海を見たらあかん日【洒落怖】back

海を見たらあかん日【洒落怖】


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9月にうちのばあちゃんの姉(おおばあ、って呼んでた)が亡くなって、一家揃って泊まりで通夜と葬式に行ってきた。
実質、今生きてる親族の中では、おおばあが最年長ってのと、うちの一族は何故か女性権限が強いってのもあって、葬式には結構遠縁の親戚も集まった。
親戚に自分と一個違いのシュウちゃん(男)って子がいたんだけど、親戚の中で自分が一緒に遊べるような仲だったのは、このシュウちゃんだけだった。
会えるとしたら実に15年振りぐらい。
でも通夜にはシュウちゃんの親と姉だけが来てて、期待してたシュウちゃんの姿はなかった。
この時ふと、小学生の頃に同じように親戚の葬式(確かおおばあの旦那さん)があって、
葬式が終わってからシュウちゃんと一緒に遊んでて、怖い目にあったのを思い出した。
809 :本当にあった怖い
うちの父方の家系はちょっと変わってて、家督を長男じゃなくて長女が継いでるらしい。
父方の親族は、おおばあもみんな日本海側の地域いるんだけど、うちは親父は三男ってのもあって、地元では暮らさず、大阪の方まで出てきてて、そういった一族の風習とは無縁。
シュウちゃんの家も、うちと同じように地元を離れた家みたいで、神奈川在住。
夏休みは毎年、お盆の少し前ぐらいからおおばあの家に集まって、法事だの地元の祭に行ったりだの、親族で揃って過ごす。
うちとかシュウちゃんの家なんかは、他の親族と違ってかなり遠方から来ることになるので、
おおばあの家で何泊かすることになる。
おおばあの本宅が海に近い(道路挟んで少し向こうに海が見えてる)から、 朝から夕方まで、シュウちゃんと海に遊びに行ってた。
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812 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 12:16:20 ID:EYJeND380
俺が小学校2、3年の冬に、おおばあの家で葬式があって、(死んだのは旦那さんのはず)
その時もうちは泊まりがけで通夜と葬式に出席。シュウちゃんところも同じように泊まりで来てた。
元々俺は脳天気な人間なんだけど(さっきのカキコ見ての通り)、その頃は輪をかけて何も考えてなくて、葬式云々よりも、シュウちゃんと遊べるってことしか頭になかったw
朝出発して、おおばあの家に着いて、ご飯食べてしばらくしてから通夜。
この辺は、何かひたすら退屈だったことしか覚えてない。全然遊べないし。
泊まる時は『離れ』が裏にあって、そこに寝泊まりするんだけど、 その時は他に来てた親族がほとんど泊まるから、離れが満室。自分たちは本宅に泊まった。
晩飯終わってから、「何でこんな日に亡くなるかねえ」とか、親戚がボソっと口にしたのを覚えてる。
翌朝起きたら(大分早かった。6時とか)、おおばあとかばあちゃん、他の親戚の人がバタバタしてて、
家の前に小さい籠?何か木で編んだそれっぽいものをぶら下げて、
それに変な紙の短冊?みたいなものを取り付けたりしてた。
ドアや窓のあるところ全部に吊してて、紐一本でぶら下がってるから、ついつい気になって手で叩いて遊んでたら、親父に思いっきり頭殴られた
そのうち雨戸(木戸って言うのかな)とか全部閉めはじめて、 雨戸の無い台所とかは、大きな和紙みたいなのを窓枠に画鋲でとめてた。
人が死んだ時の風習かなあ、ってのが最初の感想だった。
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813 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 12:36:06 ID:EYJeND380
朝も早いうちから告別式がはじまって、途中はよく覚えてないけど、昼少し過ぎた辺りにはほとんど終わってた。
薄情な子供かもしれないけど、これ終わったら遊べるってことしか頭になかったなあ。
途中、昼飯食べたんだけど、みんなあんまりしゃべらなかったのを覚えてる。
何時頃か忘れたけど、結構早いうちに他の親戚は車で帰っていって、 本宅には、うちの家族とシュウちゃんの家族だけ残った。
夏みたいに、親戚みんなで夜までにぎやかな食事ってのを想像してたんだけど、 シュウちゃんとちょっと喋ってるだけで怒られたのが記憶に残ってる。
家の中でシュウちゃんと遊んでたら、「静かにせえ」って怒られた。
夕方にいつも見てるテレビ番組が見たくて、「テレビ見たい」って言っても怒られた。
「とにかく静かにしとけえ」って言われた。
今思ったら、親もおおばあもばあちゃんも喋ってなかった。
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814 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 12:52:35 ID:EYJeND380
あんまりにも暇だから、シュウちゃんと話して「海見にいこう」ってことになった。
玄関で靴をはいてたら、ばあちゃんが血相変えて走ってきて、頭叩かれて、服掴んで食堂の方まで引っ張っていかれた。
食堂にシュウちゃんのお父さんがいて、ばあちゃんと二人で、
「今日は絶対に出たちゃいかん」「二階にいとき」って真剣な顔して言われた。
そのままほとんど喋ることなく、シュウちゃんとオセロか何かして遊んでて、気が付いたら2階で寝かされた。
どれぐらい寝たのか分からないけど、寒くて起きたのを覚えてる。
2階から1階に行く時に、魚臭さのある匂いがした。(釣場とかよりも、もうちょっと変な潮臭さ)
時計を見に居間を覗いたら、おおばあとかうちの親が新聞読んだりしてて、誰も喋ってなかった。
何か妙に気持ち悪くて、トイレで用を足した後に2階に戻ろうとしたら、廊下でシュウちゃんと出くわした。
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815 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 13:14:27 ID:EYJeND380
「あんね、夜に外に誰か来るんだって」とシュウちゃん。
おおばあ達が今朝、何かそれらしいことを口にしていたらしい。それをシュウちゃんが聞いたようだ。
ちょっと確かめてみたいけど、2階も雨戸が閉まってて外が見えない。
「便所の窓開くんちゃうかな」
さっきトイレの小窓がすりガラスで、雨戸がなかったのを思い出した。
便所は家の端で海側(道路側)に窓があるから、二人で見に行こうと言うことになった。
冬のトイレは半端じゃなく寒いんだけど、窓の一つ向こうに何かがいるという思いこみから、 秘密基地に籠もるような、奇妙な興奮と、同時に背筋に来るような寒気を覚えた。
「ほんまにおるん?(本当にいるの?)」
小声でシュウちゃんに話しかけ、シュウちゃんもヒソヒソ声で、
「いるって、おばあが言ってたもん」
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818 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 14:12:57 ID:EYJeND380
トイレの小窓は位置が高く、小学生の自分の背丈では覗けない。
便器の給水パイプが走ってるから、そこに足を乗せて窓を覗く形になる。
最初は自分が外を見ることになった。
音を立てないように静かに窓をずらして、外を見た。
軒の下で籠が揺れてる。
視界の端、道路から家まで、何か長いものが伸びていた。
よく分からないけど、その長いもののこちら側の先端が、少しずつこっちに向かってきている。
10秒ほど見てから、何か無性に恐ろしくなって、身震いして窓を閉じた。
「誰かいた?」
「よく分からんけど、何かおった」
「僕も見る」
「何かこっちに来てるみたいやし、逃げようや」
多分、自分は半泣きだったと思う。
寒さと、得体の知れない怖さで、今すぐ大声で叫んで逃げたかった。
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820 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 14:36:36 ID:EYJeND380
「な、もどろ?」
トイレのドアを開けて、シュウちゃんの手を引っ張った。
「僕も見る。ちょっとだけ。ほんのちょっとだけだから!」
シュウちゃんが自分の手を振り切って戻り、給水パイプに足を乗せた。
窓をずらしくて覗き込んだシュウちゃんは、しばらくしても外を覗き込んだまま動かなかった。
「なあ、もうええやろ?もどろうや」
「**くん、これ、」
言いかけて途中で止まったシュウちゃんが、外を覗き込んだまま「ヒッ ヒッ」と、引きつったような声を出した。
何がなんだか分からなくなってオロオロしてると、自分の後ろで物音がした。
「お前ら何してる…!」
シュウちゃんのお父さんが、ものすごい形相で後ろに立ってた
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821 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 14:38:16 ID:EYJeND380
言い訳どころか一言も喋る前に、自分はシュウちゃんのお父さんに襟を掴まれ、便所の外、廊下に放り出された。
一呼吸おいて、シュウちゃんも廊下に放り出された。
その後、トイレのドアが叩きつけるように閉められた。
音を聞きつけた、うちの親とおおばあが来た。
「どあほう!」
親父に張り手で殴られ、おおばあが掴みかかってきた。
「**(自分の名前)、お前見たんかい?見たんかい!?」
怒ってると思ったけど、おおばあは泣きそうな顔をしてた気がする。
何一つ分からないまま、周りの大人達の剣幕にどんどん怖くなっていった。
「外見たけど、何か暗くてよく分からんかったから、すぐ見るのやめてん」
答えた自分に、おおばあは「本当にか?顔見てないんか!?」と怒鳴り、泣きながら自分は頷いた。
そのやり取りの後ろで、親父と後から来たばあちゃんが、トイレの前に大きな荷物を置いて塞いでた。
シュウちゃんのお父さんが、「シュウジ!お前は!?」と肩を揺すった。
自分も心配でシュウちゃんの方を見た。
シュウちゃんは笑ってた。
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822 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 14:54:56 ID:EYJeND380
「ヒッ ヒッ」としゃっくりのような声だけど、顔は笑ってるような泣いてるような、突っ張った表情。
「シュウジー!シュウジー!」とお父さんが揺さぶったり呼びかけたりしても、反応は変わらなかった。
一瞬みんな言葉に詰まって、薄暗い廊下で見たその光景は、歯の根が合わないほど怖かった。
シュウちゃんが服を脱がされて、奥の仏間の方に連れていかれた。
おおばあはどこかに電話している。居間でシュウちゃんのお母さんと姉が青い顔をしていた。
電話から戻ってきたおおばあが、
「シュウジは夜が明けたら、すぐに『とう**さん(**は聞き取れなかった)』とこに連れてくで!」
と、まくし立てて、シュウちゃんの親はひたすら頷いてるだけだった。
自分はばあちゃんと親に腕を掴まれ、2階に連れていかれた。
やっぱり服を脱がされて、すぐに着替えさせられ、敷いてあった布団の中に放り込まれた。
「今日はこの部屋から出たらいかんで」
そう言い残して出て行ったばあちゃん。閉められた襖の向こうから、何か短いお経のようなものが聞こえた。
その日は、親が付き添って一晩過ごした。
明かりを消すのが怖くて、布団をかぶったまま親の足にしがみついて震えてた。
手足だけが異様に寒かった。
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825 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 15:12:26 ID:EYJeND380
翌朝、ばあちゃんが迎えに来て、1階に降りた時にはシュウちゃんはいなかった。
「シュウジは熱が出たから病院にいった」とだけ聞かされた。
部屋を出る時に見たんだけど、昨日玄関や窓にぶら下げてあった籠みたいなものが、
自分の寝てた部屋の前にもぶら下げてあった。
朝ご飯食べてる時に、おおばあから「お前ら本当に馬鹿なことをしたよ」みたいなことを言われた。
親は帰り支度を済ませてたみたいで、ご飯を食べてすぐに帰ることになった。
おおばあ、ばあちゃんに謝るのが、挨拶みたいな形で家を出た。
家に帰った日の夜、熱が出て次の日に学校を休んだ。
ここまでが子供の頃の話。
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826 :803 ◆8bbhN14TpI :2007/11/05(月) 15:15:23 ID:EYJeND380
翌年の以降、自分はおおばあの家には連れていって貰えなかった。
中学2年の夏に、一度だけおおばあの家に行ったが、
その時も親戚が集まってたけど、シュウちゃんの姿はなく、
「シュウジ、塾の夏期講習が休めなくてねえ」と、シュウちゃんのお母さんが言ってた。
でも今年9月のおおばあの葬式の時に、
他の親戚が「シュウジくん、やっぱり変になってしまったみたいよ」と言ってたのを聞いた。
あのときシュウちゃんが何を見たのかは分からないし、自分が何を見たのかははっきり分かってない。
親父にあのときの話を聞いたら、「海を見たらあかん日があるんや」としか言ってくれなかった。
その他洒落怖シリーズはこちら
http://world-fusigi.net/archives/cat_238783.html
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コメント
1 不思議な
ひっひっひっ
2 不思議な
ありがちな展開…30点。
3 不思議な
ありがちだけどそこがいいのヨン…そこがいいわけじゃん
4 不思議な
なんかな諸星にあるよな
なんとか様が海から上がる話
5 不思議な
この話好きだわ
6 不思議な
昔、2chで似たような話を読んだのを思い出した。
日本海かな、冬に旅行者が宿を探してたけど、どこの家も雨戸閉めて、軒下にカゴを吊るしてる。
しかたなく車中泊してたら、夜中に海から蛇に人間の顔がついたような者が出てきて、それに見つかり追いかけられる。
一緒にいた犬が、それに向かって吠えていたけど、顔を見たせいか死んでしまうという話だったような。
カゴの網目が六芒星で魔除けとか書いてあったような。
7 不思議な
かんなんぼーし
8 不思議な
怖いものは日本海側やら田舎にしておく文化
9 不思議な
久しぶりに読んだけどこの話大好きだわ
10 不思議な
もうこれ系の話は創作にしか見えなくなった
じいさんばあさんとこでなんか見ておかしくなってどっかに電話したり誰かよんだりの流れ
見るな出るなとか子供に説明しない理由もわからんし何かと理不尽に怒る親たち
実際あったらなもっと知ってる人も居てもいいのにリアルで聞いたりすること絶対ないからな
11 不思議な
諸星大二朗の安珍様やね
12 不思議な
見たんか!w
13 不思議な
>>10
そう思えてるうちは幸せ
ただ見聞きするだけで"縁起が悪い"ってのは確かにある
14 不思議な
シュワちゃんに見えた
15 不思議な
理不尽に殴って怒鳴って怒るならちゃんと説明したらどうなん?あほ?
16 不思議な
こういうクトュルーっぽい話って文字ならではの味わいがあっていいね。想像力を掻き立ててくれる。
17 不思議な
>>10
なまじっか説明すると謎の冒険心を出すのが子供なのにそれがわからない?
18 不思議な
>>17
説明せんでも冒険心のある子を連れて曰く付きに泊まる必要ある?と思うわけよ
19 不思議な
どんなこれ系の話も伝者くんの話に比べたらまだリアリティあるし普通に読めるから問題ないよ
あれより下を目指すのは相当難しいからな
20 不思議な
>>15
説明の前にそんなあぶねーなら子連れで泊まるな泊まらなきゃならん理由があるなら親が一晩中起きてでも子供見たれよっつー事だわなw
21 不思議な
>>18
留守番できる年齢ならそれで大丈夫だろう
小学校2?3年の頃だとあったから連れてくしかなかったんだろうな
葬儀をブッチればまるっと解決だがそうもいくまいし
22 不思議な
>>17
下手に隠し事なんかするから変な冒険心沸くんじゃないかなぁ…
危険なわりには子供から目を離したり大人達の責任感なさすぎる
23 不思議な
創作でもいいから海を見たらダメな理由と何が見えたか教えて欲しい
24 不思議な
もろテンプレだけど多くを語らない感じが不気味で良い
25 不思議な
>>3
テンプレ系のよさはあるけど、いつも思うのが「とにかく○○したらイカン」って言うだけで頑なに理由言わんご都合主義だけは腹立つ
気が触れるほどヤバくてホンマに回避させたいなら嘘でもいいからしっかり事前に脅しとけや
26 不思議な
>>17
で結果がこれすか?
アホじゃないの
27 不思議な
まず何をしたらダメなのか分からないのに、やってしまった後に子供をど叱るのを理不尽と思わない大人がオカルト。
28 不思議な
そんなことがあったのに葬式に行くまで忘れてるか?
そんな危険なもんがいるのに親が子を見張らないか?
29 不思議な
うわ、朝懐かしい
シンプルで好き
30 不思議な
このての話は何故、見てはいけないもののことを年寄りは知ってるんですかねぇ?
31 不思議な
>>4
「あんとく様、お許しを!」ですね。
32 不思議な
そういう危険な日なんだし、告別式終わってるんだから
みんなでホテルか旅館にでも泊りに行けばいいのに
朝早くから籠吊るしたり、窓に目隠し貼り付けたりの手間いらんやん
33 不思議な
うーん‥俺は好きだけど限りなく創作臭いな
クネクネとかと似たような殆どテンプレすぎて
というかこう言う明らかにヤバい因習があったら、スレみたいに匿名で書くやつの他に、ツイッターとかSNSで地域そのまま書くような奴もいそうな気もするんだが
34 不思議な
>>19
そして最後は直近の女と必ず くっつくという様式美w
35 不思議な
この話面白いとは思うけどこの街を通過してく人や車は平気なのかなと
36 不思議な
ヤバいんなら事前に説明しとけよってなるな
37 不思議な
パンドラじゃねーか
38 不思議な

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