ことり「最近海未ちゃんストーカー気味だよね」ギンコ「その話、詳しく聞かせてもらえるかい?」back

ことり「最近海未ちゃんストーカー気味だよね」ギンコ「その話、詳しく聞かせてもらえるかい?」


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1:
ことり「えっあ、あなたは……?」
ギンコ「なに、怪しいもんじゃない、俺はギンコ、蟲師をやってる」
凛「すみません、ことりちゃんに近寄らないでもらえますか」
ギンコ「だから怪しいもんじゃないんだが……」
ことり「その、むしし?というのはどのような……?」
ギンコ「簡単に言うとだな、医者に治せないもんを治してるみたいなとこだ」
凛「ことりちゃん行こう」
ギンコ「その海未とかいう娘の行動は蟲が原因の可能性があると思ってね」
凛「ことりちゃん!」
ことり「う、うん……でも」
ギンコ「まあ、明日もここにいるから気が向いたらその娘を連れてきな」
2:
凛「ってことがあったにゃー」
真姫「ことりも変なのに好かれるわね」
花陽「蟲師……」
凛「かよちん何か知ってるの?」
花陽「うん、医者でも治せない病気を治す人がいるって噂で」
真姫「医者に治せないものをそんな怪しい人が治せるわけないじゃない」
凛「そうだよかよちん、所詮噂は噂にゃー」
花陽「でも、海未ちゃんの最近の奇行は気になるし……」
凛「……」
真姫「……」
3:
つぎのひ
凛「ってことがあったにゃー」
希「スピリチュアルやね」
絵里「怪しい人には近づかないのが一番よ、ことりにきつく言っておかなきゃ」
にこ「全く、あんなオーラ出してるから変な人に絡まれるのよ」
希「どんなオーラ?」
にこ「おっさん好きそうなオーラよ」
凛「それはにこちゃんもだにゃー」
6:
絵里「ところでことりと海未は?」
凛「先に帰ったにゃー」
絵里「そう、何か用事があったのね、二人ともバイトやら習い事で忙しいものね」
希(あかん、ポンコツや)
にこ「そんなこと言ってる場合じゃないわよ!」
凛「に、にこちゃん?」
にこ「練習どうするのよ!」
希(あかん、にこっちもポンコツやったわ)
絵里「まあ一日くらい大丈夫よ、二人とも普段から頑張ってるし」
7:
海未「ことり、私は穂乃果と一緒に帰るつもりだったのにどこへ行くというのですか」
ことり「と、とりあえず行けばわかるからついてきて」
海未「全く、こうしてる間に穂乃果はトイレに入ってるかもしれないというのに……」
ことり「も、もうすぐだから……あっ」
ギンコ「来たか、その娘がそうだな」
ことり「はい……」
海未「ことり?これはどういうことですか?私が殿方に興味がないことくらい重々承知だと思っていたのですが脳味噌まで鳥並なのですか?」
海未「それともあなたまで穂乃果と私を引き離そうと言うのですか?たとえことりでも私たちを引き離すのは許されるわけがなく」
ギンコ「あーちょっと黙ってくれるか」
海未「部外者は口を挟まないでください!」
ギンコ「おい、どうすんだこれ……」
ことり「う、海未ちゃんとりあえず落ち着いて」
海未「これが落ち着いていられますか!それにこうしてるうちにも穂乃果は……」
ギンコ「む、やはり出たか」
8:
ことり「出たって……?」
ギンコ「ああ、見えないんだったな、あの娘が穂乃果という子の名前を出した時、口からもやのようなものが出た」
ことり「それは……?」
ギンコ「蟲だ、名前はホノキチという」
ことり「ホノキチ……」
海未「二人ともなに私を無視してるんですか!」
ギンコ「あーとりあえず聞いてくれるか?」
海未「……そうですね、このままでは話が終わらないので穂乃果との時間も割かれますから」
9:
ギンコ「海未といったな、あんたの体には蟲が巣くってる」
海未「むし……?」
ギンコ「一般的な昆虫とは違うものだ、妖怪みたいなもんだと考えていい」
海未「それがいるからどうだっていうのです?私は何も変なことはないのですが」
ギンコ「あんたの穂乃果という娘に対する感情ははっきり言って異常だと思うがね」
海未「ふざけないでください!」
ことり「海未ちゃん!」
海未「そうだことり、あなたも私がおかしいと!」
ことり「私だけじゃないよ海未ちゃん……みんな思ってるの」
海未「みんなが私を……」
ギンコ「なに、この薬を飲めばすぐに良くなるはずだ」
海未「……わかりました」
ことり「海未ちゃん!」
10:
ギンコ「あれから三日か、そろそろ良くなった頃かね」
凛「あ、こないだの変な人」
ギンコ「あんたはことりと一緒にいた娘だったか、海未の様子はどうだ?」
凛「海未ちゃん?そういえばストーカーじゃなくなってるかな」
ギンコ「そうか、そいつはよかった」
凛「でも……」
海未「ギンコさん!ここにいましたか!」
ギンコ「どうした?そんなに慌てて」
海未「実はことりが、今度はことりが同じような、いえ、もっとひどい症状に!」
ギンコ「なんだって!?あの時はなんともなかったはずだ!」
海未「とにかく急いでください!」
ギンコ「ああ、すぐ行く!」
11:
ことり「穂乃果ちゃん、今日のパンツは白なんだね?」
穂乃果「こ、ことりちゃんやめてよ……」
ことり「え??穂乃果ちゃんのスカートに潜るくらい許してほしいな」
穂乃果「や、やだ……」
海未「戻りました!」
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「ことり!今すぐ薬を飲みなさい!」
ことり「お薬?海未ちゃん、ことりは病気じゃないよ」
ギンコ「こいつはまずいな、とりあえず眠らせる、押さえてくれ!」
海未「はい!」
ことり「は、離してよ海未ちゃん!穂乃果ちゃんのパンツ見れなくなっちゃうよ」
海未「あなたは自分が何を言ってるかわかってるのですか!」
ギンコ「よし、これを飲ませるんだ」
海未「さあことり、これを!」
ことり「んん……あれ、眠く……」
12:
ギンコ「とりあえず処置はした、これで収まるはずだ」
海未「はぁ、ありがとうございます」
穂乃果「う、海未ちゃん、その人が?」
海未「ええ、以前話した方で」
ギンコ「蟲師のギンコだ」
穂乃果「ことりちゃんは治るの?」
ギンコ「ああ、大丈夫だ……しかし妙だな」
海未「妙……とは?」
ギンコ「前に会ったのは三日前だ、その時海未からことりに移ってたとしても早すぎる」
海未「その前からいた可能性もあるのではないですか?」
ギンコ「そうだな、見落としてたのかもしれん」
14:
ことり「あれ……?私眠って」
海未「ことり!」
穂乃果「ことりちゃん……」
ことり「二人ともどうしたの?」
海未「覚えて、ないのですね」
ギンコ「おそらく海未よりも寄生が強かった分、脳も強くそいつらに乗っ取られていたせいだろう」
海未「でも、よかったです、これで安心して……」
絵里「穂乃果はいるかしら?」
穂乃果「絵里ちゃん?」
絵里「あら、ここにいたのね、一緒に帰りましょう」
穂乃果「うん、みんなで帰ろう!」
絵里「みんなで?何を言っているの?あなたは私と一緒に帰るのよ?」
海未「これは……」
ギンコ「あ、ああ、間違いない」
15:
……
…………
………………
ギンコ「まさか部員みんな感染してたとはな……」
海未「え、ええ……しかしさすがにもうこれ以上は」
ギンコ「ないことを祈るね」
ことり「でも原因はなんだったのかなぁ?」
海未「それはギンコさんが『蟲が原因』だと言ってたではありませんか」
ことり「うん……それはそうだけどぉ……」
ギンコ「……そうか!そういうことか!クソッ、穂乃果はどこへ行った!」
海未「A-LISEの練習を見に……」
ギンコ「やばい、早く連れ戻すぞ!」
17:
prrrrr
海未「穂乃果、早く戻ってきてください!」
穂乃果『どうしたの海未ちゃん、いきなり戻れって』
海未「今は話してる暇がないんです!というかギンコさんがまだ教えてくれてません!」
穂乃果『う、うん、わかったすぐ戻るね』
海未「すぐに戻るそうです……それで、どういうことなのですか?」
ギンコ「ああ、まず蟲というのは、はっきりと生態がわかっていないものもいる」
ギンコ「むしろ、そっちの方が多い」
18:
ギンコ「つまり、ホノキチという蟲についてもわかってないことがあった」
海未「というのは……?」
ことり「たぶん、ホノキチは二種類いるんじゃないかなぁ?」
ギンコ「ああ、恐らくそんな感じだ、あんたらに寄生したホノキチを自分に寄せ付ける蟲が別にいたかもしくは」
海未「穂乃果の体内にいる蟲が、私たちに寄生したと……?」
ギンコ「そうだ、いくら治しても次々発症したのはそのせいだろう」
海未「では、根本を消すために穂乃果を」
ギンコ「ああ」
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