加蓮「妹って良いよね」back

加蓮「妹って良いよね」


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P「お前の中じゃ莉嘉が筆頭か」
加蓮「んーまぁ確かに莉嘉は私のかわいい妹だけど、もっとほしいかなー」
P「(断定しやがった……)例えば誰だ?」
加蓮「まずは凛かな」
P「クールな妹か……」
加蓮「『ふーん、アンタが私のお姉さん? ……まぁ、悪くないかな……』」
P「ちょっと似てるのやめろ」
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2:
◯朝
凛『おはよ。早く学校行ったら? じゃないと置いていくよ』
凛『弁当、私が作っといたから……いや、わざわざ褒めなくてもいいよ。それより急ぎなよ、ノロマさん』
◯登校
凛『次のテスト大丈夫? 私? 誰かさんより全然優等生だから心配ないよ』
凛『え、私に教えてほしいって? ったく、しょうがないんだから……』
凛『そのかわり、ちゃんとご褒美は貰っとくよ?』
凛『ご褒美は……じゃ、パフェでいいよ』
◯スイーツバイキング
凛『え、食べ過ぎ? 良いでしょ、たまには甘い物くらい。ファミレスでたくさん頼むより良いでしょ?』
凛『世話の焼きがいがないって? 手のかからない妹なんだから感謝してよ』
凛『それに、私だってたまには……』
凛『べ、別になんでもないから! もう、ケーキ取ってくる!』
3:
P「ウボァー!?(吐血)」
加蓮「プロデューサー、血を吐くのはまだ早いよ。まだまだ続くんだから」
P「凛が妹かぁ……いつもはツンケンしてるけど、年相応に無邪気なところがあるのが良いよな」
加蓮「そーそ。それに、なんだかんだノリがいいし、可愛がり甲斐があるよね♪」
P「だな。そこらへん、凛はどう思う?」
加蓮「え?」
凛「……」
加蓮「え、ちょ、いつからそこにいたの?」
P「最初から背後にいたぞ」
加蓮「なにそれ怖い」
凛「ふーん、あんたが私のお姉さん? まぁ、悪くないかな……」
P「何だよそのテンプレ」
凛「じゃ、私帰るから」
加蓮「何しに来たの……」
4:
P「で、次は誰なんだ?」
加蓮「奈緒。一応年上だけど」
P「一応て言ってやるな」
加蓮「でも、良いと思わない?」
P「ツンデレな妹ねぇ……」
加蓮「『べ、別に一緒にいるのが嬉しいわけじゃないんだからな! 身内だからしょうがなく一緒にいてやってるだけなんだからな!』」
P「真似するのやめろ」
5:
◯朝
奈緒『だーっ! 急げってのはわかってるよ、でも髪のセットに時間がかかるんだよぉぉぉぉ!」
奈緒『大体、私を早く起こせば……え? 寝顔が可愛かったから?』
奈緒『うるさいうるさーい! 朝からそんなこと言うなよなもー!』
◯登校
奈緒『あのさ、私ももう高校生だから、別に一緒に行かなくてもよ』
奈緒『いや、別に嫌いってわけじゃなくてさ。その、子供扱いされるのがさ……』
奈緒『え? かわいい大事な妹を守るのは当然だ、って? ど、どうしてそんなこっ恥ずかしいことをすらっと……!』
奈緒『あーもう! 知らない! 私先行く!』ダッ
◯買い物
奈緒『これで一通り買ったよなー……って、まだ何かあんの?』
奈緒『え? 次のライブのために私のグッズを買うって?』
奈緒『そ、そんなの、は、恥ずかしいだろぉ!? 身内がライブに来るのは……いや、別に嫌ってわけじゃないけどさぁ……』
奈緒『そりゃ、応援してくれるのは嬉しい……って、何言わせるんだよ! 笑うなってば!』
奈緒『もー! 次のライブ来るんじゃないぞ!? 絶対来るなよ!』
6:
P「ウボァー!?(吐血)」
加蓮「毎度吐く気?」
P「やっぱしツンデレは最高だな!」
加蓮「ちょっとおだてりゃいい気になってくれるから扱いが楽だもんね」
奈緒「おい、どういうことだよ」
P「いたのか」
加蓮「あ、奈緒ー。どうかした?」
奈緒「勝手に何の妄想してんだよ……アタシ、別に妹とか……どうなのかなぁ」テレテレ
P「お前も妄想してんじゃねぇか」
加蓮「奈緒かわいー」
奈緒「だ、誰がかわいいんだよ! アタシもう帰る! べ、別に嬉しくなんか無いんだからな!」
P「何の捨て台詞だよ……」
7:
加蓮「さ、次はどうしよっか♪」
P「他に誰か候補いるのか?」
加蓮「そうだねぇ……まゆとかどうかな」
P「まゆが妹、か……」
加蓮「『うふふ……学校のお友達とのお話、楽しいですか? それより、もっと私とおしゃべりしませんか……?』」
P「お前のレパートリーどうなってんだよ」
8:
◯朝
まゆ『おはようございます♪ 今日もまゆは頑張りますね♪』
まゆ『朝ご飯、美味しいですか? うふふ、それは良かったです』
まゆ『貴方のことを想って作ったんですから、当然ですね♪』
◯登校
まゆ『え? ずっと一緒にいるのは恥ずかしくないかって?』
まゆ『うふふ♪ 私、貴方の妹であることがとっても嬉しいんですよぉ?』
まゆ『それに、折角神様が与えてくれた運命ですから、まゆはこの時間をもっと楽しみたいんですよ♪』
まゆ『だから、これからもずっと、一緒にいましょう……ね?』
◯夜
まゆ『うふふ、妹に勉強を教わるのはどんな気分ですか? まったく、しょうがないですね♪』
まゆ『大丈夫ですよぉ。こんなことぐらいでまゆは幻滅しませんから。それより、もっとまゆのことを頼ってくれて良いんですよ?』
まゆ『うふふ、夜はまだまだこれからですよぉ。今夜はきっと、眠れませんよ……?』
9:
P「良い子やんけ!(吐血)」
加蓮「え? まゆは良い子だしカワイイよ?」
P「(ちょいちょい怖かったが……)まぁ、こんだけ愛してくれる妹もそうそういねぇだろうなぁ」
まゆ「うふふ♪ Pさんや加蓮ちゃんがお兄さんとお姉さん……まゆは大歓迎ですよぉ」
加蓮「あ、まゆいたんだ」
まゆ「別に兄弟じゃなくても、まゆはプロデューサーや加蓮ちゃんと一緒にいることが出来て幸せですよぉ」テクテク
P「恍惚としながらまゆは帰っていった……」
10:
P「次はどうする?」
加蓮「そうだなぁ……李衣菜とか」
P「李衣菜か……何か、想像つかんなぁ」
加蓮「妹というより、幼馴染とかクラスの友達みたいな立ち位置が似合ってるよね」
P「だからこそ妄想のしがいがある!」
加蓮「『ほら、服を着崩すのもロックでしょ? ……な、そんなに触らないでよ!』」
P「どんなシチュエーションだよ」
11:
◯朝
李衣菜『ん……あれ? もう朝なの?』
李衣菜『窓から差し込む陽光が眩しいぜ……あぁごめん、早く着替えるから!』
李衣菜『えーと着替え着替え……あ、そこのTシャツこっちに投げてー!」
◯登校
李衣菜『いやーロックのこと考えてたらいつの間にか寝ちゃっててさー』
李衣菜『え? Tシャツ一枚はやめとけって? だってパジャマはロックじゃないし……』
李衣菜『あ、そうだ。今度の休みにCD買いに行こうよ! ね、良いでしょ!』
李衣菜『えっへへ、楽しみだなぁ』
◯CDショップ
李衣菜『ん?この曲、とてもロックだね!』
李衣菜『えぇと……デイヴ・クラーク・ファイヴ……? アメリカを席巻したブリティッシュ・インヴェイジョンの代表の一つ……?』
李衣菜『ま、まぁとにかくロックだよね! あ、このバンドの曲も良いってなつきちが言ってたんだよ』
李衣菜『ほら、一緒に聞こうよ! ね、一つのヘッドフォンで聞くのもロックでしょ?』
李衣菜『えっへへ、また買いに行こうよ!』
12:
P「この天然たらし野郎が!(吐血)」
加蓮「キレながら血吐いてる……結構かまってちゃんになりそうだね」
P「世話の焼きがいがある妹だな」
李衣菜「それってロックなの?」
P「うぉ、いたのか」
加蓮「多分ロックなんじゃない?」
李衣菜「そうなの? ……まぁ良いや。でも、もし加蓮ちゃんがお姉さん……面倒臭そうだよね」
加蓮「滅茶苦茶妹をパシっちゃうよ?」
李衣菜「うわぁ……でも加蓮ちゃんって結構優しいし可愛いから、そーいうのも悪くないかなって……」
加蓮「へ?」
李衣菜「なんちゃって、はは、じゃあもう行くね!」
加蓮「……」
P「……」
加蓮「あの天然たらし野郎が!(吐血)」
P「そもそも李衣菜は野郎じゃないし、お前が血吐くのはまずい」
13:
加蓮「さ、次は誰にしよっかな?」
P「あえてお前より年上のアイドルを当てはめるのも面白いな」
加蓮「年上か?奏とかどう?」
P「あれを妹にしようという度胸は凄いな」
加蓮「奏が妹って想像つかないよねー孤高キャラだし」
P「奏が妹か……」
加蓮「『あまり私をからかうと、キス……』ごめんやっぱ無理」
P「照れてるんじゃねぇよ」
14:
◯朝
奏『ほら、早く起きたら? ねぼすけさんを毎日起こす私の身にもなって』
奏『ふふ。でも、こうやって寝顔をじっと見てるのも悪くないかも♪』
奏『あら、なんでもないわ。髪のセットをしてくるわね』
◯登校
奏『あら、私が単語帳持ってるの、そんなにおかしいかしら? あたし、これでも高校生なのよ?』
奏『それとも、大人な私をお望み? 私はそう見られてるのね……』
奏『どんな私が、本当の私だと思う? ……ふふ、教えてあげない♪』
◯映画鑑賞
奏『たまには家でこういうのも風流でしょ? やっぱり公衆の場に行くと、私は水奏を演じなければならないもの……』
奏『毎度のように声をかけられるから心配? そういう心配してくれてるのね』
奏『大丈夫よ。私、そんな軽い女じゃないから』
奏『どうして思わせぶりな態度をするのかって? ふふ、興味がある人に興味を持ってもらいたいからよ』
奏『ほら、始まるわよ……長いお楽しみが』
15:
P「どんどん彼女っぽくなってるのは気のせいか」
加蓮「気のせいじゃないと思うよ。でも、奏なら姉にも兄にもこんな態度してそうだけどね」
P「流石にキスは言わねぇだろうがな」
奏「それはどうかしら? 欧米じゃ挨拶代わりに頬にキスするじゃない」
P「別にあれは唇をつけてるわけじゃないだろ。って、いつの間にいたんだ奏」
奏「ふふ、いつからでしょう? それより、私を妹にしたいだなんて贅沢な願望ね、加蓮」
加蓮「え?奏っていつもミステリアスなキャラしてるからさー。たまには甘えてる奏も見たいかなーって」
奏「……あら、私は結構甘えてるつもりよ? それに、キャラ付けしてるみたいな言われ方は嫌ね」
加蓮「違うの?」
奏「ふふ、どうかしら……♪」テクテク
P「謎のまま帰りやがった……」
16:
P「まだ年上を攻めるのか?」
加蓮「あえて美優さんとか」
P「妹より姉であってほしいな。どうあがいても奥さんになりそうだが」
加蓮「学生まで時間を戻して敬語系妹に」
P「時をかける加蓮」
加蓮「『えぇと……すみません。人付き合いが苦手で、何を話せばいいか……』」
P「お前全部ものまねする気か?」
17:
◯朝
美優『あ、おはようございます……もう朝ですよ?』
美優『す、すいません……着替え、準備しておきましたから』
美優『そ、そんなお礼なんて……ありがとうございます』
◯登校
美優『テスト、大丈夫ですか? わ、私? 一応課題はこなしてるので……』
美優『え、わ、私が教えるんですか? で、でも……』
美優『もう、しょうがないですね……今回……だけですからね?』
◯買い物
美優『わ、私の洋服を? そんな、恥ずかしいですよ……』
美優『これ……ですか? こんな、可愛らしい洋服は私には……』
美優『も、もうわかりましたから、試着してきます……』
美優『ど、どうですか……? これ、パジャマじゃないですか……?』
美優『確かに人目にはつきにくいですけど……わかりました、頑張ってみますね』
18:
P「彼女かよ!(吐血)」
加蓮「凛の時からそうは思えるけどね」
P「まゆとは違ったタイプの敬語キャラか……オドオドしてるところが、とても守り甲斐のある妹だな」
加蓮「だよねー。からかい甲斐もあるよ」
美優「私……そんなに妹っぽいですか?」
P「むしろ新妻感もあったがな」
美優「に、新妻……!?」
加蓮「初々しい感じがね」
美優「そ、そんな私にはとても無理ですっ」ダッ
P「あ、行ってしまった……」
19:
P「次は誰なんだ?」
加蓮「楓さんとかどう?」
P「良くも悪くも無邪気な大人だな……」
加蓮「妹に向いてない?」
P「また時をかける気か」
加蓮「『あはは?プロデューサーのお顔ってやさぐれた大根の煮物みたいですよね?』」
P「酔ってる時の楓さんやめろや」
20:
◯朝
楓『ふふ、朝のサンドイッチは美味しいですね♪』
楓『え、そんな毎日食べて飽きないのかって?』
楓『そうですね、一昨日と昨日と、そして今日と……ふふふ、三度一致ですね♪』モグモグ
◯登校
楓『さ、手を繋いで行きましょうか?』
楓『どうしたんですか? 恥ずかしいんですか?』
楓『私達、別に恋人じゃないから良いじゃないですか♪ さ、さ、早く行きましょう♪』
◯電車
楓『ふぁぁ……あれ、私寝ちゃってたの……?』
楓『って、もう駅を過ぎちゃってるじゃないですか! どうして起こして……』
楓『ね、寝顔を見たかったから……? もう、そんなの家でいくらでも見れるじゃないですかっ』
楓『……なんなら今日、一緒に寝ますか?』
楓『ふふ、冗談ですよ。それより、寝過ごした落とし前はちゃんとつけてもらいますね♪』
21:
P「何の青春だよこの野郎!(吐血)」
加蓮「まー身内だからこそ見せられる一面もあるよね。恋人とはまた違った特権があるんじゃない?」
楓「そうですね……宅飲みなんて特に、違った一面が見られるかもしれませんね」
P「美優さんがひぃひぃ言ってるのが想像できる」
楓「私、酔ったら結構変わりますよ?」
加蓮「かまってちゃんになるだけだよね」
楓「ふふふ、私はいつだってかまってちゃんなんですよ。それではまた?」
P「一升瓶持って帰っていった……」
22:
加蓮「ねぇねぇ、次は誰にする? プロデューサーは誰か候補いないの?」
P「俺か……妹にしたいと想ったのは響子かなぁ」
加蓮「あー確かに。実際には姉だけどね」
P「だからこそ甘やかしたい!」
加蓮「何その性癖」
P「性癖言うな」
加蓮「『このリボン、お気に入りなんですっ。プロデューサーさん、いかがですか?』」
P「んふっww」
加蓮「……」ドゴッ
P「ウボァー!?(吐血)」
23:
◯朝
響子『ほら、朝ですよ! 早く起きてください!』
響子『洗濯するので着替えてください、あ、今日の朝ご飯はハムエッグですよ♪』
響子『また部屋が散らかってますね……もう、また一緒にお掃除しましょうね?』
◯登校
響子『ハンカチとティッシュ、ちゃんと持ちましたか? 忘れ物はありませんよね?』
響子『お弁当ちゃんと持ちました? 今日も精一杯作りましたから!』
響子『そ、そんなお礼なんて……えへへ、嬉しいですっ』
◯自宅
響子『今日もいっぱい頑張りました! だから、その?……』
響子『い、言わないとダメ? もう?イジワルなんですから?……』
響子『今日もいっぱい、甘えさせてくださいね♪』
24:
P「ゴフッ(吐血)」
加蓮「あれ、思ってたより吐かないんだね」
P「いつも妄想してるから耐性ついてる、大丈夫だ」
加蓮「何も大丈夫じゃないよね……にしても、王道を行く妹だったね」
P「家事全般完璧でいつもはしっかり者だけど、ときにとっても甘えん坊……良い!」
加蓮「良い!」
響子「え、えへへ……」
P「だからもっと甘えてくれても良いんだぞ」キリッ
加蓮「良いんだぞ」キリッ
響子「も、もう! 二人共やめてくださいよ! わ、私帰りますねっ」
P「茹で上がったように真っ赤だった……」
加蓮「アタシも甘えていいの?」
P「はいはいポテトポテト」
加蓮「もー扱いが雑なんだから?」
25:
P「次は誰にする?」
加蓮「そもそも妹っぽいアイドルって誰?」
P「小 学生組は大体そうなりそうだが、いつものことだから妄想しがいもないな……」
加蓮「じゃあ藍子とかどう?」
P「良いな。ずっとゆるふわ空間にいたい」
加蓮「『ふふふ……貴方の全てを、このトイカメラに封印しますね……』」
P「お前の藍子像どうなってんだよ」
26:
◯朝
藍子『おはようございますっ。とっても気持ちの良い朝ですね♪』
藍子『コーヒーどうぞ♪ お砂糖入りますか? うふふ、たっぷり入れちゃいますねっ』
藍子『あ、もうこんな時間! 早く学校に行きましょうっ』
◯登校
藍子『あ、いつもの猫ちゃんですね。今日もとっても可愛いです♪』パシャリ
藍子『このお花さん、とっても綺麗ですね♪ 一枚撮っておきましょう♪』パシャリ
藍子『写真を撮ってたらいつの間にか時間が……急がないと?』
◯休日
藍子『ふふ、やっぱりゆっくりと散歩するのが楽しいですねっ』
藍子『なんてったって、こうして一緒にいることができるんですから……』
藍子『あ、あそこのカフェ、とっても景色が良いんですよ。行きましょう♪』
27:
P「ゆるふわー!(吐血)」
加蓮「のんびり過ごすのもいいよねー」
P「だな。現代の大人達が忘れたゆるふわというものを藍子は教えてくれる……」
加蓮「なんか壮大な話になってる」
藍子「やっぱり、のんびり過ごすのが一番ですよねっ」
P「また今度カフェに行こうな。ゆるふわ成分を補給しないと……」
藍子「ふふ、わかりました♪ 楽しみにしてますね♪」
加蓮「何の中毒なの……」
28:
P「はい次」
加蓮「次は未央いこっか」
P「だーほんか……はかどるな」
加蓮「絶対兄貴姉貴呼び」
P「思春期男子を勘違いさせるアイドルランキングNo.1が妹なのは強烈だろうな」
加蓮「『いえーい☆ 今日も未央ちゃんは絶好調ー☆』」
P「どっからそんな声出してんだよ」
29:
◯朝
未央『おっはよーう! さぁさぁ今日も張り切っていくよー☆』
未央『いやー朝から未央ちゃんの笑顔を見れるなんて幸せものですなぁ?このこの?』
未央『さ、今日も元気にいっくよー!』
◯登校
未央『おっはよーございまーす! 道行き人にも元気よく挨拶しなきゃ♪』
未央『ほらほら、もっとちゃんと挨拶しなきゃ☆』
未央『今日も皆に、未央ちゃんの笑顔を届けちゃうぞ?☆』
◯自宅
未央『今日も疲れた?。今日の未央ちゃんのテンションMAXだったよ?』
未央『ほらほら?私の肩を揉んでよ?。可愛い可愛い妹でしょー☆』
未央『えっへへ、私が甘えるのは家にいる時だけなんだから☆』
未央『さーって、明日も元気な未央ちゃんでいっくよー☆』
30:
P「めっちゃ元気もらえる」
加蓮「こういう元気ハツラツな妹もいいよね」
P「一応だーほんも兄弟がいるんだがな」
未央「そうですぞ?未央ちゃん、こう見えて妹でありお姉ちゃんだから!」
加蓮「そういやそうだったね」
P「末っ子ぽい気もする」
未央「ふむふむ?……Pお兄ちゃん、加蓮お姉ちゃん♪」
P「ウボァー!?(吐血)」
加蓮「ゴフッ!?(吐血)」
未央「な?んてね?。じゃ、ばいば?い☆』
31:
P「血が……血が欲しい」
加蓮「血に飢えたプロデューサーは放っといて、次は卯月いこうか」
P「卯月か……こう言っちゃなんだが、普通そうだな」
加蓮「『卯月、頑張ります!(意味深)』」
P「(意味深)ってつけるんじゃない」
32:
◯朝
卯月『おはようございます♪ 今日も良い天気ですね♪』
卯月『えへへ、やっぱり、朝ご飯は一緒に食べるともっと美味しいですね♪』
卯月『よし、今日も頑張りましょうね♪』
◯登校
卯月『ふあぁ……昨日、友達と長電話しちゃって』
卯月『だ、大丈夫です! それより、今日もいっぱいお話しましょうね♪』
卯月『えっへへ、とっても楽しいです♪』
◯夜
卯月『ごめんなさい、こんな夜遅くに……ちょっと寝付けなくて』
卯月『一緒に寝ていいですか? ……えへへへ、ありがとうございます♪』
卯月『いっぱい、お話しましょうね♪』
33:
P「普通だった」
加蓮「でも良いよね卯月。何事にも一生懸命な感じがさ」
P「お前と違ってな」
加蓮「え?そんなこと言っちゃう? これでも今は結構頑張ってるんだよ?」
卯月「そうです! 加蓮ちゃん、ちゃんとレッスン頑張ってますよ!」
加蓮「ほらー卯月もこう言ってるじゃん」
P「いやまぁ知ってるけどな」
卯月「えっとぉ……Pお兄ちゃん! 加蓮お姉ちゃん!」
加蓮「!?(吐血)」
P「爆弾投下するのやめろぉ!(吐血)」
卯月「言った方が良いのかなって……」
34:
P「次は?」
加蓮「智絵里」
P「大天使チエリエルか……妹というか最早娘のような感覚だが」
加蓮「でも放っておけない愛おしさがあるでしょ?」
P「無論」
加蓮「『えへへ、そよ風にのってやってきた智絵里フェアリーです♪』」
P「あのカードめっちゃ好き」
加蓮「カード……?」
35:
◯朝
智絵里『お、おはようございます。早く起きないと遅れちゃいますよ?』
智絵里『アーリーモーニングティーいかがですか? えへへ、とても美味しいですよ♪』
智絵里『今日も、クローバーの力で頑張りましょうねっ』
◯登校
智絵里『今日もポカポカいい天気ですね……とっても気持ちいいです』
智絵里『えっと、その……手、繋いでも……』
智絵里『えっへへ♪ たっくさん元気貰っちゃいました♪』
◯公園
智絵里『きゃっ。と、突然触らないでくださいよぉ……』
智絵里『え、触ってないですか? じゃあ誰かな……もしかして妖精さん……?』
智絵里『あ、四葉のクローバーありましたよ、ほら見てください♪』
智絵里『皆に幸せ、届けられるかな……? ううん、絶対に、届けてみせますね♪』
36:
P「ウグアァァァァl マイフェアリーエンジェルチエリィィィィ!」ジタバタ
加蓮「どうしたの? 目の前で刺されたの?」
P「気分的にはそうだよ」
加蓮「意味わかんない……でも、やっぱし智絵里は良いね。カワイイし庇護欲をそそられるから」
智絵里「そ、そんなに私、子供っぽいですか……?」
P「うーん……」
加蓮「そうだねぇ……」
智絵里「ひ、否定してくださいよ、もう……あ、プロデューサーさん、四葉のクローバーどうぞ♪」
P「おうあんがとさん」
智絵里「えっへへ、じゃあお仕事行ってきますね」
加蓮「……」
P「……」
加蓮「プロデューサー、智絵里から滅茶苦茶四葉のクローバーの小物貰ってるよね」
P「家にもめっちゃある」
加蓮「その花言葉は……『真実の愛』、『私のものになって』、『私を思って』、『幸福』、『復讐』……」
P「……」
加蓮「どういう意味で、智絵里は渡してるんだろ……」
P「今は考えないようにしよう」
37:
P「次行くぞ」
加蓮「進行がスムーズになってきたね。じゃあ美穂」
P「美穂か……智絵里に負けず劣らずの引っ込み思案な子だな」
加蓮「トラアド、NGに続いてP.C.Sが揃ったね」
P「卯月も美穂も響子より年上のはずなのに、同級生に見えるのはどういうことか……」
加蓮「『えっへへ……私、毎日プロデューサーくんと寝てるんです♪』」
P「勘違いされるからやめろや」
38:
◯朝
美穂『おはようございますっ。今日もお日様が輝いてますねっ』
美穂『ふぁぁ……昨日、お芝居の練習に付き合ってくれて、ありがとうございますっ』
美穂『おかげで大分覚えて……え? こ、告白は、あくまでセリフですから?もう?』
◯登校
美穂『ふぁ……だ、大丈夫ですよ! ちゃんと起きてます!』
美穂『お昼寝……したいかも。うぅ?でも学校じゃ恥ずかしいですし……』
美穂『電車の中だったら大丈夫……ですよねっ。あ、ちゃんと起こしてくださいよ?』
◯休日
美穂『う?ん、今日は絶好の日向ぼっこ日和ですね?』
美穂『きゃっ、急に撫でないでくださいよ?……って、葉っぱだったんですか……』
美穂『ふわぁぁ……ちょっと、寝ちゃっても良いですか?』
美穂『えへへ、じゃあ遠慮なく……』
39:
P「畜生! プロデューサーくんが羨ましい!」
加蓮「※全てプロデューサーくん相手の話」
P「やめろや美穂が可哀想な子になるだろ」
美穂「そ、そうですよっ。プロデューサーくんは、私をすぐに寝かしつけてくれるだけなんですっ」
加蓮「子守唄歌ってくれるの?」
美穂「えっと、そんな妄想も……えへへぇ」
加蓮「してるんかーい」
美穂「も、もう帰りますねっ」
P「俺ってそんなに熊っぽいのかな……」
加蓮「ほら、プロデューサーって鼻が利くし犬歯長いし獣臭いから」
P「え、俺獣臭いの!?」
40:
加蓮「次、どうしよっか」
P「火の国繋がりでらんらん」
加蓮「美穂は肥の国、蘭子は火の国。あ、そうだ。熊本弁ってあんな感じなの?」
P「熊本県人でもあの言語を操るのはごく少数派のはずなんだがな……」
加蓮「『罪こそが我が翼!』」キラーン
P「お前昔蒼かったの?」
41:
◯朝
蘭子『煩わしい太陽ね……否、魔王の目覚めに絶好の時!(おはようございます♪ 今日も良い朝ですね♪)』
蘭子『フフ……その煌めき、我が瞳を惑わす言葉……(そ、そんなカワイイだなんて?)』
蘭子『魔力は満ち足りた! 今こそ我が叡智を試す時!(早く学校に行きましょう♪)』
◯登校
蘭子『シルフの甘美なる吐息が…頬を撫でるわ(そよ風が気持ちいいなぁー)』
蘭子『ぴぃっ!? 急に、触っちゃ……こ、小癪な!』
蘭子『うう?……青いイナズマが我を攻めるわ……』
◯夜
蘭子『今宵の贄は禁断の果実……(わ?い、ハンバーグだ?♪)』
蘭子『我が下僕よ、そなたのいざないに我の魔力は再び満ち足りた……(作ってくれてありがとうございます♪)』
蘭子『しかし……既に我は闇に飲まれておる……(でも、今日はもう疲れちゃった……)』
蘭子『だから、その……甘えても、いい……?』
42:
P「らんらぁぁぁん!(吐血)」
加蓮「何その今生の別れみたいなの」
P「あ?らんらんの下僕になりてぇ?」
加蓮「もう既になってるんじゃないの?」
P「それもそうだったな」
加蓮「てか、訳はあれであってるの?」
P「わからん」
蘭子「フフフ……流石は我が下僕、魔界の言の葉を操りし眷属よ……」
加蓮「あってるっぽい」
P「今宵も闇に紛れる漆黒の堕天使よ、その胸に秘めし黒き炎を我に与えてはくれぬか?」
蘭子「……え、えぇ!? そ、そんなのむ?り???」
P「何かムリクボになった……」
加蓮「今の会話、どういう意味?」
P「俺もよくわからん」
加蓮「わかんないんかーい」
43:
P「次は誰だ?」
加蓮「んーそろそろアタシとか」
P「え、もうシメに入るのか?」
加蓮「あと10人くらい候補がいるけど、もう疲れちゃったから」
P「作者がな」
加蓮「で、アタシはどう?」
P「お断りしたいな」
加蓮「えーひどーい」
P「『アタシ、努力とか根性とか、そういうキャラじゃないから。そういうのって結局は才能ってやつでしょ? それよりポテトちょーだい』」
加蓮「バカにしてるの?」
P「ごめん」
44:
◯朝
加蓮『おはよ……うーん、起きるのしんどいなー』
加蓮『だ、大丈夫だって。軽い貧血だから……でも、ありがと♪』
加蓮『ほら、そんな私のパジャマ姿をジロジロ見ないで、早く準備してよっ』
◯登校
加蓮『大丈夫だからっ。熱なんてないから、おでこ触らないっ』
加蓮『もうっ。いっつもおせっかいをやこうとするんだから……』
加蓮『でも、たまには……ううん、なんでもないっ』
◯遊園地
加蓮『ここのポテト、美味しいんだよね?。大丈夫だって、ちゃんとレッスンするんだから?』
加蓮『はしゃいでるのが子供っぽい? いいじゃん別にーせっかくのお休みなんだしさ?』
加蓮『アイドルになってからはお忍び気分だけど……ふふ、こうやって出かけるのも悪くないかな♪』
加蓮『私ってば結構甘ったれだから……ふふ、これからももっと甘えちゃうからね?』
45:
P「加蓮が妹かぁ……」
加蓮「血吐かないんだね」
P「いつも加蓮につきまとわれてるからな?」
加蓮「私をスカウトしたのはプロデューサーでしょ?」
P「『アタシ、努力とか根性とか、そういうキャラ……』」
加蓮「恥ずかしいからやめて」
P「もっとツンケンしてくれても良いんだぞ?」
加蓮「バーカ。アーホ。ドージ。マヌケー」
P「雑すぎる」
46:
加蓮「で、私って妹っぽい?」
P「むしろ娘かな」
加蓮「うわーなんか幻滅」
P「どうして!? なんで幻滅すんの!?」
加蓮「なんでなのかなー。あ、私これから凛達とポテト食べに行くからじゃあね?」
P「うぉい! お前これから撮影だろうが!」
加蓮「し?ら?な?い♪」
P「待てよー!!」
終わり
47:
大分序盤の方から妹と彼女の区別がつかなくなってました。
久しぶりにss書こうと思ったら某掲示板が使えなかったためこちらに……じゃあの。
元スレ
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1537186870/
妹+アナタ (Beコミックス)
ふゅーじょんぷろだくと 壽,ゆみの たまみ,瀬尾みいのすけ,涼河マコト,星乃すず,どきこ,栗山ナツキ,湯裸,た(´・ω・`)ま,ぬか,潜えむ,たけぴよ,ぞうさん,諒しゅん,みもと,オカカ,かい,鳩町わこ,ポリー,龍蘭あプり,ゆきち,のら,キリセ,舞,杏たつき,遠藤はっぴ,キヌガサ雄一 2018-08-24
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