真「プロデューサーって大学中退してるんですか!?」back

真「プロデューサーって大学中退してるんですか!?」


続き・詳細・画像をみる

1:
P「どうしたんだよ真、急にそんなこと言い出して」
真「さっき社長と話してて、プロデューサーは大学を辞めて765プロで働いてるって……」
雪歩「わ、わたしも聞きました!」
P「社長め、喋ったな……」
真「じゃ、じゃあやっぱり!?」
P「そうだよ、社長の言ってることは正しい」
雪歩「ど、どうして辞めちゃったんですか?」
P「うーん、そうだなあ。ちょっとやりたいことに詰まってさ、色々考えて辞めることにしたって感じかな」
真「両親に反発されたりしなかったんですか?」
P「まあ、よく考えろとは言われたけどさ。それに行きたくなったらまた復学するなり受験すれば良いことだし」
雪歩「プロデューサー、凄いです!」
P「全然凄くなんかないよ。両親にも迷惑掛けたしな」
真「ところで、どこの大学に通ってたんですか?」
P「それは聞いてないのか。東大だよ、東大」
3:
真「と、東大!?」
雪歩「東大って、あの東京大学ですか!?」
P「ああ、一応な。辞めちゃったから、卒業生じゃないけど」
真「で、でも、合格するだけで凄いんじゃあ」
P「まあ、世間一般だとそうだろうな」
雪歩「せっかくなのに、もったいないような……」
P「まあまあ、昔のことをそう言わないでくれよ。それより二人とも大学受験はどうするんだ?多少興味があって聞きに来たんだろ?」
5:
真「確かにそうですけど……、でもプロデューサーの話をもっと聞いてみたいです!」
雪歩「それで、受験のアドバイスとか貰えたらなあって思って」
P「アドバイスかあ、俺が出来るのは東大のことくらいだけど良いのか?」
真「こんな機会滅多にないと思うので、お願いします!」
雪歩「お願いします!」
P「はあ、分かったよ。じゃあちょっとお茶でも入れてくるか……」
真「楽しみだね、雪歩!」
雪歩「でもまさか、東大生だったなんて……」

7:
P「お待たせ。んで、何が聞きたいんだ?」
真「えっと、東大って言っても、なんか凄いくらいのイメージしか無くて……」
P「なるほど。じゃあ、大まかなことから説明していくな?」
雪歩「お願いしますぅ」
P「まず、東大ってのは受験の時に学部を選べないんだ。文科?類??類と、理科?類??類の6つの区分があって、そこを受験するんだ」
真「じゃあ、普通の文学部とか工学部とかはないんですか?」
P「いや、大学に入ってからの成績で、行ける学部が決まるんだ。これを進学振り分け、略して進振りという」
雪歩「し、進振り……」
P「これによって、文系の人が医学部に、理系の人が法学部に行けるようになってて、大学に入ってから進路を決められるという意味では1つの利点だな」
8:
真「そんなに自由に行けるもんなんですか?」
P「いや、ある程度は決まってて、文?は法学部、文?は経済学部、文?は文学部や教育学部だな」
雪歩「理系はどうなってるんですか?」
P「理?は工学部や理学部、理?は農学部や薬学部、理?は医学部って感じだな。それ以外にも、東大には教養学部というのもある」
真「教養学部、ですか?」
P「ああ。友人がそこに行ってたけど、結構面白そうなことをやってたよ」
雪歩「プロデューサーは何学部だったんですか?」
P「俺か?俺は理?から文学部だったよ。そんなに成績が良くなかったからな」
10:
真「文学部は、人気が無いんですか?」
P「就活を考えたら、そうだろうな。内容的には面白いことやってるんだけどなあ」
雪歩「プロデューサーはどんなことを勉強してたんですか?」
P「近代文学だったよ。まあ、講義にはほとんど行かず本を読んでばっかりだったけど」
真「文学部かあ、雪歩に似合いそうだね!」
雪歩「私も、ちょっと興味あるかも……」
P「真はどんなことに興味があるんだ?」
真「僕は車かなあ。父さんがレーサーだし」
P「となると工学部かな。機械系ならエンジンや車体のこともやるしな」
真「へえ、面白そう!」
14:
P「お前らも、そうやって興味がある分野のある大学を調べておくと良いぞ。受験対策は早いに越したことは無いし」
真「ですよね!プロデューサー、頑張れば僕たちも東大に行けますかね?」
雪歩「ま、真ちゃん!?」
P「そうだなあ、今までの高校の勉強がある程度しっかりできてるなら、あと1年ちょっとあれば不可能ではないな」
真「本当ですか!?」
P「ああ。それに、この間も現役アイドルが東大に合格してたよ」
雪歩「す、凄いですぅ!」
17:
真「でも、今の段階でどうやって実力を判断すれば良いんですか?」
P「そうだな、そういう所はちょっと難しい。東大の過去問を解いても良いんだが、記述形式じゃあ自分で採点出来ないだろうしな」
雪歩「じゃあ、どうするんですか?」
P「そこで、センター試験を使う。お前らも聞いたことはあるだろ?」
真「センター試験って、あの?」
雪歩「マークシートのテストですよね?」
P「そうだ。学校で一回くらい模試を受けたことがあるんじゃないか?あれは基礎力を測るにはもってこいの試験なんだ」
19:
真「でも、いっぱいあって大変だった記憶が……」
P「そうだな。本来国公立大学を受けるなら、英数国理社で6つテストを受けなきゃならん」
雪歩「そ、そんなにですか?」
P「ああ。でも安心してくれ、とりあえず解いて貰うのは英数国の3つだけだ」
真「それだけで良いんですか?」
P「理科や社会は3年生でぐっと伸びるからな。積み上げ式の勉強という意味では、英数国は出来ていて欲しいって感じかな」
雪歩「なるほどですぅ」
P「とりあえず解いてみるか?今日はまだ時間があるだろうし、一度に全部解かなくても良いし」
真「せっかくだしやってみようよ、雪歩!」
雪歩「うん、頑張ろうね、真ちゃん!」
P「よし分かった。ちょっと印刷するから待っててな」
21:
P「じゃあ、国語、英語、数学の順番でやるぞ。リスニングは、今回は無しだ」
真「よしっ!」
雪歩「緊張しますぅ……」
P「いくぞー、よーい、始め!」
25:
約8時間後……
真「結局一気にやっちゃったね」
雪歩「数学とか自信無いですぅ……」
P「おーし、採点終わったぞー」
真「来ましたね!」
雪歩「な、何点ぐらいだったんですか?」
P「まあまあ慌てるな。各教科一緒に発表した方が良いか?」
真「はい、それでお願いします!」
雪歩「お願いします!」
P「よーし、まずは国語からなー。真124点、雪歩161点!」
真「ええっ、そんなに低いの!?
雪歩「そんなに取れたなんて……」
真「雪歩、凄いじゃん!」
雪歩「た、たまたまだよっ!」
27:
P「おーい、次いっていいか?」
真「あ、すいません!」
雪歩「お願いします!」
P「次は英語だな。真132点、雪歩134点!」
真「うわー、ちょっと負けちゃったよー」
雪歩「2点差かあ、でもほとんど同じだね!」
P「最後に数学な、真165点、雪歩134点!」
真「お、ようやく勝てた!」
雪歩「やっぱり、数学はちょっと苦手だなあ……」
P「いやあ、お前ら、意外に勉強してたんだな」
真「意外ってなんですかー!」
雪歩「です!」
P「いやな、今の時期にこれだけ取れりゃあ、東大も可能性が無いわけじゃないぞ」
29:
真「本当ですか!?」
P「ああ。あとは記述力を付けて理科と社会を頑張れば、戦えなくは無い」
雪歩「そうなんだ、頑張って、みようかなあ……」
真「僕も頑張ってみようかな……」
P「頑張るってんなら、俺は応援するぞ?少しくらいなら勉強も教えられるし」
真「ホントですか!?やってみようよ、雪歩!」
雪歩「うん、私もダメダメな自分を変えるために、頑張ってみる!」
P「よーし、じゃあ決まりだな!それじゃあ、その他の東大入試の話と、理科社会の話をしよう」
33:
真「その他の、ってなんですか?」
P「ああ。東大には、二次試験を受けるためのセンター足切りというものがあってな?毎年受験生を苦しめているんだ」
雪歩「足切り、ですか?」
P「ああ。センター試験の点数が低いと、二次試験を受けられないんだ」
真「そんな、酷いじゃないですか!」
P「そうだな。でもさ、受験者が多いと採点も大変なんだよ。ある程度は仕方が無いんだ」
雪歩「ちなみに、何点くらいなんですか?」
P「うーん、毎年変わるから何とも言えないんだけど、最低8割は欲しいかな」
真「8割ですか!?」
P「最近だと、理?で85%で切られたって年もあるくらいだからな」
雪歩「凄い、ハイレベルなんだ……」
35:
P「まあ、とりあえずセンターは9割くらい取って貰わないとちょっと大変かもな」
真「9割、取れるかなあ……」
雪歩「じゃあ、二次試験も90%出来なきゃ駄目なんですか?」
P「いや、そういうわけじゃないんだ。センターは9割だが、二次試験は理系は55%、文系は6割弱くらいで良い」
真「それだけで良いんですか?」
P「ああ。東大は、センターが900点満点を110点に圧縮して、二次試験の440点と合わせて550点満点で合否を判断するんだ」
雪歩「圧縮って、珍しいんですか?」
P「いや、他の大学もやってるけど、中途半端に圧縮するのは東大くらいじゃないかな?」
真「なるほど。じゃあ二次で6割くらい取れれば安心ってことなんですね?」
P「ま、そーなるな。じゃあ次は理科社会だな」
37:
P「東大は、二次試験の理科と社会は2科目必要なんだ。理科は物理化学生物地学から2つ、社会は世界史日本史地理から2つ」
雪歩「地学、ですか?」
P「ああ、地学を選択できる大学は珍しいんだ。さすが東大といった感じかな」
真「なるほど……。僕は理系だから、物理化学かなあ」
雪歩「私は、学校では世界史をやってるから、あとは地理か日本史かあ」
P「社会は何を選んでも良いとは聞くが、センターのことを考えると地理の方が良いだろうな」
雪歩「じゃあ、そうしてみます!」
真「でも、参考書とかはどうしたら良いんですか?」
40:
P「参考書か。英数国と理科は知ってるが、受験社会はあまり詳しく無くてな……」
雪歩「ええっ?どうすればいいんですか!?」
P「文系の友人いわく、社会は教科書が大事、ってことらしいが」
雪歩「うう、頑張ってみますぅ」
真「じゃあ、英数国理はオススメはあるんですか?」
P「オススメというか、俺が使って良かった参考書なら、色々あるぞ」
雪歩「教えて下さい!」
P「まずは国語な。現代文は、新聞や本を読むのがオススメだ。身近だし簡単だしな」
真「えー、新聞ですかー。面倒だなあ」
P「まあまあそう言うな。古文は、とりあえず文法と古文単語を固めることだ。文法はがむしゃらに覚えろ。単語は、俺は語呂合わせの単語帳を使ってた」
雪歩「語呂合わせ、ですか?」
P「ああ、ちょっと下ネタもあったから、雪歩にはオススメ出来ないかもな……」
雪歩「し、下ネタ……」
42:
P「すまん、忘れてくれ。その代わりだと、マドンナ古文単語が有名だな。実績もあるし」
真「マドンナですか?」
P「まあ、マドンナと言っても著者はもうだいぶ年だが……。漢文は、漢文早覚え答法がオススメだ。分かりやすいしポイントもまとめられているしな」
雪歩「漢文は結構好きです!」
P「雪歩は詩とか好きだから、苦手ではなさそうだな」
真「次は英語お願いします!」
44:
P「英語も、とにかく文法と単語だな。文法は学校で一通り勉強したならNextStageが良い。単語は俺は読英単語が合ってたけど、Duoや他の単語帳も見てみると良いぞ」
雪歩「その後はどうするんですか?」
P「東大英語はとにかく英文量が多い。だから、英語を読む体力が必要なんだ」
真「体力はあるけど、英語の体力は無いかも……」
P「英語に関しては、とにかくスピードを意識して読む量を増やすことだな。色々な出版社から英文問題集が出ているから、それをやり込むと良い」
雪歩「オススメはどんなのがあるんですか?」
P「うーん、英語長文問題精講とかやっておきたい英語長文シリーズとかやってたかな」
真「英語かあ、センターも時間が足りなくなるのに……」
46:
P「センターは良い目安だぞ。俺は60分で9割安定するようにしてた」
雪歩「20分も短くするんですか!?」
P「帰国子女の友人は30?40分で解いてたけどな、さすがにアレは無理だ」
真「じゃあ、とにかくセンターレベルを早く正確に!ってことですか?」
P「そうなるな。模試とか過去問を繰り返しやるのもオススメだ」
雪歩「じゃあ、次は数学お願いしますぅ」
48:
P「数学かあ、俺は数学が好きだったから、月刊の大数をやってたな。まあ学コンはずっとAコースだったが……」
真「大数、ですか?」
P「ああ。毎月大学への数学、っていう本が出ててな、受験数学だけでなく数学の面白さも教えてくれる良い本なんだ。今も一応毎月買ってるんだが、問題はなかなか解く時間がなくってなあ」
雪歩「学コンっていうのは?」
P「その大数に毎月載ってる添削問題を解いて提出するんだよ。それを学力コンテスト、略して学コンと言っているんだ」
真「通信教育みたいなものですか?」
P「そうだな。進研ゼミやZ会とかとはちょっと違うけど。ああ、Z会もオススメだぞ。今は昔と違って解答冊子に全科目の問題が載っていないのが残念だが……」
51:
雪歩「Z会って言えば、今アニメのCMがやってるあのZ会ですか?」
P「そうだよ。東大や京大とか、色々な大学に特化したコースもあって便利だぞ」
真「それもやった方が良いですか?」
P「せっかくなら、英語や数学とか添削して貰う価値が高いのを選ぶと良いな。値段もそこまで高くないし」
雪歩「参考書はどんなのがあるんですか?」
P「参考書かあ、基礎固めは河合塾のチョイスってのをやってたな。その次は定番の1対1数学」
真「それだけで大丈夫なんですか?」
P「いや、本当は長々と青チャートをやるのがオススメなんだが、時間が掛かるんだ。だから、絞ってみた。演習書は色々あるな」

52:
雪歩「色々というと?」
P「うーん、文系なら河合塾のプラチカとかで十分かも。理系はやさしい理系数学とかかな。まあ、全然優しくないんだが……」
真「やさしいって言ってるのに……」
P「まあ数学は数こなすことが大事だからな。東大なら、各予備校の模試過去問とかも必須だ。模試も毎回受けるべきだな」
雪歩「模試、ですか」
P「そうだ。どの教科にも言えることなんだが、東大に特化した問題はなかなか少ないからな。演習量は確保しなくちゃいけない」
54:
真「じゃあ、最後に理科をお願いします!」
P「俺は物理化学選択だったからな、その2つしか教えられないが、すまない」
雪歩「私も一応聞いてみます!」
P「まずは物理だ。物理は何と言っても、河合塾の物理のエッセンスが良い。参考書としてもちょっとした問題集としても使えてかなり便利だ」
真「名前も良いですね!」
P「そもそも高校物理は、主に力学・電磁気・波動・その他となってて、それを全てカバーしている。それが終わったら、同じ河合塾の良問の風か名問の森だな」
雪歩「これも名前が凄いです!」
P「まあ名問の森を完璧にすればだいたいOKなんだが、一応難系というブ厚い問題集もあってな。もってて損は無いとは思う」
56:
真「難系って、名前がもう難しそう……」
P「これは解ける問題だけやれば良いという、完璧にしなくていい参考書だからな。名問の森までやれば十分だよ。次は化学か」
雪歩「化学は、センターでも使うかもなので、詳しく聞きたいです!」
P「分かった。化学は、数学の所でも話したチョイスが良いぞ。チョイスで基礎固めしてから重問、つまり重要問題集がオススメだ」
真「名前からして重要なんですか?」
P「ああ。典型問題もまとまってて、かなり便利なんだ。東大化学は有機で点を取りたいから、駿台の有機化学演習も良い」
雪歩「化学にも難系みたいな難しそうな名前の参考書があるんですか?」
P「いや、化学で有名所と言ったら、新研究・新演習と理系化学100選だろうな。前者の方が人気があるが、後者も結構面白いぞ」
真「そこまでの道のり、長そうだ……」
P「そりゃそうだ。学校の授業でちゃんと理解してれば飛ばせるステップもあるから、あくまで参考書だけでやるとこうなる、って一例だよ」
59:
雪歩「やっぱり学校の勉強は大事なんだなあ……」
P「当り前だ。習う機会があるならそれを大事にしないとな」
真「受験のアドバイスって、これくらいですか?」
P「そうだな、参考書の話もしたし、Z会の話もしたし、だいたいこんなもんだろう。残ってるとすれば、東大二次でどうやって点を取るかだな」
雪歩「それ、聞きたいです!」
P「分かった。もちろんだが、人には得意科目と不得意科目があるわけだ」
真「僕の体育みたいなものですね!」
P「んで、東大は合格最低点がそこまで高くない。となると、苦手教科はそこそこできるようにして、得意科目で点を取る方が良い」
雪歩「私たちの場合は、どうなんでしょう?」
P「うーん、やっぱ英語は60点は欲しいな。やればやるだけ伸びるから、目標は70点くらいかな。ちなみに英語は120点満点で、試験の途中に30分間リスニングがある」
真「えー、リスニング苦手ですよー!」
P「まあ、これは避けては通れないからなあ……。とはいえ、事前に問題文を読んでおけばいいから、少しは楽だよ。東大英語は時間配分が命だ」
雪歩「国語と数学はどうするんですか?」
60:
P「国語は、理科が80点満点、文化が20点満点だ。理科は35点あればまずまずだな。文科はちょっと分からんが、人によって差が出るとは思う。古文漢文が得点源だな」
真「二次試験にも古文漢文があるんですか!?」
P「ああ、東大は理系にも古文漢文をやらせるぞ。まあ、センター対策でだいたい補えるから、二次対策と言えば過去問演習ぐらいだな」
雪歩「古文漢文なら、いけるかも!」
P「理科は現代文40点、古文漢文が各20点だ。文科は現代文がもう一個合って、40点と20点、古文漢文は各30点だ」
真「理科とちょっと差があるんですね?」
P「そうだ。それと、東大は回答欄が狭い上に、はみ出したら即0点と言われている。気を付けろよ」
雪歩「こ、怖いですぅ!」
61:
P「数学は国語と配点が逆で、理科が6題120点満点、文科が4題80点満点だ。東大数学はよく話題になるな」
真「話題というと?」
P「ちょっと前まで円周率が3って教えられてただろ?それの導入に反発して円周率が3.05より大きいことを示せ、って問題を出したことがあるんだ」
雪歩「なんかカッコいいです!」
P「他にも教科書に載ってる定理の証明とか、昔の問題だけど入試史上最難問が出たりな。まあ、これは今は亡き後期入試なんだけどな」
65:
真「史上最難問……」
P「ああ。これは問題文を読んだけどさっぱり分からんかった。予備校各社も解答報を出せなくて焦ったって聞くよ」
雪歩「目標点はどうしたらいいんでしょう?」
P「うーん、問題との相性もあるが、理科文科とも半分取れれば御の字かな。俺の同クラで数学1ケタで受かったってヤツも居たけど、帰国子女で英語満点レベルだから例外だ」
真「半分で良いんですか?」
P「問題見てみれば分かるが、半分取るだけでも精一杯なんじゃないかな?今年の問題は見た所簡単だったけど」
雪歩「そんなに難しいんですか……?」
P「基礎が出来て無いとまず出来ないな。それ以上は解ける問題は確実に解く!という選ぶ目が必要になる」
69:
真「最後は理科と社会ですか?」
P「そうだな。一般的理科受験生にとって、理科は確実に高得点が必要となる。各60点満点を2科目で120点満点だ」
雪歩「真ちゃんの場合は、物理と化学?」
P「ああ。理?だと、この選択が半分以上だ。定番と言えば定番だな」
真「僕も理?向きなのかなあ……」
P「理?は女子が少ないのがネックだな。1000人以上の定員で5%くらいしかいない。クラスに1人か2人はザラだ」
雪歩「お、男の人ばっかりなんですか!?」
P「文系は、文?フラ語とかは男女半々くらいになるよ。だから安心してくれ」
雪歩「よ、良かったあ……」
71:
P「それで、理科はやっぱり70点以上は欲しいな。数学で稼げないとなると、理科では稼いでおきたい。社会はちょっと分からないけど、理科と同じで稼がなきゃいけないようだ」
真「うーん、大丈夫かなあ」
P「理科も時間が足りないと聞くからな。解く順番は事前にしっかり決めておくべきだな」
雪歩「それで、全部の目標点はどうなるんですか?」
P「そうだな、真が理?だとして、センター9割、英語70数学50国語35理科70で550満点中324点か、まあこれが最低ラインくらいだろうな」
真「うへー、マジですか!?」
P「雪歩は文?として、、センター9割、英語70数学40国語70社会70で550点満点中349点か、これも最低ラインくらいかな」
雪歩「文科は理科より高いんですね……」
P「そうだな、なんでか知らんが毎年そうなってる。理科は最近は理?の方が最低点は低くなってるな。文科は文?が人気くらいかな」
真「なんか、話を聞いてたら出来るのか不安になってきたなあ……」
雪歩「私もですぅ……」
P「受験生なんて、みんなそんなもんさ。丁度ってわけじゃないが、今日は東大の合格発表の日だな」
72:
真「あ、知ってます!あの胴上げされたりするヤツですよね?」
雪歩「人がいっぱいで怖いなあ……」
P「ああ、それは有名だな。まあ今年から数年間は、本郷での発表は中止みたいだが」
真「えー、胴上げされたかったのになー」
P「あれも、受かって無いのに受かった!って言う人もたまにいるらしいぞ?」
雪歩「あんな怖いこと、なんでされたいんですか?」
P「俺の聞いた話だと、落ちちゃって諦めきれないとか、逆に諦めを付けたいとか、そんな感じらしいぞ」
73:
真「へー、プロデューサーは胴上げされたんですか?」
P「いや、真横で友達がされてるのを見てただけだ。それで満足しちゃってなあ」
雪歩「今日の発表、みんな受かってると良いなあ……」
真「みんなは無理でしょ」
雪歩「そ、そうなんだけど、そう言う気持ちになったの!」
P「まあ、せっかく頑張ってきたんだし、みんな合格したいよな」
真「どうしよう、ちょっと頑張ってみようかな」
雪歩「私も、出来る所まで頑張ってみることにする!」
P「まあ、東大にこだわらなくても良い大学はいっぱいあるからな。これで二人が大学受験に興味を持ってくれれば嬉しいよ」
真「めっちゃ持ちましたよ!」
雪歩「私も色々調べてみますぅ!」
P「よしよし、じゃあもう遅いし、家まで送って行くよ」
真「あ、お願いしまーす!」
雪歩「お願いします!」
7

続き・詳細・画像をみる


twitterではみんな感動したって言ってるのに

俳優宇梶剛士が倒れる!?宇梶剛士が「倒れるだけ」のワンダーコアの広告動画が大人気に!!

【W杯C組】日本代表、コロンビアに敗れワールドカップを最下位で終える(動画)

日本、ロスタイムにゴーーーール!!! ギリシャもゴーーーール

日産、役員報酬の水準引き上げへ ゴーン社長10億円超の観測

韓国産のカロリーメイト買って見た結果wwwwwwwwwwwww

みくる「キョン君、今度はいったい、何が起きてるんですか?」

指原さん 「私は小保方さんのSTAP細胞は最初からウソ臭いと見抜いてた。性欲馬鹿男どもは小保方さんに優しすぎなんだよ」

婚活パーティで知り合った女を食いまくってる。まさか自分が弄ばれるとか夢にも思ってないんだろうな

バイト先のスーパーで俺にクレームの手紙がたくさん届くらしい。「キャベツを片手で持つのは如何なものか」とか その2

【画像】ガンダムの新作が微妙wwwwww

フィフィが塩村都議を批判「慰安婦だとか日本のネガキャンに精を出す団体も多いんだから」

back 過去ログ 削除依頼&連絡先