コナン「キラだと・・!?」back

コナン「キラだと・・!?」


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3:
光彦「キラってどう思います?」
コナン「ん?キラ?」
元太「知らねーのかよコナン、テレビくらいみろよな」
コナン「あぁキラvsLとかのあれか?」
歩美「かっこいいよねー」
コナン「バーローキラはただの人殺しだよ」
月「」ピクッ
15:
光彦「コナンくんはどうしてそう思うんですか?」
月(こなん・・・?)
コナン「あのなぁ光彦。確かに犯罪者ってのは罪を犯した悪い人間かもしれない。でもだからって殺していい理由にはならないだろ?」
元太「でもよぉコナン、悪い奴なんだからいなくなった方がいいんじゃねぇか?」
コナン「全員が全員悪い奴だって決まった訳じゃない。ちゃんと反省して更正しようとする犯罪者だっている。
元太だってつまみ食いして反省して謝ってるのに許して貰えないのは嫌だろ?」
元太「た、たしかに・・・」
20:
歩美「キラってどんな人なのかな」
コナン「もしキラが人間なら不自由なく暮らしてる学生ってところだな」
歩美「どうして?」
コナン「環境に恵まれてない状態でキラの力が手にはいったのなら
その環境を良くするために能力を使うはずだ。犯罪者を殺そうなんて思わない。」
光彦「でもどうして学生なんですか?」
コナン「大人は欲の塊だからな。自分のためにしか使わないだろ
犯罪者を殺して正義のヒーローになろうなんて考える奴はまだ幼い証拠さ」
月(こいつ・・・本当に小学生か?)
24:
数日後
ドンッ!
月「ッ!大丈夫かい、ぼ・・・」
月(こいつは・・・!)
コナン「いてて・・・お兄さんごめんなさい」
蘭「もぉーコナン君ちゃんと前見て歩きなさい」
コナン「ごめんなさい蘭ねぇちゃん・・・」
蘭「ごめんなさいどこかお怪我とかしてませんか?」
月「いえいえ大丈夫ですよ」
蘭「すみません、ほら行くよ!」
コナン「はーい」
27:
蘭(あの人の雰囲気・・・どこか・・・新一と・・・)
月(毛利探偵事務所・・・ここの子供か?すると・・・毛利こなん・・・?
まぁこなんはあだ名か何かだろうが・・・)
コナン(さっきの人・・・鋭い目付きだった・・・ジンやウォッカとは違う・・・
なにか・・・全てを観察するような・・・)
28:
リューク「なぁライト」
月「ん?」
リューク「さっきの子供、なんか俺と同じ匂いがする」
月「あの子供にも死神が憑いてるっていうのか?
あの子供にもデスノートが?」
リューク「いやそうじゃない。あの子供が死神なんじゃないかって・・・」
月「・・・笑えるよリューク」
リューク「・・・」
30:
某喫茶店
L「夜神くんお父さんが・・・」
月「父が心臓発作・・・」
L&月「まさかキラに」
L「夜神くんすぐ車を手配します。ここで待っていて下さい!」
月「あぁ、すまないが頼む!」
32:
蘭「どうしたんだろうねー急に大声出したりして」
コナン「さぁ?」
コナン(キラ・・・?)
キャー
コナン「なんだ!?」
店員「ししし・・・しんで・・・」
コナン「警察とき・・・」
月「警察と救急車の手配を、はやく!」
店員「は、はい!」
月(こんなときに・・・!)
36:
店員「私・・・やってません!本当です!信じて下さい・・・」
刑事「君には動機があるんだそれにこの金槌はなんだ?」
店員「えっ!そっそんなもの知りません!」
コナン(犯人はあの客だ・・・でも証拠が・・・)
コナン(・・・!これは・・・!)
コナン「あれれー?ねぇ刑事さんこれって・・・」
月(・・・!・・・なるほど)
月「犯人は客さんあなたです」
コナン「!?」
38:
客「証拠はあんのかよ!」
月「そのカバンの中・・・拝見してもいいですか?」
刑事「大量のお金?」
客「そ、それがなんだよ!そんな紙切れで人を殺せるわけ・・・」
月「そうですね、ですが束ねることで」
ドンッ
月「鈍器になります」
客「・・・!」
客「・・・あいつは人の弱みを握って・・・金を取るような糞野郎だった・・・」
客「だから・・・あいつの大好きな金で・・・」
客「クソっ!お前らもぶっ殺してやる!」
月「っ!?」
39:
蘭「とりゃぁぁぁぁぁ!!」
客「うおぉっ!?」
ドーンガラガラガラ
蘭「ふぅー・・・」
月「・・・あ、ありがとうございます・・・」
店員「棚が・・・」
月「君もありがとうね、おかげで事件を解決できた」
コナン「お兄さん頭いいんだねー」
月「はははそんなことないよ」
月「改めてお礼がしたいので、これ僕の連絡先です」
蘭「あ、いえいえお構い無く」
月「僕の気がすまないのでお礼させて下さい」
蘭「じゃあお言葉に甘えて」
40:
光彦スレじゃないマトモなバーロースレ
42:
月(あの子供・・・やはりただの子供ではない・・・)
月(事件解決の証拠に僕より早く気が付いた・・・)
月(観察力は僕を上回ってるかもしれない・・・)
月(何者なんだ・・・)
45:
月「なぁリューク」
リューク「なんだ?」
月「知恵を授ける神はいるのか?」
リューク「はぁ?」
月「いや若返らせる神とかでもいい、そんな能力を持つ神はいるのか?」
リューク「いない・・・とは言い切れないな。どのみち俺達死神は知らない」
月「そうか・・・いやなんでもないありがとう」
月(過程はわからないがあの子供に知恵があるということは確か・・・キラ肯定派でもない・・・
名前くらいは知っておきたいところだな・・・)
46:
某レストラン
月「あ、こっちです」
蘭「わぁー綺麗なところですねー!ねぇコナンくん」
コナン「そうだね蘭ねぇちゃん!」
49:
月「あ、じゃあ弟さんじゃないんですね」
蘭「いろいろあって居候してるんです。名前も江戸川コナンって言うんですよー」
コナン「お兄さんの名前は?」
月「夜神月って言うんだ。夜の神様って書いてやがみ、月って書いてライトって読むんだ」
蘭「珍しい名前なんですねー」
52:
L=新一
たどり着いたぜ
54:
蘭「その友達がー」
月(この女・・・楽しそうに話すな・・・)
蘭「それでですねー!なんと時計に細工がしてあったんですよー!」
コナン(時計に細工ねぇ・・・)「頭いいんだねその人」チラッ
月(時計に細工・・・か・・・)「器用なんですねその人」チラッ
55:
キャー
女「し・・・しんでる・・・」
月「けいさ・・・」
コナン「警察と救急車、はやく!」ニヤ
月(こいつ・・・!)
58:
月(・・・丁度いい)
月(前回は事件を解決してしまったが為にこいつの動きを見ることが出来なかった・・・)
月(今回僕は動かない・・・さぁどう動く江戸川コナン!)
コナン(いざとなったら・・・夜神に麻酔を当てればいいな・・・)
59:
こなんしっているか
60:
コナン(そうか・・・わかったぞ!)
プスッ
月(なんだ・・・急に意識が・・・まさか・・・死・・・デ・・・・・・リ・・・?)ガクッ
コナン(あとは声を合わせて・・・)
コナン「あーぁーアーァーあー?あー!よしオーケー」
63:
女「なんなの?犯人でもわかったわけ?」
男「はやくしてくれよ」
デブ「は、はやく家に帰りたいんですけどぉ」
月(コナン)「犯人はあなたですデブさん」
月(コナン)「解決解説タイム」
デブ「完璧な計画だったのに・・・」
刑事「さすが月くん!あっさり解決とは!」
月「いえいえ、大したこと無いです」
コナン(!?)
コナン(いつ目が覚めたんだ!?)
67:
月(江戸川コナン・・・まさかここまでとは・・・)
月(一人で真相にたどり着き、変声機を使って僕として推理・・・)
月(どうやって眠らせたかは謎だが・・・頭脳は相当のもの・・・面白くなってきたな・・・)
コナン(まずい・・・俺が推理してたのがバレたか?)
コナン(なら何故なにも聞いてこない・・・?)
コナン(俺の存在に疑問を抱かない人間・・・薬を知っている人間・・・?)
コナン(まさか・・・組織の・・・)
コナン(こいつを調べれば組織の事がわかるかも知れない・・・!)
72:
蘭「じゃあ私達はここで」
月「はいお気をつけて」
コナン「ねぇお兄さん連絡先教えてよ!」
月「えっ?」
月(江戸川コナン・・・なにを考えている?)
月(お前から見れば僕は真面目な大学生にしか見えないはず・・・)
月(僕に近付くことにメリットが・・・?考え過ぎか?)
月(いや・・・そのくらいに考えた方がいい。すると・・・僕を捕まえようとしている人間・・・?)
月(コンタクトをとれるのはこちらにもメリットがある・・・いいだろう)
月「いいよ、またご飯にいけたらいいね」
コナン「うん!ありがとう!」
蘭「今日はご馳走様でした」
月「いえいえまた機会があれば」
コナン「またねお兄さん!」
73:
月「リューク」
リューク「なんだライト最近よく話しかけてくるな」
月「あの子供は本当に死神かも知れないな・・・」
リューク「どうしてだ?」
月「殺人事件に二回も遭遇したんだ・・・凄い確率だろ?」
リューク「案外、デスノートで事件を起こして自分で解決してるだけかもな」
月「ははっリュークは冗談がうまいな、死神やめた方がいいんじゃないか?」
リューク「・・・」
74:
月(江戸川コナン・・・)
月(どこかの組織の者なら恐らくは偽名・・・)
月(名前、目的、仲間・・・それら全てを調べ・・・)
月(そのあとでお前を殺す・・・!)
77:
博士の家
コナン(夜神月・・・中学テニス全国トップ・・・)カタカタ
コナン(東応大学トップで入学・・・)カチッ
灰原「あら、こんな夜遅くにパソコン?なにしてるのかしらねぇ?」
コナン「バーローそんなんじゃねぇよ」
灰原「へー?」チラッ
灰原「東応大学?進学でもするの?」
コナン「・・・そうだな。体が戻ったらの話、だけどな」
82:
ウォッカ「キラ・・・」
ジン「・・・」
ウォッカ「あっアニキ」
ジン「キラがどうかしたのか」
ウォッカ「あぁいえ上から連絡がありまして」
ウォッカ「組員の死亡報告が増えてましてね」
ウォッカ「簡単に言えば生存確認の連絡網が回ってきたってわけです」
ジン「それで・・・キラか」
ウォッカ「えぇ・・・それでこの地域で死亡した組員の処理を頼まれました」
ジン「・・・いずれあのお方もキラを始末するために動くだろう」
ジン「処理が終わったらキラに関する情報を調べておけ」
ジン「・・・世界一の探偵様によるとキラは日本にいるとのことだ」
ジン「始末を任されるのは我々だろう」
ウォッカ「はい」
89:
某公園
L「ライトくん」
月「流河!いいのか?こんなところにいて」
L「まぁ、色々ありまして・・・」
コナン「お兄さん!」
月「!」
L「弟さんですか?」
月「流河・・・僕に弟がいないのは知ってるだろ?」
L「そうでしたね・・・」
91:
月(まずい・・・)
月(Lと江戸川コナン・・・)
月(この二人に接点はあるのか・・・?Lの発言からして知り合いではないようだが・・・)
月(演技かもしれない・・・油断できないな・・・)
94:
月「紹介するよ流河、江戸川コナンくんだ」
コナン「はじめまして流河さん」
L「はじめましてコナンくん」
月「この子は頭が良くてね、この前の喫茶店の事件もこの子の助言が無ければ解決出来なかった」
コナン「えへへー」
L「すごい子なんですね」
月「流河は・・・同じサークルの友人なんだ」
コナン「そうなんだ」
95:
コナン(流河・・・夜神月・・・二人とも仲間・・・?)
コナン(流河も・・・物事全てを観察するような・・・探偵のような目・・・)
コナン(直感ではあるが・・・二人ともただ者ではない)
コナン(ターゲットが二人に増えた・・・調べることはまだ多いな)
97:
キャー
月(まさか)
L「どうしました!?」
オカマ「公衆トイレに死体が・・・!」
コナン&月「警察とき」
L「もしもし警察ですか?」
月「」
コナン「」
L「・・・どうしました二人とも」
99:
刑事「自殺だな」
月(どう見ても他殺だが僕は動かない・・・)
月(眠らせる手段など知りたいことも沢山あるしな)
L(どうした夜神月・・・この程度の事件・・・解決するのは容易だろう・・・)
L(何か狙いがあるのか・・・?お前の動きをよく見ておく必要があるな・・・)
コナン(この二人の前では麻酔は使えない・・・どうするか・・・)
103:
コナン(仕方ない・・・誘導で)
コナン「あれれ??」
コナン「でも刑事さん」
コナン「それっておかしいよね??」
L(・・・!)
刑事「犯人は第一発見者であるオカマだッッ!」
オカマ「あァ?ん」
L(・・・小学生とは思えない洞察力・・・的確な助言による誘導・・・)
L(・・・キラ・・・能力を与える・・・知恵も・・・?)
104:
L「流石です、コナンくん」
コナン「えへへー」
月(手の内はそう簡単には見せないか・・・)
106:
夜神家月の部屋
月「・・・」
リューク「えらく真剣な顔してるな、なにかあったのか?」
月「僕はいつも真剣だよリューク」
月「でも今回ばかりは気を配る事が多すぎる」
月「L、頭のいい小学生そして」
月「このタイミングで偽キラだ・・・」
108:
偽キラ=光彦
111:
ネタバレするとコナン=キラ
115:
すまんストック切れた
11

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