死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『異世界への三叉路』『裏返しになって死ぬ』他back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『異世界への三叉路』『裏返しになって死ぬ』他


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彼を刺すかもしれない
昔、俺が友人に頼まれて電話占いをしていた頃の話。
その友人は、電話占いの広告を出していて、何人かの占い師を抱えていた。
『出来るときだけでいいから、手伝って』と頼まれ、何回かやったことがある。
まずは友人が電話をしてきて、『依頼があったけどこれからの時間出来るか?』と聞いてくる。
できるときは相手の電話番号を聞いて、コレクトコールでこちらから電話をかける。
最初に料金設定の説明をして、最後に『○○分だったので○○円を振り込んで下さい』と伝える。
依頼がくるのは、だいたい夜の十時すぎが多かった。
職場での恋愛の話から、ディープな三角関係など、いろいろな依頼があった。
家族の奇行の真相【洒落怖】
http://world-fusigi.net/archives/8696529.html
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?339
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?340
153: 本当にあった怖い
なかには『会社で隣の席に座っている男性が、自分のことをどう思っているか知りたい』というような、ほほえましいのもある。
俺はタロットで占い、「彼もあなたのことを意識しているよ」と答えた。
電話口で喜んでいる依頼人の声を聞きながら、「ああ、青春っていいなあ」と嬉しい気持ちになったりする。
あるときは、かなりディープな話もあった。
夫がいる三十代の主婦なのだが、肉体関係だけの男友だちがいて、どうやらその男が組関係の人とつきあっているようだ、と。
しかも、お金が絡んでいて脅されているらしい。
彼がどこまで裏の世界に染まっているかを知りたいという。
タロットで占うと、かなりヤバい感じの暗示が出た。
そのカードの意味を伝え、「その人とは別れた方が良い」と伝えた。
納得できない感じだったのか、あまり嬉しくない様子だった。
そういうディープな依頼のときは、心がズシーンと重くなる。
言葉のイントネーションからして、関西方面のようだったが、関西弁でディープな話は勘弁してもらいたいと思ったよ(笑)]
154: 本当にあった怖い
俺が電話鑑定をやめるきっかけになった依頼がある。
それは、二十代の若い女性。
つきあっている彼が浮気をやめられるかどうかという悩みだった。
彼女は彼をとても愛しているのだが、彼はモテ男で複数の女性とつきあっているらしい。
『お前が一番好き』と言ってくれてはいるが、彼女はどうしても、他の女がいるのが許せない。
「いつかあたし、彼を刺すかも知れない。
アハハハハハハ!」本気か冗談かわからない物騒な言葉を言いながら、高笑いしていた。
俺は「どうもその男性の浮気性は今後も続きそうだ」と伝えた。
そして、「一年後には別の男性と縁があるから、別れた方が良いのでは」と言った。
彼女は、どうしても彼と結婚したいようだったので、「結婚しても女癖は直らない」とハッキリ伝え、もう別れて新しい恋の準備をすることを勧めた。
あまり納得しない感じで後味が悪かったが、料金を伝え電話を切った。
155: 本当にあった怖い
電話を切ったあと、執念深い彼女の性格が気になった。
それから数か月後、何気なく全国ニュースを見ていたら、
《二十八歳の女性が交際男性を刺殺》とのニュースが。
いつもなら、よくあるニュースのひとつとしてあまり気にもとめないのだが、
そのときは胸がキューッとなる感じがあったのを覚えている。
あの時の彼女の言葉が思い出されたからだ。
「いつかあたし、彼を刺すかも知れない。アハハハハハハ!」
彼女の名前も顔も、住んでいる場所さえ知らないのだから、まったくの人違いかも知れない。
だが、その時聞いた生年月日からするとぴったり二十八歳……
そのことがあって、友人に連絡して電話占いを辞めることにした。
あの事件の犯人が、彼女でないことを祈るばかりだ……
784: 本当にあった怖い
俺も子どもの時に「ひじょうボタン」と同じようなことあった。
俺の場合は、あるはずの非常ボタンが無かった。
非常ボタン以外にも異変があったから、地下道へ下りる前から「おかしい」と気付いては居た。
まずその日に限って地下道が全面、白く塗装されていた。
でも俺は(朝昼の間に工事してたんだな)と思って、地下道を通って帰り道急いだ。
家へ向かう途中で、町並みにいくつも変化が見られた。
それらの変化のいくつかは、一朝一夕で起きるものじゃないと確信できる程のすごさだった。
特にすごかったのは、地元のスーパーが1棟丸ごと廃墟みたいになってたことだった。
俺は急いで元来た道を引き返した。
地下道は登校時と同じ内装に戻っていたが、俺はもう地下道が恐くて1人では入れなかった。
仕方なく、俺はいつもの下校ルートを使って帰途に就いた。
しかしその後は町並みに変化はなく、スーパーもいつも通りに開店してた。
1回目に通った時は、スーパーの隣にスシバーのような小さい建物が出現してたのだけど跡形も無かった。
やっぱり踏切の方を渡って学校へ戻るか、地下道の前で学童保育組が出て来るのを待つか迷った。
第三の選択肢として、少し遠いけど家へ帰ることも考えた。
日没が早いから、一度家へ帰ってみて『ダメだったら』地下道まで戻れば良いと決断した。
それで家へ帰ってみたが、何の問題もなく今日まで過ごしてる。
あれ以降も、地下道を通って登下校してるけど異変は一度も起きてない。
今はその地元も離れて、大学生として何不自由なく暮らしてる。
ただし時々思うことがある。白く塗装された地下道を、俺は1度しか通ってない。一方通行。
あの地下道から学校の方へ戻らない限り、元の場所に戻ったとは限らないんじゃないかな。
254: 本当にあった怖い
死を呼ぶ遺骨
 よくある事故物件みたいな話だし、死ぬほどかって言われると、疑問はある。
 でも、地域制なんかも考えると、もしかしたらみんなは怖いかもしれない。
 その場所は、元は田舎の漁村だった。
 山間の漁が盛んな町で、若い人でも北枕はだめだとか、夜に口笛を吹かないとか、神棚や仏壇や床の間には背を向けなくて、
満潮で赤ちゃんが生まれ干潮で人生を終えるって本気で信じてて、正座も当たり前に身についてて、子供もお寺の幼稚園に通うのが当たり前みたいな場所だということを、あらかじめわかってほしい。
ようするに地元愛の強い若者も多い、古き良き田舎ってやつ。
 この町には昔川の氾濫で大勢人がなくなったので、ハマグリが豊富に取れるが、地元の人は決して入らない川なんかもあったりする。(港に直結してるので、川だけどほとんど海水らしい)
 うちの親戚はみんな本籍がこの町で、両親もこの町の別々の部落が出身。こういうと、年配に思われるかもだけど、自分はまだ20代だ。
 で、たぶん怖いのはうちの親戚の話。
255: 本当にあった怖い
 姻族だったかもしれないけど、かなり遠い身内の話。田舎なので、6親等外でも身内は身内。そんな感覚。仮にAさんとしとくよ。
 で、その家が引っ越したんだ。
 町自体は小さいけど、親戚が使ってたとか、前に住んでた場所から歩いて5分だけど広さがちょうどいいとか、そんな感じに引っ越すっていうのはよくある話。Aさんの叔母が、夫に先立たれて、娘さん夫婦と同居することから、譲り受けた家らしい。
 でそのAさんは女性なんだけど、つい先日亡くなったんだ。
 この人っていうのが、まあ苦労人だったよ。
 子供は息子が3人で、旦那さんと義母(旦那の母)と一緒に住んでて、まあ引っ越した当時は幸せというか、普通だったと思う。いつもと変わらない感じ。
 で、たぶん30年くらい前(身内が大体30年とか話してた)、義母が亡くなった。当時は息子さんたちも中学生一人と小学生二人で、義母も大往生だったらしく、享年とかはわからないけど、惜しまれるって程の年齢ではなかったらしい。
256: 本当にあった怖い
 その2週間後、旦那が亡くなった。
 家族思いな人で、母親の看病や世話も熱心だったらしく、過労というか、苦労がたたったというか、そんな感じだったらしい。
Aさんは、義母の四十九日も過ぎないうちに、旦那を亡くしてかなり疲労困憊だったらしいけど。まあ、息子もいたから限界超えてでも頑張ったんだろうね。
息子さんたちも自立して、その後は幸せだったろう……。って感じだったらよかったんだけど。
 いや、事実息子さんたちも皆、自立して、子宝に恵まれて一時は幸せだったんだと思うよ。
257: 本当にあった怖い
 問題はそのあとで、10年ほど前に長男さんが亡くなったんだ。計算しても30代だから、かなり早いと思う。
死因は肺癌。うちの親戚は、癌が多いし、最近は遺伝するって言われてるから、私も死ぬときは癌だろうなって感じ。事故死を除けば、ほとんどが癌だった。だから死因にも不可思議な点はない。
 その2,3年後、三男さんが亡くなった。
死因はやっぱり癌で、甲状腺からがリンパに転移していたらしい。甲状腺は腫れればわかりやすく、転移もしにくいことから比較的悪性度は低いらしい、というのはゲームからの情報だけど。
まあ、本当にうちの親戚の死因は癌が多いから、若い死は惜しまれるけど、「何故癌になった」とはならない感じ。「なぜ○○が……」とか、「なんで死んだ」とかは普通にある。
 田舎では多い、我慢強い人に限って手遅れなパターンだ。 三男さんは、お兄さんにからかわれてきたからか、かなり負けず嫌いで、痛みも根性で耐える人だったらしい。だから、比較的危険性の少ない甲状腺の癌で、手遅れになってしまった。
258: 本当にあった怖い
 さらにその1年後、次男さんが亡くなった。死因はすい臓癌。
私が小6時に母親が甲状腺癌の手術をしていたけど(驚いたことに母もリンパに転移している)、その時にすい臓癌は手術が難しいと聞いたことがある。母の隣室の男性がすい臓癌だったのだ。
さすがに今がどうはわからないけど、奥にあるから切り取りにくいんだとか。小学生の自分は背中からは切れないのかと考えたくらいだ。
 次男さんが亡くなったのは、三男さんが亡くなって1年前後。さすがに親戚も、2度目と3度目では見え方が変わってくる。周りが世話になってる寺(町に寺は一つで、お坊さんはその家の親子二人しかいない)に相談するように勧める。
ここで、村八分にならないのは、元が小さな村だったからか、身近の人が親戚ということも多く、親戚付き合いも盛んだったので、親身だったかららしい。
 しかし優しい義母が逝き、旦那に先立たれ、苦労しながらも育て上げた三人の息子に先立たれたとあって、Aさんも病気がちになった。親戚中が同情したんだけど、入退院を繰り返して、惜しまれながらも先日息を引き取った。
259: 本当にあった怖い
 私は叔父の付き合いで、家を片付けに行ったんだ。私自身には何の関係もないけど、まあ、叔父は身内だから手伝うのは当たり前だと思う。
 棚から古い絵本や割賦券が出てきたりと、それなりに発見の多い日になったんだけどさ。私も楽しかったよ。歴史好きな自分は古いものが好きだし、遺品整理は、個人には失礼かもしれないけど、秘密を除くような高揚感があった。
 ……天井裏を除くまでは。
 田舎だし、ネズミだって多い。四十九日の間に仏壇に挙げた米がすっからかんになってたり、物が移動してたりが当たり前に起こるもんだから、多少の恐怖心は薄れている。けれどもこれは、何とも言えなかった。
 親戚が多いので、幼いころから、何度も見たものではあったけど、これがここにあるのは、違和感しか感じなかった。私は見るものではないと言われ、ちらりとしか見えなかったけど、それでもあっておかしいと思った。(親戚にとっては成人しても、私は子供らしい)
 天井裏には、見知らぬ、遺骨が納められていた。
264: 本当にあった怖い
 残念ながらAさんの前に住んでた親戚は、自分の前が空き家だったから、だれが住んでるかは知らないらしい。
 さすがに警察に届けたとは思うけど、私も、気味が悪いので、それ以降どうなったか聞いてない。
267: 本当にあった怖い
事故物件
ちょっと長いけど。
もう十年以上前の話。
当時付き合っていた彼女が一人暮らしをすることになって、
引っ越し作業を手伝う事にした。
夜暗い中、彼女にアパートの場所を聞いて徒歩で向かう事に。
この辺かな?って近くまで行って電話しながら場所を確認していた。
「今近くまで来てると思うんだけどどこ?」
「そこから見える木造のアパートだよ。2階建ての。そっちから見るとそのアパートの一番左の窓が部屋だよ。」
「電気ついてないけど居るの?」
「居るよ。ちがうアパート見てるんじゃない?」
はっきりとは覚えてないけど木造2階建ての各階3部屋づつだったと思う。
そのアパートの裏手には空地というか、もう使っていない田んぼがありその田んぼを挟んでアパートを見ていた。
アパートまでの距離は2,30メートルくらい。
ここだよなーと首を傾げながら見ても、彼女の言った部屋の窓には電気がついておらず、
その部屋の下の階だけに電気がついていた。
窓があって障子が付いてる感じの古いアパートで、ふと気付くとその障子に女性の人影がうつってた。
体育座りで真上を見上げてる感じの髪の長い女性の影で
お尻からつま先まで写っていてとっても姿勢のいい体育座りだった。
全く動かないので人形か?とか思いながら暫くその影を見つつ歩いていたんだけど全く動かない。
田んぼ沿いにぐるっと回りこまないといけないので、見ていた時間も5分とか10分とか結構長いと思う。
でも全く動かなかった。
268: 本当にあった怖い
何だろうな。と思いながらも道を進み、近辺まできて彼女に外に出て来てもらった。
案内されるとやはりさっき見ていたアパートで合っていた。
縦に3部屋繋がってる感じの部屋。2DK?
玄関を入るとダイニングキッチンで、風呂、トイレ、キッチンがある。
中央の部屋は窓がなく床の間のある和室。
一番奥は窓があり押入れがある和室。
壁の色が濃い緑っぽい抹茶色だったのを覚えてる。
彼女が中央の部屋に居たのなら窓のある部屋に電気がついていなかったのも分かる。
謎が一つ解けたところで荷ほどきやらを手伝った。
部屋の中を案内してもらっている時に風呂場で彼女が気付いた。
排水溝に長い髪がぐるぐると詰まっている。
2人で気持ち悪がりながらもその髪を摘み上げて片づけた。
「掃除されてねぇのかよ」
「どうなんだろうね、台所の流しにも落ちてたんだよ」
と彼女は言ってた。
窓のある一番奥の部屋を見てみたら、ここに向かっている途中で見ていたように障子窓だった。
そこで一つ疑問が。
こういったアパートは大体同じような部屋の作りになっていると思うんだけど
障子窓は膝丈位の高さにあるので
窓の前で体育座りをしても、胸から上位からしか影にならないのでは?と思った。
まぁ手前にベッドとかを置いているのならあり得なくもないか。
ベッドの上でテレビでも見ていたから動かなかったのかな。
真上を見ているように見えたけど影だし見間違いか。と納得した。
269: 本当にあった怖い
今思えば変だよなって事が結構あったんだけど、その時はそんなに気にしていなかった。
彼女の部屋に来た時、線香のにおいがしてたり、
何気ない話をしているときに急に俺から大量の鼻血が出たり。
引っ越し終わってから暫く経った後でも、彼女がトイレで黒髪の長い髪を見つけたり
部屋に敷いていた絨毯に落ちていたりって事が度々あった。
2人とも髪を茶髪染めていたので真っ黒い髪は自分たちのではないとわかってた。
彼女が女物のピアスだったか指輪を部屋の中で拾ったこともあった。
俺が他の女を連れ込んでるとか言われたこともあるほど多かった。
俺が風呂でシャワー浴びてると、風呂のくもり窓にうろうろとする人影があった。
うろうろした後ドアをガチャガチャ。
誰だろう。彼女が部屋の鍵でも忘れたのか。と思い窓を開けてみると誰も居ない。
彼女に聞いてみたら隣のおばさんが時々余ったおかずとか持ってきてくれるらしいからその人じゃないかという事だったが、
隣のおばさんがいきなりドアを開けようとするだろうか。
363: 本当にあった怖い
>>269
俺も何気ない話してる時に鼻血出た事あるわ
なにこれやばいこわい
270: 本当にあった怖い
彼女の高校時代の写真を眺めて居る時に、
「撮った時は気付かなかったんだけど何枚か変な写真があるんだよねー」
と言いながら見せてきた写真があるんだが、
それは俺から見れば明らかに心霊写真でした。
3枚くらい変な写りの写真があって、全部赤い炎みたいなものが写ってる。
一枚目は炎のような赤い靄のようなものが全体にうつっている。
二枚目は左半分が赤くなっており、逆さにして見てみると正面を向いている女性の顔半分。
三枚目は写真の左上から右下にかけて大きく赤く靄がかっており、口を大きく開けて上を向いている女性の横顔に見える。
もうね、何で気付かねぇんだよって言うくらい俺には一目でわかったレベルの写真。
ふと、初めてここに来た時に見た上を見上げていた女性の影と三枚目の写真の横顔が重なった。
彼女は鈍感というか肝がすわっているというか度胸があるというか。
とにかく全く気付いていなかった。あるいは気付いていないふりだったのかもしれない。
俺が「これ、顔だぞ」って言っても「そうかなぁ?」とか言ってる感じ。
271: 本当にあった怖い
ある日、何が原因だったか忘れたけど彼女とすげー大喧嘩をした。
一番奥の窓のある部屋で長々と言い合いを続けて、時間は多分午前2時を過ぎてた。
その時、いきなり部屋のポストがガタガタガタ!っと激しくなる音がした。
十数秒くらい鳴ってたと思う。
あまりに唐突だったもんで目を丸くしてたら
次にカツカツカツとハイヒールでコンクリートの道を歩くような音がした。
「こんな深夜に誰のいたずらだよ」と思いふすまに手を掛けて出ていこうとすると、
ふすまの向こう、中央の部屋でスタスタスタっとすり足であるき去るような音がした。
ふたりして顔を見合わせて、聞いた?聞いた?って感じで目を合わせる。
その時、なんか変なにおいがしてた。
さっきまでの喧嘩とかどうでもよくなった。
それで次の日、俺は当時よくつるんでた男友達をその家に呼んだ。
怖くなったっていうのもあるかもだけどすげーことあった!って感じで見せびらかしたかったのかもしれない。
友達が来た時間は結構遅かったと思う。
「あれ?」みたいな顔して振り返ったりしている。
「どうした?」
「今外で出迎えてくれてた?」
「いいや、部屋に居たよ」
「なんか白い服着た人が立ってたから作業着で出迎えてくれてるんだと思ったんだけど違ったのか。」
当時俺は建設関係の作業員をしていたのだが、作業着は薄いグレーの作業着だったのでその格好で立っているように見え、
近づくと居なかったらしい。
272: 本当にあった怖い
こんなことが続いてさすがにこの部屋何かあったんじゃないかと調べてみた。
数年前、田舎では滅多にない事件があった。
射殺?刺殺?確か射殺って聞いた気がするんだけど
どこかからか移り住んできた女性が白昼堂々殺害されてしまったらしい。
その女性が住んでいたのが今の彼女の部屋だったと。
それを聞いた俺たちは部屋で線香を焚いて手を合わせた。
「そこに住んでいた」というのを誰から聞いたのか思い出せないんだけど、
一時期地元では有名になった事件だったし本当にあった事件だと思う。
十数年前の更に数年前だから20年近く前になるのかな。
その後、俺と彼女は別れてしまってその部屋がどうなったかはわからない。
彼女の方はその後地元の町を出て暮らしているそうです。
俺は変な勘が身についてしまったのか時々変な目にあうようになりました。
おわり。
844: 本当にあった怖い
意味がわからない怖い話
意味がわかると怖い話ってあるよな、じゃあ逆に意味がわからない怖い話をするよ
昔ある山村で仲の良い夫婦と娘がいた
ある時、年頃になった娘は隣の村との話し合いで地主の長男のところに嫁ぐ事になった
それほど裕福ではなかったが、年頃となる若者が少なく、隣の村との縁談となった
嫁ぎ先の男はとても優しく、重ねて娘の両親に挨拶をしてから、自分の村に娘を連れて帰ると家に温かく迎えた
程なくしてその娘は子供を授かった
男と娘は大層喜び、孫の姿を娘の両親に見せるためいつか帰省しようと考えていた矢先、周囲の村々では飢饉が起こっていた
それは娘の村も例外ではなかった
飢饉は深刻になり、自らの村も危険な状況で帰省する訳にもいかなかったが
ついに他の村で人食いの噂までたち始めた
娘は村に残してきた両親が心配になり居ても立ってもいられず、男と子供と一緒に数少ない食料を持って様子を見に行く事にした
娘の村に帰ると酷い有り様だった
焦げた臭いや壊れた家、娘が嫁ぐ前の景色とは大きく異なっていた
やっと両親の家に辿り着くと、娘の父は倒れており母は動けない様子だった
持ってきた食料を与えるが父は食べることなくそのまま息絶えた
母の方は何とか生き伸びたが憔悴が激しく、食料がなければすぐにでも倒れそうだった
845: 本当にあった怖い
>>844の続き
持ってきた食料は少なく、長く持つ程では無かった
男の家に少しだが蓄えは有るものの、母は孫と娘に与えるように頼んだ
娘はそんな弱った母を残していくわけにもいかず、連れていくこともできない
また父の埋葬もしたいので、自らこの村に残りたいと言い出した
男は反対したが、埒があかないと思い、食料を今一度自らの村に独りで取りに帰る事にした
男が村に帰ると自らの村も酷くなってる事に気づいた
食料を持って行こうとするが親に咎められる、余所の村に与えるとは何事かと
しかし子供の為妻の為と強引に押しきり、家からできる限りの食料を持ち出す
やっとの思いで娘の村に独りで食料を運ぶ
持ってきたぞ?誰かいるか?と言いながら男が娘の家に入ると、暗い家の中に娘がポツンと座っている
おい大丈夫か?お母さんは?と声をかけるが娘の返事はない
よく見ると奥の部屋で火が焚かれ鍋がグツグツして、なんとも言えない臭いがする
娘は男をゆっくりと見た、男はその横に小さな骨があるのを見た
なんでこうなった?と男が聞くと、娘は
あの子が一番美味しかったから、と言った
352: 1@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 06:46:16.10 ID:J7/yCw9F0
真相がわかる奴がいたら教えて欲しい
もうほとんど消えかけた記憶だから曖昧なんだ
未だに自分の中で消化しきれてなくてモヤモヤする
たしか四、五年前だったと思う。
2chを見ててその当時からオカルトものが好きで
VIPかVIP+でとあるスレがあったんだ。
内容はたしかこうだ。
スレ主含む仲良し三人組で心霊スポットにいったという。
特に何もなかったんだがその帰り?後日?に二人が踏切事故で死んだって。
たしかニケツバイクで踏切に突っ込んだとかいう事故だったと思う。
353: 2@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 06:52:18.83 ID:J7/yCw9F0
たしかトンネルの心霊スポットだった気がする。
また作り話かと思って調べたら同じ場所時間に実際に事故があったんだ、二人即死のね。
実名入りでネットニュースにもなっていた。
あぁーこの事件見て作った話なのかって被害者の名前が出てたから調べたらfacebookに心霊スポットに行ったことが書いてあった。
偶然の一致なのか事実なのか分からなかったけれど何か好奇心に釣られて調べまくった。
VIPの炎上スレをよく見てたからSNS垢の特定するのには自信があった。
するとTwitterにこんなことが書いてあった。
「××から電話きた 今から○○と**(踏切の近く)行ってくる これがケジメだ」
あ、これが死ぬ前の最後の投稿なんだな。どれどれ前を遡るか。
なんだこれは?
「怖い」「頭が痛い」「辛い」「××はいじめたこと恨んでるのか?もう出てこないで成仏してくれ お願いだ」
正直ゾッとした。何かが死ぬ前に彼に襲ってきてたようだった。
そしてそれが××という死んだいじめられっ子のよう感じ取れた。最後に死ぬ前日のツイートが出てきた。
354: 3@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 07:01:02.68 ID:J7/yCw9F0
「○○と二人で▽▽に行ってきた!画像」
ん??おかしい。この事件を知ったスレだと三人組と書いてあったはずだ。
二人は死んだがスレ主の一人は生きていると。
でも当の死んだ本人のツイートだと二人書いてある。
こればかりは謎が深まるばかりで太刀打ちできなかった。
しかし何か手がかりがあるんじゃないかともう片方の被害者のツイッターを探して見つけることができた。
おおよそ内容は似たようなものだった。
最初の被害者より憔悴しきっており、メンヘラチックと言ったらおかしいが怖いや助けてなどの文字の連投が多く感じたと思う。
手がかりは心霊スポットに行く前のツイートにあった。
「?年前に××が自殺した場所に行く まさかあいつが死んだ場所が心霊スポットになるなんてな笑 俺らのおかげで死んで人気者になって良かったじゃん」
こんな感じだったと思う。
ゾッとしたし彼らが死んだのは仕方ないようにも思えた。
もしかしたらスレ主は自殺した子だったんじゃないかとも思った。
オチのない話だけどこれで終わりなんだ。
355: 4@\(^o^)/ 2016/08/12(金) 07:24:18.92 ID:J7/yCw9F0
実は俺、この直後非通知から電話が来てバイクで出かけたんだが踏切事故で頭を強く打って記憶障害になった。幸い踏切に入って後輪だけが当たってバイクが倒れる形だったから記憶障害以外の傷は打撲や骨折で済んだという。
だから最近までこの事を忘れていた。
断片的に思い出してやっとここまで繋がった。
なぜ出かけたか誰と何を喋ったかそれは未だに思い出せない。
もしあの心霊スポットに行ったってスレを見た人がいたら教えて欲しい。
冒頭にも書いたがたしかVIP+かVIP。スレ内には該当ニュースのURLが書いてあった。たしか産経ニュース。
もしかしたらこれを追求してはいけないのかもしれない。
追求したため僕は不幸にあったのかもしれない。
また何か起こるかもしれない。
でも僕の中ではまだ終わってないんだ。自分自身なぜここまで執着するのかも分からない。
質問とかあれば答えます。
343: 1/2@\(^o^)/ 2016/08/11(木) 22:32:31.01 ID:lQxuh2Ob0
なんか荒れまくっているようなんだが…書き込んでも良いのかな?
今から5年前、俺が高校生だった頃の出来事。
夏休みのある日、部活中に友人が「心霊スポットの場所を聞いたから後でみんなで行こう」
と言って来た。
その日の夕方、たしか午後7時近かったと思う。
部活でよくつるむメンバー以外にも何人か呼び出し、総勢9人で現地へ向かうことになった。
場所は新しく住宅街が建設される予定の地域で、たしか俺たちが小学生だった頃にはまだ
田んぼだった場所で、みんな「こんな場所にいわくなんてあったか?」と疑問を口にしな
がら歩いていると、人気の無い閑散と整地された区画の中に公園はすぐにみつかった。
そして霊現象?も既に起きていた、ただし予想外の形で。
友人が聞いてきた話だと、公園のブランコが風も無いのにひとりでに動き出すという話だった
のだが、確かにブランコが動いている事には違いないが予想していた「動き」と明らかに違う。
そのブランコは前後にゆらゆら揺れるのではなく、まるで誰かが掴んでブランコ同士を何度も
叩きつけているかのように不規則に激しく動いていた。
あまりにも予想外な状況に唖然としていると、友人の一人が「とりあえず動画を撮っておこうぜ」
と携帯をブランコのほうへと向けたときに更に事件が起きた。
続く
344: 2/2@\(^o^)/ 2016/08/11(木) 22:34:15.08 ID:lQxuh2Ob0
>>343の続き
友人が携帯を向けた瞬間、まるで誰かがその携帯を叩き落としたかのように手からはなれ落下
し、皆「え?」という顔で唖然としながら携帯を拾い上げると、今度はすぐそばで男とも女とも、
それどころか大人なのか子供なのかもわからない「ぎゃあああああ」というものすごい金切り声
が聞こえた。
俺たちはあまりの出来事に意味もわからずその場から走って逃げたのだが、その姿の見えない
金切り声はそれから5分近く俺たちを追いかけてきた。
なんとか振り切ったのか、それとも声の正体が追いかけるのを止めただけなのか、人通りの
多いコンビニのところまで来ると金切り声も聞こえなくなり、コンビニでジュースなどを買って一息
ついていると、今回の件の噂を教えてくれた相手のところへ電話をしていた友人が変な事を
言ってきた。
どうやら「ブランコが動く心霊スポット」というのは全く別の公園の事で、噂を教えてくれた
相手は俺たちが行った公園の事をそもそも知らないという。
その後夏休み中に自分も含め他の友人たちも何度かその公園に行ってみたのだが、結局あの
とき以外何も起きる事はなかったし、それどころかその公園にまつわる「噂」を聞く事すらなかった。
結局今でもあの時公園で起きた事は謎のままなのだが、友人の一人が当事変な事を行っていた。
逃げるときにふと後ろを振り向くと、まるでナナフシのように細長い人間が踊るような動きで
俺たちを追いかけているのが見えたらしい。
ただし、そいつ以外はその姿をみていないのだが。
350: 本当にあった怖い
ちょうど今頃の時期に、実際にあった出来事。
中部地方の山あいにある自動車免許の合宿に行ったんだよね。合宿生活が始まって、一週間くらい経ったある日、変なことがあった。
アパートみたいな一人部屋の寮に泊まってたんだが、
夏の蒸し暑い夜で、クーラー嫌いだから窓開けてたんだがなかなか寝付けないでいた。
そしたら真夜中なのに誰かが喋ってる声が聞こえた。
「わかんない、うん、わかんない」って
独り言ってより、誰かと電話で話してる感じ。声は池沼のおっさん風で、声質の割に喋り方が幼い。
頭の弱い人が、夜中に出歩いて電話で話でもしてんのかなと思ったんだが、会話がむちゃくちゃで、同じことしか言わないから、だんだん気味が悪くなってきたんだよね。ヘタレだから窓の外見れなかったけど、明らかに誰かと電話で話してる感じ。
ずっと「わかんない、ぼくわかんない」みたいな甘えた感じで喋ってるわけ、おっさんの声で。
めちゃくちゃハッキリ声が聴こえるし、幽霊の類だとは思わなかったけど、怖くて外が見れなかった。
そしたら急に俺が布団のわきに置いてた携帯電話が鳴った。
番号を表示できません?みたいな感じで着信がきた。切っても切ってもくるから、最終的に20件くらいの着信履歴が残った。
話はこれで終わりでいつのまにか声もしなくなって、寝て起きたら朝になってた。
不思議なのは隣の部屋に泊まってた人はまったく声を聞いてなかったこと。
他の合宿生にも確認したけど俺しか聞こえなかったみたい。
今だから思うんだが、あの時、俺の携帯に電話かけまくってきた奴は外から聴こえる声の主なんじゃないかって。
あとから調べたら番号を表示できませんっていうのは海外から発信するとそういう風になるらしい。
あまりの怖さから、リアルタイムでVIPにスレ立てして相談したんだがまったく伸びずに落ちたのも覚えてる。
長文失礼しました。
477: 本当にあった怖い
今さ、車運転してたんよ
そしたらバス停を通り過ぎるちょい前の一瞬、白いノースリーブの女が手を振ってるような気がしたのよ
でもバックミラーで確認してもバス停に人なんていないんだよね
何かを勘違いしたんだろうとは思いつつ、うわー幽霊見ちゃったかー?とウキウキしてたらさ
次のバス停でも通り過ぎるちょっと前の一瞬に女が手を振ってたんだよね
白のノースリーブで黒のスカートだったから同じ女
でもやっぱりバックミラーにはいないんだよね
先にもバス停あるの知ってたからそこでしっかり見てやろうと思って意識して運転したら今度はいなくてさ
なんだやっぱ見間違いかと、いつものルートで高に乗ったら一瞬だけと同じ女がヒッチハイクしてるの見えたよ
これヤバイよね
家まで来られると困るから今パーキングにいるんだけどどうすりゃいい?
491: 本当にあった怖い
これもビジネスホテルでの話なんだけど、
俺が去年泊まったホテルは、予約が遅れたせいで駅から徒歩20分くらいの場所にある不人気そうなホテルだった。外装はまぁまぁ普通だったんだけど、異様だったのが受付はおじいさん一人だけで、それ以外に従業員はいなかったことだ。
まぁチェックインしたのが11時だったから、受付のピークが去り従業員は休んでいた可能性もなくは無いが、それにしても人気が無かった。
ただ、その日はなれない取引先のせいで精神的にも肉体的にも疲労していたため、そのことは気にもとめずに大浴場へ向かった。すると、もう先客が何人かいたので俺は少しホッとした。先客達は知り合いのようで、俺が大浴場へ入った後すぐ、入れ違いのように脱衣所へいった。
俺は体を洗おうとした時、部屋にバスタオルがあることに気づき、すぐに取りに戻ろうと脱衣所へ入るとそこには誰も居なかった。あまりにも着替えるのが早すぎないか?と思った。
思い返すと俺が脱衣所へ行った時、他に衣服が置いてなかったような気がして、すごく気分が悪くなった。
俺は大浴場で入浴するのをやめて、部屋のユニットバスで入浴した。
496: 本当にあった怖い
ネットカフェに現れたのは
はじめて書きこむし溜めてないから遅いと思うけどヒマであれば読んで貰えると嬉しいです
自分の中で約10年間くらいずっとモヤモヤしてて何となく誰かに聞いてほしくて書くんだけど勝手に始めます
自分は学生時代は二年間福岡に住んでいて
就職で関東に来て現在に至るんだけど関東に来たばっかりの時は環境の変化についていくのが本当に辛くて、友達もなかなか作れずにいつも
―早く福岡に戻りたい―
ずっと思っていました。
498: 本当にあった怖い
当時勤めていた会社は二年目から一年に一回だけ有給が5連休取ることができました
(まぁブラックなんだけどそこはあんまり気にしないで下さい)
有給がとれたときは自分はすかさず福岡に帰省し、とにかく5連休を遊び尽くしていました
前置きは長くなりましたがその時の話
当時はそんなに高い給料もなく、帰るときは必ず安いクーポン雑誌を使っていました
そのクーポンにはホテルは一泊分しか付いていなくて、以降は別料金で追加
していく
なるべくそこを安く済ませようと思い、そのまま一泊しか付けずに後は友達の家やネットカフェに泊まって、最終日まで凌ぎました
499: 本当にあった怖い
とにかく朝まで遊び、
ほとんど寝ずに過ごし、疲れてたのもあるかもしれません
三日目もほとんど寝ずに過ごし、四日目の朝
流石に疲れた…
少し休みたいし、お風呂も入りたいし、でもそこは安く済ませたい!
夕方にはまた待ち合わせをしていて仮眠が出来ればいいか
と、思い以前住んでいたマンション近くのネットカフェに行くことにしました
そこにはシャワールームも付いていて、使いたい時は受付で名前を記入して順番が来たら店員が部屋まで呼びに来てシャワールームに入るシステムでした
「約40分待ちになります」
との事で、寝たらもう起きないと思い
時間まで漫画を読むことにしました
500: 本当にあった怖い
そのネットカフェは関東でも見かけるので大きな規模のネットカフェだと思いますが、そのビルの地下に降りていき少し薄暗い雰囲気なんです。
まぁネットカフェ自体そういう雰囲気で静かなイメージがあると思います
自分もそう思っているので気にした事なんて一度も無かったんですが、
そこに入って個室のソファー席に座るまでとにかくずっと気になっていました
適当に40分位の時間を潰せそうな漫画を何冊か手に取り、寝ないように読み始めました
501: 本当にあった怖い
ソファーの背もたれに深く腰掛け、
M字開脚の如くソファーに足を乗せて膝を机に掛けてバランスを取り、
机の上に肘が来るようなすごく悪い姿勢で読んでいました
(文才があまりなくイメージ出来なかったらごめんなさい)
三日もほとんど寝ていなかったので読み始めてしばらくすると眠気が出てきます
するとモスキート音によく似た、
耳鳴りにも似た甲高い金属音が遠くの方から聞こえて来ました
それは自分の部屋の扉の前でプツッと 消えて
また遠くの方からまたやって来ました
次は金属音と共に人の気配も一緒に
502: 本当にあった怖い
はじめは漫画に集中していた事もあり
ただの耳鳴りと思っていたのですが
音がプツッと消えて小さな気配と共に近付いて来たときに
おかしい
そう思い、音と気配に意識を向けました
しかしその時から金縛りになっていました
悪い姿勢のまま全く動かず
漫画を持った状態から一切動かす事が出来ません
かろうじて目だけは動かす事が出来ます
扉に目をやると、その気配はまた
プツッ
消えてまた遠くの方からやって来ました
気配は少し大きな気配に変わって
503: 本当にあった怖い
さすがに嫌な気持ちになってきたのですが、動けないので何も出来ず
とにかく体を動かせるように必死にもがいていました
元々の気配は足下の所に感じる大きさが二回目に近づいた時には膝くらいの大きさで、扉の前でまた
プツッ
消えて遠くの方から、またやって来ます
また少し気配は大きくなって
次は座っている自分の大きさ位の気配に感じました
それは扉の前で消えず、一度扉の前で止まりましたが、音と共に扉を抜けて
フッ
と、自分の中に風として抜けていきました
その時に気配は一緒に消えたのですが、金縛りは消えません
気持ち悪くなってきて
早く動け!
と、もがいていたのですが
自分の脇腹あたりを見たときにソファーの後ろから何かが横切りました
504: 本当にあった怖い
自分の後ろを横切った何かは反対の脇腹を見ると、
また自分とソファの後ろに隠れます
そのソファと壁との間はネットカフェの個室だし
自分の悪い姿勢のせいもあり人が横切るスペースは、もちろんありません
だんだん冷や汗をかいてきて
気持ち悪さよりも早くここから逃げ出したい気持ちが強くなり、
この後ろにいる『何か』から逃げたくて、とにかくもがいていました
それはソファの後ろで、こちらが見ると隠れては反対からまた視界に入ってきて見ると反対からまた出てきます
こっちもだんだんと動けないことに興奮してきて涙目になりながらもがいていると
ちょうど悪い姿勢の漫画を読んでいた自分の開いた足と漫画を持っている手の隙間から覗いていました
笑っていました
505: 本当にあった怖い
自分はそれを凝視することは出来ませんでしたが、
漫画を持っている手元を見ていると視界に完全に入っていました
ちびまる子ちゃんのような服装で
白いシャツに赤いスカート
ショートカットですが前髪は鼻まで完全に隠れるまで長くて目は見えません
口角が前髪に隠れる位あがっていて歯が見えないくらい真っ黒な口が笑っていました
それは自分の視界に完全に入りたいらしく
笑顔でゆっくりと足下から上にあがろうとしています
見たらいけない
とにかくそれだけ思っていましたが、
目が閉じれずに息も出来ないくらい焦っていました
過呼吸のような感じで
ヒューヒュー
ヒューヒュー
と涙目で
そして悪い姿勢ですごい絵だったと思います
それは自分の股の所まで頭は出てきていて
自分の息もいよいよ息が出来なくなってきて
ヒュッ
506: 本当にあった怖い
と、ここで
「シツレイシマース!シャワールームアキマシター!」
ノックと共に店員が呼びに来てくれました
それと同時に金縛りは完全に解けて
自分はそのままシャワールームをキャンセルして、そこからとにかく急いで出ました
お会計のレジまですごく重々しく薄暗くて静かな雰囲気のネットカフェでしたがそれ以降はどこのネットカフェでも感じたことはありません
疲れていたから半寝半起状態で見た夢だとも思うようにしているのですが、
あの現実感と足下を這い上がってくる生々しさは10年経った今でも忘れられません
長い変な文章で申し訳ありませんでした
ありがとうございます
少しここに書いてあの時の整理ができた気がします
ではおやすみなさい
539: 本当にあった怖い
夏になったら思い出す4年前の話ですが投下します。
541: 本当にあった怖い
新入社員の時、3週間程W県で研修があった。その3週間はホテル暮らしだった。
時期は7月の初めだったから、日曜日に同期数人とレンタカーを借りてS海岸に海水浴に行こう!って話になってその日は楽しく海水浴をして帰った。
その日の夜ホテルで寝てると、俺がS海岸で溺れてる夢を見て目が覚める。それを2、3回繰り返した。
その後違う夢を見るんだが、その夢が泊まってるホテルの部屋で、地元で遠距離恋愛になった彼女が俺にぴったり抱き付いてて一緒に寝てる夢。
その時はこれは夢だという自覚はなくて、ああ彼女来てくれたんやって思って一緒に寝てた。
でもふと俺はこの女の人は俺の彼女じゃないぞって気付いたんだ。じゃあ隣で寝てるこの女は誰だ?って思った瞬間そこでパッと目が覚めるが金縛りにあってて身動き取れなかった。
うわまじかよこえーよとか思ってたら夢で見た女がまだ隣にいる事に気付いた。そして耳元で何か言ってる。でも何を言ってるのかは分からなかった。理由はその女の人は水中で何か言ってる「ウゴゴゴゴゴ!」って感じだったから。
金縛り解けたら女の気配も消えた。
俺は部屋の電気付けて一回「喝!」って叫んでからもっかい寝た。
おわり。
558: 本当にあった怖い
裏返しになって死ぬ
先月、高校時代の友人が病で逝ってしまい、通夜の席で
集まった同級生の、誰からともなく来月あたり集まって呑もうよという話になって、幹事のAと今昼飯を食べながら話し合った。
その時Aがあることを口にした
学生時代に死んだBとCのことだった。
十年前AはBの家で三人で酒を呑んだ。
直後、BCは交通事故で死亡。
Aはその事故の第一発見者でもある。
おれは、事故の第一発見者のスレッドに書き込めと悪趣味な提案をしたのだ。
すると、Aは顔面蒼白となり「冗談じゃない!」と怒り出した。
おれは、「むきになんなよ」と言い返したが、Aの怒りは収まらず
「じゃあ、あのときの話を聞かせてやるが、後悔するなよ」と言って話し出した。
559: 本当にあった怖い
Aのはなし
おれ(A)がBCと呑んでいたとき、先輩がいきなりBのアパートを訪ねてきた。
突然「おまえ等、裏返しの話を知ってるか」と話し出した。
そのときおれは、酒を買い足しにいこうとしたときだった。Dさんが止める様子もないので酎ハイを買いに出て部屋に戻ると、Dさんは大分くつろいだ様子で、おれが買ってきた酎ハイを呑んだ。
「なんの話だったんですか?」「だから裏返しだよ」「裏返し?」
「裏返しになって死んだ死体見たことあるか?」「・・・いいえ。なんですか、それ?」
「靴下みたいに、一瞬にして裏返しになって死ぬんだよ」
「まさか。なんで、そんなことになるんですか?」先輩は、くっくと喉を鳴らして笑った。
「この話を聞いて、二時間以内に、他の人間にこの話をしないと、そういう目にあうんだ」
「不幸の手紙ですか?」
おれは本気にしたわけではないが、聞き返した。
「なんとでも言え。とにかく、おれはもう大丈夫だ。おまえ等も話しにいった方がいいぞ」
なにか白けた感じになったが、買い足してきた分の酎ハイを呑み、宴会はお開きになった。
先輩は去り、BCはBの車に乗った。直後、電柱に衝突した。駆け寄ってみると、BCは血まみれになっていた。
そんな大事故には見えなかったので、おれは少なからず驚いた。
いや、もっと驚いたのは二人がマッパだったってことだ。
おまけに、二人は、完全に裏返しになっていたのだ。おれは大声で叫んだ。
「裏返しだ!裏返しで死んでる!」すぐに人が集まってきて、現場を覗き込んで、同じ言葉を繰り返した。
おれはこんな話むろん信じないが…
801: 本当にあった怖い
短い話だけど書いていい?
802: 本当にあった怖い
>>801
おながいします
803: 本当にあった怖い
中学の時、柔道部で警察署の道場で練習してた。
道場は三階なんだけど一般の人間は一階のトイレしか使えないとかで、わざわざ一階のトイレを使っていた。
ある日、部内でもお調子者の人間がトイレに行くと、個室のトイレで変なくぐもった声を出している人間が居ると言ってきた。そいつは俺達の誰かが悪戯でもしたんだろうなと思っていたらしいが、該当者は無し。
当時厨房だった俺達は練習後のテンションのままトイレに行ったが、皆で行った時は個室から声は聞こえず、結局そいつの聞き違いという事となった。
次の日、練習後に俺達が帰り支度をしているとそいつがまたトイレから声が聞こえると怒った調子で言ってきた。
そいつは声の主を確かめるために個室に耳を近づけ声を聞いたらしいんだが「苦しい」とか「殺される」とかという明らかに怖がらせる事を言ってくるから、個室のドアを開けようとしたんだけど案の定個室には鍵がかかっていたらしい。
その時俺は思い出したんだけど。数年前に妻が旦那に農薬を飲ませて殺したって事件があったんだけど、妻は逮捕された後に一階のトイレでトイレットペーパーを喉に詰めて自殺してたんだよ。
813: 本当にあった怖い
僕のサークル仲間なんだが、良く自分探しの旅と称して世界中を旅するのが趣味なんだ。
今回は中国の僻地にある漢方が沢山売ってある場所に行ったらしくて、豚の足とか、猿の指とか脳みそ、何かの動物の金玉なんかも売ってたらしい。
んでまあそいつが帰ってきたからサークル仲間数人で今書いたような土産話聞いてたら、俺たちにお土産も買ってきてくれたらしいんだ。
大体は色んな漢方とか空港で買ったようなキーホルダーだったんだけど、1つだけ「ゆびおり人形」とかいうものがあった。
350缶くらいの長さでちくわくらいの太さの肌色の人形なんだけど、どうやらその人形の指を折ると呪われる代物らしい。
じゃあ折ろうぜ!ってみんなもノリで折ろうとしたんだけど、そもそも人形の手が小さいし全体的にテロテロツヤツヤしていて爪を立てても滑って折れないんだ。
なんだよデタラメじゃんって場がちょっと白けて、話も違う話題に変わってその日は解散したんだよね。
次の日聞いたんだけど、その人形もらった奴帰りに事故で死んだらしい。
あいつも結構酔っ払ってたから人形は事故には関係ないかも知れないけど、その人形の身体が反るように折れてて中から猿の指が出てきたんだって。
815: 本当にあった怖い
そんなに怖くないかもしれないが初めて心霊(?)的なものに体験したので初投稿
今年の3月頃、仕事で取り壊しの決まった団地にケーブルの撤去に行ったんだ
元々3棟あるうち2棟は既に解体が始まっていてた
現場についたのは4時半位で辺りは結構暗くなっていて解体業者の人達も作業を終えて帰ってしまい広い敷地に一人だけになってしまい少し不気味だった
撤去する部屋は4階建ての建物の最上階だったので部屋の中の配線を撤去したあと1階にある端子盤から4階まで延びている線を引き抜こうと端子盤を開けると黒い紙がパラパラって4枚落ちてきた
なんだ?と思ってよく見てみると筆で書いたような字がうっすらと見えたのでお札かなって思ったが深く考えずにすぐ作業に戻った。
ケーブルは配管の中を一直線に延びていたので軽く抜けるだろうと思い引いていた
最初は案の定スルスルと抜けて来たのだが急にグッと何かに引っ掛かって抜けなくなってしまった。
仕方がないので3階に上がり配管が通っているボックスを開けてみるとまだ線が見えたので4階と3階での間で詰まっているのがわかった
力に任せてグッて引っ張るとブチブチブチ!!!!って千切れる音と一緒に大量に絡まった髪の毛が付いてきた。本来ならその配管の中に髪の毛の様なものが入ってしまう場所でもないのに
ケーブルに絡まった髪の毛を外しているとケーブルを抜いた配管から赤黒い液体がタラタラと流れ出してきた
今思えばただの赤錆の水だったのかもしれないがその時はかなり焦って1階に降りてがむしゃらに引っ張った
引っ張っている途中ブチブチと絡まった髪が更にちぎれて出てきた
ふと気がつくと上の階から人がいるような気配がするような気がした
声や足音じゃなくて息づかいのような感じハァ゛…ハァ゛…みたいな
それがだんだん近づいてくるのが壁に反響した音でわかった
すぐに指に絡まる髪の毛を無視して慌ててケーブルを引き抜いてその場から立ち去った
もうその団地は更地になってしまったそうです
816: 本当にあった怖い
初投稿のため読み辛かったり誤字があったらすみません
818: 本当にあった怖い
>>816
怖いけど場所を知りたい
819: 本当にあった怖い
>>818
詳しく言うと身バレになりそうなので静岡の安倍川の付近です
822: 本当にあった怖い
池にいたもの
1/4
数年前結婚した年のお盆休み、嫁の実家に泊りがけで行った時のこと。
嫁実家は中国地方の山の中で、最寄りの高インターから2時間ほど走った所。
生まれも育ちも大阪、両親の実家も市内にあった俺にとっては、
夏の田舎の景色は新鮮で楽しかった。嫁実家の周囲を堪能した翌日は、
もうちょっと足を延ばそうと、嫁と二人車で出かけた。
ナビも使わず適当に車を走らせて、周囲の景色を楽しんでいた。
低い峠を越えて1時間ほど走ると道がぐっと細く、疎らな家々もみんな
空き家のようになっていった。道沿いの田んぼもほとんどなくなった。
「もうそろそろ戻ろうよ。このままだと本格的に山の中に入っちゃうよ」と嫁。
そだな、と方向転換できる場所を探そうとゆるゆる行くと、
無舗装のわき道を見つけたのでそこへ頭を突っ込んだ。
前方は山裾から休耕地というのか、草ボウボウの広い空き地が広がっており
そこに道が続いていた。
そのぽっかり開けたところの真ん中がキラキラ光っているのが見えた。
「あれ、なんだろ?」「池かなんかでしょ。早く戻ろうよー」
「いや待て待て、なんか綺麗だし」と構わず車を進めると確かに小さな池だった。
6時にはなっていなかったと思うが、後ろの山に陽が落ちかけて、
青く沈んだ山の手前にある池が夕日でキラキラしていたのだった。
「おー綺麗やな!ちょっと車降りて見てこようよ」と俺。
嫁は「池なんか見ても仕方ないし。ここで待ってる」
とのってこないので、行けるところまで車を進め、嫁をおいて一人で車を降りた。
823: 本当にあった怖い
2/4
池は25メートルプールくらいの小さなもので、貯水池なのか
下手になるほうに小さな水門のようなものがついている。
ぶらぶら歩きながら山手側を見ると、池のへりに小さな鳥居があった。
「なんで鳥居?神社って見当たらないよな?」
近くまで寄って見る。鳥居は木製で、俺の胸のあたりくらいしかない。
たいして気にもとめず、そのまま鳥居の横を過ぎて池を回り込もうとした。
その時、しゃん、しゃん!と巫女さんが持っているような鈴の音が聞こえた、
気がした。あれ?と思って振り向いたけど何もない。
山に遮られて、もう俺と池の周辺に陽差しはなくなっていた。
池もキラキラしていなかった。気のせいか空気もヒンヤリしてきた。
とまたその時、確かにしゃん!と鈴の音が聞こえた。
ひえー、ちょっと怖いぞ?と足を早めだした途端、
ビーーーーー!と俺の車のクラクションがすごい勢いで鳴った。
心臓が止まるかと思った。すぐに車の方を見た。
車はまだ陽に照らされていて、ハンドルに抱き着ついている嫁が見えた。
その嫁が喚いているような形相でクラクションを押し続けている。
どうした!?と全で走って車まで戻ると、
「早く乗って!乗っててば!!」嫁がすごい形相で喚きながらドアを開ける。
急いで車に乗り込んだ俺が「どうした?」と言う間もなく、
嫁は必至な形相のまま、車をバックさせ始めた。
パーキングでいつも苦労している嫁が、ずいずいと車をバックさせ、
脇道から本道に戻って切り返し、すごいスピードで走り出した。
俺はしばらく呆気に取られてたが、だいぶ戻って道が広くなった所で
運転を代わり、「どうした?」と嫁に聞いた。
嫁は涙目で、首を横に振るだけだった。
824: 本当にあった怖い
3/4
とにかくナビを起動させて、嫁実家の集落から川2本ほど隔てた山端から
1時間くらいかけて嫁実家に帰った。帰宅してちょっと落ち着いた嫁が言うには
俺が行ってから嫁は車中でスマホをいじってたのだが、
ふと顔を上げると、俺が鳥居に差し掛かる手前だったそうだ。
俺の周囲がなんかモヤモヤしてる?と思ったらしい。
ちょうど陽炎で、空気が揺れて景色が歪む感じっていうか。
なんだろ?と思ってそのまま見てると、俺が鳥居で立ち止まった。
するとモヤモヤの中に、うっすら人影のようなものが浮かんできたんだという。
半透明の白と赤の衣装の女性の後ろに、黒いだけの影がいくつも
ふわーっと浮き立つように現れ、俺の後ろぴったりついたそうなんだ。
俺が振り向いてまた前を向いたとたん、俺に覆いかぶさるかと思うぐらい
それらの影がもわーっと大きくなってきたそうだ。
嫁は一気に鳥肌がたったが、俺と一緒に逃げなきゃ!と思って運転席に移り、
めいっぱいクラクションを鳴らして俺を呼んだらしい。
俺がダッシュで車に向かってくる時は、俺の後ろはまだモヤモヤしていたが
とにかく早く戻って来て!そいつらは来るな!来るな!と必死だったそうだ。
後は車でひたすら走る。怖くてバックミラーもルームミラーも見なかった。
確かに急にひんやりしたし、鈴の音も聞こえた気がした。
俺には何も見えなかったが、そんなことになっていたのか?と
その話を聞いて俺も鳥肌が立った。
俺もだけど、嫁も零感で今までそんな体験をしたことなかったんだ。
825: 本当にあった怖い
4/4
夕食時、義父が「ドライブどこまで行ってきた?」と聞いてきた。
嫁が「うん、あの辺は○○町か△△町かなあ。山端まで行ってきた」
と何もなかったふうに答えた時も、義父義母ともに特に反応はなく、
「へー。なーんもないやろ?町の人は面白いんかな」と笑っただけだった。
と、どうやら地元で噂があるとか、曰くのある場所ではなさそうだった。
でも俺も嫁もまだ怖かったし、何より付いてきてないかどうか不安だった。
実際に見てしまった嫁は俺よりもっと怖いはずで、
その晩は電気をつけたまま寝る!と主張した。
俺もそのほうがありがたかった。
その夜中、何も怖いことや不思議なことは起こらなかったが
嫁はまだ怖がっていたし、念のためと思い翌日二人でその辺りで
一番大きい神社へ行くことにした。
とりあえず家内安全と災難除けのご祈祷を二人で受け、
車も交通安全(これでいいのか?)のご祈祷を受け、
お守りを3つ貰って帰ってきた。
その後は何もない。毎年嫁実家へも帰るけど、何もなくてホッとしている。
あの池で何かあったのか、嫁が見たものはなんだったのか、何もわからない。
ただ思い出すと本当に怖い。
827: 本当にあった怖い
>>825
怖いな。
その後、何も起こらなかったのはお祓いしたからだろう。
841: 本当にあった怖い
異世界への三叉路
こないだの話なんだけどめちゃくちゃ気持ち悪い体験したから聞いてください。
大学のときのサークル同期連中から軽井沢の別荘?保養所?に集まってるから来いよって言われた。
俺はお盆返上で仕事してたんだけど、休憩中にそいつらがインスタグラムに投稿してる写真とか見てめちゃくちゃ悔しくなって、22時くらいに仕事終わらせたのね。もう新幹線も間に合わないからレンタカー屋に行って一番安いやつ借りてさ。
実家がグンマーだから軽井沢は子供の頃からよく行ってた。高じゃなくて下道で行った方がいって親が行ってたから、それを真に受けて今回も下道で行くことにした。
で、iPhoneをカーナビ代わりにして出発。いま思えば普通に東京からだったら中央道乗ればよかったんだけどね。俺が間違ってた。
あ?こんな感じの景色だったわ?懐かしい?なんて思ってると、山に入る。カーブが多くて、ガキの頃はカーブの数かぞえてたな?なんて思ってると、ガスってきた。山じゃよくあることなのかな。
842: 本当にあった怖い
途中、三叉路にぶち当たって、「山の奥で三叉路??」って思ったけど一応道を確認しようとした。で、iPhone見ると全く地図が表示されない。まっさら。GPSが効かなくなった。通信制限でもないのにね。その時は山だからかな?とか思ってたんだけどね。
ググれば出てくると思うんだけど、軽井沢って廃線があるわけ。トンネルとか、橋とか、発電所の廃墟とかが残っててね。どうしたもんかなと思ってるとちょっと霧が晴れて、目が慣れて右側(山の斜面側ね)見ると、木々の奥にぽっかりトンネルが口開けてる。
俺はオカルトが大好きなんだけど(だからこのスレもいつも見てるんだけど)このときは最悪な気持ちになった。前にもこういう気持ち悪い感じはしたけど、それは自分がオカ板見すぎだからかなって思えた。
でも今回は、なんていうか、そのゾッとさせるものがめっちゃ近くにいるみたいな、脳で考えるより先に恐怖が来たんだよね。
このトンネルから一刻も早く離れないと、と思った。
843: 本当にあった怖い
それで、山抜けるなら斜面の反対だろ、って思って左の道を選んだ。しばらく走るとだんだん平坦な道になってきてはいるんだけど、全然ガスは晴れない。そうすると道の駅があった。っていうか、小ぶりなドライブインみたいなの。なんかオカ板にこういう話あったよな。
さっきのこともあるし、仕事終わりで少し眠い。なんか気持ち悪い。自販機とかは新しいんだよ。でも、その奥のスタッフ専用ドア?の向こうで人が話してる感じがするんだよね。
何言ってるかわかんないんだけど、モゴモゴモゴモゴって、ずっと。磨りガラスの向こうは真っ暗だしドアノブとか取れてるんだけど。
あとは地図。机の上に開いたままになってる古そうな地図帳と、食べかけのカップヌードルみたいなのが置いてある。うまく言えないんだけど、それを読んでた人は絶対もうここにはいないな、って思った。その地図がどこを開いてるのかも確認しちゃいけないと思った。
844: 本当にあった怖い
さっきも書いたけど、うわ、なんか怖いなとかあるじゃん。怖い話読んでるときにトイレ行けなくなる感じだよ。あれがもう間近にせまってる感覚。うまく言えない。もうとにかく気持ち悪くなって車に戻ろうとした。
そしたらドライブイン出たとこでポンポンポンって肩叩かれて、振り返っても誰もいなくてね。
車乗ろうとしたら運転席の窓のところにA4の紙が貼り付けられた。
「さっきの三叉路で右側の道です」って明朝体で書かれてた。もう最悪なのがその紙がセロテープで貼られてたの。そのセロテープ、黄ばんでパリパリに劣化してるんだよ。
それ剥がして、ダッシュでエンジンかけて、とりあえず来た道戻った。そしたらさっきのトンネルがワッ!て現れて、その中モロに照らしちゃった。
勘弁!!って思ってハンドル切って、制限時オーバーで車飛ばしたよ。トンネルの中になんかいた気がしたけどオカ板の読み過ぎじゃなきゃやってられない。怖さが見せたものだと思ってる。
別荘についたらサークルの同期連中は王様ゲームやってたよ、バカじゃねーの男5人で。
伏線回収もオチもない話ですまん
847: 本当にあった怖い
>>844
セロテープが劣化してたのコワい。
結局、右側のトンネルは通らないで済んだってことですよね?
849: 本当にあった怖い
>>847
廃線跡のトンネルはもともと山側の奥まったところにあるんだよね。でも俺がドライブインから戻ったときは元来た道が無くなって、その場所にトンネルがあったような気もする。そうじゃなきゃトンネルの中照らさないからな。いま辻褄が合い始めて気持ち悪い……
ぜんぶ「気もする」で申し訳ないw
966: 1/4@\(^o^)/ 2016/08/22(月) 01:53:19.68 ID:KiLzyXh40
消えた神社
小学生の頃に体験した出来事。
あれはたぶんマジモンの心霊現象だったと思う。
当時小学生の俺はボーイスカウトの団員だった。
ボーイスカウトってのはキャンプとかの野外活動をする団体で、
夏休みのある日、地元の郊外を十数kmハイキングすることになったんだ。
ハイクではルートの途中に何箇所か通過チェックポイントを決めておく。
そのときは住宅地の片隅にある小さな神社をチェックポイントにしていたんだけど、
いざ実際に歩いてその場所に着いたら、神社が二つあったのよ。
967: 2/4@\(^o^)/ 2016/08/22(月) 01:53:58.21 ID:KiLzyXh40
十字路を挟んだ対角線上にそっくり似ている神社が二つ。
鏡合わせになっているみたいだった。
地図には鳥居マークが一つしかないのに、おかしいぞと。
俺たちはとりあえず地図通りの場所にある方の神社で休憩をとった。
こっちの境内は本殿が一つと小さな祠が一つ。ぶっちゃけ何の変哲も無い。
すると中学生のリーダーが「向こう側の神社も見てみよう」と提案してきた。
俺を含めた他の班員もみんな気になっていたから、何の異論も無かった。
異変はその鳥居をくぐってすぐに気付いた。
なんか生臭かったんだ。魚の腐ったみたいな悪臭が鼻をついてきた。
他の班員も気づいたみたいで、顔をしかめたり臭いの出所を探ろうとあたりを見回したりしている。
境内はパッと見さっきの神社と何の違いもない。
だけどよく見れば、こっちの本殿の引き戸が少しだけ開いていた。
中になんかヤバいもんがあるんじゃないかって俺は引き腰だったんだけど、
リーダーはずんずん本殿への石畳を進んで行った。
968: 3/4@\(^o^)/ 2016/08/22(月) 01:54:58.83 ID:KiLzyXh40
「お前らちょっと待ってろ」
リーダーは言うと、本殿の中へ入っていった。
俺たちはそれから数分間待ったけど、なぜかなかなか出てこない。
さすがに辛抱切らして様子を見に行くことになった。
すると引き戸の裏からリーダーが「ウワッ!!」と大声で飛び出してきた。
リーダーはビビってる俺たちを笑って、「やっぱからかい甲斐があるよな」とか言ってる。
「何もなかったよ。臭いはどっかの家の生ゴミでも腐ってんだろ」
この人はそういう人だったのだ。
リーダーの話す通り、本殿の中はさっきの神社と同じでごく普通だった。
似通った神社が二つある理由も調べようとしたけど、その場では結局何もわからなかった。
ただ、その神社を出る間際、俺は見た。
リーダーの後ろ髪から背中にかけてが、水でべったりと濡れていたんだ。
汗にしては不自然すぎる量で、濃密な悪臭は明らかにその水から漂ってくる。
だけどそれが見えたのは鳥居をくぐる間の一瞬だけだった。
道路に出ると、水も臭いも無くなった。
リーダーも他の班員も気づいていないようだったから、俺も気のせいかと思って何も言わずにいた。
969: 4/4@\(^o^)/ 2016/08/22(月) 01:55:42.83 ID:KiLzyXh40
その数日後、海水浴へ行っていたリーダーが、離岸流に巻き込まれて行方不明になった。
水死体として見つかったのはさらに数日後。
俺はとても見に行く勇気がなかったけれど、発見現場に居合わせた班員いわく、
死体は夏場の高温で腐っていて、あの神社みたいな悪臭を発していたという。
これは後に知ったことだけど、あの神社は「金比羅神社」といって、
海の安全祈願のために全国に何百社と建てられたものらしい。
つまりそれ自体は本当に何の変哲も無い神社だったわけだ。
だけど、海と関係のある神社へ行った後にリーダーが死んだのは、偶然に思えなかった。
それでどうしても気になった俺がもう一度訪れたとき、
神社はたった一つしかなかった。
972: 本当にあった怖い
小さい頃、公園の中にある緑色の柵で囲まれたゴミ捨て場で暴れている猿を遠くから眺めている夢をみたんだけど
それがなぜか行ったことがある場所に思えて行きたくなって親に
「これから猿の公園に行ってくる」と伝えると親の顔が急に強張り
「じゃあそこに案内して」
と言われたから手を繋いで夢で見た場所を探したけどどこにもなくて、帰ると親は優しい顔に戻って何事もなく過ごしたんだが
あれはなんだったのか
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コメント
1 不思議な
猫の人いるかね?
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いないかね?
3 不思議な
どっちかね?
4 不思議な
また再放送か
5 不思議な
シツレイシマース!シャワールームアキマシター!の怒涛の勢いすき
6 不思議な
こういうのは1レス2レスで終わらなさないとあかんな。そう考えると屋上で双眼鏡を除いてたら白い子が走ってくる話はすごいよな
7 不思議な
>裏返しになって死ぬ
諸星大二郎先生の漫画のパクリかな?
かなり劣化してるが
8 不思議な
これ読んで寝たら金縛りあって女の人に乗っかられたわw
あんまこういうの夜みちゃだめだわー
9 不思議な
まーた長文のやつか。占いはまだしも、あとはもう無理。なんでそんな上手いオチがあるんだ。
10 不思議な

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