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泰葉「災い転じてなんとやら」


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もぐもぐやすは第7回
今回はメイン土屋亜子さん
番外編は喜多見柚さんとなっております
GBNSの日だった昨日につくったGBNS番外編ものせておきます
前作
泰葉「仲良し大作戦」
はじめます
----------------------------------------------------------------------------
2:
泰葉「????♪」
私は今、鼻歌交じりで路地を歩いている。
今日は......ついに一人で外食に挑戦する!カフェじゃない普通のお店で!
ついにひとりごはんだよ。これだけ外食経験を積んだのだ。いわゆる経験豊富になったはず!
そして今日は調べてきた......喰(くい)ログの星3.6の行ってみたいお店...
つまり...今日の私はそれだけのためにここにいる!
フフフ...今日が定休日じゃないことも確認済み...ぬかりはない...時刻は11時丁度、このまま歩けば
ランチタイム開始の11時半に10分前にはつく計算......念入りな準備は得意なんですっ!
フワフワのオムライスが売りの落ち着いた雰囲気の洋食屋さんで...わたしのお腹はもうオムライスなんだ。
...鼻歌交じりで歩く。もう気分は最高である。
3:
【洋食屋?改名件前】
ワイワイ...ガヤガヤ...
泰葉「...ええ」
お店前に大行列ができていた。開店を今か今かと待っている人...パット見で30人弱。
このお店はテーブルだけだったけど写真の印象だと5卓もなかったはずだ。...つまり
泰葉「最低でも1時間以上はまたなきゃいけない......?」
いや、1時間でも多分楽観的な味方だ。ああ!また列に人が......
こんなに人気だったの?...あ、
ウェルカムボード「大人気TV番組!LiPPSグルメ調査隊で紹介されました!」
泰葉「昨日の食レポ番組...!?これは...LiPPSの皆さん...」
LiPPSと多分ゲストだったんだろう加蓮ちゃんがスタジオにいる写真と
お店の席でポーズをとっている奏さんと志希さんの写真が貼ってあった。
4:
【LiPPSグルメ調査隊】
これはLiPPS+ゲストで3チームに分かれて実際にお店訪問し、そのお店のレポートをするという人気番組である。
確かこの番組は奏さんチームが褒めた場合かなり味に期待できるとのことで人が殺到する...!
なるほど...奏さんが「美味しいわね」と言ったのだろう。
奏さんと志希さんは口に合わなかったら割と容赦なく口に合わないと言うタイプのポジションだから、
奏さんたちが褒めたならば、そのお店が本当に美味しいのは確定なのだ。
......ちなみに魚メインのお店にはゲストにはよく七海ちゃんがいることでもおなじみである。
私もどうにかして出演できないいかな...?...そんな事考えてる場合じゃなかった。
泰葉「多分...ランチタイム終わっちゃうよね」
店員さんが列を閉めてしまったのはもう確認した。今ある現実はもう…今日は食べられないという事実だけだ。
...うう、辛い。思わず天を仰いでしまう。今日はダメな日になってしまうの...?
「泰葉さんやん。どうしたん?こんな往来で」
泰葉「え?...あ、亜子さん」
亜子「なんかあったん?顔すっごい沈んどったけど...?」
土屋亜子さん。ニューウェーブの...現金担当?の眼鏡が似合う子だ。
泰葉「実は...」
亜子「ちょい待ち...とりあえず人目引いてるから場所変えよ?」
泰葉「あ、はい」
亜子「ここらは詳しいからまかしといてー」
泰葉「あ...はい」
そんなこんなで亜子さんについていくことになった。
5:
【公園】
亜子「なるほどなぁ…そら難儀やね」
泰葉「まぁ…また、そのうち行きますよ」
亜子さんに事情を説明したらそんなリアクションが返ってきた。
亜子さん曰くTVがなくても元々隠れた名店だったらしい。行列は出来ないけど昼は繁盛してるそうだ。
まあ隠れきれず見つかってしまったわけだが。
亜子「あの番組人気やもんねぇ…あたしならあんだけ並んどったら行く気起きへんわ」
泰葉「それは同感ですね」
行列に並ぶのは誰かと一緒ならまだいいけど...一人はやだな
泰葉「まあ別のお店を」グーキュルルルル
...あ、お腹の虫がなってしまった。...うわ...はずかしい
亜子「大分お腹すいてるんやね」
泰葉「...はい」
うう、期待値もそうだけどこの日のためにお腹すかしてきたからつい......亜子さんの優しい目が辛い。
亜子「じゃあオムライス!とはいかんけど…今からうちのお気に入りのお店行く?」
泰葉「あ、ぜひぜひ」
亜子「まあ一人飯じゃないけども...これも何かの縁やしな」
6:
【食堂】
亜子さんに連れられたところは大衆食堂だった。作業着のおじさんや、スーツ姿の人がちらほらいる。
制服の女の人もいる...仕事の人ばっかりって感じだ。
亜子「おばちゃーん。二人ええー?」
店員「そこ座ってー!」
亜子「よし泰葉ちゃん、こっちきて」
泰葉「あ、はい」
亜子「あたしお茶持ってくるわ。てきとーに決めといて」
泰葉「あ、はい」
予定とは違うけどこれも面白いな...さて、どうしようかな。
7:
黒板に日替わり定食が書いてある【A:生姜焼き】【Bさばの味噌煮】【C:カツカレー】
他はメニューがいっぱいだ。ごはんセットと一緒に定食にできるってことかな?
そして大量に貼られたメニューの札......すごいですねこれは。
...おお、ラーメンまである。あれ...ハンバーグの隣にハンバーグ(レトルト)??...レトルトって何!?
え、それは大丈夫なの...アジフライ...ウインナー...生野菜サラダ...餃子(5ケ)選択肢が...多すぎるっ...!
亜子「決まった?」
泰葉「あ、えーっと...」
亜子「はよきめてね。あたしもお腹すいてるし」
泰葉「あ、なんだったらおごりますよ?」
亜子「ほんま?ええのん?」
泰葉「ええ、これでもお姉さんですから...それでですね」
亜子「...ああ、そういう。じゃあお呼ばれするわ」
お腹を鳴らしたことへの口止めはこれでいいだろう...?
.....あ。オムライスあった。そういえば私オムライス食べに来たんだった。これにしよう。
亜子「決まったみたいやね?すいませーん!」
店員「はいはーい」
泰葉「オムライスとハンバーグ(レトルト)をお願いします」
亜子「あたしA定食と...今日のミックスフライ何?」
店員「チョット待ってね...おとうさーん!今日のフライ何だっけ!」
厨房から【アジとイカとハムー!】という大声が返ってきた。
亜子「じゃあミックスフライつけてくれる?」
店員「はーいまっててねー」
8:
泰葉「なんか面白いですね」
なんというか...すごい気軽というか気安いというか小気味いいテンポのやりとりだった。
亜子「奢りやしお姉さんにのっからせてもらうよー遠慮するのは逆に失礼やし」
泰葉「そのほうが奢る方も嬉しいですしね」
亜子「そーそー」
泰葉「普段からここに来るんですか?」
亜子「Pちゃんとね」
泰葉「仲がいいんですね」
亜子「せやろ?うちらラブラブだからねー」
泰葉「ラブラブですか」
亜子「ラブラブです」
もちろん冗談なのはわかっている。...テンポがいい亜子さんとの会話も会話が心地良い。
亜子「まーあれよね。仲がいい子と食べるほうが楽しいからあたしだと泰葉ちゃん的には微妙かもやけど」
泰葉「それはないですよ...仲間ですから」
亜子「ふーむ...そう返されるとこっちもおごられるのが申し訳なくなるわ」
9:
泰葉「ちなみに...さくらさんや泉さんとは来るので?」
亜子「いんや?ここはこーへんね」
泰葉「...いいんですか?プロデューサーさんとの隠れ家に私がきちゃって」
亜子「ん?...ああ違う違う!ここね。甘いのがないんよ。だからさくらがこーへんだけ」
泰葉「あ、そういう」
亜子「いずみんはいずみんでこーいう雑多な感じそこまで好きじゃないしね。仲がいいからいつも一緒ってわけじゃないよー」
泰葉「まあ確かに」
GBNSもそういうところがないわけじゃないからわからなくもない。
亜子「ま、まだお互いの事よく知らへんなら...」
泰葉「しらへんなら」
亜子「これから知っていけばいいさ...」キリッ
泰葉「...ぶふっ!」
亜子「お、ええリアクション」
泰葉「そのキメ顔は卑怯では...っ」
亜子「泰葉ちゃんはあたしのこと...どう思う?」
泰葉「お金にうるさい人ですかね」
亜子「...それ以外は?」
泰葉「............」
亜子「何も思いつかないんかい!」
泰葉「これから知っていけばいいさ...」キリッ
亜子「それあたしのものまね!」
すごい、ボケをちゃんと拾ってくれるの嬉しい。
10:
店員「はい、オムライスとハンバーグ。生姜焼きとミックスフライね」
眼の前に置かれたオムライス。フワフワとは縁遠いしケチャップで絵が書いてあるわけでもない。
【普通】という字が空中に見えるオムライスだった。他は...お味噌汁と白菜の漬物。何故か冷奴がついてきた。
ハンバーグのレトルトは...は?ああ...そっか
泰葉「これ、あれですよね。三個300円くらいで売ってるやつ」
亜子「焼くだけのやつやね。...ポテトサラダと野菜ついとるけどあたしだったらこれたのまんなあ」
...確かに。まあいいや、こういうのもまた面白い。
泰葉「これがハムカツですか」
亜子「ハムカツしらんの?」
泰葉「パン屋さんにあった気がしますけど買ったことはないですね...前食べたのはもっとこう...」
亜子「あー...厚かったんやね?」
泰葉「はい」
亜子「...よかったら食べる?」
泰葉「いいんですか?」
亜子「どーせ奢りやし、ハムカツ体験しとらんと人生損...しとらんかもなあ」
泰葉「してないんですか」
亜子「してないかもしれんけど食べて」
泰葉「ありがたくいただきしょう...いただきます」
亜子「いただきます」
さて...オムライスの真ん中にスプーンで切れ込みを入れる。中にあるのはもちろんケチャップライスだ、
それとオムレツと一緒にスプーンにしっかり乗せて...
11:
泰葉「あぐっ...あふっ...」
モグモグ...うん...オムライスだ。オムライスを求める10人がいたら10人がオムライスだって評価しそうな味。
安定と安心をくれる味だ。次はお味噌汁...具は水菜とわかめ。
ズズー...シャキッ...うん...家庭の味だ。なんというか普通だ。冷奴はどのタイミングで食べようかな...?
亜子さんは...あ、わりと食べるのい。生姜焼きは野菜炒めみたいな見た目のご飯のお供みたいな感じだった。
12:
亜子「あたしは一枚肉よりこっちのほうが好きなんよね」
泰葉「そうなんですか?」
亜子「うん。こっちのほうが安くて量作れるからってのもあるけどね」
泰葉「なるほど」
そういうものだろうか...?
亜子「泰葉ちゃんにはわからん話かもしれんね」
泰葉「...ごめんなさい...よくわからないです」
亜子「いや、当たり前やん。あたしらよりずっと早く仕事やってるんだからさ」
泰葉「そうですね...」
亜子「いやいや!そういうんじゃなくて...!えーっと...あれあれ、あのー...」
泰葉「あ、ハムカツ食べていいですか?」
亜子「...あ!......演技力高いわー」
泰葉「これでも元子役ですので」
亜子「知ってるわ!...まあいいや、食べよ食べよ」
さて、ハムカツだ。第一印象は薄い。そう言えばこの前コロッケ食べたお肉屋さんにもハムカツあったな...
売り切れてたけどもしかしてあれも薄かったんだろうか。ソースをかけて...
パクッ...サクッ...サクッ...あ、美味しい。揚げ物の衣を食べているような感じ。
前に都ちゃんがくれた駄菓子みたい。これはこれで美味しいなあ
亜子「案外いけるやろ?」
泰葉「はい、美味しいです」
レトルトのハンバーグ...これを一口大に切ってオムライスのケチャップライスの上にのせて...食べる!
パクッモグモグ...うん想像通りの味だ...美味しい
ケチャップライスとレトルトのハンバーグ...今度家でもやってみようかな?何ていうかここは...家の延長線上みたい。
お母さんのご飯みたいで...とてもいい。さて...残りをやっつけようかな?
13:
店員「ありがとうございました」
亜子「ごちそうさまでした」
亜子さんが頭を下げる
泰葉「いえ、そんな」
亜子「奢ってもらったら感謝するもんやし」
たしかにそうだ...なら円力なく受け取ろう。
泰葉「どういたしまして」
亜子「うっし、じゃあこれからどうする?」
泰葉「実は予定がないんですよね...全くもって」
亜子「ならちょっとだけ買い物でもしますか。安くていい感じの服屋があっちにあるんよ」
泰葉「お、いいですねそれ」
亜子「じゃあいこっか」
泰葉「はい!」
洋食屋のオムライスじゃなかったけど満足行くオムライスが食べれた。
今日はだめじゃないかって思ってたけどなんだかんだで良い一日になりそうだ。
今日もいいお昼だった...夜は何を食べようかな?
14:
ここからは番外編になります
???おまけ????バドミントンの後は????
15:
【屋上】
今、私は屋上で柚さんとバドミントンをしている。柚さんは私のバドミントンの先生でもあり
たまーに遊んだりしているのだ。...あずきさんは知らなかったみたいだったけど。
柚「この前はあずきチャンがごめんねー」ポーン
泰葉「面白かったので全然いいですよー」ポーン
柚「アタシと遊んでる時点で騒がしいの大丈夫に決まってるのにネ!」ポーン
泰葉「騒がしいって自覚はあるんですね...」
柚「トーゼン!あ、大作戦どうだった?♪」ポーン
泰葉「とても興味深かった!」ポーン
......正直楽しかった。中々出来ない経験をした気がする
柚「おーそりゃよかった?♪」ポーン
泰葉「...アップはこんなものでいいですかね?」パシッ
バドミントンのシャトルを受け取る。準備運動は終わりだ...がんばるぞー
柚「うん!こんなもんでしょ!よし...ゲーム始めっー!」
泰葉「はい!」
16:
??バドミントンのゲーム中??
17:
泰葉「バドミントンは面白いですよね」ポーン
柚「いや?泰葉チャンうまくなったよね?♪」
泰葉「全然叶わないですけどね」ポーン
ゲームでポイントが取れるようにはなってけど正直勝てる気はあまりしない。当たり前だけれど。
今もボロ負けだし
柚「筋がいいのはアタシが保証しよう。どうする?本格的にやる?」スパァン!
泰葉「...アイドルのほうが楽しいからいいです」ポンッ
柚「ま、楽しいほうがいいよねっ?!」ポーン
泰葉「本格的なのはちょっとね。...それに」ポーン
柚「それに?」
泰葉「柚さんと遊ぶことで十二分に楽しいですから」スパァン!
柚「お、そういうこと言っちゃうかー」ポーン
泰葉「だめ?」ポーン
柚「超嬉しい!」ポーン
泰葉「そういえば長野のりんごのお菓子美味しかったんですよ」ポーン
柚「あ??あれか......」ポーン
泰葉「...なにか問題が?」ポーン
柚「いや、美味しいしアタシも好きなんだけど...忍チャンのとこにもあるって知ってる?」ポーン
泰葉「あずきさんが言ってましたね」ポーン
柚「あれをまずあずきちゃんがまずもってきてさ?......それをみて忍ちゃんも取り寄せしてね?」ポーン
18:
泰葉「あぁ...」ポーン
柚「あれすっごい美味しいけど毎日食べるようなものじゃないよねっ!」スパァン!
泰葉「食べ比べは一回で十分ですよね...よっと」ポンッ
柚「そゆこと?♪」ポーン
泰葉「でも」パシッ
柚「どしたの?」
泰葉「とっても楽しかったんでしょ?顔が笑ってますよ」
柚「えへへ?......バレた?」
泰葉「余裕です♪」
柚「さて、お昼の腹ごなし終わりっ!スイーツ食べに行こっ!」
泰葉「消費したばっかりなのに?」
柚「ケーキ♪ケーキ♪」
あ、聞いてない。
柚「今から行けば丁度三時だからダイジョーブ?♪」
泰葉「なるほど。それは良い提案ですね」
柚「さて、ちゃっちゃと行こう!」
そんなこんなで私達は皆がよく行くケーキ屋に向かうのだった。
19:
【カフェ?OKデリシャス?】
柚「何にしようかな?」
泰葉「どうしよっかな」
眼の前のショーケースには色とりどりのケーキが並んでいる......お、これいいな
泰葉「柚さん決まった?」
柚「泰葉チャンは?」
泰葉「これにします」
新発売の柚子のレアチーズケーキを指差す。べつにダジャレではなく、新発売に興味があっただけだ。
...本当だよ?
20:
柚「アタシたべられちゃう?」
泰葉「他意はないよ?新発売だし、とても美味しそうだから」
柚「女の子は新発売に弱い生き物だからねっ!」
泰葉「そういうこと」
柚「...なんか丸いのないかな?」
泰葉「その私=丸いの定義やめません?」
というか柚さんは人のこと言えないと思う。
柚「よしっ!さつまいものモンブランにする!」
泰葉「やっぱり丸いじゃないですか」
柚「秋だからね!」
泰葉「......なるほど、そういえば柚子って秋でしたっけ?」
柚「冬じゃないかな?秋にもあるみたいだけど」
店員「柚子の旬は冬ですけどこの時期から出回りだすんですよ」
泰葉「あ、そうなんですか。ありがとうございます」
店員「いえいえ...ご注文はこちら2つでよろしいですよね?お持ち帰りですか?」
柚「ここで食べます!」
店員「かしこまりました。お飲み物は
泰葉「カフェオレと.....ミルクティーをお願いします」
店員「あちらでお渡ししますのでお待ち下さい」
21:
ケーキと飲み物を受け取って席につく。
丸いさつまいものモンブランと四角い柚子のレアチーズケーキがそれぞれあって。
柚「よ?し食べるぞ?♪」
泰葉「いただきます」
さて、柚子に変わったということでどうかな...
パクッモチモチ...モチプル...うん。
基本レアチーズケーキにはレモンが入っていることが多い。レモンの代わりに柚子になっているわけだけれど、
うん、レモンとは違う味わいだ。柚子の香りがレモンより全然強い。これはこれで中々...
柚「アタシが食べられている......食べないで?♪」
泰葉「それは茄子さんの持ちネタでしょ」
柚「確かにそーだっ!一口もらっていい?こっちもあげるからさ」
泰葉「では遠慮なく」
柚「はい、あ?ん」
...ちょっと恥ずかしいな
22:
泰葉「あ、あ?ん」
パクッ...モグモグ..さつまいもの甘いクリームが栗より強い。
なんというか...もってりしてる。これはこれで美味しいなあ...こっちでもよかったかも
柚「泰葉チャンも!」
泰葉「はい、あ?ん」
柚「あーん」パクッ
泰葉「どうですか?」
柚「アタシの味がするねっ!」
泰葉「リアクションに困るんですけど!?」
柚「それにしてもいい加減泰葉チャンは敬語とれてほしいなっ!」
泰葉「まだ慣れないんですよね...」
柚「ほらまた、ま?穂乃香チャンもそういう感じだけどね」
泰葉「うぅ...」
柚「ま。そのうちでいいけどね!時間はたっぷりあるし」
泰葉「そうだね、時間はたっぷりあるし」
柚「アイドル引退したらどうなるかわからないけどネ!」
泰葉「不吉なこと言わないの」
柚「えへへ?♪
23:
番外編その2になります
GBNSの日だったので作成しました。食事シーンはありません。
??おまけその2??岡崎泰葉は浮気?性??
24:
【事務所】
泰葉「...なんで私はロープでグルグル巻きにされてるのかな」
この前二度とないだろうと思っていたばかりなのにまさか二回目がくるとは思わなかった。
しかも全く同じ手とかでなく椅子に座った途端これである。あ、前と同じロープだこれ
裕美「...泰葉ちゃんが最近浮気してるから」ジッ
泰葉「してないよ!?」
そもそも浮気って何!?皆は私のなんなの!?なんで私は裕美ちゃんに睨まれてるの!?
ほたる「私はとても悲しいよ泰葉ちゃん...」
千鶴「泰葉ちゃんがそんな人だったなんて...」
泰葉「え、待って。どういうこと?」
裕美「私は柚ちゃんから聞きました」
ほたる「むつみちゃんとお楽しみだったんでしょう、本人情報です」
千鶴「私は...誰からも聞いてません...ッ」
泰葉「じゃあなんでノッたの?」
25:
千鶴「でも...最近泰葉さんがいろんな女の子をとっかえひっかえしてると」
泰葉「仕事帰りとかオフにたまたま会ってご飯食べただけだよ?」
......一体全体どういう話になっているのだろうか。割と普通だと思うんだけどなあ...
ほたる「ちなみにむつみちゃん以外は具体的に誰と?」
泰葉「えっと...言わなきゃダメなの?」
裕美「だめ、事務所で二人で何か食べた人もちゃんと言って」
泰葉「えっと...ここ最近だよね」
ほたる「はい。むつみちゃんからでいいので」
泰葉「むつみちゃんとプロデューサー、柑奈さん、穂乃香さん、七海ちゃん」
千鶴「まあ...これくらいなら...」
泰葉「いつきさん、由愛ちゃん。聖ちゃんともっかいむつみちゃん。それからもっかいプロデューサー、美羽ちゃん...まゆさん」
ほたる「......」
泰葉「で、この前事務所であずきさん、志希さんにもらったクッキーで裕美ちゃん。亜子さん。柚さんかな?」
26:
裕美「あれ志希さんからだったんだ...凄い美味しかった」
泰葉「うん。アメリカではポピュラーらしいよああいうクッキー」
ほたる「裕美ちゃん。論点はそこじゃありません。これほどまでとは...」
千鶴「流石に多すぎるんじゃない?」
泰葉「...皆だって仕事で一緒になってご飯行くことあるでしょう?」
裕美「それはあるけど...多すぎると思う...このままじゃ私達...」
泰葉「何かあるの」
千鶴「泰葉ちゃん欠乏症に...」
泰葉「え、なにそのどう好意的に聞いても恐ろしい単語」
ほたる「思ったより由々しき事態ですねこれは...」
裕美「早急に手を打たないと...」
泰葉「え、私他の人とご飯言っちゃダメなの?」
千鶴「ダメじゃないけど...このまま進んでいくでしょ?」
泰葉「え、どうだろう...?」
裕美「そうなったら......」
27:
※これは妄想です
泰葉「あ、私GBNSやめて他のアイドルと組むことにしたから」
泰葉「別にいいでしょ?...仕事の関係なんてそんなものだよ」
泰葉「これからは連絡してこないでね?めんどくさいから」
※妄想終わり
28:
裕美「こうなるっ!」
泰葉「ならないよ!?」
ほたる「こうして...リア充になっていくんだ...」
泰葉「え、私リア充?になっちゃだめなの?」
裕美「ううん?全然ダメじゃないよ?」
泰葉「えぇ...」
千鶴「泰葉ちゃん...」
泰葉「千鶴ちゃん...二人をとめて?」
千鶴「捨てないで...」
泰葉「なんでこうなるのー!というか皆も色んな人と......」
裕美「じゃあ本音をきかせて」
泰葉「...えぇ」
ほたる「やっぱり私達なんてその程度だったんだね...」
千鶴「ほたるちゃん...泣いちゃダメだよ...うっ」
泰葉「...わ、わかったよ...言えばいいんでしょ?」
千鶴「本音でお願いね」
29:
泰葉「本音って...えーっと...私、岡崎泰葉は」
裕美「...岡崎泰葉は?」ピッ
泰葉「皆のことは大好きだから!GBNSをやめません!」
裕美「私は?」
泰葉「可愛いから好き」
裕美「だめ、もっと詳しく」
泰葉「アクセサリー作りが趣味っていう可愛いところもフワフワな髪の毛も真剣でまっすぐなところも大好きです!」
ほたる「私は?」
泰葉「黒が似合う雰囲気と全体的にタフなところも諦めないところも不幸に負けない所も大好きです!」
千鶴「私は?」
泰葉「黒ストへのこだわりもはっきりとした眉毛も本音もれちゃうとこもなんか可愛いからも大好きです!」
30:
ほたる「......裕美ちゃん」
千鶴「ちゃんと録音できた?」
裕美「......うん。ばっちり」
泰葉「え?」
裕美「...後で二人にも送るね?」
千鶴ほたる「よしっ」ガッツポ
泰葉「...え...え?」
裕美「泰葉ちゃんの本音...バッチリ受け取ったよ!」
泰葉「あ...まさか///」
ほたる「素晴らしい本音。ありがとう、すごい嬉しいよ」
泰葉「はめたね!?」
千鶴「泰葉ちゃんが悪いんだよ?最近お昼誘おうかな?って思ってもいないし...おやつも別の人ばっかりで...」
泰葉「それは皆がいなかったからで...」
31:
裕美「だから」シュルシュル
泰葉「あ、ロープは解いてくれるんだ...」
やっと自由になった...けどすごい恥ずかしいねこれね!
ほたる「これから」
千鶴「遊びに行って......ご飯行こうね?」
泰葉「......はあ」
裕美「あ、寂しかったのは本当だからね?」
泰葉「皆がそれいうの...?」
裕美「...え?」
泰葉「ほたるちゃんは茄子さんとか朋さんのところいっちゃうし」
ほたる「え?」
泰葉「千鶴ちゃんは心さんのところいっちゃうし...」
千鶴「あ...」
泰葉「裕美ちゃんは巴ちゃんや愛海ちゃん。比奈さんや柚ちゃんと遊んでるみたいだし...他にもいっぱいいるけど楽しそうだもん」
裕美「あの...ごめんなさい」
泰葉「...寂しかったもん」
三人「「「泰葉ちゃん!」」」ヒシッ
泰葉「あの...苦しい」
裕美「もうひとりにしないからあ!」
千鶴「私奢るから!一杯ご飯食べようね!」
泰葉「く...苦しい」
32:
こうして、三人に抱きつかれつつ、泰葉は久しぶりにGBNSと遊び
四人でわいわい晩ごはんを食べたのであった。
なお、支払いは泰葉のプロデューサーが出してくれた模様
33:
以上です
ありがとうございました
元スレ
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1539352197/
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上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「  」番外通行SSの原点かな?
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」ス、スタイリッシュアクションだった!
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」黄泉川ァアアアアアアアアアア!!
さやか「さやかちゃんイージーモード」オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」君の心は百合ントロピーを凌駕した!
澪「徘徊後ティータイム」静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」ゲェーッハッハッハッハ!
紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」小僧・・・!
クラウド「……臭かったんだ」ライトニングさんのことかああああ!!
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」ビターンビターン!wwwww
僧侶「ひのきのぼう……?」話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」いつまでも 使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」読み返したくなるほどの良作
犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」面白いしかっこいいし可愛いし!
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