雪ノ下「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」back

雪ノ下「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」


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1:
八幡「ど、どうしたんだ雪ノ下」
雪ノ下「ま゛ず゛い゛い゛い゛い゛い゛いい゛し゛ぬ゛う゛う゛う゛゛う゛う゛!!1」
結衣「ゆきのん、大丈夫!?」
雪ノ下「あ゛あ゛あ゛あ!!!た゛す゛け゛て゛え゛え゛え゛え゛!!!!」
結衣「ヒッキ―!ゆきのんどうしちゃったの!?」
八幡「そんなこといまはどうだっていい!雪ノ下を押さえつけろ!」
結衣「うん!」
4:
雪ノ下「が゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛!ン゛ヴ゛ァ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛!」
八幡「どうしたってんだ雪ノ下!泡を吹きながら白目なんか剥いて!」
結衣「ゆきのん、落ち着いて!」
雪ノ下「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!」
八幡「だめだ…まったく手が付けられん」
結衣「あたしのクッキーがそんなに美味しくなかったの?」
八幡「とにかく雪ノ下をこの教室から出すな」
雪ノ下「水゛ぅ゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛う゛」
8:
雪ノ下「水゛ぅ゛う゛う゛う゛ぅ!!!水゛ぅ゛う゛う゛う゛ぅ!!!」
八幡「よし由比ヶ浜、お前は前の扉を守れ!俺はこっちを死守する」
由比ヶ浜「うん!」
雪ノ下「た゛す゛け゛て゛ぇ゛え゛え゛え゛死゛ぬ゛う゛う゛う゛う゛」
八幡「落ち着け雪ノ下。どうしたってんだ」
由比ヶ浜「やっぱりゆきのんの様子おかしいよ」
雪ノ下「あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛た゛す゛け゛て゛て゛て゛て゛て゛」
八幡「雪ノ下が窓を開けたぞ!飛び降りるつもりか!?」
由比ヶ浜「ゆきのん、早まっちゃダメ!」
9:
雪ノ下「た゛す゛け゛て゛て゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」
八幡「よし、羽交い絞めにしたぞ」
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛ぅ゛う゛うう゛み゛ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」
由比ヶ浜「どうしようヒッキー!?」
八幡「とりあえずおとなしくさせないとな。外に出すわけにはいかないだろ」
10:
水やれよwwwwwwwwww
14:
由比ヶ浜「さっきから何か言ってるみたいだよ?」
八幡「俺にはわからん。とりあえず平塚先生を呼ぼう」
由比ヶ浜「だめだよ。先生は放課後出張って言ってたし」
八幡「平塚先生こういうときホント使えないよな」
雪ノ下「あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛」
15:
八幡「さっきからどうしたんだ雪ノ下?」
由比ヶ浜「そ、そうだ。紙に書いてもらえばわかるかも!」
八幡「おっそうか」
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛ぅ゛う」
由比ヶ浜「あっ!?」
18:
八幡「どうした由比ヶ浜」
由比ヶ浜「ペンのインクが切れてる…」
八幡「なっ……こんな大事なときに。いますぐ購買で買うしかないな」
由比ヶ浜「いま買ってくるね」
八幡「俺は雪ノ下が出て行かないよう羽交い締めにしておくから行ってきてくれ」
由比ヶ浜「うんわかった!」
八幡「あ、そうだ。ついでに喉が渇いたからジュースも買ってきてくれ!」
雪ノ下「!?の゛み゛も゛の゛お゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛」
22:
五分後
由比ヶ浜「買ってきたよー!ってゆきのん大丈夫!?」
雪ノ下「」
八幡「ああ、少し大人しくなったみたいだ」
由比ヶ浜「いまのうちにジュース飲んどけば。また騒ぎ出すかも」
八幡「おうサンキュ。金はあとで払うから」
由比ヶ浜「そんなのいいよ。それよりゆきのんどうしちゃったんだろ…」
八幡「さっぱりわからん…」ゴクゴク
由比ヶ浜「とりあえず起こしてみる。もう大丈夫かも」
八幡「そうだな」
27:
八幡「おい起きろ雪ノ下」
雪ノ下「ん゛」
由比ヶ浜「あ、目覚ましたみたい」
雪ノ下「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ダッ
由比ヶ浜「うわっ」
八幡「くそ、教室から逃げ出したぞ!追え!」
由比ヶ浜「うん!」
28:
廊下
由比ヶ浜「だめ……見つからないみたい…」
八幡「お前の友達ネットワークをフル活用するときがきたな」
由比ヶ浜「なんか嫌な言い方……でもクラスメイトに探してもらうのはいいかも」
「あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛み゛ず゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
八幡「!?あっちの方から声が聞こえるぞ」
由比ヶ浜「行ってみよう!」
29:
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛!み゛ず゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛!」
八幡「なっ……雪ノ下が蛇口に口をつけてバキュームしてる……」
由比ヶ浜「ゆきのん!そこは工事中で水出ないよ!」
雪ノ下「そ゛ん゛な゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ!み゛ず゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛う゛!!」
由比ヶ浜「どうしちゃったのゆきのん!いつものゆきのんに戻って!」ドンッ
雪ノ下「あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ゴッ
雪ノ下「あ゛ー゛………」
由比ヶ浜「ゆ、ゆきのんの頭から血が…」
八幡「もうなにがなんだかわからんが、とりあえず部活に運ぶぞ」
33:
雪ノ下「」
由比ヶ浜「完全に動かなくなっちゃったね」
八幡「そんなこといまはどうだっていい。とりあえず部室に運ぶぞ」
由比ヶ浜「でも…あたし腕力ないし。葉山くんとか呼んでみる?」
八幡「この状況をどう説明するんだ」
由比ヶ浜「そっか」
八幡「仕方ない。俺が背負う」
由比ヶ浜「ふぅん……おんぶしたいんだ。ふぅん……」
八幡「なんで睨むんだよ。ほらよっこいしょ」
由比ヶ浜「誰かに見られたらまずいし急ごう」
八幡「そうだな」
36:
部室
八幡「帰ってきたわけだがこれからどうする?」
由比ヶ浜「ゆきのんまた暴れるかも…」
八幡「よし、何か縛るものを探そう」
雪ノ下「zzz…み゛ず゛」
由比ヶ浜「あはは、ゆきのんの寝言可愛い」
八幡「それよりいまはロープだ」
37:
由比ヶ浜「ロープなんてないよ」
八幡「じゃあどうするんだ」
由比ヶ浜「とりあえず今日は家に帰らない?」
八幡「ゆきのしたを縛ってか?」
由比ヶ浜「なんで縛るし!家に連れて帰ろうよ」
八幡「仕方ない、そうするか。俺がおんぶ…」
雪の下「あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛み゛ず゛ぅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」ガタッ
八幡「うわっ雪ノ下が起きたぞ!早くロープ!」
由比ヶ浜「だからないってば!」
38:
八幡「ん?雪ノ下自分の血で何か書いてるぞ?」
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う!!!!!」
由比ヶ浜「なんて書いてるんだろ?」
八幡「最初の字は『み』と読めるな」
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う!!!!!」
由比ヶ浜「次の字は……す?」
雪ノ下「ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」
八幡「これもしかして『ず』じゃないか?」
由比ヶ浜「みず?みずなのゆきのん?」
雪ノ下「ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」
40:
八幡「どうやら水みたいだな」
由比ヶ浜「水がなんなのゆきのん!?」
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う!」
八幡「だめだまったくわからん…」
由比ヶ浜「ひょっとして…水が飲みたいんじゃないの?」
雪ノ下「そ゛う゛!゛そ゛う゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
八幡「そうなのか?その割には雪ノ下鬼の様な顔してるぞ」
由比ヶ浜「あれ?違うのかな?」
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う!」
42:
由比ヶ浜「いや、やっぱり水が飲みたいってことじゃない?」
八幡「ものは試しだ!そこに置いてあるジュースの残りを与えてみよう」
由比ヶ浜「でもそれって間接」
雪ノ下「み゛ず゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う!」
八幡「一刻の猶予を争う自体だ」
由比ヶ浜「仕方ないかぁ…ゆきのんのためだもんね!」
雪ノ下「は゛や゛ぐ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」
八幡「よし、飲め」
雪ノ下「」ごくごくごくごく
49:
雪ノ下「生き返ったわ」
由比ヶ浜「ゆきのん!元に戻ったんだね!」ガシッ
雪ノ下「ええ、おかげさまで。あと由比ヶ浜さん、これからはあなたのクッキーは二度と口にしないことにするわ」
八幡「よっもう大丈夫かよ」
雪ノ下「あら、あなたに心配されるなんて私も落ちたものね」
八幡「いまはその毒舌が心地いいわ。なにこれ恋?」
雪ノ下「っ!気持ちわるいことをいわないでくれるかしら鳥肌がたつわ」
由比ヶ浜「これにて一件落着だね」ニッコリ
翌週
クラスメイトA「あ、雪ノ下さんだ…」
クラスメイトB「あいつって昨日の放課後水水叫んでたヒステリック女?」
クラスメイトC「写メ撮ろうwwwwww」
雪ノ下「ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
おわり
5

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