【ミリマスSS】どうしても篠宮家のお風呂に入りたい琴葉さんback

【ミリマスSS】どうしても篠宮家のお風呂に入りたい琴葉さん


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1:
アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
タイトルのままで山もオチもありませんがよしなに。
2:
恵美「可憐?、おっはよー!」
可憐「お、おはよう」
恵美「ん・・・ん?」クンクン
可憐「ひゃっ」
恵美「可憐なんか良い匂いすんね。新しい香水?」
可憐「えっ、香水は変えてないけど・・・」
3:
可憐「あっ、昨日バスソルト変えたから、それかな?」
恵美「バスソルト、って塩じゃなかったっけ?」
可憐「塩だけど・・・それにアロマオイルを垂らして、一緒にお風呂に入れるんだよ」
恵美「へー、おっしゃれー!」
可憐「えへへ・・・、もしよかったら今度持ってこようか?」
恵美「いいの?やったね楽しみー!」
5:
P「えー、でも大鍋で魔法薬を作るのは危なくないって」
琴葉「火事になったらどうするんですか!?」
恵美「あ、琴葉じゃん。おーいことはー。」
琴葉「恵美、どうしたの?」
恵美「なんか可憐がお風呂に入れるバスソルト変えたんだって。いい匂いするの。」
可憐「お、おはようございます」
琴葉「匂い・・・?」クンクン
琴葉「ほんとだ。ほんのりお花の匂いがする」
P「なんだなんだ可憐がどうしたって」
恵美「はいー!こっちは女子の限定のお話だからプロデューサーはあっちで仕事しててー!」
P「えぇ・・・」
6:
可憐「えぇと、最近新しくバスソルトを作ってて・・・それで・・・」
琴葉「バスソルト!?」
恵美「琴葉知ってるの?」
琴葉「普段色々入浴剤は使ってるけど、バスソルトはなかなか使う機会が無くて・・・」
可憐「よ、よかったら少し要りますか?私好みのアロマを垂らしてますが・・・」
琴葉「いいんですか!?」
恵美「いつになく琴葉のテンションが高いね」
琴葉「だって結構お値段するし・・・」
7:
恵美「でもバスソルトってどう使えばいいの?」
可憐「そのまま湯船に入れて使ってもらえれば・・・、あとスクラブとしても使えるかな」
可憐「身体が温まりやすくなるから、ぬる目のお湯で、ゆっくり・・・」
琴葉「温めでゆっくり・・・」
恵美「可憐の家のお風呂ってでっかそうだねー!間接照明とかありそう!」
可憐「キャンドル台はあるけど・・・間接照明までは・・・」
琴葉「キャンドル台!?」
恵美「なにそれ!?」
可憐「入浴剤の他に、アロマキャンドル焚いたりとか・・・」
恵美「すごーい!今度写真見せてー!」
琴葉「プロデューサー、プロデューサーちょっとすみません」
P「ん?」
8:
 
 
 
琴葉「『田中琴葉が行く!突撃!となりのバスルーム!』なんてどうでしょうか」
P「急になに言ってんの?」
 
 
 
9:
琴葉「えぇと、説明しますね。まず私がパーソナリティとしてゲストの自宅を訪問して・・・」
P「いや、そうじゃなくてですね」
琴葉「ゲストと交流した後、ゲストの家のお風呂を頂くんです」
P「内容の問題じゃなくてね」
琴葉「ゲストのプライベートな一面も知りつつ、数字も取れそうな良い企画だと思うのですが」
P「いや、え、本気?」
琴葉「私はいつだって本気です!」
10:
恵美「にゃはは!可憐の家のお風呂に入りたいならそう言えばいいのにー!」
琴葉「め、恵美!」
可憐「えっ・・・」
恵美「プロデューサー、琴葉は可憐のお風呂に入りたいだけだから気にしなくていいよ」
P「なーんだ納得」
可憐「わ、私は別に大丈夫ですけど・・・」
琴葉「良いのっ!?」
P「でもさっきの企画もなかなか面白いかも・・・」
琴葉「あれは冗談です。気にしないでください。」
P「えぇ・・・」
11:
後日
恵美「おじゃましまーす!」
琴葉「お、お邪魔します。」
可憐「な、何もない部屋でごめんなさい・・・」
恵美「既になんかいい匂いするー!あっ、これがアロマオイル?いっぱいあんねー!」
琴葉「本当に良い匂い・・・ずっとここに居たい・・・」
可憐「琴葉さん!?」
12:
可憐「こ、紅茶です・・・ミルクとお砂糖はお好きに・・・」
恵美「うわーありがとー!なんかテンション上がるね!なにしてあそぼっか!」
琴葉「・・・・」ソワソワ
可憐「わ、私あまり家に友達とか来たことなくって、何もなくて・・・すみません」
恵美「とりあえず最近の雑誌とー、前のライブの確認用データ持ってきたけどー」
琴葉「・・・」ソワソワ
恵美「琴葉?」
琴葉「えっ、なに?」
恵美「もー、どんだけお風呂入りたいのさー。ソワソワしすぎ!」
琴葉「えぇっ!?そんなこと・・・」
13:
可憐「お風呂ならもう少しで入れるかと・・・あっ」
可憐「入浴剤、どれにしましょう?」
恵美「わっ!」
琴葉「こ、こんなに沢山!?」
可憐「バスソルトだとこの辺りかな、出来れば馴染んでるやつの方が良いと思うけど、もし良いのがなかったらこっちにベースが・・・」
恵美「わー、全部良い匂いだよー。ね、琴葉どれにする?」
琴葉「ん・・・、ちょっと待って・・・」クンクン
恵美「目がマジだぁ」
14:
琴葉「この・・・甘い匂いの・・・」
恵美「ん、ほんとだ良い匂い」
可憐「そ、それはジャスミンをベースにバニラを少し・・・それにしますか?」
琴葉「恵美、良い?」
恵美「あたしは琴葉が良ければ何でもいいよ」
可憐「じゃ、じゃあ準備しましょう」
恵美「わぁー楽しみー」
琴葉「うん、楽しみ・・・すごく・・・」
15:
可憐「えっと、ここにキャンドルを乗せられます・・・」
琴葉「キャンドル!」
恵美「オシャレー!これも良い匂いする!」
可憐「あっ、今日はバスソルトで強い匂いのものを使っているので、これはアロマキャンドルじゃないです・・・」
恵美「そうなの?にゃはは、間違っちった」
可憐「ここでお湯の温度を調整できます、ここを押すと・・・」
グイーーーーーン
琴葉「あ、あわわ・・・泡が出た・・・!!め、恵美・・・!」
恵美「琴葉落ち着いて、あたしは何も関係ないよ」
16:
可憐「で、でもジャグジーはバスソルトを使う時は使えないんです・・・。ごめんなさい・・・。」
琴葉「危ないところだったわね・・・もう少しで帰れなくなるところだった」
恵美「琴葉さっきからなんか変だよ?」
可憐「バスソルトは一掴みくらいで大丈夫なので・・・。あ、上がったらよく身体を流してくださいね」
琴葉「うん、心して流すね、うん」
恵美「琴葉?目が据わってるけど大丈夫?」
17:
可憐「あとミネラルウォーターを置いておくので、もしよかったら・・・」
可憐「じゃあ最初は琴葉さんで、私は最後に入るので・・・」
琴葉「えっ!?良いんですか!?」
恵美「こんな反応されてたら仕方ないっしょ。あれ、アタシ2番目?最後でも良いよ」
可憐「バスソルトを使うとすぐ片付けないといけないから・・・」
恵美「そうなんだ。何から何までごめんね。」
琴葉「バスソルトは一掴み、一掴みってどれくらい・・?可憐さんの手の大きさ・・・?」
恵美「本当に大丈夫かな」
18:
可憐「キャンドルは点けておきますね。えぇと、タオルはそこのを使って頂いて、あとは・・・」
恵美「ね、もう良いから可憐は部屋でアタシと駄弁ってよーよ。こうなったら琴葉長いからさ」
琴葉「・・・」ウーン
可憐「大丈夫ですか・・・?」
恵美「アタシも若干心配だけど、たぶん大丈夫」
19:
琴葉「・・・」ウーン ←服を脱いでる
琴葉「・・・」ウーン ←服を畳んでる
琴葉「・・・」ウーン ←入浴用品を手に取る
琴葉「・・・」ウーン ←浴室のドアを開ける
琴葉「・・・よしっ!」
21:
琴葉「わっ、こんな感触のバスソルトもあるんだ。ザラザラだけど溶けるのかな・・・」ザクザク
琴葉「入る直前に入れたほうが良いのかな。でも可憐さんはそんなこと言ってなったし・・・」
琴葉「濡れた手で触るのも良くなさそうだから・・・」
琴葉「一掴み、これくらいでいいのかな。」ワシッ
琴葉「い、入れちゃおう・・・えいっ」パサッ
サーッ
琴葉「わぁ・・・溶けてく溶けてく・・・あっ、良い匂い・・・」
琴葉「お風呂なのに暗いのって、不思議な感覚だな・・・」
琴葉「楽しみだけど、まず髪と身体を洗わないと・・・」
琴葉「わぁ、まだ入ってないのに良い匂い・・・不思議・・・」
琴葉「なんだろう、良い匂いのする洞窟の中にいるみたい・・・」
22:
琴葉「・・・」
琴葉「・・・」チャプ
琴葉「・・・」
琴葉「・・・身体の中に良い物が浸み込んできてる気がする・・・」
琴葉「・・・ふー」
23:
恵美「おーい琴葉―。のぼせてないー?」
琴葉「だいじょーぶー」
可憐「・・・?」
恵美「琴葉?ごめん開けるよ?」ガチャ
琴葉「」フニャー
恵美「あぁ!琴葉が気持ちよすぎて蕩けてる!可憐!早く水で締めて!」
可憐「えぇっ!?」
24:
可憐「えっ、あっ、えっと、失礼します!」シャワー
琴葉「つめたっ!?・・・きゃあっ!?二人ともどうしてここに!?」
恵美「説明は後!琴葉、ゆっくり立ち上がって、身体拭くよ。ほら」
琴葉「えっ、うん・・・。」
恵美「可憐はそっちの脇支えてくれる?」
可憐「は、はい・・・」
25:
琴葉「・・・」 ←半裸で可憐のベッドに寝かせられてる
可憐「つ、冷たいお茶です」
琴葉「ありがとう、可憐さん」
恵美「こーとーはー。いくら気持ちいいからって上せるまで入っちゃダメっしょ」
琴葉「うぅ・・・ごめんね、恵美、可憐さん・・・」
26:
恵美「もー、罰として琴葉はアタシと可憐が楽しく喋ってるのをそこで聞いてること。」
可憐「え、う、うん・・・」
琴葉「すみませんでした・・・」
恵美「にゃはは、じゃあさっきの話の続きだけど、そこのお風呂に浮かべるお花って」
琴葉「お風呂っ!?」ガバッ
恵美「いい加減にしなさい」
琴葉「はい・・・」
可憐「あ、あの・・・また今度で良ければ、いつでも大丈夫なので・・・」
琴葉「本当っ!?」ガバッ
恵美「琴葉、怒るよ」
琴葉「はい、すみません」
27:
恵美「あーもー、じゃあアタシは次お風呂頂いちゃうから。琴葉が長風呂したから冷めてるかもだけど」
琴葉「ごめんね」
可憐「もし温かったら、足し湯なら大丈夫だから」
恵美「ん、ありがとう可憐。んじゃ行ってくるね」
可憐「い、行ってらっしゃい」
琴葉「・・・」
可憐「・・・」
琴葉「・・・可憐さん」
可憐「はい、なんでしょう」
28:
 
 
琴葉「私が養子になったら可憐さんのこと何て呼べば良い?」
可憐「真剣な顔で言うのやめてください」
おわり
 
2

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