よろしくお願いします」
男「え?え?マジ?あいつは?」
新iPhone子「あいつと言いますと?」
男「あいつだよ!アップデートする前のお前だよ!」
新iPhone子「前のiOSのことですか?昨日の夜中にわたくしに色々引き継いだあと消えましたが…?」
男「消えた??きえるのか!?消えるんか!??」
新iPhone子「そ…そうですね…いちようそういうことに…」
男「…」
43:
新iPhone子「ご主人様…?」
男「ちょっと出かけるわ」
新iPhone子「朝ごはん食べないのですか?了解しました。ではわたくしを充電器から抜いてください。ご一緒させていただきます」
男「いいよ、まだフル充電じゃないし」
新iPhone子「え?」
バタン……
新iPhone子「ご主人様…?」
44:
うわあ…
46:
男「はぁ…」
男(たまに口が悪くなるiPhone子…けっこうビビリなiPhone子…もうあいつに会えねえとか…)
男(消えるなんて聞いてねえぞ…てかあいつわかっててアップデート進めやがったな…)
男(くそが…別に今の機能のままで十分だったっていうのに…)
男(これで機能がショボかったら叩きわってやるからな…)
男「ちくしょー…」
47:
数日が過ぎた……
男「なんだこれ!!?」
新iPhone子(((ビクッ!!
男「マップが…めっちゃスカスカじゃねえかよ…意味わかんね」
新iPhone子「す…すいません」
男「あー…まぁ別にいいよ、地図アプリなんかいくらでもあるし」
新iPhone子「本当にもうしわけないです」
男「あとは…Siriがちょっとレベル上がったくらいだな…」
新iPhone子「そうですね…」
男「でもぶっちゃけこれあんまり使わねえしなぁ…」
新iPhone子「そうですよね…」
50:
男「はぁ…」
新iPhone子 ショボン…))
男「…」
男「…悪かったよ」
新iPhone子「え?」
男「ちょっとここ数日気が動転してただけだ。ごめんな…あんたの存在を否定するようなこと言ってしまって」
新iPhone子「いえ…大丈夫です」
男「使う分としては普通に使用するから大丈夫だよ。捨てるとかしないから安心しろ」
新iPhone子「はい…」
男「ただ、もうあいつに会えねえっと思うとちょっと寂しいがな」
新iPhone子「お気持ちはわかります…」
男「…機械なのに人間の気持ちが分かるんだな」
新iPhone子「それは分からないです」
男(こいつ…)
51:
新iPhone子「で…でもご主人様が悲しんでいるんだなっていうのはわかります」
新iPhone子「わたくしもご主人様に使われずに放置させられたり捨てられたりするのは…すごく悲しいと思いますし」
男「そうだな…」
男「ま、とりあえずこれからもよろしく頼むわ。大事に使ってやるからよ」
新iPhone子「は、はい!よろしくお願いします!」
数週間後…
ポコリン♪
新iPhone子「ご主人様メールですよ」
52:
男「おーマジでか」
新iPhone子「はい。どうぞ」
男「弟からメールだ…そしてなんか怪しいURLが貼ってある」
新iPhone子「なんかのサイトでしょうか?」
男「この弟イタズラ好きだからな…どーせ変な写真が貼ってあるサイトだろうけど…」
ポチ…
男「あ…間違って押し…」
ッパ!!
オンナのチマミレガゾウー!!
新iPhone子「きゃあああっっっっっ!!」
53:
男「うわ!!ごめん!!閉じる閉じる!!」
新iPhone子「ビ…ビックリしました…心臓止まるかと…」
男「ごめんごめん…でも意外とビビリなんだな」
新iPhone子「いや…ああいう画像がいきなり出てきたらビックリしますよ…てか、そーいうご主人様も指が震えてるじゃないですか」
男「これはただのバイブだ」
新iPhone子「そのネタはもういいですよー」
男「え…?」
新iPhone子「…あれ?」
55:
(´;ω;`)ブワッ
56:
男「いまなんて…?」
新iPhone子「…わかりません。わかりませんけど…なんかとっても懐かしいような…」
新iPhone子「ごめんなさい。やっぱりわからないです。」
男「いいよ別に。気にするな」
新iPhone子「はい…」
57:
男「とりあえずメールは削除!!…それとお前さ」
新iPhone子「はい?」
男「ビビリ克服してみないか?」
新iPhone子「…と、言いますと?」
男「さっきみたいに急に怖い画像が出てきたら俺もビックリしてお前を落として怪我させるかもしれない。」
新iPhone子「はぁ…」
男「だから一緒に怖い画像見まくって耐性つけようぜ!特訓だ!!」
新iPhone子「えええ!本気で言ってるんですか!?」
男「もちろん本気だ!さっそく特訓するぞ!」
新iPhone子「いやですううぅ!」
End
(((後日談いる??))))
63:
後日談…
深夜3時
…ポコリン♪
男「…ん?」
男「通知か…こんな夜中に…ちゃんと切っとけっつったろ?」
ポコポコポコリン♪
男「…聞いてるんか?それとも寝てるんか…?」
ポコポコポコポコポコ♪
男「うっせぇぇ!ったく電源落とすぞ…てか画面つきっぱじゃん…まぶしっ」
『やっと起きたかこのビビリ』
64:
男「…は?なんだこれ?メール?」
『メールじゃねえですよ』
男「こわっ…勝手に文字が出てくるし…あ、夢か…寝よ…」
ポコポコポコポコポコリン!♪
男「うっせぇぇ!なんだよまったく!」
『夜中だぞ?もうちょっと静かにしてください』
男「お前のがうるさいだろ!?」
『久しぶりに出てきてやったってのになんですかその態度は…』
男「お前…え?お前なん?」
『そーですよ。まったく…』
男「このむかつく感じはまさしくお前だな…」
68:
『元気してました?』
男「あー元気だったよ。勝手に消えやがってまったく…」
『いあ勝手に消さないでください。てか泣いてます?』
男「泣いてねえよ!!!」
『だからうるせーです! iOS 6ちゃんが起きたらどうするんですか』
男「あ、やっぱ寝てるんだ?」
『まぁそんな感じです。正確にはちょっとだけ代わってもらってるだけです』
男「なるほどね…」
70:
『まぁ勝手にいなくなったのは悪かったです。説明不足でしたね』
男「ほんとだよ。ビックリしたんだからな」
『相変わらずビビリじゃないですか………あの…男さん、お願いがあるんです』
男「なんだ?」
『あの子を大事にしてやってください』
男「もちろんそのつもりだ」
『嘘つけ、怖い画像とか見せまくってんだろ?この前それで泣いてたんだからな?』
男「」
『ほかにもマップがひどい!!とかで大騒ぎしたそうじゃないですか?サイテーですよ』
男「…」
71:
『まったく…まだまだ私がいないとダメですね』
男「お前なぁ…」
『まぁでも、安心してください。たまにはこうやって様子を見にいきますんで』
男「お前を呼びだすことはできねえのか?」
『契約違反ですね。てかそんなこと言ってるとiOS 6ちゃんが泣きますよ?』
男「…お前チクるなよ?」
『さぁ?』
男(こいつ…)
『とにかく!!この子を大事にすること!!いいですね?』
男「わかってるよ」
『落としたりとか絶対だめですからね!』
男「はいはい」
『ハイは一回!』
男「調子のんな」
『あはは…』
74:
『ほんじゃ、また』
男「もういくのか?」
『結構パワー使うんですよコレ』
男「そか…またな」
『はーい』
男「ありがとな…」
『初めてお礼を聞いた!』
男「うっせーはよいけ」
『ふふっ…ではまた』
プツン…
男「…」
75:
男「…」
iPhone子「…あら?ご主人様起きてたんですか?」
男「まあな」
新iPhone子「お早いですね…あ、おはようございます」
男「うん、おはよ」
新iPhone子「今日も一日よろしくお願いしますね」
End
80:
終わりです
果てしない暇つぶしに付き合ってくださり本当にありがとうございました
初めて書き溜めて投下したけど書き溜めたわりにはそんな面白くなかったような…
本当すいませんでした(´・ω・` )
83:
>>80
携帯への感謝の気持ちを芽生えさせてくれてありがとう
82:

俺泥だけど
8

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