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片時も離れず一緒にいた2匹の子猫の保護物語(アメリカ)
2020年08月06日 ι コメント(2) ι 知る ι 動物・鳥類 ι #
2匹の子猫の保護物語 image credit:babybarnes_n_mightynoble/Instagram
去年の8月、アメリカのノースカロライナ州にある動物保護施設に、2匹の小さな子猫が持ち込まれた。
2匹は毛色こそ似ていたが、年齢や大きさ的に見て、同じ親から生まれた兄弟ではなさそうだ。
なぜ一緒にいたのかは不明だったが強い絆で結ばれており、引き離すことは困難だとわかった里親ケアのボランティアスタッフは、2匹を一緒に引き取ってくれる飼い主を募集した。
やがて同じ永遠の家を見つけた2匹は、現在とても元気に成長を続けており、幸せに暮らしているという。
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一緒に保護された2匹の子猫は強い絆で結ばれていた
ノースカロライナ州にある地元の動物保護施設『Sparkle Cat Rescue』に、去年8月小さな子猫が入ったキャリアが持ち込まれた。
同施設で里親ケアのボランティアをしているサラ・ケリーさんが、子猫のサポート役を買って出たが、1匹と聞いていたサラさんはキャリアを開けてみて、毛布の後ろにもう1匹の小さな子猫が隠れていたことに気付き驚いた。
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最初、キャリアに2匹の子猫がいることに誰も気付いていなかったようです。サイズ的にも週齢的にも兄弟ではなさそうなこの2匹が、どうして一緒にいるのかはわかりませんが、2匹は強い絆で結ばれていることがわかりました。(サラさん)
施設では、この2匹をノーブルとバーンズと名付けた。バーンズは、ノーブルよりサイズが2分の1ほどしかなく、週齢も2、3週間違っているように思われた。
同じ親から生まれた様子ではない2匹だったが、サラさんが里親ケアを始めてからも、片時も離れず、特に小さなバーンズはノーブルにべったりくっついて、なんとか室内での新しい生活に慣れようとしているようだった。
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バーンズをやさしく労わり愛情を注ぎ続けるノーブル
サラさんによると、バーンズは複数の健康上の問題を抱えていたという。そんなバーンズをノーブルはやさしく労わるように接し、日々惜しみない愛情を注いでいることは、サラさんの目にも明らかだった。
そんな2匹の様子を見て、サラさんは2匹一緒に引き取ってくれる養子縁組先を探してやろうと決意。そして、その願いが叶うことになった。
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一緒に永遠の家を見つけた2匹、現在は幸せに暮らす
ある日、シカゴに住むミッシェルさんという女性が、2匹のことを知り、ひとめぼれした。ミッシェルさんは、是非引き取りたいと施設に申し出て、シカゴから車を飛ばしてノースカロライナへやって来た。
不思議なことに、ミッシェルさんに初めて出会った2匹は、まるで以前から知っていたかのようにミッシェルさんにすぐに懐いたそうだ。
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2匹が保護されてから約1年。現在、バーンズはトビアス、ノーブルはケイレブと名付けられ、新しいママとパパのもとで元気に、そして幸せに暮らしている。
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弱々しかったトビアスも、体重が今は5.4kgになったそうだ。とってもハンサムに成長を続けている2匹の様子は、Instagramのアカウント「babybarnes_n_mightynoble」で見ることができる。
written by Scarlet / edited by parumo
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