姫柊「先輩が風邪をひいたそうです」back

姫柊「先輩が風邪をひいたそうです」


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1:
凪沙「38.5度・・・風邪だね」
古城「あーマジか。風邪とか何時ぶりだよ・・・」
古城(つーか、吸血鬼も風邪引くんだな)
凪沙「じゃあ、古城くん私学校行ってくるから大人しくしてなきゃだめだよ?」
古城「ああ、分かってるよ。つーか怠くて動きたくねぇし」
2:
凪沙「なるべく早く帰ってくるけど何か食べたいものとかある?」
古城(血・・・とは言えんからなぁ)
古城「いや、何でもいいぞ」
凪沙「そう言う答えが一番困るんだけどなぁ・・・まあいいや、いってきまーす」
古城「おー」
バタン
3:
チッチッチ
古城(暇だな・・・寝るか)
ガチャッ
古城(ん?・・・凪沙、何か忘れ物でもしたのか?)
姫柊「・・・先輩、起きてますか?」
古城(姫柊?・・・なんで?)
姫柊「寝てる・・・見たいですね」
古城(やべっ、起きるタイミング逃した)
4:
姫柊「・・・」ツンツン
古城(なぜ頬をつっつく・・・)
姫柊「・・・///」ニヘラ
古城(なんだ、何が起こってるんだ!?)
姫柊「ちょ、ちょっとだけなら・・・////」
古城(おい、何する気だ!?)
姫柊「そーっと、そーっと」
古城(ひ、姫柊の手が顔に!?)
5:
姫柊「・・・先輩の匂い///」クンカクンカ
古城「何をしてるんだお前は!?」
姫柊「せ、先輩起きてたんですか!?///」カァーッ
古城「あっ・・・」
姫柊「わ、忘れてください!///」チャキッ
古城「ひ、姫柊落ち着くんだ!まずその槍を下ろせ!」
姫柊「えいっ!」ザクッ
古城「ぎゃぁぁぁぁ」
6:
・・・
古城「う、うーん」メサマシ
姫柊「あ、先輩。起きたんですか」
古城「ひ、姫柊?そうか、風邪引いて寝てたのか・・・ん?何か大切な事を忘れているような?」
姫柊「そ、そうですか?た、多分重要なことではないと思いますよ」シドロモドロ
古城(ダメだ思い出そうとすると頭痛がする・・・)
7:
古城「ところでなんで姫柊が俺の部屋にいるんだ?」
姫柊「なんでって・・・看病するために決まってるじゃないですか?」キョトン
古城「いや、そんな可愛らしく小首傾げられても」
姫柊「か、かわいい・・・///」
古城「いや・・・今のは・・・///」
姫柊「・・・///」
8:
古城「・・・そ、そういえばお前学校は?」
姫柊「休みました。出席日数も問題ないですし」
古城「つまりサボりか」
姫柊「先輩のために休んであげたのにその言い方はヒドイです・・・」ウー
古城「そ、そうか。お、俺のために・・・///」
姫柊「あっ///」
古城「・・・///」キマヅイ
10:
ストブラSSとか珍しいな
11:
姫柊「あ、あの・・・お昼食べますか?///」
古城「お、おう///」
古城(やばい、この雰囲気はヤバイ・・・どうにかしなければ)
姫柊「じゃ、じゃあ作って来ます///」
ドタドタドタ
古城(・・・はぁ、なんか知らんけどすごく疲れた、むしろ悪化しそうだ)グッタリ
12:
雪菜かわいい
13:
・・・
古城(しばらくして姫柊が昼飯のうどんを用意して部屋に戻ってきた)
姫柊「味・・・どうですか?」
古城「あ、ああうまいよ」
姫柊「そ、そうですか♪」
古城「でも、なんか珍しい味付けだな。なんつーか・・・すごく食が進むんだが」
姫柊「多分隠し味のおかげですね」エッヘン
15:
古城「へー何が入ってるんだ?」
姫柊「私の血です」キッパリ
古城「は?」ボーゼン
姫柊「・・・じょ、冗談です」
古城「今の間はなんだ?」
姫柊「さあなんでしょうか?それよりも先輩、薬飲みますか?」
古城(露骨に話題をそらされた・・・えっマジなの?)
16:
古城「つーか風邪薬って吸血鬼にも効くのか?」
姫柊「おそらく・・・」
古城「まあ飲まないよりはましか」
姫柊「・・・あの、薬より早く治るかもしれない方法があるんですけど」
古城「え、そんな方法があるのか?」
姫柊「はい、確証はないんですけど・・・///」
古城「?」
17:
姫柊「せ、先輩は吸血鬼ですから・・・その、血を吸えば元気に・・・」
古城「は?」
姫柊「だ、だから・・・私の、血を///」
古城「いやいやいや、待てよ。そんなたかが風邪くらいで姫柊の血なんか!」
姫柊「私の血・・・なんか?」
古城「いや、そういう意味じゃないって!」
姫柊「・・・」ジトー
18:
古城「いや、だからさ・・・そんなお前を血の従者にしちまう危険性すらあるんだし。それ以前にそんなことしたら風邪が感染るだろうが」
姫柊「別に首筋に牙を立てろなんて言ってません、要は血を摂取できればいいんですから」
古城「そんなこと言ったってどうやって?」
姫柊「こうすれば良いんですよ」サクッ
古城(そう言うと姫柊は指先を軽く切って差し出してきた)
姫柊「どうぞ///」ウツムキ
古城「どうぞって・・・おまえ」
19:
姫柊「大丈夫です、これなら私に影響はありませんから・・・///」
古城(つーか、何考えてんだ姫柊は、こんな恥ずかしいこと出来るかよ・・・)
姫柊「先輩、早くしてください///」
古城(恥ずかしいならお前もやるなよ!)
姫柊「やっぱり私の血は飲めませんか?」ウルウル
古城「いや、そうじゃないけど・・・」シドロモドロ
20:
姫柊「なら!」
古城「ああ、分かったよ!飲めばいいんだろ!」
古城(まあ血が欲しいのは本当だしな・・・)
古城「じゃあ・・・」カプ
姫柊「あっ///」
古城「・・・///」チュー
古城(しかしこれ凄い絵面だよな・・・パジャマ姿で中学生の指をくわえてる男・・・)
21:
姫柊「せ、先輩ちょっと痛いです///」
古城「あ、すまん。強く吸い過ぎたか?///」
姫柊「いえ、別に・・・いいんですけど///」
ガチャ
姫柊・古城「「!?」」
浅葱「古城?、お見舞いに来て・・・やっ、た・・・わよ・・・」ドサッ
古城「あ、浅葱!?」
23:
浅葱「こ、古城あんたなにやってんの!?」
古城「い、いやこれは・・・」アタフタ
姫柊「・・・///」ウツムキ
浅葱「せっかく、心配してお見舞いに来てやったってのに・・・」プルプル
古城「いや、まて浅葱少し落ち着こう」
浅葱「まさかあんたが・・・中学生の手をなめ回すような変態だったなんて!」
古城「嘗め回してねぇよ!」
24:
浅葱「じゃあさっきのは何なのよ!」
古城「そ、それは・・・」シドロモドロ
姫柊「あの、私はこれで!///」ダッ
古城「おい、ちょっと俺を置き去りにしないでくれ!」
シーン
古城「・・・」アセダラダラ
浅葱「さて、古城じっくり説明してもらおうかしら・・・」ゲキオコ
古城「あ、浅葱・・・冷静に、冷静にな」
浅葱「この淫魔が!」
古城「ぎゃぁぁぁぁぁ!」
25:
バタン
姫柊「はあはあ///」
姫柊「先輩大丈夫でしょうか?///」
姫柊「あっ、指まだ濡れてる・・・///」
姫柊「・・・///」
姫柊「えいっ///」パクリ
姫柊「んっ???!///」ジタバタ
姫柊(私は何をして!?///)
姫柊「も、もうちょっとだけ・・・///」ニヘラ
次の日、姫柊雪菜は風邪で寝込んだ
26:
とりあえずコレで終わり
ストブラSSは需要無いのか・・・
人気がない訳じゃないのに
27:
乙!姫柊可愛い
3

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