凸守「世界が……繋がる……!」back

凸守「世界が……繋がる……!」


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1:
暗焔龍が目覚める日は近い。
ミョルニルは重くしなっていた。
それはあたかも茨の鎖に繋がれたケルベロスのようでもあった。
サーヴァントとして、邪王真眼に付き従う忠実なる犬。
凸守早苗。
2:
彼女は迷っていた。
マスターである邪王真眼が暗焔龍を目覚めさせれば、世界は混沌へ導かれるだろう。
暗焔龍が目覚めた後に何が起こるのかを知る者はいない。
何も起こらないのか。
新しい秩序がもたらされるのか。
あるいは、
全てが崩壊してしまうのか。
4:
邪王真眼「凸守よ。」
凸守「はっ。」
邪王真眼「行け、ダーク・フレイム・マスターの監視を続けるのだ。」
明晰な目的を伝えると、早々に邪王真眼は薄暗い闇へと消えた。
凸守はいつものように(畏まりました)と心の中で呟く。
6:
ダーク・フレイム・マスター(以下DFM)の監視。
この命に関して、凸守は意義を見い出せずにいた。
なぜならば、DFMは記憶を失い、既に廃人と化していたからだ。
DFM「あー……。うー……。」
教会の地下牢から静かな唸り声が聞こえる。
白昼夢でもみているのだろうか。
7:
凸守「全く、なぜ凸守がこのような任務を。」
忠実且つ優秀なサーヴァントである凸守がこのような愚痴をこぼすのも無理はなかった。
凸守がここへ来てすることといえば、教会の床掃除やら古書の整理など、監視とは名ばかりの雑務である。
要するに、無駄だ。
DFMはもはや自身の意思は無く、例え地下牢の鍵が開けられ、扉が開いていようとも逃げる術を持たない。
そのような者を目を離さず見張るなど、時間の浪費と言うに等しい。
8:
凸守「凸守はサーヴァントデス。これではまるでハウスメイドデス。」
???「文句はほどほどに控えなさい。」
一人の声が教会の講堂に響く。
???「精霊達の安らかな眠りの妨げになるわ。」
声の主は、講堂の中央での祈りを終えて立ち上がった。
魔術師モリサマーである。
9:
凸守「モリサマー様!」
凸守は不意の喜びを抑えつつ応じた。
モリサマー「この教会を維持することが、暗焔龍の手掛かりを掴む鍵に繋がるのです。
安易に批難してはなりません。」
凸守「はい!」
羨望の眼差しを輝かせ、凸守は返事をした。
10:
モリサマーは多くの精霊を司る、支配者級の魔術師だ。
凸守が予てより憧れている人物でもある。
凸守がDFMの監視という退屈な任務に耐えられるのも、モリサマーによる所が大きい。
凸守「でも、理解し難いデス。
ここにいるのはもはやDFMとは言い難い、ただの抜け殻デス。
暗焔を再び支配できるとは到底思えないデス。」
モリサマー「私もそう思います。
ですが、だからこそ、監視は必要なのです。」
11:
モリサマー「暗焔龍が目覚めた時に最初に標的にされるのはおそらく彼でしょう。
その時、彼を守ることができるのは我々だけなのです。」
凸守「暗焔龍なんて……、我がマスター(邪王真眼)でも充分対応できるデス。」
モリサマー「あなたは暗焔龍の恐ろしさを知らないのよ。」
凸守は釈然としなかった。
12:
かつてのダーク・フレイム・マスターは、
闇の焔を自在に操り、巨大で凶悪な魔物と死闘を繰り広げていた。
魔族のためでもなく、精霊のためでもなく、人間のためでもなく、ただ己の力を試すためだけに。
DFMは暗焔龍さえも自在に操っていたという。
しかし彼の力は消えた。
衰えたのではなく、跡形もなく消失したのだ。
その成れの果てが、教会の地下牢で呻き声を上げる一人の青年だった。
14:
彼が暗焔龍に狙われたところで、彼を守ったところで、何が変わるというのか。
かつての力が戻るわけでもあるまいし。
凸守の思いとは裏腹に、DFMを取り巻く状況は刻一刻と変化していく。
きっかけは邪王真眼(イーヴィル・アイ)が彼を発見したことだった。
路上に伏し、誰の目にも留まることのない浮浪者であったものの、僅かな邪気と焔を帯びていた。
その焔に呼び寄せられるように、魔術師モリサマー、戦慄のナイトシエスタ、聖調理人(プリーステス)
そして魔法魔王少女ソフィアがこの地へと召喚された。
15:
突然、教会が小刻みに揺れ始めた。
食堂の机の上に置いたままであった食器類が、カタカタと音を立てて移動していた。
地震だ。
モリサマー「大地の精霊が……唸っている……。」
凸守「このところ多いデスね、やはり暗焔龍の目覚めは近いようデス。」
モリサマーは怪訝な顔つきをしていた。
世界の終焉とも噂される暗焔龍の存在は、偉大なる魔術師にとっても脅威に他ならない。
しかし凸守にとってはむしろ望むところであった。
マスターである邪王真眼の目的は暗焔龍を目覚めさせることであり、
それにより暗焔龍を支配するであろう邪王真眼が世界を統べる、と凸守は信じているからだ。
16:
モリサマー「以前よりも……。」
モリサマーは切り出した。
モリサマー「ダーク・フレイム・マスターを帯びる邪焔が大きくなっている。」
凸守「そうデスか?でもどの道この程度の焔では何もできないデスよ。」
モリサマー「そうだと良いのだけれど。」
モリサマーの本音が漏れる。
18:
精霊の安寧を求めるモリサマーにとっては、暗焔龍もDFMも同義だ。
世界を滅ぼす暗焔龍よりは、闇の眷族であるDFMのほうが幾分かましという認識である。
彼女がこの教会を死守するのは、万が一暗焔龍が目覚めた時にDFMを媒体にして両者もろとも封印するためである。
対称的に、邪王真眼は両者を目覚めさせようとしている。
しかし、現在の環境は両者の利害が一致しており、モリサマーも敵対する邪王真眼のサーヴァントには厚遇しているのだった。
20:
教会はギアガ山の遥か麓、ノアニール村にある。
山は火山ではあるが1000年前の大噴火後、大きなクレーターを残し活動を停止している。
モリサマー「暗焔龍が目覚めるとしたら……。」
凸守「ギアガ山頂デスね。」
察しの悪い凸守でもそれくらいのことは解る。
21:
???「何今の、地震ー?」
寝ぼけた声が講堂の入口から響く。
凸守「やっと起きたデスか!もうお昼過ぎてるデスよ!」
???「仕方ないよお。百年ぶりに起きたんだからむにゃ…。」
あくびで語尾がよく聞き取れない。
寝ぼけているのは声だけでなく、全身から溢れるオーラからアルファ波が発せられているようだった。
彼女は戦慄のナイトシエスタ、闇の焔に導かれし一人である。
23:
精霊の眠りを妨げる者には苛立つモリサマーではあったが、
精霊でも何でもないナイトシエスタの眠りにはまるで関心が無い。
モリサマー「あなたが眠りから目覚めるなんて、やはり世界に変調が現れているようね。」
ナイトシエスタ「良い夢だったなあ。魔力も何も使えないんだけど、世界が平和で……。」
モリサマー「他人の夢の話ほどつまらないものはありませんね。」
ばっさりと切り捨てるモリサマー。
凸守「そ、そうデスね!」
24:
夢、と聞いてモリサマーに頭をよぎるものがあった。
最近になって同じような夢を幾度も見る。
正確には、邪王真眼とDFMに出会ってから。
しかしそれは人間誰しも起こりうる生理現象として無視していた。
(魔力も何も使えないんだけど、世界が平和で)
モリサマー「偶然……よね。」
25:
夢だけではなく、戦闘の最中においてでさえ、何かが憑依したかのような。
自分の意思とは違う、自分の能力以上の力を発揮することがある。
リミットブレイク(限界突破)。
これに関しても、人間の能力の範疇だと、モリサマーは自身に言い聞かせた。
26:
凸守は、凸守だけは知っていた。
平行世界の存在を。
27:
凸守早苗。
この世界では珍しい名前ではある。
しかし、あちら側の世界においてはごく一般的な名前だ。
ナイトシエスタ、モリサマーが夢で見た、夢の中で体験した平和な世界。
それは実際に存在していた。
28:
平和な世界においても、邪王真眼やDFM、モリサマー、ナイトシエスタは存在している。
名前はそれぞれ異なるが。
こちらの人間がこの平和な世界を認識できないように、平和な世界の彼らもこちら側を認識することはできなかった。
ただ稀に、成長過程の歪みにおいて垣間見えることがある。
彼らは中二diseaseとして軽くあしらっているが。
ヴァニッシュメント・ディス・ワールド!
彼らは自分の世界をvanishment(消失)していると勘違いしているがそうではない。
別の世界へ行くために自分の意識を、自分の世界から消失させているのだ。
29:
凸守早苗は違っていた。
本来ならばこちら側、あちら側のどこにも存在しない、たゆたう者。
それ故にどちらにも融合でき、双方の世界を行き来できるのだ。
優秀なサーヴァント。
彼女はその能力により、邪王真眼から絶大な信頼を得ていた。
30:
DFMの監視。
もちろんこちら側のDFMだけではない。
平和な世界のDFM、富樫勇太の監視もその命の範疇にある。
富樫勇太。
彼こそが暗焔龍(暗炎竜)が目覚める鍵なのだ。
31:
時は来た。
魔法魔王少女ソフィアが、七宮智音が富樫勇太に闘いを挑む。
こちらの世界でも、大地の怒りは激しさをまし、ギアガ山から黒い焔のオーラが揺らぐ。
蒼き月の夜、邪王真眼と小鳥遊六花が契約の証を揃えた瞬間……。
ギアガの大穴より暗焔龍が空高く上昇した。
32:
ソフィア「にーっはっはっは♪」
暗焔龍の目覚めと同時に、魔法魔王少女が空を舞う。
高らかな笑い声と共に。
先に仕掛けたのはソフィアであった。
熾烈な爆炎魔法が、閃光と轟音と携え暗焔龍を覆った。
高で飛空するソフィアの眼からキラリと筋が光る。
あちらの世界と同調しているのだろうか。
33:
モリサマーとナイトシエスタは静かに見守っていた。
凸守「加勢するデスか?」
モリサマー「無駄よ。あれを見たでしょ?
どこからが頭で、どこまでが尾なのか。視界に入りきらない巨大な黒竜。
精霊の力を借りても敵う相手ではないわ。」
凸守・ナイトシエスタ「……。」
モリサマー「ソフィアの攻撃もまるで意に介してないみたいね。でも……。」
モリサマーは膝を付き、祈りを捧げる。
モリサマー「できるだけのことはするわ。」
34:
モリサマー「火と水、光と闇、生と死、全ての対なるものよ。我に力を。」
モリサマー「殺我好人(キル・ミー・ベイベー)!!!!」
35:
モリサマーが呪文を唱えると同時に、大勢の精霊が魔法陣よりわさわさと現れた。
精霊は数えるの嫌になるくらいに増え、モリサマーの上空を覆い尽くした。
モリサマー「行け!ヤスナ!」
モリサマーの命を受けて、精霊たちは暗焔龍の元へ向かった。
そして視界を覆い尽くすほどの暗焔龍の全身に満遍なく取り付いた。
暗焔龍の動きが鈍り、継続していたソフィアの魔法連弾がヒットする。
37:
一人だけ、金色の精霊がゆっくりと浮遊しながら暗焔龍の元へ向かう。
モリサマー「放て!ソーニャ!」
ソーニャ。
その名前を聞いた凸守の背筋に悪寒が走った。
かつて偽の偽モリサマーによって、サーニャという名で隷属されかけた時のことを思い出した。
金色の精霊は主の命を受けてなお、ゆっくりと浮遊し、気だるそうに拳銃を構えた。
38:
甲高い轟音と閃光が空を切り裂いた。
出所はあのやる気のない金色の精霊であった。
その閃光はギアナのクレーターをさらに削り、暗焔龍を、ヤスナもろともなぎ払った。
ソフィアはヤスナが登場した時点でこれを予見し、遠く避難していた。
黒煙と共に静寂が包む。
暗焔龍はモリサマーの渾身の一撃を受けても健在であった。
39:
モリサマー「もう、おしまいだわ……。あれを止める術はもうない。」
凸守「そんな……。じゃあこの世界はもう……。」
この世界が崩壊してしまえば、互いに影響を与えている平和なあちらの世界も無事では済まないだろう。
緩やかで居心地の良いあの部室も、粗雑だけど憎めない偽モリサマーも、
仲睦まじいマスターとDFMも……。
凸守早苗にはどちらの世界も現実なのだ。
41:
暗焔龍を過小評価していたのは凸守だけではなかった。
いざとなれば自分の力を、精霊の力を結集させれば封印できるとモリサマーは算段していた。
しかし、暗焔龍はモリサマーの予想を遥かに上回る成長を遂げていた。
これでは例えDFMが復活したとしても成す術はないだろう。
ダーク・フレイム・マスター
ふと振り返ると、教会の入口に廃人であったはずのDFMが佇んでいた。
43:
モリサマー「まさか、歩けるはずが……。」
ナイトシエスタ「でも、まだ眠っているみたい。」
眠りのプロフェッショナルがそう言うのだから間違いない。
彼はまだ眠っているようであった。
空から一筋の黒い光がDFMを照らす。
暗焔龍の炎とは違う、落ち着いた、安心できる黒い閃光。
邪王真眼。
45:
凸守「マスター!」
モリサマーと対峙した時以上の、凸守の輝かしい眼差しの先には、邪王真眼が降臨していた。
モリサマー「邪王真眼、戻ってきたのね。
でももう遅いわ。暗焔龍は復活してしまったのだから。」
邪王真眼は凸守たちを一瞥した後、ダーク・フレイム・マスターを注視した。
DFMはぼんやりと夢を見ているかのような表情でありながら、緩やかに上空の邪王真眼へと右腕を指し伸ばした。
46:
邪王真眼「ダーク・フレイム・マスター。
いいえ、富樫勇太。
思い出しなさい。
目覚めるのです。
闇の焔を支配する者として。」
47:
邪王真眼から三つの金貨が放たれ、DFMの元へ浮遊した。
契約の証。
ついに邪王真眼はそのイーヴィル・アイをもってして見つけ出したのだ。
金貨は柔らかな金色の光でDFMを包みこみ、その光はやがて黒い焔のオーラへと変貌した。
ダーク・フレイム・マスター(暗焔支配者)の復活である。
48:
DFM「クックック……。長い夢だった……。しかし、悪くない。」
「ダーク・フレイム・マスター!」
その場にいた全員が、各々の感情を込めて声に出した。
邪王真眼「勇太。暗焔龍を……倒して。
ソフィアを……助けてあげて。」
DFM「御意。契約者よ、今の私はDFMだが、まあ良い。
彼奴とは古い仲だ。助けるのも吝かではない。」
49:
魔法魔王少女は邪王真眼降臨後も、依然戦っていた。
あたかも目を逸らすかのように。
しかし、こちらの攻撃は全く効かず、暗焔龍の気まぐれなひと吹きの焔でさえ、
ソフィアの防御結界を貫き、ダメージを蓄積させていた。
DFM「苦戦しているようだな、ソフィアよ。」
ソフィア「勇者!?」
DFMの記憶が失われて一番の衝撃を受けたのがソフィアであった。
DFMの復活を知った今、一番の感動を受けたのもまたソフィアであったのかもしれない。
50:
DFMの登場に油断したのか、ソフィアは暗焔龍のひとなでの直撃を受け、墜落した。
DFM「っ!?」
落下するソフィアをDFMは受け止めた。
衝撃を和らげるために地面すれすれまで度を落とし、反比例の放物線の軌道を描いた。
ソフィア「勇者、来てくれたんだね……。」
DFM「黙っていろ。」
微かな声を絞り出すソフィアを諭した。
51:
その放物線の先には元いた教会、モリサマーたちがいる。
高でそこに辿り着いたDFMの腕には、既に体力を使い果たし深い眠りにつくソフィアがいた。
DFM「ソフィアを、頼む。」
モリサマー「ええ、でも、行くの?
あれはもうあなたの手に負える代物ではないわ。」
DFM「クックック……。」
DFMは不敵に笑うと、すぐにまた暗焔龍の元へ飛んで行った。
モリサマー「いいの?あなたは。」
モリサマーはソフィアに最大限の回復魔法をかけながら邪王真眼に問う。
邪王真眼は無言でただDFMの行先を見守っていた。
52:
DFMは暗焔龍の射程圏内を悠々と飛行する。
いかなる物をも焼き尽くす闇の焔。
これを直撃してしまえば、いかなる偉大な魔術師でさえ骨も残らず灰塵と化すだろう。
あの魔法魔王少女でさえ、この領域は不可侵であった。
DFM「見ていろ。暗焔龍は倒す物ではない。」
モリサマー「まさか!従えて世界を滅ぼすとでも言うの!?」
凸守「デコ!?」
ナイトシエスタ「zzz……!?」
邪王真眼「違う。」
DFM・邪王真眼「こいつ(あれ)は俺(彼)の餌だ。」
53:
二人が言う刹那、黒い焔がDFMから放出された。
その焔は暗焔龍を覆い、空を覆った。
この世の終わりのような光景であった。
ゆっくりと空を支配していた暗焔龍の動きが加し、それに伴った衝撃波は遠く離れた教会まで届いた。
凸守「いけない、このままでは。」
暗焔龍の加とうねりは増し、あたかも苦しんでいるように見えた。
そして、所在不明であった龍の頭が現れ、天を突くように上昇していった。
龍の嘴の先には全てを飲み込むかのような大きな穴が空いていた。
凸守「次元の穴が開かれようとしている。あちら側の世界へ逃げようとしているデスか!」
54:
平和なあの街に暗焔龍が飛来すれば、焔を吐く以前にその衝撃だけで全てが崩壊するだろう。
凸守「だめデス!!!」
今まさに、無謀にも暗焔龍に立ち向かおうとしている凸守を、邪王真眼が制止した。
邪王真眼「待って。」
凸守「でも……!」
邪王真眼「勇太を、DFMを信じて。」
55:
暗焔龍の様子がおかしい。
苦しみもがき、大穴へと上昇していたはずなのに、下方へ引き戻されている。
何かに吸い寄せられるかのように。
その中心にはDFMがいた。
暗焔龍の胴体とも尾とも言えない箇所から、DFMの体へと吸収されていった。
空を覆う黒い焔の闇が、ゆっくりと、ゆっくりと中心へと集まって行く。
餌。
DFMは暗焔龍を喰っていた。
56:
やがて暗焔龍は短い頭と尾を残すのみとなり、やがてそれもDFMに吸収されていった。
ギアガ山は暗焔龍のもがきの煽りを受けて、もはや山としての体裁を保てないほどに変形していた。
モリサマー「本当に食べたというの……?」
まるで黙示録でも目撃したかのように、ただ唖然とするモリサマー。
安堵する凸守。
邪王真眼は、その表情から心の内を読み取るのは難しい。
57:
DFMが舞い戻った。
DFM「うーむ、こちら側も懐かしい。」
景色を見渡しながら言う。
DFM「待たせたな、邪王真眼。契約の証、しかと受け取った。」
邪王真眼「ありがとう。これで私はこのままでいられる。」
最も暗く深い闇が明け、ギアガ跡から日が昇った。
空は白い橙から紫へのグラデーションに変わり、二人を祝福していた。
58:
壮大な闘いの後も凸守の任務は続く。
いつもの部活、他愛の無いやり取り、偽モリサマーとの小競り合い。
ただ昨日よりも、一昨日よりも、
それが愛おしく思えるのであった。
終わり。
60:

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