P「やよいおりって、素晴らしくないか?」back

P「やよいおりって、素晴らしくないか?」


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1:
P「なぁ?」
律子「そんなことよりも仕事!!!」
P「ふぇぇ…」
 ────
  ──
P「どうでしょう?」
小鳥「この話、私たち二人で何回もしてますよねー」
P「確かに……」
 ・ ・ ・
P「うーむ…律子は聞く耳持ってくれないし、
 小鳥さんとはさすがに、話し飽きてしまったし……」
P「……ふむ」
6:
 ────
  ──
P「なぁ」
春香「わ、私に言われても……」
P「だってさ、ただでさえ天使のやよいと、
 スーパーアイドル伊織ちゃんが無尽合体しているんだぞ?」
P「加え、あの対照的な性格でありながら、
 互いを分かり合っている絆──なぁ、素晴らしいだろう?」
春香「まぁ、確かにそうですかね……」
P「そうだろう?」
春香「は、はいっ」
P「ふぅ……じゃあの」スタスタ
春香「……え、えっ」
14:
 ────
  ──
P「と、思わないか」
真「そ、そうですかね…? やよいは可愛いと思うけど、伊織はなー。ちょっ──」
P「おいっ!!」バンッ!
真「ひぅっ!?」
P「おいおいおいああぁああぁぁあぁぁっぁあぁ!!!!!」バンバンバンバンッ!!
P「真、お前は伊織のことを何も分かっていない! 
 伊織の一言、行動には必ず深い意味が隠されている!」
P「確かに、やよいに対する反応は他とは少し違うかもしれない!」
P「だけどッ……あ、ごめん。話の軸がそもそもぶれていた。
 お前は個人的な見解──つまり真と伊織の関係から見出したイメージで、
 伊織を批判したんだ」
P「違う。俺はあくまでも“やよいおり”というカップリングが、
 素晴らしくないか? と訊いたんだよ真」
17:
真「」ポカーン
P「……おい、真」
真「ッ、は、はいっ! そ、そうですね……あの二人を見てると、
 なんだか和みますよね」
P「そうだろう?」
真「はい……」ビクビク
P「ふぅ……じゃあの」スタスタ
真「……は、はは」ヘタリ…
18:
 ────
  ──
P「だと思うだろう?」
美希「むぅー、ミキはライブがどうだったかを言ってもらいたかったのにーっ!」
P「それは後でゆっくり話してやる。俺はこれを、美希に訊くことを強いられている」
美希「…よく、分かんないの。まぁ、ミキ的にはデコちゃんが大人しくなって、
 二人ともお似合いですっごい可愛いって思うな」
P「美希はよくわかってる!」ダキッ
美希「は、ハニーッ!?」ビクッ
20:
P「そう、あの二人にあるのはあどけなく、そして無垢な可愛さだ! 
 あれはどちらか一方が欠けた時、効果を出すことはできない……しかしっ!」
美希「は、はいなのっ!」
P「二人が揃えばそこに神秘的な空間が生まれる。
 いつでもそこでも、やよいおりだ──そうだろう?」
美希「そ、そうかもねー…あはは……」
P「ふぅ……じゃあの」スタスタ
美希「えっ……?」ポカーン
美希「なんなのなの……」
22:
 ────
  ──
P「とは、思わないか?」
雪歩「え、えっと……どうしたんですか突然?」
P「とは、思わないか?」
雪歩「……そうですね。私はやよいちゃんも伊織ちゃんも、
 どっちも可愛いと思いますけど」
P「雪歩はいい子だな?」ナデナデ
雪歩「あっ、ち、ちょ…プロデューサー……///」
P「ふふふふふー」ナデナデ
25:
雪歩(こ、こわいですぅ……!)
P「雪歩に“やよいおり”の魅力は語らなくてもよさそうだ。
 でも一言だけ言わせてくれ…」
 「やよいと伊織ではまだ弱い。
 だが……──“やよいおり”になったあの二人は、無敵だ」
雪歩「は、はぁ……」
P「ふぅ……じゃあの」スタスタ
雪歩「えっ……」
雪歩「…あの、お茶……」
27:
 ────
  ──
P「そうでしょう?」
あずさ「あらあら?。そうですね、あんな子供達が欲しいですね」
P「母性本能をもくすぐるのか“やよいおり”は……」メモメモ
あずさ「ふふっ。プロデューサーさんは、あの二人が大好きなんですね」ニコッ
P「みんな大好きですよ。ただ、あの二人のカップリングからは、
 特別な何かが光っていると……ただのプロデューサーなりに、
 そう思っているだけです」
28:
これはAUTO
29:
あずさ「みんな大好き、ね……うふふっ」
P「はい、もちろんあずささんのことだって」
あずさ「プロデューサーさん……」
P「ふぅ……じゃあの」スタスタ
あずさ「……あ、え…?」
あずさ「あ、あらあら?」
31:
 ────
  ──
P「だろ?」
千早「…あの、私は──」
 千早「“ちはやよい”の方が、いいと思います」
P「いや、ねぇよ」
千早「“やよいおり”もわかります。だけれど高槻さんとのカップリングは、
 なにもそれだけとは、言えないんじゃないですか?」
P「……むぅ、でもな千早。プロデューサーとしての俺から言わせてもらうと、
 お前とやよいのカップリングは、どうしても想像ができない」
千早「っ!?」ガーン
33:
P「あくまでもやよいとのカップリングっていうのは、やよいと近い年齢、
 容姿である人材でないと、うまく成り立たないと思うんだ。
 “ちはやよい”はバランスが悪い」
千早「くっ…でも、サイズなら──」
P「それ以上プライドを捨てるなッ! 千早は……、
 伊織の代わりには、決してなれないんだ」
千早「……」
P「ごめんな、千早」
千早「いえ、確かにプロデューサーの言うとおりかもしれません、
 あの二人は、周りから見ても…とてもお似合いですから」
34:
P「千早……観る側になるんじゃ、だめなのか?」
千早「観る、側…?」
P「ああそうだ。あの二人の掛け合いをただただ眺める……和むぞ」
千早「……ふふっ、そうですね。それが一番かもしれません」
P・千早「「ふぅ……じゃあの」」スタスタスタスタ
小鳥「……え、いま私に言った!?」
36:
 ────
  ──
P「って言っても、真美にはまだ早いか」
真美「そんなことないYO! やよいっちもいおりんも、
 すっごい可愛いもん!」
P「おおっ! さすが真美は大人だなぁ?」ナデナデ
真美「ぅえ? に、兄ちゃん…?」
P「いい子だなぁ?」ナデナデ
真美「え、えへへー……///」
P「で、どこらへんが可愛いと?」
真美「へへ……えっ?」
37:
真美「そりゃー……えっと、あの…ちっちゃいところとか!」
P「響だって小さいぞ」
真美「あぅ……っと、おっぱいが!」
P「千早だって小さいぞ」
真美「……とにかく、可愛いの! よくわっかんないけど、チョ→可愛いんだYO!」
P「……うむ、いい答えだ」
41:
P「そう、答えなんてない。考えればいくらでもあるし、
 考えなくてもそこに答えがある」
P「そこに“やよいおり”があるから──存在することが、可愛いに繋がる」
真美「……んー???」
P「真美の感じているあの二人への気持ちは、
 別におかしなことじゃないということだ」
真美「えー、分かんない→」
P「ふぅ……じゃあの」スタスタ
真美「ふぇ……、…へっ?」ポカーン
43:
 ────
  ──
P「って、亜美にもまだ早いか……」
亜美「何言ってんの→兄ちゃん! やよいっちといおりんの二人が可愛いなんて、 
 世界の常識っしょー!」
P「おおっ! お前も大人だな亜美?」ナデナデ
亜美「えっへん!」
P「で、亜美。“やよいおり”のどこが可愛いんだ?」
亜美「んー? そんなの決まってるっしょ→、
 『考えるな 感じろ』ってやつですなーっ」
P「なん……だと…!?」
44:
P「……亜美。もう俺から教えることはない」
亜美「へっ?」
P「これからは、一人で生きていくんだ。達者に暮らせよ……」スタスタ
亜美「に、兄ちゃん……兄ち──」
P「じゃあ、の……」スタスタ
亜美「兄ちゃーーーーん!」
真美(亜美と兄ちゃんなにしてんだろ…?)
45:
 ────
  ──
P「だよな?」
貴音「あの、あなた様……いきなりどうなさったのでしょうか?」
P「やよいおり」
貴音「……たしかに、あの二人はとても、可憐かもしれませんね」
P「なっ?」
貴音「しかし……あなた様がそうして“やよいおり”絶賛することにより、
 何人が苦しい気持ちを抱いているのでしょうね」
P「へ?」
貴音「いまの話、皆にもしたのですか?」
P「あぁ、響はまだだけど」
46:
貴音「あなた様は皆のプロデューサーです。でしたら──」
P「俺は765プロのアイドル全員が大好きだ」
貴音「っ、な、なぜ唐突にそのようなことを……?」
P「ゆきまこ、はるちは、ひびたか……。
 カップリングだって“やよいおり”以外にも色々ある。みんな違ってみんないい」
貴音「……では、なぜそこまでやよいと伊織を押すのでしょうか…?」
P「思い立ったからだ」
貴音「……」ポカーン
48:
貴音「…それ、だけですか?」
P「ああ、それだけだ」
貴音「……ふふ、あなた様は相変わらずですね」
P「ふぅ……じゃあの」スタスタ
貴音「……まことに、それだけでしたか…」
49:
 ────
  ──
P「だんだん、これ訊くのも飽きてきたなー」
響「飽きたなら訊かなきゃいいのに……」
P「じゃあ……今から響で遊ぶか」
響「うぇえ!? な、なんでそうなるんだーっ!」
P「じゃあ安価の用意を……」
響「うーがー! やーめーろーーっ!!」
      
      おわり
59:
P「あれから数日。響は普段通り生活している、怪しまれてはいない」
P「まずは>>65でもするか」
65:
抱きしめてぺろぺろ
69:
響「っふ、っふう…」
P「お疲れ様、ダンスの調子はどうだ?」
響「完ペキだぞ! へへーん、プロデューサーが心配するまでもないさー!」
P「そうか、ならよかった。事務所にお菓子があるぞ、社長からのお土産だそうだ」
響「おぉーっ! 楽しみー」タタタッ─
P「……フヒヒ…──」タタタッ─
響「ぅわっとと、って!?///」
P「ああーーー可愛いなひびきはーーーー!!!」ギュッ
響「な、なな、なにして…──!?///」
P「可愛いなー可愛いなぁー!!」ギュッ ペロペロ
響「や、やめっ…プロデューサーは犬じゃないぞー!!」ジタバタ
70:
P(トレーニング後の響……香る微妙な女性臭が堪らないっ!
 それと、小柄ながらも必死に抵抗しちゃうあたりが特に可愛い!)
響「も、もうやーめーてぇーー!」ジタバタ
P「もうジタバタするな、ペロペロしづらいだろうがぁ!」ペロペロ
響「うぎゃあああああああ!!///」
P(くっ…ここで>>76をして空気を変えるぜ…!)
74:
くんかくんか
76:
>>74
79:
響「あああ──……ん、あれ?」
P「……」
響「プロデューサー? …ど、どうしたんだ?」
P「……」
響「てか、はーなーれーろー! 急に静かになってどうしたんだーっ!」
P「……」
響「……な、なぁプロデューサー…? なにをし──」
P「……」スンスン
響「ぅぁあぁ……!///」ゾクゾク
P(うわ、興奮するぅうううううううううう)スンスンスンスン
80:
響「ちょ、やぁっ…やめ……!///」
P「いいにほひだ…」スンスン
響「く、くすぐったいぞ…」ビクッ
P「──……ふぅ」
響「……も、もう! いきなりなんなんだプロデューサー!///」
P「>>86」
86:
結婚しよう
90:
P「結婚しよう」
響「……は?」
P「お前を見ていると、いつも励まされた、助けられた……。
 いつかお前と俺の関係が、アイドルとプロデューサーで終わるっていうのが、
 すごく悲しいんだよ、響」
響「ぷ、プロデューサー/// なにいって──」
響「俺の気持ちは本気だ。俺はお前と、結婚前提で関係をつくっていきたい」
響「ぇ、うぅう……ま、待った!///」
P「待ったなーしっ!」
響「えぇ!? ううう、うがーーーー!!///」
 響「嬉しいけどわかんなーーーい!!」
P「……はは」
P(なんて可愛いんだ…)
91:
P(で、後でネタばらしとかは済ますとして……)
P(何しよう……)
P「響……>>97」
97:
子作りしよう
103:
P「響……子作りしよう」
響「子、作り……?」
P「ああ、子作りだ」
響「子作りって、あの……?///」
P「あれだ、セッ──」
響「うぎゃーーー! 言うなプロデューサぁー!」
P(否定はしないんだな……)
響「い、いくら結婚するって言っても、これは早すぎるぞっ」
P「そ、そうだな……」
P「>>108」
108:
じゃあキスにしとこう
112:
P「じゃあキスにしとこう」
響「き、きす…!」
P「これなら幾分もマシだろ?」
響「そ、それでも自分まだ……したこと…」
P「初めてか…それは光栄だな……──」
響「ぁ──……ん──…」
P(あれ…案外あっさりと……)
P(なんだか悲しくなってきたな、俺って最低な男なんじゃないか?)
響「ぅん……──、っ…」
P(まぁ、いまは考えるほうが、響に失礼か…)
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