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モバP「猫じゃらし、猫じゃらしを使う」


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1:
のんびりと書いていきます
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2:
???事務所???
P「うーむ...」
愛梨「Pさん、難しい顔してどうしたんですか?」
P「おお、愛梨か、別に大したことじゃないんだが」パタパタ
愛梨「あっ、猫じゃらし!Pさんのですか?」
P「いや、事務所のソファーの上に放置してあったんだ」
愛梨「ソファーに?」
P「ああ、愛梨のじゃないよな?」
愛梨「うーん、私のじゃないですねぇ」
P「だよなぁ、誰のだろう一体...」
愛梨「誰のでしょう?」
3:
P「しかし猫じゃらしを持つと無性に振りたくなるな」パタパタ
愛梨「あっ、わかります!なんか思わずパタパタってしちゃいますよね」
P「うむ、というわけで...うりゃー」パタパタ
愛梨「むー...えいっ!」パシッ
P「おっ、愛梨は猫だったのか」
愛梨「えへへ、今日は愛梨にゃんです♪」
P「ほれほれー」パタパタ
愛梨「にゃんっ♪」ペシッ
P「こっちこっち」パタパタ
愛梨「にゃふっ!」パシッ
P「おっと惜しい!」
愛梨「むぅぅ...にゃーん!」ピョンッ
P「おわあっ!抱きつくのは反則だぞ!」
愛梨「にゃんにゃーん♪」スリスリ
P「よしよし」ナデナデ
4:
十時愛梨(18)
http://imgur.com/QDPMpwo.jpg
http://imgur.com/f7R3z7Q.jpg
6:
ガチャッ
みく「にゃっほーい、みくのおかえり...にゃっ!?」
愛梨「あっ、おかえりみくちゃん♪」
みく「あ、うん...ただいま愛梨チャン」
みく「じゃなくって!みくのいない間になにを二人でイチャイチャしてるにゃ!」
P「まあまあ怒るなみく、それよりひとつ聞きたいんだけどな」
みく「なに?」
愛梨「この猫じゃらし、みくちゃんの?」
みく「にゃ?みくは知らないよ?」
P「うーむ、そうか...事務所に置いてあったんだけど誰のだろうと思ってな」
みく「Pチャンのじゃないの?」
P「いや俺のじゃない、というか愛梨、そろそろ離れてくれ」
愛梨「はーい、でも本当に誰のでしょう?」パッ
7:
前川みく(15)
http://imgur.com/ahejzU0.jpg
http://imgur.com/r2irjDh.jpg
10:
みく「猫といえばはるにゃんか雪美チャンだけど...」
P「だよなぁ、あとは誰かいたかな...」コチョコチョ
みく「もしかしたらちひろさんってことも...ふぁっ...へくちっ!」
みく「何するにゃ!みくの鼻の前でパタパタするのやめてよ!」
P「ああ、すまん...なんとなく...」
みく「まったく、Pチャンはもうちょっとみくを大事に扱うにゃ!」
P「そうだなぁ、みくに嫌われちゃいそうだしな」コチョコチョ
みく「そうにゃ、大体Pチャンはいっつもそうやって...ふぇっ..ふぇっ...はっくしゅっ!」
みく「んにゃー!遊ぶなー!」
P「いや、ついやりたくなって...」
みく「許さんにゃ!女の子の鼻をこちょこちょするなんて!ねこぱんちっ、ねこぱーんちっ!」ポカポカ
P「あいてて!悪かった!」
11:
みく「にゃー!バツとしてみくと思いっきり遊ぶにゃ!」ギュッ
P「わかったわかった、ほれほれみくー、おいでー」パタパタ
みく「にゃんにゃん、みくぱーんちっ♪」ペシペシ
愛梨「あー、みくちゃんいいなー、私も構ってくださいPさん!」ギュッ
P「こら、二人いっぺんには無理だっての!」
愛梨「みくちゃんばっかりずるいですよー!」
P「でーい、暑いから離れろ!」
みく「プロデューサーなら猫の二匹くらい面倒見るにゃ!」
P「本物の猫ならな!でもお前らは人間だから!」
ガチャッ
留美「あら、なんだか賑やかね」
12:
和久井留美(26)
http://imgur.com/2sStDjB.jpg
http://imgur.com/LkSe3t3.jpg
13:
愛梨「お疲れ様です、和久井さん!」
留美「ええ、お疲れ様愛梨ちゃん...二人ともなにしてるの?」
みく「Pチャンと遊んであげてるにゃ」
P「ウソつけ、お前が遊べって言ってきたくせに」
みく「細かい事言わないの、さあもっとみくに構うにゃ♪」
P「へいへい、ほーらここだぞー」パタパタ
みく「にゃっ!んにゃっ!」ペシペシ
留美「ずいぶんと仲良しね...」
愛梨「えへへ、仲良しっていいですよね!」
P「ちょうどよかった、和久井さんちょっとお聞きしたいんですけど」
留美「なにかしら?」
P「事務所のソファーに猫じゃらしが置いてあったんですけど、誰のものか知りませんか?」
留美「猫じゃらし?」
みく「今Pチャンが持ってるの」
留美「猫じゃらしならいくつか持ってるけど、私のではないわね」
P「うーん、そうですか...」
14:
愛梨「和久井さん、猫じゃらし持ってるんですか?」
留美「ええ、部屋に置いてあるわ」
P「へぇ...」
留美「なに?似合わないって言いたいの?」
P「いや、そういうわけでは...」
留美「...いいじゃない別に、どうせ猫アレルギーで本物は飼えないけど、気分だけでも味わいたいのよ...」
P「和久井さん...」
みく「ふむふむにゃるほど、Pチャンその猫じゃらし貸して!」
P「別にいいけどどうするんだ?」
みく「和久井さん、はいこれ♪」
留美「だからさっきも言ったでしょ、それは私のじゃ...」
みく「違う違う、そういう事じゃないにゃ、とにかく持って!」
留美「...持ったけど」
みく「みくね、和久井さんに遊んで欲しいにゃ♪ほらほら、それでみくと遊んで?」
15:
留美「みくちゃんと?」
みく「そうにゃ!パタパタして!」
留美「こ、こう?」パタパタ
みく「そうそう!うー、にゃっ!にゃっ!」ペシペシ
留美「きゃっ...」
愛梨「なんだかみくちゃん本物の猫みたいです♪」
P「うーむ、さすがは猫娘...」
みく「にゃんっ♪どう和久井さん、楽しくないかにゃ?」
留美「...そ、そうね...意外と楽しいわ」
みく「よかった♪本物の猫じゃないけど、せめて今はみくが和久井さんの猫になってあげるにゃ!」
留美「みくちゃん...」
愛梨「あっ、じゃあ私も猫になります!にゃんにゃん♪」
16:
じゃあ俺も
17:
みく「ならば愛梨チャンにねこみみをプレゼントするにゃ!」スチャッ
愛梨「わぁっ!可愛いね♪ありがとうみくちゃん!」
みく「さあさあ和久井さん、みくたちと遊ぶにゃ!」
愛梨「遊んでください、ご主人様♪」
留美「い、いいの?」
みく「遠慮なんかしなくていいにゃ!」
愛梨「そうですよ、いっぱい遊んでください!」
留美「じ、じゃあ...ほーらこっちよ」パタパタ
みく「んにゃっ!」
愛梨「にゃんにゃーん♪」
留美「ふふっ...♪」
19:
P「和久井さん猫好きなのに猫アレルギーだもんなぁ」
P「よく猫の画像とか雑誌見ながら残念そうな顔してるし...」
P「みくもその辺を察してくれたのか」
P「...あとでなにかゴホービでもやるかな」
みく「にゃあっ!」ペシッ
留美「ふふっ、こっちよ...」
P「和久井さんも楽しそうだし、しばらくあのままにしとこう」
P「しかし和久井さんのでもないとすると、あとは誰だろうなぁ...」
ガチャッ
拓海「うーっす」
20:
向井拓海(18)
http://imgur.com/m5lBcoi.jpg
http://imgur.com/uCPnIoL.jpg
21:
P「よう拓海、お疲れ」
拓海「ああ、アンタも暑いのに大変だな」
P「あれ?お前今日オフだよな、なんでここに?」
拓海「ちょっと近くまで来たから寄っただけだ、ほらよ差し入れだぜ」
P「おっ、悪いな」
愛梨「にゃんにゃん!」
みく「にゃー!」
留美「にゃにゃーん...」フリフリ
拓海「...なあ、なにやってんだあれ?」
P「あれはみくと愛梨の優しさだ」
拓海「意味がわかんねえんだけど...」
23:
留美「ふぅ...どうもありがとう二人とも」
愛梨「もういいんですか?」
留美「ええ、もう十分よ」
みく「楽しかった?」
留美「楽しかったわ、とってもよ、本当にありがとう」
みく「おやすい御用にゃ!でも...」
留美「なに?」
みく「ゴメンね?本物の猫じゃなくて...」
留美「みくちゃん...」ギュッ
みく「にゃ...」
留美「本物の猫じゃなくても、みくちゃんと愛梨ちゃんの気持ちはちゃんと伝わったわ」
みく「和久井さん...」
留美「嬉しかったわ、本当よ...」ナデナデ
みく「...えへへ!じゃあこれからも時々みくが和久井さんの猫になってあげるにゃ!」
愛梨「私もです、和久井さん!」
留美「ええ、お願いするわね...」
25:
P「おーい、拓海が差し入れのジュース持ってきてくれたぞー!」
みく「わーい!差し入れ差し入れ?!」
愛梨「ありがとう拓海ちゃん!」
拓海「いいって、気にすんなよ」
P「和久井さんもどうぞ」
留美「ええ、いただくわ」
P「どうでした、みくたちは?」
留美「ふふっ、本物の猫より可愛いかもね」
P「そう思ったならきっと喜びますよ、特にみくが」
留美「それにみくちゃんたちとじゃれてる時に...」
P「なんです?」
留美「娘を持った母親ってこういう気分になるのかしらと思ってね」
P「まあ、そうかもしれませんが...」
留美「でも娘を持つにはまず相手を見つけないとダメよね?」
P「え、ええ...まあ...」
留美「どういう意味かわかる?」
P「えーっと...」
留美「冗談よ、それより猫じゃらし返すわね」
P「ああ、わかりました」
拓海「あっ、それアタシのじゃねーか、姉御が持ってたのか」
26:
P「事務所のソファーに置いてあったんだが、これ拓海のだったのか?」
拓海「ああ、どこ行ったのかと思って探してたんだけどよ、そっか事務所に忘れてたのか」
留美「ゴメンなさいね向井さん、勝手に使っちゃって、はいどうぞ」
拓海「あー...いやいいよ、それ姉御が持っててくれ」
留美「私が?」
拓海「ちょうど新しいの買ったところなんだよ」
留美「でも...」
拓海「多分、姉御が持ってた方がいいと思うぜ」
留美「向井さん..」
P「おっ、拓海がそんなこと言うとは成長したなぁ」ナデナデ
拓海「うるせっ!頭撫でんなコラ!」
みく「拓海チャンやっさしーにゃ!」
愛梨「拓海ちゃん優しい♪」
拓海「お前らもうるせー!」
P「なるほど、今日は猫じゃらしを買うために出かけてたのか」
拓海「いや、それもあるけどよ、もう一つはデジカメの写真を現像に...」
P「写真?」
拓海「あっ、ヤベッ!」
27:
みく「写真って何の写真?」
拓海「な、なんでもねえよ!気にする...」
バサッ
愛梨「あっ、拓海ちゃんなにか落ちたよ?」
拓海「み、見んなコラ!」バッ!
P「なにをそんな必死になってるんだよ?」
愛梨「見られたらダメな写真なの?」
みく「もしかして恋人の写真!?」
拓海「そ、そんなんじゃねえよ!」
愛梨「じゃあなんの写真?」
拓海「そ、それは...」
P「見せたくないなら見せなくてもいいけど、恋人はさすがに困るぞ拓海」
留美「そうよ向井さん、マスコミに嗅ぎつけられたら...」
拓海「だから違うっての!ああもう...わかったよ、ほら」
みく「どれどれ?あっ...」
P「これは...」
拓海「猫だよ、その写真を現像したんだ...」
28:
P「この猫もしかして...」
拓海「アタシが拾った猫だよ、少し前に」
愛梨「ああ!雨の中を拾ってきたっていう猫さん?」
拓海「そうだよ、最近そいつの写真を撮ることにハマっちまってよ、結構な枚数になったから現像しようって思って...」
みく「かっわいいにゃー!」
P「別に隠すことないじゃないか、普通に言ってくれれば...」
拓海「う、うるせーな!なんか恥ずかしいんだよ!」
愛梨「見てくださいPさん、とっても可愛いですね!」
P「そうだなぁ、特にこれなんかよく撮れてるな」
拓海「そ、そうか?それはこの間新しいオモチャを買ってきたときに撮ったやつで...」
留美「......」ジーッ
みく「和久井さん、どうしたにゃ?」
留美「向井さん...」
拓海「な、なんだ?」
留美「...これ、焼き増ししてもらえないかしら?」
拓海「お、おう...別にいいけど...」
留美「これも...あとこれも...」
29:
愛梨「和久井さん、やっぱり猫が好きなんですね♪」
P「だな、でも猫好きなのに猫アレルギーってのも辛いだろうなぁ」
みく「大丈夫にゃ!またみくが和久井さんの猫になるにゃ!」
P「おう、ぜひやってあげてくれ」
愛梨「じゃあ私はPさんの猫になってあげます!」ギュッ
P「気持ちだけ受け取っておきます」グイッ
みく「拓海チャンも猫になるかにゃ?」
拓海「はぁ?アタシはいいよ」
みく「まあまあ猫耳どうぞ♪」スチャッ
拓海「のわぁっ!テメェ勝手に...」
P「おっ、なかなかいいな、今度のフェスはそっちの方向で行くか」
留美「向井さん素敵よ、可愛いわ...」
拓海「う、うるせーっ!」
P「ほーら拓海、こっちおいでー」パタパタ
拓海「ふざけんなコラぁ!」ガターンッ!
みく「にゃー!拓海チャンが怒ったにゃ!」
留美「似合っているのに...」
愛梨「ですよね♪」
P「安心しろ拓海、ちゃんと尻尾も付けてやる!なんならお前の猫もいっしょに...」
拓海「ぜってーやんねぇからな!」
おわり
30:
駄文失礼しました?
愛梨とみくの組み合わせは結構好きです
このふたりなら延々と会話させてるだけでも楽しかったりします
いつか拓海を主役にしたのも書いてみたいなー
ではまた?
31:
みんな可愛かった

3

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