死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『トンネルの女』『怪電話』『温泉旅館のバイト』他back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『トンネルの女』『怪電話』『温泉旅館のバイト』他


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トンネルの女
もう4年前の話だけどちょっと書かせてくれ。
文章下手なのはさーせん
当時俺は高校を卒業して車を買って毎日のようにドライブしてた(ド田舎で遊ぶ場所がなかったw)
高校の同級生AとBと一緒に俺の住んでた地方はほとんどの場所に行ってしまい、普通じゃ行かないところ・・・つまりは心霊スポットめぐりをしようぜって話になったわけ
最初のころは俺もAもBもビビりまくって凄い怖かったんだけどいろんなところに行っていると何も出ないしだんだん怖くなくなってきてさ・・・
まぁ雰囲気は怖いし誰かが勝手に心霊スポットってことにしてそれがネットで勝手に拡散されただけじゃないの?とかいって笑ってた。
洒落怖でkoeeeeと思った話を貼ってく『窓から見える煙突』『京王線ホーム』他
http://world-fusigi.net/archives/9347714.html
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?310
911: 本当にあった怖い
それでこの日もまたドライブ行くぞーって話になってある山の中のトンネルと鳥居に行こうって話になった。
行きの車はこれから心霊スポットに行くっていうのに怖い話なんか皆無で女の子の話とか仕事の話で盛り上がってた。
だんだん明りが無くなってきて周りが山になってきて初めてAが「こえーwおしっこちびるwww」とかいったくらいでほんとに怖いところに行くって気持ちはなかった。
912: 本当にあった怖い
そんな感じで目的の場所についたんだよね。まず最初がトンネルだったんだけどトンネルなんかもう何回も行ってたから全く怖さなんか感じないで着いてすぐに車を降りて中にどんどん入って行った。
A「うわーどこも同じ感じなんだなw」
B「だよなーwでもこの前のところのほうが怖かったよね」
俺「あー分かるw俺あれ若干ビビってたもんw」
なんて話をしながら煙草吸おうと思ったんだけど肝心の煙草を車の中に忘れてきて一人で取りに戻った。それで鍵開けようとしたんだけど鍵があかない。
913: 本当にあった怖い
あれー?って思って鍵の充電切れちゃったのかなって思い手動であけて煙草を取ったんだよ。
そしたらいるの。バックミラーに女の人が座ってるの。
うなだれた感じで下をむいてだけど今にも顔あげそうな感じでさ
怖くなってすぐにバッと後を振り向いたんだけどだれもいない・・・
もう一回バックミラー見てみたけどなにも映ってない・・・
914: 本当にあった怖い
そこでやばいって思って帰ればよかったんだけど俺は見間違いだと思って普通にAとBのところに戻っていった。
だけどやっぱり怖くなって一応AとBには話そうと思って
俺「なー今車の中に女の人いたんだけど」って言った。
だけどAもBも俺が怖がらせようと思って嘘ついてると思ったらしく
「嘘つくなよw」「その女可愛かったw?」って感じで全く信じない。
915: 本当にあった怖い
そのうち俺もまぁ最近仕事忙しかったし疲れてただけだろとか思ってあまり気にしないで次の場所に行くことにした。
車に戻るとAとB「女の人がどこにいるの?」って馬鹿にしてきてあぁやっぱり気のせいだったんだなぁって思った。
でも鍵は普通に開いたんだ。あれ、おかしいな?って思ったけど今更どうでもいいかってことで気にしなかった。
916: 本当にあった怖い
トンネルからその鳥居までは行き方が分からないからナビに道案内してもらうことにしたんだけど鳥居のあるところの住所がわからないのでオカルトサイトの簡易マップに書いてあった近くの小学校に目的地をセット。
トンネルから案外近くて3kmくらいの距離だったからすぐ着くだろっ思って出発いた。
出発してからも車内は普通の雰囲気だったんだけど車外はだんだん雰囲気が変わっていった。なんか進めば進むほどだんだん砂利道っていうか全く整備されてない感じになっていく。
917: 本当にあった怖い
A「外が森すぎるw」
B「道ひどいなw地元の人たち生活できるのかねw」
なんて二人は笑ってたけど俺は運転に集中してた。
買ったばっかりだったし傷付けたくなかったからさ。
そのうち完全に獣道みたいなところまで来ちゃって一回車を停めた。
919: 本当にあった怖い
俺「小学校この先らしいんだけど車通れないどうする?」
A「えっ?こんなとこに小学校あるの?うけるwwどーやっていくんだよw」
B「田舎だからしゃーないだろwてかお前のナビなんでこんな道通れっていってんだよw」
俺「俺に聞くなwこれ最短検索にしてるからたまにとんでもない道を通そうとするんだよ」
B「なるほどねー。んじゃ歩いてく?小学校から鳥居ってすぐだろ?」
俺「うん。オカルトサイトのマップだとすぐ近くって書いてあるし・・・」
A「んじゃ歩いていこうぜ探検探検w」
920: 本当にあった怖い
って感じで俺らは車を置いて小学校まで歩いていくことにした。
歩き始めた時は話したり笑っていたんだけど5分くらいで会話が無くなった。
明らかにおかしい。
300mっていったらもうついてもいい頃だが全くそんなのがある気配がしない。
A「なぁさすがにおかしくね?」
B「うん・・結構歩いたのに全くつかないし・・・一回車に戻らない?」
俺「そうしとこうか」
921: 本当にあった怖い
やっぱりみんなおかしいと思ってたらしくて意見一致で後を振り向いた。
そしたら急に寒くなった。
鳥肌がたった。
今まで心霊スポットは凄い行ってたけどこんなの初めてで凄い怖くなった。
AとBを見たけど二人も同じようだった。
これはやばいと思い早く帰ろうよって言って歩く度をめた。
でもすこし歩いて足が止まる
922: 本当にあった怖い
だって前から誰かが歩いてくるから。
こんな遅くにこんな山の中で明りも持たないで一人で・・・
俺「あ・・あれみえる?」
A「う・・うん気のせいじゃないよな?」
B「・・・」
そいつだんだんこっちに近づいてくるんだけど後は怖くて戻りたくないし前はそいつがいるし逃げ場がなかった。
923: 本当にあった怖い
A「おい茂みに隠れようぜ。てかそれしか逃げ場ないぞ!!」
Aの声で我に返り俺らは道の脇の茂みに入って息を殺して静かにしてた。
そしたら
・・・ざく・・・ざく・・・ざく・・・
って足音が聞こえてきてゆっくりだけどこっちに近づいてきてるのが分かった。
924: 本当にあった怖い
音がすぐそこまで来たころには目も慣れてきたんだけど足音の正体をみて俺は固まった。
だってさっきトンネルのところでみた女だったから。
しかもその女さっきは座っていて分からなかったんだけど裸足で足を引きづりながらあるいている。
たのむからこっちに気付かないでいってくれ・・・って思いながら隠れて祈っていた。
925: 本当にあった怖い
足音もだんだん遠くなっていって聞こえなくなったら俺らは顔を見合わせて深呼吸を一回。
それからさっさと帰ろうってことになり元のけもの道に戻った。
そしたらさ、いるんだよあの女。
足音が聞こえなくなったのは聞こえないところまで行ったんじゃなくて止まってただけだった。
926: 本当にあった怖い
そしてこっちを見てにやりと笑う。
目がね、目が凄い怖かったのを覚えてる。
普通じゃありえないくらい目が出てる。
なんていうか殴られて腫れたところに目がくっついてますみたいな。
あとでかいのよ。普通の人の2倍くらい目が大きかった。
それがこっち見てにやって笑ったりするから俺らは車まで猛ダッシュ。
928: 本当にあった怖い
後なんか振り返る余裕もなくやみくもに走った。
車の場所まできて助かったと思ったら鍵があかないんだよ。
今度は手動でも開かない。
A「何やってんだ!早くしろ」
俺「鍵が・・あかねえんだお」
B「嘘だろ早くあけてくれよ!!」
俺「俺だって開けたいわ!!どうってんだよふざけんな!!!」
929: 本当にあった怖い
ふと獣道のほうを見るとあの女近づいてきていた。
相変わらず足を引きずりながらだけど今度は
「きゃはははははははははははははははははは」
って笑いながら近づいてきていた。
もう本当に気持ち悪くて見るがいやだった。
早く帰りたくてでも鍵が開かなくてどうしたらいいか分からなくなって
パニックになっていたらAがこっちに来て石で窓ガラスを割ってカギを開けてくれた。
930: 本当にあった怖い
いつもならぶちぎれるがこの時だけは本当に感謝して車に乗り込み
エンジンをかけた。エンジンは普通にかかり急いでこの場を後にした。
ほんとに怖くて泣きそうになっていたけどなんとか助かったからよかった・・・
なんて思っているとAが話しかけてきた。
931: 本当にあった怖い
A「あれ・・なんだよ・・」
俺「わかんない・・・でも俺がトンネルのところでみたのあいつ」
A「・・・まじで?嘘じゃなかったの?」
俺「うん・・・でも俺も見間違えただけだって思ってたからさ。」
A「まぁ普通はそうだよな・・俺もう心霊スポットいくの辞める怖すぎた。」
俺「俺ももう行かない。あんなのほんとにいるんだな。」
なんて会話を10分くらい続けてたんだがBが会話に参加してこない。
バックミラーで見るとなぜか端のほうに座って頭を抱えてうずくまって震えている。
932: 本当にあった怖い
俺「大丈夫かいB・・・」
後を振り向いて後悔した。あの女が乗っていた。
Bの髪の毛を撫でながら何かブツブツつぶやいていた。
俺は声が出せなくなり体が動かなくなった。
するとだんだん女が顔をあげていき・・・
そして最後目が合ってしまい「きゃはははは」という笑い声が聞こえた
ところで体に凄い衝撃が走った。
そこで記憶が飛んで気が付いたら病院のベットの上だった。
933: 本当にあった怖い
どうやらあの後車を電柱にぶつけてしまい大けが→Aが119に電話して病院コースだったらしく、
もうこの件ではAがいなかったら本当に死んでいたと思う。
車は廃車になり俺達3人は入院全治2ヶ月という大けがを負った。
まぁ死ななかっただけ良かったんだけど。
934: 本当にあった怖い
その後退院してまた3人で遊ぶことはあったがドライブをすることはなくなった。
いまでもたまに3人で飲みに行ったりするが俺らの中であの話は暗黙のルールで禁止になっている。
思い出したくもないし、思い出すと夢に出てきそうで怖いからねw
高校卒業したての頃ってドライブしたい気持ちわかるが心霊スポットだけは行かないほうがいいぞ。
下手したら本当に死ぬかもしれないからな。
一番下の弟が免許取って車買ってきたから記念に書いとこうかなと思って書きました。
駄文でほんとに申し訳ない。
951: 本当にあった怖い
>>934
怖かった
539: 八坂 2013/03/18(月) 22:59:08.23 ID:EcSqbilT0
よくあること
初めて書き込みます。
私は霊感ゼロの平凡な人間なのですが、人生で一度だけ霊体験をしたことがあります。
自宅はマンションで、私の部屋は廊下に面しています。なので人が通るとすぐに分かり、
薄手のカーテン越しに人影がはっきり見えてしまいます。
高校1年の時のことです。私は私室で夏休み前の定期考査に向けてテスト勉強をしていました。
外は酷い雨で時間も2時半を過ぎたところでした。
流石にもう寝よう、と思い始めた時です。
トタン、トタン、トタン
キャハハハハ...
小さな子供の笑い声とスキップしているような軽快な足音が聞こえてきました。
540: 八坂 2013/03/18(月) 23:02:49.98 ID:EcSqbilT0
>>539続き
マンションの端に1台だけあるエレベーター付近から聞こえてくるようだったので、
同じ階に住む家族が何処かに出かけていて深夜に帰宅したのだと最初は思いました。
しかし、妙なのは子供の笑い声と足音しか聞こえないこと。
私は「親は諌めないのか?非常識な・・・」と思いつつも、素早く部屋の電気を消しました。
今思い返すと、私は何故かその子供に起きていることを知られたくなかったようで、声から逃れるように
ベッドに潜り込んだのです。
542: 八坂 2013/03/18(月) 23:05:19.56 ID:EcSqbilT0
>>540続き
トタントタントタン!
キャッキャッ!
声はどんどん私の住む部屋まで近づいてきました。
そこで私はふと思いました。
何故子供の声と足音だけなのだろう?何故親の声も何も聞こえないのだろう?
私はただひたすら目を瞑り、子供が通りすぎるのを待ちます。
543: 八坂 2013/03/18(月) 23:18:32.72 ID:EcSqbilT0
>>542続き
あと少しで通り過ぎる!
そう期待し、ドキドキしながら声が通り過ぎようとしたその時。
ピタリと私の部屋の窓の前で声と足音が止まりました。
・・・・・・。
嫌な静寂が部屋を支配します。
544: 八坂 2013/03/18(月) 23:28:40.71 ID:EcSqbilT0
>>543続き
窓の向こうにさっきの声の主がいる・・・。10cmほど開いた窓の方からは絡みつくような視線のようなものを感じました。
私は恐怖と好奇心からか、起き上がって窓の外を見たいと思ってきましたが、体が動きません。
足を窓の方向に向けて寝ていたので、起き上がれば自然と窓が正面に来るのですが、やはり体は石のように動きません。
だんだん、冷静になってきた私は「今起き上がって窓を見たら終わりだ!寝ろ!!」と自身に訴えかけます。
何時間そうしていたかは分かりませんが、気づけば朝日が差し起床時刻を迎えました。
545: 八坂 2013/03/18(月) 23:32:46.61 ID:EcSqbilT0
>>544続き
朝だと気づいた私は飛び起き、母に昨夜のことを伝えました。
しかし母は「・・・まぁ、この年頃にはよくあることやし忘れ。」と言うだけで信じてくれませんでした。
あれ以来、霊体験はしていませんが個人的には洒落にならないくらい怖い出来事でした。
(終)
※読み辛く、大変失礼致しました。
553: 本当にあった怖い
怪電話
以前勤めていた会社で起きた怪電話の話です。
私は1年前まで札幌にある某会社でSEとして働いていました(現在は退職済み)。
3年ほど前のある日、同僚たちが客先に出払って人気の少なくなった夕方のことだったと思いますが、私はパソコンのモニターと睨めっこしながら、プログラムのコーディングを行なっていました。
と、そこに一本の電話が)私は当時若手で後輩もおらず、自然と私が電話番の役を担っていました)。
「はい、◯◯◯(うちの会社の名前)です」
「………」
しかし、相手は何も喋りません。無言電話です。暫くしても何の応答も無いので、私は電話を切りました
(当時、これとはまったく無関係と思われる、ちょっと不思議な無言電話も極たまに掛かって来ていたので、それかなと思っていました)。
554: 本当にあった怖い
受話器を置くと、再び電話。受話器を取り上げると、また無言。
それも切ってしばらくすると、三度無言電話が掛かって来ました。ナンバーディスプレイを見ると、先の2回と同じ番号です。
変な電話だな、と思っていましたが、私はこの時、ふとこのまま暫く無言電話を繋いだまま、放置してみたらどうなるだろうと思いつきました。
というのは、無言電話の先から、何か息遣いのようなものを聞いた気がしたからで、無言電話と対峙する機会など滅多にないので、ちょっと実験してみようと考えたのです。
職場は人が出払っていて閑散としているし、電話回線は何本もあるし、コーディングは無言電話を聞きながらでも出来る。
そう思い、しばらく受話器を肩で抑えながら、2分ほどコーディングをした時のことでした。
555: 本当にあった怖い
「…アハハハハハハハハハ!! 待ち過ぎィィィィイイイ!! アハハハヒヒヒヒハハハハハ!!!!!」
若い男の声で、狂った笑い声が聞こえてきたかと思うと、その電話はブツッと切れてしまいました。
私が驚いていると、またしても電話が掛かってきました。ナンバーディスプレイは、またしても同じ番号。
またあの変な電話だろうか…と思い受話器を取ると、今度はまったく別の声が聞こえました。
「もしもし。本当にすみません、わたくし、◯◯と申しますが…うちのSをお願い致します、すみません…」
聞こえてきたのは、先ほどの若い男とは全く違う、疲れたような年老いた女性の声でした。女性はしきりに謝りながら、Sさんを呼び出しました。
556: 本当にあった怖い
Sさんというのは、私の会社の先輩社員で、入社したての頃、東京で行われたプロジェクトに出張して仕事をした時に少しお世話になったきりの人で、
札幌にいる時も勤務場所が違うため、普段からあまり見かけない人でした。
その日はそれ以上は何もありませんでしたが、それから暫く経って、Sさんは退職してしまいました。
殆ど付き合いのない人でしたし、退職された理由も全くわかりませんでした。
ただ、あの怪電話があった後、Sさんが人気のない廊下で、携帯電話片手に何か深刻そうな顔で話をしているのを見たことがあります。
仕事の電話であれば、職場でするでしょうから、私用の電話だったのだと思います。
果たしてその深刻そうな電話の内容や、退職した理由が、あの怪電話と何か関係があるったのかどうか?
今となっては、もはや確かめる方法もなくなってしまいました。(終)
626: 本当にあった怖い
砂場女
砂場女って知ってる?
ウチの田舎(九州北部)で90年代前半に噂になった都市伝説なんだけど
公園のベンチに一人で腰掛けていると、いつの間にか園内にいるのが自分だけになっていることがある
そんな時は出入り口だけを見てやかに出て行かなければならない
周囲を見回したりしてぐずぐずしていると ザッ ザッ と音が聞こえてきたりする
この音を聞いたら反射的に砂場を見てしまう
そこには灰色のコートを着た女がこちらに背中を向けてうずくまっており一心不乱に素手で砂を掘っている
お前は背中から目を離せなくなる
立って歩き出す
女の後ろへ来る
ここからが運命の別れ道
女の○側へ行くと生き埋めにされる
女の×側へ行くと身体が自由になるが、公園を一回りしなければ出られない
その間女はピタッと後ろを付いてくる
決して振り返ってはいけない
怖くなっていい加減に回ると外まで付いてくる
628: 本当にあった怖い
闇金
俺の友人が昔、闇金の取り立て屋をやってた。
そいつ自身もかなりのDQNで、最初は天職だと笑ってたんだが、流石に鉈を持って追いかけられたり、債権者の飼ってた飢えた大型犬に襲われて死にかけたり、子供が泣き叫ぶ中無理矢理一家離散の手続きを勧めたりと現実は想像以上に酷かったらしい。
630: 本当にあった怖い
だがそこの会社は社長はヤクザだし、上司もリアルウシジマくんの様な方だったから止められなかった。
んである日、事務所に債権者のおっさんから電話が入り、『金を返す』と言うので上司と一緒におっさんの家に向かった。
おっさんの家に着いて玄関口で呼んだが出てこないので、鍵の開いてた玄関から侵入。
案の定闇金に手を出す位だから室内は荒れ放題。ゴミ屋敷の様な有り様の中進んで行くと奥の部屋におっさんは居た。
首を縄かけて宙に浮いて揺れてた…
633: 本当にあった怖い
DQNの友人も流石に首吊り自殺の現場を見た事は無かったんで、腰が抜けてしまったんだが、上司はそんなの慣れてるらしく、借金返さないうちに死にやがってよとか死体にまで罵声を浴びせてたらしい。
結局警察に通報して、その日は帰ったんだが。
数日後から上司の様子がおかしくなった。
会社に出勤せず、家に閉じ籠って電話にも出こない。
しかも元々ヤバい薬に手を出してたんだが、その筋の話によると買う量がトンでもなく増えたとの事だった。
634: 本当にあった怖い
で、流石にヤバいので会社の連中総出で上司の住んでるマンションに様子を見に行ったんだが。
大家に鍵開けて貰って中入ったら、風呂の中で上司は死んでた。
検死の結果死因は薬物の大量摂取による中毒死だったとの事だったとの事だったんだけど、死体には明らかにおかしい所があって、それで結構面倒な事になったらしい。
死因ではないが首に縄で締められた様な跡がくっきり残ってたんだけど、室内から縄とかロープの類いは発見されないし、鍵も部屋の中にあって完全な密室状態。
なんでそんな跡が出来たのかは全くの原因不明だったとの事。
それで怖くなって、友人は結局会社を辞めてカタギな道に戻ったけど、その後その会社は社長以下数人が首吊り自殺して結局潰れたらしい。
友人も今でも怖くて、おっさんの命日には流石に墓参りまでは行けないけど、近所の寺にお参りして冥福を祈るのを欠かしてないと言ってた。
653: 1/3 2013/03/22(金) 04:13:03.92 ID:AgyYYIvT0
全員15歳までに・・・
うちの一族の話を一つ
俺が小学校に上がる年、住んでいた家が平屋から新築の二階建てになった
当時の俺は夜に二階に上がるのが嫌だった
夜になると階段の踊り場にいつも影のようなものがいるのが見えたのだ
人か獣か、何かなんてわからないけどとにかくそいつはいつもニヤニヤしながらこっちを見ていた
両親には勿論相談した
まあ父も母も暗がりをお化けと思い込み怯えてるんだろうみたいな対応でまともに取り合ってくれなかった
それから少し後、いつもそのニヤニヤが見えていた場所に猫の置物が置かれた
この猫の置物も一体どこで買ってきたんだよっていう造りで皆が想像する黒目の大きい
かわいらしいものではなく目も見開いて口元は笑っている、とにかく薄気味悪い表情をしている木製の置物だった
俺は当然怖がり、怒り気味に両親に撤去することを訴えたが当の両親は
「おばあちゃんが折角○○(東南アジアのどっかだったと思う)で買って来てくれたお土産なのに
 なんでそんなこと言うの!」
と逆に怒られた
その後暫く俺は置物に怯えていたんだが、年が上がるにつれあまり気にしなくなり
置物もいつの間にかどこかに片づけられていた
654: 2/3 2013/03/22(金) 04:14:14.52 ID:AgyYYIvT0
失礼sage忘れた
今では俺も成人して所帯持ちだ。実家にも年に二度ほどしか帰ることはない
今年の正月に帰省した際、父親と酒を飲みながらその当時の話なんかもしながら懐かしんでいた
孫の顔もちゃんと生きてるうちに見せるから心配するななんて話になった時、父親は
「そういえば一応見せとかなあかんあかったなぁ」と言いながら赤い顔で仏間に行き
反物みたいな帳面を持って戻ってきた
その時初めて知ったのだがうちは浄○真宗に属していたらしく、亡くなった人を供養するのに位牌を
使わず代わりに名前を帳面に記していくらしい
一日?三十一日が1ページごとに表記された帳面には所々にご先祖様の名前が表記されてあった
当然聞いたことのない名前が多かったのだがここからが本題
実は父も祖父も次男坊で上に兄弟がいたが二人とも幼い頃に兄を亡くしたそうだ
昔その話を聞いた父方の祖母が嫌な偶然もあるものだと興味本位でその辺のことを調べた
ことがあったらしい
そこでわかったのが少なくとも江戸時代の終わりごろから親父の代までうちの一族の長男長女が
全員15歳までに何らかの理由で亡くなっているということだった
655: 3/3 2013/03/22(金) 04:15:30.47 ID:AgyYYIvT0
祖母はそのことをかなり気味悪がって知り合いのお寺とかに相談しに行ったみたいだが
なんせ元が貧乏農家なものでどこで遺恨を残したとかなんて少し遡れば直ぐに調べようがなくなる
ただ分かったのは家の建っている台地周辺が昔は住んだり、作物を育てたりすることがあまりなかった
ということだけ
それだけで結局は分からず終い、まあ貧しい時代ならそういう不幸が重なることもあり得るだろうというのが親父の談
祖母が昔買ってきた例の置物も実は魔除けの類のものであったということもその時知った
話は変わるが今年の5月、俺に第一子が生まれる
正直、衣食住が豊かな今の時代にそんな呪いみたいなことがあってたまるものかというのが俺の持論
現に俺はこうして今まで生きている
それでも幼い頃に見たあの影のことが脳裏をよぎる
嫌な偶然は俺で終わったということを信じたい
以上、あんまり怖くないけど実話です
689: 本当にあった怖い
事故物件の黒いモノ
 大学時代、僕は親元を離れて一人暮らしをしていた。僕はひたすらに安さを追求し事故物件も大歓迎であった。根っからの現実主義者でオカルトの類は信じていなかった。
それでも怖い話は大好きで幽霊がいるなら実際に会ってみたいとも思っていた。
 僕が探し出した事故物件には入居した女性が浴槽で入水自殺したという曰があった。築三十年の木造アパートで外観も内装もボロボロ。元々安い家賃が二万円にまで落ちこんでいた。僕は魅力的な値段に釣られて入居を即断する。その際僕は不動産屋に興味本位で出るかどうか聞いてみた。
「ええ、色々と話は聞いています。でも事前にそれを貴方に話してしまうと先入観といいますか。漠然としたイメージを空想して幻のようなものを見てしまうんじゃないかと思うんです」
 他の退居した人々は何かを見たらしい。仮に僕が何かを見て、それが他の退居者達の話と符合するなら怪奇現象であることの裏付けとなるだろうという説明に納得し、僕は詳しい話を聞かなかった。
 女性が入水自殺したという問題の浴槽は古いタイプのもので、床と浴槽の間に隙間があった。浴槽と連結されている湯沸かし器は年季が入っているためか生温いお湯しか出なかった。僕は女性が浴槽の中に入って自殺する姿を想像してみる。足を曲げなければ入ることが出来ない狭い浴槽の中で膝を抱えながら首を曲げ顔を水につけている。女性は何故こんな苦しい方法で死のうと思ったのか。何故窒息死するまで耐えることができたのか。考えてみると不思議であった。暗闇の中で女性が顔を上げる。頭からパラパラと水滴が落ち水面を波立たせる。女性は首だけを回し僕に視線を向けようとする。ただの空想だ。僕は頭の中でホラー映画のような情景を思い浮かべることを楽しんだ。
690: 本当にあった怖い
 夜になると流石に不気味で、暗い部屋の中で心細さと恐怖が醸成されていく。布団の近くに放ってあったビニール袋に足が当たる。潰されたビニール袋は数百秒の時間をかけて正常な形に戻ろうとする。
チリッ……チッ。ビニール袋が断続的に音を立てる。普段は何も感じないような環境音も夜だけは不気味に聴こえ、僕の体は硬直していく。僕は暗い風呂場に女性がいる光景を想像してしまう。単なる想像でも気配のようなものを感じることはよくある。
髪を洗っている時に誰かの気配を感じるという経験は誰もがしていることだと思う。僕はそれを霊感に結びつけようとは思わない。空気が張り詰めていると感じるのも僕の主観がそう思わせているだけで気のせいだと思っている。
 しかし気のせいであってもそれは侮れないもので、僕はかなりの緊張状態にあった。極度の緊張状態が幻覚を見せたとしても不思議ではないのかもしれない。退居者達もそうだったんじゃないかと思い始めたその時、妙な音が聴こえてくる。
 ゴポ……。排水溝に水が流れる時に空気が漏れる音だ。他の入居者が風呂にでも入った
のか、それにしては音が近い。
 排水溝の中からくぐもった喚声が聞こえてくる。それは赤ん坊の産声に似ていた。
 排水溝から聞こえる赤ん坊の泣声からは生気というものがまるで感じられなかった。赤ん坊が甲高く声を張り上げて泣き喚く様には躍動感のようなものがあるが。排水溝から聞こえる声はこの世に生まれてきたことを知らせるというよりは、呪っているように聴こえた。
 僕はたまらず起き上がって電気を点ける。すると喚声はパッタリと止む。扉が開け放たれた風呂場の中を僕は暫く呆然と眺めていた。何も無い。恐怖に縮み上がった僕は尿意を催す。僕はテレビをつけて少し気を紛らわせてから、恐る恐る風呂場へ近づいていく。
 風呂場の床は乾いている、何も異常は無い。しかし用を足した僕は異変に気付く。何も聴こえない。CM明けの無音が長すぎる。テレビは消していない筈なのに。
 ゴポ……。僕の全身の毛が逆立つ。飛び退くようにその場を離れた僕はテレビを確認する。電源が入っていない。リモコンを押してもスイッチを押しても反応が無い。ゴポ……。
排水溝の音が耳元で聴こえたような気がした。僕は部屋着のまま部屋を飛び出した。
691: 本当にあった怖い
 僕はこの件をまだ誰にも相談しなかった。事故物件であることを知っていながら入居した僕に責任の大部分がある。仕方なくコンビニで時間を潰して翌朝部屋に戻る。テレビのスイッチを入れると問題なくついた。あれは幻聴だったのだろうか。僕はすっきりしないまま大学に向かった。
 その夜は電気を点けたまま布団に入る。昨夜のような怪奇音は聴こえず。寝不足のおかげですんなりと眠りにつくことができた。
 僕は風呂場の鏡の前で髭を剃っていた。シェーバークリームには錆びのようなものが浮いていて、気持ち悪いと思いながらも僕は髭を剃り続ける。
 剃刀を落とす。床で転がった剃刀が浴槽の隙間に入っていってしまう。僕は腹這いになって隙間を覗く。
 浴槽の狭い隙間からドス黒く腐った何かが覗いている。隙間から手が伸び僕の腕を掴む。
凄まじい腐臭に吐きそうになりながらも僕は絶叫して抵抗する。腕が隙間に飲み込まれて行く。
 目を覚ました僕の腕には手の形をした痣のようなものが浮かんでいた。限界を感じた僕は後日不動産屋に連絡する。
「やはりそうですか。皆同じような事を言うから気味悪く思っていたんですよ」
「詳しい話を聞かせてくれませんか」
 不動産屋の話によると、自殺した女性は輸入代行者から買った違法な薬剤による中絶と流産した胎児の処理を請け負っていたらしい。女性は風呂場で沢山の胎児を解体し、秘密裏に処理していたようだ。証拠品は押収されたが女性は自殺した為不起訴処分だったとのことだ。
吐き気がするような話だ。僕は勿論退居することに決めた。高い金を払って除霊するほど物件的価値は無く、心霊騒ぎに半信半疑な大家は放置するつもりらしい。でも僕にはもう関係が無い話だ。
692: 本当にあった怖い
 しかし新しい物件が見つかるまで僕はあの部屋に滞在していなければならなかった。その日の内にあらかた荷物を纏めた僕は明日の物件探しに備えて眠ることにした。心身共に疲れていた僕だが、中々まんじりとできずに色々と考えていた。
 夢の中で僕の腕を掴んだ黒いモノはおそらく自殺した女性だろう。彼女は僕に助けを求めていたのかもしれない。彼女は今も沢山の胎児達の怨念に縛られ続けているのだろうか。
 胎児達は深い暗闇の中で命を落とした。胎児達は何も見たことが無いし、何も聞いたこともない。全くの無知だ。自分の姿も知らない。自分が何であるかさえも解らないまま死んだ。
 背筋に冷たいものが走る。胎児の霊はどんな姿形をしているのだろうか。言葉も知らないのに思考できるのか。自分を人間だと思っているのだろうか。僕の体は知らない間に震えていた。もしかしたら、胎児の霊は僕が考えていたよりも得体が知れなくておぞましい存在なのではないか。
 黒いモノが浴槽の隙間から半身を出してのたうっている。僕はもうこの黒いモノに対する恐怖を殆ど失っていた。
「コワイコワ イコワ イコワイ」
 黒いモノがズル、ズル、と排水溝の中に引き摺られていく。黒いモノを支配している感情はおそらく原始的な恐怖だけであった。僕も同じ恐怖にガタガタと震えている。
 黒いモノは排水溝に完全に飲み込まれてしまった。暗い配管の底から耳障りな音が響く。
そして産声。排水溝から何かが這い出てこようとしている。見たくないのに目を離せない。
逃げようにも体が動かない。発狂しそうになった僕は涙を流しながら絶叫する。
 目が覚めた時、電気をつけていたはずの部屋は真っ暗だった。
 ゴポ……。僕は脇目も振らずにただ逃げ出した。
705: 本当にあった怖い
お化けトンネル
岩手県S町のKトンネルで、不可解な体験をしました。
トンネルは国道にあり、多くの乗用車やトラックが行き来します。
歩道が無く道幅も狭いので、壁側に寄るようにして歩きました。
延長距離は300m強で、緩くカーブしており、反対側を眺める事は出来ません。
しかし、暫く進んでも出口が見えず、300m強にしては異様に長いのです。
私は嫌な予感がしました。
普通なら引切り無しに車が通るのに、歩いている間に全く車が通り過ぎず、
トンネルの中は不気味な静寂に包まれていました。
半ばパニックになり、車道に入り、息が切れる程自転車を漕ぎました。
「やっと出口か!」外の明かりがようやく見え、一目散に駆け抜けました。
ようやく外に出ると、私は目を疑いました。
何と、真っ直ぐに進んでにも関わらず、出たのはトンネルの入口だったのです。
この時、遠い昔に友達から聞いた話を思い出しました。
「実は、トンネルそのものがお化けだって事があって、入る人を騙すんだって。」
くれぐれも、トンネルに入る際には注意を。
稚拙な文章ですみませんでした。
721: 本当にあった怖い
あんま怖くないかもなんだが、小さい頃毎年自分の誕生日の夜になると家に来る謎のおじさんがいた。
親戚とか両親の友人知人では無いっぽくて、二人が居る時に来ても追い返されてる感じだった。
それでもそのおじさん、家の前で何か言ったりドアガンガン叩いて最終的には家に上がってくるんだけど
だからといって誕生日プレゼントとかくれる訳でもなく、スゲー怖い顔でただ自分に「一年間良い子にしてたか」みたいな事を聞くだけ。
当時の自分はそのおじさんが怖くて、ごめんなさいとか言いながら泣き叫んでた記憶がある。
もう両親ともいないので分からんけどあの人の正体はなんだったんだろう。
798: 本当にあった怖い
書き込んでもいいかな?
799: 旅館人 2013/03/26(火) 01:38:19.11 ID:gP2+dMyn0
温泉旅館のバイト
まぁいいや書いてくね
初めて書きますので
不慣れですが生温い感じで聞いてやってください。
今から6年前、17歳のころの話。
その日隣の奥さんから「あたしの働いてる旅館で年末人が足りなくなるからバイトしない?」
という話をもらいました。
場所はM県にあるS並という温泉街です。
すぐに親友に連絡して二人で働くことを決めました。
800: 旅館人 2013/03/26(火) 01:39:38.94 ID:gP2+dMyn0
不可解なことは初日から起きました。
その日、夕方からの仕事だったので15時頃旅館に着き、お世話になる間寝泊りする部屋に案内されました。
318号室という3階の端の部屋。荷物を置き、着替え、厨房へ。
そこでお膳の内容や布団の敷き方等、仕事内容を教わり初日の仕事を終えました。
そして夜、温泉に入り一通り終え寝るだけになったのですが
夜更かしするのが当たり前のような仲だったので次の日の仕事も早かったのですが、起きてました。
すると親友がふと「灰皿ないな」そりゃそうです未成年ですから。多分旅館の人も用意してくれなかったんだと思います。
「エントランスにあったな」親友が思い出したように言います。「行くか」二人でエントランスに向かいます。
エントランスには来客用の小さなテーブル、イスそして灰皿。テーブルを挟み向かい合うように座る。
友達との距離は1mもないです。私の後ろ側に自販機、友達の後ろ側に通路を挟んでご飯を食べるラウンジがあります。
するとゴーンという音と共にかけてあった柱時計が鳴りました。
時刻は午前2時37分。「は?」ちょっとびびったこともあって思考が働かなかった。
こんな時間に鳴るのか?古いから壊れてるのか?そんなことを思ってるうちに親友がキョロキョロしてるのに気付いた。
「あれ?人がこない」親友は私の後ろにある自販機の間から人が歩いていくのが見えたと。
二人で確認しにいって驚きました。自販機の後ろはすぐ壁でsの壁が全面鏡張りだったのです。
ということは自販機の間に映った人というのは、私と自販機の間を通る、私たちの間を通る、親友の後ろを通る。
この選択肢しかありません。私の後ろを通れば親友が、親友の後ろを通れば私が気付きます。無論私たちの間は通らないでしょうから。
しかし、私の後ろは不可能なのです。人が歩いてきた方向には中庭が広がっています。鍵が閉まっているので物理的に無理なのです。
自販機の後側には通路があります。厳密に言うと鏡張りの裏になります。(親友はその通路を歩いてきたのだと思ったらしい)
ということは親友の後ろしかありえないのですが、私はソレを見ていません。
「確かに白い服着た人が通った」と。変な時間に鳴った時計、鏡という独特の怖さ、私たちは早々に引き上げました。
801: 旅館人 2013/03/26(火) 01:41:46.76 ID:gP2+dMyn0
翌日の朝Sさんに「ここって幽霊とか出ますか?」と率直に聞くと「んなもん出ないよ・・・w」と笑われてしまいました。
何か腑に落ちない感じがあり同じことをYさんに聞くと鳥肌が立ちました。
「黒と白どっち見た?」と聞かれたのです。
私たちは出るのかどうかを聞いただけで夜のことは話してません。
親友が見たのは白でした。Yさん曰く白は問題ないのだが黒は厄介だということでした。
親友共々すっかり怖くなってしまい、白状して灰皿を用意してもらいました。
「まぁしょうがないね。火事だけ気をつけてくれ」と。
その日は早めに就寝しました。
次の日旅館に来て実質3日目の夕方、3階のパントリーで準備を進めているときのこと。
パントリーとは厨房から上がってきたお膳や酒等を置いておくちょっとした小部屋のことです。
パントリーからはコの字になっている建物の向こう側が見えます。「コ」の下線にパントリー上線縦線に客室とういう作りなのですが、
親友がパントリーから何気なく向こうの1階を見てたところ、変な人がいるのに気付いたそうです。
1階の廊下に並んでる等間隔の窓を行き来してる人がいる、そして何回か行き来したあと消えたというのです。
消えたと言ってもその窓と窓の間の壁から次の窓に現れなかったということなのですが、
電話でもしてたんじゃない?ちょうど壁の位置に部屋の入り口あって入ったんじゃない?そんなことで片付けてしまいました。
翌朝1階の掃除に行きその壁の位置に部屋がなかったのを確認してまた鳥肌です。
親友が言うには「黒かったような気がする」とのこと。
802: 旅館人 2013/03/26(火) 01:43:01.55 ID:gP2+dMyn0
そろそろマジか。と思ってきた頃従業員の方に嫌な話をされる。
「今日は人多いから蘭の間使うんだって」2階にある蘭の間。
従業員の人たちは口を合わせたように同じ話をする
「蘭の間だけは近づきたくない」蘭の間には甲冑を着て座っている置物?があります。
多分中身はマネキンか何かなのですが甲冑が本物のため、人と同じ大きさ。
「あの部屋だけはマジでヤバイ」そんなこと言われても支配人には逆らえません。
お膳を用意するために蘭の間の扉を開ける。いました。正面のド真ん中に堂々と座っている甲冑武者。
「これか?」と親友と眺め、近づき観察する。
と、親友が「こんなもんが怖いのかね?」と。「幽霊の話したからからかわれてるんだよ」といい甲冑を触る触る。
つっついてみたり挙句デコピンまでかます始末。「あの話マジだったらお前呪われるぞw」と言ったが聞かない。
「絶対なんもないってー」そうこうしてるうちに従業員の方が入ってきて準備再開。
無事仕事を終え、温泉に入り、布団をしき、明日、最終日へ。
という感じだったのですがどうも親友の様子がおかしい。
なんかそわそわしている。「どうした?」と聞くと「いや・・・別に・・・」と。
「まぁ落ち着けよ」といって二人して煙草を吸い、従業員からもらったお菓子を食う(旅館やホテルのテーブルに元々置いてあるアレです)
並んだ布団の間にゴミを置きそろそろ寝るかと電気を消す。
803: 旅館人 2013/03/26(火) 01:44:20.36 ID:gP2+dMyn0
ちょっとすると友達が「この部屋なんかいるか?」と聞く。
私は暗い部屋を見渡して適当に「扉のほうか?」という。
「いや、お前がわからないんならいいんだ・・・」後から聞いたのですがこのとき親友は私の頭のほうに歩く何かを見たようでした。
「なんだよ怖いな」とか話しながら沈黙。
そして私も何かを感じる。
説明しにくいのですが空気が動く感じ。
その布団の間のゴミに空気が乗る感じというか空気がゴミを踏みつけている感じがするのです。
簡単に言えば私たちの間20cm程の布団と布団の間をゆっくり歩いてるような。
私は我慢できなくなり「おい、今何か感じるか?」と言ったのですが、親友は
「いや、朝起きてから話そうぜ」と言うのでなんとか寝ました。
起きてから親友が口を開きました「お前が感じるか聞いたときあったじゃん?あの時さ」
私は嫌な予感がし、全身を寒気が襲いました。そしてその予感は当たる。
「俺らの間歩いてなかったか?」
聞いた瞬間鳥肌が総立ちで本当に怖いときは自然と涙が出るようで
「同じことを思っていた」と。
親友の顔からみるみる血の気が引いていくのがわかりました。
もしあの時「歩いてるか?」などと直接的なことを聞いていたら
親友は「電気つけて朝まで寝なかったな。」と言ってました。
804: 旅館人 2013/03/26(火) 01:46:01.46 ID:gP2+dMyn0
あとから聞いた話ですが親友がみた黒い何か。
あの1階の客室の位置はもともとお墓だったみたいでその墓地を潰して建てたと。
そして私たちが借りた318号室。
もともとはYさんが住み込んでいたようなのですが、「あの部屋はマジ。気にしたら負け。蘭の間なんて問題外」と。
最初に言ってくれればいいのに・・・
それからも人が足りないときにはちょいちょいお世話になり、親友は今その旅館に住み込みとして就職しています。
親友の度胸にもびっくりですが、私が生きてきた中で一番洒落になってない話です。
823: 本当にあった怖い
宅配ビデオ
あまり怖くないけど投下。
まだDVDなんてなく、ビデオテープの時代の話。
俺が大学生のころ、宅配ビデオみたいなのがあった。
いわゆる、エロビデオをバイク便みたいなので送ってくれるもの。
学校から帰ってくるとポストなんかによくいかがわしいチラシが入っていて、自分も欲望に逆らえず、ついつい注文してしまった。
配達をドキドキしながら待ち、夜22時過ぎくらいにやっとこさバイク便到着。
高い金を渡し、商品受け取り、すぐにデッキに挿入。
やや粗い画像で黒幕がしばらく映り、タイトルが出るわけでもなく、唐突にウッチャン似の女が現れた。
俺は思わず「うおぅ」なんて情けない声を出すくらいびっくりした。
824: 本当にあった怖い
その女はワンレンの髪型で、いわゆるバブル期な感じな派手目な女。
派手な割には無表情で、自分の部屋だろうか?画面の中からじっと俺を見つめてる。
全く話は進んでいかないし、5分くらい見ていても女は一時停止したように俺を見つめている。
途中早送りをしてたら、口元が動いたので、巻き戻して再生してみた。
すると、
「私は5年前のこの時間、」
と言ったあとノイズが入り
「ぐわぐわわわわあわわわあ::::::!!」
と、訳わからんようなノイズと人の声が交った感じになって、画面もぐわんぐわん乱れて、最後には砂嵐に。
825: 本当にあった怖い
俺は何だこりゃ?不良品か?と思い、いらいらしながら業者に事情を説明し、別のテープと交換するよう言った。
業者は「わっかりました・・・」と軽い返事で一方的に電話断。
その後、いくら待っても業者は来ることもなく、連絡もなかった。
変な商品を掴まされ、いらつきながらも「こういうビデオ販売は893さんが絡んでる」といった噂を思い出し、この業者に再び連絡をすることはなかった。
826: 本当にあった怖い
その後友人から電話があり、
「なんだ、あれエロビじゃねーじゃん!」
「どっかのビルだかアパートが映ってるだけで人なんか出てこねーよ」
と苦情めいたことを言われた。
俺が
「おかしいな、ちゃんと巻き戻したか?」
と聞くと、
「当たり前だろ、お前が抜いたところなんて知りたくないから、しっかり巻き戻したよ!
とのことであった。
結局、その友人も別の友人にテープを譲ってしまった。
827: 本当にあった怖い
その友人も俺の知り合いだったので、テープの内容を聞いてみると
「女の子が出て裸でソファに寝てた。というかそれだけ。」
「全然エロいことやってないし、というより泣いていたみたいな感じで痛々しかった。」
「1分もしないうちに砂嵐になったから、気味悪いし部室に置いてきたわ。」
とのことで、俺はそれ以降、このテープがどうなったかは知らない。
この友人曰く、「部室からなくなっていたから、誰かが持って行ったんだろう」とのこと。
828: 本当にあった怖い
今はDVDの時代だから、テープを再生する人はいないだろう。
だけど、今でもどこかに存在してるのだろうか?
ひょっとして俺のところに来るまでも、誰かが同じように観ていたのかもしれない。
俺たちが観たものとは別の映像を。
観る人によって内容が違うという気味の悪い話で、俺とこの二人の友人の間では
「流浪のテープ」
と呼んで、今でも集まるとその話になる。
ちなみにテープ自体にはなんのタイトルシールも貼っていなかった。
あまり怖くなくてスマンが、不思議ネタということで。
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コメント
1 不思議な
3ページ目の事故物件の黒いモノって話、文章上手くてめっちゃ怖い
師匠シリーズに近いものを感じるな
2 不思議な
マジレスして悪いが最初の女のところ石で車の窓なんて絶対割れないぞ、台無しだわ
3 不思議な
2番目の子供と砂場の話は怖かった
4 不思議な
事故物件の文章なんか狙いすぎてて嫌。ラノベ書きたきゃ他所でやれ
5 不思議な
>>4
“僕”が くどすぎるね。
一人称で話が進んでるんだから 状況を示すとき以外は“僕”って必要ないとおもう…
6 不思議な
>>2
んなもんガラスの種類によるわ
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7 不思議な

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