音が鳴ってる真っ最中に橋を通ったtwiiterユーザーが投稿した動画では、はっきりとその音が聞き取れる。
Anthony J.:
“Engineers designed new sides for the sidewalk to help with wind resistance but didn’t take into account the EXTREME sound it creates when wind passes through it. The bridge sings crazy songs now it’s so trippy. It hurts the ears and unbearable it’s that loud.” pic.twitter.com/GWdVia1GNS— Mark Krueger (@markkrueg) June 6, 2020 技術者が歩道に新しい防風柵を設計したが、風が通り抜けるときに出るひどい音のことは考えてなかったんだ。橋はクレイジーな歌を歌ってる。極めて耳障りな騒音で耐えられないほどの大音量だ。
なんだろうこの音?空き瓶を笛にした音みたいな?それ系の音色が何種類か強烈に響いているっぽい。
この奇妙な音は強風がやむまで続くらしいが、一部では設計ミスなどの技術的な怠慢を指摘する声まで浮上している。
TIL: The Golden Gate Bridge has just become the world’s largest wind instrument.
No, but seriously:
There is now a permanent creepy 3-tone dissonant soundtrack flooding San Francisco thanks to some recently completed bridge construction. pic.twitter.com/05ImVT7Im7— ʀeeᴅ (@reedm) June 6, 2020 今のゴールデンゲートブリッジは世界最大の管楽器だよ。いやまじで。最近できた橋の構造物のせいでサンフランシスコじゃ気味の悪い3つの音から成る不協和音のサウンドトラックがいつまでも鳴り響くようになったんだ
この音についてはイギリスのロンドンにある音のオブジェを引き合いに出すユーザーもいた。以下は荒れ地に建てた近未来風楽器アートで、風が吹くたびにいろんな音が楽しめるそうだ。
The Singing, Ringing Tree
設計上は想定内?周囲およそ5キロにわたって響きわたる
現地メディアはこの奇妙な音は最近ゴールデンゲートブリッジの自転車道に設置された手すりのせいだと報じている。
またゴールデンゲートブリッジの広報はその目的は通行を妨害する西からの強風を緩和するもので、こうした音も想定済みとコメントしている。
広報によると、この音は長年計画してきた風力を変えるプロジェクトに不可避な現象で、この取り組みは次世代の橋の安全性と構造の完全性を保証するために必要なものだという。また、この柵によって風の勢いがかなり抑えられたことを喜ばしく思っているそうだ。
というわけで橋で発生する音は今後も続くようだ。なおこの音は橋の周囲およそ5キロにわたって響くそうで、いくら防風対策といえどうかしてる!という住民もいるという。
突如として始まったゴールデンゲートブリッジの異音問題。時期が時期だけに、不吉に思っている人も多いんじゃないだろうか。
観光で聞く分にはスリルが味わえるだろうが、住民にとってはちょっと迷惑サウンドかな。だが安全のためならば仕方がないのかもしれない。