死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『探偵ナイトスクープ・ビニール紐事件の真相?』『自己責任:呪物』他back

死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『探偵ナイトスクープ・ビニール紐事件の真相?』『自己責任:呪物』他


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声色
2年くらい前、まだ大学生で実家に住んでたときの話。
その日は病み上がりでまだ微熱もあって、朝からずっとベッドで横になってた。
朝の8時くらいに、母が
「仕事行ってくるね。もし体調悪くなったら電話して」と言ってでかけていった。
うちは猫を飼ってたんだけど、わたしは猫がベッドに入ってきてしまうと気になって全然寝れない方。
じっくり寝たかったから猫は部屋の外に出してた。
家が古くて、猫が強く体当たりするとドアが空いてしまうので、簡易的な後付けの鍵もかけておいた。
しばらく横になってたけど寝つけなくて、体を起こして友だちにラインを送ったりしてたんだけど、なんか急に体調が悪化してきたんだよね。
体がすごく重く、寒くなって、視界が揺れてすごく気持ちが悪くて……。
焦って母に電話しようと思ったけど、なぜか電波が入らなくてできなかった。
不安でいっぱいになってきたとき、ドアの外で猫が鳴いた。
地下の丸穴 【洒落怖】
http://world-fusigi.net/archives/8686169.html
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?344
480: 本当にあった怖い
「まぁー」って、いつもの声で。
でもなんかすごい違和感があったんだよね。
その時は、なんでそう思ったのかわからなかったけど、今はわかる。
鳴き声が高い位置から聞こえたんだ。
人がしゃべってるみたいに、足元からじゃなく上から声が出てる感じ。
なぜかすごく怖くて、ドアを開けずに黙ってた。
そしてしばらくしたら、次は母の声がした。
「大丈夫?心配だから帰ってきたよ」
たしかに、声は母の声だったけど、それもなんか違和感がすごかった。
微妙な声のトーンとか、言葉の選び方とか、いつもと少しずつちがう。
それに、まだ仕事に出て2時間もたってないのに、帰ってくるはずない。
なにか得体の知れないものがいると思った。
怖くてドアを凝視してた…というか、体が全然動かないんだ。
寒くて怖くて歯がガチガチ鳴った。
次の瞬間、ドアノブがガチャガチャガチャガチャ!!って回った。
鍵は簡易的で今にもとんでしまいそう。
硬直していると、しばらくしてガチャガチャが止んで、つーんと静かになった。
そして、ドアの前から「なにか」がスッといなくなった感じがした。
電波が回復していたので、急いで母に電話。
やはり、母は家になど戻っていないと言う。
昼過ぎ、心配して帰ってきた母が、玄関で猫が死んでいるのを見つけた。
つい数時間前まで元気いっぱいだったのに、外傷もなく、ころんと横になったまま死んでいた。
やっぱり「なにか」に連れて行かれてしまったのかなぁ。
ドアを開けていたら、わたしはどうなっていたんだろう。
487: 本当にあった怖い
>>479
こえーよ
23: 本当にあった怖い
迷い込んだ墓場
スレチと知りつつ、聞く分にはそんなに怖く無いおれの体験談投下。
場所は新潟県の海岸沿い、角田浜近辺。
この辺は脇道とかに入るとかなり昔から色々なホラースポットがいくつもあるんだ。
そんで、新潟県って横にすげー長いだろ?このシーサイドラインって信号も少ないし県内の移動とか、ドライブなんかには結構良いので、ホラースポットの方に行かなければなかなか便利な道なんだよ(それでもいくつかのスポットは通過せざるを得ないけど)。
その日の夜は、古くからの仲間(♂)となんとなくドライブしてたんだ。あちこち遠出して、帰りは角田浜のシーサイドラインを通って新潟市の中心部の方へ向かうY字路に向かって走って帰る。
Y字路を右に行くと山道を越えて別の町。左へ行くと、しばらく走って新潟市の西側につながっている。
ここはもう何度となく通っているし、全然迷わない所なのね。夜だって全然間違わない。
だけどその日は違った。
左に曲がるとそのまま道なりに20?30分で新潟方面なんだが、曲がって数秒でもう雰囲気がおかしい。
本当なら長?い整備された道路で民家なんか無いはずなのに、車がやっとすれ違える様な、生活道路。
道沿いにはそんなに古くはないけど、築30?40年程度の普通の田舎の家々。風呂場の窓の灯り、台所?の湯沸かし器の換気扇の湯気。すごく生活感ある。
24: 本当にあった怖い
あれ?間違うはずないんだけどな?そう話しながら進んで行くと、どんどん道が狭くなり、家もまばらに。
なんなんだ、おかしいな?
でも、道は続いているのでそのままゆっくり前進してみたのね。
やがて民家も街灯も無くなり辺りは藪っぽくなって、ついに行き止まり。
で、、、、、、、絶句した。
古い墓場だった。
助手席の仲間と俺、ほぼ同時にさけび声を上げた。
バックするしかない。道も狭い!
Y字路からほんの2?3分の距離だろうに、すごく長く感じた。
無事にY字路まで戻れた!怖いからもう少し戻ってみた。
そいつとこの道で間違い無いよな?って何度も確認した。
やっぱり間違いない(と思う)ので、もう一回ソロソロとその道に入ってみた。
、、、、、いつもの整備された道だった。
2人して??な気分ながら、そのまま走って帰ったんだが、その道中で気がついたことがあった。
さっきの墓場に通じていた集落の家々、バックしてた時一軒も電気点いてる家や街灯が無かったよな?恐怖のあまり、覚えてないだけなのか?
オトコ2人して震えあがりました。
実害は特に無かったけど、すごく気味が悪い経験だった。
幻覚?2人とも??
第三者だと怖く無いね、すまん。
以上。
267: 本当にあった怖い
>>24
乙。おもしろかった
26: 本当にあった怖い
それで思い出したんだが
関西方面だったかな?
詳細は忘れたが、普通の街中のどこかの路地を入ったら、一段低い半分地下みたいな土地があって、廃墟となった家が沢山ある!
入り口はぼかされてたけど、廃墟の写真は見たように思う。
相当前に見たんだけど、こんなの覚えてたり場所がわかる人いるかな?
769: 本当にあった怖い
>>26
岡町ですかね、豊中の。廃墟っていうのはどうかと思うけど。
32: 本当にあった怖い
スレチだけど 密漁者の話。他県に貝を泥棒しに1人で行ったおっちゃん、
その県の漁師に見つかり船に上げられ数人からボッコボコ。終いにゃヤスで目を突かれて
片目になった。海保に捕まる方が良いって言ってたよ。
33: 本当にあった怖い
ヤスってのは小さめの手銛の事ね。
そしてもうひとつ。あるおっちゃんが普段通り漁に出たら、無人の小さい舟が浮かんでた。
まさか落ちたのか?とか考えながら小さい舟に近付くとその舟の上にはコンプレッサーが乗ってる。
おっちゃんはすぐ密漁だって分かった。(密漁者は海底の自分にコンプレッサーで空気を送る)
待ってもなかなか上がってこないから、コンプレッサーのホースを包丁で切ったんだと。
こえーよa)@
34: 本当にあった怖い
もう10年以上も前の話だけど
コンビニにいこうと外にでて歩いていたら
パンツ(トランクス)一枚だけ履いていて全身血だらけで 手に血だらけの包丁を握り締め うつろな目で 歩いてくる若い男に遭遇した。
これは マジでヤバいとおもい猛ダッシュでその場を立ち去りコンビニに駆け込んだ。
ほどなくしてサイレンの音がひびきわたり 何台ものパトカーがその現場付近に集結した。
何名もの警察官がいたので その現場に戻ると 錯乱状態の血だらけの男が警察官に抑えられながら救急隊の治療をうけていた。その後、毛布をかけられパトカーにのせられ連行されていった。
その日の夜のニュースをみて またびびった。
その男は 私がその男に遭遇した場所の近くのアパートで、同棲していた二十代の女性をその部屋のベッドの上で包丁でメッタ刺しにして殺害した犯人だったそうだ。
本当に本当に怖かった。東京都杉並区某地区での出来事。
39: 本当にあった怖い
心霊スポットで発見したのは
初めてなので、日本語がおかしいところもあると思います。
実際にあった話しだけど、東北地方で自分が大学生してたとき、夏休みに友人と二人で暇
潰しも兼ねて心霊スポットに行こうって話しになった。
目当ての心霊スポットは携帯で調べ二人で決めた。自分が住んでいた大学付近のアパートから車で50分程で着く温泉街にあり、すぐに行けそうだし、何より暴走族や不良のたまり場になってる方が怖かったからだった。
40: 本当にあった怖い
市内から車を走らせ温泉街まで着くと、こんなところに廃墟があるのかと思うほど普通の温泉街だった。目当ての廃墟は茂みに隠れていたため見付けるのに苦労した。車はその廃墟の隣に立っていた旅館の駐車場に勝手に止めた。
いざ廃墟を前にすると入りたくない気がしてならなかった。しかし、友人がずかすがと廃墟に入っていくため仕方なしに付いて行くことにした。廃墟の窓は割れて様々な人が出入りして落書きなどがされていた。
一階部分はカウンターやら談話室などがあり、ゴミが散乱していた。散策しているうちに館内案内を見付けたので見てみると、客室は2階と3階にあるようなので、一階の散策切り上げ二階に向かうことにした。二階には長い廊下があり壁を背に左手に客室の扉があった。
もちろん客室を一つづつ開け中を散策した。
布団やらポットなどが和室に転がっていてどの部屋も大差なかった為、徐々に飽き初めて
いた。
41: 本当にあった怖い
六つ目の客室を開けようとした時、扉が他より重たかった。体重をかけながら押し開け隙間から扉の前に布団がやたらと置いてあったため扉が重かったようだった。しかし扉の隙間から客室を見渡すと妙に盛り上がっている布団があり気になった。
扉が開き、友人とどちらがあの布団をどかすか話をして、結局私が布団をどかすことになった。
布団を直に触りたくなかったので、周りになにか棒でもないかと探したが友人が急かすため、しょうがなく足の先で布団を捲ると、手があった。腰を抜かし二人で部屋を飛び出した。
そして、落ち着いてもう一度見に行こう消えてるかも、ということになりもう一度その部屋に、今度は友人が布団を捲ると人が布団で死んでいるのが分かった。友人と話し合い、警察に通報することになった。その後、事情聴取やらでお説教を受けた。この件は新聞にも載り、その死体は自殺ということが分かった。
42: 本当にあった怖い
死にたてホカホカで腐敗してなかったから匂いで気付かなかったのかな
さっきまで生きてたってことか
43: 本当にあった怖い
2人組の目的
それでは本当にあった怖い話をします。
ただ、今からする話がオカルトの類であるかどうか曖昧な内容でもあるので、
そのあたりの判断についてはこれを読んだ皆様にゆだねます。
これは登山仲間から聞いた話で、実際に体験したのはその登山仲間の兄弟なので、
本当にあったといっても又聞きではありますが……
ロッククライミング好きのその人(仮にAさん)が友人を連れて
2人で沢登りに行ったときの体験談です。
沢登りというのは要するに滝をロッククライミングする、
夏にやると非常に涼しく爽快、かつ高難易度なものなんですが、
Aさんはかなりクライミング歴もあり、連れの友人もそれなりの腕前だったので、
その日、2人はヒーコラ言いながらも沢登りを楽しんで、
無事に大目的の滝も登り切ったんですが……
クライミングをしない人には意外かもしれないですが、
クライミングというのは同じ崖を登るよりも降るほうが遥かに危険で、
普通、崖を登ったら同じ場所を降りるのではなく、
崖を迂回してゆるやかな道を歩いて降りるものなので、
Aさん達も普通に滝を迂回して元来た場所に戻ろうとしました。
それじゃあ沢登りのポイント近くまで乗ってきた車に戻ろうか?と、
沢の横を沿うようにやぶをかきわけて山道(本当に道がある訳じゃないですが)を
降り始めたのですが、そこで問題が発生。
降り道の途中を、崖崩れの起きた痕が横切るように走っていて、
明らかにそこを突っ切るのは危なそうな状態になっていたのです。
44: 本当にあった怖い
これはちょっと引き返そうかとAさん達は道を変えて、
水音の聞こえない場所まで沢から離れてしまうと遭難の危険もあるし、
沢の反対側から降りられないかとか、
落石や滑落の危険性も、遭難の危険性も低そうな道を探してみたものの見つからず、
けれどあまり時間をかけていると山の中で日が暮れてしまうからそれは避けたいし、
さんざん周囲を歩き回った末に、こうなったら崖崩れポイントを降りるしかないか?
と、また最初に降りようとしていた道に戻ってきたところで……それは起きました。
なんと、山の中・やぶの中で現地人とおぼしき男女2人組に出くわしたのです。
Aさんがその2人組を現地人と判断したのは服装がとても山登り系のものではない、
街着だったからで、山の近くに住んでいる人は普段着で平気で山を歩いたりするので
今回もそれだと思った訳です。
「こんにちは?! この近くにお住いの方ですか??」
Aさんはとにかく明るく声をかけたそうです。
山登りを長年続けていると山道で人と会ったら挨拶するのが習慣になっていますし、
あと、現地人からしたら山の中で突如大荷物を背負った人間と遭遇なんて、
不審者と出会ったも同然なので、愛想良くしないと逃げられたりしますので。
とりあえず声をかけて、道をたずねようと考えての行動でした。
しかし、Aさん渾身の笑顔対応にも現地人2人組の反応はどうもぱっとしない。
というか、その2人組の雰囲気がめっっっちゃ暗かったのだそうです。
山の斜面の下側から男の人が先頭を歩いて登ってきたところを鉢合わせた形だった
そうですが、2人共ずっとうつむいたままノロノロと歩いていて、
普段なら声をかけるのもはばかられるくらい、明らかに暗い雰囲気だったとか。
45: 本当にあった怖い
けれど、Aさんとしてもようやく道をたずねられるチャンスだったのですから、
この機を逃すまいと食らいついて、
「僕ら山登りにきて道に迷っちゃって! 車道にはどっちに行けばいいでしょう?」
なんて、にこやかに言葉を続けた訳です。
それに対して、相手の男の人がブツブツ何かをつぶやいたそうですが、
それが全然聞き取れない。
ただ、スッと、男の人が岩陰の先に曲がって続いていそうな小道(いわゆる獣道)を
指さしたんだそうです。
「あ?そっちですか?! ありがとうございます!」
「……」
そしてその2人組が、そのまま指さした小道に向かってうつむいたままノロノロと
進んでいく。
まあ現地人がふらりと立ち寄れるのなら車道も結構近いだろうし、
良かった良かったとAさん達は安心しながら、2人組を先に通して、
少し離れてその後ろをついていこうと考えたのですね。
もうその時はすっかり安堵感に包まれていたそうです。
ちょっと気になったことと言えば、2人組がAさん達とすれ違う瞬間。
後ろを歩いていた女の人が、それまでずっと無言だったのですが、
Aさん達の前を横切って小道に向かう瞬間、
「……フフ」
と、これまためっっっちゃ陰鬱なトーンで笑っていたのだそうです。
うん? と気にはなったけれど、その時は安全に山から出られる?って
気持ちのほうが強くて、深くは考えなかったのだとか。
47: 本当にあった怖い
そうこうしているうちに現地人2人組が岩陰を曲がっていったので、
それじゃあ自分達も行きますかと、ワンテンポ遅れてAさん達も小道に向かい……
ここでさすがにスルーもできないほどの異変が。
Aさん達も岩陰を曲がってみたところ、すでに先ほどの2人組の姿が見えない。
見通しのよい場所ではないといえ、あのノロノロペースで歩いていた2人組が
こんなに早く見えない距離まで進めるものか?
疑問に思いながらも、Aさん達は小道を進んだそうです。
自分達のペースのほうが明らかに早いし、いずれ2人組に追いつくに違いないと、
自分に言い聞かせるように獣道を進み……
ほどなく、Aさん達は無事に車道に出られたそうです。
いや?良かったとAさん達はほっとしながらも、やはり気になるのはあの2人組。
結局、Aさん達が車道に出るまでに再び会うことはありませんでした。
獣道は急な斜面を縫うように通っていたので、途中どこかで上へ登ることも
下へ降ることもできなかったはずなのに。
車道を歩いて自分達の車を停めてある場所へ向かう道すがら、
あの2人組はなんだったのだろうと話し合っていたAさん達。
ふと、そこでAさんの連れが言ったそうです。
「そういえばあの人達、どこから来たんだろう?」
よくよく考えてみると、Aさん達が2人組と会った場所。
2人組は山の下側から登ってきていましたが、
そちら側には登山ベテラン&山装備の自分達をもってして
“通過するのは最終手段にしよう”と引き返した『崖崩れポイント』しか
歩けそうなコースはなかったはず。
あの普段着で、あの足取りの2人組が、そこを登れたのか――?
48: 本当にあった怖い
「あれ、なんだったんだろう?」
その日のAさん達の沢登りは、いつもより一層冷ややかな納涼となったそうです。
――と、ここで幕を下ろせば普通の怪談話で終わらせられた話ですが、
この話にはもう少しだけ続きがあります。
49: 本当にあった怖い
このAさんというのが超常現象などが好きな性格の人で、
好きだからこそ不思議体験をした時にはそれを適当に扱ったりなどせず、
それが本当に超常現象の類だったのかと、まじめに考察する人だったんです。
それで、沢登りの体験について帰宅してからも各出来事の時系列を整理して、
移動距離とか状況とかを考慮して、最終的にひとつの予測を導き出しまして……
それが、
『あの2人組は車道から獣道を通って沢に向かっていたが、
 崖崩れポイントに阻まれて仕方なくUターンしてきたところを、
 ちょうど沢の反対側から戻ってきた自分達と遭遇した』説。
50: 本当にあった怖い
つまり……あの負のオーラ全開だった超陰鬱2人組は夜逃げかなにかで山に入り、
沢で入水自殺しようとしていたのではなかろうかと。
道がなくて戻ろうとしたところをAさん達と出くわしてしまい、
もう仕方ないや、場所なんて選んでられないやと、岩陰を曲がったところで
崖下に投身自殺したのではないかと。
山の崖からの滑落というのは、真後ろを歩いている同行者が落ちても
振り返るまで前の人間がまったく気づかないなんて話もよくあることで、
もし2人組が声を出さずに飛び降りていたら、多分、気づけずにそこを
通過していただろう、と。
その話を聞いて、山登り仲間がAさんに聞いたそうです。
「それって、山の名前と日付と、あと事故・事件あたりのキーワードで
 ネット検索すればその予測に対する答えが出るんじゃない?」
それに対して、Aさんは物凄く苦笑いしながら、
「いやあ、オカルトとかそういうのは好きだけどさ……」
ためらった末に、こう言ったそうです。
「正直、さすがに調べるのが怖い」
?本当にあった怖い話 完?
53: 本当にあった怖い

そこまでいったなら調べて欲しいもんだ
89: 本当にあった怖い
>>53
上の書き込みをした者です。
それもそうだ、むしろ私も気になるということで同じツテを辿って場所と日時を確認してみました。
日時のほうはいつ頃だったか曖昧(また追って確認します)とのことでしたが、場所は細かく教えて貰いました。が……
場所だけでも事件事故あたりでそれっぽい情報が見つかるかと検索かけてみましたが、どうもそこで20年近く前に大きな事故があったみたいで、その事故まとめ記事やらwikiやらばかりが引っかかってしまい、現状まだ結論出ず、でした。
その事故の幽霊?なんて期待(?)したくもなりましたが、遭遇箇所はかなり沢の奥だそうなので、よほど健脚な幽霊でもなければそこまで登ってはこないだろうと思われます。
152: 本当にあった怖い
効かないお経
たった今体験した怖い話です。
実は怖い体験初めてだったりします。
場所は…福岡県の瀬戸内海沿岸の某アパート2階、としておきます。
アパートで1人暮らしをしている僕は、昨晩の高熱が治り用心をとって昼寝をしていました。
ちょうど16時からバイトのシフトがあったので、さて着替えようと思い起き上がろうとしたのですが、
なんというか、起き上がってはいるのですが目が追い付いていないのです。
153: 本当にあった怖い
ごめんなさい、Beをつけたままでした。
(続き)
まあ、例えるなら…動画をみてて画面がフリーズして音声が垂れ流しになっている状態というべきでしょうか。
そして体が震える重い!なんか右肩に乗っている感覚がします。
右耳から甲高い声で何かを言っています(何て言っているかは忘れました…なんか楽しんでる感じではありましたが。)
たまらないので最初に般若心経。南無妙法蓮華経しか唱えられませんでしたが、これは失敗。
続いて南無釈迦むにぶつ?みたいなお経。これは家の宗派のお経ですが、これも失敗。
154: 本当にあった怖い
あと南無阿弥陀仏を各々30回は唱えましたがこれも失敗。
さてどうしようと思いましたが、右肩に変な叫ぶ生き物がいるのではまともな思考はできません。
布団に戻り、寝転がり、(視界はとまってるので、おそらく布団です。)ひたすらお経を唱えていたら、
ふと、常備のたばこが部屋にあることを思い出しました。
昔、怖い話で幽霊はたばこを嫌がるというのを目にしたことがあるので、
手探りでタバコとライターを探し、一服。
瞬間的に、乗っかっていたものがとれ、その場に突っ伏しました。
155: 本当にあった怖い
訂正ですが、甲高い声はよく考えたら耳鳴りだったような気がします。
(続き)
たばこは燃え尽きていましたが、無事視界も元に戻り、ほっとしました。
というわけで体験談ですが、今もスマホでフリック入力しているのですが、目が全然追い付きません。
先程、目が変になったから、まだ目が追い付いていないのでしょうか。
おしまいです。あまり怖くなかったらごめんなさい。スレチもごめんなさい。
156: 本当にあった怖い
補足
目が追い付いていないというのは、起き上がった瞬間でフリーズしてる状態です。
目は最後まで開いていたのですが、そこから見える視界は全部一緒でした。
157: 本当にあった怖い
福岡に瀬戸内海?そんなバカなと思ったら北九州にそんな場所があった
福岡住みなのに知らなかった
174: 本当にあった怖い
某新幹線が止まる近畿地方の駅の 西口のエレベーターで体験した話なんだけど、
今日はクッソ暑いなぁと思いながら荷物抱えて 2階にあがろうとエレベーターに乗り込んだら、
「すいませーん!」と言う声がしたので、開ボタンをおして待ってたら、
乳母車を引いた女の人が入ってきた。
その人は私に、
「すいません、ありがとうございます。」
と言った後、
「 暑かったねぇー。ごめんねー。」
と、泣き叫ぶ赤ん坊に話しかけてた。
正直、赤子の泣き声が嫌いで子供嫌いだったので、
目を合わせず会釈だけして無視してた。
2階に上がるまでの10秒ほど、ずっと、
「 ありがとうございます」と泣き声だけが続いていた。
2階についたとき、開くボタンを押しながら、
「どうぞ」と声をかけると、
その女性は「ありがとうございます」
と 乳母車をバックで引いてでていったとき、チラッとみると
乳母車には何も乗ってなかった。
心臓がドクン!ってなって女性の方を見ると、
じーっと こっちを見たままバックで下がっていってた。
多分2階に上がる間もずっとこっち見ながら話してたんだろう。
今日はこんなに涼しかったっけ?と思った2016年夏の話。
176: 本当にあった怖い
どういうこと?
赤ん坊は泣き叫んでたって書いてあるけど
177: 本当にあった怖い
赤ん坊の声を録音した機械的なものが仕掛けてあったとか
178: 本当にあった怖い
本人だけどよくわからない。
俺が暑さで赤ちゃんの声を聞いたか、女の人が暑さでおかしくなったのか。
ただ、あの女のじーっと見てる視線だけは忘れられない。
189: 本当にあった怖い
探偵ナイトスクープ ビニール紐事件の真相?
探偵ナイトスクープって面白いよな。
でもおれは探偵ナイトスクープで2回程不可解な経験をした。
探偵ナイトスクープのビニール紐事件って有名だろ?
真相が不明なまま終わったのが更に印象深いよな。
ちょうど10年前になると思う。
おっさん達は「がむしゃら」って画像掲示板は憶えてないか?
おれは所謂元ガム難民だったんだけど
それはどうでも良い話だな。
そのがむしゃらが閉鎖するちょうど10年前、
オカルトをテーマにした板でビニール紐事件のスレッドが上がった。
みんなイタズラだの宗教だの精神病だの意見を交わしてした中で、
「それは自分の近所に住んでるおばあちゃんの仕業だった。」
なんて言うやつが現れたんだ。
何でもそいつが言うには、
犯人のばあさんは大阪の八尾市の人間で、ビニール紐事件のあった東大阪市の鴻池新田まで毎日バスやらタクシーやらで通いつめてたらしい。
最初の頃は大和川の大正橋にある看板等にビニール紐を結んでたのがエスカレートしたらしく、鴻池新田はテレビの放送もあって役所が片付けたらしいけど
大和川沿いは今(2007年ね)もそのままの状態なんだと言ってた。
細かい内容はあんまり憶えてないがそんな内容だった。
偶然にも当時、おれは八尾市に住んでたもんだから
そいつの言う大正橋まで行ってみたんだ。
夜中に一人で行ったもんだから結構ビビってたけど、
近くのラブホの存在が心強かったのはよく覚えている。
で、実際現地を見回すと本当にあったのよ。
かなり古そうなビニール紐が看板や標識にそこそこの密度で結ばれてた。
190: 本当にあった怖い
「掲示板にも本当の事を言う人っているんだなー。」なんて感心しながら帰って寝たんだけど、次の日玄関に出るとおれの自転車に透明のビニール紐が結ばてんの。
オカルト的な怖さではなく、イタズラ目的か何かわからんが夜中に家まで着けられてたのが恐ろしい。
自分の間抜けさにも。
もう一個探偵ナイトスクープ絡みであるんだ。
ビニール紐の一件から5年後の2012年、仕事の関係で奈良に住むことになったんだ。
引っ越しも完了して初めての夜、変な夢を見たんだ。
自分の部屋に知らない40くらいの眼鏡かけた女がいて、鳥の世話の話を持ちかけられるっていう夢。
自分のことを「ながとちゃん」と自己紹介されても、
いやいやあんた誰よって感じでさ、あやふやな感じでそのまま目が覚めちゃったんだ。
これだけだとどうでも良い話なんだけど、最近2012年辺りに放送された探偵ナイトスクープを見てたら震えたわ。
だっておれが住んでるところ奈良市三条○○なんだもん。
194: 本当にあった怖い
ビニール紐事件は尼崎でもあった
特にテレビで報道された訳でもないし、極めて狭い地域だったから『知ってる人は知っている』レベル
当時付き合ってた彼女がその近所に住んでたんで、一緒に歩いていてしょっちゅう風になびくビニール紐を見かけてた
まあ後に誰の仕業だったのかは分かったんだが、正確な理由はつかめないまま事態は収束した
253: 本当にあった怖い
狂った女が手にしていたのは
15年以上前の俺が大学に入学して間もない頃の話。グロ注意。
俺の通っていた大学は郊外の山の上にあった。
しかも俺の所属している柔道部は全寮制で、寮も大学の敷地内にある。
ある晩、寮の先輩=柔道部の先輩が夜食の買い出しに付き合えと言ってきた。
ここはかなり田舎なので、一番近いコンビニでも歩いて10分以上かかる。
しかしバリバリの体育会系なので、先輩には逆らえない。しぶしぶ付き合うことにした。
道中、先輩が怖い話ばかりしてくる。この辺りは街灯もなく、人通りも全くないのでひときわ怖い。
しかも目的地のコンビニの横には精神病院が建っており、たまに奇声が聞こえたりするのだ。
この先輩は大学柔道の全国大会で見事3位に入賞した猛者だ。いい人なんだが怒らすと怖いので文句も言わず聞いていた。
なんだかんだ話してるうちにコンビニの看板の灯りが見えてきた。
ふと先輩が立ち止まった。
254: 本当にあった怖い
俺「?…どうしたんですか?」
先輩「…コンビニの駐車場に誰かいる。」
…よく見ると、女性らしき人が何やらユラユラしながら立っている。
先輩「…またか。」
先輩の話によると、コンビニの横の精神病院の患者が夜中にたまに抜け出すらしい。
とは言っても、危険な患者は厳重に隔離されてるので抜け出すのは軽度の患者だけだ。
でもさっきの話でビビりまくってた俺は緊張感半端なかった。
先輩「いいか、絶対目を合わすなよ。目が合ったら必ず話しかけられるから。」
俺「はい、なんか怖いです。」
先輩「怖くはない、面倒くさいだけだ。」
先輩頼もしい。
少々ビビりながら俺と先輩はその女性と目を合わさないようにコンビニに近付いていった。
視界の端でその女性を見る。
パジャマ姿だ。
しかも裸足。
やはり先輩の言うとおり、隣の患者さんのようだ。
ユラユラ揺れているのは、赤ちゃんの人形を抱いているからみたいだ。
255: 本当にあった怖い
でもなんか違和感がある。いや違和感の塊なんだがその人形がなんか妙にリアルというか。
無視するのも怖すぎたのでちょっと顔を向けて目を凝らしてしまった。
人形ではなく干からびかけた赤ん坊の死体だった。
俺はギョッとなり、その女性の顔を見てしまった。
当然、目が合った。
ギョャャーー!!
突然、女性はこの世のものとは思えない奇声をあげた。
先輩「ヤバい!コンビニに入れ!!」
俺は体が動かない。
先輩に腕を掴まれ、コンビニに引っ張り込まれた。
慌ててドアを閉めたが、その女性は奇声をあげながら外からドアを開けようとする。
先輩はドアを抑えながら鍵をかけた。
だが、すごい力で鍵も壊れそうだ。俺も我に返り慌てて一緒にドアを抑える。なんか無いかと後ろを見たらコンビニの店員が唖然としてこちらを見ていた。
俺「手伝って!」
店員「は、はいっ!」
店員も事態が分かったらしく、3人がかりでドアを抑えた。
が、女性が今度はドアをガンガン殴りだした。
強化ガラスで出来たドアはちょっとやそっとじゃ破れない。
だか女性は物凄い形相でガラスを殴り続ける。
女性の手は鈍い音をたて、ガラスが赤く染まり出した。
次の瞬間俺は声にならない声をあげた。泣きそう。いや泣いてたか。
今度はさっきまで抱いていた赤ん坊の死体の足を掴み、それでガラスを殴りだしたのだ。
赤ん坊の死体の砕ける音が聞こえた。
もう目は開けられない。
先輩「ヤバい!」
256: 本当にあった怖い
目を開けるとガラスに一筋のヒビが…
これは本当にヤバい、破られそう。
先輩「オレが裏口から後ろに回り込んで羽交い締めにする!!その間に2人でガムテープでグルグル巻きにしろ!!」
先輩が回り込む間、店員さんと2人で必死にドアを抑えた。今にもガラスは割れそうだ。
女の後ろに先輩が見えた。羽交い締め成功だと思った瞬間、先輩は宙を舞った。投げ飛ばされたのだ。
女性はターゲットを変え、地面に寝転がった先輩の上にまたがりガンガン殴りだした。
先輩は腕でガードしてはいるが、すごい勢いで殴られている。
俺は慌ててガムテープを掴み、先輩の救出に向かった。
その時、パトカーのサイレンの音が聞こえてきた…。
結局、俺ら3人と警官4、5人がかりでやっとその女性を取り押さえることができた。
どうやら誰かがこの騒ぎに通報してくれたようだ。
助かった…。
後日聞いた話によると、その女性は育児ノイローゼで我が子を死なせてしまい、精神異常になったらしい。
そして赤ん坊は生きてると思い込み、その死体もその時まで決して離さなかったらしい。
282: 本当にあった怖い
私が初めて幽霊と、それを見える人を信じた話。
私の地元では人が亡くなると葬式とかに霊媒師みたいな人間が来るっていう決まり?伝統?のようなものがあった。亡くなった人が身内に何を伝えたいか聞いてそれを伝えるっていう、よくテレビとかで見かける感じのやつ。
私自身そういうのは怖い話やお化け屋敷とかの、楽しめる範囲は信じてるけど、いるかいないかで聞かれたらいるわけないとかいう人間。
だから葬式の時にこういう霊媒師を見たら適当なことでよく金が貰えるよ、って内心馬鹿にしてたし、軽蔑してた。人の弱みを漬け込む悪徳商法と同じだと思ってからだ。
283: 本当にあった怖い
だけど数年前、私を可愛いがってくれていた大好きな祖父が亡くなってから考えは変わった。
病院に寝泊まりしてたので一番最初に看取れた私は母や叔父や叔母、いとこそっちのけで号泣。祖父のベッドの傍に置いてある1つの椅子を占領してずっと泣きすがっていた。
母子家庭の私は仕事でいつも相手してくれない母より相手をしてくれる祖父になついていたし、祖父も他の孫に比べてしょっちゅう遊びに来る私を本当に可愛いがってくれた。
私はいい歳して、看護士に離れて欲しいと言われるまで離れなかった。ロビーに出ても叔母から貰ったお茶を握って泣き続けた。
284: 本当にあった怖い
それから大人たちが色々と進めていき祖父は家まで運ばれていき、スーツを着せられ、布団の上に寝かされた。
この時は祖父の大勢の知り合いたちが祖父に会いに来たのでまた泣き続けることもできる、私はずっと棺桶に入れる手紙を書いてた。何度も何度も書き直して、書く度に涙が出てきて紙はぐしゃぐしゃなのに結構な枚数になった。
この時の私はただただ、夢枕でも幽霊でも何でもいいから祖父と話したい。今までのこと全てお礼が言いたいという気持ちでいっぱいだった。
285: 本当にあった怖い
そして次の日祖父の葬式が行われた。昨夜よりも多くの人間が来たのに当たり前だが驚いて何故か笑った。じいちゃんってこんな知り合いいるのかぁ、ってツボでもないのに声も出さずに笑う。
その後、また地元の儀式みたいなもので火葬する前に色々燃やしたりするのをやり、それが終われば普通の葬式みたいにお別れしたりして物をいれてくやつ。
数日前から散々泣いてたかその時は泣かなかったけど、火葬場移動する車に乗ったときにまた出てきそうになって、着いた時にはまた号泣した。
286: 本当にあった怖い
泣いてばっかだな、嫌だな、でも最後の最後は泣かずに見送れてよかった。そんなことを考えてたけど、火葬場の火葬する小部屋のようなもの?の前まで身内は着いてこれるらしいので、私は結果的に泣き笑いを見せることになった。
この時点でもう私は幽霊でも何でもいいから祖父に会いたいと思ったしとにかくまた生きてる姿の祖父を一目見たかった。そんな時に来たのだ、霊媒師が。
287: 本当にあった怖い
その人はどこにでもいるスーツを着ていた人なので、てっきり火葬場の職員かと思ってたのだがそれは間違いで、母がそっと霊媒師の人で叔父の同級生とのこと。
私は失礼ながら同級生って単語で一気に白けた。どうせ安くなるから頼んだだけで、なんちゃってのやつだろ。霊媒師の人間に色々祖父ののとを聞こうと思ってた分、私はその人に対して一方的な怒りを向けていた。そうとも知らずそいつは叔父とまぁ話し込む。
それだけのことなのに私は偉そうに凡人は消えろとか思った。
288: 本当にあった怖い
それからその霊媒師は先に叔父叔母に色々と祖父の伝言を伝えているようだった。私からすればそれは、ありきたりで誰でも言えるものに聞こえた。
例えば叔父に対しては
「○○さんの娘さんいるでしょ?△△の子供が生まれる前に死んだのが…」
これも、娘さんがフェイス○ックとかに近況を載せてるので他人でも知れる。ましてや同級生、そういうことはすぐ知れるだろう。
そんなことが続いて私はイライラしていた。孫の私にはどうせ卒業式見れなくて残念とかか?ウェディングドレス姿見たかったとかか?ひねくれて考えてた。
289: 本当にあった怖い
霊媒師が今度は私と母の所に来るのでさっさとくだないことを終わらせろって思いながら頭を下げてお願いした。霊媒師はすると急にちょっとまって、といって真剣な顔をして私の名前を聞いてきた。
「ごめんね。あなたは私ちゃんだよね?」
「はいそうです」
「ごめんね、祖父さん私ちゃんの名前いっぱい出してるけど伝えたいことが多過ぎて…もうちょっと待ってて」
この時内心、一人に対して違うパターン作って信憑性を上げる気かと思いながら、大丈夫ですよと愛想笑いした。恐らく親戚の人皆が知ってる部活のことと予想を立ててた。
290: 本当にあった怖い
だけどこの霊媒師は次の瞬間、私と祖父しか知らないことを話した。それは私が今度の誕生日プレゼントにってお願いした約束から、私が悩んでる部活の人間関係のことだ。
祖父は普段から寡黙なのでこういうことを他人に話したりしない。私もSNSをしないし他人にはわからない。
気付いたらまた泣きそうになった。そして霊媒師の人は最後に私が信じざるえない一言を付け足した。
「さっき棺桶に入れてくれた手紙の二枚目の約束のこと、守れないでごめんなさい、と」
手紙は誰にも見せずにすぐ封筒に入れたのりをつけて閉じた。それからずっと自分で持ってて誰も見ることはできない。
私は全く信じてない霊媒師に向けて「そんなことないよ今まで本当にありがとうって伝えてください」って早口で伝えた。
291: 本当にあった怖い
霊媒師は「あなたたちの声は祖父さんに聞こえますから私がいなくても大丈夫ですよ」と言った。
それに安心したら霊媒師はだから、と話を続けた。
「祖父さんさっきからずっと、私ちゃんが泣いてることと会いたがってることを気にしてるよ。私ちゃん、ずっと悲しんでると祖父さんずっとここにいちゃうよ。未練があったらね、祖父苦しんでここにいるよ」
数日前から泣いてる自分を思い出した。一人きりになっても泣いて、人がいても泣いて、何で優しい祖父が心配してると考えなかったのかと反省した。
こんなに心配かけたら未練になるだろう。私は時間差できた恥ずかしそうに涙を引っ込めようと奮闘した。
霊媒師は伝えるだけ伝えると他の人の所に向かった。
これが私の幽霊を信じるきっかけの話で、霊媒師は次の出来事で決定的になりました。
292: 本当にあった怖い
祖父が死んでから時が経ち、最近母が一家で昔からお世話になってる老人の霊媒師の元へ行きました。
母曰く、かなり信用できる人らしく地図を持ってどこの方角に引っ越した方がいいか聞きにいったとか。
祖父の一件があってから地元の霊媒師に信用があった私は母が霊媒師の所に行くのを止めずに見送りました。
それからは母が帰宅してきたので、早霊媒師がどうだったか聞きました。すると母は色々話す。
「方角は○○はよくて、△△は危ないって。あと他のことも聞いてきた」
「他のことって?」
「…実は娘さんが、悪い友達のせいで悪い方に行くんだって」
当たり前のことじゃねえか何だそれ。そういうと母は反論する。
「でもあんた前に、旧友ちゃんも話してたでしょさっき?あの子ちゃんとしてはないでしょ…」
「一ヶ月以上前だしその子今県外でなかなか会えないよ。その霊媒師はいつされるとか言った?」
「言ってないけど…でもほら!今年の正月にご先祖様が果物お供えしてくれてありがとうって言ってたって!」
「何で果物あげたんだって怒る先祖はいないでしょ」
霊媒師は怪しい。会ったことないけどその後も出てくる報告が適当な助言や先祖シリーズばかり。こういうインチキな人もいれば、本物もいるんだなと思った。
これか私が霊媒師を信じるきっかけ話。
母も叔父叔母もは相変わらずそのインチキ霊媒師を信じてるってのが、私にとっての怖い話です。
307: 本当にあった怖い
昔ケンコバが体験した話、にけつという番組で話してた。
ケンコバが小さい頃親の仕事の関係で祖父の家に預けられていた。
そこは小さな村でめっちゃ田舎だったが村の人も優しく楽しく過ごしていた。
中でも優しくて頭が良く優秀なお兄さんがいた
村の人からも「あの子には東京に行かないで、田舎に
残って欲しいなー」と言われるほどだったのだが。
ある日お婆ちゃんと散歩しているとそのお兄さんが木に向かって腰をガンガン振っているのを目撃した。
お兄さんは下半身から血が出ていたが腰を振り続けていた。
ショタケンコバはウワァ!と叫んだ、お婆ちゃんは「キツネや!キツネや!」と騒ぎ始め、後に村の大人達数人で木から引き剥がすのを見たと語った。
性に異常な興味があっての行動なら辻褄があうから良いがそうでないなら...と締めくくられた
378: 本当にあった怖い
文才なくて読みにくいです。ゴメソ
去年の夏のお話
うちの近所によく殺人が起きてた古い団地があるんだがな
夜に犬の散歩でその団地の敷地内を歩いてたんだよ。
まあなぜそんな場所を通っていたかっていうと、まぁ、好きな子の家がその付近なんだな。
だからあえてそのへん歩いてたんだが
夜も結構深まってきた12時頃だったんで当然人はほとんどいない。ましてや団地内なんて人はいないんだよ
あついなぁとか思いながら歩いてたらな、セミの鳴き声に混じって足音が聞こえるんだ
初めは幻聴か団地の建物に反射した自分の足音だろう、とか思ってたんだ
その足音はずっと聞こえててな、周りに建物のない広場みたいなところに来てもずっと聞こえるんだ。
流石に怖くなってな
殺人がよくあるって言うのは知ってたし、まさか変質者が出たか?とか思ってた足早に歩き始めたんだよ
もう怖くて怖くて、携帯を見ながら気にしないようにして歩いてたらさ、急に犬がビタっ!って止まるんだよ
379: 本当にあった怖い
なんで?と思って
その時俺見ちゃいけないもの見たなって思って後悔した。
携帯の端(わかるかな?携帯の後ろに見える景色ね)に足があるんだよ
嘘じゃん。って思って流石に怖かったから逃げようとしたんだが、足が動かない。
足だけが目の前を歩いてた。
必死に南無阿弥陀仏唱えてそれでもいなくならなかったから、ああ!もう!とか思って半泣きになってた。
その時急に犬が吠え始めてな。
その吠える声でずっと体が動くようになった。
急いで来た道を犬抱えて全力ダッシュして逃げた。
あの時以来あの団地は通ってないけどあれはなんだったんだろうか?
386: 本当にあった怖い
俺の住んでるところって山に囲まれてるから同じ区でも行くには山(といっても小さいもの)をこえないといけないとことかあんのよ。
で、俺散歩が好きだからよくそこにも行くんだけどそこに行くにはいくつか道があって住民は基本、山を突っ切るトンネル付きの道を使ってくるまで行くんで初めて行くときにその道を使おうとしたら親に止められたんだわ。
歩行者用の道がないからやめろって。そっち方面に行くこと自体あんまなかったんでそういやそうかもって遠回りの山道使ってたんだけどこの前Googleマップで下見してた時にふとその道を見てみたらちゃんと歩道あんのよwwそれもけっこう広いやつ。親にそれ聞いたら曖昧に言葉を濁されてとにかくその道はやめとけだって。
このあたりの心霊スポットが紹介される時にその道の歩行者用トンネルの名前を結構見かけるんだけどなんか関係あんのかなぁ?
387: 本当にあった怖い
>>386
マジレスすると防災用に後から開かれた道路はそういう扱いになる
389: 本当にあった怖い
物知りのばあさんのゾクッ!とした話があるんだが
書き込もうと思う。
390: 本当にあった怖い
物知りばあさんとの縁
昨日、居酒屋で俺と友人で飲んでいたんだが、隣に居た高齢者の集まりの人たちと
仲良くなった。んでその中に物知りばあさんが居た。
印象としては、すげー元気で何でも遠慮無しに物事を言う人だった。
目の前にいる人の悪口を言っても、皆は大爆笑してた。もちろん言われていた人も
まーお酒の席ってのもあったんだとは思うが。
んで、ばあさんが昔話を俺らにしてくれたんだけど、その中で昔の村の儀式だとか
心霊だとかそんな話があった。
ばあさんの若い時代にも儀式染みた伝統があったらしい。
内容としては犬・猫・鳩の首を包丁などで切る。そして頭だけを儀式用の祭壇に置き
今年の豊作と無災害を祈る物だったようだ。
今じゃそんなのは迷信として誰もやってはいないみたい。
そんなのやったら犯罪行為だしなと思った。
392: 本当にあった怖い
そんな話を聞いたもんだから友人がばあさんに質問攻め。
まとめたんだが以下の通り
Q:儀式ってその地区とか村だけのもの?
A:その通り、大昔の時代から独自でやっている村や地区も
  ある。今はもちろんそんな事をやってる場所等、何処にもない
Q:良く怖い話とかであるおじいちゃんやおばあちゃんが
  その儀式や化け物関係に詳しく関わりがあるって本当?
A:そんな事はない、殆どが作り話。そんなのがあるなら
  今頃テレビで大騒ぎだし、その化け物みたいなのも捕まえられている
Q:実際に神主は霊能力者が多いの?
A:それは殆ど居ない、大体が家系の関係で跡継ぎになったり
  ちゃんとした修行を積んだ霊能力0の坊さんとかばかり
  極稀に居るみたいだけど見たことが無い
色々と現実的な内容で洒落こわ板には似合わないかもだけど
でも中々興味深い話だった。
395: 本当にあった怖い
時間も10時半だし、明日も仕事やらで友人と帰る事にしたんだけど
その帰り際にばあさんが友人に
「あんた、家に来るときは何も持ってこなくていいからね
 本気の気持ちだけもってくればいいよ。」
と意味深な事を、友人は「アドバイスどうも!」みたいな感じで
返事をした。酔っ払っていたのもあるんで、酔っ払いの絡みみたいなもんだろう
とその時は気にも留めていなかった。
んで、今日なんだが
友人から電話が来たんだが、その時の内容としては
「これから彼女の家に結婚の挨拶をしにいくんだけど。
 彼女に家族の写真を見せてもらったら、昨日のばあさんが居た」
嘘だろうと思って、聞いていたんだけど
どうやらガチもんぽい。
友人が彼女に聞いたんだけど、ばあさんは昔から色々と起きる出来事を
的中させているみたいで、予知能力があるんじゃないかと家族の中で
言われてるみたい。
ただ彼女が内緒で教えてくれたみたいで、友人は結婚前に浮気をするから
結婚は考えたほうがいいと言われていたみたい。
友人もばあさんの予知を怖く思い、浮気をしないという気持ち
と覚悟をばあさんに話してくるいってた。
彼女もばあさんに友人の事は言っていなかったみたいで
ばあさんはガチの能力者なのかも、俺の事も予知してたのかな?
って考えるとゾクッとなった。
以上。
今日の夜にでも友人から報告がありそうだから
期待して待つことにしよう。
409: 本当にあった怖い
死神
5、6歳の頃に死神を見た話。
夜、私は高熱を出して寝ていた。
目が覚めると高熱で苦しかったのが嘘のように頭がスッキリして体が軽かった。
病気が治ったんだと思い、窓を見ると薄明るかったので起きようかまた寝ようか迷っていた。
当時の家の寝室は窓が磨りガラスだったので、外の様子はハッキリは見えない。
窓が2ヶ所あって、1ヶ所は完全な磨りガラス、大きい方の窓は上の方は透明で、グラデーションみたいに下の方になると外が見えないようになっていた。
ふと磨りガラスの窓を見ると、人影が見えた。
2階建アパートの2階に住んでいたので人がいるはずがない。
???となってその人影を見ていると、どうやら2人いるようだ。シルエットというか、真っ黒の影しか見えなかったが、1人は若い男性、もう1人は年老いた男性という事がわかった。
しかも磨りガラスの方はそれ程大きな窓ではなかったのに全体のシルエットがわかるほど小柄。
まるで影絵を見ているようだった。
何をしているんだろうと見ていると、お爺さんの方が、自分の体よりも大きな大鎌を出して来た。
驚いて目が離せないでいると、そのお爺さんは大鎌を振りかざしそのまま外壁に振り下ろした。
でも、お爺さんの動きは何故かスローモーションに見えていた。スローモーションというか、コマ送りみたいな感じだった。
410: 本当にあった怖い
振り下ろした途端バーン!という大きい音が響いた。
そのお爺さんは何度も何度も大鎌を振り下ろし、その度にバーン!バーン!という音がした。
「中に入られたら殺される」と思った瞬間、もう1人の若い男が壁伝いにササササッと移動して、大きな窓の方を高で移動するのが見え、隣の部屋に行くのがわかった。
隣の部屋には飼っていたインコがいたが、インコも驚いたようにビビビビ!と騒いでいた。
これはヤバイ!と思い、当時親と一緒に寝ていたので、母親に「窓の所に人がいる!」と大声で叫んで起こした。
母親は「何言ってるのよ」と寝ぼけ眼で窓の外を見たが、もうそこには誰もいなかった。
今でもハッキリ覚えてるが、あの容姿は死神だった。
けど、何らかの理由で中に入る事が出来なかったらしい。
外の壁を見たら、薄っすらだったけどすり傷みたいな跡もついていた。
身体は軽かったけど熱はまだあったらしく病院へ行ったら、肺炎になりかけていたと親が怒られていた。
あのまま中に入られたら死んでいたんだろうな。
この家や周辺では他にも色々な事が起きたが、長くなるのでまた次に書くことにする。
414: 本当にあった怖い
自己責任:呪物
これは一年前に三人に起こった出来事です。
場所と〇〇〇が付いている部分は知ってしまうと危害が及ぶ可能性があるので詳しくは言えませんし書くつもりもありません。
未知数の存在であるがために教訓として皆さんに知ってもらいたいのです。
後々追記する事も致しませんのでここからは自己責任で呼んで下さい。
山登りが好きな俺は高校からの付き合いがあるAとBでよく山に登ってたんだ
仲間内で趣味に没頭すると楽しくて普通に登るのはつまらない、とか変な理由付けて通常のルートから外れた獣道を通ってふざけていました。
たまに見付かる廃墟や廃道が三人の登山の楽しみでもありました。
今回は車で四時間走ったある山に登ろうと決めていて、運転を交代しながら目的地に向かいました。
俺「Aちゃんと運転しろよなー」
A「うるせー運転下手なの馬鹿にしてるだろ!」
B「当たり前じゃん、だってAの運転怖いもん、ハハハ」
と道中ふざけながら目的地に無事到着しました。
今回も変な場所を見付けてやろう!と意気込んでいて山道をしばらく進むと、脇に獣道がありました。
A「ここ臭くない?何かありそう」
B「おっ、流石A進んでみようか」
俺「獣道すぎる(笑)」
Aが見付けたら獣道を無理矢理進むと意外と進めます。
昔使われていた道なのは確かだなと思いながら獣道を真っ直ぐ一時間程歩くとある祠にたどり着きました。
祠を見付けてこんな場所誰も知らないだろうな!今回も成功だな!やった!と三人でハイテンションになって喜んでいました。
416: 本当にあった怖い
俺「今回は祠か!」
A「どれどれ、おースゲーボロボロだな」
B「疲れたよ、でもなんかワクワクするね」
全員興味津々で祠に近付きました。
祠を覗いてみると変なお地蔵様が祀ってあるのがぼんやりと見えており、掛けてある鍵は錆び付いて今にも崩れ落ちそうな状態でした
俺「ここ開けられそう、でも怖いなぁ」
A「開けちゃおうぜ!開けてみる」
B「やめとこ怖いからさあ…」
三人であれほど喜んでいたのに乗り気じゃ無いのは、ここに来てから鳥の鳴き声一つしなくなったのと祠から凄く嫌な感じが漂っていたからでした。
俺とBは異変に気付いていましたがAは気付いていないようでした。
俺「本当にやめようよ、いつもと違う感じがする、ここ気味悪いよ」
B「俺もそう思う早く帰ろう」
A「大丈夫だって!ほら、開けてみるよ!」
A「よーく見ておけよ」
カチャカチャ
ギぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
…………年季の入った嫌な音がしました……
Aは何を思ったか祠の中の地蔵を取り出してしまいました。
418: 本当にあった怖い
B「うわっ!何やってんだよお前!」
俺「ひっ」
A「見ろよ!こいつただの地蔵だぜ。つまんねーの
…でもさ、こいつよく見ると変わってるな、首に蛇が巻き付いた地蔵なんて初めて見た」
Aが取り出した地蔵は確かに首に蛇が巻きついた変わった姿をしていました。
今まで見た事もない姿をしていました。
俺「お前ふざけんなよ!罰が当たったらどうすんだよ!」
とキレ気味に言うと
A「まあまあ、お、祠の奥に箱がある何だろ」
B「お前なー…」
少しキレながら呆れていましたが内心は興味心身でした。
この奥には何があるんだろう?好奇心が勝ってAの姿を二人でじっと見ていました。
Aによって取り出された箱は黒檀っぽい材質(俺は木に詳しいのでぱっと見で黒檀かなと思いました)で出来ており箱に文字が掘ってありました。
Aが箱の埃を手で払い文字を見せ付けてきました。
419: 本当にあった怖い
俺「何か書いてあるね…菩〇〇〇?なんて読むんだろ」(後々説明しますが名前は伏せさせて頂きます。)
A「聞いたことないなー」
B「俺も、電波悪いけどギリギリ届くから携帯で調べてみる?」
A「だな頼むわ」
全員「……………………………………………………………」
B「ダメだなー地蔵は出てきたけどここと全く関係無い場所だね。この文字は検索しても出てこないよ」
俺「有名な名前じゃないのかな」
A「有名じゃないなら問題ないな!開けるぞ!」
俺「ちょっと待ってよ!」
B「そうだ!呪われると困るから俺ら目背けてるわ、呪われるのはお前一人だぜ!開けて問題なさそうだったら見せて」
ツッコミどころ満載のセリフを言いつつ二人で山の方を向く
A「分かった!お前らは白状だなあ」
グッグッグッ………………カポッ
A「……………………………………………………」
俺「おい、どうした?」
B「A?どうしたA」
420: 本当にあった怖い
IDwpoT4も俺です。
まさか箱を開けたAに何か起こったのではないか
何故止めなかったのだろう、と後悔しながら冷や汗が止まりませんでした
後ろが怖くて振り向けない…横にいるBと目が合うと同じ気持ちだったようで足が震えていました。
これからど…
A「ハハハハハハハハハハハハハハハッ」
俺とBはビクッ!と驚きました。
Aはおかしくなったのか?俺はどうすればいいのかと考えていると
A「見てみろよコルク付いた瓶に水みたいなのが入ってるだけだ」
B「バーーーカ!ビビらせんじゃねえ!」
Aを小突く
俺「ハァー…俺もビビったよ…Aがおかしくなったのかと思った」
A「アホか、そんな訳ないだろ
これお供え物か?」
とAは箱の中にある瓶を手に取り見せ付ける、それはお供え物とは言わないんじゃ…普通水お供えする時って湯呑みとかに入れるじゃん…アホなのはお前だよ……と本気で思った。
421: 本当にあった怖い
映画で見た事がある、これ聖水ってヤツなんじゃと思い疑問を投げ掛ける
俺「これ聖水ってやつ?」
B「なんか神聖そうだね。よく分かんないけど」
A「おい…」
A「おい!!!お前ら!これはヤバイかもしれない、触ってるだけなのに気持ち悪い」
また冗談かよ…と思いながらAの顔を見ると青ざめた顔をしている。
やっぱりそれ触って駄目なものだったじゃんと思いため息をついた。
長い付き合いだが今思い返せば軽い冗談ばかり言うAの怯えた姿を見たのはこれが初めてだ
俺「A平気なのか?具合悪そうだぞ」
B「とりあえず戻せ、さっさと帰ろう」
A「うん…そうだな」
慎重に箱に戻して地蔵と一緒に祠に入れて元に戻した。
これ以上変なことが起こっては困ると思いAの体調も心配だったので下山を提案する事にした。
B「いやーびっくりしたよ、Aのあんなに驚く顔初めて見たよ」
俺「俺から提案なんだけど今日の山登りは終わりして下山しよう、山登りは得意とはいえ疲れたよ」
A「ああ…そうしようか、俺気を使ってるのか?心配してくれてありがとな!」
いつもの様に明るく振る舞ってはいるが無理してる感が半端ない、明るい反面体調に出やすいタイプなのかなと考えながらさっき通ってきたルートを戻る事にした。
道が開けてきてようやく下山出来た!と思うと、何故かまたあの祠のある開けた場所に辿り着いてしまったのです。
422: 本当にあった怖い
俺「何でだよ!ルート間違った覚えはないぞ」
B「何でだ、ほぼ一本道だったぞ」
A「コンパス通りに進んだのに…笑えるな」
全く笑えません、山の中で迷った事は一度も無いし全員コンパスは常備してあります。
全員コンパスを確認しながら戻ったはずです。
普通こんな事は無いので不気味で気が滅入っていました。
ちょっとズレてたか?もう一回行こうと話し合って下山を試みても元の場所に辿り着いてしまいます。
俺「本当気味の悪い場所だ」
A「祠開けたせいなのかな、みんなごめんな」
B「お前が謝る事じゃないだろ!食料もあるんだから心配するなよ!」
俺「でもさ……このままじゃ暗くなって下山出来なくなるぞ」
B「だな、夕方だからあと数時間がいいとこだな」
A「あと一時間しても下山出来なかったら、祠から離れた場所で薪拾って火付けて寝た方がいいと思う。これ以上山をうろついても危険だ」
俺「具合大丈夫なの?」
A「ああ、さっきよりは全然いい」
B「あ」
俺「どうしたB」
425: 本当にあった怖い
B「何か聞こえない?ズリズリって音」
A「うーん…俺は聞こえないな」
俺「俺も」
A「あっ聞こえ…っ……あれっ……」
Aは山の方を見て固まっています。
俺とBはAの向いた方向を見ましたが俺には何も見えません。でも感じる…居る。何かが…………
そう思い目を凝らしてずっと見ていると森の中で蠢いて、こちらをずっと凝視しているように思えました。
Bの言った通り森の奥からズリッ、ズリッ、ズリッと何かを引き摺る音が聞こえ始めました。
唾を飲み込み得体の知れない恐怖に襲われ動けずにいると、それは木の隙間からそれは少し姿を現しました。それは大きい蛇のようでした、アオダイショウか?いや、それにしては大きすぎる。
俺「あれ…蛇か?」
B「蛇だな……でも何かおかしくないか?」
そう言われてみれば蛇にしては異様にデコボコしている。模様にしては奇妙だ…
得体の知れない蛇はこっちへ少しずつ向かってくる。音が近付いてくる!
恐怖に支配され動けずにじっと見ていると蛇に黒い塊が付いており、その塊に人の手や足のようなものが付いているのが見えました。
俺「A……B…」
あまりに異様な光景にガタガタガタガタガタガタと震え出しました。
あの祠の守り神だろうか、いやあんな守り神が存在するものか…クソッ下山してればこんな事にはならなかったんだ!
とりあえずAとBに助けを……と二人の顔を見ると虚ろな目をして口を半開きにした二人がいました。
俺「おい!A!B!」
必死に呼び掛けましたが表情を変えずピクリとも動きません。
こいつらは本当に生きているのか?とこいつを見て精神が崩壊したんじゃないかと心配しつつ、蛇のような物体が近付いて来るのをただ待つことしか出来ません。
429: ◆◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:01:16.55 ID:+YMDiRZb0
すみませんでした。使い方がイマイチ分からないのでトリの付け方調べてきました。
長くなりますがよろしくお願いします
恐怖で足が動かないのです。
これまで生きてきてここまで時を長く感じたことはありません、時間だけが森を吹き抜ける不気味な風と共に過ぎていきました。
徐々に迫り来る得体の知れないものを目の前に、息は荒くなり過呼吸寸前まで追い詰められていると思ったその時。
それとの距離が一メートル程になりようやく姿形がはっきりと見えてきました。
蛇の形をした何か、何かとしか表現出来ません。
この世にこんな蛇が…と問いかけたくなるようなおぞましい姿をしていました。
蛇の模様が人の顔のようになっており、蛇に丸く黒い物体がこびり付いていました。
人の手足顔人体全てのパーツを圧縮したような奇妙な形をしており、幸か不幸かその蛇と目が合ってしまったのです。
その瞬間俺は訳が分からなりました。
気が狂ってしまった、AとBはあれを見てしまったからああなったのだ、と思いながら意識が薄れてしまいました。
薄れゆく意識の中で必死に蛇を睨んでいたが、俺に近付いて来た蛇は森の中へと消えていきました。
蛇の模様に付いている顔は睨みながら倒れゆく姿を見て全員笑っていました。
笑っているんだけど表情が無いんです。無機質な機械で作ったような笑顔です。
A…B……助けて……と思いながら今日の出来事が走馬灯のように脳裏をよぎって意識を失いました。
何時間気を失ったでしょうか。
瞼がゆっくりと開き始め山を見てすぐに現状を理解しました。
ここはベッドじゃない、俺はAとB三人で山に登ってたんだ……そしてあの祠を見付けて……
そうだ、AとBは………………
そう思い左右を見渡すとAとBも気絶しているようで無事なのか……良かった……と安堵していると意識が薄れてしまいました。足が動かない……でも二人とも無事で良かった、本当に…AとBが無事だったのが本当に嬉しくて涙を流しながらまた意識を失いました。
430: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:05:41.96 ID:+YMDiRZb0
「おい、俺、俺、起きろよ!」
俺「ん…」
B「大丈夫だったか?俺ら寝ちゃったみたいだ。」
A「もう朝になっちゃったな、下山しようぜ」
朝?夕方に俺らはあの変な生き物に遭遇して気を失って……
俺「おい!何ともないよな!蛇は?祠は何も起こってないのか!」
A「は?」
B「何言ってんだ?蛇?祠?」
話が通じないので少しパニックになりました。
そんな筈ないだろ!と
俺「お前らも昨日見ただろ!あの祠に蛇が巻きついた地蔵と瓶に入った水を!それでAとBに続いて俺もおかしくなって…」
A「変になるも何も俺ら昨日ここで泊まってみようって話になったじゃん、何言ってんの?」
B「祠なら来る途中にあったけど気持ち悪りーって言って一緒に山登ったじゃん」
AとBが何を言ってるかさっぱり分かりません
そういえば祠は目に付く場所にあったはずなのに無い
でも確かに昨日AとBは変なモノを見ておかしくなっていた。それを忘れてる?何で?
得体の知れない恐怖が自分を襲いました。記憶が無くなって別の記憶に書き換えられてる?そんな馬鹿な話はないぞ
昨日散々下山を試みて失敗したのは忘れていないだろ?
431: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:09:56.84 ID:+YMDiRZb0
俺「昨日下山失敗したよな、コンパス狂ってさ」
A「コンパスも何も俺らは昨日下山しようとしてないぞ、お前今日何かおかしいぞ気持ち悪い、夢でも見たんじゃないのかいい加減変な事言うのやめろよ」
B「まあまあ夢って強烈なヤツだと覚えてるからね、昨日みんなで一人用テント建てないで枕にして寝たじゃん(笑)とりあえずみんな起きたし下山しようか」
AとBには覚えがないらしい……………………夢だったのか?それにしてはリアルだった……あの蛇に付いていた黒い塊から見える手と足と顔はやたら気味悪かった…
恐怖が余韻で残っていて思い出すだけでも悪寒がしたので納得がいきませんが、仕方なく夢だと思う事にしました。
下山中通り過ぎたと説明された祠の場所に辿り着くと正に昨日Aがイタズラした祠にそっくりでした。
開けた周りの景色も昨日見た景色と全く同じです。
おそるおそる祠の隙間から地蔵があるか確認すると……昨日見た蛇が巻きついた地蔵が穏やかな顔をして鎮座していました。
足が震え始めました、やっぱり夢じゃない……でも何で二人は覚えていないのだろう、もしかしたら白を切っているのかもしれない。
ですがこれ以上追求するのは怖いので黙って山を降っていきました。
不思議な事にあれほどコンパスを駆使しても下山出来なかったのにすんなり元の歩道に辿り着いてしまいました。
あの事はもう忘れよう…思い出すとまた悪い事が起きてしまう気がする
そう思い口を紡ぎ帰り際に休憩を挟みながら解散したのでした。
432: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:15:42.96 ID:+YMDiRZb0
それから何事も無く生活していましたが、一ヶ月程してAが急死したと連絡が入りました。
仕事中連絡が来て仕事を早退してAのお通夜向かいました。
Aはあれから仕事が上手くいかないと悩んでおり、精神的にも不安定だったみたいです。
それに輪をかけていつも具合が悪いと聞いていたので、Bも最近あまり体調が良くないと聞いていたので、二人ともまた登山に誘うのは申し訳ないと思い先延ばしにしていた矢先の事です。
Aの死因は心筋梗塞で仕事中いきなり倒れて救急車で病院に運ばれて治療を受けたが帰らぬ人となってしまったようです。
仲の良い友人が死んでショックを受けました。
あんな事があってすぐ死んでしまうなんて…あれが原因じゃないだろうか……と一人で自問自答していました。
Aに祠を開けさせた自分が悪い、二人とも覚えてないと言いつつ白を切りその話題をタブーとしていた?追求しなかった自分が悪いんじゃないか?それが無かったら死ななかったのではないか?と自分を責め続けました。
Aの葬儀には勿論Bも参列していて終始無言でAとの別れを惜しみました。
このままだと俺とBも死んでしまうのではないか、Bにあの日あった事を話すべきではないのかと思い葬儀の次の日に二人で飲みに行く約束をしました。
ですがAが死んで楽しく飲めるはずめなく重い空気で酒を飲みながら、ポツリポツリとあの日あった事をBに伝えました。
祠の事、地蔵の事、瓶に入った水、その後下山出来なくなって二人がおかしくなってしまった事、思い出せる限り全て話した。
一通り話終えると
B「山には神様が住んでるって言うからな、正直祠の前でそんな事があったんて信じられないし俺は正常だったつもり、でも俺がそこまで言うなら信じてみようかな」
俺「ありがとう、Aに開けさせる流れを作った俺にも責任はある」
B「でもなあ、どうしろって言うんだ?何も起こってないからどうしようもないぞ」
俺「実はあの道なりの道路を登ると近くにお寺があるんだ。調べておいたんだ休み合わせて一緒に行こうよ」
B「一応同行するよ、でもなあまり自分を責めるな、覚えてないし、それが夢だとしたら罪の無い自分をより責めることになるんだぞ」
俺「うん……」
こうして次の休み二人でそのお寺に向かう事に決まった。
433: ◆◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:20:51.24 ID:+YMDiRZb0
当日
お寺には事前にアポを取っておいたので行くだけで、あの二度とあの山には近付かないと思っていたのにもう一度あの山に戻って来ました。
あの獣道の前を通り過ぎてお寺のあるらしき場所に向かうと本当にお寺が見えてきた
調べたから当たり前なんだけど…
お寺に付くとお坊さんに一礼されたので俺とBも一礼
俺は厄年でも拝んでもらう、新年でも面倒で神社やお寺にすら行かなかった人間なので、ここはとても神聖な場所に思えた。
お寺の景色を眺めていると別のお坊さんが来て、こちらへどうぞと本堂に案内されました。
俺とBが用意された座布団に横に並んで座ると、お坊さんが前に座って
「電話で詳細を教えてくれませんでしたね。話してみて下さい」
と穏やかな口調で言われました。
どうしようもないと半ば諦めかけていた時この言葉はとても有難かった。
この人ならきっと俺とBそして死んでしまったAを救ってくれると思いあの日あった事を全部話した。
するとさっきまで穏やかだったお坊さんの顔が苦虫を噛み潰したような顔に変わり、ここで待っていなさいと言い残し別の部屋で電話し始めた。
そんなにヤバイ事だったのか?
やっぱり話してはいけなかったのか?ここでもダメなのか?と不安にさせられながらどのくらい待っただろうか…………
お坊さんはこのまま戻って来ないで俺達を見捨てられるんじゃないだろうか……と不安でいっぱいだった。
ようやくお坊さんが戻って来たと思うと思い詰めた顔で語り始めました。
434: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:23:41.97 ID:+YMDiRZb0
お坊さん「………………………………よく聞いて下さい、貴方達は見てはいけない、この地方ではもう語る事も禁じられているモノを見てしまったのです。」
お坊さん「祠があったと言いましたね?あれはある呪物を霊力が弱くなるまで人目に付かない場所に置いていたのです。少しでも供養になればと私達が他の地方を探し求め置いたのがあの蛇地蔵なんです。」
お坊さん「こんな事言いたくありませんが正直あれを見てしまっては…もう貴方達は長くは生きる事は難しいでしょう、Aさんは直接触れてしまった事により災いが強く出た。俺さんとBさんは姿を見てしまったので早かれ遅かれ災いが降り掛かってしまいます。」
俺「そんな!」
B「……」
お坊さん「三人引き摺り込むつもりだったのでしょう、ですが俺さんはその神に魅入られてしまった、言い方を変えると気に入られてしまったようです。」
お坊さん「姿を見てしまっては最後、迫り来る死を覚悟して生きるしか術はありません、あれを祓おうとして何人もの人間が不審死を遂げました。高名な方も同じく、です。」
お坊さん「あなた方に私から出来る事は申し訳ございませんが、何もありません、何もです。今も呪いは続いているのです。
昔この地域で独自に開発され、特殊な工程を経て作られたアレは人の手に終えるモノでは無いのです。気休め程度ですが軽くお祓いしてあげることは出来ます。」
B「だからAが死んだって言うのか?馬鹿馬鹿しい」
俺「でも…あれが原因だとして何で俺に魅入っていたのですか?」
お坊さん「俺さんの祖先が影響しているようです。信仰している神様など何か分かりませんか?」
俺「無いです………あっ……でも実家で家に住む蛇は神だと教えられて何度か拝んだ事があります。子供の頃の話なのであまり覚えていませんが……」
B「人はいつか死ぬから最終的に死ぬのは道理だけどさ、何であんなものがあるのか説明してもらいたいな。」
お坊さん「俺さん申し訳ないですが関係しているかは分かりません、Bさんはこれが出来た理由が知りたいのですね?
聞きたいのならお話しますが、貴方達が見てしまった菩〇〇〇、と言う名前だけは公にしないと約束してください」
436: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:26:02.51 ID:+YMDiRZb0
俺「分かりました」
B 「すみません、今でも信じられません。Aが死んだのがこれのせいだと思うとムシャクシャしてきて……お願いします。」
ここからお坊さんに話された内容を纏めます。
昔この集落には呪術師が名前を偽り祈祷師と名前を変え住んでいて村人が病気や災害に合うと頼りにされたそうだ。
それは菩〇〇〇と呼ばれ特殊な力があり、病、傷、災害にも聞くと評判だったらしい
だが医療が発達していない時代だから頼んでも死ぬ事もあったらしい、自前の薬を使うよりも祈祷師に頼んだ方が効果があると思っており、死んだ場合神に選ばれなかった、と言われ村人は他に頼る術もなく成すすべもなく悲しんだそうな
治療法が特殊で鉄パイプで悪い気を吸って治療するそうで、作る際に三つの術式と山から削り出した丸石、霊止め、水、瓶を用いるらしいがもう現在は処分されてしまったため一つも残っていないらしい
これらの道具を使い何十年も村に滞在していた。
大まかな作り方だけは伝承として残っていて、鉄パイプに
霊止め(三つの術式を掛けた布で吸う方にこれを詰める)
水(これに霊や気を閉じ込める)
瓶と瓶止め(これに水を入れパイプで吸った気や魂を閉じ込める)
丸石(これを使って封じ込める際、霊力が自分に移らないよう左手に持って霊石として使う)
祈祷師はパイプから抜いた霊気を瓶に貯めた水に移して初めて半人前と認められるそうで
名のある祈祷師がこれを行うと水が濁り始めると聞いています、だが濁らせるのは至難の技で極一部の人間しか水を濁らせることが出来なかったそうです。
普通の治療ならば悪い気を抜いた道具は邪悪な物とされ、パイプ以外は供養して川に捨て石は砕いて捨てていたらしい。
ここまでは表向きの活動
437: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:27:35.73 ID:+YMDiRZb0
名前を偽り村で活動している理由は裏で密かに呪物を作っていたから。
本来ならば一回限りしか使わない霊気が移った邪悪な瓶を何度も使い、大勢の人々の業、霊気、怨みを抽出して作られたのがあの瓶だと伝わっています。
本来動物の業を吸うのは禁じられていましたが、当時この地方で家の守り神として祀られることの多かった蛇を用いてその呪力を強めたと言います。
推測でしかないが俺さんが気に入られたのが蛇を神格化した家系に産まれたから、ただこれは推測でしかないので自信を持って言えないらしい。
呪術師も人の業や怨み、神と崇められた蛇を使うだけでは呪いは弱いと判断したのか人の魂までも使うようになったのです。
村の何人か使い、術師後に彼岸花を用いた料理を食べさせる、そうすると元気な青年でも彼岸花を定期的に摂取すると段々と弱ってくる。
弱った人の魂を抜きやすいという勝手な理由で彼岸花を加工してターゲットの村人に食べさせていたそうです。
目を付けられたら最後ターゲットにされた村人は死にます。
死ぬ間際に怨むならこの世を全てを憎め、と教えられ憎悪を募らせながら魂に憎悪を付加させて魂を抜くそうです。
こうして抜かれた魂は二十以上、人の業と怨み、蛇、魂を用いて立派な呪物となります。
これが完成すると多くの人々に災いをもたらすと作成した呪術師達に恐れられていたそうです。
使い方は対象者に水を飲ませる、対象者の側に置くの二つで
水をどんな形でも口にしてしまった場合三日三晩で急死。
側に置かれた場合は二十日苦しんで急死するそうです。
こうして作られた菩〇〇〇の瓶は幾つも作られて今も全国にひっそりと眠っているそうです。
ですが文化は長くは続かず作成者の高名な呪術師が死んでしまったのです。
抑える手立てが無くなり周りに居た力の弱い全ての呪術師を呪い殺してしまったそうです。
頼るすべがなくなった村人はその水を祟りの元凶と恐れ祠を作り黒檀の箱にしまいこの地方の神として祀ったそうです。
そこで呪物だった自分を神だと勘違いして祟りは収まったそうです。
438: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:29:19.14 ID:+YMDiRZb0
その後騒ぎを聞き付けたお坊さんの先代がこれはこの世にあってはならぬものだ、として蛇が巻きついた地蔵を作り人目の少ない場所に祠と共に祀って力が弱まるのを何十年も待っていたそうです。
そこで今の代のお坊さんに引き継がれたと聞かされました。
現状では霊力が弱まるのを待つしかなく、お祓いに関わった全ての人間が死を遂げているので、これはいけない、と門外不出の呪物とする事にしたのです。
お坊さん「これが私の知る全てです。これは私の先代から聞いた話です。」
俺「そんな事有り得ます?大問題ですよね?」
B「そう思う、こんな酷い事をしてまで何になるって言うんだよ」
俺「お坊さん、菩〇〇〇の呪物はあと何年効力が続くんですか?」
お坊さん「あと何十年掛かるか検討も付きません、私も知り合いを当たって居ますが断られて動かす事すら難しいのです。
あの姿を見てここまで生きた人間は初めてでしょう。運が良かったとした思えません」
俺「俺はともかくBはどうなるんでしょうか?」
B「死ぬって聞くと嫌だな!アハハ対処法も無いんじゃ手の施しようが無いでしょ」
俺「そんな事言うなよ!」
B「だってよ、俺は平気なんだろ?ずりーよ」
お坊さん「よく聞いてください。一つだけ方法があります。森に近付く事を辞めて気にせず生きなさい、人間弱っていると祟られやすくなります。強く生きる事で呪いが弱まるかもしれません」
俺「かもって…」
お坊さん「俺さんも気を付けて下さい、いつ何が起こるか分かりません、神様は愛想を尽かすと逃げてゆきます。俺さんも例外では無いのです。
私の実力不足で申し訳ありません。とにかく油断しない事です。どこの森にこの呪物が置いてあるのか検討も付かないのです。
私が教えた名前は口にしないように、気休めですが御守りを持って行ってください。」
439: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:30:07.24 ID:+YMDiRZb0
何の解決もしないまま、村で起こった悲劇を聞かされ御守り一つ渡され深々とお辞儀されてお寺を後にしました。
解決すらしなかった…でも事の発端を聞けただけいいのか……本当にこれで良かったのかと思い詰め考える日々が続きました。
それから俺は神に魅入られていると思い強く生きる事にしました。
Bも弱音を吐くのを極力控え生きていましたがお寺に行って三ヶ月後に心臓麻痺で亡くなりました。
休みに山の上にある高台に向かう途中で倒れたと聞かされました。
Bが持っていた御守りは倒れた場所で泥まみれになって発見されたそうです。
結局Bはお坊さんの言い付けに背いて死んでしまいました。
俺もいつ逝ってしまうのか分かりません。恐怖で頭がおかしくなりそうですが今を精一杯生きる事に決めました。
皆さんにお願いです。登山で怪しげな祠を見付けたら…そして蛇が巻きついた地蔵を見付けたら…離れてその場を立ち去って下さい。
瓶に入った水を見掛けたら逃げて下さい
お願いします。
貴方が気付かぬうちに呪いはもう始まっています。
逃げて下さい
440: ◆zttIgYdAyk @\(^o^)/ 2017/03/08(水) 13:35:27.80 ID:+YMDiRZb0
長文失礼しました。
覚え書きで省略した部分もありましたが事実です。
図書館でこの地方の歴史を調べましたが記載されていませんでした。
祠には無闇に近付かない事
もしも瓶に入った水があったら近寄らない事を頭の片隅でもいいので覚えておいて下さい
477: 本当にあった怖い
憑いてきた女の子
初投稿。実話です。
五年程前、京都のお寺に行きました。
門をくぐったら供養塔がありカップルが手を合わせていました。
そと瞬間、目の周りが燃える様に熱く身悶えしてかがんでしまいました。熱い!助けて!と言っても友達は?でした。
イメージ的にはムスカの「目がぁ?」状態。
落ちついたので供養塔を見ると水子供養でした。地元のお寺にも水子供養塔はあるけどなんとなく水子供養塔は苦手で、手を合わせず立ち去りました。
翌月、個人のお宅でエステを受けていました。
その方は中高生のお子さんがいて、たわいもない話しをしていました。
会話が途切れうとうとしていたら、戸の向こう側から小さい女の子の声で「ねぇ ねぇ」と話しかけられました。エステシャンの方は気にとめていません。
これは返事をしないほうがいいだろう...と思っていたら爪で扉をカリカリ神経質にかきます。
放置していたら扉の向こうで走り周る足音が聞こえます。
帰りにエステシャンの方に小さな女の子のことを聞くと知らないと怖がっていました。
478: 本当にあった怖い
その後は特に小さい女の子にまつわる事はなく(他は時々なんかある)、一年後鹿児島で友人の結婚式があるので知覧特攻隊の資料館に行く計画を立ててました。
父親が珍しく強い声で「特攻隊資料館に行くのはやめなさい」と言いました。
「なんで?」と聞きました。
以前京都で水子供養塔の事やエステのお店での後、母親の友達(祈祷師の筋の方。今はしていないけど霊的な事に敏感)とランチに行った際赤ちゃんが母親の友達に飛び移ったそうです。
彼女はランチ直後吐いてしばらくまとわりついて大変だったと聞かされてゾッとしました。
若い女性に憑いて着やすいから、不必要に神社仏閣、特攻隊など念が強そうな場所には行くなと釘さされました。
前提として私は堕胎中絶はしていません。
何故か小さい女の子がまとわりつきます。
つぎで最後です。
481: 本当にあった怖い
今年1月、家族で近くの温泉に行きました。
体を拭いてヒートテックを取り出したら、30センチ程のピンクの布が脇の下(正確にはわかりませんが胴回り)に強く張り付いてました。
母親のかぼちゃパンツかな?洗濯してもここまで張り付かないなと思ってペリペリ剥がして開けました。
それはくたびれた赤ちゃんの洋服でした。
我が家に赤ちゃんはいないし、この世のものではないと思うけど母親に心当たりがないか念のため聞いたけど無いと。
洋服は畳んで近くのゴミ箱に入れるとき「私についてきても何もできない。ついてこないで!」と強く念じて帰りました。
帰宅して外で粗塩をからだにかけ、塩水でうがいをしました。
それからは母親の友達(祈祷師筋の方)が言うように、懐紙に粗塩を包み持ち歩いています。
時々、ふとした瞬間に聞こえたり見えたりしても物理的なアプローチは初めてでした。
今後は何事もなく過ごせれたらいいなと強く願っています。
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呪物読むと、やっぱり長編はつまらないなってわかるわ
21 不思議な
先日みたいに短い奴だけ載せて
22 不思議な
イスラム国やブラジルギャングの惨殺に比べれば可愛いもんよ。
23 不思議な
体験談ってやつはいつも長くなる。
夜中にトイレ行ったら電気も着けずにオヤジが座ってたわ。
24 不思議な
長いんだよなー
もっとセリフ無しに上手く箇条書きしてくれた方が恐いんだけどさ。
セリフ多いと一気に冷めて読む気が無くなる。
25 不思議な
※18※19
猫が布団に入ってくると眠れない、って言うくらいだから、猫がさほど好きじゃないし、家族とも思ってなかったんじゃない。
26 不思議な
蛇の奴は話としてはまぁ悪くないけど、作為がありすぎんだよな
村とか呪物とか寺とか手に負えないとか使い古されたネタすぎてなぁ
27 不思議な
「創作だからつまらない」というのは分かる
事実は小説よりも奇なり
28 不思議な
本当に大学通っていたのかと思うほど、滅茶苦茶文章読み辛いのあったね。句読点もいい加減だったし、外国人が書いてるのかと思った
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呪物ってヤツ初めて読んだんだけど、既視感(既読感?)満点だな。
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※29
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