【朗報】劇場版ガンダムGレコ、絵コンテが完成してた
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Gレコ、絵コンテ終わったって
絵コンテと脚本は個人でできる作業だよね…
制作意欲は尽きてないけどサンライズもバンダイも作る気0だから…
遅過ぎ。先月のダムAのインタビューの段階で作業終わって、上映形式か配信形式かを検討してるって出てたのに。
違う
サンライズから返答が無く放置食らっている
そして映画に関してはサンライズはガンダムNT、閃光のハサウェイ三部作と数年先（ヘタをすれば10年近く）まで予定を埋めてしまっている
ガンダムエース2018年8月号 富野インタビュー書き起こし
『必ず形にしたいと作り続ける『Gのレコンギスタ』5連作
プライベートながらジリジリ進んでいる制作』
――現在進行中だと思いますが『Ｇのレコンギスタ』の状況はどうですか？
富野
「『Gレコ』に関しては変わらず作り続けています。
しかし、残念ながらまだプライベートな制作から抜けていないというのが現状です。
以前話した通り映画サイズで5本の連作ですが、公開できるのかどうか、OVAになってしまうのか、そういう結論がまだもらえていないのままです。」
トリッキーパックと高トルクパックのHGはよ
むしろお元気な間にもう一度ガンダム以外を作っていただきたいなあ
ご本人はどうおっしゃるか分からないけど
富野由悠季TV版の演出は、ほぼ丸投げで若い人にやってもらいましたが、僕の打ち合わせ能力が低いんですね。「作画のチェックはこういう目線でやってほしい」というアニメーターへの指示などを僕がし忘れていたんです。そのために、当時ちゃんと手を入れられなかった部分など細かい修正が必要です。そういうことをしないと、映画として気持ちよく見られないんです。説明できる範囲でいいますと、例えば、無重力帯での髪の毛の動きというのは、重力がある地球とは違うわけです。宇宙にいるのに、髪の毛が全部垂れているのはおかしい。だからそれを全部浮かせました。そういう絵並びにするかしないかで、手描きアニメの限界が見えると同時に、それをやっておくと、観客は生理的に抵抗なく見ることができます。そうした修正をかなり入れました。完成度の高い映画というのは、そうしたことをやっているわけですから。
――全編に渡っての修正、また部分的に新作カットの追加もあるということですね。
富野由悠季はい。
https://www.oricon.co.jp/special/50344/2/
>>https://www.oricon.co.jp/special/50344/2/
読んできた
Ｇレコのお話の反省点について語っているのはこのあたり
「自分ひとりで考えてしまったためにわかりづらい作品になっているんです」
「この作品は“分かりやすさ”を解決すれば、それなりの作品だと思えます」
「個人的な見解ですが、『G-レコ』はストーリーはよいところを押さえています」
Ｇレコの問題がわかりにくさにあると考えてる人にとっては朗報なんじゃないの
俺はＧレコにはわかりにくさ以前にもっと根本的な問題があると思ってるのでやっぱり劇場版も同じようになるんだろうなと思った
早くしてくれ楽しみにしてるんだから
ゼータの劇場版を20年待ち続けた俺にとってはまだまだ余裕だぜ
Gレコは好きだけども、トワサンガ勢が弱いのは改善して欲しいな
Gセルフ作ったとかラライアの出身地とか序盤から伏線として仕掛けた割には
後半ビーナスグローブの人達の方が活躍してしまったのはちぐはぐだった
楽しみにしてるから早く出して
MGも出して
Ｇレコって「身の丈に合わない技術をポンと与えられたらどうなるか」がテーマだと
思うんだけど、もうひとつのテーマ「好奇心旺盛な若者の冒険譚」とうまく噛み合って
なかったなぁという印象
Gレコって好きな人間はとことん好きだし御大に寛容な人間も多いけど
子供が見られるような作品ではないよな
富野監督は長いテレビシリーズを面白く映画にまとめる能力高いのでかなり楽しみ
>>長いテレビシリーズを面白く映画にまとめる
複数のエピソードをまとめて一本の流れにしたりして
独特の疾走感というか、ダイナミズムというか
トリップしちゃうかのような体験なんだよね
ほかの作家の総集編じゃあれはなかなか感じられない
>>トリップしちゃうかのような体験なんだよね
富野監督は映像作家としては一流
ＯＰアニメとかＰＶみたいなのが一番向いている
対して物語やキャラクターの心の動きに興味がないのでストーリーアニメの監督としては一流とは言い難い
昔はそれを補佐してくれるスタッフがいたがサンライズにおいて権力者になった今は自分に逆らう者を排除できてしまう
脚本まで自分で書くんだから（これは収入のためだろうけど）もはや誰も口を挟めない
キャラクターの心の動きに興味がなければ
ブレンの「話せばわかるエンド」は作れない
少年漫画やテレビドラマ的な感情や人物表現はしないよね
そっちを見慣れてると、お話しで何を表現したいのかわからなくなる
お禿の作品見てもキャラクターの心の動きに関心がないなんて微塵も感じない
小説を読んでもそう
ただ脚本家としての才は残念ながらなかったようだね
アベニールだのGレコだの見てる限り
Gレコで最後になるかと思ったが、死ぬまで現場で働きたいみたいね
パヤオとそこは一緒か
仮に製作がスタートしても
旧Ｇレコ並みの作画スタッフをサンライズが用意してくれるか…だよなあ。あれだけエース級揃えるのもう無理なんじゃないかな。
かなり苦い思いもさせたみたいだし
映画やOVAだけじゃなくてネット配信があるしそっちでも良いのよ？
各媒体特にダムエーなんかにサンライズのチェックが入ってないはずはないので
サンライズ的には情報小出しにして市場の反応探ってるんじゃないの
ベルリが何考えてるかわからない人は
描写を見落としてるからんだが
見た目と声質に愛嬌がないので、視聴者の注意深さを下げてしまってる
これは私の好みの問題ではなくて、アムロ、カミーユ、ウッソ、ロラン
あるいは悟空、ルフィ、ナルトとか並べてみるとわかる
あと富野さんも言ってるけど
作画の密度が高い上に、台詞も多いからごちゃごちゃしちゃってるよね
ターンエー並みの作画だったらもっと見やすかったろうし
富野さんが長いキャリアの中で、豪華な作画の作品を手がけた
経験がなかったのはほんとに残念だ
>>ベルリが何考えてるかわからない人は
視聴者がベルリを理解するための足場がGレコにはないのが原因
アムロとウッソは戦争巻き込まれた難民で生き残るために戦ってる
カミーユはティターンズへの反発が原因で家族はおろか帰る場所すら無くして
打倒ティターンズに突き進んだだし（しかも13バンチ事件が大義まで与えてくれてる）
ロランはムーンレイスからの移民で月も地球も両方好きになったから間を取り持とうと必死になってる子
彼らに限らずガンダムの主人公達は比較的説得力があり明快な目的と行動原理を持ってる
ところがベルリにはそういうのが描かれていない
アイーダを守るのが動機という説もあるけど、法王様や母親のいるキャピタルを襲ってきた海賊に寝返るにはあまりに動機が軽すぎるし、キャピタルに被害がでたことをベルリ自身が言及してるからますます説得力が無くなってく
かとってベルリは一見すると理不尽な行動をするキャラかといえばそういう風にも描かれていない
結果としてベルリは視聴者からすると何を考えてるのか分からないキャラになってしまっている
TV版Gレコのベルリと違い、漫画版ではベルリはかなり分かりやすく描かれている
自分のことより他人に尽くすこと少年という立ち位置が明確化されている
だからタワーを海賊が襲撃していた時は「母のクラウンは息子（ボク）が守るんだッ！」と叫ぶし、
カーヒルがキャピタルを襲撃してきた時にGセルフで応戦した動機も、アイーダの収容場所に流れ弾が当たったのを目の当たりにしてアイーダを守るためというものだった
それが裏目に出たので、今度は母親に迷惑をかけない形でアイーダを海賊の下に帰そうと模索する
他人に嫌な顔させたくない、悲しませたくないというのが、ベルリの行動原理であり同時に目的、という風に書かれている
大局観が全く無く、目の前の他人の言動や感情に簡単に振り回されてしまう、ある種危なっかしいキャラが漫画版のベルリ
なので読者は自然に彼の行く末を注視してしまう
キャラの組み立てとしてはTV版より漫画版の方がずっと上手いと思う
ベルリががアイーダに一目ぼれ
ベルリはアイーダにとって大事な人だったカーヒルを殺してしまった
「襲ってきたから反撃しただけ」で済む話だが、惚れた弱みか、飛び級候補生の生真面目さからか、なんとしてもアイーダに借りを返したかった
俺はそれだけの理由で納得したけどなぁ
>>俺はそれだけの理由で納得したけどなぁ
あれで納得出来る出来ないは人それぞれなのかもしれない
でも作品としての構造から言えば視聴者の多くを納得させる見せ方を描かないといけない
主人公の動向や展望を示す重要な分岐点であるなら尚のこと明確で明瞭であるべき
そうでないと主人公の行動に対して戸惑いや違和感を抱く事になる
ベルリは自分の立場や母親の立場が分らないという人物ではない
また同時に自身の行動がどういう結果や評価を齎すのかを知らないような人物でも無い
それなのちチグハグな行動ばかりが目に付くシナリオというかお禿の操り人形化が悪目立ちしていた
個人的には>>視聴者がベルリを理解するための足場がGレコにはないのが原因 と全く同じ意見であり実に的確に論評されていると感心する
>>ベルリは自分の立場や母親の立場が分らないという人物ではない
そのうえで、今までと違った環境から物事を見ることで、見え方がいちいち違って、戸惑いもして当たり前なわけで、理路整然とした行動をとるわけがない、まさに混沌で
そんななかで自分なりの「物の見方」を確立していこうってのがGレコの視聴者へのメッセージでしょ
エンディングの歌詞にもそのまんまあるし
「世界にあるもの 見つめられるのなら
カオスの中からでも 引き出してみせる」って
理屈に合わない行動なんてそりゃ当たり前でしょうと、人間なんだから
物語としては余計な引っ掛かりだからそこは理解されやすい方向に振った方がいいんじゃないかな
ただ、多分こういうのってセリフなり演出なりちょっといじるだけでだいぶ印象変わるから
(上のインタビューを鵜呑みにするなら)
すっと入ってくるように改変したってことで
期待はできそう
Gレコを好きな人もカントクも誰も良作とか
秀作とかは言ってないと思うし、欠陥作であることは広く認識されてるよね
ここまでのレスを読んで、やはり欠陥作だから伝わってないなと思う
ベルリへの批判は劇中でクンタラ仮面が代行してるんだよね
そこで虚淵さんの評文を思い出した
http://gundamlog.com/archives/44645553.html
>>そこで虚淵さんの評文を思い出した
面白いな
マスクは同感だけど他の連中の「物語」はなるほどと思った
ネット配信は富野が承諾しないからたぶん無理だろう
深夜放送にまわされただけでも凄く根に持っていてＧレコの劇場版公開への執念が凄いから
「G-レコ」は劇場版が本編
https://natalie.mu/comic/pp/gundam_cca-f91/page/3
つまり「巨大ロボットものを深夜にオンエアしてどうするんだ」ということです。
営業や販売の人は「深夜のオンエアでも、今の視聴環境なら観る人は観てくれる」と言います。確かに深夜にこっそりオンエアしても、商売になっていなくもないらしい。でも「それが興行か？」と言いたいのです。
アニメではなく映画的な考え方だけど、人を集めてみんなで「つまんねえな」とか「面白いよね」って言い合って成立するのが興行でしょう。
だから深夜でオンエアするとわかったときに、「だったらオンエアが終わるまでの2クール分、0号のフィルムの感覚でテレビ版を作る。
それを見直してから劇場版を本編として作る」という覚悟をしたんです。
──あくまで劇場版が本編なんですね。
そうです。だからさっき言ったように個人的な意気込みはなく、こういう公開の仕方になっただけなんです。
やっぱりGレコって面白いわ
毒にも薬にもならない凡作よりこうやって終わってから何年経っても語れる怪作の方がずっと面白い
http://ryokutya2089.com/archives/3936
ダムA 2017年11月号富野インタ
Gレコ劇場版
「コンテは全部終わった。ただのTB版ダイジェストではない」
「TV版が余りにも酷い仕上がりだったので修正して最低限の映像作品にしたいがためにしていること。予定は五部作」
「新作を作るよりリスクが少ないだろうとサンライズの偉い人が理解してくれるかの段階」
「5本目の絵コンテを見なおしたら面白いとしか思えなかった」
「ファンの協力無しにはできないのでサンライズのお尻を叩いてください」
「文化論を詰め込みすぎてTVではまったく尺が足りなかった」
「TV版はわからなすぎたがGレコはガンダムなのか？という話になると思う」
「今ｶﾞﾝﾀﾞﾑシリーズは再生産でしかないように見える」
「ニュータイプに回答は無いがＧレコにヒントがある。でもTV版はわからなさすぎたので5部作で一つの作品にしたい」
「特に五本目がおもしろい。富野さん、すごい。と自分自身を誉めたい（笑）」
ガンダムエース2018年8月号 富野インタ書き起こし
『必ず形にしたいと作り続ける『Gのレコンギスタ』5連作 プライベートながらジリジリ進んでいる制作』
――現在進行中だと思いますが『Ｇのレコンギスタ』の状況はどうですか？
富野
「『Gレコ』に関しては変わらず作り続けています。
しかし、残念ながらまだプライベートな制作から抜けていないというのが現状です。
以前話した通り映画サイズで5本の連作ですが、公開できるのかどうか、OVAになってしまうのか、そういう結論がまだもらえていないのままです。
それでも作り続けている理由に、劇場公開されて初めて作品になるんだという気持ちがあるからです。
一度はテレビで公開された作品で、余程鈍感じゃなければそこでの反省点は見えてきます。
決して褒められた部分じゃないところがいくつもあって、そこを改善したいので作り直してるわけで、部分的ですが2本目まで新規の作画は進んでいます。」
――以前のインタビューでもおっしゃっていましたが、テレビ版の編集であっても、ダイジェストではないんですよね。
富野
「僕は映画作品になるように作り直しています。コンテは映画サイズ5本分終わっていて、３本目から新作（新規シーン）がたくさん増えます。
かなり分かりやすくなったし、テンポアップしてるので面白くなっているので、僕は死ぬまでに何としても劇場公開させたいんだけど、こればかりはどうなるか分かりません。作業をしていることと公開できるかというのは全然別の話だから。
プライベートな制作から抜けないことにはどうしようもなくて、それでもアニメーターさんは付き合ってくれているのがありがたいことです。
忘れたころに1カット上がってくるという感じで、ジリジリ続いています。」
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