【閲覧注意】後味の悪い話『華やかな手・堕天使の子守唄』back

【閲覧注意】後味の悪い話『華やかな手・堕天使の子守唄』


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6:
田村由美『X-DAYS』より 「4人の女」
ある富豪の男Aが死んだ。
その件に関して、召使の老婆Bが刑事に事情聴取を受ける。
Bは言う。
「旦那様を死に至らしめたのは『4人の女』です」と。
そして、淡々とBは過去を語り始めた。
幼くして母を亡くしたAは世話係の若かりし頃のBを「ねえや」と呼び、
本当の姉のように慕っていた。
BはそんなAを「坊ちゃま」と呼んで、かいがいしく世話をする毎日。
ある日、Aの父が後妻を娶った。後妻は若く美しく優しく、Aは夢中になる。
やがて後妻は子を身ごもる。「弟か妹が出来るんだ!」と喜ぶA。
そんな中、Aが育てていた蝶を観察していると、蛹の中から蝶ではなく
蜂が出てくる。
驚くAに召使の男が「ああ、寄生蜂にやられちゃったんですね」と説明する。
その後、召使の男とベッドで戯れている後妻をAは偶然目撃。
しかも、会話から後妻の腹の子がAの父の子ではなく、その召使いの
男の子であることも知ってしまう。
数日後、突如響き渡る銃声に屋敷の中は騒然となる。
「そんなつもりはなかったんだ…ちょっと悪戯してみただけだったのに」
そう言って泣くAの手には硝煙を上げる銃。
そして…その足元には血に塗れた後妻の亡骸が。
この一件は不幸な事故として処理された。
だが、Bは見た。冷めた目でAが「蜂の子はいらないんだ」と呟く姿を。
これが「1人目の女」。
27:
月日は流れ、Aは成長し思春期になり、年上の家庭教師の女と恋に落ちた。
家庭教師の女に旅行に誘われて出掛ける。
が、これは実は罠で、Aを人質にして家庭教師の女はAの家に身代金を要求する。
Aの父は「くれてやる金などない!」と一蹴するが、BはAの父の目を盗み金を作って
身代金を用意する。
犯人に身代金が支払われ、Aは無事戻ってくる。
犯人は後に死亡しているのが発覚する。(Aが殺した。それをBは察知する)
これが「2人目の女」。
事業を興し、成功するA。そんなAに群がる女達。
だが、すっかり女性不信になったAは目もくれない。そんなAを見守るB。
やがて、凍てついたAの心を解きほぐす女が現れる。Aと女は結婚する。
船上での華々しいパーティも終わり、その深夜、寝室に不審な影が。
それはAの妻になった女とその父だった。
「上手くいったな、で、手はずは整っているんだろうな?」
「ええ、保険金をたっぷりかけてあるわ、パパ」
「あとはこの船を沈めれば…」
ここで人の気配に気付き振り向いた二人の前にはAの姿が。
「馬鹿な、睡眠薬を仕込んだのに…!」
慌てふためく二人を前に、Aは冷め切った目で言う。
「俺に睡眠薬は効かない…ずっと服用し続けてきたんでね」
炎上する船。そして妻と義父を失ったAは莫大な保険金を手にする。
これが「3人目の女」。
28:
月日は流れ、AもBも年老いた。偏屈なAの傍に変わらずかいがいしく仕えるB。
Aと父は断絶状態であったが、クリスマスになると毎年贈り物が届き、Aはそれを
楽しみにしていた。
そして今年もクリスマスの夜が来た。Aは戯れにBを同じ食卓につかせ、話をした。
「B、お前のワインに毒を入れた。それを私が飲めといったらどうする?」
躊躇なくワインを飲み干すB。続けてAは言う。
「庭の池の向こうに咲いている椿を取ってきてくれ、今すぐに」
「はい、旦那様」
吹雪の中、池へ向かうB。池には氷が張っているが、それは薄く脆い。
それを承知でBは歩みを進める。
屋敷の中でAは思う。あの池の氷は人の重みに耐えられぬ。
極寒の中、池に落ちれば命はない、と。
Bを始末しようと思い立ったのは、Bに自分の今までの行いを他言されぬ為。
AはBの部屋にそれを臭わせるものがないか、始末に行く。
Bの部屋でAは愕然とする。机の中の見慣れた包装紙やリボン、カード…。
毎年贈られてくる「父からのクリスマスプレゼント」と同じそれら。
あの父が、そんな真似をするはずがないのに、どうして気付かなかったのだろう。
全てはBの仕業であったのだ。
氷の軋む音を聞きながら、Bは思う。
今年からはクリスマスプレゼントを贈れなくなってしまう、と。
足元の氷が割れ、Bは池に落ちる。そこに息せき切って駆けつけるA。
Bは驚き、叫ぶ。
「ダメです、だんなさ…坊ちゃん!」
「お前はずっと…変わらないでいてくれたんだな…ねえや」
「ダメです、私なんかの為に…!!」
Bを助け上げ、Aは死んだ。
29:
「そうです、私が『4人目の女』です…」
Bの目から涙が溢れた。
刑事はBを労わるように言った。
「Aさんは死の間際に、ようやく本当に欲しかったものを手に入れたんですよ」
Aの死に顔は、安らかだった。
一見美談ぽいが結局、Aの所業全部ばらしちゃってるのが後味悪い。
33:
曽野綾子「華やかな手」
黒田青志は障害者だ。
幼い頃不幸な事故により左手首を切断していた。
五年前、病床の母が青志に話があるといい呼びつけた。
曰く、あなたの左手を潰してしまったことを詫びたい、
親戚の法事に出かけるため赤子の青志を抱いて
確認不十分のまま車のドアを閉め、
その左手を挟み砕いてしまったこと、
一時は心中も考えたがそれは思いとどまったこと、
いくら詫びてもどうしようもないことだけど言っておきたかったこと……
物心ついたころにはすでに左手がないのが当たり前だったので、
そのことについて不自由とか劣等感を深く抱かなかった青志は、
「僕は今何も不自由していませんよ」と明るく答え、
それを聞いた母は「許してくださってありがとう」と
救われたような表情でかえした。
そのことは、逆に自分が成長するまでの三十年間、
母はずっと苦悩してきたのかと気の毒に思うほどであった。
父はそんな二人のやりとりを傍らで黙って聞いていた。
その告白の数日後、母は安らかに息を引き取る。
34:
その三年後、今度は父が病床に伏せ、
あの時の母のようにまた青志に話があるといい呼びつけた。
曰く、お前に真実を語っておきたい。
何かしら嫌な予感を抱く青志に父は真実を語りだす。
お前が左手首を失う十ヶ月前、つまりお前が誕生した時、
妙によそよそしい産婆さんから赤子を見せられたとき、
この子は華やかな手を持っていると思った。
それもそのはず、その子の左手にはどれが欠けてもいけないほど
立派な六本の指が揃っていたのだ。
名家の出であった母は「不具者を産んでしまい申し訳ありません、
実家のほうにも会わせる顔がありません」といい、悔し涙を流した。
産婆さんにもお金を包み、口封じしてくれと頼む母を見て、
子が産まれた喜びより、世間体を恐れていると思った。
自分と母の間で、赤子に対する思いがくいちがっていた。
そして自分が仕事で家を空けている時、お前の左手首は
「不幸な事故」によって切断された……
ほんとうにただの過失であったのかもしれない。
だがこの「不幸な事故」は目撃者もないし、
自分の内に「不幸な事故」を望む心が全くなかったかといえば自信がない。
だからその責任を母に全部押し付けてしまったことが申し訳ない……
父もまた、母と同じように青志に詫び、同じように数日後息を引き取る。
青志は自分の三十年の人生を不幸に思ってはいなかった。
だが父の告白は、彼が今まで家族だと思っていた人や
それまでの人生について疑問を抱かせ、暗雲を立ち込めらせるのに十分であった。
---------
自分の勝手で息子の手を潰した上に、死に際にその苦悩から解放されるために
息子にそれを押し付けるなんて最悪の両親だと思った。
39:
やっぱりウルトラマン・23話「故郷は地球」でしょう。
おおまかな話は、国際平和会議に参加するメンバーが乗っている飛行機、船が原因不明の事故を
起こしていた。そこで科学特捜隊が調査を行った結果、見えない円盤がいることが分かった。
新兵器を使って見えた円盤から現れた怪物を見たアラン(科学特捜隊パリ本部から派遣された)は
「ジャミラ!」と叫んだ。
夜になり、アランの口から詳細が語られた。某国で打ち上げられたロケットが消息を絶つという事件がが
起こったそのロケットに乗っていた宇宙飛行士の名前がジャミラだった。その国は世界からの非難を恐れて
その事実を隠蔽したのだ。しかし、ジャミラは灼熱の星で人類に対する怨みと呪いを心に秘めて生きていた。
そして改造したロケットを使って帰ってきた。
この話を聞いたイデ(科学特捜隊の隊員)は、「ジャミラと戦うのはやめだ」と言うが、アランの口から語られた言葉は、
「ジャミラを宇宙から来た一匹の怪獣として葬り去れ」
翌朝、口から火を吐いて村を焼き払うジャミラを見てイデは叫んだ。
「ジャミラ、てめぇ人間らしい心はもう無くしちまったのかよーーっ!!」
41:
>>39の続き
ジャミラが水に弱いことを知った科学特捜隊は、国際平和会議場に着いたジャミラに対して
人工降雨弾を使った。苦しむジャミラだが国旗を踏み潰していた。
これを見たハヤタ(主人公)はウルトラマンに変身して、ジャミラにウルトラ水流を放った。
悶絶するジャミラにウルトラマンは水をかけ続ける、とうとうはいつくばって断末魔うめき声(赤ん坊のような声)を
あげながら国旗を握り潰そうとするところで息絶えた。
国際平和会議は無事に開催され、ジャミラの墓も作られた。その墓碑にはこう書かれていた。
「人類の夢と科学の発展のために死んだ戦士の魂ここに眠る」
しかし、イデの心は晴れなかった。そしてこうつぶやいた。
「犠牲者はいつもこうだ。文句だけは美しいけらど・・・」
ウルトラシリーズで怖いのは?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4635869.html
52:
宮部みゆきの短編集「心とろかすような」の「マサ、留守番する」
小学校でウサギ殺しの事件が起きて、短編集の主人公である元警察犬のマサが
事件解決のため動物たちに聞き込みをして解決していく
この話で後味悪いと感じたのは、本編ではなく雑種犬ハラショウの末路
ハラショウは鉄工所の鉄くず置き場に一度も散歩に連れられたこともなく、また
主人の機嫌が悪い日は虐待をされる日々を送っている
ロクに餌も与えられず、その体も痩せこけていた
彼にとって世界は鎖でつながれた一メートルまでで、犬の種族分けもわからない
唯一判るのは同じ家で飼われた彼がひそかに恋焦がれるプードルの雌犬だけだった
ちなみにそのプードルはハラショウとは違い、とても可愛がられている
それを知っているマサは、ハラショウは主人にとってストレス発散の道具でしかないと
思い、常に焦燥感に駆られていた
それから二日後の夜、事件が終わりハラショウの様子を伺いにきたマサは愕然とする
ハラショウは鎖につながれたまま横たわり、冷たくなっていた
マサは通りすがりの猫に事情を聞く
ハラショウは主人にいつもより酷く殴られ、夕飯も貰えないまま放置され、暗くなる前に
息絶えていたという
猫は馬鹿な犬だ、逃げればよかったのに。と言うがマサはこう思う
ハラショウはここしか知らなかった。他の生き方があることを知らなかったのだと
マサはそのまま朝までハラショウの傍に座り込んだ
ハラショウは朝になっても目を覚めることなく、そのまま横たわったままだった
なんつーかハラショウに何の救済もないのが後味悪い
口調が明るくていいヤツ(犬)なのがまた読んでいて辛かったよ・・・
64:
>>52
犬好きにはへこむ話だね
53:
映画「スクール★デイズ」
メモにまとめていたら、かなり長くなってしまった。スマソ
晴生は0歳で芸能デビューをし、天才子役として一世を風靡した。
しかし、3歳でプレッシャーのためにノイローゼになり、加えて
両親が晴生の教育方針を巡って対立し、仲は険悪に。
いろいろな問題に巻き込まれた晴生は、普通の子供に戻りたいと
8歳で世間に惜しまれながらも芸能界を引退する。
しかし、そんな過去を持っているために、晴生は高校に入ってひどい
いじめに会う。友人は、同じくいじめにあっている写真部の佐治だけ。
両親の仲は以前にも増して崩壊していた。
母親はあやしい健康法にのめりこみ、今は豆腐に夢中。いつも電話ばかりし、
晴生を見ようとしない。
父親は外に愛人を作り、家庭を顧みず会話も全く無い。
そんな生活を変えたくて、晴生は赤ん坊の時に出演したことがある
長寿人気学園ドラマの最新シリーズ「はみだし!スクール★デイズ」の
オーディションを受ける。
晴生の経歴や現状をおもしろがられ、オーディションはみごと合格。
晴生は自分と同じ名前のキャラクター役を与えられる。
54:
ドラマの中の「晴生」は、晴生と同じいじめられっこ役。
ドラマの主人公は、熱血教師である「鴻ノ池先生」
鴻ノ池先生を演じるのは、俳優の赤井だった。
赤井は天才俳優で、本番以外では一言も喋らず、役に集中している時は
台本が透けて見えているという噂まであった。
晴生はそんな赤井に傾倒し、また、自分の役にも没頭していく。
ドラマで人気者になれば、片思いの相手である夏美に振り向いてもらえるかも
しれないという希望を抱きながらも、その現実が変化することはなかった。
相変わらずいじめ・パシリは続く。いや、晴生がドラマに出ているからと、
いじめは更にひどくなっていく。
ただ、ドラマの撮影がある晴生は学校にいないことが多くなり、その代わり
佐治がいじめられる対象の中心になっていった。晴生はドラマに夢中で、
そのことに気がつかない。
55:
ドラマの台本には、晴生にとって魅力的なせりふが多く書かれていた。
特に鴻ノ池先生の言葉は、心にしみた。
現実の先生は無気力で、いじめを見て見ぬふりをしている。しかし、
鴻ノ池先生は違う。
「痛みを知る人間は、人の痛みが分かる。お前は痛みを知っている。
だから、ほかの人間よりも人の痛みが分かるんだ」
鴻ノ池先生は、晴生の欲しい言葉をくれた。
いじめられているとき、両親が自分を見てくれないとき、晴生の現実に、
鴻ノ池先生が徐々に入り込んでくる。そして、欲しかった言葉をくれる。
いつしか晴生の現実の世界には、鴻ノ池先生が現れるようになっていった。
晴生はますますドラマにのめり込んでいき、スタントマンを使うはずだった
階段を転がり落ちるアクションも自分でやると言い出した。
そうでないと、現実感が出ない、と。
監督が止めるのも聞かず、晴生はそのアクションシーンをやりとげた。
結果は、見事に成功。晴生は監督に手放しで喜ばれ、褒められる。
しかし、実は肋骨を骨折していた。役のためにやせ我慢していたのだ。
家に帰れば、相変わらず母親は電話中。電話の相手に豆腐がどれだけすばらしい
食材か、熱弁している。
父親は遅くに帰ってきた。今日はどの女の上で腰を振ってきたのだろう。
56:
そんな二人を見て、晴生は自室で泣く。その時、鴻ノ池先生が晴生の前に現れた。
彼の姿に勇気づけられた晴生は、階段を下りてキッチンにいる両親の元に行った。
電話をしている母親の前に行き、電話を奪う。電話から聞こえてくるのは時報。
母親は、ずっと電話をしている振りをしていたのだ。
冷蔵庫に敷き詰められた豆腐を両親に投げつけながら、晴生は叫ぶ。
「お前らは狂ってる!」
台本は、何度読んでも透けて見えることはない。
次のシーンは、いじめっ子をナイフで刺してしまうシーンだ。
晴生はそこでもリアリティを求め、監督に訴える。こんな、偽物のナイフではなく
本物のナイフを使いましょう、と。
もちろん、監督は了承しない。それどころか、晴生のこの役にかける熱意が
どこか狂気じみていることに感づき始め、おそれているようだ。
監督に許可を得られなかったが、晴生は本物のナイフを使った。結果は失敗。
晴生は手にケガを負ってしまい、監督にしばらく出番は作らない、と言われる。
気落ちした晴生が学校へ行くと、佐治が待っていた。佐治は、どこか様子が
おかしかったが晴生は気がつかなかった。
教室へ行くと、いじめっ子たちが待っていた。そのまま、屋上へ連れて行かれる。
いじめっこたちに囲まれる晴生。いじめっこのリーダーは、写真の束を晴生に見せる。
それは晴生がこっそり佐治からもらった、片思いの相手・夏美の隠し撮りだった。
実は、その写真を晴生が持っているといじめっこたちにチクったのは、
親友であるはずの佐治だった。
57:
その時、誰かが屋上のドアを開けた。それは、夏美本人だった。
彼女は冷たい目で晴生を見、リーダーの元へ行く。
「この女は俺の女なんだよ! キモいんだよ、お前!」
リーダーはそう言って、晴生を馬鹿にしながら蹴りを入れた。
たが、晴生は以前の晴生とは違っていた。今、自分には鴻ノ池先生がいる。
晴生には、見えるのだ。そこに鴻ノ池先生の姿が。
鴻ノ池先生は、以前言った。
「痛みを知る人間は、人の痛みが分かる。お前は痛みを知っている。
だから、ほかの人間よりも人の痛みが分かるんだ」
晴生のポケットには、撮影の時に持ち込んだナイフが入っている。
リンチを加えられながら、晴生は思う。
自分はこうして痛みを知っている。だから、彼らも痛みを知るべきなのだ。
晴生はナイフを手にし、その人を刺した。
ナイフは、夏美の腹部に刺さっていた。
「お前たちも、人の痛みを知れば良いんだ……そうだよね、鴻ノ池先生……」
晴生の目の前には、まだ鴻ノ池先生がいる――。
佐治はこの事件のスクープ写真を撮って、マスコミから金をもらった。
学園ドラマの出演者が傷害事件を起こし、連日報道される晴生。
しかし、そんな晴生を、鴻ノ池先生は救ってくれなかった。
現実の世界では、鴻ノ池先生は無口な俳優、赤井なのだから……
58:
結構前に見た映画なので、かなり脳内補完入っています。
明るいポップな学園コメディかと思いきや、晴生がだんだんと狂っていく
過程が怖かった。
67:
googooガンモのラストは後味が悪かった
ガンモの正体が実は卵で、主人公の少年は卵を温める役だった
最後、成長しきったガンモが割れて中から無数のフェニックスが飛び立つシーンは
子供心にショックだったよ
オカルト的ではないかもしれないけど、かわいいキャラが光って破裂するシーン
何?あれって感じ
169:
>>67
そんな話だったっけ?
171:
>>169
そんな話だったよ。アニメ版は全然違うラストなんでそっちと混同してるのかもね。
68:
ずいぶん前にやったゲームのエピソードの一つ。
主人公は不老不死(頭つぶされたら死ぬけど)で、
何度も転生する恋人を探して何百年も旅をしている。
主人公は人間とは比べ物にならないほどすごい力を持ち、
自分の牙を刺すと、そいつを使い魔にする力を持っていた。
しかし、彼は使い魔をもつことを嫌い、その能力はほとんど使っていない。
ある日、主人公は小さな村に流れ着いた。
最近、その村の近くにある廃墟にいった村人が
誰一人として帰ってこないという事件が起こっている。
その話を聞いた主人公は、早その廃墟に向かう。
廃墟を探索し、奥の部屋へ行くと、目の前に恋人がいた。
恋人の方へ駆け寄ると、なぜか突然斬りつけられる。
それでも恋人に近寄ろうとする主人公。
気がついたら廃墟の外にいた。
偶然通りかかった少女が助けてくれたらしい。
少女によると、ここの化け物は、相手の「一番大切な人」の幻覚を見せて、
スキができたところを攻撃してくるらしい。
70:
主人公と少女は村に戻った。
そして、主人公は怪我が治るまで
少女の家に居候することになった。
その間、主人公はできる範囲の村の手伝いをしたり、
少女と遊んだりして穏やかに過ごした。
少女は明るくて人懐っこい子で、
人間ではない主人公にも優しく接してくれた。
少女は、格好よくてやさしい主人公に惹かれていった。
その思いを主人公にぶつけるが、断られてしまう。
ついに主人公の怪我が治り、化け物を倒しに行く日がやってきた。
しかし、そこに少女はいなかった。
「あの子にお礼言いたかったのに」と残念に思いながら、主人公は廃墟へと向かう。
奥の部屋に行くと、また恋人の幻覚が見える。
こっちに来て…と誘う恋人の幻覚。
主人公は幻覚にとらわれてしまい、戦意をなくして幻覚の方へと近づいた。
そして、化け物の刃が主人公切り裂こうとした。
しかし、切り裂かれたのは主人公ではなく少女だった。
少女はこっそりと主人公の後をつけていて、この廃墟に入ってしまったのだった。
あまりの光景に目を覚ます主人公。
少女はひどい怪我を負い、もう虫の息だった。
71:
主人公はふと昔のことを思い出した。
あの時も今と似たような光景で、
戦いに巻き込まれて大怪我を追った少女が足元に転がっていた。
あの子はもう助からないだろう、と思った瞬間、
無意識のうちに少女の首に噛みついた。
だけど、主人公はその時から使い魔という存在を恐れていて、
使い魔となった少女のことを受け入れることができなかった。
だが、主人公は少女が死につつあるのを見て、
無意識のうちに少女に噛みついてしまった。
少女は目を覚まし、こう言った。
「マスター、ご命令を。」
少女は主人公の使い魔になった。
すっかり変わってしまった少女を見て主人公は絶望した。
主人公と少女は協力し、化け物を倒すことに成功した。
しかし、少女は人間ではなくなってしまったので、
もう村に帰ることができない。
結局、少女は廃墟に残り、一人で村を守ることになった。
(使い魔になった少女はほぼ不老不死の体)
主人公は恋人を探すために旅立った。
少女は、「近くにきたら遊びに来てください。」といい、
旅立つ主人公を見送った。
少女はずっと一人でいるのかと思うとカワイソス。
あと、主人公がまた同じ過ちを犯しちゃったというところが後味悪い。
86:
洋画の「スケルトン・キー」
本編に絡んで来る後味悪いエピソードひとつ。
昔、大企業の社長が大きなパーティーを開いていた。
途中自分の幼い息子と娘がいない事に気付き、参加者総出で探し始める。
すると、屋根裏部屋で黒人の召使い夫婦が
息子達にブードゥーの儀式を教えている所を発見する。
子供達は「僕達が教えてくれって頼んだんだ」と叫んで止めるが、
激怒した社長、庭に黒人夫婦を引きずり出し、首に紐を掛け木に吊す。
足をばたつかせ暴れまくる黒人夫婦。
参加者達は思わぬ余興に喜びはやし立て、口に入れた酒を吹きかける。
黒人夫婦には火がつけられ、もがき苦しみ絶命する。
実は既にブードゥーの呪いによって黒人夫婦と息子達は入れ替わっており、
社長が余興で殺したのは自分達の子供でした…ってエピソード。
154:
ある女性誌で「わたしはコレで痩せた!」という特集をやっていた。
その中のひとつの投稿。
旦那が酔っ払ってトイレで吐いてしまいました。酔っ払いのゲロはとても
臭く、トイレ掃除をするのはとても辛かったです。便座カバーにゲロが
かかって激しく臭かったので、息を止めてそのカバーを外したのですが、
息が辛くなってつい息をしてしまいました。
ゲロの臭いが直撃。激しく嘔吐しました。
そして、ふと気づきました。これは…もしかしたら使えるかも♪
そのカバーをナイロンの袋に入れ、しっかりと袋の口を縛りました。
翌日の朝食をたっぷりととったあとで、その袋の口をそっと開いて
顔に当てて思い切り息を吸いました。思ったとおり激しい吐き気に
襲われて、朝食に食べた分はすっきりと嘔吐。
食べたいものを食べて好きなように吐ける魔法の袋を手に入れました。
順調に痩せてきて嬉しいです♪
そんなやり方で痩せて、本気で嬉しいんだろうか。
160:
>>154
そういうやり方って、拒食症の引き金になると聞いた覚えがある。
満腹しても、無理矢理吐き出すから、体のバランスが狂ってくるんだと。
225:
ピアノ弾きが手を怪我、で絡みで久々に思い出した。
もう10年近く前の話。
当時の彼と別れた時、貰った指輪やらなんやらの処分に困ってる話を
職場でしていた。
「返そうとしたら売れば?と突っ返されてさー、でもぶっちゃけ売れる程
 いいもんじゃないんだよね(元宝石店勤務なので…)いっそ捨てようかと
 思ってんだけどさ」
とみんなで笑ってたんだが、その場の話の流れと勢いで、バイトの子が
勿体ないからと貰ってくれることになった。
あんまり縁起いいもんじゃないかもよ、と言ったけど
そう言うの一切気にしないから?とのことで、一応「洗って、磨いて、塩をふって」
から渡した。
もう予想がつくと思うけど、その子は音大ピアノ専攻で先生を目指してる
女の子だった。
サイズもピッタリで使ってる石も色もデザインも好みと嬉しがってくれたが、
初めて着けたその日に事故にあい、つけていた右手をバイクに轢かれて大怪我。
リハビリで日常生活には支障なくなるものの、ピアノは無理とのことで
田舎に帰ることになってしまった。
指輪のせいじゃないとは解ってるが、後味悪かった。
【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?『ドルフィンリング』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4665737.html
235:
>>225
短編小説とかだと、実は元カレが指輪に呪いをかけてた―とかいうオチがつきそうな
実際指輪は無関係なんだろけど、寝覚め悪・・・
303:
「そして誰もいなくなった」(アガサ・クリスティ原作)
10人の男女が孤島に招待される。
島に着き、一同が顔を揃えたところで何者かによって一人一人の罪を暴露される。
それからある者は殺され、ある者は良心の呵責に耐えかね自殺し、
客人たちは一人また一人と死んでいく。
誰かが死ぬたびに同じく数を減らしていくインディアンの人形。
(童謡に見立てた連続殺人事件である)
10人の中の誰かが犯人だということで客人たちはどんどん疑心暗鬼に捕らわれる。
最後に残った二人の男女、女は相手が犯人だと確信し男を殺して安堵するが、
その後女も殺されて「そして誰もいなくなった」
真犯人は割と早い段階で死んだと思われていた人物…罪を裁く役割に相応しい人物です。
客の一人である医師と組んで死を偽装し、自由に動き回って殺人を続けていました。
医師はその真犯人のことを信頼するに足る人物と考え協力していたのですが、
だまされていたわけで結局殺されました。
345:
洒落怖スレより
長いので2レスに分けて
797 本当にあった怖い名無し sage 2006/09/09(土) 00:27:41 ID:TmoZ5FN70
おれの母親の怖い話
初めに、おれは今二十歳過ぎ。パートとして施設で働いている。父親は厨房の頃からいない。
母親は今でも。毎日休み無しでおれの生活援助や妹の将来のために働いている。
休日にたまに会って一緒に飯を食ったりするし、今でも電話なんかでおれの愚痴を聞いてくれている。
専門学校に通う費用も、その時の学生寮費も全て払ってくれた。今でも家賃以外の生活費とおれの携帯代を払ってくれてる。
いい母親だ。以下はほとんどおれが厨房、工房の頃の話。
・おれが高房の頃、学校でイジメにあったりしてて精神的に荒んでた時
 (もうよく覚えていないが、母親や妹に愚痴なり暴言なりかなり吐いてたと思う。)
 夕飯に鍋が出た、その時母親と口喧嘩みたいなことになり、おれは鍋の汁をおたまで
 母親の顔にひっかけた。母親はものすごい勢いで「あっちぃ?!」と叫び、台所で額の辺りを冷やした。
 その時おれは笑っていたらしい。妹、そしてある程度落ち着いた母親に
 「なんでこんなことして笑ってられるんだ」みたいなことを言われたのは覚えている。
 ただなぜかその時のクズみたいなおれが怖いんじゃない。
 「あっちぃ?!」と叫んだ母親の当然の変化が異様に怖かった。
・これも高校の時。毎度の母親との口喧嘩の最中、おれがかなり母親を罵ったのだろう。
 母親、怒りの口調と表情でおれに一言「殺すぞ」。
・妹から聞いた話 母親はおれが工房の頃は、よく「あいつ(おれ)本当に殺そうと思ったよ」などと妹に愚痴っていたらしい。
・専門に通っていた頃の話。電話で母親にいつものように愚痴っていた。
 母親、普通のトーンで一言「殺すぞ」。
346:
おれが今の職場で正職員になり、昇給して完全に一人で暮らしていけるようになるには、
とある「資格習得」が必須。
予想できるだろうがその資格習得のための資金も母親が負担してくれている。
これも案の定だろう、おれはその資格習得の講習に行っていない。メンドイのだ。
おれはきっとロクな死に方をしない。
だが、母親より後に死にたい。
375:
どこかの板で読んだ話。秋篠宮さまの子どもが生まれて
どこかの病院の赤ちゃんの新生児室のようすがテレビで流れているのを
見ていたら思い出した。
子どもを産んだ母親の書き込み。
新生児室の隣の授乳室で子どもに授乳した。
新生児室には子どもが数人いた。授乳の時間だったので他のおかあさんたちも
授乳にくるだろう。ふと、いたずら心が起きた。
大き目の赤ちゃんと小さ目の赤ちゃんが並んでいたのでこっそりと取り替えた。
そのまま授乳室で見ていたら、大きいほうの赤ちゃんのお母さんが来て
赤ちゃんを抱き上げた。
お母さんは「あれ?」と言う顔をしてそのまま立ち止まった。
すぐに小さめのお母さんが来て、子どもを抱き上げた。
やっぱり「あれ?」と言う顔で立ち止まった。
お母さんたちはお互いの赤ちゃんが入れ替わっている事に気づいて
不思議そうに赤ちゃんを取り替えていた。
お母さんたちの不思議そうな顔がおかしかった。
…この書き込みで、なんて事をするんだ!と思ったんだけど、
その後にそれはいけないことだと言う書き込みが続いたら、
「ちょっとしたいたずらなのになんでそんなひどい攻撃をするのよ!」と
書き込んだ人がキレまくっていたのが後味悪かった。
ネタだと思いたかったけど、なんともいえない真性っぽさが怖かった。
410:
>>375でおもいだした
うちの姉が出産したとき、新生児室から病室に赤ちゃんを運んできての授乳だった。
ある日、姉が授乳を終えてオムツを交換するために開いたら。
甥っ子にあるはずのものがなかった・・・
看護士さんが間違えて違う赤ちゃんを連れてきてしまったらしいが、産後数日で疲れていたし、
ずっと一緒にいたわけではなかったので「こんな顔だったかな?」なんてまるで疑問にも感じなかったらしい。
正直こういうことのもあるんじゃないかと思う。
412:
昔は赤ちゃん取り違え事件なんてのもあったしね。
>>375に出てくるバカ母はそういう悲劇を知らないのかね。
429:
>>412
病院が火事になって、5人の赤ん坊が取り違えられてしまうかもしれないのにな。
430:
>>429
まあ、結局邪悪の神々のでっち上げだったんだけどな。
388:
今日やってた2時間ドラマ、途中から見たので序盤はよくわからないんだけど。
金融業者の中学生の娘が誘拐される。
身代金は1億円、金融業者は払おうとするが犯人逮捕を優先する県警の邪魔が入り受け渡しは失敗。
娘は死体で発見された。
娘は誘拐されてすぐ殺されており、前科2犯の男が逮捕される。
1年後、逮捕された男は1審で死刑を言い渡されていた。
その男の国選弁護人を引き受けた弁護士は調べていくうちに死亡推定時刻が間違っていることを発見する。
そして捕まった男の自供は刑事に示唆されたもので、これは冤罪だと思うようになる。
死亡推定時刻の違いを証言するはずの証人は裁判で証言を翻す。
身代金受け渡し失敗の後に娘が死んだことになるのは警察の責任を問われるのでまずかったのだ。
無実の男を救うために弁護士は金融業者の妻に会う。
妻は事件の後で離婚していた。
脅迫電話を受けたのはこの妻だが、そのときの声は捕まった男とは違っていたと言ったが、当時はとりあってもらえなかった。
何か知っていそうな妻に更に問いかけると金融業者の兄の声に似ていると言う。
金融業者の兄は県警の刑事であり、もう20年も仲違いを続けていた。
原因は弟が事業のために母親の土地を担保に入れようとしたため。
その兄が誘拐事件の前に金融業者を尋ねて来ていた。
兄には病気の娘がおり、すぐにアメリカで手術しなければいけなかったが兄には治療費がない。
何でもするから1億貸してくれという兄に金融業者は警察の情報を流してくれるという念書を書くなら貸してやると条件をつけた。
それだけは出来ないと兄は拒否する。
その3ヵ月後に兄の娘は死んだ。
389:
結局犯人は金融業者の兄。
弟が自分の娘のためには1億出すのか見てみたかったから。
しかし、金融業者は金を出さなかった。
それが警察のせいだと気がついたのは殺してしまった後。
金融業者の娘はとても良い娘で、本当は殺したくはなかったが逃げ切れないと思い
睡眠薬を飲ませてから殺していた。
本当は金融業者の方も薄々兄が犯人ではないかと思っていた。
金融業者は人を雇って兄を殺そうとするが、
弁護士は兄と一緒に金融業者のところに行き、真実を話させた。
その後弁護士は自首させようと兄と警察に向かうが、
途中の横断歩道で兄はフラフラとトラックの前に歩き出し、轢かれる。
2審の判決は死刑ではなく無期懲役。
でも本当はその男は無実。
弁護士は控訴すると言い、真実を知っている唯一の人間である金融業者に協力を頼む。
兄は自殺なのかと尋ねる金融業者にそうでないと信じたいと弁護士は答えて終わり。
弁護士は金融業者を憎んで、兄は人を殺したこと以外悪いことはしなかったとか言うけど、
その人殺しが問題だし。
それに最後は明らかにに自殺に見えるのに
そうじゃないと信じたいってトラックの運転手がかわいそうだし。
金融業者は本当はお金を貸そうとしたけれどその時はもう手遅れで兄の娘は死んでしまったとか、
刑事の兄も娘の命と引き換えなんだから情報くらい流せよ、1億は大金だと思ってみたり。
2時間見たわりには真相がつまらなかったのが一番後味悪かった。
403:
>>389
原作はもっと酷いよ。
大体の筋は同じだけど、
冤罪に至る経緯とか。捕まった青年の親のその後とか。
それに原作だと犯人は兄だってわかるんだけど、
土建屋の弟は何もしないで終わる。
兄も自殺せずだったはず。
弁護士が書いた小説だからすげーリアルに警察のやり方を書いてる小説なんだよね。
476:
知人の勤め先の先輩の息子の話
頭脳明晰でスポーツ万能、将来は医者か弁護士かと言われていた優秀な息子A
地元では有名な進学校の受験も難なくパスし
同じく入学した近所に住む幼馴染にして親友Bと共に野球部へ入部
家族ぐるみで付き合っているBと切磋琢磨し、文武両道をこなす
高校生最後の暑い夏の日 部活中に事件は起こった
少しふらついたかと思った次の瞬間、Aがどさりと倒れ込んだ
思うように進まない練習と暑さで監督の怒声が飛び、BはAを庇うように木陰に連れて行った
Aの意識はない
どうも様子がおかしいと思ったBは監督に進言するが、苛立っている監督は取り合わなかった
それどころか監督は親友に付き添っていつまでたっても練習に戻らないBまで責め始めたので
BはAのことが気になったがとりあえず声をかけて練習へ戻った
これがいけなかった
脱水症と熱中症を起こしたAはそのまま帰らぬ人へ
将来有望だった自慢の我が子を失ったAの両親は学校側と監督の責任として訴え
監督に進言したというBの証言が決め手となり第一審(というのかな?)は勝訴
もちろん学校側は控訴したがAの両親が勝つのは目に見えていた
478:
裁判というのはとても時間がかかるものだ
息子を若くして亡くしたA家族を思い遣ってBもBの家族もA一家を支え続けていた
しかしいつの頃からかBもB一家も、A家族に対しとても余所余所しい態度をとるようになった
どうしたのだろう?Bの受験もあるからぴりぴりしているのだろうか?
そう思った矢先だった
裁判でBが証言を翻したのだ
「Aの様子がおかしいと監督に伝えると監督は僕に
 『Aを木陰で休ませてやれ、冷たい水を飲ませてやれ』と指示を出しました
 僕はその通りにしました」
この証言で学校側が逆転勝利
なぜ?どうして!葬式の時に一緒に戦ってくれるって言ったじゃないか!
小さい頃からずっと一緒でBはAの親友だったじゃないか!どうしてあんな嘘をつくんだ!
息子の恨みを晴らしてくれるって言ったじゃないか!
A両親はBを責め立てたがBは黙って目を逸らすばかり
B一家との関係は最悪な形で終わり、人間不信に陥り悲嘆にくれるA家族
そしてある日A家族の耳に入った風の噂
「B君って進学せずに就職したんですって。公務員になったらしいわよ」
481:
>>478
Bが控訴審で証言を翻した理由がわからん
そっちの証言の方が事実かも知れんけど、何で最初は黙ってたんだ?
最近は部活動中の突然死がいくつも起きているんだし
水を飲ませる飲ませないじゃなく、そこで監督が適切な処置
(保健室に連れて行く、医者を呼ぶetc)を怠った時点で
監督者の責任は追及できるんじゃないのかなあ
法律のことはわからんので的外れならご容赦
540:
動物の話が多いのでおれもひとつ
うちの雑種猫(オス)には可愛い通い妻(雑種)がいる
とても仲が良く、ふと庭を見ると2匹並んで座っていたり
季節が変わると子猫も生まれ、
何かと面倒見がいいうちの猫はオスのくせして遊んでやったりと子供の世話もわりとしていた
ある日うちの猫が喧嘩で胸あたりに怪我を負った
弱いくせにどうして逃げん?と軽く説教して怪我を確認 
それほど深い怪我ではないので通い妻に引き渡した(うちは少々の怪我なら放置している)
通い妻は心配そうに夫猫に擦り寄った
ごろりと横になるうちの猫の怪我を察すると甲斐甲斐しく舐めている 
うちの猫は傷に触れられて痛いのか嫌そうに耳を下げたが妻の善意での行動なのではっきり拒否れない様子だった
それから何日か経ってうちのおかんが「ゴルバチョフ(猫の名前)がご飯を食べない」
言われて注意して観察すると本当に元気がない
「どうした?ゴルよ」と思ってだらりと抱え上げると、大きく広がったあの日の傷口
直径100円玉ぐらいの大きな穴がぽっかりと開いていた
直感で頭に浮かんだのはこいつの愛妻の甲斐甲斐しい看護
次の日にもちろん病院へ連れて行ったよ
そして今も元気です
541:
>>540の続き
これを人間に置き換えるととても怖いですねってことで
本当に心配してその人の為を思って行動しても、
知識がなければ相手を殺してしまうかもしれない
しかも後味が悪いのは、完治するまでゴルを家から出さなかったら
愛妻が狂ったように家の周りをぐるぐると鳴き叫んでたこと
ゴルを病院へ連れて行くときに、これまたゴルも車嫌いだから大騒ぎして
それ以来ゴルはともかくゴルの妻からは顔を見せるたびにシャーッと敵意むき出しにされること
おれがとっとと病院に連れて行かなかったからこうなるんだ と言われればその通りですがねー
542:
興味深く読んでいたが「ゴルバチョフ」で吹いたw最初に言っといてよー唐突杉wwww
563:
タイトルも作者名も覚えてないけどごめん。実在の人物を元にした河出書房の小説。
江戸時代の話。主人公は売れっ子の役者で美形。
ツンとして無愛想だし全部を見下しているような高慢な性格。
けれど美形なのでそれが様になってる。それと物を食べる行為が嫌い。(でも食べる)
性格が悪いので悪友の女遊びが激しい職人が一人いるくらい。
ある日、片足に異変を覚える。おかしいと思いながらも、
プロ意識は高かったので包帯を巻いて仕事をする。
どうにもならなくなり医者に見てもらうと「手足が腐る病気。
いずれ他の手足も腐る」と診断される。
それでも役者を続ける主人公。ついに片足が完全に腐り切断。
だが彼は役者を辞めなかった。団長はしぶるも、片足の役者も斬新かと認めてくれる。
生活に不自由が出てきて困っていた時、昔の女が世話を焼きに来てくれた。
彼の子らしい男の子まで引き連れて、高慢の主人公はいぶかしながらも仕方なく女と生活し始める。
だが、それでも徐々にその女を愛しいと思い始めていた主人公。
そして他の手足も腐ってきた。片腕も切り、ついに残った足も根元から切断。
いよいよ女がいなければまともに生活できない。
だが女は「片足だからそれが艶っぽくて良かった。両足がないのはただのカタワww」と子供を連れ出て行った。
その時、子供が自分の子供なんかではないことに気づく。彼女にとって子供は一種の道具だったのだ。
564:
もはや意地で役者をする主人公。
観客は頑張る自分を応援してくれているんだ。
ある時、演技中に尻餅をついてしまう。衣装ははだけ、みっともない姿だった。
だが自分ではどうにもならず動けない主人公。
その時、客席から笑いが起こる。客は応援していたのではなく面白くて見ていただけだったのだと彼は悟った。
しばらくし、ついに彼は芋虫状態になった。
劇団の人間が食事は運んでくれていたが、健常だったころの素行のおかげで誰も世話は焼いてくれない。
嫌悪していた食事がこれほど大事だったなんて。
犬のように這い、むさぼる彼は痛感する。
時は経ち、誰も彼を見なくなった。
動けない彼の周りには汚物が散らばり、悪臭の部屋に転がるしかない芋虫に美しい頃の面影はなかった。
だが時折、悪友の職人がひょいと陽気に顔を出す。
笑う彼には鼻がなかった。梅毒の彼はヘラヘラと出て行く。
それを見送る主人公。
主人公は後、発狂して死ぬ。
終わり。
かなりうろ覚えで話の順番とか詳細が違うかも。
568:
手足が腐り落ちる病気って、現代医学での病名は何?
569:
>>568
バージャー病で検索してみ
いろいろわかる
570:
サンクス。
糖尿病の末期ぐらいしか思いつかんかった。
571:
>>570
発端はバージャー病で末期は糖尿病も発症したみたいだね
バージャー病から糖尿病を併発するのは稀にあるらしいけど
現在医学でも田之助の症例は、進行を押さえて手足の切断を
回避するのが精一杯・・・だとか
江戸末期?明治初期の時代ではどうしようもなかっただろうけど
容姿と粋が全ての役者で、手足が一本一本腐っていく精神的
肉体的苦しみはいかばかりか、と思うよ
597:
ひさうちみちおの初期作品。「ヨセフ」というタイトルだったと思う。
ヨセフというのは勿論マリアの配偶者でイエス・キリストの育ての親。
結婚前に婚約者マリアが妊娠したので怒るヨセフ。
ところがマリアは「神様のなさったことを否定するのか!」と逆ギレ。
不貞をなしたんだろう、と疑い続けるヨセフの前に、天使と思しき人影が
現れ、マリアのお腹にいる子供は本当に神様の子供だから、と言う。
しかしヨセフの疑いはまだ解けない。その天使だって、マリアの親戚の
おっさんか誰かが天使のふりをしただけに違いない、と。
結局お腹の大きなマリアと結婚する。非常に恥ずかしい思いをしながら。
そしてイエス誕生。ちょっと情が沸いて赤ん坊を抱っこしてみようかな、
とヨセフが手を伸ばすが、マリアは拒絶。
「これはあなたの子供ではなくて神様の子です!」
そこに三博士や羊飼い達がお祝いに駆けつけ、ヨセフは『あんた部外者』
という感じで邪険にされる。
みんなに囲まれて女王のように微笑むマリア。
やがて『幼子を殺すべし』のお触れが出る。
これが聖書ならエジプトに逃亡するのだが、ヨセフは逃亡を決意しかねる。
結局イエスは兵士に見付かって殺される。マリアともども。
二人の遺骸を見て、ヨセフは非常に複雑な顔をする。(不義の子なんだから
死んでいいんだ、と必死で自分に言い聞かせているような顔に私は思えた)
神様に選ばれたとばかりに傲慢になるマリアと、一般男性の感覚のままの
ヨセフの落差。
ひさうちみちおの初期作品は、絵は華麗だが後味の悪い話が多い。
605:
今朝ラジオから流れてきた話。
どこかの小学校であった実話とのこと。
40歳の女性教諭が学級崩壊したクラスを任される。
そこでは給食のパンを千切っては投げ千切っては(ryしたり
壁や教室にあるものを片っ端から蹴り飛ばすような子供もいたそうな。
そこで女性教諭は、「壁を蹴るくらいなら私を蹴りなさい」とその子を諭す。
普通に考えることが出来る子供なら、ここで一瞬は怯むだろうが
その子供は即座に教諭のお腹や背中を蹴り始めた。
隣の教諭が事態を察知して止めに入るまで、子供は教諭に暴行を加え続けたという。
この後子供や教諭がどうなった、とかいう話が無かったので余計に後味悪かった。
学年は明らかにされなかったが、低学年でも高学年でも手加減が無かっただろうから怖い。
607:
>そこで女性教諭は、「壁を蹴るくらいなら私を蹴りなさい」とその子を諭す。
正直この教師もどうかと思う。
激しく間違った指導だろ、これは。
今後この教師が教員を続ける方が後味悪いな。
608:
>>607
今休職してるってテレビでやってた。
道で小学生の集団を見るだけでガクブルだってさ。かわいそ。
687:
昔アメリカで、ブラックダリア事件とよばれる、
女優志願の少女が真っ二つにされるという恐ろしい出来事があった。
その時の、ある新聞社と被害者母親とのやり取りが後味悪かった。
以下コピペ。
新聞報道は過熱した。女優志願の美女が半分になって見つかったのである。
部数競争のこの上ない題材だ。『ロサンゼルス・エグザミナー』のウェイン・サットンは
いち早くマサチューセッツの実家の電話番号を調べ上げた。編集長は云った。
「母親には娘が死んだことは話すな。娘の情報をできるだけ引き出すんだ」。
「ならば、何を話せばいいんですか?」。
「お嬢さんが美人コンテストに優勝したと云え」。
酷いはなしである。
有頂天の母親は、娘の交友関係については殆ど知らないと述べた。
映画にも出たことはなく、ただスクリーン・テストを受けていただけだった。
母親から聞き出せる話はないと悟るや、サットンは、実は娘さんが殺されたことを打ち明けた。
後ろでは編集長が怒鳴っている。
「繋ぎ止めておくんだ。一緒に泣いて悲しんでやれ。
交通費を出すと云うんだ。宿も『エグザミナー』が世話すると云ってやれ」。
母親は嘆いた。どうしてそんな残酷な冗談を?。警察から連絡があるまで信じません。
受話器を置いたサットンは、猛烈な罪悪感に苛まれた。そして、酒が飲みたくなった。
なお、この『エグザミナー』はあのウィリアム・ランドルフ・ハーストの新聞である。
『市民ケーン』のモデルになった新聞王であり、イエロー・ジャーナリズムの急先鋒である。
彼の新聞社で働くためには、良心があってはやっていけないのである。
新聞社ひどすぎ。アメリカのマスコミ恐ろしい。
ちなみに被害者は生きたまま切断された可能性が高く、
胃の中から人糞が検出されたらしい。
自分が被害者の母親だったら発狂しそうだ。
743:
TVアニメ聖戦士ダンバインの序盤エピソード。
仲間の領主が負けて、彼の幼馴染の父親が食ってく為に
敵方についちゃうんだけどその後が酷い。
「今は仕方なく裏切り者の身を甘んじてるがいつか合流を・・・」
とか考えているが、本人以外は心情を知ってる訳がないので
戦闘時に主人公に撃たれて娘の前であっさり死亡 最後まで裏切り者扱い
その時はショックを受けていた彼の娘(と主人公)だが
次回からはけろりと忘れストーリーにも影響しない
トミノのアニメってこういう無意味に悲惨な話ばっかし・・・ 
814:
関 よしみの堕天使の子守唄って漫画は後味悪い。
不良の女主人が万引き→両親学校に呼び出し→途中で事故死
結果高校生の兄、幼稚園児の妹と親類の資産家へ引き取られる。
しかし主人公兄妹を引き取った家は家族も使用人も狂ってて酷い目に遭わされる。
しかし当主も娘も外では容姿端麗・頭脳明晰・性格温厚で通ってるのでどれだけ虐待されても信用してもらえない。
(元々は本当に善良な一家だったが最愛の夫人の死に当主も娘も耐えられず屈折した)
主人公の妹は夫人の子守唄をテープから消してしまい、娘に殴られ意識不明の重態。
主人公も娘の怒りを買い、喉潰された挙句、鎖につながれて犬扱いされる。
妹の姿に耐え切れず兄自殺。主人公も死のうとするが娘から「勝手に自殺したらお前の妹を犬にする」と脅され自殺を断念。
妹は退院してくるが事情を知らない幼い妹は主人公を気味悪がり(元々仲の良い姉妹ではなかった)
毎日見まいに来た娘の方になつく。
それから妹にも犬扱いされ、同情してくれた女中が逃がそうとしてくれるが娘に見つかり
再び監禁。翌朝、台所で殺された女中の頭部を天ぷらに調理している姿を目撃し逃げ出した
はずみで娘にぶつかり、転んだ娘が沸騰した天ぷら油頭から被って焼死→家に火が移る。
命からがら妹を救出して助かるも(主人公と妹のぞいて全員焼死)妹が「お姉ちゃんのせいで
家が火事になった」と近所の人間に告げ主人公逮捕。しばらくひきずった。
817:
>>814
あれは後味悪かった…
あと兄貴は主人公と共に心中しようとしたが、
結局その家の使用人にぬっころされる
http://malon.my.land.to/jigokunokomoriuta.htm
詳細はここ
819:
>>817
乙。ホントに後味悪いやorz
860:
「ヒミズ」って漫画は凄い後味悪かった。
主人公は一見平凡な男子中学生なんだけど父親は酒びたりでろくに家にも帰らないろくでなし。
母親はだらしない上に変な男にばかりひっかっている。
家は公園の貸しボート屋で、フロもないバラック小屋に住んでる貧乏人。
途中までは、金に汚いけど純真な幼馴染やお人よしで間の抜けたクラスメート、温厚な漫画家志望の少年との馬鹿馬鹿しいながらほのぼのした交流、
哲学者的な恋人との恋愛過程を描き良い話かと思いきや何の予告もなくいきなり母親が主人公を捨てて蒸発。
挙句に父親の借金まで返さなくてはいけなくなる。
中学にも行けなくなりバイトに明け暮れる日が続くが、悪びれた様子も見せず親父が金をせびりにやってきて切れた主人公は父親を撲殺。
死体を埋めたものの生きる希望を失った主人公は「悪人を殺すことで社会に貢献しよう」と思い立つ。
しかしこの試みは上手くいかず悪人を探してあてもなく歩き回る日々が続く。
恋人に自分の父親を殺害したことを話し、翌日自首することを約束するもののその夜主人公自殺。
871:
>>860
個人的にはあの漫画は「狙ってんなあ」としか思えんかった。
稲中のイメージ払拭しようと必死っぽいよなあの作者。
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