男「かったるいね」back

男「かったるいね」


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1:
10
男「朝だ」
男「紛うことなき朝だ」
男「……行くか」
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
バタン。
男「良い天気だ」
男「空は青いし」
男「雲は白いし」
 危ない!
男「花瓶は落ちてくるし」
 ガシャン。
元スレ
男「かったるいね」
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2:
9
男「なんだろう」
男「センスの悪い花瓶が頭に落ちてきた気がするが」
男「そんなことはなかったぜ」
男「……行くか」
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
 バタン。
男「……」
男「……」
 危ない!
男「おおっと」ヒョイ
 ガシャン。
3:
男「やっぱりセンスが悪い花瓶だな」
男「いやぁ、でも物騒だなぁ」
男「当たったら死ぬぜ」
男「それにしても」
男「今日は何故だか車が多い」
男「あそこの曲がり角」
男「死角になって見えないけど、車が来そうな気がする」
男「まぁ、いいか」
 危ない!
男「甘い」ヒョイ
4:
男「危ない危ない」
男「死ぬところだったぜ」
ネコ「こんにちは」
男「ネコだ」
ネコ「今日はいい天気だね」
男「ネコが喋ってる」
ネコ「喋るさ、ネコだって」
ネコ「それより、だ」
ネコ「君は自覚しているかい?」
男「なにが」
ネコ「自分の死に、だよ」
男「へぇ、俺って、死んだのか」
男「びっくりだ」
ネコ「とてもそうには見えないけどね
5:
ネコ「……覚えて、いるんだろう?」
男「あの花瓶はセンスが悪いにも程がある」
男「あんなのに当たって死ぬ人の気持ちを考えて欲しいね」
ネコ「よろしい」
ネコ「いいかい? トライアンドエラーだ」
ネコ「間違いだらけのこの世界で、本当の間違いを探せ」
ネコ「限られた試行回数の中で、ね」
男「間違いなら、もう見つけたよ」
男「ネコは、喋らない」
ネコ「喋ろうと思えば喋れるのさ、ネコだってね」
ネコ「まぁ何かあったら呼んでくれ」
男「消えた」
男「最近のネコは喋る上に消えるのか」
男「びっくりだ」
6:
男「それにつけても」
男「間違い、間違いねぇ」
男「ネコが喋る以上の間違いがあるのなら、教えて欲しいもんだ」
男「花瓶に車」
男「なんでか知らないけど、今日はやたらと死を背負っている」
男「物騒極まりない」
男「ま、いいさ」
男「所詮、避けようと思えば避けられない物でも……ん?」
 危ない!
殺人鬼「やぁ」
男「ちょっと待って」
7:
殺人鬼「抜刀」
男「女の子が日本刀」
男「セーラー服を着ている。学生さんかな?」
男「これだよ。これが正解だ。いや、間違いか」
男「おおい、ネコやぁい」
ネコ「呼んだかい?」
男「見つけたよ、これだ」
殺人鬼「御命頂戴」
ネコ「残念。それは違うよ」
男「マジかよ」
ネコ「さぁ、どうする?」
男「どうするって……」
8:
男「どうにもならんね」
殺人鬼「奥義」
男「ほら、奥義の構えとかしてるし」
男「これ絶対無理だと思」
 バッサー。
男「ほら見ろ」
8
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
 バタン。
9:
男「さぁどうしよう」
男「自慢じゃないが、俺は喧嘩なんぞしたことがない」
男「逃げるのも無理そうだ」
男「殺人鬼ちゃんはカモシカの様な美しくも鍛えられたおみ足をもっていられたから」
男「んでんでんで」
 危ない!
殺人鬼「やぁ」
男「そして、殺人鬼ちゃん」
殺人鬼「抜刀」
男「んーむ……」
男「日本刀、そしてセーラー服。可愛い女の子」
男「こうなったものは仕方がない」
男「一回試してみるか」
男「もしかして、勝てる、やも」
男「とりゃー」
殺人鬼「奥義」
 バッサー。
男「ですよねー」
10:
7
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
 バタン。
男「素手で日本刀に敵うとでも思ったのか」
男「アホか」
男「……ではどうしようか」
男「ネコぉ」
ネコ「呼んだかい?」
男「ヒント」
ネコ「ない」
11:
男「そこをなんとか」
ネコ「いいだろう」
男「優しいね、君は」
ネコ「自分らしく死ね」
男「あ、結局死ぬんだ」
ネコ「以上だ」
男「ちょっと、おい」
 危ない!
殺人鬼「やぁ」
男「あふん」
殺人鬼「抜刀」
男「ふむむむ」
12:
男「自分らしく、自分らしくねぇ」
殺人鬼「御命頂戴」
男「よしっ」
殺人鬼「奥義」
男「パンツ下さい」
殺人鬼「え」
男「後生です。どうか、どうかパンツを下さい」
男「パンツをくれないと、死んでも死んでも死に切れません」
男「一度でいいから女の子のパンツが欲しいのです」
男「出来れば脱ぎたてがいいのです」
殺人鬼「でも、これ、勝負下着だし」
男「パンツさえ頂けたなら、一切抵抗致しません」
男「首でも心臓でも綺麗に斬らせましょう」
殺人鬼「うーん……」
殺人鬼「ま、いいか。一日一殺だし。ちょっと待って……」
殺人鬼「はい」
男「おおおお、縞パン」
男「やったぜ」
 バッサー。
殺人鬼「殺ったぜ」
13:
6
男「俺は馬鹿か」
男「パンツを手に入れて、だからなんだというのだ」
男「結局、やり直すはめになったじゃないか」
男「また家からだ」
ネコ「いいや、それでいいんだ」
男「ネコ」
ネコ「君は単純な間違い探しをしているんじゃ、ない」
ネコ「間違いの中の本当の間違いだ、いいかい?」
ネコ「ネコが喋る。街の中で殺人鬼」
ネコ「そんなの、大した間違いじゃない。どうだっていい。そうだろ?」
14:
ネコ「この世界は間違いだらけなんだ。その中の、どびっきりの間違いを探せ」
ネコ「いいか? 本当の間違いだ」
ネコ「間違えるなよ?」
男「間違い間違い間違いゲシュタルトがうわぁあああああああ」
男「さておき」
男「パンツを貰うのが、じゃあこれでよかったと言うのかい?」
ネコ「いいや、それ自体はエラーだ」
ネコ「だけどそれは、前に進むエラーだ」
男「なにを言って」
ネコ「君の右手を見てごらん」
男「うん?」
ネコ「そっちは左手だ」
男「ああ、ごめん……縞パン?」
男「なんで」
男「だって、やり直したら」
ネコ「リトライしたからって、なにもかも戻る訳じゃない」
ネコ「そのパンツは君の命を懸けた戦利品だ。大事にしろ」
男「よしよし……」
ネコ「履くな」
15:
ネコ「間違った世界だけれども、使いどころを間違うな」
男「なぁ、ネコよ」
ネコ「なんだい」
男「結局、最初からやり直すのなら、またあの殺人鬼ちゃんに会うんじゃないのか」
男「それで俺はどうするんだ。会うたびに、このままパンツをコレクトして、会うたびにバッサリされればいいのか?」
ネコ「いいや」
ネコ「殺人鬼のパンツは君の手元にある。それが答えだ」
男「?」
ネコ「ひとまずは安心ということさ。殺人鬼に関してはね」
 バタン。
16:
男「ネコはそう言ったけれど」
男「何が安心なのか」
男「だって、ほら」
殺人鬼「……」
男「いるじゃないですかやだー」
殺人鬼「……」モジモジ
男「ん?」
男「なんだろう、まるで、パンツを履いてないから恥ずかしくて人を斬れないよぉふぇぇ、みたいな挙動だ」
殺人鬼「パンツを履いてないから恥ずかしくて人を斬れないよぉ」
男「マジで」
殺人鬼「ふぇぇ」
男「そこまで」
17:
男「なにはともかく」
男「やったぜ」
 危ない!
殺し屋「俺は殺し屋」
男「あのさぁ」
男「これは無理だよ。だって殺し屋だよ?」
男「おっさんだし、眉毛太いし、ガタイもいい。全体的に黒い格好。おまけに銃を構えてるし」
男「これが……間違い、じゃないんだろうなぁ」
男「でも一応」
男「ネコさんネコさん」
ネコ「これも違うよ」
男「そうだとは思ってた」
殺し屋「そうして俺は銃を向けるのだった」
男「両手を挙げてみる」
殺し屋「……」
 バスン。
男「あーサイレンサー付けてんのかープロだわープロの仕事だわー」
18:
4
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
 バタン。
男「ううん」
男「殺し屋、殺し屋ねぇ」
男「しかし俺には何もない。あるのは縞パンのみ」
男「!」
男「そうか、分かったぞ!」
男「つまり!」
 危ない!
殺し屋「俺は殺し屋」
男「このパンツを!」
男「名残惜しいけど!」
男「殺し屋さんに献上することにより!」
殺し屋「いらん」
 バスン。
男「また死ぬわけだ」
19:
死にたいと思ったことはあるだろうか。
20:
3
男「……」
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
 バタン。
男「デッドエンドですわ」
男「行き止まりですわ」
男「ネコぉおおお」
ネコ「なにか」
男「ヒント」
ネコ「ない」
21:
男「そこをなんとか」
ネコ「ない」
男「駄目なのかい?」
ネコ「ネコに頼るのは一度きりだ。それが本当だ」
ネコ「二度目は本当ではない」
ネコ「だから選べない」
男「つまり?」
ネコ「ヒントはない」
男「ふぇぇ」
22:
男「どうしようもない」
男「ならば」
殺人鬼「ふぇぇ」
男「おっさんの殺し屋に殺されるなら、女の子の殺人鬼の方がいい」
男「パンツは、返そう」
男「そこの君」
殺人鬼「はい?」
男「パンツをあげよう」
殺人鬼「!」
男「さぁ、ばっさりとやってく」
殺人鬼「ああああ、ありがとうございます!」
殺人鬼「お礼に、一人だけ、殺しちゃいます!」
男「……」
男「モラル低下が叫ばれる現代日本の闇なのかも知れない」
男「ならさ」
23:
殺し屋「俺は殺し屋」
殺し屋「銃を向ける」
殺人鬼「奥義」
殺し屋「……」
 バスン。
 バッサー。
殺人鬼「殺ったぜ」
殺し屋「殺し屋は日本刀に斬られたら死ぬ」
男「銃弾ごと斬れるのか」
男「最近の女子高生は怖い」
殺人鬼「じゃあ、私はこれで」
男「どうも」
24:
殺人鬼「あ、右頬に血飛沫がちょっと掛かってますよ」
男「んん?」
殺人鬼「そっちは左です」
男「おおっと」
殺人鬼「さようなら」
男「ばいばい」
男「……ん?」
男「銃が落ちてる」
男「拾っておこう」
男「これで何が来ても大丈夫」
 危ない!
神様「私は神だ」
男「んー、世界観がどうにもなんねぇなぁ」
25:
神様「今から雷を落とそうと思う」
男「まぁそう来るとは思っていたから、俺は銃を撃つ。ぱぁん」
 バスン。
 カミナリドーン。
神様「神は死んだ」
男「ニーチェはそう言う意味で言ったんじゃない」
男「だけど俺も死んだ」
2
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
バタン。
26:
男「ネコー」
ネコ「ネコだけど」
男「神様とかさ。ありなの? 間違いでしょ?」
男「……あっては、ならないでしょ……神様なんてさ」
ネコ「……」
ネコ「否定は出来ない」
ネコ「けど、肯定も出来ない」
ネコ「神の存在証明なんて、誰に出来よう物でもない」
ネコ「ネコは喋るかもしれない。花瓶は頭に落ちてくるだろうし、車に轢かれることだってある」
ネコ「殺人鬼も殺し屋も、いないとは限らない。そうだろう? 神様だって同じことだ」
ネコ「ありえるかありえないか。君には証明が出来ない。だから、これは本当の間違いではない」
男「つまり?」
ネコ「そしてネコはにゃあと鳴く」
男「……ヒントはなし、ね」
27:
男「……」
男「花瓶はない。車も来ない。殺人鬼ちゃんも、殺し屋さんも出てこない」
男「手には銃だけが残り」
 危ない!
神様「私は神」
男「先手必勝。パァン」
神様「しからば、こちらも」
 バスン。
 カミナリドーン。
神様「神は死んだ」
男「これが神かぁー」
28:
死にたいと思ったことはあるだろうか。
多分、誰にでもある。
だけど、どんなに苦しい状況にあっても。
心にどれだけの暗黒が渦巻いて、生きることが辛くなったとしても。
人は中々死を選べない。
怖いから。
自ら死を望むのが怖いから。
死とは救いであり、最大の恐怖でもある。
死にたい。でも死ぬのは怖い。なんとなく、自殺するのは間違いだとは思っている。
根拠はない。ただ、世間の風潮的にそう思っているだけ。
ああ、楽に死にたい。この際痛くてもいいから、あっと言う間に死にたい。
花瓶が頭に落ちるとかさ。車に轢かれたりさ。
殺人鬼とか、殺し屋とか、たまたま雷に当たって死ぬとかさ。
そう言う、避け様がない、自分が何も悪くない死に方をしたいね。
簡単で、お手軽で、自分の所為じゃない。しょうがなく死ねる。
死にたい死にたい死が怖い。
何かが、誰かが、神的な存在が。
殺してくれねぇかなぁ。
なんて、考え。
29:
1
男「いってきます」
妹「いってらっしゃーい」
父「おう」
母「気をつけるのよ」
バタン。
男「神様以外は、何も障害がない」
男「つまり、神様をなんとかすればいいわけだ」
男「でも」
男「そもそも」
男「なんとか出来るものなのか」
男「神様とか」
男「……」
男「流れ」
男「流れに任せて」
30:
神様「私は神だ」
男「俺は人間だ」
神様「今から雷を落とそうと思う」
男「どうぞ」
 カミナリドーン。
男「……」
男「当たらないね」
神様「そう言うときもある」
男「神様なのに?」
神様「神だからこそ、だ。さようなら」
男「ばいばい」
31:
男「さて」
男「しばし歩く」
男「そうして」
男「着いた」
男「そこは何か崖みたいなところだ。下には青い海」
男「ざざーん、ざざーん。波が飛沫を上げている」
男「……」
男「死のう」
32:
男「と思ったけど」
男「ネコやぁい」
ネコ「なにかね」
男「これは、間違いなの?」
ネコ「ふむ」
男「もうどうしよもなくてさぁ」
男「面倒臭い。かったるい。やってられない。真綿で首を絞められるような、そんな日々」
男「あーあ、嫌だ嫌だ」
男「自ら死を選ぶのは、間違いなの?」
ネコ「君はどう思う?」
男「……」
男「帰ろうか」
ネコ「ネコはただにゃあと鳴く」
33:
男「ただいま」
妹「おかえりー」
母「おかえりなさい」
父「おう」
男「ねこー」
ネコ「ん」
男「これ」
ネコ「……」
男「これが間違い」
ネコ「……」
男「なぁ」
妹「なに、おにいちゃん」
男「あんたら誰よ」
34:
母「優しくて気立てがいい母よ」
男「母親は俺が小学校に入る前に出て行った。所謂浮気で、ドコゾの男と逃避行。今は生きてるのか死んでるのかも分からない」
父「無口だが誠実な父だ」
男「父親はこの間死んだ。酒ばっかり飲んで、借金を腐るほどこさえて、俺に暴力を振って、とにかく碌でもない奴だった。急性アルコール中毒でぽっくり、らしい。別に興味もない」
妹「可愛くて可愛い妹だよ」
男「そもそも俺に妹はいない」
35:
男「なんて都合の良い。ただの妄想。もっと言えば、ただの夢だ」
男「幸せな家庭。そんなもの、俺には絶対にあり得ない」
男「間違いの中の間違い」
男「あり得ないことが証明できる、あり得ないこと」
男「それが、これ」
ネコ「おめでとう」
男「ありがとう」
男「……で、何か賞品でも貰える訳?」
ネコ「あるわけない。これはただの夢だぞ?」
男「ありゃりゃ」
ネコ「……強いて言うのなら」
ネコ「これは、君がどうしようもないくらい、どうしようもない時に見る夢」
36:
ネコ「君は、普通の家族に憧れていて、よく父親に殴られていたからか身を守る為の反射神経が良くて、だけど後遺症からか左右の区別がつかない時があって、可愛い女の子が好きで、女性用パンツに性的興奮を覚えていて、殺し屋とかにロマンを感じていて、出来れば女の子に自身を守って欲しいと考えていて、根本的に神様の意図、運命の流れに任せる様に生きている。あと、海が好き」
男「うん」
ネコ「そして、常に死にたいと思ってる。それが、君自身。君らしさ」
男「うん」
ネコ「でも、死は怖い。特に、自殺は怖い。だから、他に頼る。自分ではどうしようもない原因で、あっさりと死ぬことを望んでいる」
男「うん」
ネコ「だけど同時に、それはやっぱり間違いだと思ってもいる」
男「……」
ネコ「だから君は夢を見る。君が望んだ世界で。ただ夢を見る」
男「もし、この夢で死に切ったら、どうなるの?」
ネコ「踏ん切りが着いちゃうだろうね。生きることの面倒臭さが、死への恐怖を上回ってしまうのだろう」
ネコ「でも、今回はそうはならなかった。君は、この夢での最大の間違い、絶対にあり得ない、普通の家庭を、当てられることが出来た」
ネコ「君もそこまで弱くないと言う事だ。一番偽りであって欲しくないことを、偽りだと言えるくらいには」
男「もう少し頑張らないといけないのかぁ」
男「だるい」
ネコ「それでも君は、生きていく。たまに猛烈に死にたくなって、特に意味もなく死にたくなって、だけれども、君は生きていくんだ」
男「つまり?」
ネコ「お目醒めの時間、と言うことだ」
37:
男「朝だ」
男「紛うことなき朝だ」
男「……行くか」
男「いってきます」
 バタン。
男「良い天気だ」
男「空は青いし」
男「雲は白いし」
男「だっる……」
男「死にてー……」
男「あーあ……」
男「……仕事、頑張るか」
男「ん?」
ネコ「……」
男「ネコだ」
ネコ「……」
男「おいで」
ネコ「……」
ネコ「にゃあ」
38:
終わり。
お仕事頑張って。
39:

40:
乙ー
なんか不思議な感覚になるSSだったわ
41:

42:

43:

4

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