【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?『録音テープ・助けて』back

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?『録音テープ・助けて』


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9:
エレベーターの窓
上手く文章にできるか自信がないが、
今さっきガチであった事をカキコしようと思う。
すまんけど、もうちょっと落ち着いてから
44:
4時過ぎくらいに晩御飯の材料を買出しから帰ってきたのな。
で、俺の住んでいるマンションって8階建てで、2階と3階は普通の会社になっている。
俺の部屋はそんなビルの5階だ。
で、部屋へ行くときにはいつもエレベーターを使っているんだけど、
エレベーターの窓ってあるじゃないか。入り口の扉についてるアレ。
普通はそこから外が見えるんだけど、2階と3階は会社のためか、
エレベーターの扉の外にもう一枚、鉄の扉があってそれが目隠しになっていた。
この扉はエレベータが開くときにしか開かないようになっていた。
で、今夜はカミさんの誕生日だからご馳走を作ろうと思って、
材料を買い込んで両手に買い物袋をぶら下げてエレベーターに乗ったわけだ。
俺の他に乗る人も無く、まぁ何時もの事だからリラックスした状態で乗ったんだ。
で、エレベータが動き出して、直ぐ位に扉をぼーっと見ていると、
扉の向こうの風景が上から下へ流れるわけだ。普通だけど。
間もなく、白いワンピを着た髪の長い女の人がこっちをみてるのが。分かったんだ。
まぁ、それも普通に上から下へ流れていったわけだ。
と、次の瞬間にエレベータが止まったんだ。大家さんだった。
そのとき、ふとエレベータの表示盤をみると「三階」と表示されていた。
・・・部屋に帰ってから思い出して一気に怖くなった。
女はしっかりと俺を見てた気がするし、
何より女の背景が黒かった気がする。建物の壁は白。
とすると、女はエレベータの扉と鉄扉の間にいた?
正直、まだ頭が混乱している。
338:
緑色のおじさん
中学時代の部活の顧問の先生の体験談。
先生が子供の頃、良く緑色の小さいおじさんが目の前に現れたそうだ。
家族と食事をしているときにも現れて、先生が家族に「緑色のおじさん」がいることを訴えても、みんな信じてくれなかった。
唯一おばあちゃんだけは信じてくれて「あっちさいけ!出てけ!」と先生を緑色のおじさんからかばってくれたそうです。
なぜおばあちゃんが先生の話を信じてくれたかというと、おばあちゃんも小さい頃に緑色のおじさんを見たことがあったからです。
おばあちゃんは子供の頃体調を崩して寝込んでいました。そして変な夢を見たそうです。
夢の中では、辺り一面原色の色で、おばあちゃんは原色の川を船に乗って流れていたそうです。
すると、川の中から緑色のおじさんが出てきておばあちゃんにお茶を差し出します。
「のめ、のめ、のめ」
おばあちゃんはそのときとても喉が渇いていて、そのお茶に手を伸ばしました。
でも頭の中で「飲んではいけない!」という声が響きます。
おばあちゃんは手を滑らしてお茶をこぼすと、緑色のおじさんは恨めしそうな顔をして川に沈んで行ったそうです。
377:
廃ホテル
書き込みます、長いです。
もう何年前かは覚えてないけど、廃ホテルに友達と行くって話しに
なって、俺、いつものように事前に仕掛けをしに行くことにした。
そこはだいぶ前に廃業に追い込まれた結構規模のでかい3セク総合レジャー
施設兼ホテル。プールがあってそこで昔小さな女の子が溺死、という
ありがちな場所。人気のない山奥で谷間にありつぶれるのは当然だろうと思った。
まあ霊なんか信じてなかったから夜にいったんだけど、いつも使ってる
ヘッドライトが点かなくなって仕方なくキーホルダーについてる
赤いLEDのライトだけを頼りに中に入った。
まず、例のプールに行ったわけだがそこで運良く小さな女の子用の水着が落ちていた。
おそらく、誰かが噂を知ってて悪戯で仕掛けたものだろう、とそのときは思った。
俺はそれに客室の枕か何かを詰めて人っぽくして立たせる、というのを思いついて
枕を調達しようと客室に向かった。
378:
何階か上がったところで客室のある所に来た。
そのときくらいから風の音の混ざって女の声が聞こえていたんだけど、
そういう声は沢沿いで風のある山の中ではよく聞こえるもので
自分の心理状態によってはいろんな音にも聞こえたりするのは
山や沢によく行く俺の実体験として知っていた。
だからそんなに気にしてなかったんだけど、その時の声、俺が客室の中に入った
くらいからどう考えても風の音に混ざらずに、建物の中から聞こえることに気づいた。
声からして、おそらく下の階にいるのだろうか。もし誰か来たらまずいと思って
非常階段から逃げようと思ったときに階段を誰かが上がってくる音がして
おそらくライターの火かなんかの明かりが見えたので、俺は元の客室の戻って
じっと息を殺していた。
こんなとこ一人できているのがわかったら絶対通報されると思った。
声の主は2人くらいかで、ボソボソ言っていて何話してるのかは全くわからない。
はっきりと姿を見ていないからひょっとすると霊、、、なんてことが
頭の中にふと浮かんで、かなりガクブルだった。
しかも、声の主はすべての部屋を見て回っているようだ。
やばい、と思った。正体が何であれ、というか霊なら生きて帰れないかもしれない。
379:
声が明らかに俺のいる部屋に近づいてきて、向かいの部屋に入る足音が聞こえ
さらに俺のいる部屋の窓に反射して2人の人影が向かいの人影が見えた。
反射して見えた人影は火の明かりのせいか揺れていて、とても人間のそれには見えない。
俺はそいつらが向かいの部屋にいる間にそっと抜け出そうとした。そのとき
足音達に気づかれてしまったようで、咄嗟に向かいの部屋のドアを閉めた。
その部屋からは「うやぁ?、、、」という声がしてドアにしがみつこうとする音が聞こえて
俺は必死にドアノブを押さえつけて開かないようにした。
ドアノブがグイグイ内側から回される感触が伝わって、恐怖しながら
もってきていた仕掛け用のビニール紐を結ばずドアノブにグルグル何重にも巻きつけ
それの片方を向かいの俺がひそんでいた部屋のドアノブにまた巻きつけて
ドアが開かないようにして結ぶと、一気に階段に向かってダッシュした。
階段室に入るとき振り向くと、張った紐はほどかれかけており、叫び声が聞こえ、
腕がドアの隙間からヌッと出ているような気がした。
階段を3段飛ばしで駆け下りてその廃ホテルを出るとダッシュで車に向かった。
そのまま猛スピードで帰り、友達の家に行った。
落ち着いたあと、友達に顛末を話すと、ものすごく怒られた。
お前の行動が原因で監禁事件に発展しかねない、すぐ助けに行って謝ろうって
いうことになった。2度と行きたくなかったけど他に集まった友達2人も
同じこと言うもんだから俺も観念して再びそこに行くことになった。
向かってる途中、下手すれば俺、警察に捕まるなぁ?って思いながら不安になった。
廃ホテルに着くと、友達は率先して前を歩いてくれて、俺は後ろから
俺が紐を張った部屋まで案内した。
380:
その部屋のある廊下まで来ると、まだほどかれてない左右に張られた紐があった。
友達が、「誰かいますかぁ?」と叫ぶが反応はない。
すぐに紐を切ってドアを開けたが、中には誰もいなかった。
友達は「本物見たな。」とか「よかったな犯罪者にならなくて」
とか言ったけど、俺はもう1秒でもそこにいたくなかった。
それを察してくれて、俺の隠れていた部屋だけ見て帰ることにした。
俺のいた部屋は窓が開け放たれていて、ドアを開けたとたんに風が吹いてきて
みんな一瞬ビビッたけど、特に変なものも無く
「まぁ、貴重な体験だったなと」俺は笑われながら車に戻った。
381:
帰りの車の中で、友達の一人が変なことを聞いてきた。
「おい、腕がドアの隙間から出てたのってどっちの部屋だった?」
俺、それ聞いて、ビクっとした。閉めた部屋だと思ってたけどあんま覚えてない。
でも、俺、ひそんでいた部屋の窓開けた覚えは無い。
でも、反射して映った人影見えていた。
友達は俺が返事する前に言った。
「反射してたんじゃないんじゃないか?そのとき窓の外にいる何かを見たんじゃねーの」
「お前が向かいのドアを閉めたときずっと後ろにいたんじゃねーの、
お前がいた部屋のドアノブで紐を固定して、、よかったな」
死ぬほど怖かった。この日から霊を信じるようになった。
もう見たくないけど。
終わり
418:
>>377
お前さんが閉じ込めた奴らは肝試しに来た
普通の人達で、暗闇に閉じ込められた
パニックで窓から飛び降りたんじゃね?
どっちの部屋かはっきり憶えてない、窓を
開けた憶えはないって言う事だし。
建物の外、開いた窓の真下には…
420:
>>418
そう考えるとすげー怖いな
で、そこは自殺者が出たってことでまた心霊スポットとして有名になってくわけだな
404:
水死体
私は某地方都市で貸し切りバスの運転手をしています
一昨年の8月2日
ある子供会の行事で隣のY県の海水浴場に日帰りで行きました
結構田舎の子供会なのですが 会費無料(町の補助金が在る為)と言うことで
補助席を使うほど満席でした
現地では 子供会の親など有志などの協力でそれなりに盛り上がり
楽しく一日も過ぎました
いざ 帰る時間になっても 一人女性が戻ってきません
大人や現地係員など手分けしても見つかりません
そのうち 少し離れた海岸で 身元不明な水死体が見つかったとの情報があり
責任者の方が確認に行ったところ
やはり 私どものお客さんでした
その方は ボランティアとして 一人で参加していた 女性でしたが
少しお酒を召し上がって泳がれたと言うことで
他の人が気がつかぬ間に 溺れたようです
結局 帰りのバスは その女性の席だけが 虚しく空いていまし
次へ
405:
>>404
続き
その翌年 つまり去年ですが
なんと 昨年と一緒の8月2日
今度は違う町の子供会と敬老会の合同海水浴として
同じバス 同じ運転手(私です)で 同じ海水浴場へ出かけました
去年は 無事事故も無く 笑顔で帰ることが出来たのですが
車庫に帰り 車内清掃をしていると
一席だけ 椅子がグッシャリ濡れているのです
あれ?お客さんが 濡れた物でも置いていたのかな?と思いながらも
それにしては 半端でなく濡れているのです
床まで雫が垂れるほど濡れていました
よくよく 考えると この席って 彼女が座っていた席なのです
あまり 霊感やその手の話を信じない私としては
今日のお客さんがなにか こぼしたのだろうと一人納得させ
仕方なく その席を外し 予備の席と交換し
翌日の乗務員へ バスを引き渡し 私は上がりましたったりも
406:
>>405
続き
それから一年 今年も なんと8月2日
同じ海水浴場へ 一昨年の子供会の仕事で
同じバス 同じ運転手 同じ行程で行くことに
今年は補助金が無いと言う事で 若干少ない参加者でしたが
それでも 席は埋っています
なんだかんだ言いつつも 無事行事も終わり
あと少しで 最後の幹事さんを降ろせば
車庫に帰って清掃だ と 云う所で
幹事さんが
「すいません だれか濡れたものを置いたようで ここの席だけ濡らしてしまって 申し訳ない」
と 言ってこられました
ここまで話せばお分かりと思いますが
その席って 一昨年なくなられた彼女の席なんです
別に 偶然その席が何か濡れ物を置いた為に
そうなったのかも 知れません
でも ふつう床まで雫が垂れるほど 濡れるって
考えられないんですよね
407:
>>406
続き
これが 霊現象や怪奇な現象なのか 私は分かりません
会社も 不思議がっていました
だって 同じ日に同じ場所に同じ運転手で同じバスが
3年も行くことなんて 極めて計画的にしないと無理だって
他にも仕事がある訳で たまたま偶然その行程に
同じ条件で3年も当たるなんて
おかしいと言ってました
もし 来年も同じ行程が会ったら
必ず運転手とバスは 違うものにすると言ってました
でも ここまできたら もう一年 行ってみたいかな?って思ったりもします
562:
ちと さっきの事なんだが…
だるくて、直に絨毯敷きの床でごろ寝してたんだ。
足音がするから目が覚めたんだけど、部屋の真ん中にあるテーブルの足の間から
逆立ちして歩いていく腕が見えた。
なんだよ、なんかトレーニングか?www
…つーか、一人暮らしだよな…
590:
>>562
こえええええ
ごろ寝できないー
671:
ネズミ
院生の頃、ネズミの関節を標本用に取り出すのに
クロロフォルムだったけ?麻酔に使う薬を大量に使用してネズミを殺して
皮を背中から剥いで、関節の上下で骨を切り残りの死体をビニール袋につめるという作業を延々行っていた
するとどこからとも無く変な声がする。
一体なんだろうと探してみると、ビニール袋に入っていたはずのネズミの赤裸の死体が
麻酔薬の量が足りずに死にきれずにキーキーいいながら
切断されてぶらぶらになった脚を使ってそこら中這い回っていた
696:
録音テープ
大学に進学することになり私は引越しの準備をしていました。
物に溢れて汚い、実家の部屋を少しずつ片付けながら
いる物といらない物を分けていたら3つの古びたカセットテープを発見
昔ダビングした懐かしい曲でもはいってるんじゃないかと思い
その中の一つを興味本位で聴いてみた。
「ザー つっかもうぜ ドラゴンボール! ザーザー」
幼い歌声を少し聞いた瞬間わかった。自分の声だ 懐かしい
小さい時にやった事がある人もいると思うが
当時は自分の声を聞くというのが不思議で楽しかった
幼少から小学生にかけて隣に木村優斗くん(仮名)という同年代の子が住んでいて
優斗くんは私に色々な遊びを教えてくれた。
その中のひとつがテープレコーダーでの自分達の声の録音だ
当時二人とも、ファミコンとかそっちのけで録音に夢中になったのを記憶している。
小学校に入学する直前に優斗くんは親の転勤により引っ越してしまい
録音テープの事なんてすっかり忘れていた。
697:
すごい懐かしいなぁ。なんて思いだしながら二つ目のテープを聴いてみる
「さぁ何話そうか?」
『なんか録音してるって意識すると話でてこんよね』
「わかるわかる。あはは」
『あはははは』
「かめはめ波うてるようになったらどうする?」
『敵倒すよ』
「敵って誰?」
『フリーザとか悪い奴』
「そんなのいねーじゃん あははは」
こんなような会話をずっとしている。しかし違和感を感じた
自分の声はわかるとして、話している相手の声は明らかに子供じゃない
私は優斗くんと話していたと記憶してるが十数年前の記憶なんてあてにならない
おそらく優斗くんの父親と話してたんだろうと認識した。
そして私はよっぽどドラゴンボール好きだったんだなと苦笑い
698:
少し休憩をと思い居間にいくと両親がいた
さっきの事もあり懐かしいので少し話してみた
「優斗くんって昔、隣に住んでたよね」
そう話すと両親が渋い顔に 
え?なんで?と思った時、母が言った
「木村さんの事覚えてるんだ・・実は」
母は木村さんのその後を話してくれた。
神戸に引っ越した木村家は阪神淡路地震に巻き込まれ被災していた
両親は焼死、優斗くんに至っては行方不明のまま遺体すら見つからなかったらしい
少ししかない記憶の人だが物凄く切なくなった。
自分の部屋に戻って、優斗くんの声が聴きたかったのもあり三つ目のテープを聴いてみた
699:
テープを再生する
『なんか緊張するな』
さっきの人の声だ、子供の声じゃない。少しがっかりしたがそのまま続きを聴いてみる
『○○くんへ、僕は神戸に引越します』
あれ?このセリフには覚えがある。はっきりと覚えてる
優斗くんが引っ越す直前に私にくれたお別れテープのセリフだ
『神戸に行っても僕は○○くんの事を忘れないから。僕達ずっと友達だよな』
間違いない。優斗くんから貰ったテープだ。しかし声が違っている・・
『今度会った時はもっと新しい遊び考えてくるかさ、楽しみにしててよ
 それから二人して巨人に入団する約束も忘れるなよ。
 それから・・それから・・もう話す事ないな。あはは。んじゃまた会おうね』
ここで終わりだ。このテープだけは印象に強かったので覚えていた
10秒くらい呆然としているとまたテープから声がした
『俺だけ歳とったな』 
904:
>>699
悲しいけどいい話だな…
やべ、目から汗が
702:
助けて
数年程前、親戚の家からの帰路での出来事でした。
親戚の家に行くには、曲がりくねった峠道を通らねばならず、帰り道も当然そこを通る事になります。
私は車の運転が苦手で、カーブの多いその道は怖いので、なるべくゆっくり運転するようにしていました。
私も自分の運転が遅いのはよくわかっているので、後ろに車がついてしまったときは、いつもキリのいいところで道を譲っていたんです。
その日も、遅い私の車に詰まってしまった後続車がいました。
いつもならしばらく走って、よせられそうな場所があれば道を譲るところですが、その車は私の車にピッタリつけて煽ってくるのです。
ちょっと派手目のスポーツカーで、いかにも飛ばしそうな感じの車です。
私はちょっとでもブレーキを踏むと追突されてしまうのではないかと思い、スピードをあげました。
車間距離をあけてくれれば譲ってあげられるのに、私がスピードをあげるとその車もスピードをあげてまたピッタリついてきました。
私は慣れないスピードが怖くなり、ほんのちょっとずつスピードを落としていきました。
さすがに相手も追突はしたくないでしょう。
後続車はそんな私の運転に腹をたてたのか、結構角度のある急カーブで私の車を抜き去ろうと、アクセル全開で対向車線に飛び出していきました。
その瞬間、カーブの向こう側、対向車線にトラックが見えました。
704:
「あぶない・・・・!!」そう思った瞬間、スポーツカーはスピンして助手席側からトラックの正面に突っ込んでしまいました。
私はすぐに車を停めて衝突してしまった車に駆け寄りました。
スポーツカーが半分トラックの下にもぐりこんでしまうような形になっていました。
トラックの運転手はハンドルに突っ伏して頭から血を流し動きません。
スポーツカーの運転手も頭から出血していましたが、意識はあるようでした。
スポーツカーを運転していたのは女性で、女性があんな運転をするのかとちょっと驚いてしまいました。
私は「すぐに救急車を呼びますからね!」と叫んで携帯電話を取り出しました。
しかし峠道は電波が悪く、私は電波を求めてそこら中を走り回りました。
事故現場から少しはなれた場所で携帯にやっと1本アンテナが立ち、私は119番通報しました。
事故現場の場所や被害者の容態などの質問に答えながら、衝突してしまった車に目をやっていると・・・、なんと車から出火しているではありませんか!
私は運転手を救出しようと慌てて現場に走りました。
トラックは窓が割れていたので、そこから運転手を乱暴に引きずりおろしました。
トラックの運転手を安全な場所まで引きずっている途中、火に気づいたスポーツカーの女性が泣きわめいていました。
私はすぐにスポーツカーに駆け寄り、女性を救出しようとしましたが、女性は潰れた運転席に挟まれるような形になっていて、なかなか車から助け出す事が出来ません。
女性は「助けてー!助けてー!」とすごい形相で悲鳴をあげていました。
「大丈夫!助けるから・・・!」と言ったものの火はどんどん大きくなっていきます。
このままだと爆発してしまうんじゃないだろうか・・・?そんな不安と闘いながら、なんとか女性を救出しようとしましたが、ボンッ!という鈍い音とともに女性は一気に火に包まれました。
705:
私の服にも火が移り、私は飛び退いて必死で火のついた服を脱ぎ捨てました。
女性は火につつまれ、悶えながら、この世のものとは思えない叫び声をあげていました。
私はどうすることもできず、その場にへたり込んでしまいました。
しばらくして救急車と消防車、パトカーがやってきて、私も病院に運ばれました。
それほどとは思わなかった火傷は腕から胸にかけて思ったよりひどく、大事を見て3日ほど入院することになりました。
病室で警察に事故の経緯を説明し、その後トラックの運転手が無事だった事と、スポーツカーの女性が亡くなった事を聞かされました。
その夜はひどくうなされました。
夢に女性が出てきて、私に「助けて、助けて」と言うのです。
やがてその女性は火につつまれ、焼けこげていくのです。
焼けこげた手が私の腕を掴み、その恐怖と熱さで飛び起きました。
寝間着は汗でぐっしょり濡れていて、腕の火傷がひどく傷みました。
次の日にトラックの運転手の人が病室にお礼を言いに来てくれました。
頭に包帯を巻いていましたが、元気そうでした。
「助けてくれてありがとうございました。」とお礼を言われ、救われた気がしました。
また「女性は仕方がなかった、どうしようもなかったですよ。」と言われて不意に涙を流してしまいました。
706:
退院してからも私は何度も女性の夢にうなされました。
夢の内容は決まっていました。
車に挟まれた女性は私に助けを求めています。
私は車が火につつまれるのを知っているので、怖くて近寄れません。
彼女は私をすごい形相で睨みつけますが、ついには火に包まれます。
火につつまれた彼女はものすごい悲鳴をあげ、悶え、焼けこげていくのです。
そして焼けこげた彼女の手が私の腕を掴み、私はそこで飛び起きます。
夢の中で掴まれた腕は、火傷がひどく傷み、胸や肩の火傷が治ったころになっても、なおただれて傷みました。
事故から数ヶ月がたっても、相変わらず肘から下あたりの腕の火傷はただれ、傷みました。
それよりも、毎晩のように見る悪夢にはほとほと参っていました。
眠る事が怖くなり、毎日寝不足で、精神もおかしくなっていました。
車の運転はおろか、走っている車にも恐怖を感じ、火が怖くてタバコを吸うことさえ出来なくなりました。
酷いときは、停車してある車の運転席から焼けこげた彼女の腕が伸びてくる幻覚を見て、道ばたで悲鳴をあげてうずくまってしまった事もありました。
仕事も辞めてしまい、しばらく精神科に通う日々が続きました。
今もなお、私の右半身には火傷の跡があります。
特に、腕には熱いものを押し当てられたような、まるで握られたような跡がくっきりと、残っています。
夢も相変わらずですが、私は逃げずに、立ち向かうことで精神を保てることを学びました。
火につつまれ焼けこげてなお私に助けを求め、私の腕を掴む彼女の手をそっと握ってあげるのです。
彼女は「私はもう助からないから、一緒に来て。」と言います。
次にどう答えるべきか迷って、そこで目が覚めます。
私はもし次に、夢の続きがあるのなら、「いいよ。」と答えるつもりです。
そうすれば、きっと彼女は私を許してくれると思うのです。
710:
>>706
久しぶりに怖かった(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
741:
天丼のシミ
少し長くなりますが、私の体験した怖い話をさせて下さい。
私はとある地方の国立大学の職員です。国立大学は数年前に独立行政法人とな
りましたが、職員の身分は「準公務員」というもので、基本的には国家公務員
とほぼ同じ待遇になっています。国家公務員は何かと叩かれてはいますが、基
本的に給料はそれほど高くはなく、大学の同期の中でも最低レベルです。その
代わりある程度の安定があるのと、福利厚生が充実している点が良い点でしょ
うか。
公務員の持つ特権的なものの一つに「官舎」というものがあります。とは言っ
ても、霞ヶ関や永田町におつとめの偉い方々とは違って、利点は家賃が安いと
いう一点だけですが。私はまだ独身ですので、独身者のための建屋の1階の部
屋を借りて住んでいます。法人化に伴い、名目は「官舎」ではなくなったので
すが、家賃はあり得ないほど安いままです。官舎の多くと同様、物凄く古い建
物で、サッシは鉄製、冬などは窓を閉めていても冷たい風が吹き込みます。
間取りは六畳間、四畳半と三畳間であり、和式便所とちっぽけな風呂場があり
ます。私はその六畳間と四畳半のしきりのふすまを開けっ放しにして十畳半の
部屋として使っており、四畳半の部屋に高さ1メートル強程度のパイプベッド
を置き、その上で寝ています。ベッドの下は収納スペースです。寝転がると天
井までは80センチ程度でしょうか。
仕事を終えて帰宅し、冬場はチョロチョロとしかお湯のでないシャワー(夏場
は比較的十分出ます)を浴びると、私はそのパイプベッドに横になり、枕元に
取り付けたランプをつけてしばらく下らない小説などを読んでから寝るのが習
慣になっていました。
742:
3週間ほど前のこと、いつものようにベッドに横になって本を読もうとした私
は、手にしている本の向こうに見えている風景のなかに何かの違和感を感じま
した。本を置き、天井の明かりをつけてよく見てみると、白い天井の片隅、私
の頭がある方向とは逆の隅あたりに、ぼんやりとしたシミがついており、それ
は何か人の顔のように見えました。しかし理系の出身である私は「幽霊の 正
体見たり 枯れ尾花」の言葉の意味を十分理解しており、「このような何の意
味もないシミなどの要因が、脳の認知機構のエラーによって幽霊話などを作り
出すものだ」などと考え、特に気にせずに再び本を読み始めました。
数日はそのまま気にも留めていなかったのですが、十日前後経ったある夜、や
はり何かおかしい気がして例のシミをよく見てみると、明らかにシミが強くなっ
ておいることに気づきました。しかも、もはやそれが人間の顔であることは疑
いようもなくなりました。ディテールこそはっきりとしないものの、それは間
違いようがなく目を閉じた中年男性のあごから上を示しています。全身の毛が
逆立つような恐怖を憶えた私は、その夜その部屋では一睡もできずに朝を迎え
ました。
翌日、私は大学の施設部にそのことを伝えました。しかし、なんだか要領を得
ない返事とともに、「安い金で住居を与えてもらっておいて、それに下らない
ケチをつけるとは何事だ」というような文句を言われるばかりで、相手にして
もらえません。私は怒りを覚えつつも、このような話を信じてもらうのはきわ
めて難しいことを悟りました。たとえその人を私の家に連れて行ってそれを見
せたとしても、頭のおかしないたずらとでも思われることでしょう。
743:
私は即座に引っ越しを決意しました。大学の近くにある不動産屋に駆け込んで
探してもらうと、ちょうど最近空きが出たアパートがあるとのことで、その日
のうちに見に行き、契約を行いました。何がなんでも即座に引っ越したいとい
う私の要望を大家さんは聞き入れてくださり、一両日中に引っ越し作業を行う
ことになりました。その夜は、その部屋で寝るなんてことは私には不可能です
から、駅前のビジネスホテルに泊まりました。
地元の引っ越し業者にも無理を言ったかいがあって、翌日には引っ越し作業を
行うことができました。業者の若い方二人と一緒に二度と戻りたくなかったそ
の部屋に再び入り、できるだけ天井のシミは見ないようにして、決して多くは
ない私の荷物を3時間程度で運び出し、最後に天井に目を向けました。
シミ、というよりそれはもう顔の写真のようになりつつありました。それはま
すますはっきりとしており、唇の赤黒さすら分かる状態になっていました。
そして、閉じていた目はうっすらと開こうとしていました。
750:
私は二度とその部屋には近づくまいと考え、以前よりせまくなった新しい住居
(こちらも古いことには変わりはありませんでした)と大学を往復して暮らし
ていましたが、そのうち私の中で、あのシミがその後どうなっているのかをど
うしても確かめたい気持ちが強くわき上がってきました。
新しい住居から大学へ向かうもっとも近い道を少しだけ迂回すると例の官舎が
あり、通り過ぎながら例の部屋をのぞき見ることができます。
4日ほど前、ついに誘惑に勝てなくなった私は、出勤の途中でその道を通り抜
けました。道路からのぞきこんだ天井には、もはやシミではなく人間の顔面が
ありました。細かいところは分かりませんが、目は完全に見開いており、しか
も気のせいか、天井からその部分がふくらんでいるように見えます。それ以上
見ていることは私には不可能であり、気持ちの悪い汗をかき、全身の鳥肌を立
てながら、そそくさとその場を去りました。もう二度と来ないつもりでした。
そして昨日のこと。日曜日といっても特にすることのない私は、ぶらぶらと大
学へ出かけ、ちょっとした細かい仕事などを片付けていました。そのうち、心
の中にまたあの悪い欲求がわきだし、再び私はその場所へ向かいました。
751:
天井の顔は完全に跡形もなくなっていました。天井はもとの白い姿に戻ってい
ました。二週間以上をかけてわき出してきたあの顔が3日にしてどのようにし
て消えたのか、私には分かりません。
しかし、気になったことがあります。退去する際、きちんとしめてあったはず
の押し入れが30センチ程度空いていたのです。
そこで起こっている何かはまだ終わってなどいないということを、私ははっき
りと認識しました。
次にそこに入居する人間が何を見るのか、私には分かりません。私はもっとも
伝えるべき相手であろう施設部の人間に話はしました。これ以上の責任は彼に
あります。私はこの件についてもう関わることはないでしょう。
新しい部屋の天井には、今のところシミ一つありません。
以上です。長くなりましてすみませんでした。
787:
漬物石
これは俺の祖父祖母の家の話で、本当は他人に話してはならない話。
すべて実話なので読んでもらいたい。
ちょっと長くなるが、ご容赦を。
去年の7月のことだ、
俺の祖父と祖母は老人ホームですでに他界していて、
実家を管理する人がいなかったから荒れ放題になってしまっていた。
本来ならば相続の関係で俺の母親の姉(長女)がその実家を引き継ぐはずだったんだが、
なぜか姉夫婦は相続を頑なに拒んで放棄したので、お鉢が俺たちの元へ回ってきた。
その時は田舎の山奥という場所の悪さと、都会暮らしに慣れ親しんでいる姉夫婦のことだから興味も無いのだろうな、くらいに思っていた。
ところが俺の母親も厄介なもんが回ってきた、と肩を落としていた。
ともかくうちで実家の母屋と土地を相続することになったから、両親と俺の3人で実家の大掃除に出かけたんだ。
実家を訪れるのは俺ですら10年ぶりで、本当に山奥のド田舎だった。
(熊が麓まで降りてくるって有名な山の近く)
長い間手入れしていなかったから、門から母屋の玄関までもう草がボーボーで腰近くまで生えていた。
草刈り機を持ってきた親父もさすがに参った様子で、とりあえずみんなで母屋の中に入ったんだわ。
すると蜘蛛の巣と虫の死骸とかでえらい騒ぎで、「亀虫」がそこらじゅうにへばりついていた。
臭いし、汚いし、(何で俺がこんなところを片づけなきゃいけないのか…)とすでに憂鬱になっていた。
788:
掃除しようにも、とても一日やそこらで片づく状態じゃなかった。
とりあえず俺は貴重なものが無いか部屋の中を色々探し始めた。
ガスも水道も電気も止まっているから、懐中電灯片手に作業。
でも貴重品があるはずもなく、ほとんど衣類とかゴミばかりだった。
俺は小学生くらいの時にはよく実家で遊んだが、両親が家を新築してすぐに祖父祖母の元を離れたから、
思い出もほとんど無く、写真とか本とかも片っ端からゴミ袋に詰め込んだ。
母屋は築110年以上経っていると聞かされていたから昔は相当立派なものだったと思う。
さらに祖父には弟たちが何人かいたが、祖父を含めてみんな陸軍の将校だった。(みんな戦死したらしい)
壁とかには木銃?みたいなのもかかっていて、まるで戦時中のような古めかしさを感じた。
だから俺はもう部屋の掃除よりもこの家を探検してみたい気持になって裏庭とか、農具の小屋とか、色々見て回り始めた。
789:
あっちこっち探索していたら、母屋に屋根裏部屋があることに気づいた。
もちろん覗いてみたくなって、近くにあった枝切り挟みの柄で木枠のある天井の板を突き上げて外したんだ。
母親が「そんなところ鼠が這ってるからやめなさいよ」と言ったんだが、下駄箱の上に立って屋根裏によじ登った。
天井裏は確かに埃と鼠の糞だらけで、腐ったあちこちの板の隙間から外の光りが漏れていた。
広さはかなりあったが、めぼしいものは何も無く、かなり昔の農具や風車が転がっていた。
苦労して登ってみたわりには面白いものが見当たらず、俺は少し落胆して降りようと思ったが、
ライトでよく見回していると、屋根裏部屋の壁の隅に「ポスター」みたいなのが貼ってあることに気づいた。
俺は目が悪いのでもっと近くで見ようと、鼠の糞だらけの汚い床を歩いてその壁のところまで寄ってみたわけ。
790:
んで近くでよく見てみると、そのポスターに見えたものは一枚の「張り紙」だった。
紙は黄ばんでいて筆で何か書かれていたが、達筆で俺にはよく読めなかった。
ただ、「大正二年」って書かれているのが読めたから多分、祖父あたりが書いたものだろうと思ったんだ。
ところが不可解だったのは、その紙が何重にもなっていて、米つぶを糊にしたものでしっかり張り付いていたことだった。
見た感じで10枚くらい重ねて一枚一枚が両面くっついているから、(なんか変だな)とは思った。
その紙自体も壁板に糊で張りついていて、とにかくこれが何なのか気になった俺は、
この紙を母親に見せてやろうと隅のほうからゆっくり剥がしてみた。
上手く剥げずに裏の紙が板に残ってしまったんだけど、そこに俺はぞっとするものを見た。
『○○家 ノ?? 開ケルベカラズ ??禁ズ』
記憶にある限り、紙の裏の板に筆の縦書きでそう書いてあった(?は見たこともない漢字で読めなかった)
792:
意味も分からず漠然と恐怖を覚えた俺は、剥いだ紙を母親に見せるのも忘れて慌てて屋根裏から降りた。
ちょうど居間で掃除していた母親にこのことを話すと、突然母親は「そんなところにあったかッ!」
と絶叫して玄関に走り出すと、気が狂ったように屋根裏入り口の板を元に戻し始めた。
一体何がどうしたのか状況を飲み込めない俺は、呆然とその様子を居間で眺めていた。
母親は板を元に戻すと、その真下にあった下駄箱を横に倒して俺のところに駆け寄ってこう言った、
「開けたか!?! 見たのか!? 正直に言いなさい!!」
(ハッキリ言って今でもあの時の母親の異常な剣幕は脳裏に焼きついている。完全に人格違ってた)
俺はもうただ「いや、なんも見てない見てない…」と、わけも分からず宥めるように答えた。
あまりにもでかい声出して怒鳴るもんだから、外で草刈ってた父親も飛んできて「どうしたい?」と様子を見に来た。
母親は俺が何も知らないことを確認すると、安堵したあと「バカタレッ!!!」とまた怒鳴りつけた。
793:
事態が収まったあと、俺の弟には話さないことを約束として母親が事情を話してくれたんだが、
母親がまだ子供の頃、この家には「入ってはいけない部屋」というものが存在したらしく、
母親は日頃から両親にしつこくその話をされたのだという。
なんでもその部屋がこの家の何処かにあって、その部屋に入ると祟りに合うと言われていたらしい。
おかげで母親はその部屋のことが幼い頃からすっかりトラウマになってしまって、
朝学校へ行くと夕方になっても外で遊んで家に戻らなかったという。
その「入ってはいけない部屋」は曾爺さんの代からあったらしく、曾爺さんの兄貴だが誰かがとにかく厳しい人で、
自分の子供を折檻するためによく、1メートル四方くらいの箱の中に蓋して閉じ込めて漬物石を乗せていたらしい。
ところがそんなある日、何かの原因でその子供が箱の中で死亡し、夏に葬式が行なわれたという。
794:
この事件以降、家の中ではお重箱や弁当箱、箱という箱の「蓋」がすべていつの間にか外されたり、
鍵をかけてある蔵の漬物桶に何度石を置いても、いつの間にか漬物石がすべて軒下に運ばれるという不可解な現象が起きたらしい。
この怪奇現象の話は俺も生前の祖父から何度か聞かされた記憶がある。
当時はお祓いなどもさんざんしたようで、その箱を供養のために四九日間、家に安置することになったという。
ところが戦争で家の男衆が召集されてゆくと、箱を気味悪がった家族らが「家の中の人目につかない場所」に隠してしまった。
こうして家の構造上、あるはずのない「小部屋」が作られ、そこに収められたという話だ。
結局、部屋の場所だけは祖父祖母も死ぬまで喋らず、娘たちにも話さなかった。
だが俺は、屋根裏のあの紙が貼られてる壁板の周囲だけ外からの陽射しが無かったのを見た、
つまりあの張り紙の奥こそが「入ってはいけない部屋」であり、(母親はそこまで言わなかったが、言いたくもなかったと思う)
何枚も重ねて貼られていたあの紙は恐らく、何重にもする必要があった御札の一種ではないかと思う。よほど強力な怨念があったのかもしれない。
だが恐怖体験はこれで終わりじゃなかった、
その後、掃除を切り上げて3人で家に帰ると、
留守番していた中2の弟が俺らを見るなりこう言った、
「その石どうしたの?」
肌が泡立った。
後で弟に聞いてみたが、俺と母親と父親、
三人揃って大きな漬物石抱えて帰ってきたんだと。
795:
以上ですが、
それ以来、この話は家族の間で一切しなくなった。
触れてはならないものだと感じた。
もちろん実家にはもう近づかないし、
あの屋根裏部屋に何があるのかも考えたくない。
いまでもあの小さな部屋には怨念が漂っていると思う。
71:
抱きついてきた妹
投下。
俺には小学校に上がったばかりの妹がいるんだが、
ときどき「今日はおにいちゃんと寝る」といって二階のおれの部屋に来て一緒に寝ることがある。
その夜も、一緒に寝ると言い出した。だが、俺は学校の課題が残っていたので、さきに寝かせた。
12時すぎになってそろそろ俺も寝ようかなと思ったときに、妹がトイレに行くといって目を覚ました。
家族はみんな寝静まっていて、一階はもう真っ暗。(俺んちは、一階にしかトイレが無い)
「怖かったらついてったろか?」といったが、大丈夫だというので、一人でいかせた。
でもやっぱり怖いらしく、「絶対(部屋の扉)開けといてな!ぜったいやで!!」と言い残して猛ダッシュで階段を下りていった。
転ばないか心配していると、30秒もしないうちに妹が部屋に飛び込んできて、俺に抱きついてきた。
「なんや やっぱ怖かったんか?w」といったが、返事が無い
泣いてるのかと思って顔を覗き込もうとしても、俺の胸のあたりに顔をうずめているのでわからない
つかなんかおかしい
抱きついてきてる妹の体が、異様に冷たい。
それに、開けといたはずの部屋の入り口がいつの間にか閉まってる
72:
そしたら急に、部屋の戸(俺の部屋の入り口は引き戸)がドンドン叩かれた
聞こえてきたのは、妹の泣き声
「ちょっと!あけてよぉ!!おにいちゃん!!なんでこんな意地悪するん!?部屋いれてよ!!」
紛れも無く妹の声。
じ ゃ あ 今 お れ に 抱 き つ い て き て る こ い つ は な ん だ ?
ぜったい人間じゃない。やばい
おれは焦って引き剥がそうとするが、なんかすごい力でおれに抱きついていて、全然引き剥がせない。
むしろどんどん抱きつく力が強くなってきている 
痛くて声が出ないくらい締め付けてきやがった 背骨が折れそうだ。
肘でガンガンそいつの頭をどついても微動だにしない
肋骨がミシミシなって もうだめだ と思ったら、急に部屋の戸がひらいてじいちゃんが入ってきた。
入ってくるなりじいちゃんは「こら あかん」といって下におりていき、塩と酒(後で聞いたらお神酒だった)をもってきて、
急におれにぶっ掛けやがった。そしたら、ずっとおれに引っ付いてた子供がスーっと消えていった。
おわり 文才がないのでこんな風にしかかけませんでした
120:
枝豆
夏になったので、夏らしい怖い話しますね。
それは、数年前の夏のことでした。
私が何気なく枝豆を食べていると、いつもと違う感触が口の中を襲いました。
恐る恐る、その感触の物を吐き出してみると・・・
真っ赤に茹で上がった青虫でした!!!
それからというもの枝豆を見るのも怖くなりました。
毎年、夏になるとその感触を思い出してしまいます・・・
135:
>>120
よくあるね。まあ、食っても問題ないよ。
ちなみに、青虫は茹でても赤くはならんのだが…
200:
広戸風
岡山県の県北には「広戸風」(ひろどかぜ)という局地的な暴風
が起こる。これは奈義山からの吹きおろしで台風の時は必ず被害
があるため、台風になると古い家は板戸を補強したり牛舎の戸を
釘で打ちつけたりするのが恒例行事だ。
うちの地方では広戸風の吹く日は外に出たら「持って行かれる」
という言い伝えがある。広戸風の被害は時として甚大で、屋根ご
と飛ばされる家もでるくらいだから、ある種当然ともいえる言い
伝えではあるが、これには実はいくつかの民話が残っている。
何種類かあるようだが、まとめるとこんなお話。
毎年夏になると台風の時期、広戸風にそなえて各家々は屋根の補強
に忙しくなるが、その村のお袖という女性の家はそういう訳にも
いかなかった。
夫が岡山の方(県南の中心部)へ出稼ぎに取られていたために男
手が不足していた事もあったが、生まれたばかりの赤ん坊の世話
も焼かなければならなかったからだ。
彼女は集落の中でも働き者で豪胆な性格だったので、少しずつで
はあるが一人で家の補強をしながら日々仕事もこなしていた。
その甲斐もあって台風までには母屋の補強は間に合ったのだが、
一箇所補強し忘れていたところがあった。
牛舎の補強である。
当時の牛は大事な働き手であり、心細い家計の支えでもあったの
でそのままにしておく訳にはいかない。
ところが、牛舎の事まで気が回っていなかったので補強に必要な
角材やらが足りない。おりしも台風が強くなりつつある頃合では
あったが、彼女は意を決して赤ん坊を背負ったまま天神社まで木
切れを取りに行く事にした。
201:
天神社はその集落から少し外れた林道の奥にある。彼女は泣く子
を背負子に背負ってあやしつつ薄暗い林を抜けていったのだが、
道中突然空から大きな声がした。
「おい、お袖さん」
それは今まで聞いたこともないような大きな声で、言われるまで
もなくこの世のモノとは思えなかったのだが、彼女は太い肝の持
ち主だったので、怖がるわが子に背負子をかぶせてさらに先を目
指したのだった。
「おい、お袖さん」
天神社の手前まで来ると今までよりもさらに大きな声で自分を呼
ぶ声がした。いよいよ恐ろしくなってきたが、とるものも取り合
えず社にある使えそうな木切れをまとめて帰途についた。
もうじき林を抜けようかという時もう一度「おい、お袖さん」と
いう声が聞こえ、今度は背中を何かに捕まれるような強い力を感
じるに至って恐ろしさも極限になり、彼女は家までの道を走って
帰ったのだった。
202:
家に帰り、それでも離さず持ってきた木切れを見て一安心し、
ふと背中の我が子に目をやると赤ん坊は背負子の中に顔を埋めて
コチラから見えない。恐ろしさのあまりか、あれだけ泣いていた
にも関わらず今は黙って中にもぐっている。
どうやらお漏らしもしているようだった。
相当に恐ろしい思いをさせてしまったのだろう、と不憫に思い、
背負子をはずして赤ん坊の顔を見ようとしてみると、、、
赤ん坊はうずくまっているのではなく、肩のあたりから何者かに
強引に引きちぎられていた。背中を濡らしていたのはお漏らしで
はなく、赤ん坊の出血だった。。
というお話。
わりと有名な話らしいです。
336:
コート
何年か前。
古着屋さんでコートを試着した。
袖を通して着てみると、意外に似合うような気がした。
「りょうじのコート着ないでよ!」
突然ヒステリックな女の声が聞こえた。
俺の目の前のすがた身鏡に、俺の腰ぐらいから女がしがみついてた。
うわっ!
と思って、試着室から転げ出ると、店員さんが驚いて俺のほうを見た。
恥ずかしいとか、そんな事はそのとき思いもしなかった。
女がいたほうにびっくりしたから。
でも、コートにしがみつく女はいなかった。
恐る恐る試着室のカーテンの中をのぞいてもいなかった。
俺はコートをあわてて元のあったところに並べ直して、すぐその店を出た。
しばらく怖かったけど、あの時以外あの女は現れてない。
で、俺は中古品が怖くなって、古本さえも買えなくなってしまった。
あんなり怖くなかったらゴメ
391:
オエビスサン
私の父方の祖父は今年で齢90近くになるが今でも現役の漁師だ。
年一度、盆に九州の祖父の家に遊びに行った時は、
祖父と一緒に沖に出て釣りをするのが今でも恒例になっている。
私が小学5年の夏休みに、初めて祖父の家に遊びに行った時のこと。
釣りをしようと祖父の舟で、二人だけで朝方の5時に港を出てとっておきの漁場に向かう。
数十分して漁場に着いたので舟のイカリを降ろし、仕掛けを作って海に竿をおろす。
早起きしたせいかうつらうつらと眠たくなってきた私は、
祖父に「何か面白い話しをしてくれない?」とお願いした。
祖父は「うーん・・・」としばらく考えて、ハッと何か気付いた様子。
日焼けで真っ黒な顔をしわくちゃにして、ワハハと笑いながら言った。
「こんな話があるんだ」
祖父がまだ20歳そこそこで親父と一緒に漁してた時のこと。
その頃は大正・昭和初期で漁師達は品粗な小型エンジン船で沖に出て漁をしていた。
ある日、祖父の父が目の病が酷くなり病院に行くことになったため、
祖父が1人で漁に出ることになった。
392:
漁場へ付いていつものようにイカリを降ろして準備を始めたところ、
船首前方の10M程先に何かプカプカ浮かんでるのに気付いた。
よく目を凝らして見ると、それは土左衛門だった。
今の世なら大騒ぎになるけどあの頃はホトケさんの数が結構多かったため、
それ程大騒ぎすることはなかったと言う。
それにこの地域の漁師の間には水死体を「オエビスサン」といって、
豊漁をもたらす神様として祀る信仰があり、
身元が分からないホトケを引き上げた漁師は村の道の辻に埋めて、
その上に塚を立てて弔っていた。
そんなこともあって、祖父はホトケさんを決まり通りに舟の左舷から引き上げる。
見るに耐えない姿で土色でブクブクに膨らんだ体、服もボロボロ。
当然身元など分かるわけがない。ただ、来ている着物や背丈から言って男のようだ。
さすがにこのままホトケさんを舟にあげたまま漁を続ける訳にはいかないので、
港へ帰ることにした。
393:
よっこいしょとイカリを舟に引き上げようした。
ところがイカリが重たくてなかなか持ち上がらない。
ここら辺りは砂地なので岩に引っかかることはない。
不思議に思った祖父は服を脱いで褌一丁で海に飛びんだ。
イカリを見ると、何か絡みついている。
近くまで潜ってみると、ようやくそれが何か分かった。
女の髪がイカリに引っかかっていた。勿論、女はホトケさんである。
着物もボロボロで、長い髪の毛が唯一ホトケさんが女だとわかる材料だ。
これはさすがに気味が悪かったが、このまま置いて帰るのも申し訳ないと思った祖父は、
この海中の女を引き上げて舟に乗せ、そして港へ引き上げた。
港に帰ってくると、仲間の漁師から「大漁だな」とからかわれたりしながら、
この顔に見覚えのある奴はいないかと村中聞いて回った。
結局、このホトケさんたち2人の身元は分からない。
394:
しょうがなく、祖父は自分の家族でこの二人をオエビスサンとして道辻に埋めることにした。
着衣を脱がして装束に着替えさせる際、
男の着衣から鉄製の薄くて小さな箱があり、
中から一枚の紙キレが綺麗な状態で出てきた。
どうやらこの男は心中で海に飛び込んだらしい。
紙には心中相手の女に対する気持ちが書かれていて、
「愛してる」とか、「生まれ変わっても一緒にいよう」などと、
読んでるこっちが恥ずかしくなったそうだ。
そしてもう一つ気付いたことがある。
男と女の首のうなじの辺りに入れ墨が彫ってあった。
それは両方とも同じ入れ墨で、薔薇の模様だった。
「これはもしかしてと・・・」祖父は家族と相談した結果、
二人を一緒の塚に祀ることにした。
その後、豊漁はこれといって続かなかったけれど、
祖父の嫁、つまり私の祖母が子供を身籠もったことで一家は大喜びして、
これもエビスサンのお陰だと、暫くは塚にお供えを欠かさなかったそうだ。
395:
何か怖いような目出たいような変な話だというのが、話を聞いた直後の私の感想だった。
祖父は「どうだ、怖かったろう」とクシャッとした顔を余計にしわくちゃにしながら笑った。
暗くなったので港へ戻った。
家に帰ると仏壇と神棚に今日も無事に帰ることができましたと祖父と一緒にお祈りする。
その時、ふと気が付いたことがある。
祖父の父と母の遺影の他に、後ろ側に1人のおかっぱ頭の女の子の写真があった。
「この人誰?」祖父にと聞くと、「娘だよ」という。
はて、その時まで父に姉妹がいたなんて聞いたことがない。
私の不思議がってる顔をみた祖父が説明を付け加えてくれた。
「この子は私の娘で○○(私の名前)のお父さんの双子の妹だよ。
首の裏に二人ともに大きなホクロがあるんだ。」
そういって祖父はまたワハハと笑った。
398:
その後、父親に確認したところカナという妹がいたことは間違いないらしい。
病気でまだ10歳も行かないうちに病気で亡くなったそうだ。
父に恐る恐る首のホクロについて聞くと、
「ああ、そういやあったな。でも双子だから当たり前だろ」と言われた。
それはそうだ、双子なら同じ位置にホクロがあるのは不思議ではない。
ただ、私は祖父の話を聞いたためか、どうも気味が悪い。
夜中に、懐中電灯を持って祖父の言っていた塚にやってきた。
そこには大夫風雨に晒された大きな丸い石が置いてあった。
そして電灯で照らしてみると、そこに二人分の名前が彫ってある。
ハッキリとは読み取れないが、
そこには私の父の「政次」という名と、父の死んだ妹の「カナ」が刻んであった。
結局、怖くて父にも祖父にもこれ以上この話はしていない。
今でも盆に帰ると、私はふらっと何かに誘われるようにこの塚に来て手を合わせている。
706:
放送室
既出だったらごめんよ。
ラジオの松本人志、高須光聖の放送室
JR福知山線の事故後の放送(第194回)より
構成作家の高須光聖に最近あった弟からの電話の話。
肉親からの電話は何かあったんじゃないかと思うから腹立つという話から
高 電話したんですよ(弟に)、「何やねん」って言うたら、
松 うん、うん。
高 「ちょっと相談のってくれへんか。」来た・・、「何やねんお前、何やそのトーン。」
松 金か?
高 いや、一瞬金かなと、「どないした?どないしたんや?」言うたら、
 「違うねん・・・、あの?うちの」まぁまぁ娘って言ったら
 オレから言うたら姪っ子な。3歳やねんけど、
 「あの?・・・(娘が)ちょっとすごい、ちょっとおかしいねん。」
 「え?なんやどうおかしいねん?」言うたら?・・・
松 怖いなぁ。
高 怖いやろ?「お前何がおかしいねん?」言うたら、
 「・・・あのなぁ?・・・どう言うたらええんかなぁ?・・・。」って
 「早よ言えや!何やねん!」言うたら、
松 フフフ(オチを期待して笑う)
707:
高 あの?、あの尼崎で、事故あったやろ?
松 うん、うん。
高 バーン!あったやろ?
松 その後なんか・・・、
高 その日の、その日やねん。その日の夜中に、(娘が)起きたんや。
 バーっと起きて、「オバケ????!!」って言うねん。
松 も?・・・
高 ずーっとやで!声枯れるくらいに、泣きじゃくって。
 ずーっと家中で言うてんの。
松 ちょっと、自分その話あかんわ・・・。
高 あかんやろ!?で、オレは「何でやねん!?怖いな?!」って、
 「怖いねん」ってうちの弟も言よんねん。
 でそれから、次の日も、その次の日も夜中になったら起きんねん。
 泣いて。
松 ちょっともうやめて。も?・・・
高 いや、そやねん。ほいで、そんときに、それをなんとかして欲しいと。
 
松 あの?、ん?、その事故現場から、そのマート(高須の弟)の家って
 距離にしてどんなもんなん?
高 1キロないくらいかな??
松 あ?、近い。
高 近いねん。ほいで、「あの?見てもらわれへんか?」と。
708:
(中略)高須の担当する番組(オーラの泉)の江原さんと言う人に
見てもらえないか?と訪ねる弟に、高須はそれは無理だからお祓いに行けと言い。
それから連絡はしていないという。
高 朝になったら、その子は朝になったらもう忘れてんねんけど、
 もう声枯れてんねん。それくらい泣いてんねん。
松 それはあかんわ。
高 あかんねん・・・。もう怖いわ!
松 なんか、あの、その、マンション突っ込んだ住民の人たちの子供が、
 そうなる、あの、何?あの、なんていうの?精神的に?とかいうのはあるみたいやけど。
高 あ?そう。
松 まぁ?、それはね、もう?、
高 そりゃもう下にそんなことになってるからね。そんなん全然見てないからね。
松 言うても、1キロぐらい離れとるわけやからね。
高 そうそう。現場まで行って、1キロ。あ、1キロぐらいかな・・・?
 現場も別に行ってないしね、見てないし。
 まぁニュースで出たかもしれんけど、場所なんかわかれへんし。
 ほいでも、3歳やからね。
松 いやいやいやいや・・・それ具体的な、なんか言うてんの?その、
 こんなん着てる人がおる、とか。
高 いや、それもな、オレもよう聞かんかった、あんまり、弟に。
 「いや、わかったわ。じゃあちょっと聞いてみるけど、お前はお前で・・・
松 ちょ、これ、ラジオいつ?いつオンエアしてんの?これ、夜、
 夜何時ぐらいオンエアしてんの?
高 2時ぐらい?
松 うわ、もー、なんか、もー、ごっつ怖いやん。
(後略)その後は連絡をとってない為、後日談はわからないそう。あとは弟は霊感が強いという話から、娘も霊感があるんだね、という話に。
 
文章にすると長い割にそんなに怖くないかな・・・?でも夜中ラジオで聞いてるときはゾッとしたよ。
732:
>>708
声で聞くとけっこう怖くない?
心霊話になると思わず聞いてたからよけい怖かった。
松っちゃんが「も?」っていうとこでオレも「も?」ってなったよ。
781:
侵入者
最近暑くなってきたよな。俺は軽度の潔癖性みたいなんで常に手や顔はさらっ
としておかなきゃ嫌なんだ。だからこの季節洗面所を行ったり来たりしている。
洗面所には小さな格子付きの窓があって暑いからいつも開けてた。
そして先日いつもの様に洗面所で洗顔してると急に後ろから頭を掴まれて蛇口
に向かって打ち付けられた。何があったかわからずパニックになっている間もガツン!ガツン!と
打ち付けられて、鼻血が喉に逆流し息が出来なくなって咳き込んだ。
すると、男かよチクショー!!!
ずっと見てたのに!みたいな叫びを掴んできていた奴が言った。
俺は必死で手元にあった歯ブラシ(不幸にもこんなんしかなかった)を相手の顔辺りに滅多刺ししたらそいつは逃げていったんだけどな。
洗顔が目にしみるわ鼻血出るわ顔面痛すぎるわで本当に最悪だった。
警察に行ったけど犯人は捕まってない。
たぶん毎日洗顔所の窓から俺んちの中見てたんだろうね。
その窓はちょうど俺の顔半分ぐらいが外から見えるぐらいの高さにあるし、
変な話し俺の顔すっぴんの妖怪掛かったOLみたいなんだよな。
それにしても全く気配を感じさせずに家に侵入したあげく襲い掛かってくるな
んて最近の変質者はレベル高いね。
一人暮らしの方は用心に越したことないよ。
784:
>>781
ガクガク((((((゚д゚;))))))ブルブルコワー
殺されなくてよかったね
846:
普通じゃない
怖さの種類が違う気がするが一応
大学生だったころ
仲がそれなりによかった友人と一緒にちと歩いて遠出をしていた
結構人がいるところだったんだが
信号が青になったんで歩き出そうとしたらダチが
「ん? ちと待て」と言って俺の腕をつかんだ
あ? と思った止まったが、そこでイキナリ大きめの車(種類はわからない)突っ込んできた
後で聞いたところでは居眠り運転だったらしい
うわ!って感じでみんな避けたんだがちょうどなんか靴紐を結んでいたのか
中学生くらいの男の子が動けなくて、思いっきり轢かれた
どんって吹き飛ばされるんじゃなく、車体の下に引きずり込まれる感じ
グチャって感じだった
思わず目をつぶったんでよくは覚えてないが、かなり酷いものだったらしい
血のにおいが充満してた
何より酷かったのは、ひどい言い方かもしれないが死ねなかった事
その後そばの電柱にぶつかって止まったんだけど
「ひぃぎゃああああ」って感じの叫び声が響いていた、アレは思い出すだけで吐き気がしてくる
でも、それは別に怖くなかったんだ
怖くは無かったんだ、気持ち悪かったし、うわぁ・・・とは思ったけど
847:
「おお??うるせぇうるせぇ」
マジで空気が止まった
轢かれた直後も止まってたんだが、それとはなんか違った
轢かれた直度は、なんかシーンとしてた感じだったんだけど
今度は、みんながこっちを見てた、信じられないって感じで
張り詰めた空気って感じ
アレは怖かった、俺をみていたわけじゃないんだけど、周りに、20人くらい居たんだけど、それが全員口を半開きにして目を見開いてこっちを見てたんだよ
思い出すだけでも寒気がしてくる
そしたら、今度は笑って
「何、止まってんだ?救急車呼べよ あ、いらないか?」
って言って、こっちも方見て
「どうだろ? あれ死んだかね、もう声しない訳だが」
いつの間にか、声はしなくなっていた
その声で周りが一気に動いた
「オイ、救急車!」って言う人や、足早にそこを離れる人や吐く人やら
なんか、全員、そいつから円を描くように離れて動いていた
直線状にそいつが居るとみんな円を描いて移動してた
848:
怒ってるって感じじゃなかった
不謹慎だって言うやつも居なかった
みんな逃げてた
そいつから
俺も怖かった
事故が起こる直前まで普通に話してたのにさ
マジで怖かった
そしてそいつは事故現場、そのなんかひき肉みたいになっちゃってる場所を見て
「お、死んだ」ってつぶやいた
後で聞くと、ちょうどその時に死んだらしい
そいつは、もうかれこれ七年以上会って無い
生きてるとは聞いてるが、どこにいるかもよく知らない
ただ、精神病の患者とか、そう言う人間には職業上よく会うんだが
なんか、そう言うのとはまるで違った
普通なんだよ、まるで普通
普通なんだけど、狂ってる、そう言う人間って居るんだなって本当に納得した
858:
>>848
怖すぎる…
頭にその情景がうかんで鳥肌たった…。
860:
心霊写真
デジカメで撮った写真を見ていたんだが
何か全く身に覚えのない写真が二枚記録されていたんだ
気になってデジカメのディスプレイじゃ小さすぎるからパソコンに写して大きいサイズで見てみた
一枚は何か普通の子供達がユニフォームを着て公園でサッカーをしてる写真だった
場所や子供は誰だか不明だが極々普通の写真だ
問題は二枚目の写真なんだが、それはマンションのゴミ置場を撮った写真だった
最初は何とも思わなかったが、よく見るとゴミ袋の間に女性の顔が挟まってる
痩せてるというより骸骨みたいな顔立ちで肌はゴミ袋と間違えるぐらい真っ黒
正直かなりビビった
861:
が、問題はそのゴミ置場
俺が小学生の頃に住んでたマンションのゴミ置場だった
その時は住んでたマンションの写真がある事より
ゴミ袋に挟まれた女性の顔の方が衝撃で気にもしてなかったが、今思うとかなり不気味
何とも言えない不安を覚え、母親か姉を起こして見て貰おうと思った
が、何故か座ってる椅子から離れたくない、パソコンのモニタから目を離したくない
という気持ちがあった
自分でも理解は出来ない、冒険、好奇心があったのか・・・身体もいうことを聞かなかった
女性の顔は相変わらず不気味に微動だにしない、画像だから当然だが何故かその画像からは生気を感じた
862:
この時の俺は冷静さを取り戻し画像の詳細を覚えた
018と床のコンクリートに書かれた文字が見える
確かに以前住んでた時に俺の親父が車を駐車していた所だった
それを理解した瞬間身体が一気に震えた
モニタ越しに映る俺の顔が全てを物語っていた
俺の完全記録型デジカメ(読み込み不可)に、俺が以前住んでたマンションの画像が
心霊写真と入っていたんだから俺か俺の家族に関わりのある写真だと確信づいたからだ
すると突然、今度はこの画像をこれ以上見たくない、パソコンから離れたいと急に思い出したい
強制的に電源を切って逃げる様にベットに入った
それと同時に次はこの部屋から離れたいと思い始めた
上手く表現出来ないが「この部屋にいたら危険だ」という考えが一気に生まれた
863:
巨大な写真の女性の顔にベット上で圧迫される想像をずっとしていた
しかしもう一方で、ここから逃げずに写真の女性に謝って和解をしないといけない
という考えが身体を支配して、俺はベットから離れられなかった
身体を支配する本能が謝罪を、和解をしろというのだから
やはり俺は過去に写真の女性に何かしたのだろう・・・と思っといた
俺はベットに転がり必死に寝ようとした
その時にいきなりビデオデッキからガチャっという機械音がした
この話はおとついの深夜
関西圏に住んでいてテレビで映画のキャスパーがやっていたんだ
久々に見る映画に懐かしく思い録画をしていたんだが、どうやら途中でテープが切れたらしい
864:
俺は気にせずにベットで必死に眠ろうとしていた
寝たのが判った
普段は、っていうより人間は寝る瞬間等意識が朦朧とし過ぎて、寝たなんて判るはずがない
が、俺は何故か判った、今いるのは夢の世界だって事も
見渡すと真っ暗な自分の部屋でベットに転がっている
これはついさっきまでの俺だ
現実から夢に継続されている、さらに今が夢だと判っているから何とも複雑で不思議な感じだった
俺は起き上がり部屋を出た
部屋の外の部屋はLDKで、調度DKが当たる所だった
部屋を出た瞬間に写真の女性の顔だけがテーブルに乗っかっていたのがすぐに目についた
もう死ぬかと思ったし、凄く震えていた
「すみません」「僕はあなたに何かをしましたか?」みたいな質問をしていた
女性の首は人形みたいに全く動かない
「○○(母の名前)の知り合いですか?」・・・無反応
「○○○(父の名前)の知り合いですか?」・・・無反応
無反応のはずなんだがその瞬間に殺されると感じた
もう亡くなった父が何かをしてしまった人なんだと確信した
865:
女性の顔は変わらないが異様な殺気と絶望感を感じていた
「ごめんなさい、僕は○○○○(俺の名前)です」
「○○○(父の名前)ではありません。ごめんなさい」と謝りながら部屋に戻った
その後は再びベットに入り眠ろうと転がった
横向きになって部屋を見渡せる形にした
・・・勉強机の上に女性の顔が乗っていた
そしてさっきの無表情とは逆に、しっかりと笑っていた(泣いていた様にも見えた)
口を大きく開け、白い歯が肌の黒さにギャップしてて凄く気持ち悪かった
もう死ぬ、父のせいで俺が死ぬ・・・と俺は父を怨みながら彼女と目を合わせていた
そこから先は全く覚えておらず朝の8時ぐらいに目が覚めた
汗もかいていないし、妙に落ち着いていた
866:
早昨日の真相を確かめるべくパソコンの電源を入れた
が、画像の記録がない
デジカメ本体にも入っていない
悪い夢でも見ていたのか・・・と思い込み、
あまりにも気味の悪かった体験を夢だった事にしようとした
しかし夢ではなかった
昨日ベットでビデオのテープが切れた音がしたって言っただろ?
その時にビデオデッキに目が行ったんだ
記録数字が2:12:10だった事を確かに見て記憶していた
これは夢を見る前の話だ
ビデオデッキに目をやると確かに2:12:10と記録されていた
俺が心霊写真を見ていた時は確かに夢ではなく現実だったという事が明らかになった
長く書いてしまったが話はこれまでです
一枚目のサッカーで遊ぶ少年の画像
親父と関係があったと思われる女性の画像
まだ全く解決していない・・・
そして夢じゃなく現実の世界で、部屋の外に出ていたらどうなっていたのか・・・
今でも気味が悪い
文才がなく上手く書けなかったが、ネタでも創り話でもない事だけはわかって貰いたい
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