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【艦これ】龍驤「足りないもの」その7【安価】


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顔真っ赤にして黙り込む
8:以下、
手を繋ぐまで
9:以下、
最後まで
10: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 20:30:30.40 ID:7CQAxfCg0
先生「いえ、あの……まだ手を繋ぐまでで…」
北上「マジで!?いくらなんでもピュア過ぎない!?」
先生「手を繋ぐのも大変だったんです…多摩さんは照れメーターが振り切れると、ごめん寝してしまいますから……」
北上「多摩姉……いくらなんでもさぁ…」
多摩「…うるさいにゃ。北上と一緒にするにゃ」
北上「いやいや、これはあたしが緩いとか関係ないって…って、誰が緩い女なのさ!」
多摩「多摩は何も言ってないにゃ……」
11: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 20:33:52.49 ID:7CQAxfCg0
北上「でもさ、本人目の前にして言うのもなんだけど男の人も辛いと思うよ?」
北上「レスっていうか、そういうのができないで別れるカップルもいるんだよ?」
多摩「う…にゃ……」
北上「良い機会だからさ先生、多摩姉のことどう思ってるか言ってあげなよ!」
先生「今…ですか?」
北上「そうそう、今ここにはあたし達しか居ないし、こういう機会が無いと伝える事無いでしょ?」
先生「……わかりました」
北上「よし、じゃあ多摩姉に言ってあげなよ?」
先生「安価」
下1?3高コンマ 医者の台詞やその他起こったこと等
12:以下、
大切にしたいと思っております
13:以下、
私は多摩さんを結婚前提でお付き合いしたいと思っております
14:以下、
私も恥ずかしさもためらいも、怖さもあります
でも 共に…それらを越えて一緒に踏み出してくれませんか…?
私は、あなたが、欲しい…!
15: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 20:48:48.07 ID:7CQAxfCg0
先生「多摩さん…私は貴女を大切にしたいと思っています」
多摩「それって……」
先生「できることなら、私は貴女を傷付けたくはありません。だから、多摩さんをどうこうしようと思ったことはありません」
多摩「……嬉しい…です…」
先生「私はこのままでもいいと思いますが…多摩さんはどうですか?」
多摩「貴方の…好きなようにして欲しい……にゃ」
多摩「多摩は…先生の側に居れるだけで…幸せにゃ…」
先生「それは私もですよ」ニコッ
多摩「……にゃぁぁぁぁぁぁ…」
16: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 20:53:22.44 ID:7CQAxfCg0
北上「ふーんなるほどねぇ…男の人でもそんな考えの人って居るんだ…」
先生「他の人がどうかは分かりませんが、私はこうやって側に多摩さんが居てくれるのが一番幸せなんです」
多摩「…………」スッ
北上「あ、ごめん寝だ。どうやら多摩姉もそう思ってるみたいだね?」
先生「…私は多摩さんと付き合うまでは女性不信でした。だからそういった性的な目で女性を見ることも苦手だったんです」
北上「なるほど…それも治るといいね?」
先生「いえ、これは別にそのままでもいいですね。多摩さんに嫌われたくないので」
北上「うーん本当に出来た人だ…多摩姉には勿体無いくらいだね」
17: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 20:55:53.12 ID:7CQAxfCg0
多摩「にゃ??!」
北上「おっと、多摩姉が威嚇してる…じゃ、お邪魔虫のあたしは帰りますかね?」
先生「一人でですか?」
北上「迎えに来てくれた多摩姉がこれだしね。ま、来なれた道だから大丈夫だよ?」
先生「わかりました、気をつけてお帰り下さい」
北上「はいは?い。あ、多摩姉はゆっくり帰ってきなよ??」
多摩「……にゃ」
北上「さて……鎮守府へ帰りますか!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
18:以下、
二人のイチャイチャをのぞき見する入院組
19:以下、
巡洋艦仲間を率いた大井に会う
20:以下、
鎮守府前で出迎える龍驤
21: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 21:09:09.99 ID:7CQAxfCg0
ーー鎮守府
北上「ふぅ、鎮守府に帰ってくるのも久しぶりだね?」
北上「この前一時退院した時以来だけど、なんだか懐かしいよ?」
北上「……あたし、帰ってこれたんだ」
北上「入院したての頃はもう二度と帰れないかもって思ってたけど…」
北上「また、皆んなに会えるんだ……」
龍驤「……お帰り、北上」
北上「え……龍驤さん…」
22: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 21:12:04.78 ID:7CQAxfCg0
龍驤「びっくりしたか?多摩から連絡あって…そろそろ帰ってくる頃やと思って隠れててん」
北上「…うん、凄くびっくりした」
龍驤「北上はもう入院はせんでええんやんな?」
北上「通院はしなくちゃいけないけど…もう入院は無いよ」
龍驤「そうか…ほんまにこれで帰ってこれるんやな…」
北上「龍驤さん……あたし、帰ってきたよ」
北上「これからずっと……ずっっっと、よろしくね?」
龍驤「安価」
下1?3高コンマ 龍驤の台詞や行動を
23:以下、
早整備を頼まれる
24:以下、
何をいまさら+>>23
今日は人少ないっぽいなぁ
25:以下、
あたりまえや!
26: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 21:59:57.83 ID:OMEy9NN8O
龍驤「……よっしゃ、ほな早義肢の整備頼めるか?」
北上「…当たり前じゃん、あたしは龍驤さんの専属技師なんだよ?」
龍驤「そうや、それも一生のな」
北上「これから先どんな事になっても、龍驤さんの義肢だけはあたしが整備するんだからね!」
龍驤「……よう頑張ったな。辛かったやろ?」撫で撫で
北上「…龍驤さんに比べたらマシだよ。あたしのは自業自得なんだから」
龍驤「そんな事無い、ウチも悪いんや」
北上「……出迎えてくれてありがと、龍驤さん」
龍驤「さ、しんみりすんのもここまでや。ほな工廠へ行こか」
北上「…そだね」
27: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 22:03:49.80 ID:OMEy9NN8O
ーー工廠
北上「ただいま??」
秋津洲「北上さん、お帰りかも!」
夕張「ついに退院ですね!おめでとうございます!」
明石「おおおおお帰り…なさい…」
北上「うん、この工廠の鉄の匂い…いいなぁ、やる気が出てくるな?」
龍驤「ほなウチの頼むで!まずは義足からお願いや!」
北上「重雷装巡洋艦兼、工作艦のハイブリッド北上様にお任せあれ?」
下2 この後の展開やその他起こったこと等
28:以下、
kskst
29:以下、
明石が的確にアシストしながらもブランクを感じさせない北上
31: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 22:28:22.70 ID:OMEy9NN8O
ーー
明石「北上さん、ここはコレを使って…」
北上「ん、ありがとね。それで次は…っと」
秋津洲「凄い……あんなに早く…」
夕張「私達はクキちゃんや天城さんの義肢をやってますが、あそこまで正確にはできていませんね」
秋津洲「あたしが何回も確認しながらやってることを、北上さんは一発で…」
夕張「明石ちゃんも腕は確かですが、龍驤さんの義肢は北上さんの方が上手いですね」
秋津洲「凄いかも……」
32: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 22:32:13.85 ID:OMEy9NN8O
北上「ちょっと待ってね……龍驤さん、最近調子悪かった?」
龍驤「う…なんでわかるん?」
北上「変に体重がかかって、部品歪みかけてたんだよ?こうなるのは調子悪い時でしょ?」
龍驤「流石やね……北上に嘘はつけんか…」
北上「何かあったの?大丈夫?」
龍驤「ちょっち精神的な事や、放っといて……って言うても無理やわな…」
北上「当たり前でしょ?あたしに散々言ってきたくせに自分は誤魔化そうって言うのは話が良すぎるね?」
龍驤「わかった、話すわな…………」
33: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 22:36:06.65 ID:OMEy9NN8O
ーー
北上「あたしが居ない間にそんな事になってたんだ…」
龍驤「そうやねん…朝霜が本気で司令官を口説こうとしてな…」
北上「でも提督の事だから何も心配しなくていいんじゃないの?龍驤さんの事しか見てないよ?」
龍驤「そう…やねんけど…」
北上「それを言うならさ、金剛さんも提督が好き?みたいな事言ってたじゃん?」
龍驤「え……それウチ知らん…」
北上「げ……」
龍驤「司令官はやっぱり魅力的なんやなぁ…こんなウチより相応しい人が……」ブツブツ
夕張「北上さん!龍驤さんが鬱モードに入りかけてますよ!」
秋津洲「なんとか元気付けて欲しいかも!」
北上「え、うーん……じゃあ…安価」
下2 北上の台詞、行動他
34:以下、
今提督が龍驤さんの隣にいることが事実でしょ?
心配することないよ
35:以下、
夕張、なんか面白いことやって
37: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 22:47:38.30 ID:OMEy9NN8O
北上「夕張、なんか面白いことやって」
夕張「なんで私なんですか!?」
北上「あたしの部屋盗撮してたの見逃すからさ」
夕張「喜んでやらせていただきます!」
秋津洲「夕張さん……」
明石「なななななんで…ききき北上さんのへへへ部屋を…ととと盗撮してたたたんです…か?」
北上「…なんかね、あたしのオカズが気になってたとからしいよ」
明石「うわ……」
38: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 22:49:42.22 ID:OMEy9NN8O
龍驤「ウチには司令官しかおらんけど、司令官にはウチだけと違うもんな……」ブツブツ
夕張「あの……龍驤さん?」
龍驤「……どないしたん夕張?」
夕張「あの…ですね……」
北上「龍驤さ?ん夕張がなんか面白いことやってくれるんだって?」
龍驤「へぇ…何を見せてくれるん…?」
夕張「安価」
下1?3高コンマ 夕張の台詞やその他起こったこと等
39:以下、
コーラ1.5Lを一気飲みした後げっぷをせず腹踊りしながらどじょうすくいをやりきる
40:以下、
舞風のものまね
41:以下、
胸にパッド仕込んで「見てみて?ツインメロン!」
44: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 23:23:36.69 ID:0bFy22Hf0
夕張「えっと、じゃあこれをこうして……」ゴソゴソ
龍驤「……?」
夕張「見てみて?ツインメロン!」バインバイン
明石「あれは……」
秋津洲「パッドを山盛り入れて巨乳になってるかも」
北上「よりによって胸かぁ……これはちょっとマズイかもね…」
夕張「ほら龍驤さん!夕張のメロンがブルンブルンですよ!」
龍驤「……」
45: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 23:26:38.42 ID:0bFy22Hf0
龍驤「北上…義足終わったか?」
北上「あーうん、部品交換したし問題無いよ?」
龍驤「ほなちょっち着けてくれる?」
北上「はいはい、ちょっと待ってね??っと。よしオッケー」
龍驤「ありがとうな。ほな夕張、行こか」ガシッ
夕張「ひ!い、行くって…どこへ?」
龍驤「ウチと一緒に演習でもせぇへん?」
夕張「……!お断りします!私はまだ死にたくありません!」
龍驤「大丈夫や、演習やから死にはせんよ」
46: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/25(水) 23:29:33.42 ID:0bFy22Hf0
龍驤「まぁ…死ぬほど痛い目にはあうかもしれんけどな」
夕張「ひぃぃぃぃ??お助け??!」ズルズル
秋津洲「…連れられて行ったかも」
北上「これはしばらく帰ってこないね?」
明石「だだだだ大丈夫…ですか?」
北上「演習だし大丈夫でしょ。それに龍驤さんの憂さ晴らしにもなって丁度良いと思うよ?」
秋津洲「夕張さん…いくらなんでもあのセンスは無かったかも…」
明石「どどどドン引きです…」
ーー
55: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 19:03:36.52 ID:m7RACODT0
ーー
神通「…………うぅ…」
神通「ぅ……はぁ……」
神通「う……ぐ………」
神通「はぁっ………はぁ……」
神通「いま……何時………」ゴソゴソ
神通「まだ……就寝してから一時間しか……」
神通「ぁぐ…………!」
神通「苦しい……早く…薬を……!」
56: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 19:09:17.93 ID:m7RACODT0
神通「…………ふぅ、即効性のある薬を飲んだおかげで…なんとか落ち着きました…」
神通「これも…霞さんに感謝ですね…」
神通「病院で貰える薬は何故か私には合わない…効き目が強い薬は別ですが…こういう時は本当に助かります…」
神通「カウンセリングも効果は薄いですが…こうやって薬が効くおかげで鎮守府で生活できています…」
神通「さぁ……もう症状は治りましたし…明日に備えて寝ましょう…」
神通「……お休みなさい」
神通「…………」
神通「……あれ…少し待って下さい………」
57: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 19:13:12.59 ID:m7RACODT0
神通「霞さんの薬がいくら即効性があるとは言っても…飲んで直ぐに効果なんか現れません…」
神通「でも私の症状は楽になった……これはいわゆる思い込み効果でしょうか…?」
神通「…………違う!」
神通「私は…寝る前に病院の薬を……飲んだ!」
神通「それが今…効果が出てるというなら…」
神通「この後で……霞さんの薬の効果も出てしまう!」
神通「これは……不味いかもしれません…!」
神通「早く…霞さんの所へ……!」
58: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 19:16:16.17 ID:m7RACODT0
ーー霞の部屋
神通「霞さん、起きてますか…!」コンコン
霞「どうしたのよ神通さん、こんな夜中に」ガチャ
神通「あぁよかった……!」
霞「え、何よその反応……」
神通「実はですね…病院から貰った強めの薬を飲んだ後に…霞さんの薬を飲んでしまったんです…」
神通「以前注意してくれましたよね…間違っても二重に飲んではいけない…とんでもないことになると…」
神通「霞さん…私はどうすれば良いのでしょうか…!」
霞「安価」
下1?3高コンマ 霞の台詞、行動他
59:以下、
私の渡した薬を飲んでからまだ時間はそんなにたってないのよね?
しょうがないわ
辛いけど、文句は言わないでね?
胃洗浄をおこなう
60:以下、
ああもう……ちょっと私の部屋で大人しくしてなさい人手集めてくる
61:以下、
飲んでしまったものは仕方ない、面倒は見るから一晩ここにいなさい
62: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 19:33:29.24 ID:m7RACODT0
霞「私の薬を飲んだのは何分前?」
神通「五分くらい前です…」
霞「それで、病院の薬はどれくらい前なの?」
神通「一時間程前で…もう効き始めていると思います…」
霞「あぁもう……ちょっと私の部屋で大人しくしてなさい、人手集めてくるから」
神通「すいません…お願いします……」
霞「いい?余計な事は絶対しないのよ?心拍数が上がって余計深刻になるかもしれないから!」
神通「はい……」
霞「この時間なら司令官と工廠組の誰かは起きてるでしょ……」ガチャ
63: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 19:38:13.43 ID:m7RACODT0
ーー
霞「神通さん、とりあえず起きてる人を集めて来たわよ」ガチャ
神通「ありがとうございます…」
提督「…神通は大丈夫なのか?」
霞「それは私と司令官達次第ね。最悪病院のお世話になるかもしれないから、その準備もお願い」
提督「了解した」
北上「いや?まさか神通がねぇ…」
ガングート「こんな事は頻繁にあるのか?」
羽黒「どうなんでしょうか……あれば問題ですが…」
神通「すいません…これは私のミスなんです…」
提督「…薬の誤飲はほとんど無い、今回は特例だ」
羽黒「…わかりました」
霞「それじゃあやるわよ、まずは……」
下1?3高コンマ 神通への処置やその他起こったこと、その結果等
64:以下、
拘束具を着けさせる
65:以下、
特に何事もなく朝を迎える
66:以下、
色々処置して、大事なく朝を向かえた
68: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 19:57:13.72 ID:m7RACODT0
霞「北上さん、アレは持ってきてくれた?」
北上「はいよ?腕と脚拘束するやつね?」ゴソッ
羽黒「拘束する必要が…あるんですか?」
霞「羽黒さん胃洗浄知らないの?ま…見てたらわかるわよ」
提督「…ガングート、水は用意できてるな?」
ガングート「あぁ、たまたま一升瓶の空き瓶を持っていたからな。それに水を満たしてきたぞ」
北上「たまたま一升瓶の空き瓶を…ねぇ…」ジトー
ガングート「なんだその目は!決して酒の空き瓶ではないぞこれは!」
提督「…緊急事態だ、今回は見逃してやろう」
69: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 20:01:45.92 ID:m7RACODT0
霞「さて……拘束はできたわね。神通さん、覚悟はできてる?」
神通「はい……お願いします…」
霞「ガングートさんは神通さんの口をお願い。北上さんと羽黒さんは上半身、司令官は下半身をお願いね」
提督「…わかった」
霞「じゃあ……いくわね」グイッ
神通「……!」
霞「辛くても我慢して、気絶しちゃうとまた厄介かことになるから」
神通「……」コクリ
70: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 20:07:26.05 ID:m7RACODT0
ーー
神通「グッ!ウゥゥゥゥゥゥ??!!」ガタガタガタガタ
霞「羽黒さんもっと抑えてて!」
羽黒「は、はい!」
神通「ウッ!!グァ………!!アッ……!!」
霞「……よし!神通さん傾けて!」
北上「よいしょっ……と」
神通「う……げ…」ビシャビシャ
ガングート「どうだ?」
霞「…まだ薬が出てない!もう一回!」
羽黒「はい…!」
提督「神通…もう少しだからな……」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
71:以下、
なんとか薬の除去に成功
神通は大きく疲弊
72:以下、
飲んだ薬と一緒に、食べたお菓子も吐き出した
73:以下、
見慣れない溶けかけたカプセルが吐瀉物の中から見つかる
74: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 20:39:39.14 ID:m7RACODT0
ーー
霞「なんとかなったわね……」
提督「…ギリギリだったか?」
霞「かなりね、薬溶けかけてたもの」
北上「神通お疲れ様?」
神通「はぁ……はぁっ………」
ガングート「しかし薬以外にも色々と飲み食いしていたようだな?」
羽黒「お菓子が出てきた時は…びっくりしました…」
提督「ほぼそのままの形だったからな…」
霞「神通さん、また食べ物噛めなくなってるの?」
神通「その……あの…」
霞「…はぁ、わかったわ」
75: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 20:43:44.59 ID:m7RACODT0
霞「司令官、神通さんは入院させた方がいいかもしれないわ」
神通「嫌です!それだけは嫌なんです!」
霞「でも薬を誤飲するようじゃ…ね。次は無いのかもしれないのよ?」
神通「それでもどうか入院だけは…!」
羽黒「あの神通さんが…こんなに取り乱してるだなんて…」
ガングート「神通よ、そんなに入院するのが嫌なのか?休暇のつもりでゆっくり休んでもいいんじゃないか?」
神通「安価」
下1?3高コンマ 神通の台詞、行動他
76:以下、
大好きなチョコビスケットも食べられないわ
77:以下、
お願いです……後生ですから……
78:以下、
こうやって迷惑をかけてしまってすみません。
でも入院はしたくありません。どうかこのままでお願いします。(頭をさげる)
80: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 20:59:46.13 ID:m7RACODT0
神通「お願いです……後生ですから……」
ガングート「ゴショウ?なんだそれは?」
羽黒「懇願…つまり強い気持ちでお願いしているんです…」
神通「お願いです………どうか私をここに…」
北上「理由はなんとなく想像できるけど、ねぇ?」
神通「お願いします…お願いします……」
81: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 21:02:44.92 ID:m7RACODT0
霞「私としては入院した方がいいと思うけも…司令官に判断は任せるわ」
ガングート「確かに貴様なら色々と見ているだろう。神通が危ないかどうかも分かるはずだ」
羽黒「司令官さん…間違いのない判断をお願いします…」
北上「そのまま強引に入院させるか、ここに残すにしても条件付けるとか、よく考えて?」
神通「提督…私は……」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞、行動他
82:以下、
物を食べた時や薬を飲んだ時の、時間及び何を口に入れたのかを逐一書き留め、一日の最後に俺に提出する事
それが守れないなら、病院だ
83:以下、
「(夕雲への尋問場所を病院にしてもらって、神通に夕雲への尋問の任務を与え、そのついでに通院という形にすれば、彼女は自身がここに必要だと感じられ治療もできる……。幹部さんに一回連絡をとってみるか)……ちょっと待っててくれ。」
84:以下、
>>83
86: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 21:29:17.87 ID:m7RACODT0
提督「…少し待ってくれ、確認したいことがある」
霞「何を確認するかは知らないけど、入院かどうかは言えないの?」
提督「…ならそれを先に言おう。神通には入院してもらう」
神通「あぁぁぁぁ…そんな……」ヘナヘナ
羽黒「神通さん…」
神通「私はもう…用済みなんですね…」
提督「そうじゃない。神通にはあることを手伝って欲しいんだ」
ガングート「入院する奴が何を手伝うという?」
提督「…それを確認したかったんだ。だがこの時間だとな…」
北上「ん?ならさ、何をしようとしてたかは言ってあげなよ?そうすれば神通も納得すると思うよ?」
提督「わかった。神通、良く聞いてくれ……」
87: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 21:35:20.33 ID:m7RACODT0
ーー
北上「なるほど?例の夕雲達への尋問か?」
提督「天津風は色々と喋ったそうなんだが、長波と夕雲より知っていることは少ないらしい」
羽黒「あの二人は…未だに黙秘していると…幹部さんが言ってました…」
ガングート「それを病院でか…確かに神通にしかできないな」
霞「私は入院するならなんでもいいと思うけど」
提督「…どうだ神通、これなら入院を認めてくれるか?」
神通「安価」
下1?3高コンマ 神通の台詞、行動他
88:以下、
わかりました。お任せください! キラ度MAX
89:以下、
しぶしぶといった風に了承
90:以下、
わかりました!
お任せください!
92: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 22:17:22.29 ID:UrXCgUNyO
神通「わかりましたぁ…」ブスッ
北上「神通がそんな表情するなんて珍しいね?」
神通「私だって…不満くらい言いたいです…」
ガングート「ほぉ、あの真面目な神通が不満か」
羽黒「それって…どんな事なんですか…?」
霞「捨てられるからっていうのとは違うみたいね?」
提督「…神通、何がそんなに不満なんだ?」
神通「安価」
下1?3高コンマ 神通の台詞を
93:以下、
……注射は嫌いなんです(目を逸らしつつ)
94:以下、
(病院なんて言ったら美味しいものたべれないじゃないですか)ボソボソ……
95:以下、
入院してると食事制限がかける場合があるじゃないですか、それでお菓子が満足にたべれなくなるのが……
そうでなくても病院の売店にはあまり数も良いものも売ってないのに……
97: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 22:34:08.25 ID:UrXCgUNyO
神通「……注射は嫌いなんです」メソラシ
ガングート「ハッ、まるで子供みたいな理由だな!」
北上「そうだね?正座で痺れてオシッコ漏らす戦艦より子どもっぽいかもね?」
ガングート「……貴様!何処でそれを知ったぁ!!」
霞「注射が苦手って…それだけの理由なの?」
神通「私にとってはそれだけじゃないんです!!腕に針を刺すだなんて……!考えられません!!」
羽黒「あの神通さんが…こんなに取り乱してる…」
提督「…これは相当嫌らしいな」
98: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 22:38:49.03 ID:UrXCgUNyO
神通「うぅぅ??嫌です!注射は絶対嫌なんです!」
霞「入院するけど注射は無し…は無理よね」
提督「無理だろうな…」
羽黒「寝てる内に…注射してもらうのはどうですか?」
神通「起きて体に針が刺さった痕があったら暴れます」
北上「目がガチだよ?」
ガングート「神通程の練度の奴が暴れたら厄介だぞ……あと北上、さっきの話は違うからな!」
霞「司令官、なんかいいアイデアとか無いの?」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞、行動他
99:以下、
こまったな…注射なしとなるとすごい僻地の病院に送らないといけないんだが…滅多に会えなくなるなぁ(ブラフ)
100:以下、
そもそもなんでそんなに嫌なんだ?注射。
101:以下、
方法がないわけじゃないが、代わりに気絶するとゲキマズゲキニガなゼリーの薬を食べることになるな
105: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 23:10:22.82 ID:UrXCgUNyO
提督「方法がないわけじゃないが…代わりに気絶するほど激マズ劇ニガなゼリーの薬を食べることになるな」
神通「是非そっちでお願いします!」
北上「即答だよ?」
提督「…いいのか?多分今の胃洗浄より辛いぞ?」
神通「注射より辛い事はこの世にありません!!」
羽黒「言い切りましたね…」
提督「…わかった、病院にはそう伝えておこう」
神通「ありがとうございます!」
106: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 23:13:39.13 ID:UrXCgUNyO
ガングート「しかし神通がな…意外な弱点というやつか?」
提督「…人には色々あるものさ」
北上「そうそう、誰かさんみたいにね?」
ガングート「お前な……」
提督「…そういう北上にも苦手なものはある」
北上「へぇ!?なんであたしの!?」
提督「…ガングートをいじり過ぎだ」
ガングート「教えてくれ、北上は何が苦手なんだ?」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞を
107:以下、
ピーマンだ
108:以下、
人参
109:以下、

111: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 23:42:16.78 ID:UrXCgUNyO
提督「北上の苦手なものは…犬だ」
ガングート「犬?大型犬なら誰でも怖がるんじゃないか?」
提督「いや…北上はチワワのような小型犬もダメなんだ」
ガングート「ほう…これはいいことを聞いた」ニヤッ
北上「な、なんだよう……」
ガングート「同志ちっこいのの知り合いに小型犬の飼い主が居てだな……」
北上「……!よ、用が済んだならあたしは仕事があるから!!」ダッ
ガングート「待て北上!タップリと犬の話をしてやろうじゃないか!」
北上「犬はホント無理なんだって??!」ダダダッ
112: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/26(木) 23:46:00.33 ID:UrXCgUNyO
羽黒「北上さん…話をするのも無理なんですね…」
提督「…相当苦手らしいからな」
霞「ま、あっちはほっときましょう。それより神通さんは入院の準備しなくていいの?」
神通「そんな急に…入院なんですか?」
霞「当たり前よ、明日はもう病院行きよ?」
提督「…幹部さんとはそれまでに話をつけておこう」
神通「あぁ神様……どうか私に注射がうたれませんように……」
ーー
124: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 18:59:13.14 ID:lAyncjW4O
ーー
神通「注射の代わりのお薬は…この世の物とは思えない味ですが…針を刺されるよりは楽ですね…」
神通「入院する前より身体の調子は良いので…入院は間違ってはいなかったんですね…」
神通「ですが…静かにベッドで寝ているだけでは…いけません…」
神通「今日は…島風さんの提督を刺した夕雲さんと…裏でコソコソ動いていた長波さんの尋問の日です…」
神通「長波さんと共に行動していた天津風さんは…知っていること全てを話したそうですが…情報は少ないようでした…」
神通「夕雲さんと長波さんはずっと黙ったまま…私が喋らせることができるのでしょうか?」
125: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 19:02:12.03 ID:lvIAsDih0
神通「いえ…こんな弱気ではいけませんね。折角提督が役目をくれたのに…」
神通「入院してしまった私に…手伝えることがあるなら、全力で尽くすのが一番です」
神通「尋問……ということは多少なら痛い目を見てもらっても良いのかもしれません」
神通「私の解釈の…問題でしょう…」
神通「……この部屋ですね。二人はどんな様子なのでしょうか…?」ガチャ
下1?3高コンマ 部屋の中の様子や二人の様子等
126:以下、
軽い調教
127:以下、
神妙な面持ちの夕雲ねえさんと不貞腐れてる長波サマ
128:以下、
相手が神通と知って顔面蒼白
129: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 19:25:45.28 ID:lvIAsDih0
幹部「やぁ神通君、良く来てくれた」
神通「貴方は幹部さん…」
幹部「提督君から話を聞いた時はどうかと思ったが、尋問してくれる艦娘が君なら納得だよ」
夕雲、長波「……」
神通「相変わらず…二人は黙秘なんですね…」
幹部「困ったことにね…そこで神通君にこれを持ってきたんだ」
神通「それは……?」
幹部「少し強い電流の流れる棒や、少し鋭利な棘が付いたしなる棒だよ」
幹部「いわゆる調教にも使われる道具だ」
夕雲「……」ピクッ
130: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 19:29:24.32 ID:lvIAsDih0
神通「いいんですか…?怪我をしてしまいますよ…?」
幹部「だからこそ私が一緒に来たんだ。多少の怪我なら階段で転んだことにでもなるからね」
神通「なるほど…」
幹部「だが君ほどの練度があれば道具はいらないか?十分痛い思いをしてもらえるかね?」
長波「……」ピクッ
神通「それはそうですが…話し合いでも良いんですよね?」
幹部「もちろんだ。しかし話を聞いてくれるとは思わないが…」
神通「やるだけ…やってみます」
夕雲、長波「……」
神通「さて、どうしましょうか……」
下1?3高コンマ 神通の尋問内容を
131:以下、
誰の指示であんなことを?
132:以下、
動機
133:以下、
自分達の提督をどう思っているか
134: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 19:43:02.62 ID:lvIAsDih0
神通「まずお二人に質問させて下さい…何故あんなのとをしたんですか?」
神通「夕雲さんは提督を刺したこと…長波さんは天津風さんを使って色々としていたこと…その動機が知りたいんです」
夕雲、長波「……」
神通「…幹部さん、ここでの会話は録音していますか?」
幹部「もちろんだ、何かあった時の為にね」
神通「なら……それを止めていただけませんか?」
幹部「何故だい?」
神通「もしかしたら…二人は記録に残ることを嫌がっているかもしれないんです…」
神通「記録が残らない以上…二人が喋ったとは…わかりませんよね…?」
幹部「ふむ……」
135: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 19:46:10.83 ID:lvIAsDih0
神通「今までのも…恐らく会話を録音していたんですよね…?だから…二人は喋ってくれないんだと思うんです…」
幹部「……わかった、今からの会話は一切録音しないと約束しよう」
神通「本当…ですね?」
幹部「神通君の前で嘘を言えるほど、私は命知らずではないからね。もちろん本当だ」
神通「聞こえていましたよね…?会話は録音しません…だからどうか…話を聞かせてくれませんか…?」
夕雲、長波「安価」
下1?3高コンマ 夕雲か長波の台詞、又は両方の台詞や行動を
136:以下、
長波
あいつを誰もが嫌ってたわけじゃない
いなくなってこっちはいい迷惑してるんだよ
137:以下、
夕雲
……長波さんは退室してくれませんか?
138:以下、
長波 こいつらをぶっ殺すんだよ
139: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 20:04:30.40 ID:lPLVmtWR0
夕雲「……長波さんは退室してくれませんか?」
神通「長波さん…夕雲さんがこう言っているので…退室してもらえますか…?」
長波「……」
幹部「神通君、私が連れ出そう」
神通「大丈夫ですか…?」
幹部「腕は拘束しているし、いざとなれば君がいるから大丈夫だろう」
神通「わかりました…それではお願いしますね…」
幹部「ほら、行くぞ長波君」
長波「……」ガチャ
140: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 20:06:43.08 ID:lPLVmtWR0
神通「さぁ夕雲さん……ここには私しか居ませんし…会話は録音していません…」
神通「そして…長波さんも居ません…」
夕雲「……えぇ」
神通「貴女が知っていること全てを…話してくれませんか?」
神通「貴女は誰の指示を受けていたのか……なぜ提督を殺そうとしたのか…」
神通「よければ……教えて下さい」
夕雲「安価」
下1?3高コンマ 夕雲の台詞や行動等
141:以下、
あの提督の寵愛を受けていた島風の手足を元通りにする見返りに、所属艦娘を売春させて得た利益や前線での危険手当などの一部は夕雲の組織の数ある資金源の一つにしていた。
142:以下、
早霜が人質にされており、長波は洗脳されてる
143:以下、
ずっと虐げられたけど怖がる必要なんてないって教えてもらった
145: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 20:36:11.11 ID:lPLVmtWR0
夕雲「私は…早霜が人質にされているの……」
神通「人質…ですか?」
夕雲「逆らうと早霜の命は無い。それどころか死ぬよりも酷い目に合わせるって…」
神通「その命令してきたのは誰なんですか?」
夕雲「……わからないの。一方的にメールが送られてくるばかりで…」
神通「そのアドレスは…教えもらえますか?」
夕雲「教えても無駄だと思うわ…毎回毎回違うアドレスから送られてきていたし」
神通「それでは…なぜそのメールが貴女への指示だとわかるんですか…?」
夕雲「そのメールには……早霜の監禁されている様子の写真が添付されているの…」
神通「……そうなんですか」
146: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 20:43:50.26 ID:lPLVmtWR0
夕雲「写真は使い回しじゃなくて、常に新しいのを撮っていたの。時には動画の時もあったわ」
神通「動画…ですか?」
夕雲「早霜がね…紙を読み上げるのよ……私が指示に従わないと、早霜は殺されます……犯されて海に捨てられますって………もう…私……」
神通「…辛い事を聞いてすいませんでした。それでは長波さんも…同じ状況ということでいいんですか…?」
夕雲「違うわ…あの子も元々は人質だったんだけど……洗脳されてしまったみたいなの…」
神通「洗脳……」
夕雲「言ってることも考えてることも無茶苦茶で…でもあのメールの通りに長波は動くの…」
神通「そうだったんですか…」
147: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 20:48:45.65 ID:lPLVmtWR0
神通「なら天津風さんも…洗脳されていたんでしょうか?」
夕雲「…ごめんなさい、そこまでは分からないわ。でもあの子は島風を人質にされてたのかもしれないわね」
神通「それなら…説明はつきますね…」
夕雲「提督があんな人達に近づかなかったら、こんなことにはならなかったのに…」
神通「それは…島風さんの為だったんですよね?」
夕雲「腕と脚が生える……そんなことは絶対に無いのに…」
神通「…夕雲さん、正直に話してくれてありがとうございました」
夕雲「次は長波よね…でもあの子は洗脳されているのよ?」
神通「やってみなければ…わかりません…」
下1?3高コンマ 長波への尋問内容やその方法等
148:以下、
内容
貴方が人質にされていたときに近くに誰がいましたか?
方法
提督直伝激痛足つぼマッサージ
149:以下、
まず病院で何をしようとしていたのか確認する
150:以下、
>>148
152: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:08:03.38 ID:lPLVmtWR0
夕雲「私が長波を呼んできましょうか?」
神通「いえ…私に考えがあります。ここに寝ていてくれませんか?」
夕雲「寝る?」
神通「はい、夕雲さんは何も喋らずに…目をつぶってここで寝ていて下さい…」
夕雲「…わかりました」
神通「次は…幹部さんに伝えないと……」
夕雲「神通さんは何をするつもりなのかしら…」
153: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:10:44.02 ID:lPLVmtWR0
ーー
神通「長波さん、ここには私達しかいません。貴女の知っていることを教えてくれませんか?」
長波「……」
神通「なら…病院で何をしようとしていたのか教えてもらえませんか?天津風さんと病院の裏に居たのは川内姉さんから聞いてますよ?」
長波「……」
神通「やはり……何も喋ってはくれませんか…」
神通「手荒なことはしたくありませんでしたが…仕方ありません…」スッ
長波「……」ピクッ
154: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:13:41.61 ID:lPLVmtWR0
神通「……ごめんなさい」キュッ
長波「がっ……!!」
神通「……」グググッ
長波「首……がっ……!!」
神通「……」ググググググッ
長波「こ…ひゅ……ひゅっ……」
神通「…今です!」ヒュッ
長波「ん……ぐっ!!」ゴクン
神通「……飲みましたね?」
長波「げほっ!な、なにを……飲ませ………」
神通「…毒です」
長波「……!!」
155: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:17:16.28 ID:lPLVmtWR0
神通「私達の鎮守府の噂は知っていますよね?鬼畜提督のいる所だと…」
長波「……」
神通「提督は…あらゆる手を使って艦娘を自分のものにしてきました。ですが…困ったことに、どうやっても…言うことを聞かない艦娘がいるんです」
長波「……」
神通「そういう艦娘は残念ながら……死んでもらっているんです。心臓麻痺なら…ただの事故で片付きますからね…」
長波「……」
神通「もうわかりますよね…貴女が飲んだ薬の正体を……」
長波「……」ダラダラ
156: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:22:46.10 ID:lPLVmtWR0
神通「その薬はまず…汗をかくんです。発汗作用というものですね」
長波「……」ドクンドクン
神通「そして動悸が激しくなる…この症状が暫く続くんです」
長波「はぁ……はぁ……」ダラダラ
神通「大丈夫ですか…?汗を大量にかいているみたいですが…」
長波「な、なんでもねぇ…」
神通「そうですか…なら説明を続けますね。その薬の最後は心臓が止まってしまうんです。眠っているように死んでしまうんですよ?」
神通「ちょうど貴女の後ろにいる夕雲さんのように……」
長波「……!!」バッ
夕雲「……」
長波「はぁっ…!!はぁっ……!!」
夕雲(なるほど…神通さんもやるわね…)
157: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:27:43.67 ID:lPLVmtWR0
神通「…長波さん、私は解毒剤を持っています。私なら長波さんを助けらます」
長波「……」
神通「ちなみに…無理矢理奪っても無駄ですからね?貴女は解毒剤の処置の仕方を知りません」
神通「誰かに聞こうとしても、その間に薬は効いてしまうでしょうね…」
長波「……」
神通「最後の質問です…貴女の知っていること全てをてん私に教えてくれませんか…?」
長波「安価」
下1?3高コンマ 長波の台詞、行動他
158:以下、
この頭がイカれたヤツに何を言われたか知らないけど、あたしは提督を刺した奴らをただじゃおかないだけだよ。
159:以下、
プルプルと震えながら唇を噛みしめ、神通を目尻に涙を浮かべ睨みながらも何も喋らない
160:以下、
死んじまったのなら良い気味だな
少しは気が晴れたからもういいや
162: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:48:31.22 ID:lAyncjW4O
長波「この頭がイカれた奴に何を言われたか知らないけど、あたしは提督を刺した奴らをただじゃおかないだけだよ」
神通「…それが答えでいいんですね?」
長波「……」
神通(そういう風に刷り込まれているのか…誤魔化しているのか…わかりませんね…)
長波「……!」ペタン
神通「どうされましたか…?」
長波「はぁっ!!はぁっ……!!」
神通「あぁ……薬がそこまで効いてきたんですね…」
長波「う……うぅぅぅ……!」ブルブル
163: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 21:51:13.83 ID:lAyncjW4O
神通「貴女に残された時間は…余りありません…」
神通「解毒剤も……ギリギリです……」
神通「貴女が最後に残す言葉はそれでいいんですね…?」
長波「はぁっ……はぁっ……」
神通「なら次は貴方の提督に…同じことをしましょう…」
長波「……!!」
神通「貴方が喋らないのですから…それしかありませんね…」
長波「安価」
下1?3高コンマ 長波の台詞、行動他
164:以下、
お前も奴らの仲間か!
165:以下、
飛びかかって来る
166:以下、
これ以上何を喋れって言うんだよ
長波が提督を刺したのは裏で手引きしてる奴がいるのは間違いないんだ
168: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 22:32:13.77 ID:lAyncjW4O
長波「これ以上何を喋れって言うんだよ…夕雲が提督を刺したのは裏で手引きしてる奴がいるのは間違いないんだ…」
神通「……」
長波「なんで…なんでだよ……あたしは…」
長波「提督…………」ガクッ
夕雲「…神通さん、やり過ぎじゃないの?」
神通「洗脳されているというなら…それよりも大きい感情で上書きするしかなかったんです…」
夕雲「でも長波が気絶するなんて、神通の話術も凄いですね」
神通「……」
169: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 22:37:22.23 ID:lAyncjW4O
夕雲「神通さん?どうされたんですか?」
神通「夕雲さん、長波さんは洗脳されていたんですよね?」
夕雲「えぇ、そうよ」
神通「言っていることがおかしい…と」
夕雲「あの様子じゃ洗脳されているに決まってるわね」
神通「それは…貴女では無いんですか?」
夕雲「……え?」
神通「また少し…話を聞かせてもらえませんか…?」
下1?3高コンマ 夕雲の再尋問の結果やその他起こったこと等
170:以下、
夕雲が錯乱
どちらも洗脳されていたらしい
171:以下、
なんか言ってることがちぐはぐ
172:以下、
突然頭を抱えて苦しみだし、泡を吹いて気絶した
173: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 23:09:32.75 ID:lAyncjW4O
ーー
幹部「…それは本当かい!?」
神通「はい…夕雲さんが洗脳されている可能性が高いです…」
幹部「何故そう言い切れるんだい?」
神通「夕雲さんにもう一度質問したんですが…さっきとは言っていることが違うんです…」
神通「自分が洗脳されているとは気付いていない…そうすると厄介ですね…」
幹部「長波君はどうなんだい?天津風君からは長波君の命令に従っていたと聞いているぞ?」
神通「ひょっとしたら…天津風さんも夕雲さんと同じかもしれません…」
幹部「まさか……」
174: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 23:14:34.15 ID:lAyncjW4O
神通「長波さんは提督のことが大好きだった…日頃から提督を独占していた島風さんの事は恨んでいたんでしょう」
神通「そして夕雲さんが提督を殺そうとした…すると提督の事が好きな長波さんは暴走して……」
幹部「向こうはそこまで計算していたというのか!?」
神通「だとすれば…今までのことは説明がつきますよね…?」
幹部「…………そうか…そうだったのか…」
神通「まだ仮説の段階ですが…真実を知るには夕雲さん達の洗脳を解かなければいけませんね…」
幹部「…とにかく一度私も話を聞こう」
神通「夕雲さん……」ガチャ
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
175:以下、
洗脳以外にも何かされてないか別鎮守府の夕雲達のデータと比較してみると
スリーサイズや身体能力等至る所で違いが見つかったがその改造?による外傷はなさそうでちょっとホッとした
176:以下、
天使・夕雲型末妹・清霜をヘルプで呼ぼう
ちょっと打ち解けて信用してもらいたい
177:以下、
更に聴取しようとしたところ>>172
178: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 23:37:19.16 ID:PT90mlYp0
ーー
夕雲「……それで、私が洗脳されてるかもしれないって話は…」
幹部「今の所その可能性は高いといえるね」
夕雲「そんな…じゃあ早霜は!?」
神通「そもそも…そんな艦娘は居ない可能性があります…」
幹部「長期間艦娘を拘束するには、それなりの資材や施設は必要だろうね」
神通「貴女は…早霜さんの画像を見ているのではなく…そういう風に刷り込まれているだけ……かもしれません…」
夕雲「私…は……」
179: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/28(土) 23:42:18.84 ID:lAyncjW4O
幹部「もっと聞かせてくれないか?君の言う早霜君のこと…その謎のメールのことを…」
夕雲「早霜……メール……ぅぐ…」
神通「夕雲さん…?」
夕雲「う…うぅぅぅ……」
幹部「頭を抑えて…苦しんでいるのか?」
神通「夕雲さん、大丈夫ですか…?」
夕雲「ぐ……ぶぁ…」ブクブクブクブク
神通「夕雲さん!」
幹部「いかん、泡を吹いている!医者…いや、ナースコールを押した方が早い!」ポチッ
神通「夕雲さんしっかりして下さい!夕雲さん!」
夕雲「」ブクブク
下1?3高コンマ 夕雲の容体やその他起こったこと等
180:以下、
ふと意識を戻すと、すっかり忘れて別人格に
181:以下、
記憶を全部消されて自分の名前すら覚えてない
182:以下、
すまん上げてしまった(´・ω・`)
183:以下、
組織の事は全く覚えてなく他の記憶も曖昧に
186: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 00:08:40.76 ID:BtGiiThg0
ーー
提督『……それから夕雲はどうなった?』
神通「組織の事どころか…色々な記憶が曖昧になっているようです…」
提督『そうか…』
神通「幹部さんによると…一定期間洗脳が無ければ…全てを忘れるように刷り込まれていると…」
提督『その一定期間の洗脳というのが、夕雲の言うメールだったということか』
神通「そのメールを読んで…自分自身に洗脳を上書きしていった…らしいです…」
神通「報告できることは以上です…電話から失礼しました…」
提督『ありがとう神通、入院しているというのにこんな事までしてもらって…本当に感謝だ』
神通「提督の…為ですから…」
187: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 00:13:57.83 ID:BtGiiThg0
提督『…そうだ、長波はどうなった?』
神通「長波さんは…精神的に追い詰められているとのことで…しばらく入院するそうです…」
提督『やはり洗脳はされていなかったんだな?』
神通「はい…問題のある行動や言動は……その…叢雲さんと同じようなものかと…」
提督『島風提督に対してのヤンデレか……』
神通「…夕雲さんは幹部さんが連れて帰るそうです。天津風さんにも同じ症状が出ていないか…向こうの病院で調べると…」
提督『…まさか夕雲と天津風が洗脳されているとは、幹部さんも思っていなかったわけか』
神通「そうですね…」
188: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 00:18:21.05 ID:BtGiiThg0
神通「提督…最後に一ついいでしょうか?」
提督『…なんだ?』
神通「長波さんなんですが…退院したら暫くの間でもいいので…面倒を見てあげてもらえませんか…?」
提督『どうしてだ?今うちには正式ではないが島風が居る。マズイことにならないか?』
神通「いえ…その……長波さんが入院する原因というか…引き金を引いたのは…あのぉ……」
提督『……神通?』
神通「…すいません。少し尋問でやり過ぎました」
提督『……わかった、その件は考えておこう』
神通「ありがとうございます…」
ーー
197: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 19:51:15.38 ID:BtGiiThg0
ーー
提督「…今日は葛城が入院かどうかが決まる人だな」
龍驤「天城に病院連れてってもらってるけど、なんとか通院で済んだらええんやけどなぁ」
提督「…葛城の様子がおかしいのに気が付けなかった俺達も悪い。だからこそ、俺はちゃんと治して欲しいとも思う」
龍驤「でも葛城まで入院ってなったら大変やで?最近やと飛鷹と神通が入院してしもたやん」
提督「北上が帰ってきたと思ったら…まさかトータルで入院者が増えてしまうとはな」
龍驤「気遣ってるつもりやったけど、もっと皆んなに話とか聞いたらなあかんだなぁ…」
提督「…本当にそうだ」
198: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 19:57:05.42 ID:BtGiiThg0
龍驤「ほんで、連絡は葛城本人から来るん?」
提督「いや…天城か病院の先生からだろう」
龍驤「あの病院やったらウチらのことわかってくれてるから、判断は間違って無いやろうね」
提督「今まで何人世話になっているか……」
龍驤「まぁウチも含めてやけどね」
ピピピピピピ…
提督「内線……もしもし?」ガチャ
黒潮『司令はんにお電話やで?』
提督「噂をすれば…か。よし、繋いでくれ」
下1?3高コンマ 葛城の結果やその他電話の内容等
199:以下、
入院しなくても良いがしばらく訓練や出撃はNG
200:以下、
投薬と通院でいいが戦闘は訓練も含めて駄目
201:以下、
通院で大丈夫ですが、あまり心労をかけないように
出撃は勿論、訓練もNGです
202: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 20:25:04.78 ID:BtGiiThg0
提督「……そうか、報告ありがとう」ガチャン
龍驤「どうやった?」
提督「葛城は入院しなくても良いが、しばらく訓練や出撃はNGだそうだ」
龍驤「そうか…でも入院しやんかっただけ良かったかな?」
提督「まだマシということだな…」
龍驤「でも葛城がなぁ…そんなに心労溜まってたやなんて…」
提督「…あぁ」
203: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 20:29:39.36 ID:BtGiiThg0
瑞鶴「提督…それは私のせいです…」ガチャ
龍驤「瑞鶴…」
瑞鶴「私が…あの子の体調に気付けなかったから…」
提督「…前にも言ったが瑞鶴だけの責任では無い」
龍驤「ウチらも悪いんやで?まぁ隠れて吐いてた葛城も悪いっちゃ悪いんやけど…」
瑞鶴「それでも…私があんな特訓しちゃったから…私が調子に乗っちゃったから…」
提督「瑞鶴は悪くな……」
瑞鶴「何言ってるのよ!!私が悪いに決まってるの!!」
龍驤「瑞鶴!?」
瑞鶴「私が……う…うぅぅぅぅぅぅ……」グスッ
提督「…龍驤、こんな時はどうすればいい?」
龍驤「安価」
下1?3高コンマ 龍驤の台詞、行動他
204:以下、
加賀に任せるしかないかなぁ
205:以下、
憎まれ役に徹するんや
206:以下、
翔鶴と加賀呼べ
207: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 20:44:45.45 ID:BtGiiThg0
龍驤「こうなったら瑞鶴は憎まれ役に徹するしか無いんと違うか?」
提督「葛城をさらに扱くというのか?」
龍驤「見た目を派手にして身体への負担は少なく…みたいな感じでできへん?」
瑞鶴「む"り"よ"ぉぉぉぉ……」グスグス
瑞鶴「ぞれに……み、みんな"に…ぎらわれだぐ…無い……」
瑞鶴「ごごのみんな"…や…やざじ……ひっ…ひぃ……」
提督「…だそうだが?」
龍驤「そうか……とりあえず瑞鶴泣き止みな?ほんでないと面倒くさいことになるから、な?」
208: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 20:48:05.06 ID:BtGiiThg0
キィィィィィ??
加賀「瑞鶴を泣かせたのは……誰?」
提督「おぉ…」ブルッ
龍驤「なんでそんなホラー調やねん!」
加賀「…瑞鶴を泣かせたのは貴女?それとも提督?」
提督「…葛城の話をしていたら急に泣き始めたんだ」
加賀「嘘じゃないでしょうね?」
龍驤「司令官が嘘言うわけないやろ!」
瑞鶴「ひ……ひっ……」グスッ
加賀「…また葛城のことなのね。もうあの子の事はいいのよ、貴女は悪くないの」
瑞鶴「安価」
下1?3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
209:以下、
そ゛ん゛な゛こ゛と゛な゛い゛……
210:以下、
加賀と喧嘩する
211:以下、
頼ってくれている子の事なのにいいわけない
212: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 20:59:45.54 ID:BtGiiThg0
瑞鶴「ごんなわだじを…頼ってぐれでいる子のごとなのに…いいわげないでしょ……」
加賀「あ……」
瑞鶴「もう……放っでおいで…」
加賀「瑞鶴、あのね…」スッ
瑞鶴「放っておいでって…言っでるでしょ……!」バシッ!
加賀「…!!」
瑞鶴「うぇ……ぐす……」ガチャ
龍驤「瑞鶴…なにも加賀の手を叩かんでもええやろ…」
提督「加賀、大丈夫か?」
加賀「……」ヘナヘナ
龍驤「加賀!?そんなに痛かったんか?」
213: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 21:02:36.29 ID:BtGiiThg0
加賀「瑞鶴に嫌われた……」
提督「…ん?」
加賀「もうダメよ……死ぬしかないわ…ここから飛び降りて……」
龍驤「加賀!少し落ち着きいって!!」
加賀「瑞鶴が私を拒絶するなんて…この世の終わりよ……」
提督「大丈夫だ加賀、まだ間に合う」
加賀「……」スッ
龍驤「無言で窓に近付くな?!司令官も手伝って!」
提督「加賀、頼むから話を聞いてくれ……」
214: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 21:05:12.24 ID:BtGiiThg0
ーー
瑞鶴「ひぐ………ひっ…ひぃ……」
瑞鶴「……う"ぅぅぅ??!」
瑞鶴「わだじのせいで……わだじが……」
瑞鶴「もう…嫌だぁ………」
飛鳥「……」ピタッ
瑞鶴「どうじだの…飛鳥……わだじはこごがら……」
飛鳥「……」
瑞鶴「なんなの…ごごになにがあるのぉ……」
下1?3高コンマ 瑞鶴がたどり着いた場所は?
215:以下、
トイレ
216:以下、
お風呂
217:以下、
鎮守府の片隅
219: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 21:23:56.98 ID:BtGiiThg0
瑞鶴「ごご……トイレ…?」
飛鳥「……」
瑞鶴「なんで飛鳥はごごにづれでぎだの……」
飛鳥「……」クイッ
瑞鶴「な"にぃ……」
飛鳥「……」
瑞鶴「……個室?だがらな"んなのぉ…」
飛鳥「……」クイックイッ
瑞鶴「入ればいいんでしょ……ぐす…」
220: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 21:27:35.40 ID:BtGiiThg0
瑞鶴「別にトイレにいぎだいわげじゃないのに"…」
飛鳥「……」スリスリ
瑞鶴「……心配しでくれでるの?」
飛鳥「……」
瑞鶴「もじがじで……ここで思いっぎり泣げってごど?」
飛鳥「……」スリスリ
瑞鶴「ありがど……飛鳥…」
瑞鶴「う…………あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ??!!」
瑞鶴「ごめんなざい!ごめんなざい????!!」
瑞鶴「うわぁぁぁぁぁぁ??ん!!」
飛鳥「……」スリスリ
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
221:以下、
天城と葛城、帰路中に喫茶店に寄っていって少し心を落ち着かせる。
222:以下、
加賀が抜け殻みたいになってる
223:以下、
加賀がゾンビのようにフラフラしながら瑞鶴を探している
226: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 21:45:41.02 ID:BtGiiThg0
ーー
加賀「……」フラフラ
加賀「瑞鶴……何処に行ったの瑞鶴…」
加賀「貴女が居ないと私…………」
加賀「……」フラフラ
加賀「私がここに居る意味が無くなってしまう……」
加賀「瑞鶴…瑞鶴……」
227: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 21:50:34.17 ID:BtGiiThg0
加賀「瑞鶴……お願いだから…」
わぁぁぁぁぁぁぁ??
加賀「今の声……瑞鶴!!」
加賀「何処!?何処に居るの!?」
加賀「瑞鶴はどこで泣いているの!!」
加賀「瑞鶴!!」ダダダッ
うぁぁぁぁぁぁぁ??!
加賀「声が近い……ここね!!」ガチャ
加賀「瑞鶴!!」
瑞鶴「うぇ……加…賀………」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞、行動他
228:以下、
抱きついてキス
229:以下、
後輩を今後もガンガン鍛えてやって
230:以下、
普通にトイレしていたため慌てて出る
232: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 22:08:28.50 ID:BtGiiThg0
加賀「あぁ…私の瑞鶴…!」ガチャガチャ
瑞鶴「ダメ!ちょっと離れてて加賀!」
加賀「そんな……」フラッ
瑞鶴「違……ここが何処かわかってるでしょ!?」
加賀「…………あぁ」
瑞鶴「とにかくトイレから出てて!終わったら直ぐに出るから!」
加賀「でも……」
瑞鶴「裸見られるのとトイレしてるとこ聞かれるのは別なの!だから早く出てて!」
加賀「……わかったわ…」
瑞鶴「もう……!」
233: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 22:13:57.32 ID:BtGiiThg0
ーー
瑞鶴「……ふぅ」
加賀「ごめんなさい、まさかトイレ中だったなんて…私はてっきり泣いてるのかと思ったのよ」
瑞鶴「確かに最初は泣いてたわ。でも途中でトイレがしたくなってきちゃって……」
加賀「でも瑞鶴のなら私は別に……」
瑞鶴「私が嫌なの!!プライベートな空間には入って来ないで!」
加賀「そうね……さっきのことと言い…私は色々とわかってなかったみたいね」
加賀「私の中では瑞鶴が全てで…それ以外はどうでもいいとさえ思っていたの。だから葛城のことをあんな風に言ってしまって…ごめんなさい」
瑞鶴「……本当に反省してる?」
加賀「貴女に嫌われたくないもの、ちゃんと反省したわ」
瑞鶴「じゃあ…貴女はこれからどうすればいいと思う?」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞、行動他
234:以下、
技量をあげることは大事だけれども、良い結果を出すには装備、私たち空母なら艦載機、の改良や開発も必要だと思うの。そうすれば少しは葛城の負担も減ることでしょう。なので今から提督と話をしに行こうと思います。瑞鶴も来てくれる?
235:以下、
葛城に謝って、これから先こんな事が起こらないよう話し合いましょう
……葛城が許してくれれば、だけど
236:以下、
練習メニューを見直しましょう
238: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 22:33:52.10 ID:BtGiiThg0
加賀「葛城に謝って、これから先こんな事が起こらないよう話し合いましょう」
瑞鶴「…そうね」
加賀「葛城が許してくれれば、だけど……」
瑞鶴「私も一緒に謝るから、その後で一緒に話し合いましょう」
加賀「……そうね」
瑞鶴「もうそろそろ帰ってくると思うから、執務室に行きましょう」
加賀「えぇ……一緒に行きましょう…」
239: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 22:39:08.97 ID:BtGiiThg0
ーー執務室
天城「提督、帰ってきたぜ?」
提督「…ご苦労だった」
葛城「提督さん、私……」
龍驤「ええんやで葛城、しばらくゆっくりしとき」
天城「出撃できねぇからって、例の特訓もするんじゃねえからな?」
葛城「……」
天城「返事をしろっての!」
葛城「だって……私が頑張らないと…龍驤さんの支えにならないと……」
提督「…しばらくは休養だ葛城。先生にも言われただろう?」
葛城「でも……」
240: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 22:46:58.98 ID:BtGiiThg0
龍驤「その気持ちは嬉しいけど、壊れるまで頑張るのはまた違うんやで?」
葛城「でもこうでもしないと…龍驤さんの練度には追い付けないんです…」
天城「アホ!それでぶっ壊れてどうする!」
葛城「でも……」
瑞鶴「葛城、帰ってきてたのね」ガチャ
葛城「瑞鶴さん…」
加賀「私も居るわよ」
龍驤「加賀まで?」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞、行動他
241:以下、
瑞鶴を指導していたことを謝った上で、加賀が考えた練習メニュー(甘口)をすることに。(一航戦で甘口だけど実はきつめ。
242:以下、
土下座
243:以下、
瑞鶴の事は私にも責任があるわ+土下座
244: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 23:22:37.30 ID:BtGiiThg0
加賀「今回のことは…本当にごめんなさい。瑞鶴のメニューは私も手伝っていたの」
龍驤「そうやったんか?」
瑞鶴「えぇ、実は少し手伝ってもらっていたの。前の鎮守府では加賀ば教育係だったのよ」
加賀「本当にごめんなさい……」
葛城「いえ…私も悪かったので…頭を上げてください…」
加賀「そう言ってもらえて良かったわ……それでね葛城、私も反省したから貴女への特別な甘口メニューを考えてきたの」
葛城「え…?」
加賀「まずはランニングは12kmだったのを半分の6kmにして……」
245: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 23:25:40.28 ID:BtGiiThg0
天城「お??い、お前は話聞いてたのか?」
提督「…葛城は出撃も訓練も当分禁止だ」
龍驤「加賀…アンタ……」
葛城「……」
加賀「ち、違うのよ……これは違うの…」
瑞鶴「安価」
下1?3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
246:以下、
加賀はおっちょこちょいなのよ
247:以下、
……ランニングというかウォーキングというか。森にいって森林浴とか、ショッピングしにお店にいくとか一緒に行こうかなって思ったんだ。歩き回る距離を計算したらそのくらいになったのよ。だから訓練とかではないわ。紛らわしくてごめんなさい。
248:以下、
(ジト目の雰囲気)
250: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/29(日) 23:54:58.07 ID:BtGiiThg0
瑞鶴「…加賀はおっちょこちょいなのよ」
龍驤「おっちょこちょいで済むレベルか?ただ話聞いてないだけやろ?」
天城「もしかしたら今回の件は瑞鶴より加賀が原因かもしれねぇな」
提督「…加賀、少し話をしようか?」
加賀「ふ…あ……」
葛城「……」
加賀「瑞鶴……何か…フォローを………」
瑞鶴「安価」
下1?3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
251:以下、
あんまり加賀をいじめないであげてね
252:以下、
私も一緒に話をするわ
253:以下、
今回の件に関しましては指導を頼まれた私がしっかりと判断できなかったことが原因です。確かに加賀からはアドバイスを貰いましたがそれをうけてどのように指導を行うかは私の判断です。
罰は私がすべて受けます。葛城……ごめんなさい。
254: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 00:14:51.00 ID:ym4NSHf50
瑞鶴「今回の件に関しましては指導を頼まれた私がしっかりと判断できなかったことが原因です」
瑞鶴「確かに加賀からはアドバイスを貰いましたがそれをうけてどのように指導を行うかは私の判断です。
罰は私がすべて受けます。葛城……ごめんなさいね」
葛城「瑞鶴…」
加賀「流石は私の瑞鶴ね」ドヤ
龍驤「なんで加賀がドヤ顔やねん」
天城「なあ提督、やっぱりコイツが原因だよ」
加賀「…貴女はさっきから私に敵意があるようね。一度実力をハッキリさせましょうか?」
天城「お、やんのか?」
加賀「私はこんなだけど、練度は高いのよ?」
龍驤「自分でこんなん言うとるし…」
255: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 00:18:49.59 ID:ym4NSHf50
天城「へぇ…じゃあ一航戦の力見せてもらおうじゃねぇか」
加賀「ええ、早演習場へ行きましょう」
龍驤「おい加賀…」
加賀「なに?」
提督「…わからないのか?」
加賀「提督まで、何を言うの?」
瑞鶴「加賀……天城は………」
加賀「……!!」
天城「ん?天城は気にしてないぜ。片腕だろうがやってやるよ!」
提督「…違う、そうでは無いんだ」
龍驤「加賀は忘れとったんやな?天城の腕のこと信じて」
加賀「……」プルプル
256: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 00:23:15.18 ID:ym4NSHf50
提督「瑞鶴以外の事にももう少し関心を持って欲しいな」
龍驤「何気無い一言がその子を傷付けたりするんやで?」
天城「あ?確かにな。天城は気にしねぇけど、清霜とか電は要注意だよな?」
葛城「だから…私のこともどうでも良かったんですか…」
瑞鶴「それは違うわ!貴女の事を考えて加賀はメニューを考えてくれたの!」
天城「でもよぉ、これじゃあなぁ……」
加賀「……」
瑞鶴「ちょっと、加賀も黙ってないでなにか言ってよ!」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞、行動他
257:以下、
良い訳もせず、素早く土下座。そのままの状態がつづく。
258:以下、
×良い訳→○言い訳
259:以下、
しどろもどろで謝罪
260:以下、
私の全ての中心は瑞鶴だから他の事がよく見えていなかったのかもしれない
これからも瑞鶴が私の全てであることは変わらない
でもだからこそ瑞鶴をとりまく環境をもっとよく見るようにするわ
261: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 00:49:20.00 ID:ym4NSHf50
加賀「…ごめんなさい、私の全ての中心は瑞鶴だから他の事がよく見えていなかったのかもしれないわ」
葛城「……」
加賀「これからも瑞鶴が私の全てであることは変わらないわ。でもだからこそ瑞鶴をとりまく環境をもっとよく見るようにする。瑞鶴に誓って約束するわ」
龍驤「…ホンマやな?」
加賀「瑞鶴に嘘はつけないもの」
天城「じゃあ約束破ったらお前ら別れろよ?」
加賀「……」
天城「なんだ答えられねぇのか?やっぱりその程度なのか?」
瑞鶴「天城違うわ、これは……」
加賀「……」キゼツ
瑞鶴「私と別れた所を想像して気絶してしまっただけみたいね」
天城「コイツ…マジか……」
ーー
268: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 19:42:29.58 ID:d/w+oi78O
ーー
羽黒「加賀さん…わざわざ来てもらってありがとうございます…」
加賀「鎮守府の中だし、別に構わないわ。それより、何の為に私を呼び出したの?」
羽黒「はい…実は葛城さんの件で…」
加賀「その話なら本人に謝罪して、もう終わっていると思うのだけど?」
羽黒「葛城さんは…まだ完治していません…それを…終わったことにするのは…どうでしょうか…」
加賀「…貴女も趣味が悪いのね」
羽黒「これが仕事なので……」
269: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 19:45:45.89 ID:d/w+oi78O
加賀「それで貴女は私に何を聞きたいの?謝罪の言葉を言って欲しいのかしら?」
羽黒「そうではありません…加賀さん…貴女がこの鎮守府に相応しいかを…色々聞いていきたいんです…」
加賀「…どういうこと?」
羽黒「貴女は…この鎮守府のことをわかっていますか?」
加賀「当然よ、瑞鶴の居る鎮守府ですもの」
羽黒「確かに…瑞鶴さん関係は…問題ありません…」
加賀「なら他に何が聞きたいのかしら?」
270: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 19:49:21.40 ID:d/w+oi78O
羽黒「加賀さんは…司令官さんの『足りないもの』の話は…聞きましたか…?」
加賀「…………えぇ」
羽黒「聞いたけど…覚えてないんですか?」
加賀「…決めつけるように言うのは関心しないわね」
羽黒「ごめんなさい……」
加賀「…仮にその話を覚えていないから何だっていうの?」
羽黒「そうですね……なら一つ質問をします。この前の夜中に…電ちゃんが体調を悪くしてしまったんです…」
羽黒「電ちゃんは心が少し不安定なので…そういうことはたまにあるみたいですね…」
271: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 19:51:54.96 ID:d/w+oi78O
羽黒「でも…この前のは違うんです……」
羽黒「電ちゃんは何も言いませんでしたが…体調を崩す直前に…加賀さん、貴女と会ってましたよね…?」
加賀「……」
羽黒「偶然会ったんでしょうが……そこで電ちゃんに何か言いませんでしたか…?」
加賀「私は……」
羽黒「すいません…裏は取れているので…誤魔化しはしないで下さい…」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞を
272:以下、
瑞鶴の随伴艦をしていたからその時の様子を聞いた
273:以下、
足りない物の話を不知火に説教するくらいに分かってるんだよなぁ
安価は随伴艦としてのアドバイスをしてただけ
274:以下、
電が言わないなら私からは言えないわ
276: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 20:19:47.53 ID:ym4NSHf50
加賀「随伴艦としてのアドバイスをしてただけよ。本人にも聞いているんでしょ?」
羽黒「…言い方に問題は無かったですか?電ちゃんは…大声で言われたり…威圧されたりすると…パニックになってしまいますよね…?」
加賀「……貴女は一体何を言いたいの?」
羽黒「貴女が…電ちゃんに問題のある言動を……」
加賀「だとしたらその場で体調が悪くなっていると思わない?何故時間差で症状が出ると思ったのかしら?」
羽黒「なら…この件に関しては問題が無いんですね…まぁ…わかっていたことですが……」
加賀「貴女ねぇ!」
羽黒「すいません…こういうやり方でやるようにと…教わったので…」
277: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 20:37:19.92 ID:ym4NSHf50
加賀「…もう帰らせてもらうわ」
羽黒「もう少しだけお付き合い下さい…お願いします…」
加賀「そんなに葛城のことが気になるの?」
羽黒「すいません……場合によっては加賀さんは…葛城さんへの虐め…パワハラのようなものを行なっていたと…認定されてしまうんです…」
加賀「何故……」
羽黒「すいません……私が居る以上…無視はできないんです…」
羽黒「葛城さんはただ頑張り過ぎた…そんな言い訳が通る程…融通はききません…」
羽黒「だから…加賀さんの口から…納得のいく答えを聞きたいんです…」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞、行動他
278:以下、
死ぬ気で演習しなければ
MVPにはなれませんよ
279:以下、
確かに行き過ぎていた部分もあるかもしれないわ
280:以下、
私は葛城が望み通り強くなれるように瑞鶴にアドバイスをしていたの
ただ葛城が耐えられるかどうかまでは考慮できていなかったわ
この答えで私はどうなるのかしら
283: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 20:57:40.65 ID:ym4NSHf50
加賀「私は葛城が望み通り強くなれるように私は瑞鶴にアドバイスをしていたの」
加賀「ただ…葛城が耐えられるかどうかまでは考慮できていなかったわ。私が反省すべき点はそこね」
羽黒「そうだったんですね……」
加賀「……この答えで私はどうなるのかしら?」
羽黒「最悪の場合…この鎮守府からは異動となります…」
加賀「…そう」
羽黒「もしそうなった場合は…異動届けが来る前に…自分で移籍することを…おススメします…」
加賀「……そう」
羽黒「それでは…ありがとうございました…」
加賀「……」
284: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 21:02:55.45 ID:ym4NSHf50
ーー
加賀「私は間違っていたの?葛城が強くなりたいと言うから、私はその手助けをした」
加賀「瑞鶴は頑張って教えていたけど、それは私のメニューありきの話……」
加賀「私が………全ての原因……」
加賀「そんなつもりは…無かった……無かったのよ…」
加賀「……私は瑞鶴が張り切って教えている所を見たかっただけ?」
加賀「……違う!そんな事はない!あれはあくまで葛城の為の訓練なの!」
加賀「違う……絶対に違うわ……」フラフラ
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
285:以下、
葛城が羽黒に加賀が残れるように直談判
286:以下、
葛城と龍驤に遭遇、自分は間違っているのかと聞く
てか羽黒結構胸糞なんだが…
287:以下、
>>286の後に>>285
289: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 21:35:06.92 ID:ym4NSHf50
ーー
龍驤「……ほんで、体調はどうや?」
葛城「おかげさまで、すっかり元気になりました!」
龍驤「それはよかったわ。でもまだ訓練はしたらあかんで?」
葛城「はい……なので今は何も出来ないのが少し辛いです」
龍驤「休むのも仕事のうちや。今はゆっくりしとくんやで?」
葛城「はい…」
加賀「……」フラフラ
龍驤「ん?あれは加賀か?」
葛城「なんだか様子がおかしいですね…」
龍驤「ほなちょっと話聞いてみよか。おーい加賀?」
290: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 21:37:39.21 ID:ym4NSHf50
加賀「……」
龍驤「どないしたんやその顔…」
葛城「風邪でも引いてしまったんですか?」
加賀「葛城……龍驤さん……私…」
加賀「私は間違っていたの……?」ウルウル
葛城「加賀さん…」
龍驤「…訳ありやな。あったこと話してみ加賀?」
加賀「実は…………」
291: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 21:42:12.69 ID:ym4NSHf50
ーー
葛城「そんな!加賀さんは悪くありません!!」
加賀「……」
龍驤「でも羽黒の言うこともわかるわなぁ…原因がはっきりしとるんやったら、それを排除すればええ…理にはなかっとるわな」
葛城「龍驤さんは羽黒さんの意見に賛成なんですか!?」
龍驤「アホ、大反対や。今言うたのはあくまで一般論や」
加賀「でも……私はここに居れなくなってしまうわ……」
龍驤「そうやな、せっかく瑞鶴とも一緒になれたし簡単には離れたくないわなぁ…」
加賀「それだけじゃないのよ……」
292: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 21:45:25.61 ID:ym4NSHf50
加賀「私はこの鎮守府に来れて本当に良かったと思ってるの……」
加賀「前の鎮守府ではこんなに良い雰囲気では無かったのよ…」
加賀「いかにして戦果を稼ぐか、どれだけ他人と差をつけるかが生き甲斐だった…」
加賀「でもここは違う……出撃してこんなに楽しいと思ったことは無いの…」
加賀「私は……ここを離れたくない…」
龍驤「加賀……」
葛城「……すいません、加賀さんをお願いします」
龍驤「何処へ行くんや?」
葛城「羽黒さんの所に行って、直談判してきます!!」
293: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 21:47:03.55 ID:ym4NSHf50
ーー
羽黒「……」
葛城「居た…羽黒さん!」
羽黒「葛城さん…お体はどうですか?」
葛城「何も問題無いわ!それより羽黒さんに言いたいことがあるのよ!」
羽黒「言いたいこと…?」
葛城「安価」
下1?3高コンマ 葛城の台詞を
294:以下、
私は虐めなんて受けてません!!
ただ暴走して頑張りすぎただけなんです!!!
295:以下、
ハート○ン軍曹のまねをしてほしい
296:以下、
あなたのやり方は確かに理にかなってるかもしれません。でもそのやり方は私は好きじゃありません!
297: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 22:01:45.35 ID:ym4NSHf50
葛城「あなたのやり方は確かに理にかなってるかもしれません。でもそのやり方は私は好きじゃありません!」
羽黒「……そうですか」
葛城「加賀さんをここに残れようにして下さい!体調を崩した私が言っているんです!」
羽黒「…それは難しいですね」
葛城「なんでですか!?」
羽黒「葛城さんと加賀さんの場合はそうかもしれませんが…他の鎮守府ではどうでしょう…?」
羽黒「パワハラが原因で自殺…ニュースで見たことがありますよね…?」
葛城「それは……」
298: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 22:05:41.74 ID:ym4NSHf50
羽黒「特例を一つ認めれば…次からその言い訳が通ってしまうんです…」
羽黒「何故この鎮守府の時は認めたのに…あの鎮守府では認めないのか…それを言われたら…私達は動けなくなります…」
羽黒「そうすれば…全国の鎮守府の艦娘さんを…見殺しにすることになります…」
羽黒「貴女に…その責任が取れますか…?」
葛城「それは…」
羽黒「無理…ですよね…」
葛城「……」
羽黒「加賀さんには…厳しい処分が下されるでしょうね…」
葛城「そんな…」
299: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 22:10:53.65 ID:ym4NSHf50
羽黒「あとで言い訳ができないように…音声も録音してあります…」
羽黒「葛城さん…ご協力ありがとうございました…」
葛城「…認めないわ」
羽黒「ダメです…真実は一つなんです…」
葛城「被害を受けた私が言ってるのよ!加賀さんは悪くないって!」
羽黒「ダメです…」
葛城「これじゃあ私が加賀さんを追い出すみたいじゃない!」
羽黒「それは違います…」
葛城「違うも何もそういうことになっちゃうのよ??!!」
羽黒「……」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
300:以下、
羽黒の行動で葛城が更に病んで体調がどんどん悪くなる
301:以下、
アルコールで酔わせて加賀さんはいい人と耳元でささやきまくる
302:以下、
羽黒過去パート
303: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 22:36:03.97 ID:ym4NSHf50
葛城「こうなったら…最終手段よ!!」
羽黒「まさか暴力……!」
葛城「これでも喰らいなさい!」ヒュッ
羽黒「んぐ……っ!」ゴクン
葛城「よし、食べたわね!」
羽黒「な、何を食べさせたんですか!まさか……毒物…!」
葛城「ふふふ…効果が出れば嫌でも気付くわね!」
羽黒「う…!うぅぅぅぅ…!!」
304: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 22:42:55.24 ID:ym4NSHf50
ーー
羽黒「うぁぁぁぁぁ??」グテングテン
葛城「話しには聞いていたけど、まさかウイスキーボンボンでこうなるなんて…」
羽黒「わらひはねぇ…こんかしごろはやりたくないんれふよぉ…」
葛城「でもこれで作戦成功ね。後は羽黒さんの耳元で……」スッ
羽黒「んぁぁぁぁ??」
葛城「加賀さんはいい人……」ボソボソ
羽黒「かがはんはいいひろ…」
葛城「加賀さんはいい人…加賀さんはいい人……」
羽黒「かがさんはいいひろ………」
葛城「加賀さんはいい人…………」
羽黒「かがさんは…………」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
305:以下、
報告書の上では問題ないとされたが誤字脱字だらけの報告書で逆に疑惑が強まってしまった
306:以下、
加賀さんか過剰に優秀だとの報告が上に上がってる幹部さんからツッコミが入る
307:以下、
加賀の件は不問になったが羽黒が加賀にべったり
310: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 23:03:36.14 ID:ym4NSHf50
ーー後日
加賀「……」
羽黒「待って下さい加賀さん…私……」
加賀「……」スタスタ
羽黒「寝ても覚めても…貴女のことしか考えられないんです…」
加賀「……」
羽黒「加賀さぁん……」
311: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 23:06:06.44 ID:ym4NSHf50
龍驤「……なんやあの光景?」
提督「わからない…加賀と葛城の件は不問にすると言ったかと思えば…これだ」
龍驤「羽黒ってアッチやったんか?」
提督「幹部さんは昔羽黒には彼氏が居たと聞いているが…」
加賀「……」
羽黒「加賀さん…加賀さん……」
龍驤「とてもやないけど、そうは見えんで」
提督「だよなぁ…」
312: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 23:08:49.99 ID:ym4NSHf50
羽黒「加賀さん…貴女の側に私を置いて下さい…」
加賀「……」
羽黒「無視しないで…加賀さん…加賀さん……」
瑞鶴「…羽黒、ちょっといいかしら?」
龍驤「お、瑞鶴が……まさか修羅場発生か?」
提督「もしもの時は龍驤、頼むぞ」
龍驤「それは任しといて!」
羽黒「あの…私に何か用ですか…?」
瑞鶴「安価」
下1?3高コンマ 瑞鶴の台詞、行動他
313:以下、
加賀は押されると引いてしまうタイプだからグイグイいくのはあまり効果ないわよ
314:以下、
ちょっとくっつく過ぎじゃない?くっつきすぎよねほら離れて加賀もそう思ってるわ
315:以下、
不問にしてくれたのは助かったけど、加賀は私の夫になるんだからこれ以上はダメよ
316: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 23:20:04.02 ID:ym4NSHf50
瑞鶴「ちょっとくっつく過ぎじゃない?くっつきすぎよねほら離れて加賀もそう思ってるわ」
羽黒「どうしてくっついてるって…わかるんですか…?」
瑞鶴「加賀を反射した声が聞こえてきたからよ」
羽黒「うわぁ……」
瑞鶴「何引いてるのよ!貴女の今の状態の方が引かれるんだからね!?」
羽黒「私は…加賀さんの側に居たいだけです…」
瑞鶴「ダメよ!加賀は私のものなの!」
羽黒「加賀さんは…誰のものでもありません…」
瑞鶴「加賀は私の恋人なのよ!」
羽黒「そんなの…関係ありません…」
317: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 23:22:58.86 ID:ym4NSHf50
羽黒「むしろ加賀さんは…司令官さんのものですよね…?」
瑞鶴「あぁん!?」
提督「なぜそこで俺に振るんだ…」
羽黒「だって…加賀さんは誰のものかって言われたら…司令官さんのものですよね…?」
瑞鶴「提督……?」
提督「お、俺は関係ない。加賀本人に聞いてみたらどうだ?」
羽黒「そうですね…私の加賀さんに聞いてみましょう…」
瑞鶴「加賀は私のもの!!ね、加賀!!」
加賀「安価」
下1?3高コンマ 加賀の台詞、行動他
318:以下、
私は瑞鶴のもので瑞鶴は私のものよ
からの熱くて長いキッス
319:以下、
今度は嬉しすぎて気絶
320:以下、
いや、私は私自身のものよ?
322: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 23:35:27.24 ID:ym4NSHf50
加賀「私は瑞鶴のもので瑞鶴は私のものよ 」グイッ
瑞鶴「え……」
加賀「んっ…」チュッ
羽黒「!!」
瑞鶴「んぁ……んぐ…」
加賀「ちゅ……れる……」グググッ
瑞鶴「ふぁ……」ガクガク
提督「…流石に止めておこうか」
龍驤「軽いキスやと見逃したけど、瑞鶴腰にキとるやん……」
323: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/04/30(月) 23:39:13.92 ID:ym4NSHf50
龍驤「加賀、そこまでや。ここは人前やで?」
加賀「ん……ふぅ。とまぁこんなものです」
瑞鶴「んぅ……」ガクガク
提督「大丈夫か瑞鶴?」
瑞鶴「加賀…激し……私…油断してて…」トローン
加賀「さて……羽黒、これでわかってくれたかしら?」
羽黒「安価」
下1?3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
324:以下、
加賀に抱き着いて
あきらめません!
325:以下、
すごい…いいなぁ…
326:以下、
な、なら私をペットにしてください!
327: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 00:06:32.01 ID:LPvseJIl0
羽黒「凄い…いいなぁ…」
加賀「…ん?」
羽黒「ねぇ加賀さん…私ともっと凄いことしませんか…?」
加賀「なんでそうなるのかしら?」
羽黒「ね、加賀さん…私尽くしますよ…?」
加賀「…付き合ってられないわ」ダッ
羽黒「あぁ…待って下さい?!」
瑞鶴「待って加賀…一回ちゃんと…」ピクピク
提督「…どうしてこうなったんだ?」
龍驤「なんでやろうなぁ……」
ーー
338: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:00:13.37 ID:LPvseJIl0
ーー
提督「…卯月、退院できてよかったな」
卯月「思ったよりも早く退院できたっぴょん!」
提督「…ここの先生が合ったのか?」
卯月「それもあるけど、うーちゃん頑張ったんだっぴょん。もうストレス発散の為に女の子を抱いたりしないっぴょん!」
提督「…そうか」
卯月「心配しなくても、お医者さんからちゃんと愛のあるHならしても大丈夫って言われてるっぴょん!」
提督「…恋愛対象は女の子のままなんだな?」
卯月「男なんて全員滅びればいいっぴょん……あ、司令官は別っぴょんよ!」
提督「…それはよかったよ」
339: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:02:24.14 ID:LPvseJIl0
卯月「司令官、後はもう帰るだけっぴょんよね?」
提督「…そうだな」
卯月「なら少し寄って欲しいところがあるっぴょん!」
提督「…ここから近いのか?」
卯月「帰り道にあるっぴょん!うーちゃんの退院祝いだと思ってそこに連れていって欲しいっぴょん!」
提督「…まぁいいだろう」
卯月「ありがとうっぴょん!」
340: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:04:48.02 ID:LPvseJIl0
ーー料亭竜宮
提督「まさかこの店に来たいとはな…ここ高いんだぞ?」
卯月「だから来たかったんだぴょん!高級料亭なんて滅多に来れないっぴょん!」
提督「手加減はしてくれよ…」
卯月「うぉ?!メニューに時価があるっぴょん!これは楽しみっぴょん!」
提督「…手持ちにいくらあったか……」
341: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:08:21.44 ID:LPvseJIl0
伊19「提督!久しぶりなのね!」
提督「伊19と…伊26か」
伊26「うん…卯月も久しぶり…」
卯月「お久しぶりっぴょん!」
伊19「今日はどうしたの?卯月とデートなんて珍しいの」
提督「いや…卯月の退院祝いなんだ」
伊26「卯月ちゃん入院してたの?」
卯月「もう大丈夫だから心配無用っぴょん!」
伊19「ここの料理は美味しいのね。退院祝いなら好きなだけ堪能して欲しいの!」
卯月「任せるっぴょん!」
提督「………手加減を…」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
342:以下、
財布がカラに
343:以下、
案外良心的値段だった
344:以下、
もちろん提督出世払いによる良心価格
345: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:29:55.28 ID:LPvseJIl0
ーー
卯月「いや?美味しいっぴょん!こんなに美味しい食事は久しぶりっぴょん!」
提督「すまん卯月…もう予算が…」
卯月「ぶー…仕方ないっぴょんね。これくらいにしてあげるっぴょん!」
提督「あぁ…財布の中身が…」
卯月「じゃあ皆んなにお土産でも持って帰ってあげるっぴょん!」
提督「卯月……もう金が……」
346: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:33:05.64 ID:LPvseJIl0
伊19「卯月、それくらいにしてあげるのね」ガラッ
伊26「皆んなへのお土産だけで、今のご飯代くらいしちゃうよ?」
卯月「それじゃあ仕方ないっぴょん」
提督「ほ……ありがとう伊19」
伊19「押しに弱いとこも変わってないのね」
伊26「提督、鎮守府の皆んなは元気?」
提督「元気…と言いたいが最近また一人入院してしまったんだ」
伊19「提督?皆んなのことちゃんと見てるの?」
提督「見てるつもりだったんだがな…」
347: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:36:13.48 ID:LPvseJIl0
伊26「そういえば卯月ちゃんは何で入院してたの?聞いて大丈夫?」
卯月「大丈夫っぴょんよ。卯月は性交中毒で入院してたんだっぴょん!」
伊26「セ……!」
伊19「それって治るものなの?」
卯月「うーちゃんはストレス発散の為に女の子をめちゃくちゃに抱いてたんだっぴょん。原因がわかってるなら、意外となんとかなったっぴょん!」
伊19「あぁ、その滅茶苦茶に抱いてたのは叢雲なのね?」
卯月「……なんで知ってるっぴょん?」
348: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 20:40:56.60 ID:LPvseJIl0
伊19「提督達が大変なことになってる間、卯月はよくコソコソ鎮守府を抜け出してたのね」
伊26「それだけならわからなかったけど、鎮守府の裏で他所の叢雲ちゃんと……」
伊19「卯月、今だから言えるけどあれは無いのね。叢雲の首絞めたり足舐めさせたり……」
提督「…そんなことをしていたのか?」
伊26「色々命令もしてたよね。雌豚、ここで情けない声出してイけ…とかさ」
卯月「うわ?……全部知られてたっぴょん……」
提督「俺は知らかった……まぁあの時は知らなくて当然か…」
伊19「卯月はもう大丈夫なの?叢雲とちゃんと会話できるの?」
卯月「安価」
下1?3高コンマ 卯月の台詞、行動他
349:以下、
うーちゃんのほうは大丈夫だっぴょん!(サムズアップ
350:以下、
実際に面と向かってみなきゃなんともいえないかな
大丈夫だとは思うけどね!
351:以下、
うーちゃん大丈夫。と言いつつ、顔色が悪くなる。(提督の背後に誰かを見つけたようだ
352: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 21:01:00.62 ID:LPvseJIl0
卯月「うーちゃんは大丈夫!…………ぴょん…」
伊19「どうしたの?途中まで威勢が良かったのに」
伊26「もしかして食べ過ぎたの?」
卯月「……ぴょん」スッ
提督「俺を指差して…どうかしたのか?」
伊19「……違うの!提督の後ろ!」
提督「え?」
叢雲「…………」
伊26「叢雲ちゃん…!」
353: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 21:04:37.10 ID:LPvseJIl0
叢雲「司令官酷いじゃない…卯月様が退院するなら…私に知らせてよ…」ユラァ
提督「お、落ち着け叢雲…また卯月様って…言ってるぞ…?」
叢雲「……そんなの知らないわ」
伊26「目が座ってる…」
伊19「ニム、こっちに来るの」
伊26「お姉ちゃん…」
叢雲「卯月様…私…この日をずっと待ってたの…」
卯月「……」
叢雲「ねぇ…卯月様……」
下1?3高コンマ 卯月、叢雲どちらかの台詞や行動他
354:以下、
さ、サプライズだぴょん!
驚かそうとしたんだよ
355:以下、
叢雲「と言うとでも思ったの?」と表情は普通に戻る。
356:以下、
そんな怖い顔しないでほしいぴょん+↑
357: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 21:28:27.90 ID:LPvseJIl0
卯月「さ、サプライズだぴょん!」
叢雲「……」
卯月「む…叢雲を驚かそうとしたんです…」
伊19「卯月の語尾が取れてるのね…」
伊26「よっぽどの恐怖を感じてるのかな…」
提督「卯月に悪気があったわけでは無いんだ。ただ叢雲には帰って自分から話すと…そう言われていた…から……」
叢雲「……」ギロッ
伊19「提督頑張るのね!目力で負けてるの!!」
伊26「お姉ちゃん、あの叢雲ちゃんには誰も勝てないよ…」
358: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 21:30:47.85 ID:LPvseJIl0
叢雲「アンタ…嘘は言ってないでしょうね…?」
提督「………もちろんだ」
叢雲「そう……」ユラァ
卯月「び…びびび……」
叢雲「ねぇ卯月様…私とお話しする予定だったのよね…?」
卯月「ぴょん……」
叢雲「なら…今ここでしてよ…」
卯月「……ぴょん」
叢雲「できないの…ねぇ…卯月様……」
卯月「安価」
下1?3高コンマ 卯月の台詞、行動他
359:以下、
叢雲の治療の一環だから、いまはだめだぴょん。
360:以下、
と言うか一体どうしたぴょん?この前まで普通だったにのに何かあっのかぴょん?
361:以下、
ほ……ほら、刺身あーんって。
362: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 21:48:59.89 ID:LPvseJIl0
卯月「ほ……ほら、刺身あーんって」
叢雲「あーん」
伊19「素直に食べてるの…」
叢雲「卯月様の食べさせてくれる刺身…おいひい…」パァァァァ
伊26「あっという間に笑顔になった…」
提督「とりあえずなんとかなったか…?」
363: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 21:57:50.12 ID:LPvseJIl0
卯月「ほらもう一切れ、あーん…」
叢雲「ん……おいひいよぉ…」トローン
伊19「提督、叢雲が蕩けてる間に帰るの…」ヒソヒソ
伊26「今がチャンスかも…」
提督「よし、そうか……卯月…」ヒソヒソ
卯月「ぴょん……ほら叢雲…もっと味わうぴょん…目を瞑って…」
叢雲「卯月様の…刺身……うん、美味しい…」スッ
卯月「……今っぴょん!!」
提督「!!」ダッ
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
364:以下、
叢雲、抜かりない
裏に皐月を待機させてた
365:以下、
叢雲に足を掛けられて転ぶ
366:以下、
待ちなさい!提督がどうなってもいいの?!
368: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:09:30.93 ID:LPvseJIl0
ーー
提督「急げ卯月!」ダダダッ
卯月「わかってるっぴょん!」
提督「表からは目立つ、ここは裏から目立たないように……」
皐月「司令官!何処に行くんだい!?」
卯月「皐月…!」
提督「どうしてここに!?」
皐月「叢雲から頼まれてね!まさか本当に逃げるとは思ってなかったけど…流石は叢雲だね!」
卯月「なんで叢雲の味方をするっぴょん!?」
皐月「わからない?僕といえばオッパイでしょ!!」
369: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:13:07.96 ID:LPvseJIl0
卯月「でも叢雲はオッパイ無いっぴょん!」
皐月「甘いね!オッパイは大きさだけじゃ無いんだよ!」
卯月「ぐぐぐ…確かに叢雲の胸はうーちゃんが開発したっぴょん…」
皐月「頼まれたからには二人を通す訳にはいかないね!」
提督「どうする卯月?危険だが表から出ていくか?」
卯月「それしか無い……あ!あぁぁぁ…!!」
叢雲「うづきさまぁぁ…」ニヤァ
提督「マズイ!挟まれたぞ!」
370: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:16:21.27 ID:LPvseJIl0
叢雲「ねぇ…なんで逃げるのぉ…私に話しが…あるんでしょお…」ユラユラ
卯月「びびびび……」
皐月「ふっふっふっ…逃がさないよ?」ジリジリ
提督「くっ、どうにもならないのか……」
叢雲「卯月様ぁ……」
卯月「ぴょん…」
皐月「ディ?フェンスディーフェンス!」ジリジリ
提督「ぐ……」
叢雲「……捕まえたぁ」ニヤァ
卯月「……!」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
371:以下、
提督激怒
372:以下、
川内が二人をぬいぐるみに変わり身させて助け出す
373:以下、
おもむろに叢雲が指差しした方を卯月が見るとドッキリ成功の看板を抱えた皐月がいた
376: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:35:23.30 ID:LPvseJIl0
卯月「助けて……誰か…」
ボフン!!
皐月「うわ!?」
叢雲「卯月様……!!」ダキッ
皐月「ゲホッゲホッ!一体何があったんだろ…でも提督は捕まえたよ!」
叢雲「……違うわ」
皐月「え?」
叢雲「皐月が捕まえてるのも、私が抱きついたのも人形よ」
皐月「いつのまに…!」
叢雲「こんなことができるのは、アイツくらいよね…」ギリッ
377: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:37:23.90 ID:LPvseJIl0
ーー
川内「ここまで来れば大丈夫でしょ…」
卯月「はぁ…はぁ……助かったぴょん…」
提督「ありがとう川内…」
川内「いいっていいって!叢雲が皐月連れて出ていった時点で怪しいな?と思ってつけてきただけだからさ!」
提督「それでも…助かったのは事実だ…」
卯月「川内さん…ありがとうっぴょん…」
川内「そう言ってくれたら嬉しいな!」
378: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:40:51.92 ID:LPvseJIl0
卯月「でもこれでなんとか鎮守府まで帰れるっぴょん…司令官、早く……」
川内「確かに鎮守府には帰れるかもしんないけどさ、それでいいの?」
卯月「ぴょん…」
川内「これから鎮守府で一緒に生活するならさ、叢雲のことはキチンとしとかないといけないと思うよ?」
提督「確かに…毎日毎日追いかけっこをされても…困るからな…」
川内「私がちゃんと見といてあげるからさ、二人っきりで話してみない?暴走しそうになったら直ぐに止めるから!」
提督「…卯月、どうする?」
卯月「安価」
下1?3高コンマ 卯月の台詞を
379:以下、
責任とるっぴょん!気合いを入れ直す
380:以下、
やってやらぁ!
自分を奮い立たせる
381:以下、
助け入らない、自分でケリをつけるっぴょん!
382: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:54:03.97 ID:LPvseJIl0
卯月「やってやらぁっぴょん!!」
川内「おお、威勢がいいね!」
提督「…卯月、大丈夫なのか?」
卯月「いつまでも逃げてる場合じゃ無いっぴょん!自分でカタをつけるっぴょん!」
川内「じゃあ私は叢雲を呼んできた後で向こうで隠れてるわね」
提督「…危なくなったら助けてやる」
卯月「司令官達の出番が無いように頑張るっぴょん!!」
383: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:57:30.66 ID:LPvseJIl0
ーー
叢雲「卯月様…卯月様……」フラフラ
卯月「叢雲、ここっぴょん!」
叢雲「卯月様!!!!」
卯月「叢雲、まずは落ち着くっぴょん!」
叢雲「私は最初から落ち着いてるわ!あぁ卯月様…この日をどれだけ待ち望んだか…!」
川内「叢雲…飛ばしてるねぇ…」
提督「叢雲はそれほど卯月のことを…」
384: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 22:59:58.51 ID:LPvseJIl0
皐月「そうだね?叢雲は卯月が大好きみたいだからね」
提督「皐月?」
川内「ワケを話してさ、一緒に見守ってもらおうかと思って」
皐月「大丈夫!今度は卯月の味方だからさ!」
提督「もしもの時は頼むぞ…」
叢雲「……それで卯月様、私に話ってどんな話なの?私卯月様の言うことならなんでも聞くわ!!」
卯月「安価」
下1?3高コンマ 卯月の台詞、行動他
385:以下、
まずは謝るぴょん!
叢雲に色々したのに他の娘とも色々してごめんなさいでした!!
386:以下、
とりあえず様は禁止ぴょん
387:以下、
お友達からやり直すぴょん
388: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 23:24:01.51 ID:LPvseJIl0
卯月「まずは謝るぴょん!叢雲に色々したのに他の娘とも色々してごめんなさいでした!!」
叢雲「そんな、謝らなくても…私は卯月様のペットなんです。前の時みたいに好きな時に呼び出して、私を滅茶苦茶にしてもいいのよ?」
卯月「叢雲…うーちゃんがどんな病気で入院してたか忘れたっぴょん?」
叢雲「それは……」
卯月「卯月はストレスを解消する為に叢雲とか色んな子を抱きまくった最低なクズっぴょん」
叢雲「やめて!卯月様は最低なんかじゃないわ!!」
卯月「ありがとう…そう言ってくれるのは叢雲だけっぴょん…」
389: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 23:27:11.63 ID:LPvseJIl0
叢雲「あ、でも退院したってことは……もう卯月様とHはできないの?」
叢雲「もう二度と、私をぐちゃぐちゃに犯してはくれないの?」
卯月「うーちゃんは退院したけど…Hはするなとは言われてないっぴょん」
卯月「愛のあるちゃんとしたHなら…しても大丈夫だって言ってくれたっぴょん…」
叢雲「愛……」
卯月「叢雲は…卯月のことが好きっぴょん?」
叢雲「当然よ!私の全てを卯月様に捧げても構わないわ!!」
卯月「ぴょん……」
390: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 23:29:17.31 ID:LPvseJIl0
卯月「そう言ってくれるのは嬉しいけど…卯月はまだよくわかんないっぴょん」
卯月「叢雲を見るとイライラというか…無茶苦茶に犯してやりたいっていう欲求があったんだっぴょん」
卯月「でも今はそんな気持ちはもう無くて…でも叢雲のことは気になってて…」
卯月「だからまだちゃんとした答えは出せないけど…卯月の側に居てくれるっぴょん?」
叢雲「安価」
下1?3高コンマ 叢雲の台詞、行動他
391:以下、
もちろんよ!!!
392:以下、
当然でしょ
393:以下、
貴方なら私を満たしてくれると思っていたのに…… 見込み違いだったのね、……サヨナラ
394: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 23:39:36.69 ID:LPvseJIl0
叢雲「当然でしょ、私は卯月様と共に生きるわ」
卯月「……そういうことじゃなかったけど…まあいいっぴょん」
叢雲「大丈夫よ、ちゃんと理解してるわ。要は卯月様が私の事をちゃんと好きになってくれればいいんでしょ?」
卯月「…そういう事っぴょん」
叢雲「なら簡単ね、私の持てる力全部を使って卯月様の好感度を上げればいいだけだもの」
卯月「そんな簡単に上がるっぴょん?」
叢雲「卯月様が入院してる間、色々勉強してたのよ」
395: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 23:44:26.28 ID:LPvseJIl0
叢雲「これから毎日卯月様には私の手作り弁当に、身の回りのお世話もするわ!」
卯月「ぴょん…」
叢雲「もし……私のご奉仕が気に入らないっていうなら最終手段を取るわね?」
卯月「最終手段…?」
叢雲「卯月、アンタがこんな体にしたんだから責任取りなさい」
卯月「それは言わないで欲しいっぴょん…」
叢雲「結構大変なのよ?色々開発されたせいでブラは着けられないし、それに下半身も…」
卯月「その件に関しては本当に申し訳ないと思っております。どうかご勘弁下さい」
叢雲「えぇ、だからこれは最終手段。ちゃんと卯月様に私の気持ちを伝えるわ!」
卯月「……ぴょん」
396: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/01(火) 23:48:34.88 ID:LPvseJIl0
叢雲「話はこれで終わりよね?一緒に帰りましょう!」
卯月「でも司令官達が…」
叢雲「卯月様?」ギロッ
卯月「ぴっ!」
叢雲「私と会話してるのに、なんで他人が出てくるの?」
叢雲「ねぇ?卯月様?ねぇ?ねぇ?ねぇ?ねぇ?ねぇ?」ズイッ
卯月「ご、ごめんっぴょん…」
叢雲「…わかってくれたらいいわ!」コロッ
卯月「ふぅ…………」
提督「卯月…あいつまた刺されたりしないだろうな?」
川内「なんだか凄い不安なんだけど…」
皐月「今日はオッパイお預けかなぁ」
ーー
410: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 20:36:17.62 ID:jRTPvWPX0
ーー
提督「…龍驤、今日は何かあったか?」
龍驤「ん?どうやっけ?なんかあったような…無かったような…」
提督「誰かが来る予定があったかもしれないし…無かったかもしれない」
龍驤「滅多にこんな事無いんやけどなぁ…昨日の夜頑張り過ぎたんかな?」
提督「…否定はできないな」
龍驤「久しぶりやったもんね…」
提督「…まぁこうやってる内に思い出すだろう」
龍驤「そうやね?」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
411:以下、
>>提督「誰かが来る予定があったかもしれないし…無かったかもしれない」
新艦娘入れていいのかな?
ある事情を抱えた艦娘陽炎 着任!
412:以下、
お医者の先生とスタッフが鎮守府常駐の医者として挨拶にやって来る
ドアの影にはドキドキ多摩ちゃん
413:以下、
どこからか連装砲くんがやってきた
414: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:00:34.60 ID:jRTPvWPX0
ピピピピピピ…
提督「内線か…もしもし?」
黒潮『司令はん?今日着任予定の子が来とるんやけど、応接室に行ってもらうん?何も指示聞いてへんからわからへんのよ?』
提督「…そうか、今日はあの子が着任するんだったな」
龍驤「そうやった!飛鷹や葛城の入院準備とかで色々ゴタゴタしとったから、今日やって忘れとったわ!」
提督「…その子は執務室に来るよう言ってくれ」
黒潮『わかったで?』
415: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:03:23.80 ID:jRTPvWPX0
提督「…よし、陽炎を迎えてやろう」
龍驤「陽炎も事情有りやんな?」
提督「…そうだ、陽炎もここでなら楽に過ごせるだろう」
龍驤「どんな子か楽しみやわ?」
コンコン
提督「…来たようだな。陽炎、入ってくれ」
下1?3高コンマ 陽炎の見た目やその他事情の内容を
416:以下、
全身金ラメ。お祝い用の船みたい
417:以下、
龍驤と同じ
418:以下、
田舎から上京してきて、東北弁で話す
419: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:18:03.73 ID:jRTPvWPX0
陽炎「陽炎よ!司令、これからよろしくね!」ピカッ
龍驤「うぉ、眩しっ」
提督「…それはスパンコールか?」
陽炎「違うわ、金ラメよ!」ピカッ
龍驤「なんでまたそんな格好を…」
陽炎「この鎮守府ならこの格好でも自由にしてていいんでしょ?」ピカッ
提督「あぁ…何も問題は無い」
陽炎「よし、やったわ!」ピカッ
龍驤「そこ喜ぶんとこなんや…」
420: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:20:14.35 ID:jRTPvWPX0
提督「…眩しいといっても目が霞む程でも無い。こちらから何も言わないから安心してくれ」
陽炎「そんなこと言われたの初めてよ!ここに来てよかった?!」
龍驤「陽炎はそんなにその格好がええんか?」
陽炎「ええ、そうよ!」ピカッ
龍驤「ほなその理由教えてくれへん?なんで全身金ラメの制服着てるんか気になるんやけど…」
陽炎「安価」
下1?3高コンマ 陽炎の台詞、行動他
421:以下、
金って素敵じゃない!
422:以下、
お金持ちに見えるから
423:以下、
あー、ちょっと格好から明るく入ろうかなって思って…
427: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:35:26.65 ID:jRTPvWPX0
陽炎「金って素敵じゃない!」
龍驤「へ?」
陽炎「自分でキラキラ輝いて…あんな魅力的なモノは無いわ!」
龍驤「だからそんな格好してるんや?」
陽炎「そうよ!これはまだ金ラメだけど…いつか本物の金にするのが私の目標なの!」
提督「………この鎮守府の案内は黒潮に任せよう。同じ陽炎型だし、その方がいいだろう」
龍驤(司令官が投げるなんて珍しいわ…)
陽炎「じゃ、さっき黒潮が居たところまで行ってくるわね!」
428: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:38:26.44 ID:jRTPvWPX0
ーー
陽炎「というわけで黒潮、案内よろしくねっ!」ピカッ
黒潮「眩し…司令はんの頼みやったら断れんし、ウチに任しといて?」
陽炎「先ずは何処から紹介してくれるの?」
黒潮「そうやな?うーん……」
陽炎「黒潮の好きに案内して!初めて会ったけど私が姉なんだから、文句は言わないわよ!」
黒潮「ほな……」
下1?3高コンマ 二人が向かった場所等
429:以下、
まずは工廠
430:以下、
皐月が金よりもっといいものを教えてあげると言って登場
431:以下、
食堂
433: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:54:39.80 ID:jRTPvWPX0
ーー工廠
黒潮「とりあえずここに来とかなあかんわな?」
陽炎「陽炎よ、これからよろしくね!」ピカッ
北上「まぶ……まぁよろしくね?」
秋津洲「陽炎はもしかして艤装も金ピカかも?」
陽炎「そうよ!見てよこの輝き!」ピカッ
明石「すすすす凄い…隅々まで…ぴぴぴぴピカピカです…」
夕張「これって自分でやったんですか?」
陽炎「そっ!メッキの技術を応用して、丁寧に丁寧に金ラメの加工をしたの!」
北上「メッキ?陽炎ってメッキ加工できるの?」
陽炎「金ピカの為に勉強したの!」
434: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 21:58:24.64 ID:jRTPvWPX0
北上「成る程ね…提督、中々やるじゃん」ニヤッ
秋津洲「どうしたかも北上さん?」
北上「陽炎はさ、艤装の細部まで金ピカなんだよね?」
陽炎「そうよ!全身余すところ無く金よ!」
北上「艤装って細かい部品も多いけど、全部金ピカなんだよね?」
陽炎「当たり前よ!金に妥協は許されないんだから!」
北上「そうすると、艤装の分解なんかも得意だよねぇ……」
陽炎「まぁ、人よりは得意かもしれないわね」
北上「陽炎さ……工廠来ない?」
秋津洲「まさかのスカウトかも!?」
435: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 22:01:46.42 ID:jRTPvWPX0
夕張「確かに…それだけ塗装が丁寧ということは、手先も器用ってことよね」
明石「ぶぶぶ分解が…ととと得意。ななな直す艤装を…ぶぶぶぶぶ分解してくれる…だだだだけでも…あああ有り難い…でです…」
北上「ねぇ?どうよ陽炎?」
陽炎「でも私は戦場で輝いていたいし…出撃がしたいわね」
北上「出撃の合間でいいからさ、手伝ってくれない?」
陽炎「うーん……でもなぁ…」
北上「じゃあ…安価」
下1?3高コンマ 北上の台詞、行動他
436:以下、
持ち物の金色塗装工廠でやっていいし私たちも手伝うから
437:以下、
↑+素材や機材も提供するよ
438:以下、
目立てるような凄い艤装を作ってあげる
442: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 22:33:47.20 ID:jRTPvWPX0
北上「持ち物の金色塗装工廠でやっていいし、あたし達も手伝うからさ?」
陽炎「本当!?」
北上「素材や機材も、もちろん提供するよ?」
陽炎「それはかなり魅力的ね、前の鎮守府の私物って全部処分されちゃったから」
秋津洲「金色なだけなのに捨てられちゃったかも?」
陽炎「部屋が眩しいって皆んなに言われたの。まぁそれが私が鎮守府を追い出された理由でもあるんだけどね」
夕張「それってどんな部屋なの?皆んなから苦情が来るなんて…」
明石「よよよよっぽど…なんです…か?」
443: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 22:37:54.40 ID:jRTPvWPX0
陽炎「私の部屋って日が昇ったらライトアップされたみたいにピカピカ光ってたらしいの」
北上「…よくそれで寝れるよね」
秋津洲「毎日お日様と一緒に起きてたかも?」
陽炎「いいえ、寝る時はアイマスクをしてるの。あんな部屋でちゃんと寝れる訳ないじゃない」
夕張「自分で金色にしたんですよね………?」
明石「謎……」
陽炎「私が起きてる時は金色に光ってて欲しいのよ」
北上「うーわ……」
秋津洲「全然何言ってるかわからないかも…」
444: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 22:42:41.95 ID:jRTPvWPX0
夕張「陽炎さんの部屋はカーテン無かったんですか?」
陽炎「あるに決まってるじゃない、乙女の部屋なのよ?まぁ色は金色だけど」
秋津洲「カーテンの意味がまるで無いかも…」
明石「ままま窓も…きき金ピカですか…?」
陽炎「そうね、マジックミラーみたいに加工したの。内側が金ピカで素敵だったのよ!」
夕張「それ窓の意味ありますか?マジックミラーなら外から見えますよね…?」
陽炎「……え?」
北上「いやだってマジックミラーってそういうもんじゃん?内側が光ってるなら、外側が見えるようになってるでしょ?」
陽炎「………………そうよ、何言ってるのよ」
秋津洲「まさか陽炎…」
446: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 22:48:28.39 ID:jRTPvWPX0
北上「アンタが追い出された理由ってそれじゃない?金ピカはあくまで建前でさ」
明石「ろろろ露出…しししし趣味…かと…おおおお思われてた…かかかも…」
夕張「陽炎さんの部屋って鎮守府のどの辺りだったんですか?」
陽炎「駆逐寮のど真ん中…階層は二階…」
秋津洲「目立ちまくってるかも…」
北上「あのさ陽炎、答えにくいなら答えなくていいけどさ……アンタ…一人遊び用のオモチャとかもさ…金じゃなかった?」
北上「もしそうなら…動かす度にピカピカ…ピカピカ……まぁそれ以外にもあるだろうけど…」
陽炎「……」
秋津洲「陽炎?どうしたかも?」
陽炎「安価」
下1?3高コンマ 陽炎の台詞、行動他
447:以下、
金ピカのはずなのに真っ赤っかになってるのがわかるくらいに赤面アンド逃亡
448:以下、
そうよ!悪い!?バイ◯も金色!
しかもただのバイ◯じゃないわ!一から自分で作ったハンドメイド品よ!
自棄になる陽炎
449:以下、
全部金よ…
気持ちイイとこ探そうとして窓に体映しながらやってたわよ!
450: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 23:05:53.29 ID:jRTPvWPX0
陽炎「そうよ!悪い!?バイ◯も金色!しかもただのバイ◯じゃないわ!一から自分で作ったハンドメイド品よ!」
明石「おおお落ち着いて…」
夕張「どうか自棄にならないでください…」
陽炎「なるわよ!追い出された理由がそれなのよ!?」
秋津洲「ま、まだそうと決まった訳じゃないかも…」
陽炎「そうに決まってるわ!……今思い出したら私が一人で楽しんだ後、司令がなんだかよそよそしかったのはそれが原因なのよ…」
北上「あのさ、まぁ……ドンマイ?」
陽炎「うぅ??!」
451: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 23:10:07.17 ID:jRTPvWPX0
北上「…でもやっぱりあたしの目に狂いは無かったね。バイ○を一から作るなんて結構な技術必要だよ?」
夕張「確かにそうですよね」
秋津洲「ということは分解だけじゃなくて、作る技術もあるかも?」
明石「へぇ……」
北上「はい、今反応したそこの二人はバイ○所持者ね?」
秋津洲「がもっ!!」
夕張「ちょっと北上さん!!」
北上「……とまぁこんな感じでさ、女の子ならそんなオモチャ持っててもおかしくないんだよ?」
陽炎「北上さん…?」
北上「前の鎮守府のことはここでは関係ないからさ、気楽にやっていこうよ?」
陽炎「安価」
下1?3高コンマ 陽炎の台詞、行動他
452:以下、
…………そうねっ!
これからよろしくっ
工廠仕事も手伝うわ
453:以下、
気楽にと言っても私だけとんでもなく恥ずかしい秘密がバレてる気がするんだけど
454:以下、
なんだか私だけ不公平・・・
456: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 23:29:40.57 ID:jRTPvWPX0
陽炎「気楽にって言われても…私だけとんでもなく恥ずかしい秘密がバレてる気がするんだけど」
北上「ちょ、急に冷静にならないでよ?」
秋津洲「確かに不公平かも!あたしは太艇ちゃんの存在をバラされたのに!」
夕張「秋津洲ちゃんアレに名前付けてるんですか?」
秋津洲「がもっっっ!!」
明石「あぁ……」
陽炎「やっぱり不公平です!北上さんの恥ずかしい秘密を教えて下さい!」
北上「そんな事言われて簡単に教えるわけないでしょ!?」
457: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 23:31:53.46 ID:jRTPvWPX0
夕張「本人から言わないなら私が教えてあげましょうか?」
陽炎「本当?」
北上「やめて!夕張の盗撮はシャレになんないから!!」
夕張「そんな事言っても不公平なのはいけません。陽炎さんに工廠に来て欲しいですよね?」
北上「それはそうだけど…さぁ……」
夕張「じゃあ言いますね、北上さんの秘密は…」
下1?3高コンマ 北上の恥ずかしい秘密とは?
458:以下、
部屋でジャンク部品を使ってガ〇ダムとか合体ロボットとか作ってる
459:以下、
自作の提督君ぬいぐるみが無いと眠れない
460:以下、
恋愛関係が全く続かない
466: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 23:49:53.93 ID:jRTPvWPX0
夕張「北上さんは恋愛関係が全く続かないんです」
陽炎「…それだけ?」
夕張「北上さんは良く経験豊富だと自負していますが、それはただ単に振られまくってるからなんです」
北上「ぐぅ……」
陽炎「でもそれだけ沢山の人と付き合えるならモテるってことよね?恥ずかしくは無いんじゃない?」
夕張「それがですね、ただ振られるんじゃなくて北上さんはHが下手過ぎるんです」
陽炎「へ?」
夕張「あれでは百年の恋も冷めてしまうのも納得ですね」
陽炎「それ凄く気になるんだけど、詳しく教えてよ!」
北上「ちょっと…これくらいで…」
467: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/02(水) 23:56:39.14 ID:jRTPvWPX0
夕張「そうですね、例えば力いっぱい男の人のモノをシゴいてしまったり、口で奉仕しようとして噛んでしまったり…」
秋津洲「ぷ、噛むって!アレはガムじゃないかも!」
明石「へぇ…」
夕張「火起こししてるみたいにシゴいてるのは、かなりレベル高いですね!」
北上「……うぅ」カァァァァァ
陽炎「ほ、他には……ぷぷ…」プルプル
夕張「自分がリードしようと自ら挿入しようとして、何回もお尻に入れてしまいそうになるもの中々ですね」
陽炎「くっ……!」プルプル
468: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 00:00:58.10 ID:RK4qOciW0
夕張「極め付けは喘ぎ声ですかね!安物の海外AVみたいに喘ぐんです!」
夕張「あっは?ん、きもちい??とかを平気で言うんですよ」
秋津洲「いひひひひ!!」バンバン
明石「あああ秋津洲ちゃんが…すすす凄い笑ってる…」
北上「……!」プルプル
陽炎「成る程、北上さんも中々のモノもってるわね。教えてもらってスッキリしたから、私はこれからここを手伝ってもいいわよ?」
北上「安価」
下1?3高コンマ 北上の台詞、行動他
469:以下、
こうなったらお前らも白状しろ!と夕張と秋津洲を思いっきり揺さぶる
470:以下、
まだ明石がのこってるよね?
471:以下、
夕張にお返し、秘密のポエムを読み上げる(鎮守府全体に)
473: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 00:13:36.46 ID:RK4qOciW0
北上「……まだ明石がのこってるよね?」
明石「…」ピクッ
秋津洲「でも明石はバイ○の件で反応して無かったかも」
北上「それ以外にもさ…色々あんじゃん…」ユラッ
明石「ひ……」
夕張「北上さんが…おかしくなってしまった…」
陽炎「そうね、ここまで来たんなら工廠にいる人全員のは聞いておきたいわ」
北上「ほら!陽炎もそう言ってんじゃん!次は明石!!」
明石「ででででも…」
474: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 00:15:13.40 ID:RK4qOciW0
北上「…夕張!どうせ知ってんでしょ!」
夕張「ええまぁ、知ってるのは知ってますけど…」
北上「なら早く言っちゃって!一人だけ怪我しないのは許さない!!」
夕張「ということなんで、明石ちゃん言っちゃいますね?」
明石「あわわわわ…!」
夕張「安価」
下1?3高コンマ 明石の恥ずかしい秘密とは?
475:以下、
作業のクセや特徴を掴むために北上ノート、夕張ノート、秋津洲ノートを作ってなんでも書き留めて何度も読み返してボロボロになってる
特に北上ノートは飛び抜けて10冊くらいある
476:以下、
ベイブレードとかミニ四駆を改造してさいきょうマシンを作りまくってる
477:以下、
子狸に夢中
479: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 00:32:46.02 ID:RK4qOciW0
夕張「作業のクセや特徴を掴むために北上ノート、夕張ノート、秋津洲ノートを作ってなんでも書き留めて何度も読み返してボロボロになってるますよね。特に北上ノートは飛び抜けて十冊くらいあるんですよ」
北上「ぎゃあああああ!そっちかよぉ??!!」
明石「はははは恥ずかしいです…」
夕張「私のノートに何が書かれているかは知りませんが、秋津洲ちゃんの場合だとあまり喋らない日は差し歯が痛むのかな…とか書いてありますね」
秋津洲「そんな所まで見られてたかも…」
明石「はははははい…」
夕張「作業の癖でいうと、奇数個ネジがある時は稀に締め忘れがあるから要注意とか。まぁこれは私にも言えますね」
秋津洲「明石は私達のことを沢山見てくれてたかも…」
明石「……」コクリ
480: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 00:37:05.30 ID:RK4qOciW0
夕張「北上さんのノートが多いのは精神面で不安もあったというのもありますが、やはり男関係が原因ですね」
陽炎「どういうこと?」
夕張「例えば…ある日の明石のノートには今日の北上さんの様子がおかしかった。ずっと下半身を気にしていたけど何かあったのか…そう書かれているんです」
夕張「でも実はその前日、北上さんは一人でお楽しみ過ぎてアソコが腫れていただけなんです!」
明石「え……」
北上「なんでそれをアンタが知ってんのさ????!!」
夕張「私のドローンを舐めてもらっては困ります」ドヤァ
秋津洲「ムカつく顔してるかも…」
481: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 00:39:57.60 ID:RK4qOciW0
陽炎「え?夕張さんドローン持ってるの?」
夕張「はい、夕張特性のドローンなんですよ!」
陽炎「凄い!私金ピカドローン作りたかったんだけどどうしても上手くいかなくて…よかったら教えてくらない?」
夕張「もちろんです!」
秋津洲「あ、陽炎は乗り気になってくれたかも」
明石「ここここここの会話…いいい意味が無…なななな無かったですね…」
北上「あたしが損しただけじゃんか??!!」
ーー
496: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 20:40:28.21 ID:fT+n5N5TO
ーー
陽炎「…さて、ここに来てから数日経つけど、まだ慣れたとは言えないわね」
陽炎「どこに何があるのかはまだ覚え切れてないし、早い所覚えておかないとね」
陽炎「司令が皆んなの前で私を紹介してくれたけど、全員とは会話できてないから、いずれは話しておきたいわね」
陽炎「出撃までの時間…どうしようかしら?」
下1?3高コンマ 陽炎の向かった先にや出会った人物等
497:以下、
阿武隈
498:以下、
工廠で夕張&秋津洲
499:以下、
大淀
500: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:01:35.57 ID:RK4qOciW0
ーー工廠
陽炎「やっぱり来慣れてる工廠でいっか…誰がいるかしら?」
夕張「眩し…陽炎さんどうしましたか?」
秋津洲「うっ……陽炎はもうすぐ出撃かも。ここに居て大丈夫かも?」
陽炎「そうなんだけど、自分の部屋で居るよりかはいいと思ってね」
夕張「それなら家具の金ラメ具合確認しますか?」
陽炎「そうね、もうできてるかしら…」
秋津洲「もう塗料は定着してるから、大丈夫かも」
陽炎「よし!どれどれ……」
501: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:05:13.75 ID:RK4qOciW0
夕張「どうですか金テーブルの具合は?」
陽炎「最高ね!この金色は特にいいわ!」ピカッ
秋津洲「機械は鎮守府のを使ってるから、多分個人でやってる時よりも綺麗にはできてるかも」
夕張「コンプレッサーをまさかあんな使い方するなんて…」
秋津洲「それは秋津洲も思ったかも…」
陽炎「うん…凄くいい……うわぁ…」ウットリ
夕張「陽炎さん金テーブルに夢中ですね」
秋津洲「何がいいのかわからないかも…」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
502:以下、
キラ状態で出撃
503:以下、
金色なせいで集中攻撃される
504:以下、
光り物な陽炎に深海棲艦が寄ってたかってくるが僚艦がそれを叩いて大戦果
MVPは金剛さん
506: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:23:12.20 ID:RK4qOciW0
陽炎「最高…このテーブル……」スリスリ
金剛「陽炎??お楽しみの所悪いデスが、もう出撃の時間デース!」
雲龍「眩しい……本当に金色が好きなのね」
神通「陽炎さん…行きますよ…」
卯月「これはうーちゃんの復帰戦なんだっぴょん!早く準備するっぴょん!」
叢雲「卯月様の足引っ張ったら手加減無しでビンタよ?」
卯月「ぴょん…叢雲は出撃しないのに…」
陽炎「わかってるわ!陽炎の力を見せてあげるんだから!」
507: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:26:55.75 ID:RK4qOciW0
ーー
金剛「提督??!戦果報告デース!」
提督「…ありがとう金剛。結果はどうだった?」
金剛「私達の大勝利デース!こちらの被害はほとんどありませんデシタ!」
提督「…そうか、それはよかった。陽炎の様子はどうだった?」
金剛「アノー…それなんですが…」
提督「…何かまずかったのか?」
金剛「光り物な陽炎に、深海棲艦が寄ってたかってきたんデス…」
提督「…陽炎は目立つからな」
508: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:29:46.29 ID:RK4qOciW0
金剛「デモ!深海棲艦の狙いが陽炎に集中したおかげで、こっちの大戦果に繋がりマシタ!」
提督「なるほど…」
金剛「戦力としても彼女は問題はありまセン。欠点を挙げるなら偵察任務は不可能…という所でショウ」
提督「夜間哨戒も難しいかもしれないな…」
金剛「それでデスね、提督……」もじもじ
提督「…ん?どうした?」
509: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:34:48.55 ID:RK4qOciW0
金剛「さっきの戦闘でのMVPは私だったんデス…」
提督「そうか、それは頑張ってくれたな。ありがとう金剛」
金剛「半分くらいは陽炎のお陰デスけどね。でも提督…一つお願いしてもイイデスか?」
提督「…なんだ?」
金剛「艦娘保護団体のヒラ役員に降格になってしまった私を、提督は今だに置いてくれていマス」
金剛「レンタル移籍の契約も更新を続けてくれて感謝しかありまセン」
金剛「その上さらに図々しいお願いカモしれませんが……提督からご褒美欲しいデス」
提督「ご褒美……?」
金剛「提督……意味は分かりますよね……」スッ
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞、行動他
510:以下、
ナデナデ
511:以下、
正式にここへ転属になりたいってことかな?
512:以下、
間宮券
515: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:55:28.72 ID:RK4qOciW0
金剛「ン……」
提督「…これで勘弁してくれ」ナデナデ
金剛「……頭撫でるよりキスして欲しかったデス」
提督「無理を言わないでくれ。俺には龍驤が居るのを知ってるだろう」
金剛「キスくらい外国では挨拶でしマスよ?」
提督「ここは外国じゃないし、俺からはする気はない」
金剛「立派な男デスね…提督…」
516: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 21:59:33.31 ID:RK4qOciW0
提督「…何故そんなに俺がいいんだ?」
金剛「それを私に言わせるんデスか?」
提督「……」
金剛「提督…私は二番目でもいいんデス。愛は無くてもいいんデス」
金剛「でも…貴方の特別な存在になりたいんデス…」
金剛「大好きなんです…提督……貴方の側に…居たい…」
提督「安価」
下1?3高コンマ 提督の台詞、行動他
517:以下、
本当に申し訳ない
俺には龍驤しかいないんだ
518:以下、
それは無理だ
俺が側に置くのは龍驤だけなんだ
519:以下、
真っ金々の陽炎がいい
521: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 22:27:01.00 ID:RK4qOciW0
提督「それは無理だ。俺が側に置くのは龍驤だけだ」
提督「金剛の気持ちは嬉しい。だがそれには答えられない」
金剛「……」
提督「…すまない。だが俺も本気で龍驤を愛しているんだ」
提督「金剛ならきっと相応しい相手が見つかるだろう。その時が来るまで待っていればいい」
提督「…出撃の件はご苦労だった。ゆっくり休んでくれ」
金剛「安価」
下1?3高コンマ 金剛の台詞、行動他
522:以下、
……だったら龍驤に宣戦布告してきマース!絶対に提督を振り向かせてみせるんだから!
523:以下、
それでこそワタシの好きになった男デース!
524:以下、
運命の女は龍驤、オーケー
でも忘れ得ぬ女こそはこの金剛ネ!
…提督の記憶に永遠に残るためには…フフフ…
(ハイライトオフ
525: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 22:53:19.88 ID:RK4qOciW0
金剛「……それでこそ私の好きになった男デース!」
提督「…お前も諦めが悪いようだな」
金剛「お前…も?」
提督「…朝霜にも告白されたんだ。当然断ったんだが、金剛と同じような事を宣言されたよ」
金剛「朝霜が……成る程、ある意味仲間なんデスね」
提督「…頼むから大人しくしていてくれよ?」
金剛「提督!ちょっと失礼しマース!!」バタン
提督「あぁ……全く…」
526: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 22:56:26.29 ID:RK4qOciW0
ーー懲罰房
金剛「朝霜、相談がありマス!」
朝霜「なんだ?ドM心でも知りたいのか?」
金剛「提督の事についてデス!私も提督に告白してきたんデス!」
朝霜「…結果は?」
金剛「貴女と同じデシタよ!」
朝霜「そうか…そうだよな、あたいを断るくらいだもんな」
527: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 23:00:24.14 ID:RK4qOciW0
朝霜「それで、あたいと何を相談するっていうんだ?」
金剛「提督を私達のものにする為デス!提督の一番はどうやっても龍驤さんでショウ」
金剛「ですが、二番目三番目の女の存在を認めるようになれば、私達の勝利と言えマス!」
朝霜「成る程ねぇ…」
金剛「二人でその方法を相談して、一緒に実行するんデス!」
朝霜「やるだけやってみてもいいかもしんねぇな…」
金剛「じゃあ早作戦会議デス!」
下1?3高コンマ 二人の会議の結論や結果等
528:以下、
二番目三番目の女ではなく、鎮守府の運営に必要不可欠な相談役、ご意見番的な第二秘書的な立場を得る(が女としては見られなくなってしまう)
529:以下、
まずは龍驤から懐柔すべし
530:以下、
諦めたほうがいい気がしてきた
531: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 23:33:55.50 ID:RK4qOciW0
ーー
朝霜「…やっぱりよ、龍驤さんをどうにかするしかねぇんじゃないか?」
金剛「それしかありまセンですか…」
朝霜「司令も龍驤さんの言うことなら聞くはずだ。後はどうやって懐柔するかどうかだな…」
金剛「それなら私に任せて下サイ!いい方法がありマス!」
朝霜「どんな風にやるってんだ?」
金剛「ある物を龍驤さんに渡しマス!これできっと龍驤さんも…フフフ…」
朝霜「そんなヤベェもん持ってたのか?イマイチ信用できねぇけど、それしかねぇか」
金剛「さぁ、龍驤さんの元へ!」
532: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 23:35:45.30 ID:RK4qOciW0
ーー
龍驤「……」
朝霜「あそこに居たぞ!」
金剛「龍驤さん!お話がありマス!」
龍驤「金剛に朝霜か。珍しい組み合わせ……ん?いや……まぁええか。ウチに何か用事?」
金剛「龍驤さん、これを受け取ってくれマスか?」スッ
龍驤「これは……?」
下1?3高コンマ 龍驤に渡したモノとは?
533:以下、
脱法ハーブティー(効果は微妙)
534:以下、
不思議なおくすり(合法)こと絶倫5ナイトドリンクって超高級品
535:以下、
パッド
536: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 23:52:39.48 ID:RK4qOciW0
金剛「ハーブティセットデース!」
龍驤「ほぉ、お洒落なもんくれるんやなぁ」
金剛「これは特別なモノなんです。滅多にお目にかかれない逸品デス!」
龍驤「ただの紅茶で大袈裟ちゃうか?……ん?でもこの入れ物…売り物にしてはなんか変な気が…」
金剛「……これは脱法ハーブティーデス」
龍驤「脱法!?アンタなんちゅうもん渡すんや!」
金剛「しかし龍驤さんはこの紅茶を気に入ってくれるはずデース」
龍驤「なんでや!?」
537: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/03(木) 23:57:20.03 ID:RK4qOciW0
金剛「これを飲んだ後気持ちイイことをすると…感度が数倍に跳ね上がるんデス」
龍驤「……!」
金剛「違法なモノだとぶっ飛んでしまって戻ってこれまセンが、これは脱法モノデス。ドラッグよりも効き目は薄いデスが、きっと満足してもらえマス」
龍驤「……」ゴクリ
朝霜「龍驤さん、唾を飲む音聞こえてるぜ?」
龍驤「……アンタら何が目的なんや?」
金剛「それはいずれ…デス。とりあえず一度このハーブティを試してみて下サイ」
龍驤「……」
金剛「それでは、ご機嫌ようデス」スタスタ
538: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 00:00:04.75 ID:zcIBH1xV0
朝霜「……いいのかよ金剛さん、タダであれあげちまってよ」
金剛「交渉はまずこちらを信用してもらうことからデス。あれを試してくれれば、きっと龍驤さんは私達に好感を持ってくれマス」
朝霜「そんなに上手くいけばいいけどよぉ」
金剛「焦ってはいけまセン。じっくりとやっていくんデス」
朝霜「ま…暫くは付き合うよ」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
539:以下、
効かんで、あれという報告
540:以下、
霞のハーブのがまだ効くなと報告
541:以下、
提督にバレて大目玉を喰らう
543: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 00:11:22.98 ID:zcIBH1xV0
ーー
提督「お前らなぁ…!」
金剛、朝霜「ごめんなさい…」
提督「ドラッグ紛いのモノを龍驤に渡すなんて、どういうつもりだったんだ!?」
金剛「龍驤さんを…懐柔しようと…」
提督「だからあんなモノを渡すのか!?」
金剛「ううう……」
朝霜「あーあ、金剛さんを信用したのにこれか…」
提督「止めなかった朝霜も悪いんだぞ!?」
朝霜「はーい、反省してまーす」
544: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 00:20:33.93 ID:zcIBH1xV0
朝霜「でも提督よく気付いたよな、やっぱり龍驤さんの様子がおかしかったのか?」
提督「…それもあるが気付いたのは別のきっかけだ」
朝霜「別?あれって他にも効果あったのか?」
金剛「そんな事は無いはずデス…」
提督「…金剛の紅茶はイマイチだった。霞の調合したハーブの方がよく効いた」
金剛「へ……」
朝霜「なんだよ司令、そんなことしてんのかよ…レベル高ぇ……」ゾクッ
提督「…滅多にはしない。だがお互いタイミングが合えば…」
朝霜「なんだよぉ…それってキメセクじゃん…」ゾクゾク
545: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 00:23:41.83 ID:zcIBH1xV0
提督「それは違う!あのハーブの効果は睡眠導入だ!」
朝霜「建前はそうなってるだけだろぉ…あぁ…あたいも司令とキメセクしてぇ…」ゾクゾク
金剛「まさか二人は私の想像の先に居たなんて…」
提督「…とにかく!今回の件で色々と反省をしてもらうからな!」
金剛「はい……」
朝霜「あ、ヤベ……想像しただけで…」ビクビク
ーー
550: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 19:49:38.65 ID:zcIBH1xV0
ーー
羽黒「今日はお二人に…言いたいことがあります…」
提督、龍驤「……」
羽黒「盗み聞きは趣味ではありませんが…聞こえてしまったものは仕方ありません…」
提督、龍驤「……」
羽黒「私はちゃんと裏を取って…物事の筋道を立ててから…話を伺うんです…」
提督、龍驤「……」
羽黒「こうした方が…相手も言い逃れできませんからね…」
提督、龍驤「……」
551: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 19:53:36.36 ID:zcIBH1xV0
羽黒「私の情報は高確率で真実なので…強気の姿勢で質問もできていました…」
羽黒「こんな性格ですから…舐められることが多かったんです…」
提督、龍驤「……」
羽黒「普段怒らない私でも…怒ることはあります……」
羽黒「お二人はキ、キメセクしてたんじゃないですか…!!」バンッ
提督「……すまん龍驤」
龍驤「しれいかぁん…」
羽黒「昨日司令官さんの口から…聞きましたよ…!霞さんのハーブを使って…Hなことをしてたと…!!」
552: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 19:57:04.65 ID:zcIBH1xV0
提督「……いや、昨日も言ったがあのハーブは睡眠導入の効果が…」
羽黒「そんなの…言い訳です…!」
龍驤「ほな金剛のハーブティ飲んだのも知ってるんか…」
羽黒「当たり前です…!」
龍驤「あれ効き目薄かったのに…」
提督「龍驤ぉ…」
龍驤「あ……」
羽黒「比べられるくらい…霞さんのを使ってるんじゃないですか…!!」バンバンッ
龍驤「うぅ?……」
羽黒「そもそもなんでそんな薬を使うんですか…!そんなに気持ちイイことがしたいんですか…!?」
提督、龍驤「安価」
下1?3高コンマ どちらかの台詞、行動他
553:以下、
羽黒にはまだわからんのやろ
愛する人ととろけるように気持ち良くなることの幸せがな
554:以下、
逆に聞くけど、したくないと思う?
555:以下、
試してみればわかる
副作用もなく合法的に気持ちよくなれるんだからな
557: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 20:14:02.52 ID:zcIBH1xV0
提督「…試してみればわかる。副作用もなく合法的に気持ちよくなれるんだからな」
龍驤「羽黒も彼氏おったことあるんやろ?ほなわからん?愛する人と蕩けるくらい気持ち良くなりたいやろ?」
羽黒「それとこれとは話が違います…!手段として薬を使わないで下さいって…言ってるんです…!」
龍驤「でも……あの薬は合法やで?ウチらは何も悪いことはしてない」
提督「違法な成分も一切入っていない。外にあるビニールハウスで栽培しているものが材料だからな」
羽黒「でも……!」
558: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 20:19:49.13 ID:zcIBH1xV0
龍驤「羽黒が言うてんのは違法な薬でのキメセクやろ?ウチらのは問題や無いと思うで」
提督「事実…霞は睡眠導入としてあの薬を処方してもらっているからな」
龍驤「あの薬持っていってもええで?多分お咎め無しのはずや」
羽黒「…もういいです!後は霞さんに…話を聞きます…!」バタン
龍驤「……司令官、バレてもうたなぁ」
提督「…どうせわかることだ。早いか遅いかだけの話だ」
龍驤「そうか……なぁ司令官、今夜久しぶりに…」
提督「…悪くないな」
龍驤「……ん」ゾクッ
559: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 20:23:30.32 ID:zcIBH1xV0
ーー霞の部屋
羽黒「霞さん…お話よろしいですか…?」
霞「羽黒さん?貴女が用事なんて珍しいわね」
羽黒「単刀直入に聞きます…司令官さん達に…薬を渡してましたよね…?」
霞「薬って…そりゃあ龍驤さんはまだ鬱が治ってないし、渡せる薬は渡すわよ?」
羽黒「そうじゃありません…キ…キメセク用の…薬です…」
霞「……げ」
羽黒「どうして…あんな薬を渡していたんですか…!」
霞「安価」
下1?3高コンマ 霞の台詞、行動他
560:以下、
龍驤さんは幻視痛がひどいでしょ?
あれ無しじゃ寝れないこともあるから仕方ないのよ
561:以下、
状況にあった最適なものを出したまで・・・
君に合ったものも渡そう・・・(薬を渡す)※効果は>>1に任せます
562:以下、
秘書艦たる者、すべからく提督と
危険な情事をやるべきだから……
564: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 20:38:19.26 ID:zcIBH1xV0
霞「あれは……状況にあった最適なものを出したまでよ」
羽黒「キメセク用の薬が…最適な状況があるんですか…!」
霞「…龍驤さんはずっと幻肢痛で苦しんでるのよ。司令官にも言えなくて、痛み止めも効かない時もあるの」
霞「だからこそ、あの薬を渡したのよ。絶頂、つまりオーガズムを感じれば幻肢痛なんか吹き飛ぶわ」
羽黒「それでもですね…!」
霞「なら薬を持っていって調べてみる?違法性はゼロよ」
羽黒「……」
565: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 20:45:38.21 ID:zcIBH1xV0
霞「私はね、皆んなの悩みを解決する為に色々と薬を調合してるのよ」
霞「寝付け無いって悩みや精神が不安定って悩み。それこそ気持ち良くなりたいって悩みもね」
羽黒「……」
霞「羽黒さんは疑うのが仕事かもしれないけど、結構ストレス溜めてるんじゃない?そんな羽黒さんに合ったこれを渡してあげる」スッ
羽黒「…いりません」
霞「そう言わずに一度でいいから試してみてくれない?使ってみて副作用の無い安全な薬だって自分で証明したらいいのよ」
羽黒「……」
霞「これは私も使ったことのあるやつだから大丈夫よ。じゃあ使い方を説明するわね?」
羽黒「……」
566: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 20:48:55.68 ID:zcIBH1xV0
ーー深夜
羽黒「霞さんの言っていた薬…本当に飲んでもいいのでしょうか…」
羽黒「こんなの…普段なら飲みませんけど…効果を確かめる為なら…」
羽黒「……」
羽黒「そう…効果を確かめる為なんです…決して…一人遊びでは迎えられない…絶頂を味わいたいからじゃ…無いんです…」
羽黒「……」
羽黒「霞さんの言葉を思い出しましょう…」
567: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 20:55:16.43 ID:zcIBH1xV0
霞『いい?この薬は睡眠効果もあるから、飲む前には必ずトイレには行っておいてね?』
霞『これは効き始めると、全身の筋肉の力が抜けるから、用事のある日は飲まない方がいいわね」
霞『それと……初めて飲む羽黒さんは厚手のバスタオルを用意しておくことをオススメするわ』
霞『小を漏らすという事じゃないのよ。ただ……気持ち良すぎて下半身が凄いことになるかもしれないの』
霞『だから下は下着も脱いで、バスタオル二枚くらいをお尻に敷いておくといいと思うわ』
霞『絶対羽黒さんなら満足してくれると思うわ。嘘と思うなら飲んでから…ね』
568: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 21:01:27.67 ID:zcIBH1xV0
羽黒「……」
羽黒「トイレには行ってきたので…試す条件は…揃いました…」
羽黒「後は…バスタオルも…」
羽黒「……」
羽黒「そうです…これは実験の為…!決して私の欲望の為では…ありません…!」
羽黒「でも…下を脱ぐのは…本当に脱がないといけないのでしょうか…」
羽黒「…………うぅ」スルッ
羽黒「すーすーします……」
羽黒「後は薬を飲んで……横になるだけ…」
羽黒「……んっ!」ゴクリ
羽黒「……これで本当に効果はあるのでしょうか」
下1?3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
569:以下、
とろとろのふわふわになって快感の波に飲まれたと思ったら朝が来てた
570:以下、
朝起きた時には布団までぐっしゃぐしゃになってた
571:以下、
淫らな夢をみて翌朝までぐっすり。
もっとみたくなって二度寝。
574: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 21:21:29.44 ID:zcIBH1xV0
ーー
羽黒「…………んっ!」ビクンッ
羽黒「あ……もう朝…」
羽黒「うわ…タオルが……ぐしゃぐしゃ…」
羽黒「凄い…あんな夢……初めて見ました…」
羽黒「やめてって言ってるのに…何度も何度も…私の中で……」
羽黒「ん…思い出すと……」ピクッ
羽黒「まだ時間はあります…二度寝したら…続きを…」
羽黒「……お休みなさい」
羽黒「あ、タオルは替えないと……」
575: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 21:26:51.04 ID:zcIBH1xV0
霞「ふわぁ……新しい薬の調合考えてたら徹夜じゃない…」
霞「まぁ今日は出撃無いし、ゆっくり休ませてもらうわ」
霞「朝ごはんでも食べて、それから寝ましょ…」
羽黒「……」
霞「あれは……羽黒さんね。薬試してくれたのかしら?」
霞「羽黒さん、おはよう」
羽黒「あ、霞さん……」
霞「昨日はどうだった?あの薬は試してくれた?」
羽黒「安価」
下1?3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
576:以下、
…またお願いしてもいいですか?
577:以下、
すごいですね……あれ……
578:以下、
この件については不問にします……
579: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 21:52:03.93 ID:zcIBH1xV0
羽黒「またお願いしてもいいですか…?」
霞「そう、気に入ってくれたのなら嬉しいわ」
羽黒「ううぅ……」カァァ
霞「薬を飲んですぐに寝たの?それとも先に気持ちイイのが来た?」
羽黒「いえ…すぐに寝ちゃいました…でも…その夢が…」
霞「成る程、なら効果は私と一緒ね。それなら次も同じ量でいくわ」
羽黒「ありがとう…ございます…」
580: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 21:55:14.64 ID:zcIBH1xV0
霞「羽黒さん、その夢凄かったでしょ?」
羽黒「はい……あんなのって…私…」
霞「あれは自分の欲望というか、好みのシチュエーションをそのまま夢で体験できるのよ」
羽黒「だから……なんですね…」
霞「で、羽黒さんはどんな夢だったの?」
羽黒「お…教えなくちゃ…いけないんですか…?」
霞「あ、これは私の興味よ。薬の調合には関係ないわ」
羽黒「……なら、霞さんのを教えてくれますか?」
霞「私?」
羽黒「私だけ教えるのは…不公平というか…恥ずかしいので…」
霞「安価」
下1?3高コンマ 霞の台詞、行動他
581:以下、
不特定多数の男の子(小学生?中学生)達に前も後ろも口も手も蹂躙される夢よ
582:以下、
蔓みたいな触手に絡め取られてゆっくりと絞め落とされる
583:以下、
毒を飲んで死んだと思ったら朝が来る
585: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 22:38:22.54 ID:zcIBH1xV0
霞「そうね…一番興奮するのは毒を飲んで死んだと思ったら朝が来る夢かしらね」
羽黒「えっ……?」
霞「いつもは致死量ギリギリだから死ぬ事はあり得ないのよ。でもその夢では私は死んじゃって……」
霞「あ?思い出したら興奮してきたわ…今から薬飲んで寝ようかしら…」
羽黒「あの……?死ぬ事が興奮する……?」
霞「そうか、そこから説明しないといけないのね。簡単に言えば私はタナトフィリアなのよ」
羽黒「死に対して…興奮を覚えるという…」
霞「そうよ、中でも毒殺は最高よね。身体中から血を吹き出すような毒を飲んで死んでみたいわ」
羽黒「霞さん…?」
586: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 22:44:53.50 ID:zcIBH1xV0
霞「どう?引いたでしょ?前の鎮守府ではこれが原因でハブられたのよ」
羽黒「そんなことは…」
霞「でもここは…司令官は私を受け入れてくれた。こうやって徹夜で薬を調合するのも、司令官への恩返しなの」
霞「だから……あることない事報告して司令官を連れて行こうっていうなら、覚悟しておきなさい」
羽黒「……」
霞「…私徹夜明けなのよ。普段はこんな事言わないんだけど…やっぱり眠いのね」
霞「薬の件は了解したわ、また作っといてあげるから取りに来てちょうだい」
羽黒「安価」
下1?3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
587:以下、
霞の本気の目を思い出して寒気がする
羽黒、初めて恐怖を覚える
588:以下、
その……次はもっと効果の高いものがたくさん欲しいです……
589:以下、
自問自答して何が正しくて何が正しくないのか分からなくなってくる
590: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 23:04:45.72 ID:zcIBH1xV0
ーー
羽黒「私は今まで…真実を報告することが正義だと…思っていました…」
羽黒「改二になれない私は…戦って正義を貫くことはできない…だから…こうするしかなかった…」
羽黒「行く先々で色んな人に睨まれて…恨まれて…でも偉い人は喜んでくれた…」
羽黒「これが私の正義だと…私は信じていた…」
羽黒「事実…私が調べあげたことを問いただしたら…殆どの人は…頭を下げて謝ってきました…」
羽黒「色んな鎮守府の司令官さんや…艦娘さん達も…然るべき処分が下されたんです…」
羽黒「これが正義だと…思っていたのに……」
591: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 23:10:43.19 ID:zcIBH1xV0
羽黒「霞さんや龍驤さんの件は…幹部さん達に報告すれば…何らかの処分は下されるはずです…」
羽黒「それが私の信じる正義だから…そうするべきなのに……」
羽黒「あの霞さんの目……あんな目は初めてでした…」
羽黒「司令官さんの事が好きだ…という艦娘さん達は今まで何人も見ました…」
羽黒「でも…司令官さんに恩を返すなんて…聞いたことありません…」
羽黒「給料の為に出撃を繰り返す艦娘さんは居ました…しかし…恩のために徹夜までして……」
羽黒「わからない……わからないんです……」
羽黒「私が信じていたものは…正義では無いの…?じゃあ何が正義なの……?」
羽黒「わからない……わからない……」
羽黒「……誰か…答えを…」
下1?3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
592:以下、
自らその答えを探すために、(より詳細に査察を行うためという名目で)期間付きで移籍することを上にお願いする
593:以下、
と、取り敢えず考えるのはもう少しお薬を楽しんでからにしようかな……
594:以下、
答えが見つからず、食事も喉を通らず日に日に憔悴していく羽黒
597: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 23:26:20.86 ID:zcIBH1xV0
ーー数日後
提督「…大丈夫か羽黒?倒れたとに聞いて心配したぞ」
羽黒「司令官…さ…ん…」
提督「最近元気が無いとは思っていたが…北上、羽黒の状態はどうだ?」
北上「ん?病名を付けるのは難しいけど、最近ご飯は食べれてなかったみたいだよね?」
羽黒「はい……」
提督「どうしたんだ?何か不安なことがあるのか?」
北上「病院に行くのが嫌ならさ、霞が安定剤処方してくれるよ?」
羽黒「違うんです…そうじゃないんです…」
598: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 23:29:59.42 ID:zcIBH1xV0
北上「何か原因がはっきりしてんだ?」
羽黒「……答えがわからないんです」
北上「んぁ?何の答え?」
羽黒「……私は今まで…真実を白日の下に晒すのが…正義だと思っていたんです…」
羽黒「色んな人から恨まれるのも…それが正義だから仕方ないって…」
羽黒「ここでも私の正義を貫こうと…してたのに…」
羽黒「霞さんの…話を聞いてから……わからなくなったんです…」
提督「…霞が何かを言ったのか?」
羽黒「霞さんは…司令官さんに恩を返したいと…言ったんです…」
599: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 23:36:06.99 ID:zcIBH1xV0
羽黒「誰も受け入れてくれないような…趣向を持つ私を受け入れてくれた恩を返す為に…日々頑張っていると…」
羽黒「最初は霞さんだけかと思いましたが…皆さんに話を聞いても…同じような答えが返ってきたんです…」
羽黒「司令官さんが居なければ…今の私は無かった…提督のお陰で毎日楽しいかも…休みなんていらない……」
羽黒「誰一人……自分勝手な人なんて居ないんです…」
羽黒「私は……司令官さんの為だけに頑張れる艦娘なんて…見たことが無いんです…」
羽黒「事実を求められない鎮守府なんて…こんなの…私の正義じゃない……」
羽黒「私は…どうすればいいんですか……?一体何が正義なんですか……?」
北上、提督「安価」
下1?3高コンマ どちらかの台詞、行動他
600:以下、
提督 そもそも正義とは秩序を示すものであるということを忘れてはいけない 話はそれからだ
601:以下、
提督「何が正義かなんて誰にも分らない。君は皆がそうしてきたように、君が後悔しない選択を取れ」
602:以下、
一緒に見つけないか?
取り敢えず元気になってからな
603: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/04(金) 23:53:48.12 ID:zcIBH1xV0
提督「…そもそも正義とは秩序を示すものであるということを忘れてはいけない、話はそれからだ」
羽黒「あ…………」
北上「そもそもさ?羽黒はなんでそんなに正義に拘るのさ?」
羽黒「私は…改二にもなれないんです…出撃で役に立てないのなら…こうするしか…」
北上「あ?羽黒も改二の素質無しなんだ」
羽黒「私も……?」
北上「そうそう、神通もそうだったよね?」
提督「…そうだな」
羽黒「え…でも神通さんは…改造されて……」
北上「そーだよ、神通はここで変わったんだ?」
羽黒「そんなことって……」
提督「…信じられないか?」
羽黒「……」
604: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/05(土) 00:01:29.09 ID:bAYzg9m10
提督「…神通がここに来た最初の頃は酷かった。勝手に出撃を繰り返し、気絶するまで帰ってこなかった」
北上「前の鎮守府がサジを投げるのもわかるよね?」
羽黒「その時…神通さんはどうしたんですか…?懲罰房で…反省ですか…?」
提督「いや…神通とは話しをしたんだ」
北上「神通はそれが嬉しかったみたいだね。バトルジャンキーになってから無視されてばっかりだったらしいし」
提督「何度も何度も話しをして、病院に行くことを了承させた。そして少しづつ症状は軽くなってきて…」
北上「練度も順調に上がって、気付いたら改二になれますよ?だなんて。神通さんは今ではうちの主戦力だからね」
羽黒「そんな事…聞いたことありません…」
605: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/05(土) 00:04:47.93 ID:bAYzg9m10
北上「でもさ、あたしの言うことが本当なら神通が提督の為に戦うって答えてもおかしくないよね?」
羽黒「……」
北上「羽黒はさぁ……もっと気楽になりなよ」
羽黒「気楽……」
北上「何が怖いのか知らないけどさ、ここにアンタの敵は居ないよ?」
北上「役に立たないからって怒る人も居なければ、誰かをイジめる輩もいない」
北上「羽黒さ……ここでは気ぃ抜いて生活していいんだよ?」
羽黒「安価」
下1?3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
606:以下、
こんな私でも、ここにいていいんですか?受け入れてくれるんですか?
607:以下、
私も変われますでしょうか?
608:以下、
本当に……こんな私でもいいんですか……?
610: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/05(土) 00:25:22.60 ID:bAYzg9m10
羽黒「こんな私でも、ここにいていいんですか?受け入れてくれるんですか?」
提督「…当たり前だ」
北上「ここは誰かを拒むことなんて無いからね?」
提督「…ここに居たり着任してくる艦娘は、他の鎮守府で受け入れられなかったり、追い出されたりした子が多い」
北上「それは周りの理解が『足りなかった』からだよね?」
提督「俺の台詞を……」
羽黒「龍驤さん達が言っていたのは…そういう意味だったんですか…私は……」
提督「…確かに龍驤には腕と脚が足りない。だが目に見えないものが足りないものの時もある」
北上「ここではその足りないものを、皆んなで補ってるんだ?」
611: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/05(土) 00:30:26.31 ID:bAYzg9m10
提督「龍驤に腕が無いなら俺が腕になる。脚が無いなら一生俺が側に居てやる」
北上「精神が不安定ならあたしが面倒見てあげるし、艤装なら夕張か秋津洲かな?」
提督「…羽黒の足りないものは俺達が補ってやる。誰もお前を拒まない」
北上「ここはどこの鎮守府とも違うんだよ。正義がどうとか、何かをしなくちゃなんて考えなくていいよ?」
提督「だから羽黒…もうつまらないことで悩む必要はないんだ」
羽黒「安価」
下1?3高コンマ 羽黒の台詞、行動他
612:以下、
……はいっ!
これから、これからもよろしくお願いしますっ!
613:以下、
>>612+えっと……ちょっと霞さんに用があるのでこれで失礼しますねっ
614:以下、
ありがとうございます 自分が何をしたいのか どうありたいのか ゆっくり考える事にします
615: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/05(土) 00:47:16.94 ID:bAYzg9m10
羽黒「ありがとうございます…自分が何をしたいのか どうありたいのか…ゆっくり考える事にします…」
提督「…あぁ、ゆっくりと考えてくれ。そして答えが見つかりかけたら、俺に教えてくれるか?」
羽黒「……はい!」
北上「やることが決まったなら、とりあえずご飯は食べてね?栄養失調気味だしさ」
羽黒「わかりました…」
提督「…さて、俺は執務室に戻るか」
羽黒「龍驤さんに宜しくお伝えください…それと…霞さんにも…」
北上「霞に何か用事あったの?」
羽黒「いえ…大したことでは無いんですが…」
北上「ふーん……ま、後で言っといてあげるよ?」
羽黒「ありがとうございます…」
北上「……羽黒も好きだね」ボソボソ
羽黒「だって…ストレス発散にはあれが……」
ーー
616: ◆I4lwDj9Dk4S2 2018/05/05(土) 00:49:02.93 ID:bAYzg9m10
メカクレ羽黒もいいですね
引き続きネタ、小ネタ、コメントはお待ちしてます
617:以下、
おつです
堕ちるな(確信)
618:以下、

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