死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『鏡のナナちゃん』back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『鏡のナナちゃん』


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7:
声が続けて聞いてきた。
「ここには、電話があるか?」
なに?電話?
奇妙な問いかけに、親父はとまどった。
携帯電話など無い時代のこと、こんな山中に電話などあるはずがない。
間の抜けたその言葉に、親父は少し気を緩めた。
「そんなもの、あるはずないだろう」
「そうか」
不意に背後から気配が消えた。
時間をおいて怖々振り向いてみると、やはり誰も居ない。
鬱蒼とした林が静まりかえっているばかりだった。
親父は、さっきの出来事を振り返ると同時に、改めて恐怖がぶり返して来るのを感じた。
恐ろしくて仕方が無かったが、火の側を離れる訳にはいかない。
念仏を唱えながら火の番を続けるうちに、ようやく東の空が白んできた。
あたりの様子が判るくらいに明るくなった頃、
祖父(親父の父親)が、二人分の弁当を持って山に上がってきた。
「どうだ?」
「いや、昨日の夕方から焼いてるんだが、釜の中へ火が入らないんだ」
親父は昨夜の怪異については口にしなかった。
「どれ、俺が見てやる」
祖父は釜の裏に回って、煙突の煙に手をかざして言った。
「そろそろ温くなっとる」
そのまま温度を見ようと、 釜の上に手をついた。
「ここはまだ冷たいな・・・」
そう言いながら、炭釜の天井部分に乗り上がった・・・
ボゴッ
鈍い音がして釜の天井が崩れ、祖父が炭釜の中に転落した。
親父は慌てて祖父を助けようとしたが、足場の悪さと、立ちこめる煙と灰が邪魔をする。
親父は火傷を負いながらも、祖父を救うべく釜の上に足をかけた。
釜の中は地獄の業火のように真っ赤だった。火はとっくに釜の中まで回っていたのだ。
悪戦苦闘の末、ようやく祖父の体を引きずり出した頃には、
顔や胸のあたりまでがグチャグチャに焼けただれて、すでに息は無かった。
409 :407:
目の前で起きた惨劇が信じられず、親父はしばし惚けていた。
が、すぐに気を取り直し、下山することにした。
しかし、祖父の死体を背負って、急な山道を下るのは不可能に思えた。
親父は一人、小一時間ほどかけて、祖父の軽トラックが止めてある道端まで山を下った。
村の知り合いを連れて、炭小屋の所まで戻ってみると、祖父の死体に異変が起きていた。
焼けただれた上半身だけが白骨化していたのだ。
まるでしゃぶり尽くしたかのように、白い骨だけが残されている。
対照的に下半身は手つかずで、臓器もそっくり残っていた。
通常、熊や野犬などの獣は、獲物の臓物から食らう。
それにこのあたりには、そんな大型の肉食獣などいないはずだった。
その場に居合わせた全員が、死体の様子が異常だということに気付いていた。
にも拘わらす、誰もそのことには触れない。黙々と祖父の死体を運び始めた。
親父が何か言おうとすると、皆が静かに首を横に振る。
親父はそこで気付いた。これはタブーに類することなのだ、と。
昨夜、親父のところへやってきた訪問者が何者なのか?
祖父の死体を荒らしたのは何なのか?
その問いには、誰も答えられない。誰も口に出来ない。
「そういうことになっているんだ」
村の年寄りは、親父にそう言ったそうだ。
今でも祖父の死因は、野犬に襲われたことになっている。
690 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/01/06(土) 00:39
おじいちゃんのお通夜の日の話です(長いです
当時高2の俺は、別に手伝う事も無かったので、準備が終わるまで
自分の部屋で音楽を聞きながらマターリとしてたんです。
それでちょっと眠くなってきた頃に、ドアがノックされて
「おい、○○(←俺の名前)そろそろお坊さんが来るから、
こっち来とき」と、父に呼ばれ、おじいちゃんの遺体が
ある部屋に行きました。
部屋に行って、みんなでおじいちゃんの遺体を囲んで、
お坊さんが来るのを待ってたんですけど、俺がよそ見をしてた間に
おじいちゃんが生き返ったんです!マジで!
普通に「あー、よう寝た」とか言いながら目を覚ましたみたいな感じで。
それで、みんな怖がるとかじゃなくて、感動して喜んでたんですけど、
誰かが「オイ!遺影とか隠せ!」って言ったんです。
俺は一瞬意味が分からなかったんだけど、多分そういう葬式とかに
関係あるものを見たら気づいて、おじいちゃんがショック死するからかなぁ、
とか思いながら俺も手伝って、大きい花みたいなのを隠してました。
でも蘇ったおじいちゃんは異常にに力が強くて、父を力づくでどかせて、
父が隠してた祭壇を見つけたんです、おじいちゃんはそれを見て
「うわ、今日誰かの葬式かなんかか?こういうのを乱暴に扱ったら
あかんやろが」とか言いながら、祭壇を整えてたんですけど、
そのうち自分の遺影を見つけて「あ、わし、死んだんか。そうか」とか
言い残してまた死んでしまいました。
691 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/01/06(土) 00:40
それから俺はまた部屋に戻ってマターリとしてたんですけど、
じきにまた父が呼びに来て遺体のある部屋に行ってみたら、
もう祭壇とかを片付け始めている。
俺は不思議に思いながらも片付けを手伝っていたんですが、
片付けている時に、父とか母とかは違う部屋に行ってて、
そのおじいちゃんの遺体がある部屋には俺1人で、
おじいちゃんの遺体と二人っきりになった瞬間があったんですね。
そして、俺がまたおじいちゃんの遺体から目を離してる隙に
また生き返ったんです、おじいちゃんが!
でも今度は前とは違って明らかに様子がおかしくて、
なんか映画のゾンビのように、奇声を発しながら
暴れまわってるんですよ!
それでおじいちゃんが外に出ようとしてるので、俺はそれを
必死で止めてたんです。
そして、おじいちゃんに「おじいちゃんは死んだんやで!もう気づいて!」と
言ったところで俺はある事に気づきました。
俺は高2の男なんかじゃない、俺自身が今目の前にいるこの老人なんや。
わしは死んだんか?これは夢か?
と思ったところで目が覚めました。
ああ、まだわしは死んでない。でも、最後に嫁はんや孫の顔でも見とくか、
と思ったんだけど、目も開かないし、体も動かない。
そうか、やっぱりもうわしは死んでんのか。
まわりからは皆の泣いている声が聞こえる。
692 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/01/06(土) 00:45
と、いうような夢を一昨日みました。
オチが洒落になってなくてめちゃくちゃ怖かったです。
この直後に目が覚めたんですけど。
68 :1/3:
俺は4歳になるまで、夜はバアちゃん家に預けられていた。
夜はバアちゃんと並んで寝るんだけど、その部屋に死んだジイちゃんの仏壇があったんだ。
で、夜中に目が覚めたりすると、たいてい金縛りになる。
その時、必ず仏壇の戸が少し開いてて、中から誰かがこっちを見てるんだ。
扉に手をかけて、白い顔を半分覗かせて。
最初はジイちゃんだと思っていた。
バアちゃんが仏壇に向かって「じいさん…」って呼び掛けるのを見てたから。
だけど、その顔、よく見ると子供みたいなんだ。
こっちを見ながら、うっすらと笑っている白い子供の顔。
そんなものを見ながら、俺は不思議とも思わずに、4歳までその部屋で寝ていたんだ。
69 :2/3:
バアちゃんは俺が11歳の頃に死んだ。
よく覚えていないけれど、何かの病気だった。
半年ぐらい入院していて、見舞いに行くと割と元気に見えたのに、
急に具合が悪くなったかと思うと、2日くらいで死んでしまった。
それでも、自分の死期はうすうす感じ取っていたみたいで、
死ぬ間際には「やっと、じいさんのところへ逝けるねェ…」みたいなことを言って、周囲を困惑させていた。
バアちゃんは、具合が悪くなったと同時に昏睡状態に陥った。
親族は交代で病室に詰めていたんだけど、最後を看取ったのは俺の母親だった。
そのときの様子がちょっと変だったらしい。
70 :3/

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今から考えたら昔のパチンコ台はヤバイスペック多かったな

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