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植物と人類の歴史


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1:
植物と人との歴史的な関わりについて語るスレです。
有用植物(薬草、野菜、果物、木材等)、
園芸(盆栽、園芸書、庭園、植物園、街路樹、並木道、神木)、
デザイン、アート(図案、模様、家紋、花札、絵画の中の植物)、
経済史(投機の対象となったチューリップ、百両、万年青、その他様々な植物マーケット)、
怪異を引き起こす植物の話まで自由に語ってください。
2:
江戸時代のタチバナは非常に高価で、
百両以下では手に入れることができないため「百両金」と呼ばれた。
18:
>>2 ミカン科のタチバナではなく、ヤブコウジ科のカラタチバナですね。
先週のブラタモリで、変異が出そうな種子は1粒いくらで取引されたと
江戸時代の園芸に詳しい先生が言ってました。
今はへレボルス(日本での通称クリスマスローズ)で少し似たような状況だそうですが。
4:
怪異を引き起こす植物ってなにがあるの?
6:
>>4
中国の民話とか小説だと、植物の精の話多いよ。
5:
昔からよく、桜の木の下には、っていうよね。
8:
やっぱり竹の存在って大きいよな。
竹が東アジアに無かったら、建築やら生活用具やらかなり不便だったはず。
9:
木を伐ろうとして斧を振り下ろしたら木から真っ赤な血が…、ってな話は昔から色々と。
カビの一種らしいけど、知らんと驚くよなあ。
真っ赤な樹液を出す不思議な木「竜血樹(リュウケツジュ)」
http://dailynewsagency.com/2011/02/08/a_tree_that_bleeds/
10:
文明時代になって鉄斧で木を伐ってるけど、石斧で木を伐るのは大変だろうなぁ・・・
38:
>>10
パプアニューギニアの原住民が使ってる石斧は意外と実用性は高いようだよ。
現地の灌木を切り倒すのに鉄斧と比較しても多少遅い程度ぐらいで問題ないそうです。
まあ直径の大きくない灌木程度の話な訳ですが、
北欧とかの巨木切り倒すのなら鉄製の斧とかも必要ですが
日常生活に使う分なら石器でも充分間に合うようです
12:
ニューギニアのどこがでは、毎日大声出して枯らせて倒すって方法を英文で読んだ。
22:
怪異を引き起こす植物として、宋代以降よく出て来るのが芭蕉です。
他愛もない話が多いのでいちいち記しませんが、美女に化けることが多い。
本土では鳥山石燕が謡曲の「芭蕉」に芭蕉の精が登場するのは「もろこし」の
話に倣ったものだと書いているぐらいですが、沖縄では琉球王国時代から芭蕉
の精の話が盛んなのは、気候に加えて、やはり中国との交流ゆえでしょう。
江戸時代の随筆に、信濃の寺院の芭蕉が美女に化けた話があり、他に例がない
ので話を聞いた人が琉球人に話したところ、よく美女に化けるが害はなく、日
本刀があれば避けることが出来ると答えられたという話があります。
日本刀が怪異を避けるというのも、遠く「日本刀歌」を連想させて面白い。
24:
話変わって。かつてリビアに自生していたシルフィウムという香草が放牧と
乱獲で減少し、最後の一株はネロに献上されたという話がありますが。
他に、有史以後絶滅した植物というと、何があるでしょうか。
34:
>>24
植物は一個体でも残っていればクローンの作成が可能だから、
動物よりは絶滅しにくいといえる。
自家受粉が出来なければ次世代は作れないがね。
日本でもかなりの伝統野菜が消えていったように、
世界規模でも同様のことが現在進行系であっても不思議はない。
26:
ラフレシアは存在する?
27:
>>26
うん。大阪・鶴見緑地の咲くやこの花館へ行けばガラスケース入りの実物が見れるよ。
36:
トウモロコシなんかは人間が世話しねえと数世代で絶滅するとかいわれてるね
43:
アステカの商人はマジックマッシュルームとか使ってたな。
遠出する前に使って幻覚を未来予知のように使ってたんだと。
どうやって使ったか(煙を吸ったのか粉末にしたのか食ったのか)は知らん。
テスココには植物園があったんだったか?
アステカでは1200種類くらいの薬草が知られていたそうだ。
49:
>>43
なんで、植生が豊かなんだろ?
50:
>>49
アステカの領域内や交易範囲は熱帯地域とか高原地帯もあったし色んな気候の場所が
あったからだと思う。
51:
サボテンの生える砂漠から着生植物の豊富な雲霧林、さらには針葉樹林まであるもんな
65:
ここまでパピルスとレバノン杉の話題なし。
あまりにもメジャー過ぎるから?
66:
レバノン杉って世界遺産に登録されてるところでも、
本当に点としか言いようがない狭い森林だけど、
どこかにまだ大森林はあるのかな?まさかフェニキア人がバレアレス諸島に
移植した(ふしぎ発見でそう言ってた)名残の群落が、今残ってる中では
一番広いレバノン杉林だったりして
69:
レバノンスギの仲間だと、ヒマラヤスギが世界で一番繁栄してるね
なんてったって世界三大庭園樹の一つだし
日本でも明治期以降、近代化のシンボルとして公共建築とセットで植えられまくった
70:
しっかしなぜ古代フェニキア人は植林をしなかったのだろうか。
植林の文化こそあれば現代でもレバノン杉が高級建材としてもてはやされ、
ついでにレバノンスギ花粉症が猖獗を極めていたであろうに。
72:
>>70
世界的には植林という発想・習慣は無いのが普通。
東南アジアやアフリカに日本からいろんな組織や企業が植林に行ってるが、
「はァ?」「なにそれ?」「機はひとりでに生えるものだよ」という反応ばかり。
日本からの人がいる間は協力するが、
去ったあとは放置したり薪にするためさっさと切ってしまったり・・・
かく言う日本だって植林が行われるようになるのは江戸時代からだと聞いた。(ソース忘)
87:
>>72
>かく言う日本だって植林が行われるようになるのは江戸時代からだと聞いた。(ソース忘)
正確には、「大和民族は」だと思う。
考古学的には、縄文時代で既に始まっていた斜面農業でブナや栗、樫などの植林が行われていた。
ソースは俺も忘れたが、花粉や焼き畑をした時の木炭化石で
11年サイクルで植樹していた事が解っている。
74:
農業だって結局植物を人間が人為的に植えて育てるってなものなのに、
植林はそれを樹木にも広げるだけだろう。どうして思いつかなかったのだろう
76:
>>74
作物は、数ヶ月単位で成果が得られるけど、
木は数10年から100年ぐらいは待たないと意味無いからなぁ。
個人主義の文化圏では、民衆レベルではそういう発想は出ないのかも。
王家なら別だけど。
164:
化石燃料がエネルギーの中心になる以前の時代は
政治の中心地は森の中に造られ、森の資源を食い潰すと遷都する事が常でした。
日本だと
弥生…北九州(奴国、邪馬台国)
古墳?奈良…奈良盆地
平安?室町…京都盆地
安土桃山…近江盆地
江戸以降…関東平野
もうお分かりの方も多いだろう、日本の政治中枢は約2000年かけて西から東へと移動してきたのです。
鎌倉時代とかやや例外もありますが、首都はあくまでも京都でした。
世界史に目を移してみても原生林の衰退と
文明の先進地域の移動は中国でも西洋でも起こっていました。
中国は中原から段々東に移動して明代には南京に遷都しましたし、西洋の場合は
メソポタミア⇒バルカン半島⇒イタリア半島⇒イベリア半島⇒ブリテン島⇒北米大陸へと数千年かけて西へと文明の先進地域が移動したのです。
イギリスが世界に冠たる帝国に伸し上がれたのも北米という無尽蔵の森林資源を手に入れ、
巨大な外洋帆船を次々に建造できたからに他なりません。
地中海やイベリア半島にあったかつての先進国が衰退したのは
大型船を造れるだけの豊富な木材資源が枯渇したからでした。
中東の衰退はレバノン杉の乱伐と、それに伴う土壌流出によって
良港が浚渫不能なまでに土砂が堆積したからです。
船も造れず、港も埋まり、栄華を誇った地中海の海洋国家は没落したのです。
165:
>>164
安土桃山時代って、
名古屋⇒岐阜⇒安土・長浜⇒京・伏見⇒大坂
ってふうに西へ移ってるけれど・・・・・・・
166:
>>165
那古野(清州)や岐阜(稲葉山)時代の信長はまだ政治的実権も
それほど大きな存在ではありませんでしたので除外しました。
まだ武田信やも上杉謙信は信長よりも大きな存在でした。
信長は安土城の頃から本格的に政治的中枢に君臨するようになったのです。
大坂に城を構えた秀吉は天下を統一した直後から衰えを見せ、五大老の一人であった
家康が実権を掌握していましたので、実質的には大坂に政治中枢があったのは束の間です。
例えば奈良時代に一時的に恭仁京や難波京に都を移したように、短期間なものは除外しました。
平安後期の福原京とかも一時的な都の移動ですが、同じく除外しました。
あくまで長期的かつ日本の政治的中枢という意味では西⇒東へと国の中心は移動しているのです。
森が無いと人は生きていけない事がここでも証明されました。
254:
日本でもお産や祈祷に麻が使われていたが、戦争ではどうなのかね。
ケルトは戦士が大麻をすっていたらしいが。
255:
大麻にも種類があって、日本のサティバ種は
麻薬として使われるインディカ種のように強い薬効は持っていない。
全く無い訳ではないが、アサシンのハッシッシの様な効果はない。
いわゆる麻薬としての成分はテトラヒドロカンナビノールという成分で、
戦士が使うような精神作用はここから来る。
一方サティバ種に豊富なカナビジオールという成分は
痙攣・不安神経症・炎症・嘔吐などの緩和という効果があり、
出産時には助かる効果だし、それ以外でも薬としての
有用性は高いが、戦士に有用な成分ではない。
従って日本で戦士に麻薬を与えるような発想は出てこないと思われる。
ただしインドなどから入るインディカ種を使う場合は別で、
特定の集団が唐渡りの麻薬を使ってというような話なら
無いとはいえない。
そして第2次世界大戦中は日本軍も色々使っていたようだが。
259:
>>255
ヒロポンやろ?
工場の夜間操業とか兵士とかに使わせてたが
戦後在庫がだぶついて民間に流したせいで薬中の人を大量に出したという戦後日本の黒歴史な。
393:
ジャガイモ、トウモロコシ、トマト、カカオが無い現代世界は考えられませんね。
この四つとも新世界で栽培が始められたことは、もっとアステカや
クスコ文明に感謝したほうがいい。
397:
>>393
それが無いと現在のファーストフード産業が無かった可能性が高いな
480:
アダムとイヴが食べた知恵の木の実は、結局のところ何だったの?
486:
>>480
バナナだよ。「天国のイチジク」が古名。初期農業革命の主役だ。
492:
中東で干果用に栽培されてる種類のイチジクは日本では受粉を助けてくれる
昆虫がいないために栽培しても結実しないらしい
493:
世界中でミツバチがストを起こしてます。
人類は有史以前の数に戻るかもしれません・・・・
495:
ミツバチはその圧倒的な数で世界の穀倉の受粉を行っているのです。
数年前からミツバチが働かなくなり、女王を残して巣から出て行ったりしていて
大規模な死滅現象が起こっています。
理由はまだわかっていませんが、どうやらあるウィウスが関係してるようです。
ちなみに上でバナナの話が出ていましたが
バナナも病気で現在絶滅の危機に瀕している品種です。
現在は発生源で押さえていますが、もし感染個体が
流通してしまうともうバナナを食べる音は出来ないかもしれません。
現在の世界中のバナナはある一株の個体から株分けで
増えていますから遺伝子がほぼ同じなのです。
496:
イネ科の植物は虫媒花じゃなく風媒花が多いから
世界の穀倉地帯では受粉にあまり関与してないと思うの
497:
>>496
だねw
でも果樹や果菜の受粉にはやっぱり超重要だったりするし…
501:
森が無くなると、文明が崩壊することはジャレッド・ダイナモンズ博士も説いている。
有名な例ではラパヌイの巨石文明が突然停止した理由。
だが、それを真っ向から否定する人がこのスレに多いのは大いなる謎である。
メソポタミア、インダス、エジプト、マヤ、クレタ、、、数えればキリがない。
幕末の日本も森林資源の枯渇がピークに達し、外圧に屈する遠因になった。
つまり、外洋航海可能な大型構造船を建造可能な材木が得られず、
海外進出が出来なかったことが最大の要因である。
江戸時代初期までは東南アジアや遙かメキシコまで
航海できるスペックの外洋船が存在したが
江戸時代中期になると陸地沿いにしか航海できない
一本マストの小型船しか造れなくなってしまった。
502:
>>501
丸木舟じゃああるまいに、なして、木の大きさに船の大きさが背制約受けるよ?
船が小さいのは、江戸幕府の軍事抑制策・海禁策からのものだろ。
504:
>>502
船の構造材である竜骨はかなりの巨材が必要です。
505:
和船には「竜骨」は存在しない。
それくらい調べておけ。
それと、鎖国の「かれうた渡海の議」を知った上での論だよね?
506:
その頃、外洋航海に使用されていた船には竜骨を持つ西洋や中国の船が使われていた。
507:
残念ながら中国のジャンク船には竜骨はないんだがね
複数の木の箱をつなぎ合わせ強度を生み出す構造(水密隔壁)
西洋船の建造についても
田中勝介や支倉常長のメキシコ渡航の二例くらいしか実例ないと思う
江戸時代の造船技術については海禁政策の影響と見るべき
50

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