死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『オサキギツネ』『転がる死体』他back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『オサキギツネ』『転がる死体』他


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怪異のあと、消息不明になってしまう話です。
文化人類学の講義に出ていた先輩から聞いた、憑き物筋の話。
116: 本当にあった怖い
オサキギツネ
中部地方にある大学の民俗学研究室で起きた事だそうです。
憑き物筋を調査している教授の研究室で8人の学生がフィールドワークに出ることになり、それぞれ担当を決めました。
A子さんは今回のフィールドワークが初めてだったので、憑き物筋でもいちばん知られている犬神を志望しました。
ところが教授から「犬神はA子君にはまだ難しいと思うなあ。犬神は怖いんだよ。B君とC君で頼む。A子君にはオサキギツネをやってもらう」という指示が出されました。
そしてA子さんはD子さんと一緒にオサキギツネというよく知らない憑き物筋を調査、先輩のBさんとCさんという男性が犬神を調査することになったそうです。
A子さんは録音テープなど取材用の道具を一式準備して、D子さんと北関東にあるお宅を訪ねました。
丁度その時期は秋で台風の予報が出ており、あちこちの農家が台風に備えていろいろ働いていたそうです。ですが当の憑き物筋のお宅はのんびりと何もしておらず、それを不思議に思ったと言います。
そのお宅を仮に狐さんとしますが、狐さんは親切にA子さんたちを迎え入れ、立派なお座敷に大旦那様と呼ばれるお爺さんが待っていてくれたそうです。A子さんたちは早、録音テープを廻しました。
「オサキギツネは手に乗るような小さな狐の姿をしていて・・・」ふとお爺さんの話が途切れ、「話をすればほら、オサキギツネが出てきた」お爺さんはそう言って欄間を指差しました。でもA子さんたちには解らなかったそうです。
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『首狩り峠』『牛の墓』
http://world-fusigi.net/archives/8985818.html
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?341
117: 本当にあった怖い
狐さんは教授もお世話になっているお宅でした。その日もお夕食と一泊のお部屋を提供して頂いたそうです。夜も更けて録音テープを止めた時、A子さん台風が心配になり、大旦那さんに大丈夫でしょうかと尋ねたそうです。
大旦那さんはこう答えました。「風も雲もうちを避けて通るから」翌朝、帰る道々では台風の痕跡が沢山あったのに、狐さんのお宅は木の葉一枚落ちなかったように見えたそうです。
研究室に戻り、教授やメンバーの前で録音テープを廻しました。「オオゥオオゥオオゥオオゥオオゥ・・・」何故か録音した筈の声はなく、奇妙な声が入っているのみでした。
「もう一度やってごらん」教授に言われてA子さんはまた、録音テープを廻しました。「オオゥオオゥオオゥオオゥオオゥオオゥ・・・」その時女の先輩が「止めてっ」と悲鳴をあげました。
「その声! それ狐憑きの声!!」その先輩は民俗学と平行して能楽を研究していました。能楽で謡われる狐憑きの声と、テープの奇妙な声がそっくりだと言うのです。
能楽の歴史は室町時代まで遡るそうで、昔の人は怪異の声を知っていたのか・・・
「大丈夫だよ!」皆が唖然としている中で、教授が声をあげました。「残念だけどね。世間に知られまいとするんだよ。」その後A子さんたちはノートの聞き書きをまとめたものの、発表することはしませんでした。
118: 本当にあった怖い
もうひとつの憑き物筋の調査は犬神でした。BさんとCさんは今回初めて調査をする犬神筋のお宅に伺ったのですが、行く道々中、乗り気だった筈のBさんが止めよう、帰ろうと言い出しました。「自分が死ぬ夢をみた」と話すのだそうです。
Bさんを説き伏せて二人は犬神さんのお宅を訪ねました。立派な物腰の老人が二人を迎えいろいろ話をしてくれるのですが、Bさんは顔を俯けて一言も話さず、Cさんはほとほと困り果てました。ただ老人はそれを意に介する様子もなかったそうです。
やがて用意された座敷に案内され、二人はすぐに横になりましたが寝付かれません。夜もかなり更けた頃、廊下に面した障子からザワザワと無数の動物が集まってくるような気配がありました。
顔を見合わせた二人が飛び起きると、それを合図のように障子が次々に破られ、ねずみのようなモノがなだれ込んできました。
Cさんは生きた心地もなくずっと目を瞑っていたのですが、Bさんが気になって目を開けると、Bさんは呆然とうつろな目を開いて座っていたそうです。
120: 本当にあった怖い
翌朝、障子も羽布団も畳もめちゃめちゃになった部屋でBさんとCさんが呆然と座り込んでいると、犬神さんの若奥さんが朝食の支度が出来たと呼びに来ました。
部屋の惨状をどう説明しようかとCさんがしどろもどろになっていると、若奥さんは至って普通に「大丈夫です。初めてのお客様がいらした時にはよくあるんです」と答え、別の座敷に荷物を運んでくれました。
支度を済ませ、挨拶をすると老人は「どうもあなたがた、歓迎されなかったようです」と何とも気にかかる言葉を呟きました。
二人が地元に帰りついた時はもう夜になっていて、そのまま駅で別れました。
翌朝、大学にいたCさんにBさんが亡くなったという知らせが入りました。目を見開き、体中が硬直していたそうです。死因は心臓発作とされました。
Bさんのお葬式の後、Cさんは研究室に集まった仲間の前で「犬神のせいじゃねえだろうなあ。あいつすごく嫌がってたのに、俺が無理矢理連れていったんだ」と喪服の肩を震わせて泣き崩れていました。
その後Cさんは博士課程へと進み、新進気鋭の学者として周りからも将来を嘱望されていましたが、フィールドワークの旅に出たきりもう1年以上も行方不明だそうです。
先輩から聞いた話はここで終わりです。
闇を覗く者は、等しく闇に覗かれることを恐れなくてはならない・・・師匠シリーズより引用
22: 本当にあった怖い
足元に近づいてきたもの
保守ついで
数年前まで仕事で海沿いに住んでてた。趣味はネトゲか釣りか両極端なものだった。
ただ、釣りは釣果次第で三日は食いつなげるのでかなりハマってた。
車に装備を一式積んで置いて、翌日が休みの場合、出勤前におじいさんがやってる釣具屋でイソメを買って、職場の冷蔵庫の隅に入れておき、いつも空の冷凍スペースで保冷剤を冷やして一日中うきうきしながら仕事をした。
昼休みに自分のデスクのPCにこっそり入れといたネトゲ起動して、「明日休みだから今晩繋がん」と仲間に言っておいたり、まあ今じゃ上司にぶっ飛ばされそうなアホだったわ。
で、仕事が終わってその足で堤防へ。
駐車スペースでスーツのジャケットを脱いで、下もジーンズに履き替えて靴も変え、ぱぱっと準備して海へ突き出てる堤防でいざ釣り開始。
遠投2本にちょい投げ1本の3本。堤防のルールは3本までと、背中側の壁の上に立ち入り禁止というものだった。
背中側というのは、2.5mほどのコンクリの壁と、その向こうの波消しテトラがある。
当然高さがあるから仮に登って穴釣りや遠投するのは危険なので当然だ。
そもそも又聞きしたものだが釣果は変わらないらしい。
ふらっと他の釣り人に声かけて喋ったりしながら、マメ鯖、アジ、キス、結構いいんじゃないか?と少しずつクーラーボックスが満ちていく。日が落ち初めて昼組が竿を畳み、夜釣り組がやってくる。
23: 本当にあった怖い
「また会社帰りかい」顔見知りのおっちゃんから声を掛けられる。
20時を回った頃、三人組の男が騒ぎながら釣り場に来た。こういった手あいはたまにいる。
竿と餌とクーラーボックスだけもって、馬鹿騒ぎしながら迷惑ばかりかけてく奴らだ。
案の定背中側の壁を登って釣ろうとする。
さっき声をかけてきたおっちゃんが舌打ちして、釣り場管理室に電話をして降りろという放送を流してもらう。
それでも降りず、おっちゃんが直接怒鳴る。
ぎゃーぎゃー言いながら壁の上を走って奥に逃げていった。
いつもの事なのだが、このおっちゃん結構厳しい。
気になったので聞いてみたら事故があると場合によっちゃあ釣り場が閉鎖されるんだよ、との事。
なるほどね、おもってまた自分のスペースに戻る。
2、30分したくらいか。
おっちゃんが遠投用の一番長い竿の仕掛けを手早く変えて、相変わらず壁の上の男たちに忍び寄った。
なんだ?と見ていると、あろうことか投げるふりして竿の先と仕掛けを男達の一人に叩きつけた。
衝撃こそ少ないだろうけど、かなりビビったと思う。
大声で文句を言いながら壁から降りておっちゃんを取り囲み男三人。
微塵も怯まず「てめえらがあんなところにいるから悪い。間違ってでも竿で叩き落とされたくなきゃルールを守れ!この釣り場には二度と来るな!」と圧倒。
おっちゃんこえーとおもったのは三人組も同じようで、キチジジイが、とか言いながら逃げ帰っていった。
おっちゃんにやりすぎじゃないかと言うと、男に叩きつけた仕掛けは中通しウキをつけただけ、つまり針とかはなかった。
あと、どこの釣り場や港でも水死体は上がってる。裏のテトラにも昔たたきつけられてグチャグチャの死体があったそうだ。
口ぶりからするに、水死体のほうが重要なようだったので、霊が引っ張るってことですか?と聞くと「多分違う」と言ってから、タバコを取り出してこっちにも一本勧めてくる。
釣り人は待つ時間潰しの喫煙者が多く、自分もそうなので有難く頂戴した。
「好きで見えてるわけじゃない。だけど立ち入り禁止区域ってのは危ないからなってるわけだ」
「さっきの奴らも何かが引っ張ろうとしてた。わかめだかコンブだか、それとも髪か千切れた漁船の網かわからん。そういうのがズルズル、ズルズル上がってきて、足元まで来て、どぽん、ってとこなんだろ。」
24: 本当にあった怖い
さっきの男達も、もう少しでそれが足に届きそうだったので無茶をしてでも降ろさせたらしい。
おっちゃんはそれで話は終わりというように自分のスペースに戻ろうとしたので、最後にこっち側は大丈夫なのか聞いてみた。
「卵が先か鶏が先かはしらないけど、死んでいい場所に居るから寄ってくるんだろう。こっち側じゃ見たことがない」
それでこの話は終わりだ。
身近な所でも「立ち入り禁止」は危険な場所なんだろう。危険だから「立ち入り禁止」なんだろう。
迂闊に近づいたら何があるかわからない。
釣果は一晩で食料4日分確保出来た。四日目の分は干物にした。
66: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 04:44:29.94 ID:Mh0yxYT+0
子供の頃の怖い話を書き込んでもいいですか。
とりあえずまとめてみたので、長いけど。
67: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 05:05:25.35 ID:Mh0yxYT+0
「ダレカ タスケテ」
子供の頃、みんなが顔見知りみたいな商店街の傍に住んでた。
商店街は新宿から20分くらいの私鉄の駅前から始まって、中程にパン屋、時計屋、寿司屋が並んでいた。
この3軒は同じ大屋さんの物件で、向かいには葬儀屋があった。
小3の終り頃、ずっと休業していた時計屋さんがうどん屋さんになった。お店は子供にも繁盛しているように見えたけど、なぜか親たちは行こうとしなかった。
その夏、幼稚園から一緒のトコとミイとお風呂屋さんの帰りにうどん屋さんの前を通った。真っ暗な2階の雨戸が少し開いていて、そこから誰かが顔を半分覗かせていた。
「何してるんだろね」 3人で2階を見上げて通り過ぎた。たぶんお店の人だと思ってた。
68: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 05:48:19.85 ID:Mh0yxYT+0
その後しばらくしてうどん屋さんは休業し、やがて閉店した。ご主人が心臓を悪くして入院し、亡くなったと聞いた。それから中華屋さんが出来た。ここも安くて美味しいとかで、たくさんお客さんが来てたのに、うちの親は行こうとしなかった。
考えてみれば外食好きの両親が一度も足を向けないのはおかしかったけど、その頃は「お蕎麦屋さんにわるいから」とか「焼肉屋のおばさんがかなしむよ」とかの理由に納得していた。それはうちだけでなく、トコやミイの両親、クラスメートも少なからずそうだった。
お店が出来て3か月くらいで、まだ若かったのに中華屋のご主人は心臓発作で亡くなった。
小5の1学期、そこは喫茶店になった。お店のカナという女の子が同じクラスに転校してきて、すぐ仲良しになった。
母子家庭で、喫茶店はお母さんがひとりでやっていた。カナは学校から帰るとお店に寄って、お母さんが7時にお店を閉めると一緒にアパートへ帰っていった。
69: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 06:07:10.19 ID:Mh0yxYT+0
その年の夏休み、トコとミイと塾の帰りに喫茶店の前を通った。
2階の雨戸が少し開いていた。8時過ぎには誰もいない筈なのに、また誰かが雨戸の隙間から外を覗いている。
真っ暗で顔は見えない。雨戸に掛けた手が真っ黒に見えた。
「カナんちの2階に誰かいるよ。」トコが振り返って言った。「うん、あたしも見た。泥棒じゃない」歩きながらひそひそとミイも言った。3人で立ち止まって振り返ると、その黒い影はまだそこにいる。泥棒だっと、まだ明かりの点いていた葬儀屋さんに飛び込んだ。
でも葬儀屋のおじさんは「大丈夫だよ。早く帰りな。」と言って、裏口から別の道を通って送ってくれた。勿論、両親に話したけれど「そんな話は誰にもするな」「葬儀屋さんに任せておけ」と言われた。
70: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 06:11:21.09 ID:Mh0yxYT+0
葬儀屋さんは喫茶店の真向かいにあったので、おじさんは何か知っていたのかも知れない。
誰も見てないかな。続きまた書き込みします。面白くなかったらご指摘下さい。
72: 本当にあった怖い
はよ
80: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 18:20:17.47 ID:Mh0yxYT+0
ただいま帰りました。少し時間が ありますので、続きをちゃっちゃっと進めるようがんばります。
カナのお母さんの喫茶店は朝7時に始まる。メニューはコーヒーとモーニングサービスとサンドイッチだけだった。
思い出すと涙が出るのは、カナが日焼けした腕にコーヒーの入った魔法瓶とサンドイッチの大皿を持って歩いていく姿だ。美容院、産婦人科、保育所とか出前専門のお得意様がいて、カナは夏休み中ずっと出前とかお店を手伝っていた。
黒い影を見た翌日、トコとミイと相談して学校のプール帰りに喫茶店に行ってみた。出前のない時間帯で、カナはお店で宿題をやっていた
93: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 21:12:19.60 ID:Mh0yxYT+0
続きを書き込みします。
3人で代わる代わる夕べの話をした。カナは見間違いだよ?と言う。「だって2階は上がれないもん」
そうして喫茶店の周りを案内してくれた。真裏に2階へ通じる外付けの階段があり、1階から2階のドアの手前まで鉄条網でぐるぐる巻きにしてあった。
ドアのある場所には大きな板が何枚も打ち付けてあり、ドア自体は見えなかった。左右にある窓らしき場所も板できっちりとふさがれていた。お店の中に階段はなかった。2階は大屋さんの物置で誰も入ったことはないらしい。
カナは自分達の話を相手にしてくれなかった。
それぞれ家に帰り母親に報告すると、人のことを嗅ぎ回ったりするなと物凄い勢いで怒られた。トコもミイも同じように起こられたらしい。その理不尽さからどうやら母親たちが何か隠し事をしていることに気づき始めた。
そうしていちばん頭の良いトコが理解した。2階には中からも外からも入れない。泥棒はいったいどうやって中に入ったのかと。
「霊」3人同時にその考えが浮かんだ。
97: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 21:37:01.02 ID:Mh0yxYT+0
霊という思い付きに3人ともぞくぞくわくわくしていた。その時まで噂はゼロでもなかった。連続してお店の人が二人続けて亡くなっている場所だったし、「呪いの店」とかいう子もいた。呪いからカナを守らなきゃ!
アホな使命感で自分達が向かったのは学校の近くにある八幡さまという神社だった。呪いに効き目のある御守りを買い、カナにあげようと。問題は同じクラスのシノがその神社の娘だったことである。
案の定、神主さん(シノのお父さん)はすぐシノを呼んだ。いかにも秘密めかしてやって来た自分達を見て、黙って帰らせる筈はない。絶対に秘密を誓わせて理由を話した。そうするとシノはとんでもない事を言った。
「うちのお父さん、あのお店に3回はご祈祷に行ってるよ。2階の窓に誰かいたって近所の人も見てるって」
「大屋さんとお巡りさんがうちに来たこともあるよ。2階には誰も入れないらしいよ」
「でも噂が広まるとお客さんが来なくなって、カナのママ困るでしょ。だから絶対に言うなって」カナが相手にしてくれなかった訳が解った。それから自分達もシノもその話はしなかった。
101: 本当にあった怖い
創作ではありませんが、会話を中心に脚色しています。何分にも小学5年の頃の話なのでご容赦ください。
冬休みに入って、喫茶店が急にお休みになった。電話しても、アパートに行ってもカナもお母さんもいない。
担任の先生に聞きに行くと、お母さんが病気だということ、実家のある地方の病院に入院したこと、カナはお母さんの実家にいることを教えてくれた。
カナと連絡がとれないまま、3学期が終わる前にカナのお母さんは亡くなった。そうしてカナにはもうさよならも言えないまま別れてしまった。
自分達は中学生になり、トコはお父さんの転勤で関西に、ミイは遠方におうちを新築、自分は下町に転居して高校に進学した。ときどき連絡は取り合ってはいたものの、昔住んでいた商店街に足を向けることはなかった。
成人式を迎えて、何年ぶりかでシノの実家である八幡さまに皆で集まった。その時初めてシノのお母さんからあの店の話を聞いた。
うどん屋さん、中華屋さん、喫茶店のあった店は、いちばんはじめは時計屋さんだった。時計屋さんは30際くらいで店を継いだけれど、人嫌いで客商売が出来ず、親類とも縁を切ってしまった。その後お店を休業して閉じこもってしまったらしい。
電気も電話も止められてしまい、大家さんは仕方なく家賃の回収を諦めてしまった。初めはいろいろ気にかけていた商店の人たちもだんだん忘れてしまったというか、気にしなくなってしまった。
かなり長い時間が過ぎたあとの夏、両隣のパン屋さんとお寿司屋さんは、物凄い数の蝿に気づいた。大家さんは交番に駆け込み、お巡りさんは鑑識の人と施錠された階段の扉をこじ開けた。黒い羽音、うねる白い波、血走った眼の小動物に埋め尽くされた部屋を。
死因は衰弱死。デスクにあった帳簿の最期のページに「ダレカ タスケテ」と書かれていたらしい。
102: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 22:44:40.93 ID:Mh0yxYT+0
シノのお母さんは腕をさすりながら言った。
「だからうちはあそこのお店に行けなかったのよ。みんなのお母さんもたぶんそうよ。来てたのは団地の人と線路向こうの人よね。次々に人が亡くなったことまでは知らないし。でも借り手はすぐ来たわよ。だって相場の半値の家賃だったんだもの」
カナのお母さんが亡くなった後、大家さんはお店を倉庫にしてしまった。今も誰にも貸していないらしい。
身寄りのいない時計屋さんのお葬式は、商店街と町会で出した。
お向かいの葬儀屋さんが殆どタダでやってくれたそうだ。
近くのお寺にお墓を建てて、永代供養もお願いした。お墓参りだって欠かさなかった。
お店はキレイにリフォームして、新築同様にした。
それなのに・・・
103: 本当にあった怖い
こわ
104: funa@\(^o^)/ 2016/10/01(土) 22:47:12.85 ID:Mh0yxYT+0
長々と書いたわりに、落ちも結論もない話ですね。すみませんでした。ですが平凡な子供時代で、唯一衝撃的で、かなしい出来事でした。
180: 本当にあった怖い
>>104
面白かったよ、書くの上手いね。
夏休みのカナちゃんの描写良かった
今は幸せに暮らしてると良いね
105: 本当にあった怖い
消せない手形
じゃあ俺話そうかな
予め行っておくが俺は文章力がない故に大変読みづらいと思う。そこはすまない。ではでは
これは俺の先輩の友達の話。その先輩は、去年の夏に大○水峠って言う地元じゃ結構有名な心霊スポットに車で深夜に三人で行ったらしい。その三人を仮にA.B.Cとしよう(Aは俺の先輩の友達)
その峠がある道は昼でも車の通りが少なく、その日の夜なんて対向車線を走れるぐらいの少なさだったらしい。
その三人は全然幽霊なんて信じない人で道中酒なんか飲みながらわーわーやりながら走ってたらしいんだ。
んでガヤガヤやってるうちに峠のすぐそこまで来たんだ。
「遠くから来たんだし、どうせならゆっくり通ってこうや」運転役のBがそう言ってゆっくり車を走らせた。そしてついに峠の看板が遠くに見え始めた頃、後部座席にAと一緒に座っていたCが
「おい。あそこ人いねーか?w」と看板近くのガードレールの向こうの草むらを指差しながら言った。
確かに暗くてよく見えないが1.5mほどある黒っぽい?何かがそこにあるのがわかる。確かに人のような形にも見えるが、こんな夜中、しかも山奥の峠に人がいるわけがない。なのでAは
「標識だろ。何ビビってんのよw」なんて言ってCを冷やかした。
「とりあえず近づいてみるか」
そう言ってBは車をガードレールすれすれにしながらくるまをより一層ノロノロと走らせた。
そしてその黒い何かに5メートルほど近づいたときにそれが一体何であるかがわかり、三人は絶句した。
107: 本当にあった怖い
そこには確かに髪の長い女が立っていた。しかしそいつの顔は赤黒く、目がなく真っ黒な穴が二個、ポッカリと空いていた。
そして口を顎が外れるんじゃないかというぐらい大きく開けていて、その開けた口が小刻みに上下に動いている。そして車の窓を閉めているにもかかわらず、「ゴヒュッ‥‥ゴッ‥‥ゴヒュ‥‥」という呼吸音らしき音がはっきりと聞こえてきたという。
Aたちはしばらく動けずにただじっとそいつを見つめていた。いや恐怖で顔が動かせなかったのだ。その時間はほんの十数秒だったがAには何分にも感じられたという。
どれくらい経った時だろうか。Bがアクセルを全開にして全力で車を発進させた。その時もAはそいつから目を離せずにいた。そしてそいつは確かに猛スピードで去っていく車を目で追いかけていたという。そしてそいつが見えなくなり体が動かせるようになった瞬間、全部の窓から
「ズダダダダダダダダダダダダダダダンッッ!!!!」
というものすごい音がした。
見ると無数の手が窓を叩きまくり、無数の手形が魔度を埋め尽くし始めている。
「うああああああああああああ!」
BやAが発狂したように叫ぶ。車の中はもう阿鼻叫喚だった。
「南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!」
Aさんはただただ必死に恐怖をこらえながら経を唱えたという。
続きはすぐに書きます。下手でスマソ
109: 本当にあった怖い
「助けてくれー!」
「すいませんすいませんすいません!」
色々な叫びや嗚咽が車内に飛び交い始めてからどれくらい経っただろうか。
ふと気付くともう窓を叩く音は聞こえなかったが、まだCは
「すいませんすいませんすいません!」
と言い続けている。
「おい!Cおい!もう大丈夫だ!終わってる!」
AはCを揺さぶりながら言った。するとCは正気を取り戻したらしく。「あ、俺達生きてるよな!良かったああ!」と泣きながら安堵の表情を見せた。
「なんだったんだよあれ‥」
運転しながらBが
「あれ、絶対この世のものじゃねえ、あんなやつがこの世にいるわけがねえ!」と歯を食いしばりながら言った。
「とりあえず何処かで一旦落ち着こう。近くにガソリンスタンドがあるみたいだからそこに行く」
そう言ってBは運転にまた戻った。
数分すると遠くに明かりが見えてきた。
ガソリンスタンドだ。
良かった!人がいるんだな!そう思うとAたちは自然に涙が出てきた。そしてガソリンスタンドに入り三人は休憩した。
「もうこんなこと絶対にやめよう。」
Bが言った。
「すいませんでした。もう許してくださいって謝ろう」
Aがそう言うと見んな頷いて謝った。
そして気分が落着いて改めて窓を見ると無数の手形ががびっしりと残っている。
「これ気味悪いから落としてもらおう」
Bがそう言って店員を呼びに行った。
しばらくすると雑巾とバケツを持った若い店員さんが来て、車を見るなり、
「うわあ、一体どうしたんですか!すごい手形の量ですねえ。」とびっくりしながら言った。
続きすぐ書きます!
110: 本当にあった怖い
スマホで書き込んでるんで改行がおかしくなっなってます。すみません!では話の続き
「はい、その、いたずらで手形をね……。」
Bが苦笑いをしながら言った。
「はーッ。ずいぶん頑張りましたねー!こっちもやりがいがありますよー笑」
なんて笑いながら店員さんは雑巾をバケツに入れて、絞ると早窓を拭き始めた。
すると急に
「なーんだお客さん、早く言ってくださいよ〜!意地悪だな〜!」
と店員さんが笑いながら言ってきた。
「はい?何が意地悪なんですか?」
全く身に覚えのないことにBは困惑して聞き返した。
「え、だってお客さんがやったんじゃ無いんですか?これ?」
あまりにもBが困惑した顔で聞き返すので、
店員さんも困惑した表情で聞き返した。
「え?だってこの手形、内側から付いてますよね?それ、お客さんがやったんじゃ無いんですか?」
「あれからもう一年の話だなあ」
先輩はそう言いながら俺にこの話をしてくれた。
「そういやあいつあの話ししてから全然連絡が取れねーんだよな……大丈夫かな…」
先輩はどこか遠くを見ながらそう言った。
僕は連絡が取れなくなるという話はネットで見たことは有るのですが、
まさか自分の身近で起こるとは思ってもなく、大変不思議に思い、この板に書かしてもらいました。
スマホで書き込んでいて改行などがへたで大変読みづらく、
申し訳ない。この話に付き合ってくれた方、ありがとうございます。
185: 本当にあった怖い
母親のホームページからのコピペ
短いですが
病院にて
これは25年程前にあった実話です。
東京都中野区にある、とある総合病院。
看護士の彼女はソコに勤めていました。
夜勤もこなし、
毎日を忙しく過ごしていたそうです。
その日は深夜勤、夜から朝までの仕事でした。
ドコの病院でも多いと思いますが、その病院の霊安室も地下1階にありました。
霊安室はエレベーターを降りた廊下の一番奥。
ドクターと二人、霊安室の隣のへやに用事があり行ったそうです。
用事が済み電気を消して部屋を出ようとした彼女。
急にお腹のあたりを抱きつくように手が出てきたそうです。
そのまま抱え込まれる彼女。
「冗談は止めてください、○○先生」とドクターに向かって言った彼女。
帰ってきた返事は、
「何の事だ?」とエレベーターの前にいるドクターの言葉。
と同時に彼女を抱えた腕は消えたそうです。
でもしっかりと見たそうです。
確かに人の腕だった・・・、と。
186: 本当にあった怖い
2年前ぐらいだけど、真夜中3時ごろになんか外からぶつくさ音が聞こえて迷惑だなって窓に近づいて耳を澄ませてみたら
「清めたまえ???????祓いたまえ????????」って泣きじゃくりながら叫んでる中年ぐらいの女の声だったってことがあったな
なんかの宗教だったんだろうか?時間も言ってる内容も叫び方も相当異常だったし、何より実家のクソ近所にそんな奴いると思うとぞっとするわ
348: 本当にあった怖い
もう7、8年前に埼玉県のラブホで当時の彼女と一夜を過ごした。
赤い色合いの部屋で、それほど広くない。
昔からあるイメージで、経年の汚れがあるくらい。
ひととおり楽しんで、眠くなったので寝たのだが、とても嫌な夢を見た。
あまり内容は詳しく覚えていないが、泊まっている部屋で女性に追われるような夢だったように思う。
普段は夢を見ないので、いつもと違うところで寝たから、そんな夢を見たのだろうと考えていた。
1年前くらいに、今の彼女と偶然同じホテルの同じ部屋に泊まる事になった。
既視感はあったが、同じ部屋と気づいたのは、眠った後だった。
全く同じ夢を見たからだ。
もうあのホテルには行きたくないが、泊まった人がいたら、同じように夢を見たのかは知りたい。
349: 本当にあった怖い
車、エレベーターばかりで運動不足なんでね、自営業の都合もあって深夜に散歩してたんだよ
昨日の事だけどいつものルートを歩いていつものベンチで一休みしてた時
悲鳴や怒号が聞こえてね、なんだろと思ってたら見るからにホームレスっぽいじいさんが現れてね、こっち見ておって呟いて俺の隣に座ってガッて肩に手を廻して、なぁ兄さんて話しかけて来るのよ
酒とタバコと歯槽膿漏の酷い臭いでね、えずきながら顔背けてたんだけど、そいつが
「なぁ兄さん、あそこに子供いるだろ」と何も居ない対面のベンチ指して言うのさ
「いるだろ?あそこに子供いるよな?」ってすがる様に言うのに、いやぁちょっと分かんないですって言うと、「そうかい」って離れてったんだよ
そそくさと歩いてく俺の背後から「そこに子供がいるだろうが!!」て叫ぶじいさんの声が響いてね、走って逃げたよ
あれが本当に子供の幽霊が居たのか、アル中の妄言なのか知らないけど頭痛くなる位怖かったよ、しばらく散歩止めるわ
今日は呑んでるんでね乱文失礼、なんか吐き出したかった
429: 本当にあった怖い
トラウマの原因
おっさんになった今でもひとりでエレベーター乗れなくなったトラウマ投下
昔中学生の時、つるんでた藤沢って奴がいた。共に反抗期でよく夜遅くまで目的も無くぷらぷらと出歩いていた。
ある日藤沢の親が出張で帰らないと聞き、泊りに行くことになった。
その日も夜中まで外をウロつき、腹が減ったので帰ることにした。もう24時過ぎてたと思う。
藤沢の家は高層マンションの10階だった。高層マンションといっても作りは古く、オートロックなんてない汚いマンションだった。
誰もいないホールからエレベーターに乗り込み、10階のボタンを押してドアが閉まる。
と、閉まりかけたドアにいきなり手が滑り込んできてハデな音をたてた。無理矢理乗ってきたのは1人の黒服の男。藤沢も俺も内心死ぬほどびっくりしたが、ムカついたのでジロリと睨んだんだが帽子を目深にかぶっていて目は合わなかった。顔色悪いな?と思ったのは覚えている。
431: 本当にあった怖い
男がボタンを押して、エレベーターの奥に行った。
俺はそこで違和感を覚えた。12階までのボタンしかなかった気がするんだが、男が押したボタンは『R』。屋上のボタンなんかあったかなと藤沢をみると、同じ事を思ったのか一瞬目を合わせて首を捻った。
エレベーターいつもより遅くね?と思いながら文字盤を見ていると、藤沢が不意に『屋上見にいってみない?』と聞いてきた。
俺も気にはなったけど好奇心より空腹が勝っていたので、文字盤みながら『でも腹減ったよな。』と返した。藤沢は意外そうな声で『え!?なんだよ、はよ帰ろうぜ!』なんて言ってた。
10階に到着しエレベーターから降りるとき、『チッ』と舌打ちが聞こえた気がして振り向いた。
閉まりかけのドア越しに立っていた男の顔がハッキリと見えた。死人のように青白い顔で見開いた目は黒目が無い、口は半開きの異様な顔だった。ちびりそうになった。
エレベーターのドアが完全に閉まると、ドアの窓から見たエレベーターは空だった。男はいない。静かにエレベーターは上がっていった。
必死で部屋に逃げ帰り鍵を閉めて、そこではじめて思い出して改めて鳥肌がたった。一階で男が乗り込んで来た時、あんな勢いだったのに全く聞こえなかったんだ、、、足音が。
432: 本当にあった怖い
藤沢の家で家中の電気をつけてゲンナリと飯食ってる時、そのことを話すと藤沢も『俺も足音なんて聞いてない。そもそも屋上のボタンなんてなかったはずだし、なんなんだ』と泣きそうな顔で言った。
次に藤沢が言った言葉が衝撃だった。
『お前がいきなり屋上行こうとか言い始めたときはどうしようかと思ったわ?。』
『は?お前が言ったんだろうが。』
泣いた。
翌日ビビりながら確認したらエレベーターのボタンは12階までだった。
藤沢の親に問い詰めると、そのマンションは定期的に飛び降り自殺者が出ており一般的な家賃よりかなり安いそうだった。精神病院が近くにあるためそのせいだろうとタカを括っていたらしい。(実際不動産屋にもそう言われていたということだった。)
藤沢はその後すぐに遠くに引っ越して関係は切れた。
今となってはただ顔色の悪いおっさんが白目むいてただけで何ともなかったのかもしれんと思うが深夜のエレベーターは無理。
592: 本当にあった怖い
ホテルの内線
なぜ名前欄にsage入れてんだ・・・
旅館・ホテル業にずっと携わってる俺が体験した個人的に洒落にならなかった話
この業界じゃオカルト体験なんて山ほどあるんだが
俺含めて同期ももう誰もいなくなったし経営も変わったのでそろそろいいかなと
東北某県のホテルでフロントやってた頃だ
当時のフロント遅番は23時までの勤務だったんだ
22:50くらいに夜警に引き継ぎして上がりなんだけど、その日も変わらず引き継ぎしてた
さて上がるかって時に内線が鳴ったんだ
そのホテルの内線は客室からの場合「2+部屋番号」なんだよね
151号室なら「2151」ってな風に。もちろんサービス導線の内線は違うけど、全内線の9割は記憶していた
その時なった内線の表示は「2000」
俺も同期の女の子も、夜警のおっさんもみんな「えっ?」ってなった
593: 本当にあった怖い
そんな部屋は存在しない・・・なんてことはないんだけど、使ってない部屋だったんだ
10階にあるスイートルームからだった
その日はスイートはもちろん、10階も1フロアまるまる使ってない
というか8階から上階はすべて使ってない
スイートは客室ドアの前に格子戸があるし両方施錠してあるから、他の客室のやつが間違ってってこともありえない
それでも実際内線は鳴ってるわけだし、出ないわけにもいかない
同期の女の子はすでにガクブルで出る気もないし俺が出た
サーっという砂嵐みたいな音と、たまに混じるザッザザッ、ゴドッっていうノイズだけ
こちらからの呼びかけにも当然返しはないし、埒が明かないので一旦切る
594: 本当にあった怖い
で、ここで説明なんだけど、そこのフロントデスクには全内線の状態がわかる機械がついてる
受話器が上がってるとボタンが光る、内線何番が上がってるってのがわかるだけなんだけどね
スイートから内線がかかってきた時ももちろん光ってた
俺が一旦切った時も光りっぱなし。こっちの内線は当たり前だけど消えた
そしてその状態のまま、またかかってきた。もちろんスイートの内線ランプは光ったまま
内線だろうが外線だろうが一旦切ったものを受話器を戻さず、ポッチも押さずにまたかけるなんてできないだろ
客室内線だから子機はないし、なにより一瞬でも切った状態になればボタンは消えるんだ
なのにかかってきた。出ても最初同様のノイズだけ
またこっちから切って、ボタン光ってるの確認して、またかかってくる
これを何度か繰り返した。向こうから切れることはなかった
595: 本当にあった怖い
このまま繰り返してても仕方ないし、とりあえず現場確認に行こうとしたが
夜警のおっさんは嫌がる、同期の女の子は言わずもがな
俺一人で確認に行くことに。懐中電灯持ってマスターキー持って。
スイートルーム開けて、何か見たってこともなく内線確認したけど受話器上がってすらいない
まあそれも当然だ。だって使ってない部屋なんだから。
試しにフロントへ内線かけてみるも、普通に通じ、普通に会話ができる
この間にもスイートからフロントへは内線がかかってきてたらしい
よくわからないまま内線電話ごと外し、対応終了にした
使ってない部屋から内線がくるのも、受話器上がったまま内線かかってくるのも不思議だが
5台あるフロント内線のひとつをピンポイントで狙ってくるのが不思議だ
フロント内線○番ってよく書いてあるだろ?その番号鳴らすとメインが最初に鳴るんだよ
メインが通話中だと2番機がなるようになってるんだが、スイートからの内線は3番機だけにかかってきてた
1・2番機を鳴らさず3番機を鳴らすに当たり前だがは3番機の内線番号を回さないといけないんだ
実体験だからオチっぽいオチもないし文章だと大して怖くもないが
当事者としては洒落にならなかった話
598: 本当にあった怖い
ブラインドアタック
不思議な体験をしたので初投下
俺が住んでいるところは少し走れば峠があり、休日の深夜になると峠小僧たちが集まってくる。
そんな自分の趣味はもれなく峠を流すこと。
といっても、よくいる走り屋のようにつるんでいるわけでもなく、走る時間帯も違う。
ましてや、流すというよりはただのドライブだ。(大した車でもないし度胸もない)
大体は車の整備をしたときなんかにその確認も兼ねて走りに行く。
時間帯は22:00には出発して日付が変わる前に戻ってくる、その程度のもの。
峠を走っていると、深夜、1人、山道というのが相まってか結構不思議な体験はそこそこある。
先ほど走った道をまた走っている、今まで何度も聞いている音楽なのに聞いたことのないギターのバッキング音が混じっているとか、勘違いの延長みたいなものなんだけどね。
それでも1人で暗い中を走っているとドキドキはしてくるし、他に何か起きないかなーなんて期待をしてしまう自分もいた。
599: 本当にあった怖い
つづき
そんないつもの峠を流している時。
いつもより少し時間が遅いおかげか、道は途中まで空いていた。
途中まで空いていたというのは、自分の車のペースが上がり、先にいた前の車の列に合流してしまうから途中までってことになる。
前を走っているのは、大きいバスのような車、ミニバン、その後ろに自分の車だ。
その大きい車にドキッとした。
それは警察の護送車に見えたんだ。
ゆっくりな度、見た目は変に古臭い、この時間帯に走ってるのもおかしい。
けれどこの時俺はミニバンが間に走ってることもあり、ビビりつつもワクワクしていた。
内心、ずっとその護送車?の後ろをミニバンは走っていたわけだし、たまたま変な時間に走ってるだけだと思ってた。
でもそのミニバンが脇道に右折して行ってしまった。
と言っても前述通り気持ちに余裕はあった。
ミニバンがいなくなった分車間も近くなる。
何のことはない、護送車なんかではなく只の古臭いバスだった、色合いが護送車っぽいだけの。
それでもぼやっと光る大きい車体の後ろはいい気分じゃなかった。
途中で引き返すか…なんて思ってた。(少し怖かった)
そしたら目の前のバスが左ウィンカーを出して減し始めた。左に曲がる道はない、「お先にどうぞ。」ってやつだ。
「全然心霊じゃねぇ…」なんて残念半分安心半分で抜きに行った。
抜く時に横を見た、車高の差もありほとんど見えない、でも客席?はカーテンがほとんど閉められてるし乗ってる人もいなさそうだった。
追い抜き完了、やはり何も起きない。まぁ期待してもこんなものだ。
とりあえず譲ってもらったしサンキューハザードでも出すかと手を伸ばしつつルームミラーを見た。
何もいなかった。バスがいない。文字通り消えた。
追い抜きでスピードが乗ってるとはいえ、おかしい。脇に抜ける道はないし、Uターンできるわけでもない。
まさか某漫画みたいにブラインドアタックでもしてるの?って感じだった。
血の気が引いた、さすがに勘違いじゃない。
逃げた、というよりは走り続けた。山の頂点で折り返して道を下ったけどその謎のバスにはすれ違わなかった。
峠を走ってて初めての体験、これも勘違いの延長だとは思いたいけど、さすがに違うと思う。
601: 本当にあった怖い
高校生の頃の実体験
長くなるので、二回に分けます。
1/2
高校生になって原付の免許を取り、運転の練習にと実家から近い峠にツーリングにいった。
時間は昼過ぎで、天気は晴天。
平日と言うこともあり車の通行は少なく、初心者には嬉しい日和。
その峠は小学生の時に自転車でも登ったことがあるため、気軽に向かっていた。
峠までの道中には、寺か神社が管理してるお堂みたいなのがあって、山の斜面を削って作った三日月型の駐車場が作られているのね。
駐車場の端には大きな石碑が立ってて、駐車場の法面には『阿弥陀如来御来光』みたいな感じのことが書いてあって、変な場所ではあった。
夜になると走り屋が来る峠のため、そこは休憩場所にされているのかいつもゴミだらけ。
その日もやっぱりゴミが酷かった。
それを見たときに、ゴミ掃除しなきゃと思ったんだよね。
特別ボランティア精神を持ってはいなかったけど、その時だけはしなくちゃいけないと強く思ったのを覚えてる。
急いでUターンして、コンビニでゴミ袋を買ってゴミ掃除開始。
掃除は時間にして30分ぐらいかかったかな。
あらかた片付けた後に、お堂までご挨拶に言った。
初めて行ったけど、簡素な墓石のようなものがいくつかあるだけのお堂。
手を合わせて帰ろうかと空を見上げたら山から一羽のカラスが飛んできて、私の頭上で一周旋回したあと山に帰っていった。
これはお礼とかなのかなーとのんきに考えてゴミを持ってその日は家に帰った。
602: 本当にあった怖い
2/2
ゴミを持ち帰ったその日の夜。
いつも通り就寝して、見た夢が今でも忘れられないぐらいの悪夢だった。
夢の中で自分の部屋で目が覚めて、一番に感じたことが逃げなきゃ殺されると言うことだった。
何故かこれは夢だと気が付いてはいたけど、そんな事よりも既に何かが家の中にいて、私を探している事だけはわかった。
恐る恐る部屋を出て、急いでトイレに駆け込んで鍵を閉めた。
鍵を閉めると同時に、斧で扉を殴り付けられた。
不思議なもので叩き付ける音から相手が斧を持ってる事がわかったし、そいつが男だと言うこともわかった。
そして扉を破られたら間違いなく死ぬと悟った。
まるで映画のシャイニングのような状況で、扉が破られないことだけを必死に祈って震えていた。
斧の先が扉を突き破って刃先が見えたところで、突然そいつはいなくなった。
本当にフッとそいつの気配が消えた。
ドキドキしながらトイレを出て、一階に降りたところで、そいつが玄関から出ていったと直感でわかった。
力が抜けて、安堵して座り込んだところに、会ったことのない祖父が現れたところで目が覚めた。
特別その後に何かあった訳じゃないし、夢に現れたのが本当に祖父だったのかもわからない。
それからその場所には近付いていないし、あのお堂がどういう場所なのか調べてもいない。
ただただ怖い場所という事で、家族や知人には近付くなと言ってる。
これが私にとって唯一の霊体験でした。
611: 本当にあった怖い
ちょっと長いです。昔あったことを思いだしたのでカキコ。一部フェイクだったり記憶が曖昧なので矛盾があると思います。
数年前、夜寝ていたら何か物音が聞こえたんで目を覚ましたんです。
周りを確認しても、何もないので「また屋根にいるネズミとかかな?」と思いました。築40年で隙間だらけですから。
その後も全然眠れなかったので、トイレに向かいました。
トイレに向かう廊下に外に出られる程の大きさの窓?が付いていて、そこから外の景色が見えるのですが、普段はカーテンで隠しているため外はカーテンの隙間からしか見えません。その時は普通にトイレに向かい、10分程で出てまた寝室に向かいました。
その時、なんか窓の方が気になったので窓のカーテンを少し開けて外を見ました。
はっきりとは見えないのですが、人が道路に立っていました。ちなみに真夜中です。状況が理解できず「怖えなぁ」と思い、急いで寝床につきました。
その時の夢で、「廊下の窓のところに誰かが立っていて、自分は必死に声を出そうとしているけれど声が出ず、体も動かない。立っている人物はただ笑っている」という変な夢を見ました。当時の私は学校で色々あって疲れていたのでそのせいだと思いました。
数週間後、友人(S)と話している時にその話をしてみました。
「こんなことあったんだぜww」みたいな感じで。Sも「それは見間違えだろww」って感じで信じていませんでした。自分も信じていませんでした。
Sが体調不良で休んだ時、私はSと共通の友達のNと話していました。このNの家は霊感が強くて、昔から姿が見えたり声が聞こえることがあったそうです。
Nは一般よりも少し強いレベルらしいので声は聞こえなくても、姿はうっすらと見えるそうです。ただNは幽霊とかは少ししか信じていないので、
見えたりすることはほとんどないそうです。(お盆とかは見えるそうですが《本人談》)でそのNともSにした話をしました。
そしたら「うちの祖父もなんかそんな話してたよなぁ」とか言っていました。
その後何もなく、私は引っ越しました。それからはNと疎縁になり、会う回数も減りました。
Sとは会っていましたが。
ここでいったん区切ります。
614: 本当にあった怖い
>>611
続き
今から2年前。久しぶりにNのことを思いだしたのでSと話していた。
Sは俺が引っ越してからもNとしばらく交流があったので、Nの近況を話してくれた。これが話しで出たことが
1、N祖父が俺が引っ越しした数か月後に死んだ。(事故)
2、その葬式に行ったら、いろいろ騒動があった。
3、Nの家が取り壊し葬式の数か月後取り壊し。これもいろいろあった。
4、Nは県外の学校に行き、家族もそれに着いていった
5、Nのその後は不明
の5つ。
1については、いくらN家と交流があったとはいえNに引っ越し先を伝えてなかった(と思う)ため、葬式の案内は来なかった。
3については今はもう取り壊して更地状態。
4については私の知り合いにNと同じ学校に通っていた奴から後に中退していたことが判明。
5は現在進行形。
最初に書いた夜に現れた人と関係ないように思えるが、1については関係があった。
N祖父は、死ぬ数日前にN家の蔵を整理したらしい
。これについてSは「Nが滅多に片づけない祖父なのに珍しいと言っていたな」とのこと。
そして片付けている最中に、NがN祖父から頼まれた箒を持っていったらN祖父が「そろそろかなぁ」と言っていたらしい。
SによるとNはそれ以上何も言っていなかった。だがその数日後にN祖父が死に、葬式にS一家が出席すると会場の入り口でN父と誰かが言い争っていたらしい。
なんか遺産がどうのこうの(ここら辺ははっきりしません。。)。
N父は必死になっていたそうで、
争っている相手はN祖父と同じ年齢くらいだったそうだ。
その後、N祖父の金庫から黒い人の絵が見つかったそうで、近くの寺に出したとか。
取り壊しが終わる直前の冬に、Nの新しい学校の近くに引っ越していったそうだ。
中退の情報を教えてくれた友人によると、中退直前のNはほとんど無口だったらしい。
あとは、みんなが質問してくれたことに答えることにするわ。
617: 本当にあった怖い
どういうこと??道路に立ってた人と、金庫から出てきた絵の中の黒い人が同一人物って言いたいのかな?
どういう思考をもってすればそんなこじつけが出来るの?
618: 本当にあった怖い
>>617
偶然の一致的な感じです。
700: 本当にあった怖い
今朝の事なんだが、妙にリアルな夢というか、現実というか…
とにかく変な体験した。
701: 本当にあった怖い
転がる死体
いつも朝起きるのが6時頃なんだけど、今朝は目が覚めたあと熱が凄くて起き上がることも出来なかった。
さすがに出社無理だと思って、欠勤の連絡入れようと思ったんだけど、その時間じゃ会社に電話しても誰もいないし、とりあえず後輩にLINEで休むこと伝えて、仕事始まる前に改めて会社に電話することにしたんだ。
俺は熱のせいか、いつの間にかまた眠ってしまっていた。
眠りについてどのくらい経った頃なのか、何とも言えない、動物の脂と血の混じったような嫌な臭いに起こされた。
最初は生ゴミか何かかと思ったんだが、俺の部屋にはそんなもの置いてない。
何でこんな臭いするんだろうと、熱で重たくなっていた目を開けたんだ。
704: 本当にあった怖い
目の前に置いてあった目覚まし時計が、8時過ぎを指していた。
もうそろそろ会社に電話しなきゃなと思いつつ、臭いの原因を探ろうと体を起こそうとした。
俺は体の左側を下にして寝ていたんだが、何だか反対側に気配を感じる。
そこでゆっくりと寝返りを打ってみると、1mくらい先に、血だらけになった上半身だけの死体が転がってた。
かろうじて若い男だというのが分かる程度で、かなり損傷が激しかった。
自分の部屋の中にあり得ない光景が広がっていることに、最初は呆然とするしかなかったけど、普通に考えてこれは夢だと考えた。
でもこの臭いは??
そんなことを考えている時に、その死体と目が合った。
そしてニヤリと笑った。
俺はその瞬間に気絶した。
しばらくしてまた目が覚めると、部屋の中にそんな死体はなかった。
でもさ、かすかに臭いが残ってたんだよ。
これ一体何だったんだろう。
やっぱり夢だろうか。
702: 本当にあった怖い
>>701
恐いな…
708: 本当にあった怖い
>>702
マジで怖かった
夢にしてはリアル過ぎだった
729: 本当にあった怖い
真っ黒な人
前にまとめで黒い人を見た事ある奴いる?というスレッドを見たのですが
私も見た事あるので、こちらにその時の体験談を書かせていただきます
まとめスレで見た黒い人は、私たちには危害を加える訳でもなくただソコにいるだけ
という内容だったのですが、私が見た黒い人というのは、少し違いました
私が見たのは駅のホーム、線路内にポツンと立っていました
男か女かも分からない、真っ黒ではなくテレビ画面の砂嵐のような色の黒っぽい影
足は膝辺りから下がなく、頭の顔面に当たる部分は大きく抉られていました
今となっては異常だったと思うのですが、その時の私には余裕がありませんでした
ソイツはホーム下の線路内に電車と対面する位置に
背中を丸め
腕を顔の辺りでまで上げ、肘を軽く曲げ掌を外側に向ける格好で立っていました
私は黒い人と言うのをその時は知らず、何で線路内に人が居るの?そろそろ電車来るよ、危ないよ!?
と驚きましたが、他の人は何の反応もしていませんでした
730: 本当にあった怖い
そのうち電車が到着する、というアナウンスが流れましたが、その黒いのは動こうともしません
だ、誰か助けないの?このままだとこの人轢かれちゃうよ!
とパニックになりましたが、他の人はその影が見えてもいないようでした
ブレーキ音と共に電車がホームにやって来ます
轢かれる!!と私は思わず目を覆いました
しかし悲鳴が上がる訳でもなく、普通に人々が電車から降りてきました
え?気のせいだったの?見間違い?
と思って見てみると影はまだ立っていました
電車の床から頭と手だけが突き出ていました
そして、グルンッと顔を向けコチラを見ました
目も鼻も口も無い顔、しかし私の事を確かに「見て」いました
ひっ!と息を飲んで固まっていると後ろから人がぶつかり
「乗らないんだったら退いてくれ」と声を掛けられました
振り向いて「す、すいません」と謝ってもう一度電車の方を向くと、丁度ドアが閉まるところでした
アナウンスと共に電車が発車すると、その影も居なくなりました
しかし私はドアが閉まる直前に見てしまったのです
その黒い影が、1人の乗客の足にしがみ付いているのを
あの乗客はどうなったんだろ……今でも気掛かりです
886: 本当にあった怖い
『入ってくるモノ』第一章 ?beginning?
まず最初に断っておくが俺に文才は無いと思う。
それにあの日俺が体験した出来事をうまく文章化出来るかどうかも分からない。
稚拙な文章ですまないが書かせて欲しい。
読んでいて生ぬるい話かもしれないが、
一人でも多くの人に俺の体験談を聞いて欲しいんだ。
今思い返しても不思議で奇妙でわけが分からない。
このことは家族にも話したことがないんだけどそろそろ解禁したいと思ったんだ。
それまで霊やオカルトなんて全く信じてなかった俺が遭遇した忘れられない事件だ。
怖い話と言うか不思議な話だ。
現在進行形の悩み相談とでも言った方がいいのかもしれない。人によっては怖いといえるかもしれない。
スレチだったらゴメンな。
だがこれは創作でも何でもなく実話だ。長くなると思う。ゴメン。
でもみんなに読んで欲しい。あまりにも恐ろしいので、何か良い解決法をみんなに教えて欲しいんだ。
そしてここに書き記すことで俺自身の心の整理になればいいのだが・・・。
悪夢の始まりは3日前・・・。
3日前のあの日。
忘れもしない夜の出来事。
to be continued…
887: 本当にあった怖い
『入ってくるモノ』第二章 ? I am X ?
俺は工場勤務の28才男。とりあえず俺のことはXとでもしておくか。
俺が住んでいるアパートは長方形の2階建てのエレベーター無で、102号室を使っていた。
両隣の101号室と103号室は俺が入居してきたころから空き部屋だった。
古いアパートで防犯設備もろくになく、簡単に泥棒に入られそうだったが別に盗られて困るものもないので風呂に窓はいつも開けっ放しにしていた。
(いちおう窓に格子のようなもにがついているので人間は入れない)
俺は夕飯と風呂を済ませるとすぐに床についた。
仕事かったるかったなーとか、明日晴れるといいなーとかそんなことを思いながら布団のなかで目を閉じているといつの間にか眠ってしまった。
そして何時間寝たのか分からないが、夜中にふと目が覚めた。
だんだん意識が 現実に引き戻されていき目を開けた。
携帯電話は省電力のために既に消灯しているので完全な暗闇になっている。
自分の目が開いているのか閉じているのかもわからないくらいの完全な暗闇だ。
そのときだった。
ガリガリガリガリッ!
突然戸を爪で引っ掻くような音がして、戸が少し開いたのを感じた。
俺は反射的に戸を閉めたが、既に何かが戸の向こうから部屋に入って来た気配を感じた。
to be continued…
888: 本当にあった怖い
『入ってくるモノ』第三章 ? ending part1 ?
ゾクリとして身動きできないでいた。呼吸すらまったくできない。
その数秒後、「キシキシキシ」という軋み音が聞こえたかと思うと、
「ぶるる、ぐぅ…、ぐるる…。」というくぐもった苦しげな声が部屋の隅から聞こえてきたのだ!
パニックになって、誰だ?!とか、おい!とか叫ぼうとしても声が出せない。
「トッ、トッ」
畳の上を歩く音が聞こえて 、気になるもんだから暗闇のなか目を凝らしてみるも当然誰もいなくてその音も止んだ。
だがまた目をつぶると聞こえるんだ。
「トッ、トッ」
俺は恐怖で目をつぶり、ひたすら朝が来るのを待つしかなかった。
しばらくすると足元からザワザワなにかが登ってくる感覚があった。
その「何か」は布団の上を一歩一歩登ってくる。
「ぶるる、ぐぅ…、ぐるる…。」
そいつは声とも呼吸音ともとれない音を発しながら登ってくる。
もちろん俺は恐怖で目を開けることができないが、そいつの手足がまるで赤ん坊のように小さいことが布団の中からでも感じ取れた。
そしてとうとうそいつが頭まで近づいたと思ったら、毛むくじゃらの何かが俺の顔に覆い被さった。
その後俺は呼吸が苦しくなり全身を金縛りが襲い、いつの間にか気を失っていた・・・。
to be continued…
889: 本当にあった怖い
『入ってくるモノ』最終章 ? ending part2 ?
深夜3時とか4時くらいになった頃だと思う。
布団のなかで目を覚ますと、何かが布団の周りを歩く音がした。
うっすらと目を開けて横を見ると、そこには毛むくじゃらの何かが虚ろに佇んでいた。
暗闇のなかでうっすらとシルエットしか分からなかったが、異様に小さな体のそれは明らかに人間ではなかった。
ここまで来ると本当に怖くなってパニックになった。
誰か助けを求めようと声を挙げたかったあいかわらず声が出ない。
再び「ガリガリガリガリ!」と戸を引っ掻くような音がしたかと思うと、戸が少し開いてドタドタと奥の部屋に何かが向かう音がして、その後は静けさだけが残った。
俺はそのまま朝まで布団のなかで動けなかった。
ほとんど一睡も出来ず、疲労も取れないまま俺は会社に出勤した。
同僚に 昨日の話をするも誰も信じてくれず、なにか訴えたかったんだよなどと箸にも棒にも掛からないことを言われす始末だったのを憶えている。
あいつが何者かはわからない。けど、あの姿はどう考えても人間じゃない。
まぁ別にこれまで何か害があったわけでもなし、病気や事故にもあってないけど、
今でもたまに戸を爪で引っ掻くような音が聞こえる気がするんだ。ちょうど今みたいに誰かにこの話をした夜とかにさ。
もし幻覚とかじゃなく、霊的なモノなんだとしたらお払いとか、盛り塩とかしたほうが良いのかな?
正直、最近寝るのも怖い。
同様の体験者、人体のメカニズム、にゃんこ関連に 詳しい方いたら、是非アドバイスして欲しいんだ。
スレチだと思われる方にはホント申し訳ない。無視してくれ。
俺が体験したのはこんな感じ。
もし同じような体験をしたやつがいたら教えてほしい。
? end ?
904: 本当にあった怖い
>>889

面白かったです
またよろしくお願いします
895: 本当にあった怖い
先日初めて心霊体験(?)、というか怖い体験をした。
俺は大学で音楽系のサークルに所属してるんだが、先輩の紹介で都内に住んでるプロの先生の自宅まで個人レッスンを受けに行ったんだ。
その先生とは初対面だったんだが、会ってみると気さくで優しい人だったし、教え方もすごく丁寧で分かりやすかった。
レッスンが終わって家に帰った後、早部屋で今日習ったことを復習しようと思ってスマホのアプリで録音してた奴を再生したのよ。そしたら録音の中盤あたりでいきなり
「ぎゃああああああああああああああ」
って絶叫が流れてきたわけ。もうレッスンの内容が聞き取れないくらいの大音量で。ビビってすぐに停止ボタン押したよ。それからその録音は一切聞いてないけど今考えてみるとあの絶叫、先生の声にすごく似てたんだよなあ…
不思議ネタ募集中
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コメント
1 猫田ニャン太 :2018年06月25日 23:02 ID:5qBDkGMZ0*
(ФωФ) ホンコワ
身の毛もよだつ本怖スレで今日も1日お疲れ様でした。
2 不思議な
釣りのやつすんごい読みづらい
酔ってるからかな…。明日読もう…。
3 不思議な
漫画雑誌の本怖でオサキギツネの話は永久保貴一が描いてたね
4 不思議な
怖い話し、いいねぇ。
もっと、聞きたいね。
5 不思議な
商店街の話、時計屋の主人と大家に喝じゃ!
関係ない人まで犠牲にしやがって許せん一人で氏んどけ!あと大家もそんな事件があったのに売るなやどんだけの人の命奪っとんねん腹立つ
6 不思議な
俺の経験だが新潟の某所で夜釣りをしていたら深夜にもかかわらずボロい服きたばーさんがやってきてここにはお化けが帰るようにと言われた。
正直お化けよりもそのばーさんの方が不気味だったので言われた通り引き上げたが、その後ばーさんの様子を遠くから見ていたら沖から漁船がやってきて中からカバンを持ったスーツのような服装の男が数人でてきてばーさんと何かを交わした後夜の闇へと消えていった。
あまりよく見てないがそのばーさんは典型的な鮮人顔だった気がする。もしかしたらばーさんと男達は工作員だったのかもしれない。
7 不思議な
N祖父の話がまったく理解できないんだけどどうしようw
8 不思議な
ねこの話が良かった
9 不思議な

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ヨネスケじゃなくクマだった。台所の窓から突撃!隣の晩ごはんしてきたクマ、食料を奪い去って去っていく(アメリカ)

親の死亡後数年経過もNHKから督促状が来る…ネットの噂を検証したところ事実だった模様

青春18きっぷの秀逸なキャッチコピーで打線組んだ(画像あり)

OSの異常、AIで発見 ソフトバンク、企業向けセキュリティー

【悲報】自転車乗りさん豪快にこける。よそ見運転がいかに危険か分かる瞬間

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【悲報】メッシさん、嫁までクリロナに寝取られる

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SOULd OUTの名曲

【悲報】ポーランドの物価クソワロタwwwwwwwwww

湯婆婆「ほう…首領パッチというのかい?贅沢な名だね…今からお前の名は」

不倫してた。 向こうは奥さんと不倫とは別の理由で離婚したんだけど、最近になって慰謝料を請求されてる。

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