母が失踪した話でもしようかback

母が失踪した話でもしようか


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立ったら書く。見てくれたらうれしいな
代理です ID:+H+rJr020
俺が失踪した話ししていい?
http://world-fusigi.net/archives/8481014.html
6: 以下、
スレ立て代行ありがとうございます。
時系列とかバラバラで読みづらい箇所などありますが、
読んでもらえたら幸いです。
8: 以下、
まずは三千里は探してこいとマジレスしてみる
15: 以下、
>>8
すぐ見つかりましたwwww
14: 以下、
じゃあさっそく。
母が失踪したのは、ある晴れた土曜日だった。
朝、携帯が鳴って起こされて、大体こんなメールが入ってた。
「お母さんからの最後のメールです。
 また詐欺に遭いました。
 お祖母ちゃんの形見まで手放してしまいました。
 こんな馬鹿なお母さんはいない方がいいです。
 樹海で眠ります。」
16: 以下、
1はいくつよ?
21: 以下、
>>16
23です
17: 以下、
現在進行形で知り合いの弟が遺書のこして失踪してる
21: 以下、
>>17
早く見つかってほしいです。
ご無事であることを祈ります。
18: 以下、
自分は寝起きで頭が働かなくて、不謹慎ながらも
「樹海で眠ります。」の一文が暢気に見えて仕方なかった。
現実感が無かったんだ。
とりあえず、母親の携帯に電話をかける。
何度もかける。
出ない。
このときようやく、あのメールが「現実」の空気を帯びて迫ってきた。
22: 以下、
恐ろしくなった自分は、なぜか親友にメールした。
その後、恋人にも。
「母親が遺書めいたメールを送ってきた、どうしよう」
みたいな。
返事が来るまで数分、自分は必死で頭をめぐらせた。
23: 以下、
このとき思い出したのは何故か、母親の恋人の存在だった。
母親の恋人に会ったのは一度だけ。
何故か三人で、実家の近所のスナックで酒を飲んだのだ。
そのときに確か名刺をもらっていた、はず。
自分はあわてて名刺入れをめくる。
カードケースみたいなやつにね、もらった名刺は入れてたんだ。
その中に母親の恋人の名刺を見つけた。
24: 以下、
自分の母は、簡単に死ぬような人ではない。
というか、死ぬ度胸などないはず。
心の半分では母の無事を信じていた。
なので、わりと冷静に電話をかけることができた。
26: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 2011/03/23(水) 01:05:07.56 ID:g7n3o6ep0
がんばれ!
27: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 2011/03/23(水) 01:06:04.23 ID:wlR5+jAP0
ちゃんと見てるぞ
30: 以下、
>>26 >>27
ありがとう!続けます。
○○の娘です、と名乗ると、母親の恋人(もうダルいから仮にS田さんとしよう)は、
すぐに○○は無事か、と聞いてきた。
てめーに聞くために電話したんだろうと思った。
どうやら仕事で遠出していて、実家にかけつけることができないらしい。
自分は、もうめんどくさいや、私は、
何かわかりしだい連絡します、と言って電話を切った。
28: 以下、
みてる
32: 1 2011/03/23(水) 01:08:19.85 ID:GgebEiN10
俺も見てるぜ
34: 以下、
電話を切ると、親友(Jとしよう)、恋人(N氏)からメールの返事が来ていた。
とりあえず実家に電話しろ、みたいな。
あ、それだ!ってなった。
そんな簡単な発想も浮かばなかったらしい。
しかし私は実家の電話番号を覚えていない。
普段かけないからアドレス帳にも入っていない。
困った末に電話番号ってYAHOO!で検索したら、114.comとかいうサイトが出てきた。
このサイトで電話番号教えてくれんじゃね?ってなって、
ていうか114で聞けばいいじゃん!ってなった。
テンパってたみたい。
33: 以下、
続きが気になるな
釣りか疑いながら見ることにしよう
35: 以下、
>>33
釣りじゃないですwwww
見てくれてありがとうございます。
あ、書き溜めてあるけど、途中でストックが切れたらごめんなさい。
114?だっけ?で、電話番号聞いて、攻かけたよ。
じいちゃんが出たよ。
なんでも朝出かけて、胸騒ぎがしたので家に戻ったら玄関先に遺書があった、とか。
東京にいる姉が、急いで実家に帰るらしい。
「>>1も戻ってきてほしい」
なんて聞いたこと無い声で言うからさ、私は急いだよ。
38: 以下、
あ、このとき姉から電話が着たんだった。
「お母さんは死ぬ度胸なんてないから!大丈夫だから落ち着いて!
 ゆっくり気をつけてくるんだよ!
 絶対大丈夫だから!」
なんていう姉の声はすげー早口で震えてて、
自分に言い聞かせてるんだなぁって思った。
姉は母に迷惑たくさんかけられてるけど、血のつながりというのは切りがたいらしいね。
「ちょwwwwお前が落ち着けよwwwwww」
とか言って、なんかくだらない冗談言って、姉を落ち着かせようとした気がする。
39: 以下、
すごく急いで服を着替えた。
すごく急いで着替えをかばんにつめた。
いつも飲んでる薬は、ケースのままかばんに放り込んだ。
N氏の忘れ物の帽子をお守りにかぶって、N氏から強奪したワニさんのぬいぐるみも鞄に入れた。
私、超走った。バス停まで。
超走ったらすぐバスが来て、イライラしながらバスに乗った。
40: 以下、
この間よく覚えてない。
バス乗って、電車乗って、乗り合わせた中学生カップルの服装にイライラして、
その英字プリントのTシャツは絶対そのうち後悔するぜ、と思ったり、
イヤホンからイエモンが超漏れてる大学生っぽいのに注意したりした。
41: 以下、
あんなに長い30分は、ばあちゃんが死んだとき以来だった。
新幹線の駅に乗り換えるための駅に着くと、姉からメール。
「お母さん保護された」
一気に力が抜けた。
もう帰ろうかな、とか思った。
でもここまで来たし、じいちゃんも弱ってるし実家に向かおうと。
42: 以下、
ちなみに私の家から新幹線の駅までは一時間かかります。
超不便。
新幹線の某駅について、私はやっぱり走った。
メロスくらい走った。
走って切符売り場に行って、走って改札通って、
足踏みしながら駅員さんに質問して、お礼言って、
また走って、そこにあった新幹線のぞみに飛び乗る。
七号車のドアだったと思う。
52: 以下、
私は喫煙者である。
イライラしている時はタバコを吸わねばならぬ。
私は三号車に向かった。
ここでは流石に走らなかった。
新幹線の中で走っても、目的地に着く時間は変わらないからである。
53: 以下、
私はこのとき踵の少しだけ高いブーティを履いていた。
何故ならば一瞬で脱いだり履いたりできる靴がそれしか無かったからである。
コツコツという足音、鳴らそうとしなくても鳴っちゃうんだ、ごめんなさい。
人目をちょっと気にしながら三号車。
座ってタバコ吸って、姉にメール。
吸い終わったら、バイト先に電話。
電話を切って、S田に電話。
54: 以下、
体は疲れているのになかなか休めないものだ。
何かと連絡しなければならないところがあるからね。
どっちにしろ休めないだろうけど、名古屋で乗り換え、いったん降りる。
立ち上がるときに網棚に頭をぶつけた。痛い。
通路の向かい側に座ったお姉さまに笑われたが、美人だったから興奮した。
ホームに出てから、何も食べてないことに気付いた。
とりあえずきしめんを食った。
美味かった、ちょっと泣いた。
56: 以下、
名古屋から乗りかえ、また遠い。
目的地の駅に着くと、ちょうど姉から電話。
「今山梨にいるから!」
「え、やまなし?」
「そう、山梨!」
姉の涙声が痛ましい。
どうやら母親が保護されたのは山梨県警の管轄だったらしい。
山梨から実家に向かうから、とりあえずそこで待て、と。
58: 以下、
私はお金を持っていなかった。
歩いていくには実家は遠すぎた。
けれどもタクシーに乗るお金は持っていない。なにせ私は貧乏だから。
仕方なく、近くの喫茶店に入った。
ワイン飲んでたら、姉から電話。
「タクシー代出すからそろそろおいで」
私は走った。超走った。タクシー乗り場まで。100メートルくらい。
メロスもびっくりするくらい走った。
60: 以下、
タクシー掴んで、運転手さんを超急かす。
「ちょwwwマジ急いでくださいよwwww緊急なんすよwww」
「何かあったんですかー?」
「いいからwww急いでwwwwww」
話すつもりなかったのに、話し相手がほしくて、タクシーの運転手さんに母が失踪したことを話した。
運転手さんはじっくり聞いてくれた。いい人。
61: 以下、
三十分ほどで実家にタクシーが着く。
姉がタクシー代を払ってくれる。ありがとう。
いつも玄関で揃える靴も投げ出してあがり込んだ。
姉は私を見るなり、
「ねー指輪見せてよー、あ、やっぱ超かわいい!」
って、私がN氏に買ってもらった指輪を見てはしゃいだ。
そんな場合じゃないだろう。
本当にピントのずれた人だ。
母親は祖父の部屋でゆっくり眠っていた。
私は母親が息をしているのを確認して、
とりあえずうさちゃんのぬいぐるみを母親の布団に忍び込ませた
64: 以下、
どうやら母親は、樹海付近の道路で車を停めて、睡眠薬を27錠飲んだらしい。
そこを保護していただいたとか、雪のせいで樹海に入れなかったのが幸いしたとか。
27錠じゃ人は死にません、母さん。
とにかく眠っている母親を見て泣きそうになったけれど、
じいちゃんがひたすら母親の手を握っているのを見て涙をこらえた。
私が泣いてる場合じゃない。
65: 以下、
そもそも、母親はいわゆるメンへラだ。
二十数年前、き○がいみたいな一家にうっかり嫁いだ母は、
徹底的にいびられた、らしい。
(私も色々とあったもので、昔の記憶は曖昧なのだけど)
そのせいでメンへラになった。らしい。
腕に傷もあるぜ。
66: 以下、
つ?
67: 以下、
じいちゃんはひたすら、母親がいつ目を覚ますのかを気にしていた。
姉は、母親が前回詐欺にあったときに弁護士さんが書いてくれた記録を読んでいた。
気丈に振る舞いがちな姉はちょっと涙ぐんでいた。
私はとりあえず全員落ち着くべきだ、とお茶を入れた。
お茶を入れて、姉とじいちゃんにお菓子を食べさせたら、少し雑談もできた。
でもじいちゃんは母のそばを離れないんだ。
休めって何度言っても聞かないの。
68: 以下、
じいちゃんは母親の寝顔を見ながら、死んだばあちゃんにそっくりだと繰り返した。
私も母親の寝顔を見て、そのとおりだと頷いた。
祖父が母親の右手を、姉が左手を握る。
私は少しでも現状を把握しようと、弁護士さんが書いてくれた記録を読んだ。
71: 以下、
もうね、アホかと、馬鹿かと。
なんでそんな短期間で、同じ手口に四回も引っかかるのよ。
馬鹿。
そこまで追い詰められた母親、何もできなかった私。
泣きそうになったけど、泣くのは我慢することにした。
母が目を覚ます。
まぶたはパンパンに腫れて、大きい目が台無しだ。
姉とじいちゃんが泣き出しそうなのを見て、私も泣きそうになったけど、
私まで泣いて母の精神状態を刺激してはよくないと思った。
何事もない感じで接しようとか思って、
「お母さんに会いたくて帰ってきちゃったー」なんて笑って、
とりあえずまたお茶を入れた。
76: 以下、
その日は、母が起きてるときは姉と祖父とで普通に振舞って、
母が寝た隙に深刻な話をした。
祖父は母が自殺未遂をしたショックで大変そうなので、
詐欺の証拠探しは姉と私でした。
嘘。ほとんど姉がした。姉は賢いのだ。私は馬鹿なのだ。
私はとりあえずお茶を入れたり、洗濯物たたんだり、ご飯の準備したりした。
N氏の仕事が終わってから、N氏と電話で話す。
そっちに帰ったらいっぱい泣くから、それまで溜めとく。
しばらくはこっちにいるからご褒美ちょうだいね、って伝えた。
N氏は応援してくれた。
夜遅くまで仕事して疲れてるのに、一時間も私の話に付き合ってくれた
77: 以下、
夜になって、母と姉と祖父で、ひとつの部屋に集まって眠った。
祖父はずっと母の手を握っていた。
母が何をするかわからないから、私と姉で交代しながら寝ずの晩をしようということになった。
で、姉に先に眠ってもらったんだけど、結局私が五時まで起きた。
なんか寝てる姉ちゃん見てたら起こすの忍びなくて、
起きてる友達にメール付き合ってもらったりした。
祖父がね、いきなり起き上がって私たちを呼ぶんだ。
母の顔が白く見えたって。
ちゃんと息してるよ、大丈夫だよ、と言って寝かしつけた。
79: 以下、
その後、七時半に起こされた。
祖父が仕事に行って、母が寝ている間に、前日に見つけた証拠を前回の記録と照らしながら検証した。
ほとんど姉が検証した。姉は賢い。
私は頭が悪いから追いつけなくて、メモをとりながら一生懸命整理した。
もうこういうことは姉に任せようと思った。あきらめた。
代わりに私はメンタルケアとか、家事とかを頑張ろうと思った。
検証の結果、本当に大変なことがわかった。
細かいお金のこととかは省くけどね、まぁ娘たちに嘘を吐いて多額のお金を使っていたということ。
お金の出所は、両親が離婚したときに支払われた慰謝料(もらってるって知らなかった)とか、
母が姉に頼んで振り込んでもらったお金とか、父が私の生活費として振り込んでたお金とか。
そういうお金が、携帯サイトとおぼしき会社とかにぽんぽん振り込まれてた。
81: 以下、
私、大学二年くらいから、「父親から来るお金が滞ってるので生活費を送れない、バイトして」って言われて、
バイトで生活費稼いでたんだ。
そのころパニック障害にかかっていたのだけど、母には言えなかった。
(病気がどんどんひどくなって、大学は辞めちゃったんだけどね)
でもその時代も、ちゃんと父親からお金振り込まれてた。
まぁそういう嘘はまだ良い。
問題は姉だ。
姉は若い割には高給取りで、しょっちゅう母にたかられてたらしい(最近知った)。
しかも、病院代で暮らせないとか、生活が苦しいから>>1の生活費を使ったとか、
慰謝料なんかもらってないよ、とか嘘吐いて。
その度に姉はお金を振り込んでた
82: 以下、
姉はね、我慢して、母には「隠し事しないでよー」みたいなことを言っただけだった。
でも内心すごくショックを受けてたのを知ってる。
手首切った傷を写メって姉に送りつけて、毎晩姉に泣き言言って、
彼氏以外の前で泣かない姉を、母は裏切ったのだ。
母は、昔から危うい人だった。
時々癇癪というか、ヒステリーを起こして暴れた。
私たちも殴られたり、ご飯を与えられなかったり、下着しか着てないのに放りだされたりした。
包丁振り回すこともあったっけ。
でも次の日には自分が何をしたかすっかり忘れて、しかも優しくなってる。
83: 以下、
中学生くらいのときかなぁ、父親にいやらしいことされていたっていう事実が私を苦しめて、
父親の姿を見ると泣きそうになった。声を聞いたら耳が汚れる気がして、ずっとヘッドフォンで耳をふさいでた。
うっかり声を聞いたら、自分の耳を殴った。
私はひきこもりがちになった。
学校は行ってたよw
学校行って、塾行って、遅くに帰ってダッシュで自分の部屋。
84: 以下、
そんな私を姉や母や兄は叱るわけだ。
でも思春期だし、「お父さんにいやらしいことされましたwww」なんて言えない。
何ヶ月か経ってこりゃもうあかんわ、ってなって、勇気を出して姉と母に打ち明けた。
そのとき、
「いやらしいことされて泣いた私をお母さんは私を叩いた。鬼のような顔だった」
って泣きながら訴えた。
母は「ぜんぜん覚えてないわ」と、本当に何もわからない、というような顔をしていた。
そのときに、私の母は何かがおかしいのだと思った。
自分がしたことにショックを受けるのを恐れて、無意識的に忘れてしまうのだろうと思った。
もしくはしらばっくれているか。
今までは、母のそういうところも、「母はストレスでこうなったんだ、仕方ない」って思ってたけど、
忘れるだけじゃなくて嘘を吐くんじゃ、これはもうどうしようもないと思った。
疑いたくないけど、これうつ病じゃなくて違う病気じゃね?って思った。
85: 以下、
>>1
釣りでもいい 見てるよ
86: 以下、
>>85
ちょっと凹んでました。
ありがとう。
私は姉に、
「お母さんは入院したほうが良いんじゃないかと思う」
と言った。
悩んだ結果だった。
もし母が精神病院に入院したら、祖父は一人暮らしになってしまう。
元気とはいえ、年老いた祖父に寂しい思いをさせるのは忍びない。
けれども、もう駄目なのだ。
姉は、少し目を伏せて、
「私もそう思う」
と言った。
87: 以下、
それから姉と二人でいろいろなことを話しあった。
私はときどき姉を抱きしめて頭をなでた。
とりあえず、母の通っているメンタルクリニックに付き添うこと、
母に金を使わせないために法的な手段をとることを決めた。
詳しいことは省くけどね。
姉は次の日に仕事があるので、東京に帰っていった。
金曜日に姉が戻ってくるまで、私が母の母をしよう。
動けない姉の代わりに、こちらでするべきことは全部やろう。
そう決意して、眠りに着いた。
88: 以下、
次の日、母に付き添って、病院を二件回った。
内科の病院と、メンタルクリニックね。
母にお金を使わせないためと、私が現状を把握するため。
お会計は全部私がした。
メンタルクリニックに私と行くことを、母は相当渋っていた。
自殺未遂以来すっかり子供帰りした母は、
「薬もあるし行きたくない」って駄々を捏ねた。
私は、
「今回のこともちゃんとお医者さんに説明しないといけないし、
私も娘として把握しておかなきゃいけないからね。
病院が終わったら喫茶店で美味しいコーヒーでも飲もうね」
って説得した。
89: 以下、
というわけでメンタルクリニック。
私も大阪で通ってはいるが、やはり待合室の重い空気は辛い。
待ってる間、とりあえず母をあやすように手を握っていた。
診察室に入る。
医者の態度は横柄だった。
実はこのクリニックには高校時代ちょっとだけ通ったことがあった。
でも医者の態度を見て、「この病院じゃ意味無いな」と思ってすぐに行かなくなった。
まさかその病院にもう一度来るとは思わなかった。
もう5年以上経つが、あのころのまま変わらずにいたのである。
90: 以下、
ところで私は予約の電話を入れたとき、
「患者の娘ですが、先生と二人でお話をさせていただきたいのです」
ときちんと話していた。
医者と二人で話す目的は、母にショックを与えないことだった。
母の口から説明するのはしんどいだろうし、法的な問題は母抜きで話したほうが良い。
なにより母の嘘がバレていることを、母は知らずにいるほうが良いと思ったからだった。
私や姉が入院を考慮していることも、母にしたらショックかもしれないしね。
だから私は事前に電話で話したのだ。
91: 以下、
ところが医者の態度ときたらとんでもないのだ。
私「先生と話したいことがあるから、お母さんちょっと待合室で待てる?」
医者「いや、あなたの問題なんだからあなたがいるべきでしょう!」
この時点で駄目だこの医者、って思った。
私は医者に、母にショックを与えたくないこと、法的な措置を考えていることを説明した。
医者は「母も話を聞くべき」の一点張り。
そして法的な問題に関しては、しかるべきところに行け、という態度だった。
つまり「僕ちん忙しいから構ってらんない。」っていうこと。
時間が惜しいのだ。
93: 以下、
私のはらわたは煮えくり返っていた。
「私は事前に電話でお伝えしました、それに母にショックを与えないためだということは
何度もお話しているつもりです。
今回このような事態が起こった以上、母に負担をかけたくないというのは当然のことでしょう」
と言うようなことを私は言った。気がする。
すると医者は声を荒げて、
「あなたおかしいでしょう!」
と怒鳴った。
おかしいのはてめぇだ。
92: 以下、
書溜めしてたことは評価しよう
94: 以下、
読んでるよ
支援
97: 以下、
>>92
>>94
ありがとうございます。
医者はひどく急いた口調で、
「いちいち話なんて聞いていられないから帰れ」
みたいなこと言った。
私の怒りは最高潮に達した。
「それが医者の言うことですか!!」と怒鳴った。
98: 以下、
母がおびえてしまったので、
私は母の手を握って、怒鳴ってごめんねと言った。
医者が「メモがあるなら見せろ」と言うので私はメモを見せた。
そのメモには、
・母の病状は悪化しているのではないか?
・買い物依存症の傾向があるのではないか?
・青年後見人制度を利用したいが、診断が必要な場合は診断をしてくれるのか?
・入院が可能かどうか?
みたいなことを書いてあった。
99: 以下、
医者はメモを乱暴に突っ返すと、
「いつも通りに薬出すので、お大事に」
とだけ言った。
見るだけ見て質問には一切答えないのかよwwww
もうこいつ医者辞めろよwwww
私は釈然としない気持ちで帰途に着いた。
なんにせよ明日は市役所に行って青年後見人制度について調べねばならない。
夕飯のあと、ショートホープを立て続けに三本吸って、
風呂にも入らずに床についた。
100: 以下、
翌日、母と一緒に喫茶店に行き、母を仕事中の祖父に預けると、
私は市役所に向かった。
成年後見人制度やなんかについて聞くためだ。
受付で案内を受けて、精神保健福祉課(確かそんな名前)に行くと、
予想外に綺麗なお姉さんが案内をしてくれた。
黒髪セミロング、清楚系。
ちょっと野暮ったい感じがたまらんね。
目が大きくてハキハキ話す人。
惜しむらくは左手の薬指に指輪をしていたことか。
101: 以下、
脱線した。
成年後見人制度について聞きたいんです、と言うと、
メモを取るのが大変なくらいたくさんのことを教えてくれた。
他にもこんな制度がありますよ、とか、こんなサービスもありますよ、とか教えてくれた。
お姉さんは、私の話をじっくり聞いてくれた。
今までどんなことがあったか、今は母はどんな感じなのか。
そんなことを洗いざらい話した。(私個人の感情まで話してしまったが、お姉さんは労わりの言葉をかけてくれた)
病院の対応に関しては、お姉さんも苦笑いをしていた。
どうやら母の主治医は、某市の精神保健福祉課に苦情が入るくらいの有名人だったようだ。
102: 以下、
うーん
医師を信用しようとしないで、家族が色々言ってもなぁ
家族の意思を尊重するのは大切だけどまずは患者の意思を尊重するのが今の医療だよね
精神科でも、まずは本人の同意から入っていくし
任意入院、緊急入院、医療措置入院とかあるし
103: 以下、
>>102
患者の意思を尊重するのが今の医療、というのは本当にそうだと思います。
ただ、母の主治医は日ごろから母の意向を無視していたようでしたし、
実際あの病院にかかっていても母の病状は悪化する一方でしたので・・・。
(なんでも、「もっと大変な家庭もあるから、あなたも頑張りなさい」とか言われたり、
理不尽に叱られることもあったようです)
入院に関してはこの後書きます。
106: 以下、
そっかそっか
何も知らないのに口出ししてすまなんだ
精神科って特殊で難しいよな
109: 以下、
>>106
いえいえ、こちらこそ説明不足でしたので。
私も精神科は難しいので、
やはり信頼できるお医者さんに巡り会えるかどうかが重要だと思います。
104: 以下、
お姉さんは市内にある入院施設のある病院を二件教えてくれた。
そのうち、実家から徒歩数分の距離にある病院に行ってみることにした。
もうひとつの方は、件のメンタルクリニックと同系列だったので信用できないし。
お姉さんは丁寧に名刺を渡してくれて、
「何かありましたらここに電話してくださいね。私に直接繋がりますから。」
となんとも並びの良い白い歯を見せて笑った。
私はこのお姉さんに好感を持った。
その夜、姉に電話をして、メモを見ながら今日のことを話した。
姉にすごく褒められた。祖父にも褒められた。
うれしい。
「>>1ぐっじょぶ!」
って姉に言われたけど、本当にぐっじょぶなのは例のお姉さんである。
私はあのお姉さんの笑顔を思い出しながら床についた。
105: 以下、
翌日、母を連れて近所の病院に行く前に、母に入院の意思があることを知った。
自分が何をしでかすかわからなくて恐ろしいのだそうだ。
祖父がお小遣いを渡そうとしたらしいが、
「お母さん、少しでもお金を持っていたらサイトのポイントに使っちゃいそうで怖いの。
だからちゃんと断ったよ!」
と、母は褒めてくれと言わんばかりに胸を張るのだった。
本当にピントのずれた人だと思った。
近所の病院には、相談員さんがいた。
まぁ相談員さんがいるのはお姉さんが教えてくれていたが、
この人が本当に親切なのだ。
母の話をじっくり聞いてくれて、母に労わりの言葉をかけてくれた。
母はだいぶほっとしたらしい
107: 以下、
ここでわかったことだが、
母は精神障害者自立支援法によって病院を指定されているので、
違う病院で診察を受ける場合は前の病院に紹介状を書いてもらわなければならないらしい。
そのあたりの手続きも相談員さんがやってくれたのだが、
なんでも某メンタルクリニックに電話しても紹介状が来るのが遅くなりそうだということだった。
私は本当に前の病院に怒りを覚えている。今でもだ。
今度経営してる○○会にクレームの電話を入れてやろうかしら。
仕方ないので午後にまた来てください、ということになって、
一旦家に戻って昼食を摂った。
108: 以下、
俺もお世話になりかけたことあるけど
>>1頑張ってるな
110: 以下、
>>108
ありがとうございます。
私はもっと色々がんばらなきゃ・・・
あなたは大丈夫ですか?
お大事にしてください。
111: 以下、
昼食を摂って病院に戻る。
待ち時間が結構あったので、その間にすごく溜まっていたうんこを出した。
血が出た。
今度のお医者様は、いかにも親切そうな小太りのおじさんだった。
私の主治医もそうなんだけどね、すごく丁寧に話を聞いてくれて、
法律関係の質問にもしっかり答えてくれた。
私はそれが嬉しかった。
母もこの病院を気にいったらしく、それがなおさら嬉しかった。
113: 以下、
もうすぐストックが切れそう・・・
ストックを書きながら投稿するので、ペースが遅くなります。
でもちょっとショックだったのが、この時の診察で、
母が病み始めたきっかけがわかったこと。
私が母に性的虐待をカミングアウトしたのがきっかけで、
自責の念から母は病みはじめたらしい。
私はなんかごめんなさいってなって、やっぱり話さなければよかったって思って、
目の前が暗くなった。
あと、性的虐待の詳細を聞かれたのはつらかった。
だいぶ言葉を濁して説明したけれど、手が震えた。
一応必死でメモは取ったけれど。
114: 以下、
昼夜逆転してるからゆっくりどーぞー
性的虐待は辛いな
親戚のおじさんに服の中覗かれたのが今でもわすれられないいいい
クソッ慰謝料取れば良かったw
スルーしてくださいw
116: 以下、
>>114
スルーはしませんwwww
お金なんかでは心の傷は癒えないけれど、
もらえるもんは欲しいですよねwwwww
一緒に心の傷を癒していきましょう。
115: 以下、
ショックだったししんどかったけれど、私に落ち込んでる暇はない。
やらなければならないことは山積みなのだ。
落ち込むのはN氏に会ってからにしよう。
私は引き続き、前回の件でお世話になった弁護士さんにアポイントをとった。
弁護士さんのところには姉が行ってくれることになった。
本当に姉は頑張り屋さんだ。
117: 以下、
弁護士さん曰く、依頼は本人が来なければできないらしい。
それがどうしてもできない場合は、委任状を弁護士さんに製作してもらって、
母にサインをしてもらい、この場合は姉がコトをすすめる、そういう手筈になった。
あと、市役所に行って精神障害者自立支援法の指定病院を変える手続きをした。
あのときのお姉さんじゃなくて野郎だったのでちょっと寂しかった。
その夜、家族で話し合って、母の入院が決まった。
母の恋人は「入院する意味がわからない」とかほざきやがって、
母はそれがだいぶカチンときたらしかった。
119: 以下、
母の入院初日と、弁護士さんのところに行く日が被ったので、
姉と私で手分けをすることに。
姉には予定通り弁護士さんのところに行ってもらい、
その間に私は母に付き添って入院の手続きを取った。
任意入院ということで、それほど長い期間、入院するわけでは無さそう。
私はほっとした。
118: 以下、
このとき持って行った荷物はほとんどNGだったので、
私一人では持ちきれず、姉に来てもらって一緒に家に帰りました。
精神病院というのは色々と大変で、荷物には全部名前を書かなくてはいけないし、
紐のついた衣服は禁止、かみそりやはさみの持ち込みも禁止、
シャンプーやボディソープなんかも禁止でした。
今は解禁になったけど、普通のフェイスタオルやバスタオルも駄目でした。
少し広くなった家は寒々しくて、私と姉は手を繋いで眠りました。
120: 以下、
あ、すっかり書き忘れてたけど、姉と年子の兄がいます。
兄はウイーンにいます。留学してるので。
すごくオロオロしながら、
「僕帰国しようか?」とか、「僕にできることない?」とか聞いてくるので、
「学問に専念してください。手紙とかメールをこまめに送ってあげてください」
とお願いしといた。
兄のメールはいつもうさぎのAAつき。兄かわいい。
121: 以下、
本筋とは関係ないけど、兄と姉とスカイプで雑談したときの話。
姉「もー、>>1はデキ婚でも良いから早く結婚しなさい。安心させて」
兄「デキ婚はゆるしません!」
私「大丈夫だよ、なんにもないからデキ婚はないよ」
姉「うっそ!ありえない!」
兄「お兄ちゃんは信じてたよ!」
私たち兄弟はそんな感じです。
122: 以下、
母が入院してから、二日ほど実家にいました。
母のところにお見舞いに行くためと、祖父の様子を見るためです。
そのあと、一人暮らしのマンションの引越しのために大阪に戻りました。
引越しはN氏と彼の友達が手伝ってくれました。
123: 以下、
荷物を運び終えて、実家に帰るために高バスに乗っている時でした。
例の東北の大きい地震が起こりました。
そのせいで高バスは大阪にUターン。
私は家族が心配で、ひたすら電話やメールをしまくりました。
幸い、全員無事でした。
被災地の一早い復興を願っております。
125: 以下、
見てるよ
126: 以下、
>>125
ありがとう。
でもちょっとだけ休憩してもいいですか?
127: 以下、
>>126
いいよ。風邪とか引くなよ
128: 以下、
見てる
129: 以下、
ぼちぼち再開しようと思います。
お待たせしました。
130: 以下、
結局、高道路が開通するのを待って、実家に帰りました。
停電の影響で電車が止まって、帰るのに難儀しました。
実家に着いたときには面会時間を過ぎていたので、
次の日に面会に行くことにしました。
次の日、母が温かいお茶を飲みたいというので、水筒に入れて、祖父と面会に行きました。
さまざまな問題から解放されているせいか、母は生き生きとしていました。
病室内でお友達ができたそうです。
131: 以下、
あ、そうそう。入院初日だけ、病室に入らせてもらえたんだけど、
母の向かいのベッドのおばあちゃんがこっちに話しかけてくるんだよね。
おだやかな声で、「どちらからいらしたんですか?」なんて。
こっちも油断して、
「すぐ近所から来たんです、○○(地名)なんですよ」
なんて答えてたら、急に怒り出して、
「○○なんて知らない!お帰りください!」とか喚きだすし、
「百合子さん(誰だよ)お弁当がさめてるじゃないの!」とか壁に向かってつぶやくし、
なんかすごい怖かった。
看護婦さんに話したら、
「ああ、あの人は現実の世界にいないからねw」
って。
慣れってすごいね。本当に。
132: 以下、
それから私は毎日母に会いに行きました。
祖父は仕事が忙しいので、大体ひとりで行きました。
洗濯して、朝ごはん食べて、祖父を送り出して、
お掃除して、昼ごはん食べて、病院に行く。
そんな生活が続いたある日、静岡県東部で震度6の地震が起きました。
133: 以下、
震源地は私の家の近く。
かなり揺れましたし、近所の道路が割れたりしたけど、
私も祖父も無事でした。
このときN氏やJから安否確認の連絡が来て、ほっとしたのを覚えています。
兄はこの地震を東海大震災と勘違いしたらしく、
「大丈夫!?とりあえず落ち着いて!」みたいなメールが何通も来ました。
お前が落ち着けよ、と思いました。
ちなみにこの地震の際、ある患者さんは洗面所で大声でひたすら念仏を唱えていたらしいです。
母はそれが地震以上に怖かったと言っています。
私も面会に行ったとき、髪を振り乱したおばあさんに追い掛け回されたことがあります。
134: 以下、
地震で少し怖い思いをしたけれど、静岡県民は基本的に地震に慣れているので、すぐ日常に戻りました。
祖父は相変わらずたくさんお酒を飲むし、母に会いに行けば何度も同じ話を聞かされます。
母に会いに行った帰り道はなぜか悲しくなるので、私は東京事変の落日を、何度も繰り返し歌います。
祖父といろんな話ができるのはうれしいのですが、
祖父は母の汚い部分を一切見ようとしないので、それは少し悲しかったです。
135: 以下、
母の外出許可が降りた日には、母の白髪を染めてあげました。
若いころはとても綺麗だった母の、白髪だらけの頭を見て、私は切なくなったので、
何度も何度も薬剤を塗りこみました。
毎日毎日、母から聞かされるのは同じ話でした。
同室の○○さんはご飯が食べられなくて可哀想、○○さんに可愛いって褒められた、
あの人は家族に見捨てられたのよ、可哀想ね。
母が他の患者さんの話をするとき、同情に混じって見下すような表情が混ざります。
136: 以下、
おととい、姉が婚約者と帰省するので、病院で外泊をお願いしました。
母を一人で行動させてはいけないので、付きっきりで母の話を聞いたりしました。
母が古くからのお友達とお茶をするときも、私は同伴しました。
会話の流れを読もうとせず、「聞いてほしい」という気持ちばかりが先に立つ母の様子に、
私は悲しくなりました。
母はもう、子供になってしまったのだと思いました。
137: 以下、
姉の婚約者が帰ったあと、私と姉で母の持っているキャッシュカードを探すために、
母の鏡台を漁りました。
引き出しの中の古ぼけたポーチに、私たち兄弟の誰かを妊娠していたときのエコー写真と、
ティッシュにくるまれた髪の毛(おそらく髪の毛で筆を作ったときのもの)、
それから生まれたばかりの赤ちゃんの手首に巻くリストバンドが出てきました。
その時、母は本当に私たちを産んで嬉しかったのだと、母も壊れる前は本当に母だったのだと、
嬉しい反面、悲しくなりました。
母はいつから壊れてしまったのか、それは定かではありません。
もしかしたらもともと壊れてしまっていたのかもしれません。
ただ、私たちを産んだ瞬間、母が幸せであったことだけはわかりました。
138: 以下、
姉が私の目をまっすぐに見て言いました。
「人が一人不幸になるだけで、こんなにたくさん周りの人が巻き込まれるの。
 こんな幸せだった人も、不幸になればああなってしまうの。
 だから>>1は絶対に幸せになりなさい。」
今、私はそれなりに幸せです。
けれどもまた不幸な出来事が起こってしまうかもしれない。
この修羅場を乗り越えたら、私はきっと、未来の不幸を乗り越えられる。
そんな風に自己暗示をかけながら、私は姉の目を見て頷きました。
139: 以下、
>>1は姉に負けないくらいの頑張り屋やね。
141: 以下、
>>139
ありがとうございますwwww
嬉しいです。
140: 以下、
精神病患者に関わったことあるからわかるけど、まさに>>1のママー
精神病患者の他人の巻き込みようは凄い
まじでお疲れ様
素敵なお母さん素敵な娘だと思うよ
142: 以下、
>>140
母を褒めてくださって本当にありがとうございます!
自分を褒められるよりよっぽど嬉しいです。
なんだかんだ言っても、私たちは母のことを愛しているのです。
143: 以下、
ん終わりか
おいくそ幸せになれよ
144: 以下、
>>143
ありがとうございますwww
もうちょっとで終わります。
お付き合いくださいな。
まとめに入りますね。
ところでこういう事態が起こった場合、私が慌てたり、病んでしまっては、
どうにもなりません。
なので、努めて冷静に、ある意味では距離を置いて、家族を観察するようにしています。
母は子供っぽいし、すぐに周りが見えなくなってしまう人です。
そのせいで私たちは、沢山傷つけられました。
産まなきゃ良かったと言われたことさえあります。
けれども私たちに対する愛情を持っているのは確かなので、今はそれで良しとしよう。
母がもう一度、母に戻るまで、一生懸命母を支えよう、そんな風に思っています。
145: 以下、
祖父は基本的に良い人ですが、どうも見たくないことから目を逸らしがちな傾向があるようです。
姉は感情的になりすぎるけれど、その分愛情深いです。
兄は、まぁいいや。
146: 以下、
母の恋人に会ったとき、随分子供じみた人だなぁと思いました。
恋愛というのがおままごとレベルで止まっているのかもしれない、と思います。
あのときは、母も子供っぽいものだから釣り合いもとれるし、
母が楽しいならいいかもね、と思っていましたが、
いざというときに頼りにならないことがわかったので、あまり当てにしないほうがいいと思っています。
147: 以下、
父親に対する見方はだいぶ変わりました。
母に対して、また、私に対して、とても申し訳ないと思っているようです。
母の入院費をすべて負担すると言いますし、けしてポーズだけでは無いように感じます。
私は父を恨んでいました。
醜い人間だと思っていました。
父のしたことは到底許せるものではないけれど、
彼もまた機能不全家族に育った犠牲者に過ぎないのかもしれないと思います。
今私は、物事をひとつの面だけを見ていくのは、とても不幸なことだと感じています。
やはり自分の目で見極めなくては。
何歳で死ぬとか、そういうのは人それぞれです。
けれども実感としての人生はやはり長いのだろうと思います。
148: 以下、
私は、母が自殺未遂を起こしたことを、すべてマイナスだとは思いません。
家族や自分を見直すきっかけになりましたし、
引いては「生きていく」ということを見直すきっかけになりました。
こういうことを繰り返して、私たちは徐々に家族になっていくのだと思います。
こんな風に思えるようになったのは、N氏やJや、幼馴染の影響があるのだと思います。
得ようにも得がたい存在である彼らを、私は一生大事にするつもりでいます。
149: 以下、
このあたりでお話を終わりにしますね。
お付き合いくださった方、ありがとうございます。
今後も何か思うことがあれば、またスレを立てるかもしれませんw
何か質問があれば、朝まで受け付けます。
150: 以下、
お疲れ!読んでよかったよ。
>>1なら必ず幸せになれるから体には気をつけてね。
おやすみ
151: 以下、
>>150
ありがとうございます。
そう言ってもらえて幸いです。
>>150さんもお体に気をつけて・・・
おやすみなさい。
152: 以下、
おつ
でいつ失踪したの?
153: 以下、
ええと、今年の二月の中ごろだったと思います。
まぁ一瞬で保護されましたが。
157: 以下、
辛くなったらまた吐きだしに来いよ
158: 以下、
全部読んだよ
釣りとか言ってごめん。
>>1よく頑張ったね
本当によく頑張った!
私だったら耐えきれないな
N氏とお幸せにね
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