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飼い主の体の些細な変化をいち早く察知した介助犬、その命を救う(オーストラリア)


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飼い主の体の些細な変化をいち早く察知した介助犬、その命を救う(オーストラリア)
2019年12月09日 ι コメント(1) ι 知る ι 動物・鳥類 ι #
image credit:incredibullruby/Instagram
 身体的な疾患だけでなく、精神的に不安や恐怖症などを抱え日常生活を過ごさなければならない人にとって、いつも寄り添ってくれる介助犬の存在ほどありがたいものはない。
 オーストラリアに住む女性の介助犬は、飼い主が気付かなかった身体的危険をいち早く察知し、飼い主の命を救った。
 犬は、病院に搬送された飼い主の傍を片時も離れることなく、回復するまでひたすら寄り添っていたそうだ。
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介助犬ルビーのサポートを得て毎日を過ごす飼い主
 オーストラリアのメルボルンに暮らすショーナ・ダーシーさんは、慢性的な不安障害やうつ病、広場恐怖症を抱えており、日常生活を介助犬でアメリカン・スタッフォードシャー・テリアのルビー(4歳)のサポートに頼っている。
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 ダーシーさんが自信を持って安全な毎日を過ごせるのは、いつも傍に寄り添ってくれているルビーのおかげなのだ。
 ルビーと暮らすことで、ダーシーさんは日常生活に良い変化をもたらすことができた。それは、病と向き合いながらもポジティブに生きるという気持ちの変化だった。
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 ルビーは、若い飼い主の健康状態や精神面での幸福状態など、細部に気付くことに非常に優れていた。それは、まさに厳しい訓練の賜物といえよう。
ルビー、飼い主が気付かない危険を素早く察知
 ダーシーさんは、これまで何度かルビーに命を救われている。ちょうど介助犬になるための訓練を受けていた時も、ルビーはダーシーさんの心拍数の変化に気付いた。
 その時、ダーシーさん自身は不調を感じていなかったが、ルビーはダーシーさんの注意を引こうとダーシーさんを足でトントン叩いたり、ダーシーさんの体に覆いかぶさってきたりした。
 その、いつもとは異なる奇妙なルビーの仕草を見て、ダーシーさんは「もしかして、ルビーは私に何かを伝えたいのでは」と思い、医師の診察を受けることにした。
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 そして複数の検査後、ダーシーさんは心臓を含む体内の血管に影響を及ぼす血管性エーラス・ダンロス症候群という稀な病気であることが発覚した。
 症状には、立ちくらみや失神が含まれる場合もあるが、ルビーがいつも傍にいてくれるおかげで、ダーシーさんは万が一失神しても1人きりで放置されることはない。
私が気を失ったら、ルビーは私の上に乗って圧力をかけ、意識が戻るまで手や顔を舐め続けてくれます。
ルビー、飼い主の不整脈も察知する
 今年10月上旬、ルビーは再びダーシーさんの命を救うことになった。今回も、ダーシーさんは自分の不調に全く気付いていなかった。
 ところが、ルビーが突然以前のような奇妙な仕草をし始めたのだ。ダーシーさんはすぐに救急車を呼んだ。その間、急にダーシーさんの具合は悪化し、救急車が到着する頃には意識が朦朧とする中、心臓に痛みを感じていたという。
 病院での検査の結果、ダーシーさんは不整脈の一種である心房細動に陥っていたことがわかった。
 ルビーは、治療を受けているダーシーさんの傍にしっかりと寄り添っていた。
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 ダーシーさんのベッドの上に横になっているルビーの写真がインスタグラムでシェアされているが、ルビーはダーシーさんが完全に回復するまで、片時も側を離れることはなかったそうだ。
 病院では、ルビーは「飼い主の命を救った犬」として有名になり、ルビーとダーシーさんの絆は今まで以上に一層強くなった。
ルビーがいなければ、私は命を落としていたでしょう。
 このように語るダーシーさん。これからも、ルビーはダーシーさんをしっかりと支えて生きていく。
References:written by Scarlet / edited by parumo
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