澪「律は私とピカチュウとどっちが大切なの?」back

澪「律は私とピカチュウとどっちが大切なの?」


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1:
律「は?」
ピカチュウ「ピカ?」
澪「は?じゃなくて。答えろよ」
律「そんなこといわれても……なぁ?」
ピカチュウ「ピカピィーカ」
2:
澪「そいつに聞くなよ!律に聞いてるんだよ!」
律「なんだよおまえ…おかしいぞ、ちょっと」
ピカチュウ「ピカァ」
澪「……だいたいなんでピカチュウが部室にいるんだよ」
律「な、なんだよ。いちゃ悪いのかよ」
ピカチュウ「ピカァ」
3:
唯「ピカチュウちゃんかわいいからいてもいいよー♪」 ギュウ
ピカチュウ「ピカピー♪」
律「おー、唯に気に入られちまったな、ピカチュウ!ははは」
澪「」 ギロッ
梓「ゆ、唯先輩っ!」
唯「?」
6:
澪「ピカチュウは軽音と関係ないし練習の邪魔なんだよ。連れてくるなよ」
律「な……なんだよその言い方!お前一度でもピカチュウの気持ちになったことあんのか!?」
澪「ないよ、そんなもの」
律「澪、おまえな……おまえなあっ!」 だっ
がしっ
律「っ」
紬「もう、そこまでよりっちゃん」
律「……」
唯「りっちゃん…澪ちゃん……」
ピカチュウ「ピ?」 くりん
唯「やーん、緊迫した空気とか一切わかってないところがかわいい!!」 すりすりすり
梓「もう、唯先輩はすっかりピカチュウに夢中です」 ぷんす
7:
律「……だいたい、軽音関係ないったら、あいつだってそうだろ」 チラッ
澪「…あっ」
梓「トンちゃん…」
律「トンちゃんが許されてるってことは、ピカチュウだっていいってことだろ」
梓(なんかこっちに飛び火してきた…)
澪「……違う」
律「何が?」
澪「トンちゃんとピカチュウは違うよ」
律「どこが違うんだよ!」
澪「トンちゃんは……軽音部の、部員だから!」 ドパーン
唯「おお、背景に荒波が!」
梓「東映って感じですね」
10:
澪「梓の後輩だよ、トンちゃんは。だからペットでも、ましてやポケモンでもない」
律「……」
澪「ピカチュウとは、違うんだ」
ピカチュウ「ピカ?」
律「…じゃあ」
澪「?」
律「ピカチュウだって、部員だよ」
澪「!」
12:
澪「な、なんだよそれ!ふざけるな!」
律「よし、ピカチュウ!おまえも今日から放課後ティータイムの一員だ!」
ピカチュウ「ピカピー♪」
唯「わーい!よろしくね、ピカチュウちゃん!」
紬「あらあら、ピカチュウちゃんは何が好きなのかしら」
梓「やれやれ、結局こうなりますか」
澪「ちょ、ちょ!まてよ!おい、まてよ!」
13:
律「なんだよ、空気よめよ」
澪「だあらふざえんあってっあろ!なんでピカチュウが部員になるんだよ!」
律「だから、トンちゃんも部員なんだし、いいだろ?」
唯「そうだよ。かわいいし」
澪「いいわけあるか!だいたい、楽器も何も弾けないだろそれ!!」
律「トンちゃんだって弾けないだろ」
澪「むぐ」
14:
澪「……」
律「なんならあたしがドラム教えてやるよ。スティックぐらいは持てるよなー?」
ピカチュウ「ピッカー♪」
唯「やーん、見てみたーい♪」
澪「ま……まてよ」
律「なんだよ、まだなんかあんのか」
16:
澪「……」
律「んー?」
澪「…ぶ」
律「ぶ?」
澪「にゅ、入部届!ピカチュウの入部届なんて受理されないだろ!」
律「トンちゃんは入部届すら出してないだろ」
澪「う……ぐ…」
17:
律「わかったか?トンちゃんが良いんだからピカチュウもいいんだよ」
澪「ぐ……むむむ」
律「まったく、何をそんなにこだわってんだ……」
梓「…いいかげんにしてください」
澪「えっ」
唯「あずにゃん?」
20:
梓「なんですか。さっきから黙って聞いてれば」
澪「う……ご、ごめ」
梓「いちいちトンちゃんを引き合いに出すのやめてください」 ギロッ
律「まったく、しょうがないよなみ………え、あたしっ!?」
梓「そうですよ。律先輩の話だとピカチュウが駄目ならトンちゃんも駄目ってことになるじゃないですか。」
律「……」
梓「無関係のトンちゃんを殺伐とした戦いの場に引きずり出さないでください」
律「むぐ…」
23:
ピカチュウ「ピカァー?」
律「ピカチュウ……うっ、ううっ」
澪「まったく、しょうがないやつだな。ところで梓はピカチュウのことどう思う?特に練習の時を想像して」
梓「だから巻き込まないでください」 ジト
澪「ぅ……ごめん」
25:
梓「でもまあ、正直な所を話しますと」
澪「うん」
梓「カメの飼い方Q&Aに“でんきタイプのポケモンを近づけないでください”と書いてあるんです」
澪「弱点だからな」
梓「はい」
律「うっ、うわあああああああんっ!!」
ピカチュウ「ピッカー?ピッカピー」 なでなで
律「ううっ、ひっく、ひっく……」
唯「ああっ、ピカチュウになぐさめられるの、いいなあ。いいなあ…」
紬「うふふ、そうねえ。うふふふ」
28:
律「ぐすっ、ぐすっ、 しらねーよそんなの!じゃあトンちゃんが出てけばいいだろっ!!」
梓「なっ」
澪「なんてこと言うんだ、律!」
律「だ、だって…だって……」
紬「りっちゃん?トンちゃんはピカチュウちゃんみたいに自由に出歩くことはできないの。」
律「……」
紬「だから、」
律「しらないっ!」 だっ
澪「あっ」
ピカチュウ「ピカピー!」 たたっ
唯「ああああーーーっ!!!」
29:
澪「律……」
唯「あずにゃん…そんなにピカチュウのこと、嫌?」
梓「いえ?私はただQ&Aに書いてあったことを言っただけですよ?」
紬「ちゃんと躾をされたピカチュウなら、みずタイプの生き物とも一緒に飼えるのよ?」
梓「はい。それもちゃんと書いてありました」
澪「だめだっ!!」
唯「澪ちゃん?」
澪「だめだっ、ピカチュウなんて……」 ギリギリ
紬「澪ちゃん……」
31:
?????????????????????????????
律「ううっ、ぐす、ぐすっ……」
ピカチュウ「ピカー」
律「みんな…みんな、ひどいよな……」
ピカチュウ「ピー?ピカピー」 なでなで
律「ぐすっ……ありがとう」
ピカチュウ「ピィー」 なでなで
律「……ねえ、ピカチュウ」
ピカチュウ「ピ?」
律「慰めて…くれる?」
ピカチュウ「ピッカー」
36:
?????????????????????????????
ピカチュウ「ピッカー、ピー」 パチッ パチパチッ
律「んにょおうっ!しゅごいっ!おまんこに電撃しゅごほういっ!おほうっ!!」 ビクンビクン
ピカチュウ「チャー♪ピカピー♪」 パチパチパチッ
律「んほおおうっ!そこだけ集中的に電撃したらだめなほうっ!死んじゃう!クリちゃん死んぢゃううっ!」
ピカチュウ「ピッカ!」 ズボ
律「んいぃぃぃぃっ!?尻尾?おひりにシッポオオオッ!!?」
ピカチュウ「ピッカピー」 ズボボ
律「ひぎいいっ!!段差!段差でおひりめくれちゃう!ピカチュウしっぽにおしり壊されちゃううっ!!」 ビクビクン
47:
ピカチュウ「チャ!」 ボッ
律「ひゃうううんっ!おみゃんこお!みゃんこのあにゃにもピカチュウのおててがぁあっ!!」
ピカチュウ「ピ???カ???」
律「ひゃあっ!?な、流すの?おみゃんことお尻の中の間の壁に、電気通しちゃうのっ!?」 ゾクゾク
ピカチュウ「チュウーーーーーーーーーーーーッ!!!」 ビリビリビリ
律「あ゛みゃああああああああっっっ、いっぐうううううううううううううううんっ!!!」 ビクンビクンプシャー
バーン
澪「そこまでだ!!」
52:
律「あひんあひん……み、澪……あひん」 ビクンビクン
澪「やっぱり…やっぱりそういう関係だったんだな、律とピカチュウは……!」
律「ち、違うんだ!ぅくうん」 ビクンッ
澪「何が違うっていうんだ!まだ痙攣が収まらないくせに!」
律「違う!今のはただ、ピカチュウのお手てがズルッポンって勢いよく抜けたから、それで」
澪「きいいっ!この、この泥棒ネズミがあああっ!」
律「だ、だめだ!ピカチュウ、にげろっ!」
ピカチュウ「ピッカ!」 だっ
律「あ!や、やっぱまて!まだシッポが」
ジュポポポポポポポ ポン!
律「んにょおおおおおおおおおおおおっ!!!?」 ビクンビクン
55:
律「はふう //// 」 パタン
澪「り、律!おのれ、この泥棒ネズミがああ!!」
ピカチュウ「ピッカァー」
澪「ふふふ、ドアも窓も閉めてあるぞ。逃がすものか」
ピカチュウ「ウウウゥー」
澪「よくも律を…私の律を!おのれ、おのれ……!」
律「う……ピカチュウ」
澪「律!見てろよ、いま私が律のカタキを」
律「でんじは」
ピカチュウ「ピカ!」
澪「えっ」
 ビビビビビ
57:
澪「り、りぢゅ……にゃんで……」 シビビビ
律「ふぅー、いやあ、気づかれちまっちゃあ、しょうがないよな」
ピカチュウ「ピカピー」
澪「え゛……」 シビビ
律「澪にも教えてやるよ。ピカチュウの素晴らしさを、たっぷりと♪」
ピカチュウ「ピッカー♪」
澪「ひっ」
澪「いやああああああああぁぁ………………………………………あっ♪」
58:
?????????????????????????????
よくじつ!
律「ちーっす」 ガチャ
ピカチュウ「ピッカピー♪」
唯「あ、りっちゃん!とピカチュウ!」 だきっ
ピカチュウ「ピー!」
律「はは、唯は相変わらずだなぁ」
紬「でも、いいの?澪ちゃんがピカチュウちゃん見たら、また……」
梓「またトンちゃん巻き込むの、やめてくださいね」
律「ああ、それなら」
ガチャ
澪「お、みんな早いな」
梓「!」
59:
唯「み、澪ちゃん……」
澪「ん?」
ピカチュウ「ピカピー♪」 トテテテ
唯「あっ!こら!」
澪「……」
ピカチュウ「ピーカ?」
澪「ふふっ」 なでなで
ピカチュウ「ピカー♪」
唯「あっ、あれえ?」
61:
梓「澪先輩、ピカチュウ平気なんですか?」
澪「ん、ああ。いいんじゃないか?ピカチュウ」
唯「なんで?なんで?」
澪「ほら、こう見えて結構利口だしさ。それに」
唯「それに?」
澪「… //// 」
ピカチュウ「ピカー♪」 パチパチ
唯「あ、ほっぺから放電してるよ!機嫌いいってことだよね、これ♪」
澪「 ///// 」
62:
律「そうそう、ピカチュウがポケモンだからってさ、無駄に怖がらなくてもいいんだよ」
梓「律先輩」
律「こいつらは言葉が喋れないだけでさ、他はあたしたちとそんなに変わらないんだ」
律「楽しい時は笑うし、悲しい時は泣くし。目の前で泣いてる奴がいたら、慰めてくれるんだ」
律「ポケモンだからってさ、人間と違うから、凶暴な生き物なんだ、っていうのは……悲しい思い込みなんだよ」
梓「……そう…ですね。そうですよね」
紬「りっちゃん…」
澪(慰め… //// )
63:
唯「りっちゃん!私感動したよ!!」
律「いやあ、ははは」
梓「これからはポケモンだからといって差別したりしません!」
紬「まあ!梓ちゃん、本当?」
ドスン
梓「はい!見た目で判断するなんて、間違ってました!」
唯「私も私も!ポケモンにはやさしくするよー♪」
紬「あらあら、まあまあ♪」
ドスン ドスン
64:
ドスン ドスン ドスン
紬「実は私もポケモンを持っているのよ。とっても優しい子」
梓「え?」
唯「ふぇ」
ドスン ドスン ガラッ
カイリキー「ヨロシク」
梓「」
唯「わ……あ」
65:
カイリキー「オレ バンド ヤル タノシイ」
律「わ、わぁー…あ」
紬「あっちのほうもものすごいの。うふふ♪」
カイリキー「テレル テレル」
澪「……ゴクリ」
律「ゴクリ!?」
みんなガバガバになりました。
           完
6

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