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『白い服に烏帽子』『オオカミ様』『神様のお祭り』他 寺社にまつわるオカルト
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白い服に烏帽子
不思議な体験があります
浪人生だった時分、俺が愛犬の散歩をしていて、近所の神社(100mくらいしか離れていない)の鳥居の前を通りかかった時。
季節も冬(確か12月末)で時刻も18時を回っていて、辺りはすっかり暗く、ライトを付けなくては道が見えない程だった。
突然愛犬がピタッと立ち止まって、ジッと境内を見ている。しまいにはその場に座り込んでしまった。
俺は「おい、行くよ。」とリードをグイグイ引っ張るが、一向に立つ気配もなく、しかも目は境内(性格には本殿)から離さない。
仕方がないんで、「誰かいるんか?」とライトで境内を照らすと、白い服を着て、烏帽子?みたいなものをかぶった人が見えた。
階段みたいなところに座って、こちらを見ている様子。口には横笛を咥えていたんですけど、音は聞こえない。
直感的に、神主かと思いましたが、その神社の神主さんは中年のおっさんで、しかも俺のよく知っている人物だったんだけど、
この人はどう見ても若い感じがして、雰囲気も何かおかしい。知り合いのおっさんだったら、向こうから声をかけてくるんですけど、そんな様子もなし。
犬の方も騒ぐ様子も無く、むしろ落ち着いている感じだった。
不思議に思い、声をかけようかとしたんですけど、その人はそのまま本殿の裏手に歩いていき、姿が見えなくなった。
その後、犬が何事もなかったかのように急に立ち上がって、いつものように歩き出した。
怖いという感覚は無く、むしろ清清しい気持ちになった。
その神社の氏子だったんで、何か縁みたいなものを感じたんだが、あれは一体何なのだろうか?
寺社にまつわるオカルトシリーズ
http://world-fusigi.net/tag/寺社にまつわるオカルト
引用元: ・【神社】寺社にまつわるオカルト話3【寺】
引用元: ・【神社】寺社にまつわるオカルト話4【寺】
678: 本当にあった怖い
>>677
神様
681: 本当にあった怖い
>>677
去年、○○神宮を夜間参拝する機会に恵まれ同じような姿をした人(2人)が
こちらを遠巻きに見つめているのを目撃した。
その時は、ああ何かの儀式でもされているのかな…とさほど気にもとめなかったが
他の誰もそんな人は見ていないと言うし、実際そんな儀式も行われていなかったらしい。
704: 本当にあった怖い
晩秋の頃。
山奥の村の畑の畦に建つ社の建替えを請け負った。
親方は他の大きな現場で忙しく、他の弟子も親方の手伝いで手が離せない。
結局、俺はその仕事を一人で行うように指示された。
その社は寺社のような大掛かりな建物ではなく、こぢんまりとした
人一人が入るのがやっとの大きさで、中に親子の狐の石像が祭られている社だ。
一応稲荷と言えるが、地元の年寄りが掃除をする位の土着の社神である。
良く手入れはされているものの、ここ何十年以上も手が入っておらず痛みは激しい。
そこで、近所の農家のお年寄りがお金を出し合って建替える事にしたのだ。
小さいと言っても建替えとなればまとまったお金は要る。
農家のお年寄りが出せる精一杯の額だろうが、その額は材料代にも満たない額。
しかし親方は、「ようがす。これでやりましょう。」と引き受けた。
馴染みの稲荷神社の神主さんにお願いし、祈祷をして貰った翌日。
車に道具と荷物を積み、現場へと向かう。お社の前でお祈りをしてから社の中に入ってみると、
仔狐を背中に乗せ、ちょこんと座っている可愛らしい親子の狐像が鎮座していた。
手を合わせ、「お狐様、しばらく仮住まいに移って下さいませ」とお願いし、
弟弟子と一緒に丁寧に拭き上げ、そっと運び出す。
前もって造ってあるミニ社を畦道の片隅に置き、そっと親子狐様を安置した。
705: 本当にあった怖い
翌日からは俺一人で仕事に向かう。お社を丁寧に解体し、使える材料を選り分ける。
昼飯は近所のおばあちゃんが交代で弁当を持ってきてくれる。
昔ながらの田舎弁当が嬉しい。十時と三時には漬物でお茶だ。ほっと一息つく、至福の時である。
ある日のお茶の時間、一人のおばあちゃんが
「○○ちゃん、わしらの出したおぜぜじゃあホントは足らんのじゃろう」と言って来た。
「そんことは気にしなくて良いんですよ。親方がやる、と決めたんだから問題ないです」
「すまんのう、ただ働きみたいな事させちまって…」
「俺達は、ただ金の為にこの仕事してるんじゃ有りませんから心配しないで下さいね。」
おばあちゃん達は涙ぐみながら、「あんがとね、あんがとね」と繰り返した。
そんな経緯もあり、俺の仕事に更に気合が入った。
金や名誉より、人や神様仏様との触れ合いや心の繋がりこそがこの仕事の醍醐味なんだと改めて感じた。
そして、そろそろ初雪が来るだろうとおばあちゃんたちが話す中、お社は完成した。
その夜親方に完成報告をし、翌日同行して確認して貰える様お願いした。
翌朝起きると、とうとう降りて来た初雪で家の周りは一面の銀世界。
「ホントにギリギリだったな…」と呟き仕事場に向かう。
すると、親方が玄関の前にしゃがみ込んで首を傾げている。
「おはようございます。玄関先でしゃがみ込んでどうしたんですか」
「おう、おはよう。○○、こりゃなんだと思う?」サクサクと雪を踏みしめながら玄関に向かう。
すると、親方の前には幅広の笹の葉に乗った古銭がじゃらっと置いてある。
「なんですか、こりゃ?」「わかんねえ。朝起きたら有ったんだ。」
ふと周りを見回すと、獣の足跡が大小二つ、雪の上についている。
俺ははっとして、その足跡を追ってみると、お社の有る村の方から続いている。
「親方、この足跡見てください。」足跡を見て、親方がはっとした顔をしてから顔を綻ばせた。
「おう、なるほどなぁ...義理堅い稲荷様だなぁ。こんなに貰っちゃあ、これ以上頂くワケにゃいかねえな。」
親方は俺の顔を見て、にやっと笑う。「さ。行くべか!」「はい!」
俺達は車に乗り込むと、小さな足跡を追うように車を走らせた。
715: 本当にあった怖い
心の深い所からじんわりほっこり感動した。
宮大工さん、GJ!
722: 本当にあった怖い
知り合いの話。
彼の実家は山奥の神社である。
神主職を継いではいないが、社の仕事はよく手伝っているそうだ。
そこの社の裏手に、昔は庫裏として使われていた小さな建物がある。
今は単に物置として使われているらしい。滅多に出し入れは行わないが。
その近辺の掃除を、彼は時々させられるという。
いつの頃からか、その庫裏跡に入るとヒヤッとするようになった。
暑い夏の盛りでも、なぜかそこだけは空気が肌寒い感じもする。
「いや別に、嫌な雰囲気とかはまったく無いんだけどね」と彼は言う。
掃除の世話を始めて気が付いたのだが、他にも奇妙なことがある。
小さな生き物がそこを避けているみたいなのだと。
そこの建物にだけは、蜘蛛が巣を絶対に張らない。
社には毎年沢山の燕が来るが、そこにだけは巣を掛けない。
虫もそこにはまず近よらない。蚊取り線香も要らない程だ。
なのに冬前の大掃除の際には、そこの床下からはカサカサに干からびた虫の
死体が山のように出てくる。
現在、掃除を始める前には「失礼します。掃除をさせて頂きます」という
ような挨拶をしているのだと彼は言う。
「何が居られるのかはわからないけど、失礼がないようにね」
今のところ彼の身には、別に良いことも悪いことも起こっていないそうだ。
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どこかで見たコピペなぞ貼ってみる。
こんなヤバめな御社って実際にあったりするモンなのか?
729: 本当にあった怖い
>>722
祀られているのが所謂「御霊」だとか…
もし御祭神が分かるなら教えて欲しい。
499: 本当にあった怖い
昔大田区に住んでて近くに小さな神社があった
その神社の建物の裏に石で作った手形があったんだけど
その手形は指が6本あって河童の手形っていう噂があった
その手形の指が増えたり減ったりするって聞いたことあるんだけど
知ってる人いない?
740: 本当にあった怖い
故郷で幼少の頃、夕暮れになっても遊んでた神社があったんですが
時々妙な影が素早く木々の間を行き来するときがあった
そいつが出たら、みんなで 気のせい!ということにしながら
足早に帰路についたもんだけど
十ウン年経った今になって
モモンガかムササビが棲んでたと聞かされて納得行った。
てか早く言って欲しかった…
743: 本当にあった怖い
先日神社におまいりしたら
視線を感じた。
明らかに人ではない。
神様?
745: 本当にあった怖い
ある日近くの稲荷神社に参拝しようとして、鳥居に近寄るといきなり
強めの風が吹きはじめた。
けれどその鳥居をくぐったとたんに風が止み、私が境内にいる間中凪いでいた。
・・・もしかして、境内の悪いものを払ってくれたのかな、他に
こんな経験した人いない?
748: 本当にあった怖い
家のペッツは兵庫の西宮えびすにある動物の神様がいる所で良くお参りさせていた。
そのせいか長生きしてくれました。
でも病気になってヨロヨロのペッツを連れて近所の神社に
お参りしたけど3日後に亡くなったけれど。
750: 本当にあった怖い
>>748
「そろそろ時が来るけど、よいかい?」
「うん、神様、いままでお世話になりました」
なんて会話しにいった結果になってたりして…
814: 本当にあった怖い
神社の蛇
約25年程前、彼氏と小さい名も知らぬ神社に行きました。
ホコラの中で何か物音がゴソゴソ。見ると、数百匹の蛇がうじゃうじゃ。
逃げる私の道の周りにも蛇がいっぱい。
しかし、私を追い掛けて来た彼氏は蛇一匹さえ見てないらしい。一体、あれは何だったのですか?
その後、特に悪い出来事はありません。
820: 本当にあった怖い
>>814
私は全く同じような夢を見たことがあります。
見知らぬ神社で階段をだいぶ昇っていくような山の上にあるような神社なんですが
薄暗い参道にはいると、蛇蛇蛇がうじゃうじゃとうごめいていて、、、
826: 本当にあった怖い
>>814
キリスト教とは違って
蛇は良い生き物だから
むしろ吉兆かな?
815: 本当にあった怖い
ヘビーな話だなぁ
831: 本当にあった怖い
神社には変わった人がちょくちょく来るのですが
ある日、夜の見回りをしていたら若い女性が祠に参っておられ
深夜なのに珍しいな、と遠目に見てたら
祠の側にある樹に向かって白いものを投げて帰っていかれました。
気になって見に行くと、半紙を何枚も重ねたものを折りたたんであり
中を見てみると中国の墨絵にあるような仏さんに、刀のような物が刺さっていて血を流している仏画が何枚も…
何か呪いの儀式でもしていたのか分かりませんが、神社に仏…
832: 本当にあった怖い
他にはどんな変わった方がおいでになりますか?
833: 本当にあった怖い
よくあるのは藁人形ですね。
一度、朝方に壁と樹の間で隠れて服を着替えている方がおられたので、声をかけたら
ワケアリで家族には内緒でゲイバーに勤めてるから
女装から背広に着替えてから自宅に帰っているという方がおられました。
849: 本当にあった怖い
神社に行ったら近くの家の犬が激しく吠えてきた・・・
飛び掛らんばかりの勢いで突進してくるし
小型犬だったからよかったよ
今まで吠えられたこと無かったのに・・・
最近やたらと肩が重いからもしかして・・・とか不安になった
最近階段の下から参ってるのがまずいのか?
854: 本当にあった怖い
宮大工たん、また書いてくれないかな?
856: 本当にあった怖い
とある新年、初仕事。
久しぶりに旧年からの繰越仕事が無く、新年から新しい仕事に掛かる事が出来る。
親方も上機嫌で、仕事初めの日にはお屠蘇なんぞを啜りながら請けた仕事の予定表を見ていた。
俺たちもとりあえずは道具の手入れとバカ話で盛り上がり、のんびりとしていた。
「おう、○○。おめぇはこの仕事やってくれや。悪ぃが今回も手ぇ要るトコ以外は一人で頼まぁ。」
「はい、合点です。で、どこですか?」
「おう、また山ん中だがな、今度はちゃんと神主さんもいらぁ。まあちょっと...」
「・・・まあちょっと、なんですか?」「ん、まあ書類見りゃ解らぁ。」「・・・?」
俺は親方から書類を受け取リ、読み始めた。「!ああ、こりゃ珍しい。」「だろォ?」親方がニヤッと笑った。
俺は早、仕事の計画を立て始めた。
仕事の内容はそう難しい物ではないので、夜にはほぼ構築完了した。
とりあえず明日、神主さんへの顔見せと行く訳だが、ちょっと考えてしまう。
まあ、ままよ。仕事の中身が変わる訳じゃ無いしな、と考え寝てしまった。
翌朝。弟弟子を二人連れて道具と荷物をトラックに載せ、仕事場の神社へと向かう。
山裾の集落からは四駆でなければ上がれない様な急峻な道を走り、ようやく辿り着いた。
弟弟子と共に社務所に向かい、呼び鈴を押す。「は?い」女性の声で返事が有り、
出てきたのは巫女さんではなく年の頃なら20台後半程の女神主さんであった。
21世紀の今では珍しくは無い女神主さんだが、当時はまだまだ珍しく
それもこれだけ若い女性の神主さんは俺も初見だった。戦前までは有り得なかった女性の神職だが、
実は神主は元々女性の役目だったと伝えられている文献も多い。
「巫女」と言う言葉自体、「神の子=神子(みこ)」から来ているとも言われる。
驚いて立ち尽くす弟弟子を叱咤し、神主さんに挨拶を済ませて祈祷をお願いする。
祈祷の準備の間に道具と材料を下ろし、祈祷を済ませ、弟弟子達を帰して神主さんに仕事の説明を行った。
857: 本当にあった怖い
現神主さんは前神主さんの外孫で少女の頃から神社に親しみ、K学院大学で学んで跡を継がせてもらったとの事。
また、それ以外の様々な神学、仏道等についても研究し、また超常現象についても博識で様々な話を聞かせてくれ、
初日は全く仕事もせずに彼女と談笑して終わってしまった。真っ暗になった帰り道、雪の積もった峠道を
用心しつつトラックで走っていると突然ヘッドライトの光に大きな動物が飛び込んできた。
「うおっ!」俺は急ブレーキを掛け、動物の手前でなんとか停止した。
ライトに照らされたその動物は巨大な白鹿だった。枝分かれした立派な角を持ち、こちらを睨みつけてくる。
次の瞬間、鹿は俺の車目掛けて突進してきた。ドン!と鈍い音がし、車が揺れる。俺は助手席に投げ出された。
身を起こすと、助手席の窓ガラスに鹿の顔が張り付いている。ガラスを割ろうとする様に鹿が頭を振り上げた瞬間、
道脇の木立の中から「ぐるるるるるる...」と犬の様な唸り声が聞こえた。白鹿ははっとそちらに顔を向け、
しばらく固まっていたが踵を返すと木立の中へと去っていった。
翌朝、親方に白鹿の一件を話し、念の為に親方の知人からボウガンを借りて車に常備した。
また、オオカミ様の社に詣で、酒を進ぜた。オオカミ様の社からの帰り道、何時もの様に何かが車についてくる気配を感じた。
午後から仕事場に向かい、神主さんに挨拶をし、仕事を始め、三時のお茶に呼ばれたときの事。
「○○さん、昨夜の帰り道に何か有りませんでしたか?」「えっ!・・・ええ、実は...」俺は白鹿の件を話した。
「そうですか...ごめんなさい、その白鹿はこの神社の奉り神でしょう。私自身は四つの時以来見てはいませんが、
私は四つのときにその白鹿に逢い、見初められたのです。だから、この社の神主となったのです...」
数年前の俺ならば彼女の話はとても信じられる物ではなかっただろう。しかし今の俺には信じる事が出来た。
858: 本当にあった怖い
しばらくの沈黙の後、彼女は口を開いた。
「貴方は、とても凄い御方に守られていますね。しかし、私の様に憑り込まれているのではなく、まるで...」
「まるで?」「いえ、何でも有りません。その御方、大切になさって下さい。白鹿の事はもう大丈夫です。
私も抑えはしましたが、その必要も無いでしょうし。」彼女は顔を伏せ、大きく嘆息した。
(…貴女が様々な宗教を勉強したのは、呪縛から逃れる方法を探す為では?)
俺は口に出しかけた科白を飲み込んだ。俺はこれ以上立ち入ることはしてはいけない。
「・・・仕事に戻ります。」「はい、お願いします。」顔を上げた彼女は、不思議な微笑みをしていた。
三ヶ月程経ち、麓で梅が蕾を付ける頃仕事は完了した。奉納を終え、神主さんに別れを告げ車に乗り込む。
発車しようとした瞬間、神主さんが車に駆け寄ってくるのが見えた。「どうしました?」俺は窓を開けながら訊く。
「これを...お守りです。」彼女から手渡されたのは、10cm程の赤いルビーのような玉。
「これは...?」「お願いですから、お持ちください...どうかお元気で」彼女は下を向いたまま呟いた。
「・・・はい、頂きます。ありがとうございました。貴方もお元気で。」ゆっくりと車を発進させる。
サイドミラーに写る彼女の後ろに、大きな白鹿が一瞬見えた。
その帰り道、俺は横道から飛び出してきた乗用車に突っ込まれ、右肩脱臼等の大怪我をしてしまった。
俺の車は運転席を中心に潰れてしまい廃車。連絡を受けて飛んできた親方は
「女神主さんと仲良くなっちまったんで妬かれたかぁ?まあ、のんびり直せや。」
と冗談のような冗談ではないようなどっちとも付かない口調で言うと黙ってしまった。
事故がこの程度で済んでよかったのか、それとも酷い目に遭ってしまったのか、
それとも単なる偶然なのか、未だ解らない。
944: 本当にあった怖い
もっと寺や神社における不思議話を聞きたいんだけど
そういうスレだよね?ココって。
では私から。
何かに悩んでたり困ってたりする時にだったり、
たまたま天気がよくていいタイミングだったり
通りがかりに気がむいてとかで時折しか神社に出向かないのですが
時々参拝度が頻繁になる時があります。
数年前の時に、ちょくちょく稲荷さんを参拝してたとき
たまたまお茶の水で寄った神社だったかな、ちょっとうろ覚え。
その神社に寄った日の夜に夢をみました。
真っ暗ななか自分が浮いてて赤い鳥居のこえてなにかでっかい
祠の屋根のところまで来るんだけどそこに二匹の白い小狐さんが
ぴょんぴょんはねていて私のところにぴょーんとでっかく
はねてきて驚いちゃってそこで目が覚めた。
ただそれだけなんだけどね
あれから何年もたっているのに、最近またそこの神社に
いってみてみようかなって思っています。
956: 本当にあった怖い
改築の都合で庭にあるお稲荷さんの前に犬小屋を移動させたら
犬がノイローゼになった
知り合いからそんなところにおいてはダメだと言われて犬小屋の場所を移動させたら
犬のノイローゼが治って元気になったんだよ
お稲荷さんの前の方が風通しも日当たりもよく犬にとっての環境は良かったんだけどね
何かあるんだろうなと思ったよ。
62: 宮大工 ◆ZVyjTf84bg 2006/10/25(水) 20:02:05 ID:mmlq78DI0
オオカミ様
年号が変わる前年の晩秋。
とある街中の神社の立替の仕事が入った。
そこは、幼稚園を経営している神社で、立替中には園児に充分注意する必要が有る。
また、公園も併設しているので、遊びに来る子供たちやお母さんにも気を付けねばならない。
この現場は親方から全面的に任せられているので、弟子たちにしっかりと通達しておいた。
工事が始まると、やはり園児たちは物珍しさで直ぐに集まってくる。
保母さん達もてんてこ舞いで大変な事だ、と思いながらも
子供好きな俺はたまに子供たちの相手をしながら仕事をしていた。
仕事は基本的に日曜は休むが、責任者としてはそうも言ってられない。
また、日曜日は自分一人で細工などをするのに都合がいいので現場に出る事も間々有る。
この日も、一人で現場に出て、更地になった社址で新しい社をイメージしながらスケッチをしていた。
冬直前の寒さに加え幼稚園も休みなので公園に来る子供たちや母親もまばらで静かな時が流れている。
有る程度のイメージスケッチが出来てきて、缶コーヒーでも買いに行こうかと顔を上げると
ちょっと離れたベンチに可愛らしい少女が座ってこちらを見ているのに気付いた。
俺と目が合ったらはっと驚いて顔を逸らしたが、チラチラとこちらを伺っている。
俺は立ち上がると、少女に近付きながら声を掛けた。
63: 宮大工 ◆ZVyjTf84bg 2006/10/25(水) 20:02:45 ID:mmlq78DI0
「こんにちは、今日は寒いね。」「こ、こんにちは。そうですね...」
頬をピンク色に染めてもじもじするのが可愛らしい。「この辺に住んでるのかな?」
「はい。近くです...」「良ければ、暖かいものでも一緒に飲まないかい?」
少女にミルクセーキ、俺はダイドーブレンドを買いベンチに座る。少女は直ぐに打ち解けて、色々と話してくれた。
小学校五年生である事、昔この神社の幼稚園に通っていた事、絵を描くことが好きな事、
お父さんは海外に赴任してる事、ウサギを二羽飼っている事、そして、最近ちょっと病気がちである事。
少女は俺がスケッチをしていたので興味を持ったらしい。イメージスケッチを見せてあげると、
「今は建物が無いのに、まるで建物が有るみたいな絵だね!」と目を輝かせた。
「うん、この絵をイメージしながら社を建てていくんだよ」「これからも見に来て良い?」
「ああ、もちろん。いつでもおいで。」それ以来、少女は毎日のように遊びに来るようになった。
師走に入り忙しさが増してきた頃、少女の姿をぷっつりと見なくなってしまった。
現場のアイドルだった少女を心配し、弟子たちが俺に少女を探すように頼んできた。
俺自身も寂しかったので、まずは幼稚園の保母さんに聞いてみると一発で身元が解った。
直ぐ近所なので仕事帰りに少女の家に寄って見ると、対応に少女のお祖母さんが出てきた。
そして、少女が白血病であり、治療の為に入院した事を知った。
俺は病院名を聞き、お見舞いを持って病院に向かった。
病室に入ると、痩せてしまった少女が驚きの笑顔で迎えてくれた。
「○○お兄ちゃん!」「びっくりしたよ。でも元気そうで良かった」
少女のお父さんも帰国しており、ご両親と挨拶をした。
そして、少女が書いてくれた弟子たちの似顔絵をみんなが宝物にしている事や
親方はまだ書いてもらってないので早く元気になって書いてあげて欲しい事、
また少女が元気になったら遊びに来てくれるのを皆で待っている事などを話した。
64: 宮大工 ◆ZVyjTf84bg 2006/10/25(水) 20:03:51 ID:mmlq78DI0
夕食の時間となったので、病室から失礼した俺をお母さんが追いかけてきて、
父親が居ない時に俺たちに可愛がってもらい、寂しそうだった少女が明るくなった事、
病気のことで不安だったことも俺たちのお陰で忘れることが出来た事等について
お礼を言われた。そして、少女の命がもう間もないであろうという事も聞かされた。
俺には、返す言葉も無かった。
数日後、俺は酒と病気回復祈願のお札を持ってオオカミ様の社に向かった。
社へとむかう林道には、もう雪がちらほらと積もり始めていた。
長い階段を上り、鳥居を潜る。何時ものようにお社の前に立ち、手を合わせて声を出して祈願する。
少女の病が、全快する様に。そして、また俺たちの所へ遊びに来れる様に。
しかし、何時もならお祈りをすると何故か暖かい気持ちになり、近くに居るような気配を感じるのに、
今日に限って何故か気持ちは寒く、何の気配も感じない。俺は必死で祈りを繰り返したが何も感じる事は出来なかった。
お札を持ち、トボトボと帰ろうとして鳥居を潜った刹那、背後に気配を感じた。
バッと振り向いたが、そこには誰も居ず、粉雪が風に舞い散るだけだった。
翌日、俺はお札を持って少女の病室を訪れた。そして、お札がオオカミ様のお守りである事、
オオカミ様の化身はとても綺麗なお姉さんである事、俺はオオカミ様に何度も助けてもらってる事、
お稲荷様に取り憑かれたのを助けてもらった弟子の話など、物語のように面白おかしく話してあげたら
少女はとても喜んで、病気が治ったらオオカミ様のお社にお礼に連れてってあげると約束した。
俺と弟子たちは出来る限り少女のお見舞いに行き、また親方もお見舞いに行って似顔絵を貰って帰ってきた。
「あんな可愛い子が不治の病だなんて、この世に神も仏も有るものかよ!」親方は似顔絵を見つめ、泣きながら酒を煽った。
65: 宮大工 ◆ZVyjTf84bg 2006/10/25(水) 20:04:49 ID:mmlq78DI0
オオカミ様のお守りを渡してから、少女の顔色はかなり良くなってきた。
また、吐血や発熱などの症状も相当抑えられ、医者が不思議がっていたそうだ。
しかし年が明け、更に月が替わる頃に少女は安らかに天に帰っていった。
報せを聞いて駆けつけた俺たちに、両親は涙ながらに礼を言ってくれた。
少女は、夜に眠りに付き、翌朝に微笑を浮かべたまま亡くなっていたと。そして遺体は確かに微笑んでいた。
母親が、少女が亡くなる前日に描いた絵を見せてくれた。そこには、ご両親、俺や親方、弟子たち、
そして少女と手を繋いでいる長い黒髪の巫女が描かれていた。
もう一つ、少女からの手紙が俺とオオカミ様宛に書かれていた。
俺宛の手紙には、毎晩夢の中で長い黒髪のお姉さんが出てきて、遊んでくれたり色々お話をしてくれた事、
そして俺へのお礼と、今度生まれ変わったら俺のお嫁さんにして欲しいと書かれていた。
葬儀が終わり、俺はオオカミ様のお社へ酒と少女の手紙を持って参りにいった。
そしてお祈りを捧げているとボロボロと涙が溢れ、俺は跪いて咽び泣き出してしまった。
その直後、背中から抱き締められるような感触が有り、体が暖かくなった。
そして俺の首筋に熱い雪が数滴、はらはらと落ちて来た。
67: 本当にあった怖い
。・゚・(ノД`)・゚・。
86: 本当にあった怖い
神社の周りには、神社の敷地内に入れない物の怪が溜っていると聞きました。
我が家は神社のすぐ横にあるのですが、やっぱり良くないんでしょうかね?
88: 本当にあった怖い
>>86
そう言う物の怪なんかは、昼間はどっかに潜んでるし、真夜中にお社へお参りに
行く時、ついでに附近の人間の家に悪さなんかしたら、神様の御眷属さんに
見つかって大目玉食って、ヘタすりゃ二度と立ち寄らせてもらえないって言うよ。
だから、大丈夫なんじゃない?
90: 86 2006/10/28(土) 08:51:14 ID:A7Omdrve0
>>88
ありがとうございます。安心しました。
確かに今の家に住んで数年経ちますが、隣の神社のご利益もあってか、
全体的に生活は平穏無事なので大丈夫そうです
99: 1/2 2006/10/29(日) 04:23:01 ID:LMXjbujS0
神様のお祭り
なんか寝そびれちゃったんで、昔のことだけどちょっと書かせてね。
オレはイベント業者なんだけど、十年ほど前の夏に、ある大企業のイベントを広告代理店
から請け負って、全国をツアーしたんだ。
全国11ヶ所だったかな、その街の大きな祭りにタイアップして同時開催させてもらう。
そのために7月から9月いっぱい、全国のお祭り追いかけて回ってたんだよ。
で、そのなかのひとつが9月の仙台で、市の郊外にある大きくて古い神社の例大祭との
タイアップだったんだけど、そこでちょっと不思議な体験をした、そのときの話。
大手企業がらみのイベントだから準備もいろいろ手の込んだことするので、一週間ほど前
から現地に入って、最終のロケハンや打合せ、ちょっとした施工なんかを進めていたんだ
けど、もうツアーも後半だったから、スタッフも慣れてたし、万事がうまく行っていた。
あとは、当日晴れてくれれば文句なし。なにしろ野外イベントなんで、雨に降られちゃあ
もうおしまいなのね。おまけに9月の台風シーズンが近づいてたから、とにかく天気だけ
が心配だった。
101: 2/2 2006/10/29(日) 04:47:25 ID:LMXjbujS0
それなのに、前日に天気予報を見たら「明日の東北地方は大雨」ときたもんだ。
お祭りも、イベントも、せっかく一生懸命準備して、みんな楽しみにしてたのに大雨かよ
って、もうスタッフ一同うなだれちゃったんだけどね、お天道様に逆らってもしかたない
から、ともかく機材ぐらいは撤収しとこうかってことで、宮司さんに「一部片づけはじめ
ようと思います」って言ったんだ。そしたら宮司さんが「大丈夫だよ、明日は晴れるから」
って言うわけ。ともかく必ず晴れるから大丈夫だよ、ってさ。
・・・長くなるから結末書いちゃうけど、当日、ほんとに晴れたの。嘘みたいに。
で、お祭りもイベントも大にぎわいで大成功。いやビックリしたよ。ほんとに。
だってその日、予報どおりの大雨だったんだよ、仙台市内もその他周辺地域もひどい大雨。
ただし、その神社の御神輿が渡御するごく狭い地区だけ、一滴も降らなかった。
地面に線をひいたみたいにくっきりと、神社のまわりだけが、乾いてた。
宮司さんに「なんで降らないってわかったんですか」って聞いたら「神様のお祭りだから、
降るわけがないんだよ」って笑われた。ああそうなのかって、すごく自然に信じられた。
そういうこともあるんだなあって。
でも不思議だったなあ。
104: 本当にあった怖い
>>99,101,102
神様もそのお祭り、とっても楽しみにしてるんだな
107: 本当にあった怖い
>>101
仙台の神社の例大祭はよくあるね。祭りの前にザーッと降って、嘘みたいに
カラッと晴れる天気雨。
春のデカい例大祭兼市民祭りも毎年そんな感じだ。
毎度の事なので、市民も「天気予報が雨になってても心配いらない」と言う。
仙台の神様同士の間で何か取り決めでもあるのか?と思ってしまう。
109: 本当にあった怖い
>>107
やっぱりそうなんだ・・・
いやじつはその日も、イベント終了とほぼ同時にばらばらと降ってきた。
宮司さんも関係者も当たり前の顔してるから、なんだかすごいなあと思って
たんだけど、よくあることなんだねえ。
110: 本当にあった怖い
連投スマソ
ちなみにそのとき、うちの音響屋さんが参道にスピーカー取り付けようとして
境内を物色してたんだけど、「あの木がいいな」って目を付けたのが、ご神木
らしき大木だったんだ。「あそこによじ登って、釘打っちまうか」なんてね。
だけどいくらなんでもそれはまずいだろうと思って、「あり得ねえよ、注連縄
巻いてあるじゃんか」って話してたら、宮司さんが来て「いいよいいよ、別に
構わないよ」って言うの。
こっちが逆に「いやまずいっすよ、そんなことしたらバチ当たりますよ」って
恐縮してたら、「バチが当たるって思うんでしょ、てことは、神様がいるって
信じてるでしょ?そういう人にはバチ当たらないですよ」って言われた。
「だけど鳥居にタチションするとチンチン曲がるっていうじゃないですか。
アレはバチが当たったわけですよね」
「だから○○さん(<オレね)は鳥居にタチションしないでしょ」
「いやまあ確かに、しませんけども」
「神様っていうのは、そういうことなんですよ(笑」
ま、さすがにアレだったんで、スピーカーはスタンドで立てさせたけど、なんか
神様ってものが身近な感じがした夏だった。
111: 本当にあった怖い
>>110
あーそうだね。ローカルな話になっちゃうけど、仙台の神社仏閣はそんな感じ。
神様も仏様も、市民生活のすぐ身近で見守ってくれてるような、市民もそれを
ごく当たり前の事として受け入れて生活しているような。
あっちこっちの神社の宮司さん達も、人好きのする気さくなタイプが多い気がする。
伊達政宗公が仙台の町を作った時に、領民も神社仏閣もまとめて移転してきたから
400年経った今でも、そのまんまでまとめて受け入れてるのかもな。神の側も、人の側も。
124: 本当にあった怖い
すんませんお聞きします。神社の鳥居に石コロを投げて、
石コロが鳥居にのれば願いが叶うみたい迷信は全国規模ですか?
当方長崎の田舎です、
130: 本当にあった怖い
>>124
静岡県だけど、子供の頃聞いた。
近所の神社の鳥居にも、石が乗ってる。
125: 本当にあった怖い
どうなんだろうね。
こっちは京都の田舎だけど鳥居に石が乗ってるのはたまに見かけるよ。
128: 本当にあった怖い
こないだ三宅島の様子テレビで見たけど、溶岩?土砂?で神社が
埋まってしまったらしく、鳥居のてっぺんだけが地面に突き出て、
ちょうど丸太のベンチみたいになってた。噴火コワス。
でもあれなら楽勝で石置ける。
129: 本当にあった怖い
カラスが乗っけてくんじゃね?
131: 本当にあった怖い
石を乗っける風習がある地方では、遠足や修学旅行で他地域の神社に行く前に
鳥居に石を投げてはいけないと生徒に注意をするところもあるとか
全国あっちこっちに散らばってる迷信みたいね
148: 本当にあった怖い
神社ってもともと何なんだろう?
人の魂は山・海・森に帰るといわれたりするけど、そういう所には
神社がある。神社ってその地域に住んでいた人の魂のお墓であり、安息の地なのかも
知れない。
人格神はその魂達のリーダーとして新たに呼ばれたものに過ぎないのでは?
なんて自分は考えています。
この考え方だと靖国のありかたは神社そのものだと理解できる気がします。
どうでしょうか?
155: 本当にあった怖い
>>148
人体でいう経絡にあたるものが大地にもあって、
それを龍脈と呼び、そのツボを龍穴というそうな。
そしてそのツボに神社や要石などを置いて大事なポイントとして祀ったのが起源、
という説があるですよ。
昔むかーしの人間はもっと感覚がするどかった?から、
そういうのもはっきりと感じられたのかもね。
なんとも気持ちいい場所・パワースポットなんてのはそういうことなんじゃないかと思う。
人格神に例えるようになったのはそういう感覚を失ってきてからのことじゃないのかな。
あとは『他人の土地を支配するため』でしょう。
183: 本当にあった怖い
神社仏閣では清涼感を感じることが多いのですが、
よそ様の御宅の仏壇や神棚には寒気というか、凝視できない
怖さを覚えます・・・。
184: 本当にあった怖い
その家の人の念がこもっとるからねー。
282: 本当にあった怖い
昨日、ヒマだったので地元の山奥にある神社へバイクで行ってきた。
林道を十キロくらい走った高台にあって、境内から街が見渡せる気持ちの良い所。
天気もよく、広場にあるベンチで横になって眠ってしまったのだが、
女性の声で「そろそろ起きないと暗くなりますよ」と起こされて時計を見るともう五時。
お礼を言おうと辺りを見回すも女性はおろか人っ子一人居ない。
起こしてくれたのは一体誰だったんだろーか??
285: 本当にあった怖い
>>282
うらやましい。
気に入られたんじゃね。
370: 本当にあった怖い
こんな事があった。
仕事の手伝いで鳥取、島根、岡山とついていった。
その途中、島根での出来事。
一晩、車中にて過ごそうと、適当な場所を探していたのだけど、島根はどうも具合が悪い。
友人は元々霊感が強く、人ならざるものの存在にビンビンで、車で場所を探している最中もその存在を感じたり、対向車にでかいトラックが走っている方向に、
勝手にハンドルをとられてしまったりして、その緊張はピークに達した。
そのとき、俺がはっとしたのは、島根が根の国と云われていた事だった。
それに気がついたのは、山道の木々に囲まれた池の近くでバーベキューをしようとした時だったが、
友人が偵察に出かけて急いで逃げ帰ってきたとき、「池は死霊の溜り場だ」と友人に告げたときだったと思う。
その後、ようやく落ち着ける場所を見つけ出したが、そこでバーベキューを始める前に、場所も作法も適当でなかったが、
緊急に大国主大神に食材を捧げつつお祈りをした。
その効もあってか、後にまた場所を移動したが、清流の近くで夜露をしのぐ事が出来た。
371: 本当にあった怖い
>>370続き
次の日、まだ災難は続いた。
俺と友人が別行動をしたときだったが、俺が平穏無事に過ごしているとき、詳しくは書かないが、合流時聞いた話によると散々だったらしい。
その後、成り行きではあるが、夕方、出雲大社に行く事になった。
そこで俺は大国主大神に祈りを捧げるべく、また友人と別行動をする事になった。
俺は大社の駐車場から、大鳥居を潜って拝殿へと向かい、逆に友人は夕方の参拝は不吉だと、先に車場の脇から拝殿へと向かい、参拝せず、
俺が参拝し終えるのを待っていた。
そしてその日の夜また事件が起った。
先の通り、露をしのぐ為に車で適当な場所を探しいたのだが、俺が一日の疲れのためウトウトしていた時のこと、突然車が止まった。
何かと思って眠たい目を開けると、目の前に一台のパトカーが止まっている。友人が「捕まった」と言った。
ともあれ、死霊の池や事故の現場、そして友人の違反切符と、今回の仕事は色々と事件が多かった。
友人としては散々だったかもしれないが、逆に俺としては、出雲という国がどのような場所であるか実感できたのは有意義だった。
今度は是非、一人で出雲大社に行きたいと思う。
217: 本当にあった怖い
家の隣が神社なんだが、神社の敷地内に広場があって、
30年前は自分を含め近所の子どもたちの遊びの場だった。
敷地内にブランコとかあって、夕方近くまでうるさいほどにブランコの
さび付いたこぐ音や子どもたちの笑い声でいっぱいの場所だった。
でも年々、子どもが外で遊ばなくなってきて、30年後の今、
ふと気が付くと、平日、休みに限らずまったく子どもの声は聞こえなくなった。
さびついたブランコだけが風に揺れて寂しい神社になってる。
住宅街の中の神社なのに、祭り参加の人数もどんどん減っていって、
参加者は高齢の関係者に毛がはえたくらいの人数。
最近ではお囃子の太鼓の音がうるさいからと、苦情がきて
夜8時くらいでお囃子はやめてるらしい。
日本各地でこんな現象が増えてるのかもしれないと思ったら
少しさみしくなった。
211: 本当にあった怖い
実家近くの神社は、正月は初詣で賑わうし
それ以外の季節も子供の遊び場となり、ご老人方の憩いの場。
春は咲き乱れる桜で見る人の目を和ませ、
夏は自然の深い緑色と蝉時雨。
そこが神社であろうと、どんな場所であろうと
こういう場所は時間の流れが違って、落ち着く。
石段に座って、ここでどれくらいの時間が流れたのかと想像すると
それだけで人間同士のしがらみが急に気にならなくなる。
最近、こういう神社は少ない気がする。
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▼合わせて読みたい俺の人生書いていく『白蛇A子の不思議なお告げ』
民俗学的なオカルト話『姿を見ると呪われる蛇神、夜刀ノ神』『河童を封じる地蔵』
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コメント
1 不思議な
女性の神職が珍しいなどと、珍しいことを言う宮大工もいたものだ。
日本では女性住職(尼や庵住さんじゃないよ)より普通の存在なのにね〜。
2 不思議な
久々に宮大工の話読んだ。白鹿の話ははじめて見たな。
3 不思議な
宮大工の話、苦手
創作にしても文章や展開がラノベすぎて無理
4 不思議な
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