モバP「あんきらにちょい足ししよう」back

モバP「あんきらにちょい足ししよう」


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1:
杏「またなんか言い出したよ。はい、お疲れさまー。杏はもう帰るよ」
きらり「Pちゃん杏ちゃんおっつおっつ☆」
モバP「いやいやいや、そこは話くらい聞いて行こうなふたりとも」
杏「えー」
モバP「ほら、飴をやろう」
杏「飴うまー。……仕方ないなあ。ええと、なんだっけ」
きらり「ちょい足し、だったかにぃ? Pちゃん、それってなーにー?」
モバP「いい質問だなきらり!」
きらり「……きらり、なんだかいやな予感がしてきたにぃ」
杏「これもう聞かないと帰してくれないよね。杏、今日はもう寝たかったんだけどなあ」
2:
※モバマス
※1件5?10レス
3:
杏「あんきらにちょい足し、ねえ。まあいいよ、説明をゆるすー」
モバP「ああ。お前たちふたり、『杏ちゃんときらりんのハピハピツイン☆』略してあんきらは俺も素晴らしいユニットだと思う」
きらり「うきゃー☆ 照れゆー☆ きらりもハピハピしてゆー!」
杏「あー、うん、素晴らしいは言い過ぎかもだけど。でも、それなら余計にちょい足しがわかんないな」
モバP「そこだ。確かにあんきらは素晴らしいが、安定感がありすぎてな。最近ちょっと淡白なんじゃないかと思えてきた」
きらり「プロデューサーさんは淡白の意味を辞書で引いた方がいいと思います」
杏「どうしたのきらり!? 変だよ!?」
モバP「言うなればあんきらは豆腐だな。飽きることはないし毎日でも見たいがやはりパンチに欠ける」
杏「プロデューサーも何事もなかったように話を進めないで欲しいなあ!」
4:
モバP「そこでちょい足しだ」
きらり「どゆことー?」
モバP「ニュージェネレーション然り、ニューウェーブ然り。ユニットは3人だとバランスが取れる、と思わないか」
杏「言いたいことはまあ、わかるよ」
モバP「で、豆腐には薬味が必要だろ?」
きらり「ショウガとかー、ネギとかー、おくちがうきゅー☆ってするぅ?」
モバP「ああ、それだ。世間では杏がキュート、きらりがパッションってことになってるだろ」
杏「キュート、かあ。なんか聞いたことあるね」
きらり「きらりもパッション全開ぉー!」
モバP「そうすると足りないのはクールだろ。あんきらをピリッと引き締める、クールなアイドルに加入してもらおうと思ってな」
杏「なるほどねー。それで薬味かあ。それなら最初からそう言えばいいのに」
きらり「Pちゃんのおはなし、わかりづらいにぃ……」
6:
モバP「お、電話だ。もしもし? あー、今日はありがとうございます。どうも、わざわざすみません」
杏「んー、プロデューサーも電話出ちゃったし、ちょうどいいかな。話は聞いたからね。杏はもう帰るよ」
きらり「杏ちゃんが行くならきらりも帰ゆー」
モバP「あー、待て待て、もう少し待て。実はもう、候補のクールなアイドルを呼んでてな。というか今着いた」
きらり「うきゃー? 誰か来てゆー?」
モバP「今の電話な。俺がお前たちを足止めしてる間に来てもらう、という計画だったんだ」
杏「うわあ、ハメられたよ」
きらり「計画的犯行だにぃ」
モバP「ははは、なんとでも言え。俺は大好きなお前たちを輝かせるためなら何でもするぞ」
きらり「大好きってー♪ うぇへへへ、照れゆー☆ きらりもPちゃん大好きー!」
杏「言葉だけならカッコいいんだけどなあ」
7:
モバP「結構無理言って来てもらってるんで、とりあえずお試し気分で話だけでもしてみてくれ」
杏「仕方ないなあ。あとで飴たくさんもらわないとやってられないからね」
きらり「きらりは杏ちゃんとハピハピできゆならいーにぃー☆」
杏「実際、杏の仕事が減るなら歓迎だしね」
モバP「納得してくれたなら何よりだ。では、あんきらにちょい足しプロジェクト第一弾!」
杏「……ちょ、ちょっと待った、第一弾?」
きらり「ひとりめ、ってことかにぃー?」
モバP「流れ次第でな。ともあれ、今日のちょい足しゲストはご存知、この方。クールなアイドル、どうぞー!」
8:
川島瑞樹「わかるわ」
杏「……わけがわからないよ!」
きらり「あの、川島さん、辛かったら断っていいんですよ」
モバP「ど、どうしたきらり、キャラがブレてるぞ?」
きらり「できればブレさせないでほしいにぃー☆ おにゃーしゃー」
瑞樹「断るはずないでしょう。貴女たちみたいな若い子と仕事ができるのはむしろチャンスよ。色々な意味で」
きらり「きらりは川島さんのチャンスを潰しちゃうような気しかしないにぃ……」
瑞樹「私はいい経験になると思うわ。それに、こうして呼ばれたのはプロデューサー君が信頼してくれてるってことだもの」
モバP「はい。川島さんなら『ANKR』を素晴らしいユニットにしてくれると信じてますよ!」
杏「あ、『ANKR』?」
きらり「『杏ちゃんときらりんのハピハピツイン☆』あーんど川島さん☆でANKRかなぁー?」
瑞樹「KWSMアレンジってことね。わかるわ」
杏「ああ、わかっちゃうんだ……」
9:
杏「ね、ねえプロデューサー。聞きたいんだけど、どんな考えで杏ときらりに川島さんをちょい足そうと思ったの」
瑞樹「私も気になるわね。プロデューサー君は私のどこを買ってくれたのかしら」
モバP「ああ、説明してませんでしたね。『あんきら』はやっぱり杏のニートネタときらりの天然トークがウリでしょう」
きらり「うぇへへへ、照れゆー☆」
杏「照れるとこかなぁ」
モバP「そこで同じく元アナウンサーで喋りに定評のある川島さんに入ってもらえれば、あんきらは更に輝くと思うんです」
瑞樹「なるほど……2人に自由に喋ってもらい、私が大人としてまとめる、ということね」
杏「うわぁ」
きらり「杏ちゃんどしたのー?」
杏「いや、プロデューサーが意外とちゃんと考えてることにびっくりしただけだけどね」
11:
きらり「でもPちゃん、きらりは3人でもハピハピできると思うけど、うまくいかなかったらどーすゆー?」
杏「そーだよプロデューサー、川島さんのアイドル生命に関わるよ」
モバP「その時は責任とって俺が嫁に貰うよ」
瑞樹「なかなかいいアイディアね。わかるわ」
杏「ちょ、ちょっとちょっと。色々突っ込みたいけど、それなら杏たちのアイドル生命はどうするのさ」
モバP「もちろん、お前たちのアイドル生命は俺が全力で建て直すぞ!」
杏「これ喜んでいいのか悪いのかわかんないなあ」
きらり「言ってることはカッコいいんだけどにぃ」
瑞樹「ふふ、それなら安心してお嫁に行けるわね。全力で!」
杏「はいアウトー! 川島さんアウトー!」
12:
杏「これダメだ、企画失敗だよプロデューサー。絶対失敗するよ。杏の飴一袋賭けてもいいよ」
モバP「そうかあ? なかなかいいと思うんだがな。まあ、おまえたちが駄目そうなら仕方ない。すみません、川島さん」
瑞樹「残念ね。でも、面白い話だと思うわ。また何かあったら教えてくれる?」
モバP「それは勿論。折角なので色々相談に乗ってもらえると」
きらり「Pちゃん、きらりも杏ちゃんもつーかれーたにぃー。今日はもう帰っていーい?」
モバP「ああ、仕事あがりに済まなかったな。送って行こう。川島さんも送りますよ」
瑞樹「そうね。折角だし、杏ちゃんたちを降ろした後に一軒付き合ってくれるかしら。相談がてら……ね」
モバP「いいですね。それなら今日の埋め合わせに奢らせてください」
杏「あーあ。ふたりともいい大人なんだし、杏はいいけどさぁ」
きらり「Pちゃん、気づいてないにぃ……」
13:
瑞樹「そうと決まればはやく行きましょうよ」
モバP「ほら、杏もきらりも早く出ろ、事務所の鍵閉めるぞ」
杏「きらりー、運んでー」
きらり「いーゆー! 杏ちゃん、きらりん合体だにぃー☆」
杏「おー、行けー、きらりんロボー」
きらり「がおー☆」
モバP「ああ、そうだふたりとも。ちょい足しはまた今度別の人に頼んでみるからな。第二弾を楽しみにしててくれ」
杏「あー……」
きらり「うきゃー……」
あんきら「「やっぱりこれ、続くんだ(にぃ)……」」
22:
双葉杏(17)
諸星きらり(17)
川島瑞樹(28)
25:
...
......
.........
きらり「ヤバーい、杏ちゃん軽ーい☆ おつおつー☆」
杏「悪いねえきらり、いつも運んでもらって」
きらり「いーよぉー! でも杏ちゃん、もう事務所ついたから降ろしていいかにぃ?」
杏「あー、たのむよー……もう杏は動けないよ。飴切れだよ」
モバP「ふたりともお疲れさん。そろそろ杏がそう言うと思ってな、飴用意しといたぞ」
杏「当然だね。食べさせてよ」
モバP「はいはい。何味にする?」
杏「んー、イチゴかなあ」
モバP「ほれ、あーん」
杏「あーん……飴うまー」
きらり「ねねねPちゃん、きらりもー。きらりもあーんすゆー☆」
モバP「うん、きらりもか? ほれ、あーん」
きらり「あーん……うきゃーーーー! 照れゆー!!」
モバP「いやいやきらり背中叩くのはやめような痛い痛い痛い」
26:
モバP「うへえ、まだ背中じんじんする……が、喜べふたりとも、またひとりちょい足し候補を借りてきた」
杏「あ、また連れてきちゃったんだ」
きらり「Pちゃぁん、今度はぁ、ハピハピできゆー?」
モバP「できると思うぞ。なにしろうちの看板のひとりだからな、あんきらに加えれば最強間違いなしだ」
杏「ああ、もういやな予感しかしないけど、さっきの飴に免じて話は聞かないでもなくなくなくなくないよ」
きらり「杏ちゃん、どっちなのかにぃ……?」
モバP「そうしたら呼ぶぞ。悪い、待たせた。入って来てくれ」
27:
渋谷凛「ふーん、あんたたちとユニット組むの? ……まあ、悪くないかな……」
杏「 」
きらり「 」
凛「……ねえ、すっごい引かれてない? これ、言う必要あった?」
杏「……あー、えーと、入りのセリフ仕込んでんの? 芸コマだなあ」
きらり「照れる凛ちゃんかわゆー! きらり、凛ちゃんならハピハピできそうだけどにぃ」
モバP「おお、きらり乗り気か? 悪いな凛。無理言ってきてもらって」
凛「いいよ。卯月も未央も勉強になるから行ってきた方がいいよ、って言ってくれたし、たまにはね」
杏「いや良くないでしょ。凛にはニュージェネにトラプリもあるんだから」
モバP「それだ。凛はユニット慣れしてるからな。今でも半ば出来上がってるあんきらに入っても巧くやってくれるだろ?」
きらり「またそれっぽい理由が出てきたにぃ……」
杏「これ本気で言ってる気がするのがプロデューサーの怖いトコだよ」
28:
モバP「だが、やってもらうにしても掛け持ちの関係で凛の負担が増えそうでな」
凛「事務所の稼ぎ頭と一緒に仕事させてもらえるならいい勉強になるし、私は構わないよ」
杏「……うん?」
きらり「うゆ?」
モバP「どうした、ふたりとも」
杏「いや、ええと、杏たちが稼ぎ頭ってことはないでしょ? 杏だよ? 働いてないよ?」
きらり「最近はお仕事たーくさんだったけどぉ、凛ちゃんたちはもーっとたーくさん働いてるゆ?」
凛「あれ、もしかして説明してないの?」
モバP「したと思うんだがなあ。杏のニート推しを保つためにも、なるべく少ない回数で実入りのいい仕事取ってるって」
杏「……聞いた? かな?」
モバP「だから、今はお前たちが事務所で一番稼いでるんだよ。と言っても僅差だけどな」
きらり「Pちゃんすごー☆ 杏ちゃんときらり、いちばーん!」
凛「もちろん、私たちもすぐに追いつくつもりだよ」
29:
モバP「しかし、今回は悪くなさそうだな。もちろん川島さんが悪かったわけじゃないが」
杏「いや、川島さんは悪かったっていうよりプロデューサーをね」
瑞樹「わかるわ」
杏「 」
凛「……なんか顔だけ出して行ったけど、川島さんどうしたの」
きらり「凛ちゃんは知らない方がいいにぃ」
モバP「とりあえず、暫く一緒に活動してみるのはどうだ。うちは割とアイドル組み合わせ自由なとこあるしな」
杏「んー、まあ、杏は一緒にレッスンするくらいならいいけど」
凛「……!?」
30:
モバP「どうした凛」
凛「え、どうしたって。プロデューサーは驚かないの?
モバP「うん?」
凛「杏が働く気になってる……」
モバP「ああ、それか。まあ俺ときらりとトレーナーさんくらいしか知らないことではあるがなあ」
きらり「杏ちゃんはだぁれも見てないところでこーっそり練習しちゃうんだにぃ☆ カーワイイ☆」
杏「ま、まあ、杏もアイドルの端くれだからね」
モバP「んじゃ、明日からのレッスンは『あんきらりん』で入れとくからな。頼むぞ3人とも」
杏「はいはい」
きらり「凛ちゃんおにゃーしゃ―☆」
凛「よろしくね、ふたりとも。それじゃ、残していこうか、私たちの足跡」
杏「このしぶりん、意外とノリノリである」
31:
...
......
.........
杏「……いやあ、しばらく一緒に活動してみたけど」
モバP「ああ」
杏「ウケたねぇ」
モバP「ウケたなぁ、『あんきらりん』」
きらり「きらり、杏ちゃんと凛ちゃんと一緒ですごーくハピハピしたにぃ☆」
モバP「本当に売り出すなら是非、ってオファーもいくつも貰ったしな。俺の目に狂いはなかったな」
杏「アイドル印税生活も近かったかもね。あ、プロデューサー飴ちょうだい」
モバP「ああ、飴をやろう。とは言え、やはり3ユニット掛け持ちは無理があったな」
杏「倒れちゃったからねぇ」
きらり「凛ちゃん心配だゆ……」
杏「杏も休みは欲しいけど、ああいうのは大変そうだからいいや」
きらり「Pちゃん、今日はお見舞い行ったのかにぃ?」
モバP「いや、今日はこれから行く。悪いな、現場について行けなくて」
32:
きらり「んもー、きらりたちのことはおけおけ☆ 凛ちゃんの方が心配だゆ!」
杏「そだね。杏たちはいつものラジオだし。ところで、凛が復帰したらまたやるの?」
モバP「ああ、それだけど。ニュージェネの担当からそろそろ返してくれって言われててなあ」
杏「だろうねー。ま、あっちのが先だったしね、それがいいと思うよ。杏の仕事も減るし」
きらり「凛ちゃんと一緒で、すごーくすごーくお仕事したもんにぃ☆」
モバP「ああ。それに、売れたことは売れたが、こう……」
杏「普通だった?」
モバP「凛には悪いが、な」
きらり「凛ちゃんは真っ直ぐなアイドルだからにぃー」
杏「自分で言うのもなんだけど、杏もきらりも特殊だからね」
モバP「うん?」
杏「正統派の凛だと、組み合わせるにはちょっと毒が足りなかったんじゃない? いい意味でも悪い意味でも」
33:
モバP「毒、か……」
杏「え、その顏、まだやるつもりなの?」
きらり「Pちゃん、めげないにぃ」
モバP「言ったろ、おまえたちを輝かせるためなら何でもするって」
きらり「凛ちゃんと一緒は楽しかったから、きらり楽しみにしてゆー!」
杏「……ま、いいよ。心の準備する時間くらいあるだろうし。今度は杏の仕事減らす方向でお願い」
モバP「ははは。なんだかんだで仕事してくれるお前たちが好きだよ」
きらり「照れゆー☆」
杏「はあ。そういうのは杏たちじゃなくて恋人に言いなよ」
モバP「彼女かー。俺、いないからなあ」
杏「うん、知ってた」
モバP「……うん。俺もお前がそういうやつだってことを知ってたわ」
34:
杏「それじゃ、凛によろしくね」
きらり「いってくゆー☆」
モバP「おう、気を付けてな。あ、それと次のちょい足し候補、先に現場入ってもらってるぞ」
杏「うん……うん? ええと、きらり、今の杏の聞き間違いだよね?」
きらり「残念だけどぉ、きらりも聞いちゃったにぃ」
モバP「じゃ、俺も凛の見舞いに行ってくるから。仲良くやってくれ!」
杏「……」
きらり「……」
杏「ああ、うん、行こうか、きらり」
きらり「そうだね。気持ちはわかるよ、杏ちゃん」
杏「どうしたのきらり、キャラが……まあ、いいか。次、誰だろうね」
きらり「杏ちゃんときらりなら、だれでもきっとハピハピできるにぃ! 楽しみー☆」
杏「きらりは前向きだなあ」
きらり「前向きじゃないとやってられないにぃ」
杏「……杏の仕事、増えてるよね、これ……」
42:
渋谷凛(15)
46:
...
......
.........
杏「F! 双葉杏と」
きらり「Mぅー! 諸星きらりのぉー☆」
あんきら「FM☆シンデレラー♪」
北条加蓮「with 北条加蓮!」
杏「というわけで、今日のゲスト、加蓮の新曲『薄荷 -ハッカ-』聞いてもらったよ」
きらり「とぉーっても加蓮ちゃんらしい曲だったにぃ☆」
北条加蓮「4月30日発売だよ。ラジオの前のみんなもよろしくね!」
杏「んじゃ、一旦CMー。あのさぁ、一旦と言わずもう終わっていいんじゃない?」
きらり「杏ちゃん、めっ! まだまだ続くにぃー☆」
加蓮「あはは、ふたりはラジオでもほんといつも通りだね」
47:
杏「……っと。ところで、CM中だから言うけど」
加蓮「うん」
杏「どうしてプロデューサーは倒れた、って話の後に一番倒れそうな加蓮を連れてきちゃうかなぁ」
きらり「きらりもすごーく心配しちゃうゆ?」
加蓮「私もそう思ったんだよ。でもプロデューサーが私じゃないとダメだって」
きらり「加蓮ちゃんじゃないとダメダメー?」
杏「……ひょっとして、グループ名絡みかなあ。って、え、もうCM明けるの?」
きらり「はっじまるよー☆ さーん、にーぃ、いーち、うきゅー☆」
杏「はーい、FMシンデレラ続くよー。で、話は続くんだけど」
加蓮「うわぁ、番組中なのに自由だね……」
きらり「いつものことだにぃ☆」
杏「あー、リスナーのみんなにもわかるように説明しとくけどー……めんどくさ。きらりー」
48:
きらり「はいはーい、説明すゆー☆ んーとね、いま、きらりたちのPちゃんがー……」
加蓮「え、この企画って言っちゃっていいの?」
杏「んー。まあ、大丈夫じゃない? 地方局だし、あんまり話題にもならないよ。責任はプロデューサーがとるしー」
きらり「……杏ちゃんときらりのふたりに、もうひとりクールなおともだちを入れようとしてるんだにぃ☆」
加蓮「い、いいんだ。ええと、それでふたりのプロデューサーに私が呼ばれてきたんだ。もちろんCDの宣伝もあるけど」
杏「問題は、どうして加蓮か、ってことなんだけど」
加蓮「あ、プロデューサーから手紙預かってきてるよ」
きらり「Pちゃんからおてがみー?」
杏「あー。とりあえず読んでみる?」
加蓮「そうだね。えっと……」
49:
モバP『この手紙を読んでいるということは、おまえたちが無事合流したということだろう』
加蓮「あ、あはは。仕事場に合流しなかったら問題だよね」
杏「この書き出し、多分使いたかっただけだろうなあ」
モバP『加蓮に来てもらったのは、今回のちょい足しユニットに加蓮がどうしても必要だったからだ。その名も……』
きらり「名もー?」
加蓮「『Bed Side Tales』……って、ええと、ちょっと待ってね」
モバP『Bed Side Tales は、ひとりの病気がちな少女と、その枕元に現われた働かない悪魔と働き者の天使が繰り広げる御伽噺だ』
加蓮「だって。病気がちな少女と」
杏「働かない悪魔と」
きらり「はたらきもののぉ、天使、ゆ?」
杏「なるほどねー、確かにそれなら加蓮じゃないとダメなのはわかるかな」
加蓮「病弱で売りたいわけじゃないんだけど」
杏「杏もニートで売りたいわけじゃないよ。ニートで売れればいいとは思うけど」
加蓮「あ、うん。でも私、この名前ちょっと好きかな。これもシンデレラストーリーっぽいし」
きらり「きらりもー☆ ふしぎな感じとー、ハピハピな感じ、両方あるにぃ!」
50:
モバP『なお、Bed Side Tales はFMシンデレラだけの限定ユニットとする』
加蓮「ラジオだけ、かあ。これ、私が倒れたりしないように、だよね」
杏「どうかなあ。そんなにいい方向に取る必要もなくない?」
加蓮「ううん。凛も言ってたけど、プロデューサー、いろいろ考えてるんだね。凄いよ」
きらり「うきゅ……どんどんPちゃんの評価が高くなってるにぃ……」
杏「(凛が倒れたの見て思いついただけだと思うけどなあ)ま、杏は考えなくていいから助かってるよ」
加蓮「あ、最後に何か書いてあるよ」
モバP『なお、この手紙は自動的に消滅する』
杏「……」
きらり「……」
加蓮「……」
51:
きらり「しょーめつ、すゆ?」
杏「あ、ラジオじゃわかんないと思うけど。手紙、ちゃんと杏たちの前にあるから」
加蓮「お茶目、なのかな。ふふっ」
きらり「加蓮ちゃんもすごーい前向きちゃんだにぃ」
加蓮「そうでもないよ。でも、今みたいに色々挑戦させてもらえるのは嬉しい」
杏「ま、こんな感じなら杏も楽させてもらえそうだしね。どうせスタッフさんにも話しとおってるんだと思うし」
きらり「そーなのー?」
スタッフ「そうでーす」
杏「じゃ、そんなわけで。しばらくこのラジオは加蓮と一緒にやっていこうと思うよ」
きらり「おにゃーしゃー☆」
加蓮「えと、そんな簡単に決めちゃっていいのかな」
52:
杏「加蓮のスケジュールさえよければいいんじゃない?」
きらり「きらりはだーい歓迎だにぃー☆ 杏ちゃんもー、ハピハピー♪」
杏「はぴはぴー。……実際、CD出たらトライアドプリムスの仕事も入るだろうから、無理ない程度にね」
加蓮「ふふっ。そんなこと言うと来週も来ちゃうよ」
きらり「うきゃー☆ やたー!」
杏「決まりかな。……うん? もう時間? それなら、折角だからさ……」
きらり「うゆ?」
加蓮「うん、うん! やろう!」
53:
きらり「はーい、杏ちゃんと加蓮ちゃんと一緒におーくりしたけどぉ、そろそろお別れのお時間だにぃ」
杏「残念だけど、そろそろ魔法が解ける時間、らしいよ。加蓮はどうだった?」
加蓮「うん、楽しかったよ。それじゃ、今夜のFMシンデレラ。パーソナリティは」
杏「F! ……は今回要らないのか。えーっと、双葉杏と」
きらり「諸星きらりとー☆」
加蓮「北条加蓮の!」
3人「「「『Bed Side Tales』がお送りしました」」にぃ☆」
加蓮「ふふっ。おやすみなさい」
63:
北条加蓮(16)
65:
...
......
.........
モバP「おはようございまーす」
杏「おあおーおあいあー」
ちひろ「あ、プロデューサーさん、杏ちゃんのお迎えご苦労さまです」
きらり「うきゃー☆ Pちゃん杏ちゃんおっすおっすぅ☆」
杏「あえあえあ、えっあいい、あああああいおー」
モバP「ちひろさんおはようございいます。きらりもおはよう。そして杏は起きろ。背中から降りろ」
きらり「んー、Pちゃぁん、杏ちゃんハピハピ☆目覚ましすゆ?」
杏「あいあ……ハピハピしなくていいよ! お、起きた、杏起きたから!」
モバP「ああ、ありがとうなきらり」
きらり「うぇへへへ、褒めらりちった☆」
66:
モバP「揃ってるならちょうどいい。昨日は悪かったな。俺も凛と聞いてたが、よかったぞ」
きらり「Pちゃんハピハピしちゃった? しちゃった?」
モバP「ああ。リスナー受けもよかったみたいだからな、加蓮のスケジュールは月末まで抑えてもらった」
杏「月末……ああ、そっか、CD出るからね。トラプリ忙しくなるって見立てかあ」
モバP「ああ。だからその前に」
きらり「でもPちゃん、次に奈緒ちゃんはめっ、だゆ?」
神谷奈緒「ええー!?」
モバP「予想はしてたが、そうなるよな。まあ、俺もそのつもりはなかった」
奈緒「えっ、Pさんまで、えっ」
杏「んー、こう続いたらただのトラプリの宣伝になっちゃうしね。でも、事務所的にはそれでもいいんだろうけど」
モバP「ああ。俺はトラプリよりあんきらを輝かせたい」
きらり「Pちゃんらしいにぃ」
奈緒「えっ、ひどくない?」
モバP「ははは、どうした奈緒、みくの真似か。……結構似てるな。ところで凜が寂しがってたぞ」
奈緒「えっ!? し、しょうがないなあ凛は! 行ってくる!」
モバP「ああ、行って来い」
67:
きらり「それでPちゃん、次は誰なのかにぃ?」
モバP「ああ、それなんだがな。頼んでたのでそろそろ来るはず……」
木場真奈美「おはよう。外はいい天気だよ……待たせてしまったかな?」
モバP「いえ、いいタイミングですよ木場さん」
杏「えっ」
きらり「すみません木場さん、仕事は選ばれた方が……」
モバP「ど、どうしたきらり、キャラがぶれてるぞ」
真奈美「フッ、心配しないでも選んだ結果だよ」
杏「なにそれこわい」
真奈美「ところで、この3人のユニット名は考えてあるのかい」
きらり「杏ちゃん、木場さんが話聞いてないにょわ」
杏「なにそれこわい」
68:
モバP「それなんですが、いろいろ考えても一つしか浮かばなくて」
真奈美「ほう。聞こうじゃないか」
モバP「あー、それなら、ちょっと順番に並んでもらえますか。杏を真ん中に。で、手を繋いでもらって」
真奈美「ほう」
杏「こう?」
きらり「かにぃ?」
モバP「はい。それで、ユニット名なんですが」
真奈美「ああ」
モバP「『えいりあんず』で」
杏「“捕獲された宇宙人”写真かよ! 杏そこまで小さくないよ! ああもう、どこからツッコめばいいのこれ!」
真奈美「すると私ときらりはトレンチコートを着た方がいいのかな」
きらり「うきゃー☆ ハードボイルドー☆」
69:
杏「どうなのこれ」
モバP「やはり少し苦しかったか」
杏「無理やり杏の名前をユニット名に入れたのはいいけど『えいり』の部分に木場さんときらり一つも残って……」
真奈美「いや、悪くないだろう」
モバP「そう、ですか?」
真奈美「ああ。私はやはり歌がメインになるし、となるとふたりの個性とは食い違う」
きらり「木場さんが杏ちゃんときらりみたいにハピハピしたらびっくりだにぃ」
真奈美「試してはみたいけれどね。だが、最初からそれも難しければ、いっそインパクトで勝負しよう、という考え方だろう?」
杏「……ねえきらり。ひょっとしたら、木場さんって」
きらり「杏ちゃん、それ以上めっ」
真奈美「仕事も出来る上にユーモアのセンスもあるとは、流石だな」
モバP「はは、そう言ってもらえると助かります」
杏「人を見る目が……」
きらり「杏ちゃん☆」
杏「あ、うん。ごめんきらり」
70:
モバP「で、どうだろう。ちょっと変わった衣装になると思うが」
真奈美「この構成だとどうしても杏がメインになるだろうから、杏次第ではないかな」
杏「……うん、杏が決めていいならナシっていうけど」
モバP「一応、理由を聞いていいか」
杏「杏は、まあきらりもだけど、売り方がオモシロ系だからまだいいんだよ」
きらり「そーだにぃ。でも、きらりはいろんなことできてたのすぃーよぉ☆」
杏「まね。でもカッコイイ路線の木場さんにこれやらせて失敗したら、杏たち責任取れないよ」
モバP「ああ……その時は俺が嫁に貰うさ」
真奈美「興味深いが、君には瑞樹がいるだろう。浮気はよくない」
モバP「 」
真奈美「瑞樹と別れるなら歓迎だがね」
モバP「 」
杏「……杏たち、フォローしないよ」
モバP「あ、あとで川島さんと話しておくことにします」
71:
真奈美「ふむ。それならその話がつくまで『えいりあんず』は保留しておこう」
杏「えっ」
きらり「えっ」
モバP「は、ははは……お手柔らかにお願いします」
真奈美「フッ、冗談だ。だが、ふたりとの面白そうだと思っているのは本当だからね。機会があったら是非頼むよ」
きらり「……お、おにゃーしゃー☆」
杏「まあ、木場さんなら実際杏の仕事減らしてくれるとは思うんだよねー」
真奈美「では、私はレッスンへ行ってこよう。楽しかったよ」
モバP「はい、ありがとうございました」
杏「木場さんは働き者だなあ。杏はもう帰りたいよ」
きらり「おっすおっすいってらっしゃー☆ ……Pちゃぁん」
モバP「おう」
杏「正座」
モバP「……はい」
76:
神谷奈緒(17)
木場真奈美(25)
82:
...
......
.........
奈緒「というわけで、次はアタシだ! アタシだろ! ……アタシだよな?」
きらり「にょわー☆ 奈緒ちゃんいらしゃりー」
杏「いや、うん、いいけど。それ、オフの日に事務所きてまで言わなくてもよくない?」
奈緒「う……だ、だってお前ら、アタシのこと仲間はずれにするだろ」
きらり「そういうわけじゃないんだけどにぃ」
杏「杏もきらりもトライアドプリムス3人立て続けってのもどうかって思って……あー」
奈緒「な、なんだよ」
杏「説明するのもめんどくさい……」
奈緒「なんだよーアタシも構えよー」
きらり「杏ちゃんはいつもこうだゆ?」
杏「っていうか奈緒がめんどくさい……」
奈緒「そ、それ以上言うとアタシ泣いちゃうからな!」
83:
モバP「杏、きらり、待たせた……って、奈緒もいるのか」
奈緒「プロデューサーさん! 次はアタシだよな!」
モバP「……やりたいのか?」
奈緒「そりゃあアタシも混ざりたいよ。凜も加蓮も楽しそうだったし」
モバP「うーん。ふたりはどうだ?」
杏「杏はもう仕事したくないけど、ここで断るともっとめんどくさいと思うよ」
きらり「きらりは奈緒ちゃんとハピハピするの楽しみー☆」
モバP「まあ、俺も奈緒だけ仲間外れにする、ってつもりはなかったしな。じゃ、今日はそれでいいか」
奈緒「よしゃっ!」
杏「どうしてこんなに嬉しそうなのかなあ」
きらり「奈緒ちゃんはー、ひとりだときゅーん★ってしちゃう寂しがりやさんだからしょーがないにぃ」
奈緒「べ、別にそんなんじゃないし!」
モバP「べ、別におまえたちの為じゃないんだからな!」
杏「いやプロデューサーのツンデレはいらない」
84:
モバP「杏が冷たい」
奈緒「いや今のはプロデューサーさんが悪い。じゃなくて、そんなことより」
モバP「そんなことって、奈緒も冷たいな……!?」
きらり「ヤバーい★ Pちゃんめんどくさーい★」
奈緒「そういうのいいから、アタシが入った場合のユニット名考えてよ」
杏「杏、この企画でユニット名に前向きなひと初めて見たかも」
きらり「Pちゃんセンス微妙だからにぃ」
モバP「俺はこんなに担当アイドルを愛しているのに、担当アイドルが俺に冷たい……!」
奈緒「いいから、ほら、早く! この奈緒さんが入ったユニット名をさぁ!」
モバP「なあ、奈緒はなんでこんなテンション高いんだ」
杏「杏のせいじゃないよ」
きらり「奈緒ちゃんは、Pちゃんがいいよー☆って言ってくれたから、うきゃーってなってハピハピ☆してるんだゆ」
奈緒「ほらほらぁ!」
モバP「なんだこのテンション」
85:
モバP「しかしそうだな、奈緒か。奈緒とあんきらならアニメを生かさない手はないか」
杏「なに? 杏はゲームでもアニメでもprprだよ」
モバP「ああ。きらりはどうだ?」
きらり「杏ちゃんと一緒にみてゆー☆」
杏「杏の部屋、アニメチャンネル入れてるからね」
奈緒「ほんと? やたっ! な、今度行っていいか? 凛と加蓮相手だと楽しいけどアニメの話とかし辛くて」
杏「いいけど、あのふたりなら、奈緒がホントに見たい番組なら一緒に見てくれるんじゃない」
きらり「おともだちだもんにぃ」
奈緒「そうかもしれないけど、ほら、言いだしづらいのってあるだろ」
杏「……え? そういうの? 一応聞くけど、何観たいの」
奈緒「……その、だから、アレ。……ダイミダラー、とか」
杏「……杏、聞かなかったことにしておくよ」
奈緒「……お、おう」
86:
モバP「ま、それはおいおい、な。それじゃ、ちょうどいい仕事がある」
きらり「うぇへへへ、Pちゃんナイスふぉろー☆」
奈緒「お、おう。……仕事?」
杏「一応聞くけど、それ、杏は寝てればいいやつだよね?」
モバP「そんなわけあるか。ちゃんと歌ってもらう。カバーだけどな」
奈緒「うん? カバー?」
モバP「ああ。アニメ専門チャンネルと、最近新作が出たゲームのタイアップ企画でな」
杏「あ、杏わかっちゃったかも。ロボアニメでしょ」
モバP「昔のロボットアニメをうちのアイドルが歌うことに……凄いな、その通りだ」
きらり「おおーっ、杏ちゃんすごーい☆」
奈緒「あー、アレかあ」
87:
杏「まあ、それならやらないこともなくなくなくなくないね。カラオケ気分でよさそうだもん」
モバP「うん、まあ、元々男性曲多いしな」
奈緒「でも楽しそうだな! ……あ、けど、仕事ならクレジット必要だよな?」
きらり「そーだにぃ。Pちゃん、おなまえ、どーすゆー?」
奈緒「そうだよPさん、ユニット名どうするんだよ」
モバP「それだよな。奈緒、杏、きらり……なおあんきら……」
高垣楓「アニメだけに……神谷あんきら……」
88:
奈緒「おわあっ!? か、楓さん!?」
モバP「! す、すみません楓さん! せっかく来てもらったのに!」
杏「あ。もしかして」
きらり「今日、楓さんの予定だったのかにぃ」
モバP「ああ、そのつもりだったんだが……すみません」
楓「いいです。……もう、今日はあんきらめましたから……」
モバP「いやそういうわけには。そ、そうだ、埋め合わせと言ってはなんですが、これから食事でも」
楓「お酒も飲みたいです。飲酒がいーんしゅ……」
モバP「うっ……ま、まあ、今日はこれだけの予定でしたから、ええ」
杏「……プロデューサー。杏たちその仕事行くから、先方に連絡しといてよ」
きらり「杏ちゃんが、自分からお仕事してるにぃ……!」
奈緒「ん、じゃあこれからカラオケ行こうよ、神谷あんきらで」
モバP「すまんな。俺はちょっとこの25歳児……じゃない、楓さんと出かけてくるから」
杏「はいはい。んじゃ、行こうかきらり、奈緒」
きらり「出発しんこー☆」
奈緒「神谷あんきらなら……やっぱ超者じゃない方とか、ゲッターとかかな?」
杏「その名前、採用なんだ。ま、いいけどね、面倒だし。チェーンジ、きらりーん、ワン!」
きらり「すいっち、おーん☆」
奈緒「……それ、ツーとかスリーあるのかよ」
93:
高垣楓(25)
98:
...
......
.........
きらり「杏ちゃーん! おはゆー★」
杏「あー、きらり、おはようー」
きらり「おっすおっす★ 杏ちゃん今朝はちゃんと起きたにょわー?」
杏「んやー。めんどくさいから事務所で寝たよ」
きらり「」
杏「んー、きらりさ、なんかテンション低いね」
きらり「きらりね、今日あたり、またPちゃんが誰か連れてきそうな気がしてゆ……」
杏「ああ……でも、前の感じだと楓さんじゃない?」
モバP「それが違ってな」
きらり「うきゃー★ Pちゃんおっすおっすぅ★」
モバP「ん? きらりちょっと調子悪そうだな」
杏「主にプロデューサーのせいだけどね」
99:
モバP「じゃ、今日はやめとくか?」
杏「杏たちはそれでもいいけど、また楓さんに飲まされるよ……って、違うんだっけ」
モバP「ああ、あれからやたら飲みに誘われるようにはなったんだがな」
きらり「楓さんじゃないってゆーとぉ……」
ヘレン「私よ」
杏「 」
きらり「 」
ヘレン「なかなかいい反応ね。私の登場にふさわしい驚きだわ」
杏「プロデューサー、ひとつ聞くけど」
モバP「なんだ?」
杏「プロデューサーは、あんきらをどこへ向かわせたいの」
モバP「いや、それが、俺もちょっとわからなくなってきて……」
101:
ヘレン「問うまでもない質問ね。そんなものひとつしかないわ」
モバP「へっ?」
ヘレン「世界よ」
きらり「あ、はい」
ヘレン「世界へ向かうのよ」
杏「いまなんで2回言ったの」
きらり「ヘレンさんはワールドクラスだからかにぃ?」
ヘレン「あなたはあんきらを世界レベルのユニットにしたくて私を呼んだ。違う?」
モバP「……いや、概ね合ってますね」
杏「いや、これ杏が過労死するよ」
きらり「杏ちゃんからいっちばん遠い言葉だにぃ☆」
ヘレン「そして私を選んだあなたの目に狂いはないわ。あんきらに私が入れば世界を掴める、もうこれは」
モバP「これは!?」
ヘレン「ユニットを超越した……なにかよ!」
102:
モバP「おお……!」
きらり「Pさん、落ち着いてください」
モバP「うん? どうしたきらり、キャラがぶれてるぞ。大丈夫、俺は落ち着いている」
杏「説得力ないなぁ……」
ヘレン「大丈夫。あんきらは既に私と肩を並べる資格を持っているわ」
杏「えっ」
ヘレン「きらり。あなたの肉体はアイドルとして世界レベルに届いている」
きらり「きらり、ちょーっとだけおっきぃからにぃ★」
杏「あの、きらりそれ気にしてるから、あんまり……」
ヘレン「杏。あなたの精神もニートとして世界レベルに届いている」
杏「それ誇っていいところなの」
ヘレン「出来ればあと一歩、息をするのも面倒くさいから止める、まで行けば世界を獲れるわ」
杏「端的に言ってその前に死ぬよ」
ヘレン「……! ……杏」
きらり「うにゅ? ヘレンさん?」
杏「なに」
ヘレン「……盲点だったわ。確かに死ぬわね」
杏「ねえプロデューサー、これ杏の仕事増えてるよね!」
103:
モバP「ああ……その、すまん」
ヘレン「なぜ謝るの? あなたは間違っていないのだから、堂々としていなさい」
モバP「えっ、いや、ヘレンさんじゃなくてですね」
ヘレン「胸を張って、前を見なさい。世界はその視線の先にしかないわ」
きらり「杏ちゃん」
杏「うん?」
きらり「きらり、日本語ってなんだろうって思えてきたにぃ……」
杏「蘭子より難解だよね、ある意味。あのさ、ヘレンさん」
ヘレン「呼んだかしら? 言っておくけれど、私を呼べば世界が変わるわ」
杏「そ、そこまで呼んではないかな」
ヘレン「いいのよ。世界は少しずつ変わっていくものだから」
杏「……お、おう」
104:
杏「あ、いや、自分で言うのもなんだけど、杏たち、アイドルとしては色物だと思うんだよね」
きらり「そうだにぃ」
杏「杏は小さいし、きらりは……まあ、大きいし」
ヘレン「見解の相違ね」
きらり「……うゆ?」
ヘレン「私に言わせれば、それは可能性。確かに正道ではないかもしれないけれど、アドバンテージでもある」
モバP「……確かに!」
杏「え、わかったの」
モバP「ああ。このアイドル戦国時代、まずは目立たなければダメだってことだ」
ヘレン「さすが、私を支える資格を持つ男ね。正道を正道であるだけで許してくれるほど、世界は甘くない」
きらり「……真面目な話はじまったにぃ」
ヘレン「ならば邪道は邪道らしく、その邪道を最大限に使って進むべきよ。それが世界と戦うということ」
杏「えっ、なんなのこれ、えっ」
105:
ヘレン「確かに邪道は正道に比べて評価は落ちる。けれど、世界に立つにはまずそのステージに立つことが必要」
モバP「わかります」
ヘレン「そして、ステージに立ってしまえば、邪道が正道に勝つ方法はある。わかるかしら、プロデューサー」
モバP「実力で、叩き伏せる……そして……」
ヘレン「そう。あんきらにはその可能性がある。さらに、そこに私が加わるの」
モバP「世界が……変わる……!」
杏「……きらり」
きらり「なーに、杏ちゃん」
杏「杏、今日あたりケーキバイキングとか行きたい気分かな」
きらり「ぐーぜん☆ きらりも同じ気もちだゆ? 行っちゃお☆ 行っちゃお☆」
106:
ヘレン「ならばわかっているわね」
モバP「狙いましょう、世界を! 杏! きら……り……?」
モバP「消えた」
ヘレン「まだ世界に立つ覚悟が出来ていないのね。プロデューサー」
モバP「ふたりが、俺を置いて消えた……あ、はい?」
ヘレン「ふたりに伝えてちょうだい。その気になったら、世界が待っている、と」
モバP「世界、が……」
ヘレン「つまり、私よ」
モバP「あれ、なんだこれ」
120:
...
......
.........
きらり「おっはよー☆ みんなー、今日もハピハピしてゆー?」
杏「ああ、きらり、おはよー」
きらり「ありぃ? また杏ちゃん、事務所でお休みしちゃったにぃ?」
杏「んー、今日はちゃんと部屋で寝て、自分で来たよ」
きらり「ヤバーい☆ どーりで雨が降ってるはずにょわ☆」
杏「杏は雨より飴が降って欲しいと思うけどね。プロデューサーが呼ぶから仕方なくだよもう」
きらり「杏ちゃん、Pちゃんの言う事なら聞くもんにぃ」
杏「ベ、ベツニアンナヤツノタメジャナイシー」
きらり「だいじょーぶ☆ きらり、杏ちゃんがホントは真面目なの知ってるからにぃ☆」
杏「……杏、できればそこはノッて欲しかったなあ」
121:
杏「仕事のない時間に杏を呼ぶってことは、また例の話だと思ったんだけどなあ」
きらり「だーれも来てないにぃ? Pちゃんはどしたのー?」
杏「朝ごはん買いに行ってるけど、4人分買ってくるって言ってたからさ」
きらり「Pちゃんと、杏ちゃんと、きらりとー? 誰かにぃ?」
?「いますけど……」
きらり「んー? 杏ちゃんどかしたー?」
杏「杏は何も言ってないよ。きらりじゃないの」
?「わっ、私ですけど……」
杏「……もしかして」
きらり「杏ちゃん? そっちPちゃんの机だゆー?」
杏「いやぁ、多分だけどさ」
森久保乃々「もっ、もりくぼですけど……ここはもりくぼルームなので、ノックして欲しいんですけど……」
杏「ノックするドアがないってば。きらり、いたよー」
きらり「乃々ちゃんおっすおっす☆」
122:
乃々「ぷ、プロデューサーさんに言われて来たんですけど……帰っていいですか」
杏「うん、杏も帰りたいけど取り合えずプロデューサーが帰って来るまでは待とうか」
きらり「乃々ちゃんも相変わらずだにぃ」
杏「杏の仕事が増える予感しかしないよ」
モバP「ただいまー。朝食、サンドイッチでいいよな?」
乃々「ぷ、プロデューサーさん、帰っていいですか」
モバP「すまんな、杏ときらりが揃ってるなら話はこれからなんだよぼのの」
乃々「ぼののって誰ですか……」
きらり「乃々ちゃんのことじゃないかにぃ☆ かーわいい☆」
乃々「知ってますけど……ダメ押ししないでほしいんですけど……」
124:
杏「プロデューサー、一応聞くけど、乃々は杏たちにちょい足しするために呼んだんだよね」
モバP「ああ。前のユニット、『あんきら・ザ・ワールド』はちょっと視野を広げ過ぎたと思ってな」
杏「ヘレンさんとのユニット、そんな名前だったんだ……確かに時は止まったけど」
モバP「だからな、原点に立ち返って、足元を見てみた」
きらり「にょわ? 足元って、Pちゃんの足元かにぃ?」
モバP「そうだ。自分の机に座ってな。そうしたら乃々がいた」
乃々「いい迷惑なんですけど……」
杏「ああ、ホントに足元見たんだ。ははあ、ひょっとしてプロデューサー、バカでしょ」
モバP「……そ、そうでもないぞ。乃々には才能があるしな。それに、杏と方向性が、まあ、近いと言えば近い? しな?」
杏「微妙な言い方だね……」
乃々「杏さんたちとユニットってお話、あれ、本気だったんですか。普通に無理なんですけど……」
モバP「大丈夫だ。ぼののならできる! ……と、思う」
乃々「だからぼののって誰ですか……」
125:
乃々「正直、杏さんときらりさんに私が加わるとか、恐れ多いんですけど……」
杏「え、杏たちそこまですごくなくない?」
きらり「きらりたち、怖くないゆ?」
乃々「げ、現状唯一ユニットでCDに曲収録されてるおふたりに言われても、説得力ないんですけど……」
杏「……あー。あれねー、杏たちカラオケだって聞いてたんだけどね……」
きらり「きらりたちだけ? ヤバーい☆」
モバP「そう言えば今のところそうか。まあ、ユニットCD企画も決まったし、その意味じゃ今だけだけどな」
杏「プロデューサー、悪びれないよね」
モバP「俺はお前たちを売り出すのに全力を尽くすって決めてるからな」
きらり「Pちゃんクールだにぃ」
乃々「そうしたら、もうもりくぼは帰っていいですかね……」
モバP「え、いや、参加してくだろ?」
乃々「むーりぃ……」
126:
杏「プロデューサー、杏が言うのもなんだけど、乃々は多分、ユニット組むのはソロデビューしてからの方がいいんじゃないかな」
モバP「……うん? そうか?」
杏「んー、多分、だけど。乃々がやる気ないのって、自分にはできない、と思ってるからだよね」
乃々「そうですけど……できるのにやらない杏さんに言われたくないですけど……」
杏「乃々もできると思うけど、杏が言っても多分素直には聞けないだろうし」
モバP「ふむ。杏がそう言うなら……きらりはどうだ?」
きらり「きらり、杏ちゃんも乃々ちゃんも大好きだけど、ふたり一緒はちょーっと大変かも、って思うにぃ☆」
モバP「相性か……いいと思ったが、なかなかうまくいかないもんだな」
乃々「安心したんですけど……これで帰れるんですけど」
モバP「しかし、それなら乃々のプロデュースも俺がさせてもらうかな。ソロデビューしてから改めて、ってことなら……」
乃々「ぬかよろこび……」
杏「ねえ、プロデューサー。杏思うんだけど」
127:
モバP「いや、しかし結構この3人のユニット名気に入ってたんだがな……どうした?」
杏「……んー、やっぱいいや。また今度で。それで、ユニット名考えてたの?」
モバP「ああ。自信作だぞ。杏ときらりとぼのので」
乃々「だからぼののって」
モバP「AKビ――」
きらり「プロデューサーさん。それ以上いけません」
モバP「エーケー――」
きらり「きらりんぱわー☆」
モバP「……ま、待て、きらり、おちつ――」
 ぎにゃー!
杏「……こりゃ、今日は仕事になんないね」
乃々「……き、きらりさん、怖いんですけど……」
杏「いや、あれはプロデューサーが悪いよ」
乃々「や、やっぱり、帰りたいんですけど……」
135:
...
......
.........
モバP「おはようございます。きらり、杏、いるか?」
きらり「きらりはここだゆー☆ 杏ちゃんも一緒ー☆」
杏「おはようって、もう夕方だよ」
モバP「まあ俺もそうは思うが。この業界、いつでもおはようございますだからな」
きらり「おすおす! おっはゆー☆」
杏「いいこと思いついた。夕方ついでにごはん食べにいこう。プロデューサーのおごりで」
モバP「ん? ああ、いいぞ。話が終わったらな」
きらり「Pちゃんふとっぱらー☆ ……おはなし?」
杏「い、いやだっ! 杏はもう働かない! ゴールデンウィークは休むためのものだよ!」
モバP「安心しろ、仕事の話じゃない。いや、仕事の話か?」
きらり「あー、大体分かっちゃったにぃ」
杏「プロデューサー、諦めてなかったんだ」
136:
杏「それで、どこにいるのさ」
モバP「話が早いな。俺は助かるが……」
きらり「Pちゃん、お話聞くまで諦めないからにぃ」
杏「そういうこと。で、今回は誰? 終わったら杏からも話があるけど」
モバP「ああ、今呼ぶ。いいぞ、っと」
きらり「メール? めるめる?」
杏「近くにいるなら電話した方が早いんじゃ……」
モバP「タブレットだからなあ」
杏「あー、ありすちゃんか」
橘ありす「橘と呼んでください」
モバP「ありす、待たせて悪かったな」
ありす「だから橘と……」
きらり「ありすちゃんおっすおっす☆」
ありす「きらりさんまで。橘です!」
137:
きらり「んー、そしたらありすちゃん、きらりのことも諸星って呼ばないとだゆ?」
杏「あー。杏も双葉でいいよ」
ありす「は? あの、それは……」
モバP「ああ、それなら、俺は3人とも苗字で呼ばないといけないな。よし、双葉、諸星、橘!」
ありす「いえ、あの、おふたりまで巻き込むわけには」
杏「杏は別に構わないけど。じゃあきらりのことも諸星って呼ぶ?」
きらり「双葉ちゃんおっすおっす☆」
ありす「……やめてください」
杏「……ま、そうなるよね」
きらり「それならー、きらりたちもありすちゃんはありすちゃんって呼ぶにぃ☆」
ありす「あの、いえ。はい、それでいいです」
きらり「うぇへへへ、ありすちゃん、よろしくぅー!」
モバP「よし。それじゃ本題だが……ん、なんだ杏?」
杏「んー、ちょっとこっち来て」
モバP「あ、ああ」
きらり「杏ちゃん?」
杏「ごめんきらり、ちょっとありすちゃんと待ってて」
138:
杏「プロデューサー。今のはちょっと意地悪いんじゃない」
モバP「……手伝わせて悪かったな。担当から、頑なになりすぎてて伸ばせる才能も伸ばせないと泣きつかれてなぁ」
杏「んー、杏はいいけどね。きらりを使うのはやめてよ。きらり、こういうのほっとけないのわかってるくせに」
モバP「すまん。埋め合わせはする」
杏「ん。ところで、確認なんだけど。実はもうユニットとか関係なくなってるよね」
モバP「……い、いや? ちゃんと考えてるぞ? ユニット名だって『きらりの国のありす』と……」
杏「イメージは伝わるけど。それ、杏は影も形もないけどいいの?」
モバP「……おお」
杏「杏としては休みが貰えればそれでいいけどね」
モバP「『あんきらの国のありす』……違うな。『あんきらりす』……違う」
杏「……もどろ」
139:
きらり「杏ちゃん、Pちゃんとのないしょのお話は終わったかにぃ?」
杏「ないしょって程じゃないけどね。うん、おしまい」
ありす「あの、結局私はどうすればいいんでしょうか」
杏「んー。ありすちゃんはどうしたい?」
ありす「はい?」
杏「プロデューサーは、杏たちと組ませるつもりで呼んだみたいだけど」
ありす「それは、いいんでしょうか」
きらり「きらりは、ありすちゃんと一緒でも楽すぃーと思うにぃ」
杏「杏はどっちでも。ありすちゃんがたくさん働いてくれるなら杏もサボれるしね」
ありす「その、それなら、私は……」
140:
モバP「決まったぞー!」
きらり「 」
杏「 」
ありす「 」
モバP「……どうした、3人とも?」
きらり「Pちゃん、すっごーい、タイミング悪かったゆ」
杏「これちょっと杏もフォローしきれないよ」
ありす「……あの」
モバP「ああ、すまないなありす。あんきらにありすを加えたユニット名だが、『ありす・イン・あんきらワールド』でどうだろう」
ありす「それなんですが、やっぱり辞退させてください」
モバP「ど、どうした? 不満か?」
ありす「いえ。光栄ですし、勉強にもなると思いますが。まだ、届かないと思いますので」
モバP「……うん? そう、か?」
ありす「はい!」
きらり「杏ちゃん、ありすちゃんハピハピだにぃ?」
杏「そうだね。ハピハピなんじゃない」
141:
ありす「きらりさん、杏さん。今日はありがとうございました」
きらり「おすおす☆ またあそぼーにぃ☆」
杏「いーよいーよ。杏たちはいつも通りだらだらしてただけだし」
モバP「ああ、じゃあ、ありすは帰りの支度して来るといい。送っていくよ」
ありす「はい。荷物を取ってきます」
モバP「……うーん、今回もダメだったか」
きらり「PちゃんPちゃん」
モバP「どれも結構考えたんだがなあ……どうした、きらり」
きらり「きらり、もうおしまいがいいにぃ」
モバP「うん? 何がだ?」
杏「杏もそう思うな。ちょい足し。もう十分じゃない?」
モバP「だが、俺はおまえたちの魅力を引きだしたくてな……」
142:
きらり「きらり、みんなでハピハピするのも楽すぃーけど、杏ちゃんとPちゃんとハピハピするのも大好きなんだにぃ」
杏「そうそう。そういうこと」
モバP「いや、うん?」
杏「プロデューサー、最初にユニットは3人でバランスとれるって言ったでしょ」
モバP「ああ、言ったな」
杏「杏と、きらりと、プロデューサーで3人。ちょうどいいってこと」
きらり「うんうん☆ 杏ちゃんときらりには、Pちゃんを乗っけるのがいっちばん☆ だゆ?」
モバP「だが、俺はアイドルをもうひとり、というつもりでな」
杏「でも、プロデューサーが売りたいのは杏ときらりでしょ」
モバP「……まあ、そうだ」
きらり「だったら、ふたりでじゅーぶん☆ だにぃ」
杏「そうそう。それなら、もう少しだけ杏も働かないでもないよ」
モバP「わかったわかった。ふたりがそう言うんじゃ仕方ない。この話は――」
143:
モバP「――しばらく、置いとこう」
杏「あ、なし、じゃないんだ」
きらり「Pちゃん、めげないにぃ……」
モバP「また何か思いつくかもしれないからな。その時はその時だ」
杏「杏の仕事が増えなければいいけどね。あと飴くれ」
モバP「はいはい」
杏「うまー」
きらり「きらりはみんなでハピハピできればいいにぃ」
モバP「任せろ。杏の要望ときらりの要望、どっちもできるようにしなきゃならんのが、プロデューサーの面白いところだ」
杏「期待してるよ、プロデューサー」
きらり「Pちゃんがんばれー☆」
杏「あ、そう言えば。川島さんとは話ついたの?」
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