シャロ「なぐさめ型お年玉袋……?なにかしらこれ」back

シャロ「なぐさめ型お年玉袋……?なにかしらこれ」


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1:
シャロ「はぁ……ココアにはいじめられるしバイト先ではいびられるし……」
シャロ「辛いわ……このお給料の半分はココアに持ってかれるし……」
シャロ「ん……郵便受けになにか入ってる……?なにこれぽち袋?」
シャロ「松竹梅……お正月シーズンが近いから誰か配ってたのかしら……私あげる側じゃないんだけどなぁ……」
シャロ「まあいいわ。今日も質素な貧乏飯をっと……」
チャリンッ
4:
シャロ「ごちそうさま……っと。このぽち袋どうしようかな……ってあれ?」
シャロ「この竹の方に何かはいって……えっ?小銭……?」
シャロ「おかしいわね……さっきまで何も入ってなかったはずなのに……」
チャリンッ チャリンッ チャリンッ
※貧乏過ぎるあまり既に極限まで節約状態
シャロ「うわっ!また増えた!」
シャロ「ど、どういうこと……?え、凄い……」
シャロ「こ、これってもしかして惨め過ぎる私を見かねた神様からの施し……!」
5:
シャロ「竹の方は勝手にお金が湧くのね。梅と松はなんだろう」
シャロ「……よくわからないわね。まあいっか」
シャロ「この竹の方はそこそこな収入源になりそう……!小銭ばっかなのがアレだけど……」
シャロ「これならココアからお金をぶんどられてもなんとかなるかも……」
シャロ「って明日ココアの友達料請求の日か……いやだなぁ……」
シャロ「まあ今日はもう寝ましょ。お風呂は……いいや」
チャリンッ
7:
翌日
シャロ(また竹の方に小銭が湧いてたなぁ……竹は素晴らしい子ね。いい子いい子)
ココア「あっシャロちゃんおっそーい」
シャロ「ご、ごめんなさい」
ココア「ちゃんと持ってきてくれた?友達料。先月の足りなかった分もね」
シャロ「え、ええ。ちゃんと持ってきたわ……」スッ
ココア「……ねえふざけてるの?」
シャロ「え」
ココア「普通こういうときは利子つくでしょ?」ニコニコ
10:
シャロ「り、利子って……わかったわよ……いくら払えばいいの……」
ココア「んーとりあえず利子は3万くらいにしておいてあげる」
シャロ「はぁ!?さっさ……三万って……!1万円足りなかっただけでなんで3倍にまで膨れ上がって」
ココア「うっさいよ」ドスッ
シャロ「ぐぇっぇえええ……!」
チャリンッ
ココア「あーあ……今のでムカついちゃった。慰謝料1万プラスね」
シャロ「そ、そんなに払えないっ……!」
11:
ココア「……チッ」
ドゴッ ゲシッ ドカッ ゴンッ.............. チャリンッ
ココア「ふぅ……なにかいうことは?」
シャロ「ごっ……ごめんなさい……生意気なこと言い過ぎました……これ財布です……」スッ
ココア「んっよろしい」ナデナデ
ココア「素直で無様なシャロちゃんに免じて3万円で勘弁しておいてあげるね」
シャロ「あ、ありがとうございます……」
ココア「はい財布。もう帰っていいよ」ポイッ
シャロ(糞ココアめ……いい気になって……顔傷つけないでよ……あーあ……傷消えるかなこれ……)スリスリ
12:
シャロ「ん……?あれ?」
シャロ「うわっ!松のほうお金増えてるっ!」
シャロ「……まさかさっきココアにいっぱい殴られたから……?」
シャロ「そうだ……きっとそうよ……」
シャロ「松のほうは痛い目に遭えば遭うほどお金がもらえる……ってことね」
シャロ「梅は……まだ変化なしか……」
シャロ「まあいいわ……これはいいものだわ……やっぱり神様の施しね!」
15:
翌日
シャロ「いらっしゃいませ?」
シャロ(今日は混むなぁ……頑張らなきゃっ。また店長にどやされる)
シャロ「お待たせしました。カモミールです」
客「ありがとう」
チャリンッ
シャロ(そろそろ休憩時間ね。お腹すいた?……)
16:
休憩時間中
シャロ「ん……?梅のほうにお金はいってる!?」
シャロ「……40円だけ、か」
シャロ(どういうことかしら。お仕事したら更に増えるのかな?)
店長「おー桐間休憩か?ったくこっちは飯喰う暇すらないってのに……」
シャロ(うるさいわね……)
店長「そういえばお前この前帰るときガスの元栓閉めてなかっただろ」
シャロ「えっ」
店長「ちゃんと確認しとけっつったよな!?」
シャロ(えっ……そういうのって社員の仕事なんじゃ……というかなんで私……?)
17:
店長「だいたいお前は……」
シャロ「……はい」
店長「……!」
シャロ(私が言い返さないからっていい気になって……)
シャロ(ああもう……辛いなぁ……)
シャロ(なんで私だけこんな目に……)
チャリンッ
店長「おいお前聞いてんのか!?」
シャロ「はっはい!聞いてます!」
18:
シャロ(あー店長うざかった……でも今のでわかったわ。松の方は殴られなくても叱られたらお金が湧いた)
シャロ(なるほどね……これは私にぴったりね……ココアに殴られるし店長には叱られるし)
シャロ(他のやつもいつ増えるのか注意してみよう……)
シャロ「お待たせしました。ダンディライオンです」
客「ありがとう」
チャリンッ
20:
シャロ「お待たせしました。ギムネムァシルヴェスタァです」
客「……」
シャロ「おまたせしました。ラベンダーです」
客「ありがとう」
シャロ(……なるほど。キーワードはありがとう、ね)
シャロ(ありがとう一言あたり10円……ってとこかしら)
シャロ(なるほど……いいお客さんに10回当たるだけで100円……。まあ微量だけどあるに越したことはないわね)
21:
…………
……
シャロ「この竹は自然発生型……毎日のようにお金が湧いてくる素敵な子……」←勘違い
シャロ「こっちの梅はありがとう一言につき10円もらえる……」
シャロ「そしてこの松が痛い目に遭ったり叱られたりすると金が湧く……」
シャロ「なるほどね……。それにしてもそこそこの金額になったわね」
シャロ「今日は贅沢にラーメンでも食べにいこうかな!」
22:
店主「ラッシャイ!!」
シャロ「ラーメン一つ」
店主「アイヨー!」
シャロ(ラーメン……何ヶ月ぶりかしら……ココアと出会う前はたまに来てたんだけど……)
シャロ(ココアにお金を徴収されてからはずっと来てなかった……)
店主「アイヨーオマチィイ!!」ドンッ
シャロ「ふぇあ……いいにほい……」ジュルッ
24:
シャロ(おいしい……涙がでちゃうっ……)ズルズル
「あの。となりいいですか?」
シャロ「あっどうぞ」
ココア「どうも……シャロちゃん」ニコッ
シャロ「」
ココア「あーすみませーん!チャーシュー麺お願いしま?す!」
店主「アイヨッ!チャーシュッ!」
ココア「シャロちゃん……ラーメン屋に来るんだぁ……珍しいねぇ?」
シャロ「あ……ぁ……」
シャロ(やばいやばいやばい!早く食べて帰ろう……!)
26:
店主「チャッシュオマッチ!」ドンッ
ココア「んふ?おいしいー!」
シャロ(ホントはじっくりと味わいたかったけど……!)ズルルルルッ
ココア「シャロちゃんどうしたのー?そんなに慌てて」
シャロ(はやく……食べなきゃっ……)ズルルルッ
シャロ「っ!?ゲホッォ……!ゲホ……ォ……!!!」
ココア「そんなにがっつくからぁ……ゆっくり食べようね?」
シャロ「……っ」
27:
店主「アリヤッシャー!ゥーイッ!」
シャロ「……」
ココア「ねえ」
シャロ「……」スタスタ
ココア「ちょっと無視しないでよ」ドゴッ
シャロ「ぎゃんッ!!」 チャリンッ
ココア「ねえなんでシャロちゃんラーメン屋なんかに居たの?」
ココア「そんな余裕ないよね?」
シャロ「な、なかったら来ちゃだめなの……!?」
28:
ココア「へぇ……私に対してそんな生意気な口聞けるようになったんだ……」
ココア「面白いね……久しぶりに調教しなおしだ」ゴキゴキ
シャロ「い、いい加減に……」
ココア「うるさいよ」ドゴッ!
シャロ「ぐぇッ……!」 チャリンッ
ココア「……ここじゃまずいね。路地裏にいこっか」ニコニコ
29:
ココア「前まで私にヘコヘコしてたゴミ虫が……なんで急に粋がっちゃったのかな?」ゴスッ
シャロ「はぎゅ……ぅ……!」 チャリンッ
ココア「ねえ何か秘密があるんだよね?何かな?」ゴンッ
シャロ「ぐッ……ぎ……!」 チャリンッ
ココア「……そろそろ白状しよ。顔面に消えない痣作るよ?」ゴキゴキ
シャロ「……」フーフー
ココア「あっそ」
33:
…………
……
シャロ「あっ……ぁ……が……」ピクピク
ココア「持ってたのは財布だけ……財布の中身も小銭と変なぽち袋とカード類だけ……」
ココア「あっ服全部剥いじゃってごめんね。寒いよね」
ココア「でも服着せるのめんどくさいなぁ……あ、ちょうどいいとこにゴミ箱あるね」
ココア「その中ならきっと暖かいよ。それに……お似合いだしね」ポイッ
ココア「あー!すっきりした!」
…………
……
34:
シャロ「はぁ……臭い取れない……」スンスンッ
シャロ「……この服もズタズタ……もう切れないかな……いや、まだここを縫い直せばいけるわね」チクヌイチクヌイ
チャリンッ
シャロ「あっ。また自然発生……ラッキー」
コンコン
千夜「シャロちゃ?ん。晩御飯作りすぎちゃったんだけどどうかしら?」
シャロ「千夜っ!」
35:
シャロ(さっきココアに殴られてる時に吐いちゃったし、ちょうどよかった!)
千夜「ってどうしたのその傷!?それにその臭い……」
シャロ「え、あ……あーその……ね」
千夜「な、なにか事件に巻き込まれたの……?もしかして……ご、強姦……されたとか……」
シャロ「あっ!流石にそこまではされてないから!殴られて終わり!」
千夜「それでも……と、とにかくうちに来てっ流石に体洗いたいでしょ?」
シャロ「あ、ありがと」
36:
千夜「ね、ねえ。本当に大丈夫?」
シャロ「何が?」
千夜「最近シャロちゃん無理してるでしょ……?」
シャロ「まあ……ね」
千夜「バイト頑張ってる割には前より生活が質素になった気もするし……」
シャロ(主にココアのせいね……)
千夜「それに私気づいてたんだけど……時々シャロちゃん怪我して帰ってくるわよね……?」
シャロ(主にココアのせいね……)
千夜「バイト先で何かあるんじゃないかって思って……心配なの」
37:
シャロ「平気よ!最近はちょっといいこともあったしね!」
千夜「いいこと?」
シャロ「まあ副収入っていうのかしら……そういうのが入るようになったの」
千夜(お母さんたちが上手くやってくれたのかしら?)
シャロ「心配ありがとうね。千夜」ニコッ
千夜「……っ!じ、じゃあそろそろあがりましょっ!ご飯食べてくわよね?」
シャロ「もちろん!」
41:
…………
……
シャロ(あれから暫くしてわかった。竹はどうやら節約するとお金が発生するみたい)
シャロ(梅のほうは相も変わらずありがとう一言で10円発生)
シャロ(そして松……これは痛みに応じて発生するお金が変わる……苦しければ苦しいほど多く湧く)
シャロ(この前ココアにゴミ箱の捨てられた時はそこそこの額がでてきたし……)
シャロ(竹と梅はこれ以上の変化は望めないけど……松はその気になればどんどんお金を増やすことができそう!)
シャロ(ちょっとチノちゃんも挑発してみようかな。流石にあの二人でも病院送りにはしないでしょ)
43:
シャロ(……今日はリゼ先輩が休みの日)
シャロ(とりあえず実験ね。二人がかりならどのくらい発生するか……)
カランカラン
チノ「いらっしゃ……いませ」
ココア「……どうしたのかな?」ニコニコ
シャロ「あんた達に話があって来たの」
チノ「……」ピキッ
ココア「へー……どんなお話かなぁ?」ゴキゴキ
45:
シャロ「私……もうあんた達に友達料払わないから。よろしく」ドヤッ
チノ「……」ガンッ!!!!!!!
椅子「」チーン
シャロ「」ビクッ
チノ「ココアさん……どういうことでしょうか。シャロさん調子に乗ってますよ」
ココア「おかしいなぁ……この前ダストシュートしてあげたんだけどなぁ……?
シャロ「な、なによ……文句あるの……!?」
47:
チノ「この時間はお客さんはめったに来ません……人通りも少ない……」
シャロ(狙ったのよ!)
チノ「覚悟してくださいね……」
ドゴオオオッ!!!
シャロ「ぐぎゅっ……!?」 チャリンッ
シャロ(あれ……っ!チノちゃんってこんなに……ってあれってメリケンサック!?)
ココア「いいなぁ……私もそれ使いたいな」グリグリ
シャロ(いきなり顔面踏みつけて……!どんだけココアは顔が好きなのよ……) チャリンッ
49:
ココア「ほら……可愛いお顔ぶっ潰してあげるからねぇ……」ゲシッゲシッ
シャロ「ぐぎゅっ!ぎゅっ……うぅぅ……!!!」ジタバタ 
チノ「あんまり動きまわらないでくださいっ!」ゴスンッ
シャロ「ぐっぶ……!?ぶぇっおぇっえええええええええ!!!!」ビチャッビチャッ
チャリンッ
50:
ココア「うわぁあっ!?うわ……私のお気に入りのブーツなのに……!」
チノ「最低ですねシャロさん」
シャロ「おぇっ……ええ……!!」
ココア「ちゃんと綺麗にしてよねッ!」ゴンッ
シャロ「ぎゃッ!!!あっ……ぐぅ……!!」ポタポタ
シャロ(また顔面っ……やば……鼻血止まんないっ……!!)
ココア「あー……ゲロの次は鼻血ぃ……?もう許せないや……覚悟してね……」
51:
…………
……
シャロ(……小指の骨が折れて……爪が割れて……鼻の骨が折れて……全身に痣と腫れができて)
シャロ(……ゲロを食わせられて……便器の水を飲まされて……最後はその姿を写真に取られた……)
シャロ(でも……こんなにお金溜まっちゃった……質より量ね……。そのほうが効率がいいかも)
シャロ(さてと……体をちょっと綺麗にしたら今日は贅沢にファミレスにでもいこうかな!)
53:
ザワザワ ザワザワ
シャロ(んー流石に体を小奇麗にしても顔に包帯巻いてたら目立つか)
「あの子彼氏に暴力振るわれたんじゃない?」
「うわードメスティック?」
店員「お待たせしました。スーパーデラックスウルトラデミグラスハンバーグ(600g)でございます」
シャロ「わぁっ!」
シャロ(幸せ?……これならボコられてもいいかも……)
60:
数日後
ココア「シャロちゃんの方から私を呼び出すなんて……ふざけてるのかな」
シャロ「はぁ?ふざけてんのはあんたでしょー?」ベーッ
ココア(安い挑発……それだけにクッソむかつく……!)ビキビキ
シャロ「なに?文句あるの?あるなら言ってみ?ん??」
ココア「うっせえブスッ!!!」ゴンッ
シャロ「ぶぎゃッ!!!」 チャリンッ
ココア「もう二度と生意気な口を聞けなくしなきゃ……」
62:
シャロ「へっへぇ?……暴力しかできないんだ……」ポタポタ
ココア「……」ビキビキ
シャロ「ワンパターンねぇ……まるでゴリラね」ポタポタ
ココア「いいよ……そこまで言うなら……」チラッ
ココア「……汚してあげる。何もかも……」
ココア「ほら……あの公衆便所までいくよ……」
64:
シャロ「いやっやめてっ……!流石にそんなことしたらっ」
ココア「うっさい……ほら便器に嵌まれッ!」ゴスッ
シャロ「ぎゃっ……!」チャリンッ
ココア「肩もちゃんと押し込んであげる……」ゲシッゲシッ
シャロ「くぅ……ううぅ……!」 チャリンッ
ココア「完成だよ……お便所シャロちゃん……」
ココア「どれどれ……ちょっと試してみようか」スルッ
65:
シャロ(こっココアの……目の前に……)
ココア「ちゃんと顔面で受け止めてね」ジョロッロロ
チャリンッ
シャロ「くぅ……!」プルプル
ココア「んふーやっぱりシャロちゃんは便器がお似合いだね」プシャアアアアアア
ココア「今度チノちゃんにもやらせてあげようっと。ほらシャロちゃん。舐めてお掃除して?」
シャロ「……くっ」ペロペロ
70:
…………
……
シャロ(ふむ……最近気づいたけど湧いてくるお金の量が増えてきた気がする……)
シャロ(梅は論外。あんなの役に立たないわね。松は……)
シャロ(チノちゃんやココアは一発一発はそこまで重くないけど数で攻めてくるからそこそこ湧く)
シャロ(次はどんなことしてもらおうかな……)
シャロ「あっすみませーん!あぶりサーモンくださーい!」
アイヨー!
71:
ココア「ねえチノちゃん最近のシャロちゃんどう思う?」
チノ「うざいですね……以前に増して……なんだか調子に乗ってる気がします」
ココア「だよね」
チノ「あと……自ら酷いことをされるのを望んでる様な気がしますね」
ココア「……だよね。何か裏がある気がする」
チノ「ですよね……。怪しいです」
ココア「何が目的なのかな……」
72:
ココア「ねえ今度直接シャロちゃんの家に殴り込みしよっか」
チノ「千夜さんにバレちゃいますよ」
ココア「千夜ちゃんは私が引きつけておくよ。その間にチノちゃんお願い」
チノ「……わかりました」
チノ(シャロさんをめった打ちにして丸裸にしてあげましょう)
ココア(シャロちゃん……私達を利用として……ただで済むとは思わないことだね)
74:
数日後
ピンポーン
シャロ「はーい……」ガチャッ
チノ「こんにちは」
シャロ「……?えっ!」
チノ「すみません……中に入れてもらいます」ゴスッ
シャロ「ひぎゅっ……!」 チャリン
シャロ(なっなんで……!千夜に見つかっちゃうのに……!)
チノ「あぁ。既に千夜さんならココアさんとお出かけですよ。デートですね。妬けますね?」ゲシッ
シャロ「ひぎゃっ……!」 チャリン
76:
チノ「……」ガバッ
シャロ「ちょっちょっとチノちゃん!?」
チノ「とりあえず身ぐるみ剥がさせてもらいますね」
シャロ「やめっ……調子に乗るのなこのちびすけ!」
チノ(くそやっすい挑発……舐められたものですね)ゴキゴキ
ッパァアアアアアン
シャロ「うぎっ……」 チャリンッ
チノ「……さっきから小銭のなる音が……?」
シャロ「……!」
チノ「……ふんッ!」ゴンッ
シャロ「ぐごッ……ぉ……!」 チャリンッ
77:
チノ「……」ジャラジャラ
シャロ「あ……ぁ……!か、返して……返してぇええ!!」
チノ「……」ゲシッ
シャロ「ひぎゃっ……!」 チャリンッ
チノ「なるほど……そういうことですか」
チノ「どういう仕組なのかわかりませんが……」ゴスッ
シャロ「ぐぇっええ……え……!」
チノ「シャロさんが痛い思いをすればお金がでてくるんですね」
79:
チノ(とりあえずココアさんに連絡しておこう)ピッ
シャロ「はぁっ……はぁ……!」
チノ「シャロさん……お金がでてくるから私達に殴られ続けたんですね」
チノ「お金のために私達を利用したんですね……」
シャロ「ち、チノちゃんっ……」
チノ「でも……これそんなにお金出てませんよね?」
シャロ「え……?」
チノ「明らかに受けた苦痛に対してでてくるお金の量が少なすぎると思いませんか?」
80:
チノ「今私が殴る蹴るして150円……」
シャロ「じ、十分じゃない!」
チノ「は……?あのシャロさん……ちょっと頭おかしくなってませんか?」
シャロ「はぁ!?」
チノ「どう考えてもこんなので稼ぐより……他のバイトを掛け持ちしたほうがまだマシじゃないですか?」
チノ「この前2,3時間シャロさんを傷めつけた時……2000円ほどでてきましたか?」
シャロ(たしか……1000円ちょい……)
83:
チノ「……違うみたいですね」
チノ「やはり他のバイトをしてたほうが効率が良かったみたいですね?」
チノ「それをシャロさんがわからないわけありません」
シャロ「な、なにをいって」
チノ「……シャロさん。もしかしてだんだん傷めつけられたくなってきたんじゃないんですか?」
シャロ「……!」
チノ「どうやら……その通りみたいですね。心の底では被虐を望んでいたんですね……」
チノ「ふふ……わかりました……じゃあシャロさんのためにお仕事を用意してあげますね……」ニコッ
91:
…………
……
ココア「なるほどね?このぽち袋そんな力があったんだ」
チノ「所有者が殴られたら殴られたら殴られるほどお金が出てくるみたいです」
ココア「へえ。じゃあ今はチノちゃんを殴ったらお金が出てくるわけだ」パァンッ
チノ「ひゃんっ……!」キュンッ
チャリンッ
ココア「たった5円か」
95:
ココア「んー確かに効率悪いね?これならやっぱりシャロちゃんに任せた方がいいね」ナデナデ
チノ「はい……」ンフー
シャロ「な、何をさせる気なのよっ……!いい加減説明しなさいよ!」ジタバタ
チノ「あぁ……シャロさんにはラビットハウスにストレス発散用肉奴隷として勤務してもらおうと思いまして」
シャロ「は……?」
ココア「つまりーシャロちゃんを殴ったり犯したり汚したりしてお客さんのストレスを発散してもらおうってわけ!」
チノ「あ、そのぽち袋からでてきたお金がシャロさんおお給料です」
97:
シャロ「何馬鹿なこと言ってるの……!!」
ココア「あはは。リゼちゃんそろそろ受験だからバイトやめちゃうんだ」
チノ「ですからスケットが欲しかったんです。ちょうど良かったですね」
シャロ「そんなっ……いや、いやっやだやだやだ!!!」
ココア「んふー今までの安い挑発でが高くついたねぇ……」
チノ「今更許してもらえると思ってる辺りやはり頭がいかれてるんですね」
ココア「じゃあ開店しよっかチノちゃん!」
チノ「はいっ」
101:
ココア「いらっしゃいませ?」ニコニコ
シャロ「あっぁ……」
ココア「あ、今日からストレス解消サービスを始めました!良ければご利用くださ?い」ニコニコ
チノ「30分1000円1時間5000円です。サービスにコーヒーとメリケンサックをお付けしますよ」
シャロ「いやっやだ……やめてっ……助けて……助けてリゼ先輩ぃぃぃ……!!!!」
シャロ「いやいやああやだああああああああああああああ!!!!!!」
チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ
チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ
チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ
103:
閉店後
チノ「お疲れ様ですシャロさん。今日のお給料は2560円ですね」
ココア「もう帰っていいよ。お掃除は特別に私達がやってあげるから」
チノ「シャロさん早くどけてください。体液が染みになっちゃいます」
ココア「この血痕取れるかな」ゴシゴシ
シャロ「……」ガラッ
チノ「あ、また明日も……いえ営業日は毎日来てくださいね」
ココア「逃げたら許さないからね」ニコニコ
シャロ「っ……」ポロポロ
106:
ココア「あーすっきりした!」
チノ「シャロさんの悲鳴すごかったですね。まだ耳に残ってますよ」
ココア「あーあ。シャロちゃんせっかくの美人顔だったのに可愛そうだね」
チノ「やっぱり男の人はパワーが違いますね」
ココア「私もあんなパンチ出したいなぁ」シュッシュッ
チノ「……わ、私で良ければ練習台になりますよ?」
ココア「もうチノちゃんったらドMだなぁ」
チノ「こんな体にしたのはココアさんじゃないですか……」ギュッ
ココア「もうチノちゃんったら可愛いんだからっ!」ドゴッ
チノ「あっひ……ぃ……♪」ゾクゾク
109:
シャロ「……ただいま」
シャロ「って誰もいないか……」
シャロ「このお金どうしようかな……とりあえず薬と包帯買っとかなきゃ……」
コンコン
シャロ(千夜……!?やばい!こんな顔見せられないっ)
千夜「シャロちゃん?晩御飯作りすぎちゃって。どうかしら?シャロちゃん?」
111:
シャロ(だめっ……千夜……)グッ
千夜「……あれ?あかない……?」
千夜「ちょっとシャロちゃんどうしたの?なんでドアノブ抑えてるの?」
シャロ(千夜……力強いっ……!いや、私の手が震えて力が入らないだけか……!)
シャロ(はやく鍵締めなきゃ……)スッ
千夜「シャロちゃんっ!」ガチャッ
シャロ「あ……」
113:
千夜「……え」
※右目が腫れすぎて完全に塞がってる。鼻が潰れて鼻血だらだら。頬は両方共大きく腫れてる。
前歯が欠けていて他にも完全に抜けた歯あり。唇が裂けてる。衣服はボロボロで汚物まみれ。えとせとら。
シャロ「こ、これは」
千夜「シャロちゃんっ!?どうしたのそれ!!なにがあったの!!!」ガシッ
シャロ「いたっ……いたい……」
千夜「あっ……ご、ごめんなさい……」
115:
シャロ「な、なんでもないから……!」
千夜「なんでもないわけないわよ!誰にやられたの!?」
シャロ「……言えない」
千夜「言えないの……?」
シャロ「お願い……放っておいてッ!」ドンッ
千夜「きゃっ!?」
シャロ「……ありがとね。心配してくれて」ボソッ
ガチャッ
千夜「シャロちゃん?シャロちゃん!開けて!開けて!!」ドンッドンッ
118:
千夜「……シャロちゃん」
千夜「……鼻血の痕……家まで付いてる」
千夜「ここまで続いてるってことは……!」
千夜「お婆ちゃん!懐中電灯どこ!?」
「どこにいくんだい」
千夜「ちょっと!」
千夜(絶対に突き止めてみせるわ……!)
123:
千夜「……」
千夜「……」
千夜(バイト先じゃないのかしら……)
千夜「……」
千夜(こっちって……まさか……そんなわけないわよね……)
千夜(うそよ……だって……みんな素敵なお友達だもの……)
千夜(そんなことするわけ……)ガクガク
千夜(……ッ!嘘……嘘でしょ……なんで……なんでラビットハウスに繋がってるの……)
125:
千夜(今はバータイム……か。しょうがない……明日……シャロちゃんを助ける)
千夜(シャロちゃん……待っててね)
千夜(ココアちゃん……チノちゃん……絶対に許さないわ……!)
……
ココア「ふ?ん……」ギュッ
チノ「あがっ……!う……げぇ……♪」ビクッビクビク
ココア「千夜ちゃんはシャロちゃん思いで可愛いなぁ……」ニコニコ
131:
翌日
シャロ「まだ顔痛いなぁ……腫れも引いてないし……」
シャロ「初日であれだし……きっと今日はもっと人が多くなる……辛いな……」
シャロ「うぅ……なんでこんな目にあわなくちゃいけないの……」ガチャッ
「シャロさん待ってました。はやく準備してください」
千夜(待っててね……今助けるから)
ゴスッ
千夜「……え?」
133:
ココア「あはぁ……千夜ちゃんこんにちはぁ……♪」
千夜「こ、ココアちゃ……!」
ココア「ふんッ!」ゴンッ
千夜「ぶッ!?はがっ……あ……!」ポタポタ
ココア「ああいうのを愉しむお客さんってね……ちょっと顔が歪んでるほうが喜んでくれるんだ」
ココア「……シャロちゃんおっぱい小さいしさ」
ココア「巨乳キャラがいるとバランスが取れていいね」ニコニコ
135:
ココア「それにさ……いくらなんでも無計画過ぎるよね」
ココア「昨日ここに来た時もそう……あんなライトぴかぴかさせたら気づいちゃうよ」
千夜(や、やっぱり……)
ココア「単身乗り込んできて囚われのお姫様を救おうとしたのかな?可愛いね……」
ココア「千夜ちゃん……可愛いよ……可愛い千夜ちゃん大好き……」
ココア「だからもっと可愛くしてあげる……さぁ……おいで……!」ゴキゴキ
千夜(無謀だったわ……)ガクッ
138:
チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ
チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ
ココア「おっやってるね?」
チノ「ココアさん遅いですよ……お客さん結構多くて……ってそれは」
ココア「うん。スケット」ニコニコ
チノ「へぇ……やるじゃないですか」
千夜「う……シャロちゃん……!シャロちゃん!!!!」
ココア「慌てなくても今から千夜ちゃんもシャロちゃんと同じ目に遭うんだよ」
シャロ「え……!?な、なんで……ココア……あんた……」
141:
チノ「助かりました……お客さんが思った以上に多すぎて」
ココア「うん。これでなんとかなったね」
ココア「はいっ!今からこっちの巨乳ちゃんも追加でーす!」
ココア「巨乳好きの方はこちらをどうぞ!」
チノ「ふふ……売上倍増です……」
チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ チャリンッ
144:
ゴスッ ゴキッ ドゴッ
千夜「ぐぉッ……ぇ……!」
ゴンッ ゴンッ ゲシッ
千夜「えげッ……がッ……は……!」
パンッパンッ ビュルッビュルルッ
千夜「あっ……ひっ……ぁ……!」
ジョロロロッロロロロロ
千夜「あ……ぁ…………ぁ……」ガクガク
シャロ(ごめん……ごめんね千夜……心配させちゃって……こんなことに巻き込んじゃって……)
シャロ(そして……楽になってよかったって思っちゃって……)
149:
暫くして
ココア「うんうん。ようやく例のポチ袋の効果が発揮されたね」
チノ「千夜さんの育成の分時間が倍掛かっちゃいましたからね」
シャロ「あひッ!もっとぉ!もっとぶってっ!顔面ぐっちゃぐちゃにしてっ♪」
千夜「あは……おしっこですね……♪はぁい……じゃあ私のお口に……♪」アーン
ココア「うんうん。もうここまできたら二度と元に戻ることはないかもね」
チノ「まあ幸せそうでいいじゃないですか」
153:
…………
……
リゼ「さてと2次試験も終わったし……久しぶりにラビットハウスに顔でも出しに行くか」
リゼ「ん……?なんだ結構繁盛してるじゃないか」
カランカランカラン
シャロ「♪」ボロボロ
千夜「♪」ドロドロ
リゼ「なっ……なななな……!」
ココア「……あはぁ♪」
BAD END13 出てくる出てくる犠牲者
165:
おつ
16

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底辺高校色々ワロタwwwwwwwwwwwww (画像あり)

僕は今重大なミステイクに気付いてしまった

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