魔理沙「霊夢は誰かと付き合ったことあるのか?」霊夢「は?」back

魔理沙「霊夢は誰かと付き合ったことあるのか?」霊夢「は?」


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1:
霊夢「何よいきなり」
魔理沙「いや私たちってもう1○才じゃない?」
霊夢「ええ」
魔理沙「恋する乙女真っ盛りの貴重な時期を」
魔理沙「酒のみで過ごしていいのかよ」
霊夢「でも私そういうの興味無いんだけど」
魔理沙「……」
魔理沙「霊夢はダメダメだな」
5:
霊夢「ダメダメってアンタ……」
霊夢「そういう魔理沙は付き合った…というより恋したことあるの?」
魔理沙「私はあるぜ」
霊夢「!?」
魔理沙「あれは私が幼い時の話だ」
霊夢「ほう?」ワクテカ
9:
魔理沙「私がまだ本家にいた時・・・」
霊夢「それってもしかして霖之助さんのこと?」
魔理沙「ばっ!」
魔理沙「話の腰を折るなよ!」
霊夢「なーんだつまんない」
霊夢「昔の話って…今は好きじゃないの?」
魔理沙「嫌いじゃないぜ」
霊夢「はっきりしないわねえ」
10:
霊夢「じゃあ霖之助さんと付き合えばいいじゃない」
魔理沙「そーいうのじゃあないんだアイツは」
魔理沙「もう家族みたいなもんだし」テレ
霊夢「何赤くなってるのよ」
魔理沙「うっさい」
霊夢「恋愛かぁ」
12:
魔理沙「ということがあったんだ」
アリス「なんでもいいけど」
アリス「なんで私に報告してくるのよ毎回」
魔理沙「いいじゃないか別に」
魔理沙「で、誰かとアリスは付き合ったk」
アリス「はいはいこの話はやめやめ」
15:
魔理沙「アリスってもしかして恋したことないの?」ニタァ
アリス「うっさいわね」
アリス「私だってそれくらいあるわよ!(無いなんて言ったら一生粘着されるわねこれ)」
魔理沙「そそんな怒鳴るなよ」アセアセ
アリス「それにアンタまだ子供じゃないの」
アリス「幼い時っていうけど今でも十分幼いわよ」
魔理沙「ば!バカにすんなああああ」
16:
ー道中ー
魔理沙「アリスの野郎…子供扱いしやがって」
映姫「貴女は少し物覚えが悪すぎる」
みすちー「しょーがないでしょ!鳥なんだから!」
映姫「自分を理解していることは良いことです。でも…」
みすちー「うるさいうるさい!」
みすちー「アンタなんかに食べさせる鰻なんてないんだから!」バサバサ
映姫「行っちゃった……」
映姫「少し説教しすぎたかな…」
魔理沙「よぉ閻魔様」
映姫「あらいつぞやの」
17:
魔理沙「またここに来て説教して回ってるのか?」
映姫「そのようなつもりはないのですが」
映姫「ここの方達を見ているとつい」
魔理沙「貴女は少し説教し過ぎている」
映姫「……」
映姫「気を付けます」
魔理沙「ところで閻魔様は恋愛とかしたことあるのか?」
19:
映姫「!?」
魔理沙「あーその様子じゃ無さそうだな」
映姫「わわたしは職務に追われていてそのような暇」
魔理沙「へぇ」ニタァ
映姫「な、何ですか」
魔理沙「そういうことは興味あるのか?」
映姫「……すこs」
映姫「…もう帰ります!」スタスタ
魔理沙「相変わらずかたいなあ」
魔理沙「流石元地蔵だけはあるぜ」
20:
魔理沙「やばい」
魔理沙「自慢したくなってきた」
魔理沙「幻想郷で恋したことある乙女は私だけかも」ワクワク
魔理沙「アイツのところ行ってみるか」
24:
ー紅魔館門前ー
魔理沙「よお美鈴」
美鈴「あ、魔理沙さんこんにちわ」
魔理沙「こんにちわ」
美鈴「今日も本を盗みに来たんですか?」
魔理沙「その言い方は引っ掛かるな。借りてるだけだってあれほど」
魔理沙「まあいいや」
魔理沙「美鈴って恋したことある?」ニタァ
美鈴「恋したことですか?ん?」
美鈴「昔の話はよく覚えておりませんので」
美鈴「したことがあるのかも知れませんし無いのかも知れません」
魔理沙「妖怪は長生きだからな」
魔理沙「色々ありすぎて覚えちゃいないか」
魔理沙「邪魔したな」スタスタ
25:
ー館内ー
魔理沙「なんだかんだ普通に通してもらえるけど」
魔理沙「いいのかあれで」
魔理沙「さーて最初は誰に聞こうかな」
咲夜「あら魔理沙」
魔理沙「お?」
咲夜「美鈴は一体…」
魔理沙「いきなりで悪いけど」
咲夜「?」
魔理沙「咲夜は恋したことある?」
28:
咲夜「恋?」
魔理沙「いいんだいいんだ!」
魔理沙「無いなら無いでも」
咲夜「昔のことで良ければあるわよ?」
魔理沙「!?!?!?」
30:
魔理沙「だよな!あるよな!普通だよな!」アセアセ
咲夜「?」
魔理沙「じゃあな!」スタスタ


咲夜「恋かぁ」
咲夜「昔は月に恋してたわねえ」
咲夜「今ではお嬢様のお世話で忙しくて見る時間なんてそうそうないけれど」
31:
魔理沙「咲夜はあいつ私より大人だし」スタスタ
魔理沙「普通だろ普通うん普通だ」スタスタ
レミリア「あら魔理沙」
魔理沙「分かってる」スタスタ
レミリア「何よ何が分かってるのよ!」
レミリア「ちょ!待ちなさいよ!」
35:
レミリア「ちょっといきなり何よ」
魔理沙「んじゃあ聞くけど」
レミリア「いいわ。なんでも聞いて頂戴」
魔理沙「恋したことないよな?」
レミリア「なんで無い前提に聞いてるのよ!」
レミリア「そ、それくら…い…あるわ…よ」ボソボソ
魔理沙「へぇ」ニヤニヤ
36:
レミリア「恋ってあれでしょ…?」
レミリア「胸がドキドキする…やつ」
魔理沙「初々しいな」
レミリア「私だって大人だし…」
レミリア「それくらい…ある…し…」
魔理沙「で相手は誰なんだ?」
37:
レミリア「あ相手!?おっ男!?」
レミリア「えーと」アセアセ
魔理沙「もう無理するn」
レミリア「えーと…はっ!」
レミリア「香霖堂の店主よ!」
魔理沙「!!!!」
39:
魔理沙「おおおおお前言って言い冗談と悪い冗談が」
レミリア「そそそそうよ!あの店主良いわね!」
魔理沙「ううう嘘だろ!?」アセアセ
レミリア「ふっふふごめんなさいね」
レミリア「私この後用があるから」シャランラ
魔理沙「まじかよ」ドキドキ
40:
魔理沙「アイツ(霖之助)私が見てない隙にレミリアと…」
魔理沙「うわあああああああ」
パチュリー「さっきから廊下で何騒いでいるのよ」ガチャッ
魔理沙「パチュリー!」
パチュリー「どうしたのよそんなに血相変えて」
魔理沙「レミリアってレミリアって!」
パチュリー「落ち着きなさい」
45:
ー大図書館ー
パチュリー「で、レミィがその店主って人と出来ていたってこと?」
魔理沙「うん…」シュン
パチュリー「…はぁ」
パチュリー「嘘に決まってるじゃない」
魔理沙「!?」
パチュリー「まぁ一目惚れはあったとしても付き合ってるなんてことはないわよ」
魔理沙「一目惚れ…」シュン
46:
パチュリー「香霖堂だっけ?あそこにお使い行くのは咲夜であってレミィは基本出掛けないわ」
パチュリー「一度くらいは行ったことがあるらしいけどね」
パチュリー「でも一目惚れなんてするような子じゃないわよレミィは」
パチュリー「だってレミィって下手物好きだし…って聞いてる?」
魔理沙「咲夜…」
・・・咲夜「恋?あるわよ?」・・・
魔理沙「まさか…」
48:
魔理沙「ううう」
パチュリー「え!?」
パチュリー「何急に泣いてるのよ」
魔理沙「私の恋なんて…私の…恋…なんて」
パチュリー「扱いにくいわねこの子も」
魔理沙「…」
魔理沙「…」
魔理沙「パチュリーは…パチュリーはあるの?」
パチュリー「何?恋?」
魔理沙「うん」
49:
パチュリー「無いわよ」キッパリ
魔理沙「へへっ…部屋に籠ってばっかじゃ…ダメダメだぜ」ヘラッ
パチュリー「泣き虫に言われるとイラッてくるわね」
フラン「あ!魔理沙!」
パチュリー「あらフラン。もう本を読み終えたの?」
フラン「うん!だから次の借りに来たの」
フラン「魔理沙泣いてるの?」
51:
魔理沙「違うぜ…これは目にごみが」ゴシゴシ
フラン「?」
パチュリー「勘違い失恋してるのよ」
魔理沙「!?」
フラン「しつれん?」
魔理沙「勘違いってどういうこと?」
パチュリー「レミィと咲夜に好きな人が出来たって話、」
パチュリー「レミィに恋人なんていないし咲夜も誰かと付き合ってるなんてことあり得ないわ」
魔理沙「!!!」
フラン「よくわかんないけど楽しそうな話ね」ワクテカ
52:
パチュリー「レミィはどうせ魔理沙に聞かれたから見栄を張って嘘をついたのでしょう」
魔理沙「なんだ…」ホッ
フラン「あいつに恋人なんて出来るわけないよ」
フラン「人使い荒いし我が儘だし見栄っ張りだし」
魔理沙「(どんだけー)」
パチュリー「咲夜は咲夜で忙しいしね」
パチュリー「ここで暇を弄んでるのは私くらいのものね」
魔理沙「パチュリーも恋とかすればいいのに」
パチュリー「強いて言うなら私の恋人はこれよこれ」(本を掲げながら)
54:
魔理沙「相変わらずだなパチュリーは」
魔理沙「フランは恋とか興味ないのか?」
フラン「うーん」
フラン「誰かを好きになるってこと自体よく分からない」
フラン「パチュリーも咲夜も美鈴も小悪魔もみーんな好きだけど」
魔理沙「(レミリアぇ)」
パチュリー「(レミィ…)」
フラン「その好きとは違うんでしょ?」
魔理沙「え?ああ、そうだな」
55:
フラン「私ももっと外に出られるようになれば」
フラン「分かるようになるのかな」
魔理沙「フラン…(やばいちょっと泣けてきた)」
パチュリー「さあフラン。そろそろ部屋に戻りなさい」
フラン「うん」スタスタ
ガチャッ…バタン
魔理沙「恋って人妖各々違うんだな」
パチュリー「生き物に恋するだけが恋じゃないわ」
魔理沙「私はパチュリーのこと好きだぜ?」
パチュリー「そういうのいいから」
57:
ー紅魔館エントランスー
魔理沙「なんだレミリアのやつ見栄かよ」
魔理沙「やっぱり幻想郷で恋したことある乙女は私だけってことか」ヘラッ
レミリア「あら魔理沙まだいたの」
魔理沙「レミリアももう少し視野を広げれば見つかるものもあるかもな」
魔理沙「じゃあな」ヒラヒラ
レミリア「なにあれ」
レミリア「…もしかして」
レミリア「バレた…?」カァァァ
60:
ー某日博霊神社宴会場ー
魔理沙「と、いうわけよ!」
霊夢「アンタ今まで色恋聞き回っていたのね…呆れるわ」
魔理沙「まぁまぁ!恋愛なんて心が苦しくなるだけだぜ♪」
早苗「魔理沙さん恋愛したことあるんですか?」ワクワク
魔理沙「まあな♪」
早苗「で、どこまで行ったんですか?」ワクワク
魔理沙「ど、どこまでって」アセ
62:
魔理沙「どこまでってなに…?」
早苗「え?とぼけないでください?も?」ニコニコ
早苗「ほら色々あるじゃないですか!」
霊夢「…」ニヤニヤ
魔理沙「え?えと、一緒にしゃべったり…」
早苗「それでそれで!?」
魔理沙「そ、それだ…け」ボソッ
早苗「へ?」
63:
霊夢「(爆笑)」
早苗「え?え?」
魔理沙「え?え?」アセアセ
霊夢「文!ちょっとこっちこっち」
文「何ですかもう」
文「こっちはこっちで忙しいんですからね」
文「何ですか特ダネですか?」
霊夢「魔理沙の初々しい恋色マスタースパークとでも題して…」
文「は、はぁ」
65:
魔理沙「喋る他にななにがあるってんだよ!」アセアセ
早苗「手を繋ぐとか」
魔理沙「ててて手繋ぐ!?」
早苗「き…キスとかあるじゃないですか」ドキドキ
魔理沙「ききききききキス!?!?」プシュー
早苗「へ?魔理沙さんどれだけ初々しいんですか!」


霊夢「魔理沙もまだまだねぇ」
文「あんな子供以下の恋愛じゃあ記事になりませんよ」
霊夢「やっぱりダメダメね魔理沙も」
6

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