穂乃果「真姫ちゃん、危ない!」back

穂乃果「真姫ちゃん、危ない!」


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3:
真姫「単刀直入に聞くわ。私、あなたになにかした?」
花陽「・・・」
真姫「黙ってちゃなにもわからないんだけど」
花陽「べつに、真姫ちゃんがなにかしたってわけではないよ?」
花陽「でも、もうμ'sのだれかと一緒に笑うことはできない」
真姫「なんで?」
花陽「なんでって、そんなの真姫ちゃんだったらわかるでしょ?」
花陽「もう、穂乃果ちゃんは踊れないんだよ?μ'sはできないんだよ?しばらくは学校にくることもできないんだよ?」
花陽「それなのになんで、一番だめな花陽が楽しそうにできるの?」
7:
真姫「たしかに、私もそんなこと思ってたけど、穂乃果は全然そんな感じじゃなかったわよ」
花陽「え?」
真姫「いや、穂乃果はそんなことで挫けるようなやつじゃなかったってこと」
花陽「でも、花陽は」
真姫「それに、なんかそれ穂乃果が死んだみたいじゃない。縁起でもない。べつに穂乃果が怪我したのにはあんたはなんの関係もないんだから、気にしなかったらいいのに」
花陽「・・・」
真姫「μ'sは穂乃果だけじゃないのよ?たしかにμ'sのリーダーは穂乃果だけど、もっと他のメンバーにも目を向けたら?」
9:
花陽「ねえ、真姫ちゃん。花陽はどうしたらいいのかな?」
真姫「うーん、これ穂乃果の受け売りだけど、花陽は花陽らしくしてたらいいのよ」
凛「ねえ、かよちん?今日は一緒に帰れる?」
花陽「・・・うん。凛ちゃん。今日からよろしくね」
凛「じゃあじゃあ!駅前のラーメン屋さん行こう!この前言ったけど、煮干が効いててね!」
花陽「ねえ、真姫ちゃん。私、ちょっと難しく考えちゃってたみたい」
真姫「そう」
13:
真姫「ずいぶんこの生徒会室も手狭になってきたわね」
希「まあ、五人おるからね」
花陽「ふふ、今日のおにぎりは昆布の煮しめ。ああ、お米たちが踊ってる」
凛「凛はお米大好きなかよちんも好きにゃー」
絵里「ちょっと!だれか仕事手伝ってよ!」
真姫「よし、次は、部室をとりましょう!」
希「部室っていうと、にこっちやな?」
真姫「ええ、今凛、花陽と順調にきてるからこの調子でどんどんいくわよ!」
15:
にこ「・・・」
にこ「べつに、前に戻っただけじゃない。おかしいわよね、毎回、扉を開けたらみんながいるかもなんて考えちゃうなんて」
にこ「ま、そんなわけないけどね」
ガチャ
真姫「はーい、にこちゃん」
にこ「な、なんで真姫ちゃんが!?」
真姫「希、絵里、扉を!花陽、凛、窓を!」
にこ「な!あんたたちまで!」
真姫「さあて、にこちゃん。じっくり調教してあげるわ」
16:
にこ「んで?今更なんの用よ?」
真姫「ねえ、にこちゃん。もう一回スクールアイドルやらない?」
にこ「はあ?あのねぇ!私はあんたらのことはもう見限ったの!私がスクールアイドルやろうって言ったとき、みんな無視してたでしょう!」
真姫「ふうん?じゃあ、今はどう思う?」
にこ「・・・まあ、前の死人みたいな顔よりはましだけど、正直今からあんたたちと組んでできることなんて知れてるわ」
真姫「そう?曲は私が作れるし、海未とことりも、絶対にそのうち帰ってくるわよ?」
にこ「じゃあ、リーダーはどうするのよ。悔しいけど、穂乃果のリーダーとしての才能は本物だった。いったいだれが代わりのリーダーをやるっての?」
20:
真姫「私がやるわ」
にこ「は?」
真姫「他の四人も賛成してくれたわ」
にこ「あのねぇ!真姫ちゃんみたいな子にはリーダーは無理よ!」
真姫「ほんとにそう思う?」
にこ「・・・真姫ちゃん、ちょっと性格変わったわね。まるで穂乃果みたい」
真姫「で?にこちゃんどうなのよ。やるのか、やらないのか」
にこ「・・・ま、あんたら以外に当てもないし、いいわよ。まったく、本当ににこがいないとダメなんだから」
24:
ことり「ふふ、できたー、ホノカチャン人形!」
凛「ちょっと凛、あのことりちゃん怖いにゃあ」
にこ「とゆーかむしろ、あれが怖くない人間なんているの?」
希「ス、スピリチュアルやね」
真姫「さあ、話をつけにいくわよ!」
真姫「ねえ、ことり」
ことり「あ、真姫ちゃん。久しぶり」
真姫「ひ、久しぶりね。あの、なにしてるの?」
ことり「え?穂乃果ちゃんにふりかかる不幸を代わりに請け負ってくれる人形を作ってるの」
真姫「・・・」
27:
真姫「さて、緊急会議を開いたわけだけど、理由はわかるわね?」
花陽「ことりちゃん、ガチもんだったね」
凛「怖いにゃあ」
希「スピリチュアルやね」
にこ「で?どうするのよ。あんなもん私の手に負えないわよ」
真姫「強引な手だけど、一つ手があるわ」
29:
ピンポーン
海未「おや?こんな時間に客人ですか。珍しいですね」
真姫「はーい、海未。あがらせてもらってもいい?」
海未「・・・どうぞ、お入りください」
真姫「ねえ、なんで、部屋が傷だらけなの?」
海未「少し、癇癪を起こしてしまっただけですよ。それで?なんの用ですか?」
真姫「それはーー」
31:
ことり「ふーん、ふふーん。ようし、今日ホノカチャン人形が完成すれば百個達成だね!私、頑張るよ、ホノカチャン!」
ことり「あれ?昨日作りかけだったホノカチャン人形がない?」
花陽「あ、あの、ことりちゃん」
ことり「あれ?花陽ちゃん久しぶり。ねえ、ホノカチャン人形知らない?」
花陽「ま、真姫ちゃんが持ってたよ」
ことり「真姫ちゃんが?」
花陽「うん」
ことり「ねえ、花陽ちゃん。真姫ちゃん、どこにいるか知らない?」
花陽「ぶ、部室にいるって」
ことり「・・・ありがとね。花陽ちゃん」
35:
ガチャ
ことり「真姫ちゃん。なんでこんなことするの?あと一個でホノカチャンが戻ってくるのに」
真姫「あんたたちはなんでそう、穂乃果を死んだような扱いするのかしら」
ことり「真姫ちゃん。なに言ってるのかわからないよ。ねえ、早く返して?」
海未「ことり」
ことり「海未ちゃん。久しぶり、最近どうしてたの?」
海未「ことり、落ち着いてください。べつに穂乃果は死んだわけではないのです。そんなに思いつめる必要はありません」
ことり「ふうん。海未ちゃんは見てないもんね。あそこには私と真姫ちゃんしかいなかったから。ガッシャーンってすごい音がした後、血がってダラーてでてきて、穂乃果ちゃんが苦しそうだったの、海未ちゃんは見てないもんね」
海未「なにが言いたいんですか?」
ことり「べつに、わからないならいいよ」
39:
ことり「羨ましいよ。海未ちゃんは。穂乃果ちゃんはね。ほんとに苦しそうだったの」
海未「・・・はあ。結局、目を覚まさせるにはあれが一番いいんですね」
パンッ
ことり「え?」
海未「さて、ことり。べつにあなたは最低ではないですが、一つ言いたいことがあります」
海未「あなたは、私が羨ましいと言いましたね。そんなことはありません。私はあなたが羨ましい」
41:
海未「さっきあなたは最低ではないと言いましたが、最低は、私です。だって、私はその場にすらいることができなかったのですから」
ことり「そ、そんなことないよ!だって、ことりは、」
海未「目の前にいたんだから、なにかできたのでは、ですか?」
ことり「・・・」
海未「私だって同じです。私がその場に居合わせたならなにかできたのでは、そう思って自己嫌悪に陥り、癇癪を起こしたりしました」
海未「でも、そんなことはありません。だれが悪いわけでもないんです。それに、言っちゃなんですが穂乃果は生きているんですから、なんとでもなりますよ。穂乃果ならね」
ことり「私、また穂乃果ちゃんと一緒にいてもいいのかな」
海未「当たり前じゃないですか。だって三人はずっと一緒にいた幼馴染ですよ?このぐらいのことでどうこうなる仲じゃありませんよ」
43:
ことり「やっぱり、海未ちゃんは強いね」
海未「いえ、そのことに気づかせてくれたのは、穂乃果とそっくりなぐらい傍若無人に私にお願い事をしてきた真姫ですよ」
ことり「真姫ちゃん」ジッ
真姫「」ゾワッ
真姫(今のなに!)
47:
真姫「ここはリーダーの私がノックするべきね!」
絵里「待ちなさい!私は今回影が薄かったんだからここくらい私が!」
希「いやいや、ウチがいなここまでこぎつけられへんかったんやし、ウチがやるべきちゃう?」
凛「凛もノックしないにゃぁ!」
花陽「わたしもここは譲れません!」
にこ「いや、ここは部長のにこがノックするわ!」
海未「いや、ここは穂乃果の恋人第一候補の私が!」
ことり「一番心病んでた私がやるべきじゃないかなぁ」
コンコン
穂乃果「お、けっこう早かったね」
穂乃果「ふふ、真姫ちゃんやるなぁ」
穂乃果「はぁい、どうぞ!」
49:
ここで今回のssは終わろうと思います
海未ちゃんと真姫ちゃんの会話だったり、今後のμ'sだったりはもう疲れたんでみなさんの想像に任せます
支援ありがとうございました。
52:
>>49

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