オティヌス「少し私の話を聞いてくれないか?」上条「………」back

オティヌス「少し私の話を聞いてくれないか?」上条「………」


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1:
オティヌス「むかーしむかしの話だ」
オティヌス「そう、お前が生まれるずっと、ずーっと前の話」
オティヌス「私にとっての"元の世界"と言える場所に、まだ私が居た頃」
オティヌス「私は、魔神としてその頃から力を持っていた」
上条「………」
3:
オティヌス「もう知っているとは思うが、私は世界を自由に作り変えることが出来る」
オティヌス「私はその力を……いや、なんでもない」
オティヌス「まぁ簡単に言えば、私はその力を、世界をより良くしてやろうと使い始めた」
オティヌス「ああ、そうだ。お前が指摘したとおりだよ、上条当麻」
上条「………」
5:
オティヌス「私は、何度も、何度も世界を作り変えた」
オティヌス「何度も」
オティヌス「何度も」
オティヌス「何度も」
オティヌス「"元の世界"への帰り道を忘れてしまうほどに」
上条「………」
9:
オティヌス「私は、数々の世界を体験した」
オティヌス「気が遠くなるほど膨大な世界を」
オティヌス「お前に体験させた世界の殆どは私が過去体験してきたものなんだ」
オティヌス「まぁ、お前にはとっくにバレてしまっていたのかもしれないがな」
オティヌス「……そして、何百万という世界で日々を過ごした。でも……」
オティヌス「無数にある世界の、ただ一つにだって私の居場所なんて無かった」
上条「………」
10:
オティヌス「私がそこに存在している限り、必然的に争いが起こる」
オティヌス「そして、いくら似せて作っても所詮はまがいものだ」
オティヌス「完璧にあの世界を復元するなんて無理だった」
オティヌス「私はその苦しみを、痛みを、辛さを、寒さを、闇を、心を」
オティヌス「理解してくれる者が、欲しかったんだ…」
オティヌス「全てを分かち合える、絶対の理解者が……」
上条「……」
15:
オティヌス「なぁ、上条」
オティヌス「こら、ちゃんと聞いているのか上条当麻」
オティヌス「ここから先は、お前にちゃんと聞いてもらいたいとこなんだ」
オティヌス「私にとって、『理解者』という存在は何百万回世界を作り返してでも、どうしても手に入れたかったものなんだ」
オティヌス「でも今はもう、そんな必要は無くなってしまったんだがな」
上条「……」
16:
オティヌス「お前がいてくれるから、な」
オティヌス「この世界中のどこを探したって」
オティヌス「何億回世界を作り変えたって」
オティヌス「お前以上の『理解者』はこの先一度だって現れることはないだろう」
オティヌス「なぁ、そうだろう?」
上条「……」
26:
オティヌス「私がこの世界に来て、死ぬことを選んだ時、お前は言ってくれたよな」
オティヌス「世界を敵に回してでも私を守ってくれると」
オティヌス「私があの時、どれほど嬉しかったと思う?」
オティヌス「もう言葉では言い表せないくらいだ」
オティヌス「神である私が、お前のことを英雄視するぐらいには」
オティヌス「いや、それ以上かもしれない」
上条「……」
27:
オティヌス「と、とにかく、あの時はホントに嬉しかったんだからな」
オティヌス「誰かに守ってもらうってことは、長い人生で初めてのことだったんだ」
オティヌス「初めて、私はひとりぼっちじゃないって思えた」
オティヌス「ずっとずっとひとりぼっちだった私に、お前という光が、希望が差し込んできたんだ」
上条「……」
28:
オティヌス「こうして二人で世界中を逃げ回るってのも、お前はどう思っていたかは知らんが、私は楽しかった」
オティヌス「お前とそばにいれるってことに、喜びを感じてたのかもな」
オティヌス「一緒に色んな所に行ったよなぁ」
オティヌス「時には追っ手に襲われることもあったけど」
オティヌス「ほとんどお前ひとりで片づけてくれていたな」
オティヌス「『オティヌスに手を出すな!!』って。すごい剣幕だったよ、あの時のお前は」
オティヌス「すごく、すごく嬉しかった」
上条「……」
29:
オティヌス「上条」
オティヌス「私はお前を愛してる」
オティヌス「愛してるんだ。誰よりも。何よりも」
オティヌス「愛してる」
オティヌス「愛してる」
オティヌス「愛してる」
上条「……」
30:
オティヌス「…………」
オティヌス「…………」
オティヌス「…………」
オティヌス「……どうして」
オティヌス「返事をしてくれよ、上条」
オティヌス「私ばかり喋っているじゃないか」
オティヌス「せっかく、私が、想いを伝えているのに」
オティヌス「どうして、返事をしてくれないんだ?」
上条「……」
31:
オティヌス「会話ってのはな、お互いに言葉を交わすものなんだぞ?」
オティヌス「お前が、返事しなきゃ、駄目だろう?」
オティヌス「………」
オティヌス「返事を……してくれよ……」ギュッ
上条「……」
32:
オティヌス「どう……して…………ぐすっ………えぐっ」ポロポロ
オティヌス「もう一度……私と……」
オティヌス「私と話をしてくれよぉ……上条……」
オティヌス「私の名前を呼んでくれよ……お前の声が、もう一度聞きたいんだ……」
オティヌス「お前がいなくなったら……私は……また……」
オティヌス「ひとりぼっちだ……」
上条「……」
33:
オティヌス「ううぅぅ……かみじょぉ……」ポロポロ
ドンッ!!!!!
オティヌス「!?」
コツ…コツ…コツ…
オッレルス「やぁ、魔神オティヌス。買い物に行ってたんだって?お疲れ様」
オティヌス「オッレルス……!!」
34:
オッレルス「上条当麻は……残念だった。私も本当は死なせたくなかったんだけど」
オッレルス「思いのほか強く抵抗されたもんだから、つい本気を出してしまったよ」
オッレルス「彼は、最期まで君を守ろうとしていた」
オッレルス「本当に素晴らしい『理解者』を持ったものだ」
オッレルス「もう思い残すことはないだろう?」
オティヌス「………」
35:
オティヌス「……いや、あるな」
オティヌス「お前をぶち殺さないと私の気が済まない!!!!!」ギリッ
オッレルス「弱体化しているというのに?今のお前なら、私にも勝てる可能性はあるんだぞ」
オティヌス「関係あるか!!!何としてでもお前だけは……ッ!!!」ダッ
オッレルス「……」スッ
36:
―――私は、お前に出会えて幸せだった
ありがとう、ひとりぼっちだった私のそばにいてくれて
ありがとう、私のことを『理解』してくれて
ありがとう、こんな私に笑顔を向けてくれて
本当に……お前には……感謝しても……したり……な
37:
          
         
          
         
       
       
       
        
       
       
       
       
        
       
       
38:
END
53:
ifルート行きます
54:
>>29からのifルート
上条「……」ボソッ
オティヌス「ん?なんだ、聞こえないぞ?」
オティヌス「もっとはっきり言ってみろ」
上条「こ、こんないきなり告白すんなぁあ!!/////」
上条「黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって!!途中から顔真っ赤だったわ!」
オティヌス「ふふ……何だ、しっかり聞こえてるんじゃないか」
上条「いくら二人っきりだからって、お、おまえなぁ!/////」
55:
オティヌス「で、どうなんだ?言っておくが私は本気だぞ」
上条「……そんなの、分かってるよ」
オティヌス「答えろ。この部屋には、私とお前の二人しかいない」
オティヌス「他の誰にも聞かれる心配などない」
上条「……」
上条「俺は、まだ、決められない。もうちょっとだけ待ってくれないか」
上条「色々と心の整理がついたら、必ず話すから」
オティヌス「……そうか」
56:
オティヌス「さぁ、もう夜も遅い。寝るとしよう」
上条「お、怒らないのか?」
上条「こんな優柔不断な野郎を……」
オティヌス「そういう優柔不断で不器用な童貞野郎を、私は好きになったんだ」
上条「ど、童貞は関係ないだろ!」
オティヌス「まぁそう気に病むな。私も処女だし」
上条「何カミングアウトしてんだ!いきなりすぎるわ!///」
オティヌス「いや、お前が勘違いしてそうだったからな。以前の服装で私をビッチだと思ってただろ」
57:
上条「う?ん……まぁ、あの服装だと痴女だって思っちゃうかなぁ」
オティヌス「……そう……だろうな……」
オティヌス(なぜだろう……自分から言い出したのに、すごくショックだ……)
オティヌス「……よし、寝よう」モゾモゾ
上条「ん?お、おう」
66:
オティヌス(しかし、上条はどうして先延ばしにしたりするんだ…)
オティヌス(私の気持ちなら長々と語ってやったというのに……)
オティヌス(……あいつの気持ちを押しとどめる、誰かがいるんだろうな…)
オティヌス(でも、私は……)
67:
上条(……)
上条(今頃みんなどうしてんのかなぁ……)
上条(インデックス……ちゃんとご飯食べてるのかな…)
上条(まぁ…きっと大丈夫だよな…神裂やステイルが迎えに来てくれてるはずだろ…)
上条(なぁ……インデックス…今の俺、どう思う?)
脳内禁書『正直キモイんだよ!優柔不断で女の子の気持ちを踏みにじる糞野郎なんだよ!』
上条(そこまで言わなくても…)
77:
脳内禁書『とうまは一体何を迷っているのかな?おてぃぬすのことが好きなんじゃないの?』
上条(ああ……たぶん、俺はアイツのことが好きなんだと思う…)
脳内禁書『ほら!多分とか思うとか!そんなんだから童貞なんだよ!』
上条(むぐぐ…)
上条(でもさインデックス。俺なんかがアイツの相手になるのかな?)
上条(あいつってマジで神様なんだぜ?)
脳内禁書『んなことどうだっていいんだよ!』
78:
脳内禁書『怖気づく必要なんてこれっぽっちもないんだよ』
脳内禁書『俺なんかが、じゃなくて、とうましかいないんだよ!』
上条(え……?)
脳内禁書『正直鈍感すぎて腹立たしいんだよ!とうま以外におてぃぬすのために世界を敵に回すなんて芸当出来るはずがな
いんだよ!』
脳内禁書『とうまはもっと自信をもつべきかも!』
上条(そうかな…?)
脳内禁書『おてぃぬすはしっかり気持ちを伝えてたんだよ。今度はとうまの番かも』
上条(……だよな)
79:
上条(ありがとなインデックス。やっぱ頼りになるぜ(脳内の)お前は)
脳内禁書『明日必ず想いを伝えること!分かった?』
上条(ああ!必ず!)
上条(おやすみインデックス!)
脳内禁書『うん、おやすみとうま』
80:
チュンチュン
上条「朝か…」ムクッ
オティヌス「おはよう上条」
上条「おはよう、オティヌス。起きてたのか」
オティヌス「……まぁな」
オティヌス(本当はお前のことが気になって一睡もできなかったんだけどな)
オティヌス「さっさと着替えて朝食を食べに行くぞ」
上条「ああ。ちょっと待っててくれ」
81:
上条「……」スタスタ
オティヌス「……」スタスタ
上条「……なぁ」
オティヌス「なんだ」
上条「昨日はよく眠れたか?」
オティヌス「……いや」
上条「…そっか」
上条「俺も…だ」
82:
―ホテル内・レストラン―
オティヌス「お前は何を食べるんだ?」
上条「そうだな…スクランブルエッグでいいかな」
オティヌス「じゃあ私も同じものにしよう」
上条「それでいいのか?」
オティヌス「ああ」
83:
上条「……」
オティヌス「……」
ウェイター「お待たせしましたー」
上条「あ、はい」
オティヌス「……」
84:
オティヌス「……」パクパク
上条「……」カチャカチャ
上条「なぁ、オティヌス」
オティヌス「……なんだ」
上条「昨日の話のことなんだけど」
ガシャン!!
オティヌス「……」カァッ
上条「お、オティヌス?」
オティヌス「なんでもない、続けろ」
85:
上条「お前が告白してくれたこと、正直言ってすげえ嬉しかった」
オティヌス「そ、そうか///」
上条「そ、その、すぐに答えられなくて悪かった」
上条「俺が優柔不断で不器用で腹立だしくて女の子の気持ちを踏みにじるような気持ち悪い童貞糞野郎だから……」
オティヌス「ま、待て!私はそこまで言った覚えはないぞ!?」オロオロ
上条(あ…ほとんどインデックス(脳内)に言われたことだった……)
87:
上条「と、ともかく俺もお前のことが好きなんだ!」
上条「お前の『理解者』は、俺じゃなきゃ嫌だ!!」
オティヌス「っ////」
上条「俺だってお前と一緒のこの生活を楽しく思ってたし、お前と一緒に居れて喜びを感じてたんだ」
上条「俺とずっと一緒にいてくれ、オティヌス」
オティヌス「……ふふふ」
オティヌス「心配しなくても私の『理解者』はお前だけだ。言ったはずだぞ?何億回世界を作り変えたって、お前以上の『
理解者』はいない、とな」
オティヌス「これからもよろしくな、上条」ニコッ
上条「ああ、こちらこそ!」ニカッ
きっとこいつは宣言通り私のことを守ってくれるのだろう。
どんな追手が来ようとも絶対にこいつは私をひとりぼっちにしない。
もしもこいつが死にそうな時があれば、私が死んででも助けてやる。
こいつの存在こそが、私の生きる意味なんだ―――
88:
――――――――――
―――――
オッレルス「すまない、待たせてしまったね」
シルビア「そのホテルに何かあったのか?」
オッレルス「……いや、なんでもないさ」
シルビア「ふうん、そのわりに嬉しそうだけど」
オッレルス「嬉しくなんてないさ。自分が情けなくって仕方がない」クスッ
シルビア「言葉と表情が噛み合ってないぞ」
オッレルス「さ、魔神オティヌスを探しに行こうか」
シルビア「ふう、いつになったら見つかるのやら」
オッレルス「さぁ?いつになるんだろうな」
ifルートEND
89:
これが俺には限界
これ以上いくと上条さんは死ぬ
9

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