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行きつけの美容室で擬似ハーレム体験っぽいことになった話


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1:
立ったら。
2:
はよはよ
4:
ありゃ立ったか。
この間、ここ3年ほど通ってる行きつけの美容室に行った時の話。
平日の夕方に電話で予約してから行ったんだけど、
小さい美容室だからなのか、客が俺一人だけだった。
いつも通り担当のおねーさんにお願いして、
いつも通りにカットしてもらうはずだったんだ。
5:
書き溜め無いからな
すぺっく
俺 30代 普通のリーマン バツイチ
担当 Iちゃん 28 小さめかわいい系、おっぱい小さめ、胸元は意外と甘い。
で、Iちゃんに案内されてまずはシャンプーをしてもらう。
数ヶ月に1回の付き合いだけど、3年ほど通ってるから知った中、
色々と雑談をしながらシャンプーをしてもらってたら、こう言われた。
Iちゃん「今、ウチの店が開店してから7周年で、記念サービスをやってるんですよ」
6:
来たぞ
7:
俺「サービス?何かくれるの?」
Iちゃん「プレゼントもあるんですけど、それだと俺さんには・・・」
俺「どんなの?」
Iちゃん「美容液とか、シャンプーとか、フレグランスとか・・・」
俺「あー」
いわゆる女性用のものばかりでとても要らなさそうなものばかりだった。
Iちゃん「他には、プレゼントじゃなくて、マッサージのサービスもしてるんですよ」
俺「え?マッサージ?」
マッサージと聞くだけで発想がそっち方面に向いた。
Iちゃん「肩とか腕のマッサージですね」
俺「あ、あーそうなんだ」
11:
美容液なんぞもらってもしょうがないので、
俺「じゃあマッサージお願いしようかな」
淡い期待は捨てておいた。
Iちゃん「はーい、じゃあマッサージで」
と言ったくらいで、それからは違う話で盛り上がっていた。
シャンプーが終わったら、カットするイスに案内される。
Iちゃん「じゃあマッサージしますね。すみませんけど、上一枚脱いでもらっていいですか?」
シャツの上にパーカーを羽織ってたから、パーカーを脱いで渡す。
12:
わくわく
13:
Iちゃん「じゃあ肩のマッサージしますね?」
とIちゃんが肩のマッサージを始めた。
でも肩のマッサージって言っても、そこまで肩はこらない方だし、
「そこまでおっさんじゃないからな?」と思ってた。
そしたら、後ろからいきなり声がした。
Sちゃん「俺さんこんにちは?、じゃあ腕のマッサージもしますね?」
俺「あ、Sちゃんこんにちは。久しぶりだね」
Sちゃん「結構合わなかったですよね?」
確かSちゃんとは2、3回合ってなかった。
16:
楽しみ。
17:
すぺっく追加
Sちゃん 美容師2年目、20代前半、身長普通、おぱいでかい。柔らかそう。
  担当じゃないけど、初シャンプーはどうも俺だったらしい。
Sちゃん「じゃあ袖まくりますね?」
ってシャツのボタンを外して右手の袖をパパっと捲ると、
ローションっぽい液体を手に取って
俺の腕を満遍なくさすり始めた。
俺「それは?」
Sちゃん「マッサージオイルですよ?」
そんなんあるんだ、知らなかった。
20:
パーカー?
パーカー着てたらシャンプーできなくね?
23:
>>20
美容室は仰向け
21:
Iちゃん「マッサージとか行かないですか?」
俺「行った事ないなー、おっさんじゃないし、まだ若いし(笑)」
Sちゃん「え??(笑)」
とか和やかに話してたら、
またSちゃんが、手にマッサージオイルを取って
今度は手のひらを揉みほぐし始めた。
俺「あーそれ気持ちいいわ」
Sちゃん「そうですかー?」
手のひらの指の付け根の骨を親指と人差し指で押す感じで、
丁寧に押してくれるのが気持ち良かった。
まあマッサージとして「気持ち良い」なんだけど。
22:
Iちゃんはそのまま肩のマッサージ。
ニコニコしながら「肩幅ありますよね?」とか話してた。
俺も「胴も長いしね(笑)」とか自虐的に返してたんだ。
そしたら3人目も来た。
Mさん「いらっしゃい、私も手伝うわ」
そう言って、さっと俺の左手の袖を捲った。
スペック追加
Mさん ここの店長 3◯歳、後半らしい。子持ち、いい感じの人妻臭。
ちなみに、IちゃんもSちゃんも彼氏あり。
それで、Sちゃんと同じように左の腕からマッサージを始めた。
相変わらず、客は俺一人。
平日だけど、夕方も夕方、17時半頃。
何だこの空間って思った。
24:
見てるぞ
25:
俺「マッサージで3人とかありがたいですね」
Iちゃん「今日は混んでないですからね?」
Sちゃん「俺さんだからですって言ったら嬉しいですか?」
俺「嬉しいけど彼氏いるじゃん」
Mさん「今日はヒマだし、予約も無いし、特別ね、特別」
と言って、女性3人が俺を囲んでマッサージをしてくれる。
雰囲気酔いに近いけど、
「なんだこのハーレム的な構図」と思った。
そうこうしてる内に、
指の付け根から手のひらまでを丁寧にマッサージしてくれてたSちゃんが
今度は俺の手の指を一本一本包み込む感じで握って捻りだす。
あーこういう事もしてくれるのね、
なんかちょっとエロイけど言うだけ野暮。
てかマッサージ液って結構使うものなんだな。
28:
感覚でしか覚えて無いけど、
マッサージ始めてから10分くらい?
「結構ちゃんとやるよなぁ」って思ってたら
今度はMさんが手のマッサージに移る。
いや、待ってMさんそれいい。
さすがに口に出さなかったけど、
手の力が今まで以上に抜けてった。
「Sちゃんより上手いわ」
正直、そう感じた。
29:
正直、Iちゃんの肩のマッサージは普通に延々と。
一番早く始めてるから一番早く終わってもいいんだろうけど、
律儀にやってくれてた。
彼氏いなきゃ色々誘うのに。
で、Sちゃんは今度は、俺の5本の指の間に自分の指を絡めて、
伸ばすように動かす。
Sちゃんを見て「え?」と言ってしまった。
Sちゃん「ふふ、これマッサージなんですよ」
俺「そ、そうなんだ」
ヌルヌルしてる分、普通にエチする時よりエロいんだが、
そういうもんなのか?
31:
一番遅かった分、早いペースでやっていたMさんも、
同じように俺の手に指を絡めてくる。
Mさんは時折、指を一本一本持って外側に広げたりもしてた。
M「手のマッサージってこういうものよ」
とか言ってたけど「はあ」としか言えない。
SちゃんもMさんも指の動かし方が絡めてるようにしか見えないし。
でも、女性3人に囲まれて、そのうち二人に両手のひらをエロく(そう感じられた)絡められて、
脱力しない訳ないわな。
そこまではそれなりに弾んでいた会話も途切れて、
いつの間にか目を瞑って堪能していた。
ちらっとSちゃんやMさんの顔を見たけど、
流石に普通の表情だったと思う。
「そりゃそうだよなぁ、さすがに考え過ぎだわ」
と思ってたら、
Iちゃん「はい、お疲れ様です?、じゃあカットしますね?」
と、いつもの店内に戻っていった。
33:
SちゃんやMさんは、「お疲れ様でした?」とかいってそそくさと引き上げ、
Iちゃんは「今日はどうします?」とカットモード。
俺「いつもの感じで少し短めに?」
Iちゃん「じゃあ合わせて上も気持ち短かく?」
そんな感じで普通の美容室に。
でも、気になったから、話を振ってみた。
俺「マッサージって他のお客さんにもあんなに丁寧にやってくれるの?」
Iちゃん「あ?、俺さん結構久しぶりだったじゃないですか、店長とも」
俺「そうだっけ?」
Iちゃん「最近顔見てないって言ってたし、だから出てきたんじゃないですか?」
俺「店長さんとほとんど話さなかったな」
Iちゃん「そもそも俺さん自体、結構久しぶりじゃないですか、伸びてますよ」
俺「そうだった」
ちなみにスケジュールが空けられなくて、約3ヶ月ぶりくらいのボサボサで行った。
俺「要は久しぶりだったからなのね」
Iちゃん「というか、普通は頭か肩か腕のマッサージを、どれか一つ選んで貰うんですけどね」
ってニコッと笑いながら教えてくれた。
いや、彼氏いるのにフラグっぽいセリフやめて。
35:
その後は何気ない雑談をしながら
カットしてもらって、流してもらって終了。
ただ、俺が帰るまでは誰も客が来なかったし、
Mさん「今日はもう誰も来ないでしょ」とか言って
会計後にコーヒーを出してくれた。
Iちゃんは片付けでSちゃんもレジで閉店作業?っぽいことしてたから、
Mさんと話す。
俺「なんか久しぶりでしたね」
Mさん「だって来るペース遅いんだもん」
俺「不精ですみません」
Mさん「でも久しぶりに顔見れて良かった」
俺「そう言ってもらえると嬉しいです」
Mさん「でも、あの変な顔はダメね」
俺「変って?」
Mさん「マッサージの時の」
俺「お、俺そんな変な顔してました?」
エロイ事考えてたのバレバレだった?
Mさん「あの顔したらもうただのおじさん。若くないわよ」
俺「あー」
レジからも声がする
Sちゃん「すごく気持ち良かったんですよね?」
そうだけどそうじゃない。
36:
あとはダラダラと話をしてたら、
本当に閉店時間まで誰も来なかったから帰ってきた。
オチは特に無いんだけど、
3人がかりのマッサージというのもなかなか無いし、
すごく貴重な空間が体験できたよという話でした。
38:
ちょっとうらやま
39:
お前幸せだな
40:
なんだよ・・・俺もその美容室に行きたい
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