彡(゚)(゚)「総統の命令は絶対や!」(映画『パリは燃えているか』のディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍)back

彡(゚)(゚)「総統の命令は絶対や!」(映画『パリは燃えているか』のディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍)


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【1944年8月25日 パリ】
部下「閣下、作戦準備完了しました」
彡(゚)(゚)「そ、そうか ほな指示があるまで待機しとってくれや」
管理人です!
今回のスレは二人のドイツ軍人の話です。
前半は、映画『パリは燃えているか』に登場するディートリヒ・フォン・コルティッツというドイツ軍人の話。
後半はフリードリヒ・パウルスというドイツ軍人の話になります。
彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」
http://world-fusigi.net/archives/8632789.html
引用元: ・彡(゚)(゚)「総統の命令は絶対や!」
2:
部下「では失礼します」 タチサリー
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「総統直々の命令 既に作戦決行の準備は出来とる」
5:
彡(-)(-)「軍人にとって命令服従は絶対 拒否する事なんて考えられへん ワイは正しい行いをしようとしているはずや」
彡()()「ワイは…ワイは…」
彡(。)(;)「」
6:
【1914年 ザクセン】
彡(゚)(゚)「ウチは軍人の家系やし、ワイも幼年学校卒業して軍に入るやでー 世界史に名を残す名将にワイはなる!」
彡()()「少尉に任官したけど第一次大戦で祖国ドイツはぼろ負けしたンゴ…なんてことだ…なんてことだ…」
7:
彡(^)(^)「軍人は大リストラ喰らったけど、ワイはなんとか国軍に残れてニートにならずに済んだンゴ ワイの立身伝第二章のスタートや!」
彡(゚)(゚)「1937年には少佐に昇進して歩兵大隊長に任命されたで 国際情勢もキナ臭くなって来とるし、戦場で活躍してもっと上を目指すで」
彡(゚)(゚)「…それにしてもワイの師団は空挺作戦の訓練ばっかりしとるなー いつの間にか空輸師団なんて名づけられとるやんけ」
8:
【1940年】
彡(゚)(゚)「いよいよ第二次大戦の開幕や! ワイの部隊にはオランダ侵攻作戦で輸送機での強攻着陸命令が出たで」
彡(゚)(゚)「空挺作戦の猛訓練を積んだ成果を見せたるンゴ。ロッテルダムに突撃や!」
9:
彡(^)(^)「4日にわたる激戦やったけど、なんとか停戦交渉にまで持ち込めたで それにしてもオランダの大都市だけあって風美な街やなぁ…ん?」
ドイツ爆撃機「爆弾はポイーで 交渉中?関係ねぇんだよそんなもん」
11:
彡(゚)(゚)「えっちょっと、交渉中の相手になにしとんねん!停戦成立の信号弾がみえへんのか!?」
オランダ国民「お!死ぬゥーんだ!」
13:
彡(゚)(゚)「死者800人、被災者8万人 おまけにロッテルダムは灰塵や」
彡(;)(;)「いくら戦争と言っても無力な一般市民と歴史ある街並みの犠牲はやり切れないンゴ こんな事は繰り返しちゃいけないんやなって」
14:
【1943年】
彡(゚)(゚)「月日は流れ、東部戦線でソビエト相手にしてたらいつの間にか中将や 戦車部隊の扱いも上手くなったもんやで(自画自賛)」
彡(゚)(゚)「そして東部戦線での死闘はワイの中に存在した軍人としての甘さも捨てさせたンゴ」
15:
彡(゚)(゚)「退却する前にはソ連の村々を焼き払うんや! どうせ奪還されるんなら使い物にならなくしたれ! これは総統の命令や!」
彡()()「(そう、これは戦争なんや 勝つためには非道に徹しなければならない時もあるんや)」
16:
【1944年】
彡(゚)(゚)「えっ、ワイが大将に昇進して大パリ司令官になるんですか?」
彡(゚)(゚)「やっぱり忠実に命令に従ってた事が評価につながったんやな 軍人は忠誠心が大事だってはっきりわかんだね」
17:
彡(゚)(゚)「…とはいうものの、既に我がドイツ軍は連合軍にフランス上陸を許し連戦連敗」 
彡(゚)(゚)「いずれこのパリも戦場となってしまうんやろか…ん?総統からメールや」
18:
伍長【大パリ司令官へ 
 今日もお仕事お疲れ様(>ω<)ノ パリの事なんだけどレジスタンスがいっぱいで大変なんだねΣ(・ω・;ショック…
 万が一パリが敵に取られちゃいそうになったら、レジスタンスと一緒に街並みをふっ飛ばしちゃってね☆
 必要な爆薬や砲兵は直ぐに送ります お仕事頑張ってね
 あなたの総統より(はぁと】
19:
彡(゚)(゚)「!? パ、パリを、パリを廃墟にせいと総統は仰るんか!あのロッテルダムやソ連の村々と同じように、このパリを…」
彡(゚)(゚)「凱旋門…リュクサンブール宮殿…エッフェル塔…廃兵院…ノートルダム大聖堂…それらすべてを灰塵に…」
20:
彡(゚)(゚)「」
彡(゚)(゚)「………軍人にとって」
彡(●)(●) 「軍人にとって最優先事項は命令や パリ破壊の準備を進めるんや!」
22:
彡(゚)(゚)「ワイは軍人や…軍人は命令に従う事が絶対なんや…(ブツブツ」
部下「閣下 お客様がお見えです」
彡(゚)(゚)「ん、客か…よし、会うから通してクレメンス」
23:
(´・ω・)「やぁ閣下 突然すまないね」
彡(゚)(゚)「おお、パリ市長のテタンジェやないか 政策の事で何か話でもあるんか?」
(´・ω・)「まあね ここじゃ何だから場所を移そうか」
24:
【ドイツ司令部バルコニー】
彡(^)(^)「ええ眺めやなー 廃兵院、ルーブル、コンコルド広場が一望できるで」
(´・ω・)「そうだろう 僕らパリに住む人間が必死で護ろうとしている街さ」
25:
彡(゚)(゚)「…何が言いたいんや?」
(´・ω・)「あなたにドイツ本国からこのパリの街を破壊するよう命令が出ている事は知っている それを実行に移さないでもらいたいんだ」
26:
彡(゚)(゚)「黙れ黙れ! ワイは軍人や! お前がパリを護ろうとする義務があるのと同じように、ワイには軍人として命令に従う義務があるんや!」
(´・ω・)「閣下 確かにあなたたちにとってこのパリを破壊する事は義務であるだろうし、また容易い事だろうと思う」
27:
(´・ω・)「けれど、このパリの街並みが一度でも破壊されたとしたら、もう一度元通りに戻すことがあなたたちに出来るというのかい?」
彡(>)(<)「ぐっ…そ、それは…」
28:
(´・ω・)「聞いてくれ閣下 いつの日か、もしあなたがパリを再び訪れた時、残っているものは瓦礫の山と化した廃墟だけであるかもしれない」
(´;ω;)「けれど…けれど、あるいはこのバルコニーからパリの美しい景色を見ながらこう言える日が来るかもしれない」
30:
(`;ω;)「かつてこの街を破壊することは容易かった」
(`;ω;)「しかしこの私、ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍は、人類への遺産としてこの街を護ることを選んだのだ、と!」
31:
彡(゚)(゚)「!!」
(´;ω;)「閣下、今ならまだ間に合う。あなたはフランスの伝統と歴史ある街並みの破壊者として歴史に名を残さずにすむんだ!」
彡(゚)(゚)「ワイは…ワイは…」
33:
【1944年8月25日 パリ】
彡(゚)(゚)「すでにパリ南東部は連合の手に落ちた。降伏勧告も来とるが、これは拒否した。部下には弾丸の尽きるまで戦うよう指示した」
彡(゚)(゚)「せやけど、パリ市街地の破壊命令はいまだに実行しとらん」
彡()()「…」
彡(゚)(゚)「…総統からのメールや…」
34:
伍長【パリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているか
  パリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているか
  パリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているか
パリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているか
パリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているかパリは燃えているか
彡()()「ヒェッ」
35:
こわE
36:
彡(゚)(゚)「ほ、本国から送られた砲兵や工兵はワイの命令でいつでも作戦を決行できる 爆薬も設置完了しとる」
彡(゚)(゚)「…ワイは軍人や!軍人は命令には従わなければならないんや!」
彡(゚)(゚)「せやけど」
37:
彡(;)(;)「せやけど、無抵抗な一般市民を大勢巻き込む事が戦争なんか…こんなんワイが理想としとったドイツ軍人やあらへん…」
部下「閣下、既に司令部玄関にまで連合軍が乗り込んで来ております!いかがいたしましょう!」
彡(゚)(゚)「…伏や」
部下「は?」
彡(゚)(゚)「降伏や!これ以上パリを戦場には出来ん!パリを連合軍に明け渡す!参謀、その乗り込んできた連合軍の将校を呼んでくれ 降伏を伝えるんや」
39:
( ^ω^)「フランス軍所属のカルシェ中尉だお!ドイツの将軍はどこだお?」
部下「案内いたします。中尉」 アンナイー
(;^ω^)「(うわー、ぼくみたいな下っ端がドイツの将軍を捕虜にすんのかお…なんかお腹痛くなってきたお…)」
部下「こちらです」
彡(゚)(゚)「…」
40:
( ^ω^)「…フランス軍所属のカルシェ中尉だお!貴方が大パリ司令官のコルティッツ将軍かお?」
彡(゚)(゚)「ヤー」
( ^ω^)「それでは、将軍は私の捕虜となられましたお」
彡(゚)(゚)「ヤー」
( ^ω^)「…」
彡(゚)(゚)「…」
41:
(;^ω^)「(き、緊張で何話せばいいのかわかんねーお)…し、将軍はドイツ語を話せるかお?」
彡(゚)(゚)「…」
彡(^)(^)「…貴官より、いくらか上手に話せるとおもうで(ニッコリ」
(;^ω^)「…おっおっ、それはそうでしたお…」
42:
彡(゚)(゚)「(その後、ワイはフランス軍司令部に護送され、正式に連合軍に降伏した)」
彡(゚)(゚)「(道中連合軍がパリ市内を我が物顔で行軍しとったのを見かけたがが、パリの街並みは無事やった)」
彡(゚)(゚)「…」
彡(-)(-)「これでよかったんや…これで…」
43:
【ディートリヒ・フォン・コルティッツ】
花の都パリの破壊命令を拒絶したことで名を遺した将軍や
ヒトラーの信任が厚かった故にパリ司令官という大任を任されたが
苦悩の末にその命令に背いたンゴ
保身に走った小心者?まぁこっちのほうがロマンがあるから(震え声)
ディートリヒ・フォン・コルティッツディートリヒ・フォン・コルティッツ(1894年11月9日 ? 1966年11月5日)は、ドイツの軍人。最終階級はドイツ国防軍歩兵大将。第二次世界大戦中の1944年にパリ市防衛司令官を務め、連合国側による解放を実現した。
1944年8月、コルティッツはアドルフ・ヒトラーにより歩兵大将に昇進し、大パリ都市圏防衛司令官に任命された。8月9日にパリに着任した。
その後16日間、コルティッツはヒトラーによるパリ市死守命令、あるいは破壊命令を無視し続けることになった。1944年8月23日付総統指令には「パリは敵手に渡ってはならず、さもなくば廃墟となるべきである」とある。コルティッツは敵であるレジスタンス運動との交渉やドイツ軍による示威行動(軍事パレード)、そして脅迫を取り混ぜることによって、パリ市内での市民蜂起を押さえ込み、大規模な市街戦や都市破壊を避けることに成功した。
8月25日午後3時前、コルティッツはフィリップ・ルクレール将軍の代理であるパリ市内レジスタンスの指導者アンリ・ロル=タンギー大佐に降伏した。このため後年コルティッツは「パリを救った人物」と呼ばれるようになった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ディートリヒ・フォン・コルティッツ
45:
【1890年 エッセン】
彡(゚)(゚)「エッセン・ブライテナウという町にすむ官吏の家庭に産まれたやで。エルトゥールル号遭難事件があった年やね」
彡()()「ワイは海軍に入りたかったんやが平民出でコネが無くてアカンかったンゴ」
彡(゚)(゚)「しゃーない。大学で法律を勉強や。せやけど軍人の夢はあきらめられないンゴねぇ」
エルトゥールル号遭難事件エルトゥールル号遭難事件とは、1890年(明治23年)9月16日夜半、オスマン帝国(その一部は現在のトルコ)の軍艦エルトゥールル(Ertu?rul F?rkateyni)が、現在の和歌山県串本町沖にある、紀伊大島の樫野埼東方海上で遭難し500名以上の犠牲者を出した事件。
現在、和歌山県串本町とトルコのヤカケント町、メルスィン市は姉妹都市である。樫野崎灯台そばには、エルトゥールル号殉難将士慰霊碑およびトルコ記念館が建っており、町と在日本トルコ大使館の共催による慰霊祭が5年ごとに行われている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/エルトゥールル号遭難事件
46:
彡(^)(^)「よっしゃ、なんとか士官候補生として陸軍にもぐりこめたで!所属は第111連隊や!」
彡(゚)(゚)「同期や上官は貴族出身のボンボンばっかりで平民出のワイは浮いてる気がせんでもないが、軍隊で必要なのは血筋より努力や!ワイはのし上がって見せるで」
47:
彡(゚)(゚)「1914年、遂に世界大戦がはじまってもーた。ワイの部隊は西部戦線に配属や。カエル野郎どもに一泡吹かせてやるで!」
彡(゚)(゚)「…にしても冬場の戦場は堪えるンゴねぇ。最近腹の調子もおかしいし…けど軍人たるもの多少の不調など気合いで何とかするもんや」
49:
?数日後?
彡(。)(゚)「ああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュ!ブツチチブブブチチブリリイリブブゥゥッッッ!!!)」
50:
彡(゚)(゚)「…結局病気で戦線離脱してもうた。しゃーないから参謀将校に(切り替えていく)」
彡(゚)(゚)「新たな配属先の第2プロイセン猟兵連隊はアルペン軍団所属のエリート部隊や。今まで平民出身やと馬鹿にされとったけど、そんな連中を見返すくらいの武功を挙げたるで」
彡(゚)(゚)「うぉおおおおイタリア戦線!バルカン半島!もっかい西部戦線に戻ってヴェルダンの戦い!イゾンツォの戦い!もいっちょおまけの西部戦線!」
彡(゚)(゚)「ハァ、ハァ…ど、どうや。大尉にまで昇進して、鉄十字章までゲットしたやで…ま、まぁ、結局戦争には負けてしもたけど…」
51:
彡(゚)(゚)「戦後は軍の規模は大幅に縮小。せやけどワイはどーにか軍に籍を残すことができたで」
彡(゚)(゚)「しばらく戦争はないやろし、これからは真面目に勤務を続けることで出世を目指すしかあらへんな。コツコツ、コツコツ、と」
52:
【1934年】
彡(゚)(゚)「ほーん、我がドイツでも遂に戦車が導入されるんやな。ソ連領内で研究は進めてたらしいけど、再軍備で正式に採用が決まって、ワイがその隊長の一人、と」
彡(^)(^)「なんや面白そうやな。どうせなら新設された機甲科に転属したろ」
53:
【1939年】
彡(゚)(゚)「勉強してみてわかったけど、戦車ってのはなかなか奥深いもんやで。もしかしたら既存の戦術を一新させるやも…」
彡(゚)(゚)「ま、それより今は新たな辞令の事やな。今度はライプツィヒで新設された第10軍の参謀長や」
彡(゚)(゚)「ワイもすでに少将、閣下と呼ばれる人間やけど、ここの司令官に評価されればさらに上をめざせるはずや」
54:
(´・ω・`)「やぁ ようこそ、第10軍司令部へ このきうりはサービスだから、まずは落ち着いて話を聞いてほしい」
彡(゚)(゚)「…は、なんやこのオッサン。おい衛兵。司令部に変なオッサンが入りこんどるからつまみ出してくれ」
衛兵「おそれながら参謀長閣下 そちらにおわす方が我らが第10軍の司令官であります」
彡(゚)(゚)「…マジで?」
衛兵「マジであります」
55:
(´・ω・`)「司令官のライヒェナウだよ、よろしくね参謀長」
彡(゚)(゚)「いやいやいや、このきうり齧っとるしょぼくれたおっさんがワイの上司?」
(´・ω・`)「さっそくですまないけど僕ちょっとアドルフたんのライブにいかなきゃならないからこの書類仕事よろしくね」
彡(゚)(゚)「えっ、ちょっと待ってくれや、おい!…マ、マジで出て行ったであのおっさん…」
57:
衛兵「司令官は熱心なアドルフたんのファンであります」
彡(゚)(゚)「アドルフたん?…あっ、総統閣下の事かいな。ワイは嫁さんが貴族出身やからあんまナチとはかかわりたくないんやが」
彡(゚)(゚)「ま、まぁ、どうせ長くない付き合いや。必要以上に関わらなければへーきへーき」
58:
【1940年】
彡()()「そのはずやったけど、結局第二次世界大戦の開戦はこのオッサンの部下として迎えることになったンゴ」
(´・ω・`)「いやー参謀長は真面目だし仕事に抜かりがないね。いつも助かるよ」
彡(゚)(゚)「司令は適当すぎやで。いっつもきうり食べてるかアドルフたんのレコード聞いてるばっかりやん」
(´・ω・`)「参謀長、アドルフたんはいいぞ」
59:
彡()()「(アカン…アドルフたんの新曲を踊らされた司令部の歓迎会のトラウマが…)」
(´・ω・`)「それに、君は軍でも有数の戦車通だからね。我が第10軍改め第6軍がスムーズに作戦を進める事が出来たのも君の戦車運用に関する知啓があっての事さ」
彡(゚)(゚)「司令官閣下は他のお偉いさんより戦車に理解がおありのようですな」
(´・ω・`)「ぼくは砲兵出身だけど、新しい物が好きだからね。グデーリアン君たちの研究は非情に興味深かったよ」
(´・ω・`)「こうして大国フランスを攻め落とす事が出来たのも、君たち機甲科の努力のたまものさ」
60:
彡(゚)(゚)「(せや、我がドイツ軍は対ポーランド戦で戦車と航空機の有用性を証明。その後の西方攻勢ではフランスの要塞線を装甲部隊の迅な突破で迂回しパリを占領)」
彡(゚)(゚)「(この戦果は間違いなく装甲部隊無くしてはありえんかった。ワイらの努力は実を結んだんや)」
61:
(´・ω・`)「ああそうだ、そういえば君には新たに辞令が来ていたのを伝え忘れてたよ」
彡(゚)(゚)「ワイに辞令…こ、これは参謀本部作戦部長へ就任!?」
(´・ω・`)「おめでとう参謀長。君の前線部隊での実績に相応しい役職だ。中央でも活躍する事を期待してるよ」
彡(;)(;)「ライヒェナウ閣下…ありがとうございますンゴ。閣下の事をキモいドルオタやと誤解しとったけど、閣下に教えられた参謀としてのイロハは忘れないンゴ!」
(´・ω・`)「がんばってね。あとベルリンだと週刊アドルフたんが早売りしてるから達で送ってね」
62:
【1941年6月22日】
彡(゚)(゚)「参謀本部の総力を結集して練りに練ったソビエト侵攻作戦”バルバロッサ”が遂に実行に移されたンゴ」
彡(゚)(゚)「赤軍は大粛清から立ち直っていない。対してわが軍は対仏戦を戦い抜いた機甲部隊を有する精鋭や」
彡(^)(^)「これは負ける気せぇへん。やっぱりドイツがナンバーワン!」
63:
彡(゚)(゚)「ん…北方軍集団の先鋒を任されとったマンシュタインの第56装甲軍団の進軍が止まっとるやんけ なに?補給が追いつかなくてこれ以上進めない?」
彡(゚)(゚)「北方軍集団の輸送担当者によると、一日に必要な輸送列車の運行数は34本、実際に動かせとる車両は…ファッ、18本!?全然足りへんやんけ」
彡(゚)(゚)「インフラが悪すぎるんか…と、とにかく空輸でもなんでもええから物資を送るんや。ここで進軍停止されると作戦全体に影響が…せ、せや、ほかの戦線はどうなっとるんや」
64:
彡(゚)(゚)「南方はどうや。作戦開始直前に起こったバルカンの政変に手間取って、ただでさえ少ない装甲部隊が攻勢開始地点に移動できとらんかったが…」
彡()()「アカン、南方はなぜかソ連の戦車が多い上に指揮系統が比較的保たれとる…げっ、赤軍参謀総長のジューコフが派遣されとるんか」
彡(゚)(゚)「中央、中央軍集団は…よ、よし。ブレスト要塞は落とした。ソビエトの野戦部隊の包囲殲滅も完了。ここは順調に進んでるみたいやな」
65:
彡(゚)(゚)「せやけどソビエトの反撃は予想以上や。野戦軍は撃滅したはずやのに、援軍が次々と湧いてきおる」
彡(゚)(゚)「お陰で予定しとった部隊の休息もままならん上に、新たな作戦目標を巡って作戦会議が紛糾しとる」
66:
彡(゚)(゚)「バルト海の支配権確立に重要なレニングラード、ソ連崩壊に持ち込める可能性のあるモスクワ」
彡(゚)(゚)「そして軍事経済上の重要拠点かつキエフ周辺のソ連軍部隊の殲滅が期待できるウクライナ」
彡(゚)(゚)「総統が最終的に下した判断はウクライナの確保やった。バルバロッサの目的が敵野戦軍の撃滅である以上、間違った判断ではないはずや…」
彡(゚)(゚)「そうや、まだ巻き返せる。我がドイツ軍が敗北するはずがないんや」
67:
【1941年 8月 ウクライナ】
彡(。)(゚)「ライヒェナウ閣下、ご無沙汰しておりますやで」
(´・ω・`)「やぁ、久しぶりだね。中央での活躍ぶりは耳にしているよ」
68:
彡(。)(゚)「前線部隊の活躍あってこそですわ。今計画されとるキエフ包囲作戦も、閣下のお力無くしては成功は望めませんゴ」
(´・ω・`)「そう言われるとやる気になるね。ところでなんだか顔色が良くないようだけど」
彡(。)(゚)「実は第一次大戦で病気して以降、度々体調を崩すようになって…あっもうアカン」
69:
彡(。)(゚)「ああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュ!ブツチチブブブチチブリリイリブブゥゥッッッ!!!)」
(´・ω・`)「ええ…」
彡(。)(゚)「と、ともかく作戦はお伝えしたとおりですンゴ。御武運を祈っとりますやで…」
(´・ω・`)「お、おう…」
70:
【1941年 9月】
彡(゚)(゚)「8月に実施されたキエフ包囲では、ライヒェナウ閣下も属する南方軍集団の活躍もあってソ連軍66万以上を捕虜としたンゴ」
彡(゚)(゚)「白ロシアでは28万人、スモレンスクでは31万人、ロスラウリでは5万人、ウマーニでは10万人」
彡(゚)(゚)「これだけの戦果を挙げてなお、ソ連の軍事力は衰えるどころか、さらなる反撃を実施する余裕すらある」
71:
彡()()「開戦当初に参謀本部で見積もっとったソ連の兵力は200個師団。現在確認されとる範囲でのソ連の兵力は360個師団以上…」
彡(゚)(゚)「いったいどうなっとんねん!ソ連では兵士が畑で収穫できるとでもいうんか!」
彡(゚)(゚)「…いや違う、そうやない。明らかにワイらはソ連軍を過小評価しとった。連中は烏合の衆やが、その数は脅威や」
彡()()「一発逆転を目指して決行されたモスクワ攻勢・”台風”作戦も頓挫。バルバロッサ作戦は、目的を達成できず失敗に終わったンゴ…」
72:
彡(゚)(゚)「えっ、ワイが大将に昇進して第6軍司令官になるんですか?」
(´・ω・`)「うん。僕がアドルフたんに推薦したんだ。僕が南方軍集団司令官に就任するから、その後任って事だね」
彡(゚)(゚)「せやけどワイには今まで前線部隊を率いた経験が殆どありませンゴ」
(´・ω・`)「大丈夫だって安心しろよ?。第6軍は南方軍集団の所属だし、しばらくは僕が後見するからさ」
73:
彡(゚)(゚)「…解りましたンゴ。閣下のご期待に見事応える活躍をしてみせるやで」
(´・ω・`)「そう言ってもらえると思っていたよ。なーに、男は度胸、何でも試してみるのさ。東部戦線は寒いから体に気を付けてね」
彡(゚)(゚)「(ワイには参謀としてバルバロッサ作戦を立案した責任がある。こうなったら野戦軍の指揮官としてこの戦争を勝利に導くで)」
74:
【1942年 1月】
彡(゚)(゚)「第6軍司令官として着任したで…心なしか幕僚や部下の視線が冷やかな気がするンゴ」
彡(゚)(゚)「いやいや、弱気になったらいかん。名将ライヒェナウの後任となれば舐められるのも当然や」
彡(゚)(゚)「ワイはそのライヒェナウ閣下の推薦を受けて、この名誉ある軍司令官という職を与えられたんや。必ず戦果を挙げてみせるンゴ」
75:
部下「閣下。南方軍集団司令部から報告が来ております」
彡(゚)(゚)「南方軍集団?噂をすればライヒェナウ閣下か。ワイはもうベルリン勤務やないんやから週刊アドルフたんはどうしようも…」
部下「…閣下? 如何なされたのですか?」
彡()()「ライヒェナウ閣下が…亡くなられたンゴ…」
76:
彡()()「閣下は司令部で突如心臓発作を起こしたそうや」
彡()()「すぐさまライプツィヒの高名なスポーツドクターの元に飛行機で運ばれたんやが、悪天候で着陸に失敗。即死されたそうや」
彡()()「閣下…参謀としてワイを育て上げてくれた上に、軍司令官にまで推薦してくれた閣下が…」
77:
彡(;)(;)「」
彡(;)(;)「…戦争は、戦争はまだ終わってないンゴ。ワイは第6軍を閣下から受け継いだんや。天国の閣下に恥じない戦いをしてみせるやで」
78:
【1942年 5月】
彡(゚)(゚)「要所ハリコフを巡る攻防で、ワイの指揮する第6軍はハリコフを死守。逆に突出したソ連軍を包囲することに成功した」
彡(゚)(゚)「ドイツ軍が得た捕虜は26万人。鹵獲した戦車は600両。火砲・迫撃砲は5000門」
彡(゚)(゚)「ソ連南西方面軍司令官コステンコ中将以下、多くの敵将を戦死させたンゴ」
79:
彡(゚)(゚)「いける、これはいけるで! やはりソ連は数に頼るばかりで作戦遂行能力は我がドイツ軍の足元にも及ばん」
彡(゚)(゚)「そしてワイも参謀としてだけでは無く、前線指揮官として活躍できることを証明できたンゴ。ワイの力でドイツを勝利に導くんや」
80:
【1942年 10月】
彡(゚)(゚)「総統の肝いりで発動した”青”作戦。B軍集団に所属するワイら第6軍に与えられた任務は軍需産業と交通の要所・スターリングラードの制圧や」
彡(゚)(゚)「もっとも、A軍集団が担当した主目標のコーカサスへの進軍は兵力と補給の不足から芳しくないそうやが…」
81:
彡(゚)(゚)「既に攻勢開始からおよそひと月。どうにか市内の9割以上は制圧したが、市街戦やから味方の損害もとんでもないことになっとるンゴ」
彡(゚)(゚)「…気になる情報も入っとる。我が軍の両翼に位置するルーマニア軍の正面にソ連軍が集結中らしいンゴ。一応上層部に報告はしとるが…」
彡(゚)(゚)「お、さっそく総統からメールや」
82:
伍長【第6軍司令官へ
  スターリングラードでのお仕事大変だったねヾ(・ω・ ) ナデナテ
  第6軍のみんながお疲れなのはしってるけど、きっとソ連も同じくらい疲れてるはずだよね(??д??)
  今みんなで頑張ればきっと勝てるよ(∩`ω´)⊃)) しゅっしゅっ
 
だから急いでスターリングラード制圧しちゃってね 報告まってまーす(*´∀`*)】
83:
彡(゚)(゚)「あっ(察し…)。これは援軍は来ないやろなぁ」
彡(゚)(゚)「まま、ええわ。すでにソ連は虫の息や。このまま一息で押しつぶしたるんや!」
84:
【1942年 11月19日】
彡(゚)(゚)「何?左翼のルーマニア軍にソ連の反撃?規模は…大したこと無さそうやんけ。後方にはドイツの第48装甲軍団が控えとるしへーきへーき」
【1942年 11月20日】
彡(゚)(゚)「今度は右翼のルーマニア軍にもソ連が攻めて来とるやと? …情報が断片的で要領を得んから迂闊に部隊を動かせへんな…とりあえず放置で」
85:
【1942年 11月21日】
彡(゚)(゚)「あー忙しい忙しい。司令部移転の準備で報告書を読む暇もないわ…B軍集団司令部から戦況の問い合わせ?とりあえず問題ないって打電しといてや」
部下「閣下、大変です!前線よりこのような報告が…」
彡(゚)(゚)「あん。何やねんこの忙しい時に…なっ、北部のルーマニア第3軍がソ連の攻撃で壊滅!? んなアホな!」
彡(゚)(゚)「こ、後方におった第48装甲軍団はどうしたんや…車体内部の電線のゴム被膜がネズミに齧られ大半が走行不可能…ファーwwww」
86:
【1942年 11月22日】
部下「閣下!南部のルーマニア第4軍もソ連軍の猛攻により潰走した模様です!」
彡(゚)(゚)「ななな、一体何がどうなっとんのや」
彡(゚)(゚)「まさかソ連の反撃作戦…ええい、B軍集団司令部にもっかい打電や」
彡(゚)(゚)「我が軍はとりあえず現状を死守。ただし防衛戦構築が失敗した場合には退却の許可を求むやで!」
彡(゚)(゚)「くそっくそっ、手持ちの戦車部隊は市街戦での消耗でとても反撃には使えん!」
彡(゚)(゚)「今にして思えばルーマニア軍正面のソ連軍部隊はこの反撃の為に集められてた予備兵力やったんか」
彡(゚)(゚)「!? 総統からメールや!」
87:
伍長【第6軍司令官へ
 
  スターリングラードは取られちゃだめだよ?( ?ω? )
  直ぐに代わりの人達を送るから、それまで待っててね(*´∀`*)
 
  勝手に動いたりしたら めっ! だぞ☆】
彡()()「」
88:
【1942年 11月23日】
部下「閣下、我が軍の後方で南北両方面から進軍していたソ連軍が合流を果たした模様です…我が軍は、完全に包囲されました」
彡()()「総統に…総統に、もう一度我が軍の現状をお伝えするんや」
89:
彡()()【二十二日にご命令を拝受した後、状況は大きく変化いたしました。手持ちの砲弾を打ち尽くした砲兵も少なくありません】
彡()()【陸路での補給が不可能となった現在、スターリングラードの全兵力を持って南西に差し向けない限り、我が軍が生き残る事は不可能でしょう】
彡()()【その場合、装備の大半を失う事にはなりますが、貴重な人命の多くを救うことになるはずです】
90:
彡()()【この報告の責任は私にありますが、配下の軍団長も賛同しています】
彡()()【どうか現状をご理解いただいた上、行動の自由を軍に与えてくださるようお願いいたします】
彡(゚)(゚)「頼む、頼む頼む頼むっ!どうか退却を認めてクレメンス…」
91:
伍長【第6軍司令官へ
 ドン川の西に残ってる部隊を集めて、いまの地点を絶対に守ってね(=ω=.)
 食べ物や燃料は飛行機で送るから心配しないでね!】
彡(゚)(゚)「空輸…第6軍以下26万人の将兵に必要な物資輸送を…この厳冬期に…空輸…」
彡(。)(゚)「ああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュ!ブツチチブブブチチブリリイリブブゥゥッッッ!!!)」
92:
【1942年 11月24日】
( ^ω^)「おっおっおっ。セワストポリ要塞攻略の戦功で元帥に昇進したマンシュタインだお。スターリングラードの危機を救うべくドン軍集団司令官に任命されたお」
( ^ω^)「第6軍はドン川の部隊を収容して防衛線を構築したみたいだお。まずは第6軍との連絡路を開くんだお!」
93:
( ^ω^)「それから、第6軍司令官には僕が計画した包囲突破の作戦案を事前に送付するんだお」
( ^ω^)「スターリングラードを維持しつつ包囲の南に前線を拡張。救出軍と合流を図るんだお。名付けて、”冬の嵐(ウィンテル・ゲウィッター)”作戦!」
( ^ω^)「攻勢の主力は長砲身の?号戦車160両を有する第6装甲師団を中心とした第57装甲軍団。攻勢開始は12月12日だお!」
94:
【1942年 12月19日】
(;^ω^)「ぐぬぬぬぬ、思ったよりソ連の抵抗が激しいお。おまけにソ連の再攻勢が実施されたお。これ以上は余裕が無いお」
( ^ω^)「第6軍司令部に伝達!直ちに”冬の嵐”作戦を実行に移すんだお!」
( ^ω^)「第57装甲軍団は既に包囲網の南方約50キロ地点に到達してるお。作戦開始のタイミングとしては悪くないはずだお」
95:
【同日 第6軍司令部】
彡(゚)(゚)「はぁ?マンシュタイン元帥は何を言ってるんや!」
彡(゚)(゚)「第6軍の戦力と物資の貯蔵量じゃ、スターリングラードの保持が前提の冬の嵐作戦は実行不可能や」
彡(゚)(゚)「実行に移すとしたら、スターリングラードを放棄して全軍で南西に脱出する”雷鳴(ドンネルシュラーク)”作戦と組み合わせるべきと元帥に伝えるんや」
96:
【1942年 12月23日】
(;^ω^)「そんなことは承知だお!こっちもアドルフたんにスターリングラードの放棄を促してるけど、ウンと言ってもらえないんだお!」
( ^ω^)「(アドルフたんの説得にこれ以上の時間はかけられないお。こうなれば、第6軍司令官が独断で作戦を決行することを期待するしかないお)」
( ^ω^)「もう一度、第6軍司令部に繋ぐんだお…”第6軍司令官は”雷鳴作戦を今すぐ実行に移す事が可能かお?」
97:
【同日 第6軍司令部】
彡(゚)(゚)「(マンシュタイン元帥はワイに独断での作戦決行を暗に促しとる…)」
彡()()「(せやけどここ数日の激戦で、既に第57装甲軍団の位置まで軍を動かすには物資の備蓄がギリギリや)」
彡()()「(もし物資不足で脱出作戦にしくじった挙句、ワイら第6軍が壊滅でもしたら)」
彡()()「(青作戦の失敗でコーカサスから退却中のA軍集団の退路が断たれるンゴ)」
彡(゚)(゚)「…マンシュタイン元帥に伝えるんや。現状では脱出作戦の実行は不可能や、と」
98:
【1942年 12月24日】
(;^ω^)「第57装甲軍団の攻撃はソ連の援軍とぶつかって完全にストップしてしまったお…」
( ^ω^)「第6軍が動かない以上、これ以上の進軍は無意味だお。救出作戦は…失敗だお」
99:
【1943年 1月30日】
彡(゚)(゚)「マンシュタイン元帥の救出作戦が失敗した以上、第6軍の取るべき道は二つやった」
彡(゚)(゚)「新たな救出作戦が実行されるまで持ちこたえるか、ソ連軍の攻撃で全滅するかや」
彡(゚)(゚)「1月8日には正式にソ連軍からの降伏勧告が行われたが、ワイは黙殺した」
100:
彡(゚)(゚)「その翌々日からソ連の殲滅作戦が実施されると、包囲環は少しずつ空気が抜ける風船のように小さくなっていった」
彡(゚)(゚)「市内の飛行場が陥落すると、物資の補給状態は壊滅的なまでに悪化した」
彡(゚)(゚)「食料も弾薬も燃料も尽きて、零下35度の雪原を彷徨った将兵は次々と凍死した」
彡(゚)(゚)「………」
101:
彡(゚)(゚)「…ああ、今となってはどうでもいい事やけど、ワイは本日付で元帥に昇進したんや」
彡(゚)(゚)「あのライヒェナウ閣下と同じ、軍のトップに上り詰めることができたんやで」
伍長【第6軍司令官へ
 本日はうれしいお知らせがありまーす\(^o^)/
 なんとー… 司令官は今日から元帥となるのでした(= ̄▽ ̄=)V やったね!
 
 ち・な・み・に、ドイツの元帥さんは敵に降伏した事が無いんだって スゴィ...(゚Д゚ノ)ノ
 きっと、これからも降伏する元帥さんなんていないんだろうなー (・ _ ・)】
102:
彡(゚)(゚)「…はは、元帥は降伏しない、か」
彡(゚)(゚)「ワイがソ連からの降伏勧告を黙殺したのは、まだ戦う力が残ってたからと、友軍が退却する時間を稼ぐためや」
彡(゚)(゚)「我が軍は十分に使命を果たした」
彡(゚)(゚)「これ以上第6軍を…ライヒェナウ閣下と共に戦った兵たちを無駄死にさせるわけにはいかないンゴ」
103:
彡(゚)(゚)「白旗を準備するんや。第6軍はソビエトに降伏するンゴ」
彡(゚)(゚)「元帥は降伏したことが無い? 降伏するなとは言われてないからへーきへーき」
彡(゚)(゚)「…ライヒェナウ閣下、許してクレメンス」
彡(;)(;)「ワイは…ワイは結局最後まで閣下の期待に応える事が出来んかったンゴ」
104:
( ^ω^)「…もし第6軍が1月初頭に降伏していたら」
( ^ω^)「コーカサスから脱出の途上にあったA軍集団の背後は断たれていたお」
( ^ω^)「第6軍司令官、フリードリヒ・パウルス元帥とその将兵は間違いなく自身の義務を果たしたんだお」
( ^ω^)「ともあれ、スターリングラードの戦いは、第6軍21個師団の壊滅を持ってして幕を下ろしたんだお」
( ^ω^)「そして恐らく、極寒の捕虜収容所で最後の時を迎えたドイツ将兵達に、僕の感謝の念が届くことはなかったお…」
105:
【フリードリヒ・パウルス】
生真面目な参謀将校やったが、野戦指揮官には不向きだったかもしれないンゴねぇ
ソ連への降伏後の振る舞いは…お察しください
フリードリヒ・パウルスフリードリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト・パウルス(1890年9月23日 - 1957年2月1日)は、第二次世界大戦期のドイツの軍人、陸軍元帥。スターリングラードに包囲され、ソ連軍の捕虜になった。
就任後の第二次ハリコフ攻防戦ではソ連兵24万人を捕虜とする戦功をあげ、批判者を沈黙させた。ついで1942年夏、ブラウ作戦が発動され、第6軍はスターリングラードを包囲した。ヒトラーはこの都市の占領に固執し、本格的な攻略を命令した。ソ連軍の抵抗は予想以上に激しく、不慣れな市街戦に一進一退の攻防が繰り広げられた。第6軍は、1942年冬には逆にスターリングラードで孤立させられてしまった。この時点におけるパウルスの判断は、スターリングラードから軍を脱出させるというものであったが、「どんな状況に陥ってもスターリングラードを死守しろ」というヒトラーの命令に従い続けた。
ゲーリングは孤立した第6軍を空軍による物資の空輸で支援すると約束するが不十分な中、1942年12月彼らを救出するための「冬の嵐」作戦が始まった。エーリッヒ・フォン・マンシュタイン配下のドン軍集団による第6軍救出の試みは、それに呼応して包囲を突破するというパウルスの提案がヒトラーに却下されたこともあり、失敗した。
1943年1月、上級大将に昇進。ジューコフ将軍率いる赤軍の大攻勢を受けて降伏に傾くパウルスに対して、ヒトラーは2月に救出作戦を行うと回答。しかし飛行場が次々に奪われ、絶望した部下の指揮官には自殺する者が相次ぎ、そこまで持ちこたえられるはずがなかった。
1月30日ヒトラーはパウルスを元帥に昇進させた。かつてドイツ軍の元帥で降伏した者は一人もおらず、その意味するところは、「スターリングラードを死守せよ、よしんば死守できなくば玉砕せよ」ということであった。しかしながら、パウルスはヒトラーが暗に示したような最期を遂げることを拒み、1月31日残存将兵9万人とともにソ連軍に降伏した。ヒトラーは自分の命令なしに勝手に降伏したパウルスの行為を裏切りと感じ、激怒したという。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フリードリヒ・パウルス
106:
おしまいやでー
総統の命令を実施するか否かは将軍次第なんやなって
109:
「パリは燃えているか?」
原作ではド・ゴールが主役格なんやけど映画では殆ど出なかった
まあ時期的にアカンかったんやろうな
107:
お疲れやでー
ワクワクしながら読めたわ
#kako_link a {color:#0000ff;}
▼合わせて読みたいなぜ彼はサイコパスなのか?ミルウォーキーの食人鬼、ジェフリー・ダーマーの生い立ち
彡(゜)(゜)「ワイはアドルフ・ヒトラー。将来の大芸術家や」 ヒトラーの青春時代とはどんなものだったのか
彡(゚)(゚)あれ?ワイは確かにマリアナ沖で零戦と共に墜とされたはずやで・・・・・?
今から何十年も開かずの間だった蔵を探索する
旧日本軍の画像を逸話を交えながら貼っていく
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コメント
1 猫田ニャン太 :2018年04月10日 20:02 ID:D1CfKtVG0*
(ФωФ) ニャー
壮絶な物語でした。
ブルガク?
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内容がサクラ大戦みたいよ?ん。
3 不思議な
おもろかった!
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ドイツ人の学友に
アンファンシュフォーレンw
って言ったら嫌われたんやがなんでや
5 古古米 :2018年04月10日 22:30 ID:w9Za9RlY0*
戦後、コルティツ氏の葬儀にはドイツ連邦軍とフランス軍の将官が列席しているって初めて知ったわ。
フランスでも「最後の最後はパリの味方だった」との認識なのかも。
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