【ゆるゆり】結衣「イマジナリー」back

【ゆるゆり】結衣「イマジナリー」


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結衣「京子、ほら頑張れ。あと少しだから」
京子「ちょ、ちょっと待って結衣、少し休もうよー」
2:以下、
結衣「あと少し進んだらな?だから、ほら頑張れ」
京子「わかったよ、ふぅー・・・」
3:以下、
結衣(・・・今、京子と私は二人で、徒歩で県境に向かっている)
結衣(通り過ぎる街は、ビルの壁や道路に破壊のあとがあったり、車がひっくり返ってたりして・・・)
結衣(まるで、暴動か何かがあった後みたいだ)
4:以下、
結衣(周りを見渡す限り、人の気配はなし。人どころか、何の気配もなくって・・・)
結衣(・・・昨日、私の家に泊まった幼馴染の京子と二人そろって寝坊して)
結衣(朝、目が覚めたら。世界は、激変していた・・・)
5:以下、
?回想?
(通学路)
結衣「京子、ほら急げ遅刻するぞ!」
京子「ま、待ってよ結衣ー、もうどうせ遅刻確定じゃんよー」
京子「だから、遅刻ついでにゆっくりコンビニに寄ってから行こう!」
結衣「寝坊したやつの言う事とは思えん」
6:以下、
京子「えー、だって私朝ごはん食べてないしー」
結衣「それはお前が悪い。30分も寝坊するんだから」
京子「それは結衣もでしょー?」
京子「・・・って、あれ?コンビニが電気消えてる。やってないの?珍しいー」
結衣「良かった、これで寄らなくってもいいな?ほら行くぞ」
京子「う、うん・・・」
7:以下、
京子「ねぇ、ちょっと結衣。私気付いたんだけどさ。様子がおかしくない?周りの」
結衣「ん?様子?」
京子「さっきから車が1台も通らないんだけど」
結衣「そう言えば・・・」
8:以下、
京子「それに、ぜんぜん人を見かけない気がしてさ。ここに来る途中見かけた?誰か一人でも」
結衣「いや、誰も・・・」
京子「・・・」
結衣「・・・」
9:以下、
結衣「と、とにかく急ごう。学校に着いたらきっとみんな居て」
京子「・・・あ!もしかして」
結衣「ん?何?」
京子「私たち、今日は日曜日なのをうっかり勘違いしてたりしてー」
結衣「んなわけないだろ・・・」
結衣「とにかく、行くぞほら」
京子「あ、待ってよ結衣ー」
10:以下、
結衣(・・・それから、学校に着いたけれど。学校にも誰一人居なくて)
結衣(生徒の誰一人・・・。先生さえも、誰も)
結衣(私たちは、ごらく部の部室に向かった。もしかしてあかりか、ちなつちゃんでも居ないかと思って)
11:以下、
結衣(けど・・・やっぱりというか部室には誰も居なかった)
結衣(けれど、机の上にルーズリーフが1枚あって)
結衣(それには、慌ただしく書かれた様子のある・・・たぶん、あかりの字でたった一言)
結衣(『東京へ』と・・・)
12:以下、
結衣(私たちは、状況が掴めないままとりあえず県境を目指す事にした)
結衣(私たちの寝てる間に、何かがあって。それでみんな東京まで避難したのかも知れない)
結衣(電気は止まっているらしく、電車がホームに止まりっぱなしで。そして携帯も電波が通じなくて・・・)
13:以下、
結衣「・・・さーてそろそろ暗くなってきたし、今日はこの町で休むか」
京子「ちょ、ちょっと結衣、どんだけ歩かなきゃなんないのー?県境までって」
結衣「んー、多分このペースだと・・・あと2日くらい?」
京子「ふ、2日もー?もう、車で一気にビューンって・・・」
結衣「私たち免許ないだろ」
14:以下、
結衣「それに・・・。電気も止まっちゃってるみたいだし。だから、電車も・・・」
京子「うん。スマホ使えないもんね。電波も止まっちゃってて」
結衣「大丈夫、県境を超えたらきっと電気とか通っててさ」
京子「・・・ねぇ、結衣」
京子「一体、何が起こったんだろ?」
結衣「・・・」
京子「私たちが寝てる間に、一体何が・・・?」
結衣「・・・」
15:以下、
結衣「・・・さぁ、わからん」
京子「みんな、無事でどっかに居るんだよね・・・?」
結衣「大丈夫だって。部室に書き置きがあったろ?あかりの字でさ」
京子「そうだよね・・・」
結衣「それに、歩いてる内に救助とか来るかも知れないし」
京子「・・・うん」
結衣「今はとにかく県境目指して進むしかないよ」
京子「うん。そだね・・・」
16:以下、
ザザ......ウ...ロソ......テ.........ザザ...
17:以下、
結衣「・・・よし、この倉庫ドアが開いてる。今日はここで寝るか。
 毛布に使えそうな布は・・・」
京子「ねぇ結衣」
結衣「ん?どうした京子」
京子「何でわざわざ建物の中で寝るの?」
結衣「そりゃあ、外は誰かうろついてるかも知れないだろ」
18:以下、
京子「誰も来ないってー。今まで誰も見かけてないじゃん。だれ一人」
結衣「一応念のためだよ、念のため」
京子「外で寝たらきっと気持ちいいぞー?空いっぱいに星が広がってさ」
結衣「まったく、お前はどうしてそうのん気な・・・」
19:以下、
結衣「いいから寝るぞ。明日も歩くんだから」
京子「結衣はまだ寝ないの?」
結衣「ん?ああ、私は少し起きて見張りをしとくから」
京子「結衣は心配性だねー。そんなんじゃ将来ハゲるよ?」
結衣「いいから寝ろ」
京子「そんじゃ、お先にー。結衣もあんま無理しないでねー」
結衣「ああ、わかったよ」
20:以下、
京子「スゥ・・・」
結衣(・・・京子が、眠ってから約1時間)
21:以下、
京子「・・・う、ううっ」
結衣「・・・」
結衣(京子は、うなされてる・・・)
結衣(怖い夢でも見てるんだろう。そうだよな、急にこんな事になって)
結衣(そして・・・。京子がうなされ始めると同時に)
22:以下、
結衣(『影』が、あたりをうろつき始める・・・)
影「ウ・・・ウ・・・」
影「アア・・・アー・・・」
影「オオ・・・」
23:以下、
結衣(人の形をした黒い影に、目の部分だけが赤く光ってて)
結衣(あまり視力は良くないらしい。だから、こうしてじっとしてれば私たちに気づかないで・・・?)
ネズミ「チュウ」
影「オ?・・・」
影「ウ・・・ウ」
24:以下、
影「ウウーッ・・・」
ネズミ「チュウーッ!」
影「ア・・・アアー・・・」
影「オオ・・・」
25:以下、
「ウー・・・」ガツガツ…
「ア・・・ア・・・」
結衣(・・・)
26:以下、
ズシーン… ズシーン…
結衣(建物の外は・・・。大きな何かが徘徊しているような音が聞こえる)
結衣(窓の外に、人型の『影』とは別の、巨大な象の足みたいのが時々チラッと見えたりするし)
結衣(きっと、建物の中の方が、いくらか安全なんだろう・・・)
27:以下、
結衣(・・・『影』は、明け方近くなると消える。この影は・・・もしかして)
結衣(今、京子が見ている夢と関係があるのかも知れない)
結衣(もしかしておととい、私たちが寝ている間に町じゅうにこれが現れ・・・?)
28:以下、
結衣(・・・京子は、昔から想像力が旺盛だった)
結衣(想像力の強い子は、想像の友達を作ってそれと遊んだりする事があるらしいけど)
結衣(京子の場合、その想像力とか、心の中のイメージが・・・)
29:以下、
結衣(現実に、現れるようになったのかも知れない)
京子「うう・・・」
影「ウウ・・・ウ・・・」
影「ア・・・アア・・・」
影「オオー・・・」
30:以下、
影「アアー・・・?」
結衣(ひっ・・・!)
結衣(だ・・・大丈夫、大丈夫・・・声を立てないで、じっとしてれば見つかりは・・・)
31:以下、
結衣(・・・頼むっ、消えて、早く消えてっ・・・!)
京子「うっ・・・」
影「アアー・・・」
影「ウ・・・ウ・・・」
影「オ・・・オオ・・・」
32:以下、
「・・・結衣、結衣!」
結衣「ん・・・?」
33:以下、
京子「もう朝だよ?出発すんぞー」
結衣「あ・・・ああ、朝・・・」
京子「結衣、目の下にクマが出来てるよー?昨日ちゃんと寝た?」
結衣「あ、うん。寝たよ」
34:以下、
京子「もしかして、ずっと見張りしてたの?もう、いいとこで切り上げて寝なよー」
結衣「うん・・・」
京子「さーて、それじゃっ!今日も一日はりきって歩きますかー!」
結衣「はぁ、お前は朝イチだけは元気なんだから・・・」
35:以下、
京子「んー、このパンんめぇ!」
結衣「あのな。いくらコンビニが無人だからって持ち出し過ぎだろこれじゃ」
京子「えー?別にいいじゃん。お金だって置いてきたしさ。それにお腹空いてるしー」
結衣「私は何だか悪い事でもしたような気がする・・・」
36:以下、
京子「それにしても、こんな田舎の方まで来るのなんて久々だねー周り田んぼしかないや」
結衣「あー、そうかも。遠足の時くらいか小学校の時の」
京子「ちなつちゃんとあかりとか、綾乃達も一緒なら最高だったろうなー。みんなでピクニックー」
結衣「はぁ・・・お前はどうしてそう遊びに来たみたいに。今はどんな事態かちゃんと」
37:以下、
京子「・・・。私だってさ」
結衣「ん?」
京子「私だって不安なんだ」
結衣「京子?」
38:以下、
京子「ここまで、誰一人見かけないし。テレビもネットも見れないから、何が起きてるのかわからないし」
結衣「京子・・・」
京子「もしかして・・・このおかしな事が起こってるのって、この辺だけじゃなくって・・・」
結衣「・・・」
39:以下、
京子「それに・・・。最近、何だか怖い夢を見るんだ。目が覚めるとよく思い出せないけど」
結衣「夢?」
京子「うん。まっ暗で・・・。けど何か怖いものが追いかけてくるみたいな感覚がして・・・」
結衣「・・・」
40:以下、
ズ…
京子「私は必死に逃げようとするんだけど・・・足が動かなくて・・・怖くて・・・」
結衣「・・・?」
結衣(今、京子の後ろに何かが・・・?)
41:以下、
ズズ…
京子「そのうち・・・。それが・・・どんどん近づいてきて・・・」
結衣(『影』!?ま、まさか・・・京子、目が覚めてても?)
42:以下、
結衣「きょ、京子」
京子「ん?」
結衣「だ・・・大丈夫、大丈夫だって。こんな状況だもの、怖い夢くらい見て当たり前だろ?」
結衣「きっと、県境越えたら全部が良くなるって。だからそうクヨクヨするなよ。頑張ろうな?」
京子「結衣・・・」
43:以下、
スウ…
京子「・・・うん。そうだよね。確かに落ち込んでたって仕方ないもんね」
京子「ありがとね結衣。何だか元気になったよ」
結衣(京子の後ろに一瞬表れたあの黒い影が、消えて行く・・・)
結衣(やっぱりあの『影』は、京子の心の嫌なイメージが形になったもの?)
44:以下、
結衣(もし・・・京子が絶望に満たされて。心の中が嫌なイメージで一杯になってしまったら)
結衣(昼間でも、あの影がそこら中に現れて・・・?)
結衣(だとしたら・・・。少し、急いだ方がいいのかも知れない・・・)
45:以下、
京子「はぁー、今日は疲れたぁーもうヘトヘトー」
結衣「ほんとに、京子は夕方近くなると急にへたれるんだから・・・」
京子「だって、当たり前でしょー?一日中歩きっぱなしだし。山だから坂道だしさ」
結衣「まぁ、そりゃそうだけど」
46:以下、
京子「それにしても、いいとこあったじゃん。こんな山の中にポツンとホテルー」
結衣「ああ、何とかたどり着けて良かった。距離あったけど」
京子「もう、今日は野宿かと思ったよ。休もうって言っても結衣がせかすんだからさー」
結衣「けど、頑張って良かったろ?」
47:以下、
京子「うん、そだね。屋内プールもあったしさ。うーん、水浴び気持ち良かったー」
結衣「それに、結構距離も稼いだし。これだと明日の午前中には県境に着くな」
京子「よーし、それじゃ今日は油断して思いっきり夜更かししよう!」
結衣「いや早く寝ろよ」
48:以下、
ザ......コ...ロソ......ネ...サ......ザザ...
49:以下、
京子「ちぇー。まぁ、確かに電気来てないからテレビも見れないしー」
結衣「そうそう。起きてたって何もする事ないし」
京子「結衣は、また見張り?もう、誰も来ないってこんなとこー」
結衣「まぁ、一応念のため・・・」
50:以下、
京子「それじゃ、お休みねー。結衣も早く寝なよー」
結衣「ああ、わかった」
京子「・・・ねぇ、結衣」
結衣「ん?」
京子「一緒に寝る?」
結衣「いいから早く寝ろ」
51:以下、
結衣(・・・)
京子「うっ、うう・・・」
影「ア・・・」
影「オオ・・・」
影「ウー・・・」
52:以下、
結衣(京子が眠ると・・・相変わらず、『影』が現れて)
結衣(この影は・・・やっぱり、京子の心の中の投影。だって)
結衣(この中に混じって・・・綾乃や、千歳にそっくりの影を・・・)
53:以下、
結衣(見た気がするもの・・・)
京子「う・・・」
影「ウウー・・・」
影「アー・・・」
影「オ・・・オ・・・」
54:以下、
京子「さ、坂道きっつー、ふぅー・・・」
結衣「ほら頑張れ、この坂を超えたらもう県境だから」
55:以下、
京子「ふぅ、何で、県の境目って山の中とかなのさ?」
結衣「さぁ・・・」
京子「結衣ん家の前が県境だったら良かったのに」
結衣「何でだよ」
56:以下、
京子「そしたらさ、結衣ん家に遊びに行くだけで隣の県に行ったことに」
結衣「喋ってないで行くぞ。ここ超えたら、誰か居ないか探し・・・?」
京子「あ・・・」
結衣「・・・」
57:以下、
京子「・・・」
結衣「・・・」
京子「ねぇ。これって、絶対変だよ」
58:以下、
京子「何で・・・」
京子「何で、道路が途切れてて、こんな断崖絶壁になってるの・・・?」
結衣「・・・」
59:以下、
京子「あ、あははー・・・。これ、向こうがわまで何百メートルあるんだろうねー?」
結衣「・・・」
京子「ゲームだったらさ、ビューンってひとっ飛びで行けるかもねー、あははー・・・」
結衣「京子」
京子「空を飛ぶ魔法、発動!なんてねー、あははー・・・」
結衣「京子、そんな事言ってる場合じゃないって。これからどこか迂回できる所を探し」
60:以下、
京子「・・・。無理だよ」
結衣「京子?」
京子「きっと・・・どこまで行ったって、この断崖がずっと続いてるんだ」
結衣「いや、そんな事・・・」
61:以下、
ズ…
京子「おかしいもの。こんなのって、普通じゃないよ」
結衣(『影』・・・?ま、まずい!)
62:以下、
゙ザ......キョ......コ...ロソ......オ...ネ......イ.........ザザ...
63:以下、
ズズ…
京子「・・・きっと、世界中こうなんだ」
結衣「きょ、京子、大丈夫、大丈夫だから」
64:以下、
ズズ…
「ウ・・・」「ア・・・」
京子「きっと世界中探したって・・・どこにも誰も居なくて・・・!」
結衣「きょ・・・」
結衣「京子っ!」ダキ
京子「ゆ・・・」
65:以下、
結衣「京子。大丈夫。大丈夫だから・・・」
京子「結衣・・・」
結衣「私が・・・必ず京子を安全な場所まで連れてってやるから」
京子「・・・」
66:以下、
結衣「例え、世界中巡る事になったって・・・私は、ずっと京子のそばにいる」
京子「結衣・・・」
結衣「だから、京子。安心して?」
京子「・・・」
67:以下、
スゥ…
京子「うん・・・」
結衣(『影』が、消えていく・・・。京子が安心したから?良かった・・・)
京子「・・・」
結衣「・・・」
68:以下、
バタバタバタバタ.…
京子「ん?」
結衣「この音・・・」
京子「・・・結衣見て、ヘリだ、ヘリが飛んでる!おーいこっちこっちー!やった結衣、助かったぞー!」
結衣「そ、そうか・・・ヘリか・・・」
69:以下、
バタバタバタバタ…
あかり「京子ちゃん!」
ちなつ「京子センパーイ!」
70:以下、
京子「あかり・・・ちなつちゃん・・・結衣ほら見て、あかりとちなつちゃんだ!」
結衣「あ、ああ」
京子「おーい、あかりー!ちなつちゃーん!」
結衣「良かった・・・」
71:以下、
あかり「京子ちゃん!」
ちなつ「京子センパイ!」
京子「あかりー!ちなつちゃーん!」
72:以下、
あかり「良かった・・・京子ちゃん、無事で・・・」
ちなつ「おととい、夜中に急に緊急サイレンが鳴って・・・みんな一斉に県外に避難したんですよ?」
京子「そ、そうだったんだ・・・私と結衣、ぐっすり寝てて気がつかなかったんだな」
あかり「けど、京子ちゃんと結衣ちゃんの姿が見えなくて・・・あかり、書置きするのが精一杯で」
ちなつ「それで、無理言って捜索隊に加えて貰ったんです」
京子「そりゃあ迷惑かけたね二人ともー。なー結衣?」
73:以下、
あかり「え・・・?」
ちなつ「結衣・・・センパイ?」
京子「ん?どうしたの?」
あかり「京子ちゃん・・・一人しか居ないよ?」
京子「え?」
74:以下、
あかり「結衣ちゃん、まだ見つかってなくて・・・京子ちゃんと一緒じゃなかったんだ」
ちなつ「うっ、うっ、結衣センパイ・・・」
あかり「ちなつちゃん・・・」
京子「え・・・」
京子「結衣・・・?」
75:以下、
結衣「・・・」
結衣「・・・」サラ...
京子「え!?」
76:以下、
京子「結衣・・・体が、崩れ・・・どうし・・・」
結衣「京子が・・・もう大丈夫みたいだから・・・」
結衣「私は・・・ここで消えるね・・・」サラ...サラ...
京子「消える!?結衣、どうして!?」
77:以下、
結衣「だって・・・京子も・・・気付いてるだろ?これ、全部・・・」
結衣「京子の・・・想像だって・・・」サラ...サラ...
京子「結衣・・・」
78:以下、
結衣「大丈夫・・・明日・・・普通に学校とか・・・ごらく部で・・・会え・・・」サラ...サラ...
京子「結衣、やだ、消えちゃやだ、結衣!」
フッ
京子「ゆ・・・」
79:以下、
京子「結衣・・・」
京子「結衣いぃーーーーーーっ!」
―――――――――
――――――
―――
――

80:以下、
(京子の部屋)
<キョウコー? ソロソロ,オフロハイッテネナサーイ? キョウコー?
京子「うっうっ・・・」ボロボロ
81:以下、
(結衣の家)
ピンポンピンポンピンポンピンポン
結衣「な、何だ?」
82:以下、
ガチャ
京子「結衣いぃぃーーーーっ!」ダキ
結衣「何だぁ!?」
終わり
83:以下、
京子「・・・そんでね、最後結衣が消えじゃっ・・・うえっ・・・」
結衣「いいから落ち着いて話せ」
本当に終わり
84:以下、

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