死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『牛蒡種』『サッサ人形』『日本にいないはずのもの』他back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『牛蒡種』『サッサ人形』『日本にいないはずのもの』他


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昨日震災の追悼の集いに行った時のこと
地震発生時刻に黙祷などの式典があるので、それに間に合うように朝4時前に出発して車を走らせてた
途中、当時古い家屋が多くて倒壊と火災で甚大な被害の出た区を通って行った
ここもあの時焼け野原だったよねと感慨に耽りながら走ってたんだけど、前方の横断歩道に頭陀袋みたいなのをかぶって真ん中を黒い紐で縛ったようなものがひたひた歩いてるのが見えた
アニメで見た布団す巻き女みたいな感じで、袋から裸足の足だけが二本見えていた
ホームレス?と思ったけど子供みたいに体が小さい
え、と思ったけど運転しながらなのでじっとは見ていられず、一度目を離してもう一度見たらもういなかった
通り過ぎてから、後ろに車も来てなかったからかなり減してミラーで何度も確かめたけどやっぱり何もいない
見通しの良い三車線、早朝だから人気も全くなく、見間違えるようなものもなかった気がするんだけど、不思議だった
ひょうせ・渦人形【洒落怖】
http://world-fusigi.net/archives/8684266.html
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?332
548: 本当にあった怖い
>>509
御影らへん?
しかしあの辺三車線の道あったかな?
気になるなー
549: 本当にあった怖い
>>548
細かい場所やなんかはさすがにここでは書かない
何が気になるのかはわからないけど、見たものも見た場所も事実です
511: 本当にあった怖い
ぞわぞわきた。
足は汚れてたのかな。キレイなつるっとした足なのかな。
顔は見えなかったんだろうけれど、巻き込まれた方かなぁ…
518: 本当にあった怖い
憑いてきた女
怖いか分からないけど、個人的に怖かった心霊話
知り合いのAさんが地元の友達四人と花火しにいったらしい(場所忘れたけど荒川区だったような…)
そのあと、近くにそこら辺では有名な幽霊スポットがあるみたいらしく、お酒も入っていたし、皆で騒ぎながら行こうってなったらしい
そこの幽霊スポットは樹海みたいな自殺の名所らしくて周りは木が生い茂ってた
途中で車をとめて、その先に進もうってなったらしいんだけど、Aさん的にどうもそこがおかしい感じした、と
空気がもう普段と全然違くて自分はここにはいてはいけない、そう思ったらしい
もう一人の友達もそう感じたらしく、
Aさんともう一人の友達はここに残ろう、ここでもすごく気分が悪いのに、この先はもっと行ってはいけない、と
Aさんはすっかりもう酔いは覚めてたらしい
残りの友達3人はなんにも感じずケラケラして先に進んでいった
15分たったぐらいに、奥まで行った3人が戻ってきたらしいんだけど、Aさんがどうだった?大丈夫だった?と尋ねたら3人とも全く問題はなかった、と
ただ、亡くなった人を供養してか花束が置いてあった、と言っていてらしい
まぁ、そんなこんなで特に実害もなく帰ってきたらしい
その夜、Aさんは家に帰って疲れもあるのかすぐ眠たくなり、寝ることにしたそうだ
Aさんは男の人なのだが、妹と同じ部屋の二段ベットの下でいつも寝ていてる
その日、Aさんの妹さんはまだ眠くなかったのか上のベットで携帯をいじってたらしい
寝るときになったら、電気消せよ、とAさんはすぐ下のベットで寝付いた
しばらくすると、Aさんは金縛りにあった
あぁ、やられた、と思ったらしい
金縛りにあった人は分かると思うんだけど、金縛りって体は動かないんだけど目はあけられるんだよね
でも、怖くて目をあけたくなくて、
「(動け!動け!)」
とひたすら、思ってたんだけど、その時、鼻の上をすぅっ、と風が通ったらしい
Aさんは恐怖でなにも考えられず、早く終わってくれ、妹助けてくれ、とひたすら願ってたらしい
その時、怖くて閉じていた目が無理矢理こじ開けられた
520: 本当にあった怖い
目をあけたら、そこには首を吊ってる女の人がいた
その女の人は般若みたいな顔をしてAさんをみていてAさんの顔にちょうど足先がつくぐらいの所でAさんを見下ろしてたらしい
鼻先にすぅっ、と通った空気は女の人の足だったのだ
そこから、Aさんは気絶?したのか目を覚ましたら普通に電気がついた部屋で寝てから40分ぐらしいかたっていなかった
無理矢理目がこじ開けられた感覚がしたときは、真っ暗だったのに妹に聞いたらずっと電気はつけっぱなしだったらしい
で、後日談なのだけど
次の日、一緒にそこの幽霊スポットに行った友達四人に変なことなかったか聞いたら、一人だけAさんと似たような体験をした人がいたらしい
その人は、Aさんと奥に進まない、と残った友達だった
どうやら幽霊は幽霊スポット奥にいたのではなく、車をとめたところにいたらしい
530: 本当にあった怖い
和風旅館にいたモノ
さて場を荒らす空気を作ってしまったので
お詫びに以前投稿しようとして書き留めてたんだけど話に取り留めがなく放置してた話をひとつ
去年の11月の三連休。
まだ廃墟探索経験の無い会社の女の子を連れて廃墟めぐりをした。
松尾鉱山に尾去沢鉱山。定番どころだね。
一泊二日、泊まるところは現地で決めるって事で
付き合っては居なかったが、もしかしたらヌフフな事になるんじゃないかという狙いもあった。
知ってる人がいればわかると思うけど、松尾から尾去沢にかけてはほとんど宿が無い。
三連休初日で予約無しで入れる宿なんて潰れかけみたいなところでも無いだろう。
そうしたらラブホとかになるよね。なんてね。ラブホのネットでの下調べもばっちりだった。
というわけで、昼すぎに松尾鉱山に到着してざっと探索後、尾去沢に向けて出発。
途中、やっぱり暗くなりだして宿を探そうってなった。
俺が運転して彼女が宿を探して電話をかける。
想定通り、電話をかけてもどこも満室。
と思ったら想定外に「素泊まりならご用意できます」って宿が一つだけ見つかった。
「空き二部屋あります」とも。俺残念。すごく残念。下調べ無駄。
531: 本当にあった怖い
場所は八幡平の駅から車で30分ほどの場所。
到着すると、それほど悪い感じじゃない和風旅館。
大きめの玄関に入りフロントで電話したものだと伝えると部屋に通された。
彼女とは隣部屋だったからまだチャンスはありそうだと思いつつ
部屋にはいると、ちょっと殺風景ながら至って普通の和室なお部屋。嫌な雰囲気はなかった。
荷物をおいて、しばらくゆっくりしてると
コンコンとノックされて彼女が「部屋が変なのでちょっと来てほしい」と怪訝な顔でやって来た。
ん?なんかおかしいのかな?と思って、着いて行ってみる
部屋に入った瞬間につ?んとした変な匂い。一瞬で消えたけど。
なんだろう、いわゆる「すえた臭い」って奴かな?
それになんか、違う。空気が。部屋の明かりが暗いとかそういうわけでもないのに
なぜか薄暗い。
それでも彼女が中に促すので部屋の奥に入ってみると、まあ設備は自分の部屋と違いはない。
で、彼女が「そこのふすまの中」って言って指をさす。
え?御札的なものが?と思って開いてみると下段には布団がきちんとしまわれていて、
上段には茶色の古い布団袋がでーんと置かれてる。
なんだろこれ?と思って少し紐解いて中を見てみると様々な子供服が見える。
え?なんだこれ。気持ち悪っ。と思って
しばらくして館の説明にやって来た従業員さんに「これ何ですか?」って聞くと
ここの女将の子供の服をまとめてあるんだって言うんだ。
客室に置くなよーって思いつつ、まあこじんまりとした旅館だし邪魔でも無いしそんなに怒ることもないかと思い。
でも、彼女が気味悪がるんで俺と部屋を交換した。
ま、なんかあったら彼女の部屋に転がり込む口実にもなるし、なんてちょっと期待しつつw
532: 本当にあった怖い
さて、飯は途中で買ったコンビニ飯を彼女の部屋で一緒に食べてビール缶を開けて。
じゃあ、風呂に入って寝ちゃおうって事になって、支度しに戻ってみたら
やっぱり入った瞬間だけつ?んって異臭がする。一瞬だけ。変だなあと思った。
で、部屋に入ると何かおかしい。さっきとは違う違和感。
ものが無くなったり動いたりしたわけではないんだけど、部屋が斜めってる?
平衡感覚がなくなるような感じ。少し斜めに傾いてる。片足に力入れてる感じ。
酔ってるせいかと思ったけど、そんなに飲んじゃいない。
まあいいや、と思って浴衣とタオルだけ持って部屋の外に出ると
既に廊下に立ってた彼女に「何ひとりごと言ってたの?」って言われた。
え。ひとりごとなんて言ってないんだけど。こわっ。普通にこわ。
少し不気味だったけど、まあ多分彼女の気のせいだろうと何も言わず。
「じゃ、風呂上がったら明日の予定確認するから声かけてね」って事でお互い男女別の風呂に向かった。
風呂は温泉が引かれてるようで結構気持ちいい。ちょうどいいぬるま湯具合に
誰も居なかったしちょっとウトウトしつつ長湯したんだわ。
風呂を出ると、彼女がロビー(?)の自販機の前で座って待機してた。
あれ?部屋に戻ってなかったんだ。と思って声をかけると
「風呂を出て部屋に戻る途中、俺の部屋から声や物音がするんで先に風呂から出てたんだと思って
ノックしても話し声は聞こえるけど反応は無くて
そうか、誰かと電話してるんだなあと思った。
しばらく廊下で待っても話が終わらないから仕方ないと思って自分の部屋に戻ってたら
すぐに女将さんが布団を敷きに来た。
お連れさんはお風呂ですか?って聞くからもう戻ってると思いますがって言ったら部屋には居らっしゃらなかったと言われて『え??』って思って行って女将さんと覗いてみたら確かに居なくてびっくり。
怖くて部屋に居たくなくなって俺が戻ってくるまでここに来た」って
え?もしかして泥棒?と思って即座に部屋に戻る。
誰もいない。おかしいなあ。ロビーに戻ってそこに居た女将さんに
「だれかこなかったか」と聞くといいえと即答。
もう彼女は怖い怖い言いまくって、俺も怖くなってきてた。
533: 本当にあった怖い
結局、荷物はそのままに女将さんにお願いして彼女の部屋に2つ布団敷き直してもらって二人で彼女の部屋で寝た。
別々で寝てると怖いからと彼女が手を繋いで来る。
自分も手を絡める。手から腕に、腕から先にって
まあ晴れてお察しの事態になるわけだけど、
さて、いざコトに及ぼうとした時に隣の部屋からドンとかコンコンとか音がする。
そんなに大きな音ではないんだけど、さっきまでの事もあって二人共最中でも耳を澄ましてしまってさ。
集中できない。彼女も「ほら、声がする」なんて言い出して。
それで気分が高まってるからイライラしてきてさ。
これはもう絶対だれかいる。間違いない。いたずらに違いない。霊だとしても殴り飛ばしてやる。って気分になってきた。
飯時に犬に触るとおとなしい犬でも唸るようなもんだよ。
よし、怒鳴りこんでやるっと思って、でも相手に逃げられないように静かに部屋を出て、
元自分の部屋の扉をすーっと開ける。途端につーんって例の匂いが鼻を付く
と、同時に電気をつけてないまっくらな部屋の中から誰かがひたすら繰り返し何か言葉を発しているのが
はっきりと聞こえた。多分男の声、なんて言ってるのかはわからない。
すっと冷静になる。やばい、ここはやばい。ガチだわここ。
直ぐに部屋の扉を閉めて、廊下に逃げる。
どうしよう、今すぐ逃げたいけど荷物は部屋の中だ。
まずは彼女に出ることを伝えるために部屋に戻ると、彼女がすごい形相で座り込んで震えてる。
彼女が小さい声で「もう無理、出よう」って言う。いや荷物も服も何も準備出来てないから…
「いや、お願いだから出よう、ここもう居られない」って言って帯を手にしてささっと浴衣を着直して飛び出して行ってしまった。
534: 本当にあった怖い
なんなんだと思ったが、直ぐに荷物持って追いかけなきゃと思ってフロントに電話をかけて
「部屋がおかしいので、もう出たい。部屋に荷物が残ってるから出してくれないか」っと伝える。
特に事情を聞かれるわけでも文句を言われるわけでもなく「分かりました」って応答。
何か知ってるんだなあって思った。
直ぐにフロントから従業員2人が来たので、事情を話して自分と彼女の荷物を出してもらってロビー運んでもらうと、
彼女がうずくまるようにして座ってる。
自分が来たと気づくとのろのろと立ち上がって、「着替えてくる」とだけ言って風呂場の方に行った。
その間に支払いをしようとフロントで手続きをしようとすると
女将が来てお代は流石に取れないと、タダにしてもらった。
「ごめんなさいね。たまーに変な声や音がするって苦情を言われるんだけど、随分長い間ここで働いていても従業員も含め私達まったく聞いたことも見たこともないの。お祓いもしたこともあったんだけど…」って話をされた。
それで自分自身改めて考えてみると、霊の声とか音とか聞こえたのは初めての経験でさ。存在さえも疑ってた。
もしかしたら、何か説明可能な理由があるんじゃないか、
今思えば水の流れる音、風の音みたいのがそういうふうに聞こえてしまう事があるんじゃないかなんて冷静になって、
「そうですか、もしかしたら何か気のせいなのかもしれません。ご迷惑おかけします。」って答えた。
しばらくして彼女が戻ってきて、旅館を出た。外に出るとまっくら、20時過ぎだった。
536: 本当にあった怖い
しばらくして彼女が戻ってきて、旅館を出た。
外に出るとまっくら、20時過ぎだった。
車に乗り込んで少し落ち着ける場所に出て、一息入れてると黙ってた彼女が話し始めた。
「俺くんが隣に様子見に行った時ね。俺くんが出て扉を閉める直前にこっちを見てる女将の顔が見えたの」
「その顔、色が無かった。白黒写真みたいに平面に貼り付けたみたいにそれで目も真っ黒で宇宙人みたいだった」
逃げ出したかったけど、引き戸を開けるとそこに居そうで逃げれなかったって。
もちろん廊下に女将が居たり女将の白黒写真が貼ってあったら直ぐに俺が気づくはず。そんなのは無かった。
時間的にもまだ廊下は明るかったし。見落とすわけがない。
流石に生きてる女将の首が出てくるわけもなし、女将ってのは見間違いだとは思うけど
やっぱり本物の霊現象だったのかなと思ったよ。
で、その後二人で(俺がネットで下調べしていたw)ラブホに泊まりましたとさ。めでたしめでたし。
537: 本当にあった怖い
あ、でも、その後本気で付き合おうと告白したけど今好きな人がいるからとフラれた。めでたくねえぞ
はい、終わり
538: 本当にあった怖い
面白かったよラブホ野郎
595: 本当にあった怖い
読んだら呪われるかどうかかは分からんけど、
そんな感じの話
俺が毎日乗ってる電車で変なおっさんを見たんだ。どんなんかと言うと、立っている女性の背中にピッタリくっついて、顔なんて背中に埋めてる感じ。服装は上下お揃いの緑のジャージで普通なんだけど、頭は何というか火傷で焼けたというか、病気というか、髪が所々しかない感じ。当然顔は見えない。そんなん居たらみんな気づくはずでしょ?でも、誰も何にも言わない。で、女の人と一緒に移動して、降りて行ったんだ。で、変なん見たなって思うくらいで忘れてた。
だけど、何ヶ月かしたらまた見た。また、電車で次は男の子にくっついていた。で、また何ヶ月かしたら見た。次は電車じゃなくて大阪駅で。ちょっと気味が悪いけど実害なしいええか。思ってたんだけど、次に見たのが渋谷の街中。さすがに気になったから、友人に話したら、お前が追いかけられてるんちゃう?とか言われてその場は冗談半分で終わった。
で、それからと言うものそのおっさんは見てない。でも何ヶ月かしたら話しした友人が、俺もあのおっさん見た。っていう連絡が入った。で、俺は見てないからお前んとこ行ったのかもね。って言ったら、そいつ攻で会社の嫌いな先輩にその話したみたい。そしたらやっぱり友人は見なくなって、その先輩が見るようになったんだって。
ちなみに今はどうなってるか分からないわ。
600: 本当にあった怖い
スレの流れぶったぎってるけど投稿させてください。
601: 本当にあった怖い
頑張ってまとめてみようと思ったのだけど、かなり文量も長くなってしまった。
その上幽霊とか呪いとかの類いの話ではないかもしれないので、ご容赦下さい。
あと便宜上出てくる場所に伏せ字使ってるけど、聞かれれば普通に答えます。
怖い、怖くないは俺の文章力のなさもあるのでわからないけど、個人的には洒落になら無い話ではあります。
602: 本当にあった怖い
満面の笑みの男
ちょうど5年前の話。
当時大学生だった俺は、高校の頃に組んだバンドの活動に明け暮れ
学校にもろくに行かずライヴハウスとアパートを行き来する毎日を送っていた。
夜はほぼ毎日と言っていいほどライヴハウスでバンド仲間と共に酒をのみ、始発の電車にのってアパートに帰る。
そんで寝て、起きたら作曲やらギターの練習。頃合いをみてまたライヴハウスに向かう。そんな毎日だった。
通ってたライヴハウスはひとつふたつじゃなかった。
西東京のとある駅(仮に○駅とでも呼ぼうか)近郊にあるライヴハウスは全て顔馴染みで、それぞれのハコの店長やらスタッフやらと親交があった。
だからその伝でいろんなバンドと仲良くなり、ライヴ観戦に誘われたり、バンドとして企画ライヴに呼ばれたりする。
そんな訳で俺はほぼ毎日○駅を使っていたから、もう○駅周辺の地理は完璧に覚えていた。
通行人がいなければ目をつぶってでも歩ける自信があるくらいだった。
603: 本当にあった怖い
ある日、俺はバンド仲間のAと二人で朝まで○駅付近の居酒屋で酒を飲んでいた。
お互いのバンドの方向性やら、ツアーの話でかなりアツく語っていたため、飲んだ酒の量もいつもよりかなり多かったような気がする。
そろそろ店が閉まる時間になったので、勘定を済ませ、俺とAはふらついた足で駅付近のコンビニに行き立ち読みをしながら始発を待った。
Aは俺以上に酔っぱらっていたらしく、呂律もろくに回っていなかった。
そんな状態で本を読める訳もなく、立ち読みを諦めたAはイートインの椅子に座り込んだ。
30分くらいして、そろそろ始発が来る時間になった。
俺は立ち読みしていた本を買い、突っ伏して寝ているAの背中を揺すりながら声をかけた。
「そろそろ始発出るから行こうぜ」
Aは気分悪そうに目を開けると、顔をしかめた。
「ちょっと気持ちわりいから、少しここで休んでくわ。先いっててくれ」
「まじか。結構やばい?」
「いや、少し休めば平気だと思うわ」
その程度なら、別に介抱してやることもないだろうと思った俺は、Aに別れを告げて予定通り始発で帰ることにした。
多少は気にかかったが、切符を買って改札を通ったときにはもうどうでもよくなった。
○駅の始発電車は当駅始発のため、わりと早い時間から電車が止まっている。
都内とはいえ、始発電車はいつも空いている。多いときでも一車両に5人程度。俺以外誰もいないときなんてざらだ。
今日も俺が乗った時にはその車両には誰もいなかった。
7人がけの席の一番左側に座った俺は、ケータイでSNSをチェックしながら発車を待った。
604: 本当にあった怖い
「まもなく、2番線、当駅始発の電車が発車します。扉、しまります」
発車時刻になり、駅員のアナウンスと共にドアが閉まる音が聞こえた。
今日も俺一人で車両を独占できることが少し嬉しかった。
電車がゆっくりと動き出したので、俺はもう一度車両を見渡そうと、ケータイから目を離した。
その瞬間、俺は少し驚いた。向かい側の席に男が座っていたんだ。
俺が入ってきた時には、確かに車両には誰もいなかった。それから座ってケータイを見ている間も、人が入ってきた感じは一切しなかったのだが。
足音を殺して入ってきたのか、単に酔っ払っていた俺が気付かなかっただけか。
まあそんなこともあるかと、特に気には止めなかった。だが、気にかかるところがあった。
男は中肉中背で、年は俺とくらいだろうか。身嗜みはしっかりしていて、黒いスーツを着ている。
何が気にかかるかというと、その男はずっと俺の顔を見ながら、黒目の大きな目を見開いてニコニコしているってこと。
それはもう、満面の笑みといった感じ。少し気味が悪かったが、俺は席を移ろうとは思わなかった。
この男とは、どこかであった気がする。
いや、会って話したことがあるという確信はないが、確かに既視感があった。
605: 本当にあった怖い
もしかしたらやはり男は俺の知り合いで、偶然電車に乗る俺を見かけて、忍び足で同じ車両に乗って俺を脅かそうとしたのかもしれない。
もしそうだとしたらそんな人を覚えていない俺は随分と薄情な人間だなと、少し罪悪感を覚えた。
とりあえず俺は、その人に対して軽く頭を下げてみることにした。
しかし、男に反応は無かった。
ニコニコしながら、俺の方を凝視したまま動かない。まるで能面を笑わせたような、のっぺりとした感情のない笑顔のまま。
さっきより一段と気味が悪くなった。
誰だ、こいつ。
我慢できなくなった俺は立ち上がり、若干ふらつく足で後ろの車両へと向かって歩いた。
車両を繋ぐドアに手をかけ、勢いよくドアを開けた瞬間、後ろから男の声が聞こえた。
「連れてってよ」
俺はすぐに車両を移り思いきりドアを閉めた。
連れてってよ・・・??どこにだよ・・・。
俺は今から家に帰るだけなんだよ。
瞬間、鳥肌がぶわあーーっとたった。あいつは知り合いなんかじゃなく、ただ変質者だと思った。
隣の車両には数人乗客がいて、俺は少しほっとした。念のためその車両の一番奥まで行き座った。
ひょっとして男がついてきてるのでは、と思って辺りを見回したが、それらしき人はいなかった。
606: 本当にあった怖い
自宅最寄り駅に電車が到着し、俺は歩いてアパートに向かった。
無事家に着いて鍵を締めると、眠気と酔いのせいかもうさっきの男のことなどどうでもよく思えた。
軽くシャワーを浴びて布団に入り、ケータイをチェックした。時刻は朝の7時半くらいになってたと思う。
今夜もまた○駅近くのライヴハウスで友達のライヴを見る予定だ。
早いところ寝ようと思い、携帯を置き目をつぶった瞬間、俺に今までに感じたことのない現象が起こった。
目を閉じた瞬間、瞼に白黒の○駅が映った。
白黒ではあるがとてもリアルな光景で、行き交う人や車の映像までとても鮮明に見える。
俗に言うフラッシュバックみたいなものなのかもしれない。
何が起きたのかわからなかった俺は少しパニックになりながら目を開けた。いつもと変わらない家の天井が見える。
そしてまた目を瞑ると、○駅が見える。
少し怖くなった反面、落ち着いて考えてみて俺はすこしわくわくした。
言葉では説明しづらいが、この現象は明晰夢に近いなにかだと思った。
明晰夢っていうのは、簡単に言うと「夢の中でこれは夢だと自覚できる夢」のことで、結構見れる人もいるみたいだけど俺はそんな経験は一切無かった。
明晰夢ならば、このまま○駅付近を散歩してみよう。奇妙な恐怖感に好奇心が勝った。
607: 本当にあった怖い
瞼に意識を集中させ、俺は○駅の町を歩いてみることにした。
駅付近の公園やファーストフード店付近を散策。景色は普段俺がいく○駅と何ら変わりなくとてもリアルなだけで、俺はつまらないと感じた。
夢ならもっと面白いことがあってもいいだろ、と思った。
駅ビルに入ったら何か面白いことがあるかもしれないと思い、駅の方に戻ってみると、駅ビルの入り口は閉まっていた。
どうやらまだ開店していないようだった。
しばらく駅ビルの前でぼうっとしていると、駅を経由するサラリーマンの姿がどんどん増えていった。
駅の時計を見ると、時刻は朝の8時を指していて、俺はなるほど通りで、と納得した。
近くのコンビニに向かうと、イートインでAはまだ寝ていた。俺はため息を着きながら、Aの肩に手をかけ、揺すって起こしてやることにした。
「おい、もう8時だぞ」
Aはうぅっと唸りながら立ち上がると、不思議そうな目で俺を見たあと、
「あ、わりい」
といって早足でその場から離れて駅の方へと向かっていった。
Aは自己管理能力が無いというか、ツアー先の打ち上げで財布を盗まれることも何度かあったと話していた。
盗んだやつも確かに悪いが、ここまでずぼらならこいつにも非があるなと、思わず苦笑してしまった。
608: 本当にあった怖い
そのままコンビニの中を物色したが、特に欲しいものもなかったので俺は店を出ることにした。
最初は明晰夢を楽しんでいた俺も、なんとも言い表せない漠然とした恐怖を感じ始めてきていた。
あまりにリアルすぎる。
俺が家に帰って布団に入ったのが7時半くらい。この夢の中の時刻は8時。
コンビニでAはちゃんと寝てるし、おまけに景色には違和感が一切無い。
まるで今俺が現実の○駅にワープしてきたような感覚だ。
唯一、景色に色がついてない、いわゆるモノクロであるということだけが、これを夢だと思わせる理由だった。
恐怖心はどんどんと膨らんでいき、堪えかねた俺はとうとう目を開けた。
自宅のアパートの天井が目に映り、俺は大きく安堵の溜め息をついた。
時計を見ると、驚くことに午後6時を少し回っていた。酒の影響もあったし、いつの間にか帰ったあとですぐに俺は深々と眠ってて、時間感覚もごちゃごちゃになってしまっていたのかもしれない。
確かに、寝起きにはたっぷり寝た後のような爽快感があった。
少し落ち着いたあと、俺は自分が初めて体験した出来事に少し興奮した。
これからまた○駅付近のライヴハウスに遊びにいくし、さっきの夢はいいネタになりそうだと思った。
609: 本当にあった怖い
寝汗がすごかったので俺は軽くシャワーを浴び、そしてまた電車で○駅に向かった。
ライヴハウスに着き、知り合いと挨拶を交わしてると、ビールを飲んでるAの姿を見つけた。そういえばAも今日来るって言っていた。
Aは俺に気づくと、俺の分のビールをバーカウンターでついでこっちに向かってきた。
「うぃー」
そのテンションの高さから見ると、どうやら二日酔いにはなっていないようだった。ビールをもらい、軽く乾杯をした。
「いやあ、昨日は飲んだなー」
「久しぶりにアツく語ったわ」
「A、俺より飲んでたもんなー、てっきり二日酔いで今日はこれないと思ってたわ」
「いやー俺もそう思ったんだけどね。あのあとやっぱりコンビニで潰れて寝てたし」
「やっぱり?そうだと思ったわ」
二人で顔を見合わせて笑った。
「でもなんか早い段階で揺すって起こしてもらってさー、あのとき起こしてもらえなけりゃ俺は多分今日丸1日死んでたわー」
俺は一瞬で真顔になった。
「え、何時くらい?」
急に真面目なトーンになった俺にAは多少動揺したようだった。
「え?・・・あー・・・8時・・・過ぎくらいだったかな」
俺の夢とリンクしてる。偶然か?
あの夢を見ている最中の漠然とした恐怖がまた胸に広がっていくのを感じた。
「誰に・・・?」
俺は唾をのみ込んだ。
610: 本当にあった怖い
「いや、知らない人だよ。親切な人もいるもんだよなー」
・・・なんだ。大きな溜め息がでた。しかし、その安堵の時間も一瞬だった。
「なんか俺らと同じ年くらいのさ・・・サラリーマンかな、スーツ姿でさ。すっごい笑顔だったから俺ちょっと引くくらいだったんだけど」
俺は即座に能面のようなのっぺりとしたあの笑顔を思い出した。
へばりつくような、ニコニコとした感情の無い顔。
始発の電車の男。
背筋が凍りついた。訳がわからなかった。
動揺しながらも、俺はAに今朝解散してからの事を全て話した。Aは懸命に耳を傾けてくれていた。
「思い過ごしだといいけど、確かに偶然にしちゃ出来すぎてるな・・・」
「いや、まじで怖くなってきたわ。俺どうしよう・・・今夜とかまじで寝たくないわ。なんなんだよ、訳がわからん」
「・・・こうなったら作戦はひとつだな」
Aが一人で頷いた。俺は藁にでもすがる思いでAの作戦を待った。
「今夜もまた、朝まで飲んで、そのあと俺ん家に泊まる。これでいいっしょ」
そういうとAはにやっと笑った。
こいつはバカだと思ったが、Aの物怖じしない感じと底抜けな明るさとバカさに少し救われた気がして、俺はその作戦を享受することにした。
そしてライヴが終わり店が閉まり、俺とAは予定通りまた近くの居酒屋で朝まで飲んだ。
飲んでいるうちに気が強くなった俺たちは、来るなら来やがれ!!とか叫びながらお互いの士気を高めた。
そして閉店後またコンビニで時間を潰し、始発の電車でAの家に向かった。
Aの家につき、〆のビールを飲み終え、とうとう寝るときがきた。
Aは、お前が寝付くまでは俺も寝ないよ、といってくれた。
611: 本当にあった怖い
恐る恐る目を瞑る。
まただ。また瞼にモノクロで○駅の景色が映った。
俺は恐怖に駆られすぐに瞼を開きそうになったが、どうしても確認したいことがあったのでそのまま駅へ向かって歩くことにした。
大丈夫、現実の隣にはAがいるんだ。
早歩きで駅構外にあるトイレに向かい、洗面所で鏡に映る自分を見た。
俺は恐怖のあまりその場で崩れた。鏡に映ったのは自分ではなく、あの男だった。そして、何よりも恐ろしかったのは、今度は目が覚めないことだった。
「覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ覚めろ・・・」
必死になってずっと自分に言い続けてると、耳元であの声が聞こえた。
いや、もしかしたら無意識に、自分でそういったのかもしれない。
「連れてきてくれたんだ」
俺はなにも考えられなくなった。鏡の前にしゃがみこみ、しばらく動けずにいた。
どれくらい時間がたったか。もう一度鏡をみてみる。変わらない。あの男が立っている。
そしていつのまにか、モノクロだった景色には、色がついていた。
夢だと思っていたものは、現実になっていた。
612: 本当にあった怖い
それから5年経っている。
Aを含め、知り合いも俺の両親も、俺の容姿が別人になっていることにすら気付いていない。
最初はAに相談したり、身近な友人に打ち明けたりもしたが、面白くないとか精神科に行けとか、そんなことを言われるだけ。
最初、俺は夢の世界に来てしまったんだと思い、現実世界への帰り方を模索していたが、最近は違うと思ってる。
きっとここは現実だ。平行世界とかそんな話でも多分ない。ただ、あの男の身体が俺の身体の居場所を奪ったんだと思う。
戻る方法ももう見つかる気もしない。半ば諦めている。
「最近よく笑ってるね」とか「いつも笑顔だよね」とか、知り合いに言われるようになった。
俺はあれから5年間、一度も笑ったことがないのだが。
終わり。
614: 本当にあった怖い
>>612
お上手ですね。面白かった。
723: 本当にあった怖い
赤ちゃんマン
お言葉に甘えて
俺の息子の話なんだけどさ
今はもう成人してるんだけど、今年の正月に帰省してきた時に珍しく一緒に酒を飲んでその時に聞いた話
息子は小さい頃アンパンマンが好きでアニメとかも結構見てたんだけど、特に赤ちゃんマンが好きらしかったんだよ
というのも、なんか口を開けば赤ちゃんマンがどうこう言ってたからそう思ってたんだけど
まあでも幼稚園の年長頃にはアンパンマンよりもポケモンとかの方が好きになってて、ポケモンパンをよくねだられたのを覚えてる
その頃くらいから俺とか妻が「○○は前まで赤ちゃんマンが大好きだったのになぁ」とか言って茶化すともの凄い怒るようになったんだよね
「その話せんといて!!」みたいな感じですげー怒るの
一丁前に恥ずかしがってんのかと思って二人でニヤニヤしてたわ
724: 本当にあった怖い
時間が少し流れて、息子が小学校3、4年になった頃ね
そろそろ一人部屋を与えようとしたんだけど、意外にも要らないって言われた
それまでは俺と妻と息子と三人一緒に雑魚寝してたんだけど、もうそろそろ一人部屋あげてもいいかなって、よかれと思って提案したんだけどね
宿題とかもリビングでしてて、あとあんま家に友達呼ばなかったから部屋があれば呼びやすいかなって思ったりもした
でも息子は要らない、今のままで良いって言い続けるの
息子の部屋にしようとしてた部屋はその時は半分物置みたいになってて、整理がしたかったような記憶もある
まあとにかくいくつか理由があって提案したんだけど、断固拒否!みたいにされてしまってさ
なんかそうなるとこっちも意地っぽくなって、もう小学校中学年なんだから!みたいな感じで半ば強引に一人部屋で寝させるようにしたわ
725: 本当にあった怖い
で、まあ夫婦と息子の部屋が分かれるようになったんだけど、結局息子はその部屋で寝てなかった
俺と妻が寝室に入る頃を見計らって、こっそりとリビングに出てきてソファで寝てたみたい
夏場だったから良かったけど冬場だと風邪ひくし、そうしてるのを見つけたときにさすがにこれはいかんでしょって思って説教した
あんま内容までは覚えてないけど、説教の中であの部屋は嫌だって言われたからじゃあ部屋替えりゃ一人で寝れるんだな?!ってブチギレて
俺が書斎的な感じで使ってた部屋に布団運んでやって、ここで寝ろって怒ったのは覚えてるわ
補足だけどその時住んでたのはマンションで、リビング含め合計4部屋あって、
リビングのほかに夫婦の寝室、元物置の息子の部屋、俺の書斎って感じでイメージしてくれると良いと思います
726: 本当にあった怖い
結局、俺の書斎と息子にあてがった部屋を交換することでこの件は落ち着いた
なんであの部屋が嫌なのか聞いても答えんし、隣同士の部屋なのに何が違うんだと思いながら糞重たい机とか運んだわ
その後数年して、一軒家に引っ越すことになってそれからはもうずっとそんなことがあったなんて思い出しもせずにいたんだけど、
ここで話は現在に戻って今年の正月、息子と飲んでる時にそういやこんなことあったよねっていう話になって、
ようやくその時なんであんなに嫌がったのかを聞くことができた
727: 本当にあった怖い
なんかずっとその部屋で赤ちゃんが見えてたらしいわ
それを小さい頃は赤ちゃんマンって呼んでて、それが明らかにおかしなものだって気づいてからはその部屋に入らないようにしてたらしい
ずっとっていつまで見えてたのって聞いたら、「いやだからずっと。引っ越しの時に荷造りを手伝うために嫌々部屋に入ったけどその時もまだいたし」って言われて、
半信半疑だけどあんま冗談言う奴でもないしと思ってちょっとゾッとした
別に曰くつき物件とか曰くつきの土地ってわけでもなかったと思うんだがなんだったんだろうなぁ
オチもなければこんなオッサンが夜中にこんな長文書いてることがそもそもゾッとするけど読んでくれた人いたらありがとね
729: 本当にあった怖い
淡々としてるけどいい感じに怖さがあってよかった
ありがとう
770: 本当にあった怖い
サッサ人形
去年の夏、盆前に会社の同僚と2人でダム湖に一泊二日で釣りをしに行ったんだよ。
そこは戦後すぐにできたダムで、ある集落が水底に沈んでいる。
同僚の両親がその集落の出身ってことだったが、同僚自身はもうまったく縁のない土地らしい。
ただ、そういう経緯は話に聞いていたらしく、ネットで調べたら釣りもできるということだったんで、
民宿を予約して行ってみることになったわけだ。
車は俺が運転して、都心から3時間半ほどの場所だった。宿に荷物を置いて夕方まで釣った。
ブラックバスは好きじゃなかったんで、へらぶなをねらったが初めてなのでなかなか難しかった。
ほとんど釣果はなく、日が傾いてきて戻ろうということになった。
帰り道に宿で飲む酒を仕入れようとしたが、コンビニ等は見あたらず、
野菜の直販所をかねた土産物屋があったんで立ち寄った。
そこで缶ビールと地酒を買い、奥の棚でホコリをかぶっている土産物を見ていたら、
変な人形があった。台座の上に、野良着を着て手ぬぐいでほっかぶりした男が、
腰をかがめて尻をつき出した形の土人形だ。
771: 本当にあった怖い
それを見て俺は思わず吹き出してしまった。なんでかというと、
手ぬぐいの下の顔が同僚にそっくりだったからだ。「なんだよこれ、お前に似てるなあ」
俺がそう言うと、店番の婆が聞きつけ「ああそれ、まだあったのかい。サッサ人形っていうんだ」
「あ」と思った。同僚の苗字が「佐々(さっさ)」っていったんだよ。婆は続けて、
「あんたらが釣りに行ってきたダム湖なあ、あの下に沈んだ集落があるんだが、
これはそこの土産だった人形だが、もう作るものはおらん。珍しいもんやぞ」
したら同僚が「俺の両親がそこの出身なんよ。苗字も佐々っていうんだけど、
この人形と何か関係があるのかな」こう聞いた。
婆はちょっと驚いたような顔をし、「ほうほう、あの在の出身かあ。そうだよ、サッサ人形ってのは、
佐々人形ってことだ。にしてもよく来たなあ、あの在のもんはこのあたりには立ち寄らんのだが」
同僚は「いや、俺はここ初めてだけど、故郷だし一回見ておきたいと思ってね」
婆は「ほうほう、そうかい。ところであんたらは◯◯民宿に泊まってるんか?」
「ああ、そうだよ。ここらは宿はあそこしかないんだろ」
772: 本当にあった怖い
「今から帰るとこなら、途中に神社があるから寄っていってみなさい。祭りの準備をしてるから」
こう言って、脇に入って神社に出る道を教えてよこした。「どうする?」俺が同僚に聞くと、
「まだ夕飯まで少しあるから寄ってみるか」そう答えた。
店を出るとき、婆はカウンターで携帯電話を出して何か熱心に話し込んでいた。
車で20分ほど湖に沿った道を走ると、脇道に幟が立っていて、その奥に鳥居が見えた。
ドンドンという太鼓を叩くような音が聞こえたんで、確かに祭りがあるようだった。
脇道の端に車を停め鳥居に向かって歩いていくと、作業着を着た年配の男たちの姿が見えた。
手に細い木を束ねたものを持っているようだった。
鳥居をくぐると境内はけっこうな広さがあり、その周囲に篝火が準備されようとしていた。
近くの爺さんに「お祭りは夜やるんですか?」と聞くと、「ああ、今晩、丑三つ時だな」と短く答えた。
俺は同僚のほうを見て「どうする、夜中に見に来るか?」そう聞いたが、
「これから酒飲むんだから無理だろ。それに、たいして面白いこともなさそうだし」
こんな反応だった。もう一度、準備をしている爺さんに「どんな祭りなんですか?」
773: 本当にあった怖い
尋ねると、爺さんは本堂のほうを指差して「ほら今、真ん中にしつらえるのが天の鳥船だ。
あれに乗せて黄泉の国へと送る」見ると、黒光りする座卓をひっくり返したようなものが、
男2人で運ばれてくるところだった、四本の短い足が上につき出した形。
「送るって、何をですか?」さらに聞いたが、爺さんは忙しそうに篝火の支柱を担いで行ってしまった。
そんな感じで俺らに注意を払う人はいなかったんで、つまらなくなって宿に戻ったんだよ。
でな、民宿に戻って驚くことがあった。夕飯がものすごく豪華だったんだ。
鯛のお頭つき、上等な刺し身の盛り合わせ、エビやカニ、鹿肉のステーキまであった。
でもよ、これってちょっとありえないんだ。宿泊費は夕飯込みで数千円で、こんな食事が出るわけがない。
そう疑問を口にすると、宿のおかみが「今日はお祭りがあって特別サービスですよ」と答えた。
同僚はラッキーという感じだったが、俺はなんだか釈然としなかった。
風呂に入り、部屋に戻って釣りの仕掛けを確認し、ビールと焼酎なんかをかなり飲んで寝たんだよ。
そしたら夢を見た。暗いダム湖にぽつりぽつり明かりが浮いているのを見下ろしていた。
どうやら一人が乗れるくらいの小さな舟のようだったがはっきりしない。
774: 本当にあった怖い
舟は10艘ほどもあったか、その上でちらちら松明のようなものが揺れていた。
やがて舟は、だんだんに湖の中央付近に集まっていき、くっつき合って一斉にくるくると回った。
そして唐突にガボッと水に沈んだんだよ。ま、それだけの夢だったんだが、
目が覚めると隣に寝ていた同僚の姿がなかった。時計を見ると朝の5時で、
やつの釣り道具もなかったんだ。まさかこんなに早く一人で出るわけもないと思ったが、
起きだして宿の人に確認すると、「ついさっきお一人で出かけられましたよ。
連れはよく寝ているようだから起こさないで、って言って」こんな答えが帰ってきた。
しかし同僚は車がないし、歩きだと釣り場まで1時間以上かかる。
「ああ、もしかしたらお祭りを見に行ったのかもしれない」そう考えて、
車で昨日の神社に寄ってみたが、人っ子一人いなかった。
境内には篝火がいくつも残っていたが、どれも火が消えて冷たくなっていたんだ。
独身だったし、両親もすでに他界していたんで、会社で捜索願を出すしかなかった。
犯罪の証拠はないから警察の対応はおざなりなもので、俺は1度話を聞かれたきりだったよ。
775: 本当にあった怖い
それで責任を感じてしまって、休みの日には何度もそのダム湖に足を運んだんだよ。
もちろん民宿にも釣り餌屋にも、あの土産物屋にも行ってみた。
みな同僚のことは覚えていたが、どうなったかはわからないと口をそろえたんだ。
あと、土産物屋で「屁こきのサッサ人形」を探したが、売れてしまったのかなくなっていた。
・・・こんな話なんだが、去年の11月、最後にダム湖に行ったときのことだ。
昼過ぎに湖を見下ろせる展望台に立っていると急に目眩がした。
俺はよろよろとベンチに座って休んだんだが、そのときに頭の中にすごくリアルなビジョンというのか、
画面が浮かんできたんだよ。佐々が藁で編んだ着物を着て、
サッサ人形と同じ姿勢で四つん這いに近い体勢でかがんでいた。
両手両足が短い木に縛りつけられてたんだ。それは、あの神社で見た「天の鳥船」だと思った。
そして佐々のむき出しになった尻には、太い松明が深々と突き刺さっていた。
佐々は手ぬぐいの下でだらだら涙を流しながら、暗い水の中に沈んでいったんだよ。
798: 本当にあった怖い
消えた門番
書きためてないから遅くなると思う。あとかなり長い。
昔、海外に留学に行ってた頃の話。
国名を言ったら身元がばれそうだから伏せておくけど、ヨーロッパの小国とだけいっておく。
一年間の留学中、大学近くの寮に住んでたんだ。
その大学ってのがすっげえ田舎にあるボロボロの校舎なのよ。なんかヨーロッパって街並み守るために建築の法律が厳しいらしくてな。大学も歴史的建造物みたいなのに指定されてて下手にリフォームしたり取り壊したりができないんだ。
だから壁ボロボロだし床が板張りだし、しかも冷暖房もついてない。日本だったら地震で一瞬で崩れるんじゃないかって思った。
799: 本当にあった怖い
大学がそんな状態なわけだから、まあ寮も負けず劣らずボロボロなわけ。
水の出は悪いわ隙間風吹きすさぶわネズミ住んでるわで最悪。もちろん冷暖房は無い。共有スペース?みたいな場所にはいちおう暖炉があったから冬はそれでなんとか凌いでた。
で、寮は周りをレンガの壁で囲まれてて、入るには正面の門を通るしかなかった。
その門の横に小さいプレハブ小屋みたいなのがくっついてて、そこには門番のじいちゃんが常に駐在していた。
801: 本当にあった怖い
この門番が俺が寮に入って少ししてから新しく入ってきた奴なんだけど、昔話に出てきそうな典型的にクッソ性格悪い爺さんだった。
寮の門は閉門時間があって、その時間までに寮に帰らなくちゃいけなかった。遅れたら入り口近くにある詰所?小屋にいる門番に声をかけなきゃならない。
門番は違反生徒の名前を記録しておいて、後日寮長に報告する。そしたら違反生徒は呼び出されて説教やら反省文やらの罰則が課されるわけだ。
前の門番はずいぶん長く働いてたみたいで、生徒にも理解のある優しい爺ちゃんだった。
俺も一回だけ閉門時間を10分くらい過ぎちゃったことがあったんだけど、「早く入れ。俺は何も見てない。」ってウインクしながら言って見逃してくれた。
本当にダンディーでイケメンな爺ちゃんだった。ビールっ腹でボールみたいな体型だったけどwwww
805: 本当にあった怖い
だけど新しい門番は違った。
とにかく細かいことにうるさいし、何より陰険だった。
5分くらい遅れただけでも説教+寮長に報告。
説教が終わらないと入れないから大人しく聞くしかないんだけど、それがまた長い割にしょーもない内容で聞いてるのが辛いわけ。
門番は小屋の窓から顔しか出さないから外が大雨だろうと大雪だろうとお構いなし。むしろそんな日の方が説教は長かったし、そのせいで風邪ひいたやつなんかもいた。
俺の使ってた部屋は二人部屋で、もう一人の留学生と一緒に使っていた。そいつの名前を仮にPとしておく。
Pはヨーグルトで有名な某国の留学生だったんだけど、学費とか寮の費用を全額国が支援するほど頭のいいやつだった。
そんでもって性格も良くて、寮の中でも一目置かれていた。
初めての留学でコミュ障全開だった俺にも気さくに話しかけてくれた。慣れない環境で俺が鬱にならなかったのは本当にPのおかげだったと思う。
前置き長くなった。ここからが本題なんだ。
ある日、Pが新しい門番の所業に耐えかねてそいつに直談判しに行った。
さっきも言ったけど門番の説教は悪天候の時の方が長かった。とある生徒が雪の日にその説教に捕まってしまい、氷点下の中長時間外に立たされていたことが原因で体調を崩した。
その生徒(仮にJとしておく)はもともと体が弱くって、以前からちょいちょい風邪引いたりしてたんだけど、その事件で重めの肺炎にかかってしまい、留学を中止して母国に帰らなくてはならなくなった。
そもそも雪の日にJの帰りが遅れたのは病院に行っていたかだった。国に帰らせるほどの病気を悪化させた原因は門番にあるし、責任をとらせるべきだとPは主張した。
具体的にはPに謝罪すること、慰謝料を支払うこと、あと閉門のルールの見直しも頼みに行った。
ほかにも細かいことを言ってたような気がするけど当時の俺の語学力では理解できなかった……。
806: 本当にあった怖い
結果、Pは留学を続けることができなくなった。
突然Pの奨学金の打ち切りの知らせが来たんだ。
当然のことながら原因は門番。直談判に来たPを邪魔に思い、不良生徒として大学に報告していた。
寮でしょっちゅう問題を起こしてるって嘘の内容を寮長に送りまくったことで、その一部がPの母国の大学に報告された。
Pはいわば国の代表として留学に来ていた訳だから、ちょっとでも悪い知らせが来ると国のイメージダウンになるっていうので即奨学金が止められた。
俺はその時はじめて、普段は温厚なPがブチ切れたのを見た。
こんな言い方はなんだけど、たぶん今まで優等生として生きてきたのに勝手な言いがかりでダメ人間に認定されたことにプライドが傷つけられたんだろうな。
あの時の怒りようは凄まじかった。気が狂ったのかとも思った。
もしかしたらあの時本当に狂ってたのかもしれないな。
知らせを受けた後Pはすぐに行動に出た。
ただし今度は直談判ではなく「復讐」のためだ。
ほかの生徒たちの鬱憤も溜まっていたし、人望のあったPの提案だったため寮に住む生徒のほとんどが賛成した。もちろん俺も。
とはいえ俺は「明日の夕方、寮の地下室に来てほしい」としか言われなかった。
807: 本当にあった怖い
翌日、俺は言われた通りに寮の地下室に行った。
地下は小さいホールになってるんだが、その日はなぜか電機の照明がすべて切られ、壁の隅に置いた燭台でろうそくが燃えているだけだった。
ホールの中にはすでにかなりの数の生徒が集まっていて、全員が黒い布みたいなのを被っていた。
地下だからもちろん外から明かりは入ってこない。薄暗い部屋にひしめく黒マスク達はかなり迫力があって俺はマジでビビった。
黒マスクの一人が俺に寄ってきて、同じマスクを渡してくれた。よく見たらそいつはPだった。
「それを被って、あとは待っていてくれればいい。周りの奴が何か叫んだらそれを繰り返して叫べ」
そんなことを言われたけど正直俺は怖すぎてすぐに部屋に帰りたい気分だった。
ホールにいるのは寮生全員のうち半分くらいだった。全員がいなくなると門番が怪しがるっていうので残りの連中は普段通りにしているらしい。俺もそっちの役になりたいと切実に思った。
しばらく待っていると上から降りてくる足音がした。すごくゆっくり、なるべく音を立てないようにしているのが分かり、何かに警戒しているようだった。
気づいたらPともう一人が、階段を下り切ったすぐ横の壁にへばりついて上の様子を伺っていた。
そして足音が近づいてきたところで腕を伸ばし、降りてきた人物を捕まえた。門番だった。
808: 本当にあった怖い
門番は何が起こったのかよくわかってないみたいで、ろくに抵抗する間もなくP達に引きずられホールの真ん中に連れていかれた。
そこで初めてホールの真ん中に斧が置いてあるのが見えた。普段は暖炉の薪を切るのに使っていたものだ。
それを見た門番、真っ青。もちろん俺も真っ青。
こいつら門番を殺す気なのか?流石にやりすぎじゃないか?と思った。
部屋に戻って警察に電話しようとも考えたが、俺の周りは黒マスクsに囲まれていてどうしようもない。俺もマスクで顔隠れてたけど内心パニックで泣きそうになってた。
そんななかPがマスクを取って門番の前に立ち「泥棒じゃなくてよかったな」と言った。
後になって知ったんだが、一人の生徒が「地下室から不審な物音がする。強盗じゃないか」と言って門番をおびき出していたそうだ。階段を下りるときに警戒していたのはそのためらしい。
Pは門番に向かっていろいろ話していたけど、パニクった俺はよく聞いていなかった。
かろうじて「貴様の悪辣なる精神へ罰を」「青年の進路を絶った罪に裁きを」みたいに芝居がかった話し方をしているのは分かった。そして最後の「斬首によって断罪する」という締めくくりはなぜかしっかりと理解できた。
809: 本当にあった怖い
門番に細い布で目隠しをして肩を押さえつけて土下座のような状態で固定した。門番はものすごい寮の脂汗をかいてぶるぶる痙攣していた。
俺はもうこれから起こることへの理解が追い付かずに頭が真っ白になっていた。
そしてPは斧ではなくポケットからハンカチを取り出した。
ハンカチを三角に折って、両端を持って引っ張ったまま門番の首にそっとあてた。門番は土下座のまま飛び上がった。
そこで俺は理解した。Pは門番を殺すつもりではなかったのだと。
目隠しをした門番は完全にハンカチを斧だと思いこんでいる。それを思いっきり首に当てると本当に切られたと錯覚するだろう。
よく見たらPの横で別の黒マスクがカメラを構えていた。門番のみっともない姿を残して赤っ恥をかかせてやろうという算段だったのだ。
一気に肩の力が抜けた。冷静になってみてみるとPは満面の笑みでハンカチ構えてるし黒マスクsもちょいちょい声に出さないように笑ってるし。どこの国でも学生なんてみんなこのレベルの頭脳なんだなwwww
「彼に裁きを!」Pがそう叫ぶと、周りにいた黒マスクsも「裁きを!」と叫びだした。俺も叫んだ。
Pがハンカチを振り下ろし門番の首に当てた。
門番は「ンノフォ!!」みたいな謎の叫び声をあげて横に倒れた。パニックになったようでそのまま魚みたいにビクンビクン跳ね上がった。カメラのフラッシュが光る。俺たちは爆笑。
811: 本当にあった怖い
ひとしきり笑った後Pが門番の目隠しを取ろうとした。
が、門番はかなり時間がたったというのにいまだにビクビク震えてる。震えながら思いっきり体を丸めたり、逆にエビぞりになったり異常な動きをしていた。
心配になったのかPが門番の肩に触れた瞬間「ンヂェェェェルルルルウルウウウ!!!!」という雄叫びを上げて動かなくなった。口からよだれと泡が溢れ出てきた。
一気に地下室が静まり返った。誰から見ても明らかだった。
門番は死んでいた。
おそらくあまりの緊張状況に心臓発作でも起こしたのだろう。
すぐに処置すればどうにかなったのかもしれないが、残念ながらただの若造の俺たちは何もすることができずに突っ立ってみてるだけだった。
しばらく沈黙が続き、俺はこの事件が大学にばれたら退学だろうな、とか考えていた。たぶんみんなおんなじことを考えていたんだと思う。そしてどうすればそれを回避できるのかということも。
「こいつ埋めちまおう」突然Pが言った。
俺たちは何も言わなかったが、皆Pに賛成しているのは明らかだった。
ここで起きたことは俺たちしか知らない。黙っていれば門番失踪したというだけで片付くのではないか。
都合のいいことに、地下室は地面をくり抜いて壁をレンガで補強しただけの簡単な作りで、ホールの地面は土のままだった。
813: 本当にあった怖い
壁のレンガが崩れかけている所の下に穴を掘って、門番を横たえた。
まだ死んでから時間が経っていないためか体がぐにゃぐにゃしていた。目隠しはしたままだった。
土をかけてならし、その上に崩れ落ちたレンガを適当にのせて誤魔化した。
地下室から戻ると部屋にいた待機組が集まってきたが、門番の姿が無いことを不思議がった。
Pが「門番とは和解した。事情があって彼はしばらく寮からいなくなる」とか言って適当に流した。もちろんみんな疑わしそうな顔をしていたが、あまりの俺たちの異様な様子に何も言い返してこなかった。
数日後、門番から連絡が途絶えたことに大学が気づき、調査が入った。
警察が来て寮の中を調べたり、学生に聞いたりもしていたが、結局門番は見つからなかった。門番は行方不明扱いになったそうだが、その後の詳しい話は特に聞いていない。
が、まさか地下室に埋められているとは考えてもいないだろう。
そのさらの数日後にPが帰国した。それまで俺とPはそれまで通り仲の良いルームメイトとして普通に過ごした。
その後は特に何かが起こるでもなく、俺は普通に留学を終えて日本に帰ってきた。本当に心霊現象とか金縛りとかも一切なく至って平和な留学生活だった。
これが8年前の出来事。今となってはあの門番のことは夢だったんじゃないかとも思っていた。
先日、老朽化が激しかった寮が取り壊され、地下から白骨が発見されたという話を聞くまでは。
825: 本当にあった怖い
牛蒡種
あまり怖い話しではないですが・・・
これは俺が育った田舎町の話し。まわりは山に囲まれてる普通の田舎の町。
田舎ゆえなのか閉鎖的な町で就職も進学も家から通うのが普通だったんだけど、
俺はそれが嫌で、高校卒業して関東の学校に進学決めて田舎を離れた。
その田舎での話しなんだけど、そこで生活していた俺はさほど怖くはないが
他とは違う特色というか独特な一族がいたので話します。
「牛蒡種」(ごぼうだね) って聞いた事ありますか?ネットでググると出てきます。
自分が小さい頃は「憑き物」をあやつる一族って聞いてたんだけど、ググると「邪視」の部類らしい。っていっても、近代その力はだいぶ弱まってると思うけど。
まず「牛蒡種」の話しをすると、その一族の祖先がその力を得て子孫は何もしなくてもその力を継承というか受け継いでしまうらしい。ただ、血がうすまるにつれその力も弱くなってるみたいで、自分が小さい頃近所のおばあさんの後は、変な話しは聞かなくなった。
その力というのは、「妬み・嫉み」の感情を持って相手を見ると、見られた方は高熱を出したり身体が痛くなったりと体調に異変が出ます。ただ、死なせるほどの事はないのと、相手がその力を持つ者以上の立場だと効かないらしいです。
826: 本当にあった怖い
俺が保育園の頃おふくろが高熱で寝込み病院の薬も全然効かなかったので、親父が行者を呼んで見てもらったら、「くらっとる」(憑かれてる)って言われて、親父がおふくろに心当たりはないかと聞くと
「そういえば最近、○○のおばあさんに庭の花が綺麗ねって言われた」○○のおばあさんは、近所に住む牛蒡種の一族から嫁に来ていた人。とりあえず行者さんにお祓いを受けさせてる間に、親父がそのおばあさん家に怒鳴りこんでった。で、そのおばあさんに「いいかげんにしろ!」みたいに言ったらしい。
おばあさんは意識的にやってるわけじゃないけど自分の力は解ってるからか「っへ」って、少しおどけて笑ったらしく、帰ってきてもブツブツ怒ってた。おふくろは、うってかわって熱は下がり起き上れるようになりました。
うちも、ちょっと特殊な一族で先祖に行者がいた家系なんで貰わないはずだったんだけど、おふくろは嫁に来た身だからか、くらっちゃたみたい。元気になったおふくろに親父が「弱みを見せたり弱いと思われるとまたやられるから強い気持ちでいろ」って言われたみたいだけど、怖くてしばらくは外には出なくなった。
年寄りがいる家は、「牛蒡種」の話し、誰が一族かって事は家族に聞かせるから知ってる人もいたけど、町開発で、後から入ってきた人たちは知らない。
土地柄か、呪い・祟りの話しは普通に食卓で話題にあがってて、「どこどこの誰々さんがくらっとる」とか、「あの家でまたやっとる」(別の憑き物の話し)とかよく聞いてた。子供なりに、厄除け魔除けの方法や心の持ち方やなんか教えられてたから、俺は怖いというイメージはないけど、ある意味痛いなーと思ってる。
正直、呪ったり、念込めたりって簡単に出来るけど、その反動を考えるとやってはいけないって理解してる。
長文失礼しましたm(__)m なお、これ普通に実話で現実です。
827: 本当にあった怖い
これもあまり怖い話しではないですが・・・
これは俺が育った田舎町の話し。まわりは山に囲まれてる普通の田舎の町。
その田舎での話しなんだけど、そこで生活していた俺はさほど怖くはないが
他とは違う特色というか独特な家があったので話します。
「牛蒡種」の話しは先に書きましたが、そんな一族の末裔が暮らす町、
「呪い」「祟り」「復讐」「信仰」と生活の中に普通にありました。
「妬み・嫉み」とささいな事で人を陥れるような人もいます。その人にとっては
ささいな事ではないかもしれませんが・・・
「犬憑き」(憑き物)って聞いたことはありますか?憑き物の一種だと教えられてました。
やり方は、真似する人が出てくると嫌なんで、簡単にしか書きませんが、犬を餓えさせてからゆっくりと何日もかけて棒でたたいたりしてなぶり殺しにするらしいです。(注意:これだけでは、本人にその犬の恨みが行くだけですから、真似すると全部自分に返ってきますからね!)
そうして、犬憑きの力を手に入れて、相手を呪う。そんな事をしていた家がありました。
先の「牛蒡種」の話しの中で少し出ましたが、「あの家でまたやっとる」(別の憑き物の話し)はこの話しです。その家は有名で(年寄りがいる家では)、犬の嘆きのような断末魔の叫びのような鳴き声が聞こえると「あの家でまたやっとる、次は誰を・・・」って言ってた。だから、小さい頃からあそこの人には愛想をよくしてきちんと挨拶しなさい。ってよく言われたものです。誰を呪ってたのか、誰が呪われてたのかは解りませんでしたが・・・
人を呪ったりすれば、全て自分に返ってきます。今現在高齢ながら生きてはいるみたいですが、気が触れてるらしく、その手の病院に入ってるらしいです。幸いな事に、そこでは「犬」をどうこうできない状況にある事です。
長文失礼しましたm(__)m なお、これ普通に実話で現実です。
841: 本当にあった怖い
足ばかり怪我する
俺もちょっと我が家が体験した話書いてみるかな。
ねーちゃんとにーちゃんがいるんだけど一時期、随分足ばかり怪我する時期があったんだ。
そんな話を母親が親戚に話したら「そんなにしょっちゅう怪我してるのおかしくない?」って言って親戚の友達で霊感が強いらしいおばさん呼んでくれて見てくれたんだ。
そしたらそのおばさんが観音様が虎に追いかけられているシーンが見えるって言うんだ。その観音様がずっと長いこと助け求めてるんだって。
それでそれに関係したものがうちの家の玄関の左側の下駄箱に入ってるはずだって。
それをすぐになんとかしないと兄弟が下半身不随になっちゃうって言われたらしい。
842: 本当にあった怖い
母親帰ってきて下駄箱には靴しかないよねぇなんて言って整理してると「あれ?」って紫色の風呂敷を奥から取り出した。その風呂敷開いてみるとビックリ。
風呂敷に入っていたのは二本の掛け軸で一枚は観音様。もう一枚は虎だったんだ。しかも他所の家の戒名みたいなものが書かれてた。
843: 本当にあった怖い
後から分かったんだけど亡くなったおばあさんが知り合いから貰ってきたものらしく10年くらい入ってたみたい。
足ばかり怪我するのは理由があって掛け軸が入っているのが下駄箱だからなんだって。だから同じ所ばかり怪我する人は関係するところを少し整理してみたほうがいいかも。
全然霊感とか何とか信じないタイプだったけど観音様、虎って的確に当てられちゃうどあるんだなぁって思うしかないかな。
乱雑な文章ですいませんでした。
844: 本当にあった怖い
山の祠で憑いたもの
過疎ってるぽいので思い出しカキコ 。
まず最初に、俺には「霊感」という物が全く無く、そういった類の物も信じてなかった。
「見える」という友人から霊の話を聞いていても、自分に見えないと存在が分からないし、友人が俺を怖がらせようとしているだけだと思ってた。
だがそんな俺の考えを根底から覆す事件が起きてしまった 。
あんま怖くないし、文才はないので読みづらいし、長くなるんで読み飛ばしてもらっても構わない。
俺がただ話したいだけだから・・・。
845: 844@\(^o^)/ 2016/01/26(火) 02:00:00.92 ID:BHImFR2+0
>>844です。
????蝉の鳴く季節になると思い出す。
そう、あれは十年程前のことだ。
俺はとある小さな山村で暮らしていた。 地名まではあまり詳しく書けないけれど、とりあえず西の方とだけ。
40度を超す真夏日だった。
俺が勤めていた会社には裏山というものがあるんだが
人が入れないようにフェンスが張ってあった。
ある時俺の友人のAが探検ごっこかなんかの遊びで
フェンスに家から持ってきたペンチで穴をあけて山の中に入った。
俺も面白半分で中に入った。
背に照りつける太陽が、裸同然の格好で歩く俺たちの肌を刺す。
かんかんの太陽は、俺たちの顔を照りつけ、目を細めさせる。
山奥に入ってみると中は竹が凄く生えていて昼間なのに凄く薄暗かった。
さらに奥に行って見ると広い場所に出た。
その真ん中に小さな祠(この辺りはあまりおぼえていない)みたいな物があった。
祠のまわりは草も生えておらず、どことなく重苦しい空気に俺は黙って立ち尽くしていた。
846: 844@\(^o^)/ 2016/01/26(火) 02:02:27.81 ID:BHImFR2+0
しばらくするとAが『なんだろう?』とかいいながら俺の体をつつき始めた。
俺はなんだがすごく気持ち悪くなってAの服をひっぱりながら帰ろうよと言った。
だがそんなことで帰るようなAでもなく俺も一人で帰るような勇気はなく
結局薄暗くなるまでその場所に居た。
Aはその間ずっと俺を触っていた。
俺的には怖いのは祠じゃなくてAだった。
Aはなにかに取り憑かれているかのように俺を触っていた。
しばらくすると友人Aが立ってるんだけどなんかおかしいんだよね。
暗い顔してずっと俯いてる。
すると急に唸り始めた。
「ん゛ぅぅぅううう・・!ん゛ん゛ん゛ぅ・・・!!」
俺はとっさのことで金縛りのように体が動かなくて、唯一の救いは目を瞑ることだけだった。
俺は震えがとまらなかった。
とりあえず「南無阿弥陀仏」って繰り返し唱えた。
するとAの唸り声がピタリと止まった。
『やっと終わった…』そう思って少し冷静になった時だった。
847: 844@\(^o^)/ 2016/01/26(火) 02:06:03.60 ID:BHImFR2+0
ズザッ!ズザッ!
そんな効果音でも聞こえそうなくらい、力強く下腹部が撫でられ始めた。
本当、遠慮なしに下腹部を何度も何度も撫でられる感じ。
直接触れてはいないのに、痛みだけがあるような、そんな感じだった。
冷静になったのは本当に一瞬で、下腹部を撫でられ始めてから恐怖で混乱しちゃって。とにかくどうしたらいいのか分からなくて。
それでも下腹部を撫でる行為は続いた。しばらくすると、Aの唸り声が徐々に大きくなっていたことに気づいた。
下腹部を撫でる強さに比例して、唸り声も大きくなっていたんだ。
もう本当どうしたらいいのか分からなくて、ただただ「俺は何もできない!早く消えてくれ!」って何度も何度も思った。
どれくらいそれが続いただろうか…。
もうその時は必死で、ただこれが早く終わることを願い続けた。
すると、願いが届いたのかAの唸り声、下腹部を撫でる行為、全てが一瞬で止まった。
数分間その場で震えていたが、今すぐここを離れたいという気持ちと、 恐怖が入り混じり、ついに決心した俺は一気に走った。
すると、背後から足音が追いかけてきた。
もう怖くて怖くてとにかく走った。もう無我夢中で。
山を下り家まで走ると、もう足音はうしろから聞こえてこなかった。
848: 844@\(^o^)/ 2016/01/26(火) 02:08:22.80 ID:BHImFR2+0
ぐしょぐしょに泣きながら家に帰ると、俺の様子がおかしいことに気づいた祖父が居間から走ってやってきた。
「おい!!お前あそこへ行ったのか!」と言われた 。
俺は未だに震えが止まらず、行ってないと言った。
「こっちへ来い!」と言われ、庭で全裸にされ、酒を体にぶちまけられた。
そして、少し余った酒を飲めと言われ、震えながら飲んだ。
そして祖父は「仏壇の部屋に行って俺が行くまで出るな」と言った。
俺は当然嫌だよ面倒臭いと言うと祖父は「いいから黙っていけ、それと俺が行くまで何も話すな、誰ともだ」 と言いどこかに電話し始めた。
結構な剣幕で言ってきたもんだから俺はお、おうと了解するしかなかった。
んで仏壇の部屋に入って襖を閉めて祖父を待ってたわけだ、すると5分もしないうちに祖父が入ってきて「もう喋ってもいいぞ」と言う。
なんなんだよと聞くと祖父は
「お前は○○に憑かれた、今C(近くのお寺の住職?みたいな人)に確認を取ってるが間違いない、お前が見た祠が奉っているのが○○だ」 と言った。
当然俺はポカーン状態で・・・は?としか言えなかった
祖父の話だとなんでもその○○ってやつはここ固有のものじゃなくて全国各地に同じようなのがいるみたいなんだ。
んでその○○の情報は他人には言っちゃダメだと、言うとそれを聞いた奴の所にもでてしまうと、そういうものらしいんだ。
んでまぁその日は一日中その仏壇の部屋にいて詳しい事は聞かされないまま、飯も食えないトイレにもいけないで辛かった。
849: 844@\(^o^)/ 2016/01/26(火) 02:10:54.06 ID:BHImFR2+0
そして翌日、祖父が例のCさんと一緒に来て何かし始めた 。
盛り塩っていうのかな、部屋の4隅に皿塩置いたりなんか良く分からないお経唱えてお札貼ったり、怖かった。
んでそのCさんは「今日も一日この部屋に居てもらわないといけないんだ、ごめんね」と言った。
俺は良く分からずには、はいと答えた。
次にCさんは「とりあえず私が居るうちにご飯食べて、後トイレにもいっておいてね」と言った。
ご飯を一緒に食べるくらいは何でもなかったけどトイレで大を済ますときもドア開けっ放しでCさんが見てるのは恥ずかしかった。
んで一通りすること終えて部屋に戻るとテーブルなんかの家具は全部外に出してあってあるのは真っ白な布団と枕、それにまぁ当然だけど仏壇。
俺はどうすれば?と聞くとCさんは
「明日また私が来るまで何も喋らないように、口を開けてもいいけど声は出しちゃだめだ、 多分何も無いと思うけど万が一何か怖いと思う事があったらこれを強く握っていなさい」
と木片みたいなものを渡された。
この状況が本家八尺様と似てるもんだから俺は思わずCさんに八尺様なんですか?と聞いたらCさんは
「そんなものは聞いたことは無いけど、同じようなものは全国にあるとおもうよ」、と。関係ないみたい だった。
それでCさんは
「それじゃ私と○(祖父)は行くけど、さっき言った事は絶対守ってね、約束だ」と念を押してきたから大丈夫ですと答えた 。
Cさんは笑うと祖父を先に部屋から出し廊下に出てから俺の部屋に向かって何かお経みたいなものを唱えてから襖を閉めた。
それからは髪の毛いじったり木片をいじったりして暇を潰してた
気がつくと日が落ちててそのまま寝た。
850: 844@\(^o^)/ 2016/01/26(火) 02:12:46.05 ID:BHImFR2+0
その夜は何も変な事は無かった。
朝、変な音で目が覚めた。
何か襖の外から音がする、人の声みたいなそれはどんどん近づいてきた 。
俺はというと怖くて怖くて布団に潜って木片を握ってた
しばらくすると襖が開いた音がした、これはマジでヤバイと思い生きた心地がしなかった 。
襖が開いてからも声みたいな音は聞こえていた 。
俺が震えていると布団が剥ぎ取られて、目の前には半泣きの父と祖父、それにCさんがいた 。
Cさんは
「もう喋っても大丈夫、よくがんばったね」といってくれた 。
父は俺に抱きついてきて何やら言っている、涙声で聞き取れなかった 。
祖父は部屋を見回してなにやら頷いていた 。
俺は今の音は?と聞くと3人とも首を傾げていたがCさんがどんな音だった?と聞いたのでなるべく詳しく教えたら「じゃあもう大丈夫だね、本当によかった」と言った 。
ほとんど一睡も出来ず、疲労も取れないまま俺は会社に出勤した。
同僚に 昨日の話をするも誰も信じてくれず、なにか訴えたかったんだよなどと箸にも棒にも掛からないことを言われす始末だったのを憶えている。
後から父と祖父に聞いた話だけど、父も以前○○に憑かれた事があったらしくその時も 俺のときみたいに部屋に隔離されたらしいんだけど夜目が覚めていろいろ怖い事があったらしい 。
んでよく無事だったな的な意味で泣いてたらしい 。
さらに言うと父と祖父は俺が隔離されてた日は一日中俺の為に祈っていたらしい 。
○○について詳しい事は教えてもらえなかった。
ただ後日、風の噂でAが行方不明になったことを知った。
851: 844@\(^o^)/ 2016/01/26(火) 02:13:47.92 ID:BHImFR2+0
俺が体験したのはこんな感じ。
その後、十数年が経ったが別に霊障があったとかはないのだが、未だにAのことを考えると真っ黒な空洞の目を思い出して恐怖が沸き起こる。
表現し難いのだが、あの日山で起こったことは生と死の境界を見たような、単に恐ろしいものを見たというだけでなく、
精神の根源から恐怖するような感じだった。
後日談も何も無く、これはただそれだけの話 。
落ちもありきたりだし、読みにくかったかもしれん。
様々な心霊スポットに行って来たが何も起きたことの無い俺の唯一の不思議な体験 。
なんらかの理由はつけることができるだろうと心の中で思いつつも
あえて論理的な思考を放棄して、不思議なままにしている。
まあ大丈夫とは思うが、これを見てもし何か災いが起きたら申し訳ない。
もし似たような体験をしたことあるやつがいたら教えてほしい。
乱文失礼しました。
859: 本当にあった怖い
霊か幻覚か
実体験であった怖かった話書くね
まだ自分が小学生くらいの時に 熱が出て1週間くらい学校休んでた時に起きた話
うちの家は両親共働きで昼間は誰もいないし帰りは20時くらいで遅かったんだ だから目が覚めても誰もいない 仕方ないから自分でごはん暖めて食べてた
ごはん食べて薬飲んで寝るそんな日々でした 自室が二階なんで頭がボーッとしながら階段のぼって部屋の布団で寝てた時にソイツが来た
始めは何が起きてるかわからなかった 金縛りにあったのもあの時が初めてだったと思う
でも だんだんその状況に慣れてきて目で探したんだ 霊がいるんじゃないかって
それがいけなかった 誰かいるんだよ
雨戸閉めてて 明かりもないのに気配がある
それに気づいたから目瞑ってひたすらどっか行くのを待った
続きます
860: 本当にあった怖い
続き
気がついたら寝てたみたいで体も動く
おそるおそる布団を出て電気付けてようやく一息ついた 電気付けて寝ると起こられるけど怖いから常夜灯にしといた
ふと気になったから時計みたら長いこと寝てたみたいで夕方になってた
お腹減ったし一階にお菓子取りにでも行こうと思って部屋を出て階段に着いたら…
…階段の下にいるんだよソイツが
立ってんだよ 下向いてて顔はわかんないけど確かにいるんだよ
怖かった…ただただ怖かったから階段の上で固まってしまってた そしたらソイツ顔上げようとしたんだと思う
慌てて部屋に逃げた 鍵もないから布団の中で丸まってたんだ
すると階段のきしむ音がきこえてくんだよ…キィィ……キィィってだんだん上がってきてた もう駄目だと布団のなかでブルブル震えてた
でも5分くらいたったのにドアが開く音も聞こえないし物音もしない 少し落ち着いてきてたと思う
続きます
861: 本当にあった怖い
続き
冷静になるとおばや幽霊なんてものはいるはずないし 電気もついてるんだから大丈夫だと考えたんだと思う
だから自分は布団めくって顔上げたんだ
それがいけなかった…ソイツはいた
初めて顔をみた…今は思いだせないけど
おかっぱというかショートボブみたいな娘だった服は白のワンピースだったと思う
その娘はいきなり俺の上に馬乗りになって首を絞めてきた
年齢もそう変わらない だけど力が全く違った 必死でもがいた なんとか逃げ出そうと必死でもがいた でも全くほどけない…
死ぬのかなと思った だんだん意識が薄れていって抵抗できなかった
目が覚めた
すると母親が顔はたいてて
なんでも 帰ってきたら凄い呻いてたらしく起きないからはたいてたらしい
俺は事情を説明した だけど首にあとも残ってないし何よりまだ昼間だった
母親は半休で帰ってきてたみたい
オチになるかわからないけど今なら大歓迎なシュチュです 幼女とイチャイチャ最高です
…すいません真面目に言うとその時の熱ってインフルエンザだったんだ だから霊なのか幻覚なのか未だにわからん おわり
864: 本当にあった怖い
20年程前の話
電話で怖い話が聞けるの知ってる人いるかな?
小学校1年の頃それにハマっていて、土曜日友達と遊ぶ予定がない時なんかはそこに電話して怖い話を聞いていた。(母子家庭で母親は土曜日も仕事だった)
よくある昔話的なものや、狐に化かされた話なんかがあったと思う。
んで、いつものように暇な土曜日に電話をかけた。
いつも
「NTTでお送りする、怖い話。今日は?」
の音声から始まるのに、この日はいきなり男の子の声で
「こんにちは。おじいさんの命が、もう危ないんだ」
と。
電話で聞く怖い話だから、黙って聞いていた。
すると少し怒った口調で
「もしもし?返事をしないと、命をもらうぞ?」
と言われた。
咄嗟に電話を切った。
戸締りの確認をして、布団をかぶって泣きながらひたすら母親の帰りを待った。
電話の話は母親には何故かできず、特にそれから何か不幸があったとかはなかったが怖い話が聞ける電話は2度とかけなかった。
あんまり怖くなくてゴメン。
877: 本当にあった怖い
鳴り響く音の真相
初カキコなんで文章があれなのはご容赦ください…
本当に昨晩のことなのですが、
自分は期末テストに向けて夜遅くまで勉強をしていました。
そしてちょうど午前3時頃いきなり電話がかかってきました。
こんな時間に失礼な奴だな、と思いつつ出ようと思ったら
3コールほどで切れてしまいました。
ますます失礼な奴だと思って勉強を始めようとしたのですが、
そこから不自然なことが起き始めたのです。
878: 877@\(^o^)/ 2016/01/27(水) 20:52:01.60 ID:ALwdGwcp0
自分は今実家暮らしでなおかつ祖父母と2世帯住宅的な家に住んでいて、
家は結構広く、また自分は2階の奥の方の部屋を使っていて一回からの声など
全く聞こえないような位置にあるのですが、
その電話の後、いきなり家中に鳴り響くような音で
恐らく1階にある扉が閉まったのです。
祖母はくも膜下で一度倒れていることもあり、身体、知的にも障害を負っていて
一度起こしてしまうと中々寝てくれないので、特に夜は音を立てないように家族
みんなで気を遣っているという事もあり、風か何かなんだろうと思っていたのですが
その5分後位にもまた1階で大きな音で扉が閉まり、今度はドンドンドンと扉を叩く
ような音がずっと続いていて、結局それは10分くらい続きました。
879: 877@\(^o^)/ 2016/01/27(水) 20:52:53.76 ID:ALwdGwcp0
テスト期間中だったので、2,3日前から同じ時間帯起きていたのですが、
昨晩だけこの様ことがあり、気味悪いな、と思いつつ寝たのですが、翌朝起きると
祖母が脳こうそくで意識不明となり、入院することになっていました。
そして昨晩の事を家族の皆に聞いても、その時間帯は自分と従兄しか起きておらず、
その従兄も同じ現象を体験したといっていました。
果たして、この現象は祖母の病状を伝えていたのでしょうか?はたまた、
考えたくはないですが悪霊か何かが祖母に病を持ってきたのでしょうか…
何かこのような現象をご存知の方いらっしゃいますか?
駄文失礼いたしました。
904: 1/2@\(^o^)/ 2016/01/29(金) 12:14:35.53 ID:VflcyzTS0
日本にいないはずのもの
今から20年近く前、長野県中部をツーリング中に側道を見つけて、気まぐれに入りました。
道は農道らしく、畑と森の広がるのどかな風景の場所につながっていました。
景色を堪能しながらトロトロ走っていると、轍の間に溜まった泥で滑って派手に転倒しました。
幸い擦り傷で済みましたが、バイクを立てて再出発しようとしたところ中々エンジンがかからず、
弱ったなあと思いつつメットを取って一息つきました。
何か気配というか、違和感を感じました。快晴ののどかな畑風景が、急に不気味な物に感じられたのです。
(キリン・・・?)
今思うと間抜けな感想ですが、一目見た時はそう思いました。
自分がこれから行こうとしていた道の100mほど先に、電柱ほどの高さの黒いモノが歩いていたのです。
目を凝らすと、体は毛なのか真っ黒ながら人間並ですが、首は体の5、6倍はあるかという長さで、
首の先に頭らしきものがあり、簾のように毛が何本も垂れていました。
そして、マズイことに、そいつは私を見ていて、こちらに真っ直ぐ向かっている事が本能的に理解できました。
急いでバイクの向きを変え、必死でエンジンを掛けようとしました。バイクを置いていこうとは思いませんでした。
バイク無しでは追いつかれる、そんな確信があったのです。
セルを回す私の後ろから、かすかにお経のようなものが聞こえてきました。
ようやく言葉をしゃべれるようになった幼児がお経を真似るような声でした。
あいつの鳴き声だと感じました。私のすぐ後ろまで来ているのが分かりました。
「○×△☆」
フルフェイスのメット越しに、そいつが私の耳元でなにか囁いたのが聞こえました。
その瞬間エンジンがかかり、私はとにかく遠くに離れようと一心不乱に逃げました。
市街地に出てコンビニにバイク止めた途端、涙が止まらなくなってそこで号泣しました。
905: 2/2@\(^o^)/ 2016/01/29(金) 12:15:32.46 ID:VflcyzTS0
それから10年ほど後、つまり今から10年前、前年に結婚した私は遅めの新婚旅行にでも行こうと
正月に沖縄に行きました。アメ横を探索していると占いの露店を見つけ、軽い気持ちで占ってもらいました。
50代くらいの占い師の方が、開口一番「外国を旅した経験は?」と尋ねてきました。
「いえ、ありません」
「本当に?」
「どうしてですか」
「日本にいないはずのものがくっついてる」
商売言葉だと思って軽く流しました。その後は結婚生活とか占ってくれて、まあありきたりな事を言われました。
そして現在。この間妻が「こんなの見た事ある?」といってメモ帳に絵を書いて見せてきました。
20年前に農道で見たあいつでした。
10年前に占いをしてもらった後、妻は占い師から同じ絵を描いて渡されて、
「旦那さんにはこんなのが憑いている。結婚した矢先に不安がらせることはしたくないが、
どんな影響があるか分からないから、気を付けてくれ」と言われたらしいのです。
私は正直に20年前に農道で会った事を話しました。誰かに話したのは初めてでした。
妻はそれを聞くと、「じゃあ私も正直に話す」と言って続けました。
結婚して数年後、妻は流産しました。妊娠が分かって数日後、妻は夢であいつに出会ったそうです。
あいつは遠くから意味の分からない歌を歌いながらゆっくり歩いてくると、
長い首を傾けて妻の腹を左右から交互に覗きこみ、その後同じようにゆっくりと去って行ったそうです。
私達夫婦は結局子供は諦めました。妻の事は今も変わらず愛しています。
しかし、妻が望むなら私はいつでも彼女と別れようと思っています。
一度ネットで調べて高名なお寺にお祓いに行きましたが、「根付いている」と言われました。
940: 本当にあった怖い
むかし某中古車オークション会場で働いていた。
とあるワゴン車のセリが終わって数日後のこと、クレーム処理課の電話のベルが鳴った。クレームのほとんどが中古車であるが故の装備品の不備や故障、もしくは書類の不備やミスである。
おおよそのマニュアルが決まっているので内容により、いちゃもんに近いものはお断りし、こちらの不備に対しては謝罪し訂正し。車両の不備については出品者の負担。つまりお金で解決をする。
イレギュラーなこともあまりないので即座に判断して調査や対応していた。
しかし、今回は違った。受話器を取ると、そのクレームは怒っているわけではなく、どこか怯えたような細い声だった。その細い声で、
「ルームミラーに女性が映る。」と告げた。
聞いた瞬間は意味がわからなかった。いたずら電話に近いものかとも思った。不可解な電話を邪険にすることもできず、とりあえず話を聞くことにした。「ミラーに、女性が映る。見間違いではなかった。きみがわるいから返品してほしい」
とのことだった。
初めてのケースだったので一度電話を切り、上司とも相談し、お客様と少しもめたが後日、会場側で買い取ることで応じることにした。
通常クレームによって買い取った車は後日セリに出品される。このワゴン車も例外ではなく、通常通り調査後に出品され某中古車チェーン店に落札された。
車歴に元霊柩車の追記をされて。
今でもどこかでミラーに女性をのせたそのワゴン車は走っているのかもしれない。
945: 本当にあった怖い
牛の仮面
体験談
30年前、神戸の筑紫小って小学校行ってたんだけど、六甲山の中にある自然の家に林間学習に行く行事があった。
そこは森の中にある普通の宿泊施設。
でも六甲山という事で、「ここは牛女が出るんや!」とムードメーカー的な教師が話し、生徒たちを怖がらせていた。
俺たちが寝泊まりする部屋は8人部屋。二段ベッドが並んでいて、部屋の奥は大きな窓があり窓の外はもうすぐ森の景色になっている。
いろいろ行事を済まし、夜7時ごろ。 部屋に戻って皆でドラゴンボールの話をしていると、隣の部屋から女子生徒が泣き叫ぶ声が聞こえてきた。
つづく
947: 本当にあった怖い
つづき
「えっ!?何や!?」と俺らも驚いたその瞬間、
窓にバンッと影が張り付いた
牛の仮面だ。俺らも女子たちと同じく悲鳴を上げる
すると牛は笑いだし、仮面の脱ぐとムードメーカーの教師が現れた
「おいっ!はよ寝る準備せんと牛女が来るぞっ! この窓は見回りに便利やな、お前ら丸見えやぞ!ははは!」と笑う。
俺らは悲鳴と笑いが混ざりあったまま、廊下へ飛び出して、ほかの生徒に
「今めっちゃびびったぞ!あの先生が??!」と報告に行こうとした。
すると廊下の隅で施設のアルバイトの女の人二人が泣きながら悲鳴を上げていた。
うずくまる二人の腕を引っ張りながら、施設の館長が「おいっ!大丈夫なんや!!違うんや!今日は違う!!大丈夫や!!」
というような言葉を繰り返していた。
おわり
985: 本当にあった怖い
小さい猫
もう20年近く経つ話を投下。
18歳になり早免許を取得した私は、ビデオレンタル+本屋大手でバイトしてた。
店を閉めた後、5人ぐらいでダベってた時の事。
メンバーの一人が霊感があるとか守護霊が見えるとか言い出した。
まぁ誰も本気にはしませんでしたが、自分にはどんな守護霊が憑いているのか?って話題でキャッキャ言いながら話は盛り上がった。
その霊視が出来る友人が私の時にはこう言いました。
「あ?私君には小さい猫が憑いているわ。」
この言葉に私は一瞬言葉を失った。
・・・と言うのも、この出来事がある1週間程前に、彼女を家に送る途中に、ガードレール下から飛び出した野良猫をひき殺してた。
彼女を助手席に乗せている手前、めんどくせぇなぁと思いながらも猫を放っておくこともできず、車を止めて轢いてしまった猫を見ると、
見事に頭の部分がペチャンコ。
後から来る車にもまた踏まれたりして可愛そうだったので、道路から潰れた猫を拾い上げたが、ほんの子猫でまだ暖かいしモフモフ感もまだあり、
今の今まで生きていたんだと思い知らされ、泣きながら道路脇の空き地に埋めてやり手を合わせ謝った。
しかし、免許取り立てで殺生をしてしまった事は、とても恥ずかしい事と思い、誰にも話すことは無かった。
まさか?と思い、どんな猫かを聞いたところ、
「ん?、白い子猫で・・・顔の辺りがよう見えへん」
そうです。ひき殺してしまった猫は真っ白の子猫です。
そろそろ帰れよ?!と店長に追い出され、帰路につこうとすると、霊視の友人が私の横にきて、
「やっぱり心当たりあるんやろ?表情かわったし」と言ってきた。
彼には2?3日前から私の周りをうろつく猫が見えていて気になっていたらしい。
私も観念して猫の殺生の件を全て彼に打ち明けました。
彼が言うには、一瞬で命を失った事をまだ猫は理解出来ていない。
最後に情けをかけた私に自分の存在を知って欲しい様で色々とコンタクトをとっていたようですが、霊感の無い私はいっこうに気がつかないのでニャァニャァ泣いていると。
その野良猫はバス停に捨てられていた子猫で、マスコットの様にかわいがられとても人懐っこい猫だった様です。
特に後日談もなく、数日で猫も何処かに行ってしまったようだった。
うまくあの世へ行けている事を願うばかりです。
993: 本当にあった怖い
足音
俺が4、5歳の時の夏、死ぬほど怖かった話
その日は家族で和歌山マリーナシティ(生駒の遊園地だったかも)に行って一日中遊んでたもんだから皆疲れて午後10時には眠ってしまっていた
ただ俺だけは興奮冷めやらぬといった感じで布団の中で遊園地の乗り物の一つ一つを思い出していた
するとその内、コツ、コツと玄関先の階段を上ってくる音が聞こえた(俺の部屋は玄関から近い)
ps1バイオハザードのような、一定の感覚でコツ、コツ、コツと聞こえた
その時、あれ、なんかおかしいぞと思った
うちは2階で三階には叔父夫婦、四階には叔母夫婦が住んでいるんだが、(玄関先の階段を使うのは彼らだけ)コツコツ音のする靴を履いている所を見たことが無かったし、下の門の開く音もしなかった
そしてコツ、コツ、コツコツと足を揃えるような短めの間隔で音が聞こえた後、しばらく音は止んだ
994: 本当にあった怖い
しばらくするとそいつは、「ヒィーッイヒーッヒヒヒーッアヒィーッヒヒーッ」アメリカの道化師みたいな嫌な笑い声をあげながら玄関のドアをガチャガチャやりはじめた
怖かった。玄関のすりガラス越しに暴れてるそいつに拐われてサーカスにでも売り飛ばされるんじゃないかと本気で思った
当時のおらは親がバイオハザード1やるだけで泣いていた怖がりだったけどその時は完全に固まって隣で寝てる兄を起こすこともできなかった
ついにそいつは諦めてどこかへ行ったけど、音に敏感な母が起きてこなかったことが今思うと不思議だ
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