【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『高収入のバイト・井戸のはなし』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『高収入のバイト・井戸のはなし』


続き・詳細・画像をみる

9:
高収入のバイト
数年前の話。夏休みに何か高収入のバイトないだろうか、と友人と探してた。
とあるバイト雑誌に「山小屋を1日間、管理してもらいたい」という
応募記事が目に付いた。日給2万円。すぐさま電話すると「締め切りました」と。
がっくりしてると、次の週のバイト雑誌にも載ってたので、すかさず電話。
今度はファミレスで面接までこぎつけた。バイト代は、泊まった翌日の朝に支払われるらしい。
なぜか俺ら2人は即決し、山小屋までの地図のコピーをもらい、その日がやってきた。
意外と市街地から近く、私有地の山林の中にその山小屋はあった。「私有地により進入禁止」と
書かれた金網の所に、初老の男が立っており、
「バイトの00君と00君だね、話は聞いてるから通って」
と言い、俺らに山小屋の鍵をくれた。10分ほど歩くと、山小屋が見えてきた。
丸太で出来たのを想像してたんだが、ちゃちなプレハブだった。風呂がないのと
食料持参なのが玉にキズだったが、高い日給に俺らは上機嫌だった。バイト内容は、
「山小屋内の軽い清掃と、外の植木鉢に水を朝夕やること」のみだった。
10:
そこはTVもなかったんで、俺らは適当に携帯ゲーム機で遊んだり、
トランプやボードゲームしたりして時間を潰してた。エアコンもなく、最初は地獄の暑さを
予想もしたが、緑に囲まれてるためか、多少汗ばむ程度で意外とひんやり心地よかった。
やがて夜になり、コンビニのおにぎりとパンで夕食を済ませた俺らは、早々と
パイプの簡易ベッドで寝る事にした。
その夜、物凄い嫌な夢を見た。断片的にしか覚えてないが、とにかく
「寝てる体の下から多くの手に突き上げられて、散々触られた挙句に引き裂かれる」
と言う様な内容だった。翌朝、最悪の気分で起きると、心なしか友人の顔色も悪い。
「どうした?俺、なんか変な夢見て気持ち悪ィーんだよな」
「夢?俺も見たがこれこれこういう夢だけど…」
「同じ夢じゃん!」
気持ち悪くなった俺らは、しばらく無言になった。やがて、友人がポツリと言った。
「なぁ、このプレハブの床なんだけど…気のせいかもしんないけど微妙に揺れてない?」
そう言われれば、何かウォーターベッドの上にいる様な不思議な感覚が目覚めた時にあった。
夢の名残だろうと思い、別に気にも留めてなかったんだが…
11:
「なぁ、床下見てみようぜ」
友人が言った。確かに、プレハブは地面から10cmほど浮いており、床下の四方を
ポールが支えている作りになってるようだった。気になった俺は、友人に同意した。
俺らは外に出た。朝とはいえ、まだ5時ちょっと前で結構薄暗い。友人は持参したミニペンライトで
床下の隙間を照らした。
「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「どうした!!」
「腕!!腕腕腕腕、腕がぁぁぁっぁぁ」
「あっ!!」
床下には青白い、無数の切断された腕が、散らばっていた。だが、腕の切断面を
見た瞬間、マネキンの腕だという事がすぐ分かった。ただ、異様なのは全ての
マネキンの腕に、女の顔写真(ポラロイド)と名前がマジックで書いてあった。
全部で50個近くはあったんじゃないだろうか。マネキンであることは、触って間違いなく確認した。
「何だよこれ…普通じゃねーよ…バックれようか?」
「馬鹿、一応金もらうまで待とうよ。それでまた新たに何か言ってくるようであれば、逃げよう」
12:
もう一度プレハブに戻る気にもならず、俺らはボーっと外に立っていた。
あれこれ話している内に7時になり、昨日の初老の男がやってきた。
「お疲れ様。早いね。早、これバイト代ね…ところで提案があるんだけど、
 あと3日間くらい泊まれないかな?もちろんバイト代は3日分の6万払うけど」
「お断りします」
俺たちはハモるように言い、一目散に歩いた。振り返ると、男が苦々しそうな
顔をして、携帯を耳にあてこっちを睨んでいた。それ以来、バイト雑誌で
その応募記事は見たことがない。おそらく、あのプレハブもないだろう。
帰り道、友人がいった。
「何かの実験だったんだろうね」
俺は軽く頷いて、同意した。
48:
ルンペン公園
小学校の時に住んでた家の近所にルンペンが多くいたルンペン公園と呼ばれてる木が生い茂った空き地があった。
実際頭のおかしい(?)ルンペンが多かったらしく、学校の先生からも「あそこには近寄らないように」と言われていた。
ある日、遊びがてら友達の犬(名前はロボ)を散歩させていた。俺、犬の飼い主のA、友人Bがいた。
Aの家がルンペン公園の近くだったこともあり、ルンペン公園の近くを散歩してみようという話になる。
もし襲われた時のためにと、ポケットに大量の石ころを入れてた気がする。
ルンペン公園の近くをウロウロしたがルンペンに遭遇せず何も起こらなかった。
なので公園の中に入ろうかという話になり、恐る恐るルンペン公園に突入。このときには木の棒も持ってた気がする。
中に入ってもルンペンはいなく、遭遇を期待してた俺らを「つまんねー」とか「でてこーい」とかしきりに叫んでた。
ルンペン公園から出た後、そこに向かってみんなで落ちてる石を投げまくった。
なぜかポケットにある石は投げてなかった気がするけど。
それでも何の反応もなかったのでもう帰ろうとした途端、Aの犬が急に物凄い勢いでルンペン公園に向かって走り出した。
49:
あまりに激しく吠えながら向かって行ったので、もしかして中にルンペンがいたのでは。と思い、怖くなってみんなで逃げ出した。
みんなでダッシュしてAの家まで戻り、30分ほど待ったが犬が一向に帰ってこない。
不安になり、Aの母親に「ロボが急にルンペン公園に走り出して、戻ってこない」と説明し(石投げたことは言ってない)
Aの母親と一緒にルンペン公園へ向かった。
中に入り、犬の名前を叫びながら探していると、急にBが叫びだした。
Bの足元を見ると、ロボの死体があった。まったく傷もなかったので、最初は寝てるのかと思ったくらい綺麗な死体だった。
俺らは、「きっとルンペンが殺したんだ」と思ってたが、外傷もなかったので獣医に死因を調べてもらった。
検査後、獣医に死因を聞いた俺らは驚いた。
「体に切ったような傷はないのですが、・・・がありませんでした。」
よく聞き取れなかったので、もう一度「何がなかったのですか?」と聞きなおした。そうすると獣医が青ざめた顔で言った。
「心臓だけが綺麗にないんです。」
誰がどのように内臓を取ったのかは、今もわかっていない。
62:
神社の階段
あれはそう、今日のように曇り空の初夏のことでした。
私はいつものように夜のジョギングに出かけました。
外は曇天によって月が遮られ、ただ街にあるお店や街灯の明かりだけが辺りを照らす。
少し外れの方に向かうとそこはもう暗闇に包まれるようなそんな天気。
辺りの空気は暖かく、湿度を帯びていて、かといって熱帯夜のように息苦しいくらい暑いわけでもなく、生暖かいという表現がぴったりとはまる。
正直なところ、こんな日くらいジョギングを休んでもいいだろう、ということは考えました。
当時、私の走っていたジョギングコースは30分程かけて街のはずれにある神社へ行き。
神社の階段を上り、そこで月を眺めながら呼吸を整えまた30分の道のりを帰る。
そんな道程をコースにしていたのですが、その日はあいにくの曇り空。
神社の境内から眺める月が好きだった私としてはあまり行く意欲は湧かなかったのですが、
かといって、ここで走るのをやめたら負けかなと思って幾分か迷った末やはり走ることを決めたのでした。
63:
神社へ向かう道中、大体20分ほどの道のりを走るとほとんど街の明かりが見えなくなってきます。
あるのは点々とたてられた街灯の明かりだけが続き、星も月も雲に隠され真っ暗なこの気候では、このままどこまでも道が続いているような、真っ暗闇の中、永遠に道を走りつづけなければならないような、そんな錯覚に襲われます。
時々、後ろを振り返れば街の明かり。
それを確認しながら走ることで、暗闇にかき立てられる妄想を打ち消し、目標の神社を目指して走りました。
神社へ向かう道のり、不毛な妄想に少し怖い思いはしたものの、神社の階段下までは無事に到着したのです。
ですが、問題はそこからでした。
その日、何度もいうように曇天で月や星の明かりは無く、また、神社の階段とその上には街灯等、明かりになるものが無いため、階段下にある街灯から先は真っ暗な闇しかありません。
ただ単純に暗闇に入っていくのは怖いということもありましたが、それ以上に暗闇に誰か潜んでいたりして襲われてはたまりません。(というのもやはり暗闇に入りたくないという事を自分に納得させるための言い訳だったのかもしれませんが。)
そこで、いつもなら神社の上まで走ってあがっているところを、その日は上がらずに帰ろうと思ったのです。
そのまま走る方向を街のほうへかえて走り始めました。
・・・・・・少なくとも私はそう思っていました。
"階段の一段目"に躓くまでは・・・・
確かに、自分は町のほうへ向かって走り始めたはずなのに。
気が付くと、階段に向かって走り出していたのです。
普通なら、絶対にありえないと思うのですが、実際に自分で街に向かおうとしていたのに・・・・・
私は怖くなって急いでその場を後にしようと走り出しました。
急いで走り出した私の足元はまた何かに躓きました。
64:
今度は解けた靴紐が原因でした。
おそらく、解けた靴紐を自分で踏んでしまったのでしょう。
ただ、そこでしゃがみこんで靴紐を直すのは怖かったので、靴紐は解けたままにして走り去ろうとしました。
再び走り始めようとした私の耳元に生暖かい風が吹きます。
その風の音の中に
『またきてね』
そんな言葉が混じっていたのは、私の気のせいでしょうか?
私はそれ以来走るコースを全く別のものにしました。
3年経った今でも、あまりその神社には近づきません。(最も、地元から離れてしまったというのも理由の一つではありますが。)
皆さんも夜の暗闇と神社周辺にはお気をつけ下さい。
91:
リクエスト
あれは雨の強い日だった。
当時仕事がカラオケで日中は一人で仕事だ。今日は誰も客がいない。
閑散とした店内に一人だけなので、仕方なくフロントでテレビを見てた。
ガチャと自動ドアが開いて雨音がした。「いらっしゃいませ」女性が一人。
フロントの手続きをしながら女性の顔を見ると白いと言うより真っ青だ。
94:
部屋に案内した。まだ他に客はいない。
しばらくすると内線電話がなった。
「はいフロントです」「中森明菜の00が歌いたいんだけど」
ソングブックで探したが無かった。「すいませんお客様その曲は御座い
ません申し訳ございません」
「えーなんで、どうして!探して!探して!もっと探してよ」
「じゃぁですね、本社にリクエストを掛けて…」
「助けてください、助けてください、助けてください、助けてください、助けてください」
96:
「そう言われても」
「助けてください、それを歌わないとわたしと死んじゃうんです!!!、
アーーーギャーー」
電話はブチと切れだ。店内には他に客は無い。雨音…。
しばらくすると女性が出てきた。来た時と同じ無表情で何事も無かった
かのように。
普通な人のように精算を終えて帰っていった。
106:
リョウメンスクナ
今年の3月の終わりごろだったかな。俺はいつもの様に、更新を楽しみにしながら
洒落怖まとめサイトを見ていた。その時、俺の叔父さん(オカルト好き)が家に遊びに来てて、
一緒になって「へぇ?こんな面白い話がたくさんあるんだ」と楽しく見ていた。
丁度、投票ランキングを見ていた時。
「ちょっと、とめて」
画面を下にスクロールさせる俺に、叔父さんが言った。
「この、リョウメンスクナっての開いてくれる?」
俺は言われるがまま、カーソルを持って行き、クリックした。
「あぁ、これね、去年ちょっとは話題に上った話で、最後なんかちょっとスレがパロディ化して…」
「ちょっと黙ってて」
いつもは優しい叔父さんが、珍しく険しい表情で言った。黙って真剣な表情で
リョウメンスクナの話を読んでいる。10?15分は経っただろうか。叔父さんがようやく口を開いた。
「似てる…」
「えっ、何と??」
「今日は孝明(←俺の親父で叔父さんの弟、一部偽名)と良子さん(←母、偽名っす)は
 旅行で帰ってこないんだろ?」
「うん、まぁ」
「じゃあ、酒でも飲んで何かつまみながら話すか。あの2人がいたら、また変な話(オカルト系)
 ばっかりして、ってうるさいからな」
107:
そう言うと叔父さんは、瓶ビールとチーズを勝手に冷蔵庫を開けて持ってきて、話し始めた。
「俺の実家が神社なのは知ってるだろう?(出雲大社系、西日本で場所は勘弁して)
 それでな、地鎮祭とか時々頼まれるわけじゃない?その時の俺ん家の(神社の)決まり事としてな、
 その土地に骨や死体があった場合、の地鎮祭のやり方があるわけね。他の神社もやってるか
 どうかは知らないよ?まぁ詳細は省くけど、とにかく慎重に対処せにゃいかんわけよ。
 割と近代の骨や死体なら、まだ良いんだよ。いや、良くはないんだがw、
 問題なのは古すぎる骨とか、即身仏の類ね。遺跡などの多い地域は、古代の骨は
 結構出るし、即身仏もごくごく、たま?に出たりする。完全な保存状態のはまずないけどね。
 そこで、俺の親父の話なんだけど、終戦からちょっと経ったくらいの頃ね。
 とある豪商から、「土地を整地してたら変なもんが出てきて、気持ち悪いから来てくれ」
 って言われたのね。それで行ってみると、その豪商の家の大きな蔵に通された。
 丁度、棺桶サイズの木箱が置いてあって、蓋が開いてたんだって。
「こんなもんが出てきてなぁ。気色悪いったらありゃせん」豪商の言葉を耳にしながら、
 親父は木箱の中を覗いたんだ。「アシュラさんやないか!!」親父は叫んだらしい。
 中に横たわっていたものは、まさしく阿修羅像の様な、干からびたミイラだったらしい。
 まず、通常の人間のミイラを思い浮かべて欲しい。その顔の左右両脇に、別の人間の
 切断した首2つを縫い付ける。そして左右の脇腹に、これまた切断された別の人間の
 右腕2本、左腕2本を縫い付けてある。そんなおぞましい(造られた)ミイラだったらしいんだ」
108:
「まだあったんか…こんな腐れ外法が…」
「親父は真っ青になりながらも、急いで木箱の蓋を閉めたんだ。そして、
「見世物にしたらどうか?」と言う豪商の提案を激怒しながら一喝し、
 強欲な豪商がどうしても譲らないと言い張るので、「俺が金払ってでも引き取る」と言い、
 結局大枚はたいて買い上げたんだ。そして「あの腐れ朝鮮人がっ!!」と叫んだらしい」
「??…どう言う事??」
あまりに恐ろしく現実離れした話に聞き入っていた俺は、ようやく質問する事ができた。
もう瓶のビールはあと4分の1ほどしか残っておらず、俺は代わりを冷蔵庫から持ってきた。
「ん、ありがとう…そうそう、それでな、さっきのリョウメンスクナって話に
 物部天獄って出てきたろ?時代的にも違う人物とは思うが、親父の生きてた時代に、
 金成羅って在日朝鮮人がいたらしいんだ。
 天魁教ってカルト教団作って、細々と活動してたらしい。こいつがとんでもないヤツで、
 「教団の教え」とか偽って信者たちと乱交したり、大金巻き上げたりするわで、
 まぁ小物っちゃ小物だったらしけどね。それでも、こいつの先代か先々代の教祖が
 本物だったらしく、色んな呪法のかけ方とか書いて残してた、経典があったらしい。
 その中に、「人工的に即身仏を作り出し、呪いの道具とする」方法みたいのが
 あって、それがさっきのアシュラさんってわけなんだ。
 親父が何でそんなに詳しいかと言うと、親父の妹がこのカルト教に感化されてしまって、
 連れ戻すのに苦労した時期があったらしいんだ。それで金成羅ともゴタゴタがあったわけね」
109:
「う?ん、でもそんな教団も教祖も聞いた事ないよなぁ」
「そうだろう。でも本当に小さなチンケな教団だったらしいよ。信者もほとんどが
 在日朝鮮人とか中国人だったらしい。そのくせ、やってる呪法とかが危険な物ばかりだったと。
 大体ね、どの宗教や邪教の秘術とか呪いを見てもね、リョウメンスクナや
 アシュラさんみたいな(生命を冒涜するような呪法・呪物)ってのは
 ないんだよね。悪魔教でさ、赤子とかを捧げるのはあるらしいけど、それは一応
 太古や中世からの伝統であって、このスクナとかアシュラの類は、完全に
 「個人で勝手に考えた思いつき」の様な気がするんだよね。狂ってると言うか。
 逆にそういう素人考えが、凄まじい怨念を発する、危険なものを造り上げたんだろうね」
「うーん…それで、そのアシュラさんはどうなったの?」
「親父もホント頑固で昔気質な所があってさ、アシュラさん引き取った後、
「朝鮮近海の海に捨ててやる!!」とか言い出したらしくてさ。その頃
 金成羅は消息不明だったらしく、ほとんど腹いせだよね。朝鮮半島に持ち込むにしても
 検問や入管でそんなミイラ通るわけないし、それで少しでも近くの海に…って。
 今思えば親父もちょっと狂ってたのかもなぁ。それで知り合いの漁師に頼んで
 船出してもらったらしいんだけど、そのアシュラさん積んだ船が、
 今のK州の西方沖で沈んだらしいんだ。あぁ、もちろん親父は船には乗ってなかったよ。
 それが今から約50年ほど前かなぁ」
「で、分からずじまいと…他にもどこかにそんなミイラがある可能性ってあるの?」
「分からんねぇ…親父もアシュラさんの件以来、そういう情報には神経を尖らせていたらしかったけど、
 とうとう新たなそういう造られたミイラの情報は入ってこなかったらしいよ」
110:
「で、これは完全に俺の推測と言うか妄想に近いかもしれないけど、
 去年の春ごろ、K州の西方沖で大地震があって、F県を始めK州各地にも違いが出ただろう?」
「あぁあれは怖かったなぁ…CDラックとか滅茶苦茶になって」
「あと最近、K州発の韓国行きの高船や、K州西方沖を走る高船に、
 クジラのような生物がぶつかる、ってニュースが多いだろう?怪我人も多数出て」
「あったねぇ。あまりにもぶつかる数が多すぎるよね」
「アシュラさんが沈んでる、K州西方沖と何か関係があるのかな…なんてな」
「まさか。ハハハ」
「まさか、ね。あと日本神話にもさ、天津神、国津神ってのが出てきてさ、
 天津神が朝鮮半島か中国大陸からやってきた騎馬民族で、国津神が日本列島の
 先住民。戦に天津神が勝利して、朝廷が出来た…(あくまでも一説)と言う神話もあるし、
 7世紀に起きた白村江の戦いや、秀吉の朝鮮出兵、さらに近年に起きた戦争、
 と、日本と朝鮮の怨恨みたいなものは、深くて根強くあるのかもしれないね」
これで大体話の内容は終わりです。
【洒落怖】洒落にならない怖い話『リョウメンスクナ』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4586629.html
111:
>>110
>>F県を始めK州各地にも違いが出ただろう?=違いが出た=被害が出た
のミスでした。では落ちます
166:
アメリカ留学
三年前アメリカに留学してた時の話
夜の10時頃にアメリカ人の友達から電話でビリヤードに誘われて
待ち合わせ場所のバーにチャリで向かった
ごくごく普通なアメリカの平凡な住宅街
100坪ぐらいある様なデカい家が並列に一軒一軒並ぶ様は
日本人の俺からしたら新鮮で何度見ていても楽しかった
ボーと見ながらチャリを漕いでいた途中変なものを見つけ、チャリを止めてしまった
ニット帽を被った黒人が車にスプレーで落書きをしていた
明らかに危険な犯罪臭がしたが向こうは気付いてないし50Mぐらい距離があったから黙って見ていた
167:
いきなり黒人が服を脱ぎだしたかと思えば車の上に乗っかった
糞をした、あの体勢とあの鈍い音は間違いなかった
もう行こうとチャリを漕ごうとした瞬間誤ってベルを鳴らしてしまった
気付かれた・・・
何かファックファック言ってるのはわかった
やべーと思いチャリを漕いで離れたんだが、黒人の声が次第に大きくなってる
走ってた・・・凄くい・・・
もう恐くて恐くて立ち漕ぎしながらダッシュで友達との待ち合わせ場所に向かった
黒人は衰える事がなくひたすら走ってくる
マジで尋常じゃないくらいい
168:
とにかく全力で走りやっとバーについた
バーの前にはアメリカ人の友達と、ギャル二人が待っていた
俺は気が動転してたが頑張って説明した
友達達は笑い俺を馬鹿にするが、恐怖が消えない俺は全く笑えん
ギャル一人が硬直し「黒人ってあれ?」と呟いた
いた・・・
確かにニット帽被った黒人が走ってくる
もう心臓バクバクだった、絶対に殺されると思った
危険を察知したアメリカ人の友達はギャルにバーから助っ人呼んでくれと頼み
友達は上着を脱ぎ臨戦モード
黒人がどんどん近づいてくるにつれてさらに驚愕
下の服を着てない、下半身露出状態・・・
さすがにアメリカ人の友達も凍っていた
169:
黒人が俺達の30Mぐらい前で止まった
アメリカ人の友達が「何のようだ?」と聞く
黒人は息が荒く返事に答えず俺を睨む
現場は妙な空気が流れる
その内バーから体格のいい兄ちゃん達が助っ人に来てくれた
助っ人が黒人を見た瞬間に大爆笑
まぁ下半身露出して息きらしてる黒人見たら普通は笑うわな・・・
周りはバーから出て来たギャラリーで溢れるも黒人は何もせずとにかく俺を睨む
当然のように騒ぎを察した警察がきて黒人は御用
後から知った事だがその黒人は先ず殺人歴がある
次に今回の事件当時、かなりの麻薬を注入しており精神が異常であった事
最後にそいつは拳銃を携帯していた事・・・
今はどうなってるか知らんが実際に起きた事件でニュースにでました
ケンタッキー州の田舎で起きた怖い話
171:
>>169
こえええ
237:
あいつ等
その頃、私は海岸近くの住宅工事を請け負ってました。
季節は7月初旬で昼休みには海岸で弁当を食うのが日課でした。
初めは一人で食べに行ってましたが、途中から仲良くなった同年代の下請け職人も
誘って一緒に食べに行くようになりました。
何時ものように海岸に行くと、普段は人気の無い海岸ですが、
その日は10?12歳位の子供が4人程、波打ち際で遊んでました。
ちなみにココの海は遊泳禁止となってはいましたが、私も子供の頃はココで仲間と泳いだりした事もあった
ので特に気にもしませんでした。
その日も海岸で弁当を食おうかと思っていたら、A君が
「今日は日差しが強くて暑いから、現場内の日陰で食おうぜ」
と言って来たので、まぁ確かにその日は特に陽射しが強くて外で食うには暑すぎる、と思ってその場を去りました。
現場内の日陰で弁当を食べていると、何やら外が騒がしい。
パトカーやヘリが飛んでる音も聞こえる。
何だろか?と思って外を見に行こうとAを誘いました。
A「あ?俺は辞めとく。」
私は外が気になって仕方が無いのでAは置いて、他の職人さん達と一緒に野次馬に行きました。
238:
どうやら人だかりが出来ているのは何時も私がAと飯を食っていた海岸でした。
既に集まっていた野次馬に話しを聞いてみると海で遊んでいた子供が一人、波に飲まれて行方不明だと。
確かにさっきまで海岸で遊んでいた子供の数が一人減っていましたT-T
私は後悔しました。
何時も通りこの海岸で弁当を食べていれば、波に飲まれた子供をいち早く発見できたし、
泳ぎにも自信がありましたので、もしかしたら助ける事も出来たのではないかと。
少し後ろめたい気分になってAの所まで戻り、Aに海岸での事を話しました。
「今日もあそこで飯食ってたら、俺らが何か出来たかもしれないよな」
と私が言うとAが
「ははは、無理だって。だから俺は今日あそこで飯食うの嫌だったんよ」
239:
私は意味が解らなかったのでAに詳しく話を聞いてみると
A:「あそこって遊泳禁止なだけあって色々とある訳で、こんな事言うからって変な目で見ないで欲しいんだけど
色々とある訳よ。
お前はソッチ系には疎いみたいだから言わないでおいたんだけど、現場の中で弁当喰った方が涼しいのに
何でお前は毎日海岸で弁当食べたがったの?」
私:「そりゃ、海見ながら外で飯喰った方が美味いと思って・・・。」
A:「その割にはお前は、毎日暑い、暑い言いながら弁当喰って弁当喰い終わったらスグに事務所戻って涼んでただろ?」
そう言われると、確かに海岸で弁当喰い始めたキッカケは海見ながら食べた方が気持ち良いと思ったのですが
2日目以降は、何であんなに日陰も無いクソ暑い場所で弁当を食い続けてたのか我ながら不思議に思いました。
A「”あいつ等”の狙いは初めからお前で、ず?っとお前は”あいつ等”に呼ばれてたんだよ」
私「???」
240:
Aは初めて現場で私に会った時も、私が海にいる”あいつ等”から誘われてるのを感じていたらしい。
とは言ってもそんな事を初対面、しかも元請の監督に真顔で話しても馬鹿にされるし、
下手したら追い出されるだけなので、毎日弁当に付き合って監視してたらしい^^;
Aは私が”あいつ等”に誘われてるのは解っていたけど、中々その”あいつ等”の姿をAも見ることは出来なかった。
どうやら霊?の方は一方的に私に意識チャンネルみたいな物を合わせ、もっと波際まで引き寄せたがって居るらしかった
のですが、肝心の私が鈍すぎて手こずってたらしい。
A:「だから”あいつ等”は、お前の目の前で子供を海に引き込もうとした訳だ。
”あいつ等”からしたら子供の方が、頭が固いお前と違って誘い易いしな。
そうすれば、お前が子供を助けに海に入ってくる事を知ってたんだなぁ、”あいつ等”は。
まぁ俺が邪魔したから子供が身代わりになっちゃった訳だけど・・・。
今日は”あいつ等”とピッタリ波長が合う子供が遊びに来たせいか、今日は俺の目にもハッキリ”あいつ等”が見えたよ。
俺がお前を海岸から連れ戻した時の奴らの雰囲気は俺もちょっと怖かったよ、本命のお前を連れ戻されて怒ったのかなw」
とAが笑いながら話してくれました。
241:
って・・・そこまで解ってて何で遊んでた子供を放置したのかとAに問いただすと
A「お前は誘われてるクセに何も感じないから、そんな事言えるんだよ。
子供等が遊んでた場所は完全に”あいつ等”の領域入ってたし、お前だってアレが見えるなら絶対近づけないし
関わり持とうなんて思えないって。
お前を海岸から現場内に連れ戻しただけでも俺って勇気あるな、エライな?て思ったよ。
本当凄かったよ、奴らの恨めしいそうな顔。」
Aが言うには、見えない、感じない人は無意識に誘われてる事があると言ってました。
また、誘われてる事にも気が付かないらしい。
だから逆に、見える、感じる人は危ない場所には下手に近づかないらしい。
A「お前だって道路で子供が刃物持ってる男に追いかけられてたら、身を挺して阻止できるか?
普通出来ないよな。
それは関わった後の面倒を知ってるからだ。
それと一緒で俺も見えたからって人助けするほど、俺はお人良しじゃ無い。
相手が人間なら通報する事はできるだろうけど、相手がこの世の者じゃなかったらK察も相手してくれないし。
まぁ面倒事に巻き込まれるのは御免だよ。
でも〇〇君(私の名前)とは気が合ったし、知らん顔して何かあっても気分悪いからね」
この水難事故は夕方のニュースでもチラッと流れました。
私は夜中に気になって海岸まで車で見に行きました。
まだヘリは海岸沿いを飛び回り、沢山の人が灯りを持って海岸を捜索してました。
自分ではお人良しじゃない、と言っていたAでしたが
彼は去年の秋に川で溺れてる子供を助けて自分だけ逝ってしまいました。
2度目は見て見ぬフリは出来なかったのかな・・・。
250:
>>241
ええ話や…
257:
インターホン
ある蒸し暑い日の夕暮れ時、俺は2階で昼寝をしていた。
「ピンポ?ン、ピンポ?ン」
誰か来たようだ。俺以外家には誰もいないし面倒くさいので無視して寝ていた。
「ピンポ?ン、ピンポ?ン」「ピンポ?ン、ピンポ?ン」
それからしばらく一定のリズムをつけつつ、なり続けるチャイム。
なんだよ、しつこいなあ。一体誰が来たんだ?
2階の俺の部屋から玄関をそっと見ると、白っぽい服を着た40歳位のおばさんが
麦藁帽子をかぶった、お揃いの白い服を着た女の子を連れて
チャイムを押しているようだ。
最近流行りの子連れ宗教勧誘か?
全く面倒くさいなあ、とりあえず出てやるかと思い、
下に下りて玄関を開けると誰もいない。
なんだよ、もう行ったのか。せっかく出てやったのに。もう1回寝ようと再び2階の
自分の部屋で横になった。すると、
「ピンポ?ン、ピンポ?ン」
また鳴った。窓から見るとまたあの親子だ。なんなんだ一体!
俺は半分キレぎみで下へ駆け下りた。
その間もず?と一定のリズムで鳴り続けるチャイム。
玄関のドアをバ―ンと開けて、怒鳴りつけようとして・・・・
誰もいない。ドアを開ける直前まで確かに鳴っていたのに。
隠れる場所なんてどこにもないし、
どんなに足がくても一本道の突き当たりにある家から見えなくなるはずがない。
しばらくポカーンとその場で立っていると・・・
258:
「ピンポ?ン、ピンポ?ン」
目の前のインターホンに誰もいないのにチャイムが鳴り響いた・・・
俺はダッシュで家に入り鍵を閉め、部屋のカーテンをして
布団に入って震えつづけた。
それからしばらくチャイムは鳴り続けた。
もう1回窓から玄関を見下ろすことはどうしても出来なかった。
次の日の朝、親にたたき起こされた。
「あんたに手紙。女の人からみたいよ」
にやにやしている。新聞を取りにいって見つけたらしい。
白い封筒に名前は書いていない。なんでこれで女だって分かるんだよ!
とりあえず開けて見ると綺麗な文字で
「なにかがあなたの家へ入ろうとしています」
とだけ書いてあった。
261:
>>258
今インターホン鳴ったら死ねる
262:
悪戯
インターホン関連でオレも一つ。
アパート住みのオレ。昼飯時も少し過ぎたあたりかな。
やっぱり馬鹿みたいにやたらとインターホンが鳴るんだよ。
最初の二回まではでようかと思ってたんだが3、4回連続で鳴るに従って「しつこいな」って思い、顔しかめながらも
「はいはい今行きますよ?」
とか言いながら(半ば怒鳴りつつ)ドアの前に行きドアチェーンに手をかけた。
だがインターホンは鳴りやむ気配も無い。オレは流石にいぶかしく思い、覗き穴を覗いた。
すると小さな男のコっぽい後頭部が見えた。オレは悪戯だと確信し、ドアチェーンを外してドアを開けるとすぐに外の男のコに向かって
「悪戯はやめなさい!」
と叱りつけた。しかし、インターホンを押していたのは男のコではなかった。
男のコが押していたのは上の階のベランダからぶら下がっているとおぼしき首を釣った男性の遺体だった。
男性の遺体は、男のコに押される度にぶらぶらと揺れ、オレの部屋のインターホンに足がぶつかる。それが延々と繰り返されていた。
オレが恐ろしいと思ったのはその男のコが笑いながら男性の遺体を押していることだった。
270:
爪の間
すっげぇ指先がムズムズしてて、かいても全く変化なくて見てみたら
爪の下、つまり爪と肉の間に幅0.5縦2?3?の白ーいミミズ
みたいなんがいるんだけど!
挟まれてるはずなのにピロピロ動いててもうムズムズムズムズ!
どうやって入ったんだろな
271:
>>270
やめてえええええ!!
夢に出るから!!!
311:
バイクのお兄ちゃん
幽霊とかは出てこないけど私の体験?を一つ。
最近上京して一人暮らしを始めた私(女ね)。
小さい頃から何故か強烈にバイクに対して強い憧れがあって
両親には強く反対されていたのだが、自立したのをきっかけに
こないだ両親に内緒でバイクの免許を取った。
教習所に通って初めてマニュアルのバイクに乗った時は憧れと興奮で
事故に対する恐怖心やそんなものは全くと言っていい程なかった。
ところがいざ免許を取って、バイクも買って、さぁ、公道に出るぞ!
という頃になって、何故か突然に、唐突に、すごい悲惨な事故の想像
ばかりしてしまうようになって、途端に怖くなった。
確かに都内の道路は交通量も複雑さも、地元(田舎)の単純で閑散とした
交通状況とは全然違う。それも当然の事だと思った。
(四輪の免許は持ってて、地元も都内も走った事はあった)
それで折角手に入れたバイクも、結局わりと近場に行く程度しか
走っていなかった。
312:
そんな中、つい先日の事。
用事で地元に帰った時、何となく実家の自分の部屋の押入れを整理していて
昔の思い出の品とかが出て来たので、暇潰しに小さい頃のアルバムをめくってみた。
順に小さい頃(の写真)に戻って行くと、6、7歳くらいの頃の私が、
見覚えのない浜辺で弟と砂で遊んでいる写真が出て来た。
そこで久々に思い出した事があった。
小学校1年で転校した私は、確かそれまで神奈川に住んでいたのだ。
だから多分神奈川の何処かの浜辺だろう。
(親に聞いたら、何とか海岸じゃないかとか言ってたけど関係ないから割愛)
そこで不思議な事が一つあった。
私はこの頃の記憶がかなり曖昧だった。6、7歳頃の記憶。
それ以前もうちょっと小さい幼稚園の頃、幼稚園を抜け出して
怒られた事とか些細な事でも結構覚えてるのに。
不思議に思って親に聞いてみたら、親は明らかに動揺した感じでこう言った。
母「その頃の事本当に覚えてない?何も?」私「全然」
母「Aちゃん(私)、お隣のお兄さんが大好きだった事も?」
私「???」
私はこの時、しつこく食い下がって過去を探り出した事を後悔した。
313:
私「大好きなお兄さんがいたの??なんか素敵な予感(wktk」
母「バイクに乗っててね、バイクのお兄ちゃん、バイクのお兄ちゃん、
 って言って、すごく慕ってたお兄さん」
私「バイク!(それだ!)で、そのお兄さんがどうしたの??(wktk」
幼い頃のロマンスに期待を寄せてワクテカな私。
母「交通事故で死んじゃったの」
私「!?」
母「私達の目の前で」
私「!!??」
314:
要約するとこんな感じだった。
私が7歳の夏、家族でドライブに出掛けた。その帰り、自宅近くの国道でちょうど
別に出掛けていて、帰る途中のお隣のお兄さんのバイクがうちの車の後ろについた。
多分親しいうちの車だったからあえて後ろについて一緒に帰宅の途についたのだろう。
バイクとお兄さんに夢中だった私は後部座席でお兄さんに手を振ったり、一方的に
ジャンケンしたりして遊んでいたらしい。その時だった。脇道から出て来たトラックが
お兄さんを吹き飛ばしたのは。反対車線を走っていた別の車にまで撥ね飛ばされて
死亡したお兄さんの遺体はこの上ない悲惨なものだったそうだ。幼い私を親が庇って
見せないようにしていたようだが、私はそれを見てしまったらしい。
私は泣き叫ぶと思いきや、その場で凍りついたように動かなかったそうだ。
こんな話を聞いて、すごく悲しくなったが、やはり記憶が今ひとつピンとこず、
時間が経って大人になった今、ただただ漠然とお兄さんの死を悼む事しか出来なかった。
(ちなみにその後そこを引っ越したのだが、この引越しはこの事故とは直接関係なく
親の仕事の都合だったらしい)
やりきれないような、それでいて覚えていないから正直どうでもいい事のように
考えながらぼーっとさっきのアルバムをめくっていた。残念ながら「バイクのお兄ちゃん」
と写っている写真も残っていず、記憶が冴える事はなかった。
315:
ところが、アルバムと共に出て来た落書き帳にそれはあった。
鉛筆で下手糞な女の子や猫(らしきもの)が描きなぐられている中、
バイクとおぼしき物と、それに乗っているらしき男の人の絵。
その下には「ばいく のおにいちやん」「すき」等と書かれている。
「ああ、これが…大好きだったんだなぁ…」
と、なんとなく切ない気持ちになった。
めくっていくと、それから数ページとりとめもない絵や文字が描かれていたが、
最後のページを見て背筋が凍りついた。
「おにいちやん とばいく が しんだ
おにいちやん が なん だかよくわから ないもの に なりまし」
この文から、幼い私が何を見たのか容易に想像出来た。
東京の自分の部屋に帰って、自分のバイクを見た途端、寒気に襲われた。
相変わらず事故の記憶は鮮明にはならなかったが、バイクを手に入れた途端に
湧き出したあの恐怖の感情は何を意味しているのか、私はバイクを乗り続けて平気なのか、
判らない。
長くてすまん。
370:
大学3年
今から二年前、俺は晴れて大学生になった。
今まで実家暮らしだったのが一人暮らしへ。
最初は不安だったけど、少しずつ慣れていった。
そんなある日、一通のメールが携帯へ届いた。
『たかし(仮名)君はどんなゲームするの?』
相手はサークル勧誘の際に知り合った3年の先輩(男)。
交流会で話が弾んで意気投合したことから、メルアド交換へと至った。
実際に会ったのは交流会一回きりだったが、他愛も無いゲームの話から
俺が少し興味あったDTMの話まで、暇つぶし程度に軽く返信をしていた。
交流会で一回会っただけの、メールだけの繋がり…
でもそれは次第におかしな方向へと転がり始めた。
371:
ある日の着信。
『たかし君の顔写真、送ってくれませんか?』
突然届いたそのメール。何の事か分からず普通に
「え、何でですか?」と返信した。
『どんな顔してたかな?と思って。』と答えが返って来たが、
あまりにも気持ち悪いのでそのまま無視していた。すると、
『今アパートの前に来ました。』
は?と思いキッチンの小窓からそっと覗くと、
確かにあの先輩がそこに立っている!!
何で家を知ってるんだ!?頭の中は完全にパニくっていたが、
交流会の時『新歓の連絡先を』と住所等を書かされていたのを思い出した。
「…なんで書いちゃったんだろうなぁ」と思いつつ後悔してももう遅い。
結局その日はカーテンを閉め切り、部屋で居留守を使っていた。
途中ニ、三度チャイムが鳴ったがもちろん出なかった。
何時間かした後外を確認すると、その先輩はもう居なかった。
それからも幾度と無く送られてくる先輩からのメール。
『たかし君は普段何をしていますか?』
『今度たかし君の家へ遊びに行ってもいいですか?』
『たかし君、今から会えませんか?』
俺は逃げるかの様に8月に携帯を変え、アドレスも番号も変わった。
おかげで、先輩からのメールはぱったりと来なくなった。
372:
それから1年が過ぎ、あの時3年だった先輩も卒業を迎えるらしい事を知った。
メールが来なくなったものの、どこかで不安がっていた俺はようやく解放された様な気がした。
しかし、卒業式まで一週間という所で一通のメールが舞い込んだ。
…差出人は、あの先輩からだった。
『たかし君、何度も気持ちの悪いメールを送ってゴメンなさい。あんなメールを送っていたのには理由があります。
 それは、たかし君が死んだ友人と似ていたからです。本当にゴメンなさい。』
淡々と綴られた事実。感動?そんなモノ無い。何であいつが俺のアドレスを?
そして、死んだ友人と俺を重ねていたという気味の悪さだけが、後に残った・・・。
385:
部屋に居る
1週間前から俺の部屋に居る。
ネタにでもしないと気が変になりそうだ。
身長は170cmよりちょっと上。俺と同じくらいだから。
体重は俺よりだいぶ少ない感じ。痩せてる。
髪の毛は長め。だらしなく伸びた感じ。
歳は・・・・23ぐらいか?よくわからん。
ヒラメ顔。目が細くて離れてる。あと唇が薄い。
長袖のボタンシャツの中にTシャツ、Gパン、靴下。
ファッションセンスの無い俺から見てもお洒落とは言い難い。
服の色はよくわからん。
というか顔も体も服も、薄い青がベースになっていて、その濃淡だけがわかる。
モノクロっていうんかな?単色の漫画みたいな。
おそらくTシャツは黒か赤でボタンシャツは薄い茶色、
Gパンは青で靴下は黒と推測した。
日光に当たるとほとんど見えなくなるけど、カーテン閉めて電気つけるとよく見える。
真っ暗にすると全然見えない。
懐中電灯をあてると、その部分が薄くなる。
386:
俺の部屋は遮光カーテン使ってるから、昼でもカーテン閉めればかなり暗くなるけど、
夜のほうがそいつの濃淡がはっきりする気がする。
あとそいつは透けて見える。ちょっと邪魔にはなるけど向こう側が見える。
性別は男。確認できないけど外見からして普通に男だと思う。
それと多分日本人。在日とかかも知れないけど、それっぽい特徴は無い。
携帯のカメラで写真撮ってみたけど映らない。
それどころか鏡にも消えたテレビにも映らない。
ハンディカムのビデオにも映らない。
師匠シリーズに書いてあったけど、眼鏡をはずして見ても見え方が変わらない。
口は利かない。
基本的には動かない。
俺がいつも座る座椅子からコタツを挟んで真向かいにしか現れない。
あぐらで座ってるか、猫背で立ってるかの2パターンしかない。
あと、触れない。
直接手で触ろうとしたことは無いけど、コタツをぶつけようとしたら透けた。
物を投げても、掃除機の柄で突っつこうとしても手応え無し。
今も居る。なんか余計気が滅入ってきた。
今日はせっかくの休みなんでゲーセンに行ってきます。
あと、ageちゃってすいません。
410:
ゲーセンから帰ってきてもやっぱり居る。座ってやがる。
明日引越しの手続きをしようと思う。
実害は無いけどキツイ。気味が悪いんだ。
誰か友達に見せてみようと思ったけど、今住んでる所の近くに友達は居ない。
それにそいつが悪いモノだったら友達に迷惑がかかるのでまずい。
先週の木曜日に大嫌いな上司を部屋に呼んで、なんとかそいつに憑けようとしたけど、
全く効果無かった。
おまけに上司にも全く見えてない。
そいつの居るところに上司を座らせたんだけど、重なってる様はかなり気持ち悪かった。
つまらない話を延々と続ける上司。その顔と体がそいつと何度も重なり合う。
まるでそいつと話しているみたいで嫌な感じだった。
しかも上司には憑いていかず。
幽霊というより幻覚といったほうがしっくりくる。
でも俺はそいつを知らない。誰なんだ?
411:
そいつが居ると気味が悪いが、別に他には何も無い。
俺は一応健康だし、疲れていればもう気にせず眠れる。
でも四六時中そいつのことが頭から離れない。それが疲れる。
困るのは誰にも相談できないこと。
人に話して「頭のおかしい人」と思われるのは嫌だ。
俺以外に見えないんじゃ、やっぱり幻覚と思われるだろう。
幻覚が見えるのは頭がおかしいからだと思われる。
いい年してそんな風に扱われたくはない。
明日も休みだけど、明後日からは仕事だ。現実が忙しい。
こんな非現実に心を消耗している余裕は無いのに。
どうでもいいことだけど、こいつが幽霊だとしたら心霊現象っていうのは
ほとんど自分の中だけで起きてることなんだと思う。
でもそれって頭がおかしいのとどう見分けがつくんだろう。
さっきゲーセンで三国志大戦やって7000円すった。かなり負けた。
これを呪いだとか言わないから、俺はまだ正常じゃないかと思うんだけど。
また解決法をネットで探すとします。
長文失礼しました。
488:
洒落にならない怖い「小話」を集めたスレまたはHPありますかね?
リアルな設定の長い話じゃなくて、短めで、ゾッとする「オチ」がある小噺的な。
514:
>>488
つ「灯りが消えぬように。」
http://100story.seesaa.net/
好みの違いもあるから文句は言わない方向で。
557:
中古車処理
俺が高校のころ、よくツルんでた所謂不良グループみたいなのがあった。
半分族で、半分仲良しグループ、という感じ。
そのメンバーのうちの1人の兄貴のケンジさんって人がバリバリの893。
といっても俺らには優しかったし、俺らもその人を親しみを込めて
「ケンジさん」って呼ばしてもらってた。
ケンジさんは、あっちの世界の色々な話を聞かせてくれた。
その中の一つ。
彼がまだ準構だった頃の仕事と言えば、兄貴分たちのお使いばっかりだったそうだ。
やれタバコ、やれビール、やれマッサージ。族に居た頃は使う方だったケンジさんは、
それはもうストレスが溜まって仕方なかったそうな。
元々別に893になりたかったわけじゃないし、(半分無理矢理ならされた)
「辞めようかな…」
なんて思ってたそんなある日。
558:
「ケンジィ?、頼まれてくれっかぁ??」
いつものように兄貴分がパシろうとしてきた。
断るという選択肢は無いので、内容も聞かずに二つ返事で承諾したらしい。
「はい、じゃあこれ。」
車のキーを渡してきた兄貴分。そんな事は初めてだった。
「何すか?これ。」
ケンジさんがそう聞くと、兄貴分がニタニタ笑いながら
「お前の初仕事。」
と言ってきた。とにかくその車を、20キロ離れた山奥にある
産廃処理場(不法)に持っていけ、との事。
ケンジさんは訳も分からないままキーを受け取り、古めのマーク?を運転して
処理場に行った。
すると、そこで数人の男たちが待ち構えていた。
「おう、○○(兄貴分)のコレだべ?鍵渡せ、鍵」
男のうちの1人がそう言った。ケンジさんは何のことか分からず、
適当に相槌を打って(よく分からない時は、受け流すのがこの世界の鉄則だそう)
キーを渡した。男は車に乗り込むと、そのまま鉄板と鉄板に挟まれたスペースに車を
動かした。男は車を降りると、「おーい、ええぞ。」と、いつの間にかそのスペースの
横にある操作室みたいな所に移動していた別の男に声をかけた。
559:
「ガガガガッガッガッガガガァァンン」
車を挟んでいた鉄板が、突然動き出し、そのまま車をペシャンコにしてしまった。
-----ケンジさんはここまで離し終えると、タバコに火をつけた。
「それ、ただ単に中古車処理頼まれただけなんじゃないの?」
一緒に聞いていた、ケンジさんの弟が言った。
確かに、別にわざわざ俺たちに話すような内容でもない。
するとケンジさんは笑いながら言った。
「いや、車が潰れる凄い音の中に、女の悲鳴が混じってた。間違いなくな。
しかも、鉄板と鉄板がイケるとこまで接近した瞬間、ブヂン!て凄い音がしたんだ。
あれは鉄が潰れる音じゃねえ。」
俺とケンジ弟は少し嫌な気分になった。ケンジさんは続けた。
「そのオッサンたちにも、兄貴にも何も聞かなかったけどな。
まあ、俺も最初から何となく分かってたから、トランクは見なかった。」
ケンジさんは笑っていた。俺とケンジ弟は、凄く嫌な気分になった。
621:
廃墟病院
俺が高校3年の夏休みにとある病院の廃墟で奇妙な体験をした。
そのころ廃墟巡りが俺たちの中で流行り夏休みは廃墟巡りをして楽しんでいた。
メンバーは俺と同級のやつと先輩の二人。先輩は免許を持ってることで車で
県内の廃墟スポットをしらみつぶしに回った。
夏休みも終盤になり廃墟の病院があるという情報を入手し俺たち4人はいつもの
様に探索することになった。ただ夜は危険ということもあり(お化けよりも
物理的に危険な人達が・・・)昼間行くことになった。
俺たちは昼頃集合し昼飯を食って車で1時間程度走ったところにある病院の廃墟
に到着。時間は3時くらいだったろうか。
そこは国道から一本道を入った奥まったところにあったが周りには民家もけっこう
ありそれほどイヤな予感はしなかった。
廃墟は3階建ての比較的大きな病院だった。案の定、ガラスはすべて割られところ
どころに落書きがされていたが昼間と言うこともあり怖さというものはまったく
なかった。
先輩が「なんか楽勝じゃね?二組に分かれて探索するか」と言ったので俺は同級の
奴と回ることにした。まずは俺らが先に入ることになった。一階を回り2階へ上
がったところで外で待っている先輩に合図。続いて先輩が建物の中にはいる。
さすがに病院なので薬の瓶や残されたカルテなど異様な雰囲気をかもし出している。
所々に置いてある棚を開けてはわーわー騒ぎながら2階を制覇。そして三階の
ちょっとした広くなったところで先輩を待つことにした。
10分もして先輩と合流。上まで上がってきた間の部屋の様子を話して、3階を
先輩と回ることになった。昼間と言うこともあり日もけっこう差し込み建物の
中は明るく怖いという感覚はそれほどなかった。むしろ物足りない気持ちだった。
624:
そろそろ戻ろうかという時先輩が「おまえら、俺らが下に降りるまでここにいろ。
降りたら下から合図するからそしたら降りてこい」と言った。物足りない俺には
楽勝だったので「いいですよ」と言ってそれに答えた。
まあ上がってくるときに一通りの部屋は見たし、階段降りるだけだからそれほど
かからないだろうと思った。
10分くらいたち下の方から「おーい、降りてきていいぞー!!」と声がかかった。
同級の奴に「じゃあ行くか!」と言って階段をゆっくり下りていった。普通に1階に
降りていくだけなら1分とかからない。
特に何もなく1階に降りきったが実はまだ地下があった。1階の階段を下りきり
Uターンする形で裏側に回ると地下に降りる階段がある。どうやら先輩も地下に
降りたから時間かかったようだ。
さすがに地下ともなると真っ暗で懐中電灯を使って二人で降りていった。
地下はそれほど広くなくコンクリートうちっぱなしの5mくらいの廊下。
突き当たりの左右には部屋がありそこまで行って中を懐中電灯で照らしてみた。
右側の部屋はどうやら機械室のようで空調や配水管等のパイプがはりめぐらされて
いた。左の部屋は畳が敷いてある6畳ほどの部屋だった。なんでこんな場所に
畳の部屋があるのか疑問に思いながら地下を後にした。
626:
1階に戻り外でまつ先輩のところに行った。
先輩に「特に何もなかったですね。で、地下の方いきました?」と尋ねてみた
先輩は「おう、行ったよ。上に上がるときに気になってたんでちょっと行ってみた」
どうやら先輩もその地下に行ったようだ。
先輩が「普通に機械室みたいなのとソファーが一個置いてあるコンクリートうちっぱ
の部屋だったな」と言った。すかさず俺が「えっ?畳の部屋じゃなかったですか?」
と言ったが先輩は「いやコンクリートの部屋だった」と主張。
先輩二人と俺ら二人の見た物があまりに違うものだったので底知れぬ恐怖を感じ
もう一度確認するという考えも思いつかずその場を後にするのだった。
幾月か経ちバイト先にその廃墟に行ったことがある奴がいたので地下の話をしてみた。
そいつの話では地下の廊下の突き当たりにドアがありそれを開けると機械室があった
という。突き当たりの左右には部屋はなかったと言われた。
俺たちが見た畳の部屋やソファーの部屋は何だったんだろう。しかも地下の部屋の構造
までかわっている。今思い出すと地下には一つも落書きがなかった。それ以外の階は
落書きがびっしりあったが。これも何か理由があるのだろうか。
残念ながら今ではもう廃墟も取り壊され確認することが出来ないが未だ疑問が残る
廃墟だった。
645:
井戸のはなし
昔、子供の頃近所の林の奥のボロ屋に井戸があった。
俺とけんた(仮名)は毎日のように探検ごっこでそこで遊んでた。
俺は内気なほうで健太は活発的で好奇心旺盛だった。
んである日いつものように探検ごっこで遊んでたんだ。
そしたらボロ屋の後ろ?から俺たちと同じくらいの子供(俺と健太は当時8歳)がでてきた。
そいつは名前言わなかったけど
「遊ぼう」
って言ってきた。俺と健太は喜んで
「いいよ」
って返事した。しばらく遊んでたんだけど俺はあることに気づいた
そいつの目がおかしい。瞬きを一回もしなかったんだ。
俺はだんだん怖くなって帰りたかったんだけど、当時内気な俺は健太について行くしかなかった。
如何せん健太はそいつとすげぇ打ち解けてて親友みたいな感じになってた。
それからいくらかたって日が落ちた。(当時俺らは飯までずっと遊んでいた)
そろそろ帰り時かなって思ってたら。あいつがこう言った。
「最後に井戸の中探検しない?」
647:
俺と健太は井戸の中見たことなかった。
その井戸ってのがかなり古くなってたんだが縄(井戸の上についてる)はまだ普通に使えるほどだった。
俺は怖がりだったので嫌だったんだけど健太は仲良くなってたこともあってか
「いいよ。最初誰行く?」
って健太は言った。俺は絶対行きたくなかったので無言。
沈黙が続いて健太が一言
「じゃあ俺がいく。おまえらは縄もって俺を出るとき引っ張ってくれ」
こう言って俺とあいつを残して健太は井戸に降りていった。
かなり深い井戸らしく底は見えないし、石落としても音が返ってこない。
健太は最初は俺らと話しをしながらいってたんだけど、だんだん口数が少なくなっていった。
こうして何分かたって縄がゆるまった。健太がそこについたのかな?と思い俺は
「おーい。どう?なんかある?」
って下に向かって叫んだ。
しかし
返事がない。何回言っても返事がない。
俺はパニくって縄を引こうとした(ゆるくなって健太が捕まってないのをわからないほどパニくってた)
最後まで縄引いてみたが当たり前だが誰もいない。
どうしようって思っているうちにあたりは真っ暗。
俺はあいつと一緒に大人呼ぼうと思い後ろ向いた。
でも
誰もいない。
もう何がなんだかわからない俺は家へ走った。
怖くて怖くて怖くてたまらなかった。
649:
走って家へついておかんに
「健太がいなくなっちゃった!どうしよう」
って泣きながらしゃべった。
おかんはこう答えた
「健太ってだれ?おまえはいつも一人で遊んでるでしょう?」
俺はさらにわけがわからなくなって。こう言った。
「わけわかんないよ!とりあえず林の向こうのボロ屋の井戸へ行こう」
って言った。そうしたらまたおかんがこういった。
「林の向こうにボロ屋なんてないし、井戸もないけど?」
もう俺はそのあとのことは覚えてない。親によると高熱出して倒れたらしい。
次の日に近くのおじぃちゃんに昔ここで何かあったのか親が聞いてくれた。
おじぃちゃんによると確かに健太という子供がいたらしい。ボロ屋も井戸もあった。
50年以上前に。
健太は井戸に落ちて死んだんだって。
健太が1人の子供と遊んでいた姿をおじぃちゃんは見た事あるらしい。
その子供は俺が見たあいつと同じくまったく瞬きをしていなかったそうだ。
その子供もいつのまにかいなくなってたらしい。井戸もボロ屋も誰も気づかないうちに消えたという話も聞いた。
健太がなぜ井戸に落ちたのかわからない。しかし健太の死体は見つからなかったんだって結局。
いまでもあいつが誰だったか、井戸、ボロ屋はなんだったのかはわからない。
しかしこれだけは分かる。健太は俺を井戸の中に誘い込んでいた。俺を井戸の中に探しに越させようとしていた。
きっと井戸の中は俺たちの世界ではなかったんだと思う。
昔、井戸はあの世とこの世の境だと聞いたことがある。あの世で退屈した健太とあいつが俺を誘っていたのだろうか?
651:
井戸にどうやって降りるんだ?
652:
>>651
バケツみたいなのがついてる縄あるじゃん。あれだよ
660:
これの縄をもてば降りれる
714:
オカッパ娘
ここを読んでて、ふっと思い出したんだけど(せっかく明日休みなので書くことにします)
うちの家は二階建てで一階に祖母の部屋、台所、キッチン、座敷、風呂で
二階には、居間、両親の部屋、子供部屋になっている
小さい頃は一人で寝るのが怖くて祖母の部屋でよく寝ていたんですが
多分、五歳くらいの頃 祖母の部屋で寝ていて 夜中に目が覚めたんですよ
祖母の部屋は畳だから布団を敷いていて枕元に、いつも小さな明かりをつけていました
頭のほうに目をやってみると 誰か居たので 体を起こして見てみたら
716:
オカッパ頭で着物を着た女の子が正座してジーッと自分を見ているんです
なぜか私は手を出して、その子に触れようとしたら横で寝ていた祖母が
「手を出したらいかんよ!」
ビックリして手を引っ込めようとしたら その女の子が私の手を噛み付いてきたんです
痛くて泣いてたら、祖母が私の手をさすりながら「ほら、手を出したらいかんって言ったやろ?」
その日を境に一階に居るときに二階から誰かが走っている音や笑い声が聞こえてきてました
そんな事もいつしか無くなって、すっかり忘れてたんですが
717:
私も小学生になっていて、家に帰っている時に通学路にある公園を差し掛かっていたら
公園の1番端から知らない女の子が「お?い!今 帰り??」と私に話し掛けてきました
「うん。今 帰りだよ?!」 「そっか?ばいば?い!」 手をブンブンふっていたので
私も誰か分からないけど 手をいっぱいにふりかえし家に帰りました
家に着いてその子が誰だか思いだしました。
昔、手を噛み付いてきた子だ・・・
今でも その子が何なのか分からないままです。祖母が亡くなる前に聞いておけばよかった
739:
遭難日記
12月4日。この雪山に遭難して約24時間。古い山小屋ではロクに暖も取れず、
少々寒いが外で過ごす事は出来ない。助けはすぐに来るに違いないだろう。
12月6日。助けはまだ来ない。
この吹雪だから捜索が難航しているのだろう。
落ち着いて待つ事にする。
・時計が壊れてしまったので、日にちが分からない。
食料が少しずつ減ってきた。水は雪を何とかして得られるが、
空腹は辛いだろう。吹雪 はまだ止まない。
・ドアからかぜがはいってくる。防寒ふくを多めに着ていてよかた。
てがふるるえて上手く文字をかけないが、しかし私はあきらめない。
あきらめたら終わりだ。
・何という事だろう、あれほど吹いていた吹雪が嘘のように止み、
私は救出隊に発見された。彼らに聞くと、12月12日だという。
少し長い遭難体験だったが、もう終わりだ。この日記は、ここに置いていこうと思う。
もし、ここで遭難してこれを読んだ者がいるなら、私は言いたい。
決して諦めるな。助けは必ず来るのだから!
12月12日 ○○○○
????????
日記の文字は時間を重ねるごとに筆圧が弱くなっていたが、
最後のメッセージだけは希望に溢れたようにしっかりしていた。
尚、連日に渡る猛吹雪のため、捜索が再開されたのは、
それが少し弱まった12月14日の明朝の事である。
この日記の書き手、彼の遭難者の行方は、
現在も行方不明、とのこと。
777:
共用
WinMXって知ってる?
簡単にいうとファイル共用ソフト。他人とファイル交換したりするものなんだ。
そのMXにはチャット機能があるんだ。部屋もたくさん立っている。
俺はMXのチャットが好きというか日課で毎日やっていた。
ある日俺は 思い出を語る部屋 っていうとこに入ったんだ。
そこには20人ぐらい人がいた。でもチャットは盛り上がってなくて俺は こん だけ言って反応を見てみた。
そうしたら一人だけ返事が来た。その人も暇だったみたいで話かけてきた。
「思い出っていいよねー」
とか言いながら思い出について語ってた。
いくらかたったとにそいつのファイル見てみようと思って見てみた。
あったのは
思い出1?20というファイルと終という画像だけが共有してあった。
俺はネタ画像だと思い、そいつに交換申し込んだ。
そうして落として画像を開いてみた。
780:
その画像は1人の人間の写真だった。
赤ちゃんからだんだん成長していく姿の画像だった。
1?15までは1人の成長(多分成人より少し↑までだったように覚えてる)
15?18は恋人らしき人との幸せそうなツーショットだった。
ここまで見てて俺は幸せそうなネタ画像だなwwwとか思いながら和んでた。
しかし
19はまったく違う写真だった。
さっきの恋人らしき人の仏壇?が写っていた。
俺は本当にネタかよと思いつつ20番目を開いた。
向かってくる電車(たぶん山手線)を右斜め前から見た写真だった。
俺はやべぇ・・・やべぇよと思いつつ終という画像を開いた。
そこには通常ではありえない角度から男が電車に引かれる写真があった。
何がありえないかっていうと・・
男がこっち見ながらカメラ目線で叫んでる。(すぐ閉じたからわからんが内臓とかでてた)
俺は震えが止まらないほど恐怖した。そして画像を全部閉じて震えた手でマウスを動かし画像を消した。
チャットで何の画像か聞こうと思いチャット画面にしたらこう書かれていた。
「おまえだけ幸せになるなんて不公平だ。俺たちと同じ目に合わせてやる」
これがさっきの画像交換した人と、それ以外の人(20人ぐらい)も含めた全員が書き込んでいた。
まったく同じ文章を。そして俺はあることに気づいた。
全員のファイル数が21だ。
こう考えてるうちもさっきの書き込みが永遠に続いている。
俺は部屋を出てMXを切った。だが震えと悪寒を感じて椅子から倒れ落ちた。
そのあとのことは覚えていない。家族によると失神して尿を垂れ流していたそうだ。
んで、目が覚めたら病院のベットにいた。
退院して再びMXを起動して同じ部屋を探してみたがもうなかった。
それからしばらくして俺の恋人が交通事故で死んだ。
でも俺はあいつらみたいに人生を捨ててない。今のところ。
俺が思うに拡大したネットワークがこの世ではないところにも繋がってしまったんだと思う。
なんか馬鹿みたいだが俺はそう信じてる。
856:
黒マント
オレが高校の夏休みの時の怖かった体験談を投稿します。
オレは普段3?4人で行動してたんだが、その中にパシリ的存在でたまにしか遊ばないSとゆう友人がいた。
夏休みに久しぶりにSと遊んでる時、Sから
「最近オレの家に黒いマントの人間が現れるんだよ…」
という相談を受けた。
でもオレを含めその場にいた別の友人たちは当たり前のように、
「お前アフォか?そんなもんいるわけないだろ!!本当にいるなら見てみたいわ」
などとそいつを基地害扱いして笑いとばした。
すると友人Sは、
「だったら家に見にこいや!!」
とマジぎれ…。
それでもオレらは相手にせず、その時はそれで話は終わった。
858:
その話を忘れた頃(一週間後くらい)に、近所の公園で夜中にオレ、友人k、友人Fの3人で意味もなくたむろしてた。
そのうちにKが
「ヒマだからSの家にでも突撃するか?」
と言い出しオレも、
「そうしよう」
と賛成しSの家に向った。
(この頃はヒマになるとたまに時間関係なくSの家に突撃してはイタズラしてたw)
Sが住んでるとこは山のふもとで、夜になるとかなり暗い。
Sの家に到着し、いつものように玄関の前の庭で二階のSの部屋の窓に石を投げたり、インターホン連打したりしてたらキレ気味のSが出てきた。
Sは「やめろや!!帰れ!!」と当たり前の反応。
オレらも、「ごめん、ごめんw」
などと話している時、急に何か黒い塊が庭に走り込んで来た。
よく見ると全身黒い服を着てマントのような物を頭からはおってるオバサン?(暗い上にマントで顔が見えないけど体格から)だった。
860:
そのオバサンはオレらが居ることを気にも止めず目の前でマントのような物を手で広げバサバサと羽ばたかせながら庭をグルグルと走り回っている。
オレらは目の前の信じられない光景に声も出ずガクブルするだけだった。
そんな光景が3分くらい続いた時、Kが小声でとんでもないことを言い出した。
「あいつ足音がせんぞ…」と。
オレもその時気づいた、確かに足音がしない。Sの家の庭は固い地面に砂利だらけ。
足音がしないはずは絶対になかった。
Fもそれに気づいたらしく「うわぁ?」とゆう声と共に逃げ出した。
それと同時に全員一斉に逃げ出し、全力でなんとかさっきの公園まで走った。
公園に着き少し落ち着いたとこで「な?オレが言ってたとおりやろ?」とビビりながらだが得意げにSが口を開いた。
オレらは当然「アフォ!!あれ何者や?」とSに聞いた。
861:
しかしSもいつも二階から覗くだけでハッキリ見たのは初めてらしく、
「こっちが聞きたいわ」と涙ぐんで言うだけだった。
確かに自分の家にあんな者が現れたらオレも泣く…。
一時間ほど公園で休息した後、Sを家まで送るついでに様子を見に行くことにした。
Sの家に着き、駐車場の辺りから庭を覗いてみたが黒マントはもういなかったのでSも家に帰り解散となった。
それから一週間ほどSの家に近寄ることはなかったのは言うまでもない。
Sの話しによると、それから3日後にSの家の裏に住んでたオッサンが亡くなったらしく、それ以来黒マントは現れなくなったらしい…。
結局あの黒マントの正体はわからずじまいだが、これはオレが本当に体験したことです。
文の作成がどうも下手で雑文&長文になってすいませんm(_ _)m
908:
隣の席
1年前にあったことです。
大阪駅から少し歩いたところにある吉野家の深夜に晩御飯を兼ねて入った時でした
店の外は道路に面していて、入る前に警察官がワラワラいたので変だと思ったのですが
人だかり多くハッキリとはよく見えなかったので、構わず店の中に入りました。
深夜勤務は初めてで、眠いけどお腹も空いていたので何気なく来たのですが、外とは違い
店の中は誰もいなかったんです。
変な感じがするけどかまわず真ん中の席に座り豚丼の大盛りを頼んで何気に厨房のほうを見たら
さっきまでいなかったのに、僕のとなりの席に40代のスーツ姿のオッサンが座ってるんです。
他に席が開いてるのになんで横にくるんや?気持ち悪く感じてるところに定員が豚丼を持ってきた
早く食べて出て行こうとしたら、店員がオッサンがいるのに無視するようにテーブルを拭いてるんです。
注文も取らないし変な店やな?ホンマはよ出ようと出て行こうとしたら、不思議と席からお尻が離れない…
身の危険を感じて、夢中に手を合わせて「助けて!!」を連呼したら急に体が椅子から自然に離れた…
急いで店を出たらまだ警察官がいて、野次馬もたくさんいたのでなにがあったか近くの人に聞いたら、
目の前の道路で40代のサラリーマン風のおじさんが道路横断中に車に引かれてしまったらしい
それを聞いてからはさすがに怖くてその場をすぐ離れた。
今年に入ってすぐにその吉野家はなくなっていました…
91

続き・詳細・画像をみる


facebookのアイスウォーターチャレンジで警察ざたになった話

思わず凝視してしまうような、18禁じゃないアニメのおっぱい揉んだり弄ったりしてるGIFください!

「Mac使わないと、やっぱ出来ませんかねぇ」言われると、Windows派の俺は最高ムカつくんだけど

深夜サイクリング行ってきます(・∀・)

新八「懐かしのジャンプヒーロー大集合に銀さんが出演?」

小5男児 ひったくり追い掛け財布取り返す「財布を返せ」「返したるわ」

美容院でツーブロックにした結果wwwwwwwwwwwww

動物園のヤマネコの檻に侵入した野良ネコが大胆過ぎるwww

【女子アナ】田中みな実がTBSを退社 ミヤネ事務所へ移籍確定!

このラブドール初めて見たんだが駄目だろwwww

【W杯】ウルグアイvsイタリア戦でスアレスが相手選手に噛み付く

敗退決定後の本田△「無念、申し訳ない…ちょっと勘弁してもらっていいですか」

back 過去ログ 削除依頼&連絡先