阿笠「巨大なプレス機械を作ってみたぞ」コナン「おおー」back

阿笠「巨大なプレス機械を作ってみたぞ」コナン「おおー」


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1:
阿笠「発明のために金属を加工するのはよくやるんじゃが」
阿笠「どうも今までのプレス機械が小さく感じてしまってのぉ……」
灰原「そう言えば最近、巨大な発明品に挑戦したいって言ってたわね……」
コナン「それで巨大なプレス機械をまず作ったわけか……」
阿笠「うむ! いやぁ苦労したわい。じゃが苦労の甲斐あって中々の性能のものができたぞ!」
阿笠「そうじゃ! 少年探偵団のみんなも呼んでこいつの機能を見せてやるとするかのう!」
2:
期待
4:
wktk
6:
展開が容易に想像できる
8:
また光彦か
9:
12:
>>9
感情を失った光彦
光を失った光彦
16:
>>12
彦じゃん
11:
期待
13:
 数十分後
元太「うぉお! でけぇプレス機械だぜ!」
歩美「すごーい!」
光彦「やっぱり大きな機械っていうのは見てるだけでもワクワクしますね!」
阿笠「ほっほっほ、見てるだけで満足してもらっては困るのう」
阿笠「では、この失敗作の発明品をプレスし潰してみせよう」
コナン「お、おいおい、大丈夫なのか? それ前にかなり頑丈に作ったって言ってなかったか?」
灰原「使う金属を分厚くしたから重すぎて動かすのが大変とか言ってたわよね……」
阿笠「ほっほっほ、まあ見ておれ。よいしょっと」
 ピッピッピッ
歩美「なぁに? この音」
阿笠「プレスが始まるから離れなさいという警告音じゃよ」
阿笠「あと、プレス前にはカウントダウンが始まるぞ」
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15:
今だ飛び込め光彦
17:
18:
プレス機械「10……9……8……」
阿笠「ほれほれ、念のためもうちょっと離れなさい」
元太「こんな離れなくたって平気だろうよ……」
阿笠「まあそうじゃろうが……プレスするとなると結構な力じゃから」
阿笠「あのケースの中に入っているとはいえ、破片が勢いよく飛んで来たりしたら危険じゃからの」
コナン「そうだな……ほら、みんな、もう少しだけ離れようぜ」
プレス機械「3……2……1……」
プレス機械「0」
 ゴシャァッ!!
21:
ヒッコオオオオオオオ!!!!
22:
もう光彦死んだのか
24:
元太「お、おおおおおお!」
歩美「一気に潰れちゃった!」
 ミシ……
光彦「ま、まだ潰せるみたいですよ!」
阿笠「ああ、一気に潰して潰せる所まで行った後は、徐々にさらに大きな力でどんどん潰していく」
灰原「でも、最初のゴシャッて音以外はあんまり潰れる音とか聞こえないわね」
コナン「ああ。ゴシャって音も派手だったけど、思ったよりも大きな音じゃなかったしな」
阿笠「うむ、あのプレスケースは防音機能が付いていてな」
阿笠「近辺住民への騒音被害が出ないようにしておいたんじゃ」
コナン「流石博士だな」
27:
光彦の悲鳴が外に漏れないようにか
28:
なにを潰すんだろうな(棒)
29:
おかしいな
穏やかすぎる
30:
阿笠「よし、もういいじゃろ。ポチっとな」
 ウィーン
歩美「あっ! 潰れた中身が出て来たよ!」
光彦「うわぁ! 潰れた発明品の一部を見る限り、相当分厚い金属を使ってたはずなのに……」
元太「こんなに簡単にぶっ潰せちまうのか!」
阿笠「うむ、これは加工だけでなくこのように失敗作の処理にも使えそうじゃのう! ほっほっほ」
元太「なぁなぁ博士! もっと何か潰してみせてくれよ!」
歩美「歩美も見たーい!」
光彦「僕からもお願いします!」
コナン「おいおいお前ら……たかがプレス機械に何はしゃいでんだよ……」
灰原「あら、いいじゃない。夏休みのいい自由研究になるかもしれないわよ?」
コナン「ああ……そういえばあったなぁそんな宿題……」
阿笠「ほっほっほ、じゃあ、倉庫に失敗作の発明品がいくつかあったはずじゃから、少し探してみよう」
阿笠「あ、その前にちょっと喉が渇いたからジュースでも出そうかの」
34:
元太「このジュースうめええええ!」
阿笠「ワシの友人からの貰い物なんじゃがな、ちょっと高級なリンゴジュースなんじゃよ」
歩美「あれ? 光彦君は?」
コナン「あいつなら、先に倉庫行って潰す失敗作を探すって言ってたぜ」
元太「うわっ! あいつズリぃ!」
灰原「円谷君らしいわね……食より科学への関心、だなんて」
光彦「フフフ……あの程度の高級リンゴジュースなんて僕ならいつだって飲めるんですよ」
光彦「あの程度のジュースではしゃいでるようじゃあ阿笠博士も元太君もコナン君もまだまだですねwwwwwwwww」
光彦「あっ、歩美ちゃんと灰原さんはいいんですよwwwwwwwwwww」
光彦「さーて、僕はあんなジュースなんか放っておいて倉庫で発明品の失敗作を探させてもらいましょうwwwwwwwww」
36:
これはクズ彦
37:
はやく潰されとけよ
40:
光彦「ここが倉庫ですね……結構大きいです」
光彦「そのせいか発明品の失敗作とやらも大きいものが多いですね……」
光彦「潰す前にいくつか発明品で遊びたいですね! 動きはしないでしょうけど……」
光彦「あっ! この発明品、ひょっとしてここが操縦席なんじゃないですか?」
光彦「いやぁ一体何の発明品かさっぱりわかりませんが、操縦席ってのはやっぱり男心が揺らぎますね」
光彦「でも操縦席のガラスがスモークガラス中が見えません……」
光彦「あ、でもドアの鍵は開いてるみたいです。ちょっと乗せさせて貰いましょう」
 ガチャ
光彦「おお! まさに操縦席です」
光彦「ドアを閉めて席に座って……お、このベルトで体の数か所を固定するんですね! よいしょっと」
 ガチッ
光彦「うん? 妙に硬い音がしましたね。まあいいでしょう」
光彦「うわー、こういうのやっぱりいいですねー 一体何の失敗作なのか、そもそも発明が何なのかわかりませんが……」
 シュゥゥゥ……
光彦「ん?」
43:
これは・・・
44:
きたか...
45:
灰原「そういえば博士、あの倉庫に、何ていうか……操縦席の付いた発明品みたいなのもあったけど……」
阿笠「ああ、あれは『ロボットの操縦席風リラックスマシン』じゃよ」
阿笠「ロボットの操縦席ってロマンがあるじゃろう?」
元太「あるな」
コナン「あるよな」
歩美「あるね!」
灰原「……まあ、あるんでしょうね、ロマン」
阿笠「そのロマンを体感しながらリラックス効果のあるガスを浴び、ゆっくり眠りに着けるというのがあのマシンなんじゃ」
阿笠「まあ、寝返りで座席から落ちんための固定ベルトのロックが一度かかってしまうと簡単には外れない不具合が発生していたり」
阿笠「ガス噴射スイッチを押してないのに勝手にガスが出てしまう故障などが多発したため」
阿笠「失敗作として倉庫に眠っておるがのう」
光彦「Zzz……」
46:
せめて寝たまま・・・
50:
はやく
51:
阿笠「ほれ、ここが失敗作が置いてある倉庫じゃ」
元太「おおー! スゲー! 発明品が山ほどあるぜ!」
歩美「オモチャの博物館みたーい!」
コナン「おいおい忘れんなよ、あくまでプレス機械で潰すもの探しに来てんだからな」
灰原「あら……アレがさっき話してたリラックスマシンね」
阿笠「うむ」
元太「おおー! かっけぇ! なあ博士! 乗ってみてもいいか?」
阿笠「ダメじゃダメじゃ! さっきも言ったじゃろう! ベルトが外れなくなる不具合があると!」
阿笠「入ってしまったはいいが座席から離れられなくなった! などという話になったらどうする!」
元太「お、おう……悪かったよ博士……」
阿笠「まあベルトの一部を破壊すれば外れるじゃろうが……あのベルトも結構頑丈な素材でできているからのう……」
歩美「うーん……でも入っちゃダメって言われると入りたくなるね……」
元太「ああ……ムズムズするぜ……」
阿笠「じゃあいっそそれを潰すかのう? 目の前で潰れたとなればある意味スッキリするじゃろ?」
元太「それはちょっと勿体ない気もするけど……確かにこのまま乗れずじまいで放置ってのも嫌だしな……」
52:
ワクワクしてきた
55:
無駄に丁寧な作りでワロス
皆がノリノリで光彦潰さないあたり普通と違うな
58:
阿笠「よし、運搬用のマシンも使ったから簡単にプレス機械の前まで運べたわい!」
コナン「何でもあるんだなこの家……」
阿笠「さて、では早プレスの準備に入るかのう」
阿笠「よいしょっと」
 ピッピッピッ
光彦「う、うーん……?」
光彦「あれ? 僕は一体……」
光彦「そうだ……確か倉庫で何かの操縦席に乗って……」
光彦「そのまま何故か寝ちゃって……」
光彦「あれ? でも操縦席の窓から見えるのは倉庫じゃありませんよね……何かのケースの中のような……」
 ピッピッピッ
光彦「あれ? この音……さっきのプレス機械のプレス前の音じゃないですか?」
光彦「……」
光彦「え?」
60:
光彦ー!!!!
63:
キター
64:
私気になります!ワクワク
65:
光彦「ま、まさかこのケースは……! さっきのプレス機械のケース……!?」
光彦「ああ! 間違いありません! ケースに付いてる小窓からみんなの姿が見えます!」
光彦「僕が中にいると知らずにこの発明品をプレス機械にかけようとしてるんですね!?」
光彦「待ってください! 僕はここにいますよ!」
光彦「……」
光彦「だ、誰も気づかない!? どうして!?」
光彦「そ、そういえば……この操縦席はスモークガラスが張ってあったから外側からじゃ中が見えない……!?」
光彦「おまけに操縦性の中であるということと……防音機能付きのプレスケースの中じゃ……」
光彦「大きな声を出しても聞こえない……!?」
 ピッピッピッ
67:
光彦ー!!!!
68:
キタ━(゚∀゚)━…
69:
光彦「あ、ああ……あああああ!」
光彦「お、落ち着くんです! 慌てちゃダメです!」
光彦「そうですよ! スモークガラスで僕の姿が見えないなら、この発明品の操縦席から出てしまえばいいんです!」
光彦「そして小窓から顔を出せば気付くはずです!」
光彦「は、早くベルトを外して……あ、あれ?」
 ピッピッピッ
光彦「な、何で外れないんですか!? どうして外れてくれないんですか!?」
 ピッピッピッ
光彦「どうして!!!!!!」
 ピッピッピッ
プレス機械「10……」
光彦「!!」
89:
元太「そういえば、光彦の奴どこ行ったんだ?」
阿笠「む……確かに……先に倉庫に行っておったはずじゃが……」
歩美「トイレにでも行ったんじゃない?」
コナン「ま、もうプレス機械動かしちまったし……プレス後にあいつが来たら、また改めて別の発明品潰す所見せてやろうぜ」
灰原「そうね」
プレス機械「9……8……7……」
光彦「ひ……や……ま、待ってください、そんな……」
プレス機械「6……5……4……」
光彦「僕が中にいるんですよ! やめてください! 嫌だ! 待ってください!」
プレス機械「3……2……」
光彦「誰か! 誰か助けてください! 僕を助けてください!」
プレス機械「1……」
光彦「嫌だ! 嫌だ! 嫌だあああぁぁぁぁああぁああああああああ!!」
プレス機械「0」
92:
広島新交通システムの事故思い出す
94:
>>92
上安のか......
93:
 ゴシャァアッ!!
光彦「ひぃぃいいぃぃいいいい!!」
光彦「ぁ……ぁ……」
光彦「て、天井が僕の頭ギリギリの所まで……」
 メキ
光彦「!」
 ミシ メキ
光彦「あ、ああ……そうでした……ここからゆっくり力が増して……」
 パキ ベキ ゴキ
光彦「う、あ、ああ……て、天井がどんどん下がって……」
 ボキ
光彦「あ……」
光彦「うわぁぁぁああああああああああああ!!」
95:
ちょっとずつつぶされるとかキツいな
97:
阿笠「うむ、小窓からどんどん潰れていく様子が見えるのう」
歩美「ホントだねー!」
元太「おっ、リラックスマシンの操縦席の窓にヒビが入ったぜ!」
灰原「あのヒビの入り方、何だか事故った車っぽいわね」
コナン「あるある……その事故った車の中に人とかいたら、事故で怪我して血まみれになった人がいたりして……」
阿笠「これこれ、怖いことを言うでない」
コナン「ははは、悪い悪い」
 \HAHAHA/
 バリン
光彦「ぁ゛っ」ゴキ
全員「!?」
98:
上からつぶされるの想像すると何かつま先が変な感じになった
100:
SAWで見た
101:
元太「ま、窓ガラスが割れて……」
歩美「み、光彦君がマシンの操縦席の中にいるのが見えるよ!?」
コナン「ど、どうしてあんな所に!?」
阿笠「ま、まさかワシらが倉庫に入ったときに、彼があの中にいたのか!?」
 ゴキャ
歩美「あ、ああああああああ! 光彦君の首が!」
元太「あ、ありえねえ方向に曲がっ……」
 グキ
コナン「うわぁぁああああああああああ!!」
歩美「きゃぁぁああああああああ!!」
元太「うぉおおおおおおおおおおおお!!」
阿笠「ぬぁぁぁあああああああああ!!」
灰原「いやぁぁあああああああああ!!!」
全員「楽しいィィィ―――――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!}
103:
!?
107:
うん普通だな!
109:
通常運転
110:
元太「やべえええええええええええええ光彦の首がwwwwwwwwwwwうっほぉwwwwwwwwwwwwwwww」
 メキ
歩美「キャー! 見てアレ! 背骨行ったんじゃない♪」
 ゴキ
阿笠「んっふwwwwwwwwwwこれはwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
 ボキ
灰原「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
 グチャ
コナン「ぱねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
111:
いつもの
113:
うーんこの
114:
 ウィーン
歩美「プレスした中身がwwwwwwwwww出wてwきwたwwwwwwwwwwwwwwwwww」
阿笠「ほっほっほwwwwwwwwww光彦君が発明品と一緒に綺麗にプレスされたようじゃのwwwwwwwwwwwww」
元太「おい博士wwww何だこの白い欠片wwwwwwwwwwwww」
阿笠「おそらくwwwwwwwww砕けた光彦君の骨wwwwwwwwwwwwww」
元太「うっわwwwwwwwwwきったねwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
コナン「おまwwwwwwwwwwwwww」
灰原「wwwwwwwwwwwwwww」
115:
いつものコナンSSに戻ったwwwwww
117:
コナン「ところで博士、どうすんのこのゴミ?」
阿笠「えー、どうしようかの。いる人おるか?」
コナン「いらない」
灰原「いらない」
歩美「汚い」
元太「じゃあ俺が焼いて食うぜ」
阿笠「機械の破片に気を付けてな」
119:
元太「ガツガツガツモッシャー!!」
コナン「どうだ元太」
元太「マズい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
コナン「だろうな」
元太「おい博士! 口直しにさっきのリンゴジュースまたくれよ!」
阿笠「うむ、綺麗に片付けてくれたご褒美じゃ。たくさん飲むと良い」
元太「へへっ、いただきまーす!」ゴクゴクゴク
元太「プハーッ! やっぱ夏は冷たいジュースがうめぇぜ!」
灰原「でも冷たいジュースばかり飲んでいるとお腹を冷やして壊したり、糖尿病の原因になったりするわよ」
コナン「そうだな、気を付けないとな」
 おわり
121:
安定のラスト
122:
丁寧な光彦だった
123:
斬新なSSだったわwww
125:
>>1おつ
久々に天才的なssを見たwwwww
126:
安定の光彦死亡w
13

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