死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『カガ様』『夜の神社から連れてきたモノ』他back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『カガ様』『夜の神社から連れてきたモノ』他


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子供のころ家の二階で寝ていて、夜中に物音で目を覚ました。
階段から誰かが上がってくる音で、部屋の前で止まった。
気配はあるがドアが開かず、親かな?どうしたのかな?と思っていたら、
また下から誰かが階段を上がる音が聞こえた。
今度は祖母かな?と思っていたら、また部屋の前で止まった。
そしてまた下から階段を上がる音が聞こえてきた。
降りる音は聞こえない。
ここで怖くなり布団をかぶった。
それから一睡も出来ず、階段を登り部屋の前で止まる足音は朝まで続いた。
日が昇るころになると階段を登る足音はしなくなり、気配も消えた。
誰に話しても、夢でも見たのだろうと信じてもらえなかった。
その日の朝、隣の家の犬が死んでいたらしい。
旅館の求人【洒落怖】
http://world-fusigi.net/archives/8695930.html
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?
447: 本当にあった怖い
>>30
うちと同じだ
小学卒業の頃親父が入院して、同時に引っ越しをして
中学入学とほぼ同時に親父が病気で死んだ。
母親と俺と弟と2階の部屋で寝ていたある日
夜中にふと目を覚ますと隣で母親が体を起こして階段の方を見てる。
どうした?と聞いたら「誰か居る」って怖い事言い出した。
でも階段の下の方辺りから確かにギシッって音が聞こえた。
で、その音は一歩ずつゆっくり上がってきている様だった、
階段の途中頃まで足音が上がってきて
俺はもう怖さに耐えきれずに襖を少し開けて階段の電気付けてから
「誰だ!出てけッ」って勢いよく襖を開け放った。
でも誰も居ない。
448: 本当にあった怖い
>>30
びびりつつ寝直したんだけど
また下の方からギシッ ギシッ ギシッ
って上がってくるんだ。
3/4位まで様子見てたけどやっぱり怖くなって
「誰だコラ!泥棒かコラ!出てけ!」ってドタドタ足音立てながら襖開けた。
出も誰も居ない。
その後2回くらい同じ事を繰り返し
気づいたら疲れて寝落ちしてた。
母親に聞いたらその後も続いてて何回か襖開けて誰も居なくて
黙って待ってたらまた下から足音が上がってきて襖の前まで来て
また下から足音が・・ってそれを空が明るんでくるまで繰り返してたらしい。
後で思えば親父の初七日辺りだったんだよな。
親父が入院中に引っ越してそのまま死んだので
もしかしたら初七日で新居見に来たのかも知れない。
出てけ!とか言わなければ良かったとプチ後悔。
42: 本当にあった怖い
私が生まれて間もない頃の話
なぜか記憶があるのです。夢かもしれませんが。
赤ん坊の私が病院のベットに寝ていると、
青空が見える窓の外から、火に包まれた落ち武者風の男の首が
病室の中に入ってきた。
不思議と恐怖は無かった。
病室には誰もいなくて、音もなかった。
その首は目を見開き、何かをブツブツ言いながら
天井に近い高さの室内を、大きく円を描くようにぐるぐる回った。
時間の感覚が無く、どのくらい続いたかはわからない。
あるとき私の真上で止まったかと思うと、ゆっくりと降りてきて
私の胸の中に入った。
そのあと呼吸が苦しくなるところで記憶は途切れている。
気になり母にそのころ何かなかったかと聞いたことがあって、
母曰く、生まれた次の日に呼吸ができなくなり、
生死の境をさまよった事があったらしい。
その数年後の昨日、夢にその首が出ました。
笑っていました。
43: スレ落ち防止@\(^o^)/ 2016/05/17(火) 02:02:39.29 ID:fV1wgsYC0
俺の最古の記憶はカーテンが燃えてる衝撃的なものだったな
物心ついた時からあった記憶で、いつの記憶か聞いて見たら1歳の頃に大病日のケーキの蝋燭の火がカーテンに燃え移ったことがあったそうで、本当の記憶だと判明
ところで、なんて古い記憶って「懐かしい」っていう感情になるのかふと思ったけど不思議だな
44: ディス・ボケナスフォート@\(^o^)/ 2016/05/17(火) 02:52:27.47 ID:am75Nbg1O
先月下旬の話。所用で上京していた私は、五反田でカプセルホテルを探していた。
時間は午後10時半ごろ。
人気のない裏ぶれた道の途中に、うずくまる人影が。
見ると若い女だ。歳は24、5歳…といったところか。
ミニスカ姿で、白い生脚が夜目にも眩しかった。
「お姉さん、大丈夫ですか?」
スケベ心もあった私は思わず声をかけた。
「大丈夫…です…ゲボッ!!」
女が吐いた。
私は背中をさすってあげた。
吐瀉物の中に、何やら蠢くモノがいくつも…ゾヨゾヨと。
見ると、それは蚰蜒、船虫、馬陸…
おぞましい虫の大群だった。
私はすぐに逃げ出した。
あの時のお姉さん、元気?
蚰蜒、船虫はまだ食えなくもないけど、馬陸はヤバいよw
食ったら死ぬ場合もあるから。
48: 本当にあった怖い
>>44
人間じゃない 定期
46: 本当にあった怖い
体内で蟲毒制作して呪いごと我が身に宿す禁呪で?
とか想像した僕はヒマジン(´・ω・`)
51: 本当にあった怖い

流れをぶったぎりながら個人的に洒落にならなかった事なので投下してみる。
初めての投稿なので多めにみてね。
もう8年位前の話。
当時はまだ小僧でさ粋がって走り屋やってた。
梅雨明けた位の季節に例に漏れず峠走ってはガソリンと爆音垂れ流してた。
場所は奥多摩湖なんだけどその日はいつもより静かで退屈だったんだけど、たまにはそのまま山梨まで行って中央道で帰ろうと思い付いたんだ。
ぶっちゃけ峠とかそう言う所走ってるとオバケとかそんなんあんまり考えてないしまぁ見たことも無いから普段通り山道を攻めてた。
そんで30分位走った頃さ、ヘアピン曲がった所でタヌキを轢いた。
轢いた事ある人なら知ってると思うけどあいつら結構固くてさ、猫とか比べ物にならんくらい衝撃あるしバンパーとか砕けちゃうんだけど、やっぱその時も衝撃と共に車止まっちゃって。
あぁやべぇなぁ?とか思いつつ外出たらバンパー砕けてインタークーラーって部品に穴あいてまともに走らない。
動くには動くがエンジンやっつけてもしょうがないからレッカー呼ぶために朝まで仮眠することにしたんだ。
たしか2時頃。
やっぱ山の中は不気味だな…とか思いながらシート倒して横になって数分後には落ちたw
そんときに夢を見た、すごいエロい夢。
外に畳引いたようなとこで浴衣?の女とセクロスしててさ、なんかもうされるがままでたぶんプロの女だった。
で、目覚ましの音で目が覚めた。
前日に新潟で仕事で早起きだったんだけど目覚まし4時にセットしててホント良いところで目が覚めた。
まだ暗いな…と思いながらタバコに火を着けて窓開けようと視線をウィンドウスイッチに移した瞬間に凍りついた。
視界の右端に誰か立ってる。
ドアの脇に和装の人が立ってる。
もう完全に動けないしソレは絶対に生きてる人では無いのはなんとなく分かる。
心臓バクバクでサイドミラーを凝視してた。(直接見るのは怖かった)
52: 本当にあった怖い
早くどっか行ってくれ…と思いつつサイドミラーから目を離せないでいるといきなり屈んでサイドミラーを見てきた。
オバケってさそんな素早い動きする物じゃないと思ってたから思わずヒッ!って情けない声出しつつバッチリ目が合った。
暗くても分かる位顔が灰色、唇真っ青、なのに白目が真っ赤。
完全に脅かしに来てる顔だった。
気が遠くなりそのまま気絶、恥ずかしながら小便も漏らしてた。
意識が回復したのは朝の8時、なんか鮎だかニジマスだかの養殖してるおっさんに声かけられての起床だった。
おっさんと話してたらこんなとこで仮眠してアホじゃないかと言われた。
訳知りな感じだったけど聞くのが怖くて詳しくは聞かなかった。
もうパンツが小便と夢精で大変な事にもなっててそれどこじゃなかったしね。
まぁ今になって思うとあの辺り金山かなんかで色々あったって噂だしその関係かなと思ってる。
なんか文章にしたらあんまり怖くなくてワロタw
53: 本当にあった怖い
おいらん淵か
381: 本当にあった怖い
>>53
話がマジならそこっぽいね
あそこ夕方に見に行ったら、嫌な気配するから帰ろうとした時にオートマなのに車がエンストしてしばらくエンジンかからなかった事有るわ
54: 本当にあった怖い
暖かい風
いつか書こうと思ってた話をようやく書こうと思う。
私が中学生の頃、当時は不良で夜うち抜け出して一晩中街灯もない街にいるとか心霊スポット行くとかしてたから怖い話にも耐性はついてたはずだった。
ちょうどお盆の頃だ。家族でお墓参りをし、久々に会った親戚とかもいて疲れてた。
親戚も帰り、片付けも終わったからそろそろ寝ようと布団に入る。だいたい日付変わる前くらいかな?
布団入るまでは眠かったのになぜか寝付けなかった。
ウトウトしつつ、何故か熟睡出来ないでいたんだけど、急にハッと目が覚めた。
生まれて初めて感じた感覚。部屋の空気が一気に重くなって、月明かりで若干見えてた部屋の中が見えないくらい真っ暗、とゆうか真っ黒?になった。
55: 本当にあった怖い
>>54の続き
ほんと、目隠しされてるくらい真っ暗。
いつも聞いてるカエルの声とか風の音が聞こえなくなった。
心の中でなぜかなんとなくヤバイと思って心臓バクバクしつつ息を殺してた。
10分くらいかな?わかんないけど、数分経った辺りから、軋むような音に気付いた。
階段だ。階段を誰かが上るときになるような軋む音。それが聞こえてきた。
ものすっごくゆっくり、誰かが階段を上ってきてる。
二階は姉と自分の部屋しかなく、階段を挟んで左右に部屋がある。
姉は自分と一緒に部屋に上がってきたから、こんな時間に階段上がるやつはいない。
56: 本当にあった怖い
>>55の続き
二階は姉と自分の部屋しかなく、階段を挟んで左右に部屋がある。
姉は自分と一緒に部屋に上がってきたから、こんな時間に階段上がるやつはいない。
怖くて怖くて、目を閉じたままタオルケットを被る。タオルケット薄いから頼りないけどw
軋むような音は一段一段ゆっくり上がってきてる。
「ギシッ......ギシッ.......」
もうね、このまま気絶したかったよw
どうしようどうしようと焦ってる間にも、何かがは確実に上がってきてる。
そんな時、パッと閃いた。
「今お盆だから、死んだじいちゃんが帰って来てるかも!w」
そう思って心の中でじいちゃんに助けを求めた。
「じいちゃん!なんかいる!助けて!」
57: 本当にあった怖い
>>56の続き
....効果なし。w
階段を上がり終えた何かの気配が部屋の前にあるw
じいちゃんww
そのまま何かが部屋に入って来た。
もちろん目は開いてないから気配がするだけだけど。
その気配はゆっくり部屋の中を徘徊してた。
なんとなく動いちゃダメな気がして、ジッとしてた。
多分その間数分だろうけど、自分には1時間くらいに感じた。
するといきなりふっと暖かい風がおでこにあたり、緊張の糸が切れた。
それと同時に何かの気配が消え、カエルの声も風の音も聞こえる。
ゆっくりとタオルケットから顔を出すと、月明かりで部屋の中が見える。全てがいつも通り。
58: 本当にあった怖い
>>57の続き
「今だ!」と思い、ベッドを飛び出して一階の両親の部屋に向かう。
ベッドを飛び出した勢いでテーブルに小指をぶつけ、テーブルの上のスプレーやらペットボトルやらが全部倒れたけど気にしてらんない。
一目散に両親の部屋に行き、母親を叩き起こし事情を説明すると、とりあえず落ち着くまで付き合ってくれることになった。
二人でリビングに行き、母親はホットミルクを出してくれた。
そういえば、夏なのにナゼか寒く感じたなー。
時計を確認すると、午前4時前。
そのまま何をするわけでもなく、ダラダラと話しながらホットミルクを飲み終えた。
59: 本当にあった怖い
>>58の続き
ハッと気付いたら自分のベッドに寝てた。わけがわからない。
さっきまで母親と話しながらホットミルクを飲んでたはず....。
時計を見ると、午前8時半。
「あぁ、夢か。w」と思い、リビングに行き一応、母親に聞いた。
「ねぇ、昨日夜中、私お母さんの事起こした?」
「えー?起こしてないよー?夢じゃないのw?」
「あはは、やっぱそうだよねーwすっごいリアルだったんだよー」
あぁ、夢か。良かった。
って事は、階段を上がる「何か」も夢か。良かった。
そう思って安心した。
今日は彼氏と会うから、ネタになるw
怖がらせて怖がらせて、夢オチとか定番だなぁw
とか考えながら朝食を済ませ、ニヤニヤしながら部屋に戻った。
60: 本当にあった怖い
>>59の続き
自室のドアを開けた瞬間、目を疑うとかこの事。
寝起きには気づかなかったが、テーブルの上のペットボトルやらスプレーやらが全て倒れ、ごちゃごちゃに散らばってた。
そのままリビングまでダッシュw
母親にもう一度同じ事を聞いた。
しかし返事は一緒だった。
その時ちょうど部屋から降りてきた姉にも聞いたが、姉も昨日の夜中から今起きてくるまでは一切部屋から出てないとのこと。
ちなみに、テーブルはベッドから少し離れてるため寝てる間にとか寝相でとかはない。
今だに不思議でたまらない話。
自分的には怖かった体験。
そしてもう1つ、母親に言われて気付いたんだけど、夜中の暖かい風はもしかしてじいちゃんじゃないかって。
じいちゃん、よく頭撫でてくれてたんだよね。。。
以上。長々とすまんww
62: 本当にあった怖い
カーチャン起こしたはずが知らないって方が前半より怖いw
好意的に解釈するなら、じいちゃんが助けてくれて落ちつくまでいてくれたのかねえ
64: 本当にあった怖い
じーちゃん会いに来てくれたんやな
66: 本当にあった怖い
廃墟の温泉
間違えてscの方に書いてしまったので貼り直し
GWに帰省した時にうちの母(50代)から聞いた話が怖かった。
母は秋田県の人で、若いころはレディースみたいなのに入ってたりしたらしい。
もう30年以上前、その仲間と一緒に、あちこちに肝試し行ってたんだと。
秋田県の花岡事件があった場所が当時の流行りだったそうで、そこに行った時の話。
現地に着いたのは真夜中だったそうなんだけど、
そこはいわゆる廃墟で、スーパーとか映画館?もそのまま。
街全体が形そのままに廃墟になってたって。
奥に進むと、コンクリで作られた馬鹿でかい団地みたいな建物とかもあったそうだ。
今で言うDQNな人たちだったらしく、
車で進む⇒面白そうなものがあれば降りる⇒ギャーギャー騒ぎながら見て回る⇒飽きたら車へ
みたいな感じで寄り道しながら進んだらしい。
雑草がたくさん生えてて、声がすごくよく響いてやまびこ状態だったそう。
その廃墟団地に大声で話しかけると、死者が返事をする・・・
みたいな噂があったので試したけど返事はなかったらしい。
見上げるコンクリの四角いカタマリに無数の窓枠の黒い空洞を見て、
「あっちに人影見えた気がする!」とか言いながら楽しんだそうだ。
ちなみに最終目的地は廃墟でなく、その奥の温泉。
それぐらいの年代のやんちゃな人たちはみんな知ってるコースで、
花岡の廃墟から更に進むと温泉があり、
そこの壁には女性の形のシミがあるという噂。
廃墟だけで帰ってくるのはビビリ、温泉まで見に言ったらまあまあ、
入浴までしたら神!みたいな妙な格付けもあって、
母たちは入浴する気満々でお風呂セット持参してたらしい。
67: 本当にあった怖い
つづき
すごくわかりづらい場所だったけど、でも温泉はあったんだって。
天然の水場とかではなくて、一応ちゃんと人の手で作られた入浴施設。
ボロボロのほったて小屋みたいなのがあって、引き戸は壊れてるのか外して立てかけてあって、
入浴料が書かれた錆びたバケツが裸電球と一緒に天井からぶら下がってるっていう、
母ちゃん曰く風情溢れすぎる作りだったとか。
その奥に4人ぐらいが入れるぐらいの浴槽がある感じ(露天ではない)だったらしい。
ちなみに混浴なのか、お風呂はひとつしかなかったって。
コンクリートで固められた壁には確かに、人間ぐらいの大きさのシミがあったらしい。
でも、言うほど人間の形か?って思ったって。
遊びに行ったみんな(全員女性)で、
これが人間の形って言ったやつが一番ビビリだよねとか笑ってたんだけど、
その中でも一番気が強い人が、お湯をバサッ!とそのシミにぶっかけたらしい。
祟られるんじゃないの?とか盛り上がりつつも入浴を終えて服着てたら、
1人がシャンプーか何かを浴槽のフチに置きっぱだった事に気付き、
もう一度浴槽側の方に行ったんだって。
それでシミをみたら、さっきと明らかに形が違う。
他のメンバーを呼んで一緒に見たけど、形が変わっている。
さっきぶっかけたお湯の形とかとは全然関係なく違ったらしい。
なんとなくみんな気味が悪くなって、温泉からすぐにでて車に乗り込んだって。
来る時はあんなに騒いでたのに、
みんな一言もしゃべらず無言で、寄り道もせずに車に乗ってたらしい。
68: 本当にあった怖い
つづき
廃墟の団地の所を通った時、車の窓越しにもわかるぐらい大きく叫ぶ声が聞こえたんだって。
え?何か聞こえない?って運転手が減したんだけど
(有名なスポットだから他の人がいるのかと思ったらしい)
他の子が「いいから急いで帰りたい!腹減ったし!」って言って、
普段ならそこで冷やかしが入るんだけど誰も冷やかさず、
度を戻してそのまま地元へ一直線。
途中でエンスト起こしたり、道迷いそうになったり、
走ってる途中にエンジン?からガガガッて音がしたりしつつも、
みんな最低限のことしかしゃべらずにまっすぐ帰ったって。
その後メンバーの家で酒盛りしながら感想を言い合いながら、
徐々に普段のテンションを取り戻してたらしいんだけど、
当然最後の謎の叫び声の話になって
「お前びびってたんだろ、腹が減ったとかウソだろ」って一人が冷やかしてたら
「あの声、やまびこになってなかった。自分達の時はちょっと声はるだけでめちゃめちゃ響いてたのに」
って言って、みんなそこでまた無言になったそう。
話はこれで終わり。あんまり怖い話とかしない母なんでなおさら怖かった。
70: 本当にあった怖い
15年くらい前の高校のときの話。
俺は金縛りになりやすい体質で昼寝してても金縛りになってた。
俺の場合、目は半目ぐらいは開けられて指先とか舌はゆっくりだが動かせた。
ある日、授業中に顔を横に向けるようにして机に突っ伏して居眠りをしてた。
目が覚めたら金縛りにあってた。
「授業中になるなんてすごい!」と思い、
誰かに気づいてもらいたく半目の瞬きを繰り返し、舌をベロベロ動かしていた。
すると、隣に座っていた女子が体は前を向いた状態のまま微動だにせず、首だけがギュンッて90度回転してこっちを見てきた。
なぜかその女子の両目がスゲー離れてて、目尻が耳につくぐらい離れてた。
俺はパニック状態になり、必死でベロベロし続けた。
女子はベロベロを見ながら「キモッ…」みたいな歪んだ表情を見せたあと、またギュンッて前を向いた。
直後金縛りが解け、その女子の方を見たが、何事もなかったような感じ。
余談だが、ベロベロを実際に見ていた他の女子達から、しばらくキモがられてた。
ちなみに俺はすごいブサメンです。
73: 本当にあった怖い
夜の神社から連れてきたモノ
初めて書き込むので不手際あるかも。
死ぬほど…じゃないかもしれない。ゴメン。
私が小3の夏休みの話。
ド田舎なんだけど、地域の子供会の毎年恒例行事で、七夕会があった。
七夕はもう過ぎてるけど、要するに皆で集まって、
出し物(クイズとかw)をしたり、カレーを作ったりっていうお楽しみ会。
基本、参加者は子供で、小さな神社の
社務所(普段は地域の集会所として使用)を使っていいことになっていて、
当番の保護者が数名、手伝ったり、火元を管理していた。
その年、うちの母親は子供会の当番にあたってたので
同じく当番のTさん(私の同級生の男の子と2歳年下の男の子のお母さん)と一緒に
材料の買い出しや社務所の掃除の準備をしてた。
七夕会も無事終わったのが夜の9時頃だったと思う。
うちの地域は、小さい山を挟んで南側と北側で一括りで、
社務所や大半の子供の家は北側にあり、私の家は南側。
北側の家の子たちは、皆自転車で来てたのでそのまま帰り、
南側の家の子は保護者が車で迎えに来てた。
残ったのは私と母、Tさん。
Tさんの子供2人は家が北側で近いので先に帰ったが、
私の家は南側で一人で帰ることができず、母を待っていた。
74: 本当にあった怖い
(つづき)
片付けも終わり、母、私、Tさんは社務所の戸締まりをして、
さあ帰ろうということころで、
母:「あっ、トイレの電気消してへんかも」
Tさん:「じゃあ開けて見てこよか」
母:「いや、私見てくるわ。Tさんもう先帰って〜」
Tさん:「そんなん悪いわ〜」
とかいうやり取りをしばらくして、結局、Tさんは先に自転車で帰って行った。
母は鍵を開けて社務所に入り、トイレの電気も確認してから(消えてた)、
もう一回鍵をかけて、今度こそ帰ろうと私は母と車に乗り込んだ。
このとき、たぶん10時ぐらいだったと思う。
ウィィィィ、ウィィィィ、ウィィィィ…
エンジンがかからない。
何度キーを回してもかからない。
75: 本当にあった怖い
(つづき)
母:「あれ〜バッテリーあがったんかな〜」
私:「え〜!?」
母:「エンジンかからへんわ〜。どうしよう」
社務所から家まで歩いて帰ったら30分はかかる。
しかもド田舎の夜道なんて歩きたくない。
家に電話して父に迎えに来てもらうしかないけど、当時ケータイは持ってないし
普段、無人の社務所には電話がない。
となると、社務所の近所の家の電話を借りるしか無い。
母が私に車を降りるように言い、私と母はそれぞれドアノブを引いた。
ガチャッ
ドアが開いた音がするのに、ドアが開かない。
半ドアになってるのかと思って、何度もノブをガチャガチャするけど開かない。
うまく言えないけど、それが何か不思議な感じで…
ビクともしないというより、ちょっと外に押せるけどすぐ押し返されるみたいな、
まるで、外から誰かと押し合いしてるような、変な感じだった。
(テンパってて窓を開ける発想は無かった)
76: 本当にあった怖い
(つづき)
外は真っ暗だし、私と母以外は誰もいない。
子供の私はともかく、体格のいい母が全力でドアを押してるのに開かない。
もう私は怖くて怖くて半泣きで、母に
「なんで開かへんのぉぉぉ!早く帰ろうやぁぁぁああ〜〜」と喚いていて
母も「ちょっと待ち!」とか言いながら結構焦っていたと思う。
今から思ったら…だけど、
いくら母と私がそれぞれドアと格闘してたからといって
あんなに車がユッサユッサ揺れるものなのかな?
ゼーゼー言いながら、母が再度エンジンをかけ直したところ、
何度か目でやっとエンジンがかかった。
母:「アンタ、ドアちゃんと閉めなおしや!」
そう言われたが、閉めなおそうにもやっぱりドアが開かないので
しょうがなくそのまま帰ることになった。
77: 本当にあった怖い
(つづき)
社務所から家に帰るのに、ルートは2つで、
時計回りで帰るか、反時計回りで帰るか。
反時計回りは、山沿いの細い道で、途中に墓地の横も通るし
昼間に地元の農家しか使わないため街灯も無い。
時計回りは、北側の家の多くの間を通りながら県道に出るので
やや遠回りではあるけど、街灯もあるし車も少ないけど走ってる。
もう私も、たぶん母も、反時計回りルートを使う気にならず
時計回りルートで帰り、途中で交差点にあるコンビニに寄った。
コンビニといっても、◯ーソンとか大手じゃなくて
地元に数店舗しかない小売店で
もちろん24時間営業ではなく、夜12時には閉まってしまう。
なぜコンビニに寄ったのか、よくわからない。
たぶん、明るいところ、人のいるところで一息つきたかったのかな?
後で母に聞いても、母自身、何となくだったみたい。
コンビニの駐車場に停車して、
母がドアを恐る恐る押すと普通に開き、私側のドアも開いた。
もうそのときの安堵感といったら無かった。
気付いたら私も母も汗ぐっしょりで、顔は真っ赤。
コンビニでアイスを買い、ようやく家に帰った。
と、ここまでが当日の話。
でも、それからずっと気になってることがある。
78: 本当にあった怖い
(つづき)
それは帰りに寄ったコンビニがある交差点付近で
やたらと事故が起きるようになったこと。
その交差点は私の小学校や中学校に通う通学路で
ちゃんと信号(歩行者用も)も歩道もあったし
それまで事故らしい事故なんて無かった。
でもそれから、通学途中に警察車両が来てるのを
何度も目撃するようになった。
何度も言うように、うちはド田舎だから
交差点の見通しも特に悪くないし交通量も多くない。
そもそも、うちの市内での交通事故自体少ないのに
この交差点の事故が飛び抜けて多い。
事故の規模は小さな物損事故から重大な人身事故まで様々だけど
2〜3年に1回は死亡事故等の重大事故が起こる。
正直、うちの市の規模でこの頻度は変。
私が高校生のときも1歳年下の男子生徒が亡くなった。
ちなみにそのコンビニにも車が突っ込んだ。
自販機前でたむろしてたヤンキー数人が大怪我したらしい。
偶然なのかもしれないけど、もうひとつ、気になってることがある。
79: 本当にあった怖い
(つづき)
それは一足先に家に帰ったTさんに起こったこと。
Tさんの子供(私の2歳年下の弟の方)がその年の冬の初めに亡くなった。
数日前から風邪気味だったらしいけど
その翌日の朝、Tさんが起こしに行ったら既に冷たくなってたとか。
風邪をこじらせてたのに気付かなかった、とか
いろいろ言われてたけど、ハッキリした死因はよくわからない。
これだけでも十分不幸なんだけど
その後は特にTさんに関しては何も聞いてない。
で、私、思うんだけど…
80: 本当にあった怖い
(最後)
あの日、社務所のとこから、Tさんと私たち親子は
ナニカ連れて帰っちゃったんじゃないのかな、と。
Tさんは自転車で来てて、お子さん1人を亡くした。
私たち親子が帰りに寄ったコンビニと周囲では
私の知る限り10人近く亡くなってる。
うちは…軽トラだった。
もしかしたら、荷台にいっぱい乗ってた…?
エンジンがかからず、ドアが開かなかったのは
乗り込むまで出発させたくなかったから?
ユッサユッサ揺れてたのは乗り込んでたから?
そして途中に寄ったコンビニで降ろしてしまったんだろうか。
もしまっすぐ家に帰ってたら…
それを考えるとちょっと怖い。
以上です。
83: 本当にあった怖い
>>80 すごい怖いじゃん。夜の神社は怖いな
84: 本当にあった怖い
ID変わったと思うけど80です。
>>83
そうですか?伝わってよかったです。
あのドアの押し合い(?)してたときの
感触の気持ち悪さが忘れられない。
85: 本当にあった怖い
とても面白かった
92: 本当にあった怖い
長文です、するーしてもらっても構いません
どこかのテーマパークにありそうな洋風のお城型のお化け屋敷がありました
そのお城は正面が空いてるんです。なので途中からでも入ろうと思えばはいれるんです
ちなみに正規の入り口は横なんです。わかりにくくてすみません
そのお化け屋敷に5人組が入ろうとしています。私の視点はでは5人を遠目に見ています
お化け屋敷の入り口に看板がありました。その看板には
・入り口から入り出口から出ること
・3回逃げると死にます
みたいなことが書いてある(曖昧ですみません)
その5人組は入っていった
私はお城の正面から5人の様子を見ていました
2階に上がっていく5人組。
一人が怖くなったのか逃げ出してしまいました
私の視点は逃げ出した1人の視点(Aさんとする)にかわります
ひたすら走って逃げるAさん
家に入り一番奥の部屋に逃げ込みました
Aさんは壁を背に右に本棚左に箪笥がある狭いところにうずくまっていました
一回目はここで目が覚めました
93: 本当にあった怖い
以降2回目
Aさんがお城から逃げるところからでした
私の視点はAさんを正面から見ています
Aさんは前回と同じ場所に逃げようとしているようです
でも景色が前回と違うのですいたるところに看板があり逃がさないと書きなぐられており
穏やかな感じではありませんでした
Aさんは気にせずに家の一番奥の狭いところに前回と同じような体制でうずくまり今度は
薄い毛布みたいなのを頭からかぶっておびえていました
すると壁から声がします
見つけた
と。Aさんは震えながらも壁を見ました
顔があるのです。ニヤァと不気味な笑みを浮かべた顔です
Aさんは怖くて声が出ませんでした
そして最後に
2回逃げたね
いい消えてしまいました
以上です、わかりにくくてすみません
149: 本当にあった怖い
夜の子供の泣き声
昔、家族で5階建ての団地に住んでました。住んでいた部屋は3階。その頃に体験した出来事を。
俺が中学2年の夏休み、その団地は古い市営住宅でリビングにエアコンが無いので夏はいつも窓を全開にしていたんだが、外から子供の泣き声らしき声が聞こえたのね。時間は夜10時前。
ベランダに出ると上のほうから聞こえるから、同じ棟の上階からだと分かった。最初は「粗相した子供をベランダに締め出したんだな」って思った。そういうのは時々あったから。
夜10時ってのが少し夜更けすぎかなとは思ったけど。
子供の声は「お母さん!」「入れてよお?」とか言ってるようにも聞こえたけどすぐに止んだ。3分もなかったと思う。
で、それから15分くらい経って、うちの棟の下にパトカーが来た。夜にサイレン鳴らして来るんだから住民はびっくりだよ。母は「事件だったらどうしよう…」とかいいながら野次馬に行った。
俺は次の日部活の朝練だったから野次馬に行かず就寝。なのでここからは母から聞いた話。
150: 本当にあった怖い
110番したのは5階に住んでいる家族だった。
あの声の発信源はそこのお隣り(角部屋)だったらしい。奥さんが隣から子供の声がするのを聞いてベランダ越しに覗いたら、隣ベランダで裸の子供が泣いていたので通報したと。
で、その隣部屋ってのは空き部屋なのね。その子供、無人の真っ暗な部屋に向かっておかぁさん!とか言いながら泣いていたそうだ。
警察が空き部屋を調べたけどドアもベランダも施錠されてて人の侵入した形跡は無かったらしい。
子供は奥さんが通報した後に再度隣を覗いたらもういなかったそうで、結局発見されなかった。
うちの棟のうちより上階で幼い子供のいる家庭はなかったし、通報した家族にも高校生の兄弟だけだったので、消えた幼児は実はその家族の…ってのは無いと思う。
当時は団地全体でちょっとした騒ぎになったよ。
団地自治会でも問題として挙がったそうだし(母から聞いた)、話を聞きつけた若い連中が肝試しのつもりで夜中に団地にやってきて騒いだりとかあった。
まぁ騒ぎになって当然なんだけどね。俺含めて何人もの住民がリアルタイムで泣きじゃくる声を聞いていたんだから。
151: 本当にあった怖い
4年くらい前の話なんだけど書いてみようかな
高校生最後の夏休みの話です
福祉科に入学したんですけど、毎年夏休みを使って実習に行くんですよ
その日も実習があって、夜勤実習が終わって帰りのことでした
もう少しで家に帰れる距離になって、信号待ちしていると横を結構大きめの車が通りすぎて、そこから女の子が顔出してたんですよ
自分も夜勤明けのボーッとした頭であー、上が開くタイプの車なんだなーって思って見てました
それで、ある程度距離が離れた辺りで異変が起きました
女の子の頭が縦に、頭頂部が下になるような感じで半回転して、自分の方を見てきたんですよ
それでニヤッて笑って消えてしまいました
何が起こったのかわからなく硬直してると、後ろから耳元に
「あなたじゃない」
ってハッキリと言われて、振り返ることも出来ずにただただそこに棒立ちでした
ハッと気が付いたら怖すぎて半泣きで家に帰りましたとさ
特にそれからなんの異変もありませんでした
稚拙な文でわかりにくいかも、すまそ
153: 「カガ(蛇)さまのお迎え」(1/2)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 14:57:09.92 ID:c1JcRuu/0
カガ様
医者だった祖父が、とある山中の無医村に赴任したときの話。
祖父と祖母の家に預けられる形で、当時6歳の俺も一緒にその村で暮らすことになった。
喘息持ちの俺の転地療法も兼ねていた。
初日から村を挙げての大歓迎だった。鎮守の神だという蛇(カガ)を祀る神社で盛大な祭りが催され、
「神様のご加護」「神様の目印」として玄関先と裏口に巨大な鈴のついた幣束がとりつけられた。
診療所兼住宅として与えられた建物は真新しく、わざわざ整地した土地に新築されていた。
俺の喘息の発作はみるみる落ち着き、村の者は「カガ(蛇)さまのおかげ」だと口々に俺に説いた。
人懐っこい村の子供たちともすぐに打ち解けたが、すぐに不可解な噂を耳にすることになる。
「俺くんは良いのう、カガ(蛇)さまがお迎えにくると母ちゃんが言いよる」
その意味を祖父母に問いただしたが、祖父母は顔を曇らせて、「お前は何も心配するな」とだけ。
そういえば毎夜、日が暮れるなり家全体が締めつけられるようなギギギ…家鳴りが気になる。
祖父母には「新築の木造家屋はそういうものだ」と説明されたが、一度気になると恐怖しか感じない。
154: 「カガ(蛇)さまのお迎え」(2/2)@\(^o^)/ 2016/05/24(火) 14:58:52.39 ID:c1JcRuu/0
だがやがて俺と祖父母は、「カガ(蛇)さまのお迎え」の本当の意味を知るところとなる。
台風の近づいたある晩のことだった。血相を変えた父と兄が、祖父母と俺を迎えに来た。
困惑する祖父を父が殴りつけ、声を殺して「すぐに逃げろ!」と俺たちを車に押し込めた。
翌日上陸した台風により、山肌を押し流すような地滑りがあり、集落は土砂に飲まれた。
ただ一軒だけ無事だったのが、祖父母と俺たちのいた診療所。だがその姿は異様なものだった。
すべて窓や出入り口が、中から脱出できないように外側から閂(かんぬき)と鎖で固められていたのだ。
勘の良い人にはわかったと思う。俺たちはカガ(蛇)さまへの供物で、鈴や幣束は生贄の目印だ。
供物の俺たちに逃げられたカガ(蛇)さまの怒りか否か、村人たちの住居は一軒残らず土砂に飲まれていた。
俺たちを生贄にした安心感からか、村人たちは車で小一時間の避難所へ行くこともなく、皆自宅で亡くなっていた。
(了)
155: 本当にあった怖い
>>154
面白かった乙、ほんでどこの話?
156: 本当にあった怖い
>>155
方言でバレるかもだが山陽です
158: 本当にあった怖い
>>156
なるほど山陽かー
馴染みないからかもしらんが神秘的なイメージあるわ
192: 本当にあった怖い
小学生の時
父の実家はよく心霊現象が起こるって話をみんなでしてた
そんで不気味な人形の話になって
母や姉が あぁあれ怖かったよね と盛り上がってたが
最後に父の実家に行ったのは俺が小さい頃だから俺は記憶にない。
その人形は特に何かをするわけじゃないんだけどとにかく不気味だったらしい
そこで母が父の実家に電話して人形が今どうなってるか聞いてみようと言い出して電話をかけた。
すると祖母が電話にでた
母「夜分遅くにすみません(ry それであの人形ってまだあります?」
祖母「あれは供養にだしたよ。あの人形ね夜中独りでに歩いてたんだよ。」
居間が凍りました。
197: 本当にあった怖い
この間の夜、田舎の方に自転車で行って来たしんだが、道中線路があってそこで信号待ちになった。
暫く経っても電車が来なくて、左右を確認しねてみたら青いライトが2本左右に建ってるのに気づいた。
自分は、左側の青いライトの方で立ってたんだけど、右側の青いライトの下にチェックのシャツを着た男性が居た。
男性は青いライトを下から見上げて何かブツブツ独り言を呟いてた。
俺は早く線路を渡りたくてイライラしながら何度も左右を確認してたんだけど、3回目くらいの確認の時に、右のライトの下に居た男性が居なくなってた。
おかしいなと思いながら、気にせず電車を待ってると、やっと右側から電車が走ってきた。
電車がもう少しで前を通過するので、前を向いてやっと線路を渡れるって思った時、右側のライトの下に居た男性が俺のすぐ左側に立って居るのが傍目に見えた。
そして、男性は俺を見ながら
カンカンカンカンカンカンカンカンカン・・・・
と、呟き電車が通り過ぎた瞬間すべてが消えた。
俺は一目散に線路を渡り、渡り切ったあと後ろを見たが誰も居なかった。
199: 本当にあった怖い
>>197
文章だけだとそんなに怖くないけど、自分に置き換えて想像しながら見たらめちゃくちゃヤバイなこれw
201: 本当にあった怖い
>>197
想像して寒気したw
こわいわw
223: 本当にあった怖い
小学3位の時、
カゼをひいて学校を休んだ日の事。
熱も結構出てて
朝ごはん食べてずっと横になってた。
2〜3時間位、寝てたのだろうか?
ふと目がさめる汗びっしょりで気持ち悪かった。
何気なく窓の方を見る。
『!!』
225: 本当にあった怖い
223の続き
何気なく窓の方を見る。
『!!』
うちは道路に面したアパートの1階で
寝てた部屋から外の風景が見えるんだけど、
真っ黒のボロボロの布?
を着た髪もボサボサのおばあさんが、
窓の向こうの電信柱に両手両足を巻きつけて
しがみついてて、
こっちを見てめちゃくちゃ笑ってた。
怖くなってすぐ布団被ったからどれくらい『そこ』に『いた』のかは分からないけど、
怖かった。
幽霊かどうかもさだかではないけれど、
ただただ怖かった。
234: 本当にあった怖い
洒落にならないくらい怖くない話だけどw
15年くらい前に両親と雷山にスキーに行った帰りに温泉に行った
父はムホムホ言いながら混浴へ、母と私は女湯へ
脱衣場は昔ながらの作りで仕切りがあってその中のカゴに入れるタイプ
で、誰もいないから真ん中のカゴに入れちゃおうwという事で
┃ ┃荷┃ ┃荷┃ ┃
こんな感じで真ん中空けて荷物を入れて温泉へGO!
露天風呂とかは無く、30人くらいが入れるであろう浴槽と体を洗う場所が5ヵ所くらいのシンプルな作りだった
母が髪やらを洗ってる間、私は温泉に浸かってボケ?っと入り口を見てた
そしたらガリガリの髪の長い女が入ってきて温泉の奥の湯気の中にスーッと入って行って見えなくなった
入ってきて扉が開いた時に母と私の荷物の間にその人は荷物を入れてたからスゲェとこに荷物いれるなwと思った
それからしばらく母と温泉に浸かって出て、服を着ながらあの女の人全然出てこないね?って話をしつつダラダラ着替えてた
さすがに母が髪を乾かし終わっても出てこないから温泉で倒れてるんじゃね?ってなって湯気の中を目を凝らして見ても全く見えない
さすがにヤバイとなってフロントに行こうか!となった時に湯気の中から人影が…
なんか小林幸子みたいな化粧バッチリショートヘアーの女に変わってた
母と私「え」
でもその小林幸子は当たり前に真ん中に置いた荷物からタオルを使い体を拭いてた
あまりにも不思議なんで斯々然々事情を説明したら、入ってましたよ?と笑顔で答えた
でもあの小さい温泉で、入り口ずっと見てたし誰か入って来たら確実に分かる場所で母と浸かってた
最初の髪の長かった女はどこに行ったのか…
という全く怖くない話でした
ちなみに父曰く混浴には婆しかいなかったよ!との事でした
243: 本当にあった怖い
掴まれた
ガチで創作じゃないから聞いてほしい
4年前のことだけど未だに鮮明に覚えてるから書きたいと思う
初レスだから、文下手くそでごめん
大阪の南の方にある近鉄沿線に彼女が住んでてよく泊まりに行ってたんだ。
夏だったからあたたかいし、夜星見に行こうってなって
二人乗りして土手に行ったんだ。
土手を少しおりた辺りに俺らはいた。
で、土手の下の方は草ぼうぼうで結構高い位置まで草生えてた。
ときどき、土手を車が通るときの明かりぐらいで通らないときは真っ黒だった。
で、車も通ってないのに、その草に車が通ったときのライトのように?影がサーって流れたんだ。
真っ黒なのに影が見えるのはおかしいと、すぐ思い
見えた瞬間、え!?って口に出してしまってた。
彼女もすぐ、え?見えたの?
あれは良い霊だから安心して
見守ってくれてるのって言ってた。
今まで霊的現象にあったことなかったから怖いというよりテンション上がった。
多分、霊感の強い彼女が隣にいたから見えたんだと思う。
244: 本当にあった怖い
続き
で、肌寒くなってきたしそろそろ帰ろうかってなって
来た時のように俺が前に乗って
彼女後ろに乗って
二人乗りでチャリで彼女の家に向かった。
途中、彼女からもうすぐ学校があるんだけど
絶対学校見たらあかんでって忠告された。
そんなの言われたら絶対見ちゃうじゃん?
で、学校が見えてきたからずーっと見たんだけど
全く何も見えなくて絶望した。
で、前向いてみると進行方向に向かって人が歩いてたんだ。
でも、直感で生きてる人じゃないってなんかわかった。
で、ちょっと見てたら消えたんだ。
そのとき、彼女が掴まれた!とか言い出して
後ろちょっと見たら腕に掴まれた跡があった。
まじ、ビビってダッシュで家に帰った。
でも、彼女は手慣れたように
掴まれたときは冷やしたらいいの。とかちょっと落ち着いてて
シンクの蛇口で冷やしてた。
俺はほんとガクブルだよね
245: 本当にあった怖い
続き
彼女がついてきてなきゃいいけど。とかボソッと言ってて余計に涙目に。
なぜか俺が慰められる立場に。
で、跡も消えて
なんとか落ち着いて寝たんだけど
朝起きたら、彼女がまた驚いてて何事かと思って腕みたら
また掴まれた跡が同じ場所に出てた。
はっきり跡残りすぎてて自分ではつけれないレベルだった。
やっぱりついてきちゃってたかだって。
浮気されて別れたからそれ以来
その家行ってないからわからないけど俺の身には特に何もない。
サラッと書いたし怖がらせれる文章力ないからちょっと怖さ伝わりづらかったかもしれないけど
本気で怖すぎた。
長文でごめん。
274: 本当にあった怖い
伊集院のラジオ
投稿者は子供の頃、兄弟で海に釣りに行ってた。そこでは本命の食べられる魚の他に、いわゆる雑魚のフグの仲間みたいな魚も釣れた。むしろ雑魚の方が多かった。
雑魚を海に放してもまたすぐ釣れてしまうので、雑魚が釣れたら後ろに投げていた。
そこに犬を連れた知らないおじさんが通りかかって、「この魚は食べられるのに捨てるなんて勿体無いぞ」と言って投稿者のナイフで雑魚をさばき出した。
食ってみろと投稿者に食べさせようとするが、フグは毒があるから拒否した。おじさんもしつこく勧めていたが諦め、切り身を地面に捨てて去ろうとした。そこで犬が切り身を食べようとして、
「こら!ふぐなんて食べたら死んじゃうだろ!」とおじさん
275: 本当にあった怖い
皆さんからしてみて、怖いかどうか解りませんが、私としては、洒落怖な思いを経験した話を一つさせて下さいな。
10年前だったと記憶します。
アパート2階に住んでた頃、夜2時頃かな、中々眠れず、仕事の事もあって、早く寝ないとと思い。目を瞑るが、頭だけは冴えてる、そうしてるうちに、ふと、一瞬違和感が
続く
276: 本当にあった怖い
続き
目を瞑ってるのに、周りが見える。勿論寝るときは電気を消して寝るので暗いですがうっすらと見える状態です。
えっ?と思った瞬間、隣で寝てる嫁の上からにょきっと、事故か何かは解りませんが、顔がぐちゃぐちゃな人が嫁の身体を台にして、此方をみてるんですよ。
277: 本当にあった怖い
続き
あまりの恐怖で、硬直してました。どのくらい、時間がたったか解りませんが、気付いたら朝になってました。あれは夢?夢の割には、リアル感があったなと思ってたら、朝に嫁から、夜に金縛りにあったと言われた時は、ゾッとした。
280: 本当にあった怖い
続き
住んでるアパートの近くには死亡事故が多くて有名なバイパスの交差点があります。部屋の2階から交差点が見えます。不慮の事故で亡くなった方なのかは解りませんが。
以上です。
282: 本当にあった怖い
洒落怖ってほどではないけど、それっぽいのが洒落怖にあったのでこっちに。
父は警察官。県警勤めで、しかも仕事の話は覚えてる限り二回しか聞いたことない。
テレビ警察の捕物とか見て、こういう事あった?と聞いても、どうだろうな、って濁す。
こういう事があった、とか話したら関係者の身バレする可能性あるからだろうけど。
んで、仕事の話の一つは父が40歳超えた頃に、酔っ払って警察の特集見ながら「いい加減コソ泥追いかけるのもしんどくなってきた」ってぼやいた事。
もう一つは、心霊特集を見てる時に「家で暴れてた女が、窓から赤くて大きい人に見られて、家族が怖くなったとかわめいてたな」と言った事。
印象的だったせいか、その夜夢でN字型の赤い化け物に見られる夢をみた。
左上の角が腰、右下部分が首で顔は目の部分と口の部分が窪んでいて、目はまん丸、口は三日月型っていう。
ぶっちゃけアレをリアルで見たらそりゃ正気じゃいられないわ、と思った。
さっき「アカマネ」の話読んで、まさかこれか?と書き込んだ次第。
でもあっちは無害らしいし、感染性も無いみたいだから別なんだろうか。
その女性がアカマネの話読んで、なんかの拍子にパニックになったのかもしれないけど。
また父に聞いてみたけど、そんな話したっけ、とはぐらかされた。
293: 本当にあった怖い
「泳げる人いませんか?」
実際にあった事故で7年前7月頃の話、
天気良く海浜幕張公園で俺と妻でレジャーシート広げて弁当食ってた。
そしたら防波堤沖合方向奥に居る人が大声で何か叫んでる、耳をすますと。
「誰か泳げる人居ませんか?!」
え!遊泳禁止なのに、この男性何言ってるんだろと思った。
再び「誰か泳げる人居ませんか?!」
どうもその声が間延びした切迫感無い感じに聞こえる。
「誰か泳げる人居ませんか?!」
だから何だろうて感じで食事を続け、しばらくして救急車が到着、アクアラング装備の人も駆けつけ、海保と消防庁ボートにヘリコプターに遥か上空は報道ヘリ
まわりは慌ただしい状態になり、私達帰宅した。
294: 本当にあった怖い
>>293 続き
帰宅した後気になって夕方のニュースで報道されていた内容は。
友人の男性27歳と交際していた母親29歳と女児を連れて遊びに来ていた。母親が目を離した隙に
5才の女児が高波さらわれ溺れ死んで防波堤先端から30m先海底で発見された事故だった。
現場に居合わせた俺も嫁も不可解に思ったのは海面の波は比較的穏やかで、高波が発生する状況が無かった点で、腑に落ちない感じで、亡くなった女児の冥福を祈った。
その翌日、海浜幕張公園で男性27歳溺死の記事が合った。
場所は防波堤先端300m先海底で男性は発見されたそうで。
その人は先日の事故現場で。
「誰か泳げる人居ませんか?!」
と大声を出した人だと分かった。
普通なら「子供が溺れた!誰か泳げる人はいないか!」と切迫して叫ぶのだが。
振り返ってみると後味が悪い事故で男性は自殺とも記載されていない。
295: 本当にあった怖い
普通にその男が助けるために飛び込んだんじゃね?
呼びかけても誰も応じないから仕方なく、さ
296: 本当にあった怖い
>>295
女児が海に落ちた時は、その男は飛び込んではいなかった。
アクアラングレスキュー隊が来た時には、その男性と母親、他近くの2名が防波堤奥で立ち尽くしてたので。
300: 本当にあった怖い
>>296
まじか?これはミステリーだねぇ
299: 本当にあった怖い
推測だが。
母親が女児の側離れた。
男性と女児が一緒
男性が目を離した、女児転落
または男性が女児を突き落とした。
警察の事情聴取、嫌疑が男性にかかる
いずれにせよ自責の念に駆られる。
自殺か?と。
309: 本当にあった怖い
お化けの振りをした結果
ちょいと自分の経験談を話ます。駄文ですがすみません。
今自分は32歳です。小学3年生の時の話です。
今では信じられない話ですが、小学3年生の頃、夜中家からそっと抜け出すのが好きな変わった少年でした。
何故夜中抜け出すのが好きだったかと言うと、元旦の時夜通し起きてたことがあり、それからちょいちょい
夜中みんなが寝静まった後部屋を抜け出して夜の町を徘徊してました。アクション映画が好きだったので
エアガンを片手に、気持ちはスパイの様に建築途中のマンションや一軒家の骨組みによじ登ったり、小学校(当時は赤外線探知機とかない)
に夜中忍び込んだりしていました。
310: 本当にあった怖い
そのうち学校に忍び込んだ時に道路側に面した窓から外をじっと見つめ、通行人が
ギョッとした瞬間暗闇に消えるを繰り返しお化けの振りをして通行人をビックリさせて
遊んでいました(頭おかしい)見た目は黄色いレインコートを着てクスクス笑いながら
虚ろな目で下を歩く人を見下すだけでなにも叫んだりとかしていません。
反応は、何事も無かったように通り過ぎる人、ジッとこちらを見る人、腰抜かす人、ダッシュで逃げる人
反応様々で実に面白かったです。
311: 本当にあった怖い
ある日、同じように一人で歩く女性を見つけ同じようにニヤニヤしながらそっちを見て
いたんですが、その女性は自分と目が合うなり走り始め、真夜中の体育館の扉をガンガン
叩いて
「おーい!おーい!お前か!お前か!おーい!オマエカー!」
怒号を放ちながら、ガンガンドアを叩いて来ます。
313: 本当にあった怖い
結局朝までビビって動けず、人間マジでビビると小便じゃなくうんこ漏らすんだなと
悟り、朝方糞まみれで家にかえり死ぬほど怒られましたとさ。
今でもたまにあのショートヘアーのおばさんの顔を思い出すけど、ありゃ一体なんだったのか
と思う思い出話でした。 詰まらない話ですみません。
323: 本当にあった怖い
すっごいシンプルな話で申し訳ないけど、
こないだ大学時代の教授が引っ越した古民家から頭蓋骨でてきた。
教授は古いものとかが大好きなのでわざと歴史のありそうな家を選んで借りたらしいんだけど、庭に建ってる蔵(前住んでた人の持ち物そのまま…)整理してたら出てきた。
俺は労働力として手伝いしてたうちの1人なんだけど、綺麗に装飾されてたから最初は偽物かな?と思った(ツヤのでる黒いなんかが塗られてた。漆かも。イメージとしては、PEACEMAKER鐵に出てくる頭蓋骨)
一応警察呼んで調べてもらったら、後日ガチの頭蓋骨だったことが判明。
でも日本人のじゃなくて、今ではさすがにないだろうけど、どっかの奥地で観光客用に加工された頭蓋骨2もって話だった。
年代的には70年代?90年代あたり?らしい。
その場にいた俺らはうぇーって感じで、ヤなもん見つけちゃったなっておもってたんだけど、教授は気に入って部屋に飾ってるらしい。
イマンとこ元気だけど…体調崩すんじゃないかと、ちょいヒヤヒヤしてる
377: 本当にあった怖い
先週の話。
仲間内で夜中ドライブ
→山道登ってから峠を越えるまで10分
→下るのに2時間
→地元の仲間に聞いたら、普段は15分か20分で下れるが、夜中は数時間迷子になるといううわさがある。
この程度の体験ならしょっちゅうあるから困る。
誰かに話しても怖くもないし、でも自分的にはトリハダものだし。
379: 本当にあった怖い
俺もあるよ、伊豆だったけどな
普通の生活の中で隣の世界に迷い込むことは結構あるよね
382: 1@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 23:35:22.54 ID:0p/8ZzQq0
ごめん、ここ始めてで思いっきりスレ違いなんだとは思うけど誰かに聞いて欲しいから書かせてください。
今年の4月15日の朝5時ごろ、本当に俺が体験した事なんだけど、俺は珍しくその時間に自然とか目が覚めたのね。まだ寝れる時間だし、俺はもう一回寝ようと思ったの。で、寝ようとして1分くらい経ってだんだん体気持ちよく眠りに落ちようとした時、
「ぎゃーーー!!!!!」
っていう女の人の叫び声が聞こえた。それと同時に部屋が物凄い揺れだした。
その時は寝起きってのもあってか、焦ってたけど
(あぁ、遂に首都直下型地震が来たか…女の人は緊急地震報でも見たんだな…俺、死ぬかな…大丈夫だよね…?)
なんて思ってた。
383: 2@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 23:37:36.18 ID:0p/8ZzQq0
暫くして揺れが収まった。で、幸い天井が落ちる等の被害はなかったし、枕元のスマホに手を伸ばして地震情報を調べたわけ。
そしたら地震情報はない。地震なんて起きてない。
(?)ってなった。確かにかなり揺れたのに部屋に全く異変が無いのも変。
寝ぼけたか?とも思ったけど、叫び声と揺れ始めからスマホを手に取るまで意識ははっきりしてた。
それで、気付いてる人もいると思うけど、4月15日って、熊本地震の次の日。
ごめん、全然上手くまとめらんないけど、あの女の人の声と揺れはなんだったんだろ。
ちなみに1人暮らししてて、両隣は男の人が住んでます。
スレ違いだろし、怖くなく、自己満足で書いただけになりました。ごめんなさい。
386: 社畜@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 02:19:05.89 ID:aaBNTPZo0
一人デスマ奇譚 1
若い頃一人で何日も徹夜する事がよくあった。
当時は人も足りず、社内で僕一人しかできない専門領域だったのだ。
でも夜は電話もかかってこないし音楽かけられるし、けっこう仕事捗るから快適だった。
実を言うと徹夜仕事、嫌いではなかった。
午前0時を回ると守衛の足音が聞こえてくる。でもこれがかなりアバウトで、来たり来なかったり、日によっては明け方もう一度回ってきたりする。
なんにせよその足音で我にかえって休憩のきっかけになっていたので、何気に楽しみにしてたように思う。
僕が詰めている部屋のすぐ横が玄関ホールだったので、朝は出社してきた誰かがドアを開閉する音(ガチャガチャとけっこう大きな音がこだまする。)で居眠りからビクッと覚める。
日中は普通に業務をこなして、定時後はまた徹夜コース。
お腹が空いて明け方コンビニに買い出しに行くのは非日常感あって楽しかった。
社用車を走らせ、門衛に怪訝な顔をされ社外に出て、買い物ついでにちょっと立ち読みして、また門衛に怪訝な顔をされつつ社内に戻る。
そう言えば総務の同僚が、「給湯室の冷蔵庫に缶チューハイが見つかって大問題になった」と話していたことがあったが、・・・それ実は僕が「夜中だしちょっとくらいいいじゃん」と買ってきて、そのまま忘れて放置したものだ。
結局犯人は不明のままと聞く。
387: 社畜@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 02:22:03.93 ID:aaBNTPZo0
一人デスマ奇譚 2
うちの会社は敷地が広大で社内バスが運行してるほど。
大小様々、無数にある建屋も夜は殆どが無人になる。一部の工場棟や海外事業部、あとは数か所ある通用門の守衛の詰所くらいしか人は残ってない。
徹夜は基本的に禁止なので自分のやってることは人事には内緒だったが、まあバレてたと思う。後で聞いたが、やけに庇ってくれるお偉いさんがいたとか。
「わしら若い頃はそんなんじゃった。そいつはええ根性しとる。」とかで。
当時詰めていた建屋は社内でもかなり歴史のある、言い換えれば古ぅい建屋で、別名「幽霊屋敷」。
どこにでもありそうな幽霊話もいくつか聞いていたが、僕はそんなもの気にするタイプではなく、真夜中にトイレに行くのも平気だったし、真っ暗な階段を上って屋上に出てタバコを吹かすのも好きだった。
388: 社畜@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 02:24:57.64 ID:aaBNTPZo0
なんか1に脱字見つけたけど、構わず投下
一人デスマ奇譚 3
2週間近く一人デスマーチ進行でいよいよ疲労もピークに達した頃、僕はとうとう変なものを見てしまう。
午前2時を回った頃だったと思う。
ふと妙な気配を感じて顔を上げ、ドアの方を見ると・・・
すりガラスになったドアの向こう、普段なら暗い廊下の闇色しか見えないはずだが、人影が。
背丈は子供。ノースリーブのワンピと思しき白い服を着た女の子の後ろ姿がそこにあった。後姿だ。
ドアのすりガラスに背を付けるようにして立っている。髪は腰に届かないくらい。
時期は初夏、季節感は合ってるな、などとぼんやり思った。
その時の自分はというと、凡ミスを繰り返してイライラのピークだった。
そして場違い極まりないその女の子の後ろ姿を見て湧き上がってきたのは、恐怖や混乱ではなく「怒り」だった。
2秒ほど霊(?)を睨み付けた後、PC画面に視線を戻しながら心の中で呟いた。
(出るのは構わんが、仕事の邪魔しやがったら、ぶ・ち・コ・ロ・す・ぞ・!)
と。
そして仕事に戻り、あろう事か2分で忘れた。
そんなパンチの弱い怪奇現象なんかより、ひたひたと確実に忍び寄る納期のほうがよほど怖いというものだ。
社畜舐めんな。
389: 社畜@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 02:26:57.06 ID:aaBNTPZo0
一人デスマ奇譚 4
夜明け前、さすがにへこたれてタバコ休憩しに屋上へ出た。
白み始めた薄闇の空の下、煙の行方に目をやりながら、
「あ?そういやなんかへんなもの見たような・・・」
でもまあこんだけ疲れていれば幻覚の一つや二つ不思議でもあるまい、と流してしまった。
さらに数日の徹夜を経て無事納品、僕は休暇を取って温泉に出かけた。
怪異について思い出すことは無かった。
さらに一月後、プロジェクト全体が締めを迎え、関係部署合同で打ち上げがあった。
僕の徹夜は公然の秘密で、誰もが知っていて困ってしまった。
オカルト好きのOLが怖い話は無かったのか?と聞くので、例の女の子の後ろ姿を思い出した。徹夜仕事の様子など織り交ぜながら大げさに話してやった。
そして「まあね、疲れてたからね、幻覚だよ幻覚。」と付け加える。
聞いていた同僚の一人が顔を曇らせていたが、特に気にしなかった。
390: 社畜@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 02:36:40.62 ID:aaBNTPZo0
一人デスマ奇譚 5
店を出るとその同僚が声をかけてきたのでサシで一杯やろうとバーへ移動。表情の固い同僚がさっきの話は変だと切り出した。
「そりゃあ怪異の話なんだから、変なのは当然だろう。」
「いや、少女の幽霊のほうはいい。ほんとにいたのかもしれんし、お前の言うように幻覚だったかもしれん。それはどっちでも構わん。」
おかしな事を言う。
「じゃあなんだと?」
「守衛だよ。」
「守衛?」
391: 社畜@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 02:39:20.23 ID:aaBNTPZo0
一人デスマ奇譚 6
「そう、守衛だ。守衛は、その…見回りはしない。」
「何…ですと?」
同僚が言うには、守衛は委託を受けたグループ企業で、その業務は門衛だけ、夜間、各建屋内部の見回りなどはしないという。
そこで僕は大きな見落としに気付いてしまった。
夜間、うちの社屋に守衛が来たとしたら、玄関のすぐそばにいる僕が気付かないわけがないのだ。
ガチャガチャと喧しいあの開閉音、言われてみれば夜中に一度も聞いた事が無いではないか。
ならばあの足音は?
守衛のものだと思い込んでいた、あの足音の主は?
毎晩慣れ親しんだ、休憩の合図として愛着さえ抱いていた、あの足音。
…あれこそが怪異だったのか。
体温が下がる感覚。熱を求めてウイスキーを啜る。
まいっか。実害無かったしな。
というお話。
392: 社畜@\(^o^)/ 2016/06/08(水) 02:40:56.57 ID:aaBNTPZo0
一人デスマ奇譚 終
その後も何度も徹夜する事があったが、やっぱり夜半を過ぎると足音が聞こえてくる。
玄関を出入りする騒がしい音も無いまま、静まり返った建屋のどこかでカツカツと響くだけだ。
気付いてしまえばなるほど不自然ではあるが、特に実害あるわけでもなかったし、捨て置いた。
その足音に不吉な印象は全く無く、本当にただの足音なのだ。
お?今夜も来たな、くらいのものだ。
今では別の建屋で仕事をしているが、その古い建屋、今はどこの部署も入らず倉庫として使われている(つまり使われていない)と聞く。
おしまい。
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コメント
1 不思議な
サムネが怖いよ((゚Д゚ll))
2 不思議な
僕はマヨネーズになりたい。
3 不思議な
最後の話がつまんない…
4 不思議な
アハハ!
5 不思議な
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まだですか?
じゃなかったら衛星軌道上で船外に放出された露助の話でもいいし弾道ミサイルの先端部にくくりつけられたまま発車された脱北民の話でもなんでも良いですよ!
6 不思議な
最後の奴は西尾維新にでも憧れてんのか?
7 不思議な
最後がだらだら長いだけの糞で萎える
8 不思議な
最後ヤレヤレ系ラノベ主人公みたいでやだ
9 不思議な
気になって馬陸で検索して死にそうになった
10 不思議な
変な色気出すから文章が陳腐化するんだよな
怪談は素っ気ないくらいの文章でいいよ
11 不思議な
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12 不思議な

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