御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなう」back

御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなう」


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1:
とあるシリーズ×アメコミ クロスSS
御坂「親愛なる隣人」
御坂「とある科学の蜘蛛超人(スパイダーマン)」
 の続編です
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2:
 ―学園都市―
 「おい!ありゃなんだ!?」
 「鳥だ!」
 「飛行機だ!」
 「いや・・・あれは!」
スパイディ「Look out! Here comes to the SPIDER=MAN!(見ろ!スパイダーマンが来たぞ!)」
 TWHIP!
3:
>>2
Look out!?:『スパイダーマンのテーマ』の歌詞で、今やスパイディの代名詞ともいえるフレーズ。
 1967年のアニメ主題歌。旧実写映画版のED曲にちょいっとあったりする
5:
スパイディ「スパイダーマン?♪スパイダーマン?♪」
 THWIP! ビューン
 「スパイダーマン!がんばれー!」
 「スパイディ、応援してるぜー!」
 「いえーい!ウェブヘッドー!」
スパイディ「はいはい、皆さんお元気ー?」
 THWIP! ビューン
スパイディ「こっちの世界に来てけっこうになるけど、まだしばらくはすることがありそうだ」
 THWIP! ビューン
スパイディ「まあ、御坂達だけでも十分大丈夫なんだろうけど、正直この学園都市って楽しいからなー」
 THWIP! ビューン
スパイディ「僕の力で、できることがあるならやるっきゃない――」
 スカッ スカッ
スパイディ「・・・あれ?」
 スカッ
スパイディ「うそ!?糸切れ!?」
 ヒューーー
スパイディ「うあーーーーー!」
6:
 ―――――
初春「ウルトロンの襲撃、通称『ウルトロン・ウォー』からしばらくがたちました!」
初春「街の建物などが壊されて色々大変でした・・・ジャッジメントも総出で後片付け・・・」
初春「負傷者も多数出たものの、犠牲者はゼロ!」
初春「これも学園都市の皆が力を合わせたからです!」
初春「まあ、それでもしばらくしたらまた犯罪や事件が起きるようになる辺り、学園都市らしいんですが」
初春「スパイダーマンさんは今日も西へ東へ大忙しです!」
初春「・・・でも、最近御坂さんと白井さんが考えこむことが多いです・・・」
初春「何か悩みでもあるのかな・・・」
 ―――――
7:
 ―ファミレス―
御坂「・・・うーん・・・」
初春「御坂さん、最近何かもの思いにふけってますね?」
御坂「えっ、そう?」
初春「白井さんも」
佐天「あー、確かに何か考えごとしてる感じがしますね」パフェモグモグ
黒子「・・・たぶん、お姉さまと同じことを考えてますわ」
初春「え、そうなんですか?何を考えてるんです?」
黒子「私達二人『だけ』の将来のことについて――」
御坂「何をいうとんのじゃあ!」バリ
黒子「あべべ!」ビリ
8:
御坂「あっ・・・大丈夫だった黒子?」
黒子「い・・・いえ・・・」プスプス
佐天「自分でやっといてなんですかそれ」アハハ
御坂「い、いや・・・」
初春「?」
御坂「もしかしたら、威力が強すぎたかと思って・・・」
佐天「・・・へ?」
黒子「やはり・・・お姉さまもでしたか」
初春「?」
佐天「どういうことですか?」
御坂「最近、私の能力が強くなってるの。威力が上がってるっていうか・・・」
初春「へえー。そういえばこの前のウルトロン事件の時、すごかったってスパイダーマンさんが言ってました」
御坂「うん。強くなってたからあの戦いでも役にたったんだけど・・・なんだかちょっと不思議な感じで・・・」
佐天「不思議?」
御坂「ここまで目に見えて能力が強くなるのって、短期間ではちょっと変な気がして・・・」
9:
佐天「そうですか?御坂さんってもともとレベル1から努力してレベル5までなったんだから不思議じゃないと思うけど」
初春「うーん、どうなんでしょう。確かに能力開発というのは長い時間をかけてするものですから・・・」
黒子「実はわたくしもそうなんですの」
佐天「白井さんも能力が強くなってるんですか?」
黒子「強くなってるというとちょっと語弊がありますが・・・センチネルと戦った時のことを覚えてますの?」
初春「もちろん」
佐天「無能力者の見せ場でしたから!」
黒子「あの時は、私がローガンさんと一緒にテレポートしたり、センチネルに直接テレポートしたり・・・」
初春「してましたね」
黒子「ですが、スパイダーマンさんに聞いたところ、ローガンさんの体重は136キロとのことです」
初春「ひゃくッ!?」
佐天「重っ!」
黒子「私の能力で空間移動できる質量は約130キロまで・・・ローガンさんと一緒にどころか、単体での移動も不可能」
御坂「・・・の、はずだったけど、やってのけた」
黒子「はい。あの時は無我夢中でそんなこと気になりませんでしたが、本来ならできないことでしたの」
佐天「つまり・・・あの時ですでに能力の限界を越えていたということかあ」
10:
黒子「私の能力も、成長してるんですの。もちろん、劇的にということではないんですが」
初春「すごいですよ!二人とも成長してるってことじゃないですか!」
御坂「そう思ってたんだけどね・・・なんだか妙な気がして・・・成長に気付く前の能力測定では何も問題なかったのに・・・」
黒子「短期間で能力が増幅してるのが不思議なんですのね。お姉さまも私も」
佐天「ふーん・・・でも問題はないんですよね?」
御坂「そう思って、今日この後に木山先生のところに行くのよ」
初春「検査ですか?」
御坂「うん。前もって連絡しておいたの。何か異常がないか調べてもらおうと思って。黒子も一緒に検査しとこか?」
黒子「よろしいんですの?」
御坂「そりゃあ、何かあったらやばいし」
佐天「うっし!それじゃあ天気もいいし行きましょうか!」
11:
 外―
御坂「う?っ!確かにいい天気ねー」セノビー
黒子「熱中症にならないように気をつけてくださいまし」
初春「今日の気温も高いらしいですからねー」アチー
佐天「ならば涼しくすればいいじゃない!」
 バサアッ
初春「!?!?!?ささ佐天さん!だから公の場でスカートをめくらないでって何度も!」
佐天「どう?すずしかったじゃろ?」ニマー
初春「もー!もー!」ポカポカ
佐天「あはは!逃げろー!」
黒子「元気ですわねえ」
御坂「天気がいいからかしら」
13:
初春「もー!佐天さーん!」
佐天「へへへーん!ここまでおいでー!」タタタ
 ガッ
佐天「あ」
初春「あ」
 ズザザー
佐天「っつう!」
御坂「佐天さん!大丈夫!」
黒子「ハデに転んでしまいましたの」
佐天「いてて・・・ちょっと調子にのっちゃった・・・」
初春「佐天さんケガは?・・・」
佐天「足をぐねっただけみたい」
初春「すみません・・・私のせいで」
佐天「何言ってんの。あたしがふざけたからだって」
14:
御坂「大丈夫?ほら、肩かすから」
佐天「あ、すみません・・・いてて」
御坂「歩くの難しい?」
佐天「ちょっと・・・」
黒子「!お、お姉さま・・・佐天さんと肩を合わせて・・・私にも是非!」
御坂「何いってんの。ほら、佐天さん病院行きましょ。ちょうど木山先生に会いに行くんだし」
佐天「申し訳ないです・・・」
黒子(ぐねっとくもんだね)
15:
 「君、足を怪我したのかい?」
佐天「へ?・・・あ、はい」
御坂(何?・・・この人・・・)
初春(杖をついた外国人?)
 「私は医者でね、簡単なことしか今はできないが、手当しよう」
黒子「お待ちになってくださいまし。見ず知らずの殿方がいきなり何をおっしゃるかと思えば・・・怪しいですわ」
初春「白井さん、失礼ですよ」
黒子「そんなことありません!いきなり医者だからといって声をかけ、何かいかがわしいことをする目的かも・・・」
御坂「まあ、確かにちょっと不自然ではあるわね」
 「ああ・・・確かに君達にとって私は不審者だね。だが、見ての通り私は足が不自由でね。ほっておけないんだ」
御坂「?・・・もしかして、スパイディの世界の人?」
佐天「え?」
「ああ、私の名はドナルド・ブレイク。何も変なことをするつもりはないよ。そこのベンチで、手当しよう」
16:
>>15
ドナルド・ブレイク:MARVELでは有名な人物で、足が不自由な医者。杖を常に持ち歩いている。
 初登場は1962年と古株で、以後も何度も登場。映画『マイティ・ソー』では名前のみだが登場しているほどである。
 ピクニックのさなか、土星人の襲撃を受ける。この土星人、モアイ像のような岩石人というデザインで印象的
 洞窟内にあった木の枝をたたくと不思議なことがおこり、土星人を撃退する。といった活躍を見せる
 ちなみに、この土星人、50年近くたってから『プラネット・ハルク』というストーリーにまさかの再登場。
 正確には土星人ではなく、当時土星を拠点にしていた『クローナン人』という種族であったことが判明。
 そのうちの一人、コーグが登場。ハルクと仲間になり、ウォーバウンドというチームとして活躍する。
 後に地球に襲来した『ワールド・ウォー・ハルク』でも活躍。FFのシングと似ているからか、絡みが多い。
 ちなみに、戦闘時以外は基本的にいい人。皆でBBQしたり
17:
あ、ちょっととあるシリーズに詳しい人に聞きたいのだけれども
科学サイドの人って基本的に魔術に関することって何も知らないのかな?
現在進行形で禁書勉強中なので・・・
18:
普通の人は科学サイドでも知らない。そもそも魔術自体は秘匿されている
ただし、実際に魔術に出会った一部の人は知ってる(一方通行とか、上条とか)
出逢ってもそれを魔術と認識してない人もいる(削板とか)
上層部とか、裏を知っている人たちは知っている。どの程度知っているかは不明
科学サイドトップは確実に知ってる
19:
>>18
ありがとう!ってことは御坂達は知らないってことなのかな?禁書は現在エンジェルフォールまで見たけど
ちなみに科学サイドトップって具体的にどういう人?
20:
御坂は最新刊だと存在自体は認めてると思う
どの辺りで認めてたかは忘れた
科学サイドトップは学園都市総括理事長アレイスター・クロウリー。
もろに名前だけで「お前は科学と違うwww」と突っ込みたいが
「科学以外になんか変な力あるなぁ」くらいの認識は、最新刊あたりでは名前付きキャラはみんな持ってそうな気がする
そういえば、今までのシリーズに出て来たアメコミ組って、禁書だと科学サイドっぽい人ばっかりなのか
……すると今回は……いや、展開予想はやめとこう
21:
>>20
ありがとう!じゃあこのSSでは御坂は「聞いたことある」程度で、他のは噂で聞いたレベルってことにしますぜ
アメコミキャラは、意見の多かった『最強のパワーファイター』と『伝説のアベンジャー』は出ると言っておきます
あと、このドナルド・ブレイクというキャラは実は・・・
22:
ブレイク「・・・これでとりあえずの手当てはできた。歩けるかい?」
佐天「ありがとうございます。あっ!歩ける!歩けるよ!」ピョンピョン
御坂「おお」
黒子「ブレイクさん・・・さきほどは失礼なことを言って申し訳ありませんでした」
ブレイク「いやいや、気にしないでくれ」
初春「そういえば、ブレイクさんはどういう理由でこちらの世界に来たんですか?」
ブレイク「・・・実は・・・こちらの世界に『魔法』に関する事象を感じてね・・・何か知らないかい?」
御坂「っ!」
黒子「・・・魔法?・・・ですの?」
佐天「この科学の街でですか?」
ブレイク「そうだ。何か聞いたことはないかい?」
佐天「うーん・・・噂程度でしか知らないし、本当にあるのかどうか・・・」
初春「ですねー」
御坂「・・・あの・・・実は・・・」
23:
佐天「え!?御坂さん何か知ってるんですか!?」ウキウキ
御坂「あー・・・あの・・・この前、ウルトロンが言ってたの」
黒子「!?ウルトロンですの!?」
御坂「『こちらの世界で魔法に関するものを観測した』って・・・そんな感じのことを言ってた」
御坂「私だって詳しくは知らないけど・・・科学の力以外の何かがあることはあるみたいよ・・・」
初春「・・・初耳です」
ブレイク「ふむ・・・やはりか・・・私は魔法に関することを調べにこちらの世界に来たんだ。情報をありがとう」
御坂「いや、私も詳しいことを言えなくて・・・」
ブレイク「十分だよ。それでは、私は行くよ。それじゃあね」
佐天「あ、ありがとうございましたー!」
24:
 ―――――
禁書目録「とうま!おきさらせ!」ドスオ
上条「うげっ!・・・インデックスさん・・・寝てる俺の上に乗っからないでくれませんか・・・」
禁書「もう10時だよ!おひるごはんとあさごはんが一緒になっちゃうよ!?」
上条「いいじゃないか・・・今日は休みだし・・・食費節約になるし・・・」ムニャ
禁書「飯はまだか!飯じゃ飯じゃ!」ドスドス
上条「うげえ!はいはい・・・もう・・・しょーがねーな・・・」
禁書「いえーい!」
上条「じゃあちょっと待ってろ。布団ほすから。今日は天気いいからな」
禁書「はーい」
上条「ったく・・・」
 ガラッ
上条「はー、今日はいい天気だ――」
スパイディ「」
上条「」
25:
スパイディ「・・・あの」
上条「・・・あー・・・俺はまだ寝ぼけてるんだな・・・ベランダに全身タイツのマスクマンがひっかかってるなんて・・・」
スパイディ「いやー、途中でウェブが切れちゃってね・・・ここにひっかかっちゃって・・・」
上条「勘弁してください。なんでうちのベランダなんですか」
禁書「とうまー、まだー?」
上条「あ」
禁書「!?なななな何それ!ベランダに人がひっかかってるんだよ!」
スパイディ「どもー」
禁書「何してるのとうま!危険だよ!危ないよ!こわいよ!」
上条「デスヨネー」
スパイディ「まってまって!怪しくないから!ぴちぴちタイツ来たコスプレ男なだけだから!」
禁書「ベランダに人がひっかかるなんてありえないんだよ!どー考えても怪しいんだよ!」
上条「デスヨネー」
27:
スパイディ「――と、いうことで家にあがらせてもらったけど」
禁書「・・・」ジー
スパイディ「ものっそいにらまれてるんですけど。この尼さん」
上条「まあまあ。あんたあれだろ?学園都市で有名なスパイダーマン」
スパイディ「そっ。だから怪しいもんじゃないって」
禁書「むう・・・」
上条「だってさ。そんなにらむなって」
禁書「魔術師よりよっぽどあやしいかも」
上条「あー・・・」
スパイディ「僕が?ドクター・ブードゥーより怪しいって?それってかなりエッジ効いてるね」
28:
>>27
ドクター・ブードゥー:黒魔術師で、オカルトチックな魔法使い。儀式の様はかなり不気味。
 魔術師としての実力は確かであり、Dr,ストレンジから至高の魔術師の称号を継承し、一時はMARVEL最強の魔法使いに
29:
上条「で、スパイダーマンさんがどうしてうちのベランダに?」
スパイディ「だからー、ウェブ切れでひっかかったの」
上条(うちのベランダは変人を引き寄せるパワーでもあんのか?)
禁書「そんなことよりとうま飯!」
上条「あー、はいはい」
スパイディ「ねえ、君名前は?」
禁書「近寄るなコスプレマン!」
スパイディ「ッ」
30:
禁書「うまい!今日の味噌汁はノーベル賞ものだ!」
スパイディ「ははっ、いうねえ」
上条「それはどうも」
スパイディ「ところで、僕の分はないの?」
禁書「あげないよ!」
上条「上条さんちにはそんな余裕はありません・・・」
スパイディ「あー・・・そういうことか。君の気持十分理解できるよ」
上条「え、ほんとに?」
スパイディ「僕も元の世界では質素な生活をしててね。月の生活費20ドルってこともあったね」
上条「20ドルってどれくらいだ?」
禁書「多く見積もっても2000円くらいかも」
 ガシッ
上条「スパイディ、お前も大変だなあ・・・」ウルウル
31:
>>30
質素な生活?:スパイディ(ピーター)は基本的に厳しい生活情勢。家賃代やウェブ材料代などにほとんど使っちゃう
 メイ伯母さんが病院に運ばれることもしばしば。ピーターの収入源は新聞社、デイリービューグルに写真を売ること
 スパイダーマンの写真を自撮りして新聞社の社長、JJ・ジェイムソンに売るという手法。
 だがジェイムソンは安値でしか買い取らないので、やっぱり厳しい生活を強いられることに・・・
 しかし、とある事件でホームレスの老人と協力して街を危機から救った後、生活費が20ドルしかないのを確認して、
 「20ドルか・・・まあなんとかなるかな」と思っていると、その老人が道で立っていて、
 『スパイダーマンと一緒に街を救いました。酒代のお恵みを』と書かれている垂れ幕を持っていた。
 通行人は見向きもしてなかったが、ピーターはその老人に手持ちの20ドルを手渡す。迷いもせずに生活費を・・・
 もちろん、その老人はスパイディとは気付いていない。ピーターはその場を去りながら「本当にありがとう」と言った
 スパイディ(ピーター)の人柄が表れているエピソードである。絵柄もクリス・バチャロのアートですごくいい!
 この邦訳は『スパイダーマン・ブランニューデイ』の2巻に収録されている。
 ちなみに、この事件の1話ではウルヴァリンとチームアップもしている。
32:
禁書さんは確かに大食らいだけど口は悪くない 
飯ではなくごはん うまいではなくおいしい 変な口調以外は普通の女の子のそれにしてあげて
33:
>>32
あ、そうなのか。すまそ
ギャグキャラだと思ってたっす。他SSの扱い的に
34:
スパイディ「そ、そう?まあこっちに来てからはそうでもないんだけどね」
上条「え」
スパイディ「アンチスキルから救援がきたら協力してね、その時は給料もらってるんだ」
上条「何ィ・・・」
スパイディ「まあウェブの材料買うくらいしか使わないけどね。あと食事。そうだ、せっかくだしおごらせてよ」
禁書「!ごはん!?」
スパイディ「そっ。なんか親近感があるし」
禁書「とうま!ごはんおごってくれるって!」
上条「だめだめ。そういうのは遠慮しなくちゃならないのが日本のマナーなの」
禁書「えー」
スパイディ「いいってば、僕もこの尼さんも日本人じゃないし。もちろん君の分もおごるからさ」
上条「ほ・・・ほんとに?」
スパイディ「うん。これからウェブの材料を買いに行かなきゃだし、一緒に買い物行こうよ」
禁書「いえーい!」
上条「どーもすんません・・・あ、俺は上条 当麻です」
スパイディ「上条?上下の上に条件の条?っけ!これからはお前のことをジョウジョウ、ジョジョって呼んでやるぜ!」
上条「勘弁してください」
禁書「私はインデックスだよ!」
スパイディ「インデックス?・・・えーと、インディー?はハリソン・フォードだし・・・イ二ー?・・・イジー?」
スパイディ「・・・じゃあ君はイージーって呼ぶよ。これで合ってるかどうか知らないけど」
禁書「うん!よろしくねスパイディ!」
35:
というか、解らないなら無理に出さなくてもいいと思うよ
36:
>>35
けっこう把握できたと思ってたけどまだまだだったのね・・・もうちょっとしっかり見てから書きます
39:
あ、質問だらけで本当に申し訳ないけど
ウイハルの能力って周囲は詳しくないのかな?
なんか聞こうとするとうやむやになってる展開がセオリーになってるの?マンガとかではそうたったから……
41:
>>39
それは頭の花飾りのことじゃなくて?
アニメだと周知だったはず
アベンジャーズ2はワンダとクイックシルバー確定らしいね
ジョス・ウェドンが言っていたので確実っぽい
なお権利関係で既存のX-MENシリーズとは無関係らしい
45:
>>41
そうそう。ただサテンさんが「ところで、その頭の花って……」って聞こうとすると話うやむやになってしまう展開があったから
ANUBISの「ところで、あんたの任務って……」みたいなネタかと思ってたの
知らないキャラっていうと垣根とかまだ知らないけど、アニメで見たキャラは出せるなら出していくつもりです。でも前作みたいにいっぱい出す感じではないけど
とりあえず何か「こんなキャラじゃねー!」ってところがあれば注意してください。ごめんね
ラストらへんしか考えてないしアニメ見つつだから更新遅くなるけど、暖かい目で見てくらさい
46:
 ―――――
佐天「検査ってどれくらいかかるのかなー?」
初春「さあ・・・とにかくここで待ってるように言われたんですから、待ってましょうよ」
佐天「うーん、そだね」
 「あの、木山先生と面会の予定があるんですが・・・」
受付「すみません。木山先生は今別の検査をしてまして・・・もうしばらく待っていただけますか?」
 「そうですか、じゃ、そこで待ってます」
佐天「?あの人も木山先生に用があるみたいだね」
初春「あ、こっち来た」
「あー、君達、隣座っていいかい?」
佐天「はい、どうぞ」
「うんしょ」ボスッ
初春(眼鏡かけてて、なんだか科学者みたいな感じがする人だなあ・・・)
「・・・君達ってもしかして能力者かい?」
初春「へ?ああ、一応は・・・」
佐天「私は無能力者ですけど」
「・・・色々聞きたいことがあるんだけど・・・いいかな?」
初春「失礼ですが、あなたは?」
「私はブルース・バナー。物理学の科学者だ」
47:
>>46
ブルース・バナー:天才的な物理学者で、かの超人『ハルク』へと変身する。いわゆるハルクの人間状態
 ガンマ爆弾の実験中、実験場に迷いこんだリック・ジョーンズを助けるために身代わりになり大量のガンマ線を浴びた
 その結果、怒りが増幅すると理性を失って暴走するハルクに変身してしまうようになった。人格が別のものである。
 が、時と場合によっては理性のあるハルクであったり、片言しかしゃべらないハルクだったりする。
 映画が2作あり、1作目はドラマ性が重視されたためか評価が低く、リメイク『インクレディブル・ハルク』が作られた
 『アベンジャーズ』に繋がる作品が『インクレディブル』の方であり、1作目は無関係。注意が必要
 また、1作目、インクレディブル、アベンジャーズとどの作品もバナーを演じた役者は別の俳優である。
 アベンジャーズでは、マーク・ラファロが演じた。ラファロ版バナーは『史上最高のバナー』と高い評価がされている
48:
バナー「実は私はこちらの世界の者ではなくてね、この学園都市の科学で私を調べてもらいに来たんだ」
佐天「スパイダーマンさんの世界の方ですか」
初春「調べてもらう?・・・」
バナー「私は・・・特別な力を持っているんだ・・・いや、もう一人の『私』と言ったところかな」
佐天「?」
バナー「もう一人の私になると、その力を制御できない。ただ、暴れるだけになってしまうんだ・・・」
初春「ええっ」
バナー「その力を何とかしようと何年も研究してきたんだが・・・未だに解決策はなくてね」
佐天「それで学園都市の科学技術なら、と」
バナー「ああ。ここの木山先生は脳に関することに詳しいと聞いてね。もう一人の私が脳に関するかは謎だが・・・」
佐天「とりあえず調べてもらって、何かを解明しようってことですね」
バナー「そういうことだ。そこで、能力者というものは能力を脳でコントロールしていると聞いたが」
初春「あ、はい」
バナー「それはどういう風にするのかな?私も、脳で自分をコントロールできないものかと」
初春「ええっと・・・そういう難しいことは私には・・・」
佐天「私も・・・無能力者だからなおさら」
バナー「無能力者・・・能力を持たないのかい?」
佐天「はい。昔は私もそんな自分を変えたかったんですけど、もう吹っ切れました」
49:
バナー「あ・・・すまなかった。能力を欲しているであろう君を前にして、自分の力をどうにかしたいなどという話を・・・」
佐天「いえ、昔は私も能力ほしーって感じだったんですけどね。今はそうでもないんです」
バナー「・・・」
佐天「無能力者だったから、敵をひきつけて事件を解決できたんです。それで能力がなくてもできることはあるってね」
初春「佐天さん・・・」
佐天「特別な力がなくても、むしろ今の自分を誇りに思えたんですよ」
バナー「・・・君は・・・私とは真逆だね。力を持て余して、その力を捨てたい私と、力が無くても満足している君・・・」
佐天「あ、佐天 涙子です。こっちは初春 飾利」
バナー「サテン・・・君は強い人間だ。私などよりよっぽど素晴らしい」
佐天「え・・・いやあ・・・」
バナー「もし君が能力を得たとしても、決して今の心を忘れないでくれ。力にのまれることのないように」
佐天「は・・・はい!」
木山「お待たせした」
初春「!御坂さん、白井さん」
御坂「お待たせー。ん?そちらさんは?」
佐天「あ、バナーさんです。スパイダーマンさんの世界の人」
木山「あなたがバナー博士か。すまない、別の件があって」
バナー「いえ木山先生、私も十分価値のある話を聞けたからね」
50:
佐天「で、御坂さん達の検査の結果は?」
木山「今のところ何も異常は見られない。確かに能力の上限が上がってはいるが、成長しているといえばそれですむ」
御坂「何も変なことではないんだって」
初春「そうですか。それは何よりですね」
木山「だが短期間でこの成長は確かに珍しい。もし何か異変があればまた検査をしてみてくれ」
黒子「はい。承知しましたですの」
バナー「では木山先生、検査をしてくれますか?」
木山「ああ、ではこちらへ」
佐天「そんじゃ私達は帰るとしますか」
51:
黒子「結局、私達の能力の成長の原因は何なんでしょうね?」
初春「もしかしてスパイダーマンさん達との交流が原因とか?」
御坂「またスパイディか・・・何かあると結局スパイディなのよねえ」
佐天「そういえば悪魔博士の時も、スパイダーマンさんとの交流が原因でどうのこうのってありましたね」
御坂「あー・・・やっぱそうなのかな?」
黒子「なんでもありな方々ですからね。あ、かき氷ですわ」
御坂「ひゃっほい食べましょ!」
52:
御坂「???っ!っかァー!頭がー!」キーン
初春「効きますねー」キーン
佐天「でも夏って感じがしていいよねこういうの」
黒子「デスワネー」
御坂「は?・・・さて、これからどうする?」
黒子「そういえばスパイダーマンさんはどこでしょう?」
佐天「どうせ街の平和のためにアタフタしてますよ」
初春「街の平和を守るため、まさしくヒーローですね!」
53:
 ―――――
スパイディ「」
上条「うおォン!俺はまるで人間火力発電所だ!」ガツガツ
禁書「おいしい!おいしいんだよとうま!こんなにたくさんおいしいものを食べられるなんて!」バクバク
スパイディ「・・・すみません、このお店カード使えます?」
ウェイター「はい、大丈夫です」
54:
上条「はあ?、うまかったー。ありがとうございますねスパイディ」
スパイディ「いやあ・・・あはは。いいよいいよ。うん。元の生活に戻るだけと思えば・・・うん」
禁書「あのー、このメニューのここからここまで追加なんだよ!」
スパイディ「・・・こっちの世界の新聞社に写真売り込むか・・・」
上条「おいおいインデックス。あんまり食うと・・・・・・ん?」
上条(店の外にいる奴・・・ステイルと神裂?)
スパイディ「どしたのトウマ?」
上条「あ、いや・・・ちょっとトイレに行ってくる」
56:
 ―外
上条「何か用か?穏やかじゃない表情だな」
ステイル「・・・ここ最近、何か変わったことはあるかい?」
上条「へ?」
神裂「ここ数日の間、この街の至る所で魔法による異世界との連結術の痕跡が見られてます」
上条「は?」
神裂「こちらの世界と、別の世界とのトンネルが作られ、その跡が残っているのです」
ステイル「何者かが異世界への道を作り、それを消している。魔術に関する何者かの陰謀の痕跡だ」
上条「またそういう話ですか・・・」
ステイル「あの子に何かあったらただじゃすまさないのは十分承知しているだろう。警戒してくれよ」
上条「インデックスが狙われてるってのか?」
神裂「それはまだ不明です。だが10万3千の魔導書を狙う者の可能性は高いでしょう」
上条「・・・」
ステイル「我々も警戒しておくがな・・・ところであのタイツの男は?」
上条「あ、ああ。スパイダーマンだ。知ってるだろ」
ステイル「ああ、あれが・・・」
神裂「・・・」
57:
ステイル「それじゃあな。言っておくが、あの子にケガなんぞさせるんじゃないぞ」
上条「はいはい・・・って、神裂は行かないのか?」
神裂「・・・あの・・・」
上条「?」
神裂「スパイダーマンと握手したいです」
上条「・・・・・・来いよ」
59:
禁書「とうま!おいしいよ!」ガツガツ
上条「まだ食ってるのかお前」
スパイディ「あの・・・もうそろそろ勘弁してくれないかな?」
上条「インデックス。今テーブルにあるのだけにしとけ」
禁書「うん!腹はちぶんめっていうんだよ!」
スパイディ「」
上条「あー・・・スパイディさん?ちょっと来てくれませんか?」
スパイディ「え?食い逃げする!?」
上条「ちがーう!ちょっと外に来てくれ。インデックスはここで待ってろ」
禁書「はーい」ガツガツ
スパイディ「へえ、僕のファンか。うれしいね」
神裂「ど、どどどどうもスパイダーマンさん。わたたたたたし、あの、その、えっと」
スパイディ「落ち着いて、ね。ここまでテンパられるとこっちもはずかしいよ」
神裂「あのあの、アクシュしてくださささい」
スパイディ「もちろん」ギュッ
神裂「はあ?・・・意外と大きいんですね。あ、あと、あとサインください」
スパイディ「サイン色紙まで?アクセを連想するよ。えーっと『親愛なる隣人、スパイダーマン』っと」サラサラ?
神裂「ありがとうございます!ありがとうございます!」カンゲキ
スパイディ「いやいやこちらこそこんなに思ってくれてありがとね」
上条(意外な一面・・・)
60:
禁書「はー、おいしかったんだよ!ありがとうスパイディ!」
スパイディ「・・・いいってこと・・・(残高がウェブ材料代でゼロになっちゃうな・・・)」
禁書「スパイディ!スパイディ!ありがとう!」ヤイノヤイノ
上条「なんだなんだ。スパイディになついたのか?」
禁書「スパイディごはんたべさしてくれる。イイヒト。スパイディイイヒト。ゴハンオイシイ」
スパイディ「おいおいイージー、女の子なんだからあんまりそういうのはやめとくべきだよ」
禁書「そうかも」
上条「それじゃ、今度はスパイディの買い物に行きますか」
スパイディ「街を歩くのってやっぱちょっとはずかしい」
上条「え?なんで?」
スパイディ「いつもウェブで移動してるのに、歩いてるとちょっとさ」
上条「ふーん」
禁書「スパイディ!スパイディ!スパイディの世界のこと教えて!」
スパイディ「あーはいはい」
上条「インデックスはすっかり気をゆるめてるなあ」
61:
スパイディ「ねえイージーさん、あちらをごらんになってくださいまし」
禁書「まあ、川ですわ・・・なんてみずみずしい・・・」
上条「・・・なんすかそれ」
スパイディ「お嬢様言葉の練習さ。友達にこういう言葉がうまい人がいるからね。イージーにも教えとこうと」
上条「うちの子に変なこと教えないでください」
スパイディ「わたくしが住んでいた街には人が大勢いらっしゃったのですよ」
禁書「あらあらまあまあ」
スパイディ「一度、ビルの無い街に行った時はウェブをひっかけるところがなくて困ったものですわ」
禁書「まあ、田舎者が住んでいる田舎ですのね」
スパイディ「いけませんわ、お嬢様がそのようなお言葉を使っては」
禁書「あら、ごめんなすって」
上条(漫画で見たことがあるやりとりだな・・・)
62:
>>61
ビルの無い街?:NY郊外の田舎街を訪れたスパイディは、ウェブスイングができなくて困ったというエピソードがある
64:
 ―――――
御坂「う?ん・・・いないわねえスパイディ」
黒子「そりゃあ学園都市をあっちへこっちへ行ってるのですから、そう簡単に見つかりませんのよ」
佐天「どっかで事件解決に忙しいんですって」
御坂「はあ?・・・何かないかな?」
初春「そんなこと言ってると、本当に事件に巻き込まれちゃいますよ?」
御坂「それはそれで面白そうじゃない?」
 「そうか。ならば私が面白い世界につれて行こうか?」
御坂「!?」
初春「うひゃあ!?いきなり・・・人が現れた!?」
黒子「・・・何者ですの・・・」
 「私か?・・・私は・・・」
ロキ「神さ」
63:
日本の住宅事情じゃまずできないだろうな
ところで>>1はガーディアンズオブザギャラクシーはかじってるの?
65:
>>63
詳しくはないけどね。今度映画もあるし。てかGOGとかグリーンランタンとか宇宙モノけっこうすきです!
ノヴァかっこいいよノヴァ。グリーンランタンの各色ランタンの集結してファーストランタン?と戦うのとか燃えまくり
66:
>>64
ロキ:主にマイティ・ソーのヴィランとして登場するMARVELの問題児。映画版でも登場して有名な神様。
 ソーの弟であり、兄にくやしくて色々いたずらしちゃうけど空回りしちゃうドジっ子。
 アベンジャーズを結成するきっかけになった人物でもあり、映画版アベンジャーズでも主要ヴィランとなっていた
 映画版ではおちゃめ(?)なチョロ神としてファンから愛されている半分ネタキャラ。でもちゃんとシリアスもする
 ちなみに、原作コミックの初期などはしわが目立つ渋い顔。やることもこすいことが多い
 なんだかんだ言っても神であるためにスペックは高く、魔術にも長けている上、狡猾な策略家でもある。
 子供化したり女体化したりしてるので、日本人にウケがありそう
67:
>>65
冷静になったらノヴァはGOGじゃねーやwクエーサーとかのチームだったね確か。アライグマとか
68:
御坂「・・・はあ?」
黒子「神・・・ですの?」
ロキ「ふふ・・・驚くのも無理はない・・・」
佐天「自分で神って言っちゃう人ってロクなのがいないって聞くけど・・・」
初春「痛い人ですかね?」
ロキ「ちょおいっ!お前達!私はアスガルドの王になるロキだぞ!なんだその口のきき方は!」
御坂「いや・・・色々と・・・ねえ?」
黒子「十中八九、スパイダーマンさんの世界の方ですわね」
佐天「今日はたくさん会うなあ」
初春「この人はとびぬけて痛い感じですけどね」
ロキ「おおいっ!貴様ら・・・私をなめてるな!?」
御坂「このやりとりであんたの扱い方が大体つかめたわ」
ロキ「ほお、言うじゃないか。さすがは私が目を付けただけはある」
御坂「へ?」
69:
>>68
アルガルド:ソー達北欧神話の神々の世界のこと。オーディンが治める王国。
 北欧神話とのミスマッチを補充するエピソードなどがあったりして、ラグナロクが起こって滅びたりした。
 また、グリーンゴブリンことノーマン・オズボーンらによって襲撃され、セントリーによって滅びた。大変な世界だ
 ロキはアルガルドの王座を狙っていたり、そうでなかったり、とにかく兄にいたずらしたいみたい
 ちなみにこのSSでのロキは扱いが変だが、本来はこんなのではない
70:
佐天「御坂さんに・・・目をつけた?」
ロキ「ふふ・・・私はミサカ ミコトの力に――」
 ドギャス!
ロキ「はぐう!?」
黒子「お姉さまに・・・目をつけたですってえ!!!」
ロキ「ちょっ!待て!ドロップキックやめろ!」
 ドギャオ
ロキ「はんッ!まって!まって!そういうのじゃないから!勘違いしているぞ貴様あ!」
初春「白井さん落ち着いて。なんだか違うみたいですよ」
黒子「ふーっ・・・ふーっ・・・」
御坂「で、何よ」
ロキ「ふふ・・・貴様の電気使いとしての素質を見出したのだ。人間にしてはすさまじい力を持っている・・・」
御坂「はあ?」
ロキ「貴様を我が魔術と『奴』の力をかりれば、あの兄を越える力を得られるやもしれぬ・・・つまり・・・」
ロキ「貴様を我がものとす――」
 ドガオ!
ロキ「るんッ!?」
黒子「やっぱりじゃないですの!」
ロキ「まって!サマーソルトキックってやりすぎ――」
 ドガン!
ロキ「うえあ!」
71:
御坂「何かしらないけど黒子がなんとかしてくれそうね」
佐天「そうですね」
黒子「おらあ!」
 ドガン!
ロキ「ちょ!待て!それ以上やると私もキレるぞ!」
黒子「やってみなさいな!」
 ブン!
 スカ
黒子「・・・あれ?」
初春「!?白井さんの蹴りが、通りすぎた!?」
佐天「まるで煙みたいに通過して・・・」
ロキ「私をおこらせるんじゃないぞ小娘。我が魔術ならば貴様らなど相手にならない」
黒子「!?な、なんですの!?身体が宙に・・・」
ロキ「ふん」ブン
 ドザア
黒子「っつう!」
初春「白井さんが放り投げられた!?」
72:
黒子「つつ・・・」
ロキ「ふん・・・調子にのるんじゃあない」
御坂「このっ・・・よくも黒子を!」バリバリ
 スカ
御坂「!?私の電撃も、通りすぎた!?」
ロキ「私が本気をだせば貴様らなど何もできないのだ」ピッ
御坂「!?な・・・何・・・身体が動かない・・・」
ロキ「大事な品だ。そこでおとなしくしていろ。さて・・・」
初春「ひっ」
佐天「こっちきたあ・・・」
ロキ「ふむ・・・そちらの花の小娘は微弱ながら能力を持っているか・・・研究次第では何か使えるやもしれん」
初春「ひえー・・・」
ロキ「さっきの蹴り女は、ぞんぶんに痛めつけてから始末するとして・・・こっちの小娘は・・・」
佐天「っ・・・」
ロキ「・・・何の能力もない・・・か」
73:
佐天「ッ!」
ロキ「粗悪品といったところか・・・ふむ・・・どうしたものか・・・」
御坂「あんたっ・・・佐天さんに何てことを!」バチッ
御坂「!?電撃も出ない!?」
ロキ「動けなくしているんだ。能力も封じているさ」
御坂「っく!」
ロキ「さて、じゃあ役に立たない君はここで始末するとしよう」
佐天「う・・・」
ロキ「楽に一瞬で――」
 ゴッ
ロキ「べ」
 ズザアー
佐天「!?」
初春「いきなり殴られて吹っ飛んだ!?」
バナー「フー・・・フー・・・」
佐天「バナーさん!?」
74:
ロキ「なっ、なん!?なんだ貴様ァ!」
御坂「木山先生のとこにいた・・・バナーさん」
バナー「サテン達に・・・何をする気だ・・・」
ロキ「く・・・ふ、ふん!貴様も動けなくしてその粗悪品もろとも始末してくれる!」
バナー「粗悪品・・・っぐ・・・うう・・・」プルプル
佐天「ば、バナーさん?・・・大丈夫ですか?・・・」
バナー「ううう・・・ううううう!」バリバリ
初春「!?な・・・何!?」
御坂「なんか・・・大きくなってる?・・・」
 バリバリバリ
ハルク「URGAAAAAAAAAAAA!!!」
75:
>>74
ハルク:ご存じMARVELきってのパワーファイター。日本での知名度も高いMARVELの看板キャラの一人。
 怒れば怒るほどパワーが上限無く上昇する無敵キャラ。防御力も高く、実はヒーリングファクターを備えている
 ウルヴァリンほどの再生力ではないものの、多少の傷は再生する。ビームや魔法などは使えないが物理で殴る
 また、キレ具合では『物理法則すら無視する』。さらに、飛行能力は無いがジャンプで疑似飛行ができる。
 しょっちゅう他キャラの紹介に「ハルク並のパワー」とか書かれるが、それは基本的なハルクの状態の力のことであり
 無限にパワーが上がるため、ハルク並と言うからといって地球割れるとかではない。ハルクは地球割りできる
 ちなみに、初期は灰色か緑色か決まっておらず、灰色のハルクの時もあった。これは後に『グレイハルク』という名の
 別人格のハルクということで落ち着いた。他にもレッドハルクなど、いくつか人格種類がある
 映画版アベンジャーズでハルクの唸り声を演じた『ルー・フェリグノ』は、ハルクの実写ドラマやアニメにおいても
 ハルクの声を演じた人であり、ハルクの声は他にはいないと言われるほどの伝説の唸り声である
76:
御坂「!?」
初春「な・・・なんか怪獣になっちゃった・・・」
佐天「これが・・・もう一人のバナーさん?・・・」
ロキ「な、私の魔法が効かない!?」
ハルク「おまえ!ハルクおこらせた!サテンばかにした!ハルク、おまえ殴る!」
ロキ「っえ」
 BLAAAAACHOOOOOOOOOM!!!
佐天「・・・ぶっとばしちゃった」
78:
ロキ「・・・うう・・・が・・・な・・・なん・・・」
初春「あ、まだ」
ハルク「GAAAAAAAAAAA!」
ロキ「!?」
 BACOOOOOOOOOM!
黒子「うう・・・!?なんですのあの緑の怪獣は!?」
佐天「あ、白井さん気がついた」
御坂「お、私も動ける」
初春「ロキって人の魔法がとけたんですね」
黒子「あの・・・ロキをぼこぼこにしてるあれは?・・・」
佐天「バナーさんですよ。木山先生のとこにいた」
黒子「ええ!」
ハルク「GAAAAAA!」
ロキ「やめろおっ!!!」
ハルク「!?」ピタッ
ロキ「私は神だぞ!貴様のような野蛮な怪物がこの私に触れるなど――」
 アシツカンデ グイッ
 ビタン!ビタン!ビタン!バコン!バコン!バコン!
 ・・・バゴオン!
ロキ「」
ハルク「ちょろい神だ」
79:
>>78
ちょろい神だ:映画版アベンジャーズにおける名場面、名セリフ、笑い所。
 ハルクがロキをぼこるのをさえぎり、啖呵を切るロキの足をハルクがつかんで床にびったんびったんした
 ぼっこぼこにされて放心状態になるロキをしり目にハルクが発したのがこのセリフ。
 これが由来でロキはちょろ神と言われるようになったり。ちなみに吹替え版では「それでも神か」と訳されている
80:
安定のチョロ神
83:
>>63
GOG最近どうなんだろうと思って調べたらアベンジャーズ・アッセンブル誌で共演してたのか。すげえ見たくなってきた
しかも映画の声担当にジム・キャリーだって!?やばいGOG全然映画前座系と思ってたけど俄然注目だわ・・・
スターロードさんヘルメットつけてるとかっこいいなあ
あと亀だけど>>41
クイックシルバーとスカーレットウィッチ達ってX-MENの映画には出てなかった気がするけど、アベ2に出るのか
確かにアベンジャーとしてけっこう活躍してたもんね。ウルトロンが目の敵にしてたり(姉をだけど)
GOGでサノス見せして、アベ2で本格バトルなのかな?それともアベ2には別のヴィランか。カーンとか
アベ1の敵は予告見た時は「アニヒラス艦隊きたー!」と思ったのに・・・
ごめんここ普通に感想見たいになっちゃった。これから禁書見て勉強してきます。2期も見なきゃだからまだまだあるな
あ、あと「アメコミ見たいけどどっから入れば・・・」的な意見をけっこうもらえたんで、宣伝ってしてもいいのかな?
初心者におススメのコミックは?とかみたいに。ステマとかそういうのになっちゃうのかな?ごめん無知で
85:
???「おいおい、まずは俺ちゃんの邦訳がもっと出るのが先だろ!」
87:
>>85
俺ちゃん翻訳されるのか。知らんかった
アメコミは有名どころしか知らんし手をつけたいけど英語力に不安だからちょっと手詰まりしてるんだよなぁ……
88:
御坂「す・・・すごいパワー・・・」
初春「バナーさんとは思えないですね・・・」
佐天「あの・・・バナーさん・・・」
ハルク「バナーちがう。ハルク。ハルクとバナー、ちがう」
佐天「ハルク?・・・さん・・・あの・・・ありがとうございました・・・その・・・」
ハルク「こいつサテンばかにした。サテンいい奴。バナーとはちがう、ハルクともちがう。サテンはいい奴」
佐天「え?・・・えへへ・・・どうも」
黒子「ところで、このチョロ神様はどういたします?完全に放心状態で地面にめり込んでますけど」
ロキ「」
ハルク「ハルク、どうするかわからない。バナーに任せる」
 シュウウ・・・
初春「!元のバナーさんに戻っていく・・・」
バナー「・・・はあっ・・・はあっ・・・なんとかなったか・・・」
佐天「バナーさん!」
バナー「ああ、サテン、ウイハル、ミサカ、シライ・・・ケガはしてないかい?」
御坂「いや、あんたがこいつをぼこぼこにしたから」
バナー「そうじゃなくて、ハルクが君達を傷つけたりしてないかい?」
御坂「あー、そっち」
初春「ロキさんは問題外ですか」
89:
>>87
9月頃にデップー初翻訳やで!原書持ってても翻訳されたら買っちゃうかも
つか俺も英語全然だめだけどなんとなくで呼んでるよ。プレビューしてるサイトとかで照らし合わせたり
電子辞書とかあったら楽なんだろうけどさ、そんな余裕うちにはありませんよ・・・
91:
御坂「こら、起きろ神さま」バリ
ロキ「あべ!」ビリ
黒子「・・・気絶してますわね・・・」
御坂「それでも神か」
バナー「・・・これは私がやったのかい?」
初春「ですね」
バナー「・・・毎度ながらすごいな・・・」
佐天「どうします?この神さま、なんかたくらんでたみたいですから問いたださないと・・・」
 ゴロゴロゴロ・・・
佐天「ん?・・・なんか・・・急に空が暗く」
 バリバリガシャーン!
初春「!?雷が落ちてきた!」
バナー「・・・いや、あれは」
ソー「我こそはアスガルドの王、オーディンの息子!マイティ・ソー!」マイティー!
93:
御坂「あーまた変なのが・・・」
黒子「100パー向こうの世界の方ですわね」
バナー「ソー、君が来てくれて安心したよ」
初春「え?バナーさん知り合いですか?」
バナー「ああ、彼の名はソー。北欧神話の雷神さ」
佐天「ええっ!?神さま!?」
初春「すごーい!」
ソー「むう、バナー。我が弟がまたしても迷惑をかけたようだな・・・すまなかった」マイティゴメン!
バナー「いや、いつものことじゃないか。それより、ロキは何を企んでいたか聞かせてもらえないかな?」
御坂「弟?あんた、このチョロ神の兄なの?」
黒子「ちょっとお姉さま、雷神様にあんたとは失礼ではないでしょうか」
ソー「気づかいは無用だ少女よ。そう、ロキは我が弟。仮にもアスガルドの者だ。侮辱はやめてくれ」マイティヤメロ!
佐天「白井さんにぼこぼこに蹴られて変な声だしてましたけど」
ソー「養子だ」マイティテイセイ!
92:
おにいちゃん、弟にちゃんと構ってあげてーな
95:
>>93
養子だ?:ロキはソーの弟だが、ソーの父、オーディンが霧の巨人を倒した際に拾った子供で、本当の兄弟ではない
 映画アベンジャーズで、ロキのことをなんやかんや会議してる時に、ロキの悪童っぷりを聞かされたソーが、
 「ロキはオーディンの息子だぞ!俺の弟だ!侮辱するな!」と言うも、「2日で多くの人間の人間の命を奪った」
 と聞かされ、「養子だ」と言い改めた。複雑な家庭なんです
97:
初春「義理の兄弟ってことですか?」
ソー「そーだ。とにかく、ロキを問いたださねば。ロキ!起きろ!」マイティオキロ!
ロキ「う?ん・・・あんちゃん・・・もうちょっと寝かせて・・・」ムニャムニャ
ソー「ロキ!起きるのだ!」マイティビンタ!
ロキ「いてっ!・・・っは!そ、そそそソー!?貴様がなぜここに!?」」
御坂「なにこの神」
ソー「ロキよ!貴様はまた懲りずに何か悪だくみをしていたな!?今度は何が目的だ!」マイティトシリラベ!
ロキ「なな何を言うのですか兄者!この私が兄者を出し抜くために魔法に長けた『奴』と手を組み、この学園都市にいる
 強力な能力者を手に入れてパワーアップを狙っていて、兄者と似た電撃の使い手を見つけてその力を我が物にしようと
 していたなどという崇高で天才的な作戦を考えているとでもいうのか!?私達は兄弟ではないか!ソー!」
ソー「むう・・・そうか、ロキの言う通り、弟を信じせずして何が兄か!ロキよ、疑ってすまなかった!」マイティゴメン!
御坂「おい神さんよ」
104:
初春「ロキさんの狙いは御坂さんを連れ帰って自分のパワーにしようとしてたんですね」
ロキ「なっ!おい花の小娘!ばらすんじゃない!ソーを騙せていたというのに!」
ソー「なんと!そーだったのか!おのれロキ!貴様は口からでまかせを次から次へと!」マイティオコルヨ!
ロキ「ななな何を言うか兄者!私はそんな・・・」
ソー「だまらっしゃい!貴様の措置はアスガルドに戻り、父上に任せる!」マイティキメタ!
ロキ「ええー!?そんな!兄者!あんまりだ!」
御坂「神さまの家庭ってこんなに和やかなの?」
バナー「複雑な家庭なんだよ」
ソー「ところで、雷の少女よ。君に大事な話がある」マイティマジメ!
御坂「へ?あたし?」
ソー「君は雷のエレメンタルパワーの持ち主だ。我が力と似ている。君の力は、君の中で大きくなっている」マイティトーク!
ソー「力にのまれることのないように気をつけてくれ。君とは、いずれ共に戦士として戦いたいものだ」マイティユメミル!
御坂「そ・・・そう・・・雷の神さまにそう言ってもらえると、自信がでるというか逆に不安というか・・・」
ソー「安心せよ。君は強い。自らの内面の雷に負けることなど、きっとないさ」マイティスマイル!
105:
ソー「ではアスガルドへ戻るぞロキ!バナー、少女達、迷惑をかけてすまなかった」マイティスマン!
黒子「い、いえ」
ソー「ほら!ロキも謝るんだ!」マイティオコル!
ロキ「・・・」ツーン
ソー「ロキ!」マイティドナル!
ロキ「・・・どおもすいやせんでしたねえー!」
黒子「だっしゃあ!」ドガア!
ロキ「うぼあ!?みぞおちにビッグブーツするとかどういうことだ小娘ェ!」
黒子「ものすごく腹が立ちましたの」ムカムカ
ソー「ロキが悪いんだぞ。ちゃんと謝らないから!」マイティシツケ!
ロキ「・・・っち!」
ソー「さあ!頭を下げるんだ!」マイティシャザイ!
ロキ「・・・ごめんなさい」
ソー「よーし、ちゃんとできたな。えらいえらい」マイティナデナデ
ロキ「・・・ふ、ふん!」
御坂「何この神」
110:
ソー「いざ!アスガルドへ!」マイティキタク!
ロキ「覚えていろ学園都市!いずれ私は戻って――」
ソー「こらロキ!」マイティゲンコツ!
ロキ「って!・・・ば、ばいばい」
 シュゴー
黒子「・・・わたくし、宗教を信じないようになる自信がつきましたわ」
初春「ところで、ソーさんは自力で元の世界に戻れるんですね。スパイダーマンさんは機械で来たんでしたよね」
佐天「えっと、確かリードとかいう人の作った機械でこっちに来たとか言ってましたね」
バナー「私もリードの機械で来たんだ。ほとんどの者はそういう経由で来ているんだろうね」
バナー「でも、公式にリードの機械を使わせてもらえる者と、そうでもない奴もいるから、そういう連中は違うんだ」
バナー「こっそりその機械を使う者(デッドプールやタスクマスターとか)もいるし、ソーのように自分で来る者も」
黒子「自力で来ることができる方々は困りますわね・・・」
バナー「そういうことが出来る者はかなりの力を持つものか、その仲間といったところだね」
御坂「・・・そういう連中が学園都市に潜伏してるかもってことね・・・」
111:
 ―――――
スパイディ「やっと買えたよウェブの材料」
禁書「たくさん買ったねー。食べれる?それ」
スパイディ「食べれません!あのね、僕もう食事とかおごらないからね」
禁書「えー!?毎日食べさせてくれるんじゃないのー!?」
スパイディ「このウェブ分でもう財布はすっからかんだよ!どこかの尼さんがフードファイターばりに食べたから!」
禁書「スパイディが食べていいっていったんだよ!」
スパイディ「日本の『エンリョ』って文化を学びなさい!」
上条「ははは・・・スパイディってなんか親近感わくなー。色々と」
スパイディ「とにかく、もうこれでこうやって歩きながら帰るなんてことはない――」?!?!
スパイディ「!スパイダーセンス!」
 BANG!
上条「!?銃声!?」
禁書「あの銀行で音がしたんだよ!」
スパイディ「・・・あれは・・・」
フッド「下手なことはするな。次は当てるぞ。たかが銀行員ごときが、このフッドに歯向かうな」
113:
>>111
フッド:比較的最近登場した新人ヴィラン。ただのチンピラ強盗だったが、偶然悪魔から魔法のフードと靴を手に入れた
 その魔法のフードと靴を装備して魔法パワーを手に入れ、フッド(フードとも)と名乗り、ヴィラン活動を開始する
 武器は二丁の拳銃と、魔法のマントによる透明化、魔法の靴による飛行。さらに魔獣への変身などをもつ
 しかし、そんな魔法パワーを得ても、やることが地元の犯罪王になるためにコツコツ動いたり、金銭目的だったりする
 B級ヴィランを数多く集め「俺達が協力すればヒーローにも勝てるんじゃね」と、ヴィランサークルを結成したりした
 まとまりの悪いヴィラン達を集めてリーダーシップを発揮し、新人ながらもすごい手腕の持ち主
 魔法パワーを持ちながらやることがコツコツと地味なマジメ(?)な変化球キャラからかけっこう人気が高い
 さらにオズボーンやロキ、Dr,ドゥームなどの大物ヴィランの秘密結社『カバル』に参加したりの成りあがりっぷり
 ただの人間が偶然手に入れた力でコツコツと成りあがっていく様が面白いヴィランである
116:
スパイディ「あれはフッドか。わざわざこっちの世界に来てまで銀行強盗とは・・・やることが大きいねえ」
上条「ああ?スパイディの世界の奴かよ」
スパイディ「そ。悪魔の赤ずきんちゃんってとこかな。とりあえずほっとけないし、なんとかするっきゃないね!」
フッド「・・・!貴様はスパイダーマン!おのれ、まだ俺の邪魔をするか!」
スパイディ「長靴をはいた強盗さん、お縄をちょうだいするよ!」
 スカッ スカッ
スパイディ「!やっべ、ウェブ切れてたんだった!」
フッド「ほう、いつもの蜘蛛糸はなしか?ならばこちらからいくぞ!」BANG!BANG!
スパイディ「うおっと!」ヒョイヒョイ
フッド「ふっ、センスで回避するか。しかし周囲に気を配りそこねたな」
スパイディ「!?しまった!」
上条「!こっちに銃口を!」
 BANG!
スパイディ「トウマ!イージー!」
 ボウッ!
フッド「!?」
ステイル「まったく、魔術師が現れたと思ったら、銃なんか使うチンピラだったか・・・」
神裂「銃弾は燃えつきました」
上条「ステイル!神裂!」
117:
ちょっとこっから神裂ステイルの活躍やから、アニメ見て学ぶので中断しまっす
フッドは魔法の装備失っちゃったら今度はソーとか神の武具手に入れようとしたり、『あの』インフィニティジェムを狙ったりするめげない人
118:
乙ー。
フッドが嫌いになれないけどでもインフィニティジェムはやめた方がいいと思うの私。
サンタでさえ凶暴化したり。
119:
インフィニティジェムだめゼッタイ
120:
それがなにかは分からんが上二人に同意しておく
121:
説明しよう!
インフィニティジェムとは宇宙をどうにかできるドラゴンボールみたいなアイテムであり、
サノスっていう超イケメン傭兵に不死の呪いをかけた赤ゴリラがそれを探して、
無理だったから映画アヴェンジャーズの異次元キューブを探したって言うくらいのアイテムだ!
どのくらいすごいかっていうとそれを全部集めてイルミナティ(自分が善人だと思ってる奴らの集団)が
保管しようとしたら宇宙の観測者で基本的に口出しとかはしないウォッチャーって言うキャラが
普通に出てきてマジギレする程度だ!
122:
>>121ウワァ……ヤバイナ…
解説ありがとう。
123:
でもそんなインフィニティジェムと同じくらいの力を持った四次元キューブを作りだした
レッドスカルが一番すごい気がする
124:
インフィニティジェムとは!
全部で6つ存在するなんか凄い力を持った宝石だ!
これを全部集めたサノスというゴリラ顔のスーパーヴィランは指パッチン一回で全宇宙の生命の半分を殺戮した!
それくらい凄い力を持った宝石達なのだ!
125:
ジェムセミナーが開かれてて笑っちまったw
それぞれジェムを守ってたグランドマスターとか宇宙の超存在をタイマンでぶちのめす冒険をして、ジェムをそろえたサノスがそれを集めた手袋『インフィニティ・ガントレット』を作って
そのガントレットで一時的にギャラクタスとかよりもガチで上になって宇宙の一番の位くらいまでいったのは有名
このせいで「サノスじゃなくてガントレット(ジェム)がすごいんじゃね?」って思われがちだけど、普通に単独で宇宙上位のサノスだからね・・・
いわばベジットが超サイヤ人3にまでわざわざなっちゃったみたいなもんなのかな
128:
スパイディ「何なに?トウマの仲間?」
上条「そうだ」
ステイル「違う」
スパイディ「どっちだよ」
神裂「あの、スパイディ、我々は魔術師でありまして、あの、あなたの味方です」
スパイディ「ああ、君はカンザキ カオリだったね!そっちの赤髪も魔術師なの?つかそのテンパって会話しないで」
神裂「こちらはステイルです。我々はここ最近、こちらの世界に干渉しているそちらの世界の魔術師を捜査していて」
スパイディ「なるほど、フッドも魔法関連のヴィランだかんね」
フッド「ほう、魔法使いか。ストレンジと戦ったことのあるこのフッドに挑むというのか?」
ステイル「我が炎を見てもそんな口をきくとはね。かかってこいよ異世界の魔術師!」
フッド「俺は魔術師などではない。新たなキングピンになる男だ!」BANG!BANG!
ステイル「そんなものは問題にならないんだよ」ゴウ!
スパイディ「ひゅー!銃弾ごとフッドの両手の銃も焼いちゃった。ステイルってヒューマントーチか」
神裂「魔術です。私も魔術使えます。見せましょうか?ほめてくださいますか?」
スパイディ「あー、うん。でもそんなはりきらなくても」
129:
>>128
ヒューマントーチ:FFのメンバー、ジョニー・ストームのこと。全身炎に変化できる文字通りのヒューマントーチ。
 実はキャプテンアメリカが活躍した戦時中の時代にすでにヒューマントーチという人造人間がいた。ジョニーは二代目
 FFのリーダーのリードがゴム人間で、義理の弟のジョニーが炎人間というワンピースもびっくりな関係
 ちなみに、ジョニー曰く本気だせば、小型の衛星を消滅させるほどの火力をもつ
130:
フッド「っく!」
ステイル「ほらほらどうした?」ボウッ
スパイディ「炎の剣まで作っちゃうのか。魔法ってやっぱすごいなあ」
神裂「スパイディ、私も、これほら、刀。私もすごいんですよ。ねえ」
スパイディ「あ、うん」
上条(キャラ変わりすぎだろ)
ステイル「まさか、銃が焼けてしまったからもう手はない、なんて言うんじゃないだろうね?」
フッド「ふふ・・・奥の手さ」
ステイル「!?」
 グググ・・・
ステイル「っな!」
フッド「RRRRRAAAAAAGGGHHHHHH!!!」
上条「何ィー!?バケモノに変身しやがった!」
132:
ステイル「これは!?っ・・・巨大化した魔物か!」
フッド「RRRGGGHHHH・・・」
スパイディ「Uh-oh・・・ああなったらヤバイよ」
神裂「スパイディ、見ていてください。この太刀、『七天七刀』の抜刀術を。見ててください。見てて」
スパイディ「見てる見てる!あー、この子すごい僕のファンみたいだ・・・扱いが難しいな」
神裂「唯閃」シュ
 ズパア!
フッド「AAAAARRRRRGGGGGHHHHHH!」
スパイディ「!効いてる!」
ステイル「ついでにバーベキューといこうか!」
 ボウ!
フッド「GGGRRRRRAAAAHHHHH!」
スパイディ「OH・・・こりゃフッドの誤算だったね。巨大化したから逆に的になってらあ」
フッド「GHHHHH・・・モハヤドウデモイイ!ワガホンライノモクテキヲ!ハタスマデ!」グオ!
上条「!」
禁書「え!?え!?なんかこっちに来たよ!」
スパイディ「!トウマ!イージー!」
ステイル「しまった!奴の目的はインデックスだったか!」
133:
フッド「GGGRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAA!」
スパイディ「やめろフッドー!」
スパイディ(っく!間に合わない!ウェブもない!トウマとイージーが・・・)
スパイディ(僕は・・・また・・・救えないのかっ・・・)
 キュアンッ!
スパイディ「!?」
上条「悪かったな魔術師。俺の右手は、てめーの幻想をぶちこわしちまったみたいだ」
フッド「!?・・・ッナ!?コ・・・コレハア!?GGGGGRRRRRHHHHHHHAAAAAAAAA!!!」ギュオー
スパイディ「な・・・なんだ!?フッドが光を放ちながら・・・悶えてる!?」
フッド「GGGGGRRRRRAAAAAAAAAAAAHHHHHHHH!!!」
 カッ
フッド「・・・っが・・・かは・・・」
スパイディ「・・・元の姿に・・・戻ってる?」
134:
フッド「こ・・・これは・・・何が・・・」
スパイディ「トウマ・・・君・・・何をしたんだ?」
上条「俺の右手は『イマジンブレイカー』って言って、異能の能力を全部打ち消す力を持ってるんだ」
スパイディ「・・・OH・・・魔法の力で変身していたフッドの変身を打ち消したってこと?」
上条「そういうこと。ついでに、こいつが付けてた魔法の道具とやらもぶち壊したみたいだな」
スパイディ「ああ、フッド自慢の頭巾とブーツが粉々だ」
ステイル「・・・どうやら、今回も上条当麻の右手のおかげで、一件落着というところか」
神裂「我々が危惧していたほど、危険な魔術師ではなかったですけど」
フッド「・・・ふふふ・・・それは違うぞ・・・」
ステイル「!」
フッド「貴様らの言う魔術師というのは・・・俺のことではない・・・異世界との扉を開けるなど・・・俺の力ではない・・・」
神裂「何!」
フッド「俺は・・・命令されただけだ・・・10万3千の魔導書・・・それを手に入れるためにな・・・」
スパイディ「ちょっと待てよ。銀行強盗はなんだったのさ」
フッド「ふ・・・計画では・・・まだ戦いの準備中だ・・・それまでは・・・自分の仕事をしていただけだ・・・」
スパイディ「暇つぶしに強盗するなよ・・・」
135:
上条「ちょっと待て!お前をこっちの世界によこした魔術師ってのは一体誰だ!」
フッド「俺が口を割ると思うか?・・・悪党にも信念はある・・・俺のようなやつにもな・・・」
ステイル「そうか。ならば徹底的に痛めつけて、吐かせるだけだ」
トニー「その役目は私に任せてくれないか?」
スパイディ「!トニー!」
禁書「うあっ!?ロボットなんだよ!?」
上条「おおう!?なんすかこのかっちょいいメカは」
トニー「私はトニー・スターク。ウルトロンと戦ってこの街を救ったアイアンマンだ。知らないのかい?」
上条「ああ、なんか聞いたことあるな」
禁書「ブリキ野郎だっけ?」
トニー「えっ、私この街救ったのにそんな風に伝わってるの?」
136:
スパイディ「で、なんでまたこっちに?」
トニー「このフッドが我々の世界から消えたのを不思議に思って調べてたんだ。そしたらここにいたってわけさ」
ステイル「君達の面倒事を片づけたのは我々なんだがね。解決してから来るなんてずいぶんタイミングがいいな」
トニー「そういわないでくれ。とにかく、この男は我々の世界の刑務所にブチこむ。迷惑をかけたね」
ステイル「まったくだ」
神裂「しかし、あなたはウルトロンとやらから学園都市を救った方。これでかりは無しということになりますね」
トニー「かし?そんなものはどうでもいいことさ。今重要なのは、君と今晩どういったディナーを食べるかだよ」
神裂「ごめんなさい」キッパリ
トニー「」
スパイディ「ありゃりゃ、即答でフラれたね」
137:
トニー「何なんだこの世界!ガード堅すぎだろ!ふざけんなよ!」
上条「キレんなよ・・・」
トニー「もう!おいフッド!さっさと帰るぞ!こんな閉鎖的な女性しかいない世界なんてさっさとおさらばだ!」グイ
ステイル(なんだこいつほんとに・・・)
トニー「じゃあの!ったく」
 ビューン
上条「行っちまった・・・結局、あのフッドとかいうやつのボスは謎のままか・・・」
スパイディ「もしかすると・・・そうとうやばいことになるかもね・・・」
フッド(ふふふ・・・この世界など・・・もはや数日の時間しか残されていない・・・)
 ?????
?????「フッドはしくじったか・・・まあ彼など最初からあてにはしていなかったけどね・・・」
?????「ロキも茶番だけして、雷神につれて帰られるだけの役立たずだったが・・・まあ見世物としてはC級だったかな」
?????「結局のところ、あの連中は捨て駒ですらないんだけど・・・まあ気が向いたら、直々に始末しておこう」
?????「さて、そろそろ準備はできてたことだし、軽くあちらの世界を滅亡させることにしようかな」
?????「10万3千の魔導書とやらを見てから、世界が業火に包まれて焼け落ちる様を、じっくり見よう」
138:
  \ここでアメコミ邦訳本のCM/
  ?初心者の方におススメの邦訳本?
アルティメット・スパイダーマン :
 我らが親愛なる隣人、スパイダーマンのコミック。2000年頃から新シリーズとしてスタートした作品。
 長い年月から設定が複雑化しているアメコミに、現代風に設定をリメイクしたのが『アルティメット』シリーズであり
 この作品はいわば、現代風のスパイダーマンという作品。もちろん、従来のシリーズも平行して続いているが
 新規読者獲得が目的であり、1からのスタートのため、アメコミ初読本におススメ。
 ちなみに、グリーンゴブリンがハルク似のマッチョだったり、ヴェノム(シンビオート)が地球外生命体ではなく、
 ガンの薬といて開発されたゲル状のスーツだったりと、従来とは大幅な設定変更があるので注意
 絵柄も(邦訳されてる分は)一貫して同じアーティストなので、違和感なくすらすら読める作品
 ピーターがスパイダーマンになる1巻から、ヴェノムとの戦いまでの11巻までの区切りのいいとこまで邦訳されている
 現在は絶版となっているが、初心者でスパイディが見たい!という人にはおススメの作品
X-MEN ファーストクラス 明日へのかけ橋 :
 X-MENの最初の5人、『ファーストファイブ』の日常を描いた作品。時間的には数十年前の時代のお話
 メンバーの簡単な説明が本編で語られており、全然知らない人でもある程度はキャラがつかめるようになっている
 授業風景、夢の世界での冒険、映画「アメイジング・スパイダーマン」にも登場したヴィランのリザードとの戦いなど
 ファーストファイブの未熟な頃のお話が見れる作品。アートも、物語も全体的に明るくていい話
 一話完結なので、前後設定もいらない。が、一部には「?の事件があって・・・」という部分もある。補足付き
 基本的につらく厳しいストーリーが多いX-MENだが、この作品は明るいストーリーなので読んでいて楽しいもの
 ソーやDr,ストレンジ、そしてゴリラマンなどのゲストキャラも多い。
 特に絵柄がとっつきやすくて見やすいので、初心者にはぜひおすすめである
ソー・マイティ・アベンジャー :
 映画「マイティ・ソー」の公開時期にスタートした作品で、ソーの物語を1から描きなおした作品。
 従来の設定の一部を削いであるものの、右も左もわからない人間界でソーが奮闘する様を描いた作品で、見やすい
 絵柄がこども向けの絵本のようなアートで、正直一見では「あー、これは外れかな?」と思うかもしれないが、
 見ているうちにその絵柄にはまっていき、むしろもっと見たい!となるはず。きっと・・・たぶん
 アメコミらしい作品とは言えないものの、ソーというキャラクターを、新しい切り口で見れるし、前知識なしで見れる
 ので、初心者でも入りやすい。実は打ち切りになってしまったので、伏線などがそのままで完結してしまっている
 本場でも評価が高い作品で、「打ち切りなんてやだ!続きがみたい!」といったファンの声も多かったとか
 初めて読むアメコミが本作だと、ちょっとイメージが違ったりするかもしれないので、いくつか見てから見るべきかも
139:
DCのおすすめは何かありませんか?
141:
>>138の続き
アルティメッツ :
 >>138で紹介したアルティメット・シリーズの、アベンジャーズ版。現代風のアベンジャーズの物語。
 スマートになったキャップ、近未来風アイアンマン、マントも羽帽子もないソーなど、リファインされたキャラが多い
 今作のサミュエル・L・ジャクソンをモデルにした二ック・フューリーは人気とはまりっぷりから従来シリーズにも登場
 超人達が集まってチームを結成するも、世間からの目は・・・といったなんともいえない現代風の作品。ハルク無双もある
 キャップの啖呵、アイアンマンの泣きべそ、ソーの無敵っぷり、ハンク・ピムの『あれ』っぷりも十分見れる
 分厚くて値段も高い作品だが、アベンジャーズの最初の物語として見れるので初心者にもおすすめ
 続編の「アルティメッツ2」も翻訳予定されている
ジャスティスリーグ・誕生 :
 MARVELコミックではなく、DCコミックの作品。スーパーマンやバットマンがチームを組む物語。
 DCは近年、『全ての作品をリセット』して1からリスタートした『NEW52』という企画が始まったので、これは第1話
 バットマン、スーパーマン、グリーンランタン、フラッシュなどのヒーローが顔を合わせ、いざこざしながらも
 力を合わせ、悪と戦うといった王道ストーリー。侵略者が来たから皆で追い返すという単純ながら面白い話である
 各キャラの設定など細かい部分は書かれていないが、なんとなく見ていれば理解できるので大丈夫。Wikiもあるし
 絵柄もジム・リーのとっつきやすく、いかにもアメコミらしいダイナミックなアートで、とてもかっこいい
 各キャラも現代風にリファインされており、どこが変わってるかわかんないほど細かい変更だけど、なぜかかっこいい
 続編の「ジャスティスリーグ・魔性の旅路」も発売されている
これらで紹介した作品は、>>1の感想、偏見的な意見が入ってますので、ご注意ください
また、翻訳本は基本的にお値段が高めなので、購入の際にはじっくり考えてからの購入をおすすめします
アメコミ面白いよ!
143:
>>139
実は俺ちゃん、DCはNEW52からはまった者でして、詳しくはないんですわ。基本的な知識しかないくらい
ウォッチメンだけは買ったけど、DCには手を出してなかったけども、>>141で紹介したジャスティスリーグ・誕生でDCにはまったんす
なのでジャスティスリーグ・誕生はガチでおすすめ。DC初心者の俺がいうんだからきっとそうだよ!ジム・リーのアートが素晴らしすぎる!
あとはバットマンのNEW52、『梟の法廷』も買った。バットマンとグリーンランタンはりランチ(リセット)前の設定をある程度引いてるらしいので
ロビンが何人もいたりして個人的には「え、ロビンってこんないんの?」ってなったけど、バットマンとして普通に見れた作品だった
バットマンは映画を通してみてて、特にダークナイトとかやばいぐらいはまったからバットマンには前々から興味あったけど
超パワーの敵とかじゃなくて、恐怖や混乱を武器にするヴィラン、コート・オブ・アウルズが不気味で面白いよ
でもりランチ前の設定ひいてるから、初心者向けではないかなーと思って省きました
144:
DCの紹介、ありがとうございます。
145:
翻訳本の宣伝、もう1コーナー書きたいけど、今まとめて書いたら長々しくなるかな?
後に書くとしたらバトル中に区切りで書くことになるけど、バトル中断したらなえてしまうかな……
146:
どちらでも!
147:
じゃあいつやるか?
今でしょ
148:
そういやケーブルが幻想殺しに触られたらテクノウィルスどうなるんだろうか
149:
>>146
了解す
>>147
すまんけど後々の展開で、CMでアイキャッチはさんだ方がいい気がするとこがあるので、後でってことにしますべ
ぶっちゃけそれ言いたかっただけなのかもだけどw
>>148
ウィルスそのものが異能かどうかわからんけど、そもそもミュータント遺伝子も消えちゃうのかな?いや、そういう生き物だから幻想ではないのかな?
150:
 ―――――
初春「ロキさん襲来から2日が経ちました!スパイダーマンさんから聞いた話ではまた事件があったそうですが」
初春「そっちはそっちで、解決したものの、何か不穏な空気がしているとのことです・・・」
初春「ロキさんの言ってた『奴』というのが何者なのかはいまだに謎ですが、また大変なことになるのかも・・・」
初春「それと、なんだかスパイダーマンさんがちょっと元気がないようで・・・何かあったみたい」
初春「しかし!今日はローガンさんが来るとのこと!きっとスパイダーマンさんも元気をとりもどすはずです!」
 ―――――
151:
スパイディ「はあ?・・・」
御坂「どうしたのよスパイディ。なんだか落ち込み気味ね」
スパイディ「まあね・・・ウェブが切れて、落ちて、色々あって、貯金全部消えて・・・」
御坂「何その波乱万丈」
スパイディ(それに・・・)
黒子「まあまあ、今日もこんなにいい天気ですのよ。この晴天の下を歩いてるだけで気分爽快じゃありませんか?」
初春「ちょっと前は能力が成長してるって考え込んでたのに、切り替え早いなあ」
佐天「そいえば、バナーさんは帰っちゃったけど、今日はローガンさんが来るんですよね」
スパイディ「らしいね。ハルクが来てたの聞いた時は肝が冷えたよ」
佐天「どーする初春??今日の下着はばっちりなの?」ヒョイ
初春「だから佐天さん!スカートの下チェックしないで!それにローガンさん関係ないですよ!」
ローガン「俺が何だって?」
初春「!」
152:
初春「ろ、ローガンさん!」
黒子「あら、今日は革ジャン革パンですのね。毎回カッコが違いますのねー」
ローガン「よお黒子、初春、佐天、御坂、ピーター」
スパイディ「だからさあ、本名言うなっていってんじゃん」
御坂「今更すぎるわよそれ。もう皆知ってるわよ」
スパイディ「うっそん」
佐天「少なくともここにいるメンバーは知ってますよね」
スパイディ「やっべ・・・僕ずっと正体を隠してきたのになんで・・・」
黒子「まあ、こちらの世界ですので別に隠す必要などないのでは?」
スパイディ「うー・・・」
ローガン「俺を見習え。ヒゲも剃ってねえぞ」
黒子「めんどくさいだけでしょうに」
御坂「そういえば、名前は知ってるけどなんだかんだでスパイディの素顔って見たことないわね」
153:
佐天「あ、確かに」
黒子「もうこのさい見せてしまえばいいのでは?」
スパイディ「・・・いやあ、それはやめとくよ」
御坂「えーなんでよー。これだけ一緒にいてるのに素顔も知らないなんておかしいわよ」
スパイディ「ああ、確かに君達にはマスクを通してしか会話もできないし、素顔を見せないのは少し気が引けるけど・・・」
スパイディ「でも、やっぱり僕はマスクを外せないんだ。マスクの下を見せれば、もうこの世界にはいられないと思う」
スパイディ「僕がマスクを脱ぐ時は、君達とお別れするときになるのかもね」
御坂「・・・」
初春「・・・それは・・・いやですね・・・」
黒子「じゃあマスクは脱がなくていいですの」
佐天「もうずっとかぶっててください」
ローガン「蒸れるけどな」
154:
御坂「何かさ・・・スパイディなんでそんなに暗いの?」
スパイディ「へ?」
御坂「昨日今日はなんだか凹んでる気がするのよ。それに今もなんだかさみしいこと言うし」
初春「それは私も思ってました」
スパイディ「あー・・・ちょっと・・・ね」
佐天「悩みでもあるんですか?」
ローガン「こいつあ悩みごとのプロだからな。悩んでる方が馴染んでるぜ?」
御坂「え、そうなの?」
スパイディ「まあね・・・僕の人生ロードは山あり谷ありしょうじに目ありだよ」
御坂「え、それ面白いつもり?」
スパイディ「」
黒子「お姉さま、さらにへこませてどうするんですの」
155:
>>154
悩みごとのプロ?:スパイディは人気ヒーローではあるものの、そのストーリーは悩みと挫折が多い物語である
 ヒーローと私生活の二重生活から、失敗が続き、『自分がヒーローなんてできない』と、ヒーローを引退したり、
 橋から落とされた彼女を助けようとウェブでキャッチするも、その衝撃で首に負担がかかって命を落としてしまったり
 順風満帆なヒーロー人生というわけではない。
 が、読者からは『完全無欠なヒーローではなく、どこにでもいる青年で、悩みもする』ところが親近感が持てるという
 見方もある。むしろ、そこがスパイダーマンの魅力として紹介されることが多い
156:
スパイディ「・・・実は・・・2日前にフッドっていう悪人と戦ったって話はしたよね?」
御坂「ええ」
ローガン「フッドの野郎が来てたのか。そういやあトニーがなんか怒ってたな」
スパイディ「その時にさ・・・僕・・・その場にいた友達を助けられなかったんだ」
御坂「!?」
スパイディ「あ、いや、その人は自力で何とかして、無事だよ」
御坂「・・・」
スパイディ「フッドがその友達に襲いかかって、僕が何とかしようとしたんだけど、間に合わなかったんだ」
スパイディ「もし、その友達が自力でフッドを返り討ちにする力を持っていなかったとしたら、僕は・・・また・・・」
スパイディ「僕はこんな力を持っているのに、人を救うことができないことが何度もあった」
スパイディ「救えたはずの人を、救えなかった」
スパイディ「また・・・そんなことがおこるんじゃないかって・・・怖いんだ・・・」
157:
黒子「・・・」
初春「スパイダーマンさん・・・」
佐天「・・・」
スパイディ「それだけじゃない。僕はこっちに来てから、大変な事件がいくつも起きてることも・・・」
スパイディ「僕がこっちに来たのがきっかけで、センチネルが来て君達に危険な目を合わせてしまった・・・」
スパイディ「ウルトロンがこの世界のことを知って、学園都市に襲撃してきた・・・」
スパイディ「ロキやフッドだって、僕がこの世界に来たのをきっかけに、この世界のことを認知したから・・・」
スパイディ「僕は・・・この世界を危険にさらしているんじゃないのかって・・・」
御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなう」
スパイディ「!」
御坂「あなたが私に教えたのよ?スパイディ」
158:
スパイディ「御坂・・・」
御坂「あなたの力は人を救える大いなる力。あなたはその力をもって人を助けてる」
御坂「でも、届かない時だってあるのはしょうがないじゃない。必死に手を伸ばしても、届かないことだってある」
御坂「そんな状況であなたは、何もせずただ見ていただけじゃなかったんでしょ?行動したんでしょ?」
御坂「それでも届かない時は、どうしようもないこと。無いものをねだっても、意味はないじゃない」
御坂「だから、なんでもかんでも背負いこむんじゃないわよ。大いなる責任ってのは、そういうのではないでしょ」
スパイディ「・・・御坂・・・」
御坂「それにあなたが来たから危険が増えたってのは否めないけど、あなたの責任ではないと思う」
御坂「センチネルが来たのは悪魔博士のせいでしょ。あのブリキ野郎のね」
御坂「ウルトロンだって、あなたがこっちに来てなかったとしてもいずれこの世界を発見していたと思うわ」
御坂「ロキやフッドってのも同じ。あなたがこの世界の第一発見者みたいだけど、他の誰かが見つけてたかもしれない」
御坂「だからさ、全部スパイディの責任ってことはないわよ」
スパイディ「・・・そう・・・かな」
御坂「それに、スパイディにあえて良かったもの。そういう意味では、悪魔博士には感謝してたり」
159:
黒子「そうですのよ。それにローガンさんとも出会えましたし」
初春「トニーさんや、バナーさん達も!」
佐天「スパイダーマンさんのおかげで、いろんな出会いもあったし、いろんなことができたんですよ!」
御坂「だから、そんなこと言わないで。ね」
スパイディ「・・・皆・・・」グスッ
ローガン「ッHA!10代の娘になだめられるとは、ピーターもいよいよだな」
スパイディ「ハハ・・・かもね・・・」
スパイディ「でも・・・元気が出てきたよ。皆、ありがとう」
御坂「ただ本当のことを言っただけよ」
黒子「あなたはわたくし達の親愛なる隣人なのですわよ」
初春「いつでも、どこでも、いつまでもです!」
佐天「学園都市の、とある科学の蜘蛛超人(スパイダーマン)!もうこっちの世界の住人ですよ!」
スパイディ「へへ・・・なんだか最終回みたいだね」
ローガン「お前がそういうこと言うのか」
160:
御坂「まっ、暗い顔なんて似合わないわよスパイディ!顔見えないけど」
黒子「そうですわ!今日も元気にパトロールへ行ってくださいまし」
佐天「えー、この流れでパトロールとか言っちゃいますー?今日はゆっくりすればいいじゃないですかー」
初春「白井さん、仕事を増やさないために言ってるんじゃ?」
黒子「そ、そんなはずはありませんわ!わたくしはジャッジメントとして誇りを持っておりますゆえ――」
スパイディ「あー、大いなる力の責任としてパトロールはすべきなのかもねー」
ローガン「おいおい、俺がわざわざ来てやってんだ。ほっておこうってのか?」
スパイディ「なんだよそんなヒゲもじゃなのにかまってちゃんかよ」
ローガン「あ?」SNIKT!
スパイディ「爪ださないで、しまってください」
禁書「あー!スパイディー!」トタタ
上条「あ、おいインデックス!」
スパイディ「!イージー!当麻!」
御坂「っ!」
禁書「わーいスパイディー!あ、たんぱつ達も一緒なんだよ」
上条「お、科学サイド勢ぞろいか?」
ローガン「こいつらは?」
スパイディ「上条当麻とインデックス」
上条「あの・・・こちらの渋い方は・・・」
ローガン「誰がクズリのおっさんだおい」
上条「ええっ!?」
161:
あーすんません、質問だらけで申し訳ないんですけど・・・
初春と佐天さんって上条さんのことどう呼ぶんですかね?インデックスは初対面かな?
ほんと質問だらけではずかしいです・・・すません
もうちょっと進んだらまた禁書勉強する!
162:
新訳は読んでないから知らんが超電磁砲でちょっと会ってた気がするから『名前は知らないツンツン頭の人』でいいんじゃない?
163:
ウィキで大筋の確認取るのがいいと思うよ
164:
>>162 >>163
どーもすんません・・・ほんとに。ウィキで大筋みたけど互いの呼び方はわかんないからこのSS独自でやってみます
レールガンの漫画では佐天さんが話で聞いたことあるみたいな反応だったし、そういう感じで
166:
佐天「あー、ツンツン頭の」
黒子「類人上条さんですの」
上条「上条当麻でいいです!」
初春「上条さんと、こちらは?」
禁書「インデックスなんだよ!」
佐天「都市伝説っぽい名前キタコレ!」
御坂「あんたらスパイディと知り合いなの?」
上条「まあな」
スパイディ「この前話した、フッドと戦ったときの友達だよ」
御坂「え!あんたがその話の・・・」
禁書「スパイディはごはんたべさせてくれるんだよ!今度皆でいこうよ!」
スパイディ「やめろイージー!やめろ!」
ローガン「なんだ?ピーターが酒をおごってくれるのか?」
スパイディ「ふざけんな!」
神裂「ああ・・・スパイダーマン・・・私も合流したい・・・」ウズウズ
ステイル「僕達は遠巻きから注意をはらうのが役目だろ・・・」
167:
神裂「しかし!スパイダーマンがすぐそこにいるのに声もかけられないのはファンとしてあるまじき・・・」
ステイル「ファンって・・・聖人がそういう趣向持ってもいいのかな?」
神裂「聖人の前に人です!」
ステイル「・・・変わりすぎでしょうキャラが・・・」
佐天「スパイダーマンさんにおごってもらったんですか?」
上条「ああ、腹いっぱい食べさしてもらったぜ」
禁書「スパイディは優しいからごはん食べさしてくれる!優しいから!紳士だから!」
スパイディ「エンリョじゃなくてオセジを覚えたか・・・」
禁書「おせじじゃないよ!スパイディは――」
禁書「!」
御坂「?・・・どうしたの?急に」
禁書「・・・・・・」キョロキョロ
スパイディ「何?」
禁書「・・・突然、街中に魔法陣が出現したかも」
168:
神裂「なんだこれは!急に魔法陣が!?」
ステイル「それも尋常じゃない数だ!これは!?」
上条「どういうことだ?」
禁書「今まで何もなかった空間に突然、無数の魔術の『門』が現れたんだよ。それも学園都市全体に」
御坂「え!?」
スパイディ「はい?」
禁書「こんなことありえないんだよ。これだけの魔法陣が何の前触れもなしに現れるなんて人間にはできないんだよ」
佐天「魔法陣って・・・やっぱり魔術!?」
初春「本当に!?」
黒子「ちょっと待ってくださいまし。『門』?・・・それは一体どこと繋がってるんですの?」
禁書「それはわからないけど・・・」
 パリィン!
禁書「!?」
佐天「ななな何!?何もない場所が・・・まるでガラスが割れるみたいに・・・」
初春「それもいくつもありますよ!?何もない空中が割れてれ・・・穴のようなものが・・・」
スパイディ「スパイダーセンスが降り幅全開だ。あの穴からヤバイ空気」?!?!
魔物「GGGRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAA!」
佐天「!?怪獣が出てきたあ!?」
169:
魔物「GAAAAAAAAAAUUUUUUUUUHHHHHHHHHH!」
魔物「FFFFFSHHHHUUUUUUU!」
上条「しかもいっぱいいるじゃねえか!無数の穴から無数の怪物が出てきやがるぞ!」
黒子「これが・・・学園都市中にこんなことが起こってるんですの!?」
ローガン「おいおい。こういう系のモンスターってのは魔法使いの専門だろ。なんでこんなとこに・・・」
スパイディ「そんなこと知らないけどとにかくやっつけないと!いくよローガン!」
ローガン「ああ。こんなこともあろうかと、服の下にスーツを着込んでて正解だったぜ」バッ
スパイディ「えっ、そのコスチューム着たくないんじゃなかったの?」
ローガン「革パン革ジャンじゃあ戦いづれえだろ。行くぞピーター!御坂、黒子も!」
御坂「何が何だかわかんないけどやってやるわ!」
ステイル「我々も!」
神裂「はい!」
170:
SS関係ないけど、映画アベンジャーズ2のサブタイが『エイジ・オブ・ウルトロン』らしい!
おいおいおいおいおい!
171:
ウルヴァリン「Let's Go bub!」THUNK!
魔物「GGGRRRRAAAAAAAAA!」
黒子「この前のウルトロンのロボット軍団と違って、今回の怪物は大きいですわ!しかもそれぞれ細部が異なる!」
スパイディ「5,6?10m級のモンスターがうじゃうじゃだ!」
御坂「魔法陣だかなんだか知らないけど勝手に学園都市に来るんじゃないわよ!」
 バリバリバリ!
魔物「GGGGGRRRRRRRRRRAAAAAAAAAA!」バリバリバリ
上条「・・・すげえ・・・」
ウルヴァリン「ほお、すげえじゃねえか。前よりパワーアップしてんじゃねえか?」
御坂「まあね」
ステイル「くそっ!こいつらしぶといぞ!」ゴウ!
神裂「簡単には倒せませんね」ザン!
ステイル「魔法陣の門を破壊するしかな・・・・・・!?」
禁書「・・・とうま・・・あれ・・・何?」
上条「え・・・!?」
スパイディ「空が・・・赤い渦に?・・・」
172:
 VVVVVVVOOOOOOOOOOOOO・・・・・・
ウルヴァリン「あん?・・・」
御坂「まるで・・・空が燃えてるみたい・・・」
初春「!見てください!何か・・・渦の中心から・・・」
佐天「何・・・人?・・・」
スパイディ「いや・・・違う・・・」
 VVVVVVVVVVOOOOOOOOOOOOOOO・・・・・・
ドーマムゥ「全て私のものとしようか・・・このドーマムゥのものにね」
173:
>>172
ドーマムゥ:主にDr,ストレンジのヴィランとして登場する超大物ヴィラン。異次元、ダークディメンションの王
 元はカオスディメンションという異次元のエネルギー生命体だったが、肉体を得てドーマムゥとなる。
 その結果、カオスディメンションを追放され、ダークディメンションという異次元に行きつき、そこで王となった
 魔法に非常に長けており、MARVELの数あるキャラの中でもかなり強い部類に入る。魔法で大体なんでもできる
 顔が炎で燃えあがっているハデな見た目だが、紳士的な口調で恐ろしいことを言う大物キャラっぷりがかっこいい
 マブカプ3に参戦したことで日本でも知名度が上がり、そのカリスマっぷりからかなりの人気を獲得した
 書き手によっては身体がタイツを来たみたいな身体だったりするが、このSSではマブカプ3の見た目のイメージで
174:
今日はこの辺で、また勉強しまっす
176:
シュマゴラスも出してほしいでシュ
178:
御坂「・・・ドーマムゥ?・・・」
上条「なんだありゃあ・・・顔が炎で燃えてるぞ」
ステイル「どうやら奴がこの魔物どもを召喚した張本人みたいだ」
上条「!ステイル!神裂!近くにいたのか!」
ステイル「魔物が邪魔でなかなかこちらまで来れなかったけどね」
神裂「以前我々が言っていた、街中に魔術の痕跡がみられるという話、覚えていますか」
上条「あ、ああ」
神裂「あれがこの魔物を呼び出す魔法陣の門だったみたいです。魔術の痕跡としか認識できませんでしたが、実際は・・・」
禁書「魔法陣の門を仕込んでたんだよ。魔術師でもそれが門だとは気付かないほどのものだったんだね」
ステイル「そういうことだ。つまり、なんでもないただの跡だと思っていたが、それは罠だったってことだ」
上条「その門ってのを、あの野郎が同時に開いたからこの怪物どもが出てきたってことか?」
スパイディ「あーもう!マジで退屈しないね学園都市!」
黒子「何やらよく理解できませんが、とにかくあの顔面ファイヤーの方が黒幕ですのね」
ドーマムゥ「ハハハ、やっと気付いたか。そうだよ、私はこの世界のいたるところに門を仕込んでおいたのさ」
ドーマムゥ「この魔獣共を放ったのも私だ。私にはいくつか目的があってね、そのために準備をしてたんだよ」
179:
ウルヴァリン「フッドやロキをこっちによこしたのも・・・」
ドーマムゥ「それも私だ」
スパイディ「お前だったのか」
御坂「一体何が目的よ!」
ドーマムゥ「ふむ、そうだな・・・どう言えば君達にも理解できるものか・・・」
上条「魔導書が目的か?フッドってのが言ってたぜ」
ドーマムゥ「そうだね、まあ、目的の一つと言ったところかな」
上条「!?」
ドーマムゥ「フッドなどしょうもない輩だよ。私がさらなる魔法を付加したものを与えると言えば、簡単に従う」
ドーマムゥ「ロキもそうさ。雷神に対抗できる力がほしいと言うから、私が協力しようと言ったらすぐに動く」
ドーマムゥ「彼の役目はこちらの世界をかき回すことだったんだけどね。くだらない舞台を見せてくれただけだった」
御坂「・・・結局何が狙いなのよあんたは!」
ドーマムゥ「10万3千の魔導書。この世界における人間の魔術に関する知識。それがどの程度のものか見てみたくてね」
ステイル「!」
禁書「言っておくけど、魔導書を読み解くなんて――」
ドーマムゥ「できないと?ハハっ、そう思うのかい?」
禁書「!?」
181:
ドーマムゥ「魔法とはとてもとても奥の深いものなんだよ。君達人間なんかが到達できるところなんてたかがしれてる」
ステイル「何・・・」
ドーマムゥ「この世界の魔術師のレベルがどの程度か見たいだけさ。興味本位だ」
ドーマムゥ「君達にとっては10万3千もの魔導書であっても、私にとっては3冊くらいの価値に届くかどうかかな」
ドーマムゥ「ほら、子供の読む絵本の内容がどういうものか見てみたいってくらいの感覚さ。これなら理解できるね?」
ステイル「何だと・・・」
神裂「我々だけでなく、全ての魔術師を侮辱するのですか」
ドーマムゥ「いやいや、私はそれなりに評価しているよ。何の力も持たない人間が魔術を使おうと努力する様にはね」
神裂「っ・・・」
ドーマムゥ「まあ私が相手をしてきた魔法使いも、元は一介の人間にすぎなかったんだ。君達もがんばればあるいは・・・」
禁書「ふざけないで!あなたは魔術師を軽視しすぎなんだよ!」
ドーマムゥ「そうかい。ならば魔術師がどれほどすごいのか知るためにも、やはり魔導書を見てみたいね」
禁書「う・・・」
ドーマムゥ「それと、上条当麻くんの右手にも興味があるんだ」
上条「!」
182:
ドーマムゥ「あらゆる異能の力を打ち消す右手。興味深いね。魔法も大小問わず打ち消すんだろう?」
ドーマムゥ「すみずみまで調べつくしてみたいと思うのは、魔法を使う者にとって当然だと思うけどね」
スパイディ「えげつない趣味してんじゃん。当麻とイージーを奪おうってんなら、僕達が相手になってやる!」
上条「スパイディ・・・」
ドーマムゥ「ふむ、君達は状況を飲み込めていないのかな?」
スパイディ「!」?!?!
魔物「GGGGGGRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
ドーマムゥ「私に歯向かう前に、魔獣達とのふれあいがあるじゃないか」
スパイディ「うあっ!」
御坂「スパイディ!」バリバリ!
魔物「GGGGGAAAAAAAAAAA!」バリバリ!
スパイディ「っと!サンキュー御坂!」
ドーマムゥ「ほらほら、街中に魔獣がはびこってるんだよ?どうする?」
御坂「っく・・・」
183:
 ―――――
一方通行「あァ?ンだこのバケモンどもはァ」
魔物「GGGGRRRRRRAAAAAAAAAAAA!」
打ち止め「うひゃあ!ってミサカはミサカは隠れる!」
一通「ンどくせェンだよ」
 ドオン
打止「おお、吹き飛ばしちゃった・・・ってミサカはミサカは――」
魔物「GGGGHHHHUUUUUUUUUUUU・・・」
魔物「FFFFFSSSSSHHHHHHHHH・・・・」
一通「あァン?こいつら何匹いやがンだ?」
打止「それもいろんな種類なんだよって・・・ミサカはミサカはおびえちゃったり」
 ――――――
麦野「ひゃはは!いいねえ来いよバケモン!崩しがいのあるやつらだねえ!」
 ドオン! ドオン!
魔物「AAAAAAAAAAGGGGGGGGGGGGGG!」
フレンダ「ひょえ?・・・麦野がなんかはりきっちゃってるんだけど・・・」
滝壺「この前のロボット軍団の時は張り合いがなかったみたいだけど」
絹旗「例えるならロボ軍団が超衣だけのてんぷらで、今度は肉汁たっぷりの中身が超詰まったとんかつというとこです」
フレンダ「やっつけるのが楽しいって、結局麦野ヤバイんじゃないの?・・・」
滝壺「普段はそんなことないのにね」
絹旗「我々は民間人の超避難を手伝いましょう。今回ばかりは超手に負えません」
185:
 ―――――
黒子「初春!佐天さん!早く避難してくださいまし!」
初春「そうは行っても、こんなに回りが怪獣だらけじゃ逃げられませんよ?!」
御坂「私達が守るからなんとか隙を見つけて!」
佐天「は、はい!」
ステイル「っく!」ゴウ!
魔物「GGGAAAAAAA!」ブン
 ドオ!
ステイル「がはっ!」
上条「ステイル!」
ステイル「っぐは・・・簡単に倒せる相手ではない・・・」
上条「この野郎ー!」
ステイル「!待て上条当麻!僕の魔術でもかなり力を込めないと倒せない相手だぞ!」
上条「そんなこと関係ねえ!こいつが魔物だってんなら・・・その幻想をぶっ壊す!」
 ゴッ
上条「・・・!?(イマジンブレイカーが・・・効かない!?)」
魔物「UUUUGGGGGAAAAAAAAA!」ブオン
 ドゴ
上条「ぐはあ!」
禁書「とうまー!」
186:
上条「がっ・・・なんだ・・・なんで・・・」
ドーマムゥ「ハハハ、ゴルフボールのように吹き飛んだね。君の右手は『異能の力』に作用するんだろ?」
神裂「!そうか。この魔獣達は・・・」
ステイル「異能ではなく、『そういうもの』・・・」
ドーマムゥ「君達にとっての犬や猫と同じだよ。そういう生物なのさ。異能ではない」
上条「な・・・何い・・・」
魔物「AAAAAAAAAAA!」
 ザン!
神裂「させません」
上条「!神裂・・・」
神裂「魔獣の相手は私達に。あなたの右手は通用しません」
上条「っく・・・」
ウルヴァリン「例のごとく、こいつらヤってもヤってもきりがねえぜ」THUNK!
スパイディ「だね!ウルトロンのロボ軍団もだったけど、こいつら数も多いしタフだよまったく!」WHAM!
188:
御坂「だったら、ボスをやっつければいいのよ!」
 ザウザウザウ!
スパイディ「おっ、砂鉄の槍!ドーマムゥめがけて槍投げ競技開始だ!」
 ビュオ!
ドーマムゥ「へえ、面白いね。人間にしては応用が効いてるよ。私の前では無意味だがね」ヒュオ
御坂「!?打ち消された!?なら!」バリバリバリ!
ドーマムゥ「雷のエレメンタルパワーか。うーん、どうしようかなあ。わざと受けたほうがいいかな?でも面倒だ」ヒュオ
御坂「!またッ・・・」
ドーマムゥ「お返しに魂まで焼きつくしてあげるよ」
 ボオア!
スパイディ「!炎!御坂!よけて!」
御坂「!」
 キュアン!
御坂「っ・・・・・・!」
上条「上条さんが役立たずじゃないってこと、証明してやったぜ」
ドーマムゥ「ほお、右手でかばったか。私の魔法も打ち消せるとは。やはり興味深い」
189:
御坂「あ・・・あんた・・・」
上条「大丈夫か御坂?」
御坂「あ・・・その・・・うん・・・・・・ありがと」ボソッ
上条「おいおい顔が赤いぞ。まさか炎が消し切れてなかったか!?」
御坂「そ、そんなんじゃないわよ!なんでもない!」
ドーマムゥ「カハハっ、面白いよイマジンブレイカー」
上条「もう帰ってくれドーマムゥ。お前の魔法は俺には通用しないんだ」
ドーマムゥ「私が君に勝てないとでも?ハハ・・・このドーマムゥが魔術しか知らないとでも?それに他の魔法もあるさ」
ドーマムゥ「君が生存できない状況にする魔法だっていくらでもあるんだ。まあ、生きたまま君を手に入れたいのでね」
上条「この野郎・・・」
ドーマムゥ「もう面倒になってきたよ。遊びはここまでにして、そろそろ終わらせようかな」
上条「!?」
ドーマムゥ「Power of the DESTRUCTOR・・・(破壊の力よ・・・)」
ドーマムゥ「Power of the CREATOR・・・(創造の力よ・・・)」
ドーマムゥ「これでおしまいだ」カッ
 VVVVVVVVVVVVVVVVOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!
御坂「な・・・隕石の・・・雨・・・」
190:
ドーマムゥ「ハハハ!あっけにとられたかい!?さあ、ほら!早く走って逃げたまえ!」
ウルヴァリン「おい!ピーター!上をみろ!」
スパイディ「ああもう!こういうハデなのは僕の専門外だよ!」
ステイル「くそっ!魔女狩りの王(イノケンティウス)!」
 ゴオオオ!
イノケンティウス「オオオオオオオ!」
スパイディ「おったまげー!赤髪くんが炎の巨人を召喚しちゃった!」
ステイル「できるだけ多くの隕石攻撃を打ち消す!」
御坂「私も!出力全開!」
 バリバリバリバリバリ!
黒子「お姉さまの電撃で隕石を撃ち落としてますわ!でも数が・・・」
191:
ブレイク「これは・・・なんてことだ!」
黒子「!?ブレイクさん!?」
初春「な、なんでこんなところに!?」
ブレイク「街中に魔獣が現れ、こちらが騒がしいから来てみれば、なんだこの惨状は!」
佐天「危険ですよブレイクさん!こんなとこ!(私達もだけど)」
御坂「うおおおおおおおお!」バリバリバリ
イノケンティウス「オオオオオオオオオ!」ゴオオ
神裂「っく!私も隕石の雨を破壊するべきなのに!」
魔物「GRAAAAAAAAAA!」
神裂「魔獣の相手もしなければならないとは!」
上条「くそ!俺の右手じゃあの隕石を全て打ち消すなんてできねえ」
ドーマムゥ「ハハハ!地上は魔獣!空からは隕石!どうする!?君達だけではどうしようもないねえ!」
192:
ウルヴァリン「御坂と赤髪が隕石を何とかしてる間に俺達はこのバケモンどもを片づけるぞ!」
スパイディ「ああ!それでもキリがないけど!ったく!」
ドーマムゥ「君達にできることなど何もないよ!この世界は滅び、我がものとなる!全て私のものだ!」
ブレイク「そうはさせんぞ!この世界はお主のものではない!」
黒子「ブレイクさん、そんなことをおっしゃってる場合では――」
ブレイク「我が真の名は!」
 TWAM!
ソー「マイティ・ソー!!!」マイティー!
黒子「前言撤回します!」
193:
>>192
我が真の名は?:なんとドナルド・ブレイクの正体は、雷神ソーだった!
 かつて傲慢な性格だったソーは、オーディンの手で人間界に追放され、記憶と神としての力も姿も失って人間となった
 足の不自由な医者、ドナルド・ブレイクとして転生し、人間として生活していたが、土星人の襲来の際に力を取り戻す
 洞窟の中にあった木の枝を叩くと、それが魔法のハンマー、ムジョル二ア(ミョルニルの英語読み)に変化したのだ
 そしてソーとしての神の力と姿を取り戻し、土星人を撃退したのだった。
 それ以降、人間の医者のブレイクとして生活しながら、神のソーとしてヒーロー活動をすることになったのだ
 木の枝の杖を地面に打ち付けると、ソーへ変身できる
195:
ドーマムゥ「!」
ソー「闇の王よ!ここは貴様の世界ではない!元の次元へと帰るがよい!マイティサンダー!」マイティサンダー!
 バリバリバリガシャーン!
佐天「!す・・・すごい!」
初春「雷で隕石をほとんど壊しちゃった!」
ステイル「何ィ!」
上条「すげえ!」
禁書「あれは!前にあった神さま!神ィィィ!」
神裂「なんという力・・・」
スパイディ「ソー!?来てたのか!」
ウルヴァリン「っへ!ドーマムゥの相手にソーか!ぴったりじゃねえか」
御坂「あの時の・・・雷神」
魔物「GGGRAAAAAAAAAAAHHH!」
佐天「!」
スパイディ「!?しまった!怪物が佐天を!」
ウルヴァリン「っくそ!こっからじゃ間に合わねえ!」
黒子「テレポートも距離がっ!」
初春「佐天さん!」
佐天「っ!」
ハルク「HULK SMAAAAAAAAAASH!!!」
 BACOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!
佐天「!っ・・・ハルクさん!」
197:
スパイディ「ハルク!」
御坂「怪獣をぶっとばした!」
ハルク「ハルク、バケモンぶっとばす!サテンまもる!ウイハルまもる!シライまもる!ミサカまもる!街まもる!」
佐天「ハルクさん・・・」
魔物「GGGGGAAAAAAAAAAAAAAAA!」
ハルク「GGGGGGGAAAAAAAAAAAAAAAA!」
 BLLLCCCHHHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!
ステイル「はあ・・・はあ・・・っく・・・魔力を使いすぎた・・・」
神裂「大丈夫ですか!?」ザン
ステイル「僕のことなんて気にしてる場合じゃないだろ。魔物を相手にするので手いっぱいじゃないか・・・」
ステイル(とは言うものの・・・少し休憩を・・・)
魔物「GGGLLLLLLLAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
ステイル「っ!しまっ――」
 FFFFFSSSSSSHHHHHAAAAAAAAAAAAAZZZZZZZ!
ステイル「!?」
アイアンマン「やれやれ。魔法使いを科学使いが助ける。皮肉が効いてるかな?」
ステイル「君は・・・フッドの時の・・・トニー」
199:
ウルヴァリン「スタークか。来るのが遅くねえか?」
アイアンマン「こちらの世界の危機と聞いて駆け付けたんだよ。バナーもね」
御坂「アイアンマンもハルクも・・・」
初春「すごいです!もうだめかもって思ったけど・・・皆さんが来てくれれば怖いものなしです!」
佐天「ハルクさん!やっちゃえー!」
ハルク「UGAAAAA!ハルク!ばけものなぐる!」
アイアンマン「アーマー、手加減の設定は0にしておけ!」
アーマー【承知してます。トニー様】
ソー「お主の負けだ闇の王よ!我らが来たからには貴様に勝ち目などない!」マイティセンゲン!
ドーマムゥ「HAHAHA!言うじゃないか。弱点だらけのヒーローが何人集まろうと、私の力の前では意味がないんだよ」
ドーマムゥ「わからないのかい?空は紅く染まり、今にも落ちてきそうじゃあないか」
ドーマムゥ「街中には異次元の魔獣がはびこり、破壊のかぎりをつくしている」
ドーマムゥ「君達がいくら凄んでも、人間達はおびえ、恐怖し、ふるえている」
ドーマムゥ「我々のこの会話は今、街中に聞こえるようにしてあるよ。私の声に誰もが恐怖している様が見えるね」
ドーマムゥ「我が力の前に屈服しているのだよ!この世界はもう私のものなのだ!自由も平和もない世界なのさ!」
ドーマムゥ「さあ君達の精一杯のスピーチを聞かせてあげたらどうだい!?おびえている人間になんて声をかける!?」
 「戦士達よ、立ち上がれ」
 「信念の下に恐怖を克服するんだ」
 「戦え、勝ち取れ、自由のために拳を握りしめろ」
 「己の正義を貫き、悪に立ち向かうのだ」
 「人間の最大の武器は心なのだ!今こそ、戦おう!」
キャプテンアメリカ「心を武装し、我ら最前線に立つ!自由をこの手に!
   AVENGERS ASSEMBLE(アベンジャーズ・アッセンブル)!!!」
202:
>>199
キャプテンアメリカ:MARVEL最初のヒーローにして伝説のアベンジャー。あらゆるヒーロー、ヴィランから尊敬される人
 通称キャップ。本名はスティーブ・ロジャースで、本来ならかなりの高齢者である
 元はひ弱な身体の青年だったが、誰にも負けないスピリットの持ち主だったことから超人兵士計画に参加
 超人血清によって強靭な肉体を得、盾を手にし、戦場へと赴き英雄となる。第二次世界大戦で活躍した生きる伝説
 ある事件から氷漬けになってしまい、その後アベンジャーズに発見され、現代に復活した。そのため年をとっていない
 アイアンマン、ソーと並びアベンジャーズBIG3と呼ばれる。アベンジャーズの創設メンバーではないがリーダー的存在
 超能力や怪力といったほどの力は持たないものの、超人的な肉体と、盾、そして強靭な心を武器に戦う
 戦闘技術も高く、指揮能力、判断力、指導力に非常に長けている。決してあきらめないヒーロー
 勘違いされることもあるが、キャップは『アメリカという国家のため』ではなく『アメリカの理想』のために戦う
 自由や平等を理想とするアメリカのためであり、逆にアメリカが自由などに反することをするならば国に立ち向かう
 実際に超人登録法という自由を縛り、倫理的に間違っている法案を政府が執行した時、断固として反対していた
アベンジャーズ・アッセンブル:アベンジャーズ・集結せよ!の意。アベンジャーズの決め台詞
 主にキャップが言うが、Ms,マーベルやウルヴァリンも言ったことがある。映画「アベンジャーズ」ではなぜかなかった
 ちなみに「心を武装し?」の部分はアメコミではなく『WORST』という漫画の「武装戦線」というチームのセリフ
206:
スパイディ「キャップ!遅いぞもうっ!確定申告にでも行ってたの?」
御坂「キャップ?・・・」
ウルヴァリン「あいつあキャプテンアメリカ。俺達の世界で一番偉大なヒーローっていわれてる野郎だ」
黒子「一番!」
禁書「カッコからしてアメリカっぽいんだよ!」
アイアンマン「スティーブ、ここにいるメンバーがアベンジャーズか?」
キャップ「そうとも。一度アベンジャーになったものは、いつでもアベンジャーさ」
ウルヴァリン「っへ、光栄なこった」
ハルク「ハルク、アベンジャーズ!」
ソー「貴公の言う通りだキャプテン。我らはアベンジャーズ!」マイティアベンジャー!
スパイディ「でもこのメンツだけのアベンジャーズって今までなかったね。今回限定のレアアベンジャーズか」
ドーマムゥ「ぬう・・・」
 「がんばれ!立つんだ!」 「大丈夫か!ほら、肩を・・・」 「このバケモンめ!くらえ!」
 「皆さん避難はこちらです!」 「アンチスキル!一斉攻撃じゃん!」 「ジャッジメントの底力、見せてやる!」
「この婚后光子の力、見せてさしあげますわ!」 「すごいパーンチ!」 「うおおおおおおおおおお!」
キャップ「聞こえるだろうドーマムゥ。人々が立ち上がり、手を取り合い、戦う声が」
スパイディ「勉強不足だったねバーニングヘッド。学園都市の人達ってのはこういう時に強いんだよ」
207:
>>206
アベンジャー:アベンジャーズのメンバーのこと。ヒーローにとってこの称号はとても名誉なことである
 『復讐者』という意味ではなく、『報復する者』、『仇を討つ者』の意味
ここにいるメンバー?:このメンツはそれぞれ一度はアベンジャーズのメンバーとなったことがある
 が、同時期にメンバーとなっていたことは(たぶん?)ない。もしあったら申し訳ないです
 ちなみにハルクはアベンジャーズの創設メンバーだが、結成した次の話で脱退している
208:
ドーマムゥ「はあ・・・君の演説のせいで人間達が勘違いしてやる気になっちゃった。もうスピーカーは切ることにしよう」
アイアンマン「勘違いだと?スティーブの言葉で皆が奮い立った。それだけの話だ」
ドーマムゥ「もう君達の声が街中に聞こえてないよ。これ以上変に士気を高められるのもやだからね」
ドーマムゥ「さあ、言葉のやりとりはここまでだ。かかってこいヒーロー!」
キャップ「トニー、君は上空から魔物達を攻撃しつつ周囲に気を配ってくれ。救助が必要な人達を見つけ次第、救助を」
アイアンマン「ああ、アーマー、レーダーを広範囲で展開。上へ行くぞ」
アーマー【了解】
 ビューン
キャップ「ソーはドーマムゥの相手を任せる。奴と真正面から戦えるのは君くらいだ。奴を手一杯にさせてやれ」
ソー「承知した」マイティリョウカイ!
 バウーン
キャップ「ローガンは魔獣達の殲滅を。君の爪で奴らに痛みという感情を教えてやれ」
ウルヴァリン「そのつもりだったぜ」SNIKT!
 ダッ
キャップ「ピーターと私は魔獣達を迎撃しつつ、少年少女達を援護だ。民間人の救助を優先的に行動するぞ」
スパイディ「がってん!」TWHIP!
 ビューン
キャップ「ハルク!」
ハルク「!」
キャップ「SMASH(暴れろ)」
ハルク「っ」ニヤ
ハルク「UUURRRRRGGGGGAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
209:
>>208
ハルク、SMASH?:『ハルク・スマッシュ』というフレーズはハルクの決め台詞
 映画「アベンジャーズ」にてキャップがこのセリフを言った際、「暴れろ」と訳された。燃える場面である
210:
早いけど今日はここまでにしまっす。クライマックスっぽいけどまだまだ続くんじゃ。温かい目でみてくらさい
キャップ、アイアンマン、ソー、ハルク、ウルヴァリン、スパイディのメンバーだけのアベンジャーズとか人気狙いすぎてありえないんだろうな
212:
乙。アメコミ読んでみようかな…
213:
>>212
MARVEL書いといてなんだけど、アメコミ読んでみようかと思う人にはDCの『ジャスティスリーグ:誕生』がマジでおすすめ!
いかにもアメコミって感じだし、ハデでかっこいいBACOOOM!な感じで王道展開、初心者にも見やすい第1話だから
レビューしてるサイトとかで画像とか見るだけでもけっこう楽しめるよ!
ただ『ジャスティスリーグ:NEW52』と間違えないように。あっちはあっちでちょっと違うから
このSSシリーズでアメコミに興味もってもらえるとかこの上ないことですぜ!あ、でもお値段はるから買うとするならしっかり考えてからね!
まあレビューサイトで見てもらえるだけでこちらとしては十分価値のあることや。アメコミ面白いぜ!
214:
あ、別に俺がレビューサイトで記事書いてるとかじゃないっすよ
ただアメコミに興味もってもらって、画像とかを見てもらうだけでも、アメコミファンとして、アメコミを知ってもらえるから価値があるっていう意味ですので
215:
単純に絵だけでもたのしめるからね
数少ない日本人のアメコミアーティストで元セガ社員タケダサナ先生のアートは日本人好みだと思う
X-23がたまらん
216:
日本人が書いたアメコミで真っ先に思い浮かぶのはコレかなぁ
233:
ハルク「ハルク!ぶっとばす!」
 SMAAAAAAAAAAAASH!
魔物「GAAAAAHHHHHHHHHHH!」
ウルヴァリン「GAAAAHHHHHHHH!俺の咆哮のがこええだろ?ああ!?」THUNK!
スパイディ「はいはいこっちは通行止めだよー。ウェブで作った壁だ!モンスターちゃん、これ以上は行くんじゃない」
魔物「LLLLLAAAAAAAUUUUUUU・・・」
スパイディ「足をウェブでひっかけて・・・そらっ!」
 ズテーン
スパイディ「やっふー!」
キャップ「たああ!」
 KKAAAAACCCKKKK!
魔物「LLLLAAAAAAAAAAAAAAAA!」
キャップ「とああ!」
 KAAANNNGGGGG!
アイアンマン「リパルサーのシャワーを浴びせようじゃないか」
 ZZZZZZZZAAAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKK!
魔物「GGGGGGAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHH!」
ソー「さあ闇の王よ!ソーが相手になろう!かかってくるがいい!」マイティバトル!
ドーマムゥ「ハハハ、雷の神を打ち倒す。なんて味のある見世物だろうね。全次元に中継したいよ」
ソー「ゆくぞ!」マイティスマッシュ!
234:
黒子「すごいですわ・・・でも・・・怪獣達の数が多すぎます」
初春「それに、ここだけじゃなく学園都市中にああいう怪獣がたくさんいるなら、深刻な事態ですよ」
黒子「そうですわ。なんとかしないと・・・」
佐天「くっそー、こういう時に何もできないなんて・・・センチネルの時みたいに無能力者ならではの方法とかないかなあ」
佐天「歌をうたうだけで活躍できるなんて、そうそうないよねえ・・・」
初春「・・・歌?・・・・・・!佐天さん天才!」
佐天「へ?」
アイアンマン「アーマー、モンスターの数はどの程度だ?」
アーマー【把握しきれません。門から次々に出現してます】
アイアンマン「っく・・・街中にか・・・どうすれば・・・」
 BEEEP BEEEP
アーマー【トニー様、電話が入っております】
アイアンマン「電話?こんな時に?パパラッチにまた写真を撮られたとかの電話なら――」
アーマー【発信者はウイハル カザリさんです】
アイアンマン「初春?・・・つなげ」
 PI!
初春「トニーさんですか?もしもし?」
アイアンマン【ああ、前もって君に番号を教えておいたのはいいが、何か用かい?今街を守る策を考えててね】
初春「わたしにいい考えがあります」ビシッ
アイアンマン【・・・なに?】
235:
 ・・・・・
初春【この怪獣達は異次元の生き物なんですよね?生物であると】
初春【ならこの生物が本能的に嫌う『音』があるんじゃないでしょうか?】
アイアンマン「音だって?」
初春【生理的に拒否反応を起こす音、もしくは超音波みたいなものがあれば、街中に聞こえるようにして・・・】
アイアンマン「モンスターどもの活動を低下させると?・・・君もぶっとんだ発想をするようになったね」
初春【トニーさんやスパイダーマンさんのおかげです】
アイアンマン「ようし、やってみよう。アーマー」
アーマー【サンプルが必要です】
アイアンマン「なら話は早い。ローガン!」
 ギューン
ウルヴァリン「ああ!?」
アイアンマン「ちょいと一匹くらいモンスターの首をちょんぱしてくれないか?」
ウルヴァリン「お安いごようさ」
神裂「私も手伝います」スッ
ウルヴァリン「ほお、女のサムライか。嬢ちゃん、覚悟はあるのか?」
神裂「神裂です。それと、侍ではなく魔術師と言うほうが合ってます」
ウルヴァリン「へえ、そのなりで魔術師か。まあいいぜ。行くぞカンザキ!」
236:
魔物「RRRRRRRRRRRGGGGGGGGGGGGGAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
ウルヴァリン「あの大物をやるぜ!」
神裂「援護します!唯閃!」ザン
 ズバズバズバ!
魔物「AAAAAAARRRRRRRRRRRGGGGGGGGGGHHHHHHHHHHHH!」
ウルヴァリン「腕を両手とも切り落とすたあやるじゃねえか!いくぜバケモン!」
 ジャンプ!
ウルヴァリン「首おいてけ!」
 ZANGッ!
 ボトッ ゴロゴロ・・・
佐天「うええ?・・・きもちわるい・・・」
初春「うう、自分で言っときながらひどい作戦・・・」
アイアンマン「ようしアーマー、この頭部をスキャンしろ。この生物が嫌う周波数を探れ」
アーマー【スキャン中・・・】
御坂「こんの!」バリバリ!
魔物「LLLLLLLAAAAAAAAAAAAA!」
スパイディ「ウェブで作った手綱だ!ハイヨーシルバー!」
魔物「GGGAAAAAHHHH!?GGGGGAAAAAAAAA!」
スパイディ「そうらこっちだ!そっちの魔獣さんと頭をごっつんこ!」
 GANG!
スパイディ「いまだ御坂!ブラストだ!」
御坂「おーけー!」
 ズドオオオオオオン!
スパイディ「っへ!二体まとめて貫通したね!」
237:
アーマー【完了しました。この生物が拒否反応を起こす周波数の音波を再現したソフトです】
アイアンマン「街中のスピーカーをハック、連動させろ」
アーマー【完了しました】
アイアンマン「よし、佐天これを」ヒョイ
佐天「へ?」
アイアンマン「それはモンスターどもの活動を低下させる音波を街中に発するソフトだ。マイクになってる」
アイアンマン「それで君の歌を街中に届かせてやれ。モンスターどもが弱体化する」
佐天「えええええ!?なんで歌なんですか!?」
アイアンマン「音波だけを飛ばすのは威力が下がる可能性がある。君の歌に乗せて相乗効果を狙うんだ」
佐天「そんな!?」
アイアンマン「任せたぞ。街の皆のためだ」ギューン
佐天「そんなあーーーーー!?」
ステイル「まったく!数だけは多いなこの魔物ども!」ボオオ!
魔物「GGGGGRRRRRRAAAAAAAAAAA!」
ステイル「!?しまっ――」
 GANG!
ステイル「・・・!」
キャップ「無事か、赤い髪の少年」
ステイル「あ・・・あなたは・・・」
キャップ「私は人々の盾となる男だ。とああ!」キック!
 BACCCOOOM!
ステイル「!素手で巨大な魔物を・・・」
キャップ「戦えるか少年?戦えるなら、立ち上がるんだ!」
ステイル「・・・はい!」
238:
佐天「うう・・・ほんとに歌うの?・・・」
初春「なんだかレベルアッパーの時を思い出します。街中のスピーカーから歌を聞かせて皆を救うんですよ!」
佐天「はずかしいなあ・・・」
初春「さあ佐天さん!どーんと歌ってください!いつもスカートめくられてる私に比べればなんてことないですよ!」
佐天(・・・もしかしてそれが目的でこの作戦を?・・・)
ウルヴァリン「やるじゃねえかカンザキ」THUNK!
神裂「あなたほどではありません、ローガンさん」ザン!
ウルヴァリン「日本人らしい心意気だぜ・・・おっと」
大型魔物「GGGGGGGGGGRRRRRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
ウルヴァリン「でけえのが来たぜ」
黒子「ローガンさん、援護しますわ」シュン
ウルヴァリン「黒子か。だがあんなでけえ奴相手にどうするってんだ?」
黒子「それは・・・『アレ』ですわ」
ウルヴァリン「・・・ほお、てめえもずいぶん大胆になったな」
黒子「あなた方のおかげですわ。準備はよろしくて?」
ウルヴァリン「ああ!やってくれ!」
黒子「行きますわよ!」
大型魔物「GGGGGGGGGGGRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAA!」
黒子「ファストボールスペシャル!白井黒子式!」シュン!
239:
>>238
ファストボールスペシャル:X-MENのメンバーであるウルヴァリンとコロッサスのタッグ技。
 コロッサスは怪力の持ち主で、ウルヴァリンを持ち上げて敵めがけ放りなげることができる。ウルヴァリンを投げる技
 他に、パワーキャラのMs,マーベルがウルヴァリンを投げる『ファストボールスペシャル・アベンジャーズ風』がある
 このSSシリーズの1作目でセンチネルの体内にウルヴァリンをテレポートした技。
 厳密に言うと黒子の場合、『投げる』ではないのでファストボールスペシャルじゃないかもだが、細かいこと気にせず
240:
大型魔物「GGGAAA!?」
 ZANG! THUN! THUN!
神裂「魔獣の体内から・・・血しぶきが」
 ZANG!
大型魔物「GGGRRRRRRAAAAAAAAAAAAA!?」
 ボギャア
ウルヴァリン「・・・っぺ!・・・気色の悪い体内してやがるぜ」
黒子「おえ・・・自分でやっといてなかなかえぐい技ですの・・・」
<皆!聞こえてますかー!?
ウルヴァリン「!?」
黒子「この声は・・・」
御坂「佐天さん!?」
佐天「あー・・・こほん、今学園都市の皆さんは異次元の怪獣達と戦っていて、大変だと思います」
佐天「でも、私がこれから歌を歌わせていただきます!この歌で怪獣達が弱体化するそうです!」
佐天「あ!私の歌が音痴とかそういう理由じゃないですよ!?勘違いしないでくださいね!?」
アイアンマン「佐天!前説はいいから早くしろ!」
佐天「ああもう!こうやって緊張をほぐしてるのに!・・・えーっと・・・それじゃあ」
佐天<俺の歌を聴けェーーーーー!!!>
241:
<はなてこころーにきーざんーだーゆーめをー♪
魔物「GGGRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAA!?」
魔物「LLLLLLLLLLLLLLLLLLL!?」
魔物「RRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHH!」
キャップ「効いてるぞ!魔獣達の動きが低下している!」
御坂「今のうちに一気に攻めたてるわよ!」バリバリバリ!
ハルク「ハルク!無双する!」BAAACCCOOOOOOOOOOOOMMM!
アイアンマン「マイクロミサイル一斉発射!」ボボボボボ!
スパイディ「佐天のジャイアンボイスさまさまだね!」WHAM!
佐天「それは違いますって!」
スパイディ「ジョークだよジョーク!」WHAM!
ソー「マイティストライク!」マイティストライク!
ドーマムゥ「FFFUUUUAAA・・・」
ソー「ぬう・・・なんと強靭な肉体と魔力よ!その力をなぜ悪に使う!」マイティリカイフノウ!
ドーマムゥ「フハハ、今晩ベッドの中でじっくり考えることにするよ。君の燃え散った灰を眺めながらね」
242:
麦野「ああん?バケモンどもが雑魚くなったから数が多い方に来てみれば・・・第三位様が何やってんだ?」
御坂「あんた!?どうしてここに!?」
麦野「バケモン狩りだってーの。とにかく、あたしも獲物を分けてもらうよ!」ドオン!
御坂「・・・ふふ、いいわ!どっちが多く倒せるか勝負よ!」バリバリ!
一通「あァ・・・やっぱてめェらが原因かよォ」
スパイディ「アクセ!来るの遅いよ!」
一通「大体掃除はすませたからなァ。数の多い方にくりゃァてめェらがいたからよ」
スパイディ「子御坂は?」
一通「黄泉川に任せた」
スパイディ「じゃあお構いなく暴れてくんれ!」
一通「そのかわり・・・これが終わったら写真とってくれよなァ。ガキとスリーショットでよォ」
スパイディ「はいはい」
アイアンマン「スティーブ、モンスター達の数も減ってきたぞ」
キャップ「ああ、だが門がある限り増援が来る。やはりドーマムゥを倒すしかないだろう」
ソー「さあ闇の王よ!貴様のしもべ達はもはやこの街の相手にはならぬ!あきらめるがよい!」マイティカチホコリ!
ドーマムゥ「はあ、確かに君達アベンジャーズのせいで面倒なことになってきたよ・・・」
ドーマムゥ「なら、それ相応の手を打とうかな」
 MMMMMMMMMOOOOOOOOOOOOO・・・
キャップ「!?なんだ・・・」
アイアンマン「煙のようなものが集まっている・・・!これは!?」
スパイディ「・・・冗談だろ・・・」
グリーンゴブリン「HAHAHA!今日がお前の最後だ!スパイダーマンンン!」
マンダリン「我が力の前にひれ伏せ!アイアンマンよ!」
セイバートゥース「ウルヴァリン!ウルヴァリンはどこだあ!GGAAAAA!」
レッドスカル「ごきげんよう、キャプテン」
243:
>>242
グリーンゴブリン:スパイディの宿敵の一人。旧実写映画版の一作目のヴィランとして登場して有名
 ピーターの親友、ハリーの父であるノーマンがゴブリンフォーミュラという薬によって筋力増加し、狂気に陥った姿
 骨だけにする爆弾、パンプキンボムや手裏剣のようなカッターを武器とし、コウモリ型のグライダーに乗って飛行する
マンダリン:アイアンマンの宿敵の一人。映画「アイアンマン3」で登場したが、コミックとは色んな意味で別キャラ
 古代の宇宙船から発見した10個の指輪を駆使して戦う。魔法っぽいけど宇宙パワーなので微妙なとこ
 指輪はそれぞれ炎、氷、暗黒パワー、電撃、精神支配、インパクトビーム、レーザー、物質変換、物質崩壊、風を操る
セイバートゥース:ウルヴァリンの宿敵の一人。映画「X-MEN」の一作目と「ウルヴァリン ゼロ」に登場したが別キャラ
 ウルヴァリンと同じく超回復能力をもち、アダマンチウムの骨格をもつ。ウルヴァリンの因縁の敵である
 手の指の爪と、牙がアダマンチウムの武器としてあつかえる。破壊衝動が非常に大きい精神を抱えている
レッドスカル:キャップの宿敵の一人。映画「キャプテンアメリカ・ファーストアベンジャー」にも登場して有名
 赤いドクロの顔をしており、悪の軍団ヒドラ(ハイドラとも)の総統。狡猾な策略家で、キャップ最大の敵
 元はマスクだったが、毒ガスで本当に赤いドクロ顔になり、キャップのクローンの身体に意識を移植して超人となった
 キャップとは対照的な人物であり、バットマンとジョーカーの関係に似たものを感じさせる大物ヴィラン
 コズミックキューブを作ったり、一度はキャップに完全勝利したりした。ある種のカリスマっぷりを見せている
245:
キャップ「!・・・レッドスカル!」
アイアンマン「マンダリン・・・どういうことだ・・・」
ウルヴァリン「セイバートゥースの野郎・・・いつの間にドーマムゥの軍門に下りやがった」
スパイディ「鬼が来ちゃった・・・どうしろってんだ全く・・・」
御坂「どういうこと!?皆の宿敵が現れたってこと!?」
スパイディ「そういうことだね・・・まあハルクとソーの分がいないだけましかな」
黒子(もしかしてチョロ神がソーさんの枠だったのでしょうか・・・)
神裂「フッドとやらもそのうちの一人だったかもしれませんね」
ウルヴァリン「いや、フッドとハルクに因縁なんかねえ。どうやらこいつらは俺達に合わせて召喚されたってとこか」
キャップ「レッドスカルは私がやる。皆は魔獣を!」ダッ
アイアンマン「マンダリンは私の役目なんだろうな。ったく」ギューン
ウルヴァリン「言うまでもねえよな?あのケダモノは俺の獲物だぜ!」ダッ
スパイディ「・・・だれかグリーンゴブリンのベビーシッターやってくれない?」
246:
レッドスカル「今日こそ決着をつけようじゃないかキャプテン。第二次大戦のころからの長い長い戦いのな!」
キャップ「貴様も私も、今の時代には不要なのだ!この世界ならなおさらだ!」
マンダリン「科学の使いよ、我が力の前にひれ伏すがいい!」ZZZZZAAAAAAATTTTT!
アイアンマン「お前の不器用な口説き文句じゃ、この世界の女性にビンタされるだろうよ!」BBBBBEEEEEEEEE!
 ゴオオオオ!
マンダリン「AAARRRGGGHHH!何!?・・・これは・・・炎!?」
ステイル「手を貸そうか、トニー」
アイアンマン「赤髪の魔術師!?」
ステイル「ステイル=マグヌスだ。キャプテンさんに協力しようかと思ったが、君の方が手がかかりそうだからな」
アイアンマン「っふ・・・面白いジョークだ!」
セイバートゥース「ウルヴァリンンン!てめえの内蔵ぶちまけさせろおおお!」THUNK!
ウルヴァリン「てめえは黙って動物病院にでも行きやがれ!」THUNK!
 ズバババ!
セイバートゥース「GGHHH!?」
神裂「唯閃。ローガンさん、援護します」
ウルヴァリン「へっ、ありがとよカンザキ!」
グリーンゴブリン「スパイダーマン!お菓子かおもちゃ、どっちがいい?」BOOOOOOM!
スパイディ「言いながらお菓子のおもちゃなげんじゃないよ!もうっ!」THWIP!
御坂「スパイディ!」バリバリ!
グリーンゴブリン「おっと!なんだなんだ?エレクトロか?」
スパイディ「御坂、チームアップこれで何度目?」
御坂「さあね」
247:
初春「あわわ・・・なんだかまた敵が増えてます・・・」
黒子「佐天さんの歌で魔獣は動きが鈍ってますが・・・」
<ナンチャラカンチャラーオンリーマイレールガンキャンチューフーフーラーララー♪
黒子「それでもまだ倒し切れてませんわね・・・」
ハルク「ハルク、バケモノぶっとばす!」BBBLAAACCCHOOOOOOOOM!
初春「ハルクさんと・・・」
麦野「ひゃっはー!ば・け・も・の・た・い・じー!」ドオンドオン!
黒子「第四位の方・・・」
一通「ォらァ!てめェらさっさと倒れやがれェ!」バオ!
黒子「第一位の方が魔獣の相手をしてくれてますわね」
御坂「はああああああ!」バリバリバリバリバリ!
魔物「GGGLLLLLAAAAAAAAAA!」バリバリバリ
魔物「RRRRRAAAAAAAAA!」バリバリバリ
初春「!いえ、御坂さんはスパイダーマンさんと共闘しながらも怪獣を倒してます!」
黒子「さっすがお姉さま!」
ドーマムゥ(・・・ふむ)
248:
ソー「どうした闇の王。よそ見とはどういうつもりだ!」マイティパンチ!
ドーマムゥ「雷神の拳なぞ、弾くのは造作もないこと」フオ
ソー「ぬう・・・」マイティヌウ!
ドーマムゥ「君と似た雷のエレメンタルパワーの持ち主に興味があってね。彼女の力が増幅してるのを知ってるだろ?」
ソー「何!?貴様まさか!」マイティマサカ!
ドーマムゥ「ああ、それじゃあね」シュン
ソー「なっ!?待て!」マイティストップ!
グリーンゴブリン「HAHAHA!すごいなお前!俺の下で働く気はないか!?」
御坂「いい歳してハロウィンの仮装したオッサンに、それも悪人の下で働く気なんてさらさらないわ!」バリバリバリ!
スパイディ「言ってやれ言ってやれ!僕も蹴ってやる!」KICK!
グリーンゴブリン「ARGH!貴様らあ???っ!」
 シュン
御坂「!?」
ドーマムゥ「やあ、御坂美琴」
249:
御坂「なっ・・・何!いきなり・・・空間移動!?」
スパイディ「ドーマムゥ!」
ドーマムゥ「君の力は面白い。それも、増幅しているのを君も知っているよね?君の中でね」
御坂「!」
ドーマムゥ「君も不安だったりするんだろう?」
ドーマムゥ「怖いんだろう?君の力そのものが・・・」
ドーマムゥ「大きすぎる力が・・・」
上条「御坂!耳をかすんじゃねえ!」
御坂「っ!」
スパイディ「当麻!」
上条「そいつはお前の心を惑わそうとしてるんだ!」
スパイディ「当麻の言う通りだ!御坂から離れろ!」KICK!
ドーマムゥ「君に用はないよ」ヒュオ
スパイディ「!?」
 BACOOOM!
スパイディ「がは!」
御坂「スパイディ!」
ドーマムゥ「そっちにいる禁書目録も目的なのだが・・・」
禁書「っ・・・」
ドーマムゥ「君の方が邪魔だし、色々面白そうだ」
御坂「!?」
ドーマムゥ「我が手の中に来い」
 VVVVVVVVVOOOOOO!
御坂「ッ!――」
上条「御坂ァーーー!!!」
250:
禁書「・・・た、たんぱつが・・・黒い球体に包まれて消えちゃったんだよ・・・」
上条「てめえ!御坂をどうしやがった!」
ドーマムゥ「心配するな。命は保証しよう。我がものにするんだからね」
上条「っな!」
ドーマムゥ「さ、彼女が心細い思いをしないようにお話にいこうかな」
上条「待ちやがれ!」バッ
 シュン
 スカッ
上条「っく・・・くそ・・・くそー!」
スパイディ「・・・うう・・・!当麻!御坂は!?」
上条「・・・」
禁書「ドーマムゥにさらわれちゃったんだよ・・・」
スパイディ「なんだって!?」
 ・・・・・・・・・・
御坂「・・・・・・う・・・うう・・・ここは・・・」
ドーマムゥ「Welcome, to my realm(ようこそ、我が領域へ)」
251:
  \ここでアメコミ邦訳本のCM/
 ?とにかく面白いアメコミが見たい人におススメの邦訳本?
ベスト・オブ・スパイダーマン :
 スパイディの約50年の歴史の中の名エピソードを収録した名作。伝説の第一話ももちろん収録されている。
 他にも『スパイダーマンの引退』、『ヴェノム再び』、『スパイダーマンを集める少年』などの名作が多数掲載。
 古い作品なので、ちょっと古っぽいなあと思うかもしれないが、これはこれで素晴らしい作品なのは間違いないはずだ
 「あのエピソードがない!」という意見もあるだろうが、スパイディの全名作を収録は無茶な話なので・・・
 しかし収録されているのは間違いなく名作で、古い作品ながらも面白い話が多数ある。
 アメコミのスパイディを見たい!という方に是非おススメ。値段も翻訳本の中ではかなりのお得プライス!
 入門編にもぴったりな作品。やはり値段が安いというのがかなり大きいポイント
スパイダーマン・ブランニューデイ :
 スパイディの歴史を一部『なかったこと』にして再スタートしたシリーズ。従来のスパイディシリーズ作品である。
 それまでの複雑な歴史が魔法で消えたので、初心者にも入りやすい。それでも完全に初心者向けとは言えないが
 新キャラのヴィランが多数登場する。主にNYを舞台にスパイディの活躍を描いた作品で、スパイディらしい作品
 ヴィランもスーパーパワーの敵などではなく、スケールが大きくないところがスパイディらしい。
 3巻まで翻訳されており、続編の翻訳も予定されている。特におススメは2巻。ウルヴァリンとのチームアップあり
 アメコミのスパイディを見たい!という方にお勧め。ハデなアクションとはいえないが、スパイディのシンプルな作品
シビル・ウォー :
 一大クロスオーバーイベントを翻訳した作品。それまでの知識がないと意味不明だが、説明冊子が入っている
 超人登録法をめぐり、キャップとアイアンマンを筆頭にヒーロー同士が対立し、シビルウォー(内戦)が起こる話
 とにかく登場するキャラが多く、バトルも多めな作品。過激な発言のキャップが目立つ。
 この一作はシビルウォーの大筋を描いているが、この一作だけではシビルウォーの全部を把握しきれないのが難点
 スパイディの行動の理由、トニーの心境などこの本だけでは描かれていない部分を見ないといまいち納得できないかも
 が、それらを描いた『タイイン(別タイトルの同時期を描いた作品)』も部数限定で翻訳されているので、この作品を
 読んで続きが気になったらタイインの翻訳も買う、という手もある。かなり高値で取引されているらしいが・・・
253:
>>251の続き
ワールド・ウォー・ハルク ;
 ハルクが辺境の惑星から帰還し、地球を相手に暴れまくる話。とにかくハデなアクション、バトルが見ものの一作
 前日談の『プラネット・ハルク』を見ないと話がわからないが、あらすじも掲載されているのである程度把握できる
 アイアンマン、FF、Dr,ストレンジ、ブラックボルトといった強者をハルクがボコボコにしていく様を描いている
 ハデでBACOOOM!的なアメコミが見たい!という人におススメ。ハルクの暴れっぷりがむしろすがすがしいかも
 アートが日本でも有名なジョン・ロミータJrの明るいわかりやすい絵柄というのも見どころ
アイアンマン・エンター・ザ・マンダリン :
 アイアンマンとマンダリンの戦いを描いた作品。本来は数十年前のストーリーなのだが、描きなおした作品。
 アーマーも古いもので、眉間にしわがあったりする有機的(?)な感じだが、これはこれでカッコイイアイアンマン
 映画「アイアンマン3」を見て「マンダリンってなんやねん・・・」と思った方はこの本を見れば印象が変わるはず
 ストーリー自体は特に特筆した点はないかもしれないが、一番の見どころはアート(絵柄)。
 ダイナミックでパワーがあふれる感じのアートで、バトルシーンのかっこよさはかなりのもの。
 例えるならガイナックスのアクションシーン(ほどではないが)に近いものを感じさせる一作。内容より絵に目が行く
ジャスティスリーグ・誕生 :
 初心者におススメのコーナーでも紹介したが、この作品は本当におススメの一作。初心者でもそうでなくても
 迫力のアクション、かっちょいいアート、単純明快で面白いストーリーなど、文句なしの一作。
 MARVELのSSを描いておいて何だが、この本は本当に良作だと言える
ウォッチメン :
 アメコミ史上最高傑作の一つと言われる、伝説の作品。映画化もされている。現在前日談が原書で刊行中らしい
 DCコミックの作品で、他のコミックのキャラクタ―は登場せず、オリジナルのキャラクターが描かれている
 ヒーローアクションものとは違うが、間違いなく『ヒーロー』を描いた作品で、読めば衝撃を受けること必須
 冷戦の時代、ヒーロー活動が禁止されているアメリカで奔走する男、ロールシャッハ達の物語。
 ある事件を捜査していくうちに、その裏に世界を巻き込む巨大な陰謀に到達していく・・・といった感じ
 分厚い上に値段もはり、さらにアートがちょっと怖い。終末的な雰囲気をだしているのだろうが、個人的には何か怖い
 が、アメコミを『ただの子供の読みもの』から『大人も読むもの』へと昇華させた名作中の名作。アメコミの革命作品
 実写映画を見てからコミックを買うか考えるという手もある。いきなりコミックを買うより確実かも
これらで紹介した作品は、>>1の感想、偏見的な意見が入ってますので、ご注意ください
また、翻訳本は基本的にお値段が高めなので、購入の際にはじっくり考えてからの購入をおすすめします
アメコミ面白いぜ!
255:
>>251 >>253の補足追加
ダークナイト・リターンズ :
 ウォッチメンと並び、アメコミ史上最高傑作と言われている伝説の作品。DCコミックの本で、バットマンの物語
 『ヒーローとは何か』を説いた内容で、歳をとって引退していたバットマンが復帰し、孤高の戦いを繰り広げる話
 バットマンの『らしさ』全開で、スーパーマンとの戦いを通して、読者にバットマンというヒーローを物語っている
 翻訳本は、近年に再販されたものがあり、(まさかの)続編、『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』も収録してる
 その分かなり分厚いが、読み応えはばっちりすぎるぐらいのボリューム。続編をどうとらえるかは読者次第とのこと
 実は>>1はDC系のコミックはNEW52シリーズから入った初心者なので、この作品の内容は知ってても読んだことはないので
 詳しく説明はできないものの、名作ウォッチメンを紹介したからにはこちらも紹介するべきかと思って紹介しました
 DC系は基本的な知識しかもっていないので・・・ウォッチメンとNEW52のシリーズは買っているので紹介文は感想込みです
256:
スパイディ「御坂がつれさられたあ!?」
上条「くそ・・・どうすりゃいいんだ・・・」
ソー「なれば、このソーに任せてくれ」マイティチャクチ!
スパイディ「!ソー!」
禁書「神!」
ソー「恐らく雷の少女はドーマムゥの魔法で組み立てられた異次元世界に閉じ込められている」マイティスイリ!
上条「魔術っぽいことだなまったく」
ソー「我がムジョル二アの力で何とかその異次元の扉を開けるか試みてみよう。雷の少女を救ってくれ」マイティレスキュー!
上条「そうか、なら俺が行くぜ!」
禁書「とうまが!?」
上条「俺の右手でそんな幻想世界、ぶっこわしてやるぜ!」グッ
ソー「ダメだ」マイティノー!
上条「え!?」
ソー「今ムジョル二アで調べてみたが、雷の少女がとらわれている世界は『彼女の精神で構成された世界』だ」マイティワカル?
上条「・・・どういうことだ?」
ソー「彼女の心で作られた世界だ。君の右手は魔法を打ち消す。その世界へ行けば、その世界が消えるだろう」マイティOK?
上条「俺が御坂の心の世界に行けば、その世界が壊れて・・・」
禁書「たんぱつの・・・心が壊れるってことかも」
ソー「そーだ。心の世界を打ち消せば、少なからず彼女の精神に影響が出てしまう」マイティタブンネ!
上条「くそっ!どーしろってんだ!」
257:
>>256
ムジョル二ア:ソーが持つ、魔法のハンマー。高潔な精神の持ち主だけが持ち上げられる神秘の道具。
 次元移動、時間移動、天候操作、飛行などの能力を持つ。かなりぶっ飛んだことも可能。
 他に持ち上げられるのはキャップなど少数。ハルクのパワーでも持ち上げられない(一部媒体では無理やり持ち上げた
 魔法の道具なので、特別な異次元世界への扉を開けることができてもなんら不思議ではない
258:
スパイディ「僕が行く」
禁書「!スパイディ?」
スパイディ「ソー、いいかい?」
ソー「君さえよければ」マイティイイノ?
上条「ちょっと待てスパイディ、どうする気だ!?ドーマムゥの魔法で作られた世界なんてどうやって脱出する気だ!?」
スパイディ「そんなもん、どうとでもなるさ」
上条「っ・・・」
ソー「なれば、これを受け取ってくれ。雷の少女へと渡しすのだ」マイティフォース!
スパイディ「これは・・・?・・・光の玉?」
禁書「なんだかベジータをやっつけた時の元気玉みたいなんだよ!」
上条「お前いつの間にその漫画を・・・」
ソー「これは雷のエレメンタルパワーを増強するフォースだ。我がムジョル二アによって作りだした」マイティオーダーメイド!
スパイディ「これで御坂をパワーアップさせるってこと?」
ソー「そーだ」マイティソー!
スパイディ「おっけおっけ!任せろ!このスパイダーマンが囚われのお姫様を救出するよ!」
上条「任せたぜ・・・スパイディ」
禁書「がんばって!」
スパイディ「I'll be back」
ソー「では、次元の門を開ける!」マイティパワー!
 シュゴゴゴゴゴ・・・
ソー「ぬぬぬ・・・スパイダーマン!この穴に飛び来むのだ!長い時間は開けてられぬ!」マイティフンバル!
スパイディ「ああ!今いくぞ御坂!」
 シュゴーーー・・・
259:
キャップ「だあ!」GANG!
レッドスカル「GHH!・・・その程度かキャプテン?貴様も歳だな」
キャップ「それはお互い様だ!」
魔物「GGGGHHHHH・・・」ズーン
麦野「っち・・・バケモンどもじゃ張り合いがなくなってきちまった・・・」
レッドスカル「どうした!年齢を気にするような男だったか貴様は!ははは!」
麦野「」イラッ
麦野「あたしのこと言ってるんじゃないのは確かだけど・・・なんかむかつく・・・」
麦野「いっちょぶっ飛ばすか」
 ドオ!
レッドスカル「!?」
 ドオーン!
キャップ「!何だ!?後方からブラストが・・・レッドスカルの腹に穴を・・・!・・・君が撃ったのか!?」
麦野「何?だめだった?」
キャップ「いや・・・助かったよ、ありがとう少女」
麦野「しょっ!?あたしのことか!?」
キャップ「?・・・そうだが・・・少女と言われるのはいやだったかな?」
麦野「いっ、いや!別にそういうことじゃ・・・(やべえ、少女だってやべえ、やっぱちゃんと10代に見えるんだあたし)」
キャップ「しかし・・・いくらレッドスカルとはいえ、命まで奪うのは――」
レッドスカル「気づかいは無用だよキャプテン」ムク
キャップ「!?何!?」
260:
麦野「何だァ!?あの赤ドクロ、腹に穴があいてるのに・・・立ってやがる!」
 シュウウ・・・
キャップ「穴が・・・戻っていく?」
レッドスカル「不死身の肉体でね」
セイバートゥース「RRRRRRR!お嬢ちゃん、その皮をひきはがしてやるぜえええ!」グアッ
神裂「けっこうです」ズバン!
ウルヴァリン「この変態獣野郎が。その喉ひきさいてやる」THUNK!
セイバートゥース「GGGGRRRRRRR!」
神裂「この男・・・切っても切っても肉体が再生しますが・・・」
ウルヴァリン「そういう身体なのさこいつも俺もな!」
神裂(いや・・・何か違う感じがする・・・これは・・・)
ステイル「イノケンティウス!」
イノケンティウス「オオオオオオオオ!」
マンダリン「炎だと?我が指輪と力試しだ!」BBBBOOOOOOOWWW!
 バオーン!
ステイル「こちらの方が火力は上みたいだな」
マンダリン「っく!」SSSSSHHHHHHAAAAAAAA!
アイアンマン「冷凍光線だぞ!」
ステイル「無駄だ!イノケンティウスの炎を消すなど不可能だ!」
マンダリン「ならば、10の指輪全ての力を!」
アイアンマン「そうはさせるか!レーザーカッターだ!」BBBBBEEEE!
マンダリン「っ!」
アイアンマン「腕を切り落としてやったぞ(しまった・・・やりすぎたか)」
 シュウウ・・・
アイアンマン「!?腕が再生した!?」
マンダリン「ジンギス・カーンの子孫の我が肉体は不死身!」
ステイル「どういう理屈だ・・・」
261:
佐天「次の曲は『HEATS』!行きまーす!・・・熱くなれ!振り向くことォなァくゥ!♪」
初春「佐天さん・・・なんやかんやでノリノリで歌ってますが・・・」
ハルク「ハルク、サテンとウイハル守る!」
初春「ハルクさんが怪獣達から私達を守ってくれてるから何とかなるものの・・・このままじゃラチが・・・」
上条「おーいお前ら!」
初春「あ、上条さん」
上条「ハルクに守ってもらってんなら一緒にこいつも守ってやってくれ」
禁書「守ってください」
初春「もちろんです。ハルクさんいいですよね」
禁書「インデックスっていうんだよ!守ってねハルク!」
ハルク「イン・・・?・・・ハルク、サテンとウイハルとインなんとか守る!」
禁書「インデックスなんだよ!」
初春「上条さんはどうする気なんですか?」
上条「幻想をぶっこわしに行く!」ダッ
キャップ「ブラストの少女!手をかしてくれるか!?このレッドスカルは何か妙だ!」
麦野「あ、あたしは麦野ってんだよ!それよりこいつブチ抜いても平気ってどういうことだおい!」
キャップ「援護してくれ!私がトドメをさす!」
レッドスカル「来い!キャプテン!」
麦野「ああもう!よくわからねーけど!」ドウドウ!
レッドスカル「ぬうう!」
キャップ「だあああ!」KKKAAAACCCCKKKKK!
麦野「!っ・・・盾のふちで・・・首を切断しやがった・・・えげつねえ・・・」
262:
キャップ「・・・お前の首をはねることなど・・・私は・・・お前が本物でなく作りモノであってくれればいいが・・・」
キャップ「たとえ悪人であっても、命を奪うことはしたくない・・・」
キャップ「私は・・・」
レッドスカル「このごに及んでまだ気づかうのか貴様は・・・」
キャップ「!?」
麦野「ウソだろお・・・首がくっつきやがった・・・」
レッドスカル「貴様の弱点はそういうところだキャプテン。私の首を切断しても気負うその心がな・・・」
レッドスカル「決して命を奪わないのがヒーローとしての優しさであり、戦士としてのもろさだ!」
キャップ(・・・こいつはレッドスカルなのか?・・・奴に再生能力はないはず・・・それにドーマムゥの手下になるなど・・・)
麦野「おいおい星条旗さんよお、どうすんだ!?」
キャップ「・・・こいつはレッドスカルではない。麦野くん!私がジャンプしたらブラストを私の盾に撃ってくれ!」
麦野「はあ!?」
キャップ「奴の真上で盾をかざす!ブラストを反射して真上から浴びせれば、跡形もなく消える!」
麦野「また無茶苦茶な・・・」
キャップ「いくぞ!」ジャンプ!
麦野「ああもう!なんつー勝手な奴らだまったく!」ドオ!
 BBBBBEEEEEEEE!
 FFFFFSSSSSHHHHHHHHAAAAAAAAAAZZZZZ!
レッドスカル「AAAAARRRRRRRRGGGGGGHHHHHHH!」
 チャクチ
キャップ「真上から全身にブラストを浴びて完全消滅・・・これなら・・・」
 シュウウ・・・
レッドスカル「HHHAAAAAAA・・・」
キャップ「・・・消滅しても復活・・・だと?」
263:
レッドスカル「HHHAAAAAAA・・・」
キャップ「っく・・・どうすれば・・・」
上条「キャプテン!どけえええ!」ダッ
キャップ「!少年!?」
レッドスカル「!」
上条「くらえーーー!」
 ゴッ!
レッドスカル「っ!・・・」
 シュウウ・・・ ボロボロボロ・・・
レッドスカル「!?」
キャップ「な・・・何だ!?」
麦野「赤ドクロが・・・燃えるように崩れていく」
レッドスカル「まさか・・・NNNNNUUUUUUUUUUUAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
 ボロボロボロ・・・
キャップ「・・・これは・・・どうなっているんだ?」
上条「こいつはドーマムゥが作りだした幻影ってことだ。俺の右手で、ブチ壊してやった」
キャップ「!なるほど!」
麦野「理解はええ」
264:
マンダリン「炎の巨人め!我が力の前にひれ伏せえ!」
イノケンティウス「オオオオオオオオオ!」
ステイル「トニー!こいつはどうすれば倒せるんだ!」
アイアンマン「知るもんか!リパルサーで完全消滅させても、君の炎で全身焼いても復活なんてどうしろというんだ!」
上条「上条さんにお任せだー!」ダッ
ステイル「!?」
上条「てめえら幻影どもをブチ壊してやる!」
マンダリン「何だ貴様は!暗黒パワーをくらえい!」BBBBEEEE!
上条「暗黒パワーだか何だかしらねえが、俺の右手には効かないんだよ!」キュアン!
マンダリン「何ィ!?」
上条「っらあ!」
 ゴッ!
マンダリン「っが!?・・・!?・・・な・・・なんだと・・・」ボロボロ・・・
アイアンマン「マンダリンが・・・焼けながら崩れていく・・・」
ステイル「・・・イマジンブレイカーの力か・・・」
マンダリン「AAAAAAAAAAA・・・」ボロボロ・・・
上条「次ィ!」ダッ
ステイル「・・・忙しい男だ・・・」
265:
セイバートゥース「お嬢ちゃんんん・・・こっちにおいでえええ!」
神裂「スパイダーマン以外はお断りです!」ズバシュ!
ウルヴァリン(・・・こいつ・・・匂いが違う・・・セイバートゥースの偽モンか?・・・!・・・ドーマムゥの・・・)
上条「神裂???!どけえーーー!」
神裂「!」
セイバートゥース「あァ?・・・ガキがなに――」
上条「だっしゃあ!」
 ゴッ!
セイバートゥース「ぐべ!?」
 ズザザー
ウルヴァリン「あの野郎の右手は確か魔法を打ち消す・・・なら」
セイバートゥース「やってくれやがったなあああクソガキィ!てめえの皮膚をひっぺがして・・・!?」ボロボロ
上条「てめえの幻想はもう終わってんだよ」
セイバートゥース「な、何ィ!?RRRRRRRAAAAAAAAAAAA!」ボロボロ・・・
 シュー・・・
ウルヴァリン「・・・へ」
神裂「そうか、こいつは魔術で作られた幻影だったのか・・・」
上条「あと一人だったな!行くぜ!」
266:
黒子「っく!なんてすばしっこいんですの!」シュン
グリーンゴブリン「HAHAHA!ミュータントの小娘が、この俺に挑もうなどとはな!」
 BBBOOOOOMMM!
黒子「っと!危ない!」シュン
グリーンゴブリン「スパイダーマンがいない分、楽しませろよ!」シュシュシュ!
 ズバズバ!
黒子「!っつう!手裏剣!?・・・」
グリーンゴブリン「いまならおまけ付きでえす!」ヒョイ!
黒子「っ!爆弾――」
 BBBOOOOOMMM!
 シュン
黒子「っぐ・・・少々・・・被弾してしまいました・・・」
上条「白井!大丈夫か!?」
黒子「か、上条さん・・・わたくしなら大丈夫です・・・」
上条「くそ!あの野郎に触れれば倒せるのに、飛んでるから手がだせねえ」
黒子「ならわたくしがテレポートで接近を・・・うっ・・・」ズキ
上条「無理すんな!ひどいケガだぞ!」
グリーンゴブリン「HAHAHA!鬼さんここまでおいで!」
上条「・・・あの野郎???!」
黒子「・・・それよりも・・・お姉さまは?・・・」
上条「・・・スパイディがなんとかしてくれる・・・きっと・・・」
267:
 ?????
御坂「・・・ここどこよ・・・あんた・・・私をどこにつれてきたの!?」
ドーマムゥ「おお怖い、なんて形相でにらむんだ。安心したまえ、ここは君の心の世界だよ」
御坂「・・・はあ?」
ドーマムゥ「君とは折り入って話がしたくてね。最も安らぐであろう、君自身の心の世界を作ったのだよ」
御坂「・・・(意味わかんないけどなんとなくでいいのよね・・・もうこういうの慣れてきた)」
ドーマムゥ「君は自分の力を怖いと思ったことはあるかい?」
御坂「!」
ドーマムゥ「君の力が増幅しているのは知っているね?いつか、その力が手に負えないほどになったらと思うと・・・」
ドーマムゥ「何が原因かわかっているのか?スパイダーマン達だよ?」
御坂「っ・・・」
ドーマムゥ「彼らも私も、元は異世界の住人だ。異世界とは、決して交わることのない平行したものなのだよ」
ドーマムゥ「本来なら出会うはずのない、未知の存在。お互いにね」
ドーマムゥ「その異世界の人間と、長い時間共に活動をしていれば、人体には影響が出るものさ」
御坂「・・・」
ドーマムゥ「スパイダーマン達のせいで、君は自分の力にのみこまれる日が来るかもね・・・」
ドーマムゥ「かつて、似た境遇のヒーローがいた。『セントリー』という男さ」
ドーマムゥ「彼は『100万の太陽の爆発に匹敵するパワー』を持った地球最強のヒーローの一人だった」
ドーマムゥ「しかし、君と同じく自身の力を恐れていた。もっというなら、自分の暗黒面の『ボイド』という存在に」
ドーマムゥ「彼はその力で何度も地球を救ったが、結局は暗黒面に勝てず、滅んだよ」
268:
>>267
セントリー:60年代のシルバーエイジと言われる時代から活躍していたヒーローで、地球最強のヒーローの一人。
 ハルクと仲がよく他のヒーローとも交流が広いまさしくMARVELのスーパーマン的なキャラ。Sマークにマントと共通点も
 が、ホントは2000年頃に登場した新キャラで、『皆の記憶から消されていた』という設定で登場。
 つまり、昔からいたけど、皆忘れてしまっていたヒーロー。という設定の新キャラ。ややこしい
 実際に60年代風のコミックを(一部)描かれたり、古い絵柄のイラストが描かれたりして『ホントに昔からいた』風を
 完全に装っていた。そのため一部の人は「こんなキャラいたんだ」という風に勘違いしたとか
 100万の太陽の爆発のパワーとかいうデタラメスペックながら、精神的にもろいのが難点
ボイド:セントリーの暗黒面。世界を滅ぼす者。セントリーの内面に潜む脅威の存在
 アベンジャーズ、X-MEN、超人類インヒューマンズ、FF、ネイモア、Dr,ストレンジらが総出でやっと足止めできる程度
 実は『セントリーの暗黒面がボイド』ではなく、『ボイドの少しの良心がセントリー』であり、ボイドこそ本来の姿
 ソー達神々の王国、アスガルドを崩落させるが、最後はソーによって倒された
269:
ドーマムゥ「そうならないためにも、私は君に手をさしのべよう」
御坂「!?」
ドーマムゥ「我が手先となれ。我が力で君の力を制御し、安全を保障しようじゃないか」
ドーマムゥ「君には素質がある。我が下でその力を存分に発揮しないかい?君が望むなら、他の仲間も一緒に――」
御坂「ばっかじゃない?」
ドーマムゥ「っ」
御坂「何を言うのかと思ったらべらべらと勝手なことを・・・私が自分の力に負けるですって?」
御坂「私は努力して力を得たのよ。自分を恐れたりなんてしない。私は私。あんたの言うヒーローとは別人よ」
御坂「力が成長してるのは確かに妙に思ったけど、あんたの説明で合点がいったわ!むしろほっとしたわよ!」
御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなう」
御坂「私の力は、私の誇り!あんたなんかの手先に誰だなるもんか!」イーッダ
ドーマムゥ「・・・はあ、人間の脳は理解しがたいよ。我が下にくることが何よりの安心だと言うのに・・・」
ドーマムゥ「しばらく反省するといいよ。ここで君の心が壊れていきながらね。私は君達の世界を滅ぼしてくるよ」
御坂「なっ!?待ちなさい!」
 シュン
御坂「・・・消えた・・・」
270:
アイアンマン「!ドーマムゥ!」
ドーマムゥ「・・・これはどういうことだい?ちょっと目を離した隙にレッドスカル達が消えているとは・・・」
キャップ「貴様の作りだした幻影だったとはな!上条くんの右手で消滅したぞ!」
ドーマムゥ「・・・」ピッ
魔物「GGGGGGGGGGRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAA!」
魔物「FFFFFFFSSSSSSSSSSSSAAAAAAAAAAAA!」
魔物「LLLLLLLLLLLLLLLLAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOO!」
ウルヴァリン「!?なんだ!バケモンどもが急に元気になりやがった!」
初春「そんな!佐天さんの歌は・・・」
佐天「そォのォ血ィのォさァだァめェッ!じょ???っじょォ!」
初春「歌ってるのに・・・効果がない?」
ドーマムゥ「その子の歌に乗せられている音波を消したのさ。魔獣達が拒否反応を起こす音波をね」
ドーマムゥ「ついでに、もっとたくさん招待しよう」
魔物「OOOOOOOOOOOOOOOOOO!」
魔物「GGGGGGGGGGGGAAAAAAAAAAAAA!」
魔物「ZZZZZZZZZZUUUUUUUU・・・」
ソー「!魔獣達が増えた!」マイティビックリ!
キャップ「ソーとトニーはドーマムゥの相手を!他の者は魔物の殲滅だ!」
272:
 ・・・・・・・・
スパイディ「・・・ここが御坂の心の世界・・・真っ暗じゃないか・・・」
スパイディ「はやく御坂を見つけないと・・・御坂!どこにいる!」
スパイディ「・・・!あっちに何か・・・」
御坂(・・・なんだか・・・意識が遠のいていく・・・これも魔法なのかな・・・)
御坂(・・・眠いみたいな・・・変な感覚・・・前がかすんで・・・)
 ミサカ!
御坂(・・・?・・・誰?・・・この声は・・・)
スパイディ「御坂!無事か!返事をしろ!」
御坂(・・・スパイディ?・・・)
スパイディ「これは・・・黒い空間に手足が縛られている。しかも、僕がどれだけ前に進んでも手が届かない」
スパイディ「魔法ってのはなんでもありだから困るよ!御坂!聞こえるかい!」
御坂(・・・スパイディの声・・・どうしてここに?・・・・・・ここってどこだっけ?・・・)
スパイディ「御坂!返事をしろ!起きるんだ!」
御坂(・・・意識が・・・もう・・・)
スパイディ「御坂!」
御坂(・・・私・・・私は・・・)
スパイディ「・・・っ・・・御坂、聞いてくれ」
 パサ
御坂(・・・?・・・・・・!・・・)
ピーター「僕の名前はピーター・パーカー。14のころからスパイダーマンとして活動している」
274:
御坂(スパイディ?・・・マスクを脱いで・・・どうして?・・・)
ピーター「スパイダーマンとして今まで君達と接してきた。けど今は、ピーターとして君に言うよ」
ピーター「僕はマスクをつければスパイダーマンになる。マスクを脱げば、さえないドジな男、ピーター・パーカーだ」
ピーター「マスクが僕を変える。マスクをつければ、スパイダーマンになりきれるんだ。でも、君は違う」
ピーター「君はマスクも何もなくても、御坂 美琴。一人の少女で、立派なヒーロー。どっちも御坂 美琴なんだ」
ピーター「そんな君を、僕は尊敬してた。君は、僕よりずっとずっとすごい人だ」
御坂(・・・スパイディ・・・マスクを脱ぐときは・・・別れの時だって・・・)
ピーター「大いなる力には、大いなる責任がともなう」
ピーター「君は、こんなとこで寝ている場合じゃないんだ。君の力で、学園都市を救うんだ」
御坂(・・・お別れなんて・・・いやだ・・・)
ピーター「君自身の力で、君自身の心の牢獄から抜け出すんだ!御坂!」
御坂(私の力で、ここから!)
 カッ!
ピーター「・・・お目覚めですかな?眠り姫?」
御坂「そうね、あんたのお説教で目がさめちゃった」
275:
ピーター「さっき言ったことは忘れてね?恥ずかしいから」
御坂「さあ、どうしようかしら」クスクス
ピーター「よかった。いつもの御坂だ。それじゃ、ピーター・パーカーからスパイダーマンへ変身しますか」スッ
御坂「マスクをかぶってても、そうでなくても、あなたはスパイディに変わりないでしょ。本当は」
スパイディ「・・・どうなのかな」
御坂「そういう細かいことを気にするなって教わったのはあなたたちからなんだけど」
スパイディ「それってイヤミ?」
御坂「さあね」
スパイディ「さて、こっからどうやって出るかだけど」
御坂「私の心でできてるなら、私がなんとかできるもんじゃないの?」
スパイディ「さあ、ドーマムゥの魔法で作られてるから、それを上回る力で・・・あっ!」
御坂「何?」
スパイディ「これをソーから渡すように言われてたんだ」ポウ
御坂「何これ・・・元気玉?」
スパイディ「君をパワーアップさせるフォースだよ」
御坂「・・・」
スパイディ「・・・・・・大丈夫かい?やっぱり、自分の力が大きくなるのは怖い?」
御坂「いいえ。何度も聞いたし、何度も言ってきた言葉の通り・・・」
御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなう」
スパイディ「・・・」
御坂「私の力は私自身!私が私に負けるもんですか!」
スパイディ「ああ、御坂の言う通りだ。それじゃあ、これを受け取るんだ」
御坂「うん」
 ウウウ・・・・・・
 カアッ!
276:
ドーマムゥ「フハハハ!どうしたんだいヒーロー達!その程度か!」
ソー「ぬう!なんというパワーだ!」マイティアナドレン!
アイアンマン「魔法を相手にするのはホントにやだよ!まったく!」
魔物「GGGGGGAAAAAAAAAHHHHHHHHHH!」
キャップ「だああ!」GANG!
ウルヴァリン「うらあ!」THUNK!
麦野「こんのゲテモンが!」ドオドオ!
一通「ヒャッハー!」バオーン!
ハルク「ハルク スマーーーッシュ!」BBBAAAAAACCCCCOOOOOOOOMMM!
上条「こらあ!この緑鬼!下りてきやがれ!」
グリーンゴブリン「ここまでおいでー!HAHAHA!」
佐天「はあ・・・はあ・・・もう歌えましぇん・・・」
初春「佐天さん、もうけっこう前から歌必要ありませんでしたよ?」
禁書「ハルク!やっちゃえー!」
アイアンマン「アーマー、ドーマムゥの弱点はないのか!?」
アーマー【該当する情報はありません】
ソー「マイティトルネード!」マイティトルネード!
 BBBBBAAAAAAAARRRRRRRRRRRGGGGGGGGGAAAAAAAAAA!
ドーマムゥ「っ!ハハハ!やってくれたな!インフェルノ!」ピッ
 VVVVVVVVOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMMMMMM!
ソー「ぐああああ!」マイティダメージ!
ドーマムゥ「これでおしまいだよ!」
ソー「!」マイティヤバイ!」
ドーマムゥ「この世界もろとも灰となれ!CHAOTIC FLAME(カオティックフレイム)!」
 VVVVVVVVVVVVVVVVVVVAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
 ドワオ!
277:
アイアンマン「・・・?・・・どうなったんだ?・・・何が起こった・・・」
アーマー【ドーマムゥの魔法が別の強力なエネルギーによって打ち消されました】
アイアンマン「何?・・・あのイマジンブレイカーの少年か?」
アーマー【いえ、この反応は・・・】
ドーマムゥ「・・・なんだと・・・・・・」
 バリッ・・・バリバリッ・・・バリッ・・・
御坂「やっほー、ドーマムゥ」
アイアンマン「御坂!戻ったのか!・・・身体中から電気があふれているぞ・・・」
ソー「雷の少女よ・・・力を得たか・・・」マイティニヤリ!
キャップ「あれは・・・」
ウルヴァリン「おい、どういうことだ。御坂の奴、宙に浮いてるぞ」
麦野「第一位さんが飛行能力を得たってのか?」
一通「・・・なンつゥエネルギーだありゃァ」
初春「御坂さんが・・・光り輝いてる・・・」
佐天「まるで・・・神様みたい・・・」
黒子「・・・お姉さま・・・お美しいですわ・・・」
神裂「あまり動くと傷が開きますよ。それにしても・・・あれは・・・」
ステイル「魔術の類か?・・・いや・・・そんなはずは・・・」
ハルク「ハルク、わけわからん」
禁書「たんぱつが・・・神?・・・」
上条「御坂・・・無事だったか・・・」
ドーマムゥ「貴様・・・どうやって脱出した?その姿は・・・その力は?・・・どういうことだ御坂 美琴」
御坂「・・・私は、今までの御坂 美琴じゃないわ」
ドーマムゥ「!?」
御坂「マイティ・御坂よ!!!」マイティー!
 バリバリバリガシャーーーン!!!
上条「」
278:
キャップ「」
アイアンマン「」
ソー「うむ!」マイティヤッタネ!
ハルク「ミサカ、あたまおかしくなった?」
ウルヴァリン「」
一通「」
麦野「」
初春「」
佐天「」
禁書「」
神裂「」
ステイル「」
黒子「お姉さまかっこいいー!」キラキラ
ドーマムゥ「・・・・・・え?・・・なんて?・・・」
御坂「見てわかんないかしら?私、ものすごいパワーアップしてるんですけど」バチッ・・・バリリッ・・・
 ヒュー ズデッ
スパイディ「いてっ!」
初春「!スパイダーマンさん!」
スパイディ「あー・・・戻ってこれたか・・・」
佐天「御坂さんに一体何が!?」
スパイディ「御坂はソーの力でパワーアップしたのさ」
初春「・・・脳に影響はないんですよね?」
280:
御坂「ソー、あなたのおかげで私の力がすごいことになってるわ」バリバリッ・・・
ソー「私はきっかけにすぎない。それは君の力さ。火にガソリンを注いだようなものだ」マイティパネエシ!
アイアンマン「その言葉のチョイスで合ってるのか?」
御坂「さあ!ドーマムゥ!勝負よ!」
ドーマムゥ「カハハ!面白いね!人間が力を得た程度でこのドーマムゥに真正面から挑むと!?」
御坂「これを見てもそう言える!?」GGGGGGGGGGOOOOOO・・・
ドーマムゥ「!?」
御坂「マイティ!レールガン!!!」
  ッッッ!!!
 ド ワ オ !!!
キャップ「」
ウルヴァリン「」
魔物「」
284:
上条「な・・・なんつう威力だ・・・」ポカーン
禁書「すさまじすぎるんだよ・・・」ポカーン
黒子「お姉さまかっこいいー!」
キャップ「・・・っは!今のうちに我々は地上の魔物を倒すぞ!」
ウルヴァリン「あ、ああ!」
ステイル「もう全部あの子一人でいいんじゃないかな」
麦野「・・・いつもだったら大笑いするとこだけど、なんかそんな気も吹っ飛んだ」
一通(やべェ・・・カッコイインですけど・・・)
ドーマムゥ「NNNNMMMMMMM・・・・・・貴様・・・」
御坂「これくらいで降参だなんて言わないでよ!まだまだ!」ヴァリヴァリヴァリ!
御坂「超電磁!タ・ツ・マ・キーーー!!!」
 GGGGGGYYYYYYYYYYYUUUUUUUUUUUUUOOOOOOOOOOAAAAAAAAAAA!!!
ドーマムゥ「!?」
初春「御坂さんから電気の竜巻が!?」
佐天「ええー・・・」
ドーマムゥ「うっ・・・動けぬ!?」
御坂「あんたのその幻想を!ぶちぬく!超電磁スピィーーーンッ!!!」ギュガオーーー!
 GGGGGGGGGRRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAGGGGGGGGGGOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!
初春「きりもみ回転しながらドーマムゥをパンチで貫いた!?」
佐天「えェー・・・」
禁書「あれってとうまの真似かも」
上条「勘弁してください」
291:
ドーマムゥ「カハッ・・・・・・なんだ・・・この力・・・どういう・・・・・・」
御坂「まだまだよ!」ギューーーン!
ドーマムゥ「!?」
初春「御坂さんが空中高く上昇して・・・すごいエネルギーですよ!」
佐天「ふええ・・・」
御坂「超電磁!」ヴァリヴァリヴァリ!
 ギュオーーー
御坂「イナズマァッ!」ヴァリヴァリヴァリ!
 カッ
御坂「キィーーーーーック!!!」
   ズ
   ッ
   ド
   オ
   オ
   オ
   オ
   オ
  ン
  !!!
 ドゴーーーン!!!
初春「・・・すごい蹴り」
佐天「ひえェ・・・」
黒子「お姉さまかっこいいーーー!」
285:
そーいえば、コンバトラーVさんもマーベルコミックスに出てたなぁ……
ライディーン、ダンガードAと一緒に
288:
>>285
日本作品とアメコミ作品の共演って他になんかないん?
290:
>>288
確かマーベルキャラがゴジラを倒そうとする作品があったと聞いたことが。
ゴーストライダー辺りが選抜チームで。
292:
>>288
ゴジラはけっこうアメコミに出てるし、ウルトラマンもアメコミにあるらしい
スーパーマンの悪版がウルトラマンって名前らしいけど、それと別にちゃんと光の国のウルトラマンもいるってさ
あとは・・・モハメド・アリとスーパーマンが対決とか・・・日本じゃないけど
296:
 ガラガラガラ・・・
御坂「・・・どうかしら?そろそろ降参する?」バリバリッ・・・
ドーマムゥ「UUUUUUUUUMMMMMMMMMMMNNNNNNNNNNNNNNGGGGGGGGAAAAAAAAAAAA!!!」バオーン!
御坂「!」
ドーマムゥ「やってくれるな・・・人間程度がっ・・・思いあがるな・・・もはや容赦はせん・・・」ババッ
ソー「!?何をする気だ!」マイティピンチ?
ドーマムゥ「DARK DIMENSHON(ダークディメンション)」
 MMMMMMMMMOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMMMMMMMM・・・・・・・・・・
キャップ「!?何だ・・・空が・・・赤黒く・・・澱んでいる・・・」
アーマー【トニー様、非常事態です】
アイアンマン「どうした!?何が起こっている!?」
アーマー【この世界が、ダークディメンションにのみこまれていきます】
アイアンマン「何だと!?」
ドーマムゥ「貴様らの世界をいただく!」
297:
ウルヴァリン「おいおい!どうなってやがる!」
スパイディ「空にダークディメンション!?」
ステイル「この世界をダークディメンションが食いつくそうとしているというのか!」
ソー「そーはさせんぞ!マイティフルパワー!!!」マイティフォース!
 GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGG!!!
アイアンマン「アーマーリミッター解除!マキシマムレベルフォースフィールド!ダークディメンションを食い止める!」
アーマー【しかし、あまりに危険です。わずかな足止めにしかなりません】
アイアンマン「それでもいい!」
アーマー【了解】
 ZZZZZZZZZAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKKKKK!!!
御坂「何・・・この世界を飲み込もうっての!?そうはさせ――」
ドーマムゥ「CHAOTIC FLAME!」
 VVVVAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
御坂「!?あああああああ!!!」ゴオオオオ!
ドーマムゥ「君には散々やられたからね・・・今度は私だよ・・・」
アーマー【エネルギーを全開にしてますが、ダークディメンションの浸食を食い止め切れません】
アイアンマン「ぐううう!」
一通「おいシェルヘッド!おりてこィ!俺がてめェのベクトルを上げてやるぜェ!ウルトロンの時みてェにな!」
アイアンマン「!そうか!任せるぞアクセラレータ!」チャクチ
一通「おゥ!てめェもぶっこわれねェ程度にきばれよォ!」ッカ!
 ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKKKKKKKKKKKK!!!
アーマー【す、すごいエネルギーです】
アイアンマン「ッフ、機体がもつかどうか・・・」
一通「死なばもろともよォ!いくぜェェェ!!!」
298:
ソー「ぬぬぬぬぬ!我が力を全開にしてるものの・・・パワーが・・・」マイティヤバイ!
キャップ「麦野くん!君のブラストをソーに注ぐんだ!」
麦野「はあ!?星条旗さんいかれたのか!?」
キャップ「ソーの力で、君のブラストをエネルギーにして吸収してもらえれば、君のパワーがソーのパワーになる!」
ソー「さすがだキャプテン!貴公の戦略にはいつも度肝を抜かされる」マイティメイアン!
麦野「んなことできるのか!?」
ソー「任せろ!君の力をかしてくれ!」マイティガンバル!
麦野「どうなっても知らねえぞ!」
 ドオ!
 ギュオオオ!
ソー「ムゥン!なんというパワーだ!」マイティスゲエ!
麦野「まだまだこんなもんじゃないよ!フルパワーでいこうかい!?」
ソー「おお!」マイティマジカ!
麦野「おらおらおらおら!」
 ドオドオドオドオオオオオオ!!!
 グアオオオオオ!!!
ソー「おおお・・・・・・おおおおお!」マイティオオオ!
ソー「おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」マイティオオオオオ!
ソー「ユニバアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァス!!!」
 GGGGGGGGGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAARRRRRRRRRRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
キャップ「よし!麦野くん、そのままエネルギーを供給し続けてくれ!」
麦野(よし、じゃねえだろ。リアクションやべえだろあれ)
301:
キャップ「トニーとソーがダークディメンションの浸食を食い止めてくれる間に、何とかせねばなるまい」
ウルヴァリン「何とかってどうする気だ」
キャップ「この現象はドーマムゥの魔法によってダークディメンションがこの世界を飲み込もうとしていること。つまり」
禁書「!とうまの右手でなんとかできるかも!」
キャップ「そういうことだ」
神裂「しかし、ドーマムゥに触れるのは危険極まりない上に、それでこの現象が収まるかどうか・・・」
初春「待ってください。ここから離れた上空に未知のエネルギーの結晶を観測しました」ノーパソカタカタ
佐天「え!?」
初春「おそらくドーマムゥの魔法によるものです。ダークディメンションがその魔法の結晶めがけ浸食している可能性が」
黒子「つまり・・・そのエネルギーの結晶とやらがダークディメンションの『エサ』ということですの?」
初春「おそらくは・・・その地点を中心に、ダークディメンションが広がっているので」
スパイディ「だったら当麻をそこまで連れてって、イマジンブレイカーでその結晶をぶっこわせばいいんだね!」
上条「どうやって行くんだ!?アイアンマンもソーも手一杯だし・・・白井は動ける状態じゃない」
スパイディ「僕がつれていく」
上条「!?スパイディ!?」
スパイディ「僕ならウェブで一気にビューンヒョイよ!学園都市の上空は慣れたもんさ!」
キャップ「よし、ならばハルクと私とローガンは魔獣の相手をする。突破口を開くのは任せてくれ」
ステイル「僕も手伝いますよキャプテンさん」
神裂「私も護衛します」
ハルク「ハルク、サテンとウイハルとインなんとか守りながら、バケモンぶっとばす!」
禁書「インデックスなんだよ!」
スパイディ「よーし!行くよ当麻!右手で僕に触れないようにね!空中でパワーが無くなったら君を落っことすかも」
上条「ああ!」
302:
魔物「UUUGGGGAAAAAAAAAAAA!」
キャップ「だあああ!」BACOOOOOOOOMMM!
ウルヴァリン「どきやがれ!てめえら!」THUNK!
ステイル「イノケンティウスよ!魔獣どもを焼き払え!」
イノケンティウス「オオオオオオオオ!」ゴオオオオオオオオ!
ハルク「HULK!SMAAAAAAAAAASSSHHH!」
 BBBLLLAAAAAACCCCCHHHHHOOOOOOOOOOOOOOOMMM!
キャップ「今だ!行け!ピーター!」
スパイディ「レッツゴー!」THWIP!
 ビューン!
御坂「ぐああああっ!」ドオオオン!
ドーマムゥ「ほらほらどうしたあ?君ががんばらないと、ソーもアイアンマンも手が離せないんだよ?んん?」ブアオ!
御坂「っぐううう!なめんじゃあないわよ!」
アイアンマン「FFFFFFFFFFUUUUUUUUUUUUUUAAAAAAAAAAAAAA!!!」FFFFFFFFSSSSSSSSHHHHHHHAAAAAAAAAAAA!!!
ソー「スパアアアアアアアァァァァァァァアアアアアアアアアアクゥゥゥ!!!」GGGGGGGGGGGGGRRRRRRRRRRRAAAAAA!!!
キャップ「二人とも・・・なんとか持ちこたえてくれ!」
303:
 THWIP! ビューン!
スパイディ「ッシ!」
 THWIP! ビューン!
スパイディ「っは!」
 THWIP! ビューン!
スパイディ「大丈夫かい当麻?このスピードでも」
上条「あ、ああ!俺にかまわず、一刻も早く魔法の場所へ!」
スパイディ「OK!」
 THWIP!
 ギューーーン!
スパイディ「!?」
飛行型魔物「RRRRRRRRRRAAAAAAAAAAA!」
 ガシュ!
スパイディ「っぐあっ!」
上条「!?スパイディ!」
スパイディ(空中型のモンスター!?わき腹をやられた!落ちるっ!・・・そうはいくかあ!)
 THWIP!
 THWIP! ビュオ!
スパイディ(持ち直した!)
上条「大丈夫か!?・・・!・・・後ろから追ってくるぞ!」
飛行型魔物「LLLLLLLLLLLLLIIIIIIIIIIIIII!」
飛行型魔物「AAAAAAAAAAAAAAAAAAGGGGGGGG!」
スパイディ「っちぇ!人気者は困るねえ!(ヤバイ!当麻をおんぶしたままじゃかわしきれない!)」
 ザシュ!ザシュ!
飛行型魔物「GGGGGYYYYYYYYAAAAAAAAAA!」ドザア!
飛行型魔物「LLLLLLLLLAAAAAAAAAAA!」ドザア!
スパイディ「!?」
神裂「ここは任せて!行ってください!」
スパイディ「カンザキ!サンキュー!」
 THWIP! ギューン!
304:
スパイディ「急げ!急げ!一秒でも早く!」
 THWIP! ビューン!
上条(!・・・スパイディ・・・さっき受けた傷から血が・・・)
 THWIP! ビューン!
スパイディ「もっとスピードあげていく――」
 BBBBOOOOOOOOOOOOOOMMMMMM!
スパイディ「!?AAARRRGGGHHHHHH!」
上条「うあああ!?ば、爆弾!?」
グリーンゴブリン「スパイダーマン!俺と遊ぼうぜえ!」
スパイディ「グリーンゴブリン!」
上条「しまった!あいつがいるのすっかり忘れてた!」
グリーンゴブリン「俺のグライダーとスピード勝負するかあ!?手ェ出すのもありだよなあ!?」ヒュヒュン!
スパイディ「!カッター手裏剣!」
 SLASH! SLASH!
スパイディ「AARRGGGHHH!」
上条「スパイディ!(くそっ!俺をかかえてるだけじゃなくてさっきのけがもあってかわしきれないのか!)」
上条(俺の右手が届く距離なら、あいつを倒せるのにっ!)
グリーンゴブリン「今日こそお前の最後だ!さよならだよスパイダーマーン!」
スパイディ「・・・っ!」
 シュン!
シュン!
 シュン!
 シュン!
 シュン!
黒子「この白井黒子を忘れてもらってはこまりますの!」ドガア!
グリーンゴブリン「っぐへあ!?」
スパイディ「!黒子!」
305:
上条「!白井の飛び蹴りでこっちに来た!これなら!」
黒子「やってくださいまし!」
上条「てめえの幻想をぶっこわす!」
 ゴッ!
グリーンゴブリン「AAAAAAAAAAAAAA!!!AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA・・・・・・」ボロボロ・・・
グリーンゴブリン「SSSSSPPPPPPIIIIIIIDDDDDEEEEEEEERRRRRRRRRRRRRRMAAAAAAAAAAAAAAANNNNNNNNNNNN・・・・・・」ボロボロ・・・
スパイディ「バイバイ、シルエットゴブリン・・・!・・・黒子は!?」
上条「白井!お前ケガしてたんじゃ・・・」
黒子「・・・動かない身体にムチ打って、空間移動で来ましたの・・・お二人を助けに・・・」
上条「スパイディ!白井が落ちていってる!助けなきゃ!」
スパイディ「わかってる!でもこの距離じゃ――」
黒子「行ってくださいまし!学園都市を!この世界を守るためにも!わたくしにかまわず!」
上条「んなことできっかよ!」
スパイディ「!・・・大丈夫だ当麻、僕らは前に進むよ!」THWIP!
上条「何だって!?スパイディ!?」
スパイディ「見てなよ、黒子を」
上条「!?」
黒子(わたくしの役目は終えましたの・・・このまま・・・地面に激突するんでしょうね・・・)
黒子(ああ・・・お姉さまなら助けてくださったのでしょうが・・・今はそれどころではありませんし・・・)
黒子(それでもこの白井黒子、世界を救う手助けが少しでもできたので・・・十分――)
 ガッシイッ!
黒子「っぐえ!?」
 GGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGGRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
黒子「・・・かふっ・・・な・・・何が起きました・・・の・・・」
ハルク「クロコ、無事か?」
上条「・・・ハルクが空中で白井をキャッチした・・・」
スパイディ「僕らの世界の連中も、なかなかやるだろ?行くよ!」THWIP!
 ビューン!
306:
上条「目的地までどのくらいだ!?」
スパイディ「戦場まで何マイル?」
上条「お前も知らないのかよ!」
スパイディ「方向はこっちで合ってるはずだ!まっすぐいけば・・・」
飛行型魔物「GRRRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAA!」
スパイディ「危ないっ!」ヒョイ!
魔物「GGGRRRAAAAAAAAA!」
スパイディ「うおあっ!」ヒョイ!
上条「学園都市中に怪物がいるんだった!スパイディ、目的地までこの怪物どもが邪魔するのか!?」
スパイディ「怪獣さんに聞いてよ!」
 THWIP! ビューン!
ドーマムゥ「フハハハハ!踊れ踊れ!当たると燃え尽きるぞお!」
御坂「なんなのよこの炎の球体みたいなの!もう!」
ドーマムゥ「もはや時間の問題だ。ソーもアイアンマンもいずれパワーが尽きる。そうすればこの世界はわがものだ!」
御坂「そうはいかないっていってんでしょ!」ヴァリヴァリヴァリ!
キャップ「だああ!」BBBAAACCCOOOOOOMMM!
ウルヴァリン「おいキャップ!こいつらいいかげんになんとかならねえのか!」THUNK!
キャップ「ピーター達がやってくれるまで持ちこたえるんだ!」
ステイル「急いでくれスパイダーマン!上条当麻!我々ももたんぞ!」
神裂「それ以上行かせません!」ズババババ!
魔物「LLLLLLLLAAAAAAAAA!」
神裂「ここより先へは、この私が相手になります!」
308:
御坂「はあ・・・はあ・・・」バリッ・・・バリバリッ・・・
ドーマムゥ「電池切れが近いようだね御坂・・・いや、マイティ・御坂、だったかな?クフフ・・・」
御坂「・・・はあ・・・はあ・・・」
ドーマムゥ「我が魔法の目で見えるよ・・・君のお友達が苦しみ悶える姿が・・・」
御坂「!」
ドーマムゥ「白井黒子とかいうテレポーターは、スパイダーマン達を援護して力尽きた、が、ハルクが助けたみたいだ」
ドーマムゥ「やれやれ、ハルクがいなければどうなっていたことか・・・君達人間は考えが理解不能だが、君達は人一倍だ」
御坂「・・・」
ドーマムゥ「ん?・・・意味が伝わらなかったかな?つまり、白井黒子も、君の仲間達も、脳がマヌケってことさ」
御坂「・・・・・・あんた・・・なんて言った・・・」
ドーマムゥ「頭脳がマヌケ。聞こえたかい?」
御坂「ドーマムゥゥゥ!!!」ヴァリヴァリヴァリ!!!
ドーマムゥ「ほら、ちょっと言っただけで頭にくる。まったく、器の小さいことこのうえない」
 ヴァリヴァリヴァリヴァリヴァリ!!!
ドーマムゥ「・・・ん?」
御坂「ううううううううう!!!」ヴァリヴァリヴァリ!
ドーマムゥ「・・・感情の高ぶりで力が増大・・・私の言った通り、君は自身の力にのみこまれるみたいだね」
御坂「うううううううううううあああああううううううううう!!!」ヴァリヴァリヴァリ!
ウルヴァリン「!おい!御坂の様子が!」
キャップ「!?」
30

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【超!閲覧注意】伝説の動画。 肛門に ”ガラス瓶” を入れた男の末路

スパロボの部隊で所属するならどのシリーズのがいい?

骨や腎臓からウランを解毒してくれる化合物が開発される(中国・台湾・アメリカ共同研究)

強引に右折レーンへ割り込もうとする車。ハートが強いってこと?

【朗報】皇后雅子様、達筆だった

【炎上】 少女誌「花とゆめ」が謝罪 「他社の作品と酷似した絵柄の漫画を掲載してしまった」

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