穂乃果「いらっしゃいませー!」俺「か、かわいい……」back

穂乃果「いらっしゃいませー!」俺「か、かわいい……」


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1:
穂乃果「いらっしゃいませ!何になさいますか?」
俺はたまたまふらりと立ち寄った和菓子屋で、思いもよらない出会いを経験した。
ここ、音ノ木坂のスクールアイドル、μ'sの高坂穂乃果である。
俺「え、えーっと(こんな和菓子屋でバイトしてるとは……!ラッキーだ!)」
穂乃果「おすすめはこのお饅頭です!うちの名物なんですよ!」
俺「じゃ、じゃあそれを一つ」
穂乃果「はい!168円です!」
俺「200円で」
穂乃果「はい!32円のおかえしです!ありがとうございました!」
俺 (絶対明日も来よう)
ラブライブ!Solo Live! collection Memorial BOX II
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3:
妹のほうがかわいい
8:
今年この音ノ木坂に転勤してきてから、ほぼ毎日秋葉原に行っていた。
仕事も楽になったし、過ごしやすいし、何よりμ'sの本拠地だということもあり、
俺はこの音ノ木坂に転勤して来たことを非常に嬉しく思っていた。
そして好物の和菓子を買いに行ってみればこの出会い……!
やはり転勤して来て良かった。明日も行こう。
ー次の日 穂むらー
ガララッ
穂乃果「いらっしゃいませー!あ、今日も来てくれたんですね!」
俺「あ、うん。美味しかったです」
穂乃果「ふふっ、よかったぁ!」
俺 (天使か)
俺「じゃあ、昨日のお饅頭一つください」
穂乃果「はい!168円です!」
俺「170円から」
穂乃果「はい!2円のおかえしです!ありがとうございました!」
俺 (絶対明日も来よう)
13:
明日は二個買うか?
いや、毎日一個買ったとして168×31で……5208円!
二月のライブのためにも貯金しなくては!
まあ行くんだけどね。
ー次の日 穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ」
俺 (!……今日はいないのかな?)
穂乃果ママ「?お客様……?」
俺「あ、いえ、お饅頭一個ください」
穂乃果ママ「かしこまりました。168円です」
俺「168円で」
穂乃果ママ「はい、ちょうどお預かりします。ありがとうございました」
俺 (残念……)
15:
ー次の日ー
あの人店長かな?ずいぶん美人だったな……いかんいかん。
いかんぞ俺。俺は穂乃果ちゃん一筋なんだ。
……穂乃果ちゃん一筋?
いや、決して恋愛感情とかではないぞこれは。ただ純粋にファンとしてだな。
じゃあなぜ毎日通ってる?会えたら嬉しいだろうが。
もしかして期待してるんじゃねえの?身の程を知れよ。
そうだよそうだよ当然そうだよ。俺ごときがそんなことあるわけないじゃん。
どうせ最終的にはどっかのイケメンだか金持ちと……
俺「はぁ……そうだよなぁ」
同僚「働け」
俺「うい」
ー穂むらー
俺「やべーすっかり残業で遅れてしまった……店は……」
閉店
俺「……だよなぁ。お饅頭美味しいのに」
17:
ー次の日ー
いかん。いかんぞ。
いつの間にかあのお饅頭の中毒者になっている。うますぎるんだよあれ。
今日は二個買お。昨日の分だからこれはノーカン。二個買っても良しとしよう。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!あっ、昨日は来てなかったみたいですけど……」
俺 (!?覚えてくれているだと……)
穂乃果「お、おっと。すみません……お客さんに失礼なことを……」
俺「はは。いや、気にしなくていいよ(むしろ覚えて頂けるなんて感無量ッ!)」
穂乃果「あはは……すみません」
俺「とりあえず、お饅頭二個ください」
穂乃果「はい!336円です!」
俺「340円で」
穂乃果「はい!4円のおかえしです!ありがとうございましたー!」
俺 (これで明日の会議も乗り切れる)
20:
ー会議中ー
甘い物切れてきたな……イライラする……。完全に中毒者じゃねーかよ……。
「俺君、大丈夫かね?何やら顔が赤いようだが……風邪かい?」
俺「い、いえ!大丈夫です!」
「……そうか。無理はいかんよ?」
俺「はい!お気遣い痛み入ります!」
ちゃんと話を聞かなくては……ああでもイライラする……。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!あ、今日も来てくれたんですね!」
俺「はい。とりあえずお饅頭三個ください」
穂乃果「はい!504円です!」
俺「505円から」
穂乃果「はい!一円のおかえしです!ありがとうございました!」
俺「あ、すみません。ここで食べていいですか?(アホか俺は。中毒で完全におかしく)」
穂乃果「いいですよ!こちらが軽食スペースです!ごゆっくりどうぞー!」
俺 (あるんだ)
21:
俺 (へーえ。あんみつとか色々あるな……頼んでみるか)
俺「すいませーん」
穂乃果「はーい!」タッタッ
穂乃果「はい!ご注文は!?」
俺「このクリームあんみつと抹茶ください」
穂乃果「かしこまりました!おとうさーん!クリームあんみつ一丁!」
俺 (お父さん!?お父さんっつった今!?)
<お客さんの前でお父さんはやめなさい
穂乃果「あ、ごめんお父さん!」
<・・・抹茶入れてー
穂乃果「はーい!」
俺 (これがあほのかという奴か。天使だ)
24:
俺 (というかお父さん!?お父さんっことはつまりこの店の娘さんなの!?)
俺 (こ、ここがあの人気スクールアイドル、μ'sのリーダーの家なのか……)
穂乃果「お待たせいたしました!クリームあんみつと抹茶ですっ!」
俺「あ、どうも」
穂乃果「ごゆっくりどうぞー!」
パクッ
ムニュムニュ……
俺 (うますぎだろ。なんだこれ)
ゴクゴク……
俺 (渋すぎだろ。なんだこれ)
25:
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
俺 (うまかったー……これは太りそうだ)
俺「お会計お願いします」
穂乃果「はい!クリームあんみつセットおひとつで」
俺 (そんなセットだったんだこれ)
穂乃果「870円です!」
俺「(安くね?)1370円から」
穂乃果「はい!500円のお返しです!ありがとうございました!」
俺 (お父さんにも惚れそうだわこれ)
26:
支払いが細かくて笑う
27:
ー次の日ー
もうこれあれだな。恋だわ。
俺はあの店に恋をしている。
穂乃果ちゃんが居て、美人のお母さんが居て、
うますぎる和菓子を作るお父さんが居る……そんな家庭だったらなぁ……。
何考えてんだ俺気持ち悪いやつだな社会人にもなって。仕事仕事。
ー穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ。ふふ、最近毎日来てくださってますね」
俺「あははは……いや、すみませんね」
穂乃果ママ「いえ、こちらとしては大助かりですよ。
……あんまりこういうのも失礼ですけど、やっぱり穂乃果目当てだったりします?」
俺「!」
俺 (そっか……娘さんがスクールアイドルやってて心配なんだろうな。
きっと客の中にも変な奴が多いんだろう……なんて答えようか)
30:
俺「・・・ええ、そうなんですよ」
穂乃果ママ「・・・!」
俺「私、μ'sの大ファンでして。
たまたま入った和菓子屋に居たものですから……すみません」
穂乃果ママ「・・・いえ、いいんです」
俺「ですが、通い詰めるようになってからというもの。
一日に一回はここの和菓子を食べなければ気が済まなくなってしまいましてね。
今ではすっかりこの店のファンです。いつも美味しく頂いております」
穂乃果ママ「!……すみません、失礼なことをお聞きしました」
俺「いえ、構いませんよ。娘が心配なお気持ちはわかります」
穂乃果ママ「すみません……」
俺「では、クリームあんみつセットとお饅頭三個ください」
穂乃果ママ「……クリームあんみつセット、ですか?」
俺「はい(……?あれ、間違えたか)」
穂乃果ママ「ええとクリームあんみつの抹茶付きでよろしいですか?」
俺「あ、ああはいそれで!(ま、間違えたァ!?)」
穂乃果ママ「少々お待ちください」
31:
俺「…………(クリームあんみつ抹茶セット、クリームあんみつ塩昆布セット。
クリームあんみつだんごセット、クリームあんみつごま蜜だんごセット……。
色々あるじゃねーかくそぅ!面倒だから略すのダメ!絶対!)」
穂乃果ママ「お待たせいたしました。
クリームあんみつ抹茶セットとお饅頭三個です。
こちらお伝票ですね。ごゆっくりどうぞ」
パクッ
モニュ…モニュ…
俺 (うますぎるんだよなぁ……閉店間際だからか誰も来ないけど。
……というか閉店間際にゆっくりしてたら迷惑じゃねーか!すぐ食お)ガツガツ
穂乃果ママ (そんなに急いで食べなくても……)
ゴクゴク
俺「!(うまい。ほどよい渋さだ……)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「お会計お願いします」
穂乃果ママ「1374円です」
俺「1374円で」
穂乃果「ちょうどお預かりします。ありがとうございました」
35:
というわけで毎日通い続けついにライブ前日。前日物販を諦め穂むらへ向かう俺。
……いや、まあ仕方ないよねうん。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!」
俺「あれ、明日はライブじゃ……」
穂乃果「あれ?お客さん穂乃果のこと知ってるんですか?」
俺「あ、ああ……えと」
穂乃果ママ「ふふ、穂乃果の大ファンだそうよ」
俺「!?」
穂乃果「え?そ、そうなんですか?」
俺「あははは……(やべえ引かれたか)」
穂乃果「本当ですか!?あはは!嬉しいなぁ……!ありがとうございます!」
俺「!!?」
穂乃果「これからもμ'sをよろしくお願いしますね!」ギュッ
俺「あ、ああ。もちろん。応援してます(頭真っ白になってた)」
穂乃果ママ (ちゃっかりしてるわね……)
41:
穂乃果「えっと、じゃあ……お饅頭三個ですか?」
俺「いえ、九個ください。明日明後日来れないので」
穂乃果「!……ふふ、かしこまりました!お会計1512円です!」
俺「1515円からで」
穂乃果「はい!3円のお返しです!」
穂乃果ママ「こちら商品です」
穂乃果、穂乃果ママ「「ありがとうございました!」」
穂乃果「明日明後日頑張ります!よろしくお願いしますっ!」
俺「!……楽しみにしてます!頑張ってください!」
俺 (やべー俺如きがこんなに話していいのかよ天罰下るんじゃねこれ)
42:
にこにー愛してるよ好きだよ大好きだよ
46:
ーライブ一日目ー
寒い……この時期の朝は体に堪える……。だが俺にはやらねばならない事があるっ!
それは物販!!!!!
何人もの男達を寒空の下に放置する鬼畜の所業!
しかもこの試練!耐え切ったとしても報酬0の可能性が非常に高い!!!
許すまじ物販!!許すまじハゲ!!!しかし怒りに燃えても体は温まらない。
俺「……饅頭食お」
51:
しっかしまだ物販始まるまであと五時間もあるぞ……。それなのになんだこの人数は。
ほむまんは残り二個……大事に食わねば。
ー1時間後ー
少し暖かくなってきたな……後ろに人もだいぶ増えた。……トイレは大丈夫だな。
ー2時間後ー
椅子持ってくればよかったな。足が痛い。
ー3時間後ー
足痛い……椅子持ってくる方が辛いとか思ってた俺がバカすぎる。充電はまだあるな。
ー4時間後ー
充電少なくなってきたな……。
ー5時間後ー
物販開始!この時を長年待ったぜ!
…………そうだ、前列があるんだ。あと何時間待てばいいんだろうか。
というか物販残るのかなぁ……。
俺「ふあんーなーきーもーちがーすっぱーいー」ボソッ
「「「ぶるべりとれいん!!!」」」
……おやつ達怖い。
55:
くそっ、買えたのは扇子一個……!労力に見合わなさすぎだろ!死ねハゲ!!!!
……まあいいや、明日もあるし。ライブに向けてテンション上げて行きますか!
ーさいたまスーパーアリーナー
ひ、広い……。おお……!なんて……なんて広いんだアリーナ……!
……こんなところで穂乃果ちゃん達は歌うのか。やっぱり次元が違うな。
「いいか野郎共ー!!俺たちが先陣切って盛り上げてくぞーっ!!!」
「「「おおおおおおおお!!!!!」」」
……まあ、周りに迷惑かけない程度にしてくれよ?
58:
そろそろライブが始まる……!トイレは済ませた!あとは盛り上がるだけ!
ザワ…ザワザワ……
穂乃果「みんなー!今日は穂乃果達μ'sのライブに来てくれてありがとー!」
ワアアアアアアアアアアアア\ホノカチャーン/アアアアアアアアア
ことり「みんなで一生懸命がんばるから!最後まで楽しんで行ってね!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア\コトリチャーン/アアアアアアアアアアアア
俺「ああ、やっぱり……」
やっぱり次元が違うんだなぁ。
俺なんかにいつも話しかけてくれるけど、やっぱり全然俺なんかとは違うなぁ。
ちょっと仲良くなれたとか思ったけど……とんだ思い上がりだ。
今日のライブ、一ファンとして見なきゃ失礼だな。
俺「うおおおおおおお穂乃果ちゃああああああああああああん!!!!!」
<ホノカチャーン!
ホノカチャーン!>
\ホノカチャーン!/
59:
ーライブ終了後ー
あー楽しかったー!最高だわマジ最高だわμ's!
つーかピュアガの穂乃果ちゃんが可愛過ぎてマジでもう死んでもいいわこれ!
あー明日も楽しみだー!早くホテル行って寝よ!
ーホテルー
やはりホテル代をケチってはいかん。
安いホテルで疲れが取れなかったら死ぬしかない。
俺「やはり風呂は最高である。疲れを癒すのに最適すぎる」
確かロビーに売店あったな……行ってみるか。
60:
ー売店ー
俺 (タバコとかあるかなっと……!?)
穂乃果「やだー!穂乃果ポッキーがいいー!」
絵里「こら!名前出しちゃだめでしょ!それに騒いで見つかったらどうするの!」コソコソ
穂乃果「あ、うん、ごめん……」
にこ「アイドルとしての自覚が足りないのよあんたは」コソコソ
海未「やはり穂乃果を連れてくるのは間違いでしたね」コソコソ
穂乃果「そ、そんなぁ……ひどいよー……」
俺 (あ、あれは……穂乃果ちゃんに海未ちゃん、絵里ちゃんにこちゃんだと!?)
穂乃果「はぁ……でも誰もチョコ菓子買おうとしないからさ……」
海未「わかりましたよ。買ってあげますから先帰っててください」
穂乃果「本当に!?ありがとううm……ありがと!」
海未「寄り道しないでくださいね?」
穂乃果「はいはーい!」
俺 (や、やべえこっちくる!)
62:
ドンッ
穂乃果「きゃっ!」
俺 (なぜ避けなかったのか?
ふっ、女の子が飛び込んで来たら抱きとめるのが紳士の務めとは思わないか?)
穂乃果「いたたた……ご、ごめんなさい」
俺「(抱きとめなかったがな!畏れ多くて!そもそも疲れで動けねえよ!)
いや、大丈夫だ。こちらこそごめん。尻餅をついたみたいだけど大丈夫?」スッ
パシッ
穂乃果「はい、大丈夫です……って、あ!」
穂乃果「お客さん!お客さんじゃないですか!ここのホテルだったんですね!」
俺「あはは。こんばんは。偶然同じだったみたいだね」
63:
穂乃果「いや?こんなことってあるんですねー!あ、ライブどうでした!?」
俺「すごく楽しかったよ。はしゃぎすぎちゃって疲れるくらいにはね」
穂乃果「そうですか!楽しんでもらえて嬉しいです!
明日のライブは見てくれますか?」
俺「もちろん。両日受かったからね。大変だと思うけど頑張ってね!それじゃ!」タッ
穂乃果「あっ…………はい!頑張ります!」
海未「……ほーのーかー?」
穂乃果「っ!」ビクッ
穂乃果「う、海未ちゃん……」
海未「寄り道しないでくださいって言いましたよね?」
穂乃果「つ、つい常連さんと会って……」
海未「穂乃果、我々は今アイドルなんです。
それなのに異性と親しげに話すなど……穂乃果はもう少し周りを気にするべきです!」
穂乃果「……はーい」
絵里「……名前普通に言っちゃってるわね」
にこ「……やれやれだわ」
69:
俺 (何やってんだよ俺!いつもと違う爽やか青年気取りやがってはっずかし!)
俺 (しかも途中で耐え切れなくなって逃げてきてるし!
フォローさせてんじゃねえかよださいな……くそっ、なんなんだ一体。早く寝よ)
ーライブ二日目 ホテルー
俺「うぅ……」
俺 (まだ五時か……いや、もう五時か、急ごう)
ー会場前物販列ー
俺 (今日という今日こそはゲットしてみせるぞ!)
俺「ファイトだよっ!」
「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」」」
俺 (このノリも慣れてきたな)
74:
俺「ふっ、くくっ……ふはははははははははははははははははは!!!!!!」
俺「我はついに手に入れたぞ!パンフレットを!!!!!」
「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」
<ヨコセー!
<ジマンオツー!
俺 (まあこれしか買えなかったけどね。寒いし早く席行こ)
ーさいたまスーパーアリーナー
俺 (今日の席はかなり前だ!こっちが本命って言っても過言じゃあないぞ!
サイリウムを配る準備もできている!楽しみで武者震いが止まらねえぜ!)ガクガクブルブル
75:
穂乃果「みんなー!今日は」
俺 (始まった!……落ち着け、冷静になるんだ俺。
こんな位置でブレードぶんぶん振ってたらもう二度と穂むらに行けないぞ!)
かーべーは
俺「はいはいはい!」ブンブンブン
俺 (はい無理でしたー、はい)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「かーべーは」
穂乃果 (あの人、今日も来てるって言ってたけどどこにいるんだろ……見えるかな)
俺「はいはいはい!」ブンブンブン
穂乃果「!?っこわせーるもーのさ!」
俺「はいはいはい!」ブンブンブン
穂乃果「たおせーるもーのさ!(楽しんでくれてるみたいだね……)」
79:
ーライブ終了ー()
俺 (ふふ……疲れた何も考えられんさっさと帰ろう)
ー家ー
俺「やっと帰って来た……」
俺 (やはり電車乗った時に寝てはいかんな。おかげで三時間無駄にした)
俺「ほむまん食って寝るか……」mgmg
俺「……もう三日も抹茶飲んでないな」
俺 (明日仕事終わったら絶対抹茶飲みに行こう)
俺「Zzz……Zzz……」
80:
∧_∧
( ´・ω・) みなさん、抹茶が入りましたよ・・・・。
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
83:
ー高坂家ー
穂乃果「たーだいまー……」
雪穂「おつかれさまー。どーだった?」
穂乃果「最高のライブだったよー?」
雪穂「じゃあなんでそんなに元気ないの?」
穂乃果「いやもう疲れが限界で……うー……」
雪穂「ああほら!ここで寝ないで自分の布団で寝て!」
穂乃果「はーい……」
穂乃果 (まあでも、みんな楽しそうでよかった……あの人も)
86:
ー次の日ー
眠い……頭動かない……。
「おい俺!」
俺「は、はいっ!」
「シャキッとせんか!昨日一昨日と休みだっただろう!」
俺「た、大変申し訳……」
「言葉ではなく行動で示せ!さあキビキビ働け!」
俺「はいっ!」
……甘いもの食べたい。今のこのストレスを解消できるくらい。
ー穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ」
俺「クリームあんみつごま蜜だんごセットと抹茶で」
穂乃果ママ「かしこまりました」
俺「・・・(まあ、昨日の今日じゃまだ疲れも溜まってるだろうな)」
89:
穂乃果ママ「お待たせ致しました、
クリームあんみつごま蜜だんごセットと抹茶です。ごゆっくりどうぞ」
俺「・・・(ごま蜜だんご……始めて食うな)」パクッ
ブジュウッ
俺「ぶっ!?」
俺 (な、中に蜜が……?ごま蜜だんごってそういう……?)
穂乃果「あ、お客さんだー!」
穂乃果ママ「穂乃果?もう休んでなくていいの?」
穂乃果「うん!さすがに疲れが吹き飛んで暇してたところ」
穂乃果ママ「そう。でもあんまりお客様の迷惑になることはしちゃだめよ?」
穂乃果「はーい」
俺「しかしこの……ごま蜜だんご?んまいなこれ。零れるのが難点だけど」
穂乃果「違うよお客さん!これは奥歯で噛んで食べるの!」
俺「なるほど奥歯で」パクッ ブジュウッ
俺「おお……!飛び出した蜜が口の中に残る!んまいなぁー!!」
穂乃果「でしょ!?穂乃果も大好きなんだ!」
92:
穂乃果ママ「こら穂乃果!お客様には敬語使わなきゃだめでしょ!」
穂乃果「あ……ごめんなさい、つい」
俺「いや、気にしなくていいよ。俺はタメ口でもいいし」
穂乃果「いいの?」
俺「おう。あんまりそういうの気にしないタイプ(嘘だけど)」
穂乃果「じゃあ……タメ口にするね!改めてよろしくお客さん!」
俺「はは、よろしく」
穂乃果「あ、でもお客さんじゃ変な感じだね……。
あの、よかったら名前とか教えてほしいかな……なんて」
俺「ああいいよ。俺って言うんだ。よろしく」
穂乃果「俺さんかぁ……よろしくね!なんかおしゃべりしよーよ!」
俺「ああ、いいよ」
穂乃果「えーとね、じゃあ……」
94:
穂乃果「えっとね、じゃあ好きな食べ物は?」
俺「そうだな……魚全般とキャベツ、もやし、ピーマン。それからここのお饅頭かな」
穂乃果「えっ、ピーマン好きなの?」
俺「ああ。あの歯ごたえと苦味がたまらない」
穂乃果「うえー……穂乃果は逆にそこが苦手かなぁ」
俺「好き嫌いはよくないぞ?ピーマンだって美味い」
穂乃果「でもどうしてもあの苦いのと固いのがだめなんだよね……」
俺「なら刻んでハンバーグに混ぜてみるといい。結構合うぞ?」
穂乃果ママ「あら、それはいいですね」
穂乃果「えー……穂乃果のは少なめにしてね?」
穂乃果ママ「穂乃果の苦手を克服するんだから穂乃果が多くて当たり前でしょ?」
穂乃果「そんなぁ……」
98:
∧_∧
( ´・ω・) みなさん、百合が足りませんよ・・・・。
( つ旦O
と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
ーほののぞー
穂乃果「のーぞーみちゃんっ!」ワシッ
希「ひゃうっ!?」
穂乃果「いやー、希ちゃんのおっぱいは大きくて羨ましいですなー!」ワシワシワシワシ
希「ちょ、やめてや穂乃果ちゃんっ」
穂乃果「いつもにこちゃんにやってるんだからちょっとくらい我慢しなさい!
それっ!わしわしわしわしわしわしわしわしわしわしわし!!!!」ワシワシワシワシ
希「ひあっ!ああんっ!や、やめてって!」
穂乃果「だめでーす!まだまだ行くよー!」ワシワシワシワシ
希「ひうっ、ああっ、あああああああっ!!!!」ビクッビクッ
穂乃果「ッ!?の、希ちゃん……?」
希「うう……うち……ひぐっ、胸敏感なんよ…えぐっ……
だからやめてって……ぐすっ、言ったのに……穂乃果ちゃんのばかぁ……」ボロボロ
穂乃果「希ちゃん……」
この後めちゃくちゃ(ry休憩終わり
101:
穂乃果「じゃあ次は……うーんと」
俺「あっ、閉店時間過ぎてた!すみませんすぐ出ますんで!」バタバタ
穂乃果ママ「あ、いいですよ別に。ゆっくりしてってください」
俺「いえ、私がいたら他のご家族の方が動き辛いでしょう。今日は帰りますよ」
穂乃果ママ「すみませんねぇ……」
俺「ではお会計を」
穂乃果ママ「はい。1360円です」
俺「1360円ちょうどで」
穂乃果ママ「はい。ちょうどお預かりいたします。ありがとうございました」
穂乃果「ありがとうございましたー!……ねえ俺さん!」
俺「ん?」
穂乃果「まあ明日も来てくれる?」
俺「……ああ、もちろん。ではまた、ごちそうさまでした」
穂乃果「うん!ばいばい!」
104:
俺 (ああ、もちろん(キリッじゃねえだろおおおおおおおおおおおお!!!!!????)
何対等な立場で喋ってるつもりなんだ俺は!アホかアホなのか!?
気を使ってしゃべっていただいてるんだろうが!図に乗ってはいかん!
仲良くはなれただろうがここに調子乗ったら全て水の泡!
もうクリームあんみつも食えなくなってしまう!あくまで紳士的に行こう!
……落ち着いた。今度家用のほむまん買っとくか。
ー高坂家ー
穂乃果 (ハンバーグに刻んでいれる、かぁ……今日のご飯に出てきそうだなぁ)
穂乃果 (ああいうことを咄嗟に言えるってことは料理結構得意なのかな?)
穂乃果 (どんな料理作るんだろう……明日聞いてみよう!)
穂乃果「えへへへへ……」
雪穂「……お姉ちゃん上機嫌だけど何かあった?」
穂乃果「ふふふ、秘密!」
雪穂「……ま、いいけどさ。そろそろご飯できるよ」
穂乃果「はーい!」
145:
ー次の日ー
最近の日課は、コンビニで32円の駄菓子を買って釣り銭を用意することです。
やはり会計はキチッと払ってこその社会人。こういった気配りを忘れてはいけない。
俺「ブラックサンダーうめえ」バリバリ
前に穂乃果ちゃんのお母さんに会計渡したつもりがいつの間にか穂乃果ちゃんに
なってた気がしたがあれはよく考えたらただの見間違いだったぜ。
俺「何だこの説明文……しかし」バリバリ
俺「もうすぐもぎゅっとの季節か……」バリバリ
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいま……あ!俺さん!来てくれたんだね!」
俺「ああ、来るって言ったしな」
穂乃果「えへへ。今日はどうする?食べてく?それとも持ち帰り?」
俺「食べてくよ。抹茶とぜんざいで」
穂乃果「かしこまりましたっ!」
146:
これは久々に良いssスレ
147:
穂乃果「お待たせしましたっ!抹茶とぜんざいです!」
俺「ありがとう」
穂乃果「じゃあお話ししようよ」
俺「俺はいいけど、店番は大丈夫なのか?」
穂乃果「へーきへーき!どうせこの時間はお客さん来ないからさ」
俺「え、じゃあ俺が来なければ店早くたたんだりするの?」
穂乃果「そーゆー日もあるよ」
俺「そうなのか……なんか悪いな。俺なんかのために」
穂乃果「ううん。大丈夫だよ。どうせ練習終わって暇だしね」
148:
俺「練習か……やっぱりダンスや歌の練習が多いのか?」
穂乃果「うーん。まあダンスや歌の練習も結構あるけど、
基礎体力作りのために走ったりとか柔軟したりとか……」
俺「へー。じゃあ結構体力あるんだ」
穂乃果「うん!結構自信あるよ!」
俺 (まあ体力なきゃ二日間のライブとか無理だろうしな……)
穂乃果「ところで聞きたいことがあるんだけどさ」
俺「うん」
穂乃果「料理とか得意なの?」
俺「料理か……まあ苦手ではないな」
穂乃果「へーえ。どんな料理が得意なの?」
俺「・・・(言えない。丼ものばかりとは言えない)」
151:
穂乃果「俺さん?」
俺「ああ、えっとオムライスとか得意だよ。あと生姜焼きかな」
穂乃果「へーえ。結構家庭的な料理を作るんだね」
俺「……どんなの作ると思ってたんだ?」
穂乃果「えーっと、酒のつまみ?ってやつ」
俺「……酒飲みに見える?」
穂乃果「見える」
俺「そんなに好きじゃないんだけどな……」
穂乃果「へー。お酒好きじゃない大人っているんだね」
俺「まあ嫌いってわけでもないけど進んで飲もうとも思わないな」
穂乃果「なるほどなるほど……他には何か作るの?」
俺 (……言うか)
152:
俺「あとは餃子にハンバーグ、それから丼ものは大体いけるな」
穂乃果「あ、やっぱりハンバーグ作るんだ」
俺「やっぱり?」
穂乃果「ほら、昨日ピーマンを刻んでハンバーグに入れるといい、って言ったじゃん?」
俺「うんうん」
穂乃果「それでハンバーグとかよく作るのかなぁって思って」
俺「なるほどな」
穂乃果「あ、それでね!
ピーマンを刻んで入れたハンバーグ昨日の夜ごはんだったんだ!」
俺「どうだった?」
穂乃果「おいしかったよ!穂乃果でも全部食べれたし」
俺「野菜たっぷりのハンバーグもうまいだろう?」
穂乃果「うん!……でもやっぱりピーマンは苦手だよ……」
俺「まあ、ちょっとずつ慣れて行けばいいさ」
俺 (丼もの気にされてねえ)
154:
穂乃果「餃子は海未ちゃんと同じだね」
俺「ああ。……しかし、餃子と炒飯ってイメージじゃないよなぁ」
穂乃果「まあね。海未ちゃんには和風ってイメージがあるし」
俺「もっとこう……肉じゃがとか得意そうだよな」
穂乃果「あ?わかる。なんていうかお袋の味?っていうのかな?」
俺「そうそう。こう……懐かしいというかなんというか」
穂乃果「うん……なんで餃子と炒飯なんだろう」
俺「ああ……」
158:
穂乃果「で、丼ものだけど」
俺「!」ビクッ
穂乃果「どんなの作るの?」
俺「ああ、ぎゅうd」
穂乃果「むーそこは突っ込むとこだよー!」
俺「え?」
穂乃果「丼もの、だけど、どんなの、作るの?なんてね!」
俺「……お、おう」
穂乃果「……そんなに面白くなかった?」
俺「……うん」
穂乃果「そっか……」
俺 (こればかりは擁護できない)
160:
俺「で、まあ牛丼とかカツ丼とか親子丼だな」
穂乃果「ふーん……」
俺 (やべえ凹んでる)
穂乃果「……丼ものすき?」
俺「ああ、美味いし、作るの楽だし、早く食えるしな」
穂乃果「そうかなぁ……なんていうか、食べ辛い気がするけど……」
俺 (ふてくされてる……これはまずい)
俺「まあ女の子にはかきこむスタイルが合ってないのかもしれないな。
だが一人暮らしの野郎にとっては簡単で美味しいしすぐ食えて片付けも楽。
まさに丼ものは俺達の味方なんだ。丼ものばかり食ってる奴はデブとか、
そんなことは決してない。丼ものは野郎の夢を支える大切なものなんだ」
穂乃果「ふーん……」
俺 (経験浅すぎた結果wwwwwwwww)
俺 (はぁ……)
163:
穂乃果「じゃあさ」
俺「お、おう」
穂乃果「今度その……牛丼とか、食べてみたいなぁって思うんだけど……だめかな?」
俺 (なん……だと……?)
穂乃果「牛丼屋とか入ってみたいって思ったんだけど一人だと勇気なくてさ……」
俺「まあ、女の子一人じゃ入り辛いもんな。いいよ」
穂乃果「!ホントに!?いいの!?」
俺「ああ、お安い御用だ……ん、でも待てよ」
穂乃果「?」
俺「スクールアイドルとはいえアイドルが外で男と一緒に飯食っていいのか?」
穂乃果「あ……だめかも。にこちゃんに怒られると思う」
俺「んー、じゃあ無理かなぁ。俺の家に来てもらうのも同じ理由でダメだし」
穂乃果「そっかぁ……」
164:
俺は姉妹丼が食べたいなあ
165:
親子丼もいいなぁ
166:
やだこのスレ変態しかいない
http://www.amazon.co.jp/dp/4812484766/
169:
穂乃果「あ!じゃあ迷惑じゃなきゃこういうのはどうかな?」
俺「ん?」
穂乃果「ここに来て作ってもらうとか!……やっぱりだめかな?」
俺 (おいおいおいおいおいおい。なんだこれは死ぬのかな俺)
俺「俺はいいけどほら、親御さんに許可取らなきゃダメだろう」
穂乃果「あ、そういえばそうだね。ちょっと聞いてくる!」ガタッ
俺(いや、さすがに野郎を入れるようなお父さんじゃないよな?職人ぽいし頑固そう)
穂乃果「いいって!」
俺「!?」
俺「え……本当に?」
穂乃果「うん。明後日お父さんとお母さん居ないから、
もし俺さんさえよければ作ってもらいなさいって」
俺 (マジかよお父さん。俺が変態だったらどうする。いや変態だとは思うけど)
174:
俺「じゃあ、作りに来させてもらおうかな」
穂乃果「本当に?やったぁ!食材はこっちで用意するって!」
俺「いやそんな悪いよ。俺が出すから」
穂乃果「ううん。そんなの悪いよ。それに穂乃果が出すわけじゃないから」
俺「ああ、それもそうか」
穂乃果「でね、その、もう一個お願いがあって」
俺「うんうん」
穂乃果「妹の分も作って欲しいんだけど……いいかな?」
俺「妹いるの?」
穂乃果「うん。雪穂って言うんだ」
俺「へーえ。いいよ、牛丼は一人前も二人前も変わらないからな」
穂乃果「ホントに!?ありがとう!」
俺「じゃ、とりあえず明後日な……明後日は土曜だから休みか」
穂乃果「うん!楽しみにしてるね!」
俺「期待に添えられるように頑張るよ……っと、もう閉店時間過ぎてる。帰らないと」
182:
穂乃果「うん、じゃあお会計450円です」
俺「500円からで」
穂乃果「はい、50円のおかえしです!ありがとうございました!楽しみにしてるね!」
俺「おう!任せておけい!」
ー家ー
………………なんだ夢か。
財布の中……あれ?450円ないぞ?おっかしーな夢の中にでも落としてきたか?
俺「なぜこんなことにっ……!」
俺死ぬのかな。後ろからほのキチに刺されて死ぬのかな。
それともトラックで轢かれる?それとも磔刑?もうこれ殺されても文句言えないよね。
俺「フ……我が生涯に一片の悔いなし」
いやあるんだけどね。明後日までは死んでも死に切れねえ!
作る!牛丼を!俺の男飯を見せてやる!
……ちょっと薄めの方がいいかな。
184:
ー次の日ー
prrrrrrr
prrrrrrrpi!
友『もしもし?』
俺「もしもし」
友『俺か……珍しいな、どうした?』
俺「ああ、聞きたいことがあってな。お前確か牛丼屋でバイト」プツッ
俺 (切りやがった……)
prrrrrr
prrrrrrpi!
友『なんだ!正社員からのおちょくりなんぞ聞きたくはない!』
俺「違うんだ!牛丼の作り方を」
友『んなもん知るか!』プツッ
俺「…………」
俺 (そっか、バイトは知らねえのか。残念)
190:
ー職場ー
俺 (しかしあのままだと濃すぎるもんなー……久々に吉牛でも行こうか)
俺 (吉牛の辛くないなんか色々入った七味がうますぎるんだよなぁ)
俺 (……いかん腹減ってきた。昼休みまで我慢だ)
ー吉野家ー
<ラッシャッセー
俺「並ひとつ」
<カシコマリマシター、ナミイチオナシャース!
俺 (紅生姜は必要だろうか。一応買っておこうかな。あと牛丼だけじゃバランス悪いし)
「お待たせいたしました牛丼並です」
俺「どうも……いただきます」
ガツガツガツガツ
俺 (・・・やはり女の子は食い辛いだろうな。サラダと味噌汁も作ろう)
194:
ー穂むらー
穂乃果ママ「いらっしゃいませ」
俺「お饅頭三個とごま蜜だんご一箱ください」
穂乃果ママ「はい、1304円です」
俺「1304円ちょうどで」
穂乃果ママ「はい。ちょうどお預かりします。ありがとうございました」
穂乃果ママ「……すみませんね」
俺「はい?」
穂乃果ママ「娘がわがままを言ってしまったようで」
俺「いえ、いいんですよ。誰かにご飯を作るっていうのは嬉しいことですしね」
穂乃果ママ「すみません……」
俺「で、あの。無礼を承知で聞くんですけど」
穂乃果ママ「はい」
俺「俺も食べて行っていいですかね……?なんて」
穂乃果ママ「え?ああはいもちろん。そのつもりですよ」
俺「え?」
195:
俺を俺に置き換えると捗る
196:
俺には無理だな、眩しすぎて浄化して消えてしまいそう
197:
穂乃果ママ「ふふふ、いやですよお客さん。
作らせるだけ作らせて帰るなんて。そんな失礼なことするわけないじゃないですか」
俺「あ、そうですか……なんかすみませんね」
穂乃果ママ「こちらのセリフですよ。お仕事もお忙しいでしょうし。
せっかくの休みなのに……本当にすみません」
俺「いえ、基本的に暇してるんで大丈夫ですよ。それよりも」
穂乃果ママ「?」
俺「大丈夫なんですか?……娘さん二人だけに俺みたいな男入れて……心配でしょう」
穂乃果ママ「ああ、大丈夫ですよ。穂乃果が懐いてるみたいですし」
俺「実は騙してるだけとか……」
<そんなことになったらぶっ殺してやりますからね!
俺「!」ビクッ
穂乃果ママ「はは、もうお父さんったら……というわけで信頼してますよ」
俺「は、はい。任せてください」
穂乃果ママ「よろしくお願いしますね」
208:
つっても、そんなにうまいもの作れるかな……これで口に合わなかったら困る。
というか申し訳ないな……お母さんお料理上手そうだし、どうしようか……。
俺「うーん……とりあえず薬味持ってくか」
俺「というか牛丼って早く作って置いといた方が美味いんだよな……電話するか」
俺「あなたとコンビニタウンページ♪」
俺 (あれ?こんな歌だっけ?)
prrrrrrr
prrrrrrrpi!
穂乃果パパ『もしもし。こちら和菓子屋穂むらです』
俺「あ、すみません。俺と申すものですが」
穂乃果パパ『ああ、俺さんですか。こんばんは。何かありましたか?』
俺「はい、あの明日のことなんですがね。牛丼を作りに行かせて頂くのですが」
穂乃果パパ『はは、そう畏る必要はありませんよ。それで何か?』
俺「あ、はい。牛丼って早めに作って置いとくと美味しいんですよ。
なので早めに上がらせていただいてもよろしいですかね……?」
穂乃果パパ『ええ、もちろんですよ』
216:
俺「!そうですか、ありがとうございます」
穂乃果パパ『すみませんねぇ……娘がわがままを言ってしまって』
俺「いえ、お安い御用ですよ。それよりその」
穂乃果パパ『娘だけの家に男を入れて大丈夫なのか?ですか?』
俺「はい、そうです。やはり心配ではないかと」
穂乃果パパ『……正直な話心配ではあります』
俺「ですよね……」
穂乃果パパ『ですが、俺さんはいつも食べに来てくれますし、
本当に美味しそうに食べてくれる。私にとってもありがたい存在なんですよ』
俺「!」
穂乃果パパ『ふふ、まあこういうことを言うのもなんなのですが、
これからもうちと、それから娘をよろしくお願いしますね。それでは』プツッ
俺 (・・・やっぱお父さん惚れるわ。うまいの作れるように頑張ろう)
221:
ー次の日 穂むらー
俺 (今日は休みなのか……当然か)
ピンポーン♪
ガララッ
穂乃果「はーい」
俺「どうも、こんにちは」
穂乃果「あ、俺さん!こんにちは!」
俺「頑張って作るけど、もし口に合わなかったらごめんね?」
穂乃果「あはは。大丈夫ですよ。お肉ならだいたい好きですから!」
俺「そう?よかった。じゃあお邪魔しまーす」
俺 (もしかしてこれ厨房でやるのかな)
224:
穂乃果「じゃあ二階にキッチンあるから案内するね」
俺「ああ、わかった(ですよねー)」
ー二階 キッチンー
穂乃果「ここがキッチンだよ」
俺「ほほう……なんというか普通だな……」
穂乃果「まあ和菓子は下で作ってるからね……」
俺「じゃあさっそく作ろうかな」
穂乃果「穂乃果も手伝うよ!」
俺「ああ、頼むよ」
雪穂「・・・大人じゃん」コソコソ
226:
俺「まず鍋にお湯を沸かしてくれ」
穂乃果「はーい」ジョボジョボジョボジョボ
カチッ
俺「それで、包丁とまな板は?」
穂乃果「あ、うん。ちょっと待ってね……はいどうぞ」ギラッ
俺「お、おお。ありがとう(その渡し方は怖えよ)」
俺「新玉ねぎか……うん、まず玉ねぎを包丁で切っていきます」
穂乃果「新玉ねぎじゃだめなの?」
俺「いや、そんなことはないよ。
けど新玉ねぎは溶けやすいから食感がなくなっちゃうんだよね」
穂乃果「なるほどー……」
俺「まあその代わり甘いから砂糖で調整しなくていい、っていう利点もあるけど」ザクザク
229:
ボコボコボコ
穂乃果「あ、お湯が沸いたよ!」
俺「じゃあその中に今切った玉ねぎを入れて行きます」バラバラ
穂乃果「お肉が先じゃないの?」
俺「肉より火が通り辛いからね」
穂乃果「へー」
俺「柔らかくなるまで少し煮ます」
俺「あ、いちご持ってきたからあとで食べる?」
穂乃果「食べる!」
233:
俺「そろそろいいかな」
穂乃果「おお!透明になってる!」
俺「ここに酒、醤油、それから少しばかり塩を入れて味をつける」
穂乃果「あ、塩は穂乃果にやらせて!」
俺「?どうぞ」
穂乃果「それっ」パラパラパラ
俺「MOCO'sキッチン?」
穂乃果「MOCO'sキッチン」フンス
俺「でも塩結構零れたね」
穂乃果「あ……ごめん」
俺「あとで片付けないとな」
俺「ここに牛肉を入れて蓋をして中火で煮込みます」
穂乃果「ちょっとの間暇だね」
俺「そうだな」
239:
穂乃果「うーん……しりとりしない?」
俺「伊豆」
穂乃果「もう始まってるの!?ず、ズッキーニ!」
俺「ニーズ」
穂乃果「ズ、ズーム」
俺「向こう見ず」
穂乃果「ず、ズームイン……サタデー!」
俺「デニーズ」
穂乃果「ふぬぬ……!」
241:
穂乃果「ず、頭痛!」
俺「渦」
穂乃果「頭痛薬!」
俺「屑」
穂乃果「あーっ!そんなこと言っちゃいけないんだー!」
俺「これしりとりだから大丈夫」
穂乃果「ぐぬぬ……!」
穂乃果「ズル!」
俺「ルーズ」
穂乃果「くぅ……ず、逗子!」
俺「シリーズ」
穂乃果「むむむむむむ!」
243:
天使すなぁ??
244:
穂乃果「ず、ズレ!」
俺「レズ」
穂乃果「そんな言葉ないでしょ!」
俺「あるよ」
穂乃果「どういう意味なの?」
俺「女性同士の恋愛のことを指すのかな」
穂乃果「へーえ。初めて知ったー」
俺「というわけで「ズ」だ」
穂乃果「うう……ず、ず、ず……」
俺「10」
穂乃果「ええっ!?聞いてないよ!」
俺「9、8、7」
穂乃果「あわわわ!えっとず、ず!ズバット!」
俺「トパーズ」
穂乃果「う?!いじわるー!」
247:
穂乃果「ず、図解?」
俺「イルーゾォ」
穂乃果「ゾォ!?おでいいよね!?えーっと」
俺「そろそろいいかな」カパァ
穂乃果「聞いてよ!」
俺「ここにすりおろした生姜をいれます」
穂乃果「チューブのじゃだめなの?」
俺「おろしたての方が香りが出ていいけど面倒だったらチューブでいいよ」
穂乃果「へぇ?」
俺「このままもう一分煮込みます」
248:
ー1分後ー
俺「よし」カパァ
グツグツグツグツ
穂乃果「おお……いい香り……」
俺「ちょっと味見してみて」スッ
穂乃果「お肉は?」
俺「夜まで待てい」
穂乃果「はーい。ふーっ、ふーっ」スッ
俺「どう?薄い?」
穂乃果「ううん、ちょうどいいよ」
俺「そうか、それはよかった(薄めに作った甲斐があったな)」
俺「あとはこのまま夜まで放置すると肉によく染み込むよ」
穂乃果「なるほどー」
俺「これは煮物全般に言えます」
穂乃果「わかりました先生」
250:
俺「というわけで暇だな」
穂乃果「夕飯まで三時間もあるよー」
俺「一旦家に帰ろっかな……」
穂乃果「え、帰っちゃうの?」
俺「んー、やることないしな」
穂乃果「えーと、じゃあお話ししようよ!」
俺「……ふふっ。ああいいよ」
穂乃果「えっとねー!じゃあ……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
251:
俺「む、もう二時間も経ったのか」
穂乃果「早いね」
俺「ああ。と言っても、俺が質問に答えているだけだが」
穂乃果「あはは……ごめんごめん」
俺「そういえば妹さん?今家にいるの?」
穂乃果「うん、居るよ。読んでくる?」
俺「挨拶しておきたいけど、本人が嫌そうだったらいいよ」
穂乃果「わかったー」トテテテ
俺 (二十歳にもなって十七の子と話続けるとな……。
いや、まあそれ以前にスクールアイドルなんだけど。
っていうかこれ傍からみたら完全に変質者……?い、いや!大丈夫だよなうん!)
272:
ー雪穂の部屋ー
コンコン
<なにー?
穂乃果「ねえねえ雪穂!一緒におしゃべりしない?」
<あたしはパスー
穂乃果「えー?おしゃべりしようよー!」
<だって知らない人だし
穂乃果「いい人だよ?」
<とにかくほっといて!
穂乃果「むぅ……今日夕飯一緒に食べるんだよ?」
<その時挨拶すればいいでしょ
穂乃果「……はぁ。わかったよ」トテテ
雪穂 (急に知らない人連れて来られたって困るし……お姉ちゃんのばか)
274:
穂乃果「パスだってー……」
俺「まあ、そりゃあそうだろう。急に家に知らない奴が来たんだから」
穂乃果「三人でおしゃべりした方が楽しいのにー」
俺「こればっかりは当然の反応だし仕方が無い」
穂乃果「むー……暇だなぁ……そうだ!」
俺「ん?どうした?」
穂乃果「>>276しよ!」
1.キャッチボール
2.しりとり
3.ゲーム
4.トランプ
276:
1
277:
穂乃果「キャッチボールしよ!」
俺「ボールとグローブあるの?」
穂乃果「確かこの辺に……」ガサゴソ
穂乃果「あった!はいどうぞ」
俺「ありがとう」ギュッ
俺「ん……」ギュッ ギュッ
俺「小さくて入らないな……素手でやるよ」
穂乃果「素手で大丈夫?」
俺「まあキャッチボールくらいなら大丈夫だろう。さあ外行こうか」
穂乃果「うんっ!よろしく!」
280:
俺 (キャッチボールなんて久々だな)
穂乃果「行くよー!」
俺「よし来い!」
穂乃果「それっ!」ビュッ
パシッ
俺「っ!(意外と痛いな……)結構いい球放るね!」
穂乃果「鍛えてますから」フンス
俺「そうかそうか。行くぞー」ポイッ
穂乃果「よっと!」パシッ
穂乃果「もうちょっと強く投げてもいいんだよー?」
俺「いや。始めたばかりでちょっと力の加減がな」
穂乃果「ふーん。まあ慣れてきたらもうちょっと強くしてね!」
俺「はいはい」
穂乃果「行くよー」
282:
ー1時間後ー
穂乃果「ふーっ!いい汗かいたね!」
俺「いやぁ……結構疲れるな……肩痛い」
穂乃果「大丈夫?」
俺「いや、心配するほどじゃないよ。とりあえず汗かいたし風呂入ってくる」
穂乃果「えー……穂乃果先じゃだめかなぁ?」
俺「……いや、自分の家だけど」
穂乃果「あっ!そ、そーだよね!ごめんごめん!」
俺「じゃあ30分くらいで戻ると思うから」
穂乃果「うんわかった!また後でねー!」
俺「ああ」
288:
ー風呂ー
キャッチボールだと……?
俺「キャッチボールだとおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!???」ザッパーン
いいのかこれ!ダメだろこれ!全国のほのキチに殺されるだろこれ!
というかこの考え何回目だ!?俺はあと何回脳内で自分を殺せばいいんだ!?
俺「……肩痛え」
……あさりとキャベツ、どっちがいいかな。両方は……ないか。
ー風呂ー
穂乃果「んーっ……くはぁ……」
穂乃果 (久々にやったけど楽しかったなぁ、キャッチボール。
ちっちゃい頃はよくお父さんとかにやってもらってたっけ?)
穂乃果 (最近……というか中学上がってからはそんなこともしなくなったなぁ)
穂乃果 (もうそういう年じゃないもんね……寂しいけど)
穂乃果「俺さんみたいなお兄ちゃんが居たらなぁ……」
穂乃果「って何言ってんの!?お兄ちゃんなんてそんな」バシャバシャ
穂乃果 (・・・お兄ちゃんかぁ)
294:
ー穂むらー
ピンポーン♪
ガララッ
雪穂「はい」
俺「あ、どうもこんばんは。俺というものですが」
雪穂「あ、はい。今日はありがとうございます。穂乃果の妹の雪穂です」
俺「いえいえ、お口に合えば幸いです。……雪穂ちゃんって呼んでいいですか?」
雪穂「ご自由にどうぞ。それから敬語でなくて大丈夫ですので」
俺「ああ、ごめん」
雪穂 (思ったより低姿勢だなぁ……もっとこうガツガツ来るタイプだと思ったけど)
俺 (壁を感じる……当然か。クールでドライなタイプなのかな)
297:
雪穂「じゃあ、どうぞ。お姉ちゃんまだお風呂入ってるんで(この言葉で反応を見る!)」
俺「ああ、そうなんだ。キッチン借りるね」
雪穂 (無反応!?こ、こいつ何者!?)
俺 (今のうちにあさりの味噌汁作っちゃお)
299:
俺 (まずお湯を沸かそう)ジョバババ カチッ
俺 (で、今のうちにネギを……牛丼の分も切っておこう)ザクザクザク
ボコボコボコボコ
俺 (おっ、お湯が沸いたな。本だしと予め砂抜きをしたあさりを入れてっと)ガラガラ
俺 (数分待ちます。一人で料理番組ナレーション入れるのが楽しい)
ー数分後ー
俺 (あとは味噌を入れて一煮立ちさせてっと)カチッ
俺 (ネギを散らしたら完成。煮込み過ぎるとあさりが固くなるので注意)
雪穂 (微妙に手際いい……)
302:
ガチャ
穂乃果「ふーっ!お先でしたー!……あれ、雪穂。そんなところでなn」
雪穂「しーっ!」
穂乃果「な、なに……?」
俺「ん?どうした?」
穂乃果「いや、雪穂がここで立ち止まっ」
雪穂「お姉ちゃん……?」
穂乃果「な、なにさ……」
俺「味見する?」
穂乃果「あ、もらうー!雪穂も食べなよ!」
雪穂「あ、あたしはいいよ……」
穂乃果「結構美味しんだよ?」
俺 (結構……)
雪穂「(結構……)いや、あとでもらうしいいよ。お風呂行ってくるから」
穂乃果「はいはい」
308:
俺「じゃあ、はい。どうぞ(結構……)」
穂乃果「いただきまーす」スッ
俺「どう?(結構……)」
穂乃果「……ちょっと薄いかな」
俺「牛丼があるから薄めがいいと思ったんだが……もうちょっと濃くする?(結構……)」
穂乃果「んー。そういうことならこのままでいっかな」
俺「そうか。じゃあお皿出してもらっていいかな」
穂乃果「はーい」
311:
俺 (次はサラダです。こちらは簡単)
俺 (まずサラダ菜を食べやすい大きさにちぎって洗います)バサ
俺 (次にトマト。洗ってから食べやすい大きさに切ります)トンットンッ
俺 (お次はきゅうり。歯ごたえを楽しむため厚めに切ります)トントントントン
俺 (盛り付けて完成。ドレッシングはお好みでどうぞ)
313:
俺「牛丼どうする?」
穂乃果「なにが?」
俺「肉多めとかつゆだくとか。あ、ネギと紅ショウガもあるぞ」
穂乃果「肉多め!」
俺「……はいはい」スッスッ
雪穂「ふぅ……」
俺「あ、雪穂ちゃん。牛丼どうする?薬味とか」
雪穂「普通で」
俺「……はい(ネギうまいのに……)」
320:
俺「じゃあサラダと味噌汁持ってってくれ」
穂乃果「はーい」
雪穂「……はーい」
ーリビングー
穂乃果「こうやって並べると結構豪華だね」
俺「……?そうか?」
穂乃果「うん。丼ものっていうともっと寂しいイメージあったからさ」
俺「まあチェーン店単品だとそんな感じかな」
穂乃果「へぇー」
雪穂「はやく食べよ。冷めちゃうよ」
穂乃果「おっとそうだね。はいわっせ」
俺 (わっせ?)
「いただきます!」
323:
パクッ
モグ…モグ…
穂乃果「おお!しっかり染みてておいしい!」
雪穂「ん、結構あっさりしてますね」
穂乃果「あさりだけに?」
雪穂「うんそうだね」
俺「薄すぎたかな?牛丼あるし薄めがいいと思ったんだが(結構……)」
雪穂「いえ、ちょうどいいですよ」
俺「そうか、よかった(結構……)」
334:
「ごちそうさまでしたー!」
穂乃果「ふーっ!お腹いっぱい!」
雪穂「美味しかったです。ごちそうさまでした」
俺「いや、気に入ってもらえたようで何よりだよ」
穂乃果「牛丼っておいしいんだね!今度食べにいこっかな」
俺「まあ早いし安いしうまいけど、女の子が入るような場所じゃあないと思うな」
穂乃果「む、別にいいじゃん。一人で食べに行ったって」
俺「まあ別にいいけどね。珍しいってだけで」
338:
穂乃果「じゃあ、今日はごちそうさまでした!」
雪穂「ごちそうさまでした……」
俺「こちらこそ夕飯をたかったみたいですまないな」
穂乃果「いえいえ!いいんですよ!牛丼美味しかったですし!また来てください!」
雪穂「っ!?」
俺「はは……そう言ってもらえるとありがたいけど……まあ機会があればね」
穂乃果「はい!それじゃあまた!」
雪穂「……さようなら」
俺「ああ、さようなら」
穂乃果「そんなにつっけんどんしなくても」
雪穂「知らない人だし」ツン
349:
ー自宅ー
俺「しっかし……」
まさか穂乃果ちゃん(と妹さん)に牛丼作ることになるとは……。好評でよかった。
俺「次はなんだろう。テスト前にカツ丼作りに行ったり……なんて」
うわ俺気持ちわる。早く寝よ。
……甘いもの切れてきたな。
355:
ー次の日ー
曜日とか考えたら既にバレンタイン終わってる気がしたが別にそんなことはなかったぜ!
明日はバレンタインか……チョコ安売りされるしなんか作るか。
……あ、昨日いちご食うの忘れてた。まあ食べたよね多分。
ー穂むらー
穂乃果「いらっしゃいませー!」
俺「ぜんざいと抹茶で」
穂乃果「かしこまりましたー!」
俺 (久々だな……結構……いや気のせいか。昨日が長く感じたから)
359:
穂乃果「お待たせいたしましたー!ぜんざいと抹茶ですっ!」
俺「どうも」
穂乃果「……ところで俺さん」
俺「ん?」ズズッ
穂乃果「明日限定の商品、チョコ饅頭の試作品あるんだけど食べてくれるかな?」
俺「え?いいの?」
穂乃果「はい!感想が欲しいって」
俺「なるほど……じゃあもらおうかな。いくら?」
穂乃果「試作品だからタダだよ!はいどうぞ」
俺「パッと見普通のお饅頭だね。いただきます」パクッ
361:
ブジュウッ
俺「………………」
穂乃果「あ……忘れてた……」
俺「……うむ、熱々のチョコが入ってて美味しいな」
穂乃果「ご、ごめんなさい」
俺「いや、いいよ。布巾持ってきてくれ」
穂乃果「う、うん」タッタッ
俺 (……こりゃクリーニングかな)
穂乃果「はい、どうぞ」
俺「ありがとう」フキフキ
俺「しかし奥歯でちゃんと噛めばすごく美味しいだろうな。
でもこれ熱々なうちに食べないと美味しさ半減かもしれない」
穂乃果「うーん。そっかぁ……ありがとう」
俺「まあ楽しみにしてるよ」
368:
チョコケーキ……は去年作ったな。ティラミスも一昨年。
チョコレートフォンデュでもやってみる?一人で?それはないな
いっそのこと素直にチョコでも作るか?……気持ち悪いしやめよう。
そうだ、さっきのチョコ饅頭作ってみよう。熱々なら美味しいかもしれない。
……饅頭ってどう作るんや。
375:
ー次の日ー
「よう俺。最近業績いいらしいじゃねーか」
俺「はっはっはっ。まあ頑張ってるからな」
「お前が?はは、珍しいな。何か貢ぎ先でもあんのか?」
俺「貢ぎ先……まあそうかな」
「はっはっはっ!まあほどほどにしとけよ!」
俺「ああ!もちろんだ。さすがにもやし生活は勘弁だからな」
饅頭生活は悪くないけどな。
俺も昇進かな?なーんて。
377:
ー穂むらー
ガララッ
穂乃果「あ、いらっしゃいませー!」
俺「チョコ饅頭どうなった?」
穂乃果「変わったよ!売れ行きも順調だし!」
俺「ほほう、じゃあ三個もらおうかな」
穂乃果「お持ち帰り用と食べてく用あるけどどっちにする?」
俺「……もしかしてそれ、持ち帰り用は冷たくて食べてく用は熱々とか?」
穂乃果「そうだよ」
俺「じゃあ熱々二個と冷たいの一個で」
穂乃果「はーい!600円です!」
俺「!……1000円から」
穂乃果「はい!400円のおかえしです!ちょっと待っててー」
378:
穂乃果「はい!熱々二個と冷たいの一個ね!熱々はここで食べてってね!」
俺「はいはーい」パクッ
ドロッ
俺 (んまいなァ?!)
穂乃果「美味しい?」
俺「ああ、すごく美味い。さすがだな……あ、そういえば」
穂乃果「ん?」
俺「俺チョコケーキ作ってみたんだけど食べてくれるか?そこそこ上手くできたからさ」
穂乃果「え?いいの?」
俺「ああ。これなんかでよければ。はい」
穂乃果「おお……ホールかな」
俺「ああ。みんなで食べてくれればうれしい」
穂乃果「えへへ、ありがと。あっそうだ!」
俺「?」
382:
穂乃果「日頃の感謝を込めてチョコ作ったんだ!よかったら食べてね!」
俺「えっ……い、いいのか?」
穂乃果「もちろん!」
俺「おお……はは、なんか照れ臭いな」
穂乃果「えへへ。あ、でも本チョコじゃないからね」
俺「わかってるさそのくらい。とにかくありがとう。ホワイトデーにちゃんと返すから」
穂乃果「うん、楽しみにしてる!……って言っても、チョコケーキ貰っちゃったけどね」
俺「はは。まあ気にしなくていいさ。それじゃあまた」
穂乃果「うん、またね!」
ガララッ
穂乃果 (美味しくできてる!はず!)
437:
まさかチョコもらえるなんてな……今日はもぎゅっとループだな!
苦めなのかな甘めなのかな、多分甘めだろうなぁ……そんな気がする。
俺が作ったチョコケーキなんかじゃ微塵も釣り合わないよな。
ホワイトデーのお返しは何にしよっかな……いちご狩り……いやいやだめだろ。
そんな親しくはないだろうって何考えてんだ気色わりいなこいつ。
しかしやべえなにやにやと手の震えが止まらんぞ!これもう死んでもいい!
俺「仕事も軌道に乗ってきたしよ……へへへ、いっちょ頑張りますかあ!」
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