カツオ「このままじゃ殺される」back

カツオ「このままじゃ殺される」


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なかなかスリリリリリングな展開
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:05:34.14 ID:EoTWvD7qO
マスオ「くそぅっ!」
マスオは運転席に乗り込みハンドルを強引に回した。
壁にぶつかり車は停止する。
マスオ「カツオ君降りろ!」
マスオとカツオは車を降りる。
イササカ「逃がしませんよ」
イササカがカツオとマスオの前に立ち塞がる。
イササカの手から放たれたツルの鞭がカツオの身体を拘束した。
カツオ「うわあああ」
マスオ「くそっ! こいつも“覚醒者”だ!」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:06:34.92 ID:gfcX8tpi0
覚醒者てwwww
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:07:43.42 ID:utlfU4DzI
覚醒者wwwww
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:09:25.04 ID:o1PXkGqc0
はよwww
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:10:02.53 ID:EoTWvD7qO
イササカ「ふふふ。私の“力”は植物を操る能力!」
カツオの身体は植物にからめとられ、カツオの視界は暗くなっていった。
しかし、突然視界が開けた。
カツオ「熱い!」
炎がカツオの身体に絡めついていた植物を焼き付くしていた。
マスオ「……」
カツオ「マスオ兄さん!」
イササカ「ふふふ、ようやく“炎のマスオ”のお目見えですか」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:12:59.19 ID:utlfU4DzI
イササカ先生は植物の覚醒者か
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:12:26.18 ID:dU8EWgCM0
いささか先生勝ち目ないやん
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:14:21.28 ID:QpHPhdIUP
マスオ炎属性とか主人公格じゃねーか
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:15:31.14 ID:EoTWvD7qO
カツオ「マスオ兄さん!」
マスオ「カツオ君逃げろ! こいつは僕が倒す!」
カツオ「“覚醒者”は血縁者じゃないと殺せないんじゃ……」
マスオ「“覚醒者”同士の場合はその限りじゃない!」
カツオ「!」
再びイササカのツルがカツオに延びる。
マスオは炎でそれを焼き付くした。
マスオ「カツオ君! アナゴ君の所へ行け! 君も“覚醒者”の素質はある! アナゴ君に“力”の使い方を教わるんだ!」
カツオは走りだした。
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:16:18.44 ID:Qed0Pls30
炎のマスオて
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:16:36.66 ID:FpE8A18T0
ぶるあああああああああ
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:19:51.76 ID:YxY+vD140
ハチがヒロインの予感
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:21:43.07 ID:EoTWvD7qO
マスオ「君の相手は僕だ!」
イササカ「フハハハハハ」
マスオ「なにがおかしい!?」
イササカ「ふふふ、“炎のマスオ”まさか私相手に相性が良いと思ってませんか?」
マスオ「……」
イササカ「あなたは“炎”。私は“植物”。確かにこのままでは私に勝ち目はないでしょう」
イササカ「ですが」
イササカは左の掌から大量の水を噴射した。
マスオの炎がかき消される。
マスオ「まさか“二重覚醒者”!?」
イササカ「ふふふふ。あなたの炎など恐るに足りません」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:23:13.80 ID:PX3+0/x20
ワロタ
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:24:23.12 ID:utlfU4DzI
大した奴だ...
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:25:48.56 ID:EoTWvD7qO
カツオ「ハアハア、アナゴさんの家は確か……」
カツオは単身アナゴの家を目指していた。
カツオ「ここだ!」
カツオはインターホンを押す。
すぐにアナゴが出て来た。
アナゴ「あれ? フグ田くぅんの……」
カツオ「ハアハア実は……」
カツオはアナゴに全てを話した。
カツオ「マスオ兄さんが戦ってまし! まずは助けに行って下さい!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:31:26.86 ID:utlfU4DzI
くぅんやめろwwwww
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:35:02.92 ID:41yIrcw10
アナゴわろた
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:30:52.88 ID:EoTWvD7qO
アナゴ「カツオくぅん、その必要はないよ」
カツオ「でもマスオ兄さんが!」
アナゴ「フグ田くぅんは強い」
カツオ「でも……」
アナゴ「それよりも今は君の“覚醒”の方が先決だよ」
カツオ「……分かりました」
カツオ「でも“覚醒”ってどれぐらいの時間がかかるんですか?」
アナゴ「う?ん天才的な人で一年。素質がない人は二十年たっても無理なこともあるね?」
カツオ「そんなぁ」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:41:01.73 ID:EoTWvD7qO
アナゴ「でも僕に教わった場合は別だよ」
カツオ「えっ?」
アナゴ「僕は“覚醒者”であり“教育者”だからね。今のは独学の話だよ」
カツオ「どれぐらいでできるの?」
アナゴ「まあ三日あれば……」
カツオ「すごいや! それなら……」
アナゴ「でもそれでもタラオくぅんに敵うかどうかは分からないよ」
カツオ「え?」
アナゴ「タラオくぅんはSランクの“覚醒者”だからね」
カツオ「なんなのそのランクって?」
アナゴ「毎年更新される裏社会で付けられる“覚醒者”なランクだよ。タラオくぅんは最年少のSランクの“覚醒者”だよ」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:51:17.64 ID:araeos3P0
覚醒者は合理的だ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:53:06.32 ID:QbVB22MJ0
カツオの、霊圧が、消えた?
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:54:08.62 ID:EoTWvD7qO
カツオとアナゴの修業がはじまった。
アナゴ「カツオくぅん、筋がいいよ」
カツオ「あ、ありがとうございます」
……
そして三日目。
アナゴ「大分形になってきたよ。あと少し……」
そのとき、突然の轟音がなり響いた。
アナゴの家の壁が崩落する。
カツオ「なっ、なに!?」
甚六「ヒャッハー、随分探したよ! カツオ君!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/16(日) 23:58:27.40 ID:EoTWvD7qO
カツオ「じ、甚六さん!?」
甚六「ヒャッハー! カツオ君お迎えだよ!」
アナゴ「敵か……あいつは……“疾風の甚六”!?」
カツオ「どうかしたの?」
アナゴ「“疾風の甚六”と言えば僕らの業界では知らない者はいないよ。なにより恐ろしいのは……」
甚六「ヒャッハー!」
アナゴ「理性が崩落し、躊躇なく人を殺せることさ……!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:00:59.04 ID:SjcrP7lt0
何十年も浪人してたら理性も崩落するわ
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:05:43.33 ID:GCigDoogO
アナゴ「カツオくぅん、とにかく君は逃げるんだ!」
カツオ「い、いやだ! もう逃げるのはいやだ! 僕も戦うよ!」
アナゴ「カツオくぅんはまだ“覚醒”しきれてない……このままじゃ足手まといにしかならないよ」
カツオ「そんなぁ」
甚六「ヒャッハー! 死ぬい!」
甚六が大風を起こした。
アナゴの家が吹き飛ばされる。
アナゴ「僕は確信したんだ。タラオくぅんを倒せるとしたらカツオくぅん君だけだ! だからここは逃げるんだ!」
カツオ「……」
アナゴ「それに僕も“覚醒者”だよ。必ず甚六くぅんを倒して君と合流する」
カツオは背を向けて走りだした。
アナゴは分かっていた。
Eランクの自分にはCランクの甚六を倒せないことを。
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:07:41.96 ID:y8U5Vlpu0
アナゴさんあんた漢や
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:15:11.50 ID:GCigDoogO
カツオ「くそっ! 僕は助けてもらってばかりだ!」
カツオは涙を拭いながら夜の町を駆け抜けていた。
ノリスケ「あれ!? カツオ君! カツオ君じゃないか!」
カツオ「ノリスケおじさん!」
ノリスケ「良かった。君を探していたんだよ。マスオさんに頼まれてね」
カツオ「マスオ兄さんに!? マスオ兄さんは生きてるの!?」
ノリスケ「ごめん。それは分からないんだ。マスオさんから式神がきて僕は事件を知っただけだから……」
カツオ「そうなんだ……」
マスオは戦闘中に僕を気付かって式神を飛ばしたに違いない。
涙が出て来た。
ノリスケ「とにかくカツオ君に協力するよ! ここから逃げよう!」
波平「誰から逃げるんじゃ? ノリスケ?」
ノリスケの身体を一本が刀が貫いた。
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:20:17.27 ID:hlfjkqy0O
?
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:25:13.16 ID:GCigDoogO
ノリスケ「ぐあっ」
ノリスケの腹から血が吹き出す。
カツオ「ノリスケおじさん!」
波平「カツオ、お前を処刑しにきた」
ノリスケから刀を引き抜くと波平は構えた。
波平「マスオ君も馬鹿よのお。よりにもよってGランクのノリスケに助けを頼むとは……」
ノリスケ「た……助けて……」
波平「まだ息があるのか」
ノリスケ「私を……おじさんの味方に……して下さい」
波平「カツオを裏切るのか?」
ノリスケ「はい……こんな糞刈り上げの味方をした私が愚かでした……」
ノリスケの傷が塞がっていく。
ノリスケの能力は治癒。
しかし、直せるのは自分だけだ。
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:48:50.94 ID:uuf8k1290
ノリスケ自分しか回復できねえのかよwwww
そりゃGランクもわかるわwwwwwww
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:29:22.71 ID:mebKzgA80
はよおおおお
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:31:14.49 ID:GCigDoogO
カツオ「そんなぁ」
波平「ふふふ、まあええじゃろう」
ノリスケ「ありがとうございます」
カツオは背を向け走りだした。
だがすぐに波平が回りこむ。
カツオ「い……」
波平「わしの能力は肉体強化。さ、力ともにもはや人の領域ではない!」
カツオ「くっ……」
波平「死ねカツオ!」
波平の刀が振り下ろされる。
カツオは死を覚悟し、目を閉じた。
だがいつまでたっても刀は下りてこない。
中島「磯野! これが片付いたら野球しようぜ!」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:32:24.13 ID:LiqWcy5U0
中島ぁぁぁぁ!
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:33:09.85 ID:y8U5Vlpu0
中島きたあああああああああ
96: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
息子に向かって死ねとは
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:32:06.82 ID:hlfjkqy0O
花沢さんに期待
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:37:40.83 ID:GCigDoogO
カツオ「中島!?」
中島がバットで波平の刀を受け止めていた。
波平「儂の刀を見切ったじゃと!?」
波平が距離をとる。
カツオ「中島お前……」
中島「今まで黙ってて悪かったな磯野。実は僕も能力者なんだ」
カツオ「!」
中島「そしてどうやらあいつと同じタイプらしい!」
中島はポケットから球を取り出すと、波平にむかって投げた。
球は空気を切り裂きながら、波平に一直線にむかう。
波平は直前で球を刀で両断した。
波平「どうやら君も肉体活性タイプの能力者のようじゃな……」
中島「磯野、下がっていてくれ……」
中島「こいつは僕が倒す!」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:38:17.92 ID:y8U5Vlpu0
中島かっけぇ
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:39:05.94 ID:XN2rksPS0
普通に面白いから困る
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:40:38.73 ID:FQdQ7PtW0
能力者ばっかや
101: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
能力者か覚醒者どっちかにしてくれ
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:46:17.04 ID:GCigDoogO
波平「“鬼人中島”こんなところで会えるとはのう……」
中島「僕もこんなところで“鬼の波平”に会えるとは思ってませんでした」
波平「ふふふ、鬼は一人いれば十分じゃ!」
中島と波平の戦いがはじまった。
接近戦。
戦いはほぼ互角のまま進んだ。
カツオ「すごいや……中島……」
能力は同じ。
しかし、二人の間には絶望的な差があった。
殺してきた人の数。
そして戦闘経験。
波平「足元がお留守になっておるぞ!」
波平が中島の足を払う。中島が尻餅をついた。
波平はすぐさま中島の身体を抑えつけ、喉元に刀を向けた。
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:47:48.46 ID:OKOdSoLD0
波平ぱねぇっす
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:54:12.13 ID:GCigDoogO
中島「くっ…」
波平「ふふふ、経験の差が出たな」
波平が刀を振り被る。
刀が振り下ろされれば、中島は死ぬ。
カツオ「やめろ!!!!」
カツオが叫ぶ。
中島は死を覚悟していた。
次の瞬間に響いたのは、中島の断末魔。
ではなく、刀の刃が固い道路に落ちた音だった。
波平「なっ……今のは……?」
ノリスケ「カツオ君の“力”……!?」
中島は油断した波平を見て、身体を起こし今度は中島が波平の身体を抑えた。
中島「いいか? 磯野?」
カツオ「うん……」
中島のバットが波平の命を断った。
116: 忍法帖【Lv=8,xxxP】(1+0:
撲殺かよwwwww
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:57:20.29 ID:OKOdSoLD0
カツオ覇気使いかよwwww
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 00:59:04.23 ID:LiqWcy5U0
カツオはサイコキネシスかな
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:04:32.87 ID:y8U5Vlpu0
衝撃波かな
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:04:40.71 ID:GCigDoogO
中島「磯野、さっきのは……」
磯野「僕にも分からない……でも、あれは僕の“力”だったんだと思う……」
中島「で、こいつはどうするんだ?」
中島がノリスケの首を掴みながら言った。
中島「殺しとくか?」
ノリスケ「ちょ、ちょっと待ってよ! おじさんに言ったのは本心じゃない! 僕はカツオ君の味方だよ!」
カツオ「下ろしてあげて……」
ノリスケ「あ、ありがとう。それにしても君は強いね?。あの“鬼の波平”を倒しちゃうなんて……」
中島「……磯野のおかげだよ」
カツオ「あっ……そうだ! アナゴさんが!」
中島「アナゴさん?」
カツオ「僕の師匠だよ! 助けにいかないと!」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:05:41.51 ID:y8U5Vlpu0
ノリスケ絶対に裏切るだろな
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:08:31.91 ID:uuf8k1290
まぁ裏切ったとしても自分しか回復できないゴミだからな
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:08:51.16 ID:GCigDoogO
見つかった死体は二つ。
アナゴと甚六。
ノリスケ「こっこれは“疾風の甚六”じゃないか!?」
カツオ「アナゴさん……」
カツオは涙を流していた。
中島「磯野……」
周りの状況からすぐに分かった。
格上の相手にとったアナゴの手段。
自爆。
それが“爆弾魔アナゴ”の最期だった。
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:10:50.08 ID:y8U5Vlpu0
アナゴさん・・・
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:15:49.90 ID:N0fNq8Xo0
久々におもしろそうなスレ。これは寝れない
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:16:59.00 ID:Zc4Q5BDT0
中島かっけえ
続きはよ
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:18:31.67 ID:GCigDoogO
中島「磯野、これからどうするんだ?」
カツオ「磯野家に乗り込む……」
ノリスケ「そんな無茶だよ。あの家は化け物だらけだよ」
カツオ「それでも僕はやらなくちゃいけない……」
中島「磯野! 僕も協力するよ!」
カツオ「ありがとう。中島」
ノリスケ「ぼ、僕はここでおりさせてもらうよ!」
ノリスケは逃げ出した。
中島「いいのか磯野?」
カツオ「うん。それより味方をしてくれる人を探そう。中島、“覚醒者”で協力してくれそうな人はいるかい?」
中島「それならBランクの“地神花沢”がいいよ」
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:19:32.32 ID:laTLCu9J0
花沢さんキター!
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:20:45.63 ID:Zc4Q5BDT0
花沢キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:23:33.54 ID:T0NhBmlm0
これ普通におもしろいな
続き気になる
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:25:36.86 ID:GCigDoogO
カツオ「花沢さんのこと!?」
中島「うん。ルーキーの中じゃ花沢さんが一番の実力者だよ」
カツオ「それじゃあ花沢さんの家に行こう!」
中島「そうだな」
カツオ「とこれで中島、お前は何ランクなんだ?」
中島「僕はまだCランクだよ。でもいつかAランクまで上りつめるのが僕の夢なんだ」
ー花沢宅ー
花沢「そんな……私の“力”が通じないですって……」
??「ウフフフフフフフ、“地神花沢”所詮あなたはBランク。私はAランクですもの」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:32:13.39 ID:GCigDoogO
カツオ「ランクの最高はSじゃないのか?」
中島「Sランクは特定の極めて危険な“覚醒者”しか認定されないんだよ。肉体活性の僕じゃ“力”を極めてもAランクが最高なんだ」
カツオ「ふぅん。そうなんだ」
中島「花沢さんの家が見えてきたぜ」
カツオ「ほんとだ! おおーい花沢さーん!」
返答はない。
中島「鍵は開いてるみたいだぞ?」
カツオ「開けるよ花沢さん」
次の瞬間。
カツオと中島の視界に入ってきたのは血の海に倒れた“地神花沢”の姿だった。
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:48:19.79 ID:GCigDoogO
カツオ「花沢さん!!」
花沢「……い…その……くん……?」
カツオ「花沢さん! 大丈夫!? いったい誰がこんな……」
花沢「……げ………て……」
カツオ「えっ? 何?」
花沢「……逃…げ……て……」
カツオ「逃げるって誰から?」
サザエ「久しぶりねカツオ」
カツオ「ね、姉さん!?」
中島の足はすでに動いていた。
肉体活性をしたさでサザエに近付き、バットを振りかざす。
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 01:55:31.32 ID:GCigDoogO
中島「……そんな?」
中島のバットは粉々に砕けちった。
中島はすぐさま距離をとり、予備のバットを取り出す。
サザエ「ウフフフフフフフ、そんなチンケなバットで私の絶対防御を破れるわけないでしょ」
サザエの周りを円形のバリアが包みこんでいた。
中島「噂には聞いていたけど……Aランク“絶対防御のサザエ”そして“雷神のサザエ”……」
サザエ「ウフフフフフフフ、一つ足りないわよ。最近はね。こうも呼ばれてるのよ。“猛毒のサザエ”ともね」
中島の皮膚が紫色に変色しはじめていた。
中島「そんな……“三重覚醒者”だと……?」
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:31:44.63 ID:GCigDoogO
サザエ「ウフフフフフフフ、中島君、あなたはもう30分もしたら死ぬわね」
カツオ「そんな……」
サザエ「ワカメー! あんたも出て来なさいよ!」
ワカメ「……」
サザエ「ウフフフフフフフ、これで2対2ね」
ー磯野家ー
その頃、ノリスケは磯野家に来ていた。
ノリスケ「タラちゃんを呼んで下さい」
フネ「タラちゃんはお休み中です」
ノリスケ「……なら、あなたでもいいです。僕の話をきいてください」
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:32:38.81 ID:jHm18yaz0
みてるぞ!
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:34:52.65 ID:RGJcNsjC0
寝れないんだ。
頼む、最後まで書くんだ!!!
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:37:50.02 ID:GCigDoogO
フネ「なんですか話というのは?」
ノリスケ「タラちゃんの横暴を止めろ!!」
ノリスケは精一杯すごんで言った。
フネを脅すためだ。
ノリスケ「こんなこと許されるわけないだろ! 俺は“覚醒者”だ! のまないならアンタを殺す!」
ノリスケは床を精一杯の力で叩きながら言った。
フネ「Gランク“自己再生のノリスケ”さん、私のランクをご存知ですか?」
ノリスケの背中に悪寒が走った。
ノリスケ「えっ、そのフネ様も“覚醒者”でいらっしゃったんですか?」
フネ「Aランク“重力操者フネ”とは私のことですよ」
フネは笑った。
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:42:26.94 ID:GCigDoogO
ノリスケ「あなたが“重力操者フネ”……様!?」
業界人なら普通“重力操者フネ”の名前を知らない者はいない。
それほどフネは実力者であった。
フネ「それで改めてお話というのは?」
ノリスケ「は……えーと……すみませんでした!」
ノリスケは地面に頭をこすりつけ、土下座をした。
フネ「ふふふ、ノリスケさん、磯野家の敷居を跨いで、まさか生きて帰れるとは思ってませんよね?」
175: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
ノリスケクズ過ぎワロタwww
176: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
えぇっ!ランク外のルーキーに負けたのかい?ノリスケ君
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:47:51.08 ID:GCigDoogO
ノリスケ「はっ……はひっ」
ノリスケの身体に徐々に重力がかかる。
フネ「ふふふ、ノリスケさんどうかしましたか? 背骨が妙な方向に曲がっていますよ?」
ノリスケ「は……ふ……」
音がする。
ノリスケの全身の骨が折れる音だ。
フネ「ふふふ、まだ1トンぐらいしかかけていませんよ?」
ノリスケ「」
ノリスケは全身の骨を折り、絶命した。
フネは視線を感じた。
フネ「そこにいるのは誰だい!?」
イクラ「バブー」
目が血走ったイクラだった。
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:52:31.71 ID:GCigDoogO
イクラ「バブー」
フネ「あっ、イクラちゃん遊びに来たのかい。いやなもの見せちゃったねえ」
見られたからには殺すしかない。
フネはイクラに重力をかけはじめていた。
ノリスケ「あっあれ!? 僕は死んだはずじゃ……」
フネ「ノリスケが生き返った!? まさかこの“力”は“事象否定”!?」
次の瞬間にはフネの存在は、この世から消滅していた。
それをみていた者がいた。
タラオだ。
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 02:53:49.64 ID:ALNL0J1t0
はよ
182: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
はよ
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:01:26.01 ID:GCigDoogO
ー花沢宅ー
サザエ「ウフフフフフフフ、Cランク“氷の女王ワカメ”のお出ましよ」
ワカメ「……」
勝てるわけがない。
カツオの頭をそんな考えがよぎっていた。
カツオ「中島……」
中島「磯野……僕がサザエさんをくいとめる……だから磯野は頑張ってワカメちゃんから逃げてくれ!」
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:04:29.11 ID:V6kAhyTh0
ワクワクドキドキ |゚Д゚)))
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:05:53.05 ID:GCigDoogO
中島の皮膚の変色領域が徐々に広がっていく。
また逃げるのか……。
僕はなんて無力なんだ……。
いやだ。
サザエ「ウフフフフフフフ、中島君、本気で私をとめられると思ってるの?」
サザエが雷でカツオに接近する。
中島は反応できない。
カツオ「僕はもう逃げるのはいやだ!」
??「よく言った! カツオ君!」
炎の壁によってサザエの電撃が防がれた。
サザエ「あら?まだ生きてたのね」
攻撃を防いだのは“炎のマスオ”
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:07:42.22 ID:TkFafbfB0
マスオきたあああああ
188: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:
マスオさん!
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:07:19.94 ID:LnsDS/eO0
おぉ!
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:09:39.01 ID:azZYEpeE0
ましゅお!
192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:10:12.14 ID:jJP07CWF0
ほしゅお!
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:10:15.82 ID:GCigDoogO
カツオ「マスオさん!」
マスオ「待たせたね。カツオ君」
サザエ「ウフフフフフフフ、雑魚が何人集まろうが一緒よ」
マスオ「中島君、僕がサザエの相手をする。君は悪いがワカメちゃんを頼む」
中島「いやです」
マスオ「えーっ!? どうしてだい? その方が勝率が上がるんだよ!?」
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:16:25.63 ID:GCigDoogO
中島「Aランク……僕の夢なんです」
マスオ「……」
中島「どのみち僕はもう死にます。それなら最後にAランクのサザエを倒して死にたいんです!」
マスオ「しかし……」
中島はおもむろにポケットから瓶を取り出した。
中には大量の錠剤。
中島「中島家、秘伝の肉体活性剤です……。飲めば一定時間大幅に肉体が活性化されます」
中島は瓶の錠剤を一気に飲み干した。
カツオも中島から一粒もらっていた。
しかし、そのとき中島は言っていた。
肉体活性剤は、一日に一粒まで。
それ以上の服用は命の危険がある、と。
196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:20:46.21 ID:GCigDoogO
中島の筋肉が肥大化しはじめる。
マスオ「分かった……そこまで言うならサザエの相手は君だ。でも約束だよ。絶対に勝つんだ!」
中島「はい……!」
中島はサザエに飛びかかっていった。
マスオ「ワカメちゃん、君の相手は僕だ……。カツオ君は……中島君を見守ってあげなさい」
カツオ「うん……!」
カツオの目からは熱いものが溢れだしていた。
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:24:44.78 ID:GCigDoogO
中島「うおおお!!!」
サザエ「ウフフフフフフフ、いくら肉体を活性化させようと同じよ!!」
中島はサザエの絶対防御壁にバットで殴りかかった。
だが、すぐにバットは折れてしまう。
中島は折れたバットを捨てると、今度は拳で絶対防御壁を殴りはじめた。
サザエ「無駄よ!!」
サザエが至近距離で中島に電撃を与える。
中島の皮膚が黒くやけこげた。
だが、中島は拳を振るうのをやめない。
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:26:23.51 ID:Up0aez/W0
中島...
泣きそう
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:28:42.98 ID:GCigDoogO
サザエ「なんなのよこいつ!」
中島の拳は血だらけだった。
カツオ「中島……」
カツオは何度も目を背けようとした。
だが、それは許せれない。
カツオには中島の生き様を見届ける義務があった。
中島「うおおおああああ!!!!」
中島は絶えず拳をふるう。
何度電撃を受けても、毒をくらっても拳をふるい続けた。
なにかが割れる音がした。
サザエの絶対防御壁にひびが入っていた。
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:31:03.61 ID:ALNL0J1t0
いいぞ中島
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:31:59.19 ID:GCigDoogO
カツオ「中島!!」
中島「うおああああ!!!!」
中島もひびが入ったのに気が付いのだろう。
ひびの部分を集中的に殴りはじめた。
中島の拳はもはや砕けていた。
それでも気持ちだけで中島は拳をふるい続けた。
全ては友を守るためだった。
中島「うおああああああああああ!!!」
大きな音をたててサザエの絶対防御壁が崩れた。
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:35:04.43 ID:brC/S0UMO
なかじまいけえええ!
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:36:03.91 ID:itFDQheo0
中島野球するまで死ぬなあああああああああ
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:36:35.00 ID:GCigDoogO
カツオ「いけええええええ!!!!!」
中島「うおああああああああああああああ!!!!!」
中島の渾身の一撃がサザエの身を襲う。
はずだった。
だが実際に中島が殴ったのは、サザエの絶対防御壁。
サザエ「ウフフフフフフフ、長い間ごくろうさま。これを破ったのはアンタがはじめてよ」
サザエ「まあ何度でも張替えれるんだけどね」
次の瞬間。
中島の膝は折れていた。
208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:38:00.58 ID:HRZ8eYsJ0
中島ああああああああああああああああああ
209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:38:43.34 ID:jHm18yaz0
ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ
211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:41:37.17 ID:GCigDoogO
カツオ「中島……!」
中島は死んでいた。
いや、本当は拳をふるっているときにすでに限界はとうに越えていたのだろう。
サザエ「ごくろうさま!」
サザエは中島の死体に電撃を加えはじめた。
カツオ「……やめろ」
何度も何度もいたずらに中島の身体に電撃がはしる。
カツオ「もう……やめてくれ……」
カツオの悲痛な叫びも届かず、中島の身体には電撃が流れ続けた。
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:42:23.39 ID:tv0BbyPF0
なかじまあああああ
213: 忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:
ナカジ...
215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:46:55.86 ID:GCigDoogO
サザエ「ウフフフフフフフ、まあこんなもんでいいでしょう」
中島の身体はもはや原形を留めていなかった。
サザエがゆっくりとカツオに近付く。
用心しているのか。
絶対防御壁は張ったままだ。
サザエ「ウフフフフフフフ、次はアンタの番よ。カツオ」
カツオ「……」
サザエ「あの眼鏡のように、ボロ雑巾にしてあげるわ」
カツオ「中島のことか……?」
サザエ「ん? 何?」
カツオ「中島のことかあああああああああああああああああ!!!!!!!」
216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:47:29.25 ID:LnsDS/eO0
クリリンのことかぁー!
218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:49:39.73 ID:jHm18yaz0
カツオの髪が金色に!!
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:48:27.56 ID:HRZ8eYsJ0
カツオ育毛すんの?
219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:54:49.77 ID:GCigDoogO
刹那。
サザエの身体は真っ二つになっていた。
サザエ「なん……でよ……」
サザエの身体が崩れ落ちる。
サザエの絶対防御壁と身体は同じ平面で引き裂かれていた。
次の瞬間。
約10mの距離があったはずのカツオの身体はサザエの顔の数cm先にあった。
高移動ではなかった。
サザエ「これは……“空間干渉”!?」
カツオが手をかざした次の瞬間。
サザエの身体は微塵となった。
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:55:47.53 ID:jHm18yaz0
つぇえwww
221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 03:59:39.68 ID:tv0BbyPF0
強すぎだろwww
222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 04:01:34.19 ID:itFDQheo0
カツオやべええええええええええ!!!
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/17(月) 04:04:23.30 ID:GCigDoogO
マスオ「これは……」
ワカメを苦戦を強いられながらも片付けたマスオの目に入った光景は目を疑うものだった。
中島と思われる黒焦げの肉塊。
綺麗な真っ二つになって転がっているサザエの絶対防御壁。
目から涙を流しながら、たたずむカツオ。
マスオ「か、カツオ君!? サザエは!?」
カツオ「……塵にした」
マスオ「まさかカツオ君、君とうとう……」
カツオ「うん……“覚醒”したみたい」
マスオ「い、いったいどんな“力”なんだい!?」
カツオ「……“空間干渉”とか言ってたよ……」
マスオ「く、“空間干渉”!?」
マスオが驚くのは最もだった。
Sランクに認定されうる能力は三つしかない。
“空間干渉”はその一つだった。
224: 忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+

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