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怖い話のコピペ貼っていけ『さかさ男・怪しいバイト』


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3:
俺が税務署の職員だった頃の話。
90年代の頃だが、田園調布のある家へ査察に入った。
すると、玄関で奥さんが数珠をじゃらじゃらさせつつ、
「悪霊退散、悪霊退散、悪霊退散」とひたすら呟いている。
この家が、ある神道系カルト新興宗教に帰依しているのは調査で知っていたが、さすがに面食らったし不愉快だった。
税務署員には珍しく短気な同僚Aは、
A「ずいぶんと奥さんは不機嫌ですね」等と皮肉を言う。
家の主人もふんっと鼻で笑い、人を食った様な事を言う。
主人「家内が言うには、どうも本日来る客人が、災いを運ぶとの夢を見たらしくてね」
家には宗教関係か、禍々しいデザインの神棚があるだけで、他は普通のセレブの家である。
調査を開始するが、脱税の証拠が、どこを探しても見つからない。
家の主人は余裕しゃくしゃくで頭に来る。 
と思った矢先、Aがあっと声を上げた。
そして、調査してない所が一つだけあると言った。
A「神棚だ!」
432: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)12:08:06 ID:N7K
280 :悪意2/3:
Aが神棚に手をかけ様とした途端、ひたすら「悪霊退散」を叫んでいた奥さんの顔が青ざめ、
「地獄へ落ちる地獄へ落ちる」と騒ぎ始めた。
主人も打って変わって怒り出し、「やめろやめろ、呪われるぞ、死にたいのか」と叫び出す。
俺達は、この慌てようを見てビンゴだと興奮した。
Aが神棚を探ると、中から小さな箱が見つかった。
証拠があったと色めき立つ中、怒鳴る奥さんと主人を余所目に箱を開けた。
「うおっ」とAが叫んだ。
何と中には、女の髪の毛と爪、それから動物の干からびた目玉らしき物が大量に入っていたのだ。
調査員達も余りの事にしーんとする。
奥さんが、目をおそろしく釣り上げた憤怒の形相で呟いた。
奥さん「だから言ったのだ。お前達、もう命はないかもしれないぞ」
Aはぶるぶる震へながら箱を閉めて、上棚へ戻した。
433: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)12:08:18 ID:N7K
281 :悪意3/3:
上司に調査が失敗だった事を電話で連絡すると、上司から怒鳴り声が返ってきた。
上司『馬鹿野郎、だからお前は詰めが甘いんだよ。まってろ、今から俺が行く』
しばらくして上司が来きた。
上司は神棚にどすどすと直行して箱を平然と開け、箱に手を突っ込み探りだす。
うえっ、よく手が突っ込めるなあ、と驚いていたら、上司がにやりと笑った。
上司「見ろ、箱は二重底だ」
二重底の箱からは、脱税の証拠である裏帳簿が見つかった。
主人と奥さんの顔が見る見る真っ青になる。
上司は調査後に言った。
「真にに怖いのは霊や呪いじゃない。人間の欲望と悪意だよ。
 人間は金のためなら嘘も付くし、演技だって平然とする。
 今回の調査を見ろ。神棚に隠す狡さ、“呪い”に対する人間の恐怖を利用した巧妙な手口。
 真に怖いのは、人間の欲望と悪意だ」
それから一年以内に、箱を触ったAが自殺し、上司が交通事故で死亡した。
二人が死んだのは偶然か?
本当に、真に怖いのは、人間の欲望と悪意だけなのだろうか……
442: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)12:16:18 ID:N7K
これだいすき
302 :放送室・みるとおかしくなる1:2011/05/06(金) 22:35:56.34 ID:TYByVdbX0
どこの学校にも怖い話は幾つかあるものだけど、
俺の母校の小学校は、なぜか怖い話が放送室にばかり集中している。
数えきれない噂があるんだけど、中には実際に起きている出来事もあったりする。
クラスメイトが体験したのをきっかけに俺は興味を持って、
機会があれば地元の近所の人からさりげなく、小学校の放送室について話を聞いてみたりしていた。
その中から幾つか選んで、下手だけどまとめてみた。
ややこしいけど、事件ごとの↑(矢印)以下は出来事に関する補足と、噂のまとめ。
事件は全部同じ小学校の出来事。上から古い順。
443: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)12:16:48 ID:N7K
303 :放送室・みるとおかしくなる2:2011/05/06(金) 22:37:34.59 ID:TYByVdbX0
【放送事件】
80年代前半の出来事。
午前10時過ぎ、2時間目の授業の最中、放送の流れるスピーカーの電源が入り、
『・・・さい。・・・なります。・・・さい。・・・なります』
と、抑揚の無い棒読みの声で、低めの大人の女性の声で放送が流れる。
1、2年生には泣きだす児童もいたため、1、2年生の担任の先生は教室に待機。
3年生の教室に居た3年の担任の男性のA先生が、生徒を落ち着かせた後、真っ先に放送室を確認に向かう。
続いて、4?6年生の担任等他の先生や、用務員が駆けつけ、真っ先に駆けつけていたA先生に情況を聞くも、
「放送をした者を確認できなかった」
当時、学校にいた女性の先生は、皆授業中だった。
学校では、外部の者が学校に侵入し行った悪戯として、防犯体制を強化した。

俺が小学校に入学するだいぶ前に起きた事件。
真っ先に駆けつけた3年生の担任のA先生は、その事件の日から、
体調不良を理由に仕事を休むようになっている。
他の先生たちで代替の授業を行ってA先生の復帰を待ったけど、A先生は結局3週間ほどで退職。
3年生の生徒が手紙を書いたり連絡を取ろうとするも、連絡はつかなかった。
さらに、A先生は精神病で病院に入院しているという噂が流れる。
件の流れた謎の放送、『・・・さい。・・・なります』はボソボソとした口調だった為、
生徒の間で、こう聞こえたー、いやいやこうだー、と様々な意見が流れたが、一番多かった意見が、
『見ないでください。おかしくなります』
444: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)12:17:00 ID:N7K
304 :放送室・みるとおかしくなる3:2011/05/06(金) 22:39:23.39 ID:TYByVdbX0
【窓ガラス破壊事件】
当時小学校5年、放送係のB君が放課後、1階放送室の校庭側に面した窓に体当たりして、
外れた窓枠と一緒に放送室に面していた校庭に落下した。
落下と同時に窓ガラスが割れてB君は切り傷を負い、入院が必要な位の大怪我。

俺が実際に小学校の生徒だった頃にあった事件。B君はクラスメイト。
入院しているB君に、俺とクラスの数人とで一緒にお見舞いに行って話を聞くと、
放課後、放送室で係の仕事をしていたら、急に放送室に女の人が現れたらしい。
髪は長め。後ろ向きで部屋の隅に立っていて、全く動かない。
B君は驚いて、放送室から逃げようとしてドアの方を振り返ったら、
今度はそのドアの前で、ドアを塞ぐように後ろ向きのままで立っていた。
意味無くここに居る訳じゃない。自分を狙っている。
と危機感を感じたB君は、今度はドアと反対方向の窓に向かってダッシュ。
窓のカギ開けた所で、窓に女の顔の輪郭が映ったのを確認する。
つまり、さっきまでと同じ後ろ向きじゃない、こちらを向いている。
ここでB君半分パニック状態になる。
もう窓を開ける時間さえ惜しい。B君は窓にそのまま体当たり。何とか放送室から抜け出せた。
というのが一連の流れだったらしい。
どんな顔だったの?という俺らの問いには、
「ガラスに映ったのを見ただけだから良く分らない」とB君。
服は?と聞くと、
「ボロい古い柄の布を何重にも重ねたようなもの」
俺たちはそれを学級新聞にしようとしたが、流石に先生に怒られた。
B君は閉所恐怖症になってしまったけど、怪我が治ると転校して他の学校に復帰。
俺が放送室の女の噂集めるようになった、きっかけになった出来事。
445: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)12:17:23 ID:N7K
305 :放送室・みるとおかしくなる4:2011/05/06(金) 22:41:17.50 ID:TYByVdbX0
【自殺】
教頭であるC先生が夜に学校に忍び込み、放送室の直ぐ向かいにある上り階段で、
すずらんテープを束ねたものを階段の手すりに結び付けて、首を吊って自殺。
学校で契約していた警備会社の社員が発見。
【消えた魚事件】
2か月ほど、学校中の水槽から観賞魚が1匹づつ消えていった出来事。
後に放送室の資料を保存する部屋の引き出しから、大量の干からびた魚が発見される。
町内の有志の人が、事件が落ち着いた後に魚を寄贈してくれている。

近年起きた出来事。この話は俺の姉(子供がそこの小学生)から聞いた。
学校中の水槽の魚が日々どんどん消えていき、ほとんど魚が居ない状態にまでなったらしい。
先生たちの間で調べて、ある一人の生徒の仕業だと判明して、その子に話を聞いたら、
放送室の隣の放送準備室(資材置き場的な部屋)に隠してあるって白状した。
その子が抜き取ったのか、それとも腐ってしまったのか、発見された干からびた魚には目が無かった。
先生たちは、特に犯人について生徒に発表しなかった為、どの子の仕業かはっきりとは分からないが、
ちょうどその時期に、不自然に急に転校した子供がいて、その子では?と噂されている。
さらに、どうしてこんな事をしたのか、という先生の問いにその子は、
「あれの顔をみても、こうすれば助かる」と、錯乱気味に答えたとの噂もある。
446: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)12:17:35 ID:N7K
306 :放送室・みるとおかしくなる5:2011/05/06(金) 22:43:13.61 ID:TYByVdbX0
??????
他にもいろいろな出来事や噂があるけど、どの話もだいたいの共通点は、
放送室に女がでて、顔をみちゃいけない。
とりあえず、犠牲になった可能性のある人の話と、助かった人の話と、救済方法の話、
という訳で選んで書いてみた。
これからも、周りに変人扱いされない範囲で、地道に情報集めて行くつもり。
正直、B君から聞いた話は、小学校の時の俺のトラウマだし、
噂にある程度一貫性があると、その放送室の女が本当にいるみたいで、怖くてしょうがなくなる時もあるけど、
なぜか【窓ガラス破壊事件】のB君の話を聞いた時から、ずっと興味が尽きない。
近々、「ある年度の卒業アルバムに【放送室の女】が写っている」って言われている、
その卒業アルバム(70年台のもの)を近所の人にみせてもらう予定。
では失礼しました。
469: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:31:30 ID:N7K
798 :本当にあった怖い名無し:2013/09/27(金) 13:40:22.16 ID:6NDb/CEg0
つい昨日の出来事なんだけど聞いてくれ。
先日父が亡くなって家を一軒相続したんだが、立地は悪くないものの大分ガタが来てるし、無駄に広すぎるんで、
妻と相談した結果売り払うことにしたんだ。
幸い、遺品の整理をしてる最中にも、度々不動産屋の広告やら名刺が入ってたんで、そこに電話し、
結局4社で委託、及び買取の査定をして貰う事になった。
で、そのうちの3社目。結構今風の感じの、垢抜けた30代前半位の青年が査定にやって来た。
ハキハキと喋るし、感じも悪くない。しかも査定額が、前2社に比べると1千万近く高い。
俺も妻もほぼここに決めかけてて、その旨を告げると、各室内の写真を撮らせて欲しいと言ってきたんで、
快諾し、俺が付き添って改めて各部屋を案内して廻った。
470: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:31:43 ID:N7K
799 :本当にあった怖い名無し:2013/09/27(金) 13:41:39.40 ID:6NDb/CEg0
で、仏間の隣にある8畳程の小部屋の扉を開け、中に青年を入れた瞬間、
扉に手を掛けたままの状態で突然の金縛り。
金縛り自体は何度も経験があったんだが、こんなに唐突に、しかも立ったまんまっていうのは初めてだったんで、
一瞬何か重篤な病気でも出たんじゃ無いかと思ってパニクってると、すぐ耳元で女の声がした。
くぐもった感じで、大きさの割に凄く聞き取り辛いんだが、「苦しい」とか何とか言ってる様に聞こえる。
どうやら眼球だけはかろうじで動かせそうだったんだが、
声のする方を見たらヤヴァいと判断し、視線を逸らして室内を見ると、
こっちに背を向け、何やらメモに描き込んでいる青年の背中に、
茶色っぽいソバージュの髪と、妙にゴテゴテした感じの黒っぽい服を着た女が張付いていた…
471: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:31:58 ID:N7K
800 :本当にあった怖い名無し:2013/09/27(金) 13:43:53.78 ID:6NDb/CEg0
それだけでも十分怖かったんだが、
その女は異様に首が長く(40cm位はあった)、背中を向けてるのに顔だけはこっちを向いてて、
目玉がカメレオンみたいにギョロギョロと忙しなく動き回ってた。
あまりに現実感が無くて、怖いというより呆然とそいつを見てたんだが、
青年がこっちを向いた瞬間に見えなくなって、ほぼ同時に金縛りも解けた。
当然査定どころではなく、「少し体調が優れないので」と苦しい言い訳をしてお引き取り願った。
その後、思うところがあって、その青年の務めている会社の事を調べてみると、出るわ出るわ悪評だらけ。
当然今朝一で、丁寧に断りの電話を入れた。
青年がこっちを振り向いた瞬間、はっきりと「苦しめ」って声が聞こえたんだ。
多分あの青年、もしくは会社ぐるみで色々やらかしてたんだと思う。
そう思いつつも、結局今の今まで一睡も出来なかったんで、これ投下したら眠剤飲んで寝る。
485: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:48:14 ID:N7K
886 :本当にあった怖い名無し:2011/11/01(火) 10:45:19.51 ID:20/Go+xB0
子供の時の事。
当時、社宅住まいだったのだけど、そこの玄関ドアののぞき穴は、
直接目をつけてのぞかなくても、スコープの写した映像を拡大表示する四角い窓みたいのがついてた。
昔だったので、幼稚園から帰って母親が社宅の寄合とかで呼ばれると、一人で留守番してた。
そう言う時に時々玄関がノックされて、スコープに手が映ることがあった。
「いんじゃんほいっ!」と子供の声がするけど、手は子供の手っぽくない大きい手に見えた。
「いんじゃんほい、いんじゃんほい」と繰り返すので、ドアのこっち側でグーチョキパーを出して応戦する。
何度かやって、こっちが勝つと手は消えて声も黙って、そのうち母が帰ってくるのがお決まりだった。
あるとき、何度やっても勝てなくて相手が帰ってくれなくて、
いい加減疲れて飽きたので「もうやめー」と言ったところ、
子供の声が「あーけーてーあーけーてー」と二回言った。
思わず「いーやーよー」と返して、こっちから「いんじゃんほい!」と勝負に戻して、
何とか勝っていつものパターンになった。
母が帰宅したら自分が玄関でへたり込んで熱出してたんで焦ったらしい。
その後しばらくして、父が転勤になってその社宅とは離れた。
486: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:48:22 ID:N7K
888 :本当にあった怖い名無し:2011/11/01(火) 13:10:32.35 ID:5gb3iGyl0
>>886
ちょっと怖いなwww
玄関は外から見えるようになってたの?
890 :259 ◆ILvzO4V7lV3. :2011/11/01(火) 14:28:39.96 ID:20/Go+xB0
>>888
> 玄関は外から見えるようになってたの?
ごめん、言われてることの意味分かってないかも?
普通にアパートとかにある鉄のドア。
裏側(家の中)からみると、
真ん中より上に四角いスコープ、真ん中より下に手紙や新聞のポケットがついてたと思う。
ノックで呼ばれて玄関行って、見えるのはスコープの窓に映る片手だけだった。
留守番の時は大人しく一人で遊んで待っとけ、勝手にドア開けちゃいけないってのは、
毎度母親の厳命だったので、開けようと思ったことがないのは幸いだったかもしれないね。
487: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:50:14 ID:N7K
怖いんだけど笑える話
52 :本当にあった怖い名無し:2012/12/21(金) 22:41:18.75 ID:2vL4BBeEI
実体験ではないです。知り合いに聞いた話をそのまま書き込みます。
終電の一個前の電車に乗ってた時のこと。
電車内には俺と、右斜め前の対角線上の席に座って酒を飲んでる汚いおっさん一人。
電車ん中で酒飲むなよと思ったけど、臭いも届かないしまあ良いか?って感じで携帯見てすごしてた。
ちょっと恋愛関係で良いことがあった帰りだったもんで…
ずーっとそのおっさんと二人だったけど、
ある駅に停車した時、おっさんの近くのドアの外側に一人のリーマンが立ってるのが見えた。
別に気にもかけずにそのまま携帯見てたら、
「なに見てんだよ」って急に言われた。
機械的な声。
488: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:50:25 ID:N7K
53 :本当にあった怖い名無し:2012/12/21(金) 22:42:05.42 ID:2vL4BBeEI
ビックリして目をあげると、そのリーマンのニヤニヤ顔がすぐ近くにあって、俺の携帯を覗き込んでいる。
うお、何だこいつってめちゃくちゃビビりながらよく見ると第二の衝撃。
リーマンに体が無い。っていうか、“ここに”無い。
見ると、体をホームに置き去りに、ろくろ首みたいに首だけ伸ばして電車内に入ってきていた。
酒を持ったまま固まっているおっさんが目に入る。おっさんも明らかにリーマンが見えている。
リーマンの顔に目を戻す勇気がなくて、暫くおっさんと見つめあっていると、電車が閉まる音楽が鳴った。
車内に入ってくる気は無いのか、その首長リーマンの顔が「いいいいい?」って笑いながらスルスルと車内から出て行く。
良かった?と安心していたら、首が完全に出る直前に閉まっちゃったんだよね、ドア…。
車掌さん、あんたリーマン見えてないの、何で閉めるの…って今では思う。
ろくろ首じゃなくて、ゴム人間だったのかな。
伸びた首がドアに潰されてペチャンコになりながらも、リーマンはニヤニヤ笑っていた。
489: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:50:34 ID:N7K
54 :本当にあった怖い名無し:2012/12/21(金) 22:42:58.26 ID:2vL4BBeEI
電車が動き出す。挟まった首はビヨーンと伸びてついてくる。
窓の外に、棒立ちのままのリーマンの体が後方に流れて行くのが見えた。
「いいいいいいいいいいいいい!!」
奇怪な笑い声をあげながら顔を左右にビチンビチンとドアに打ち付けて、それでもなおついてくるリーマン。
もうやめてくれ!って思いながらしばらく震えていると、
伸び縮みの限界が来たのか、ドアの隙間をスポんっ!って抜けて夜の闇に消えて行った。
その後、すっかり酔いが醒めた様子のおっさんと震えながら次の駅で降り、なんやかんや二人で飲みに行くことにした。
間近で顔をブンブン振られていたおっさん。俺の何倍も怖かっただろうな。
連絡先は交換しなかったけど、元気にしてるだろうか。
497: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:57:30 ID:N7K
31 :おさかなくわえた名無しさん:2005/06/27(月) 09:45:58 ID:vLg9Gq2N
2001年の秋
風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため、西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。
そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。
大阪市の福島駅の近くで、時間が一年近く経ってた。
ケータイの種類が変わってた。
アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の名前で電話番号が10程度あったけど、知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないが、その知らない電話番号が恐ろしくて川に捨てた。
警察から実家に連絡した。
向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。
とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。
498: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:58:51 ID:N7K
494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/29(月) 21:57:18.34 ID:xcPrkCjL0
結構有名なコピペで、気づいたら大阪に居たってのあるじゃん。
携帯が『ポ』とか単語で登録されてるの。
最近になって、係りあるんじゃないかって思い出した話があるんだが、ここで語ってもいいか?
オカ板池って言うんなら言わないが。
571 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/29(月) 22:11:55.44 ID:xcPrkCjL0
興味ないなら飛ばしてくれ。
流石に5?7年前だし、詳細は覚えてない。
そもそも最近になって言うのは、係ってた人間が一人居なくなったからだ。
いきなり友人の親から連絡が来て、『何処にいるか知らないか?』って連絡が来た。
おれは大阪で打ち子(主にスロット)のバイトしていたときがあったんだが、
その時の設定氏の紹介でそいつと知り合ったんだ。
めんどいから以下Aとするが(設定氏がB)、会話を覚えてる限り書くわ。
前提として、おれとBは大阪のFラン大学クソ学生な。
んで、Bは3年上で、おれが1年のときにBの紹介で知り合った。
多分そこから、2?3ヶ月ぐらいの出来事だと思う。
B「凄い面白い奴を捕まえたんだけど、面白いから一緒に打ってくれない?」
おれ「別に構わんけど、どんなやつ?」
B「何か生まれとか育ちが意味不明なんよ。言ってることが全然理解できんwww」
おれ「何じゃいそりゃwwww」
って感じだった。
打ち子のバイトって、店の打ち子なのか、設定氏の打ち子なのかで大きく収入が変わるから、
その辺は毎回聞いてたんだよ。
一人の時はバックが決まってる(勝ち額の2?4割とか)んだが、
二人から?三人のときは決まってなかったからな。
499: 名無しさん@おーぷん 2015/08/01(土)15:59:02 ID:N7K
650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/29(月) 22:34:15.47 ID:xcPrkCjL0
んで、バックが2.8勝ち額の約4/1だったから、行ったんだわ。
その時のくだりは面白くもなんとも無いから書かないが、その後のそいつとの会話が意味不明。
未だに何なのか全然わからん。
悪いことをやってるって感覚なのか、一緒に打ち子をやった後は、
大抵一緒に飲んだり、飯を食いに言ったりするのが普通なんだよ。
おれ「今日は結構勝ったな」
A「思った以上に銭○は出るな」
って、感じで話し込んでいたんだが、いきなりそいつが変なこと言い出したんだ。
A「おれはこいつを乗っ取ってるんだ。次はBを狙ってる。
 あいつは良いよ。今まで悪いことしてないし、体が綺麗」
おれ「は?(Bは普通に悪いことしてるし、どちらかというと駄目な人間だと思ってた)」
A「心のそこで悪いことが出来ない奴は駄目だ。気持ちが揺れる」
おれ「(Bの言ってた通り本当に電波だな)そうなのか(苦笑)」
そんな感じで適当に流してたんだが、そいつが最後に、
A「今は信じなくても良い。でも、10年以内にBの体は貰うわ(笑)」
みたいなことを言っててさ、ふざけてるのか、本当に頭がおかしいのかわからなかったんだが、
本当につい一週間前(今が2009の6月29日)に、Bが居なくなったんだよ。
なんか、意味わかんねえし、本当に怖いんだ・・・
構ってちゃんかも知れないけど、マジで怖いんだ。
んで、関係が有ると思ったのが、そいつにその時Bから電話が来たんだよ。
ちょうど、Aがトイレに行ってるときに。
その時って携帯、が緑の背景とかでよく覚えてるんだけど、
Bからの着信が『グ』とかになってて、今考えるとそれだけでもう・・・
652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/29(月) 22:35:11.07 ID:xcPrkCjL0
あぁ、駄目だ。マジで混乱してる。
おれも何言ってるかよくわかんねwww
何が怖いかって、Aがおれにも「お前もいいな。Bの後はお前な」って言ったんだよな。
本当に3流ホラーだよなwww
元々おれも頭弱いからこんなの思いつかないわwwwwww
ROMってるわ。でも、怖くて一人で居られないか書かせて貰ったわ。
意見とか言ってくれた全力でレスする。
スレ汚しスマソ
525: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)06:03:03 ID:CIR
実体験語るで
パラレルワールドみたいな話や
ワイは子供の頃から恐ろしく明度の高い夢を見る事が何度もある。
それこそ街の風景や登場人物、空の色まで鮮明に覚えとる
これが現実とあまり関係のない突飛な夢ならええんやが、街が自分の住んでいる団地で、
ものすごいリアリティがあるのが怖いんや。それこそ地図が書けてしまうほど
地理はほぼすべて現実と同じやが、建物や風景、状況が微妙に違ってる。
例えば現実では民家のはずがガソリンスタンドになってたり、農地が見渡す限りの荒野になってたりする。
あと、とっくに閉店したはずの個人商店が開店してて、現実では扱いもしないだろう物を売ってるなんて事もあったな
なにが怖いって、毎回違う日に見る明度の高い夢のすべてがその団地を舞台にしていることや。
一回限りならええが繰り返し繰り返しそこを舞台にした夢を見る。
前に見た風景は引き継がれて次の夢にも登場するし、新しい風景も見るからどんどん夢の中で現実と一枚ずれた「団地」が構成されてくんや
今、現実の団地と照らし合わせて「団地」を思い出してみても、ここにはこれがあった、こっちに行くとこれがあるなとかってのをすべて覚えてる。
具体的に書けないのが申し訳ないのやが、「そっち」にもってかれそうで怖いんやわ
そんで、この系統の話に良くある事やが、空の色が毎回決まって夕焼けを濃く濃くしたドス黒いならぬ「ドス赤い」とも言えるような赤
身体の調子が悪い時期に集中的に見てたから多分精神的なものが影響してるのやろけど、段々現実と「団地」の境目が曖昧になりそうで怖い
夢日記なんて付けたら確実に狂うなと思う
526: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)10:44:02 ID:NhQ
>>525
怖すぎィ!
528: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)11:51:22 ID:ZUV
>>525
やべえ、やべえよ…
527: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)10:47:05 ID:xHJ
これは良スレ
やっぱり夏は怖い話やね
545: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:02:03 ID:Kga
230 :本当にあった怖い名無し:04/08/22 11:08 ID:nUF1W2xN
彼はエレベーターの管理、修理をしている。
ある日、病院のエレベーターが故障して止まってしまった、と連絡を受けた。
すぐに車を飛ばしたが、到着した時には2時間がたっていた。
現場へむかうと、人だかりができている。中には看護婦が閉じ込められているらしい。
「大丈夫ですか!」
彼が呼びかけると、怯えた女性の声が返ってきた。
「出してください。はやくここから出して!」
がんがん扉を叩く音がする。
「待ってください。今すぐに助けます」
道具を並べ、作業に取り掛かった。
「扉から離れていてください!」と叫ぶ。
「はやくはやくはやく!」
がんがんがんがんがん!!
「扉から離れて!」
彼はもう一度叫んだ。
がんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがんがん!!!
扉は狂ったように内側から叩かれている。ちょっと尋常ではない。
546: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:02:13 ID:Kga
231 :本当にあった怖い名無し:04/08/22 11:10 ID:nUF1W2xN
パニックになっているのだろうか・・・。周りの人も不安げに顔を見合わせている。
見かねて院長が、扉に近寄って怒鳴った。
「扉から離れなさい!危険だから!」
「離れてます!!」
女の悲鳴のような声が聞こえた。
「暗くてわからないけど・・・ここ、なにかいるみたいなんです!」
彼はぞっととした。じゃあ、今目の前で扉を殴打しているのはなんだ?
つとめて考えないようにして、大急ぎで作業にかかった。
扉を開けたとき、看護婦は壁の隅に縮こまり、しゃがみ込んで泣いていた。
彼女曰く、電気が消えた後、何者かが寄り添って立っている気配がしたという。
気配は徐々に増え、彼が来る頃には、エレベーターの中はそいつらで一杯だったそうだ。
547: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:02:31 ID:Kga
107 :本当にあった怖い名無し:2006/11/23(木) 21:06:45 ID:R+kCsyBN0
友人Yから聞いた話。
今から二年ほど前、Yの爺さんが死んだ。
Yは昔から超が付くほどの爺さんっ子だったもんだから、
葬式のときなんかは年甲斐もなく、鼻水たらしながらわんわん泣いたらしい。
ちょうどその爺さんが死んでから、初七日の日の事。
その日はYの住んでるところでは、暴風警報が出されたくらいにやたら風の強い日にも拘らず、
学校からの帰りのバス賃も底をついたYは、仕方なく家まで歩くことに。
途中何度も飛ばされかけながら死ぬ思いで、やっと夜の七時半を少し回ったくらいに家に着き、
鞄から鍵を出して玄関を開けた。
すると、Yの帰りを待っていてくれてたかのように丁度良いタイミングで、
玄関から真正面にあるYの部屋のドアが開いた。
部屋の中では電気もテレビもついていて、
おまけに、唯一の暖房器具であるハロゲンヒーターまでスイッチが点いていた。
ははん、これは母ちゃん、気を効かせて俺の部屋を暖めておいてくれたか。
Yは嬉しくなって、いつもより明るい声で「ただいま」と言い玄関を上がった。
548: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:03:07 ID:Kga
108 :本当にあった怖い名無し:2006/11/23(木) 21:07:33 ID:R+kCsyBN0
だが、いつもは返って来る返事が今日は無い。
不思議に思い、さっき脱いだ靴の方を見ると、
玄関にはたった今脱いだ自分の靴が散らかっているだけで、母はおろか父の靴も姉の靴も無い。
そう言えば、今日は自分以外の家族は全員祖父の法事で、家には遅くまで帰ってこない日だった。
とっさにYの頭には、昔映画で見た真っ暗な部屋の中に立っている髪の長い女の幽霊のビジョンが浮かんだ。
まさか、とは思ったが、幽霊やらお化けじゃなかったとしても、泥棒と言う線はありえる。
Yはなるべく足音を立てず部屋の入り口まで進み、そっと中を覗き見た。
部屋の中には、先日死んだはずの祖父がこちらに背中を向けて座っていた。
109 :本当にあった怖い名無し:2006/11/23(木) 21:08:06 ID:R+kCsyBN0
それが祖父だと分かった途端、Yの恐怖心は一気にしぼんだ。
昔からホラー映画も誰かと一緒でなけりゃ見れないほどの怖がりだったYだが、
たとえ本物の幽霊であったとしても、祖父となれば話は別だ。
Yは懐かしさと、死んでも自分の所に会いに来てくれた事への嬉しさで、思わず涙ぐんでしまった。
爺さんは、生前の癖だった特徴のある咳を二、三度し、ぎこちない動作で毛のない後頭部を掻いた。
「じいちゃん」
Yが呼びかけると、爺さんはのそりと立ち上がり振り向いた。
気のせいか、振り向きざま、爺さんの輪郭線がぐにゃりと歪んだように見えた。
549: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:03:20 ID:Kga
110 :本当にあった怖い名無し:2006/11/23(木) 21:10:06 ID:R+kCsyBN0
振り向いた爺さんの顔は、インクを被せたように赤かった。
「お…おお、Y、Yか」
爺さんが自分の名前を呼ぶ。聞きなれた懐かしい爺さんの声。
だが、イントネーションがおかしい。平坦すぎる。
生前、爺さんには強い地方のなまりがあったが、
今の爺さんから聞こえてくる声は、パソコンで作った人工音声のようだった。
爺さんが、のそりとこちらに一歩歩み寄る。
「じいちゃん、どうした」
あまりに様子がおかしい爺さんに呼びかけると、爺さんはまたさっきと同じように咳をして、頭を掻いた。
「じいちゃん、うちに帰ってきたのか?」
Yがそう聞くと、爺さんは少し考える風に天井のあたりを見て、
「お…おお、Y、Yか」
さっきとまったく同じ台詞を、さっきとまったく同じ発音で繰り返した。
そこでYは少し怖くなった。こいつは爺さんなんかじゃないんじゃないか。
爺さんはまだ天井を見ている。
指先から滴り落ちた赤紫の液体が、部屋のカーペットの上に小さな水溜りを作っていた。
よく見ると、腕の不自然なところから肘が曲がっている。と言うより、肩から肘にかけてが凄く長い。
生きてるときの爺さんはこんなんじゃなかった。
こいつはもしかして、爺さんの真似をしている別の何かじゃないか。
Yは少しずつ少しずつ、足音を立てないようにすり足で後ろに下がった。
それに気付いたのか、爺さんのふりをしたそいつは、首だけを異様に長く伸ばしてこっちを見た。
まずい、気付かれた。
そう思った次の瞬間、目の前にそいつの顔があった。肩から上だけが不自然に伸び上がっている。
伸びきった首がゴムのようだった。
目の前で、そいつの口からごぶごぶと赤紫の泡が立った。
「お…おお、Y、Yか」
Yは絶叫した。
550: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:03:30 ID:Kga
112 :本当にあった怖い名無し:2006/11/23(木) 21:11:10 ID:R+kCsyBN0
それからYは、無我夢中で近くの本屋目指して走った。
家に一人でいるのが怖かった。
9時を過ぎ、家族が帰ってくるまで家の中には入れなかった。
それからYは、家族にその事を話したが、誰もまともにとりあってはくれなかった。
結局Yはその日の夜、あの赤い爺さんの出た自分の部屋で寝る事になった。
Yは気が気ではなかった。目をつぶっても、開けるとあの赤い顔があるようでなかなか眠る事は出来なかった。
しばらく経って、それでも恐怖と緊張を眠気が押さえつけ、Yは何とか眠りについた。
明け方になって目が覚めると、どうも顔がむずがゆい。
洗面所に行って鏡を見ると、顔が赤紫の汁でべっとりとぬれていた。
その日からYは、自分の部屋で寝るのを止めた。
次にまたあいつが出てきたとき、今度こそ逃げられる気がしなかった。
Yは今でも言う。
「あれは爺さんなんかじゃなかった」
558: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:06:37 ID:Kga
297 :本当にあった怖い名無し :2007/07/19(木) 23:35:54 ID:+oFcvLwt0
小学生の頃、家に叔父さんが居候してた。
叔父さんは工場の仕事をクビになり、家賃も払えなくなってアパートを追い出され、
やることもなく、毎日俺んちでゴロゴロしていた。
収入もなく、毎日安酒を飲んで寝てるだけの叔父さんだったけど、甥っ子の俺のことは可愛がってくれ、
時々アイス買ってくれたり、釣りやクワガタ採りに連れてってくれたりして、
俺はこの叔父さんのことを好きだった。
叔父さんが居候しだして半年が過ぎた頃、
ある土曜日の雨の深夜、親父と伯父さんが階下で言い争いをしてる声が聞こえた。
かなり激しい怒鳴りあいだったので、聞いてたラジオを消し息を殺して聞いていると、
バタンとドアが閉まる音がして、叔父さんがドカドカと階段を上がってきた。
げっ、俺の部屋にくんの?とビビってると、隣の仏間の障子がピシャっと閉まる音がした。
俺はそっと布団に潜り込み、暫くドキドキしてたが、いつの間にか寝入ってしまった。
翌日の日曜、俺の両親は店へ行き、家には俺と叔父さんの2人きりになった。
俺は昨日のことは知らないふりで、
日曜の昼のテレビを見ながら、母ちゃんが用意してくれてた唐揚げで昼飯を食っていた。
叔父さんが仏間から出てくる音がして、階段を下りる音が続いた。
俺はちょっと緊張しながら、「おじさん、おはよ?」と言うと、
叔父さんも、「おう、なんや、美味そうやな」と一緒にご飯を食べだした。
「ツトム(仮名)、飯食ったら釣り行くか?」と誘われたので、
俺も子供心に叔父さんを慰めてやろうと、「うん」と同意した。
559: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:06:47 ID:Kga
298 :本当にあった怖い名無し :2007/07/19(木) 23:36:24 ID:+oFcvLwt0
釣竿を2本持ち、仕掛けの詰まった箱をバケツに入れて、
俺と叔父さんは、いつも釣りに行く近所の滝つぼへ向かった。
滝つぼは前日の雨で水位が増し、コーヒー牛乳色の濁流が厚い渦を巻いていた。
「あんまり釣れそうやないね」と俺が言うと、
叔父さんも「どうやろか、ちょっとやってみようか」と応えた。
「こう言う時の方が帰って釣れるもんやけん。ウナギとか釣れるとぞ」と言い、叔父さんは滝壺の方まで進んだ。
俺は、こんな奥やら行かんでいいのにな?と思いながらも、言葉すくなに早足で進む叔父さんの後をついて行った。
「ここでいいか」
叔父さんは、滝壺手前の高い大岩の前で止まった。
「ツトム、この上から釣ろうか。ちょっと上ってみ」と俺を持ち上げた。
俺が脇を抱えられ岩の上に這い上がると、
「どうや?水の具合は。釣れそうか?」と叔父さんが聞いてきた。
俺は濁流が渦巻く水面を覗き込み、「魚やらいっちょん見えんよ」と魚影を探した。
暫く水面を見てた俺は、叔父さんの返事の無いことに気付き、「伯父さん?」と振り返った。
岩の下にいたはずの叔父さんは、俺の直ぐ背後に立ち、
俺を突き落とそうとするような格好で、両手を自分の胸の前に上げていた。
振り向きざまに叔父さんの姿を見た俺は固まった。
叔父さんは無表情で、力の無い目をしていた。
せみの鳴き声をバックに時が止まった。
俺は何も言えずに、叔父さんの目をただ見つめ返すことしか出来なかった。
汗が頬を伝い、身動きの出来ない体の中で、ただ心臓の鼓動だけが高鳴った。
伯父さんも手を下ろそうとせずに、ただ無気力な目で俺を見つめていた。
560: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:06:57 ID:Kga
299 :本当にあった怖い名無し :2007/07/19(木) 23:39:52 ID:+oFcvLwt0
どれくらい見詰め合っただろう。
不意に叔父さんの背後の藪がガサガサと鳴った。
両者ともはっと我に返り、藪に目をやった。
見ると、近所の農家のおっさんらしき人が、こちらに気付く様子もなく横切って行った。
俺は叔父さんの横を通り過ぎて、
「今日は釣れそうにないけん、俺先帰っとくね」とだけ言って歩き出した。
滝から少し離れると、俺は弾かれたように全ダッシュで逃げた。
振り返るとあの目をした叔父さんがすぐ後にいるような気がして、俺は前のめりになって全力で走った。
大分走ったころ、自分がボロボロ泣いていることに気付いた。
俺は家に帰らず、両親のいる店へと向かった。
当時定食屋をやってた両親の店で、俺は両親が店を終わるまで過ごした。
伯父はその日帰ってこなかった。
翌日の夜に親父が警察へ届け、数日後に水死体で見付かった。
俺は滝壺であったことを一切語らず、伯父は一人で釣り中の事故で片付いた。
俺が持ち帰った仕掛け箱に、叔父さんの字で書かれたメモがあった。
それには、『ツトムを連れて行く』とだけ書いてあった。
572: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:14:15 ID:ZJ9
一回だけそれっぽい体験した事あるわ
今でも忘れられん
575: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:15:33 ID:Kga
>>572
ハラデイ
582: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:27:40 ID:ZJ9
>>575
なる短で書くで
ワイと友達(小四)はそん時小さな神社の社の下潜ってアリジゴクほじっていっつも遊んでた
ふと友達につつかれて前見ると社の外に若い女の膝から下が見える 汚いサンダル履きやった
田舎のもんは分かるやろけどその地区自体が一つの一族みたいなもんやからそこら一帯に住んどる人全員を知ってるけどここらに該当するくらいのに若い女の子はおらん筈や
584: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:36:10 ID:ZJ9
>>582
続き
誰やろ思ってたら床下から見える縁側(?)の上側から髪の毛の先がゆっくり降りてきた
その女の子が床下覗こうとしてる
でも普通低い所見ようとしたらしゃがんでのぞくもんやけど見えてる膝から下は立ったまま、
その横から髪の毛がゆっくり降りてくる
そしたら友達が猛ダッシュで反対側に這ってってワイもあわてて追いかけて
神社までの石階段やなくて山の斜面無理やり降りて走って近くのワイの家まで帰った
幽霊なんかどっか別の地区から遠い散歩しに来たただの女の子なんかは今でもわからん
おしまいや
585: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:37:05 ID:Kga
>>584
ヒエッ…想像したら、ワイも逃げるわ
576: 名無しさん@おーぷん 2015/08/13(木)14:21:18 ID:Kga
288 :23

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